JP2001004397A - 救難目標位置指示装置 - Google Patents

救難目標位置指示装置

Info

Publication number
JP2001004397A
JP2001004397A JP11178545A JP17854599A JP2001004397A JP 2001004397 A JP2001004397 A JP 2001004397A JP 11178545 A JP11178545 A JP 11178545A JP 17854599 A JP17854599 A JP 17854599A JP 2001004397 A JP2001004397 A JP 2001004397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rescue target
flying object
time
updated
update
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11178545A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinobu Senoo
明展 妹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP11178545A priority Critical patent/JP2001004397A/ja
Priority to US09/577,582 priority patent/US6297767B1/en
Publication of JP2001004397A publication Critical patent/JP2001004397A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/02Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves
    • G01S5/0284Relative positioning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D43/00Arrangements or adaptations of instruments
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/16Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using electromagnetic waves other than radio waves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】救難目標をロストすることなく確実に指示でき
る救難目標位置指示装置を提供する。 【解決手段】飛行体2の搭乗員3に装着される頭部装着
型表示装置4のコンバイナ13を介して視認される照準
画像と救難目標とが対応した時、入力装置5を搭乗員3
が操作することで、救難目標位置を演算するのに必要な
変数の検出装置6の検出結果に基づき情報処理装置7に
より救難目標位置が演算される。飛行体2の過去に更新
された複数位置と、次の更新時の予想更新位置と、現時
点に最も近い過去に更新された位置と予想更新位置との
間の複数の補間位置と、現時点に最も近い過去における
位置の更新時点から現時点までの経過時間とから、その
経過時間に対応する補間位置が演算される。その救難目
標の位置の演算に際して用いられる飛行体の位置とし
て、その補間位置と前記GPSから出力されるデータか
ら検出される位置の中で、その経過時間に対応する位置
が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難破船や遭難者等
の救難目標の位置を、航空機やヘリコプタ等の飛行体の
搭乗員が装着する頭部装着型表示装置を利用して指示す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飛行体による救難活動において、発見し
た救難目標を見失うことがないように用いられている救
難目標位置指示装置は、飛行体の搭乗員に装着される頭
部装着型表示装置と、その搭乗員により操作される入力
装置と、救難目標の位置を演算するのに必要な変数の検
出装置と、その頭部装着型表示装置、入力装置および検
出装置に接続される情報処理装置とを備える。
【0003】その頭部装着型表示装置は、画像表示光を
出射する表示器と、その画像表示光の光路を変更すると
共に前方からの光を透過するコンバイナを有する。その
コンバイナを介して視認される照準画像と救難目標とが
対応した時、その入力装置を搭乗員が操作することで、
その情報処理装置により検出装置の検出結果に基づいて
救難目標の位置が演算される。その情報処理装置から表
示器に送られる画像信号により、その救難目標の位置を
示す目標シンボル画像が頭部装着型表示装置により表示
される。これにより、その飛行体および搭乗員の頭部が
変位しても、救難目標の位置を目標シンボル画像により
指示できる。
【0004】従来、その救難目標位置を演算する際に用
いる変数として、飛行体の緯度、経度に対応する位置、
