JP2001004888A - 光ケーブル牽引具 - Google Patents
光ケーブル牽引具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ケーブル端末に組み立てられる光ケーブル
牽引具にあっては、光ケーブル端末を固定するケーブル
固定部の構成部品を、光ケーブル外径に対応して多数種
類用意する必要があり、コスト上昇等の原因になってい
たため、これを解消できる技術の開発が求められてい
た。 【解決手段】 前記ケーブル固定部は、前記光ケーブル
22端末に装着されて、光ケーブル22端末に口出しさ
れたテンションメンバ22cと着脱可能かつ牽引力伝達
可能に連結されるスペーサ26が二つ割り構造であり、
このスペーサ26を構成する各スペーサ半体26A、2
6B内側にアタッチメント27を取り付けて、これを光
ケーブル22外径に対応させるだけで、光ケーブル22
端末を把持固定可能になっている光ケーブル牽引具20
を提供する。
牽引具にあっては、光ケーブル端末を固定するケーブル
固定部の構成部品を、光ケーブル外径に対応して多数種
類用意する必要があり、コスト上昇等の原因になってい
たため、これを解消できる技術の開発が求められてい
た。 【解決手段】 前記ケーブル固定部は、前記光ケーブル
22端末に装着されて、光ケーブル22端末に口出しさ
れたテンションメンバ22cと着脱可能かつ牽引力伝達
可能に連結されるスペーサ26が二つ割り構造であり、
このスペーサ26を構成する各スペーサ半体26A、2
6B内側にアタッチメント27を取り付けて、これを光
ケーブル22外径に対応させるだけで、光ケーブル22
端末を把持固定可能になっている光ケーブル牽引具20
を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ケーブル牽引具
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、端末から引き出された光ファイ
バが光コネクタによりコネクタ接続可能に成端されてな
る光ケーブル(いわゆる「コネクタ付きケーブル」)の
牽引布設に用いられる牽引具としては、(1)光ケーブ
ル端末から牽引具先端部までの間を覆う保護ホース内
に、光ケーブル端末から引き出された光ファイバの余長
やその先端の光コネクタを防水性を確保して収納し、光
ケーブル端末に露出されたテンションメンバ、あるい
は、これに連結された連結用ワイヤ等の抗張力体を、前
記保護ホース内を貫通させて牽引具先端部に連結し、ウ
ィンチ等の牽引手段からの牽引力を、牽引具先端部から
直接的にテンションメンバに作用させるもの(いわゆる
中心テンションメンバ牽引)、(2)光ケーブル端末か
ら牽引具先端部までの間を覆う外装金属管内に、光ケー
ブル端末から引き出された光ファイバの余長やその先端
の光コネクタを防水性を確保して収納し、牽引手段から
牽引具先端部に伝達された牽引力を、外装金属管を介し
て、光ケーブル端末に組み立てられたケーブル固定部に
伝達し、このケーブル固定部から光ケーブルのテンショ
ンメンバに作用させるもの(いわゆる外装牽引)、が提
案されている。近年では、光ケーブルの多心化に対応す
るべく、光コネクタや光ファイバの余長等の収納量の確
保等に鑑みて、前記(2)の構成の牽引具が多用され
る。すなわち、(2)の構成の牽引具は、テンションメ
ンバや連結用ワイヤ等の抗張力体を外装金属管内部に貫
通させないので、光ファイバや光コネクタの収納量を十
分に確保でき、しかも、これら抗張力体が光ファイバや
光コネクタに損傷を与える等の不都合を回避できるとい
った利点があり、コネクタ付きケーブルの牽引布設に適
している。
バが光コネクタによりコネクタ接続可能に成端されてな
る光ケーブル(いわゆる「コネクタ付きケーブル」)の
牽引布設に用いられる牽引具としては、(1)光ケーブ
ル端末から牽引具先端部までの間を覆う保護ホース内
に、光ケーブル端末から引き出された光ファイバの余長
やその先端の光コネクタを防水性を確保して収納し、光
ケーブル端末に露出されたテンションメンバ、あるい
は、これに連結された連結用ワイヤ等の抗張力体を、前
記保護ホース内を貫通させて牽引具先端部に連結し、ウ
ィンチ等の牽引手段からの牽引力を、牽引具先端部から
直接的にテンションメンバに作用させるもの(いわゆる
中心テンションメンバ牽引)、(2)光ケーブル端末か
ら牽引具先端部までの間を覆う外装金属管内に、光ケー
ブル端末から引き出された光ファイバの余長やその先端
の光コネクタを防水性を確保して収納し、牽引手段から
牽引具先端部に伝達された牽引力を、外装金属管を介し
て、光ケーブル端末に組み立てられたケーブル固定部に
伝達し、このケーブル固定部から光ケーブルのテンショ
ンメンバに作用させるもの(いわゆる外装牽引)、が提
案されている。近年では、光ケーブルの多心化に対応す
るべく、光コネクタや光ファイバの余長等の収納量の確
保等に鑑みて、前記(2)の構成の牽引具が多用され
る。すなわち、(2)の構成の牽引具は、テンションメ
ンバや連結用ワイヤ等の抗張力体を外装金属管内部に貫
通させないので、光ファイバや光コネクタの収納量を十
分に確保でき、しかも、これら抗張力体が光ファイバや
光コネクタに損傷を与える等の不都合を回避できるとい
った利点があり、コネクタ付きケーブルの牽引布設に適
している。
【0003】図9は、前記(2)に属する構成の光ケー
ブル牽引具1を示す。図9において、符号2はキャッ
プ、3はケーブル固定部、4は外装金属管、5はスペー
サ、6はリング、7は光ケーブルである。光ケーブル7
端末から引き出された光ファイバ7a(主として光ファ
イバ心線)の余長や、この光ファイバ7a先端をコネク
タ接続可能に成端する光コネクタ7bは、外装金属管4
内のコネクタ収納部8内に防水性を確保して収納され
る。
ブル牽引具1を示す。図9において、符号2はキャッ
プ、3はケーブル固定部、4は外装金属管、5はスペー
サ、6はリング、7は光ケーブルである。光ケーブル7
端末から引き出された光ファイバ7a(主として光ファ
イバ心線)の余長や、この光ファイバ7a先端をコネク
タ接続可能に成端する光コネクタ7bは、外装金属管4
内のコネクタ収納部8内に防水性を確保して収納され
る。
【0004】この光ケーブル牽引具1のキャップ2に
は、ウィンチ等の牽引手段から作用した牽引力が伝達さ
れ、この伝達された牽引力は、外装金属管4を介して、
光ケーブル牽引具1後端部のリング6に伝達され、さら
に、このリング6内側にネジ6a等によって固定された
スペーサ5を介して光ケーブル7に伝達される。この牽
引具1は、光ケーブル7の牽引方向先端、後端のいずれ
にも適用可能であるが、牽引方向先端に適用された場合
では、キャップ2に取り付けられた牽引用のワイヤの途
中、あるいは、キャップ2内に組み込んだ撚り戻し機構
によって、光ケーブル7の自由回転を許容して、捻られ
ることを防止することが一般的である。
は、ウィンチ等の牽引手段から作用した牽引力が伝達さ
れ、この伝達された牽引力は、外装金属管4を介して、
光ケーブル牽引具1後端部のリング6に伝達され、さら
