JP2001003379A - マンホール安全ガード - Google Patents

マンホール安全ガード

Info

Publication number
JP2001003379A
JP2001003379A JP11178384A JP17838499A JP2001003379A JP 2001003379 A JP2001003379 A JP 2001003379A JP 11178384 A JP11178384 A JP 11178384A JP 17838499 A JP17838499 A JP 17838499A JP 2001003379 A JP2001003379 A JP 2001003379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
manhole
safety guard
leg
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11178384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3548993B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Noguchi
良広 野口
Yuji Nakamura
雄二 中村
Tadao Hoshi
忠雄 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EBINA KASEI KK
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
EBINA KASEI KK
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EBINA KASEI KK, Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical EBINA KASEI KK
Priority to JP17838499A priority Critical patent/JP3548993B2/ja
Publication of JP2001003379A publication Critical patent/JP2001003379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3548993B2 publication Critical patent/JP3548993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立や持ち運びが容易で、マンホール作業時
に安全性を確保させる機能を有するマンホール安全ガー
ドを提供する。 【解決手段】 本実施形態におけるマンホール安全ガー
ド20は、マンホール21にはめ込み可能なフレーム2
2に、脚立体24を形成する柱27の下端をそれぞれ連
結している。そして、前記脚立体24を形成する柱27
の上端部を分離可能に形成し、前記柱27の外面側に標
識30を有している。また、前記フレーム22表面を覆
うネット36を取付け、前記ネット36はフレーム22
上面の複数箇所にて着脱自在に取付けている。そして、
前記脚立体24を形成する柱27の上端部にそれぞれ複
数のカップ体26を連結し、当該カップ体26を積層可
能に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋が取り除かれた
マンホールに人が転落するのを防止したり、あるいはマ
ンホール内の作業者に物が落下しないようにすることの
できるマンホール安全ガードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマンホール内作業での作業におい
ては、マンホール内に通行人の転落防止のために以下の
ような処理を施していた。図12は、マンホールの周囲
に立入禁止区域を設定し、マンホール作業を行う際の説
明図である。同図に示すようにマンホール1の周囲を区
画する複数本(例えば4本)の短管3を設置して、当該
短管2を頂点としてマンホール1の周囲を短管等で囲む
ことにより立入禁止区域4を形成して、立入禁止区域4
内でマンホール蓋2を移動させて、マンホール1内での
作業を行うものである。また、前記立入禁止区域4の外
側にそれぞれ作業標識5を表示している。これにより、
通行人等に注意を促すとともに通行人等の立入を禁止さ
せて、通行人等の安全性を確保させていた。
【0003】また、図13は、マンホールに設けられた
マンホール内収納式スライド安全柵(以下、スライド安
全柵と称す)の構造を示す説明図である。同図に示すよ
うにスライド安全柵6は、マンホール地下より立設され
た下部梯子7と一体化して使用されるものである。前記
スライド安全柵6は上端部にマンホール蓋2を保持可能
となっており、当該マンホール蓋2を保持したままで一
体的に上下方向に伸縮可能となっている。また、スライ
ド安全柵6の下端部はワイヤ10の一端に連結されてお
り、当該ワイヤ10を介して昇降移動を行わせている。
