JP2001006254A - 遠隔操作装置、記録装置および遠隔操作方法 - Google Patents

遠隔操作装置、記録装置および遠隔操作方法

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JP2001006254A
JP2001006254A JP11169506A JP16950699A JP2001006254A JP 2001006254 A JP2001006254 A JP 2001006254A JP 11169506 A JP11169506 A JP 11169506A JP 16950699 A JP16950699 A JP 16950699A JP 2001006254 A JP2001006254 A JP 2001006254A
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JP11169506A
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Hiroshi Yamaguchi
博士 山口
Sachiko Hiroyasu
祥子 廣安
Yuji Ogiwara
有二 荻原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に記録されているプログラムの全て
を消去する指令を与える時の操作性を向上する。 【解決手段】 パーソナルコンピュータのディスプレイ
には、MDレコーダを遠隔操作し、曲名を入力するため
の操作画面が表示される。操作画面は、ディスク名表示
欄85と、ディスクに既に記録されているトラックのト
ラック名表示欄82とを含む。消去ボタンをクリックす
ると、ディスク名表示欄85を選択中かどうかが決定さ
れる(ステップS2)。ディスク名表示欄85を選択し
ている時には、ダイアログボックスが表示され、全ての
プログラムの消去を行う旨のメッセージが表示される
(ステップS3)。ユーザがOKボタンをクリックする
と、ディスク中のプログラムを全て消去する指令が発生
する(ステップS5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体に記録
されている曲等のデータを一括消去する時に、操作性を
向上することが可能な遠隔操作装置、記録装置および遠
隔操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、MD(Mini Disc:登録商標)
などの、光磁気ディスクに音楽などのプログラムを記録
および再生する、光磁気ディスク装置が知られている。
このMDでは、例えばディジタル化されたATRAC(A
daptive Tranform Acoustic Coding) 方式で圧縮符号化
された音楽データなどからなるプログラムが記録され、
記録されたプログラムの管理情報が内周側に記録され
る。この管理情報が記録される領域は、U−TOC(Use
r-Table Of Contents)エリアと称される。
【0003】プログラムは、トラック単位で管理され
る。例えば、プログラムが音楽データである場合、1曲
を1トラックとして記録することができる。再生時に所
望のトラックを指定することで、そのトラックに記録さ
れた曲すなわち音楽データが再生される。
【0004】U−TOCエリアは、例えば32セクタか
ら構成され、このうちセクタ1およびセクタ4は、記録
されたプログラムに対応したタイトル名などの文字情報
を管理している。セクタ1および4は、それぞれ異なる
文字形態に対応する。例えば、セクタ1がアスキーコー
ドによって表される英字を管理し、セクタ4がISO(I
nternational Organization for Standardization)−8
859−1またはシフトJIS(Japanese Industrial S
tandard)による文字コードで表される、漢字や平仮名な
どによる文字情報を管理する。それぞれのセクタには、
プログラムのトラック情報と文字情報との対応付けを管
理するエリアが設けられ、このエリアに、トラックに対
応した文字情報のポインタが記される。
【0005】文字情報の入力は、この光磁気ディスク装
置に設けられたキーまたはリモートコントロールコマン
ダに設けられたキーなどを操作することによってなされ
る。この文字情報の入力を行ったり、リモートコントロ
ールを行ったり、編集を行う場合に、光磁気ディスクに
記録されている曲のリストを画面に表示する方法が提案
されている。例えば光磁気ディスク中の所望の曲を消去
したい時には、このリスト画面においてに所望の曲を指
定し、画面中の消去ボタンをクリックするようになされ
る。また、光磁気ディスク中の全部の曲を一括消去(オ
ールイレーズ)したい時には、光磁気ディスク装置が停
止状態で且つリスト中の曲が非選択状態において、消去
ボタンをクリックするようになされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、光磁気デ
ィスクに記録されている曲を一括消去する場合には、光
磁気ディスク装置が停止状態という条件と、リスト中で
曲が選択されていない条件との両方が満たされている必
要があった。このように二つの条件を必要とすること
は、ユーザが一括消去する操作が面倒であった。
【0007】従って、この発明の目的は、一括消去を行
