JP2001000476A - 紙おむつ - Google Patents

紙おむつ

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JP2001000476A
JP2001000476A JP11171125A JP17112599A JP2001000476A JP 2001000476 A JP2001000476 A JP 2001000476A JP 11171125 A JP11171125 A JP 11171125A JP 17112599 A JP17112599 A JP 17112599A JP 2001000476 A JP2001000476 A JP 2001000476A
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JP
Japan
Prior art keywords
diaper
disposable diaper
main body
absorbing material
wearing person
Prior art date
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Pending
Application number
JP11171125A
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English (en)
Inventor
Kiyoko Ueda
聖子 上田
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Individual
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被装着者がいかなる態勢であっても簡単に装
着できる男女兼用の紙おむつを提供する。 【解決手段】 被装着者の胴廻りを被覆する紙おむつ
は、おむつ本体110と、おむつ本体110の中央部分
に配設する吸水材115とを備えている。また、おむつ
本体110を被装着者の胴廻りに仮止めする紐状の取付
手段130と、平板状のおむつ本体110を被装着者に
被覆させて装着させる係止手段133,135を有し、
吸水材115はおむつ本体110の長手方向約2/3の
範囲に配設する構成、または移動可能な構成を具備す
る。また、仮止め用の取付手段130は、おむつ本体1
10の被装着者との接触面に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙おむつに関し、
特に男女兼用の紙おむつに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙おむつにおいて、男女兼用構造
を有するおむつとして、男女の排尿構造の差異を考慮し
た構造が、実開平1−107319号公報、実開平1−
119008号公報等に開示されている。これらの紙お
むつは女性用には後部分に吸収材を増強させ、男子用に
はおむつの前部分に吸収材を増強させることにより適宜
兼用させている。また、実用新案登録第3023945
号公報には、長さ方向に厚めの吸収材を装填して男女兼
用とした構造が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの開示
されている紙おむつは、いづれも被装着者である小児や
大人を仰向けに寝かせた状態でおむつ替えをする構造と
なっている。活動の激しい小児、赤ちゃんは仰向けに寝
かされる状態を好まず、おむつ替え時においても、起き
上がろうとしたり、動き廻ったりしておむつの確実な装
着には時間がかかり、保護者、赤ちゃん共に困難な作業
となっていた。そこで、本発明は被装着者がいかなる態
勢であっても簡単に装着できる紙おむつを提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の被装着者の胴廻
りを被覆するおむつ本体と、おむつ本体の中央部分に配
設する吸水材と、を備えた紙おむつは、おむつ本体を被
装着者の胴廻りに仮止めする取付手段と、平板状のおむ
つ本体を被装着者に被覆させて装着させる装着手段を基
本的に有する。そして、吸水材はおむつ本体の長手方向
約2/3の範囲に配設する構成、また、吸水材をおむつ
本体の長手方向に移動できる構成を具備する。また、仮
止め用の取付手段は、紐体である、あるいは、おむつ本
体の長手方向一端部分の被装着者との接触面に配設する
構成を有する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。この実施の形態においては小児(赤ちゃ
ん)用紙おむつの例を示している。図1は本発明に係る
紙おむつの平面図である。紙おむつ10はおむつ本体1
10と装着部120を有する。紙おむつ本体110は防
水性能を有する外面紙111、吸水性を有する内面紙1
13および内外面紙との間に充填される吸水材115と
を重合して構成されている。内外面紙111,113間
に充填される吸水材115はおむつ本体110の長手方
向の長さ寸法をLとしたとき、ほぼ2/3の範囲、寸法
2の範囲に配設する。吸水材115はおむつ本体11
0の長手方向両端縁から同寸法である寸法L1の位置に
配設する。このとき、吸水材115を内外面紙111,
113間を移動可能な構成として、吸水材115の配設
位置を必要に応じておむつ本体110の長手方向にずら
すことを可能としても良い。
【0006】おむつ本体110の長手方向ほぼ中央部分
には股くり部117を形成する。おむつ本体110の長
手方向の一方の端縁に装着部120を取り付ける。装着
部120には鉤状係合部を取り付け、おむつ本体110
の長手方向他端の装着部120に対応する位置にはル−
プ状係合部122を取り付ける。
【0007】装着部120取付部側の内面紙113に仮
止め手段としての仮止め紐130を取り付ける。仮止め
紐130は先端に係合手段133,135を取付け、左
右の紐の係合手段133,135を係合させたとき、ほ
ぼ赤ちゃん等の被装着者の同廻りを1周できる長さとす
る。仮止め紐130は装着部120の取付部分より中央
よりに取り付けられている。
【0008】このような構成の紙おむつ10の使用方法
を説明する。先ず、赤ちゃんBの胴廻りに仮止め紐13
0を巻き、先端の係合手段133,135を係合して紙
おむつ10を赤ちゃんBの胴廻りに取り付ける。このと
き、赤ちゃんBが保護者等作業者から離れた位置に背を
向けた立ち姿勢、作業者に対向して接近した位置に立ち
姿勢、腹ばい姿勢、四つんばい姿勢等、の姿勢の場合
は、紙おむつ10を腹部から当て、背後で仮止め紐13
0の係合手段を係合することにより仮装着ができる。ま
た、赤ちゃんBが保護者等作業者に対向して離れて立っ
ている、作業者の膝に坐っている場合、あるいは作業者
に接近し作業者に背を向けて立ち姿勢の場合は、背後に
紙おむつ10を当て、仮止め紐130を腹部で係合させ
ることにより仮装着ができる。
【0009】そして、仮止め紐130により胴廻りに仮
装着されている紙おむつ10の他端部分を赤ちゃんBの
股を通って腰を被覆させる。そして、紙おむつ10の一
端部の装着部120とフック状係合部122を係合させ
て赤ちゃんBに装着する。さらに、紙おむつ10の吸水
材115は長手方向に長い範囲で配設されているので、
男女の排尿構造の差異に係らず兼用でき、また、前面か
らの装着、背面からの装着のいずれも使用が可能とな
る。また、吸水材115をおむつ本体110の長手方向
に移動可能とすることにより、吸水材115の配設位置
を調節できる。
【0010】以上説明したように、この紙おむつ10は
吸水材115の配設面積がおむつの長手方向に広範囲と
なっている、あるいは移動可能となっているので、男女
兼用できる。さらに、仮止め紐130による仮装着がで
きるので、赤ちゃんBの姿勢、立ち姿勢、腹ばい姿勢等
に係らず紙おむつ10を一旦赤ちゃんの体に取り付ける
ことができる。また、本発明の紙おむつ10は方向性が
ないので、赤ちゃんの背後からの仮装着、あるいは前面
からの仮装着としても、確実に吸水材115は必要個所
に当接する。
【0011】なお、この実施の形態では仮止め紐は左右
2本により構成するよう図示されているが、1本の紐の
中心を紙おむつ本体に固着する、あるいは端縁に配設す
る係合具に代えて端縁を結ぶ構成としても良い。また、
この実施の形態の他、大人用の紙おむつにおいても同様
の効果を有する。さらに、取付手段の係合部、および装
着手段の装着部はこの実施の形態で説明した例の他、接
着材を塗布してもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、紙おむつ装着用の止め
具の他に、仮止め用の取付手段を設けているので、被装
着者が横臥、うつぶせ、立ち状態等いかなる姿勢、ある
いは歩く、這う等の行動状態のときにおいても、おむつ
の交換が可能となる。さらに、被装着者の前面、背後か
らと両方からのおむつの装着が可能であり、また、吸水
体が広い範囲に配設されている、あるいは移動可能に配
設されているので、必要とする個所に吸水材が存在し、
男女兼用の使用も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙おむつの正面図。
【図2】本発明に係る紙おむつの背面図。
【図3】紙おむつの縦断面図。
【図4】紙おむつ仮止め状態の説明図。
【図5】紙おむつ装着状態の説明図。
【符号の説明】
10 紙おむつ 110 おむつ本体 115 吸水材 117 股くり部 120 装着部 130 仮止め紐

