JP2001002243A - 投出装置およびピッキング装置 - Google Patents

投出装置およびピッキング装置

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JP2001002243A
JP2001002243A JP17401199A JP17401199A JP2001002243A JP 2001002243 A JP2001002243 A JP 2001002243A JP 17401199 A JP17401199 A JP 17401199A JP 17401199 A JP17401199 A JP 17401199A JP 2001002243 A JP2001002243 A JP 2001002243A
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JP17401199A
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English (en)
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Yutaka Saeki
豊 佐伯
Hiroki Sawada
広樹 澤田
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Okura Yusoki KK
Original Assignee
Okura Yusoki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置のコンパクト化を図ることができる投出
装置を提供する。 【解決手段】 複数の物品Aを上下方向に重積収納する
物品収納部13を形成した収納体11を備える。この収納体
11には物品投出口部14を物品収納部13の下端に開口形成
する。この物品投出口部14に対向して作用回動体23を回
動可能に配設する。この作用回動体23は一状態では物品
収納部13内の最下位の物品Aを支持し、回動により他の
状態では物品収納部13内の最下位の物品Aを物品投出口
部14から投出させるとともに最下位より上側の物品Aを
支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品収納部に収納
した物品を物品投出口部から投出する投出装置およびピ
ッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の投出装置としては、例え
ば、特開平7−315573号公報に記載の投出装置が
知られている。
【0003】そして、この特開平7−315573号公
報に記載の投出装置は、複数の物品を上下方向に重積収
納する物品収納部を形成した収納体を備えている。ま
た、この収納体には物品収納部の下端側に物品投出口部
が形成されている。
【0004】また、この投出装置は、所定方向への走行
により物品収納部内の最下位の物品のみを押し出して物
品投出口部から投出する無端体等にて構成された投出手
段を備えるとともに、この投出手段による最下位の物品
の押出し時に物品収納部内に向って進出して最下位より
上側の物品を支持する進出体等にて構成された支持手段
を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開平7−315573号公報に記載の投出装置で
は、物品収納部内の最下位の物品を押し出して投出する
投出手段と、物品収納部内の最下位より上側の物品を支
持する支持手段とが、互いに別々の構造となっているの
で、装置が複雑となり、装置のコンパクト化を図れない
問題を有している。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、装置のコンパクト化を図ることができる投出装置
およびピッキング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の投出装置
は、複数の物品を上下方向に重積収納する物品収納部お
よびこの物品収納部の下端側に形成された物品投出口部
を有する収納体と、この収納体の前記物品投出口部に対
向して回動可能に配設され、一状態では前記物品収納部
内の最下位の物品を支持し、回動により前記一状態から
他の状態に変位してこの他の状態では前記物品収納部内
の最下位の物品を前記物品投出口部から投出させるとと
