JP2001000728A - 遊技場アナウンスシステム - Google Patents

遊技場アナウンスシステム

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JP2001000728A
JP2001000728A JP11171400A JP17140099A JP2001000728A JP 2001000728 A JP2001000728 A JP 2001000728A JP 11171400 A JP11171400 A JP 11171400A JP 17140099 A JP17140099 A JP 17140099A JP 2001000728 A JP2001000728 A JP 2001000728A
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Atsushi Mizuta
篤志 水田
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TOKUSHIDO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技場の雰囲気を盛り上げる。 【解決手段】 遊技場アナウンスシステム1は、複数の
遊技機10と、音源メモリ30と、アナウンス用コンピ
ュータ40とを備えている。音源メモリ30は、遊技機
10に採用されているキャラクタ音声で台番号やアナウ
ンス情報が記録されている。アナウンス用コンピュータ
40は、遊技機10からの大当たり信号が入力される
と、遊技機10に対応するキャラクタ音声で記録された
台番号やアナウンス情報を音声メモリ30から選択し、
それをスピーカ41、41、…を通じてホール内にアナ
ウンスする。この場合、従来のように画一的な声でアナ
ウンスする場合と比べて遊技場内の雰囲気を盛り上げる
のに役立ち、遊技者に興趣感を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場アナウンス
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機等の遊技機において
は、遊技盤の略中央に配置される特別図柄表示装置にて
数字、文字、絵などの図柄が可変表示されることにより
遊技の興趣が高められている。多くの遊技機において、
この特別図柄表示装置に表示される図柄が予め定められ
た組み合わせである大当たり図柄となった場合に大当た
りとし、大当たり時には、遊技球の入賞が著しく容易な
第1種特別電動役物である大入賞口を所定時間(例えば
30秒)開放したのち閉鎖する操作を所定回数繰り返
す。
【0003】ところで、パチンコホール等の遊技場(以
下単にホールともいう)においては、ある遊技機が大当
たりになると、画一的な声でその遊技機に付されている
番号(以下台番号という)を機械的に読み上げてその遊
技機が大当たりになったことをスピーカを通じてホール
内にアナウンスすることが行われている。これにより、
大当たりになった遊技者は優越感や達成感が味わえる
し、他の遊技者は自分の遊技機も間もなく大当たりにな
るような予感を感じるので射幸心が高まる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホール
に流れるアナウンスの声は駅やビルで流れるアナウンス
の声と大差ないため面白みに欠けていた。また、従業員
がアナウンスする場合もあるが、遊技者にとっては耳障
りになることもあった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、遊技場の雰囲気を盛り上げる遊技場アナウンスシス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明の遊技場アナウンスシステム
は、遊技盤の略中央にて可変表示される図柄の停止図柄
が大当たり用図柄と一致したときに大当たり信号を出力
する遊技機と、前記遊技機に採用されているキャラクタ
音声又は背景音楽を記録した記録手段と、前記遊技機か
らの前記大当たり信号が入力されると、該遊技機に採用
されているキャラクタ音声又は背景音楽を前記記録手段
から読み出し、該読み出したキャラクタ音声又は背景音
楽を利用して、大当たりになった旨を場内スピーカから
流すアナウンス制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明では、遊技機が大当たりになると、
アナウンス制御手段がこの遊技機の大当たり信号を入力
し、この遊技機に採用されているキャラクタ音声又は背