すなわち、スライド安全柵6を支持する前記ワイヤ10
は、下部梯子7の側面に設けられたプーリ9に巻きかけ
られており、ワイヤ10の他端部をバランスウエイト1
1に連結させている。このため、前記バランスウエイト
11によりワイヤ10を介して安全柵6の位置を調整さ
せている。このようにして、マンホール1内に通行人の
立入を防いで安全性を確保し、マンホール内の作業を行
うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来の作業では、以下に示すような問題があった。ま
ず、マンホール作業場を短管足場で囲い周囲を立入り禁
止にする場合には、立入禁止区域を形成させる段取に時
間がかかり、なかなかマンホール内での作業に取り掛か
ることができなかった。またマンホールが開放の状態で
作業を行わなければならず、マンホール内に上方から落
下物が有った場合などには、マンホール内の作業員が危
険となり、工事の安全性を確保することが強く望まれて
いた。
【0005】一方、収納式スライド安全棚は、装置が大
掛かりであるため、設置や除去に時間がかかっていた。
また、収納式スライド安全棚は比較的高価であるため、
コスト面での負担が大きかった。本発明の目的は、上記
従来の問題を解消し、マンホールへの設置が容易に行
え、前記マンホールへの転落等を防止することのできる
マンホール安全ガードを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホール安全ガードは、マンホー
ルの開口部分への装着を可能にするとともにその内側に
補強リブを渡した枠型フレームと、この枠型フレームの
上部に当該枠型フレームを覆い可能とする脚立体とを設
けるよう構成した。なお前記脚立体は、前記枠型フレー
ムに対しふれ回り可能に結合された複数の脚柱からな
り、これら脚柱の突合せ箇所を接離可能にすることが望
ましい。また前記枠型フレームの内側に落下防止用ネッ
トを設けるとともに、この落下防止用ネットに掛止手段
を設け前記枠型フレームへの取り付けを可能にすること
が望ましく、さらに前記脚立体の外表面に標識を設ける
ようにしてもよい。
【0007】そして前記枠型フレームを外径に沿って少
なくとも2分割以上に形成し、これらを分離可能とする
のが望ましく、また前記枠型フレームと前記補強リブと
を別体に形成し、両者を分離可能としたり、さらに前記
補強リブを少なくとも2分割以上に形成するとともに、
これらをヒンジ結合することで、前記補強リブの表面に
物品導入口を形成可能にするようにしてもよい。さらに
前記枠型フレームの下部に前記マンホールの開口形状の
変換用アダプタを取り付けたり、また前記脚立体より垂
下され前記枠型フレームを挿通するロープを有するよう
にしてもよい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、補強リブが内側に設けられ
た枠型フレームをマンホールの開口部分に設置すること
ができるので、人がマンホールに転落するのを防止する
ことができる(あるいは物が落下するのを防止すること
ができる)。なお枠型フレームにおいては補強リブとの
間に隙間を有していることから軽量化が図られ、さらに
前記隙間を通してマンホールの内部を視認することがで
きる。このため(軽量化により)本体の運搬やマンホー
ルの開口部分への取り付けが容易になるとともに、マン
ホール内の作業者の有無が目視により確認することがで
きる。なお補強リブを設けたことにより枠型フレームの
強度向上が図られ、過大な荷重が加わっても(重量物が
載っても)破損が生じず、確実に落下防止を達成するこ
とができる。
【0009】そして上記作用に加え、枠型フレームを覆
うように脚立体を前記枠型フレームの上部に設けたこと
から、脚立体が地表面より突出した形態となる。このた
め脚立体が視認性を有することとなり、通行人等に注意
を促すことが可能になる。なお枠型フレームを覆うよう
に脚立体が形成されているので、当該脚立体によっても
枠型フレームの上方からマンホールに転落するのを防止
することができる。
【0010】また脚立体を複数本からなる脚柱とし、こ
の脚柱を枠型フレームに対しふれ回り可能に結合すると
ともに、これら脚柱の突合せ箇所を接離可能にすれば、
個々の脚柱を枠型フレームに密着させるよう折りたたむ
ことができる。このため本体の体積減少がなされ運搬容
易性を向上させることができる。
【0011】そして枠型フレームの内側に落下防止用ネ
ットを設けるとともに、この落下防止用ネットに掛止手
段を設け、枠型フレームへの取り付けを行うようにすれ
ば、補強リブとの間に形成された隙間の間隔より小さい
物品が、前記落下防止用ネットで捕集されることにな
り、前記物品がマンホールの内部に落下するのを防止す
ることができる。また視認性を有した脚立体の外表面に
標識を設けるようにすれば、通行人等に一層の注意を促
すことが可能になる。
【0012】また枠型フレームを外径に倣って少なくと
も2分割以上に形成し、これを分離可能にすれば、枠型
フレームの一部を取り外した形態とすることが可能とな
り、この枠型フレームの一部を取り外した箇所より、マ
ンホールの内部に注水用ホースを送り込ませることがで
