JP2001008963A - 鼻アレルギー用治療器 - Google Patents

鼻アレルギー用治療器

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JP2001008963A
JP2001008963A JP11217703A JP21770399A JP2001008963A JP 2001008963 A JP2001008963 A JP 2001008963A JP 11217703 A JP11217703 A JP 11217703A JP 21770399 A JP21770399 A JP 21770399A JP 2001008963 A JP2001008963 A JP 2001008963A
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allergen
fibrous material
nasal
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allergy
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JP11217703A
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Hiroshi Naoe
博 直江
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 鼻アレルギーの人に、治療薬だけに頼らない
治療器を提供する。 【解決手段】 鼻アレルギー用治療器1は鼻腔に差し込
む事ができ、その形態は繊維状の材料が絡まった部分と
芯部からなる。芯部の全体もしくは一部に繊維状の材料
が絡まった構造を成し、アレルゲンを吸着できる機能を
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】主に花粉症等の鼻アレルギー疾患
の人に使う治療器で、鼻クウ粘膜からアレルゲンの進入
を防ぐ目的の物である。
【0002】
【従来の技術】上記疾患の治療には、薬剤を使うのが主
流である。また、マスクや眼鏡を掛ける事により症状の
悪化を防いでいる人もいる。また、私が出願したアイデ
アもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハウスダストや花粉や
窒素酸化物等が原因による鼻アレルギー性疾患の治療に
は、薬剤による治療が主流である。そして、抗コリン薬
や抗ヒスタミンやステロイド剤等が使われているが、薬
の副作用も心配されるので患者の人は薬をあまり使用し
たくないと思っているはずである。また、私が出願した
アイデアで特許願平11−118446は製造工程が多
く、更にはアレルゲンを吸着する物質を繊維状の材料に
絡ませなくてはならない為に、加工が難しい製造方法と
なり、コスト高になってしまう。そして、もしこの製品
を社会に提供するには、低コストで低価格の製品として
社会に出した方が、世の中の人達に受入れられるものと
なる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、私は次のアイデアを提案する。それは、鼻アレルギ
ーの人の鼻クウ粘膜からアレルゲンの進入を防ぐもので
ある。更には、私が前に出願した特許願平11−118
446よりも、製造が簡単な物が望まれる。そして、こ
のアイデアは繊維状の材料(2)自体が主にアレルゲン
を吸着できるようにした。よって、繊維状の材料(2)
にアレルゲン吸着物質を絡ませなくてもいい為に製造が
簡単になる。前出願の製造が難しい点は、アレルゲン吸
着物質が粉体やカ粒である為に繊維に絡めずらい。た
だ、吸着物質が有った方がアレルゲンの吸着量が増すの
であるが、このアイデアでは前出願と違い繊維状の材料
(2)自体の吸着性を増す加工を施した事や、繊維状の
材料(2)部分の内部中心の空洞部にアレルゲン吸着物
