JP2001003903A - 油圧制御装置 - Google Patents
油圧制御装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 定吐出ポンプPの吐出量を、アクチュエータ
の要求流量に応じて制御して、エネルギー損失を少なく
できる装置を提供すること。 【解決手段】 操作手段27〜29は、その操作量に比
例した信号をコントローラCに出力する一方、コントロ
ーラCは、各操作手段27〜29からの信号A〜Cの合
計値によって駆動源Mを制御する構成にしたことを特徴
とする。
の要求流量に応じて制御して、エネルギー損失を少なく
できる装置を提供すること。 【解決手段】 操作手段27〜29は、その操作量に比
例した信号をコントローラCに出力する一方、コントロ
ーラCは、各操作手段27〜29からの信号A〜Cの合
計値によって駆動源Mを制御する構成にしたことを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フォークリフト
等に用いられる油圧制御装置に関する。
等に用いられる油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示した従来例は、例えば、電動モ
ータMで駆動する定吐出ポンプPに、供給流路1を介し
てコンペンセータバルブ2を接続している。このコンペ
ンセータバルブ2は、定吐出ポンプPの吐出油のうち、
所定の制御流量を優先的に制御流ポート3側に供給し、
その制御流量以上の余剰流量を、余剰流ポート5側に供
給するものである。このコンペンセータバルブ2の作用
については、後で詳しく説明する。
ータMで駆動する定吐出ポンプPに、供給流路1を介し
てコンペンセータバルブ2を接続している。このコンペ
ンセータバルブ2は、定吐出ポンプPの吐出油のうち、
所定の制御流量を優先的に制御流ポート3側に供給し、
その制御流量以上の余剰流量を、余剰流ポート5側に供
給するものである。このコンペンセータバルブ2の作用
については、後で詳しく説明する。
【0003】上記コンペンセータバルブ2の制御流ポー
ト3には、制御流路4を介してパイロット切換弁7とパ
イロット切換弁8とを互いにパラレルに接続している。
そして、パイロット切換弁7によって図示していないリ
フトシリンダの作動を制御し、パイロット切換弁8によ
って図示していないチルトシリンダの作動を制御するよ
うにしている。また、コンペンセータバルブ2の余剰流
ポート5には、余剰流路6を介してパイロット切換弁9
を接続している。そして、このパイロット切換弁9によ
って、図示していないアタッチメント用シリンダの作動
を制御するようにしている。
ト3には、制御流路4を介してパイロット切換弁7とパ
イロット切換弁8とを互いにパラレルに接続している。
そして、パイロット切換弁7によって図示していないリ
フトシリンダの作動を制御し、パイロット切換弁8によ
って図示していないチルトシリンダの作動を制御するよ
うにしている。また、コンペンセータバルブ2の余剰流
ポート5には、余剰流路6を介してパイロット切換弁9
を接続している。そして、このパイロット切換弁9によ
って、図示していないアタッチメント用シリンダの作動
を制御するようにしている。
【0004】上記パイロット切換弁7には、リフトシリ
ンダの負荷圧を導くための第1負荷圧ライン13を接続
している。パイロット切換弁8には、チルトシリンダの
負荷圧を導くための第2負荷圧ライン14を接続してい
る。そして、これら第1、2負荷圧ライン13、14を
第1シャトル弁21に接続し、この第1シャトル弁21
によって、両アクチュエータの負荷圧のうち、高い方の
負荷圧を選択するようにしている。高圧選択された負荷
圧は、第2シャトル弁22に導かれ、この第2シャトル
弁22を介して上記コンペンセータバルブ2の第1パイ
ロット室2aに導かれるようにしている。また、コンペ
ンセータバルブ2の第2パイロット室2bには、制御流
路4を介してパイロット切換弁7、8の上流側の圧力を
導くようにしている。
ンダの負荷圧を導くための第1負荷圧ライン13を接続
している。パイロット切換弁8には、チルトシリンダの
負荷圧を導くための第2負荷圧ライン14を接続してい
る。そして、これら第1、2負荷圧ライン13、14を
第1シャトル弁21に接続し、この第1シャトル弁21
によって、両アクチュエータの負荷圧のうち、高い方の
負荷圧を選択するようにしている。高圧選択された負荷
圧は、第2シャトル弁22に導かれ、この第2シャトル
弁22を介して上記コンペンセータバルブ2の第1パイ
ロット室2aに導かれるようにしている。また、コンペ
ンセータバルブ2の第2パイロット室2bには、制御流
路4を介してパイロット切換弁7、8の上流側の圧力を
導くようにしている。
【0005】上記のようにしたコンペンセータバルブ2
は、その第1パイロット室2aに負荷圧を導いたアクチ
ュエータに対してロードセンシング機能を発揮するが、
その作用について以下に説明する。例えば、コンペンセ
ータバルブ2の第1パイロット室2aに、リフトシリン
ダの負荷圧が導かれると、このコンペンセータバルブ2
は、パイロット切換弁7の開度に応じて形成される絞り
前後の差圧を一定に保つように、第1パイロット室2a
に導いたパイロット圧の作用力およびスプリングsのバ
ネ力の合計した力と、第2パイロット室2bの作用力と
をバランスする位置に保たれる。
は、その第1パイロット室2aに負荷圧を導いたアクチ
ュエータに対してロードセンシング機能を発揮するが、
その作用について以下に説明する。例えば、コンペンセ
ータバルブ2の第1パイロット室2aに、リフトシリン
ダの負荷圧が導かれると、このコンペンセータバルブ2
は、パイロット切換弁7の開度に応じて形成される絞り
前後の差圧を一定に保つように、第1パイロット室2a
に導いたパイロット圧の作用力およびスプリングsのバ
ネ力の合計した力と、第2パイロット室2bの作用力と
をバランスする位置に保たれる。
【0006】このようにパイロット切換弁7の絞り前後
の差圧が一定に保たれれば、リフトシリンダに作用する
負荷が変わったとしても、パイロット切換弁7の開度に
よって決められる要求流量が、常にリフトシリンダに供
給される。したがって、リフトシリンダは、負荷変動に
係わらず、パイロット切換弁7の操作量に比例した速度
で作動する。上記のようにして、コンペンセータバルブ
2が、リフトシリンダに対するロードセンシング機能を
発揮する。
の差圧が一定に保たれれば、リフトシリンダに作用する
負荷が変わったとしても、パイロット切換弁7の開度に
よって決められる要求流量が、常にリフトシリンダに供
給される。したがって、リフトシリンダは、負荷変動に
係わらず、パイロット切換弁7の操作量に比例した速度
で作動する。上記のようにして、コンペンセータバルブ
2が、リフトシリンダに対するロードセンシング機能を
発揮する。
【0007】また、上記コンペンセータバルブ2の第1
パイロット室2aに、チルトシリンダの負荷圧が導かれ
た場合には、このチルトシリンダに対してコンペンセー
タバルブ2がロードセンシング機能を発揮することとな
る。なお、上記の回路構成では、コンペンセータバルブ
2が、負荷圧の高い方のアクチュエータに対してのみ、
ロードセンシング機能を発揮する。両方のアクチュエー
タを同時に作動させたときに、それら個々のアクチュエ