きる。このためマンホールへの転落防止を図るととも
に、マンホール内部への給水(あるいは排水)を同時に
行わせることができる。
【0013】そして枠型フレームと補強リブとを別体に
形成し、両者を分離可能とすれば、あるいは、補強リブ
を少なくとも2分割以上に形成するとともに、これらを
ヒンジにて結合し補強リブの表面に物品導入口を形成す
るようにすれば、本体をマンホールの開口部分から外さ
なくとも、枠型フレームから補強リブを取り外すだけ
で、または補強リブをヒンジを中心としており曲げる
(おり返す)ようにすれば、その箇所に物品導入口が形
成されるので、この物品導入口を用いて作業者のマンホ
ールへの出入りや、物品の受け渡しなどをすることがで
きる。
【0014】さらに前記枠型フレームの下部にマンホー
ルの開口形状の変換用アダプタを取り付けるようにすれ
ば、開口形状の異なる(相似形状を含む)マンホールに
も本体を着脱させることができる。なお枠型フレームの
形状を角形とすれば、開口部分が角形形状からなるマン
ホールにも着脱が可能となる。さらに枠型フレームのマ
ンホールの開口部分の形状に合わせれば、様々な形状の
マンホールに着脱を行うことができることはいうまでも
ない。
【0015】また脚立体から補強リブを挿通するようロ
ープを垂下させれば、当該ロープに荷重が加わっても、
前記脚立体が突っ張り、ロープに加わる荷重を枠型フレ
ームおよび補強リブでアンカリングすることができる。
このためこのロープへの結合を行えばマンホールへの落
下を防止することが可能となる。なお具体的な用途とし
てはこのロープを命綱として用いるようにすればよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るマンホール安
全ガードに好適な具体的実施の形態を図面を参照して詳
細に説明する。図1(a)は本実施の形態に係るマンホ
ール安全ガードの斜視図である。本実施形態のマンホー
ル安全ガード20は、マンホール21に着脱可能なフレ
ーム22を有し、脚立体24を形成するそれぞれの柱2
7の下端を当該フレーム22に連結している。そして、
前記柱27の上端部を組立分離可能に形成し、少なくと
も一つの柱27の外面側に標識30を有している。ま
た、前記フレーム22表面を覆うネット36を取付け、
前記ネット36はフレーム22上面の複数箇所にて着脱
自在に取付けている。また、前記柱27の上端部に、複
数からなる積層可能なカップ体26をそれぞれ連結し、
当該カップ体26を積層配置してそれぞれの柱27を一
体化させ、前記脚立体24を形成させたものである。
【0017】さらに、詳細に説明すると、以下のように
なる。図2(a)、図2(b)は、それぞれ本実施形態
におけるマンホール安全ガード20の上面図、断面図で
ある。本実施形態におけるマンホール安全ガード20の
フレーム22は、マンホール溝21aにはめあい可能な
円筒形状をなしている。そして、本実施形態において
は、前記フレーム22側面の一部に凹所を設けてあり、
当該凹所の開口部を覆うふた45を蝶ナット50にてフ
レーム22に連結させている。
【0018】そして、前記フレーム22の内部には、十
字形状の直交する直径線に沿う補強リブ23を一体的に
組み込んでいる。また、本実施形態においては、前記補
強リブ23の中心に貫通口を有している。また、フレー
ム22の外側には、両側の対向位置に取っ手46が配置
してあり、持ち運び時に使用できるようになっている。
【0019】前記フレーム22には、フレーム22表面
を覆うネット36を配置しており、図3(a)に示すよ
うにフレーム22外側に設けたステンレス製のバックル
32にて着脱可能に保持させている。そして、ネット3
6はナイロン製であり、5mm程度の間隔の網目構造とな
っている。
【0020】前記フレーム22の外側には、断面L字形
状の脚立取付フランジ28が中心から円周方向に沿って
120度間隔で三ヶ所設けられている。前記取付フラン
ジ28には、脚立体24を形成する柱27を連結するた
めの穴が設けてあり、当該柱27下端のリング部を枢着
させて、柱27をフレーム22の半径方向にふれ回り可
能に支持させている。そして、柱27の外側には安全作
業表示の標識30が取付けられている。なお、柱27の
材質はグラスファイバー製である。
【0021】また、本実施形態においては、前記柱27
の上端部に複数からなる(本実施形態においては二つ)
積層可能なカップ体26a、26bにてそれぞれの柱2
7を一体化させ、脚立体24を形成させている。前記カ
ップ体26a、26bは、内部が中空の円錐台形状をな
しており、それぞれ積層させることができる。前記カッ
プ体26a、26bの上端部には、図3(c)に示すよ
うにボルト34に挿入可能な雌ネジ孔33が設けられて
いる。本実施形態においては、前記柱27の上端部を前
記カップ体26a、26bの底辺部にくわえ込ませて連
結している。従って、前記カップ体26a、26bを積
層させ、カップ体26a、26bの雌ネジ孔33にボル
ト34を挿入することによって、柱27を一体化させて
脚立24を形成させることができる。
【0022】本実施形態におけるマンホール安全ガード
