JP2001006753A - 携帯用のゲーム機器に装着されるパック電池と充電器 - Google Patents

携帯用のゲーム機器に装着されるパック電池と充電器

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JP2001006753A JP11178115A JP17811599A JP2001006753A JP 2001006753 A JP2001006753 A JP 2001006753A JP 11178115 A JP11178115 A JP 11178115A JP 17811599 A JP17811599 A JP 17811599A JP 2001006753 A JP2001006753 A JP 2001006753A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム機器を簡単に脱着し、充電端子と接点
との接触不良を極減する。 【解決手段】 パック電池と充電器は、携帯用のゲーム
機器1の乾電池収納部2に装着されるパック電池29
と、このパック電池29を充電する充電器30である。
パック電池29は、ゲーム機器1の背面に表出する充電
端子22を有する。充電器30は、装着部37に、ゲー
ム機器1を傾斜させる姿勢で保持する傾斜保持面38を
有し、傾斜保持面38から弾性的に突出して出力接点3
2を設けている。充電器30は、パック電池29を充電
しながら、ゲーム機器1に電力を供給する出力を有す
る。パック電池29の充電端子22と、傾斜保持面38
の出力接点32は、前面に操作押ボタン33を設けてい
るゲーム機器1の裏面近傍に配設している。操作押ボタ
ン33が押されると、パック電池29の充電端子22
が、充電器30の出力接点32に押し付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用のゲーム機
器に乾電池に代わって装着されるパック電池と、このパ
ック電池を充電しながらゲーム機器に電力を供給する充
電器に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲーム機器は、乾電池に代わってパック
電池を使用して、何回も繰り返し充放電して経済的に使
用できる。ゲーム機は、使用時間が長く、しかも、膨大
な使用量であるから、乾電池をパック電池に交換するこ
とによって、全国で廃棄される乾電池量を著しく少なく
できる特長もある。乾電池に代わって使用できるパック
電池は、実公平6−44011号公報に記載される。こ
の公報に記載されるパック電池は、図1に示すように、
2本の円筒電池15を平行に並べてホルダー4で連結し
ている。
【0003】この図のパック電池は、二次電池の電極端
子を、乾電池収納部の接点に接触させる。パック電池
は、電極端子と接点を介して電力を供給し、また、接点
と電極端子を介して電力が供給されて充電される。この
構造のパック電池は、ゲーム機器に充電器を連結して充
電できる。充電器は、ゲーム機器に電力を供給しなが
ら、パック電池を充電できる。ただ、充電器のリード線
を連結するゲーム機器は便利に使用できない。それは、
ゲーム機器に電力を供給し、あるいはパック電池を充電
するときに、リード線を連結し、パック電池で使用する
ときに、リード線を外すのに手間がかかるからである。
【0004】この欠点は、たとえば、携帯電話のよう
に、ケースの下端に充電端子を設け、この充電端子が接
触する位置に、充電器の接点を配設する構造で解消でき
る。この構造の充電器は、ゲーム機器を装着部にセット
すると、充電器から電力が供給されて、パック電池が充
電される。充電器の装着部を上方を開口した凹部とし
て、ゲーム機器を極めて簡単に脱着できる。このため、
充電器を使用しないでパック電池から電力を供給すると
きには、充電器の装着部から簡単に外して便利に使用で
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゲーム
機器の下端に充電端子を設け、この充電端子に接触する
出力接点を装着部の底に配設する構造は、接触不良を起
こしやすい欠点がある。充電端子や接点である金属表面
に酸化層ができ、あるいは、表面に異物が付着して電気
的に接続できなくなるからである。この弊害を解消する
ために、携帯電話等では、充電端子にカバーを設けてい
るが、カバーの脱着に手間がかかる欠点がある。また、
充電器の接点にはカバーがなく、しかも、装着部の底部
に配設されるために、接触不良の原因となる異物が付着
しやすい欠点がある。
【0006】さらに、電気機器によっては、ケースの背
面に充電端子を設け、この充電端子に接触する接点を垂
直面に設けた充電器も開発されている。この構造による
と、電気機器を充電器の装着部に脱着するときに、充電
端子を接点に摺動させて、接触不良を少なくできる特長
がある。ただ、この構造にすると、電気機器の重量で充
電端子を接点に押圧できなくなる。このため、充電端子