ータに対して個別にロードセンシング制御することまで
はできない。
パイロット室2aに、チルトシリンダの負荷圧が導かれ
た場合には、このチルトシリンダに対してコンペンセー
タバルブ2がロードセンシング機能を発揮することとな
る。なお、上記の回路構成では、コンペンセータバルブ
2が、負荷圧の高い方のアクチュエータに対してのみ、
ロードセンシング機能を発揮する。両方のアクチュエー
タを同時に作動させたときに、それら個々のアクチュエ
ータに対して個別にロードセンシング制御することまで
はできない。
【0008】一方、上記コンペンセータバルブ2は、制
御流ポート3側に、優先的に一定の制御流量を供給する
が、その制御流量以上の余剰流量は、余剰流ポート5側
に供給する。そのため、余剰流路6側に接続した図示し
ていないアタッチメント用シリンダは、その余剰流量で
作動することとなる。つまり、コンペンセータバルブ2
は、リフトシリンダやチルトシリンダ側に、一定の制御
流量を優先的に供給するが、アタッチメント用シリンダ
側には、余剰流量を供給するものである。
御流ポート3側に、優先的に一定の制御流量を供給する
が、その制御流量以上の余剰流量は、余剰流ポート5側
に供給する。そのため、余剰流路6側に接続した図示し
ていないアタッチメント用シリンダは、その余剰流量で
作動することとなる。つまり、コンペンセータバルブ2
は、リフトシリンダやチルトシリンダ側に、一定の制御
流量を優先的に供給するが、アタッチメント用シリンダ
側には、余剰流量を供給するものである。
【0009】次に、上記パイロット切換弁7〜9を切り
換えるためのパイロット圧について説明する。上記供給
流路1には、分岐流路11を接続し、この分岐流路11
に流量制御弁12を設けている。この流量制御弁12
は、その下流側に設けた絞り10前後の差圧を一定に保
ち、絞り10を通過する流量を一定に保つ。一定の流量
が供給される絞り10の下流側には、リリーフ弁15を
接続している。そして、このリリーフ弁15によって、
その上流側に所定のパイロット圧を発生させるようにし
ている。
換えるためのパイロット圧について説明する。上記供給
流路1には、分岐流路11を接続し、この分岐流路11
に流量制御弁12を設けている。この流量制御弁12
は、その下流側に設けた絞り10前後の差圧を一定に保
ち、絞り10を通過する流量を一定に保つ。一定の流量
が供給される絞り10の下流側には、リリーフ弁15を
接続している。そして、このリリーフ弁15によって、
その上流側に所定のパイロット圧を発生させるようにし
ている。
【0010】また、上記リリーフ弁15と固定絞り10
との間から、パイロット圧ライン16を分岐させてい
る。そして、このパイロット圧ライン16を介して、上
記パイロット圧を、パイロット切換弁7〜9に設けた比
例電磁式減圧弁17a〜19a、17b〜19bに導い
ている。これら比例電磁式減圧弁17a〜19a、17
b〜19bには、コントローラCを介してジョイスティ
ック27〜29を電気的に接続している。
との間から、パイロット圧ライン16を分岐させてい
る。そして、このパイロット圧ライン16を介して、上
記パイロット圧を、パイロット切換弁7〜9に設けた比
例電磁式減圧弁17a〜19a、17b〜19bに導い
ている。これら比例電磁式減圧弁17a〜19a、17
b〜19bには、コントローラCを介してジョイスティ
ック27〜29を電気的に接続している。
【0011】そして、これらジョイスティック27〜2
9を操作すると、その操作量に比例した信号がコントロ
ーラCに出力される。コントローラCは、その信号に基
づいて、操作したジョイスティックに対応する比例電磁
式減圧弁を励磁する。このように比例電磁式減圧弁を励
磁すれば、所定の圧力に減圧されたパイロット圧がパイ
ロット室に供給されて、そのパイロット切換弁が切り換
わる。なお、供給流路1には、メインリリーフ弁23を
接続し、余剰流路6には、リリーフ弁24を接続してい
る。
9を操作すると、その操作量に比例した信号がコントロ
ーラCに出力される。コントローラCは、その信号に基
づいて、操作したジョイスティックに対応する比例電磁
式減圧弁を励磁する。このように比例電磁式減圧弁を励
磁すれば、所定の圧力に減圧されたパイロット圧がパイ
ロット室に供給されて、そのパイロット切換弁が切り換
わる。なお、供給流路1には、メインリリーフ弁23を
接続し、余剰流路6には、リリーフ弁24を接続してい
る。
【0012】一方、上記コントローラCは、全てのジョ
イスティック27〜29を中立に保っているときに、電
動モータMを停止して、定吐出ポンプPの吐出量をゼロ
にする。また、このコントローラCは、いずれかのジョ
イスティック27〜29を操作すると、電動モータMを
動かして、定吐出ポンプPから圧油を吐出させる。
イスティック27〜29を中立に保っているときに、電
動モータMを停止して、定吐出ポンプPの吐出量をゼロ
にする。また、このコントローラCは、いずれかのジョ
イスティック27〜29を操作すると、電動モータMを
動かして、定吐出ポンプPから圧油を吐出させる。
【0013】ここで、上記定吐出ポンプPの吐出量は、
電動モータMの回転数に依存し、電動モータMの回転数
が上がれば増え、反対に電動モータMの回転数が下がれ
ば減る。ただし、この定吐出ポンプPの最大吐出量は、
パイロット切換弁7に接続したリフトシリンダが必要と
する最大流量を基準に決めている。このリフトシリンダ
が必要とする最大流量とは、リフトシリンダを最大速度
で作動させるときに必要とする流量のことである。そし
て、コントローラCは、いずれかのジョイスティック2
7〜29を操作すると、上記最大流量を定吐出ポンプP
に吐出させるように電動モータMの回転数を制御する。
電動モータMの回転数に依存し、電動モータMの回転数
が上がれば増え、反対に電動モータMの回転数が下がれ
ば減る。ただし、この定吐出ポンプPの最大吐出量は、
パイロット切換弁7に接続したリフトシリンダが必要と
する最大流量を基準に決めている。このリフトシリンダ
が必要とする最大流量とは、リフトシリンダを最大速度
で作動させるときに必要とする流量のことである。そし
て、コントローラCは、いずれかのジョイスティック2
7〜29を操作すると、上記最大流量を定吐出ポンプP
に吐出させるように電動モータMの回転数を制御する。
【0014】今、例えば、リフトシリンダをそれが必要
とする最大流量以下で作動させると、定吐出ポンプP
は、上記最大流量を吐出する。そして、コンペンセータ
バルブ2が、リフトシリンダの要求流量に相当する制御
流量を優先的に制御流ポート3側に供給し、余剰流量を
余剰流ポート5側に供給する。余剰流ポート5に供給さ
れた余剰流量は、余剰流路6およびパイロット切換弁9
の中立流路を介してタンクTに戻される。
とする最大流量以下で作動させると、定吐出ポンプP
は、上記最大流量を吐出する。そして、コンペンセータ
バルブ2が、リフトシリンダの要求流量に相当する制御
流量を優先的に制御流ポート3側に供給し、余剰流量を
余剰流ポート5側に供給する。余剰流ポート5に供給さ
れた余剰流量は、余剰流路6およびパイロット切換弁9
の中立流路を介してタンクTに戻される。
【0015】つまり、ジョイスティックを操作すると、
コントローラCが、常に最大流量を定吐出ポンプPに吐
出させるように電動モータMの回転数を制御するので、
