JP2001005936A - 非接触icカード及びその読取りシステム - Google Patents

非接触icカード及びその読取りシステム

Info

Publication number
JP2001005936A
JP2001005936A JP11176005A JP17600599A JP2001005936A JP 2001005936 A JP2001005936 A JP 2001005936A JP 11176005 A JP11176005 A JP 11176005A JP 17600599 A JP17600599 A JP 17600599A JP 2001005936 A JP2001005936 A JP 2001005936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
data
contact
voice
reader
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11176005A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Shimizu
誠二 清水
Yoshinori Tsukawaki
吉典 塚脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sas JAPAN KK
Authentic Ltd
Original Assignee
Sas JAPAN KK
Authentic Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sas JAPAN KK, Authentic Ltd filed Critical Sas JAPAN KK
Priority to JP11176005A priority Critical patent/JP2001005936A/ja
Publication of JP2001005936A publication Critical patent/JP2001005936A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】機能の追加によりコストパフォーマンスを向上
させた非接触ICカード及びその読取りシステムを提供
する。 【解決手段】本発明の非接触ICカード(10)は、外部と
無線でデータの送受信を行う無線送受信部(15)と、音声
データを含む各種のデータを保持するICメモリ(12,1
4) と、無線送受信部との間のデータ転送、無線送受信
部が受信した音声データの処理、この処理済み音声デー
タのICメモリへの書込み、ICメモリからのデータの
読出し、及びこの読出しデータに含まれる音声データの
再生を行うデータ処理部(11,13) と、再生された音声デ
ータを音声出力するスピーカ(18)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュカー
ド、テレホンカード、IDカード、入場券などとして利
用されるICカードとその読取りシステムに関するもの
であり、特に、無線による送受信機能を備えた非接触I
Cカードとその読取りシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャッシュカードやIDカードや入場券
などとして利用される各種のICカードが汎用されつつ
あり、そのうち、無線による送受信機能を備えた非接触
ICカードも知られている。このような非接触ICカー
ドでは、その携帯者が内蔵のICメモリに保持されてい
る残額や残度数などの情報を確認する場合、据置きの読
取り装置まで足を運ぶ必要がある。特開平10ー222630号
公報には、ICカードに音声合成部とスピーカとを含む
音声出力部を設けることにより、残度数などの簡単な情
報を、据置きの読取り装置まで出向くまでもなく随時、
音声出力によって確認可能とした技術思想が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決するための手段】上記従来の非接触ICカ
ードは、音声合成部や、特殊な薄型スピーカを使用する
音声出力部が高価になるため、新たに追加された機能な
いしは利便性に見合わない割高なものとなり、経済的に
実現性に乏しいという問題がある。従って、本発明の一
つの目的は、機能の追加によってコストパフォーマンス
を大幅に向上させ、経済的に実現可能とした非接触IC
カードと、その読取りシステムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決する本発明の非接触ICカードは、外部と無線でデー
タの送受信を行う無線送受信部と、音声データを含む各
種のデータを保持するICメモリと、前記無線送受信部
との間のデータの転送、前記無線送受信部が受信した音
声データの処理、この処理済み音声データの前記ICメ
モリへの書込み、前記ICメモリからのデータの読出
し、及びこの読出したデータに含まれる音声データの再
生を行うデータ処理部と、前記再生された音声データを
音声出力するスピーカとを備えることにより、残金や残
度数などの簡単かつ固有の情報だけでなく、カードリー
ダ側から送信された会場案内情報や友人からの伝言など
の多種多様な音声情報を受け取って内蔵のICメモリに