もに前記物品収納部内の最下位より上側の物品を支持す
る作用回動体とを具備したものである。
【0008】そして、この構成では、作用回動体が、一
状態では物品収納部内の最下位の物品を支持し、回動に
よりその一状態から他の状態に変位してこの他の状態で
は物品収納部内の最下位の物品を物品投出口部から投出
させるとともに物品収納部内の最下位より上側の物品を
支持するので、従来のような互いに別々の構造の投出手
段および支持手段が必要でなく、装置が簡単になり、装
置のコンパクト化が図られる。
【0009】請求項2記載の投出装置は、請求項1記載
の投出装置において、駆動力を出力する駆動手段を具備
し、作用回動体は、前記駆動手段からの駆動力を受けて
回動する回動基部と、この回動基部の下側に形成され一
状態では物品収納部内の最下位の物品を支持し前記回動
基部の回動により前記一状態から他の状態に変位してこ
の他の状態では前記物品収納部内の最下位の物品を物品
投出口部から投出させる下側支持部と、前記回動基部の
上側に形成され一状態では前記物品収納部内の物品から
離れて位置し前記回動基部の回動により前記一状態から
他の状態に変位してこの他の状態では前記物品収納部内
の最下位より上側の物品を支持する上側支持部とを有す
るものである。
【0010】そして、この構成では、作用回動体の下側
支持部が、一状態では物品収納部内の最下位の物品を支
持し、回動基部の回動により一状態から他の状態に変位
してこの他の状態では物品収納部内の最下位の物品を物
品投出口部から投出させるとともに、作用回動体の上側
支持部が、一状態では物品収納部内の物品から離れて位
置し、回動基部の回動により一状態から他の状態に変位
してこの他の状態では物品収納部内の最下位より上側の
物品を支持するので、物品収納部内の物品が物品投出口
部から一個づつ確実に投出される。
【0011】請求項3記載の投出装置は、請求項2記載
の投出装置において、作用回動体の下側支持部および上
側支持部は、物品の重積方向の外径寸法と略等しい距離
だけ互いに離間した状態に形成されているものである。
【0012】そして、この構成では、作用回動体の下側
支持部および上側支持部が、物品の重積方向の外径寸法
と略等しい距離だけ互いに離間した状態に形成されてい
るので、物品収納部内の物品を物品投出口部から一個づ
つより一層確実に投出される。
【0013】請求項4記載の投出装置は、請求項2また
は3記載の投出装置において、作用回動体の下側支持部
および上側支持部は、中心軸が回動基部の回動中心軸線
と平行な細長円柱形状にそれぞれ形成されているもので
ある。
【0014】そして、この構成では、作用回動体の下側
支持部および上側支持部は、中心軸が回動基部の回動中
心軸線と平行な細長円柱形状にそれぞれ形成されている
ので、物品の接触時に物品の表面の衝撃を緩和し、物品
の損傷を防止する。
【0015】請求項5記載のピッキング装置は、請求項
1ないし4のいずれかに記載の多数の投出装置と、これ
らの各投出装置から投出された物品を搬送する搬送手段
と、この搬送手段にて搬送された物品をピッキング単位
ごとに収容するボックスとを具備したものである。
【0016】そして、この構成では、各投出装置から投
出された物品は、搬送手段にて搬送された後、ボックス
内にピッキング単位ごとに収容される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の投出装置の一実施
の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0018】図3ないし図5において、1はピッキング
装置で、このピッキング装置1は医薬品、化粧品、日用
品その他の多品種少量小物商品等、例えば外形が略細長
円柱形状の口紅等の複数の物品Aを自動的にピッキング
する装置である。
【0019】このピッキング装置1は、横方向に長手方
向を有するフレーム3を備え、このフレーム3には対を
なす搬送手段としてのベルトコンベヤ4,4が長手方向
に沿って互いに離間対向して平行状に設けられている。
また、これらの各ベルトコンベヤ4の上方には多数の投
出装置5,5……が並列状に配設され、これらの各投出
装置5はフレーム3の上部に取り付けられている。
【0020】そして、これらの各投出装置5から投出さ
れた物品Aは、ベルトコンベヤ4にて搬送終端側に向っ
て搬送され、このベルトコンベヤ4にて搬送終端まで搬
