JP2001003424A - ユニットバスル−ムとその施工方法 - Google Patents
ユニットバスル−ムとその施工方法Info
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- JP2001003424A JP2001003424A JP11177983A JP17798399A JP2001003424A JP 2001003424 A JP2001003424 A JP 2001003424A JP 11177983 A JP11177983 A JP 11177983A JP 17798399 A JP17798399 A JP 17798399A JP 2001003424 A JP2001003424 A JP 2001003424A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ユニットバスル−ムを構成する防水パンを動か
すことなく壁パネルの設置位置の調整をすることがで
き、又ドアパネルの取付位置を自在に決めることがで
き、更にドアパネルおよび壁パネルの下端部に水のかか
らないように設置することを課題とするものである。 【解決手段】防水パンの周縁部に形成したパネルスペ−
サ−載置部の幅を壁パネルの内法寸法の調整ができるよ
うに広くし、パネル載置部の四方にパネルスペ−サ−を
取り付けて壁パネルおよびドアパネルを設置するユニッ
トバスル−ム。
すことなく壁パネルの設置位置の調整をすることがで
き、又ドアパネルの取付位置を自在に決めることがで
き、更にドアパネルおよび壁パネルの下端部に水のかか
らないように設置することを課題とするものである。 【解決手段】防水パンの周縁部に形成したパネルスペ−
サ−載置部の幅を壁パネルの内法寸法の調整ができるよ
うに広くし、パネル載置部の四方にパネルスペ−サ−を
取り付けて壁パネルおよびドアパネルを設置するユニッ
トバスル−ム。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本願発明は、ユニットバスル
−ムに係るもので、ドアパネルおよび壁パネルの設置位
置の調整ができ、ドアパネルの取付位置を自在に選ぶこ
とができ、ドアパネルおよび壁パネルの下端部の設置位
置を洗い場部の上面部よりも高い位置に配置するユニッ
トバスル−ム関するものである。
−ムに係るもので、ドアパネルおよび壁パネルの設置位
置の調整ができ、ドアパネルの取付位置を自在に選ぶこ
とができ、ドアパネルおよび壁パネルの下端部の設置位
置を洗い場部の上面部よりも高い位置に配置するユニッ
トバスル−ム関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ユニットバスル−ムを構成する防水パン
に、壁パネルおよびバスル−ム内に出入りするためのド
アパネルが設置されてユニットバスル−ムが形成されて
おり、防水パンの出入口設置予定部にドア枠下辺収容用
凹部を防水パン辺縁部に沿って設け、該凹部に対しドア
枠の下辺部を挿入させてドア枠を立設することが行われ
ており、出入口位置が異なるだけでそれぞれ異なる出入
口位置に凹部を設けた防水パンを用意する必要があっ
た。（特開平８−４９２７２号公報参照）
に、壁パネルおよびバスル−ム内に出入りするためのド
アパネルが設置されてユニットバスル−ムが形成されて
おり、防水パンの出入口設置予定部にドア枠下辺収容用
凹部を防水パン辺縁部に沿って設け、該凹部に対しドア
枠の下辺部を挿入させてドア枠を立設することが行われ
ており、出入口位置が異なるだけでそれぞれ異なる出入
口位置に凹部を設けた防水パンを用意する必要があっ
た。（特開平８−４９２７２号公報参照）
【０００３】又防水パンの洗い場の全周縁部に、溝底面
が一定の深さで水平に連なっている凹溝を設け、防水パ
ンの凹溝に沿う部分を、ドア枠の沓踏面にほぼ面一状に
連なる高さを有し、且つ洗い場中央に向って下り勾配を
有した高段部とし、中央側を簀の子が敷設される凹部を
設けた防水パンとし、全周縁部の凹溝における出入口位
置にドア枠の下端部を挿入し、残る凹溝に壁パネルの下
端部を挿入して立設することが行われているが、壁パネ
ルの下端位置がフロアレベルよりも下がるために常に壁