保持し、音声出力できるように構成されている。
【0005】本発明の非接触ICカード読取り装置は、
外部と無線でデータの送受信を行う無線送受信部と、音
声データを含む各種のデータを保持するICメモリと、
前記無線送受信部との間のデータの転送、前記無線送受
信部が受信した音声データの処理、この処理済み音声デ
ータの前記ICメモリへのデータの書込み、前記ICメ
モリからのデータの読出し、及びこの読出したデータに
含まれる音声データの再生を行うデータ処理部と、前記
再生された音声データを音声出力するスピーカとを備え
た非接触ICカードと、この非接触ICカードの接近を
検知し、この非接触ICカードとの間で無線によるデー
タの送受信と処理とを行う据置き型の非接触カード読取
り装置とを備えている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態によれ
ば、内蔵のICメモリが保持するデータは、劇場、有料
道路等の入場者が制限される空間を仕切るゲートに関し
て、このゲートを開くか否かの判断に使用される識別コ
ードを含み、この非接触ICカードは、このゲートの近
傍に又はこのゲートから離れて設置される据置き型の非
接触読取り装置に接近せしめられる。
【0007】本発明の他の好適な実施の形態によれば、
上記据置き型の非接触読取り装置は上記接近された非接
触ICカードに対して、会場案内情報その他の音声デー
タを送信する手段を備えている。
【0008】本発明の更に他の好適な実施の形態によれ
ば、音声データを外部から音声入力するためのマイクロ
ホンを更に備えると共に、上記データ処理部は、このマ
イクロホンを通して音声入力された音声データを処理し
て前記ICメモリに書込む手段を更に備えている。
【0009】本発明の更に他の好適な実施の形態によれ
ば、上記据置き型の非接触読取り装置から送信される音
声データ又は上記マイクロホンを通して音声入力される
音声データは、この音声入力に前後して入力される識別
番号によって特定される人への伝言であり、この伝言は
一旦上記据置き型の非接触読取り装置に保持されたの
ち、この据置き型の非接触読取り装置が上記識別番号を
読取った際にこの読取り装置からこの識別番号を有する
非接触ICカードに送信される。非接触ICカード。
【0010】本発明の他の好適な実施の形態によれば、
上記音声データには、この非接触ICカードの所有者の
名称、住所、電話番号等の個人情報が含まれており、子
供や徘徊する高齢者の世話などにも利用できるようにな
っている。
【0011】本発明の更に他の好適な実施の形態によれ
ば、外部からデータを入力し、必要に応じて外部にデー
タを出力するためのデータ入出力端子を更に備えること
により、接触ICカードシステムとの両立性が図られて
いる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の非接触ICカー
ドの構成を示す機能ブロック図である。この非接触IC
カード10は、プロセッサ11、ICメモリで構成され
る管理情報メモリ12、音声データ処理部13、ICメ
モリで構成される音声データメモリ14、送受信部1
5、送受信アンテナ15a、キー入力部16、コネクタ
17、スピーカ18、マイクロホン19及び電池BTT
を備えている。電池BTTは、シート型の電池などで構
成され、このICカード内の各部に動作電力を供給す
る。
【0013】図2は、図1に示した非接触ICカードを
読取るように構成された据置き型の非接触ICカード読
取り装置である。この据置き型の非接触ICカード読取
り装置20は、管理情報処理部21、管理情報データベ
ース22、送受信部23、送受信アンテナ23a、音声
データ処理部24、音声データ・データベース25,音
楽データ・データベース26、スピーカ27及びマイク
ロホン28を備えている。
【0014】本実施例によれば、非接触ICカード10
は、特定の劇場、映画館、美術館、展示会場などへの入
場を管理する団体によって発行される。そして、各IC
カード10の管理情報メモリ12には、このICカード
を携帯する会員のIDコードや累積入場回数などの管理
情報が登録されている。この非接触ICカードを読取る
据置き型の非接触ICカード読取り装置20は、劇場や
展示会場などの入場ゲートに付随してその近傍に設置さ
れる他、必要に応じて会場内の適宜な箇所に設置されて
いる。
【0015】この非接触ICカード10の携帯者は、会
場などの入場ゲートに付随して設置されている据置き型
の非接触ICカード読取り装置20に、この非接触IC
カード10を接近させる。管理情報処理部21は、上記
非接触ICカード10の接近を適宜な構成の近接センサ
(図示省略)で検知すると、送受信部23に応答要求信
号の送信を指令する。
【0016】この指令を受けた送受信部23は、所定の
フォーマットの応答要求信号をループアンテナなどで構
成される送受信アンテナ23aから送信する。このIC
カード読取り装置20に接近されている非接触ICカー
ド10のプロセッサ11は、上記応答信号を同じくルー
プアンテナなどで構成される送受信アンテナ15aと送
受信部15とを介して受信すると、管理情報メモリ12
からこのカードのIDコードや累積入場回数などの管理
情報を読出し、これを送受信部15を介して送受信アン
テナ15aから送信することにより、非接触カード読取