飛行高度、飛行体の姿勢および飛行体に対する頭部装着
型表示装置の姿勢が検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】その飛行体の緯度、経
度に対応する位置は、GPS(Global Posi
tioning System)から出力されるデータ
から検出され、一定の時間間隔をおいて更新される。そ
うすると、その更新が行われる間においては飛行体が移
動することにより、そのGPSから出力されるデータか
ら検出される飛行体の位置に誤差を生じる。そのため、
その検出された飛行体の位置に基づき演算される救難目
標の位置を示す目標シンボル画像が実際の救難目標に対
応しなくなり、救難目標を見失うという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題を解決することのでき
る救難目標位置指示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、飛行体の搭乗
員に装着される頭部装着型表示装置と、その搭乗員によ
り操作される入力装置と、救難目標の位置を演算するの
に必要な変数の検出装置と、その頭部装着型表示装置、
入力装置および検出装置に接続される情報処理装置とを
備え、その頭部装着型表示装置は、画像表示光を出射す
る表示器と、その画像表示光の光路を変更すると共に前
方からの光を透過するコンバイナとを有し、前記変数と
してGPSから出力されるデータから前記飛行体の位置
が検出されると共に、その飛行体の位置は一定の時間間
隔をおいて更新され、そのコンバイナを介して視認され
る照準画像と救難目標とが対応した時、その入力装置を
搭乗員が操作することで、その検出装置の検出結果に基
づいて情報処理装置により救難目標の位置が演算され、
その演算された救難目標位置を示す画像が前記頭部装着
型表示装置により表示される救難目標位置指示装置に適
用される。本発明は、過去に更新された飛行体の複数位
置と、次の更新時における飛行体の予想更新位置との間
の予め設定した第1の関係を記憶する手段と、現時点に
最も近い過去に更新された飛行体の位置と、その予想更
新位置と、現時点に最も近い過去に更新された飛行体の
位置と予想更新位置との間の複数の補間位置と、現時点
に最も近い過去における飛行体の位置の更新時点から現
時点までの経過時間との間の予め設定した第2の関係を
記憶する手段とが設けられ、その記憶した第1、第2の
関係と、過去に更新された飛行体の複数位置とから、そ
の経過時間に対応する補間位置が前記情報処理装置によ
り演算され、その救難目標の位置の演算に際して用いら
れる飛行体の位置として、その補間位置と前記GPSか
ら出力されるデータから検出される位置の中で、その経
過時間に対応する位置が用いられることを特徴とする。
【0008】本発明の構成によれば、GPSから出力さ
れるデータから飛行体の位置が検出され、その飛行体の
位置は一定の時間間隔をおいて更新される。過去に更新
された飛行体の複数位置から、次の更新時における飛行
体の予想更新位置が記憶された第1の関係に基づき特定
できる。その予想更新位置と、現時点に最も近い過去に
更新された飛行体の位置と、現時点に最も近い過去にお
ける飛行体の位置の更新時点から現時点までの経過時間
とから、その経過時点に対応する補間位置が第2の関係
に基づき演算できる。その補間位置とGPSから出力さ
れるデータから検出される飛行体の位置の中で、その経
過時間に対応する位置を用いて、救難目標の位置が演算
される。すなわち、GPSから出力されるデータから検
出される飛行体の位置が更新される間を補間すること
で、その飛行体の位置に基づき演算される救難目標位置
の特定精度を向上できる。また、その救難目標の位置に
対応する画像を飛行体の位置変化に応じてスムースに移
動させ、実際の救難目標位置に対応しなくなるのを防止
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1に示す救難目標位置指示装置1
は、航空機やヘリコプター等の飛行体2の搭乗員3に装
着される頭部装着型表示装置4と、入力装置5と、検出
装置6と、情報処理装置7とを備える。その搭乗員3
は、飛行体2の側面の見張窓8から救難目標を探索す
る。
【0010】その頭部装着型表示装置4は、頭部への装
着部を構成する例えばヘルメット11と、そのヘルメッ
ト11により保持される表示器12と、そのヘルメット
11に搭乗員3の前方に位置するように保持されるバイ
ザー兼用のコンバイナ13とを備える。なお、その頭部
への装着部はヘルメットに限定されず、例えば頭部に嵌
め合わされるバンド状のものでもよい。その表示器12
は、例えばフラットパネルディスプレイやCRT等によ
り構成され、情報処理装置7から送られる画像信号に対
応する表示光を出射する。そのコンバイナ13は、その
表示器12から出射される表示光を光路変更して搭乗員
3の目に導く。これにより、搭乗員3の前方に画像が形
成される。このコンバイナ13としては、例えば、ハー
フミラーやホログラム素子を用いることができる。ハー
フミラーを用いる場合は反射により表示光の光路を変更
し、ホログラム素子を用いる場合は回折により表示光の
光路を変更する。そのコンバイナ13は前方からの光を
