JP2003322502A - Hmdの角度検出システム - Google Patents

Hmdの角度検出システム

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JP2003322502A
JP2003322502A JP2002130102A JP2002130102A JP2003322502A JP 2003322502 A JP2003322502 A JP 2003322502A JP 2002130102 A JP2002130102 A JP 2002130102A JP 2002130102 A JP2002130102 A JP 2002130102A JP 2003322502 A JP2003322502 A JP 2003322502A
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JP
Japan
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hmd
detection system
angle
angle detection
axis
Prior art date
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JP2002130102A
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Toshinobu Saito
俊伸 斉藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 HMDの基準軸(参照点)を機体軸に合わせ
る再定義の手順を省力化できるHMDの角度検出システ
ムを提供する。 【解決手段】 航空機の機体軸を基準としたHMD(H
ead MountedDisplay)の角度を検出
するHMDの角度検出システムにおいて、基準磁界を発
生する磁界発生器15と、前記HMD14または前記H
MDが設けられるヘルメットに設けられた磁気検出器1
3と、前記機体軸に対してアライメントされた位置に固
定的に設けられた補正用磁気検出器12と、前記磁気検
出器および前記補正用磁気検出器の検出結果に基づい
て、前記HMDの角度を検出する角度検出部とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HMDの角度検出
システムに関する。本発明は、広く航空機アビオニクス
の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機のパイロットのヘルメットには、
HMD(Helmet Mounted Displa
y)が適用されている。HMDには、計器盤の情報(例
えば航空機の速度や高度の情報)が投影されるため、パ
イロットは、実際に計器盤には目を向けなくても(計器
盤以外の目標物に顔を向けたままで)、HMDを介して
計器盤の情報を視認することができる。
【0003】図2に示すように、HMD21には、パイ
ロットの顔が向いている角度を検出する角度検出システ
ム(HMT:Head Motion Tracke
r)が採用されている。HMTは、磁界発生器(HMT
ソース)23から発生する基準磁界を、HMD21に内
蔵された磁気センサ(HMTセンサ)22で検出し、そ
の検出結果(磁界の向き・強度)からHMD21の姿勢
・位置(パイロットの顔が向いている角度)を検出する
システムである。
【0004】HMTセンサ22は、コックピットに設け
られた磁界発生器(HMTソース23)によって発生し
た磁界を検出することにより、パイロットの顔の向きが
検出される。
【0005】上記システムにより検出したHMD21の
姿勢・位置情報は、HMTソース23に対する相対的な
ものである。これに対し、システムが必要とするのは航
空機の機体軸を基準とした姿勢・位置情報であることか
ら、機体軸に対するアライメントが必要となる。以下、
この点について説明する。
【0006】航空機のコックピット内には、据付の表示
器として、ヘッドアップディスプレイユニット(HUD
ユニット)24が設けられている。このHUDユニット
24には、ヘッドアップディスプレイ25が設けられて
いる。ヘッドアップディスプレイ25は、パイロット
が、そのガラス上に反射された表示を見ることができる
とともに、そのガラス越しに外を見ることができるとい
うものである。
【0007】ヘッドアップディスプレイ25には、その
航空機の機体軸が表示される。ヘッドアップディスプレ
イ25では、その表示された機体軸に対する、HMD2
1の姿勢・位置の情報が表示される。したがって、HM
D21の基準軸(参照点)を機体軸に合わせる基準点の
再定義が必要となる。
【0008】上記のように、HMD21の導入により、
システム立ち上げの手順(再定義のステップ)が増え
る。この手順を省略すると、正しい角度の基準が得られ
ない。
【0009】HMTソース23は、自らが発生する基準
磁界に対する影響が出ないように、金属体がその磁界中
に介在しないように、非金属性の柱を用いて片持ち状態
で支持されている。したがって、HMTソース23は振
動に弱い。基準となるHMTソース23が振動すると、
それがHMD21の動きのようになって誤判断される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】HMDの基準軸(参照
点)を機体軸に合わせる再定義の手順を省力化できるこ
とが望まれている。HMDの基準軸(参照点)を機体軸
に合わせる再定義の手順を省略できることが望まれてい
る。新たな手順を増やすことなくHMDの基準軸(参照
点)を機体軸に合わせる再定義を行えることが望まれて
いる。基準となるHMTソースが振動しても、それがH
MDの動きのように誤検知されることがないことが望ま
れている。
【0011】本発明の目的は、HMDの基準軸(参照
点)を機体軸に合わせる再定義の手順を省力化できるH
MDの角度検出システムを提供することである。本発明
の他の目的は、HMDの基準軸(参照点)を機体軸に合
わせる再定義の手順を省略できるHMDの角度検出シス
テムを提供することである。本発明の他の目的は、新た
な手順を増やすことなくHMDの基準軸(参照点)を機
体軸に合わせる再定義を行えるHMDの角度検出システ
ムを提供することである。本発明の更に他の目的は、基
準となるHMTソースが振動しても、それがHMDの動
きのように誤検知されることがないHMDの角度検出シ
ステムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決す