景音楽を利用して大当たりになった旨をアナウンスす
る。ここで、「遊技機に採用されているキャラクタ音
声」とは、例えば、遊技機に俳優や歌手等のタレントが
採用されている場合にはそのタレントの声をいい、遊技
機にアニメ登場人物が採用されている場合にはその登場
人物の声優の声をいう。また、「遊技機に採用されてい
る背景音楽」とは、遊技中にその遊技機のスピーカから
流れる音楽をいうが、遊技盤の略中央にて可変表示され
る図柄が海中・空中・宇宙空間等の場合には海中・空中
・宇宙空間等を模した音でもよいし、格闘技・戦闘機等
の場合にはその様子を模した音でもよい。
【0008】例えば、前記記録手段には、前記遊技機に
採用されているキャラクタ音声で前記遊技機の台番号及
び/又は大当たりになった旨が記録されており、前記ア
ナウンス制御手段は、前記遊技機からの大当たり信号が
入力されると、該遊技機に採用されているキャラクタ音
声で記録された前記遊技機の台番号及び/又は大当たり
になった旨を前記記録手段から読み出して場内スピーカ
から流してもよい。
【0009】本発明によれば、大当たりの際のアナウン
スにその大当たりになった遊技機に採用されているキャ
ラクタ音声又は背景音楽を利用しているため、従来のよ
うに画一的な声でアナウンスする場合と比べて遊技場内
の雰囲気を盛り上げるのに役立ち、遊技者に興趣感を与
える。
【0010】ここで、本発明において、前記アナウンス
制御手段は、前記大当たり信号が入力されるのとは別
に、特定の遊技機に採用されているキャラクタ音声又は
背景音楽を前記記録手段から読み出し、該読み出したキ
ャラクタ音声又は背景音楽を場内スピーカから流しても
よい。例えば、前記記録手段は、前記遊技機に採用され
ているキャラクタ音声で遊技者の興趣を盛り上げるセリ
フや遊技場の保守に関するセリフ(例えば「ただいまよ
り清掃を行います」等)を記録しており、前記アナウン
ス制御手段は、予め設定された所定タイミングになるか
従業員が手動でタイミングを発生させると、特定の遊技
機に採用されているキャラクタ音声で記録された前記セ
リフを読み出して場内スピーカから流してもよい。この
場合、大当たり以外のときでも遊技場内の雰囲気を盛り
上げるのに役立ち、遊技者に興趣感を与える。
【0011】また、本発明において、前記アナウンス制
御手段は、前記遊技機に採用されているキャラクタ音声
又は背景音楽を流す場合、該遊技機と同じ機種の遊技機
が並べられたコーナーの場内スピーカから前記キャラク
タ音声又は背景音楽を流すようにしてもよい。この場
合、同じ機種の遊技機が並べられたコーナー全体があた
かも一つの遊技機であるかのような雰囲気を醸し出すた
め、より遊技場内の雰囲気が盛り上がる。
【0012】更に、本発明において、前記遊技機は、少
なくとも一組の隣合う遊技機島のうち互いに向かい合う
面に複数並設された同一機種の遊技機であり、前記隣合
う遊技機島は、互いの上部が屋根により架け渡されてお
り、前記アナウンス制御手段は、前記遊技機に採用され
ているキャラクタ音声又は背景音楽を流す場合、前記隣
合う遊技機島と前記屋根とによって囲まれた通路空間内
の場内スピーカから前記キャラクタ音声又は背景音楽を
流すようにしてもよい。この場合、同じ機種の遊技機が
並べられたコーナー(つまり通路空間)が屋根で覆われ
ているため、あたかも一つの遊技機であるかのような雰
囲気が一層強調され、より一層遊技場内の雰囲気が盛り
上がる。
【0013】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1は本実施形
態の遊技場アナウンスシステムの概略構成を表すブロッ
ク図、図2は遊技機の正面図、図3は遊技機の電気的接
続を表すブロック図である。本実施形態の遊技場アナウ
ンスシステム1は、複数の遊技機10と、音源メモリ3
0(本発明の記録手段に相当)と、アナウンス用コンピ
ュータ40(本発明のアナウンス制御手段に相当)とを
備えている。
【0014】複数の遊技機10は、本実施形態ではいわ
ゆる第1種に属する同一機種のパチンコ機である。遊技
機10は、その遊技盤5上に、図2に示すように主とし
て普通図柄作動用ゲート11、普通図柄表示装置12、
始動口13、特別図柄表示装置14、大入賞口15を備
えている。
【0015】普通図柄作動用ゲート11は、遊技盤5の
左右に各1個ずつ設けられ、遊技球が通過したことを検
出する普通図柄始動スイッチ11a(図3参照)を有し
ている。普通図柄表示装置12は、遊技盤5の略中央下
方に設けられ、七セグメントのLEDを二つ並設したも
のである。この普通図柄表示装置12の図柄を変動させ
るには、普通図柄作動用ゲート11の普通図柄始動スイ