透過するので、その画像とコンバイナ13の前方に実際
に存在するものの双方を搭乗員3は視認できる。
【0011】その入力装置5は、例えば押し釦スイッチ
により構成され、その搭乗員3により操作されること
で、情報処理装置7に入力信号を出力する。
【0012】その検出装置6は、救難目標位置を演算す
るのに必要な変数を検出するもので、その変数として、
飛行体2の緯度と経度に対応する位置をGPSから出力
されるデータから検出するGPS用受信機21、飛行体
2の飛行高度を検出する高度計22、飛行体2の姿勢と
して機首の向きを検出する方向センサ23と左右の傾き
であるバンク角を検出する角度センサ24、および飛行
体2に対する頭部装着型表示装置4の姿勢として搭乗員
3の視線の向きが飛行体2の左右方向を向いている状態
からの頭部の傾き角を検出するヘッドモーショントラッ
カ25とから構成されている。
【0013】そのGPSから出力されるデータから検出
される飛行体2の位置は、一定の時間間隔をおいて更新
される。本実施形態では、その飛行体2の位置の更新時
間間隔は1秒とされている。
【0014】そのヘッドモーショントラッカ25は、ヘ
ルメット11に取り付けられるセンサ25aと、機体側
に取り付けられるソース25bとを有し、そのセンサ2
5aでソース25bの信号を検知することで、飛行体2
に対する搭乗員3の視線の向きに対応した信号を出力す
る。
【0015】その情報処理装置7はコンピュータにより
構成され、その入力装置5、表示器12、GPS用受信
機21、高度計22、方向センサ23、角度センサ2
4、ヘッドモーショントラッカ25に接続され、さら
に、レーダースコープ31と航法表示装置32に接続さ
れている。
【0016】その情報処理装置7は、過去に更新された
飛行体2の複数位置と、次の更新時における飛行体2の
予想更新位置との間の予め設定した第1の関係を記憶す
る。例えば、図2に示す水平面に沿うxy座標系におい
て、過去に更新された飛行体2の5箇所の位置の中で、
現時点に最も近い位置P1の座標を(x1、y1)、次
いで近い位置P2の座標を(x2、y2)、次いで近い
位置P3の座標を(x3、y3)、次いで近い位置P4
の座標を(x4、y4)、次いで近い位置P5の座標を
(x5、y5)、次の更新時における飛行体2の予想更
新位置Paの座標を(xa、ya)とした場合、その第
1の関係として次の(1)、(2)式が記憶される。
【0017】 xa−x1={(x1−x2)+(x1−x3)/2+(x1−x4)/3+( x1−x5)/4}/4…(1) ya−y1={(y1−y2)+(y1−y3)/2+(y1−y4)/3+( y1−y5)/4}/4…(2)
【0018】すなわち第1の関係によれば、x方向とy
方向それぞれにおいて、現時点に最も近い過去に更新さ
れた飛行体2の位置P1までの他の各位置P2、P3、
P4、P5からの距離が求められ、求められた各距離の
更新時間間隔に対応する値が求められ、求められた距離
の更新時間間隔に対応する値の平均値が求められ、現時
点に最も近い過去に更新された飛行体の位置P1から、
その求めた平均値だけ離れた位置が予想更新位置Paと
される。
【0019】また、その情報処理装置7は、現時点に最
も近い過去に更新された飛行体2の位置P1と、その予
想更新位置Paと、現時点に最も近い過去に更新された
飛行体2の位置P1と予想更新位置Paとの間の複数の
補間位置と、現時点に最も近い過去における飛行体の位
置P1の更新時点から現時点までの経過時間との間の予
め設定した第2の関係を記憶する。例えば図3に示すよ
うに、現時点に最も近い過去に更新された飛行体2の位
置P1と予想更新位置Paとの間を複数に等分割し、各
等分割点を補間位置S1、S2、S3…S59とし、現
時点に最も近い過去における飛行体2の位置P1の更新
時点から現時点までの経過時間に対応する補間位置の数
をnとし、現時点に最も近い過去に更新された飛行体2
の位置P1からn番目の補間位置Snの上記xy座標系
における座標を(xan、yan)とした場合、その第
2の関係として次の(3)、(4)式が記憶される。本
実施形態では、その現時点に最も近い過去に更新された
飛行体2の位置P1と予想更新位置Paとの間の分割数
は、その更新時間間隔(1秒)あたりの頭部装着型表示
装置4の画像のフレーム数と等しく60とされている。
【0020】 xan−x1=(xa−x1)×n/60…(3) yan−y1=(ya−y1)×n/60…(4)
【0021】すなわち第2の関係によれば、x方向とy
方向それぞれにおいて、現時点に最も近い過去に更新さ
れた飛行体2の位置P1から次の更新時点での予想更新
位置Paまでの距離が求められ、この求めた距離を補間
位置数に1を加えた値で除することで補間位置間隔が求
められ、その補間位置間隔に、現時点に最も近い過去に
おける飛行体2の位置P1の更新時点から現時点までの
経過時間に対応する補間位置の数nを乗じた値が求めら
れ、この求めた値だけ現時点に最も近い過去に更新され
た飛行体の位置P1から離れた位置が、経過時間に対応
する補間位置とされる。
【0022】その情報処理装置7は表示器12に、例え
ば図4の(1)に示すような照準画像41を表示するた
めの画像信号を送る。搭乗員3は、頭部装着型表示装置
4の表示視野42内においてコンバイナ13を介して視