20の作用は以下のようになる。まず、マンホール21
に設けられたマンホール溝21aにマンホール安全ガー
ド20のフレーム22下端部をはめ合わせる。本実施形
態におけるマンホール安全ガード20のフレーム22
は、マンホール溝21aにはめ合うように形成している
ため、マンホール21に固定的に設置させることができ
る。
【0023】そして、フレーム22の脚立取付フランジ
28に配置された3本の柱27を、柱27上端部に接続
されたカップ体26により一体化させて、脚立体24
(本実施形態の場合は三脚)を形成させる。上記したよ
うに、柱27の上端部と接続されたそれぞれのカップ体
26a、26bどうしは内部中空の円錐台形状であるた
め、カップ体26a、26bどうしを積層配置させるこ
とができる。そして、前記雌ネジ孔33にボルト34を
挿入して固定させる。これにより、カップ体26a、2
6bに接続された前記柱27の位置を固定させ、フレー
ム22上に脚立体24を形成させることができる。
【0024】このように形成したマンホール21上に配
置したマンホール安全ガード20においては、前記脚立
体24に取付けられた標識30により通行人等の第三者
に注意を喚起させるとともに、マンホール21上に立設
した脚立体24により第三者のマンホール21内への侵
入を妨げることができるため、第三者の墜落事故を防止
させることができる。また、フレーム22上に取付けら
れた前記ネット36により、飛来物がマンホール21内
へ落下することを防止することができ、マンホール21
内の作業員の安全性を確保することができる。一方、通
行人等の第三者が不注意等によりマンホール21内に足
を踏み入れても、前記ネット36により墜落を防止する
ことができる。
【0025】また、上記したようにネット36は、フレ
ーム22の複数箇所に着脱可能にバックル32にて保持
されている。これにより、フレーム22に取付けられた
ネット36の一部または全部を、作業形態に応じて分離
させることができる。例えば、揚水作業時には蝶ナット
50にて固定したふた45をフレーム22と分離させ
て、ふた45に取付けられいたネット36を開放して、
ホース44のマンホール21内への出し入れを可能とさ
せる。このため、ホース44による揚水作業を行わせる
ことができるとともに、マンホール21内への飛来物や
通行人等の落下を防止させることができる。
【0026】マンホール内作業終了時には、前記ボルト
34をカップ体26a、26bから分離させる。これに
よって、カップ体26a、26bと接続されている柱2
7は、上記したようにフレーム22半径方向に揺動(ふ
れ回り)可能となり、図1(b)に示すようにフレーム
22内に折りたたみ収納させることができる。
【0027】マンホール安全ガード20持ち運び時に
は、柱27の下端部の連結を解除させて、ファスナ48
によりフレーム22に固定保持させる。これにより、マ
ンホール安全ガード20をコンパクトにすることができ
る。片側の取っ手46にて持ち運びをしても柱27の落
下を防止させて運ぶことができる。
【0028】また、本実施形態におけるマンホール安全
ガード20に以下の器具を併用させることで、マンホー
ル内作業員43の安全性をさらに向上させることができ
る。すなわち、図4に示したようにマンホール21に設
置したマンホール安全ガード20の外側に三脚40を組
立てて、当該三脚40の上部よりロープ42を降下さ
せ、マンホール安全ガード20を介して作業員の腰ベル
ト47等に装着させる。これにより、作業員43の墜落
を防止させることができ、作業時の安全性をさらに向上
させることができる。
【0029】なお前記フレーム22は、軽量化の観点か
ら繊維強化型プラスチック(FRP)又はアルミにて形
成させることが望ましいがこれに限られるものではな
い。さらに実施形態においてフレーム22は凹所を設け
るように形成したが、必ずしもこれに限られるものでは
ない。
【0030】以下に本実施の形態に係るマンホール安全
ガードの他の実施形態を説明する。なお以下において
は、形状は異なるが役割が同様なものは、上記の説明と
同一の符号を付与して説明をおこなう。図5は、フレー
ム22の内側に一体的に形成された補強リブ23の形状
を示す上面図である。同図(a)においては、補強リブ
23の形状を十字状から格子状に変更したものであり、
このような形状を用いることによって、フレーム23内
側の隙間の大きさを任意に調整することができ(隙間を
小さくすることができ)、より小径な物の落下防止が出
来ることや、あるいは人の足が隙間に入り込むことがな
いので、前記隙間に足が挟まれるといった障害を防止す
ることができる。またふた45を取り外し、ホース44
等を挿入させるために、補強リブ23の一部(ふた45
にに対面する部分)に切欠き52を設けるようにしても
よく、さらにフレーム23内側に隙間を小さくした場合
には、補強リブ23の上に取り付けられるネット36を
省略するようにしてもよい。
【0031】また同図(b)は、同図(a)の応用例を
示す。同図(b)においては、補強リブ23の形状を、
同心円、およびこの同心円の中心から放射状に延長され
る形状の組み合わせとしており、形成される同心円の本