ッチ11aがオンされることが条件となる。
【0016】始動口13は、遊技盤5の略中央やや下側
に設けられ、開閉可能なチューリップ式の普通電動役物
16を有している。この始動口13には遊技球が入った
ことを検出する特別図柄始動スイッチ13a(図3参
照)が設けられている。また、チューリップ式の普通電
動役物16は、普通図柄表示装置12が変動した後の停
止図柄が当り図柄であるときに一時的に開くものであ
る。
【0017】特別図柄表示装置14は、LCDであり、
遊技盤5の略中央にて始動口13の上方に設けられ、図
3に示す表示制御装置17により表示内容が制御され
る。この特別図柄表示装置14の図柄を変動させるに
は、始動口13の特別図柄始動スイッチ13aがオンさ
れることが条件となる。
【0018】大入賞口15は、始動口13の下方に設け
られ、図3に示す大入賞口駆動装置18によって遊技球
を受け入れない閉状態と遊技球を受け入れ易い開状態の
いずれかの状態に選択される。また、遊技機10は、遊
技盤5の背面に遊技機制御装置19(図3参照)を備え
ている。この遊技機制御装置19は、図示しない周知の
CPU、ROM、RAM、クロック回路、電源回路を含
んで構成され、普通図柄始動スイッチ11a、特別図柄
始動スイッチ13aからの信号を入力するように接続さ
れ、また、普通図柄表示装置12、普通電動役物16、
大入賞口駆動装置18等に信号を出力するように接続さ
れている。更に、遊技機制御装置19には、サウンドジ
ェネレータ20及びアンプ21を介して遊技機10に内
蔵されたスピーカ22が接続されているほか、特別図柄
表示装置14を制御する表示制御装置17が接続されて
いる。ここで、サウンドジェネレータ20は、遊技機1
0に採用されたキャラクタ(例えばタレントとかアニメ
登場人物)の声で種々の遊技状況に対応するセリフや種
々の遊技状況に対応する背景音楽が予め記録されたメモ
リ20aと、このメモリ20aの中から現在の遊技状況
に対応したセリフや背景音楽を選択してアンプ21へ出
力する音源制御装置20bとを備えている。
【0019】音源メモリ30は、遊技機10に採用され
ているキャラクタ音声を記録したメモリ(例えばRO
M)であり、遊技機10の一つ一つに個別に付された台
番号をそのキャラクタの声で記録した台番号記録領域3
1と、大当たりになったことを遊技者やホール従業員等
に知らせるアナウンス内容をそのキャラクタの声で記録
したアナウンス情報記録領域32とを備えている。台番
号やアナウンス情報は、例えば遊技機10に俳優や歌手
等のタレントが採用されている場合にはそのタレントの
声で記録されており、また、遊技機10にアニメ登場人
物が採用されている場合にはその登場人物の声優の声で
記録されている。
【0020】アナウンス用コンピュータ40は、図示し
ないが周知のCPU、ROM、RAM、クロック回路、
電源回路を含んで構成されている。このアナウンス用コ
ンピュータ40は、複数の遊技機10、10、…からの
大当たり信号を入力可能に接続され、ホール内に設置さ
れた複数のスピーカ41、41、…(本発明の場内スピ
ーカに相当)にアンプ42を介して信号を出力可能に接
続されている。また、アナウンス用コンピュータ40
は、音源メモリ30のデータを読み出しできるように音
源メモリ30に接続されている。
【0021】次に、本実施形態の遊技場アナウンスシス
テム1を利用してどのようにアナウンスを行うかについ
て説明する。まず、遊技機10の動作について説明す
る。遊技機制御装置19は、通常の場合(大当たりでな
い場合)、表示制御装置17に制御信号を出力すること
により、特別図柄表示装置14の左表示部L、中表示部
M、右表示部Rに、「0」〜「9」の数字のほか絵図な
どを含む15種類の図柄(停止図柄)のいずれかをそれ
ぞれ表示させている。そして、普通図柄作動用ゲート1
1を遊技球が通過することにより普通図柄始動スイッチ
11aがオンになったとき、遊技機制御装置19は、
「00」「11」……「88」の計9種類の表示図柄か
ら普通図柄用乱数(「0」〜「8」)を用いて1つの表
示図柄を選定し記憶する。そして、普通図柄表示装置1
2を通常の普通図柄変動時間(約30秒)変動させた
後、前出の表示図柄を普通図柄表示装置12に表示す
る。このとき、表示図柄が当り図柄(例えば「33」
「55」「77」)であれば、チューリップ式の普通電
動役物16を約0.3秒開放させたあと閉鎖する。普通
電動役物16が開いたときは遊技球が始動口13に入り
易くなる。
【0022】この始動口13に遊技球が入ると、特別図
柄始動スイッチ13aがオンされる。すると、遊技機制
御装置19は図4のフローチャートに沿って逐次処理を