認される照準画像41と、そのコンバイナ13を介して
視認される海上等の捜索範囲を視認する。
【0023】そのコンバイナ13を介して視認される照
準画像41と救難目標とが対応した時、上記入力装置5
を搭乗員3が操作することで、情報処理装置7により検
出装置6の検出結果に基づいて救難目標の位置が演算さ
れる。その救難目標の位置の演算に際して用いられる飛
行体2の位置として、上記補間位置とGPSから出力さ
れるデータから検出される位置の中で、現時点に最も近
い過去における飛行体2の位置P1の更新時点から現時
点までの経過時間に対応する位置が用いられる。すなわ
ち、その現時点に最も近い過去における飛行体の位置P
1の更新時点からの経過時間が、飛行体2が最初の補間
位置P1に到るのに要する時間よりも短い場合は、GP
Sから出力されるデータから検出される位置を用いて救
難目標位置が演算され、飛行体2が最初の補間位置P1
に到達するのに要する時間よりも長い場合は、飛行体2
が最後に到達する補間位置を用いて救難目標位置が演算
される。
【0024】その情報処理装置7は、演算された救難目
標43の位置に基づき画像信号を表示器12に送る。そ
の画像信号により表示器12が表示光を出射すること
で、図4の(2)において救難目標位置を示す目標シン
ボル画像51が円形画像として視認されるように形成さ
れる。
【0025】図5のフローチャートは、その目標シンボ
ル画像51の形成手順を示す。まず、搭乗員3が救難目
標43を発見して入力装置5が操作されると、GPSか
ら出力されるデータから検出される飛行体2の位置が更
新されてから、飛行体2が最初の補間位置P1に到達す
るのに要する時間が経過したか否かが判断される(ステ
ップ1)。その時間が経過している場合、情報処理装置
7は、記憶した第1、第2の関係に対応する式(1)〜
(4)と、過去に更新された飛行体の複数位置P1〜P
5とから、現時点に最も近い過去における飛行体の位置
P1の更新時点から現時点までの経過時間に対応する補
間位置Snを演算する(ステップ2)。その演算した補
間位置SnとGPS用受信機21以外の検出装置22〜
25の検出結果とを用いて、情報処理装置7は救難目標
の位置を演算する(ステップ3)。ステップ1において
飛行体2が最初の補間位置P1に到達するのに要する時
間が経過していない場合、そのGPSから出力されるデ
ータからGPS用受信機21により検出される飛行体2
の位置とGPS用受信機21以外の検出装置22〜25
の検出結果とを用いて、情報処理装置7は救難目標の位
置を演算する(ステップ4)。しかる後に、その演算さ
れた救難目標43の位置に対応する目標シンボル画像5
1を形成するための画像信号を頭部装着型表示装置4に
出力する(ステップ5)。
【0026】上記構成によれば、GPSから出力される
データから検出される飛行体2の位置が更新される間を
補間することで、その飛行体2の位置に基づき演算され
る救難目標43の位置の特定精度を向上できる。また、
その救難目標43の位置に対応する目標シンボル画像5
1を飛行体2の位置変化に応じてスムースに移動させ、
実際の救難目標位置43に対応しなくなるのを防止でき
る。例えば図6において、搭乗員3が救難目標43を発
見して入力装置5を操作した時、GPSから出力される
データから検出される飛行体2の位置が更新された後で
あって次の更新前に、飛行体2が約67m進行し、その
飛行体2から救難目標43までの距離が約1853mで
あるとする。この場合において、その救難目標43の位
置を従来のように現時点に最も近い過去に更新された飛
行体2の位置P1を用いて演算すると、その演算位置は
図中破線で示すように、実際の救難目標43の位置か
ら、水平面内での搭乗員3からの視認方向角度で2°の
誤差が生じる。また、目標シンボル画像51の位置は実
際の救難目標43の位置に対応しない。さらに、その目
標シンボル画像51の位置は飛行体2の位置が更新され
る毎にしか移動しないため、飛行体2の移動に対する追
従性が悪い。これに対して上記実施形態によれば、飛行
体2の演算位置の実際の救難目標43の位置からの誤差
を低減し、また、目標シンボル画像51の位置は実際の
救難目標43の位置に対応し、さらに、その目標シンボ
ル画像51の位置は飛行体2の移動に円滑に追従して移
動する。
【0027】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、第1の関係における過去に更新された飛行体の位
置の数や、第2の関係における補間位置の数は特に限定
されない。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、救難目標をロストする
ことなく確実に指示できる救難目標位置指示装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の救難目標位置指示装置の構
成説明図
【図2】本発明の実施形態の救難目標位置指示装置にお
けるGPSから出力されるデータから検出される飛行体
の更新位置の説明図
【図3】本発明の実施形態の救難目標位置指示装置にお
ける飛行体の補間位置の説明図
【図4】(1)、(2)は本発明の実施形態の救難目標
位置指示装置における頭部装着型表示装置による表示画
像を示す図