と接点との接触圧が弱くなって、接触不良を起こしやす
くなる弊害が発生する。充電端子と接点との接触圧を強
くするために、装着部の開口面積を小さくして、電気機
器を装着部に強く押し込む構造にすると、接触不良を少
なくできるが、簡単に脱着できなくなってしまう。
【0007】充電端子と接点の接触不良は、たとえば、
充電器にセットするときに、何回か繰り返し上下に移動
させて、充電端子と接点に衝撃を与えて少なくできる。
ただ、このようにして、充電端子を接点に接触させた状
態で充電を開始しても、充電しているときに、充電端子
と接点との接触状態が変動して、再び接触不良となるこ
とがある。とくに、充電電流が極めて少ない状態におい
て、この現象が起こりやすい。
【0008】本発明は、ゲーム機器の使用状態を有効に
利用することによって、簡単に脱着して、しかも、充電
端子と接点との接触不良を極減し、さらに安定して使用
できるパック電池と充電器とを提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯用のゲーム
機器に装着されるパック電池と充電器は、携帯用のゲー
ム機器1の背面に開口している乾電池収納部2に、乾電
池に代わって装着されるパック電池29と、このパック
電池29を充電する充電器30である。パック電池29
と充電器30は、以下の全ての構成を有する。 (a) パック電池29は、ゲーム機器1の乾電池収納
部2に装着された状態で、ゲーム機器1の背面に表出す
る充電端子22を有する。 (b) 充電器30は、充電端子22を背面に表出させ
ているパック電池29を乾電池収納部2に装着している
ゲーム機器1を脱着自在に装着する装着部37を有す
る。 (c) 装着部37は、ゲーム機器1を、垂直面に対し
て、上端を後方に30〜50度の角度で傾斜させる姿勢
で保持する傾斜保持面38を、ゲーム機器1の背面に対
向する位置に有する。 (d) 傾斜保持面38から弾性的に突出して、ゲーム
機器1に装着しているパック電池29の充電端子22に
接触する位置に出力接点32を設けている。 (e) 充電器30は、出力接点32をパック電池29
の充電端子22に接触させる状態で、パック電池29を
充電しながら、ゲーム機器1に電力を供給する出力を有
する。 (f) パック電池29の充電端子22と、傾斜保持面
38から突出している出力接点32は、前面に操作押ボ
タン33を設けているゲーム機器1の背面に位置し、か
つ、操作押ボタン33を設けている位置の裏面近傍に配
設している。 (g) 操作押ボタン33が押されると、ゲーム機器1
に装着しているパック電池29の充電端子22が、充電
器30の出力接点32に押し付けられるように構成して
いる。
【0010】本発明の請求項2の携帯用のゲーム機器に
装着されるパック電池と充電器は、充電器30の装着部
37が、ゲーム機器1を傾動できる遊びのある状態で傾
斜する姿勢で保持している。
【0011】本発明の請求項3の携帯用のゲーム機器に
装着されるパック電池と充電器は、充電器30の装着部
37が、ゲーム機器1の前面下端を係止する係止部39
を有し、係止部39が、ゲーム機器1を傾動できる遊び
がある状態で係止している。
【0012】本発明の請求項4の携帯用のゲーム機器に
装着されるパック電池と充電器は、充電器30の出力接
点32が、乾電池収納部2の開口部を閉塞している開閉
蓋31を貫通して、パック電池29の充電端子22に接
触している。
【0013】本発明の請求項5の携帯用のゲーム機器に
装着されるパック電池と充電器は、充電器30の出力接
点32が、乾電池収納部2の開口部を閉塞している開閉
蓋31を貫通して、乾電池収納部2に収納されている2
本の乾電池の谷間に位置しており、出力接点32が乾電
池に接触しない構造となっている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための携帯用のゲーム機器に装
着されるパック電池と充電器を例示するものであって、
本発明はパック電池と充電器を以下のものに特定しな
い。
【0015】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0016】図2は、携帯用のゲーム機器1の背面に開
口している乾電池収納部2に、乾電池に代わってパック
電池29を装着し、このパック電池29を装着している
ゲーム機器1を充電器30に装着して、充電器30でパ
ック電池29を充電する状態を示している。ゲーム機器
1を充電器30に装着した状態を図3の斜視図に示し、
ゲーム機器1の乾電池収納部2の正面図を図4に示して
いる。
【0017】ゲーム機器1は、背面に開口する乾電池収
納部2を下部に有する。乾電池収納部2は、複数の乾電
池を平行に並べて装着できる形状としている。図に示す
乾電池収納部2は、2本の乾電池を+−逆向きに装着す
る。この乾電池収納部2は、両端の対角線上に位置する
ように、弾性突出接点6を配設している。弾性突出接点
6は、弾性線をコイル状に卷いたもので、乾電池の−電