アクチュエータを最大流量以下で作動させる場合には、
供給過剰になる。そして、この供給過剰分の流量は、余
剰流路6を介してタンクTに戻すこととなる。なお、上
記シリンダの要求流量とは、パイロット切換弁の開度に
応じて決まる流量であり、実際にアクチュエータに供給
される流量である。
コントローラCが、常に最大流量を定吐出ポンプPに吐
出させるように電動モータMの回転数を制御するので、
アクチュエータを最大流量以下で作動させる場合には、
供給過剰になる。そして、この供給過剰分の流量は、余
剰流路6を介してタンクTに戻すこととなる。なお、上
記シリンダの要求流量とは、パイロット切換弁の開度に
応じて決まる流量であり、実際にアクチュエータに供給
される流量である。
【0016】また、上記定吐出ポンプPの吐出量は、電
動モータMの回転数に依存するが、この電動モータMの
回転数は、各アクチュエータの負荷圧に大きく影響され
る。例えば、負荷圧が大きくなって、ポンプ吐出圧が高
くなれば、電動モータMの回転数が相対的に低くなる。
したがって、負荷圧が大きくなればなるほど、ポンプ吐
出量の減少傾向が顕著になる。ここで、上記コンペンセ
ータバルブ2は、その制御流ポート3側に、優先的に制
御流量を供給するものであり、余剰流ポート5に供給す
る制御流量は制御していない。そのため、この余剰流量
は、ポンプ吐出量に依存する。
動モータMの回転数に依存するが、この電動モータMの
回転数は、各アクチュエータの負荷圧に大きく影響され
る。例えば、負荷圧が大きくなって、ポンプ吐出圧が高
くなれば、電動モータMの回転数が相対的に低くなる。
したがって、負荷圧が大きくなればなるほど、ポンプ吐
出量の減少傾向が顕著になる。ここで、上記コンペンセ
ータバルブ2は、その制御流ポート3側に、優先的に制
御流量を供給するものであり、余剰流ポート5に供給す
る制御流量は制御していない。そのため、この余剰流量
は、ポンプ吐出量に依存する。
【0017】したがって、アタッチメント用シリンダを
作動させている最中に、上記のように負荷圧の影響でポ
ンプ吐出量が減ると、余剰流量も減ってしまうので、シ
リンダの作動速度が遅くなる。また、負荷圧に応じて余
剰流量が変わるので、ジョイスティック29のレバーの
操作角度が同じでも、そのときの負荷圧によってシリン
ダの作動速度にばらつきが生じる。
作動させている最中に、上記のように負荷圧の影響でポ
ンプ吐出量が減ると、余剰流量も減ってしまうので、シ
リンダの作動速度が遅くなる。また、負荷圧に応じて余
剰流量が変わるので、ジョイスティック29のレバーの
操作角度が同じでも、そのときの負荷圧によってシリン
ダの作動速度にばらつきが生じる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
定吐出ポンプPが過剰な流量を供給するので、その分、
エネルギー損失が生じるという問題があった。また、ア
クチュエータの負荷圧の変動で、ポンプ吐出量が減少し
たときに、余剰流路側のアクチュエータの作動速度に影
響を与える。そのため、この余剰流路側のアクチュエー
タの作動制御が難しいという問題もあった。この発明の
第1の目的は、定吐出ポンプPの吐出量を、アクチュエ
ータの要求流量に応じて制御することによって、エネル
ギー損失を少なく抑えることができる油圧制御装置を提
供することである。この発明の第2の目的は、アクチュ
エータの負荷圧の変動に関わりなく、アクチュエータを
常に安定的作動させられる油圧制御装置を提供すること
である。
定吐出ポンプPが過剰な流量を供給するので、その分、
エネルギー損失が生じるという問題があった。また、ア
クチュエータの負荷圧の変動で、ポンプ吐出量が減少し
たときに、余剰流路側のアクチュエータの作動速度に影
響を与える。そのため、この余剰流路側のアクチュエー
タの作動制御が難しいという問題もあった。この発明の
第1の目的は、定吐出ポンプPの吐出量を、アクチュエ
ータの要求流量に応じて制御することによって、エネル
ギー損失を少なく抑えることができる油圧制御装置を提
供することである。この発明の第2の目的は、アクチュ
エータの負荷圧の変動に関わりなく、アクチュエータを
常に安定的作動させられる油圧制御装置を提供すること
である。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、定吐出ポン
プと、この定吐出ポンプに接続したコンペンセータバル
ブと、コンペンセータバルブの制御流ポートに接続した
制御流路と、この制御流路に接続するとともに、アクチ
ュエータを制御する一または複数のパイロット切換弁
と、コンペンセータバルブの余剰流ポートに接続した余
剰流路と、この余剰流路に接続するとともに、アクチュ
エータを制御する一または複数のパイロット切換弁と、
これら個々のパイロット切換弁に対応させた複数の操作
手段と、上記定吐出ポンプを駆動させる駆動源と、この
駆動源を制御するコントローラとを備えている。そし
て、上記コンペンセータバルブは、その制御流ポート側
に制御流量を優先的に供給し、この制御流量以上の余剰
流量を余剰流ポート側に供給する一方、上記コントロー
ラは、上記いずれかの操作手段を操作したときに、駆動
源を作動させる油圧制御装置を前提にする。
プと、この定吐出ポンプに接続したコンペンセータバル
ブと、コンペンセータバルブの制御流ポートに接続した
制御流路と、この制御流路に接続するとともに、アクチ
ュエータを制御する一または複数のパイロット切換弁
と、コンペンセータバルブの余剰流ポートに接続した余
剰流路と、この余剰流路に接続するとともに、アクチュ
エータを制御する一または複数のパイロット切換弁と、
これら個々のパイロット切換弁に対応させた複数の操作
手段と、上記定吐出ポンプを駆動させる駆動源と、この
駆動源を制御するコントローラとを備えている。そし
て、上記コンペンセータバルブは、その制御流ポート側
に制御流量を優先的に供給し、この制御流量以上の余剰
流量を余剰流ポート側に供給する一方、上記コントロー
ラは、上記いずれかの操作手段を操作したときに、駆動
源を作動させる油圧制御装置を前提にする。
【0020】第1の発明は、上記油圧制御装置を前提に
しつつ、操作手段は、その操作量に比例した信号をコン
トローラに出力する一方、コントローラは、各操作手段
からの信号の合計値によって駆動源を制御する構成にし
たことを特徴とする。第2の発明は、第1の発明におけ
るコントローラは、各操作手段から出力される信号の合
計値が、あらかじめ設定した設定値以上のときに、その
設定値で駆動源を制御することを特徴とする。
しつつ、操作手段は、その操作量に比例した信号をコン
トローラに出力する一方、コントローラは、各操作手段
からの信号の合計値によって駆動源を制御する構成にし
たことを特徴とする。第2の発明は、第1の発明におけ
るコントローラは、各操作手段から出力される信号の合
計値が、あらかじめ設定した設定値以上のときに、その
設定値で駆動源を制御することを特徴とする。
【0021】第3の発明は、第1または第2の発明にお
ける駆動源を電動モータで構成する一方、定吐出ポンプ
の吐出圧を検出して、その検出値をコントローラに出力
する圧力センサーを備えている。そして、上記コントロ
ーラは、各操作手段の信号の合計値を、圧力センサーか
らの検出値に基づいて補正して、電動モータの回転数を
制御することを特徴とする。