質(4)を詰めるかたちをとる為に、アレルゲン吸着物
質(4)がばらけないかたちにする事で製造を簡単にす
る事ができた。また、治療器の形は大きく分けてI型と
U型と一対のT型が有るのだが、T型は鼻クウに装着し
たり取ったりしたりが難しい。そこで、新たに装着補助
器(7)のアイデアも付け加える事にした。
【0005】
【作用】使用方法は、鼻アレルギー用治療器(1)を二
つの鼻クウに差し込んで装着する。そして、寝る前に装
着して使用するのが一番の目的である。更には、自宅に
居る時や仕事場でも使っていただけるものである。ま
た、睡眠時に使用する治療器の形状は、鼻中隔に挟む形
が安全であり、人前で使用する場合は一対のT型がい
い。又、この鼻アレルギー用治療器(1)の効果を早め
る為には、使用直前に水や水溶液入り容器(6)の液体
を使って、繊維状の材料(2)部分を濡らしてから使う
といい。また、T型の治療器を鼻クウに装着するため
の、装着補助器(7)を使って行うと装着しやすい。ま
た、取る時もその器を使う事によって取りやすくなる物
である。
【0006】
【実施例1】鼻アレルギー等のアレルギー反応は、アレ
ルゲンが鼻クウ粘膜から体内に進入する事によって起こ
る反応である。そして、鼻みずや涙により体外の粘膜表
面部分の分泌液の濃度が下がり、アレルゲンの体内進入
を促進させることとなる。又、ランゲルハンス細胞によ
るアレルゲンの体内への運び込みも有るらしい。ランゲ
ルハンス細胞は、粘膜に密集している。また、鼻クウ部
は粘膜細胞が主であり、ランゲルハンス細胞が抗原に付
着して皮膚を通過させ、アレルギーを起こす細胞まで運
搬する事がアメリカで確認された。そこで、以上の内容
を検討した結果、私は後記で示すアイデアを思いつい
た。アレルゲンの粘膜からの進入を防ぐ事ができれば、
アレルギー症状の緩和になるわけである。また、私が前
に出願した特許願平11−118446も、それらの主
旨で考えたものであるが、前出願との大きな違いは、前
出願は繊維状の材料自体は、あまりアレルゲンを吸着す
る事ができないが、このアイデアは繊維状の材料(2)
自体によるアレルゲンの吸着量を増やす工夫をした事に
ある。そして、その事によりアレルゲン吸着物質を別に
設けなくてもアレルゲンを吸着する事ができる。ただ、
アレルゲン吸着物質を加えた方が、更に吸着量を増やす
事が出来るが、前出願はアレルゲン吸着物質を繊維状の
材料に絡ませるかたちをとる為に、アレルゲン吸着物質
が外にばらけやすく、更には粉体やカ粒なので繊維に絡
みずらい難点があった。そこで、この別のアイデアでは
繊維状の材料(2)が絡まった部分の内部中心にアレル
ゲン吸着物質(4)を設置するかたちをとるので、アレ
ルゲン吸着物質(4)がばらけないし、繊維状の材料
(2)に絡ませないので鼻アレルギー用治療器(1)が
製造しやすくなる。以下、実際の鼻アレルギー用治療器
(1)の説明に入る。この治療器は、二つの鼻クウに差
し込んで保持できる機能を有している。そして、その形
態は繊維状の材料(2)が絡まった部分と、ポリマーや
金属等の芯部(3)から構成されている。そして、繊維
状の材料(2)部分が芯部(3)の全体を被っている形
と、一部のみ被っている形がある。そして、繊維状の材
料(2)をもう少し具体的に説明すると、親水性を有す
る人工繊維や絹や綿や紙用繊維等の繊維状材料からな
る。また、人工繊維を断面図で説明すると、一部に凹部
が有る方がアレルゲンの吸着性が増す。また、人工繊維
とは主に有機高分子系で官能基がカルボキシル基やヒド
ロキシル基やアミノ基やアミドキシム型や、他のアレル
ゲンの吸着が良い基からなる物を使う。又、親水化には
グラフト重合による三次元化や橋かけ剤による橋かけ重
合や水溶性高分子の三次元化や自己橋かけによる網状化
や放射線照射による網状化や結晶構造の導入等である。
また、天然繊維である絹や綿や紙用繊維(主にセルロー
ス)を、磨耗加工やアルカリ等による化学処理、または
プラズマや電子ビームやレーザー等により、繊維組織の