極端子に弾性的に押圧されて電気的に接触される。弾性
突出接点は、図示しないが、弾性金属板を乾電池に向か
って弾性的に突出させる形状のものもある。乾電池収納
部2は、弾性突出接点6の隣に、乾電池の+電極端子に
接触される非弾性接点7を固定している。非弾性接点7
も乾電池収納部2の対角線上に位置して配設される。非
弾性接点7は、金属板を乾電池収納部2の内面に固定し
たもので、乾電池の+電極端子に接触される。弾性突出
接点6は、非弾性接点7よりも突出して乾電池収納部2
に設けられる。
【0018】図4の乾電池収納部2は、右側に設けてい
る弾性突出接点6と非弾性接点7とをリード線8で接続
している。乾電池収納部2に隣接して装着される乾電池
を直列に接続するためである。図において、乾電池収納
部2の左側に配設している弾性突出接点6と非弾性接点
7は、ゲーム機器1の電源端子となって、ゲーム機器1
に電力を供給する。
【0019】乾電池収納部2に装着されるパック電池2
9を図5と図6に示す。これ等の図に示すパック電池2
9は、左側の弾性突出接点6と非弾性接点7とに電気的
に接続されて、ゲーム機器1に電力を供給する。図に示
すパック電池29は、内蔵する二次電池3の右側をリー
ド線で接続している。この構造のパック電池29は、二
次電池3の右側の+−の電極端子5を、乾電池収納部2
の右側に設けている弾性突出接点6と非弾性接点7とに
電気的に接続することなく、ゲーム機器1に電力を供給
できる。したがって、パック電池29は、出力端子10
の反対側を乾電池収納部2の弾性突出接点6と非弾性接
点7に接触させる必要がない。
【0020】図5ないし図8に示すパック電池29は、
2本の二次電池3をホルダー4で平行に連結して固定し
ている。二次電池3は、+出力端子10Aを−出力端子
10Bよりも突出さて、ホルダー4に固定される。二次
電池3は円筒型の充電できる電池で、たとえば、ニッケ
ル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池、リチウムイ
オン二次電池等である。二次電池3は、乾電池収納部2
に装着される乾電池とほぼ同じ太さを有し、あるいは多
少細い。さらに、二次電池3の全長は、乾電池より多少
短い。
【0021】単三型の乾電池を装着するように設計して
いる乾電池収納部2にセットされるパック電池29は、
単三乾電池にほぼ等しく、あるいは多少細く、しかも、
単三乾電池よりも多少短い円筒状の二次電池3を内蔵す
る。図のパック電池29は、2本の二次電池3を内蔵し
ているが、パック電池は3本以上の二次電池を内蔵する
こともできる。
【0022】パック電池29の全長は、乾電池収納部2
の両端部に、互いに対向するように配設しているふたつ
の弾性突出接点6間の最小間隔、すなわち、弾性突出接
点6を圧縮しない状態として、対向して配設される弾性
突出接点6の先端面の間隔よりも長い。パック電池29
の全長が、弾性突出接点6の最小間隔よりも短いと、+
−の出力端子10をゲーム機器1の電源端子となる弾性
突出接点6と非弾性接点7とに電気接続できないからで
ある。
【0023】さらに、図に示すパック電池29は、2本
の二次電池3を、+−の極性が逆向きとなる姿勢として
ホルダー4で連結して固定している。パック電池29
は、図4の鎖線で示すように、隣接する二次電池3の+
−電極端子5を、出力端子10の反対側において、リー
ド線9で接続して直列に接続している。
【0024】ホルダー4は、図5ないし図8に示すよう
に、金属バンド11と絶縁ホルダー12とを備える。金
属バンド11と絶縁ホルダー12と二次電池3は、互い
に接着して連結される。ただ、金属バンドは、接着する
ことなく、弾性変形力で定位置に装着することもでき
る。
【0025】金属バンド11は、弾性変形できる金属
板、たとえば、SUS304のステンレス板、弾性変形
特性に優れる鉄板等を加工して製作される。これ等の金
属板は、厚さを0.1〜0.3mmと極めて薄くして、
二次電池3を弾性的に押圧する状態で確実に保持でき
る。ステンレス板の金属バンド11は、厚さを0.2m
mと極めて薄くできる。金属バンド11は、熱収縮フィ
ルム等の絶縁材で表面を被覆している二次電池3を保持
して連結する。
【0026】金属バンド11は、金属板を、2本の二次
電池3を平行に並べて保持できるように、図7の断面図
に示すように、背面プレート11Aの両側に湾曲側壁1
1Bを設けてなる溝型である。背面プレート11Aは平
面状で、湾曲側壁11Bは、円筒型二次電池の表面に沿
って湾曲している。さらに、湾曲側壁11Bは、開口縁
に向かって開口幅を次第に狭くする方向に湾曲している
保持部11aを先端部に有する。図7の金属バンド11
は、保持部11aの先端縁を、背面プレート11Aに対
する傾斜角αが約45度となる位置まで延長している。
湾曲側壁11Bは、保持部11aを長く延長するほど、
二次電池3を確実に保持できる。ただ、保持部11aを
長くすると、パック電池29の外形が大きくなる。した
がって、湾曲側壁11Bは、好ましくは、保持部11a