実行する。即ち、ステップ(以下Sという)10で、予
め記憶された大当たり用乱数(例えば「0」〜「22
9」)のうちから1つの大当たり判定用数字を選定し、
続くS11でこの選定した数字が大当たり判定用数字
(例えば「7」)と一致するか否かを判定する。そし
て、このS11で否定判定されたならば(S11でN
O)、停止図柄として左、中、右表示部L,M,Rに不
揃いの図柄を表示する(S12)。この表示により、遊
技者は大当たりではなかったことを認識する。
【0023】一方、S11で肯定判定されたならば(S
11でYES)、予め記憶された図柄用乱数(例えば
「0」〜「14」)のうちから1つの数字を図柄用数字
として選定し、この図柄用数字に対応する図柄(上述の
15種類の図柄のうちの1つ)を大当たり図柄として表
示制御装置17に記憶させる(S13)。そして、表示
制御装置17を介してこの大当たり図柄を左、中、右表
示部L,M,Rにそれぞれ表示させる(S14)。遊技
機制御装置19は、この表示終了後、大当たり信号をア
ナウンス用コンピュータ40へ出力すると共に(S1
5)、サウンドジェネレータ20を介して内蔵のスピー
カ22から大当たりになった旨をその遊技機10に採用
されたキャラクタの音声で伝える(S16)。この結
果、特別図柄表示装置14の左、中、右表示部L,M,
Rには揃いの図柄が表示されるため、遊技者はこの表示
により大当たりになったことを認識する。また、遊技者
は内蔵のスピーカ22から発せられるセリフによっても
大当たりになったことを認識する。
【0024】続いてアナウンス用コンピュータ40の動
作について図5のフローチャートに基づいて説明する。
アナウンス用コンピュータ40は、複数の遊技機10の
いずれかから大当たり信号を受信したか否かを判定し
(S20)、否定判定されたならば(S20でNO)、
そのまま待機し続ける。一方、S20で肯定判定された
ならば(S20でYES)、その大当たり信号を出力し
た遊技機10の台番号を確認し、音源メモリ30のうち
台番号記録領域31からその台番号に対応する記録内容
を読み出し、更にアナウンス情報記録領域32からアナ
ウンス情報を読み出す(S21)。なお、大当たり信号
には台番号に関する情報が付加されており、アナウンス
用コンピュータ40はその台番号に関する情報を読み出
すことにより台番号を確認する。
【0025】そして、S21で読み出した内容をアンプ
42を通じてホール内に設置された複数のスピーカ4
1、41、…に出力する(S22)。すると、スピーカ
41、41、…からは例えば「○○番台のお客様、大当
たりおめでとうございま〜す」といったセリフが、遊技
機10に採用されているキャラクタの音声で流される。
この場合、例えば台番号記録領域31には「○○番台の
お客様」と記録され、アナウンス情報記録領域32には
「大当たりおめでとうございま〜す」という大当たりに
なった旨が記録されている。なお、台番号やアナウンス
情報を記録する際に遊技機10の背景音楽を重ねて記録
しておき、S22でスピーカ41、41、…から背景音
楽も併せて出力してもよいし、別途背景音楽を記憶する
領域を音源メモリ30に設けておき、この背景音楽を台
番号やアナウンス情報とミキシングしてスピーカ41、
41、…から出力してもよい。
【0026】以上詳述した本実施形態の遊技場アナウン
スシステム1によれば、大当たりの際にその大当たりに
なった遊技機10に採用されているキャラクタ音声を利
用して、大当たりになった旨をスピーカ41、41、…
を通じてアナウンスするため、従来のように画一的な声
でアナウンスする場合と比べて遊技場内の雰囲気を盛り
上げるのに役立ち、遊技者に興趣感を与えることができ
る。また、本実施形態ではホール内のすべてのスピーカ
41、41、…を通じてアナウンスを行うため、他の遊
技機で遊技をしている者にも興趣感を与えることができ
る。
【0027】[第2実施形態]第2実施形態の遊技場ア
ナウンスシステムは、第1実施形態とほぼ同様である
が、音源メモリ30が、遊技機10に採用されているキ
ャラクタの音声で遊技者の興趣を盛り上げるセリフ(例
えば、ある台番号の遊技機につき今までに何回大当たり
になったかを表すセリフ)を記録した盛上げ用セリフ記
録領域を更に備えている点が第1実施形態と異なる。そ
して、アナウンス用コンピュータ40は、大当たり信号
が入力されたとき以外の予め設定されたタイミングで
(例えば所定時刻あるいは大当たりが出なくなってから
所定時間経過後)、音源メモリ30の盛上げ用セリフ記
録領域から興趣を盛り上げるセリフを一つ選択し、それ
をスピーカ41を通じて流す。これにより、大当たり以