一部をわざと壊して、親水性を良くしたりアレルゲンの
吸着量を増やす様にする。そして、その様な加工を施し
た人工繊維か天然繊維か混合繊維を、繊維状の材料
(2)部分の全体量の約5%以上使う事とする。そし
て、それ以外は繊維組織が壊れていない絹や綿や紙用繊
維か人工繊維等の単一材料か複合材料を使用する。ま
た、天然繊維で組織があまり傷ついてない繊維か人工繊
維を使用する場合は、100%または100%に近い使
用も可能である。次に、芯部(3)の材料はポリマーや
金属や合金や無機材料や繊維状の材料(2)自体に樹脂
をしみこませた芯材料等が考えられる。また、芯部
(3)が全体に繊維状の材料(2)で被われてない場合
は、人体の皮膚と親和性の有る物の方が良い。そして、
皮膚と親和性の有る物の代表例としては、シリコンゴム
やシリコン樹脂やステンレスやマグネシウム合金や銀や
チタンやカーボンや硝子等である。ただ、人体に悪影響
のない物ならば、どのような物でも良い。次に、図によ
る説明に入る。図1は、Uに近い形の鼻アレルギー用治
療器である。図2は、図1のA−A`の断面図であり、
二本のステンレスに繊維状の材料(2)を挟み、二本の
芯をねじりながら繊維状の材料(2)を絡めた形態を成
している。図3は、左側がシリコンゴムやシリコン樹脂
等のポリマーの芯部(3)で、右側が繊維状の材料
(2)が絡まった形態を成している。次の図4は、図3
のB−B`の断面図である。図3の場合は、取り外しが
きく形でもよい。また、図5は製品段階でI型の形状を
成している。I型は芯部(3)の材質が金属等の折り曲
げができ、その状態を維持できる素材が適する。しかる
に、使用者がU型に曲げて使用する。また、その両先端
を波状やジグザグ状やスプリング状等にして、鼻の通気
を良くする形も良いアイデアである。その場合、製造側
で加工しても使用者側で加工しても、何方でもいい。ま
た、今までにあげてない形でも鼻アレルギー用治療器の
主旨にそう物であれば、どの様な形でもいい。また、鼻
アレルギー用治療器(1)の長さは、装着時において治
療器の先端が下鼻甲介にとどく前後の長さであれば、目
的を達成できる。
【0007】
【実施例2】実施例1の内容の他に、繊維状の材料
(2)が絡まった部分の内部中心にアレルゲン吸着物質
(4)を内在させるかたちの治療器である。この形態の
方が、前出願よりも加工が簡単で、アレルゲン吸着物質
(4)がばらけない。代表例としては、活性炭やゼオラ
イト等の多孔質構造物質か、ヒドロキシアパタイトやリ
ン酸三カルシウムや土壌等の無機粉体かキトサン等、主
にイオン結合や水素結合やファン・デル・ワース力によ
る吸着特性の良い物質からなる。そして、もう少し詳し
く説明すると、活性炭は石灰,石油コークス,木材,の
こくず,やし殻など多くの炭素質材料を加熱してえられ
る。また、ゼオライトは酸素環の数で吸着する物質や吸
着量が変わる。そして、人工的な物としては4,5,
6,8,10,12個の酸素環の物が現在ある。そし
て、水溶性タンパクを吸着するには10や12個また
は、それ以上の酸素環で構成されたゼオライトの方が良
いが、窒素酸化物の吸収も必要なので、酸素環の数の少
ない物との混合でも良い。そして、活性炭やゼオライト
は多孔質構造によるところの吸着効果の他に、活性炭は
官能基による吸着もあり、ゼオライトは他にイオン吸着
による効果もある。次に、ヒドロキシアパタイトやリン
酸三カルシウムや土壌等の無機粉体や焼結体もイオン結
合等によりアレルゲンを吸着する。また、キトサンもゲ
ル状態における、アレルゲンの吸着特性を示す。また、
今までにあげてない物でもアレルゲン吸着物質であれ
ば、他の物でもよい。次に、図による説明にはいる。図
6は、T型の鼻アレルギー用治療器(1)で、半分つづ
に切断してアレルゲン吸着物質(4)の在り処を判りや
すく説明した図である。また、図7はU型のアレルゲン
吸着物質(4)があるかたちである。また、鼻クウに装
着できる形であれば他の形態でもいい。また、芯部
(3)自体がカーボン等の炭素質で、それを多孔質に加