パネルの下端部に水がかかって壁が汚れ易いという問題
があった。（特開平６−３０６９０５号公報参照）
が一定の深さで水平に連なっている凹溝を設け、防水パ
ンの凹溝に沿う部分を、ドア枠の沓踏面にほぼ面一状に
連なる高さを有し、且つ洗い場中央に向って下り勾配を
有した高段部とし、中央側を簀の子が敷設される凹部を
設けた防水パンとし、全周縁部の凹溝における出入口位
置にドア枠の下端部を挿入し、残る凹溝に壁パネルの下
端部を挿入して立設することが行われているが、壁パネ
ルの下端位置がフロアレベルよりも下がるために常に壁
パネルの下端部に水がかかって壁が汚れ易いという問題
があった。（特開平６−３０６９０５号公報参照）
【０００４】又洗い場部の外端部に形成された支持片を
洗い場部の上面部よりも下方に配置し、洗い場部と隣合
うように配置された洗面所部側に位置する支持片上にド
ア枠を介してドアを載設し、他の支持片上に幅木を介し
て壁パネルを載設し、幅木の上部を洗い場部の上面より
も上方に位置させて行われているが、ドアを設置する支
持片上に幅木は設けられていない。又幅木の下端部には
長手方向に沿って係合溝が凹設されており、支持片上に
予め連結突起が上部に設けられた固着具を固定し、この
固着具の連結突起に係合溝を係合させるように支持片上
に設置されるので、壁パネルの設置位置は決まってお
り、ユニットバス内法寸法の調整が必要な場合に防水パ
ンを動かさずに壁パネルの位置をずらすことができなか
った。（特開平９−４２４３号公報参照）
洗い場部の上面部よりも下方に配置し、洗い場部と隣合
うように配置された洗面所部側に位置する支持片上にド
ア枠を介してドアを載設し、他の支持片上に幅木を介し
て壁パネルを載設し、幅木の上部を洗い場部の上面より
も上方に位置させて行われているが、ドアを設置する支
持片上に幅木は設けられていない。又幅木の下端部には
長手方向に沿って係合溝が凹設されており、支持片上に
予め連結突起が上部に設けられた固着具を固定し、この
固着具の連結突起に係合溝を係合させるように支持片上
に設置されるので、壁パネルの設置位置は決まってお
り、ユニットバス内法寸法の調整が必要な場合に防水パ
ンを動かさずに壁パネルの位置をずらすことができなか
った。（特開平９−４２４３号公報参照）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ユニットバスル−ムを構成する防水パンを動かす
ことなく壁パネルの設置位置を変えることによりユニッ
トバスの内法寸法の調整をすることができ、ドアパネル
の取付位置を設計に応じて自在に決めることができ、更
にドアパネルおよび壁パネルの下端部に水が付着するこ
とがないように設置することを課題とするものである。
点は、ユニットバスル−ムを構成する防水パンを動かす
ことなく壁パネルの設置位置を変えることによりユニッ
トバスの内法寸法の調整をすることができ、ドアパネル
の取付位置を設計に応じて自在に決めることができ、更
にドアパネルおよび壁パネルの下端部に水が付着するこ
とがないように設置することを課題とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明は、浴槽設置部と洗い場を設けた防水パン
を形成し、防水パンの周縁部に設けたパネルスペ−サ−
載置部を洗い場の上端面よりも下方に配置し、防水パン
の洗い場のパネルスペ−サ−載置部の内周側に沿って排
水溝を設けてグレ−チングを装着し、パネルスペ−サ−
載置部の全周にパネルスペ−サ−（見切り材）をビスを
用いて取り付け、洗い場と隣合うように配置された脱衣
所側に位置するパネルスペ−サ−上にドア枠を介してド
アパネルを設置し、他のパネルスペ−サ−上に壁パネル
を設置したことを特徴とするものである。
に、本願発明は、浴槽設置部と洗い場を設けた防水パン
を形成し、防水パンの周縁部に設けたパネルスペ−サ−
載置部を洗い場の上端面よりも下方に配置し、防水パン
の洗い場のパネルスペ−サ−載置部の内周側に沿って排
水溝を設けてグレ−チングを装着し、パネルスペ−サ−
載置部の全周にパネルスペ−サ−（見切り材）をビスを
用いて取り付け、洗い場と隣合うように配置された脱衣
所側に位置するパネルスペ−サ−上にドア枠を介してド
アパネルを設置し、他のパネルスペ−サ−上に壁パネル