先端縁の傾斜角αが20〜80度、好ましくは30〜6
0度となる長さまで延長される。
【0027】絶縁ホルダー12は、プラスチック等の絶
縁材を成形したもので、二次電池3の端部に配設される
端部カバー部12Aと、金属バンド11の内面に配設さ
れる連結部12Bとを有する。端部カバー部12Aは、
出力端子10側の出力端子カバー部12aと、底部カバ
ー部12bとからなる。
【0028】図8は、金属バンド11と端部カバー部1
2Aを連結している部分をわかりやすく示す斜視図であ
る。この図の要部拡大断面図を図9に示している。これ
等の図に示すパック電池29は、一方の端部カバー部1
2Aである出力端子カバー部12aを金属バンド11に
連結している。金属バンド11は、保持部11aを端部
カバー部12Aである出力端部カバー部12aの表面に
係止構造で連結している。
【0029】この図のパック電池29は、金属バンド1
1の保持部11aと端部カバー部12Aとの係止構造
を、保持部11aに設けている係止爪25と、端部カバ
ー部12Aに設けられて、この係止爪25を入れる係止
凹部26で構成する。保持部11aの係止爪25は、金
属バンド11の弾性で、係止凹部26に挿入されて、金
属バンド11と出力端部カバー部12aとを連結する。
金属バンド11と端部カバー部12Aの係止構造は、図
10の断面図に示すように、端部カバー部12Aに係止
凸部27を設け、この係止凸部27を挿入する係止穴2
8を金属バンド11の保持部11aに設けて、係止凸部
27を係止穴28に入れる構造とすることもできる。こ
の図の係止構造も、金属バンド11を弾性的に端部カバ
ー部12Aの表面に押し付けて、係止凸部27を係止穴
28に挿入して、金属バンド11と端部カバー部12A
とを確実に連結する。
【0030】図11と図12に示す出力端子カバー部1
2aは、外形を円筒型二次電池3の外形に沿う形状とす
ると共に、出力端子10である金属キャップ18を内蔵
している。金属キャップ18はバネ19で弾性的に押し
出される。弾性的に押し出される金属キャップ18を内
蔵する出力端子カバー部12aは、バネ19に押されて
変形し、あるいは位置がずれやすいが、係止構造で金属
バンド11の保持部11aに連結して、変形と位置ずれ
を阻止できる。
【0031】図に示すパック電池29は、一方の端部カ
バー部12Aである出力端子カバー部12aを金属バン
ド11の保持部11aに連結しているが、パック電池
は、出力端子カバー部と底部カバー部の両方を同じ係止
構造で保持部に連結することもでき、また、底部カバー
部のみを金属バンドに同じ係止構造で連結することもで
きる。
【0032】底部カバー部12bは、2本の二次電池3
を直列に接続するリード線9を内面に配設している。さ
らに、底部カバー部12bはスリットを有し、このスリ
ットによって、乾電池収納部2の弾性突出接点6を案内
するガイド溝13を設けている。ガイド溝13は、内蔵
する二次電池3の−電極端子5に対向する位置に配設し
ている。図の底部カバー部12bは、スリットでガイド
溝13を形成するので、二次電池3の−電極端子面がガ
イド溝13の底面となる。スリットで構成されるガイド
溝13は、二次電池3の−電極端子5の中心部から、乾
電池収納部2の底面側に延長して設けている。パック電
池29を乾電池収納部2に入れるときに、弾性突出接点
6をガイド溝13に沿って移動させるためである。二次
電池3の−電極端子面をガイド溝13の底面とするパッ
ク電池29は、ガイド溝13を深くできる。
【0033】ただ、底部カバー部の内側で二次電池を直
列に接続するパック電池は、底部カバー部の内側に配設
される二次電池の+−の電極端子を、乾電池収納部の弾
性突出接点と非弾性接点とに接触させる必要がないの
で、底部カバー部に、底のあるガイド溝を成形すること
もできる。
【0034】ガイド溝13の深さは、好ましくは、パッ
ク電池29を乾電池収納部2に装着した状態で、乾電池
収納部2の弾性突出接点6がガイド溝13の底部を弾性
的に押圧しない深さとする。この構造のパック電池29
は、最も簡単に乾電池収納部2に入れることができる。
それは、底部カバー部12bに対向して配設される弾性
突出接点6を、全く圧縮しないで、パック電池29を乾
電池収納部2に装着できるからである。
【0035】図に示すパック電池29は、底部カバー部
12bの中央部から一方に開口してガイド溝13を設け
ている。ガイド溝13は、必ずしも図5と図6におい
て、パック電池29の上下両面に延長して設ける必要は
ない。パック電池29を乾電池収納部2の定位置に入れ
た状態で、弾性突出接点6が二次電池3の−電極端子5
のほぼ中央に位置するからである。
【0036】さらに、パック電池29は、図6と図12
に示すように、底部カバー部12bの下部に傾斜面45
を設けて、乾電池収納部2に挿入しやすくしている。パ
ック電池29は、図4において、乾電池収納部2の左側
に位置する弾性突出接点6を、パック電池29の出力端
子10で押圧して圧縮する状態で挿入する。このとき、
