JP2001008720A - 身廻り装飾具 - Google Patents

身廻り装飾具

Info

Publication number
JP2001008720A
JP2001008720A JP11192999A JP19299999A JP2001008720A JP 2001008720 A JP2001008720 A JP 2001008720A JP 11192999 A JP11192999 A JP 11192999A JP 19299999 A JP19299999 A JP 19299999A JP 2001008720 A JP2001008720 A JP 2001008720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
fragrance
decorative body
aromatic
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11192999A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Omura
磨己 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LEAP KK
Original Assignee
LEAP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LEAP KK filed Critical LEAP KK
Priority to JP11192999A priority Critical patent/JP2001008720A/ja
Publication of JP2001008720A publication Critical patent/JP2001008720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C15/00Other forms of jewellery
    • A44C15/002Jewellery dispersing perfume or the like

Abstract

(57)【要約】 【課題】 芳香の能力を維持できるばかりでなく、環境
や好みに応じてその種類を変え得るように、芳香のセッ
ト販売、別売り販売にも適する身廻り装飾具を提供す
る。 【解決手段】 身廻り装飾の主体となる装飾体と、その
装飾体に取り替え可能に装填される芳香カプセルとから
なり、装飾体に芳香カプセルの嵌合孔を裏面に開口して
設け、芳香カプセルについては、芳香材を密閉して且つ
嵌合孔の開口位置となる蓋壁に通気孔を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペンダント、ブ
ローチ、イヤリング、ブレスレット、帯留め(バック
ル)、ヘアアクセサリー、ネクタイピン等の装身具の
他、キーホルダー、バッグアクセサリー、室内・車内ア
クセサリーとして使用する身廻り装飾具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の身廻り装飾具は、一般的
に、金属、宝石、木石、骨等を加工し、あるいはプラス
チックで成形されたものが多用され、また、縫いぐるみ
等も使用される。その形態も様々であって、使用者にお
いては、おしゃれの表現として、材質や形態がその人の
個性に合わせて選ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
身廻り装飾具は、視覚によるおしゃれの表現であったか
ら、生活を豊かにすることも視覚に基づく制約があり、
特に、ペンダントやイヤリングにおいては、芸術的価値
を高めるためには、高価な材料を使用し、手数のかかる
細工が施されることになって、コスト高となって、さり
げなく使用することはできない。
【0004】身廻り装飾具の全部又は一部に、芳香性材
料を使用すれば、嗅覚に訴えるおしゃれの表現、あるい
は快適性が得られるが、芳香性成分は気化によっていず
れは喪失するから、長持ちを維持することはできない。
また、その時の環境や好み等に応じて、芳香の種類を変
えることができないし、別売りするにも不都合である。
【0005】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
芳香の能力を維持できるばかりでなく、環境や好みに応
じてその種類を変え得るように、芳香のセット販売、別
売り販売にも適する身廻り装飾具を提供することを目的
とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、身廻り装飾の主体となる装飾体と、
その装飾体に取り替え可能に装填される芳香カプセルと
からなり、装飾体に芳香カプセルの嵌合孔を裏面に開口
して設け、芳香カプセルについては、芳香材を密閉して
且つ嵌合孔の開口位置となる蓋壁に通気孔を設けて身廻
り装飾具を構成した。