に、このリング6内側にネジ6a等によって固定された
スペーサ5を介して光ケーブル7に伝達される。この牽
引具1は、光ケーブル7の牽引方向先端、後端のいずれ
にも適用可能であるが、牽引方向先端に適用された場合
では、キャップ2に取り付けられた牽引用のワイヤの途
中、あるいは、キャップ2内に組み込んだ撚り戻し機構
によって、光ケーブル7の自由回転を許容して、捻られ
ることを防止することが一般的である。
【0005】図9および図10に示すように、前記スペ
ーサ5は、光ケーブル7端末の周囲を取り囲むようにし
て配置されるリング状のリング部5aと、このリング部
5aから牽引方向前方(図9、図10中右側)へ突設さ
れた連結部5bとを備えている。そして、このスペーサ
5は、前記リング部5aに捩じ込まれる把持部品9先端
の鬼目プレート9aを光ケーブル7外皮に食い込ませる
ことで、光ケーブル7端末に支持される。また、テンシ
ョンメンバ7cにカシメ等により固定したテンションメ
ンバスリーブ10外側の突起10aと、テンションメン
バスリーブ10に螺着した固定ナット10bとの間に挟
みこまれた、前記連結部5b先端の係合部5cから、光
ケーブル7に牽引力を効率良く伝達できるようになって
いる。スペーサ5から光ケーブル7に伝達される牽引力
は、把持部品9によっても伝達されるが、多くは、連結
部5bの係合部5cを介してテンションメンバ7cに伝
達される。キャップ2の周囲やケーブル固定部3の外側
は、防水テープや保護テープ等からなる保護材11によ
り密閉され、防水性が確保される(キャップ2側の保護
材は図示略)。
ーサ5は、光ケーブル7端末の周囲を取り囲むようにし
て配置されるリング状のリング部5aと、このリング部
5aから牽引方向前方(図9、図10中右側)へ突設さ
れた連結部5bとを備えている。そして、このスペーサ
5は、前記リング部5aに捩じ込まれる把持部品9先端
の鬼目プレート9aを光ケーブル7外皮に食い込ませる
ことで、光ケーブル7端末に支持される。また、テンシ
ョンメンバ7cにカシメ等により固定したテンションメ
ンバスリーブ10外側の突起10aと、テンションメン
バスリーブ10に螺着した固定ナット10bとの間に挟
みこまれた、前記連結部5b先端の係合部5cから、光
ケーブル7に牽引力を効率良く伝達できるようになって
いる。スペーサ5から光ケーブル7に伝達される牽引力
は、把持部品9によっても伝達されるが、多くは、連結
部5bの係合部5cを介してテンションメンバ7cに伝
達される。キャップ2の周囲やケーブル固定部3の外側
は、防水テープや保護テープ等からなる保護材11によ
り密閉され、防水性が確保される(キャップ2側の保護
材は図示略)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記光ケー
ブル牽引具1では、スペーサ5から光ケーブル7に伝達
される牽引力は、把持部品9によっても伝達されるが、
多くは、連結部5bの係合部5cを介してテンションメ
ンバ7cに伝達される。スペーサ5のリング部5a内面
や把持部品9の鬼目プレート9aとしては、光ケーブル
7端末をぐらつくことなく押さえるために、光ケーブル
7外径に適合する内径を有するものが使用される。この
ため、この光ケーブル牽引具1では、光ケーブル7外径
に対応して、スペーサ5や鬼目プレート9aを複数種類
用意しなくてはならず、コストアップの原因になってい
た。また、光ケーブル7外径に対応して複数の部品を交
換することは、牽引具の組立作業性の低下の原因になっ
ていた。さらに、前記のような光ケーブル牽引具1で
は、特に、構造の複雑なスペーサ5の撤去に手間がかか
り、解体作業性を向上できないといった問題があった。
すなわち、スペーサ5を撤去するには、外側のリング6
を撤去した後、固定ナット10bを取り外して、テンシ
ョンメンバ7cに対する連結部5bの連結を解除し、把
持部品9を光ケーブル7に対して後退させた後、スペー
サ5を光ケーブル7長手方向へ沿って移動させて端末か
ら抜き取るようにする必要がある。これでは、スペーサ
5を抜き取るには、多数本の光ファイバ7aに対してリ
ング部5aを通過させる必要があり、連結部5bやリン
グ部5aに光ファイバ7aが接触して傷めないように、
慎重に作業を進める必要があるから、労力が掛かるとい
った問題があった。また、光ケーブル7端末近傍に、抜
き取り用の作業スペースを十分に確保する必要があり、
狭隘な作業現場では、不利であるといった問題もある。
ブル牽引具1では、スペーサ5から光ケーブル7に伝達
される牽引力は、把持部品9によっても伝達されるが、
多くは、連結部5bの係合部5cを介してテンションメ
ンバ7cに伝達される。スペーサ5のリング部5a内面
や把持部品9の鬼目プレート9aとしては、光ケーブル
7端末をぐらつくことなく押さえるために、光ケーブル
7外径に適合する内径を有するものが使用される。この
ため、この光ケーブル牽引具1では、光ケーブル7外径
に対応して、スペーサ5や鬼目プレート9aを複数種類
用意しなくてはならず、コストアップの原因になってい
た。また、光ケーブル7外径に対応して複数の部品を交
換することは、牽引具の組立作業性の低下の原因になっ
ていた。さらに、前記のような光ケーブル牽引具1で
は、特に、構造の複雑なスペーサ5の撤去に手間がかか
り、解体作業性を向上できないといった問題があった。
すなわち、スペーサ5を撤去するには、外側のリング6
を撤去した後、固定ナット10bを取り外して、テンシ
ョンメンバ7cに対する連結部5bの連結を解除し、把
持部品9を光ケーブル7に対して後退させた後、スペー
サ5を光ケーブル7長手方向へ沿って移動させて端末か
ら抜き取るようにする必要がある。これでは、スペーサ
5を抜き取るには、多数本の光ファイバ7aに対してリ
ング部5aを通過させる必要があり、連結部5bやリン
グ部5aに光ファイバ7aが接触して傷めないように、
慎重に作業を進める必要があるから、労力が掛かるとい
った問題があった。また、光ケーブル7端末近傍に、抜
き取り用の作業スペースを十分に確保する必要があり、
狭隘な作業現場では、不利であるといった問題もある。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、光ケーブル外径に対する優れた汎用性を有し、し
かも、部品点数の減少等によって低コスト化できる光ケ
ーブル牽引具を提供することを目的とする。
ので、光ケーブル外径に対する優れた汎用性を有し、し
かも、部品点数の減少等によって低コスト化できる光ケ
ーブル牽引具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、牽引布設さ
れる光ケーブル端末に組み立てられる光ケーブル牽引具
であって、牽引力が作用される牽引具先端部と、前記光
ケーブル端末が固定されるケーブル固定部と、前記牽引
具先端部および前記ケーブル固定部のそれぞれに固定さ
れて両者の間を連結する高張力ホースとを備え、前記ケ
ーブル固定部は、前記光ケーブル端末を外側から挟み込
むようにして装着されて光ケーブル端末に引き出された
テンションメンバと牽引力伝達可能に連結される前記二