り装置20に対する応答を行う。
【0017】この非接触ICカード読取り装置20の管
理情報処理部21は、上記非接触ICカード10から送
信された管理情報を送受信アンテナ23aと送受信部2
3とを介して受信すると、この受信した管理情報を管理
情報データベース22に保持中の会員のIDコードやな
どの各種の管理情報と照合したり、受信した管理情報に
含まれる累積入場回数や残度数などを分析することによ
り、入場資格の有無を判定する。
【0018】管理情報処理部21は、入場資格有りと判
定した場合には、入場ゲートを開いてこの非接触ICカ
ード10の携帯者の入場を可能とし、入場資格無しと判
定した場合には、入場ゲートを開くことなく音声データ
処理部24からスピーカ27を通してその旨を音声出力
させる。また、管理情報処理部21は、累積入場回数や
残度数などに関する更新データを作成し、これを送受信
部23と送受信アンテナ23aから送信させる。この更
新データは、非接触ICカード10内の管理情報メモリ
12に新たな累積入場回数や残度数などとして保持され
る。
【0019】管理情報処理部21は、上記管理情報の判
定を含む入場ゲートの開閉制御や、管理情報の更新処理
及びその送信処理と並行して、入場許可者に対する案内
情報や、音楽情報などの転送を音声データ処理部24に
指令する。音声データ処理部24は、上記転送指令を受
けると、この転送指令によって指定されている適宜な長
さの、例えば少なくとも数分程度の長さの音声データや
音楽データを音声データ・データベース25や、音楽デ
ータ・データベース26から読出し、送受信部23を介
して送受信アンテナ23aから送信する。更に、音声デ
ータ処理部24は、上記案内情報等の転送が行われた旨
をこの非接触ICカードの携帯者に通知する音声メッセ
ージや発信音を、スピーカ27から出力させる。
【0020】非接触ICカード10のプロセッサ11
は、上記ICカード読取り装置20から送信された案内
情報などを送受信アンテナ15aと送受信部15とを介
して受信すると、これを音声データ処理部13に転送す
る。音声データ処理部13は、プロセッサ11から転送
されてきた案内情報や音楽情報などをディジタル信号に
変換して音声データメモリ14に記録する。この音声デ
ータメモリ14に記録された案内情報などは、この非接
触ICカード10の携帯者がキー入力部16から行うキ
ー操作に応答して、音声データ処理部に読出され、作成
されてスピーカ18から音声信号される。
【0021】上記音声出力される案内情報としては、劇
場や映画館内の指定席までの道順に関する情報(「何階
の何番目のドアから入って前から何列目の座席」など)
や、展示物の分野別の配置場所などに関するものがあ
る。また、この案内情報としては、美術館や博物館内な
どに展示されている個々の展示物の説明もある。なお、
これと類似の機能を有する携帯用音声ガイド装置が本出
願人によって既に商品化され、市販されている。この携
帯用音声ガイド装置では、個々の展示物に関する説明が
予めICメモリに録音され、これが希望する入場者に貸
与される。入場者は、この貸与された携帯用再生装置に
所望の展示物の展示箇所で、その番号を携帯再生装置に
入力することにより、その番号の展示物の説明をこの携
帯用再生装置から音声出力させて聴くことができる。
【0022】上記、案内情報等のICカード側への転送
を会場の入場ゲートに付随して設置されている据置き型
の非接触ICカード読取り装置20によって行う構成と
せずに、会場内の適宜な箇所に設置されているほぼ同一
構成の据置き型の非接触ICカード読取り装置によって
行うこともできる。すなわち、入場ゲートに付随して設
置されている据置き型の非接触カード読取り装置には入
場ゲートの開閉の制御のみを行わせることにより、入場
ゲートの通過にかかる通過所要時間が短縮される。
【0023】この構成においては、非接触ICカード1
0の携帯者は、入場ゲートを通過したのち、会場内の適
宜な箇所に設置されている据置き型の非接触ICカード
読取り装置20を選択し、これに携帯中の非接触ICカ
ード10を接近させることにより、案内情報などを非接
触ICカードに転送させることができる。この場合、I
Cカード読取り装置20に付加されているキー入力部2
9を操作することなどにより、転送を要求したい案内情
報を選択可能な構成とすることができる。
【0024】上述のようなシステム構成では、必要に応
じて、入力ゲートに付随して設置されている据置き型の
非接触ICカード読取り装置と、会場内の適宜な箇所に
設置されている一つ又は複数の据置き型の非接触ICカ
ード読取り装置とが双方向性の通信回線を介して相互に
接続される。更に、この双方向の通信回線を介して接続
された複数の据置き型の非接触ICカード読取り装置の
動作を統括すると共に管理情報や音声データなどの各種
のデータベース22,25,26を共用化するための上
位のデータ処理装置を追加する構成としてもよい。
【0025】また、必要な場合、この非接触ICカード
10の携帯者は、友人に対するメッセージをマイクロホ
ン19から音声入力する。音声データ処理部13は、上
記マイクロホン19から入力された音声データをA/D
変換し、圧縮して音声データメモリ14に書込む。この
後、この非接触音声カード10の携帯者は、会場内に設
置されている据置き型の非接触ICカード読取り装置2