ける駆動源を電動モータで構成する一方、定吐出ポンプ
の吐出圧を検出して、その検出値をコントローラに出力
する圧力センサーを備えている。そして、上記コントロ
ーラは、各操作手段の信号の合計値を、圧力センサーか
らの検出値に基づいて補正して、電動モータの回転数を
制御することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜4に第1実施例を示すが、
この第1実施例の装置の回路構成については、図8に示
した前記従来例と全く同じである。そこで、以下には、
この図8を援用しつつ、第1実施例を説明する。この第
1実施例が従来と相違する点は、ジョイスティック27
〜29のレバーの操作量に比例して、電動モータMの回
転数、すなわち定吐出ポンプPの吐出量を制御するよう
にした点である。すなわち、ジョイスティック27〜2
9は、レバーの操作量に比例した信号をコントローラC
に出力するとともに、コントローラCは、この出力信号
に応じて、電動モータMの回転数を制御するようにして
いる。なお、レバーの操作量と、ジョイスティック27
〜29から出力される信号との関係を示したのが、図2
〜図4のグラフである。
この第1実施例の装置の回路構成については、図8に示
した前記従来例と全く同じである。そこで、以下には、
この図8を援用しつつ、第1実施例を説明する。この第
1実施例が従来と相違する点は、ジョイスティック27
〜29のレバーの操作量に比例して、電動モータMの回
転数、すなわち定吐出ポンプPの吐出量を制御するよう
にした点である。すなわち、ジョイスティック27〜2
9は、レバーの操作量に比例した信号をコントローラC
に出力するとともに、コントローラCは、この出力信号
に応じて、電動モータMの回転数を制御するようにして
いる。なお、レバーの操作量と、ジョイスティック27
〜29から出力される信号との関係を示したのが、図2
〜図4のグラフである。
【0023】上記のように電動モータMの回転数を、レ
バーの操作量に比例して制御するということは、定吐出
ポンプPの吐出量もレバーの操作量に比例することにな
る。このように定吐出ポンプの吐出量を、レバーの操作
量に比例させたのは、次の理由からである。つまり、ジ
ョイスティック27〜29のレバーの操作量は、パイロ
ット切換弁7〜9の切り換え量に比例する。このパイロ
ット切換弁7〜9の切り換え量は、それに接続したアク
チュエータの要求流量ということになる。したがって、
定吐出ポンプPの吐出量を、レバーの操作量に比例させ
れば、この定吐出ポンプPの吐出量を、アクチュエータ
の要求流量に制御できる。
バーの操作量に比例して制御するということは、定吐出
ポンプPの吐出量もレバーの操作量に比例することにな
る。このように定吐出ポンプの吐出量を、レバーの操作
量に比例させたのは、次の理由からである。つまり、ジ
ョイスティック27〜29のレバーの操作量は、パイロ
ット切換弁7〜9の切り換え量に比例する。このパイロ
ット切換弁7〜9の切り換え量は、それに接続したアク
チュエータの要求流量ということになる。したがって、
定吐出ポンプPの吐出量を、レバーの操作量に比例させ
れば、この定吐出ポンプPの吐出量を、アクチュエータ
の要求流量に制御できる。
【0024】なお、図2〜図4からも明らかなように、
レバーの中立付近を不感帯域Fとし、その不感帯域Fで
の出力をゼロにしている。このように不感帯域を設けた
のは、中立付近でのレバーの遊びの分を考慮したもので
ある。また、以下には、上記リフトシリンダを制御する
ジョイスティック27のレバーをリフトレバーといい、
このジョイスティック27から出力される信号をAと表
現する。また、上記チルトシリンダを制御するジョイス
ティック28のレバーをチルトレバーといい、このジョ
イスティック28から出力される信号をBと表現する。
さらに、上記アタッチメント用シリンダを制御するジョ
イスティック29のレバーをATTレバーといい、この
ジョイスティック29から出力される信号をCと表現す
る。
レバーの中立付近を不感帯域Fとし、その不感帯域Fで
の出力をゼロにしている。このように不感帯域を設けた
のは、中立付近でのレバーの遊びの分を考慮したもので
ある。また、以下には、上記リフトシリンダを制御する
ジョイスティック27のレバーをリフトレバーといい、
このジョイスティック27から出力される信号をAと表
現する。また、上記チルトシリンダを制御するジョイス
ティック28のレバーをチルトレバーといい、このジョ
イスティック28から出力される信号をBと表現する。
さらに、上記アタッチメント用シリンダを制御するジョ
イスティック29のレバーをATTレバーといい、この
ジョイスティック29から出力される信号をCと表現す
る。
【0025】図1は、電動モータMの出力を制御するフ
ローである。コントローラCは、このフローにしたがっ
て、電動モータMの回転数すなわち定吐出ポンプPの吐
出量を制御するようにしている。以下には、このフロー
にしたがって、コントローラCによる電動モータMの制
御について説明する。まず、装置を作動させると、ステ
ップ1で、初期設定が行われる。次に、ステップ2に移
り、リフトレバーが中立かどうかを判断する。すなわち
リフトレバーを操作しているか、また、その操作の方向
に応じて上昇か下降かも判断する。ここで、リフトレバ
ーが中立にあれば、ステップ3に移る。
ローである。コントローラCは、このフローにしたがっ
て、電動モータMの回転数すなわち定吐出ポンプPの吐
出量を制御するようにしている。以下には、このフロー
にしたがって、コントローラCによる電動モータMの制
御について説明する。まず、装置を作動させると、ステ
ップ1で、初期設定が行われる。次に、ステップ2に移
り、リフトレバーが中立かどうかを判断する。すなわち
リフトレバーを操作しているか、また、その操作の方向
に応じて上昇か下降かも判断する。ここで、リフトレバ
ーが中立にあれば、ステップ3に移る。
【0026】ステップ3では、チルトレバーが中立にあ
るかどうかを判断する。チルトレバーが中立にあれば、
ステップ4に移る。ステップ4では、ATTレバーが中
立にあるかどうかを判断する。このステップ4まで到達
して、なおかつ、ATTレバーが中立にあれば、すべて
のアクチュエータを作動させる必要のないものと判断し
て、コントローラCが、電動モータMへの出力量をゼロ
にする。すなわち、電動モータMを停止させる。
るかどうかを判断する。チルトレバーが中立にあれば、
ステップ4に移る。ステップ4では、ATTレバーが中
立にあるかどうかを判断する。このステップ4まで到達
して、なおかつ、ATTレバーが中立にあれば、すべて
のアクチュエータを作動させる必要のないものと判断し
て、コントローラCが、電動モータMへの出力量をゼロ
にする。すなわち、電動モータMを停止させる。
【0027】一方、ステップ2において、リフトレバー
を上昇方向に操作していれば、そのときの操作量に比例
した信号Aが、ジョイスティック27からコントローラ
Cに出力されるとともに、ステップ5に移る。ステップ
5では、リフトレバーと同時に、ATTレバーを操作し
ているかどうかを判断する。ここで、ATTレバーが中
立を保っていれば、ステップ6に移る。そして、このス
テップ6では、リフトレバーだけを操作しているものと
特定する。
を上昇方向に操作していれば、そのときの操作量に比例
した信号Aが、ジョイスティック27からコントローラ