う場合の操作性を向上できる遠隔操作装置、記録装置お
よび遠隔操作方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上述
した課題を解決するために、記録装置の動作を遠隔操作
するようにした遠隔操作装置において、記録媒体に既に
記録されているプログラムを個々に指定するための第1
の表示と、プログラムの全体を指定する第2の表示と、
記録装置の動作を制御するための第3の表示とからなる
操作画面を表示部に表示し、操作画面を使用してなされ
る入力に従って記録装置を遠隔制御するための制御手段
を備え、第2の表示を使用してプログラムの全体を指定
し、第3の表示を表示を使用して消去指令を入力すると
きに、プログラム全体を一括して消去する指令を記録装
置に対して与えることを特徴とする遠隔操作装置であ
る。
【0009】請求項2の発明は、記録媒体に対してディ
ジタルデータを記録し、記録媒体からディジタルデータ
を再生するようにした記録装置において、記録媒体に既
に記録されているプログラムを個々に指定するための第
1の表示と、プログラムの全体を指定する第2の表示
と、動作を制御するための第3の表示とからなる操作画
面を表示部に表示し、操作画面を使用してなされる入力
に従って動作を制御するための制御手段を備え、第2の
表示を使用してプログラムの全体を指定し、第3の表示
を表示を使用して消去指令を入力するときに、プログラ
ム全体を一括して実質的に消去するようにしたことを特
徴とする記録装置である。
【0010】請求項5の発明は、記録装置の動作を遠隔
操作するようにした遠隔操作方法において、記録媒体に
既に記録されているプログラムを個々に指定するための
第1の表示と、プログラムの全体を指定する第2の表示
と、記録装置の動作を制御するための第3の表示とから
なる操作画面を表示部に表示するステップと、操作画面
を使用して、記録装置を遠隔制御する指令を入力するス
テップとを有し、プログラム全体を一括して消去する指
令を記録装置に対して与える場合には、第2の表示を使
用してプログラムの全体を指定し、第3の表示を表示を
使用して消去指令を入力することを特徴とする遠隔操作
方法である。
【0011】この発明では、プログラム全体を一括して
消去する場合に、操作画面上でプログラム全体を指定す
る操作と、消去指令を入力する操作とを行えば良く、一
括消去のための操作がユーザに分かり易くなり、操作性
を向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を、
図面を参照しながら説明する。図1は、この一実施形態
における、各装置の接続形態の一例を示す。30は、オ
ーディオ記録再生装置として用いられるMD(Mini Dis
c:登録商標) レコーダ30である。MDレコーダ30
とパーソナルコンピュータ40とがケーブル50を介し
て接続される。MDレコーダ30とパーソナルコンピュ
ータ40との間では、IEEE(Insititute of Electri
cal and Electronic Engineers) 1394、RS(Recom
mended Standard)−232C、SCSI(Small Compute
r System Interface) などの規格のインターフェースが
用いられる。この一実施形態では、MDレコーダ30が
IEEE1394に対応するインターフェイス手段を持
ち、MDレコーダ30とパーソナルコンピュータ40と
をケーブル50を介して接続するようにしている。
【0013】パーソナルコンピュータ40は、キーボー
ド58、マウス69、ディスプレイ73を有する。パー
ソナルコンピュータ40には、MDレコーダをリモート
コントロールし、また、曲の編集、文字入力等を行うた
めのアプリケーションがインストールされている。一実
施形態は、このように、MDレコーダ30をパーソナル
コンピュータ40(アプリケーション)により制御する
例である。しかしながら、この発明は、かかるシステム
に限定されるものではなく、自身がディスプレイを持
ち、そのディスプレイの表示を参照して編集、文字入力
を行うことが可能なMDレコーダに対しても適用でき
る。さらに、この発明は、MD以外の記録媒体例えばフ
ラッシュメモリを有するメモリカードを使用する場合に
対しても適用することができる。この種のメモリカード
は、レコーダの構成、またはパーソナルコンピュータに
対して直接装着する構成をとりうる。そして、メモリカ
ードも、MDと同様に記録される曲(トラック)を管理
する情報が記録される。
【0014】MDレコーダ30の入出力部には、図示し
ないが、ミニディスク(MD)に記録する音楽信号が供
給され、また、再生された音楽信号が取り出される。音
楽信号は、他のプレーヤ例えばCDプレーヤが出力する
もの、電子音楽配信システム例えばディジタル放送の所
定のチャンネルを通じて配信されるもの等である。音楽
信号は、アナログ信号、ディジタル信号が可能で、信号
伝送のためのインターフェースとして、例えばIEEE
1394を使用できる。
【0015】図2は、上述のMDレコーダ30の構成の
一例を示す。ディスク1は、シャッター機構を有するカ
ートリッジ内に収納され、このシャッター機構を記録お
よび再生時に開閉することによって、ディスク1に光学
ピックアップからの光を照射したり、磁気ヘッドからの
磁界を印加することができる。記録および再生時等、デ
ィスク1は、MDレコーダ30に装着され、スピンドル
