JP2001005123A - 印画紙用露光装置の露光光量変更方法 - Google Patents

印画紙用露光装置の露光光量変更方法

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JP2001005123A
JP2001005123A JP11179619A JP17961999A JP2001005123A JP 2001005123 A JP2001005123 A JP 2001005123A JP 11179619 A JP11179619 A JP 11179619A JP 17961999 A JP17961999 A JP 17961999A JP 2001005123 A JP2001005123 A JP 2001005123A
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Hiromichi Morishima
裕理 森島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構造でもって印画紙の露光光量の変更
をきめ細かく行うことができる、デジタルマイクロミラ
ー装置を用いた印画紙用露光装置の露光光量変更方法を
提供する。 【解決手段】 デジタルマイクロミラー装置10を用い
たデジタルプリント装置の印画紙露光処理部(印画紙用
露光装置)では、印画紙7の感光特性その他の露光条件
に応じて、外部CPU26及び印加電圧調整回路25で
光源ランプ8への印加電圧を調整することより、該光源
ランプ8の発光光量を変化させ、これにより印画紙7の
露光光量を変更するようにしている。かくして、光量低
下用フィルタ装置が不要となるので印画紙露光処理部ひ
いてはデジタルプリント装置の構造が簡素化され、かつ
多数の光量調整パターンを容易に設定することが可能と
なるので印画紙7の露光光量の変更をきめ細かく行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルマイクロ
ミラー装置を用いた印画紙用露光装置(デジタルプリン
ト用露光装置)の露光光量変更方法に関するものであっ
て、とくに光源ランプの発光光量を変化させることによ
り印画紙(光源作用媒体)の露光光量を変更するように
した露光光量変更方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光源ランプから放射された光を、画像を
表示しているデジタルマイクロミラー装置(DMD)に
照射し、該画像を伴ったデジタルマイクロミラー装置の
反射光(以下、「画像光」という)で印画紙(光源作用
媒体、感光材料)を露光し、上記画像を印画紙に焼き付
けるようにした印画紙用露光装置(デジタルプリント用
露光装置)は従来より知られている。なお、かかる従来
の印画紙用露光装置においては、普通、光源ランプから
放射された光は、コンデンサレンズ等の光学パーツを経
由してデジタルマイクロミラー装置に照射され、デジタ
ルマイクロミラー装置から出た画像光(反射光)は、焼
付レンズ等の光学パーツを経由して印画紙に照射され
る。
【0003】そして、印画紙の感光特性は、一般に印画
紙の種類によって異なるので、印画紙用露光装置におい
ては、印画紙の感光特性に応じて、あるいはその他の露
光条件に応じて、露光光量を変更(調整)する必要があ
る。このため、デジタルマイクロミラー装置を用いた従
来の印画紙用露光装置では、普通、印画紙の感光特性な
いしはその他の露光条件に応じて、光源ランプとデジタ
ルマイクロミラー装置との間の光路中(光軸上)に、光
量を低下させるフィルタを挿入することにより、露光光
量を変更するようにしている。
【0004】具体的には、例えば図5に示すように、デ
ジタルマイクロミラー装置を用いた従来の印画紙用露光
装置では、光源ランプ100から放射された光を、第1
コンデンサレンズ101と光量低下用フィルタ装置10
2と第2コンデンサレンズ103とを経由してデジタル
マイクロミラー装置104に照射し、デジタルマイクロ
ミラー装置104の反射光である画像光を、焼付レンズ
105を経由して印画紙106に照射するようにしてい
る。
【0005】ここで、第1コンデンサレンズ101と第
2コンデンサレンズ103との間の光路中(光軸上)に
配置された光量低下用フィルタ装置102には、通常、
光透過度(光吸収度)が互いに異なる複数の光量調整フ
ィルタ、例えば3種類の光量調整フィルタA、B、Cが
備えられている。そして、上記光路中に、印画紙の感光
特性あるいはその他の露光条件に相応する1つの光量調
整フィルタを挿入することにより、あるいは2つの光量
調整フィルタを組み合わせて挿入することにより、デジ
タルマイクロミラー装置104に照射される光の量を調
整して、印画紙106の露光光量を変更するようにして
いる。なお、このように3種類の光量調整フィルタA、
B、Cを用いる場合は、6種類の光量調整パターン(フ
ィルタパターン)を設定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに光源ランプとデジタルマイクロミラー装置との間の
光路中に光量低下用フィルタ装置を配置して印画紙の露
光光量を変更するようにした従来の印画紙用露光装置で
は、多数の光量調整パターンを必要とする場合は、これ
に相応する多数の光量調整フィルタを準備しなければな
らないといった問題がある。
【0007】また、複数(ないしは多数)の光量調整フ
ィルタを保持するとともに、これらの光量調整フィルタ
を単独であるいは組み合わせて光路中に挿入し、あるい
は光路中から除去するためのフィルタ駆動機構が必要で
あるので、光量低下用フィルタ装置ひいては印画紙用露
光装置の構造が複雑化するといった問題がある。
【0008】さらには、印画紙の露光光量の変更は、予
め準備された比較的少数の光量調整パターンに従って段
階的に行うことができるだけであるので、きめ細かい露
光光量の変更は不可能であるといった問題がある。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであって、簡素な構造でもって印画紙の
露光光量の変更(調整)をきめ細かく行うことができ
る、デジタルマイクロミラー装置を用いた印画紙用露光
装置の露光光量変更方法を提供することを解決すべき課
題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明にかかる印画紙用露光装置の露光光
量変更方法は、(a)光源ランプから放射された光を、
画像を表示しているデジタルマイクロミラー装置に照射
し、上記画像を伴ったデジタルマイクロミラー装置の反
射光で印画紙(あるいは、光源作用媒体、感光材料)を
露光するようになっている印画紙用露光装置の露光光量
変更方法であって、(b)光源ランプの発光光量を変化
させることにより、印画紙の露光光量を変更するように
したことを特徴とするものである。なお、デジタルマイ
クロミラー装置とは、それぞれ反射方向を切り替えるこ
とができる複数のマイクロミラーを備えていて、各マイ
クロミラーの反射方向をそれぞれ画像に対応するように
切り替えることにより該画像を表示することができる反
射型の画像表示装置である。
【0011】この印画紙用露光装置の露光光量変更方法
においては、光源ランプに印加する電圧を変えることに
より、光源ランプの発光光量を変化させるのが好まし
い。また、光源ランプに印加する電圧は、ボリュームを
用いた電気回路、電子ボリュームを用いた電子回路、D
/Aコンバータを用いた回路等の電圧調整回路を用いて
変えるのが好ましい。この電圧調整回路は、例えば外部
CPU(演算器)等を用いることにより、自動制御する
ことができる。
【0012】この印画紙用露光装置の露光光量変更方法
によれば、例えば電圧調整回路を用いて光源ランプの印
加電圧を変更するなどして、該光源ランプの発光光量を
変化させることにより、印画紙の露光光量を変更するこ
とができる。したがって、複数ないしは多数の光量調整
フィルタ、フィルタ駆動機構等を備えた光量低下用フィ
ルタ装置を設ける必要がないので、印画紙用露光装置の
構造が簡素化される。また、光源ランプの印加電圧ひい
ては発光光量は、連続的に(階段状ではなく)変化させ
ることができるので、光量調整パターンを容易に多数設
定することができ、印画紙の露光光量の変更(調整)を
きめ細かく行うことができる。なお、電圧調整回路を、
外部CPU等を用いて自動制御すれば、光量変更作業を
自動化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。図1に示すように、本発明にかかる露光
光量変更方法を用いるデジタルプリント装置1は、実質
的に、印画紙露光処理部2(特許請求の範囲に記載され
た「印画紙用露光装置」に相当する)と、現像処理部3
と、乾燥処理部4とで構成されている。そして、印画紙
露光処理部2においては、ペーパーマガジン5内のペー
パーローラー6に巻かれている印画紙7(光源作用媒
体、感光材料)が、ペーパーマガジン5から引き出され
た後、搬送ローラー13等を備えた印画紙搬送機構によ
って、矢印A1及び矢印A2で示す方向に搬送されるよう
になっている。
【0014】また、印画紙露光処理部2においては、光
源ランプ8(例えば、ハロゲンランプ)から放射された
原光L1(白色光)が、回転式のカラーホイル9のR
(レッド)、G(グリーン)又はB(ブルー)のいずれ
かのカラーフィルタ(図示せず)を透過し、これにより
R、G又はBの原光L1(単色光)となり、後で説明す
るインテグレーティングロッド24(図3参照)と第1
及び第2の2つのコンデンサレンズ22、23(図3参
照)とを経てデジタルマイクロミラー装置10に照射さ
れる。
【0015】ここで、カラーホイル9は、露光処理の速
度に応じてカラーフィルタの切り替えタイミングとの同
期をとりながら連続的に回転して、光を透過させるべき
カラーフィルタを順次切り替えるようになっている。つ
まり、原光L1の色は、一定時間毎に、R、G、Bの順
で繰り返し切り替わる。なお、カラーホイル9を、前記
のような連続回転でなく、露光処理の速度に応じて一定
時間毎に間欠的に回転させて、光を透過させるべきカラ
ーフィルタを順次切り替えるようにしてもよい。
【0016】そして、デジタルマイクロミラー装置10
の反射光であり、該デジタルマイクロミラー装置10が
表示する画像を伴っている画像光L2は、焼付レンズ1
1を経由して画像光L3となり(画像が引き延ばされ
る)、この画像光L3が印画紙7に照射され、印画紙7
に対して露光処理が施される。かくして、デジタルマイ
クロミラー装置10が表示する画像が、焼付レンズ11
によって引き延ばされて印画紙7上に結像され、該画像
が印画紙7に焼き付けられる。かかる露光処理(ないし
は焼付処理)は、R、G及びBの3つの単色光について
重複して行われる。すなわち、印画紙7の同一の露光領
域に、R、G及びBの画像が重ねて焼き付けられる。
【0017】印画紙露光処理部2において、露光処理方
式としては、印画紙搬送機構により印画紙7を連続的に
移動させつつ、印画紙搬送方向と垂直な方向に長手とな
る帯状ないしはライン状の露光処理領域毎に順次露光処
理を施す走査露光(ライン露光)が用いられる。なお、
印画紙搬送機構により印画紙7を間欠的に移動させつ
つ、印画紙移動停止時に面状の露光処理領域に露光処理
を施す面露光を用いてもよい。
【0018】このように露光処理が施されて画像が焼き
付けられた印画紙7は、搬送ローラー13等を備えた印
画紙搬送機構によって、印画紙露光処理部2から現像処
理部3に搬送される。そして、印画紙7は、現像処理部
3に設けられた現像処理液槽12内を蛇行しつつおおむ
ね矢印A3方向に移動し、現像処理液によって現像され
る。この後、現像された印画紙7は、印画紙搬送機構に
よって現像処理部3から乾燥処理部4に搬送され、この
乾燥処理部4内を矢印A4方向に移動しつつ乾燥され、
デジタルプリント装置1から取り出される。
【0019】以下、デジタルマイクロミラー装置10の
具体的な構造及び機能を説明する。図2(a)に示すよ
うに、デジタルマイクロミラー装置10は、広がり面が
略長方形をなす板状の外形を有し、平面視ではそのハウ
ジングをなす枠部14内に略長方形のマイクロミラー部
15が配置された構造とされている。そして、図2
(b)に示すように、マイクロミラー部15は、多数
(図2(b)では6個のみ図示)のマイクロミラー16
(画像表示素子)が碁盤目状に配列された構造とされて
いる。平面視においては、各マイクロミラー16は、横
方向(印画紙幅方向に対応する)の寸法D1及び縦方向
(印画紙搬送方向に対応する)の寸法H1がともにおお
むね16μmないし17μm程度である略正方形をな
し、横方向の間隔D2及び縦方向の間隔H2がともにおお
むね1μm程度となるように配列されている。このデジ
タルマイクロミラー装置10においては、マイクロミラ
ー16は、横方向には1280個配列され(1280画
素)、縦方向には1024個配列されている(1024
画素)。なお、各マイクロミラー16は、それぞれ、1
つの画素に対応する。
【0020】図2(c)に示すように、各マイクロミラ
ー16(16a、16b)は、それぞれ、ミラープレー
ト17が、支柱19を介してヨーク18により支持され
た構造とされている。そして、詳しくは図示していない
が、ヨーク18は連結構造を介して基板20上に回動可
能に連結されている。ここで、各ヨーク18の下方にお
いて基板20上に配置されたメモリ素子(図示せず)が
通電されたときには、例えば図2(c)中の左側のマイ
クロミラー16aにその状態が示されているように、メ
モリ素子の静電作用によってヨーク18はその左端部が
基板20に当接するまで回動して傾斜する。この状態に
おいて、ミラープレート17の法線S1は鉛直線S0に対
して所定の角度θだけ左側に傾く(+θ)。すなわち、
ミラープレート17の反射面(広がり面)が、θだけ左
側に傾く(以下、マイクロミラーのこの状態を「オン」
という)。このとき、該マイクロミラー16aの反射光
は、焼付レンズ11ひいては印画紙7に入射(照射)さ
れる。
【0021】他方、メモリ素子が通電されないときに
は、例えば図2(c)中の右側のマイクロミラー16b
にその状態が示されているように、メモリ素子の静電作
用によってヨーク18は、その右端部が基板20に当接
するまで回動して傾斜する。この状態においては、ミラ
ープレート17の法線S2は鉛直線S0に対して所定の角
度θだけ右側に傾く(−θ)。すなわち、ミラープレー
ト17の反射面が、θだけ右側に傾く(以下、マイクロ
ミラーのこの状態を「オフ」という)。このとき、該マ
イクロミラー16bの反射光は、焼付レンズ11(印画
紙7)には入射(照射)されず、光吸収板(図示せず)
によって吸収される。
【0022】かくして、デジタルマイクロミラー装置1
0は、任意の画像に対応するデジタル形式の画像データ
に基づいて、各マイクロミラー16のオン・オフ状態
を、該画像に対応するように切り替える(セットす
る)。つまり、デジタルマイクロミラー装置10のマイ
クロミラー部15は、各マイクロミラー16を1画素
(1ピクセル)とする画像を表示する。ここで、各マイ
クロミラー16は互いに独立してオン・オフされ、オン
・オフの切り替えに要する時間は、およそ10マイクロ
秒である。
【0023】各マイクロミラー16は、そのデューティ
に対応する時間だけオンされるようになっている。すな
わち、ここでデューティとは、マイクロミラー16がオ
ンされる時間の比率である。したがって、デューティが
大きいときほどプリント(焼付画像)の濃度(プリント
濃度)が濃くなり、デューティが小さいときほどプリン
ト濃度が薄くなる。なお、デューティは、原理的には0
〜100%の範囲内で任意の値とすることができるが、
通常は、25%以下の範囲で使用されることが多い。
【0024】かくして、この印画紙露光処理部2では、
プリントの各ドット(画素)を形成するために、複数の
マイクロミラー16を使用して、該ドットに対応する印
画紙7の一定のスポットを露光し、このマイクロミラー
16の使用枚数と、各マイクロミラー16による露光に
おける露光時間の組み合わせで、プリントの濃度階調を
表現するようにしている。
【0025】以下、光源ランプ8からデジタルマイクロ
ミラー装置10等を経て印画紙7に至る露光系を含む印
画紙露光処理部2の具体的な構成及び機能を説明する。
図3に示すように、この印画紙露光処理部2において
は、光源ランプ8から放射された原光L1(白色光)
は、カラーホイル9のR、G又はBのカラーフィルタに
よりR、G又はBの原光L1(単色光)となる。そし
て、この原光L1(単色光)はインテグレーティングロ
ッド24を透過し、さらに第1コンデンサレンズ22と
第2コンデンサレンズ23とを経てデジタルマイクロミ
ラー装置10に照射(入射)される。なお、インテグレ
ーティングロッド24は、ガラスあるいはクオーツ等で
形成された、光軸M2と垂直な面で切断した断面の形状
が略長方形である、拡散のための光ロッドである。
【0026】そして、デジタルマイクロミラー装置10
の反射光であり、該デジタルマイクロミラー装置10が
表示する画像を伴っている画像光L2は、焼付レンズ1
1を経て画像光L3となり(画像が引き延ばされる)、
印画紙7に照射される。図3中において、直線M1は画
像光L2及びL3の光軸をあらわし、直線M2は原光L1
光軸をあらわしている。ここで、画像光L2ないしは画
像光L3の光軸M1と、原光L1の光軸M2とは、デジタル
マイクロミラー装置10の反射特性に相応する所定の角
度α(例えば、20°)をなす。
【0027】ところで、デジタルマイクロミラー装置1
0を用いた印画紙露光処理部2においては、前記のとお
り、印画紙7の感光特性あるいはその他の露光条件に応
じて、露光光量を変更(調整)する必要がある。そこ
で、この印画紙露光処理部2では、光源ランプ8の発光
光量を変化させることにより、印画紙7の露光光量を変
更するようにしているが、以下この光源ランプ8の発光
光量を変化させるための具体的な機構及びその機能を説
明する。
【0028】図4に示すように、光源ランプ8に対して
は、該光源ランプ8への印加電圧を段差なしに連続的に
変化させることができる印加電圧調整回路25が設けら
れている。この印加電圧調整回路25としては、例え
ば、ボリュームを用いた電気回路、電子ボリュームを用
いた電子回路、あるいはD/Aコンバータを用いた回路
等を用いることができる。ここで、光源ランプ8の発光
光量と、光源ランプ8への印加電圧との間には一義的な
関数関係があるので、光源ランプ8への印加電圧を変化
させることにより、光源ランプ8の発光光量を所望の値
に設定することができる。また、印加電圧調整回路25
は、外部CPU26(演算器)によって制御されるよう
になっている。すなわち、光源ランプ8の発光光量ひい
ては印画紙7に対する露光光量は、外部CPU26によ
って自動制御される。
【0029】かくして、この印画紙露光処理部2では、
外部CPU26及び印加電圧調整回路25で光源ランプ
8の印加電圧を調整することにより、光源ランプ8の発
光光量が変化させられ、これにより印画紙7の露光光量
が変更される。したがって、例えば図5に示すような従
来の印画紙用露光装置とは異なり、光量調整フィルタあ
るいはフィルタ駆動機構等を備えた光量低下用フィルタ
装置を設ける必要はなく、該印画紙露光処理部2ひいて
はデジタルプリント装置1の構造が簡素化される。
【0030】また、光源ランプ8の印加電圧ひいては発
光光量は、連続的に変化させることができるので、光量
調整パターンを容易に多数設定することができ、印画紙
7の露光光量の変更(調整)をきめ細かく行うことがで
きる。また、印加電圧調整回路25が外部CPU26に
よって自動制御されるので、光量変更作業が自動化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる露光光量変更方法を用いる印
画紙露光処理部(印画紙用露光装置)を備えたデジタル
プリント装置の概略構成を示す立面模式図である。
【図2】 (a)はデジタルマイクロミラー装置の平面
図であり、(b)は(a)に示すデジタルマイクロミラ
ー装置を構成するマイクロミラーを拡大して示した平面
図であり、(c)はマイクロミラーの立面図である。
【図3】 図1に示すデジタルプリント装置の印画紙露
光処理部の側面図である。
【図4】 図3に示す印画紙露光処理部における光源ラ
ンプの発光光量を変化させるための機構の概略構成を示
すブロック図である。
【図5】 デジタルマイクロミラー装置を用いた従来の
印画紙用露光装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…デジタルプリント装置、2…印画紙露光処理部、3
…現像処理部、4…乾燥処理部、5…ペーパーマガジ
ン、6…ペーパーローラー、7…印画紙、8…光源ラン
プ、9…カラーホイル、10…デジタルマイクロミラー
装置、11…焼付レンズ、12…現像処理液槽、13…
搬送ローラー、14…枠部、15…マイクロミラー部、
16…マイクロミラー、16a…マイクロミラー、16
b…マイクロミラー、17…ミラープレート、18…ヨ
ーク、19…支柱、20…基板、22…第1コンデンサ
レンズ、23…第2コンデンサレンズ、24…インテグ
レーティングロッド、25…印加電圧調整回路、26…
外部CPU。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源ランプから放射された光を、画像を
    表示しているデジタルマイクロミラー装置に照射し、上
    記画像を伴った上記デジタルマイクロミラー装置の反射
    光で印画紙を露光するようになっている印画紙用露光装
    置の露光光量変更方法であって、 上記光源ランプの発光光量を変化させることにより、上
    記印画紙の露光光量を変更するようにしたことを特徴と
    する印画紙用露光装置の露光光量変更方法。
  2. 【請求項2】 上記光源ランプに印加する電圧を変える
    ことにより、上記光源ランプの発光光量を変化させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の印画紙用露
    光装置の露光光量変更方法。
  3. 【請求項3】 電圧調整回路を用いて上記光源ランプに
    印加する電圧を変えるようにしたことを特徴とする請求
    項2に記載の印画紙用露光装置の露光光量変更方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480620B1 (ko) * 2002-09-19 2005-03-31 삼성전자주식회사 마이크로 미러 어레이를 구비한 노광 장치 및 이를 이용한노광 방법
KR20130062166A (ko) * 2011-12-02 2013-06-12 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치 및 그 구동방법

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