Cに出力されるとともに、ステップ5に移る。ステップ
5では、リフトレバーと同時に、ATTレバーを操作し
ているかどうかを判断する。ここで、ATTレバーが中
立を保っていれば、ステップ6に移る。そして、このス
テップ6では、リフトレバーだけを操作しているものと
特定する。
【0028】このようにリフトレバーだけを操作してい
ることが特定されれば、リフトレバーの操作量に比例し
た流量を確保するように、電動モータMの回転数が制御
される。言い換えれば、この場合における定吐出ポンプ
Pの吐出量は、リフトシリンダの要求流量分だけ吐出す
ることになる。そして、リフトレバーの操作量に応じて
決められた要求流量は、制御流量としてコンペンセータ
バルブ2で制御され、リフトシリンダに優先的に供給さ
れる。
ることが特定されれば、リフトレバーの操作量に比例し
た流量を確保するように、電動モータMの回転数が制御
される。言い換えれば、この場合における定吐出ポンプ
Pの吐出量は、リフトシリンダの要求流量分だけ吐出す
ることになる。そして、リフトレバーの操作量に応じて
決められた要求流量は、制御流量としてコンペンセータ
バルブ2で制御され、リフトシリンダに優先的に供給さ
れる。
【0029】また、上記ステップ5において、ATTレ
バーを操作している場合、すなわちリフトレバーとAT
Tレバーとを同時に操作している場合には、ステップ7
に移る。このステップ7で、コントローラCは、上記リ
フトレバーのジョイスティック27から出力される信号
Aに、ATTレバーのジョイスティック29から出力さ
れる信号Cを加算する。そして、ステップ8で、この加
算されたA+Cの信号が、あらかじめ設定した出力Fよ
りも大きいか小さいかを判断する。
バーを操作している場合、すなわちリフトレバーとAT
Tレバーとを同時に操作している場合には、ステップ7
に移る。このステップ7で、コントローラCは、上記リ
フトレバーのジョイスティック27から出力される信号
Aに、ATTレバーのジョイスティック29から出力さ
れる信号Cを加算する。そして、ステップ8で、この加
算されたA+Cの信号が、あらかじめ設定した出力Fよ
りも大きいか小さいかを判断する。
【0030】ここで、あらかじめ設定された出力Fと
は、コントローラCが、定吐出ポンプPの最大吐出量を
確保するように、電動モータMの回転数を制御するため
の信号である。そして、上記最大吐出量は、リフトシリ
ンダが必要とする最大流量に相当し、この最大流量は、
リフトシリンダを最大速度で動作させるときに必要とす
る流量である。
は、コントローラCが、定吐出ポンプPの最大吐出量を
確保するように、電動モータMの回転数を制御するため
の信号である。そして、上記最大吐出量は、リフトシリ
ンダが必要とする最大流量に相当し、この最大流量は、
リフトシリンダを最大速度で動作させるときに必要とす
る流量である。
【0031】そして、上記ステップ8において、ジョイ
スティック27の出力信号Aとジョイスティック29の
出力信号Cとを合計した信号A+Cが、あらかじめ設定
された出力F以下であれば、コントローラCが、出力A
+Cに相当する回転数に電動モータMを制御する。すな
わち、コントローラCによって、リフトレバーの操作量
に比例した流量と、ATTレバーの操作量に比例した流
量との合計量を確保するように、電動モータMの回転数
が制御される。言い換えれば、この場合の定吐出ポンプ
Pは、リフトシリンダとアタッチメント用シリンダとの
要求流量分だけ吐出することになる。
スティック27の出力信号Aとジョイスティック29の
出力信号Cとを合計した信号A+Cが、あらかじめ設定
された出力F以下であれば、コントローラCが、出力A
+Cに相当する回転数に電動モータMを制御する。すな
わち、コントローラCによって、リフトレバーの操作量
に比例した流量と、ATTレバーの操作量に比例した流
量との合計量を確保するように、電動モータMの回転数
が制御される。言い換えれば、この場合の定吐出ポンプ
Pは、リフトシリンダとアタッチメント用シリンダとの
要求流量分だけ吐出することになる。
【0032】上記リフトレバーの操作量に応じて決めら
れた要求流量は、コンペンセータバルブ2によって、制
御流量としてリフトシリンダに優先的に供給される。そ
して、ATTレバーの操作量に応じて決められた要求流
量は、余剰流量としてアタッチメント用シリンダに供給
される。なお、ステップ8で、ジョイスティック27の
出力信号Aとジョイスティック29の出力信号Cとを合
計した信号A+Cが、あらかじめ設定された出力Fより
も大きければ、コントローラCが、設定出力Fに相当す
る回転数に、電動モータMを制御する。
れた要求流量は、コンペンセータバルブ2によって、制
御流量としてリフトシリンダに優先的に供給される。そ
して、ATTレバーの操作量に応じて決められた要求流
量は、余剰流量としてアタッチメント用シリンダに供給
される。なお、ステップ8で、ジョイスティック27の
出力信号Aとジョイスティック29の出力信号Cとを合
計した信号A+Cが、あらかじめ設定された出力Fより
も大きければ、コントローラCが、設定出力Fに相当す
る回転数に、電動モータMを制御する。
【0033】そのため、設定出力Fに比例した流量を確
保するように、電動モータMの回転数が制御される。言
い換えれば、この場合の定吐出ポンプPの吐出量は、あ
らかじめ設定した最大吐出量となる。したがって、ジョ
イスティック27とジョイスティック29との出力A+
Cが、出力F以上になったとしても、定吐出ポンプP
が、その最大吐出量以上の流量を吐出して、定吐出ポン
プPに過剰な負荷が作用したりしない。なお、上記最大
吐出量のうち、リフトレバーの操作量に応じて決められ
た要求流量が、コンペンセータバルブ2によって、制御
流量としてリフトシリンダに優先的に供給される。そし
て、余剰流量が、アタッチメント用シリンダに供給され
る。
保するように、電動モータMの回転数が制御される。言
い換えれば、この場合の定吐出ポンプPの吐出量は、あ
らかじめ設定した最大吐出量となる。したがって、ジョ
イスティック27とジョイスティック29との出力A+
Cが、出力F以上になったとしても、定吐出ポンプP
が、その最大吐出量以上の流量を吐出して、定吐出ポン
プPに過剰な負荷が作用したりしない。なお、上記最大
吐出量のうち、リフトレバーの操作量に応じて決められ
た要求流量が、コンペンセータバルブ2によって、制御
流量としてリフトシリンダに優先的に供給される。そし
て、余剰流量が、アタッチメント用シリンダに供給され
る。
【0034】一方、ステップ3において、チルトレバー
を操作している場合、すなわちリフトレバーを中立に保
ちながら、チルトレバーを操作した場合、ステップ10
に移る。そして、ステップ10〜ステップ14にかけ
て、ATTレバーについて、上記説明したステップ7〜
ステップ9と同様の判断がされる。すなわち、チルトレ
バーのみを操作していると判断された場合、ステップ1
1に移り、チルトレバーの操作量に比例した流量を確保
するように、電動モータMの回転数が制御される。この
とき定吐出ポンプPの吐出量は、チルトシリンダの要求
流量分になり、それが制御流量としてコンペンセータバ
ルブ2によってチルトシリンダに優先的に供給される。
を操作している場合、すなわちリフトレバーを中立に保
ちながら、チルトレバーを操作した場合、ステップ10