【0007】上記の構成によれば、使用において装飾体
の表側には芳香カプセルが露出しないので、主として表
側から見える形状や模様等において、あるいは飾り品の
装着によって(請求項4)、装飾を施こすことができ、
その装飾と裏面から放出される芳香との両機能を果た
す。そして、香りの能力が低下したときには、新しい芳
香カプセルと取り替えて持続性を保持できる。
【0008】装飾体の嵌合孔の開口縁に段差部を設け、
裏面の一端部に段差部の内周面が部分的に開放される切
欠きを設け、芳香カプセルには、段差部に嵌まる鍔部を
設けるようにすれば(請求項2)、切欠きにおいて鍔部
に爪を掛けることによって、芳香カプセルを容易に取り
外すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明において、装飾体1の材
質については、特に限定するものではないが、金属、プ
ラスチック、木等が適している。また、用途に応じてそ
の形状も様々となり、実施例のようにシンプルな純デザ
インタイプ、将棋の駒、花、鳥等の象形タイプ、さらに
は、別の飾り品10で本体に飾り付けした複合タイプで
あっても良い(請求項4)。その飾り品10について
は、実施例の図面に示すように、王冠、ワニ等のような
象形物、宝石類等、飾りとなる様々なものが考えられ、
その取付け方も様々となる。
【0010】吊り孔4については(請求項3)、ペンダ
ントやブローチ、キーホルダー等には設けられるが、ネ
クタイピン、帯留め(バックル)等では必要がない。
【0011】芳香カプセル2についても、材質は限定さ
れるものではない。金属、プラスチック、木等が状況に
応じて使用される。例えばプラスチック製であると、芳
香材9の密封性、装飾体との密着性からも合理的であ
る。
【0012】芳香材9は、プラスチックの発泡材(連続
気泡)に芳香剤を吸浸させたように、吸浸材による場合
の他に、香水のように芳香剤そのものである場合もあ
る。その場合には、通気孔13は液洩れしない浸透性の
微細な孔となる。
【0013】また、芳香剤の種類としては、植物性、動
物性等、好みに応じて使用できるように、セットとして
販売することが望ましく、販売の仕方については、装飾
体1にそのセットを付ける形態を原則とするが、芳香カ
プセル2が使い捨てとなり、殊に、装飾体が宝石を用い
てあったり、べっ甲製であったりというように高価な場
合には、装飾体1と芳香材2とは別売りとなることもあ
る。
【0014】芳香材9の使用前、例えば流通経路におい
ては、通気孔13を密封しておくことが望ましく、この
密封形態については、剥離テープ14による密封の他、
キャップや袋、別容器による密封が考えられる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の身廻り
装飾具によれば、芳香が漂うアクセサリーとして、おし
ゃれの表現が倍加するばかりか、芳香を身に付ける豊か
な生活環境が得られ、しかも、芳香材のカプセル詰めと
したことから、そのセット販売、別売り販売に適し、芳
香材の取替えによって、芳香の持続性が得られ、さら
に、環境や好みに応じて種類を変えることによって、生
活に活力と弾力性を持たせることができるという優れた
効果がある。
【0016】また、装飾体に切欠きを設けておくと(請
求項2)、芳香材の取替えが容易であり、吊り孔を設け
ておくと(請求項3)、ペンダントやキーホルダー等の
吊り形態の装飾に適する。さらに、装飾体に別の飾り品
を装着したときは(請求項4)、おしゃれの表現がさら
に豊かになる。
【0017】
【実施例】次に、この発明の一実施例を図面に基づいて
具体的に説明する。
【0018】図面は、ペンダント、ブローチ、イヤリン
グ、ヘアアクセサリー、キーホルダー、室内・車内アク
セサリー等として使用するのに適したもので、その身廻
り装飾具Pは、主体としての装飾体1と、それに取り替
え可能に嵌着する芳香カプセル2との組合せからなって
いる。
【0019】装飾体1は、金属によって一体成形された
もので、菱形を基本的な形状として角を取って丸みを付
け、裏面に芳香カプセル2の嵌合孔3を設け、上端の角
部に左右に貫通して吊り孔4を形成してある。また、嵌
合孔3を円形において広く形成すると共に、前面に接近
して深く形成し、開口周縁に大径による段差部5が設け
てある。そして、嵌合孔3の円の中心に近い位置に中心
を有する円に沿って、下端部が大きく角を取って丸みが
付けられている。また、その下端部裏面には、嵌合孔3
の段差部5が僅かに開口する程度に切欠き6が設けられ
る。なお、装飾体1の前面は広いので、ここに絵模様を
表わすことができ、また、後記するように、飾り品10
を装着することができる。
【0020】芳香カプセル2は、芳香材9が納まる円形
の容器11と、これを封じる蓋壁12とを一体化したも
ので、蓋壁12には、中心と等位四箇所とに通気孔13
が明けられている。蓋壁12の周囲には、装飾体1の嵌
合孔3に有する段差部5に掛かるよう鍔部15が突設さ
れている。
