JP2001000251A - 机 - Google Patents

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JP2001000251A
JP2001000251A JP11172749A JP17274999A JP2001000251A JP 2001000251 A JP2001000251 A JP 2001000251A JP 11172749 A JP11172749 A JP 11172749A JP 17274999 A JP17274999 A JP 17274999A JP 2001000251 A JP2001000251 A JP 2001000251A
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JP
Japan
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personal computer
fan
top plate
main body
desk
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JP11172749A
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English (en)
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Yasunori Adachi
保憲 足達
Takashi Omura
剛史 大村
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板上の使用領域及び下肢空間の拡大を図る
とともに、下肢空間を暖めたり冷やしたりすることがで
きる机を提供する。 【解決手段】 パソコン本体2を机1の下肢空間Sに臨
む位置に取付け、このパソコン本体2に搭載したメイン
ファン3の給排口4を、下肢空間Sに直接的に臨む位置
に設け、パソコン本体2内の暖気をファン3により下肢
空間に供給するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン本体を取
付けた机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のOA機器の普及に伴い、オフィス
や学校や一般家庭の机上には、各種のOA機器、特にパ
ソコンが常設されるようになっている。一般的に使用さ
れているパソコンとしては、ノート型パソコンやデスク
トップ型パソコンがある。ノート型パソコンは、パソコ
ン本体とディスプレイが一体で小型軽量であるため、携
帯に便利である、机上に載置しても天板の使用領域を占
有しないという利点があり、近年広く普及することとな
った。しかしながら、やはり、使い易さやノート型パソ
コンに比べて低コストである点等が評価され、机上に常
設して使用する場合には、デスクトップ型パソコンの方
が広く使用されているのが実情である。
【0003】このデスクトップ型パソコンは、パソコン
本体と、このパソコン本体と別体であるディスプレイ、
キーボード、マウス等の周辺機器とを具備してなり、通
常、これらパソコン本体及び周辺機器を全て天板上に載
置して使用する、或いはパソコン本体だけを床面や天板
下の棚板上に載置する等して使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パソコ
ン本体及び周辺機器を全て天板上に載置して使用する場
合には、天板上で大きな設置領域を占有することとな
り、書類作業等を行うための執務領域や学習領域を縮小
せざるを得ないという不具合がある。一方、パソコン本
体を机の下肢空間に載置した場合には、天板上の使用領
域は確保できるものの、下肢空間が狭まる等の不具合が
生じる。
【0005】一方、パソコンの高性能化に伴い、CPU
等のパソコン構成部品が高クロックで稼働するようにな
り、それに伴って、前記パソコン構成部品が放出する発
熱量も増大している。特に、パソコンを始めとする各種
OA機器を多用しているオフィスでは、これらOA機器
の放熱により室内の温度が上昇するほどであり、夏場に
は冷房機器をフル稼働させて対応している。しかしなが
ら、各個人が快適と感じる温度にはばらつきがあり、特
に、男性に比べて寒さを感じやすい女性にとっては、近
年のオフィスの過冷房は、身体に悪影響を及ぼす例もあ
る等、深刻な問題となっている。そのため、膝掛けを使
用したり、暖房装置を机の下肢空間に置くなどして各個
人が個別に対処している。しかしながら、冷房している
室内で、前述したような暖房装置を利用することは、エ
ネルギーの無駄使いであり、また机の下肢空間が狭くな