モータ2によってCLV(Constant Liner Velocity) に
回転制御される。このディスク1を挟んで互いに対向す
る位置に光学ヘッド3と、磁気ヘッド6とが設けられ
る。光学ヘッド3全体は、スレッドモータ5によってデ
ィスク1の半径方向に移動される。
【0016】光学ヘッド3は、対物レンズ3a、2軸機
構4、図示しない半導体レーザおよび受光部から構成さ
れる。半導体レーザが出射するレーザ光強度は、記録時
と再生時とで切替えられる。受光部は通常複数の領域か
らなっており、半導体レーザからの出射光がディスク1
によって反射された反射光を受光して、各領域毎に検出
信号を生成する。この反射光は、磁気Kerr効果によ
って記録情報に応じて偏光面が変化するものであり、受
光部は、この偏光面の変化に基づいて磁界ベクトルを検
知し、検知した磁界ベクトルに基づいて検出信号を生成
する。また、2軸機構4は、対物レンズ3aをディスク
1の記録面に接離する方向に駆動するフォーカス用コイ
ルと、対物レンズ3aをディスク1の半径方向に駆動す
るトラッキング用コイルとによって構成されている。
【0017】以下、データ再生系およびサーボ系等、再
生信号に基づく処理に係る構成および動作について説明
する。光学ヘッド3内の受光部により生成された上述の
検出信号がRFアンプ7に供給される。RFアンプ7に
おいて、検出信号に基づきフォ−カスエラー信号FE,
トラッキングエラー信号TE,RF信号およびスピンド
ルエラー信号が生成される。これらのうち、信号FEお
よび信号TEがサーボ回路9に供給される。また、RF
信号がEFM(Eight to Fourteen Modulation)およびC
IRC(Cross Interleave Read-Solomon Coding)エンコ
ーダおよびデコーダ8およびアドレスデコーダ10に供
給される。さらに、スピンドルエラー信号がシステムコ
ントローラ11に供給される。
【0018】サーボ回路9は、RFアンプ7から供給さ
れる信号に位相補償および利得調整を施す。サーボ回路
9の出力は、図示しないドライブアンプを介して2軸機
構4内のフォーカス用コイルおよびトラッキング用コイ
ルに供給される。さらに、サーボ回路9において図示し
ないLPF(Low Pass Filter) にトラッキングエラー信
号TEが供給され、このLPFの出力に基づきスレッド
エラー信号が生成される。スレッドエラー信号は、図示
しないスレッドドライブアンプを介してスレッドモータ
5に供給される。スレッドエラー信号に従いスレッドモ
ータ5が動作される。
【0019】一方、EFMおよびCIRCエンコーダ・
デコーダ8に対して、RF(Radio Frequency) アンプ7
からRF信号が供給される。EFMおよびCIRCエン
コーダおよびデコーダ8において、RF信号が2値化さ
れ、記録データに施されているEFMに対応してEFM
の復調が施される。さらに、この信号に対して、記録情
報に施されていた符号化である、CIRC(Cross Inter
leaveReed-Solomon Coding) に基づくエラー訂正処理が
行なわれる。
【0020】また、EFMおよびCIRCエンコーダお
よびデコーダ8で、RF信号に基づく2値化信号または
アドレスデコーダ10によって抽出されるアドレスデー
タに基づき、ディスク1の回転を制御するためのスピン
ドルエラー信号が生成される。生成されたスピンドルエ
ラー信号は、システムコントローラ11に供給され、ス
ピンドルモータ2がこの信号に基づき制御される。さら
に、EFMおよびCIRCエンコーダおよびデコーダ8
では、2値化されたEFM信号に基づき、内蔵されるP
LL(Phase Locked Loop) の引込み動作が制御される。
【0021】EFMおよびCIRCエンコーダおよびデ
コーダ8の出力がメモリコントローラ12を介してメモ
リ13に書き込まれる。メモリ13に対するデータの書
き込みおよびメモリ13からのデータの読み出しは、メ
モリコントローラ12によって制御される。また、メモ
リコントローラ12は、システムコントローラ11によ
って制御される。
【0022】メモリ13から読み出された信号がオーデ
ィオ圧縮および伸張エンコーダ・デコーダ14に供給さ
れ、この信号に施されていた、例えばATRAC(Acous
ticTRansferred Adopted Coding) 方式による圧縮がデ
コードされる。圧縮がデコードされた信号は、D/A変
換器15でアナログオーディオ信号に変換され、オーデ
ィオ出力端子16を介して図示しない音声信号出力手段
に供給される。
【0023】ディスク1には、予め、例えば22.05
Hzといった所定の周波数の蛇行をしたグルーブが設け
られており、FM(Frequency Modulation)変調によって
アドレスデータが記録されている。アドレスデータは、
RFアンプ9から供給されるRF信号に基づきアドレス
データデコーダ10によって抽出される。アドレスデー
タデコーダ10において、供給されたRF信号に対して
内蔵されるBPF(Band Pass Filter)を介してFM復調
され、アドレスデータが抽出される。抽出されたアドレ
スデータがEFMおよびCIRCエンコーダおよびデコ
ーダ8に供給される。
【0024】ここで、メモリコントローラ12が行う処
理について、より詳細に説明する。EFMおよびCIR
Cエンコーダおよびデコーダ8の出力信号が例えば1.