工してアレルゲン吸着物質のかたちにする事も考えられ
る。また、真っ直ぐな棒状の形の治療器の場合のアレル
ゲン吸着物質(4)の設置場所は、両サイドの内部中心
に設置する。アレルゲン吸着物質(4)は単品でも複数
の物でも良い。
【0008】
【実施例3】実施例1や2の内容の他に、NaClやブ
ドウ糖等の糖類やマンニトール等の糖アルコールなど、
実効モル浸透圧の特性を持つ物質(5)の含有した水溶
液入り容器(6)を鼻アレルギー用治療器(1)の補佐
用品として設ける。それは、鼻アレルギー症状において
水性の鼻みずにより、鼻クウ粘膜表面の分泌液の濃度が
下がる。しかるに、浸透圧の関係でアレルゲンの進入が
促進されるのを、この水溶液により分泌液の濃度を上げ
てアレルゲンの進入を妨げるものである。そして、水溶
液のモル濃度は鼻クウ粘膜内部のモル濃度よりも高いモ
ル濃度であり、実効モル浸透圧の特性を持つ物質(5)
が含有した水溶液でなければならない。又、体液と同じ
実効モル浸透圧は約280から300mOsm/kgで
あるから、それよりも高い実効モル浸透圧の溶液でなけ
ればならない。そして、図8が水溶液入り容器(6)で
ある。この図では、口部分に海綿体(8)を設置して、
繊維状の材料(2)部分に水溶液を付けやすくしてい
る。また、作業がしやすい物であれば違う形の容器でも
よい。次に、T型の鼻アレルギー用治療器(1)は外鼻
孔から鼻クウ内に装着するのが難しい。そこで、装着補
助器(7)を使って装着する方がうまくいく。また、T
型の治療器を取り出す時も、この装着補助器(7)を使
った方が取り出しやすい。また、装着補助器(7)のT
型の治療器をつかむ部分の片側か両側に凹部(9)が形
成されている。これは、T型の治療器をしっかりぶれず
につかむ事ができる様に、この様な形状を成している。
そして、図9が装着補助器(7)である。最後に、この
治療器が鼻クウの中でどの様な状態で保持されているの
か判らないと思うので、図10を描いた。図10は、U
型の鼻アレルギー用治療器(1)の使用形態説明図であ
る。また、アレルゲンの吸着性の良い官能基を持ち親水
化を施した人工繊維の場合で、あまり皮膚と親和性の無
い人工繊維の場合は、内側に人工繊維の絡まった層を形
成させ、外側に天然繊維等の皮膚と親和性の有る繊維状
の材料の絡めた層を形成させるか、天然繊維を混ぜ合せ
た物にする。また、鼻アレルギー用治療器は先端が曲が
った形でも良い。この方が、下鼻甲介あたりに接しやす
くなる。そして、鼻アレルギーの症状はとくに下鼻甲介
あたりの粘膜が腫れ上がるので、できれば治療器の先端
が下鼻甲介前後までとどく長さがあった方が良い。そし
て、今まで記した繊維状の材料が絡まって重なった構造
形態による物質吸着効果も有り、そのアレルゲン吸着効
果も加味した鼻アレルギー用治療器である。また、花粉
のアレルゲンはタンパク質に糖鎖が付いた物で、ペプチ
ド基やアミノ基やヒドロキシル基やカルボキシル基等を
有し、分子間または分子内で水素結合を形成している。
そして、今までにあげたアレルゲンを吸着する材料も官
能基がそれらの基から成り、水素結合や構造的吸着性等
により、アレルゲンを吸着するものである。
【0009】
【発明の効果】この鼻アレルギー用治療器は、繊維状の
材料(2)自体がアレルゲンの吸着性が良くなる加工を
する事で、繊維状の材料(2)のみでも充分に治療効果
が期待できる。しかるに、アレルゲン吸着物質(4)を
繊維状の材料に絡ませなくてもいい為に、製造コストが
かからない。更に、アレルゲンの吸着量を増やすには前
出願と違い、繊維状の材料(2)部分の内側中心にアレ
ルゲン吸着物質(4)を設置するのでアレルゲン吸着物
質(4)がばらけないし、繊維状の材料(2)に絡ませ
ないで中心部に設置する方法をとる為に、製造も簡単で
ある。よって、あまり薬剤による治療法に頼らなくて
も、鼻アレルギーやアレルギー性気管支炎等のアレルギ
ー症状を緩和でき、前出願より製造が簡単であるので、
製造コストを抑える事が出来て、多くの人々に使ってい