外のときでも遊技場内の雰囲気を盛り上げるのに役立
ち、遊技者に興趣感を与えることができる。
【0028】[第3実施形態]図6は第3実施形態の遊
技場アナウンスシステムの概略説明図である。この遊技
場アナウンスシステムは、概ね第1実施形態と同様であ
るため、同様の構成要素には同じ符号を付すこととし、
以下には第1実施形態と異なる点のみを説明する。通路
空間Sは、二つの遊技機島6、7によって囲まれた空間
である。遊技機島6、7のうち通路空間Sに面する側に
はそれぞれ同一機種の遊技機10が並設されている。つ
まり、通路空間Sは同一機種の遊技機10により占有さ
れている。また、通路空間Sの上方にはスピーカ51が
配置されている。このスピーカ51は通路空間Sに向か
ってアナウンスを行うスピーカである。
【0029】この第3実施形態の遊技場アナウンスシス
テムにおいても、第1実施形態と同様、アナウンス用コ
ンピュータ40は遊技機10の大当たり信号を受信する
と音源メモリ30から台番号(大当たりになった遊技機
10の台番号)とアナウンス情報とを読み出してスピー
カ51に出力する。ここで、スピーカ51は通路空間S
に向かってアナウンスを行うため、同じ機種の遊技機1
0が並べられた通路空間Sの全体があたかも一つの遊技
機であるかのような雰囲気を醸し出す。このため、より
遊技場内の雰囲気が盛り上がる。
【0030】特に、この通路空間Sを他の空間とセパレ
ートした場合(例えば図7に示すように遊技機島6、7
と屋根8とによって通路空間Sを囲った場合)、この通
路空間S内のスピーカ51から台番号とアナウンス情報
とがアナウンスされると、通路空間S全体が一つの遊技
機であるかのような雰囲気が一層高まり、より一層遊技
場内の雰囲気が盛り上がる。また、アナウンス情報等は
スピーカ51以外に他の通路空間に設置されたスピーカ
にも出力してもよいが、スピーカ51のみに出力しても
よい。
【0031】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、音源メモリ30のアナウンス情報記録領域
32には一つのセリフだけを記録してもよいが、複数の
セリフを記録しておき、最初に大当たり信号が発生した
ときは複数のセリフのうちの1番目のセリフを読み出
し、次に大当たり信号が発生したときは2番目のセリフ
を読み出す、という具合に、大当たり信号の発生回数に
応じたセリフを読み出すようにしてもよい。つまり、大
当たり信号が発生するたびに音源メモリ30内の複数の
記録内容を順次読み出すようにしてもよい。この場合、
毎回異なるセリフがアナウンスされるので、興趣感が損
なわれることがない。
【0032】また、上記各実施形態ではアナウンス用コ
ンピュータ40をアナウンス専用のコンピュータとして
説明したが、例えばホール全体を管理するコンピュータ
を利用してもよいし、その他の用途に使用しているコン
ピュータを利用してもよい。この場合、従来のホール構
成に音源メモリ30を追加すると共にコンピュータのソ
フトウェアを変更するだけで本発明を実施できるため、
容易に対処できる。あるいは、アナウンス制御手段とし
てのアナウンス用コンピュータ40を遊技機ごとに設け
てもよい。なお、アナウンス用コンピュータ40に代え
て同様の機能を電気回路により実現してもよい。
【0033】更に、音源メモリ30には、台番号記録領
域31とアナウンス情報記録領域32を設けたが、特に
このように領域を分けなくてもよく、例えば台番号を含
んだアナウンス情報を記録するようにしてもよい。ある
いは、台番号は省略してアナウンス情報だけをアナウン
スするようにしてもよい。この場合、音源メモリ30は
アナウンス情報のみを記録していれば十分である。
【0034】更にまた、上記各実施形態において、複数
の遊技機10(同一機種)のほか、複数の別機種の遊技
機をアナウンス用コンピュータ40に接続し、遊技機1
0に対応する音源メモリ30のほかに前記別機種の遊技
機に対応する音源メモリをアナウンス用コンピュータに
接続してもよい。この場合、遊技機10の大当たり信号
を受信したときには音源メモリ30から情報を読み出
し、前記別機種の遊技機の大当たり信号を受信したとき
にはその遊技機に対応する音源メモリから情報を読み出
す。この場合、ホール全体の遊技機のいずれの機種であ
っても、上記各実施形態の効果が得られる。
【0035】そしてまた、遊技機10にキャラクタ音声
が採用されていない場合には、その遊技機10に採用さ
れている背景音楽(例えば特別図柄表示装置に表示され
る図柄が海中・空中・宇宙空間等の場合には海中・空中
・宇宙空間等の音、格闘技・戦闘機等の場合にはその様
子を模した音)と通常のアナウンスの声とをミキシング