るための手段]を説明する。これらの番号・符号は、
[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記
載との対応関係を明らかにするために付加されたもので
あるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技
術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0013】本発明のHMDの角度検出システムは、航
空機の機体軸を基準としたHMD(Head Moun
ted Display)の角度を検出するHMDの角
度検出システムにおいて、基準磁界を発生する磁界発生
器(15)と、前記HMD(14)または前記HMD
(14)が設けられるヘルメットに設けられた磁気検出
器(13)と、前記機体軸に対してアライメントされた
位置に固定的に設けられた補正用磁気検出器(12)
と、前記磁気検出器(13)および前記補正用磁気検出
器(12)の検出結果に基づいて、前記HMD(14)
の角度を検出する角度検出部とを備えている。
【0014】本発明のHMDの角度検出システムにおい
て、前記機体軸に対してアライメントされた位置は、前
記航空機にアライメントされた状態で据え付けられた表
示装置(11)である。
【0015】本発明のHMDの角度検出システムにおい
て、前記表示装置(11)には、前記機体軸を示す情報
および前記検出されたHMD(14)の角度を示す情報
が表示される。
【0016】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明のH
MDの角度検出システムの一実施形態を説明する。
【0017】本実施形態は、機体軸を基準にヘルメット
の姿勢を検出するHMDシステムにおいて、自動的に基
準となる機体軸を検出し、初期設定の自動化及び運用中
の誤差補正に用いるものである。
【0018】本発明において、HMT(Head Mo
tion Tracker)センサ(磁気センサ)12
が機体軸に対してアライメントされて取り付けられれ
ば、HMTセンサ12の取り付け位置は限定されない
が、本実施形態では、HMTセンサ12の取り付け位置
をHUD(Head Up Display)ユニット
11とする。
【0019】HUDユニット11は、もともと、ヘッド
アップディスプレイ16に機体軸を正しく表示するため
に、航空機の実際の機体軸に対してアライメントされて
取り付けられている。コックピット内において、機体軸
に対してアライメントがとれているのは、HUDユニッ
ト11のみである。上記のように、HMTでは、基準磁
界に影響が出ないように金属体の使用が避けられている
こともあって、コックピット内に機体軸に対してアライ
メントされたものは他に無い。
【0020】元々、機体軸にアライメントされて取り付
けられるHUDユニット11に磁気センサ(HMTセン
サ)12を取り付け、このHMTセンサ12が検出する
姿勢を機体軸として利用する。
【0021】機体軸に合ったHMTセンサ12の検出結
果(向き)に対して、HMD14に取り付けられたHM
Tセンサ13の検出結果(向き)が一致するように基準
点の定義を行う。これにより、従来の基準の再定義手順
を省略することができる。
【0022】また、基準となるHMTソース(磁界発生
器)15が振動などにより変位してもその状態の機体軸
を常に検知しているため補正することが可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明のHMDの角度検出システムによ
れば、従来必要であった基準の再定義手順を省略するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のHMDの角度検出システムの
一実施形態の構成を示す模式図である。
【図2】図2は、従来のHMDの角度検出システムの構
成を示す模式図である。
【符号の説明】
11 HUDユニット 12 HMTセンサ 13 HMTセンサ 14 HMD 15 HMTソース 16 ヘッドアップディスプレイ 21 HMD 22 磁気センサ 23 磁界発生器 24 ヘッドアップディスプレイユニット 25 ヘッドアップディスプレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機の機体軸を基準としたHMD(H
    ead Mounted Display)の角度を検
    出するHMDの角度検出システムにおいて、基準磁界を
    発生する磁界発生器と、 前記HMDまたは前記HMDが設けられるヘルメットに
    設けられた磁気検出器と、 前記機体軸に対してアライメントされた位置に固定的に
    設けられた補正用磁気検出器と、 前記磁気検出器および前記補正用磁気検出器の検出結果
    に基づいて、前記HMDの角度を検出する角度検出部と
    を備えたHMDの角度検出システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のHMDの角度検出システ
    ムにおいて、 前記機体軸に対してアライメントされた位置は、前記航
    空機にアライメントされた状態で据え付けられた表示装
    置であるHMDの角度検出システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のHMDの角度検出システ
    ムにおいて、 前記表示装置には、前記機体軸を示す情報および前記検
    出されたHMDの角度を示す情報が表示されるHMDの
    角度検出システム。
JP2002130102A 2002-05-01 2002-05-01 Hmdの角度検出システム Withdrawn JP2003322502A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026265A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Shimadzu Corp ヘッドモーショントラッカ装置

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JP2008026265A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Shimadzu Corp ヘッドモーショントラッカ装置

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