【図5】本発明の実施形態の救難目標位置指示装置にお
ける目標シンボル画像の形成手順を示すフローチャート
【図6】本発明の実施形態の救難目標位置指示装置の作
用説明図
【符号の説明】
2 飛行体 3 搭乗員 4 頭部装着型表示装置 5 入力装置 6 検出装置 7 情報処理装置 12 表示器 13 コンバイナ 41 照準画像 43 救難目標

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飛行体の搭乗員に装着される頭部装着型表
    示装置と、その搭乗員により操作される入力装置と、救
    難目標の位置を演算するのに必要な変数の検出装置と、
    その頭部装着型表示装置、入力装置および検出装置に接
    続される情報処理装置とを備え、その頭部装着型表示装
    置は、画像表示光を出射する表示器と、その画像表示光
    の光路を変更すると共に前方からの光を透過するコンバ
    イナとを有し、前記変数としてGPSから出力されるデ
    ータから前記飛行体の位置が検出されると共に、その飛
    行体の位置は一定の時間間隔をおいて更新され、そのコ
    ンバイナを介して視認される照準画像と救難目標とが対
    応した時、その入力装置を搭乗員が操作することで、そ
    の検出装置の検出結果に基づいて情報処理装置により救
    難目標の位置が演算され、その演算された救難目標位置
    を示す画像が前記頭部装着型表示装置により表示される
    救難目標位置指示装置において、過去に更新された飛行
    体の複数位置と、次の更新時における飛行体の予想更新
    位置との間の予め設定した第1の関係を記憶する手段
    と、現時点に最も近い過去に更新された飛行体の位置
    と、その予想更新位置と、現時点に最も近い過去に更新
    された飛行体の位置と予想更新位置との間の複数の補間
    位置と、現時点に最も近い過去における飛行体の位置の
    更新時点から現時点までの経過時間との間の予め設定し
    た第2の関係を記憶する手段とが設けられ、その記憶し
    た第1、第2の関係と、過去に更新された飛行体の複数
    位置とから、その経過時間に対応する補間位置が前記情
    報処理装置により演算され、その救難目標の位置の演算
    に際して用いられる飛行体の位置として、その補間位置
    と前記GPSから出力されるデータから検出される位置
    の中で、その経過時間に対応する位置が用いられること
    を特徴とする救難目標位置指示装置。
JP11178545A 1999-06-24 1999-06-24 救難目標位置指示装置 Pending JP2001004397A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11178545A JP2001004397A (ja) 1999-06-24 1999-06-24 救難目標位置指示装置
US09/577,582 US6297767B1 (en) 1999-06-24 2000-05-25 Rescue target position indicating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11178545A JP2001004397A (ja) 1999-06-24 1999-06-24 救難目標位置指示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001004397A true JP2001004397A (ja) 2001-01-12

Family

ID=16050365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11178545A Pending JP2001004397A (ja) 1999-06-24 1999-06-24 救難目標位置指示装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6297767B1 (ja)
JP (1) JP2001004397A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110034224A (ko) * 2009-09-28 2011-04-05 한국항공우주산업 주식회사 에이치엠디를 이용한 표적좌표 측정 시스템 및 이를 이용한 표적좌표 측정 방법

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030010982A (ko) * 2001-07-28 2003-02-06 태 선 김 네비게이션 시스템을 이용한 위치좌표 데이터 전송장치
US6798392B2 (en) * 2001-10-16 2004-09-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Smart helmet
US6567035B1 (en) * 2001-11-30 2003-05-20 Bbnt Solutions Llc Systems and methods for networking radar detectors