を設置したことを特徴とするものである。
【０００７】パネルスペ−サ−（見切り材）を載せるパ
ネルスペ−サ−載置部は、壁パネルを前後に移動して内
法寸法の調整ができるようにその幅を広くとり、又パネ
ルスペ−サ−（見切り材）は硬質樹脂と軟質樹脂を用い
て押し出しで成形され、水返し（立ち上がり部）には軟
質樹脂により作られている。パネルスペ−サ−（見切り
材）の上面と洗い場の排水溝に装着したグレ−チングの
上面をほぼ同じ高さにすることでパネルスペ−サ−（見
切り材）はほとんど見えることがない。
ネルスペ−サ−載置部は、壁パネルを前後に移動して内
法寸法の調整ができるようにその幅を広くとり、又パネ
ルスペ−サ−（見切り材）は硬質樹脂と軟質樹脂を用い
て押し出しで成形され、水返し（立ち上がり部）には軟
質樹脂により作られている。パネルスペ−サ−（見切り
材）の上面と洗い場の排水溝に装着したグレ−チングの
上面をほぼ同じ高さにすることでパネルスペ−サ−（見
切り材）はほとんど見えることがない。
【０００８】
【発明の実施の形態】本願発明は、浴槽設置部と洗い場
から成る防水パンの四方にパネルスペ−サ−（見切り
材）を回し、パネルスペ−サ−（見切り材）の設置位置
を動かすことによって壁パネルの取付位置を変えること
ができ、防水パンを動かすことなくユニットバスル−ム
の内法寸法の調整が可能となった。
から成る防水パンの四方にパネルスペ−サ−（見切り
材）を回し、パネルスペ−サ−（見切り材）の設置位置
を動かすことによって壁パネルの取付位置を変えること
ができ、防水パンを動かすことなくユニットバスル−ム
の内法寸法の調整が可能となった。
【０００９】
【実施例】図１は、本願発明に使用される浴槽載置部１
と洗い場２から成る防水パンＰの平面図である。図２
は、図１におけるＡ−ＡおよびＢ−Ｂの断面図である。
図３は、図１における長手方向Ｃ−Ｃの断面図である。
と洗い場２から成る防水パンＰの平面図である。図２
は、図１におけるＡ−ＡおよびＢ−Ｂの断面図である。
図３は、図１における長手方向Ｃ−Ｃの断面図である。
【００１０】図４は、施工方法を示すもので、図４
（ａ）は、防水パンＰのパネルスペ−サ−載置部３にパ
ネルスペ−サ−４をビス５を用いて取付けようとしてい
る説明図、図４（ｂ）は、防水パンＰのパネルスペ−サ
−載置部３にゴムスペ−サ−６を用いてパネルスペ−サ
−４の位置決めを行っている説明図、図４（ｃ）は、防
水パンＰのパネルスペ−サ−載置部３に、パネルスペ−
サ−４をビス５で固定した後、ビス頭部周りをシリコン
シ−リング１８を行っている説明図、図４（ｄ）は、パ
ネルスペ−サ−４のコ−ナ−部の裏側にアルミテ−プ７
を貼り突き合わせ部にシリコンシ−リング１９を行って
いる説明図、図４（ｅ）は、防水パンＰのパネルスペ−
サ−載置部３にパネルスペ−サ−４をビス５で固定して
シリコンシ−リングした後、パネルスペ−サ−４の凹溝
部８全周にガスケット９の貼り付けを行っている説明図
である。
（ａ）は、防水パンＰのパネルスペ−サ−載置部３にパ
ネルスペ−サ−４をビス５を用いて取付けようとしてい
る説明図、図４（ｂ）は、防水パンＰのパネルスペ−サ
−載置部３にゴムスペ−サ−６を用いてパネルスペ−サ
−４の位置決めを行っている説明図、図４（ｃ）は、防
水パンＰのパネルスペ−サ−載置部３に、パネルスペ−
サ−４をビス５で固定した後、ビス頭部周りをシリコン
シ−リング１８を行っている説明図、図４（ｄ）は、パ
ネルスペ−サ−４のコ−ナ−部の裏側にアルミテ−プ７
を貼り突き合わせ部にシリコンシ−リング１９を行って
いる説明図、図４（ｅ）は、防水パンＰのパネルスペ−
サ−載置部３にパネルスペ−サ−４をビス５で固定して
シリコンシ−リングした後、パネルスペ−サ−４の凹溝
部８全周にガスケット９の貼り付けを行っている説明図
である。
【００１１】図５は、洗い場２側の防水パンＰに取り付
けるパネルスペ−サ−４とパネルスペ−サ−載置部３と
の関係を示すもので、図５（ａ）は、パネルスペ−サ−
４の設置位置をパネルスペ−サ−載置部３の内側に合わ
せビス５で固定したもので、図５（２）は、パネルスペ
−サ−４の設置位置をパネルスペ−サ−載置部３の立上
片１７に合わせビス５で固定したものである。
けるパネルスペ−サ−４とパネルスペ−サ−載置部３と
