JP2001000254A - 伸縮自在棚 - Google Patents

伸縮自在棚

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JP2001000254A
JP2001000254A JP11209651A JP20965199A JP2001000254A JP 2001000254 A JP2001000254 A JP 2001000254A JP 11209651 A JP11209651 A JP 11209651A JP 20965199 A JP20965199 A JP 20965199A JP 2001000254 A JP2001000254 A JP 2001000254A
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誠 神原
Toshiharu Nakajima
利春 中島
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憲雄 幸田
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Atom Livin Tech Co Ltd
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KOODA KOGYO KK
Atom Livin Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数や組立工程数を削減してコストダウン
を図るとともに、棚から荷物が滑落し難くして使い勝手
の良い伸縮自在棚を提供する。 【解決手段】伸縮自在棚は、上面および両側面の断面形
状を平面状とし下面の断面形状をR形状とした外パイプ
18の一端部にスペーサ22を設けるとともにこのスペ
ーサ22を介して外パイプ18に略同形状の内パイプ1
9をスライド自在に挿通してなる伸縮パイプ20をそれ
ぞれ平行に配列する棚板8と、上記棚板8の両端に交差
して取り付けされる対の支持部材10,11と、前記伸
縮パイプ20の貫通孔26を設け前記棚板8の長さ方向
の略中間に掛けわたされる中間の支持部材12,13と
を備え、伸縮パイプ20はスペーサ22と支持部材1
0,11との間で雌雄係止されて取付けされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばフリー
サイズのクローゼットや左右の取付壁面に取付けて用い
られ、設置スペースの間隔に応じて棚の長さをスライド
調整しながら設置が可能な伸縮自在棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばキッチン用の吊り下げ棚
等のように、左右の取付壁面に取付けて用いられる伸縮
自在棚の中には、円形の大径パイプに同じく円形の小径
パイプをスライド自在に挿入して小径パイプのスライド
により長さを伸縮自在な伸縮パイプを用い、この伸縮パ
イプを平行に配列して棚面を形成するとともに当該伸縮
パイプの伸縮により長さを調整自在とする棚板と、前記
棚板の両端に取り付けられる対の支持部材とから構成さ
れるものがある。そして、上記構成の伸縮自在棚は、設
置スペースの間隔に応じて棚の長さをスライド調整しな
がら決定し、左右の取付壁面に支持部材を棚取付金具を
介して取付け、棚面に各種の荷物を載せて使用してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の伸縮自在棚では、円形の大径パイプに同じく円形の
小径パイプをスライド自在に挿入する構成なので、伸縮
パイプが回転しやすい構造である。また、支持部材に設
けた円形の取付孔に伸縮パイプの両端を取り付ける構造
なので、伸縮パイプが不用意に回転しやすい構造であ
る。このように伸縮パイプが回転しやすい構造である
と、棚面の荷物が不安定な状態におかれることになり、
伸縮自在棚にわずかな傾きがあっても棚から荷物が落下
しやすくなって使い勝手が悪い問題があった。
【0004】このため、上記したような従来の伸縮自在
棚では、伸縮パイプが不用意に回転して不都合を生じな
いように、大径パイプと小径パイプが自由に回転しない
ように互いの接続部に回り止めを施したり、取付孔に伸
縮パイプの両端を溶接等で固着したりする必要があり、
部品点数を多くして組付け作業に手間がかかる問題があ
った。
【0005】そこで、この発明の目的は、部品点数、組
立工程数を削減してコストダウンを図るとともに、棚か
ら荷物が滑落し難くして使い勝手の良い伸縮自在棚を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
すべく、本発明にかかる伸縮自在棚は、以下のような手
段を採用する。
【0007】すなわち、請求項1記載の発明は、上面の
断面形状を平面状とした外パイプの一端部にスペーサを
設けるとともにこのスペーサを介して外パイプに略同形
状の内パイプをスライド自在に挿通してなる伸縮パイプ
をそれぞれ平行に配列する棚板と、上記棚板の両端に交
差して取り付けされる対の支持部材と、前記伸縮パイプ
の貫通孔を設け前記棚板の長さ方向の略中間に掛けわた
される中間の支持部材とを備え、伸縮パイプはスペーサ
と支持部材との間で雌雄係止されて取付けされることを
特徴とする。
【0008】この手段によれば、伸縮パイプはスペーサ
と支持部材との間で雌雄係止されて取付けされ、上面の
平面状で回り止めされる。また、伸縮パイプの平面状で
棚面を形成するので荷物の安定性がよく、荷物が落下し
にくくなる。また、中間の支持部材により棚板の強度が
向上する。そして、設置スペースの間隔に応じて伸縮パ
イプを伸縮して棚板の長さを決定し、左右の取付壁面等
に取付部材を介して伸縮自在棚を取り付ける。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の伸
縮自在棚において、前記外パイプおよび内パイプは、上
面および両側面の断面形状を平面状とし下面の断面形状
をR形状としてなることを特徴とする。
【0010】この手段によれば、外パイプと内パイプの
接触、取付孔との接触が面接触となり、ねじれ応力によ
る変形が少なくなる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の伸
縮自在棚において、スペーサは略々筒状を呈し、外パイ
プの端面を覆う保護部と内径側に膨出する内壁部とを備
えることを特徴とする。
【0012】この手段によれば、外パイプの内径側にス
ペーサの内壁部が膨出して取り付けられ、外パイプの端
面をスペーサの保護部で覆う。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1または3
記載の伸縮自在棚において、外パイプの一端部とスペー
サとには、係止片と受穴溝とがそれぞれ設けられて雌雄
係止されることを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載の伸
縮自在棚において、係止片は外パイプの一端部を内径側
に切り起こされ、受穴溝はスペーサの内壁部に凹設され
てなることを特徴とする。
【0015】請求項4および5の手段によれば、外パイ
プの一端部とスペーサは係止片と受穴溝で雌雄係止され
る。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1記載の伸
縮自在棚において、支持部材には伸縮パイプの両端を受
入れる取付孔が凹設されて雌雄係止されることを特徴と
する。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の伸
縮自在棚において、取付孔には受穴溝が凹設され、伸縮
パイプの両端には外径側に係止片が切り起こされてなる
ことを特徴とする。
【0018】請求項6および7の手段によれば、支持部
材と伸縮パイプの両端とが雌雄係止される。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1記載の伸
縮自在棚において、支持部材には、壁面に取付けられる
取付部材が付設されることを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項8記載の伸
縮自在棚において、取付部材は壁面に取付けられる垂直
座面とこの垂直座面から略L字形に曲げられて支持部材
を保持する水平片とから形成されることを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
伸縮自在棚において、水平片には前後方向への長孔が形
成され、自由端側には脱落防止片が立設されていること
を特徴とする。
【0022】請求項8〜10の手段によれば、壁面に支
持部材が取付部材により取り付けられる。
【0023】請求項11記載の発明は、請求項1記載の
伸縮自在棚において、中間の支持部材には、棚板と平行
に掛けわたされるハンガーパイプの中間を支持する吊具
が垂設されてなることを特徴とする。
【0024】この手段によれば、たとえば洋服吊り等に
用いるハンガーパイプの吊下げ荷重を吊具で受ける。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項1または
11記載の伸縮自在棚において、中間の支持部材には、
棚板の中間を後壁面に支持する中間の棚受が着脱自在に
備えられてなることを特徴とする。
【0026】この手段によれば、中間の棚受を後壁面に
取り付けて伸縮自在棚の強度を高める。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
にかかる伸縮自在棚の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0028】図1〜図9は、左右の壁面および後面の壁
面に囲まれた収納スペース(設置スペース)にこの発明
にかかる伸縮自在棚を設置する一実施の形態を示すもの
である。
【0029】この実施の形態における伸縮自在棚1は、
上面および両側面の断面形状を平面状とし下面の断面形
状をR形状とした外パイプ18の一端部にスペーサ22
を設けるとともにこのスペーサ22を介して外パイプ1
8に略同形状の内パイプ19をスライド自在に挿通して
なる伸縮パイプ20をそれぞれ平行に配列する棚板8
と、上記棚板8の両端に交差して取り付けされる対の支
持部材10,11と、前記伸縮パイプ20の貫通孔26
を設け前記棚板8の長さ方向の略中間に掛けわたされる
中間の支持部材12,13とを備え、伸縮パイプ20は
スペーサ22と支持部材10,11との間で雌雄係止さ
れて取付けされることから概略構成される。
【0030】すなわち、棚板8の棚面を構成する伸縮パ
イプ20は、外パイプ18に内パイプ19をスライド自
在に挿通して構成される。
【0031】外パイプ18は、アルミ合金の押出し材
で、上面18aおよび両側面18bの断面形状を平面状
とし、下面18cの断面形状をR形状とした内部中空の
長筒状である。また、外パイプ18の一端部には外径側
に係止片18eを切り起こし、他端部には内径側に係止
片18dを切り起こしてなる。また、外パイプ18の中
間部には、内径側に突起状のストッパ18fを設けてな
る。
【0032】前記外パイプ18の内端部には、スペーサ
22が設けられる。このスペーサ22は、ポリプロピレ
ン等合成樹脂製で、断面形状が前記外パイプ18と略同
形状の短い筒状につくられ、外パイプ18の端面を覆う
保護部22aと、外パイプ18の内径側に膨出する内壁
部22bとを有し、内壁部22bに受穴溝22cを設け
る。そして、受穴溝22cに前記外パイプ18の係止片
18dが係止され、雌雄係止によりスペーサ22の抜け
が防止される。
【0033】内パイプ19は、前記外パイプ18と同様
にアルミ合金の押出し材で、外パイプ18の断面形状と
略同形状につくられている。また、内パイプ19の一端
にはラッパ状にひらく拡径部19aを設け、他端部には
外径側に係止片19bを切り起こしてなる。
【0034】そして、外パイプ18に内パイプ19をス
ライド自在に挿通してなる伸縮パイプ20は、前記スペ
ーサ22により内パイプ19を一層円滑にかつ安定して
スライド可能とするとともに、内パイプ19の拡径部1
9aを前記ストッパ18fおよびスペーサ22に当接し
て伸縮パイプ20の伸縮を規制してなる。
【0035】前記棚板8の両端に交差して取り付けされ
る対の支持部材10,11は、ABS等樹脂製であり、
図4に示すように、細長の中空プレート形状をなす。一
方の支持部材10は、一側面に外パイプ18の断面形状
と略同形状の取付孔24を凹設するとともに、取付孔2
4内に受穴溝24aを凹設してなる。図中符号10aは
リブである。他方の支持部材11は、図5に示すよう
に、一側面に内パイプ19の断面形状と略同形状の取付
孔25を凹設するとともに、取付孔25内に受穴溝25
aを凹設してなる。図中符号11aはリブである。そし
て、図2に示すように、取付孔24に外パイプ18の一
端を嵌合して棚板8の一端に一方の支持部材10が取り
付けされるとともに、受穴溝24aに係止片18eが係
止して雌雄係止により外パイプ18が抜け止めされる。
これと同様に、取付孔25に内パイプ18の外端を嵌合
して棚板8の他端に他方の支持部材11が取り付けされ
るとともに、受穴溝25aに係止片19bを係止して内
パイプ19が抜け止めされる。
【0036】棚板8の長さ方向の中間に掛けわたされて
棚板8を補強する中間の支持部材12,13は、図6に
示すように、前記支持部材10,11と略同形状の細長
の中空プレート形状である。この中間の支持部材12,
13は、一側面から他側面に貫通する貫通孔26を備え
る。そして、貫通孔26に伸縮パイプ20の外パイプ1
8を貫通することにより棚板8の長さ方向の中間に掛け
わたされて棚板8を補強してなる。なお、この中間の支
持部材12,13は、外パイプ18に対して移動可能に
設ける構成としてよいし、固定する構成としてもよい
【0037】上述したことから明らかなように、伸縮パ
イプ20はスペーサ22と支持部材10,11との間で
雌雄係止されて取付けされ、簡単に、ワンタッチ式に伸
縮自在棚1を組み立てることができる。
【0038】しかして、上記構成された伸縮自在棚1を
設置スペースBに取り付けるには、たとえば、設置スペ
ースの左右の壁面に棚取付金具のような取付部材14,
15が取り付けられる。
【0039】この取付部材14,15は、金属製で、図
7に示すように、壁面に取付けられる垂直座面14aと
この垂直座面14aから略L字形に曲げられて支持部材
10,11を保持する水平片14bとから形成される。
水平片14bには前後方向への長孔14cが形成され、
自由端側には脱落防止片14dが立設されてなる。そし
て、水平片14d側を向き合わせて壁面にネジ止めされ
る。
【0040】取付部材14,15の取付後、伸縮自在棚
1の長さをスライド調整しながら両端の各支持部材1
0,11を水平片14bに載せ、ネジで固着する。この
とき、長孔14cの範囲内で支持部材10,11を移動
して取付位置を適宜調整する。
【0041】使用時は、棚面に各種荷物を載せる。棚面
は伸縮パイプ20の平面状で形成されるので、各種荷物
の安定性をよくする。また、伸縮パイプ20は上面およ
び両側面の断面形状を平面状とし下面の断面形状をR形
状としたので、外パイプ18と内パイプ19の接触、取
付孔との接触が面接触となり、ねじれ応力による変形が
少なくなり、耐久性が向上する。また、伸縮パイプ20
は平面状で回り止めされるし、支持部材10,11の取
付孔24,25で回り止めされるので、伸縮パイプ20
が回転して荷物が滑落することがなく、使い勝手がよく
なる。さらに、支持部材10,11の取付孔24,25
に伸縮パイプの両端を嵌合すると雌雄係止されて伸縮パ
イプ20の抜け止めがされるので、溶接や接着等の他の
固着手段を省いて簡単に固着することができ、一層組付
け作業の向上を図ることができる。
【0042】なお、上記実施の形態では、伸縮パイプ2
0は上面および両側面の断面形状を平面状とし下面の断
面形状をR形状とした。しかし、この発明ではこれに限
るものでなく、図示しないが、伸縮パイプ20は外パイ
プ18の上面および内パイプ19の上面の断面形状だけ
を平面状とする構成としてもよい。このような構成によ
っても伸縮パイプ20の回り止めが達成される。
【0043】ところで、中間の支持部材12,13は、
図1,図9に示すように、棚板8の中間を支持する中間
の棚受55を備えるとともに当該中間の棚受55に吊具
56を備える構成とすることもできる。
【0044】この中間の棚受55は、側面視略直角三角
形状の金属板で、隣接する二辺を一側へ折り曲げて取付
片55a,55bを設け、その一方の取付片55aを中
間の支持部材12,13の下面にネジ止めし、他方の取
付片55bを壁面にネジ止めする。
【0045】また、吊具56は適宜長さの金属棒をU字
状に折り曲げ、両端のフックを中間の棚受55に設けた
取付孔55cに掛け止めしてなる。
【0046】そして、吊具56内にハンガーパイプ33
を貫通してこの中間を支持する。このハンガーパイプ3
3は、洋服等の吊り下げに用いられるもので、伸縮自在
な構造であり、両端に軸部34を備える。軸部34は、
基部に小径軸部34aを設け、先部に大径軸部34bを
一体に有する構造である。
【0047】一方、ハンガーパイプ33の受部材35
は、縦長な金属片で、上部にネジ孔38を設け、下部に
取付孔37を設けてなる。この取付孔37は、円形孔部
37aとその中心を通って直径方向にのびる長孔部37
bとから構成される。
【0048】そして、たとえば壁面に受部材35を取り
付け後、ハンガーパイプ33の大径軸部34bを円形孔
部37aに貫通してから小径軸部34bを長孔部37b
に移動して入れて当該長孔部37bの孔縁に大径軸部3
4bを係合して取り付けるとともに適宜接着剤等で固着
してなる。
【0049】上記したように中間の支持部材12,13
に中間の棚受を設ける構成によれば、簡単な構成で伸縮
自在棚1の強度向上を図ることができる。また、ハンガ
ーパイプ33の吊下げ荷重を吊具で受けることができ、
ハンガーパイプ33の撓みを安価な手段で防止すること
ができる。
【0050】なお、上述した図示実施の形態では、中間
の支持部材12,13は、二個設ける構成とした。しか
し、この発明では、図示しないがこれに限るものでな
く、伸縮パイプ20、外パイプ18の長さを考慮して一
個を設ける構成としてもよいし、二個以上設ける構成と
してもよい。
【0051】また、上述した図示実施の形態では、棚取
付金具のような取付部材14,15は、垂直座面14a
と水平片14bとから形成してなる構成とした。しか
し、この発明では、図示しないがこれに限るものでな
く、他の形状のフックや他の取付座板等も用いることが
できる。
【0052】また、上述した図示実施の形態では、取付
部材14,15とハンガーパイプ33の受部材35は別
部材で構成した。しかし、この発明では図1中符号65
で示すように、取付部材14,15とハンガーパイプ3
3の受部材35は一体で構成することもできる。
【0053】
【発明の効果】以上のことから、本発明にかかる伸縮自
在棚は、上面の断面形状を平面状とした外パイプに略同
形状の内パイプをスライド自在に挿通する伸縮パイプを
用いるので、別途固定部品を用いることがなく簡単な構
造で伸縮パイプの回り止めがされ、従来のように伸縮パ
イプの回止め用の固定部品を省くことができ、組付け作
業を向上させてコストダウンを図ることができる。ま
た、伸縮パイプはスペーサと支持部材との間で雌雄係止
されて取付けされるので、簡単にワンタッチ式に伸縮自
在棚を組み立てることができる。また、伸縮パイプの平
面状で棚面を形成するので、荷物の安定性を高めるとと
もに、荷物が滑りにくくなり、棚から落下する危険を防
止することができる。また、伸縮パイプの長さ中間を中
間部材で補強するので、伸縮自在棚の強度の向上を図る
ことができる。
【0054】請求項2記載の発明では、外パイプおよび
内パイプの上面および両側面の断面形状を平面状とし下
面の断面形状をR形状としてなるので、外パイプと内パ
イプの接触、取付孔との接触が面接触となり、ねじれ応
力による変形を少なくすることができ、耐久性の向上を
図ることができる。
【0055】請求項3記載の発明では、伸縮パイプの円
滑かつ安定したスライドを確保し、抜け防止をスペーサ
で可能にするので、部品点数を削減し、取付作業を簡単
にしてコストダウンすることができる。
【0056】請求項4、5記載の発明では、外パイプと
スペーサは雌雄係止により簡単に取付けることができ、
組立作業の能率化を図ることができる。
【0057】請求項6、7記載の発明では、支持部材と
伸縮パイプは雌雄係止により簡単に取付けることがで
き、組立作業の能率化を図ることができる。
【0058】請求項8〜10記載の発明では、伸縮自在
棚を取付部材により堅牢に取付けることができるととも
に設置スペースの変化に対応して取付位置の調整を簡単
に行うことができる。
【0059】請求項11記載の発明では、たとえば洋服
吊り等に用いる吊下げパイプの吊下げ荷重を吊具で受け
るので、吊下げパイプの撓みを安価な手段で防止できる
とともに耐久使用性が向上する。
【0060】請求項12記載の発明では、伸縮自在棚の
取付強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる伸縮自在棚の全体の斜
視図である。
【図2】図2は、伸縮パイプの断面略図である。
【図3】図3は、伸縮パイプの分解斜視図である。
【図4】図4は、一方の支持部材の正面図である。
【図5】図5は、他方の支持部材の正面図である。
【図6】図6は、中間の支持部材の正面図である。
【図7】図7は、取付部材の一部の拡大斜視図である。
【図8】図8は、ハンガーパイプと受部材の分解斜視図
である。
【図9】図9は、中間の支持部材に備える中間の棚受の
斜視図である。
【符号の説明】
1 伸縮自在棚 8 棚板 10,11 支持部材 12,13 中間の支持部材 14,15 取付部材 14a 垂直座面 14b 水平片 14c 長孔 14d 脱落防止片 18 外パイプ 18d,18e係止片 19 内パイプ 19b 受穴溝 20 伸縮パイプ 22 スペーサ 22a 保護部 22b 内壁部 24a,25a受穴溝 24,25 取付孔 26 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 利春 東京都台東区入谷一丁目27番4号 高橋金 物株式会社内 (72)発明者 幸田 憲雄 新潟県西蒲原郡吉田町下中野1594番地3 コーダ工業株式会社内 Fターム(参考) 3B054 HA03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面の断面形状を平面状とした外パイプ
    の一端部にスペーサを設けるとともにこのスペーサを介
    して外パイプに略同形状の内パイプをスライド自在に挿
    通してなる伸縮パイプをそれぞれ平行に配列する棚板
    と、上記棚板の両端に交差して取り付けされる対の支持
    部材と、前記伸縮パイプの貫通孔を設け前記棚板の長さ
    方向の略中間に掛けわたされる中間の支持部材とを備
    え、伸縮パイプはスペーサと支持部材との間で雌雄係止
    されて取付けされることを特徴とする伸縮自在棚。
  2. 【請求項2】 外パイプおよび内パイプは、上面および
    両側面の断面形状を平面状とし下面の断面形状をR形状
    としてなることを特徴とする請求項1記載の伸縮自在
    棚。
  3. 【請求項3】 スペーサは略々筒状を呈し、外パイプの
    端面を覆う保護部と内径側に膨出する内壁部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の伸縮自在棚。
  4. 【請求項4】 外パイプの一端部とスペーサとには、係
    止片と受穴溝とがそれぞれ設けられて雌雄係止されるこ
    とを特徴とする請求項1または3記載の伸縮自在棚。
  5. 【請求項5】 係止片は外パイプの一端部を内径側に切
    り起こされ、受穴溝はスペーサの内壁部に凹設されてな
    ることを特徴とする請求項4記載の伸縮自在棚。
  6. 【請求項6】 支持部材には伸縮パイプの両端を受入れ
    る取付孔が凹設されて雌雄係止されることを特徴とする
    請求項1記載の伸縮自在棚。
  7. 【請求項7】 取付孔には受穴溝が凹設され、伸縮パイ
    プの両端には外径側に係止片が切り起こされてなること
    を特徴とする請求項6記載の伸縮自在棚。
  8. 【請求項8】 支持部材には、壁面に取付けられる取付
    部材が付設されることを特徴とする請求項1記載の伸縮
    自在棚。
  9. 【請求項9】 取付部材は壁面に取付けられる垂直座面
    とこの垂直座面から略L字形に曲げられて支持部材を保
    持する水平片とから形成されることを特徴とする請求項
    8記載の伸縮自在棚。
  10. 【請求項10】 水平片には前後方向への長孔が形成さ
    れ、自由端側には脱落防止片が立設されていることを特
    徴とする請求項9記載の伸縮自在棚。
  11. 【請求項11】 中間の支持部材には、棚板と平行に掛
    けわたされるハンガーパイプの中間を支持する吊具が垂
    設されてなることを特徴とする請求項1記載の伸縮自在
    棚。
  12. 【請求項12】 中間の支持部材には、棚板の中間を後
    壁面に支持する中間の棚受が着脱自在に備えられてなる
    ことを特徴とする請求項1または11記載の伸縮自在
    棚。
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