4Mビット/秒の転送レートでメモリ13に書き込まれ
る。そして、所定量以上の信号がメモリ13に蓄積され
たら、書き込み時の転送レートより充分遅い0.3Mビ
ット/秒の転送レートで読み出される。このように、再
生された信号をメモリ13に一旦蓄えてからオーディオ
データとして出力するため、外乱によるトラックジャン
プなどに起因した音飛びが防止される。
【0025】すなわち、例えば振動などの外乱によって
トラックジャンプが生じた場合には、トラックジャンプ
が生じたアドレスに、光学ヘッド3が再配置される。こ
の処理に要する期間にも、上述したメモリコントローラ
12の処理によってメモリ13に既に書き込まれている
信号に基づきオーディオ出力がなされる。このため、ト
ラックジャンプに起因してディスク1からの再生が中断
しても、それが所定時間以内であればオーディオ出力が
途切れない。一例として、メモリ13として4Mバイト
のRAMを使用した場合には、メモリ13内のデータが
満杯とされた状態で約10秒間のオーディオデータ出力
に相当するデータが蓄えられる。
【0026】次に、記録に関する構成および動作につい
て説明する。アナログオーディオ信号がアナログオーデ
ィオ入力端子17を介してA/D(Analog to Digital)
コンバータ18に供給される。アナログオーディオ信号
は、A/Dコンバータ18でディジタル信号に変換さ
れ、オーディオ圧縮エンコーダおよび伸張デコーダ14
に供給される。なお、端子21から、ディジタルオーデ
ィオ信号を直接的にオーディオ圧縮エンコーダおよび伸
張デコーダ14に供給することもできる。
【0027】オーディオ圧縮エンコーダおよび伸張デコ
ーダ14に供給されたディジタル信号は、例えばATR
AC方式で以て圧縮処理を施され、0.3Mビット/秒
等の転送レートで転送されメモリコントローラ12を介
してメモリ13に一旦蓄積される。メモリコントローラ
12は、メモリ13に所定量のディジタル信号が蓄積さ
れたことを検知した時にメモリ13からの読出しを許可
する。
【0028】メモリ13から読出されたディジタル信号
は、EFMおよびCIRCエンコーダおよびデコーダ8
に供給され、EFMおよびエラー訂正のためのCIRC
符号化を施され、磁気ヘッド駆動回路35に供給され
る。磁気ヘッド駆動回路35では、供給された信号に基
づき磁気ヘッド6のN極またはS極の駆動が行われる。
さらに、光学ヘッド3内の半導体レーザの出射パワーが
再生時よりも高パワーとなるように制御される。さら
に、ディスク1の表面がCurie温度まで加熱されて
磁界反転を生じ得る状態とされて、データの記録が行わ
れる。
【0029】システムコントローラ11は、例えばCP
U(Central Processing Unit) からなり、上述した記録
および再生等の動作に係る種々の制御を行なう。例え
ば、システムコントローラ11において、メモリコント
ローラ12がメモリ13を使用して行う信号処理の制
御、EFMおよびCIRCエンコーダおよびデコーダ8
から供給されるスピンドルエラー信号に基づくスピンド
ル制御、およびEFMおよびCIRCエンコーダおよび
デコーダ8に対するエンコーダ、デコーダ制御が行われ
る。
【0030】システムコントローラ11には、例えば赤
外線信号の送受信を行うための送受信ユニット22が接
続される。システムコントローラ11から送受信ユニッ
ト22に対して供給された制御信号が赤外線信号に変調
され、送信される。送信された赤外線信号は、例えば同
様に赤外線信号の送受信機能を有するリモートコントロ
ールコマンダ36に受信される。リモートコントロール
コマンダ36は、例えば所定の表示機能を有し、受信さ
れた信号に基づいた表示が行われる。また、リモートコ
ントロールコマンダ36(図2中では、リモコン36と
表記している)から、ユーザの操作に基づく赤外線信号
が送信され、送受信ユニット22に受信される。送受信
ユニット22に受信された信号は、所定の制御信号に変
換され、システムコントローラ11に供給される。シス
テムコントローラ11では、供給された信号に基づきM
Dレコーダ30の各部に対して制御信号を供給する。
【0031】また、インターフェース39、ケーブル5
0を通じてパーソナルコンピュータ40と接続される。
MDレコーダ30とパーソナルコンピュータ40とが双
方向通信を行うことが可能とれている。MDレコーダ3
0からパーソナルコンピュータ40に対しては、U−T
OCに記録されている情報、MDレコーダ30の動作状
態を示す情報が伝送される。パーソナルコンピュータ4
0からは、MDレコーダの動作指令、各トラックに関す
る識別情報例えば曲名情報が伝送される。
【0032】次に、ミニディスクであるディスク1の媒
体フォーマットについて説明する。図3は、ディスク1
の記録エリアを概略的に示す。ポリカーボネイト基板に
情報膜が被着され、中央に磁性体からなるクランピング
プレート41が装着される。情報膜は、記録膜と再生専
用の膜とからなる。情報膜の内の記録膜は、ポリカーボ
ネイト基板側から順に誘電体層、MO層、誘電体層、反
射膜、保護膜が積層された構造を有する。情報膜の内の
再生専用の膜は、反射膜および保護膜からなる。ディス
ク1のクランピングプレート41を除く情報膜の領域が
インフォーメーションエリア42とされる。
【0033】インフォーメーションエリア42の最内周
側がリードインエリア43とされる。リードインエリア
43には、再生専用の膜が被着されており、予めピット
の形態で情報が記録されている。リードインエリア43
の外側に記録膜が被着されたレコーダブルエリア44が
設けられ、さらに、ディスク1の最外周にリードアウト
エリア45が設けられる。また、レコーダブルエリア4
4の外側にプログラムを記録するプログラムエリア47
が配置される。また、レコーダブルエリア44の内周側
には、U−TOCを記録するU−TOCエリア46が配
置され、プログラムエリア47内に記録されている各プ
ログラムに係る情報が記録される。
【0034】リードインエリア43とU−TOCエリア
46との間、すなわち、レコーダブルエリア44の最内
周には、キャリブレーションエリア48が設けられる。
また、U−TOCエリア46とプログラムエリア47と
の間には、ギャップエリア49が設けられる。キャリブ
レーションエリア48およびギャップエリア49には、
ユーザデータが記録されない。キャリブレーションエリ
ア48は、記録時のレーザ出力の調整などのために設け
られている。
【0035】リードインエリア43内には、P−TOC
(Pre-mastered Table Of Contents)がプリピットとして
予め記録されている。P−TOCには、そのディスクの
各曲のスタートアドレスおよびエンドアドレス、曲の名
前であるトラックネームや、ディスクの名前であるディ
スクネームなどが記録されている。
【0036】ディスク1に対して記録または再生動作を
行うためには、ディスク1に記録されている管理情報で
あるP−TOCおよびU−TOCを予め読出す必要があ
る。システムコントローラ11は、これらの管理情報に
応じてディスク1上の記録すべきエリアのアドレスや、
再生すべきエリアのアドレスを判別する。これらの管理
情報は、ディスク1が装着された際に読出され、図示さ
れないメモリに記憶され、その後の記録または再生動作
において参照される。
【0037】U−TOCは、データの記録や消去に応じ
て編集され書き替えられる。システムコントローラ11
は、メモリ上のU−TOCに対して、この編集処理を記
録または消去動作の度に行う。そして、編集処理の結果
として更新されたU−TOCを、ディスク1のU−TO
Cエリア46に、例えばディスク1のイジェクト指令や
電源OFFの指令の際といった所定のタイミングで書込
む。なお、上述に限らず、書き替えが行われる度にディ
スク1のU−TOCエリア46の内容を、直接的に記録
し直すようにしても良い。
【0038】U−TOCは、上述したように、プログラ
ムエリア47に記録されている各プログラムを管理する
目録情報である。U−TOCは、U−TOCエリア46
に記録される。U−TOCは、例えば32セクタから構
成されるU−TOCエリア46に記録される。U−TO
Cのセクタ0には、プログラムエリア47に記録されて
いる各プログラムの起点アドレス、終点アドレス、コピ
ープロテクト情報、エンファシス情報等が管理されてい
る。
【0039】U−TOCのセクタ1には、プログラムエ
リア47に記録されている各プログラムのタイトル、デ
ィスク1全体のタイトルが管理される。ここで、ディス
ク1全体のタイトルとは、記録されるプログラムがオー
ディオデータの場合にはアルバムタイトル、演奏者名な
どの情報であり、各プログラムのタイトルとは、例えば
曲名に相当する。このU−TOCセクタ1においては、
使用できる文字コードが定められているので、主にアル
ファベット入力されたタイトルが管理される。例えば、
セクタ1では、アスキーコードで文字情報が管理され
る。
【0040】一方、ユーザより半角カタカナ入力が指示
された場合には、特殊コードの”^”を自動発生し、ア
ルファベット文字を囲んでセクタ1にて管理する。この
場合には、特殊コードの”^”で囲まれたアルファベッ
トが所定の変換表に基づきカタカナに変換して表示され
る。変換表により、例えば”^a^”という文字がカタ
カナの”ア”に変換される。
【0041】U−TOCのセクタ4では、使用するもの
と定められている文字コードにより、プログラムエリア
47に記録されている各プログラムのタイトルが漢字、
ひらがな、カタカナで表記することが可能とされてい
る。セクタ4では、例えばISO−8859−1による
文字コードまたはシフトJISコードで文字情報が管理
される。
【0042】図4は、パーソナルコンピュータ40の構
成の一例を示す。バス60に対して、メモリおよびバス
コントローラ61を介してCPU62が接続される。同
様に、バス60に対して、メモリおよびバスコントロー
ラ61を介してROM63およびRAM64が接続され
る。ROM63には、パーソナルコンピュータ40を動
作させるための基本的なソフトウェアが予め格納され
る。また、RAM64は、CPU62のワークエリアお
よび一時的なデータの格納場所として使用される。
【0043】バス60に対して入出力コントローラ65
が接続される。入出力コントローラ65には、外部から
のデータの入力、例えばユーザの操作に基づくデータの
入力を行うキーボード68やマウス69といった、ユー
ザインターフェイスとして用いられる入力デバイスが接
続される。これらの入力デバイスは一例であり、例えば
タブレットやタッチパネル、ジョイスティックなど、他
の方法で入力を行うデバイスを接続することもできる。
図示しないが、フロッピーディスクドライブなども、こ
の入出力コントローラ65に接続される。
【0044】また、入出力コントローラ65には、外部
の機器とデータの通信を行うインターフェイス66も接
続される。インターフェイス66としては、例えばIE
EE1394が用いられ、インターフェース66および
ケーブル50を介して上述したMDレコーダ30が接続
される。入出力コントローラ65には、これらの他に、
モデム74が接続される。パーソナルコンピュータ40
において、モデム74を用いることで、所定のプロトコ
ルに基づき電話回線などを介して外部との通信を行うこ
とができる。例えば、モデム74により、電話回線を介
してインターネットと接続することができる。
【0045】さらに、バス60に対して、CD−ROM
(Compact Disc-Read Only Memory)ドライブ70,ハー
ドディスクドライブ71が接続される。ハードディスク
ドライブ71は、プログラムやデータが格納されると共
に、CPU62のワークエリアとしても利用される。ま
た、バス60に対して、グラフィックアダプタ72を介
してディスプレイ73が接続される。CPU62で生成
された描画データがバス60を介してグラフィックアダ
プタ72に供給され、ディスプレイ73で映出可能なデ
ータとされ、ディスプレイ73における表示がなされ
る。
【0046】例えば、上述のフロッピーディスクドライ
ブに所要のソフトウェアが記録されたフロッピーディス
クがインストールされ、または上述のCD−ROMドラ
イブに所要のソフトウェアが記録されたCD−ROMが
インストールされることにより、上述のソフトウェアが
読み出され、後述する操作が行われる。
【0047】所要のソフトウェアは、文字情報、動作指
令を入力する操作アプリケーション、入力された文字情
報、動作指令をMDレコーダ30に送信し、MDレコー
ダ30からの情報(動作状態を表す信号、U−TOCに
含まれる情報)を受信するためのIEEE1394の規
格に基づいたデータ通信に関するアプリケーション等が
含まれる。入力された文字情報は、インターフェイス6
6およびケーブル50を介してMDレコーダ30に対し
て伝送され、ディスク1の例えばU−TOCに記録され
る。勿論、パーソナルコンピュータが内蔵するメモリや
ハードディスクドライブなどのプログラム記憶装置に、
上述のソフトウェアが予め記憶されていても構わない。
【0048】ディスプレイ73の表示に基づき、上述し
たキーボード68やマウス69などの入力デバイスで所
定の操作を行うことで、ソフトウェアに対して指示を行
うことができる。これは、例えばマウス69の動きに対
応して移動されるポインタで、画面上の所定の領域を指
定することでなされる。
【0049】上述した構成で、例えば、MDレコーダ3
0に予め複数の音楽データが記録されたディスク(M
D)がセットされ、U−TOC情報が読み取られる。ケ
ーブル50を介して、MDレコーダ30とパーソナルコ
ンピュータ40との間で所定のデータ通信が行われ、読
み取られたU−TOC情報がパーソナルコンピュータ4
0に対して転送される。すなわち、MDレコーダ30に
おいて、ディスク1のU−TOCなどから読み出され
た、ディスク1に記録された曲名情報やディスク情報と
いった文字情報、あるいは、記録時間などの情報は、イ
ンターフェイス66を介してパーソナルコンピュータ4
0に転送される。そして、転送されたこれらの情報は、
所定のソフトウェアによってCPU62で処理され、例
えばグラフィックアダプタ72を介してディスプレイ7
3で表示される。
【0050】ところで、再生する曲(トラック)の指
定、消去する曲の指定、文字情報を書き込む曲の指定
は、データがパーソナルコンピュータ40からMDレコ
ーダ30に対して出力される段階で決められていなけれ
ばならない。この一実施形態では、これらの曲の指定を
行ったり、指定された曲に対する編集処理を行うため
に、パーソナルコンピュータ40におけるGUI(Graph
ic User Interface)を用いる。
【0051】図5は、GUIの一例としてのウィンドウ
80を示す。ウィンドウ80は、MDレコーダ30に装
着されたディスク1に既に記録されているプログラム
(トラック)と識別情報としての曲名を対応付けるリス
トの表示を含んでいる。パーソナルコンピュータ40
は、吸い上げたU−TOC情報に基づきディスク1のト
ラック情報をリストで表示する。リストは、トラック番
号欄81と、トラック名表示欄82と、時間表示欄83
とで構成される。トラック番号欄81に、トラック番号
が表示される。ここでは、最大10個のトラックに関す
る表示が可能とされている。トラック名表示欄82は、
トラック番号に対応したトラックのタイトルなどの文字
情報の表示ならびに編集を行う欄である。時間表示欄8
3に、各トラックに記録されている音楽データの長さす
なわち演奏時間が表示される。
【0052】図5の例では、ディスク1に、各トラック
に対応した文字情報が記録されていないため、トラック
名表示欄82には何も表示されていない。また、トラッ
ク名表示欄82の所望のトラックに対応する欄を指定し
て、文字列を入力することで、そのトラックに名前を付
けることができる。トラック名表示欄82に入力される
文字情報は、名前に限られない。なお、ディスク1に作
成されているトラック数が多く、リストに同時に表示で
きないときには、スクロールバー84を操作すること
で、隠れている部分を表示させることができる。
【0053】ディスク名表示欄85には、ディスク1に
付されU−TOCに記録されたディスク名が表示され
る。また、左側上部の表示欄86には、そのディスク1
に対してさらに記録可能な残り時間(または経過時
間)、レベルメーター、曲名等が表示される。
【0054】ウィンドウ80の上部には、パーソナルコ
ンピュータ40からMDレコーダ30を操作するための
各種のボタン87が配置される。ボタン87を操作する
ことで、パーソナルコンピュータ40からMDレコーダ
30に対して、操作されたボタン87に対応した動作指
令が伝送され、MDレコーダ30が遠隔制御される。例
えばボタン87rが録音ボタンを示し、87pがポーズ
ボタンを示す。さらに電源スイッチ、ディスクイジェク
トボタンも配置されている。
【0055】ウィンドウ80の左側に、トラックすなわ
ち曲単位の編集を行うためのアイコン88a、88b、
88c、88dが配置される。アイコン88aは、直前
の編集動作をないものとして元に戻すためのアイコンで
ある。アイコン88bは、曲の移動を指示するアイコン
である。アイコン88bによって、曲の順序を変更する
ことができる。アイコン88cは、二つの曲の結合を指
示するアイコンである。アイコン88dは、曲の削除す
なわち消去を指示するアイコンである。これらの編集用
のアイコンを使用して、ウィンドウ80として提示され
ている複数の曲に対して、編集作業を行うことができ
る。
【0056】このウィンドウ80のリスト画面におい
て、トラックを指定し、そのトラックに対応するトラッ
ク名表示欄82に文字を入力し、入力された情報をパー
ソナルコンピュータ40からMDレコーダ30へ転送
し、ディスク1に記録することができる。なお、文字情
報の入力方法として、上述のウィンドウ80による編集
画面を使用するもの以外に、他のアプリケーションソフ
トウェアで作成された文字情報を用いて、簡単に多くの
文字情報の入力を行うようにしても良い。
【0057】図5は、例えばトラック番号が005のト
ラックを再生している時のウィンドウを示す。リスト中
で再生しているトラックに対応する欄が例えば緑色で示