の関係を示すもので、図５（ａ）は、パネルスペ−サ−
４の設置位置をパネルスペ−サ−載置部３の内側に合わ
せビス５で固定したもので、図５（２）は、パネルスペ
−サ−４の設置位置をパネルスペ−サ−載置部３の立上
片１７に合わせビス５で固定したものである。
【００１２】図６は、浴槽設置側１の防水パンＰに取り
付けるパネルスペ−サ−４とパネルスペ−サ−載置部３
との関係を示すもので、図６（ａ）は、パネルスペ−サ
−４の設置位置をパネルスペ−サ−載置部３の立上片１
７に合わせビス５で固定したもので、図６（ｂ）は、パ
ネルスペ−サ−４の設置位置をパネルスペ−サ−載置部
３の内側に合わせビス５で固定したものである。
付けるパネルスペ−サ−４とパネルスペ−サ−載置部３
との関係を示すもので、図６（ａ）は、パネルスペ−サ
−４の設置位置をパネルスペ−サ−載置部３の立上片１
７に合わせビス５で固定したもので、図６（ｂ）は、パ
ネルスペ−サ−４の設置位置をパネルスペ−サ−載置部
３の内側に合わせビス５で固定したものである。
【００１３】以下本願発明に係るユニットバスル−ムに
ついて、図面に示す実施例に基いて説明すると次のとお
りである。
ついて、図面に示す実施例に基いて説明すると次のとお
りである。
【００１４】ユニットバスル−ムの床を構成する防水パ
ンＰは、浴槽設置部１と洗い場２から形成されており、
防水パンＰの中央部において浴槽設置部１と洗い場２と
の間には排水孔１１が設けられ、この排水孔１１により
浴槽設置部１および洗い場２で使用された水が排水され
る。
ンＰは、浴槽設置部１と洗い場２から形成されており、
防水パンＰの中央部において浴槽設置部１と洗い場２と
の間には排水孔１１が設けられ、この排水孔１１により
浴槽設置部１および洗い場２で使用された水が排水され
る。
【００１５】そして防水パンＰの浴槽設置部１と洗い場
２の全周縁部に、外側へ向けて水平に延びるパネルスペ
−サ−載置部３とその端縁部に立上片１７が一体に設け
られており、このパネルスペ−サ−載置部３は、パネル
スペ−サ−４上に取り付けられる壁パネル１２およびド
アパネル１３の設置位置の調整が行えるように広い幅か
ら形成されている。
２の全周縁部に、外側へ向けて水平に延びるパネルスペ
−サ−載置部３とその端縁部に立上片１７が一体に設け
られており、このパネルスペ−サ−載置部３は、パネル
スペ−サ−４上に取り付けられる壁パネル１２およびド
アパネル１３の設置位置の調整が行えるように広い幅か
ら形成されている。
【００１６】防水パンＰを現場に設置する際の施工工程
を少なくするため、防水パンＰの全周縁部に設けたパネ
ルスペ−サ−載置部３の裏面側には床構造材の一部とな
る補強材１４が防水パンＰと一体に取り付けられてい
る。この実施例は補強材が防水パンと一体成形されてい
るが、防水パンの周縁部の下方へ別体として床構造材を
取り付けてもよい。
を少なくするため、防水パンＰの全周縁部に設けたパネ
ルスペ−サ−載置部３の裏面側には床構造材の一部とな
る補強材１４が防水パンＰと一体に取り付けられてい
る。この実施例は補強材が防水パンと一体成形されてい
るが、防水パンの周縁部の下方へ別体として床構造材を
取り付けてもよい。
【００１７】防水パンＰの洗い場２側に設けられたパネ
ルスペ−サ−載置部３の内周側に沿って、洗い場２から
の水がドア枠下辺を乗り越えないようにするため、又洗
い場２で使用される水を排水孔１１へ集水するために排
水溝１５が形成され、この排水溝１５にグレ−チング１
６が装着される。
ルスペ−サ−載置部３の内周側に沿って、洗い場２から
の水がドア枠下辺を乗り越えないようにするため、又洗
い場２で使用される水を排水孔１１へ集水するために排
水溝１５が形成され、この排水溝１５にグレ−チング１
６が装着される。
【００１８】防水パンＰの浴槽設置部１と洗い場２の全
周縁部に設けたパネルスペ−サ−載置部３に載置される
パネルスペ−サ−４は、硬質樹脂と軟質樹脂を用いた押
し出し成形で造られていて、上面の長手方向に沿って内
方に窪んだ凹溝部８が形成され、該凹溝部８にビス５を
貫通させる孔が設けられている。更に上面の背部には軟
質樹脂から成り上方に向けて立ち上がる水返し（立ち上
がり部）１０が設けられており、この水返し（立ち上が