このパック電池29は、右側に位置する底部カバー部1
2bの下部に傾斜面45を設けているので、乾電池収納
部2の開口縁に当接することなくスムーズに挿入できる
特長がある。
【0037】さらに、図に示すパック電池29は、乾電
池収納部2から簡単に引き出しできるように、底部カバ
ー部12bに取手凹部14を設けている。取手凹部14
は、底部カバー部12bの中央に設けている。図のパッ
ク電池29は、底部カバー部12bの両側に凸部を設け
て、この凸部の間を薄く成形して取手凹部14としてい
る。取手凹部14を設けて薄く成形している部分に、ス
リットを設けてここをガイド溝13としている。
【0038】パック電池29は、内蔵する二次電池3
を、乾電池収納部2に装着される乾電池よりも短くして
いる。ホルダー4に取手凹部14を設けて、乾電池収納
部2の内面との間に隙間を設けるためである。
【0039】さらに、図に示すパック電池は、金属バン
ド11に、パック電池29を乾電池収納部2に逆方向に
入れるのを阻止する逆入阻止突起41を設けている。図
のパック電池29は、逆入阻止突起41をパック電池2
9の片側の側面に突出して設けている。このパック電池
29は、正常な方向で乾電池収納部2に入れられると
き、逆入阻止突起41を乾電池収納部2の隙間に案内す
る。しかしながら、パック電池29を逆方向で乾電池収
納部2に入れると、逆入阻止突起41が乾電池収納部2
の内面に当たって、パック電池29を装着できなくす
る。図4に示す乾電池収納部2は、パック電池29の逆
入阻止突起41を、開閉蓋31のフックを案内するフッ
クスペース42に案内して、パック電池29を正常な方
向で装着できるようにしている。
【0040】パック電池29を逆方向に入れるのを阻止
する構造は、乾電池収納部2に設けている隔壁リブ43
によっても実現できる。隔壁リブ43は、2本の乾電池
の間に配設されて、乾電池を平行に定位置にセットす
る。隔壁リブ43は、左右を非対称な高さとして、この
非対称な隔壁リブ43を嵌着できるように、2本の二次
電池3の谷間スペースを形成する。
【0041】さらに、図11と図12に示すパック電池
29は、乾電池収納部2の非弾性接点7に接続される+
出力端子10Aを、乾電池収納部2の非弾性接点7に向
かって弾性的に押し出される弾性出力端子17としてい
る。これらの図の弾性出力端子17は、金属キャップ1
8を乾電池収納部2の非弾性接点7に向かってバネ19
で押し出している。金属キャップ18は、金属板をプレ
ス成形して製作したもので、中央部を突出させて凸部端
子18Aとし、その周囲をストッパ鍔18Bとしてい
る。金属キャップ18は、バネ19に押されて、凸部端
子18Aを出力端子カバー部12aに設けている貫通孔
から外部に弾性的に突出させる。ストッパ鍔18Bは、
貫通孔の外周である出力端子カバー部12aの内面に当
接して、金属キャップ18が出力端子カバー部12aか
ら飛び出すのを阻止する。
【0042】バネ19は、弾性金属線からなるコイルバ
ネで、二次電池3の+電極端子5と金属キャップ18と
の間に配設されて、金属キャップ18を弾性的に押し出
している。バネ19が二次電池3の+電極端子5に電気
的に接触しないように、バネ19と電極端子5との間に
は絶縁材20を挟着している。バネ19は、金属キャッ
プ18を二次電池3に接続するリード線にも併用され
る。バネ19はスイッチ21を介して二次電池3に接続
される。
【0043】図13はパック電池29の回路図を示す。
この図のパック電池29は、出力端子10と二次電池3
との間にスイッチ21を接続している。このスイッチ2
1は、パック電池29を乾電池収納部に装着して使用で
きる状態でオンとなり、パック電池29を乾電池収納部
から取り出した状態でオフとなる。
【0044】図11と図12のパック電池29のスイッ
チ21は、図4に示す乾電池収納部2の開閉蓋31に設
けた突出部(図示せず)に押されてオンに切り変えられ
る。このスイッチ21は、弾性接点21Aと固定接点2
1Bとを有し、弾性接点21Aを、開閉蓋31に設けて
いる突出部で図12の矢印の方向に押して固定接点21
Bに接触させてスイッチ21をオンとする。したがっ
て、パック電池29を乾電池収納部2に装着して、開閉
蓋31を閉じると、スイッチ21はオンになって、ゲー
ム機器1に電力を供給できる状態となる。パック電池2
9をゲーム機器1から取り出すと、弾性接点21Aが押
されなくなって、スイッチ21はオフになる。このた
め、パック電池29をゲーム機器1から取り出した状態
では、出力端子10を短絡しても二次電池3にショート
電流が流れることはない。
【0045】さらに、図に示すパック電池29は、スイ
ッチ21の弾性接点21Aと、弾性出力端子17のバネ
19とを1本の弾性線で構成している。弾性線は、一端
をコイル状に卷いた形状に加工して金属キャップ18を
押し出すバネ19とし、他端を固定接点21Bの対向位
置まで延長して、スイッチ21の弾性接点21Aとして
いる。バネ19と弾性接点21Aとからなる弾性線は絶