つ割り構造のスペーサと、該スペーサを構成する各スペ
ーサ半体の内面側を覆うようにして設けられ、前記スペ
ーサを一体化することで前記光ケーブル端末に当接され
て挟み込むアタッチメントとを備えることを特徴とする
光ケーブル牽引具を前記課題の解決手段とした。請求項
2記載の発明は、請求項1記載の光ケーブル牽引具にお
いて、前記スペーサが分離可能であり、前記アタッチメ
ントが前記スペーサ半体に対して着脱可能になっている
ことを特徴とする。
れる光ケーブル端末に組み立てられる光ケーブル牽引具
であって、牽引力が作用される牽引具先端部と、前記光
ケーブル端末が固定されるケーブル固定部と、前記牽引
具先端部および前記ケーブル固定部のそれぞれに固定さ
れて両者の間を連結する高張力ホースとを備え、前記ケ
ーブル固定部は、前記光ケーブル端末を外側から挟み込
むようにして装着されて光ケーブル端末に引き出された
テンションメンバと牽引力伝達可能に連結される前記二
つ割り構造のスペーサと、該スペーサを構成する各スペ
ーサ半体の内面側を覆うようにして設けられ、前記スペ
ーサを一体化することで前記光ケーブル端末に当接され
て挟み込むアタッチメントとを備えることを特徴とする
光ケーブル牽引具を前記課題の解決手段とした。請求項
2記載の発明は、請求項1記載の光ケーブル牽引具にお
いて、前記スペーサが分離可能であり、前記アタッチメ
ントが前記スペーサ半体に対して着脱可能になっている
ことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、光ケーブル端末にケーブ
ル固定部を組み立てるには、光ケーブル端末を挟み込む
ようにして、一対のスペーサ半体を一体化し、スペーサ
を組み立てる。これにより、光ケーブル端末は、各スペ
ーサ半体の内面側に設けられているアタッチメントの間
に挟み込まれる。アタッチメントは、スペーサ半体内面
側を覆うように形成されているから、光ケーブル外面に
対する接触面積を十分に確保することができる。スペー
サから光ケーブルへ伝達される牽引力は、大部分が、テ
ンションメンバが連結されるテンションメンバ連結部か
らテンションメンバに伝達され、スペーサの光ケーブル
端末を挟み込む部分は、光ケーブルのぐらつき防止等の
支持として機能しているから、アタッチメントの採用に
より光ケーブルの支持力は十分に確保され、別途、把持
部品の設置を省略できる。光ケーブル外径に対応させる
には、アタッチメントのみを選択使用すれば良く、スペ
ーサは共通のものを使用することができる。請求項2記
載の発明では、スペーサは、分離させることによって光
ケーブル端末から両側へ分かれ、簡単に光ケーブル端末
から撤去することができ、同時にアタッチメントも撤去
余されるので、光ケーブル牽引布設後の光ケーブル牽引
具の解体、撤去が容易である。撤去後のスペーサを、外
径の異なる別の光ケーブルの牽引布設に再利用する場合
は、スペーサ半体に対して着脱自在のアタッチメントの
みを交換すれば良い。
ル固定部を組み立てるには、光ケーブル端末を挟み込む
ようにして、一対のスペーサ半体を一体化し、スペーサ
を組み立てる。これにより、光ケーブル端末は、各スペ
ーサ半体の内面側に設けられているアタッチメントの間
に挟み込まれる。アタッチメントは、スペーサ半体内面
側を覆うように形成されているから、光ケーブル外面に
対する接触面積を十分に確保することができる。スペー
サから光ケーブルへ伝達される牽引力は、大部分が、テ
ンションメンバが連結されるテンションメンバ連結部か
らテンションメンバに伝達され、スペーサの光ケーブル
端末を挟み込む部分は、光ケーブルのぐらつき防止等の
支持として機能しているから、アタッチメントの採用に
より光ケーブルの支持力は十分に確保され、別途、把持
部品の設置を省略できる。光ケーブル外径に対応させる
には、アタッチメントのみを選択使用すれば良く、スペ
ーサは共通のものを使用することができる。請求項2記
載の発明では、スペーサは、分離させることによって光
ケーブル端末から両側へ分かれ、簡単に光ケーブル端末
から撤去することができ、同時にアタッチメントも撤去
余されるので、光ケーブル牽引布設後の光ケーブル牽引
具の解体、撤去が容易である。撤去後のスペーサを、外
径の異なる別の光ケーブルの牽引布設に再利用する場合
は、スペーサ半体に対して着脱自在のアタッチメントの
みを交換すれば良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の光ケーブル牽引具の
実施の形態を、図1から図8を参照して説明する。図1
において、本実施の形態の光ケーブル牽引具20は、牽
引具先端部21と、光ケーブル22端末が固定されるケ
ーブル固定部23と、前記牽引具先端部21および前記
ケーブル固定部23のそれぞれに固定されて両者の間を
連結する高張力ホース24とを備えている。高張力ホー
ス24は、引張耐力に優れ、しかも、柔軟性、表面の低
摩擦性、防水性を有する。高張力ホース24内には、前
記光ケーブル22端末から引き出された光ファイバ22
a(主として、単心あるいは多心の光ファイバ心線)先
端をコネクタ接続可能に成端する光コネクタ22bを前
記光ファイバ22aの余長22dとともに収納するコネ
クタ収納部25が形成されている。コネクタ収納部25
内は、防水性が確保されており、しかも、光ファイバ2
2aや光コネクタ22bを振動を与えることなく保持す
る図示しない保持具が内蔵されている。なお、光ファイ
バ22aは、ケーブル固定部23近傍にて、スパイラル
チューブ等の補強チューブ22eに収納して補強されて
いる。
実施の形態を、図1から図8を参照して説明する。図1
において、本実施の形態の光ケーブル牽引具20は、牽
引具先端部21と、光ケーブル22端末が固定されるケ
ーブル固定部23と、前記牽引具先端部21および前記
ケーブル固定部23のそれぞれに固定されて両者の間を
連結する高張力ホース24とを備えている。高張力ホー
ス24は、引張耐力に優れ、しかも、柔軟性、表面の低
摩擦性、防水性を有する。高張力ホース24内には、前
記光ケーブル22端末から引き出された光ファイバ22
a(主として、単心あるいは多心の光ファイバ心線)先
端をコネクタ接続可能に成端する光コネクタ22bを前
記光ファイバ22aの余長22dとともに収納するコネ
クタ収納部25が形成されている。コネクタ収納部25
内は、防水性が確保されており、しかも、光ファイバ2
2aや光コネクタ22bを振動を与えることなく保持す
る図示しない保持具が内蔵されている。なお、光ファイ
バ22aは、ケーブル固定部23近傍にて、スパイラル
チューブ等の補強チューブ22eに収納して補強されて
いる。
【0011】牽引具先端部21は、高張力ホース24の
一端部を水密に封止するキャップ21aの先端に、ワイ
ヤ等が連結されるアイナット21bを回転自在に取り付
けた構造になっている。アイナット21bは、高張力ホ
ース24側からキャップ先端部21cを貫通させて突出
させたボルト21d先端に取り付けられており、前記ボ
ルト21dの頭部21eが前記キャップ先端部21cに
係合することで、キャップ21aからの引き抜きが規制