0に、携帯中の非接触ICカード10を接近させた状態
で、この読取り装置20に付加されているキー入力部2
9を操作することによりこのメッセージの伝言を読取り
装置に指令すると共に、このメッセージの伝言対象の友
人のIDコードを入力する。
【0026】このメッセージの伝言の指令を受けた非接
触ICカード読取り装置20は、メッセージの転送を非
接触ICカード10に指令する。ICカード10のプロ
セッサ10は、音声データメモリ14に保持中のメッセ
ージを音声データ処理部13を介して読出し、送受信部
15を介して送受信アンテナ15aから送信させる。こ
のメッセージを受け取った非接触ICカード読取り装置
20の管理情報処理部21は、伝言要求と伝達先のID
コードとメッセージとを通信回線を介して入場ゲートの
開閉制御を行う他の据置き型の非接触ICカード読取り
装置20に転送する。
【0027】入場ゲートの開閉制御を行う他の据置き型
の非接触ICカード読取り装置20は、上記伝言要求を
受けると、管理情報データベース22で管理中の伝言先
のIDコードに対して伝言要求が存在する旨のフラグを
付加すると共に、伝言対象のメッセージを上記伝言先の
IDコードによって読出し可能な状態にして音声データ
・データベースに保持する。
【0028】上記非接触ICカード読取り装置20が、
伝言先のIDコードを有する非接触ICカードが接近さ
れたことを検知すると、通常の入場ゲートの開閉制御と
並行して、音声データ・データベースから伝言対象のメ
ッセージを読出し、送受信部23と送受信アンテナ23
aを介して送信し、伝言が転送された旨を音声出力や特
殊な発信音などによって非接触ICカード10の携帯者
に通知する。転送された音声メッセージは、非接触IC
カード10内の音声データメモリ14に書込まれ、キー
入力部16の操作に基づく指令によって音声出力され
る。
【0029】この非接触ICカード10を、接触型IC
カードシステムと両立させるためにそのような接触型I
Cカードの読取り装置に設置されているコネクタと結合
可能なコネクタ17がこのICカード10内に設置され
ている。このコネクタ17を読取り装置内のコネクタに
結合させることにより、読取り装置との間で管理情報や
音声データを送受信することができる。
【0030】この非接触ICカード10の携帯者が小さ
な子供や、徘徊するお年寄りなどである場合には、携帯
者の住所、氏名、電話番号などが音声データメモリ14
に保持される。このような携帯者を保護しようとする第
三者は、キー入力部16を操作することにより、音声デ
ータメモリ14に保持中の携帯者の住所、氏名、電話番
号などの音声データをスピーカ18から音声出力させる
ことにより、この携帯者の身元を容易に特定することが
できる。
【0031】以上、非接触ICカード10については、
プロセッサ11と音声データ処理部13とを個別のもの
してカード内に設置する構成を例示したが、これらを一
体化したものを設置する構成としてもよい。
【0032】また、伝言サービスを行うためにマイクロ
ホン19をカード内に設置する構成を例示した。しかし
ながら、このマイクロホン19をカード内ではなく据置
き型の非接触カード読取り装置20に設置しておき、こ
のマイクロホンを使用して伝言対象のメッセージをシス
テム内に音声入力する構成とすることもできる。
【0033】また、内蔵の電池によってカード内の全消
費電力をまかなう構成を例示したかしかしながら、非接
触ICカードの読取り時に読取り装置側からこのICカ
ード側に交流電力を供給し、カード内でこの交流電力を
直流電力に変換して動作電力の一部や全部として利用し
たり、余った電力を内蔵の電池に充電するなどの構成を
採用することもできる。
【0034】更に、スピーカとマイクロホンとを個別に
設置する構成を例示したが、スピーカとマイクロホンと
を兼ねる共用の電気/音響変換素子をICカード無いに
設置する構成とすることもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明の非接触ICカードとその読取り
システムは、上述したような構成であるから、読取り装
置側からICカードに案内情報を転送して音声出力させ
ることや、友人への伝言などが可能になり、機能と利便
性が大幅に向上し、コストパフォーマンスの点で実現可
能になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の非接触ICカードの構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の非接触ICカードから情報を読取り、案
内情報を転送する据置き型の非接触ICカード読取り装
置である。
【符号の説明】
10 非接触ICカード 11 プロセッサ 12 管理情報メモリ 13 音声データ処理部 14 音声データメモリ 15 送受信部 15a 送受信アンテナ 17 接触型ICカード読取り装置との結合を行うため
のコネクタ 18 スピーカ 20 据置き型の非接触ICカード読取り装置 21 管理情報処理部 22 管理情報データベース 23 送受信部 24 音声データ処理部 25 音声データ・データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚脇 吉典 東京都渋谷区神宮前5丁目39ー8ー302 株式会社エス・エー・エスジャパン内 Fターム(参考) 5B035 AA00 BC00 BC02 BC05 CA05 CA06 CA08 CA23 CA29 5D045 DB01 DB02 DB03 DB10 9A001 BB06 CC02 CC05 EE04 HH15 JJ12 KK56

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部と無線でデータの送受信を行う無線送
    受信部と、 音声データを含む各種のデータを保持するICメモリ
    と、 前記無線送受信部との間のデータの転送、前記無線送受
    信部が受信した音声データの処理、この処理済み音声デ
    ータの前記ICメモリへの書込み、前記ICメモリから
    のデータの読出し、及びこの読出したデータに含まれる
    音声データの再生を行うデータ処理部と、 前記再生された音声データを音声出力するスピーカとを
    備えたことを特徴とする非接触ICカード。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記ICメモリが保持するデータは、劇場、有料道路等
    の入場者が制限される空間を仕切るゲートに関して、こ
    のゲートを開くか否かの判断に使用される識別コードを
    含み、この非接触ICカードは、このゲートの近傍に又
    はこのゲートから離れて設置される据置き型の非接触読
    取り装置に接近せしめられることを特徴とする非接触I
    Cカード。
  3. 【請求項3】請求項1と2のそれぞれにおいて前記据置
    き型の非接触読取り装置は、前記接近された非接触IC
    カードに対して、案内情報その他の音声データを送信す
    る手段を備えたことを特徴とする非接触ICカード。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のそれぞれにおいて、 音声データを外部から音声入力するためのマイクロホン
    を更に備えると共に、前記データ処理部は、このマイク
    ロホンを通して音声入力された音声データを処理して前
    記ICメモリに書込む手段を更に備えたことを特徴とす
    る非接触ICカード。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記マイクロホンを通して音声入力される音声データ
    は、この音声データに相前後して入力される識別番号に
    よって特定される宛先への伝言であり、この伝言は一旦
    前記据置き型の非接触読取り装置に保持されたのち、こ
    の据置き型の非接触読取り装置が前記宛先識別番号を読
    取った際にこの読取り装置からこの宛先識別番号を有す
    る非接触ICカードに送信されることを特徴とする非接
    触ICカード。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のそれぞれにおいて、 前記音声データには、この非接触ICカードの所有者の
    名称、住所、電話番号等の個人情報が含まれていること
    を特徴とする非接触ICカード。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のそれぞれにおいて、 外部からデータを入力し、必要に応じて外部にデータを
    出力するためのデータ入出力端子を更に備えたことを特
    徴とする非接触ICカード。
  8. 【請求項8】外部と無線でデータの送受信を行う無線送
    受信部と、音声データを含む各種のデータを保持するI
    Cメモリと、前記無線送受信部との間のデータの転送、
    前記無線送受信部が受信した音声データの処理、この処
    理済み音声データの前記ICメモリへのデータの書込
    み、前記ICメモリからのデータの読出し、及びこの読
    出したデータに含まれる音声データの再生を行うデータ
    処理部と、前記再生された音声データを音声出力するス
    ピーカとを備えた非接触ICカードと、 この非接触ICカードの接近を検知し、この非接触IC
    カードとの間で無線によるデータの送受信と処理とを行
    う据置き型の非接触カード読取り装置とを備えたことを
    特徴とする非接触ICカード読取りシステム。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記音声データを含む各種のデータは、劇場、有料道路
    等の入場者が制限される空間を仕切るゲートに関して、
    このゲートを開くか否かの判断に使用される識別コード
    を含み、前記据置き型の非接触ICカード読取り装置
    は、前記ゲートの近傍に又はこのゲートから離れて設置
    されることを特徴とする非接触ICカード読取りシステ
    ム。
  10. 【請求項10】請求項9において、 前記据置き型の非接触ICカード読取り装置は、前記非
    接触ICカードを介して又は直接入力される音声データ
    をこれと相前後して入力される識別番号によって特定さ
    れる宛先への伝言と見做して保持し、前記宛先の識別番
    号を読取ると保持中の音声データをこの宛先識別番号を
    有する非接触ICカードに送信する手段を備えたことを
    特徴とする非接触ICカード読取りシステム。
JP11176005A 1999-06-22 1999-06-22 非接触icカード及びその読取りシステム Pending JP2001005936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176005A JP2001005936A (ja) 1999-06-22 1999-06-22 非接触icカード及びその読取りシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176005A JP2001005936A (ja) 1999-06-22 1999-06-22 非接触icカード及びその読取りシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001005936A true JP2001005936A (ja) 2001-01-12

Family

ID=16006059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11176005A Pending JP2001005936A (ja) 1999-06-22 1999-06-22 非接触icカード及びその読取りシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001005936A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004362560A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Endicott Interconnect Technologies Inc 電子カード
JP2009169729A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Toppan Printing Co Ltd 情報伝達装置および情報伝達システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004362560A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Endicott Interconnect Technologies Inc 電子カード
JP2009169729A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Toppan Printing Co Ltd 情報伝達装置および情報伝達システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101187342B1 (ko) 공동주택단지에서의 방문자 모니터링 시스템 및 방문자 모니터링 방법
US20120322370A1 (en) Near field communication-enabled mobile communication terminal and method of controlling the same
JP4001401B2 (ja) 無人受付システム
US20180005466A1 (en) Single sign-on process
US20120322371A1 (en) Mobile communication terminal using near field communication and method of controlling the same
KR20060065640A (ko) 정보 처리 장치 및 방법, 프로그램, 및 기록 매체
JP2001156921A (ja) 内線電話転送システム
JPH1051349A (ja) 携帯用通信機
JP2002368888A (ja) ドアフォン装置
JP4591089B2 (ja) 処理未了の記録媒体検知装置
JP2001005936A (ja) 非接触icカード及びその読取りシステム
JP2003067528A (ja) 自動受付端末装置、受付管理システム、セキュリティシステム、ドア開閉装置
JP2002027551A (ja) 遠隔制御装置、携帯機器、及び携帯機器の遠隔制御方法
JP2005012354A (ja) 携帯端末装置、その機能設定方法及び携帯端末システム
JP2836786B2 (ja) ポケツト型移動端末機及びポケツト型移動端末機によるシテイーナビゲーシヨンシステム
JP2760340B2 (ja) 電子表札器
JP2000268215A (ja) 駅務システム
JP2003015574A (ja) 音声案内システム
KR20060108803A (ko) 이동통신단말기에서의 차량 승차시 기능수행방법
JP2004153785A (ja) 携帯端末装置、携帯端末設定内容変更システム及びそれらに用いる方法並びにそのプログラム
JP2002319042A (ja) 自動改札システム
JP4513288B2 (ja) 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
KR20020088539A (ko) 다기능 인터폰장치
JPH09245176A (ja) 来訪者管理システム
JP2006279314A (ja) 携帯電話機制御システム、携帯電話機制御方法および携帯電話機