送された物品Aはシュート6を通って所定のボックス7
内にピッキング単位ごとに収容され、このボックス7は
ボックス用コンベヤ8にて所定の場所まで搬送される。
【0021】ここで、各投出装置5は、図1および図2
に示すように、上下方向に長手方向を有する略四角筒状
の収納体11を有し、この収納体11は、図2に示されるよ
うに、フレーム3の収納体取付け部3aに固定して取り付
けられている。
【0022】そして、この収納体11の上面が開口して物
品投入口部12が形成されているとともに、この収納体11
の内部には複数の物品Aを水平状態に保持しつつ上下方
向に重積収納する物品収納部13が形成され、この物品収
納部13内の各物品Aは自重によって下方向に移動可能に
収納されている。
【0023】また、この物品収納部13の下端部が底面お
よび一側面に連続開口して物品投出口部14が形成され、
この物品投出口部14は下方に向って開口しているととも
に、一側方つまりベルトコンベヤ4の搬送方向とは反対
の方向に向って開口している。
【0024】なお、この物品投出口部14に連続して側面
開口部15が収納体11の下端から上端にわたって形成さ
れ、この側面開口部15はベルトコンベヤ4の搬送方向に
直交する方向に向って開口しており、作業者Bがこの側
面開口部15にて物品Aの収納状況を容易に確認できる。
また、この側面開口部15に沿って突出縁部16が形成さ
れ、この突出縁部16は内方に向って突出しており、この
突出縁部16の先端縁が物品収納部13内に重積収納された
各物品Aの長手方向の一端面に当接している。
【0025】また、この収納体11の近傍には投出ユニッ
ト21が配設され、この投出ユニット21は、フレーム3の
回動体保持部3bにて水平状に保持された作用回動体23を
備えている。この作用回動体23は、収納体11の物品投出
口部14の一側方に位置し、この物品投出口部14に対向し
た状態で回動可能となっている。
【0026】そして、この作用回動体23は、水平方向に
長手方向を有する横長で略矩形板状の回動基部25を有
し、この回動基部25の基端側が回動体保持部3bにて回動
可能に連結保持され、この回動基部25は図1に示す回動
中心軸線Xを中心として回動する。この回動基部25は上
下方向の中間で軸方向に沿って屈曲され、断面略く字形
状になっている。
【0027】また、この回動基部25の軸方向に沿った下
端縁全体には、細長円柱状の下側支持部26が物品投出口
部14から離間する方向に向って膨出した状態に形成され
ている。この下側支持部26の中心軸は回動基部25の回動
中心軸線Xと平行である。なお、この下側支持部26の物
品投出口部14と対向する側の部分には、回動基部25の一
側面より物品投出口部14側に向って少し膨出した膨出部
26a が形成されている。
【0028】そして、この下側支持部26は、一状態では
物品収納部13内の最下位の物品Aを支持し、回動基部25
の回動によりその一状態から他の状態に変位して、この
他の状態では物品収納部13内の最下位の物品Aを自重に
より物品投出口部14から落下投出させる。
【0029】さらに、この回動基部25の軸方向に沿った
上端縁全体には、下側支持部26と同一外径寸法の細長円
柱状の上側支持部28が、物品投出口部14から離間する方
向に向って膨出した状態に形成されている。この上側支
持部28の中心軸は回動基部25の回動中心軸線Xと平行で
ある。なお、この上側支持部28の物品投出口部14と対向
する側の部分は、回動基部25の一側面と略同一面上に位
置している。
【0030】そして、この上側支持部28は、一状態では
物品収納部13内の物品Aから離れて位置し、回動基部25
の回動によりその一状態から他の状態に変位して、この
他の状態では物品収納部13内の最下位より上側の物品A
を支持する。
【0031】なお、これら下側支持部26および上側支持
部28は、物品Aの重積方向の外径寸法と略等しい距離、
つまり物品Aの高さ寸法より少し大きい距離、或いは等
しい距離だけ互いに離間した状態に形成されている。ま
た、これら下側支持部26および上側支持部28の軸方向で
ある横方向の長さ寸法は物品Aの長さ寸法と略同じであ
り、これら下側支持部26および上側支持部28は、物品A
の水平状態を維持しながら物品Aを確実に支持する。
【0032】一方、この投出ユニット21は、駆動力を出
力して作用回動体23を回動駆動させる駆動手段としての
シリンダ装置31を備えている。そして、このシリンダ装
置31は、鉛直方向に立設した略円筒状のシリンダ本体32
を有し、このシリンダ本体32の上端部が図5に示される
ようにシリンダ連結部33に回動可能に連結され、このシ
リンダ本体32は上端部を中心として揺動可能となってい
る。
【0033】また、このシリンダ本体32の作動によって
上下に進退するピストンロッド35の先端部には、アーム
連結部材36がピストンロッド35と一体となって昇降する
ように固定して取り付けられ、このアーム連結部材36の
下部には所要間隔をおいて離間対向した連結板部37,37
が形成されている。
【0034】そして、これら連結板部37間に細長板状の
アーム40の一端側が挿入され、このアーム40の一端部お
よび連結板部37にピン41がそれぞれ挿通され、このアー
ム40の一端部が連結板部37に回動可能に連結されてい
る。
【0035】また、このアーム40の他端部の一側面には
連結軸部42が突出形成され、この連結軸部42の先端側が
作用回動体23の回動基部25の基端側に連結固定されてい
る。そして、このアーム40がピストンロッド35の進退に
伴って他端部を中心として回動すると、作用回動体23の
回動基部25が回動中心軸線Xを中心として回動する。な
お、この回動中心軸線Xは連結軸部42の中心軸と一致す
る。
【0036】一方、ベルトコンベヤ4は、図2に示すよ
うに、離間対向した一対のコンベヤフレーム51,51を有
し、これらコンベヤフレーム51の両端部間には図4に示
されるようにコンベヤフレーム51と直交する方向に軸方
向を有するローラ52が回転可能に装着され、これらロー
ラ52間に無端形状で可撓性を有する走行可能なベルト53
が架け渡されている。また、このベルト53の外面には多
数の略立方体形状の突起部54が形成され、各突起部54は
搬送方向に所定間隔をおいて配設され、ベルト53の幅方
向の中央に位置している。
【0037】さらに、コンベヤフレーム51には細長板状
の物品ガイド体55が離間対向した状態で長手方向に沿っ
て取り付けられ、各物品ガイド体55の上部は互いに離間
する方向に向いて傾斜している。そして、これら一対の
物品ガイド体55は、各投出装置5からの物品Aがベルト
53の上面以外に落下することを防止する。
【0038】次に、上記一実施の形態の動作を図6(a)
ないし(d) を参照して説明する。
【0039】図6(a) に示すように、投出待機状態で
は、シリンダ装置31のピストンロッド35が後退位置に位
置し、作用回動体23の下側支持部26の膨出部26a が収納
体11の内面より内側に入り込んで、物品収納部13内の最
下位の物品Aの下面に接し、この下側支持部26が最下位
の物品Aを支持している。
【0040】その結果、この作用回動体23の下側支持部
26によって、最下位の物品Aが物品投出口部14から落下
投出されるのが規制され、この最下位の物品Aの上に複
数の物品Aが重積されている。なお、この投出待機状態
では、作用回動体23の上側支持部28は、収納体11の内面
と同じか、或いは、内面より外側に後退した位置に位置
して、物品収納部13内の物品Aから離れている。
【0041】そして、物品投出時に、シリンダ装置31の
シリンダ本体32が作動すると、ピストンロッド35が進出
し、作用回動体23の回動基部25が回動中心軸線Xを中心
として回動を開始する。なお、ピストンロッド35が進出
した状態では、シリンダ本体32が上端部を中心として揺
動し、鉛直方向に対して少し傾斜した状態になってい
る。
【0042】図6(b) に示すように、作用回動体23の回
動基部25が、投出待機状態から例えばα1 =20°だけ
回動した状態で、作用回動体23の上側支持部28が、収納
体11の内面より内側に入り込んで、物品収納部13内の下
から2番目の物品Aに接した状態になる。
【0043】次いで、図6(c) に示すように、作用回動
体23の回動基部25が、投出待機状態から例えばα2 =3
0°だけ回動した状態で、ピストンロッド35が停止す
る。
【0044】そして、この図6(c) に示す状態では、シ
リンダ装置31のピストンロッド35が進出位置に位置し、
作用回動体23の下側支持部26が最下位の物品Aを落下投
出可能な位置、つまり、収納体11の内面と同じか、或い
は、内面より外側に後退した位置に位置する。その一方
で、作用回動体23の上側支持部28が、収納体11の内面よ
り内側にさらに入り込んで、物品収納部13内の下から2
番目の物品Aに押し付けられた状態になり、この上側支
持部28が物品収納部13内の最下位より上側の複数の物品
Aを支持し、最下位より上側の物品Aの重力が最下位の
物品Aに作用しない状態になる。
【0045】その結果、物品収納部13内の最下位の物品
Aのみが、物品投出口部14から自重によって落下投出さ
れ、この落下投出された物品Aはベルトコンベヤ4のベ
ルト53の上面上に載置される。続いて、このベルト53の
突起部54にて押されながら搬送終端側に向って搬送さ
れ、搬送終端まで搬送された物品Aはシュート6を通っ
て所定のボックス7内に収容される。
【0046】そして、物品投出後には、図6(d) に示す
ように、ピストンロッド35が後退し、作用回動体23の回
動基部25が回動中心軸線Xを中心として投出時とは反対
方向に回動し、物品収納部13内の複数の物品Aが自重に
より下方向に移動し、図6(a) に示す投出待機状態に戻
る。なお、物品Aを連続投出する場合には、シリンダ装
置31を継続作動させて、上述のように、最下位の物品A
の落下投出動作を連続して行う。
【0047】このようにして、上記一実施の形態によれ
ば、作用回動体23の下側支持部26が、一状態では物品収
納部13内の最下位の物品Aを支持し、回動基部25の回動
により一状態から他の状態に変位してこの他の状態では
物品収納部13内の最下位の物品Aを物品投出口部14から
落下投出させる。そして、同時に、作用回動体23の上側
支持部28が、一状態では物品収納部13内の物品Aから離
れて位置し、回動基部25の回動により一状態から他の状
態に変位してこの他の状態では物品収納部13内の最下位
より上側の物品Aを支持する。
【0048】したがって、従来必要であった互いに別構
造の投出手段および支持手段が不要となり、その結果、
装置を簡単にでき、装置のコンパクト化を図ることがで
きる。
【0049】また、従来の投出装置では、物品Aの外形
形状、外径寸法等によっては、安定した投出が困難な場
合もあったが、本実施の形態では、作用回動体23の形状
を変更、すなわち、例えば下側支持部26および上側支持
部28の離間距離等を変更するだけで、多種多径の物品A
に容易に対応できる。よって、物品収納部13内での物品
Aの荷詰まり、荷崩れを防止しつつ、物品Aに損傷を与
えることなく、最下位の物品Aを物品投出口部14から一
個づつ確実に投出できる。
【0050】さらに、作用回動体23の下側支持部26およ
び上側支持部28は、中心軸が回動基部25の回動中心軸線
Xと平行な細長円柱状に形成したので、物品Aの接触時
に、物品Aの表面の衝撃を緩和し、物品Aの表面を強く
引っ掻くこともなく、物品Aの損傷を確実に防止でき
る。
【0051】なお、上記実施の形態においては、作用回
動体23を回動駆動させる駆動手段は、シリンダ装置31で
ある構成について説明したが、例えば連結軸部42に連結
固定された出力軸等を備えたモータ等でもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の投出装置によれば、作用
回動体が、一状態では物品収納部内の最下位の物品を支
持し、回動によりその一状態から他の状態に変位してこ
の他の状態では物品収納部内の最下位の物品を物品投出
口部から投出させるとともに物品収納部内の最下位より
上側の物品を支持するので、従来のような互いに別々の
構造の投出手段および支持手段が必要でなく、装置が簡
単になり、装置のコンパクト化を図ることができる。
【0053】請求項2記載の投出装置によれば、作用回
動体の下側支持部が、一状態では物品収納部内の最下位
の物品を支持し、回動基部の回動により一状態から他の
状態に変位してこの他の状態では物品収納部内の最下位
の物品を物品投出口部から投出させるとともに、作用回
動体の上側支持部が、一状態では物品収納部内の物品か
ら離れて位置し、回動基部の回動により一状態から他の
状態に変位してこの他の状態では物品収納部内の最下位
より上側の物品を支持するので、物品収納部内の物品を
物品投出口部から一個づつ確実に投出できる。
【0054】請求項3記載の投出装置によれば、作用回
動体の下側支持部および上側支持部を物品の重積方向の
外径寸法と略等しい距離だけ互いに離間させた状態に形
成したので、物品収納部内の物品を物品投出口部から一
個づつより一層確実に投出できる。
【0055】請求項4記載の投出装置によれば、作用回
動体の下側支持部および上側支持部を中心軸が回動基部
の回動中心軸線と平行な細長円柱形状にそれぞれ形成し
たので、物品の接触時に物品の表面の衝撃を緩和し、物
品の損傷を防止できる。
【0056】請求項5記載のピッキング装置によれば、
各投出装置からの物品は、搬送手段にて搬送された後、
ボックス内にピッキング単位ごとに収容されるので、必
要な物品を確実にピッキングできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の投出装置の一実施の形態を示す斜視図
である。
【図2】同上投出装置の正面図である。
【図3】本発明のピッキング装置の一実施の形態を示す
平面図である。
【図4】同上ピッキング装置の正面図である。
【図5】同上ピッキング装置の側面図である。
【図6】同上投出装置による物品の投出動作を(a) 〜
(d) の順に説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ピッキング装置 4 搬送手段としてのベルトコンベヤ 5 投出装置 7 ボックス 11 収納体 13 物品収納部 14 物品投出口部 23 作用回動体 25 回動基部 26 下側支持部 28 上側支持部 31 駆動手段としてのシリンダ装置 A 物品 X 回動中心軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 EE05 MM02 MM11 MM38 3F030 AA01 AB04 CA01 EA02 EB03 3F070 AA06 BD01 EE09 FA02 FA06 FB02 FB06 FC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物品を上下方向に重積収納する物
    品収納部およびこの物品収納部の下端側に形成された物
    品投出口部を有する収納体と、 この収納体の前記物品投出口部に対向して回動可能に配
    設され、一状態では前記物品収納部内の最下位の物品を
    支持し、回動により前記一状態から他の状態に変位して
    この他の状態では前記物品収納部内の最下位の物品を前
    記物品投出口部から投出させるとともに前記物品収納部
    内の最下位より上側の物品を支持する作用回動体とを具
    備したことを特徴とする投出装置。
  2. 【請求項2】 駆動力を出力する駆動手段を具備し、 作用回動体は、前記駆動手段からの駆動力を受けて回動
    する回動基部と、この回動基部の下側に形成され一状態
    では物品収納部内の最下位の物品を支持し前記回動基部
    の回動により前記一状態から他の状態に変位してこの他
    の状態では前記物品収納部内の最下位の物品を物品投出
    口部から投出させる下側支持部と、前記回動基部の上側
    に形成され一状態では前記物品収納部内の物品から離れ
    て位置し前記回動基部の回動により前記一状態から他の
    状態に変位してこの他の状態では前記物品収納部内の最
    下位より上側の物品を支持する上側支持部とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の投出装置。
  3. 【請求項3】 作用回動体の下側支持部および上側支持
    部は、物品の重積方向の外径寸法と略等しい距離だけ互
    いに離間した状態に形成されていることを特徴とする請
    求項2記載の投出装置。
  4. 【請求項4】 作用回動体の下側支持部および上側支持
    部は、中心軸が回動基部の回動中心軸線と平行な細長円
    柱形状にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求
    項2または3記載の投出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の多
    数の投出装置と、 これらの各投出装置から投出された物品を搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段にて搬送された物品をピッキング単位ごと
    に収容するボックスとを具備したことを特徴とするピッ
    キング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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