数や、放射状の補強リブの本数を増加させることで隙間
の間隔を狭くすることができる。なお同図(c)に示す
ように、同心円状の補強リブ23を用いず、フレーム2
3の中心から放射状に延びる補強リブ23のみとし、こ
の放射線状に延びる補強リブ23の本数を増やすような
形状にしてもよい。
【0032】図6は、脚立体24とフレーム23との取
付構造を示す構造説明図である。同図に示すように、脚
立体24とフレーム23とを別体に形成し、使用時には
脚立体24をフレーム23に組み付けるようにすればよ
い。すなわちフレーム23の外周面54に突起56を3
箇所設け、この突起56に取付穴56Aを設けておく。
そして脚立体24側は、前記取付穴56Aに差し込み挿
入可能な直径を有する柱27を要素とした三脚形状とな
っており、マンホール安全ガード20は、マンホール2
1にフレーム23を取り付けた後、取付穴56Aに柱2
7の先端を差し込み挿入することで組み立てられる。
【0033】なお脚立体24は、カメラ固定用三脚の如
く柱27が揺動(ふれ回り)可能(図中、矢印58参
照)になっており、運搬時は各(3本)の柱27を束ね
るようにしてもよく、さらに各(3本)の柱27をテレ
スコ構造とし、運搬が容易にできるようにしてもよい。
また脚立体24側を三脚形状ではなく、四脚あるいは五
脚形状とし、これに対応するようにフレーム23の外周
面54に突起56を設け、前記脚立体24を取り付ける
ようにしてもよい。
【0034】図7は、脚立体24の応用例を示した説明
図である。同図(a)に示すように、フレーム22の中
央部分の補強リブ23に柱27を建て、この柱27の先
端側に鎖60の一端を取り付け、当該鎖60の他端側を
フレーム22に取り付ける。このように脚立体24を柱
27と鎖60とで構成してもよく、この場合、鎖60は
たるみを有しているので、マンホール安全ガード20の
上方(すなわち脚立体24の上方)から落下物があって
も、当該落下物の衝撃を鎖60(鎖のたるみ部分)が受
け止め、落下物がマンホール21の周囲にはねるのを防
止することができる。
【0035】また同図(b)に示すように脚立体24を
コ字状に折り曲げ形成した一対の柱27とすれば、脚立
体24の天井部分よりフレーム22の直径に略相当する
標識30を吊り下げることができ、通行者等に工事中で
あるとの注意をより確実に知らせることができる。そし
て同図(c)に示すように平板62を柱27の代わりと
し、ヒンジ結合を用いて前記平板62の先端同士を突き
合わせるようにして脚立体24を構成するようにしても
よい。このように平板62で脚立体24を構成すれば、
フレーム22の上方をより多く覆うことが可能となり、
例えば脚立体24の上部より落下物等があっても、前記
脚立体24を構成する平板62がこれを受け止め、前記
落下物がフレーム22(および補強リブ23)に衝突す
るのを防止することができる。また脚立体24において
は、柱27を用いた三脚形状の説明を行ったが、この形
態に限定されることもなく、四脚、あるいは五脚とした
脚立体24の形状としてもよい。
【0036】図8は、マンホール安全ガードに口径変換
用のアダプタを装着した状態を示す断面説明図である。
マンホール21の口径は、600mmのものが標準とし
て多く用いられているが、その他にも口径が450mm
のものや、900mmのものも存在する。このためマン
ホール21内への工事を行う際には、それぞれのマンホ
ール21の口径に対応したマンホール安全ガード20が
必要となるが、同図(a)および同図(b)に示すよう
な開口形状の変換用アダプタ64を用いるようにすれ
ば、径の異なるマンホール21に対しても一つのマンホ
ール安全ガード20で対応させることが可能となる。す
なわち変換用アダプタ64の片面側をマンホール安全ガ
ード20に装着可能な形状とするとともに、変換用アダ
プタ64の他面側を、装着対象となるマンホール21の
開口形状に装着できるような形状にすれば、径の異なる
マンホール21に対してもマンホール安全ガード20を
装着することが可能となる。なお上記では、直径の異な
る(いわゆる相似形)マンホール21に対しての説明で
あったが、これに限定されることもなく、例えば角形の
マンホール21に変換用アダプタ64を介してフレーム
22が丸形形状のマンホール安全ガード20が取り付け
られる(あるいはその逆)ことはいうまでもない。
【0037】図9は、マンホール内での作業状態を示す
説明図である。図4においては、マンホール21に設置
したマンホール安全ガード20の外側に三脚40を組立
てて、当該三脚40の上部よりロープ42を降下させて
いたが、この形態に限定されることもなく、三脚40を
廃止し、当該三脚40の代わりに脚立体24の頂上部か
らロープ42を垂下させ、この先端を作業員の腰ベルト
47等に装着させるようにしてもよい。これにより、三
脚40が不要になるとともに、当該三脚40をマンホー
ル安全ガード20の上方に組み立てた際と同様に、作業
員43の墜落を防止させることができ、作業時の安全性
をさらに向上させることができる。そしてマンホール安
全ガード20においては、フレーム22と、このフレー
ム22の内側に形成される補強リブ23とを別体にて形