縁ホルダー12で定位置に保持して配設される。
【0046】以上の構造のパック電池29は、開閉蓋3
1でスイッチ21をオンに切り換える。スイッチ21
は、開閉蓋31によらず、たとえば、乾電池収納部に設
けているリブで押してオン位置に切り換える構造とする
こともできる。このスイッチは、弾性接点をリブで押さ
れる位置に配設し、押された弾性接点が接触する位置に
固定接点を配設する。
【0047】パック電池29は、乾電池収納部2に装着
した状態で充電される。パック電池29を充電するため
に、パック電池29は、ゲーム機器1の乾電池収納部2
に装着された状態で、ゲーム機器1の背面に表出する充
電端子22を有する。充電端子22は、図13に示すよ
うに、スイッチ21を通過しないで、二次電池3に接続
される。充電端子22は、充電器30の出力接点32に
接触されて、パック電池29を充電し、さらにゲーム機
器1に電力を供給する。
【0048】パック電池29の充電端子22は、前面に
操作押ボタン33を設けているゲーム機器1の背面であ
って、しかも、操作押ボタン33を設けている位置の裏
面近傍に配設される。ゲーム機器1の操作押ボタン33
を押す毎に、ゲーム機器1に装着しているパック電池2
9の充電端子22を、充電器30の出力接点32に押し
付けるためである。
【0049】充電端子22を背面に表出させるために、
パック電池29は、図4と図5に示すように、ホルダー
4に充電窓23を開口している。充電窓23は、図11
と図12の断面図に示すように、金属バンド11と絶縁
ホルダー12の連結部12Bに開口して、充電窓23の
内側に充電端子22を配設している。図2のパック電池
29は、2本の二次電池3の谷間に充電端子22を配設
して、操作押ボタン33の背面に位置させている。
【0050】パック電池29は、充電端子22を定位置
に配設するために、二次電池3の谷間に端子ホルダー3
4を配設し、この端子ホルダー34の上面に充電端子2
2を固定している。充電端子22は金属板を所定の形状
に裁断したもので、+の充電端子22は二次電池3の+
電極端子5に、−の充電端子22は二次電池3の−電極
端子5に接続される。+−の充電端子22は、端子ホル
ダー34の上面であって、充電窓23の内側に所定の間
隔で平行に配設される。図の充電端子22は、金属バン
ド11の背面プレート11Aと平行な面内にあって、二
次電池3と直交する方向に延長して設けられる。
【0051】パック電池29の充電端子22をゲーム機
器1の背面に表出させるために、乾電池収納部2の開閉
蓋31は、図4に示すように、貫通孔35を開口してい
る。貫通孔35は、乾電池収納部2に装着したパック電
池29の充電端子22と対向する位置に開口している。
この図の開閉蓋31は、開閉できると共に、脱着できる
ようにゲーム機器1の背面に連結している。開閉蓋は、
パック電池の背面に固定して、パック電池と一体構造と
することもできる。
【0052】図2と図3に示す充電器30は、パック電
池29を装着しているゲーム機器1を、脱着自在に装着
できる装着部37をケース36に設けている。図に示す
充電器30の装着部37は、上方を開口している凹部で
あって、ゲーム機器1を、垂直面に対して、上端を後方
に30〜50度、好ましくは35〜50度、最適には約
45度の角度で傾斜させる姿勢で保持する傾斜保持面3
8を、ゲーム機器1の背面に対向する位置に設けてい
る。ゲーム機器1の背面を、傾斜保持面38に当接させ
て、ゲーム機器1を装着部37にセットする。傾斜保持
面38の傾斜角は、ゲーム機器1を充電器30に装着し
た状態で、便利に操作押ボタン33を押すことができ、
さらに、ゲーム機器1のモニタを見やすいように前述の
角度に設定される。
【0053】充電器30の装着部37は、ゲーム機器1
を多少傾動できる遊びのある状態で保持する。それは、
操作押ボタン33を押したときに、充電器30に対して
ゲーム機器1を多少動かせることによって、パック電池
29の充電端子22と出力接点32とを相対移動させ
て、接触不良をより少なくできるからである。ただ、傾
動できる遊びが大きくすぎると、操作押ボタン33を押
す毎にゲーム機器1が動くので、便利に使用できない。
このため、遊びは、操作押ボタン33を押したときに、
ゲーム機器1の下端がたとえば0.1〜1.5mm、好
ましくは0.2〜1mm移動するようにする。
【0054】図の充電器30は、装着部37の傾斜保持
面38と対向する面に、ゲーム機器1の前面下端を係止
する係止部39を設け、この係止部39で、ゲーム機器
1を傾動できる遊びがある状態で係止している。この構
造の装着部37は、極めて簡単にゲーム機器1を脱着で
きる特長がある。
【0055】充電器30のケース36は、ゲーム機器1
を装着部37に入れた状態で安定して水平台に置くこと
ができ、かつ、ゲーム機器1が装着された充電器30を
両手でもって、操作押ボタン33を操作してゲームがで
きる大きさに設計される。このため、充電器30のケー
ス36は、前後方向の長さをゲーム機器1の高さの0.