されている。キャップ21a外側には、高張力ホース2
4端部が嵌合するようにして挿入され、さらに、外側に
装着された外リング21fによってカシメ固定されてい
るので、キャップ21aと高張力ホース24との間に作
用する牽引力等の張力は、高張力ホース24の周方向全
周にわたって、偏在することなく均等に分散される。キ
ャップ21aとしては、金属等の硬質の部材であっても
良いが、樹脂発泡体等の若干の変形が可能な素材から形
成して、屈曲管路等への通過性を向上させたものも採用
可能である。
一端部を水密に封止するキャップ21aの先端に、ワイ
ヤ等が連結されるアイナット21bを回転自在に取り付
けた構造になっている。アイナット21bは、高張力ホ
ース24側からキャップ先端部21cを貫通させて突出
させたボルト21d先端に取り付けられており、前記ボ
ルト21dの頭部21eが前記キャップ先端部21cに
係合することで、キャップ21aからの引き抜きが規制
されている。キャップ21a外側には、高張力ホース2
4端部が嵌合するようにして挿入され、さらに、外側に
装着された外リング21fによってカシメ固定されてい
るので、キャップ21aと高張力ホース24との間に作
用する牽引力等の張力は、高張力ホース24の周方向全
周にわたって、偏在することなく均等に分散される。キ
ャップ21aとしては、金属等の硬質の部材であっても
良いが、樹脂発泡体等の若干の変形が可能な素材から形
成して、屈曲管路等への通過性を向上させたものも採用
可能である。
【0012】図2はケーブル固定部23を組み上げた状
態を示す斜視図、図3はケーブル固定部23から高張力
ホース24を取り外した状態を示す斜視図、図4はケー
ブル固定部23を構成するスペーサ26の分解斜視図で
ある。図1、図4に示すように、前記ケーブル固定部2
3は、前記光ケーブル22端末に外側から装着される分
離可能な二つ割り構造のスペーサ26と、スペーサ26
の内側に配置され、該スペーサ26を一体化することで
光ケーブル22端末を挟み込む一対のアタッチメント2
7とを備えている。図1に示すように、このケーブル固
定部23においては、スペーサ26外側に着脱自在に取
り付けられる内リング31と、その外側に配置される外
リング32との間に、高張力ホース24の他端部が挟み
込まれてカシメ等により固定される。
態を示す斜視図、図3はケーブル固定部23から高張力
ホース24を取り外した状態を示す斜視図、図4はケー
ブル固定部23を構成するスペーサ26の分解斜視図で
ある。図1、図4に示すように、前記ケーブル固定部2
3は、前記光ケーブル22端末に外側から装着される分
離可能な二つ割り構造のスペーサ26と、スペーサ26
の内側に配置され、該スペーサ26を一体化することで
光ケーブル22端末を挟み込む一対のアタッチメント2
7とを備えている。図1に示すように、このケーブル固
定部23においては、スペーサ26外側に着脱自在に取
り付けられる内リング31と、その外側に配置される外
リング32との間に、高張力ホース24の他端部が挟み
込まれてカシメ等により固定される。
【0013】前記スペーサ26は、金属等の十分な剛性
を有する素材から形成されており、図4に示すように、
スペーサ半体26A、26Bを一体化することにより、
前記光ケーブル22端末に両側から挟み込むようにして
組み立てられる。これと同時に、各スペーサ半体26
A、26Bに取り付けられているアタッチメント27の
間に光ケーブル22端末が挟み込まれる。具体的には、
一対のスペーサ半体26A、26Bを一体化すると、光
ケーブル22端末を挟み込むリング状の挟持部26a内
にて押圧されたアタッチメント27間に光ケーブル22
端末が挟み込まれるとともに、この挟持部26aから牽
引方向前方へ突設されたテンションメンバ連結部26b
が組み立てられる。テンションメンバ連結部26bに
は、前記光ケーブル22端末に引き出されたテンション
メンバ22cが連結用部品28、29を介して牽引力伝
達可能に連結される。
を有する素材から形成されており、図4に示すように、
スペーサ半体26A、26Bを一体化することにより、
前記光ケーブル22端末に両側から挟み込むようにして
組み立てられる。これと同時に、各スペーサ半体26
A、26Bに取り付けられているアタッチメント27の
間に光ケーブル22端末が挟み込まれる。具体的には、
一対のスペーサ半体26A、26Bを一体化すると、光
ケーブル22端末を挟み込むリング状の挟持部26a内
にて押圧されたアタッチメント27間に光ケーブル22
端末が挟み込まれるとともに、この挟持部26aから牽
引方向前方へ突設されたテンションメンバ連結部26b
が組み立てられる。テンションメンバ連結部26bに
は、前記光ケーブル22端末に引き出されたテンション
メンバ22cが連結用部品28、29を介して牽引力伝
達可能に連結される。
【0014】詳細には、テンションメンバ連結部26b
は、二つ割りのスペーサ26を構成する各スペーサ半体
26A、26Bを一体化した時に、それぞれのスペーサ
半体26A、26Bから突設された連結部半体26b
1、26b2同士が一体化されることで組み立てられ
る。組み立てられたテンションメンバ連結部26b先端
の係合部26cには、光ケーブル22中心軸線と略一致
する穴26dが形成される。この穴26dには、テンシ
ョンメンバ22c先端にカシメ等により固定された連結
用部品としてのテンションメンバスリーブ28が収納さ
れる(図1参照)。また、穴26dを貫通して突出され
たテンションメンバスリーブ28先端から捩じ込んで螺
着された連結用部品としての固定ナット29と、テンシ
ョンメンバスリーブ28外側に突出された突起28aと
の間に、テンションメンバ連結部26bの係合部26c
が挟み込むようにして固定される。これにより、テンシ
ョンメンバ連結部26bと、光ケーブル22のテンショ
ンメンバ22cとが、牽引力伝達可能に連結され、高張
力ホース24からスペーサ26に伝達された牽引力が、
テンションメンバ連結部26b(詳細には係合部26
c)からテンションメンバ22cに伝達される。なお、
図3、図4中、光ケーブル22端末から引き出された多
数本の光ファイバ22aは、テンションメンバ22cの
両側の連結部半体26b1、26b2を避けるようにし
て、コネクタ収納部25に引き込まれる。テンションメ
ンバスリーブ29としては、先端から螺着される固定ナ
ット29によって、突起28aとの間にテンションメン
バ連結部26bの係合部26cを挟み込む構成以外、予
め離間して突設された一対の突起の間に、係合部26c
を挟み込む構成も採用可能である。
は、二つ割りのスペーサ26を構成する各スペーサ半体
26A、26Bを一体化した時に、それぞれのスペーサ
半体26A、26Bから突設された連結部半体26b
1、26b2同士が一体化されることで組み立てられ
る。組み立てられたテンションメンバ連結部26b先端
の係合部26cには、光ケーブル22中心軸線と略一致
する穴26dが形成される。この穴26dには、テンシ
ョンメンバ22c先端にカシメ等により固定された連結
用部品としてのテンションメンバスリーブ28が収納さ
れる(図1参照)。また、穴26dを貫通して突出され