成し、これらを分離可能とすれば、マンホール21の内
部での作業効率をさらに向上させることが可能になる。
図10は、フレーム22と、このフレーム22と別体に
形成される補強リブ23との取付構造を示す説明図であ
る。
【0038】同図に示すように、フレーム22と、この
フレーム22の内側に形成される補強リブ23とを別体
とすれば、マンホール安全ガード20をマンホール21
に装着した後に、当該マンホール21の内部に作業員が
入り込もうとする際、補強リブ23をフレーム22から
取り外すだけで、マンホール21内に入り込むことがで
きる。なお作業員がマンホール21内に入り込んだ後
は、作業員がマンホール21内から補強リブ23を移動
させ、フレーム22の内側に収めるようにすればよい。
このようにフレーム22と補強リブ23とを別体に形成
すれば、脚立体(図10では図示せず)24が取り付け
られたフレーム22を移動させることもなく、マンホー
ル21内への出入りをおこなうことができる。また図
中、補強リブ23を少なくとも2分割以上に形成し、こ
れらをヒンジ結合すれば、補強リブ23の内側で物品導
入口が形成されるので、この導入口を用いるようにすれ
ば、作業員のマンホール21内への出入りや物品の導入
を図ることができる。またマンホール安全ガード20に
おいては、脚立体24に標識30を取り付け、マンホー
ル21の近くを通過する通行人に注意を促すこととした
が、脚立体24に標識30の他に警報用ランプやスピー
カを配置し、積極的に通行人に注意を呼びかけるように
してもよい。
【0039】図11は、脚立体24に警報用ランプやス
ピーカを配置したマンホール安全ガード20の動作説明
図である。同図(a)に示すように、脚立体24には、
警報用ランプ66とスピーカ68を取り付けておく。そ
してこれら警報用ランプ66とスピーカ68には、図示
しない赤外線センサを接続し、当該赤外線センサの稼働
により、警報用ランプ66の点滅と、スピーカ68から
音声が発せられるようになっている。また赤外線センサ
は、マンホール21を中心とした任意の半径内(図中、
破線内側)に入り込んだ動体物を検出可能としており、
通行人70がマンホール作業領域内に入り込んだことを
検出できるようにしている。
【0040】上述したように脚立体24に警報用ランプ
66とスピーカ68とを取り付けておけば、同図(b)
に示すように通行人70がマンホール作業領域に入り込
むと、赤外線センサがこれを検出し、警報用ランプ66
が点滅するとともに、スピーカ68から「危険です・・
・」等の音声が流れる。このように視覚(警報用ランプ
66)と聴覚(スピーカ68)によって危険を通行人7
0に知らせることから、通行人70に視覚あるいは聴覚
に障害があっても、マンホール21に通行人が接近する
のを防止することができる。なお本説明では、赤外線セ
ンサを用いて通行人70の検出を行ったがこの形態に限
定されることもなく、他の検出センサ(例えば、超音波
センサ等)を用いるようにしてもよい。
【0041】なお同図(c)は、脚立体24に取り付け
られるスピーカ68の拡大斜視図を示し、同図(d)
は、同スピーカ68の上面図を示す。これらの図に示す
ように、スピーカ68は円柱状の筐体72と、この筐体
72の上部に取り付けられた帽子状の屋根74とで構成
されている。そして筐体72の胴部には音声発生源とな
るコーン76が少なくとも3箇所(120度間隔)設け
られており、脚立体24の周囲に確実に音声が伝わるよ
うにしている。なお筐体の上部に取り付けられた屋根7
4は、筐体72よりひとまわり大きい外径に設定されて
おり、これにより雨水が筐体72に達するのを防止し、
コーン76が雨水に浸るのを防止するようにしている。
また図5から図11において複数の実施例の説明を行っ
たが、これら実施例は、個別に限定されるものではな
く、種々組み合わせることができるのはいうまでもな
い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明におけるマン
ホール安全ガードによれば、マンホールの開口部分への
装着を可能にするとともにその内側に補強リブを渡した
枠型フレームと、この枠型フレームの上部に当該枠型フ
レームを覆い可能とする脚立体とを設けたことから、通
行人等の転落防止や、マンホール内部への落下物を無く
しマンホール作業時における安全性を向上させることが
できる。また、本装置の設置や取り外し作業を容易に行
うことができるので、マンホール内作業への取り掛かり
を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるマンホール安全ガー
ドの説明図である。
【図2】本発明の実施形態におけるマンホール安全ガー
ドの上面図及び断面図である。
【図3】本発明の実施形態におけるマンホール安全ガー
ドの要部説明図である。
【図4】本発明の実施形態におけるマンホール安全ガー
ドを用いたマンホール内作業図である。
【図5】フレーム22の内側に一体的に形成された補強
リブ23の形状を示す上面図である。
【図6】脚立体24とフレーム23との取付構造を示す
構造説明図である。
【図7】脚立体24の応用例を示した説明図である。