5〜25倍、好ましくは0.8〜1.5倍、幅をゲーム
機器1の幅の1.2〜2.5倍、好ましくは1.3〜2
倍とする。
【0056】充電器30は、傾斜保持面38から弾性的
に突出して、ゲーム機器1に装着しているパック電池2
9の充電端子22に接触する位置に出力接点32を設け
ている。出力接点32は、パック電池29の充電端子2
2に接触する。出力接点32が充電端子22に接触する
状態で、充電器30は、パック電池29を充電する。出
力接点32は弾性変形できる金属線で、ケース36に内
蔵される充電回路に接続される。
【0057】図2の出力接点32は、充電端子22に接
触する部分を山型に折曲する折曲部とし、さらに、図に
おいて金属線の右部を回転できるように回転軸40に連
結している。この図の出力接点32は、充電端子22に
押し込まれるときに、折曲部を回転軸40を中心とする
円軌道で移動させる。この軌跡を移動する折曲部は、傾
斜保持面38と直交する方向に移動して押し込まれると
共に、傾斜保持面38に平行な方向である上下方向にも
移動する。押し込まれるときに、傾斜保持面38と平行
な上下方向に移動する折曲部は、充電端子22で押し込
まれるとき、充電端子22に対して摺動する。折曲部が
押し込まれるときに、充電端子22と折曲部が摺動する
出力接点32は、操作押ボタン33を押したときに、よ
り接触不良を少なくできる。それは、操作押ボタン33
を押して充電端子22を出力接点32に押し付けて、ゲ
ーム機器1が傾斜保持面38に対して相対的に移動する
と、充電端子22と出力接点32とが摺動するからであ
る。
【0058】ケース36に内蔵される電器回路は、パッ
ク電池29を充電しながら、ゲーム機器1を駆動できる
出力を有する。したがって、パック電池29を装着した
ゲーム機器1を装着部37にセットする状態で、パック
電池29を充電しながらゲーム機器1を駆動する電力を
供給する。
【0059】
【発明の効果】本発明の携帯用のゲーム機器に装着され
るパック電池と充電器は、ゲーム機器独特の使用状態、
すなわち、使用中に頻繁に操作押ボタンを押す操作を利
用して、パック電池の充電端子と充電器の出力接点との
接触不良を極減できる特長を実現する。それは、本発明
のパック電池と充電器が、ゲーム機器を後方に傾斜させ
る姿勢で装着部にセットすると共に、ゲーム機器の背面
に表出されているパック電池の充電端子を操作押ボタン
の裏面近傍に配設して、操作押ボタンを押したときに、
充電端子が充電器の出力接点に押し付けられるようにし
ているからである。この構造によると、頻繁に操作押ボ
タンが押される毎に、パック電池の充電端子は、充電器
の出力接点に押し付けられる。このため、ゲームをする
ために操作押ボタンを押す操作が、充電端子を出力接点
に押し付ける操作となり、特別に充電端子と出力接点と
の接触不良を解消する操作をすることなく、両者の接触
不良を極減して、極めて安定して使用できる特長があ
る。
【0060】さらに、本発明は、操作押ボタンを押す操
作を有効に利用して、接触不良を解消するので、ゲーム
機器を装着部に傾斜させる姿勢として、簡単かつ容易
に、しかも迅速に脱着できる構造として、充電端子出力
接点との接触不良を解消できる特長が実現される。
【0061】さらに、本発明の請求項5のパック電池と
充電器は、充電器の出力接点が、乾電池収納部の開口部
を閉塞している開閉蓋を貫通して、乾電池収納部に収納
されている2本の乾電池の谷間に位置して、出力接点が
乾電池に接触しないから、ゲーム機器に乾電池を装着し
ているときに、万一、充電器にゲーム機器を装着してし
まった場合でも、充電器の出力接点が乾電池に接触せず
に、出力接点のショート等の事故を未然に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパック電池を示す分解斜視図
【図2】本発明の実施例にかかる携帯用のゲーム機器を
充電器に装着した状態を示す断面図
【図3】図2に示す携帯用のゲーム機器と充電器の斜視
【図4】ゲーム機器の乾電池収納部にパック電池を装着
した状態を示す正面図
【図5】図4に示すパック電池の斜視図
【図6】図5に示すパック電池の背面斜視図
【図7】図5に示すパック電池の横断面図
【図8】図5に示すパック電池の上下を反転させた斜視
【図9】図8に示すパック電池の要部拡大断面図
【図10】金属バンドと端部カバー部の係止構造の他の
一例を示す拡大断面図
【図11】図5に示すパック電池の水平断面図
【図12】図5に示すパック電池の縦断面図
【図13】ゲーム機器に装着されるパック電池の回路図
【符号の説明】