り部）１０によって水が裏側に浸入するのを防止できる
ようになっている。
周縁部に設けたパネルスペ−サ−載置部３に載置される
パネルスペ−サ−４は、硬質樹脂と軟質樹脂を用いた押
し出し成形で造られていて、上面の長手方向に沿って内
方に窪んだ凹溝部８が形成され、該凹溝部８にビス５を
貫通させる孔が設けられている。更に上面の背部には軟
質樹脂から成り上方に向けて立ち上がる水返し（立ち上
がり部）１０が設けられており、この水返し（立ち上が
り部）１０によって水が裏側に浸入するのを防止できる
ようになっている。
【００１９】この水返し１０は軟質樹脂によりつくられ
ていて可撓性があるので、ドア枠をパネルスペ−サ−載
置部３に取り付ける場合、図３に示すように、ドア下枠
２０により水返し１０は折れ曲がるのでドア枠の取り付
けに格別支障はなく施工も容易に行うことができる。又
ドア枠をパネルスペ−サ−載置部３に取り付ける場合、
ドア下枠２０が載置される箇所の水返し１０を切断して
施工を行ってもよい。
ていて可撓性があるので、ドア枠をパネルスペ−サ−載
置部３に取り付ける場合、図３に示すように、ドア下枠
２０により水返し１０は折れ曲がるのでドア枠の取り付
けに格別支障はなく施工も容易に行うことができる。又
ドア枠をパネルスペ−サ−載置部３に取り付ける場合、
ドア下枠２０が載置される箇所の水返し１０を切断して
施工を行ってもよい。
【００２０】このパネルスペ−サ−４は長尺材から成
り、その端部には長手方向に対して４５°の角度となっ
た接続端面が形成されており、コ−ナ−部において隣り
合う各パネルスペ−サ−４の各接続端面を相互に接続す
ることにより直交された状態で接続されて防水パンＰの
全周縁部に取り付けられる。更にパネルスペ−サ−４の
上面を洗い場１周辺のグレ−チング１６の上面とほぼ同
じ高さにすることで、パネルスペ−サ−載置部上のパネ
ルスペ−サ−４は排水溝１５に装着されたグレ−チング
１６により見えない状態で設置される。
り、その端部には長手方向に対して４５°の角度となっ
た接続端面が形成されており、コ−ナ−部において隣り
合う各パネルスペ−サ−４の各接続端面を相互に接続す
ることにより直交された状態で接続されて防水パンＰの
全周縁部に取り付けられる。更にパネルスペ−サ−４の
上面を洗い場１周辺のグレ−チング１６の上面とほぼ同
じ高さにすることで、パネルスペ−サ−載置部上のパネ
ルスペ−サ−４は排水溝１５に装着されたグレ−チング
１６により見えない状態で設置される。
【００２１】本願発明のユニットバスル−ムの施工方法
について記載する。
について記載する。
【００２２】建物躯体の所定の場所に浴槽設置部１と洗
い場２から成る防水パンＰを設置し、防水パンＰの周囲
に設けたパネルスペ−サ−載置部３上に長尺状のパネル
スペ−サ−４を仮置してロの字状のパネルスペ−サ−４
を形成する。
い場２から成る防水パンＰを設置し、防水パンＰの周囲
に設けたパネルスペ−サ−載置部３上に長尺状のパネル
スペ−サ−４を仮置してロの字状のパネルスペ−サ−４
を形成する。
【００２３】四方に仮置されたパネルスペ−サ−４の
内、ドアパネルを取り付ける側と、その一方の側に隣接
する壁パネルを取り付ける側の二方向をゴムスペ−サ−
６等を用いて位置決めし、コ−ナ−部はアルミテ−プ７
を裏側に貼り、隣り合う各パネルスペ−サ−４の接続端
面にシリコンシ−リングを行って相互に接続し、パネル
スペ−サ−４の凹溝部８に設けた孔にビス５を貫通して
パネルスペ−サ−載置部３上に固定する。
内、ドアパネルを取り付ける側と、その一方の側に隣接
する壁パネルを取り付ける側の二方向をゴムスペ−サ−
６等を用いて位置決めし、コ−ナ−部はアルミテ−プ７
を裏側に貼り、隣り合う各パネルスペ−サ−４の接続端
面にシリコンシ−リングを行って相互に接続し、パネル
スペ−サ−４の凹溝部８に設けた孔にビス５を貫通して
パネルスペ−サ−載置部３上に固定する。
【００２４】パネルスペ−サ−載置部３に固定された二
方向のパネルスペ−サ−４に対向しパネルスペ−サ−載
置部上に仮置されているパネルスペ−サ−４を、内法を
測りながら位置決めを行い、又コ−ナ−部はアルミテ−
プ７を裏側に貼り、隣り合う各パネルスペ−サ−４の接
続端面にシリコンシ−リングを行って相互に接続し、パ
ネルスペ−サ−４の凹溝部８に設けた孔にビス５を貫通