に移る。そして、ステップ10〜ステップ14にかけ
て、ATTレバーについて、上記説明したステップ7〜
ステップ9と同様の判断がされる。すなわち、チルトレ
バーのみを操作していると判断された場合、ステップ1
1に移り、チルトレバーの操作量に比例した流量を確保
するように、電動モータMの回転数が制御される。この
とき定吐出ポンプPの吐出量は、チルトシリンダの要求
流量分になり、それが制御流量としてコンペンセータバ
ルブ2によってチルトシリンダに優先的に供給される。
【0035】また、チルトレバーと同時にATTレバー
を操作している場合にはステップ12に移り、このステ
ップ12で、チルトレバーのジョイスティック28から
出力された信号Bに、ATTレバーのジョイスティック
29から出力される信号Cが加算される。そして、この
加算された信号B+Cが、ステップ13で、あらかじめ
設定した出力Fよりも大きいか小さいかを判断される。
上記ステップ13において、ジョイスティック28とジ
ョイスティック29との合計出力B+Cが、あらかじめ
設定された出力Fよりも小さければ、コントローラC
が、合計出力B+Cに相当する回転数に電動モータMを
制御する。
を操作している場合にはステップ12に移り、このステ
ップ12で、チルトレバーのジョイスティック28から
出力された信号Bに、ATTレバーのジョイスティック
29から出力される信号Cが加算される。そして、この
加算された信号B+Cが、ステップ13で、あらかじめ
設定した出力Fよりも大きいか小さいかを判断される。
上記ステップ13において、ジョイスティック28とジ
ョイスティック29との合計出力B+Cが、あらかじめ
設定された出力Fよりも小さければ、コントローラC
が、合計出力B+Cに相当する回転数に電動モータMを
制御する。
【0036】すなわち、コントローラCによって、チル
トレバーの操作量に比例した流量と、ATTレバーの操
作量に比例した流量との合計流量を確保するように、電
動モータMの回転数が制御される。したがって、この場
合、定吐出ポンプPは、チルトシリンダとアタッチメン
ト用シリンダとの要求流量分だけの流量を吐出すること
になる。そして、コンペンセータバルブ2は、上記定吐
出ポンプPからの吐出量のうち、チルトレバーの操作量
に応じて決められた要求流量を、制御流量としてチルト
シリンダに供給し、ATTレバーの操作量に応じて決め
られた要求流量を、余剰流量としてアタッチメント用シ
リンダに供給する。
トレバーの操作量に比例した流量と、ATTレバーの操
作量に比例した流量との合計流量を確保するように、電
動モータMの回転数が制御される。したがって、この場
合、定吐出ポンプPは、チルトシリンダとアタッチメン
ト用シリンダとの要求流量分だけの流量を吐出すること
になる。そして、コンペンセータバルブ2は、上記定吐
出ポンプPからの吐出量のうち、チルトレバーの操作量
に応じて決められた要求流量を、制御流量としてチルト
シリンダに供給し、ATTレバーの操作量に応じて決め
られた要求流量を、余剰流量としてアタッチメント用シ
リンダに供給する。
【0037】また、ステップ13で、ジョイスティック
28の出力信号Bとジョイスティック29の出力信号C
とを合計した信号B+Cが、あらかじめ設定された出力
Fよりも大きければ、コントローラCが、上記設定出力
Fに基づいて、電動モータMの回転数を制御する。した
がって、定吐出ポンプPの吐出量が、あらかじめ設定さ
れた最大吐出量以内で作動することになる。
28の出力信号Bとジョイスティック29の出力信号C
とを合計した信号B+Cが、あらかじめ設定された出力
Fよりも大きければ、コントローラCが、上記設定出力
Fに基づいて、電動モータMの回転数を制御する。した
がって、定吐出ポンプPの吐出量が、あらかじめ設定さ
れた最大吐出量以内で作動することになる。
【0038】一方、上記ステップ4において、ATTレ
バーのみを操作していると判断された場合には、ステッ
プ15に移る。そして、このステップ15において、A
TTレバーの操作量に比例する信号Cによって、コント
ローラCが、ATTレバーの操作量に比例した流量を確
保するように電動モータMの回転数を制御する。つま
り、この場合の定吐出ポンプPの吐出量は、アタッチメ
ント用シリンダの要求流量分となる。そして、このアタ
ッチメント用シリンダの操作量に応じて決められた要求
流量は、コンペンセータバルブ2によって、余剰流量と
して、アタッチメント用シリンダに供給される。
バーのみを操作していると判断された場合には、ステッ
プ15に移る。そして、このステップ15において、A
TTレバーの操作量に比例する信号Cによって、コント
ローラCが、ATTレバーの操作量に比例した流量を確
保するように電動モータMの回転数を制御する。つま
り、この場合の定吐出ポンプPの吐出量は、アタッチメ
ント用シリンダの要求流量分となる。そして、このアタ
ッチメント用シリンダの操作量に応じて決められた要求
流量は、コンペンセータバルブ2によって、余剰流量と
して、アタッチメント用シリンダに供給される。
【0039】なお、ステップ2において、リフトレバー
を下降方向に操作していると判断された場合には、ステ
ップ16に移る。このステップ16では、ジョイスティ
ック27から入力される信号がゼロとなり、電動モータ
Mを止める。このように電動モータMを止めて、定吐出
ポンプ吐出量をゼロにすることによって、リフトシリン
ダをその自重によって下降させる。
を下降方向に操作していると判断された場合には、ステ
ップ16に移る。このステップ16では、ジョイスティ
ック27から入力される信号がゼロとなり、電動モータ
Mを止める。このように電動モータMを止めて、定吐出
ポンプ吐出量をゼロにすることによって、リフトシリン
ダをその自重によって下降させる。
【0040】上記第1実施例によれば、各レバーの操作
量に比例した出力信号を、それぞれジョイスティック2
7〜29がコントローラCに出力する。そして、コント
ローラCは、これら出力信号の合計値に基づいて、電動
モータMの回転数を制御するようにしている。このよう
に各レバーの操作量の合計値に基づいて、電動モータM
の回転数を制御すれば、各アクチュエータの要求流量を
合計した流量が、定吐出ポンプPから吐出される。
量に比例した出力信号を、それぞれジョイスティック2
7〜29がコントローラCに出力する。そして、コント
ローラCは、これら出力信号の合計値に基づいて、電動
モータMの回転数を制御するようにしている。このよう
に各レバーの操作量の合計値に基づいて、電動モータM
の回転数を制御すれば、各アクチュエータの要求流量を
合計した流量が、定吐出ポンプPから吐出される。
【0041】そして、上記定吐出ポンプPから吐出され
た流量のうち、リフトシリンダまたはチルトシリンダの
要求流量が、コンペンセータバルブ2によって、制御流
量として制御流路4に優先的に供給される。そして、ア
タッチメント用シリンダの要求流量が、余剰流量とし
て、余剰流路6に供給される。このようにすれば、定吐
出ポンプPが過剰な流量を吐出しないので、エネルギー
損失を少なく抑えることができる。なお、この第1実施
例では、定吐出ポンプPの駆動源を、電動モータMにし
ているが、駆動源としてエンジンなどを用いてもよい。
た流量のうち、リフトシリンダまたはチルトシリンダの
要求流量が、コンペンセータバルブ2によって、制御流