【図8】マンホール安全ガードに口径変換用のアダプタ
を装着した状態を示す断面説明図である。
【図9】マンホール内での作業状態を示す説明図であ
る。
【図10】フレーム22と、このフレーム22と別体に
形成される補強リブ23との取付構造を示す説明図であ
る。
【図11】脚立体24に警報用ランプやスピーカを配置
したマンホール安全ガード20の動作説明図である。
【図12】従来のマンホール作業時における作業形態の
説明図である。
【図13】従来のマンホール安全柵の説明図である。
【符号の説明】
1 マンホール 2 マンホール蓋 3 短管 4 立入禁止区域 5 作業標識 6 スライド安全柵 7 下部はしご 8 アンカー 9 プーリ 10 ワイヤ 11 バランスウエイト 20 マンホール安全ガード 21 マンホール 22 フレーム 23 補強リブ 24 脚立体 26 カップ体 27 柱 28 脚立取付フランジ 30 標識 32 バックル 33 雌ネジ孔 34 ボルト 36 ネット 40 三脚 42 ロープ 43 作業員 44 ホース 45 ふた 46 取っ手 47 腰ベルト 48 ファスナ 50 蝶ナット 52 切欠き 54 外周面 56 突起 56A 取付穴 58 矢印 60 鎖 62 平板 64 変換アダプタ 66 警報用ランプ 68 スピーカ 70 通行人 72 筐体 74 屋根 76 コーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 雄二 千葉県松戸市上本郷537番地 株式会社日 立プラント建設機電エンジニアリング内 (72)発明者 星 忠雄 神奈川県海老名市中新田字西屋敷784 株 式会社海老名化成内 Fターム(参考) 2D047 BA08 BA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールの開口部分への装着を可能に
    するとともにその内側に補強リブを渡した枠型フレーム
    と、この枠型フレームの上部に当該枠型フレームを覆い
    可能とする脚立体とを設けたことを特徴とするマンホー
    ル安全ガード。
  2. 【請求項2】 前記脚立体は、前記枠型フレームに対し
    ふれ回り可能に結合された複数の脚柱からなり、これら
    脚柱の突合せ箇所を接離可能にしたことを特徴とする請
    求項1に記載のマンホール安全ガード。
  3. 【請求項3】 前記枠型フレームの内側に落下防止用ネ
    ットを設けるとともに、この落下防止用ネットに掛止手
    段を設け前記枠型フレームへの取り付けを可能にしたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1に
    記載のマンホール安全ガード。
  4. 【請求項4】 前記脚立体の外表面に標識を設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載
    のマンホール安全ガード。
  5. 【請求項5】 前記枠型フレームを外径に沿って少なく
    とも2分割以上に形成し、これらを分離可能としたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載
    のマンホール安全ガード。
  6. 【請求項6】 前記補強リブを少なくとも2分割以上に
    形成するとともに、これらをヒンジ結合することで、前
    記補強リブの表面に物品導入口を形成可能としたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1に記載の
    マンホール安全ガード。
  7. 【請求項7】 前記枠型フレームの下部に前記マンホー
    ルの開口形状の変換用アダプタを取り付けたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれか1に記載のマン
    ホール安全ガード。
  8. 【請求項8】 前記脚立体より垂下され前記枠型フレー
    ムを挿通するロープを有したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項7のいずれか1に記載のマンホール安全ガー
    ド。
JP17838499A 1999-06-24 1999-06-24 マンホール安全ガード Expired - Fee Related JP3548993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17838499A JP3548993B2 (ja) 1999-06-24 1999-06-24 マンホール安全ガード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17838499A JP3548993B2 (ja) 1999-06-24 1999-06-24 マンホール安全ガード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001003379A true JP2001003379A (ja) 2001-01-09