US10073264B2 (en) 2007-08-03 2018-09-11 Lumus Ltd. Substrate-guide optical device
WO2006087709A1 (en) * 2005-02-17 2006-08-24 Lumus Ltd. Personal navigation system
IL232197B (en) 2014-04-23 2018-04-30 Lumus Ltd Compact head-up display system
CN114746797A (zh) 2019-12-08 2022-07-12 鲁姆斯有限公司 具有紧凑型图像投影仪的光学系统

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5838262A (en) * 1996-12-19 1998-11-17 Sikorsky Aircraft Corporation Aircraft virtual image display system and method for providing a real-time perspective threat coverage display
US6064335A (en) * 1997-07-21 2000-05-16 Trimble Navigation Limited GPS based augmented reality collision avoidance system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110034224A (ko) * 2009-09-28 2011-04-05 한국항공우주산업 주식회사 에이치엠디를 이용한 표적좌표 측정 시스템 및 이를 이용한 표적좌표 측정 방법
KR101693007B1 (ko) 2009-09-28 2017-01-05 한국항공우주산업 주식회사 에이치엠디를 이용한 표적좌표 측정 시스템 및 이를 이용한 표적좌표 측정 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US6297767B1 (en) 2001-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9874931B1 (en) Head-tracking system and method
US9533772B2 (en) Visual search assistance for an occupant of a vehicle
US8907887B2 (en) Methods and systems for operating avionic systems based on user gestures
US8963804B2 (en) Method and system for operating a near-to-eye display
US6348877B1 (en) Method and system for alerting a pilot to the location of other aircraft
US11815690B2 (en) Head mounted display symbology concepts and implementations, associated with a reference vector
US9864194B2 (en) Systems and methods for displaying FOV boundaries on HUDs
CN107404642A (zh) 双目显示设备的动态聚散度
EP3417338A1 (en) Modular add-on augmented reality head-up display, interfaces and controls
JP2001004397A (ja) 救難目標位置指示装置
CN112424567B (zh) 用于辅助导航的方法
US11046452B1 (en) Head-up display including supplemental indicator
JP4174624B2 (ja) 救難目標位置指示装置
GB2599145A (en) Large space tracking using a wearable optics device
JP6890759B2 (ja) 飛行経路案内システム、飛行経路案内装置及び飛行経路案内方法
EP3975040A1 (en) Large space tracking using a wearable optics device
US20230367390A1 (en) Large space tracking using a wearable optics device
US11945310B2 (en) Display system
US20230308195A1 (en) Accuracy adaptive symbology for head worn display
JPH0781695A (ja) 目標物の位置自動検出装置
JP5233958B2 (ja) 救難目標位置指示装置及びそれに光学特性を記憶させる光学特性記憶方法
JP2003322502A (ja) Hmdの角度検出システム