量として制御流路4に優先的に供給される。そして、ア
タッチメント用シリンダの要求流量が、余剰流量とし
て、余剰流路6に供給される。このようにすれば、定吐
出ポンプPが過剰な流量を吐出しないので、エネルギー
損失を少なく抑えることができる。なお、この第1実施
例では、定吐出ポンプPの駆動源を、電動モータMにし
ているが、駆動源としてエンジンなどを用いてもよい。
【0042】図5〜7に示した第2実施例は、上記第1
実施例に、定吐出ポンプ圧に応じて電動モータMの出力
を制御する補正手段を追加したものである。すなわち、
図5に示すように、上記第1実施例のフローに、ステッ
プ17とステップ18とを設けるとともに、図6に示す
ように、供給流路1に圧力センサーSを設けたことを特
徴とする。そして、その他の構成は、上記第1実施例と
同じである。
実施例に、定吐出ポンプ圧に応じて電動モータMの出力
を制御する補正手段を追加したものである。すなわち、
図5に示すように、上記第1実施例のフローに、ステッ
プ17とステップ18とを設けるとともに、図6に示す
ように、供給流路1に圧力センサーSを設けたことを特
徴とする。そして、その他の構成は、上記第1実施例と
同じである。
【0043】図6に示した圧力センサーSは、供給流路
1の圧力、すなわち定吐出ポンプPの吐出圧を検出し
て、その圧力信号を、コントローラCに出力するように
している。そして、この圧力信号は、図5に示すステッ
プ17において、コントローラCに出力される。コント
ローラCは、上記圧力信号に基づいて、補正値Eを特定
する。この補正値Eは、図7に示すように、定吐出ポン
プPの吐出圧に対する補正値Eの関係を示すグラフから
特定されるものであり、あらかじめコントローラCに記
憶されている。
1の圧力、すなわち定吐出ポンプPの吐出圧を検出し
て、その圧力信号を、コントローラCに出力するように
している。そして、この圧力信号は、図5に示すステッ
プ17において、コントローラCに出力される。コント
ローラCは、上記圧力信号に基づいて、補正値Eを特定
する。この補正値Eは、図7に示すように、定吐出ポン
プPの吐出圧に対する補正値Eの関係を示すグラフから
特定されるものであり、あらかじめコントローラCに記
憶されている。
【0044】コントローラCは、この図7に示すグラフ
に基づいて、検出したポンプ吐出圧から補正値Eを特定
する。このように特定した補正値Eを、ステップ18に
おいて、ステップ17以前のステップで特定された出力
信号に加算するようにしている。そして、このように補
正された出力信号に基づいて、電動モータMの回転数す
なわち定吐出ポンプPの吐出量を制御するようにしてい
る。
に基づいて、検出したポンプ吐出圧から補正値Eを特定
する。このように特定した補正値Eを、ステップ18に
おいて、ステップ17以前のステップで特定された出力
信号に加算するようにしている。そして、このように補
正された出力信号に基づいて、電動モータMの回転数す
なわち定吐出ポンプPの吐出量を制御するようにしてい
る。
【0045】この第2実施例によれば、電動モータMの
出力を、アクチュエータの負荷圧に相当する定吐出ポン
プPの吐出圧に基づいて、補正するようにしている。す
なわち、定吐出ポンプPの吐出圧がどれくらい上昇する
と、電動モータMの回転数が低下するのか、ということ
は、電動モータMおよび定吐出ポンプPの能力が決まっ
ていれば特定できる。そこで、この第2実施例では、定
吐出ポンプPの吐出圧と電動モータMの出力との関係
を、実験値から求めて、この実験値に基づいて、電動モ
ータMの出力を補正するようにしている。ここで、電動
モータMの出力を補正する補正値Eは、アクチュエータ
の負荷圧に負けないだけの回転トルクを、電動モータM
に出力させるための値であり、図7に示すように、定吐
出ポンプPの吐出圧に比例している。
出力を、アクチュエータの負荷圧に相当する定吐出ポン
プPの吐出圧に基づいて、補正するようにしている。す
なわち、定吐出ポンプPの吐出圧がどれくらい上昇する
と、電動モータMの回転数が低下するのか、ということ
は、電動モータMおよび定吐出ポンプPの能力が決まっ
ていれば特定できる。そこで、この第2実施例では、定
吐出ポンプPの吐出圧と電動モータMの出力との関係
を、実験値から求めて、この実験値に基づいて、電動モ
ータMの出力を補正するようにしている。ここで、電動
モータMの出力を補正する補正値Eは、アクチュエータ
の負荷圧に負けないだけの回転トルクを、電動モータM
に出力させるための値であり、図7に示すように、定吐
出ポンプPの吐出圧に比例している。
【0046】上記のように吐出圧に応じて決めた補正値
Eで、電動モータMの出力を制御すれば、アクチュエー
タの負荷圧が変化したとしても、モータ回転数を一定に
保つことができる。このように電動モータMの回転数を
一定に保つことができれば、定吐出ポンプPの吐出量も
一定に保たれるので、余剰流路6の供給流量が不足した
りしない。したがって、この余剰流量で作動するアクチ
ュエータの作動速度を一定に保つことができる。そし
て、このようにアクチュエータの作動速度を一定に保て
るので、オペレータも、そのアクチュエータを操作しや
すくなる。
Eで、電動モータMの出力を制御すれば、アクチュエー
タの負荷圧が変化したとしても、モータ回転数を一定に
保つことができる。このように電動モータMの回転数を
一定に保つことができれば、定吐出ポンプPの吐出量も
一定に保たれるので、余剰流路6の供給流量が不足した
りしない。したがって、この余剰流量で作動するアクチ
ュエータの作動速度を一定に保つことができる。そし
て、このようにアクチュエータの作動速度を一定に保て
るので、オペレータも、そのアクチュエータを操作しや
すくなる。
【0047】
【発明の効果】第1の発明によれば、操作量に比例した
信号を、各操作手段からコントローラに出力するととも
に、これら出力信号の合計値に基づいて、コントローラ
が駆動源を制御する構成にしている。そのため、この駆
動源で作動する定吐出ポンプの吐出量を、各操作手段の
操作量に合わせて制御するようにすれば、各アクチュエ
ータの合計要求流量に対応した流量を、定吐出ポンプか
ら吐出させることができる。このように定吐出ポンプの
吐出量を、アクチュエータの要求流量に対応させること
ができるので、エネルギー損失を少なく抑えることがで
きる。
信号を、各操作手段からコントローラに出力するととも
に、これら出力信号の合計値に基づいて、コントローラ
が駆動源を制御する構成にしている。そのため、この駆
動源で作動する定吐出ポンプの吐出量を、各操作手段の
操作量に合わせて制御するようにすれば、各アクチュエ
ータの合計要求流量に対応した流量を、定吐出ポンプか
ら吐出させることができる。このように定吐出ポンプの
吐出量を、アクチュエータの要求流量に対応させること
ができるので、エネルギー損失を少なく抑えることがで
きる。
【0048】第2の発明は、各操作手段からの出力量の
合計量が、あらかじめ設定した出力以上になったとして
も、コントローラが、その設定出力で駆動源を制御する
構成にしている。したがって、上記駆動源で作動する定
吐出ポンプに、その最大吐出量以上の流量を吐出させた
りしない。このように定吐出ポンプの最大吐出量を制御
することができるので、この定吐出ポンプに過剰な負荷
が作用したりしない。
合計量が、あらかじめ設定した出力以上になったとして