る等の不具合も生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解消するた
めに、本発明は、机の下肢空間に臨む位置にパソコン本
体を取付け、天板上の使用領域及び下肢空間の拡大を図
るとともに、パソコン本体に搭載したファンの給排口を
下肢空間に臨む位置に設け、下肢空間に対してファンに
よる給気又は排気を行うようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、パソコン本
体を机の下肢空間に臨む位置に取付け、このパソコン本
体に搭載したファンの給排口を、前記下肢空間に直接或
いは間接的に臨む位置に設け、前記下肢空間に対してフ
ァンによる給気又は排気を行うようにしていることを特
徴とする。
【0008】このような構成のものであると、先ず、パ
ソコン本体を机の下肢空間に臨む位置に取付けているの
で、パソコン本体を天板上に載置している場合に比べ
て、パソコン作業以外の作業を行い得る使用領域を大き
く確保することができる。さらに、パソコン本体を床面
に載置したり棚板等に載置する等して下肢空間内に載置
する場合と比べても、机に密接させて取付けているた
め、取付位置を適宜選択すれば、下肢空間を拡大するこ
とが比較的容易に行える。しかも、パソコン本体を、例
えばネジで止着する等の適宜の手段で机に取付けるよう
にすれば、単に載置している場合と比べて、盗難防止に
もなると考えられる。なお、本明細書中でいうところの
机という概念には、テーブルやワゴン等、パソコン作業
を行い得るとともに下肢空間を有する家具全てが含まれ
る。
【0009】さらに、本発明の机は、パソコン本体のフ
ァンの給排口を下肢空間に臨む位置に設け、下肢空間に
対してファンによる給気又は排気を行って、下肢空間を
暖めたり冷やしたりするようにしている。すなわち、通
常、ファンは、CPUや電源装置等のパソコン構成部品
が放出する熱によって暖められた空気をパソコン本体の
外部に排出し、パソコン本体内を冷却するために設けて
あるが、本発明の机では、このファンの給排口を、机の
下肢空間に臨ませ、ファンの給気によりパソコン本体内
の暖気を下肢空間に放出して該下肢空間を暖める、或い
は、ファンの排気により下肢空間の暖気をパソコン本体
内に吸い込み、パソコン本体内の暖気とともに下肢空間
以外の箇所に排出して下肢空間を冷やすものである。し
たがって、パソコン本体の廃熱をファンにより外部に放
出するというパソコンが本来もつ機能を利用して、別
途、冷暖房装置等を使用しなくとも、各個人が自身の机
の下肢空間を暖めたり冷やしたりすることができる。
【0010】パソコン本体を、必要に応じて取り外し、
機能拡張やメンテナンスを容易に行い得るようにするに
は、パソコン本体を、着脱可能に取付けていることが望
ましい。パソコンの作業性を良好なものとするには、パ
ソコン本体を、天板の下面に取付けていることが望まし
い。
【0011】パソコンの作業性を良好なものとした上、
見栄えも良好なものとするには、パソコン本体を、その
前面が、天板の前面と略面一となるように取付けること
が望ましい。下肢空間の拡大を図るには、パソコン本体
が、ケースと、このケース内に収納したパソコン構成部
品とを具備してなり、天板本体の下面に補強桟を有する
天板において、前記天板本体とケース間における前記補
強桟を避けた空間を、前記パソコン構成部品の収納空間
としていることが望ましい。
【0012】その他の好適なパソコン本体の取付状態と
しては、パソコン本体を、側板に取付けているものや、
パソコン本体を、天板の反使用端側に設けた幕板に取付
けているものが挙げられる。下肢空間に対してファンに
よる給排気の両方を行い得るものとするには、ファン
が、正逆回転可能なものであることが望ましい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。本実施例の机1は、主としてオフィス等
でパソコン作業を行う机として使用されるものであり、
図1に示すように、天板11と、天板11の長手方向の
一端側を支持している側板12と、他端側を支持してい
る複数の抽出しを有する袖部13と、天板11の下面1
1aに設けた抽出し14と、天板11の反使用端側に設
けてあり下肢空間Sを目隠しする幕板15とを具備して
いる。
【0014】このような構成の机1において、本実施例
では、通常、センター抽出しを設けている位置である天
板11の下面11aに、パソコン本体2を取付け、さら
に、このパソコン本体2に搭載したファン3の給排口4
を、下肢空間Sに直接的に臨む位置に設け、前記下肢空
間Sに対してファン3による温風の供給を行うようにし
ている。
【0015】以下、各部の構成について具体的に説明す
る。パソコン本体2は、図2〜図4に示すように、ケー
ス5と、このケース5内に収納した複数のパソコン構成