JP3548993B2 JP3548993B2 (ja) 2004-08-04

Family

ID=16047559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17838499A Expired - Fee Related JP3548993B2 (ja) 1999-06-24 1999-06-24 マンホール安全ガード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3548993B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069477A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Gesuido Maintenance Kyodo Kumiai 安全ベスト
CN107938715A (zh) * 2017-12-25 2018-04-20 佛山市万善环保科技有限公司 一种可远程监控的窨井盖
CN108035384A (zh) * 2017-12-25 2018-05-15 佛山市万善环保科技有限公司 一种智能预警窨井盖
EP3819457A1 (de) * 2019-11-08 2021-05-12 Wolfgang Wille Leitersicherung zum schachteinstieg
KR102361808B1 (ko) * 2021-04-08 2022-02-14 삼창엔지니어링(주) 지하 바닥의 수분배출 방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103912019A (zh) * 2014-04-15 2014-07-09 朱学成 城市窨井安全网

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069477A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Gesuido Maintenance Kyodo Kumiai 安全ベスト
CN107938715A (zh) * 2017-12-25 2018-04-20 佛山市万善环保科技有限公司 一种可远程监控的窨井盖
CN108035384A (zh) * 2017-12-25 2018-05-15 佛山市万善环保科技有限公司 一种智能预警窨井盖
EP3819457A1 (de) * 2019-11-08 2021-05-12 Wolfgang Wille Leitersicherung zum schachteinstieg
KR102361808B1 (ko) * 2021-04-08 2022-02-14 삼창엔지니어링(주) 지하 바닥의 수분배출 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3548993B2 (ja) 2004-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150267437A1 (en) Collapsible safety rail system
US4413363A (en) Portable shower system
US5758742A (en) Safety anchor
KR102219207B1 (ko) 정보통신을 이용한 건설현장 위험요인 제거 시스템
TWI635998B (zh) 人員升降機安全防護裝置
JP2015061965A (ja) 高層の建築物、及びそのメンテナンス方法
JP3548993B2 (ja) マンホール安全ガード
JP2006240878A (ja) 簡易クレーン装置
JP5201633B2 (ja) 工事用足場における二段手摺先行構造
KR101562227B1 (ko) 맨홀의 안전한 출입과 보행자 추락보호를 위한 다기능 맨홀 안전대
JP3562370B2 (ja) マンホール作業セフティーガード装置
CN207878899U (zh) 一种防坠落建筑施工支架
JP4215271B1 (ja) 室内緊急避難装置
US20070267249A1 (en) Roof safety system
KR100849712B1 (ko) 인명구조용 안전매트차량
JPS6017904B2 (ja) 転落防止機構付地下構造物用蓋
JP2017014744A (ja) 吊下げ式作業床
JPH0941656A (ja) 壁面作業用落下防止装置
CN113585709A (zh) 一种筒体构筑物施工操作平台
CN111350342A (zh) 高空作业吊篮
JPH01226687A (ja) 昇降路足場装置
GB2389570A (en) Portable hoist with scaffold mounting
KR100753475B1 (ko) 전도방지장치
US9316018B2 (en) Suspended dwelling
CN212336778U (zh) 附着式升降水平挑网

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees