JP2001000857A - 液体吸収非結晶珪酸塩 - Google Patents

液体吸収非結晶珪酸塩

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JP2001000857A
JP2001000857A JP11211042A JP21104299A JP2001000857A JP 2001000857 A JP2001000857 A JP 2001000857A JP 11211042 A JP11211042 A JP 11211042A JP 21104299 A JP21104299 A JP 21104299A JP 2001000857 A JP2001000857 A JP 2001000857A
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amorphous silicate
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absorbing amorphous
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Toshio Ichinose
俊夫 一瀬
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状の物質を吸収能力を高めた液体
吸収非結晶珪酸塩に吸収させ、新たな効果を生じさせる
ものである。 【解決手段】 請求項１記載の液体吸収非結晶珪酸
塩による。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的には容器に収
めないと流失してしまい扱いにくい性質を持つ液状の物
質を吸収能力を高めた液体吸収非結晶珪酸塩に吸収させ
た上で利用する事により今迄にない新たな効果を生じさ
せるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の液体吸収物質は吸収能力が低く、
且つ粘性の高い物質の吸収が困難であり、空気を保持す
る性質に欠けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の液体吸収非結
晶珪酸塩は、液体吸収能力が高く、粘性の高いオイル、
グリース、ケチャップ等の吸収が可能であり、しかも人
体に無害である為、今まで可能性が薄かった液状の物質
を固体化して利用することを可能にするものである。
【０００４】
【問題を解決する為の手段】液体吸収非結晶珪酸塩は
【図Ｉ】の様な構造を持つ微粉体各粒子の外周全面を構
成する小ホールに液状物質が吸収され保持される。そし
て、その吸収能力が次表の通り従来の液体吸収物質より
優れている。更に人体に無害であり、液状物質の他、オ
イル、グリースケチャップ等の粘性の高い物質をも吸収
し、微粉体の状態で保持する。同時に微粉体各粒子相互
間の間隔比率が高く、空気を保持する性質をも併せ持
つ。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明に係る液体吸収非結晶珪酸
塩の微粉体各粒子全面に存在する小ホールに液体肥料或
いは液体除虫剤を吸収させた後土壌に散布或いは混入し
攪拌するとそれらの液体肥料或いは液体除虫剤を直接土
壌に散布する場合と比べて土壌中に浸透し失われる度合
が著しく改善され、効果の持続を図ることができる。更
に前記微粉体各粒子間には空気が保持されるので植物の
育成に一層効果が大きい長所を有する。
【０００６】そして一般に水溶液は油性塗料に混入し難
いが、一旦前記液体吸収非結晶珪酸塩に水溶液を吸収さ
せた後、その水溶液を吸収した液体吸収非結晶珪酸塩を
油性塗料に混入し充分攪拌することにより水溶液と油性
塗料との混入効果を図ることができる。
【０００７】
【実施例】上記用途の一例として抗生物物質を含む水溶
液を船舶外面塗装用油性塗料に混入し塗装することによ
り船舶外壁喫水線下に生じる生物の発生を抑制すること
ができる。
【０００８】
【発明の効果】以上の作用効果及び特徴として下記の諸
項が挙げられる。
【０００９】従来の液体吸収物と、この発明による液体
吸収非結晶珪酸塩の比較を下記の表に示す。吸収率は８
７％と高く、従来の稲殻の灰、珪藻土の８０％より優れ
ている。
【００１０】どの様な液体に対しても吸収力が優れてい
る。特にグリース・ケチャップ・ペンキ等、粘性の高い
物質に対しても有効である。更に油・水・酸及びアルカ
リ液・溶剤等、利用範囲が大きく、液体を吸収し凝結し
た微粉状の固体となるため、扱い易く、危険性が緩和さ
れる。
【００１１】自然に存在し安価で大量に利用出来、且つ
無害である物質を組み合わせ、その効果を高める処理を
した液体吸収非結晶珪酸塩は燃焼爆発等の危険性が全く
無く、健康に対する危険性のない科学的に安定している
物、更に廃棄物として管理廃棄できる物という観点から
従来の液体吸収物より優れた液体吸収非結晶珪酸塩であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る液体吸収非結晶珪酸塩の微粒子断
面図（拡大図）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4G066 AA13A AA13B AA16A AA16B AA17A AA17B AA20A AA20B AA22A AA22B AA27A AA27B AA30A AA30B AB30D AE04A AE04B AE05A AE05B BA38 CA43 CA51 CA56 EA20 FA22 FA34 FA37 FA40 4G073 BA04 BA05 BA10 BA11 BA36 BA57 BA63 BD03 CM02 FD24 FD25 GA40 UB30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ＳｉＯ２ ７１〜７５％ を主成分とし、 Ａｌ２Ｏ２ １２．５〜１８％ Ｋ２Ｏ ４．０〜５．０％ ＮａＯ２ ３．０〜５．０％ ＣａＯ ０．５〜２．５％ Ｆｅ２Ｏ２ ０．５〜１．５％ ＭｇＯ ０．１〜０．５％ から成る珪酸塩類
    を、 １，０００℃〜１，１００℃で焼成し、超微粉に粉砕し
    て液体の吸収率を高めたことを特徴とする液体吸収非結
    晶珪酸塩。
  2. 【請求項２】特許請求の範囲第１項に記載の液体吸収非
    結晶珪酸塩は、同液体吸収非結晶珪酸塩の中に液体肥料
    或いは液体除虫剤を混入し、 且つ充分攪拌し、更に土と混練して作る植物育成床を形
    成することを特徴とする液体吸収非結晶珪酸塩。
  3. 【請求項３】特許請求の範囲第１項に記載の液体吸収非
    結晶珪酸塩は、同液体吸収非結晶珪酸塩に抗生物水溶液
    を混入し、同液が液体吸収非結晶珪酸塩に全部吸収され
    るまで充分攪拌して抗生物油性塗料を生成することを特
    徴とする液体吸収非結晶珪酸塩。
JP11211042A 1999-06-22 1999-06-22 液体吸収非結晶珪酸塩 Pending JP2001000857A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100905808B1 (ko) 2007-08-13 2009-07-02 안일만 규산염 광물의 흡착제용 분말의 제조방법
KR100905957B1 (ko) 2007-04-30 2009-07-06 이재만 인조규사의 제조방법

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KR100905957B1 (ko) 2007-04-30 2009-07-06 이재만 인조규사의 제조방법
KR100905808B1 (ko) 2007-08-13 2009-07-02 안일만 규산염 광물의 흡착제용 분말의 제조방법

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