部品6とを具備している。ケース5は、平面視略矩形状
で、鉄板により形成された筐型状のものである。このケ
ース5は、前壁51、底壁52及び左右側壁53とを具
備しており、上方及び後方が開放している。底壁52の
略中央部分には、ファンたるメインファン3が取付けて
あり、このメインファン3の下方にあたる位置に開口を
設け、この開口を前記メインファン3の給排口4として
いる。メインファン3は、羽根車の回転運動によって気
体を圧送する周知のものであり、本実施例では、回転運
動によりケース5内の空気を下肢空間Sに向かって排出
するようにしている。なお、前記給排口4には、網状部
材41が設けてある。
【0016】パソコン構成部品6は、例えば、具体的に
幾つか名前を挙げると、マザーボード61、CPU6
2、電源装置63、CD−ROMドライブ装置64、F
Dドライブ装置65等であり、本実施例では、少なくと
もパソコンを快適に作動させるために必要な構成部品を
全て備えている。なお、図示していないが、本実施例で
は、パソコン本体2の薄型化を図るため、通常、マザー
ボード61上に起立させて配置している拡張スロットの
一部を倒伏させて設けるようにしている。前記ケース5
の前壁51には、前記CD−ROMドライブ装置64及
びFDドライブ装置65の前面部を表出し得るような開
口が設けてあり、各取出口64a、65aがパソコン本
体2の前面2a側に位置するようにこれらを配置し、適
宜の手段で固定している。また、電源スイッチ66もパ
ソコン本体2の前面2a側に設けてある。さらに、前述
した各種パソコン構成部品6の中でも、パソコン作動時
に、特に大量の熱を放出するCPU62の上方に、CP
U冷却用ファン67を設けている。そして、CPU62
から放出された熱を前記CPU冷却用ファン67により
上方に吸い上げた後、メインファン3によりケース5の
外部に給排口4を介して供給するようにしている。な
お、本実施例のパソコン本体2は、部品交換等を可能と
するため、市販のパソコン構成部品6を流用している。
【0017】そして、このパソコン本体2を、その前面
2aが、天板11の前面11bと略面一となるように、
天板11の下面11aに、ケース5の適宜箇所をネジで
止着する等の適宜の手段で取付けている。天板11は、
薄板状で前後両縁及び左右両縁を折り曲げて前後、左右
側面を形成してなる天板本体111と、この天板本体1
11の下面111aに長手方向に沿って設けた複数の略
コ字型の補強桟112とを具備している。前記補強桟1
12は、隣設するもの同士間に一定の空間が形成される
ように奥行方向に沿って間欠的に設けてある。そして、
本実施例では、天板本体111とケース5間における前
記補強桟112を避けた空間を、ケース5から上方に突
出しているような背が高いパソコン構成部品6を収納す
る収納空間s1として利用している。
【0018】次に、上述した構成の机1において、下肢
空間Sに対してファン3による給気を行い、下肢空間S
を暖める場合について説明する。パソコン作動中に、室
内が過冷房となり、足元に寒さを感じた場合には、適宜
箇所に設けたスイッチを入れる等して、図5に示すよう
に、パソコン本体2内の暖気を外部に送風する方向にメ
インファン3を回転する。このようにすれば、パソコン
構成部品6の発熱により暖められたケース5内の暖気が
下肢空間Sの使用者の足元に向けて供給され、使用者の
足元が暖められることになる。なお、メインファン3
は、使用者が適宜箇所に設けたスイッチをオン/オフす
ることにより回転或いは回転停止するように設定した
り、ケース5内が一定温度以上になった場合に自動的に
回転するように設定したりする等、回転の始動及び停止
の設定方法は適宜、使用状況等に合わせて決定すればよ
い。さらに、パソコンの電源を入れると常時ファンが回
転するようなものであってもよい。また、下肢空間Sに
供給する空気の温度を設定し得るような機構を適宜設
け、使用者の所望の温度になるよう下肢空間の温度調整
を行うようにしてもよい。
【0019】このような構成のものであると、先ず、パ
ソコン本体2を机1の下肢空間Sに臨む位置である天板
11の下面11aに取付けているので、図1に示すよう
に、天板上には、ディスプレイやキーボードやマウス等
の周辺機器Aのみが載置されることとなり、天板上の使
用領域を大きく確保することができる。さらに、パソコ
ン本体2を床面に載置したり天板下の棚板等に載置して
いる場合と比べても、パソコン本体2を天板11の下面
11aに密接させて取付けているので、下肢空間Sを広
く確保することができる。しかも、本実施例では、パソ
コン本体2を、ネジで止着して机1に取付けるようにし
ているので、単に載置している場合と比べて、盗難防止
にもなると考えられる。
【0020】さらに、前述したように、本実施例の机1
は、パソコン本体2に搭載したメインファン3の給排口