も、コントローラが、その設定出力で駆動源を制御する
構成にしている。したがって、上記駆動源で作動する定
吐出ポンプに、その最大吐出量以上の流量を吐出させた
りしない。このように定吐出ポンプの最大吐出量を制御
することができるので、この定吐出ポンプに過剰な負荷
が作用したりしない。
【0049】第3の発明によれば、定吐出ポンプの吐出
圧に応じて、電動モータの出力を制御することにより、
アクチュエータの負荷変動にかかわらず、電動モータの
回転数を一定に保つことができる。そのため、この電動
モータの回転数に依存する定吐出ポンプの吐出量を一定
に保つことができる。そして、このように定吐出ポンプ
の吐出量を、負荷変動にかかわらず一定に保てれば、コ
ンペンセータバルブの余剰流ポート側に供給される余剰
流量が不足したりしない。したがって、余剰流量で作動
するアクチュエータの作動速度を、一定に保つことがで
きる。このようにアクチュエータの作動速度を一定に保
つことができれば、そのアクチュエータを操作しやすく
なる。
圧に応じて、電動モータの出力を制御することにより、
アクチュエータの負荷変動にかかわらず、電動モータの
回転数を一定に保つことができる。そのため、この電動
モータの回転数に依存する定吐出ポンプの吐出量を一定
に保つことができる。そして、このように定吐出ポンプ
の吐出量を、負荷変動にかかわらず一定に保てれば、コ
ンペンセータバルブの余剰流ポート側に供給される余剰
流量が不足したりしない。したがって、余剰流量で作動
するアクチュエータの作動速度を、一定に保つことがで
きる。このようにアクチュエータの作動速度を一定に保
つことができれば、そのアクチュエータを操作しやすく
なる。
【図1】第1実施例のフローである。
【図2】リフトレバーの操作量と、ジョイスティック2
7から出力される信号Aとの関係を示すグラフである。
7から出力される信号Aとの関係を示すグラフである。
【図3】チルトレバーの操作量と、ジョイスティック2
8から出力される信号Bとの関係を示すグラフである。
8から出力される信号Bとの関係を示すグラフである。
【図4】ATTレバーの操作量と、ジョイスティック2
9から出力される信号Cのと関係を示すグラフである。
9から出力される信号Cのと関係を示すグラフである。
【図5】第2実施例のフローである。
【図6】第2実施例の回路図である。
【図7】定吐出ポンプPの吐出圧と補正値Eとの関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図8】従来例および第1実施例の回路図である。
2 コンペンセータバルブ 3 制御流ポート 4 制御流路 5 余剰流ポート 6 余剰流路 7〜9 パイロット切換弁 27〜29 この発明の操作手段に相当するジョイステ
ィック P 定吐出ポンプ M 電動モータ C コントローラ S 圧力センサー
ィック P 定吐出ポンプ M 電動モータ C コントローラ S 圧力センサー
Claims (3)
- 【請求項1】 定吐出ポンプと、この定吐出ポンプに接
続したコンペンセータバルブと、コンペンセータバルブ
の制御流ポートに接続した制御流路と、この制御流路に
接続するとともに、アクチュエータを制御する一または
複数のパイロット切換弁と、コンペンセータバルブの余
剰流ポートに接続した余剰流路と、この余剰流路に接続
するとともに、アクチュエータを制御する一または複数
のパイロット切換弁と、これら個々のパイロット切換弁
に対応させた複数の操作手段と、上記定吐出ポンプを駆
動させる駆動源と、この駆動源を制御するコントローラ
とを備え、上記コンペンセータバルブは、その制御流ポ
ート側に所定の流量を供給し、この制御流量以上の余剰
流量を余剰流ポート側に供給する一方、上記コントロー
ラは、上記いずれかの操作手段を操作したときに、駆動
源を作動させる油圧制御装置において、上記操作手段
は、その操作量に比例した信号をコントローラに出力す
る一方、コントローラは、各操作手段からの信号の合計
値によって駆動源を制御する構成にしたことを特徴とす
る油圧制御装置。 - 【請求項2】 コントローラは、各操作手段から出力さ
れる信号の合計値が、あらかじめ設定した設定値以上の
ときに、その設定値で駆動源を制御することを特徴とす
る請求項1記載の油圧制御装置。 - 【請求項3】 駆動源を電動モータにする一方、定吐出
ポンプの吐出圧を検出して、その検出値をコントローラ
に出力する圧力センサーを備え、上記コントローラは、
各操作手段の信号の合計値を、圧力センサーからの検出
値に基づいて補正して、電動モータの出力を制御する構
成にしたことを特徴とする請求項1または2記載の油圧
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11171731A JP2001003903A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11171731A JP2001003903A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 油圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001003903A true JP2001003903A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=15928644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11171731A Pending JP2001003903A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001003903A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008168962A (ja) * | 2007-01-09 | 2008-07-24 | Komatsu Utility Co Ltd | 作業車両のステアリングおよび作業機の制御装置 |
JP2010208828A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Toyota Industries Corp | 荷役車両 |
CN103573731A (zh) * | 2012-07-24 | 2014-02-12 | 徐工集团工程机械股份有限公司 | 流量控制阀、流量控制装置以及液压油散热系统 |
-
1999
- 1999-06-18 JP JP11171731A patent/JP2001003903A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103573731B (zh) * | 2012-07-24 | 2015-12-16 | 徐工集团工程机械股份有限公司 | 流量控制装置以及液压油散热系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051101 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060117 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060523 |