1…ゲーム機器 2…乾電池収納部 3…二次電池 4…ホルダー 5…電極端子 6…弾性突出接点 7…非弾性接点 8…リード線 9…リード線 10…出力端子 10A…+出力端子
10B…−出力端子 11…金属バンド 11A…背面プレート
11B…湾曲側壁 11a…保持部 12…絶縁ホルダー 12A…端部カバー部
12B…連結部 12a…出力端子カバー部 12b…底部カバー部 13…ガイド溝 14…取手凹部 15…円筒電池 17…弾性出力端子 18…金属キャップ 18A…凸部端子
18B…ストッパ鍔 19…バネ 20…絶縁材 21…スイッチ 21A…弾性接点
21B…固定接点 22…充電端子 23…充電窓 24…スイッチ窓 25…係止爪 26…係止凹部 27…係止凸部 28…係止穴 29…パック電池 30…充電器 31…開閉蓋 32…出力接点 33…操作押ボタン 34…端子ホルダー 35…貫通孔 36…ケース 37…装着部 38…傾斜保持面 39…係止部 40…回転軸 41…逆入阻止突起 42…フックスペース 43…隔壁リブ 45…傾斜面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用のゲーム機器(1)の背面に開口し
    ている乾電池収納部(2)に、乾電池に代わって装着され
    るパック電池(29)と、このパック電池(29)を充電する充
    電器(30)であって、パック電池(29)および充電器(30)が
    以下の全ての構成を有することを特徴とする携帯用のゲ
    ーム機器に装着されるパック電池と充電器。 (a) パック電池(29)は、ゲーム機器(1)の乾電池収
    納部(2)に装着された状態で、ゲーム機器(1)の背面に表
    出する充電端子(22)を有する。 (b) 充電器(30)は、充電端子(22)を背面に表出させ
    ているパック電池(29)を乾電池収納部(2)に装着してい
    るゲーム機器(1)を脱着自在に装着する装着部(37)を有
    する。 (c) 装着部(37)は、ゲーム機器(1)を、垂直面に対
    して、上端を後方に傾斜させる姿勢で保持する傾斜保持
    面(38)を、ゲーム機器(1)の背面に対向する位置に有す
    る。 (d) 傾斜保持面(38)から弾性的に突出して、ゲーム
    機器(1)に装着しているパック電池(29)の充電端子(22)
    に接触する位置に出力接点(32)を設けている。 (e) 充電器(30)は、出力接点(32)をパック電池(29)
    の充電端子(22)に接触させる状態で、パック電池(29)を
    充電しながら、ゲーム機器(1)に電力を供給する出力を
    有する。 (f) パック電池(29)の充電端子(22)と、傾斜保持面
    (38)から突出している出力接点(32)は、前面に操作押ボ
    タン(33)を設けているゲーム機器(1)の背面に位置し、
    かつ、操作押ボタン(33)を設けている位置の裏面近傍に
    配設している。 (g) 操作押ボタン(33)が押されると、ゲーム機器
    (1)に装着しているパック電池(29)の充電端子(22)が、
    充電器(30)の出力接点(32)に押し付けられるように構成
    している。
  2. 【請求項2】 充電器(30)の装着部(37)が、ゲーム機器
    (1)を傾動できる遊びのある状態で傾斜する姿勢で保持
    する請求項1に記載される携帯用のゲーム機器に装着さ
    れるパック電池と充電器。
  3. 【請求項3】 充電器(30)の装着部(37)が、ゲーム機器
    (1)の前面下端を係止する係止部(39)を有し、係止部(3
    9)が、ゲーム機器(1)を傾動できる遊びがある状態で係
    止する請求項2に記載される携帯用のゲーム機器に装着
    されるパック電池と充電器。
  4. 【請求項4】 充電器(30)の出力接点(32)が、乾電池収
    納部(2)の開口部を閉塞している開閉蓋(31)を貫通し
    て、パック電池(29)の充電端子(22)に接触する請求項1
    に記載される携帯用のゲーム機器に装着されるパック電
    池と充電器。
  5. 【請求項5】 充電器(30)の出力接点(32)が、乾電池収
    納部(2)の開口部を閉塞している開閉蓋(31)を貫通し
    て、乾電池収納部(2)に収納されている2本の乾電池の
    谷間に位置して、出力接点(32)が乾電池に接触しないこ
    とを特徴とする請求項1に記載される携帯用のゲーム機
    器に装着されるパック電池と充電器。
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