4を、下肢空間Sに臨む位置に設け、ファン3を作動す
ることにより、パソコン本体2内の暖気を下肢空間Sに
対して供給するようにしているので、下肢空間Sを暖め
ることができる。すなわち、通常、メインファン3は、
CPU62や電源装置63等のパソコン構成部品6が放
出する熱によって暖められた空気を外部に排出してパソ
コン本体2内を冷却するために使用されるが、本実施例
では、このメインファン3の給排口4を、室内冷房中に
冷気が溜まりやすい下肢空間Sに臨ませ、暖気を下肢空
間Sに向けて供給することにより下肢空間Sを暖めるよ
うにしている。したがって、パソコン本体2の廃熱をフ
ァン3により外部に放出するというパソコンが本来もつ
機能を利用して、別途、暖房装置等を使用しなくとも、
各個人が自身の机1の下肢空間Sを暖めることができる
パーソナルな暖房効果が期待できる。しかも、省エネル
ギー化及び省スペース化も図られる。
【0021】パソコン本体2を、着脱可能に取付けてい
るので、必要な時にはパソコン本体2を取り外し、機能
拡張やメンテナンスを容易に行うことができる。パソコ
ン本体2を、天板11の下面11aに取付け、CD−R
OMやFDの取出口64a、65aや電源スイッチ66
を前面2a側に設けるようにしているので、使用者は、
CD−ROM、FDの出し入れや電源スイッチ66のオ
ン/オフ操作を天板11の使用端側で行え、パソコンの
作業性が良好なものとなる。
【0022】パソコン本体2を、その前面2aが、天板
11の前面11bと略面一となるように取付けているの
で、見栄えもよい上、CD−ROM、FDの出し入れや
電源スイッチ66のオン/オフ操作を天板11の使用端
側で行え、パソコンの作業性が良好なものとなる。パソ
コン本体2が、ケース5と、このケース5内に収納した
パソコン構成部品6とを具備してなり、天板本体111
の下面111aに補強桟112を有する天板11におい
て、前記天板本体111とケース5間における前記補強
桟112を避けた空間を、前記パソコン構成部品6の収
納空間s1としているので、ケース5の薄型化が可能と
なり、さらに下肢空間Sの拡大が図られる。
【0023】また、本実施例では、メインファン3の排
気口4が下方に向けて設けてあり、使用者が椅子に着座
した場合には、図5に示すように、ちょうど使用者の膝
や太もも辺りに直接暖気が当たるように排出されること
となり、高い暖房効果が期待できる。さらに、本実施例
では、ケース5が、後方側を開放しているものであるの
で、パソコン本体2内から延出される配線を、後方側か
ら引き出して机1の背面側に設けた配線ダクト(図示せ
ず)等に案内することもでき、配線引き回しも良好なも
のとなる。
【0024】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施例に限定されるものではない。例えば、本実施例で
は、メインファン3の回転により、ケース5内の暖気を
下肢空間Sに排出して、該下肢空間Sを暖房する場合に
ついて説明したが、逆に下肢空間Sを冷やすようにする
ことも可能である。この場合には、例えば、メインファ
ン3の給排口4とは別に、ケース5の一部に排気口を設
け、下肢空間S内の暖気をメインファン3の回転により
ケース5内に取り込んだ後、ケース5内の暖気とともに
前記排出口から排出するようにすればよい。なお、正逆
方向に回転可能なファンを利用すれば、下肢空間Sに対
してファン3による給気又は排気を選択的に行い、下肢
空間を暖めたり冷やしたりすることができる。
【0025】さらに、本実施例では、メインファン3の
給排口4が下方に向けて設けてあったが、給排口4の位
置は、下肢空間Sに直接的或いは間接的に臨んだ位置で
あれば、これに限定されないのは勿論である。例えば、
ケースが、少なくとも一部に後壁を有するものであり、
この後壁に、給排口が後方を向くようにファンを設ける
ようにしてもよい。さらに、パソコン本体2の取付位置
は、天板11の下面11aに限定されず、図6に示すよ
うに、側板12の内面に取付けたり、図7に示すよう
に、幕板15の前面に取付けたり、図8に示すように、
袖部13の内面を利用して取付けるようにしてもよい。
或いは、幕板が中空のものである場合には、パソコン本
体2を幕板内部に収納するようにしてもよい。なお、こ
れらのいずれの場合にも、給排口の位置は、下肢空間に
直接或いは間接的に臨む位置であれば、どの位置で設け
てあってもよい。さらに、本実施例のパソコン本体2
は、CPU冷却用ファンを有するものであったが、これ
は必ずしも必要なものではなく、適宜省略したり、或い
は逆に複数のファンを使用するようにしてもよい。
【0026】その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明は、パソコン本体を机の下肢空間に臨む位置