してホール内のスピーカ41、41、…から流すように
してもよい。この場合も、従来と比べて遊技場内の雰囲
気を盛り上げるのに役立ち、遊技者に興趣感を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の遊技場アナウンスシステムの
概略構成を表すブロック図である。
【図2】 遊技機の正面図である。
【図3】 遊技機の電気的接続を表すブロック図であ
る。
【図4】 特別図柄始動スイッチがオンされた場合の遊
技機制御装置の処理を表すフローチャートである。
【図5】 アナウンス用コンピュータの動作を表すフロ
ーチャートである。
【図6】 第3実施形態の遊技場アナウンスシステムの
概略説明図である。
【図7】 第3実施形態の変形例の概略説明図である。
【符号の説明】
1・・・遊技場アナウンスシステム、5・・・遊技盤、
6,7・・・遊技機島、10・・・遊技機、11・・・
普通図柄作動用ゲート、12・・・普通図柄表示装置、
13・・・始動口、13・・・特別図柄表示装置、14
・・・特別図柄表示装置、15・・・大入賞口、16・
・・普通電動役物、17・・・表示制御装置、18・・
・大入賞口駆動装置、19・・・遊技機制御装置、20
・・・サウンドジェネレータ、21・・・アンプ、22
・・・スピーカ、30・・・音源メモリ、31・・・台
番号記録領域、32・・・アナウンス情報記録領域、4
0・・・アナウンス用コンピュータ、41・・・スピー
カ、42・・・アンプ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の略中央にて可変表示される図柄
    の停止図柄が大当たり用図柄と一致したときに大当たり
    信号を出力する遊技機と、 前記遊技機に採用されているキャラクタ音声又は背景音
    楽を記録した記録手段と、 前記遊技機からの前記大当たり信号が入力されると、該
    遊技機に採用されているキャラクタ音声又は背景音楽を
    前記記録手段から読み出し、該読み出したキャラクタ音
    声又は背景音楽を利用して、大当たりになった旨を場内
    スピーカから流すアナウンス制御手段とを備えたことを
    特徴とする遊技場アナウンスシステム。
  2. 【請求項2】 前記アナウンス制御手段は、 前記大当たり信号が入力されるのとは別に、特定の遊技
    機に採用されているキャラクタ音声又は背景音楽を前記
    記録手段から読み出し、該読み出したキャラクタ音声又
    は背景音楽を場内スピーカから流すことを特徴とする請
    求項1記載の遊技場アナウンスシステム。
  3. 【請求項3】 前記アナウンス制御手段は、 前記遊技機に採用されているキャラクタ音声又は背景音
    楽を流す場合、該遊技機と同じ機種の遊技機が並べられ
    たコーナーの場内スピーカから前記キャラクタ音声又は
    背景音楽を流すことを特徴とする請求項1又は2記載の
    遊技場アナウンスシステム。
  4. 【請求項4】 前記遊技機は、少なくとも一組の隣合う
    遊技機島のうち互いに向かい合う面に複数並設された同
    一機種の遊技機であり、 前記隣合う遊技機島は、互いの上部が屋根により架け渡
    されており、 前記アナウンス制御手段は、前記遊技機に採用されてい
    るキャラクタ音声又は背景音楽を流す場合、前記隣合う
    遊技機島と前記屋根とによって囲まれた通路空間内の場
    内スピーカから前記キャラクタ音声又は背景音楽を流す
    ことを特徴とする請求項3記載の遊技場アナウンスシス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7867085B2 (en) 2003-01-16 2011-01-11 Wms Gaming Inc. Gaming machine environment having controlled audio and visual media presentation
US9005023B2 (en) 2003-01-16 2015-04-14 Wms Gaming Inc. Gaming machine with surround sound features
US9495828B2 (en) 2003-01-16 2016-11-15 Bally Gaming, Inc. Gaming machine environment having controlled audio media presentation

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