してパネルスペ−サ−載置部上に固定する。
方向のパネルスペ−サ−４に対向しパネルスペ−サ−載
置部上に仮置されているパネルスペ−サ−４を、内法を
測りながら位置決めを行い、又コ−ナ−部はアルミテ−
プ７を裏側に貼り、隣り合う各パネルスペ−サ−４の接
続端面にシリコンシ−リングを行って相互に接続し、パ
ネルスペ−サ−４の凹溝部８に設けた孔にビス５を貫通
してパネルスペ−サ−載置部上に固定する。
【００２５】パネルスペ−サ−４を固定したビス５の頭
部周りはシリコンシ−リングを行い、パネルスペ−サ−
４に設けた凹溝部８の全周にガスケット９を嵌め込むこ
とによりパネルスペ−サ−載置部上にパネルスペ−サ−
４が設置される。
部周りはシリコンシ−リングを行い、パネルスペ−サ−
４に設けた凹溝部８の全周にガスケット９を嵌め込むこ
とによりパネルスペ−サ−載置部上にパネルスペ−サ−
４が設置される。
【００２６】次いでドアパネルを取り付けるパネルスペ
−サ−上にドア枠が載設され、このドア枠の上にドアパ
ネルが取り付けられて脱衣所と洗い場の出入口となる。
そしてドアパネルが設置されないパネルスペ−サ−上に
壁パネルが取り付けられてユニットバスル−ムの壁面が
形成される。壁パネルは、タイルパネルに限らず塩ビ鋼
板パネルや化粧セメント板パネルを使用してもよい。
−サ−上にドア枠が載設され、このドア枠の上にドアパ
ネルが取り付けられて脱衣所と洗い場の出入口となる。
そしてドアパネルが設置されないパネルスペ−サ−上に
壁パネルが取り付けられてユニットバスル−ムの壁面が
形成される。壁パネルは、タイルパネルに限らず塩ビ鋼
板パネルや化粧セメント板パネルを使用してもよい。
【００２７】
【発明の効果】本願発明は、浴槽載置部と洗い場から成
る防水パンの全周縁部に設けたパネルスペ−サ−載置部
を幅広くしたことによってパネルスペ−サ−の取付位置
を調整することができるので、防水パンを移動させるこ
となくドアパネルおよび壁パネルの設置位置を調整する
ことができる。
る防水パンの全周縁部に設けたパネルスペ−サ−載置部
を幅広くしたことによってパネルスペ−サ−の取付位置
を調整することができるので、防水パンを移動させるこ
となくドアパネルおよび壁パネルの設置位置を調整する
ことができる。
【００２８】又壁面を形成するドアパネルおよび壁パネ
ルは同じパネルスペ−サ−を介して取付けられるのでド
アパネルの取付位置を自在に選ぶことができ、取付位置
の規制を受けることはない。
ルは同じパネルスペ−サ−を介して取付けられるのでド
アパネルの取付位置を自在に選ぶことができ、取付位置
の規制を受けることはない。
【００２９】又ドアパネルおよび壁パネルはパネルスペ
−サ−を介して取り付けられており、更にパネルスペ−
サ−載置部の内側に排水溝が設けられているのでドアパ
ネルや壁パネルの下端部に水が付着することが少ない。
−サ−を介して取り付けられており、更にパネルスペ−
サ−載置部の内側に排水溝が設けられているのでドアパ
ネルや壁パネルの下端部に水が付着することが少ない。
【図１】浴槽載置部と洗い場から成る防水パンの平面図
である。
である。
【図２】図１に示すＡ−ＡおよびＢ−Ｂ断面図である。
【図３】図１に示すＣ−Ｃ断面図である。
【図４】施工の順序を示す説明図である。
【図５】洗い場側のパネルスペ−サ−とパネルスペ−サ
−載置部との説明図である。
−載置部との説明図である。
【図６】浴槽設置側のパネルスペ−サ−とパネルスペ−
サ−載置部との説明図である。
サ−載置部との説明図である。
Ｐ 防水パン １ 浴槽設置部 ２ 洗い場 ３ パネルスペ−サ−載置部 ４ パネルスペ−サ−（見切り材） ５ ビス ６ ゴムスペ−サ− ７ アルミテ−プ ８ 凹溝部 ９ ガスケット １０ 水返し（立ち上がり部） １１ 排水孔 １２ 壁パネル １３ ドアパネル １４ 補強材 １５ 排水溝 １６ グレイチング １７ 立上片 １８ シリコンシ−リング １９ シリコンシ−リング ２０ ドア下枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 千鶴子 愛知県常滑市鯉江本町５丁目１番地 株式 会社イナックス内 Ｆターム(参考） 2D032 GA00 GA05 GA08 2D061 CA02 CC02 CC14 2E025 BA01 BB06 BC01 BC02 BC05