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被装着者の胴廻りを被覆するおむつ本体
    と、おむつ本体の中央部分に配設する吸水材と、を備え
    た紙おむつにおいて、 おむつ本体は、おむつ本体を被装着者の胴廻りに仮止め
    する取付手段と、平板状のおむつ本体を被装着者に被覆
    させて装着させる装着手段を有することを特徴とする紙
    おむつ。
  2. 【請求項2】 前記吸水材はおむつ本体の長手方向約2
    /3の範囲に配設すると共に、長手方向に移動可能であ
    る請求項1記載の紙おむつ。
  3. 【請求項3】 前記仮止め用の取付手段は、紐体である
    請求項1記載の紙おむつ。
  4. 【請求項4】 前記仮止め用の取付手段は、おむつ本体
    の長手方向一端部分の被装着者との接触面に配設してな
    る請求項1記載の紙おむつ。
JP11171125A 1999-06-17 1999-06-17 紙おむつ Pending JP2001000476A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11171125A JP2001000476A (ja) 1999-06-17 1999-06-17 紙おむつ

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JP2001000476A true JP2001000476A (ja) 2001-01-09

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ID=15917455

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011104128A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Livedo Corporation おむつ
JP2013139648A (ja) * 2011-12-31 2013-07-18 Kazuko Doi 下半身着用衣服

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011104128A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Livedo Corporation おむつ
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