【0021】芳香カプセル2は、半透明のプラスチック
により形成されているので、装飾体1の嵌合孔3に弾力
的に密嵌し、その摩擦によって外れることがなく、身体
等に着用中に脱落することは決してない。しかし、切欠
き6から鍔部15の下に爪を入れることによって、容易
に取り外すことができる。
【0022】芳香カプセル2の裏面には、剥離テープ1
4が粘着してあるので(図1)、使用するときには、剥
離して通気孔13を開放する(図2)。これによって、
使用前における芳香剤の気化を防止できる。
【0023】芳香材9は、香り成分が異なる数種類をセ
ットとして個別に密封し箱詰めすることとした。ちなみ
に、その一種の芳香剤は、植物性抽出液(トロボロン骨
格有機物)であって、自然派志向に適して安全性が高
く、また、抗菌作用のある物質で、主にテルペン類が持
つすがすがしい樹木の香りがするものである。
【0024】図5および図6は、他の実施例を示したも
ので、その身廻り装飾具Pは、装飾体1の前面に飾り品
10を取り付けたものであって、装飾体1を菱形に形成
すると共に、その上端に首部16を突設し、首部16に
吊り孔4が明けられている。飾り品10は、王冠を象形
したもので、その取付けについては、芳香カプセル2を
装填する嵌合孔3の中心へ抜けるホゾ孔18を設け、飾
り品10にはそのホゾ孔18に嵌まるホゾ20を突設
し、それをホゾ孔18に接着剤で固着してある。
【0025】図7は、さらに他の実施例を示したもの
で、この場合は、装飾体1が略台形であって、その前面
にワニを象形した飾り品10が前記実施例と同様に、ホ
ゾ孔18とホゾ20との結合により取り付けられる。
【0026】また、前記した図5および図6に示す実施
例と、図7に示す実施例では、装飾体1における芳香カ
プセル2の嵌合孔3の開口縁に段差部5を設けると共
に、段差部5の内周面が部分的に開放される切欠き6を
設けてあるが、その切欠き6は、最初の実施例の場合と
は違って、段差部5よりも深く、且つ装飾体1の外周に
抜けない外に隠れた凹部として形成される。このように
しても、鍔部15に爪等を掛けて、芳香カプセル2を容
易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による身廻り装飾具を示す一部切欠し
た分解斜視図である。
【図2】同身廻り装飾具の組立て状態を側面から見た断
面図である。
【図3】同装飾具の装飾体の正面図である。
【図4】図3のA−A線矢視の断面図である。
【図5】他の実施例による身廻り装飾具の前面から見た
斜視図である。
【図6】図5のB−B線矢視の断面図である。
【図7】さらに他の実施例による身廻り装飾具の装飾体
を示す背面図である。
【符号の説明】
P 身廻り装飾具 1 装飾体 2 芳香カプセル 3 嵌合孔 4 吊り孔 5 段差部 6 切欠き 9 芳香材 10 飾り品 12 蓋壁 13 通気孔 15 鍔部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身廻り装飾の主体となる装飾体と、その
    装飾体に取り替え可能に装填される芳香カプセルとから
    なり、装飾体に芳香カプセルの嵌合孔を裏面に開口して
    設け、芳香カプセルについては、芳香材を密閉して且つ
    嵌合孔の開口位置となる蓋壁に通気孔を設けたことを特
    徴とする身廻り装飾具。
  2. 【請求項2】 装飾体の裏面において、芳香カプセルを
    装填する嵌合孔の開口縁に段差部を設けると共に、段差
    部の内周面が部分的に開放される切欠きを設け、芳香カ
    プセルには、段差部に嵌まる鍔部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の身廻り装飾具。
  3. 【請求項3】 装飾体の上端部に、吊り紐や鎖等を通す
    吊り孔を設けたことを特徴とする請求項1または2記載
    の身廻り装飾具。
  4. 【請求項4】 装飾体の前面に、飾り品を装着したこと
    を特徴とする請求項1,2または3記載の身廻り装飾
    具。
JP11192999A 1999-04-26 1999-07-07 身廻り装飾具 Pending JP2001008720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11192999A JP2001008720A (ja) 1999-04-26 1999-07-07 身廻り装飾具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-117467 1999-04-26
JP11746799 1999-04-26
JP11192999A JP2001008720A (ja) 1999-04-26 1999-07-07 身廻り装飾具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001008720A true JP2001008720A (ja) 2001-01-16

Family

ID=26455571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11192999A Pending JP2001008720A (ja) 1999-04-26 1999-07-07 身廻り装飾具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001008720A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369705A (ja) * 2001-06-15 2002-12-24 Leap:Kk 身廻品の芳香装置
JP2005334486A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Takashi Suzuki 芳香徐放性ボタン
JP2009106402A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Hitachi Ltd 香り源およびそれを用いた香り発生装置
KR200462603Y1 (ko) 2011-03-11 2012-09-18 서울시립대학교 산학협력단 장신구 모듈
ITBS20120036A1 (it) * 2012-03-09 2013-09-10 Gioielleria Curnis S R L Ornamento personale provvisto di profumatore

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369705A (ja) * 2001-06-15 2002-12-24 Leap:Kk 身廻品の芳香装置
JP2005334486A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Takashi Suzuki 芳香徐放性ボタン
JP2009106402A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Hitachi Ltd 香り源およびそれを用いた香り発生装置
KR200462603Y1 (ko) 2011-03-11 2012-09-18 서울시립대학교 산학협력단 장신구 모듈
ITBS20120036A1 (it) * 2012-03-09 2013-09-10 Gioielleria Curnis S R L Ornamento personale provvisto di profumatore

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030064009A1 (en) Aromatic accessory and method thereof
JP2717780B2 (ja) 指輪収納用装飾具
JP2001008720A (ja) 身廻り装飾具
US6662596B2 (en) Fragrance diffuser
JP2000139529A (ja) 身廻り装飾具
JP2002369705A (ja) 身廻品の芳香装置
JP3141848U (ja) 装飾カバー
KR20120132728A (ko) 향기 발산형 액세서리
KR200378679Y1 (ko) 다기능성 개폐형 펜던트
JP2009207842A (ja) 装飾カバー
KR200338250Y1 (ko) 향기나는 팔찌
JP3181615U (ja) 芳香を放つ装飾具
KR200231829Y1 (ko) 기능성 펜던트
JP3073270U (ja) 芳香アクセサリー具
KR20110009495U (ko) 클립형 방향제팩 장신구
KR20050032632A (ko) 향기나는 팔찌
KR100440744B1 (ko) 다기능 신변장신구 보관함
KR200396524Y1 (ko) 장신구용 펜던트
JP3042078U (ja) 芳香機能をもつ装身具
JP2001238942A (ja) 身廻品の芳香装置
KR200490794Y1 (ko) 안정적으로 향을 발산하는 악세사리로 사용 가능하게 하는 장식구.
KR20100018790A (ko) 휴대폰용 귀 금속과 보석향집걸이
KR20230011046A (ko) 서방형 방향성 악세사리 및 이를 포함하는 패키지
US2045665A (en) Finger ring and the like
KR200171592Y1 (ko) 향기와 형광을 발하는 장신구

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060524

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091117