される。他の選択されていないトラックの欄は、水色で
表示される。さらに、若し、ユーザが選択すると、対応
する欄が黄色に表示される。表示欄86には、再生中の
トラック番号(005)と、経過時間と、再生レベルと
が表示される。
【0058】次に、ユーザがカーソルをディスク名表示
欄85上に移動し、マウスをクリックすることによっ
て、ディスク名表示欄85を選択すると、図6に示すよ
うに、ディスク名表示欄85が選択されたことを示す画
面に変化する。具体的には、ディスク名表示欄85が黄
色で表示される。そして、アイコン88dをクリックす
ると、図7に示すように、ダイアログボックス89が表
示される。
【0059】このダイアログボックス89は、ディスク
に記録されている全プログラムを一括して消去すること
を確認するためのもので、若し、全て消去を実行する場
合には、OKボタン90がクリックされる。一方、全て
消去を行わない場合には、キャンセルボタン91がクリ
ックされる。OKボタン90がクリックされると、パー
ソナルコンピュータ40からMDレコーダ30に対し
て、全て消去の指令が送信される。MDレコーダ30で
は、この指令を受信して、装着しているディスク中のプ
ログラムの全て消去する。消去動作は、U−TOCデー
タを操作することでなされ、ディスクのプログラムエリ
アに記録されているプログラムデータは、消去されな
い。このプログラムデータは、消去後には、無効なデー
タであり、新たなプログラムデータによって上書きされ
うるものである。
【0060】図8は、上述したこの発明の一実施形態の
消去動作を説明するためのフローチャートである。ステ
ップS1において、ウィンドウ80内のアイコン(消去
ボタン)88dをクリックすると、ディスク名表示欄8
5を選択中であるかどうかがステップS2において決定
される。若し、ディスク名表示欄85を選択中である
と、ステップS3において、図7に示すようなダイアロ
グボックス89を表示する。そして、ステップS4にお
いて、OKボタン90がクリックされると、全て消去動
作の指令が発生する(ステップS5)。
【0061】ステップS2において、ディスク名表示欄
85を選択中でないと決定されると、処理がステップS
6に移る。ステップS6では、トラック名表示欄82が
選択中かどうかが決定される。トラック名表示欄82が
選択中と決定されると、ステップS7において、複数ト
ラックを選択中かどうかが決定される。複数トラック
は、パーソナルコンピュータ40のコントロールキーを
使用した操作によって選択される。
【0062】複数トラックの選択中と決定されると、ス
テップS8においてダイアログボックスが表示される。
このダイアログボックスは、図7に示すダイアログボッ
クス89と同様の形式であり、例えば「複数トラックの
内容を削除してもよろしいですか?」のメッセージが表
示される。そして、ステップS9において、OKボタン
がクリックされると、選択中の複数トラックが消去され
る(ステップS10)。
【0063】若し、ステップS7において、複数トラッ
クを選択中でないと決定されると、ステップS11にお
いて、ダイアログボックスが表示される。このダイアロ
グボックスは、図7に示すダイアログボックス89と同
様の形式であり、例えば「トラックの内容を削除しても
よろしいですか?」のメッセージが表示される。そし
て、ステップS12において、OKボタンがクリックさ
れると、選択中のトラックが消去される(ステップS1
3)。
【0064】若し、ステップS6において、トラック名
表示欄82を選択中でないと決定されると、ステップS
14において、再生中かどうかが決定される。再生中と
決定されると、ステップS15において、ダイアログボ
ックスが表示される。このダイアログボックスは、図7
に示すダイアログボックス89と同様の形式であり、例
えば「再生しているトラックの内容を削除してもよろし
いですか?」のメッセージが表示される。そして、ステ
ップS16において、OKボタンがクリックされると、
再生中のトラックが消去される(ステップS17)。
【0065】若し、ステップS14において、再生中で
ないと決定されると、処理がステップS3に移る。すな
わち、ステップS2、S6、S14の決定によって、デ
ィスク名表示欄85が選択中でなく、トラック名表示欄
82が選択中でなく、且つ再生中でない場合には、ステ
ップS3、S4、S5によって、全て消去の動作がなさ
れる。これは、既存の遠隔操作のアプリケーションにお
いて全て消去を行う時と同一の操作である。既存の遠隔
操作のアプリケーションとの互換性を確保するための処
理である。
【0066】なお、上述した一実施形態では、パーソナ
ルコンピュータに対して、MDレコーダを遠隔操作する
ためのアプリケーションを搭載するようにしている。し
かしながら、この発明は、MDレコーダ本体が操作画面
を表示する表示部を持つ場合には、MDレコーダ本体の
機能として、上述した一実施形態の消去動作を実現する
ことができる。また、パーソナルコンピュータ40を用
いているが、専用の制御装置例えばリモコンのコマンダ
として構成しても良い。
【0067】さらに、上述では、記録可能な媒体として
MDを使用しているが、MDには限定されない。記録媒
体としては、例えばDVD(Digital Versatile Disc)の
ような他の光ディスクや磁気テープ、光テープ、半導体
メモリなどを用いることもできる。さらに、記録媒体に
記録されているディジタル情報は、オーディオデータに
限らず、ビデオデータであってもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ディスク名表示欄を選択して消去指令を入力するこ
とによって、記録媒体中のプログラムの全て消去の動作
を行うことができる。従って、ユーザにとって、全て消
去のための操作が分かりやすく、操作性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この一実施形態における各装置の接続形態の一
例を示す略線図である。