Claims (5)
- 【請求項１】 浴槽設置部と洗い場から成る防水パンの
四周に設けたパネルスペ−サ−載置部上にパネルスペ−
サ−を設置し、パネルスペ−サ−上に壁パネルおよびド
アパネルを取り付けて成るユニットバスル−ム。 - 【請求項２】 浴槽設置部と洗い場から成る防水パンの
四周に設けたパネルスペ−サ−載置部の幅を、パネルス
ペ−サ−の幅より広くしたことを特徴とする請求項１に
記載されたユニットバスル−ム。 - 【請求項３】 硬質樹脂と軟質樹脂により押し出し成形
されたパネルスペ−サ−に水返しを設け、該水返しを軟
質樹脂としたことを特徴とする請求項１又は請求項２に
記載されたユニットバスル−ム。 - 【請求項４】 防水パンの洗い場側に設けたパネルスペ
−サ−載置部の内周側に沿って排水溝を設け、該排水溝
にグレ−チングを装着したことを特徴とする請求項１又
は請求項２又は請求項３に記載されたユニットバスル−
ム。 - 【請求項５】 浴槽設置部と洗い場から成る防水パンの
四周に設けたパネルスペ−サ−載置部上にパネルスペ−
サ−を載せ、ドアパネル取付側とその一側縁に隣接する
壁パネル取付側の二方向のパネルスペ−サ−を位置決め
して固定し、次いで内法を測ることにより対辺のパネル
スペ−サ−を位置決め固定し、該パネルスペ−サ−上に
ドアパネルおよび壁パネルを取り付けて成るユニットバ
スル−ムの施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11177983A JP2001003424A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | ユニットバスル−ムとその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11177983A JP2001003424A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | ユニットバスル−ムとその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001003424A true JP2001003424A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16040494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11177983A Pending JP2001003424A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | ユニットバスル−ムとその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001003424A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010133105A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Toto Ltd | 浴室用床パン |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP11177983A patent/JP2001003424A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010133105A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Toto Ltd | 浴室用床パン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031216 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040213 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040316 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |