JP2001001497A - パウダ飛散防止カバー及びそのカバーを備えた印刷装置 - Google Patents
パウダ飛散防止カバー及びそのカバーを備えた印刷装置Info
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- JP2001001497A JP2001001497A JP11178702A JP17870299A JP2001001497A JP 2001001497 A JP2001001497 A JP 2001001497A JP 11178702 A JP11178702 A JP 11178702A JP 17870299 A JP17870299 A JP 17870299A JP 2001001497 A JP2001001497 A JP 2001001497A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】オフセット枚葉機において、余剰のブロッキン
グ防止用パウダが、印刷機の内部および外部に飛散する
ことを防止するパウダ飛散防止カバー及びそのカバーを
備えた印刷装置を提供することを目的とする。 【解決手段】オフセット枚葉機における印刷ユニット
と、排紙部との間のブロッキング防止用パウダ噴射領域
の印刷紙搬送路を、該搬送路の外部に対して、ほぼ隙間
なく塞ぎ、且つ着脱可能であることを特徴とするパウダ
飛散防止カバーである。
グ防止用パウダが、印刷機の内部および外部に飛散する
ことを防止するパウダ飛散防止カバー及びそのカバーを
備えた印刷装置を提供することを目的とする。 【解決手段】オフセット枚葉機における印刷ユニット
と、排紙部との間のブロッキング防止用パウダ噴射領域
の印刷紙搬送路を、該搬送路の外部に対して、ほぼ隙間
なく塞ぎ、且つ着脱可能であることを特徴とするパウダ
飛散防止カバーである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷枚
葉機におけるブロッキング防止パウダの飛散防止カバー
及びそのカバーを備えた印刷装置に関する。
葉機におけるブロッキング防止パウダの飛散防止カバー
及びそのカバーを備えた印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフセット印刷枚葉機では排紙部
手前に印刷紙搬送チェーンの駆け上がり部がある。この
駆け上がり部において、印刷完了の印刷紙が排紙部に積
み重ねられる際発生する裏写り、すなわちブロッキング
を防止するために印刷紙の表面にブロッキング防止用パ
ウダが排紙部手前で散布されている。前述したように排
紙部手前で、パウダ散布用ノズルからブロッキング用パ
ウダが印刷紙に供給されているが、ノズルから散布され
るパウダが全て印刷紙上に載っているわけではなく、余
剰パウダが発生している。従来の方法では、この余剰パ
ウダを排紙部の上部に備えられた集塵機にて回収してい
る。従って、上記集塵機の回収能力とブロッキング防止
用パウダの散布余剰量のバランスにおいて、散布余剰量
の方が多い場合は、ブロッキング防止用パウダの蓄積が
発生する可能性が高く、従来のオフセット枚葉機は排紙
部手前に危険防止カバーを取り付けていることが多く、
複数部品から構成されており、各部品間の隙間も大きい
ことからブロッキング防止用パウダが排紙部に向けて飛
散する量が多かった。これらの理由により、ブロッキン
グ防止用パウダが印刷機の内部および外部に飛散する可
能性が出て、場合によっては印刷阻害要因となり、印刷
品質の低下を招いたり、印刷機自体の運転の阻害となる
ような問題があった。
手前に印刷紙搬送チェーンの駆け上がり部がある。この
駆け上がり部において、印刷完了の印刷紙が排紙部に積
み重ねられる際発生する裏写り、すなわちブロッキング
を防止するために印刷紙の表面にブロッキング防止用パ
ウダが排紙部手前で散布されている。前述したように排
紙部手前で、パウダ散布用ノズルからブロッキング用パ
ウダが印刷紙に供給されているが、ノズルから散布され
るパウダが全て印刷紙上に載っているわけではなく、余
剰パウダが発生している。従来の方法では、この余剰パ
ウダを排紙部の上部に備えられた集塵機にて回収してい
る。従って、上記集塵機の回収能力とブロッキング防止
用パウダの散布余剰量のバランスにおいて、散布余剰量
の方が多い場合は、ブロッキング防止用パウダの蓄積が
発生する可能性が高く、従来のオフセット枚葉機は排紙
部手前に危険防止カバーを取り付けていることが多く、
複数部品から構成されており、各部品間の隙間も大きい
ことからブロッキング防止用パウダが排紙部に向けて飛
散する量が多かった。これらの理由により、ブロッキン
グ防止用パウダが印刷機の内部および外部に飛散する可
能性が出て、場合によっては印刷阻害要因となり、印刷
品質の低下を招いたり、印刷機自体の運転の阻害となる
ような問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
鑑みてなされたもので、余剰のブロッキング防止用パウ
ダが、印刷機の内部および外部に飛散することを防止す
るパウダ飛散防止カバー及びそのカバーを備えた印刷装
置を提供することを目的とする。
鑑みてなされたもので、余剰のブロッキング防止用パウ
ダが、印刷機の内部および外部に飛散することを防止す
るパウダ飛散防止カバー及びそのカバーを備えた印刷装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、オフセット枚葉機における
印刷ユニットと、排紙部との間のブロッキング防止用パ
ウダ噴射領域の印刷紙搬送路を、該搬送路の外部に対し
て、ほぼ隙間なく塞ぎ、且つ着脱可能であることを特徴
とするパウダ飛散防止カバーである。
に、請求項1記載の発明は、オフセット枚葉機における
印刷ユニットと、排紙部との間のブロッキング防止用パ
ウダ噴射領域の印刷紙搬送路を、該搬送路の外部に対し
て、ほぼ隙間なく塞ぎ、且つ着脱可能であることを特徴
とするパウダ飛散防止カバーである。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載のパ
ウダ飛散防止カバーを、オフセット枚葉機の排紙部手前
の印刷紙搬送チェーンの駆け上がり部に備えたことを特
徴とする印刷装置である。
ウダ飛散防止カバーを、オフセット枚葉機の排紙部手前
の印刷紙搬送チェーンの駆け上がり部に備えたことを特
徴とする印刷装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態についての一
例を図に基づいて説明する。図1及び2は、本発明のパ
ウダ飛散防止カバーの一例を示したものである。図1
は、一体型の湾曲したパウダ飛散防止カバーの一例を示
したもので、(a)はその斜視図で、(b)はその断面
図である。また、図2は、少部品数より構成される湾曲
したパウダ飛散防止カバーの一例を示したもので、
(a)はその斜視図で、(b)はその断面図である。上
記の本発明のパウダ飛散防止カバー1を、図3に示すよ
うに排紙部手前の駆け上がり部分に印刷紙搬送用チェー
ン4の経路に平行に設置する。このブロッキング防止用
パウダ飛散防止カバー1を、図3のように排紙部手前に
設置することにより、直接排紙部側に飛散しようとする
パウダを閉じこめることが可能になる。また、このブロ
ッキング防止用パウダ飛散防止カバー1は、従来のオフ
セット印刷枚葉機に設置されている危険防止カバーと同
様の機能も同時に持たせることが可能である。
例を図に基づいて説明する。図1及び2は、本発明のパ
ウダ飛散防止カバーの一例を示したものである。図1
は、一体型の湾曲したパウダ飛散防止カバーの一例を示
したもので、(a)はその斜視図で、(b)はその断面
図である。また、図2は、少部品数より構成される湾曲
したパウダ飛散防止カバーの一例を示したもので、
(a)はその斜視図で、(b)はその断面図である。上
記の本発明のパウダ飛散防止カバー1を、図3に示すよ
うに排紙部手前の駆け上がり部分に印刷紙搬送用チェー
ン4の経路に平行に設置する。このブロッキング防止用
パウダ飛散防止カバー1を、図3のように排紙部手前に
設置することにより、直接排紙部側に飛散しようとする
パウダを閉じこめることが可能になる。また、このブロ
ッキング防止用パウダ飛散防止カバー1は、従来のオフ
セット印刷枚葉機に設置されている危険防止カバーと同
様の機能も同時に持たせることが可能である。
【0007】また、図4は、オフセット枚葉機排紙部手
前の駆け上がり部に本発明のブロッキング防止用パウダ
飛散防止カバー1を設置した他の例を示した斜視図であ
る。該防止カバー側面に側面板5を取り付けることによ
り側面の一部も含めた密閉を行った。この側面板が大き
いほど側面に付着する該パウダの量が減り、同時に投入
される該パウダの量も削減することができる。ブロッキ
ング防止用パウダ飛散防止カバー1は、厚さ3mmの冷
間圧延材で製作し、側面板5は、厚さ2.3mmの冷間
圧延材で製作し、互いを溶接した。簡易的移動のために
キャスターを全体の下部に取り付けた。
前の駆け上がり部に本発明のブロッキング防止用パウダ
飛散防止カバー1を設置した他の例を示した斜視図であ
る。該防止カバー側面に側面板5を取り付けることによ
り側面の一部も含めた密閉を行った。この側面板が大き
いほど側面に付着する該パウダの量が減り、同時に投入
される該パウダの量も削減することができる。ブロッキ
ング防止用パウダ飛散防止カバー1は、厚さ3mmの冷
間圧延材で製作し、側面板5は、厚さ2.3mmの冷間
圧延材で製作し、互いを溶接した。簡易的移動のために
キャスターを全体の下部に取り付けた。
【0008】
【発明の効果】本発明により、余剰のブロッキング防止
用パウダが、印刷機の内部および外部に飛散することを
防止することができるために、印刷物の品質の向上と印
刷機の安定した連続運転が可能となった。
用パウダが、印刷機の内部および外部に飛散することを
防止することができるために、印刷物の品質の向上と印
刷機の安定した連続運転が可能となった。
【図1】(a)は、本発明のパウダ飛散防止カバーの一
例を示した斜視図であり、(b)は、そのカバーの断面
図である。
例を示した斜視図であり、(b)は、そのカバーの断面
図である。
【図2】(a)は、本発明のパウダ飛散防止カバーの他
の例を示した斜視図であり、(b)は、そのカバーの断
面図である。
の例を示した斜視図であり、(b)は、そのカバーの断
面図である。
【図3】印刷機排紙部の手前の駆け上がり部に本発明の
パウダ飛散防止カバーを備えた一例を示した斜視図であ
る。
パウダ飛散防止カバーを備えた一例を示した斜視図であ
る。
【図4】印刷機排紙部の手前の駆け上がり部に本発明の
パウダ飛散防止カバーを備えた他の例を示した斜視図で
ある。
パウダ飛散防止カバーを備えた他の例を示した斜視図で
ある。
1……パウダ飛散防止カバー 2……パウダ飛散防止カバー分割部品 3……パウダ飛散防止カバー分割部品 4……搬送用チェーン 5……側面板
Claims (2)
- 【請求項1】オフセット枚葉機における印刷ユニット
と、排紙部との間のブロッキング防止用パウダ噴射領域
の印刷紙搬送路を、該搬送路の外部に対して、ほぼ隙間
なく塞ぎ、且つ着脱可能であることを特徴とするパウダ
飛散防止カバー。 - 【請求項2】請求項1記載のパウダ飛散防止カバーを、
オフセット枚葉機の排紙部手前の印刷紙搬送チェーンの
駆け上がり部に備えたことを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11178702A JP2001001497A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | パウダ飛散防止カバー及びそのカバーを備えた印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11178702A JP2001001497A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | パウダ飛散防止カバー及びそのカバーを備えた印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001001497A true JP2001001497A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16053073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11178702A Pending JP2001001497A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | パウダ飛散防止カバー及びそのカバーを備えた印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001001497A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100760407B1 (ko) * | 2004-02-04 | 2007-09-19 | 델피 테크놀로지스 인코포레이티드 | 팽창 가능한 쿠션의 제어를 위한 장치 및 방법 |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP11178702A patent/JP2001001497A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100760407B1 (ko) * | 2004-02-04 | 2007-09-19 | 델피 테크놀로지스 인코포레이티드 | 팽창 가능한 쿠션의 제어를 위한 장치 및 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041019 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050405 |