たテンションメンバスリーブ28先端から捩じ込んで螺
着された連結用部品としての固定ナット29と、テンシ
ョンメンバスリーブ28外側に突出された突起28aと
の間に、テンションメンバ連結部26bの係合部26c
が挟み込むようにして固定される。これにより、テンシ
ョンメンバ連結部26bと、光ケーブル22のテンショ
ンメンバ22cとが、牽引力伝達可能に連結され、高張
力ホース24からスペーサ26に伝達された牽引力が、
テンションメンバ連結部26b(詳細には係合部26
c)からテンションメンバ22cに伝達される。なお、
図3、図4中、光ケーブル22端末から引き出された多
数本の光ファイバ22aは、テンションメンバ22cの
両側の連結部半体26b1、26b2を避けるようにし
て、コネクタ収納部25に引き込まれる。テンションメ
ンバスリーブ29としては、先端から螺着される固定ナ
ット29によって、突起28aとの間にテンションメン
バ連結部26bの係合部26cを挟み込む構成以外、予
め離間して突設された一対の突起の間に、係合部26c
を挟み込む構成も採用可能である。
【0015】図1および図4に示すように、アタッチメ
ント27は、該アタッチメント27のボルト孔27aか
ら各スペーサ半体26A、26Bに穿設されたアタッチ
メント用ボルト孔26mに捩じ込まれたアタッチメント
用固定ボルト27bにより、各スペーサ半体26A、2
6Bに対して着脱可能に取り付けられる。図6および図
7において、アタッチメント27の光ケーブル22外面
に当接される内面側には、光ケーブル22外径に適合す
る内径の湾曲溝27cが形成されている。スペーサ26
を一体化して光ケーブル22端末に組み立て、両アタッ
チメント27間に光ケーブル22を挟み込むと、各アタ
ッチメント27の湾曲溝27c内面が光ケーブル22外
面に面接触して圧接され、光ケーブル22が把持固定さ
れる。例えば、図8に示すように、アタッチメント湾曲
溝27c内面に形成した突起27eを光ケーブル22外
皮に組み込ませることで、光ケーブル22の固定力、引
き抜き耐力を向上するようにしても良い。
ント27は、該アタッチメント27のボルト孔27aか
ら各スペーサ半体26A、26Bに穿設されたアタッチ
メント用ボルト孔26mに捩じ込まれたアタッチメント
用固定ボルト27bにより、各スペーサ半体26A、2
6Bに対して着脱可能に取り付けられる。図6および図
7において、アタッチメント27の光ケーブル22外面
に当接される内面側には、光ケーブル22外径に適合す
る内径の湾曲溝27cが形成されている。スペーサ26
を一体化して光ケーブル22端末に組み立て、両アタッ
チメント27間に光ケーブル22を挟み込むと、各アタ
ッチメント27の湾曲溝27c内面が光ケーブル22外
面に面接触して圧接され、光ケーブル22が把持固定さ
れる。例えば、図8に示すように、アタッチメント湾曲
溝27c内面に形成した突起27eを光ケーブル22外
皮に組み込ませることで、光ケーブル22の固定力、引
き抜き耐力を向上するようにしても良い。
【0016】図1、図7において、アタッチメント湾曲
溝27c内に形成された補助固定溝27dには、光ケー
ブル22の固定力を補助する補助固定部品30が収納さ
れる。図1、図5(a)、(b)、(c)において、各
スペーサ半体26A、26Bのフランジ部26eを径方
向に貫通されているボルト孔26fには、補助固定溝2
7dに収納された補助固定部品30に、光ケーブル22
外皮への押圧力を与えるボルト等が挿入される。光ケー
ブル22に作用する張力等が特に大きい場合には、補助
固定溝27dに補助固定部品30を収納して、固定力を
補強することが可能である。ここで、スペーサ26を分
離、解体すると、各スペーサ半体26A、26B間の分
離とともにアタッチメント27間も分離(補助固定部品
30を使用している時は、この補助固定部品30間も分
離)されるため、これにより光ケーブル22の把持固定
状態が解除される。逆に、スペーサ26を組み立てると
同時に、アタッチメント27間に光ケーブル22が挟み
込まれ(補助固定部品30を使用している時は、これに
よっても光ケーブル22が挟み込まれる)、光ケーブル
22を簡単かつ確実に把持固定することができる。
溝27c内に形成された補助固定溝27dには、光ケー
ブル22の固定力を補助する補助固定部品30が収納さ
れる。図1、図5(a)、(b)、(c)において、各
スペーサ半体26A、26Bのフランジ部26eを径方
向に貫通されているボルト孔26fには、補助固定溝2
7dに収納された補助固定部品30に、光ケーブル22
外皮への押圧力を与えるボルト等が挿入される。光ケー
ブル22に作用する張力等が特に大きい場合には、補助
固定溝27dに補助固定部品30を収納して、固定力を
補強することが可能である。ここで、スペーサ26を分
離、解体すると、各スペーサ半体26A、26B間の分
離とともにアタッチメント27間も分離(補助固定部品
30を使用している時は、この補助固定部品30間も分
離)されるため、これにより光ケーブル22の把持固定
状態が解除される。逆に、スペーサ26を組み立てると
同時に、アタッチメント27間に光ケーブル22が挟み
込まれ(補助固定部品30を使用している時は、これに
よっても光ケーブル22が挟み込まれる)、光ケーブル
22を簡単かつ確実に把持固定することができる。
【0017】図6に示すように、スペーサ半体26A、
26B間は、フランジ部26eに穿設された固定用ボル
ト孔26g、26h間に連通した一体化ボルト33によ
って締結して、一体化される。また、図1に示すよう
に、両スペーサ半体26A、26Bのフランジ部26e
以外の本体部26i間は、外側に装着された内リング3
1によって拘束されることで、一体化状態が維持され
る。
26B間は、フランジ部26eに穿設された固定用ボル
ト孔26g、26h間に連通した一体化ボルト33によ
って締結して、一体化される。また、図1に示すよう
に、両スペーサ半体26A、26Bのフランジ部26e
以外の本体部26i間は、外側に装着された内リング3
1によって拘束されることで、一体化状態が維持され
る。
【0018】図5(a)、(b)中、符号26jは、内
リング用ボルト孔であり、図1に示すように、内リング
固定用ボルト34が螺着される。ケーブル固定部23の
外側には、アタッチメント27端部のテーパ部27f、
外リング32、フランジ部26eを含んで全体に、熱融
着テープや防水テープ等からなる外装材35が装着さ
れ、高張力ホース24と外リング32との境界、スペー
サ26の分離面26k(図3参照)近傍、スペーサ26
と光ケーブル22外皮との境界等の防水性が確保され
る。また、ケーブル固定部23の光ケーブル22側は、
アタッチメント27端部のテーパ部27fを含んで、フ
ランジ部26e形状によってテーパ状になっているた
め、例えば、牽引布設作業中での、一旦引き戻し作業等
の際の、引き戻し抵抗の低減に寄与する。外装材35
は、牽引具先端部21外側にも、防水を目的として設け
られる。
リング用ボルト孔であり、図1に示すように、内リング
固定用ボルト34が螺着される。ケーブル固定部23の
外側には、アタッチメント27端部のテーパ部27f、
外リング32、フランジ部26eを含んで全体に、熱融
着テープや防水テープ等からなる外装材35が装着さ
れ、高張力ホース24と外リング32との境界、スペー
サ26の分離面26k(図3参照)近傍、スペーサ26
と光ケーブル22外皮との境界等の防水性が確保され
る。また、ケーブル固定部23の光ケーブル22側は、
アタッチメント27端部のテーパ部27fを含んで、フ
ランジ部26e形状によってテーパ状になっているた
め、例えば、牽引布設作業中での、一旦引き戻し作業等
の際の、引き戻し抵抗の低減に寄与する。外装材35
は、牽引具先端部21外側にも、防水を目的として設け
られる。
【0019】この光ケーブル牽引具20を、光ケーブル
22端末に組み立て、牽引具先端部21にウィンチ等の
牽引手段の牽引力を作用させる(以下、図1中右方向へ
の牽引の場合を説明する。)と、牽引具先端部21から
高張力ホース24を介してケーブル固定部23に伝達さ
れた牽引力が、スペーサ26のテンションメンバ連結部
26bや、アタッチメント27を介して光ケーブル22
に伝達されて、光ケーブル22の牽引することができ
る。スペーサ26から光ケーブル22へ伝達される牽引
力の大部分は、テンションメンバ連結部26bからテン
ションメンバ22cへ伝達(詳細には、連結用部品2
8、29を介して伝達)される。アタッチメント27
は、主として光ケーブル22端末の振れやぐらつき等を
抑える機能を果たす。
22端末に組み立て、牽引具先端部21にウィンチ等の
牽引手段の牽引力を作用させる(以下、図1中右方向へ
の牽引の場合を説明する。)と、牽引具先端部21から
高張力ホース24を介してケーブル固定部23に伝達さ
れた牽引力が、スペーサ26のテンションメンバ連結部
26bや、アタッチメント27を介して光ケーブル22
に伝達されて、光ケーブル22の牽引することができ
る。スペーサ26から光ケーブル22へ伝達される牽引
力の大部分は、テンションメンバ連結部26bからテン
ションメンバ22cへ伝達(詳細には、連結用部品2
8、29を介して伝達)される。アタッチメント27
は、主として光ケーブル22端末の振れやぐらつき等を
抑える機能を果たす。
【0020】この光ケーブル牽引具20では、二つ割り
構造のスペーサ26を、光ケーブル22端末を挟み込む
ようにして組み立てることで、アタッチメント27間に
光ケーブル22端末を挟み込んで把持固定できるととも
に、テンションメンバ連結部26bの係合部26cの穴
26dに、テンションメンバスリーブ28を収納でき
る。このため、リング状のスペーサを光ケーブル先端か
ら挿入して装着する構成に比べて、光ケーブル端末に近
傍に確保する作業スペースを大幅に縮小でき、狭隘な場
所であっても、光ケーブル22端末を移動することな
く、その場で、スペーサ26を組み立てることができ
る。
構造のスペーサ26を、光ケーブル22端末を挟み込む
ようにして組み立てることで、アタッチメント27間に
光ケーブル22端末を挟み込んで把持固定できるととも
に、テンションメンバ連結部26bの係合部26cの穴
26dに、テンションメンバスリーブ28を収納でき
る。このため、リング状のスペーサを光ケーブル先端か
ら挿入して装着する構成に比べて、光ケーブル端末に近
傍に確保する作業スペースを大幅に縮小でき、狭隘な場
所であっても、光ケーブル22端末を移動することな
く、その場で、スペーサ26を組み立てることができ
る。
【0021】アタッチメント27は、光ケーブル22外
径に適合する形状(具体的には、光ケーブル22外径に
適合する湾曲溝27cを有するもの)を選択使用する。
ここで、光ケーブル22外径に対応するには、スペーサ
26を変更すること無く、アタッチメント27のみを選
択使用すれば良いので、対応が容易であるとともに、光
ケーブル22外径に対応して複数種類用意すべき部品
が、アタッチメント27のみに限定されるので、低コス
ト化が可能である。アタッチメント27の使用により、
把持部品(従来例図9の把持部品9)が不要になること
も低コスト化や、牽引具20の組立作業性の向上に寄与
する。
径に適合する形状(具体的には、光ケーブル22外径に
適合する湾曲溝27cを有するもの)を選択使用する。
ここで、光ケーブル22外径に対応するには、スペーサ
26を変更すること無く、アタッチメント27のみを選
択使用すれば良いので、対応が容易であるとともに、光
ケーブル22外径に対応して複数種類用意すべき部品
が、アタッチメント27のみに限定されるので、低コス
ト化が可能である。アタッチメント27の使用により、
把持部品(従来例図9の把持部品9)が不要になること
も低コスト化や、牽引具20の組立作業性の向上に寄与
する。
【0022】光ケーブル22の牽引布設の完了後、光ケ
ーブル牽引具20を解体するには、牽引具先端部21お
よび高張力ホース24を撤去した後、ケーブル固定部2
3を解体、撤去する。内リング用固定ボルト34を緩め
て、スペーサ26から内リング31を取り外すと、この
内リング31外側の外リング32も、内リング31との
間に高張力ホース24端部を挟み込んだまま取り外され
る(図3参照)。牽引具先端部21も高張力ホース24
とともに一体的に取り外される。この高張力ホース24
並びに内外のリング31、32、牽引具先端部21は、
取り外し後、別の光ケーブル22の牽引布設に利用可能
である。
ーブル牽引具20を解体するには、牽引具先端部21お
よび高張力ホース24を撤去した後、ケーブル固定部2
3を解体、撤去する。内リング用固定ボルト34を緩め
て、スペーサ26から内リング31を取り外すと、この
内リング31外側の外リング32も、内リング31との
間に高張力ホース24端部を挟み込んだまま取り外され
る(図3参照)。牽引具先端部21も高張力ホース24
とともに一体的に取り外される。この高張力ホース24
並びに内外のリング31、32、牽引具先端部21は、
取り外し後、別の光ケーブル22の牽引布設に利用可能
である。
【0023】ケーブル固定部23は、スペーサ26を分
離、解体するだけで、簡単に撤去することができる。す
なわち、スペーサ26を分離、解体すると、各スペーサ
半体26A、26B間の分離とともにアタッチメント2
7間における光ケーブル22端末の把持固定が解除され
る。また、同時に、テンションメンバ連結部26bも、
挟持部26aから連続している分離面26k(図3参
照)を境界として分離、解体される。
離、解体するだけで、簡単に撤去することができる。す
なわち、スペーサ26を分離、解体すると、各スペーサ
半体26A、26B間の分離とともにアタッチメント2
7間における光ケーブル22端末の把持固定が解除され
る。また、同時に、テンションメンバ連結部26bも、
挟持部26aから連続している分離面26k(図3参
照)を境界として分離、解体される。
【0024】このようなスペーサ26の分離、解体で
は、光ケーブル22端末から引き出されている多数本の
光ファイバ22aとの接触を極力回避できるため、接触
によって、光ファイバ22aや光コネクタ22bの光特
性に影響するような損傷を与えるような心配は無く、解
体作業を効率良く行うことができる。例えば、図9、図
図10に示した従来例のように、光ケーブル端末から抜
き取って撤去する構成のスペーサでは、多数本の光ファ
イバの全長を通過させる必要があるが、本発明に係る光
ケーブル牽引具20のスペーサ26は、光ケーブル22
端末の両側へ分離させれば良いので、光ファイバ22a
との接触回避も容易であり、解体、撤去の作業性を向上
できる。光ケーブル22端末に近傍に確保する作業スペ
ースを大幅に縮小でき、狭隘な場所であっても、光ケー
ブル22端末を移動すること無く、その場で効率良く作
業を進めることができる。
は、光ケーブル22端末から引き出されている多数本の
光ファイバ22aとの接触を極力回避できるため、接触
によって、光ファイバ22aや光コネクタ22bの光特
性に影響するような損傷を与えるような心配は無く、解
体作業を効率良く行うことができる。例えば、図9、図
図10に示した従来例のように、光ケーブル端末から抜
き取って撤去する構成のスペーサでは、多数本の光ファ
イバの全長を通過させる必要があるが、本発明に係る光
ケーブル牽引具20のスペーサ26は、光ケーブル22
端末の両側へ分離させれば良いので、光ファイバ22a
との接触回避も容易であり、解体、撤去の作業性を向上
できる。光ケーブル22端末に近傍に確保する作業スペ
ースを大幅に縮小でき、狭隘な場所であっても、光ケー
ブル22端末を移動すること無く、その場で効率良く作
業を進めることができる。
【0025】解体した光ケーブル牽引具20は、別の光
ケーブル22の牽引布設に再利用することができる。こ
の時、新たな適用対象の光ケーブル22外径が、先に牽
引布設した光ケーブル22外径と異なる場合には、光ケ
ーブル22外径に対応して、アタッチメント27を交換
するだけで、容易に対応でき、スペーサ26は共通のも
のを使用できる。
ケーブル22の牽引布設に再利用することができる。こ
の時、新たな適用対象の光ケーブル22外径が、先に牽
引布設した光ケーブル22外径と異なる場合には、光ケ
ーブル22外径に対応して、アタッチメント27を交換
するだけで、容易に対応でき、スペーサ26は共通のも
のを使用できる。
【0026】なお、本発明の光ケーブル牽引具は、牽引
布される光ケーブルの牽引方向後端の端末に適用するこ
とも可能である。また、コネクタ付きケーブル以外の各
種光ケーブルへの適用も可能である。スペーサやアタッ
チメントの具体的形状、テンションメンバ連結部の形
状、スペーサに形成する各種ボルト孔の形成位置等は、
適宜変更可能であることは言うまでも無い。二つ割り構
造のスペーサにおけるテンションメンバ連結部は、各種
構成が採用可能であり、テンションメンバや連結用部品
を両側から収納する構成に限定されない。テンションメ
ンバや連結用部品が、スペーサ半体の一方のみに着脱可
能に連結される構成も採用可能である。光ケーブル端末
に口出ししたテンションメンバを、スペーサのテンショ
ンメンバ連結部に連結する連結用部品としては、各種構
成が採用可能であり、例えば、溶接等により、テンショ
ンメンバに固定される構成等も採用可能である。また、
これに対応して、スペーサのテンションメンバ連結部も
各種変更が考えられ、テンションメンバの両側に直接組
み立てて、連結される構成等も採用可能である。補助固
定部品30は、省略することも可能である。アタッチメ
ントの補助固定溝27dや、補助固定部品のためのスペ
ーサのボルト孔も省略可能である。
布される光ケーブルの牽引方向後端の端末に適用するこ
とも可能である。また、コネクタ付きケーブル以外の各
種光ケーブルへの適用も可能である。スペーサやアタッ
チメントの具体的形状、テンションメンバ連結部の形
状、スペーサに形成する各種ボルト孔の形成位置等は、
適宜変更可能であることは言うまでも無い。二つ割り構
造のスペーサにおけるテンションメンバ連結部は、各種
構成が採用可能であり、テンションメンバや連結用部品
を両側から収納する構成に限定されない。テンションメ
ンバや連結用部品が、スペーサ半体の一方のみに着脱可
能に連結される構成も採用可能である。光ケーブル端末
に口出ししたテンションメンバを、スペーサのテンショ
ンメンバ連結部に連結する連結用部品としては、各種構
成が採用可能であり、例えば、溶接等により、テンショ
ンメンバに固定される構成等も採用可能である。また、
これに対応して、スペーサのテンションメンバ連結部も
各種変更が考えられ、テンションメンバの両側に直接組
み立てて、連結される構成等も採用可能である。補助固
定部品30は、省略することも可能である。アタッチメ
ントの補助固定溝27dや、補助固定部品のためのスペ
ーサのボルト孔も省略可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ケーブ
ル牽引具によれば、二つ割り構造のスペーサを光ケーブ
ル端末を挟み込むようにして組み立てられると同時に、
前記スペーサを構成する各スペーサ半体の内面側に設け
られたアタッチメントにより、光ケーブル端末が挟み込
まれて、光ケーブル端末のぐらつき等を防止できる十分
な支持力を確保でき、組立作業性を向上できる。光ケー
ブル端末を固定するための、把持部品等を別途設ける必
要は無く、これを省略することで部品点数を減少でき、
低コスト化できる。光ケーブル外径に対応するには、ア
タッチメントのみを選択使用すれば良く、スペーサ等の
多くの部品は共通のものを使用することができるから、
光ケーブル外径に対する優れた汎用性が得られ、しかも
低コスト化できるといった優れた効果を奏する。請求項
2記載の発明によれば、スペーサを分離させることで、
この光ケーブル牽引具のケーブル固定部を簡単に解体撤
去でき、光ケーブル牽引具全体の解体、撤去が容易であ
る。撤去後のスペーサを、外径の異なる別の光ケーブル
の牽引布設に再利用する場合は、アタッチメントのみを
交換すれば良く、それ以外の部品の交換が不要であるか
ら低コスト化でき、交換部品が少ないことから、牽引具
全体の組立作業性を向上できるといった優れた効果を奏
する。
ル牽引具によれば、二つ割り構造のスペーサを光ケーブ
ル端末を挟み込むようにして組み立てられると同時に、
前記スペーサを構成する各スペーサ半体の内面側に設け
られたアタッチメントにより、光ケーブル端末が挟み込
まれて、光ケーブル端末のぐらつき等を防止できる十分
な支持力を確保でき、組立作業性を向上できる。光ケー
ブル端末を固定するための、把持部品等を別途設ける必
要は無く、これを省略することで部品点数を減少でき、
低コスト化できる。光ケーブル外径に対応するには、ア
タッチメントのみを選択使用すれば良く、スペーサ等の
多くの部品は共通のものを使用することができるから、
光ケーブル外径に対する優れた汎用性が得られ、しかも
低コスト化できるといった優れた効果を奏する。請求項
2記載の発明によれば、スペーサを分離させることで、
この光ケーブル牽引具のケーブル固定部を簡単に解体撤
去でき、光ケーブル牽引具全体の解体、撤去が容易であ
る。撤去後のスペーサを、外径の異なる別の光ケーブル
の牽引布設に再利用する場合は、アタッチメントのみを
交換すれば良く、それ以外の部品の交換が不要であるか
ら低コスト化でき、交換部品が少ないことから、牽引具
全体の組立作業性を向上できるといった優れた効果を奏
する。
【図1】 本発明の1実施の形態の光ケーブル牽引具を
示す側断面図である。
示す側断面図である。
【図2】 図1の光ケーブル牽引具のケーブル固定部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】 図2のケーブル固定部から高張力ホースを取
り外した状態を示す斜視図である。
り外した状態を示す斜視図である。
【図4】 図2のケーブル固定部のスペーサを分離した
状態を示す分解斜視図である。
状態を示す分解斜視図である。
【図5】 図4のスペーサを示す図であって、(a)は
平面図、(b)は側断面図、(c)はテンションメンバ
連結部側から見た正面図である。
平面図、(b)は側断面図、(c)はテンションメンバ
連結部側から見た正面図である。
【図6】 図4のスペーサの一体化状態を示す図であっ
て、一体化ボルトによるフランジ部同士の固定状態を示
す断面図である。
て、一体化ボルトによるフランジ部同士の固定状態を示
す断面図である。
【図7】 図4のアタッチメントを示す斜視図である。
【図8】 図7のアタッチメントの湾曲溝内に設けられ
た突起を示す断面図である。
た突起を示す断面図である。
【図9】 従来例の光ケーブル牽引具を示す側断面図で
ある。
ある。
【図10】 図9の光ケーブル牽引具のスペーサを示す
斜視図である。
斜視図である。
20…光ケーブル牽引具、21…牽引具先端部、22…
光ケーブル、23…ケーブル固定部、24…高張力ホー
ス、26…スペーサ、26A,26B…スペーサ半体、
27…アタッチメント。
光ケーブル、23…ケーブル固定部、24…高張力ホー
ス、26…スペーサ、26A,26B…スペーサ半体、
27…アタッチメント。
フロントページの続き (72)発明者 玉木 康博 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 飯塚 祐一 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 平塚 秀樹 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 山本 素 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H001 HH01 2H038 CA74
Claims (2)
- 【請求項1】 牽引布設される光ケーブル(22)端末
に組み立てられる光ケーブル牽引具であって、 牽引力が作用される牽引具先端部(21)と、前記光ケ
ーブル端末が固定されるケーブル固定部(23)と、前
記牽引具先端部および前記ケーブル固定部のそれぞれに
固定されて両者の間を連結する高張力ホース(24)と
を備え、 前記ケーブル固定部は、前記光ケーブル端末を外側から
挟み込むようにして装着されて光ケーブル端末に引き出
されたテンションメンバ(22c)と牽引力伝達可能に
連結される前記二つ割り構造のスペーサ(26)と、該
スペーサを構成する各スペーサ半体(26A、26B)
の内面側を覆うようにして設けられ、前記スペーサを一
体化することで前記光ケーブル端末に当接されて挟み込
むアタッチメント(27)とを備えることを特徴とする
光ケーブル牽引具(20)。 - 【請求項2】 前記スペーサが分離可能であり、前記ア
タッチメントが前記スペーサ半体に対して着脱可能にな
っていることを特徴とする請求項1記載の光ケーブル牽
引具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11174751A JP2001004888A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | 光ケーブル牽引具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11174751A JP2001004888A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | 光ケーブル牽引具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001004888A true JP2001004888A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=15984056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11174751A Pending JP2001004888A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | 光ケーブル牽引具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001004888A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011048066A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | プーリングアイの取付方法及びプーリングアイを取り付けたスロット型光ファイバケーブル |
CN105093458A (zh) * | 2014-05-08 | 2015-11-25 | 国网山东省电力公司潍坊供电公司 | 预制光缆穿孔辅助器 |
WO2022138951A1 (ja) | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 住友電気工業株式会社 | コネクタ付きケーブル |
WO2023112370A1 (ja) * | 2021-12-14 | 2023-06-22 | 株式会社フジクラ | 牽引端取付構造 |
-
1999
- 1999-06-21 JP JP11174751A patent/JP2001004888A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011048066A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | プーリングアイの取付方法及びプーリングアイを取り付けたスロット型光ファイバケーブル |
CN105093458A (zh) * | 2014-05-08 | 2015-11-25 | 国网山东省电力公司潍坊供电公司 | 预制光缆穿孔辅助器 |
WO2022138951A1 (ja) | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 住友電気工業株式会社 | コネクタ付きケーブル |
WO2023112370A1 (ja) * | 2021-12-14 | 2023-06-22 | 株式会社フジクラ | 牽引端取付構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040210 |