ただける鼻アレルギー用治療器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のU型治療器の斜視図
【図2】 図1のA−A`からの拡大断面図
【図3】 T型治療器の斜視図
【図4】 図3のB−B`からの拡大断面図
【図5】 I型治療器の斜視図
【図6】 実施例2のT型治療器を半分に切断した拡大
【図7】 U型治療器の斜視図
【図8】 実施例3の水溶液入り容器の正面図
【図9】 装着補助器の斜視図
【図10】 U型治療器の使用形態説明図
【符号の説明】
1 鼻アレルギー用治療器 8 海綿
体 2 繊維状の材料 9 凹部 3 芯部 4 アレルゲン吸着物質 5 実効モル浸透圧の特性を持つ物質 6 水溶液入り容器 7 装着補助器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に花粉症等の鼻アレルギー用の治療器
    に関するもので、その鼻アレルギー用治療器(1)は鼻
    クウに差し込む事のできる機能を有している。そして、
    鼻アレルギーの原因となる花粉やハウスダストや窒素酸
    化物等のアレルゲンを鼻クウの所で吸着できる治療器で
    ある。そして、その形態は繊維状の材料(2)が絡まっ
    た部分と芯部(3)からなる。更に、それらの関係を説
    明すると、芯部(3)の全体もしくは一部に繊維状の材
    料(2)が絡まった構造を成している。そして、繊維状
    の材料(2)の表面形態や繊維の絡まった構造形態によ
    り、アレルゲンを吸着できる機能を有している。また、
    繊維状の材料(2)とは親水性を有する人工繊維か絹や
    綿や紙用繊維等の天然繊維からなる。更に、人工繊維は
    アレルゲンの吸着性の良い官能基が形成された物からな
    る。又、上記天然繊維の場合は磨耗加工や化学処理又は
    プラズマや電子ビームやレーザー等により、繊維組織の
    一部をわざと壊してアレルゲンの吸着を良くしたり吸水
    性を良くする。そして、それらの加工を施した単一材料
    か複数材料を繊維状の材料(2)として約5%以上使用
    する。また、それ以外の材料を使う場合は、精製した天
    然繊維や親水性を有しアレルゲンの吸着性の良い官能基
    が形成された人工繊維の内の単一材料や複数の材料を使
    用する。また、芯部(3)は総鼻道の構造にそった保持
    性の良い形をなしていることを特徴とした鼻アレルギー
    用治療器。
  2. 【請求項2】 上記内容の他に、繊維状の材料(2)部
    分の内部中心に活性炭やゼオライト等の多孔質構造物質
    かヒドロキシアパタイトやリン酸三カルシウムや土壌等
    の無機粉体かキトサン等、主にイオン結合や水素結合や
    ファン・デル・ワース力による吸着特性のある物質、言
    い換えるとアレルゲン吸着物質(4)を内在させるかた
    ちの請求項1記載の鼻アレルギー治療器。
  3. 【請求項3】 上記内容の他に、NaClやブドウ糖等
    の糖類やマンニトール等の糖アルコウル類等の実効モル
    浸透圧の特性を持つ物質(5)の含有した水溶液入り容
    器(6)を、治療器の補佐用品として設けることを特徴
    とした請求項1・2記載の鼻アレルギー用治療器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003081842A (ja) * 2000-12-22 2003-03-19 Sekisui Chem Co Ltd 清拭シート
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CN105982714A (zh) * 2015-02-16 2016-10-05 硕晨生医股份有限公司 止血器材

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