【図2】MDレコーダの構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図3】MDの記録エリアを概略的に示す略線図であ
る。
【図4】パーソナルコンピュータの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図5】トラックおよびディスクを選択していない時
に、パーソナルコンピュータのディスプレイに表示され
る画面の一例を示す略線図である。
【図6】ディスクを選択した時に、パーソナルコンピュ
ータのディスプレイに表示される画面の一例を示す略線
図である。
【図7】ディスクを選択し、消去ボタンのアイコンをク
リックした時に、パーソナルコンピュータのディスプレ
イに表示される画面の一例を示す略線図である。
【図8】一実施形態の消去動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1・・・MD、8・・・EFM/CIRCエンコーダ・
デコーダ、10・・・アドレスデコーダ、12・・・メ
モリコントローラ、13・・・RAM、30・・・オー
ディオ記録再生装置としてのMDレコーダ、40・・・
パーソナルコンピュータ、65・・・入出力コントロー
ラ、66・・・インターフェイス、68・・・キーボー
ド、69・・・マウス、73・・・ディスプレイ、80
・・・ウィンドウ、81・・・トラック番号欄、82・
・・トラック名表示欄、83・・・時間表示欄、85・
・・ディスク名表示欄、88d・・・消去指令を発生す
るためのアイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻原 有二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D066 DA02 DA12 DA16 5D075 AA08 BB04 CC31 DD09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置の動作を遠隔操作するようにし
    た遠隔操作装置において、 記録媒体に既に記録されているプログラムを個々に指定
    するための第1の表示と、上記プログラムの全体を指定
    する第2の表示と、記録装置の動作を制御するための第
    3の表示とからなる操作画面を表示部に表示し、上記操
    作画面を使用してなされる入力に従って上記記録装置を
    遠隔制御するための制御手段を備え、 上記第2の表示を使用して上記プログラムの全体を指定
    し、上記第3の表示を表示を使用して消去指令を入力す
    るときに、上記プログラム全体を一括して消去する指令
    を上記記録装置に対して与えることを特徴とする遠隔操
    作装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に対してディジタルデータを記
    録し、記録媒体からディジタルデータを再生するように
    した記録装置において、 記録媒体に既に記録されているプログラムを個々に指定
    するための第1の表示と、上記プログラムの全体を指定
    する第2の表示と、動作を制御するための第3の表示と
    からなる操作画面を表示部に表示し、上記操作画面を使
    用してなされる入力に従って動作を制御するための制御
    手段を備え、 上記第2の表示を使用して上記プログラムの全体を指定
    し、上記第3の表示を表示を使用して消去指令を入力す
    るときに、上記プログラム全体を一括して実質的に消去
    するようにしたことを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 上記記録媒体は、プログラムが記録される領域と異なる
    領域に上記プログラムを管理する管理情報を記録する領
    域を有することを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記管理情報を操作することによって、上記記録媒体に
    記録されているプログラムの消去を行うことを特徴とす
    る装置。
  5. 【請求項5】 記録装置の動作を遠隔操作するようにし
    た遠隔操作方法において、 記録媒体に既に記録されているプログラムを個々に指定
    するための第1の表示と、上記プログラムの全体を指定
    する第2の表示と、記録装置の動作を制御するための第
    3の表示とからなる操作画面を表示部に表示するステッ
    プと、 上記操作画面を使用して、上記記録装置を遠隔制御する
    指令を入力するステップとを有し、 上記プログラム全体を一括して消去する指令を上記記録
    装置に対して与える場合には、上記第2の表示を使用し
    て上記プログラムの全体を指定し、上記第3の表示を表
    示を使用して消去指令を入力することを特徴とする遠隔
    操作方法。
JP11169506A 1999-06-16 1999-06-16 遠隔操作装置、記録装置および遠隔操作方法 Abandoned JP2001006254A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7356661B2 (en) 2002-10-01 2008-04-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Control of information reproduction and deletion in a library apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7356661B2 (en) 2002-10-01 2008-04-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Control of information reproduction and deletion in a library apparatus

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