に取付けているので、パソコン本体を天板上に載置して
いるものに比べて、天板の使用領域を大きく確保するこ
とができる。さらに、パソコン本体を床面に載置したり
棚板等に載置する等して下肢空間内に載置している場合
と比べても、パソコン本体を机の一部に密接させて取付
けるようにしているので、取付位置を適宜選択すれば、
下肢空間を広く確保することが比較的容易に行える。さ
らに、前記パソコン本体に搭載したファンの給排口を、
机の下肢空間に直接或いは間接的に臨む位置に設けてい
るので、ファンによりパソコン本体の廃熱を外部に放出
する機能を利用して、下肢空間を暖めたり冷やしたりす
ることができ、別途、冷暖房装置等を個人的に下肢空間
に載置する必要がなく、省エネルギー化及び省スペース
化を図ることができる。
【0028】パソコン本体を、着脱可能に取付けている
ならば、必要な時にはパソコン本体を取り外し、機能拡
張やメンテナンスを容易に行うことができる。パソコン
本体を、天板の下面に取付けているならば、例えば、C
D−ROMやFDの取出口や電源スイッチを前面側に設
けるようにすれば、使用者は、CD−ROM、FDの出
し入れや電源スイッチのオン/オフ操作を天板の使用端
側で行え、パソコンの作業性が良好なものとなる。
【0029】パソコン本体を、その前面が、天板の前面
と略面一となるように取付けているならば、見栄えもよ
い上、CD−ROM、FDの出し入れや電源スイッチの
オン/オフ操作を天板の使用端側で行え、パソコンの作
業性が良好なものとなる。パソコン本体が、ケースと、
このケース内に収納したパソコン構成部品とを具備して
なり、天板本体の下面に補強桟を有する天板において、
前記天板本体とケース間における前記補強桟を避けた空
間を、前記パソコン構成部品の収納空間としているなら
ば、ケースの薄型化が可能となり、さらに下肢空間の拡
大が図られる。
【0030】パソコン本体を、側板に取付けているなら
ば、例えば、CD−ROMやFDの出入口や電源スイッ
チを前面側に設けるようにすれば、使用者は、CD−R
OM等の出し入れやスイッチのオン/オフ操作を天板の
使用端側で行え、パソコンの操作性が良好なものとな
る。パソコン本体を、幕板に取付けているならば、パソ
コン本体が反使用端側に位置することとなるので、使用
端側の下肢空間を広く確保することができる。
【0031】ファンが、正逆回転可能なものであるなら
ば、下肢空間の給気又は排気の両方を選択的に行うこと
ができ、下肢空間を暖めたり冷やしたりすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同パソコン本体を示す斜視図。
【図3】同パソコン本体を裏返した状態を示す斜視図。
【図4】同天板及びパソコン本体を部分的に示す側断面
図。
【図5】同机の側断面図。
【図6】同パソコン本体の取付状態の一変形例を示す模
式図。
【図7】同他の変形例を示す模式図。
【図8】同さらに他の変形例を示す模式図。
【符号の説明】
1…机 11…天板 11a…下面 11b…前面 111…天板本体 111a…下面 112…補強桟 12…側板 15…幕板 2…パソコン本体 2a…前面 3…ファン(メインファン) 4…給排口 5…ケース 6…パソコン構成部品 S…下肢空間 s1…収納空間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パソコン本体を机の下肢空間に臨む位置に
    取付け、このパソコン本体に搭載したファンの給排口
    を、前記下肢空間に直接或いは間接的に臨む位置に設
    け、前記下肢空間に対してファンによる給気又は排気を
    行うようにしていることを特徴とする机。
  2. 【請求項2】パソコン本体を、着脱可能に取付けている
    ことを特徴とする請求項1記載の机。
  3. 【請求項3】パソコン本体を、天板の下面に取付けてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の机。
  4. 【請求項4】パソコン本体を、その前面が、天板の前面
    と略面一となるように取付けていることを特徴とする請
    求項3記載の机。
  5. 【請求項5】パソコン本体が、ケースと、このケース内
    に収納したパソコン構成部品とを具備してなり、天板本
    体の下面に補強桟を有する天板において、前記天板本体
    とケース間における前記補強桟を避けた空間を、前記パ
    ソコン構成部品の収納空間としていることを特徴とする
    請求項3又は4記載の机。
  6. 【請求項6】パソコン本体を、側板に取付けていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の机。
  7. 【請求項7】パソコン本体を、天板の反使用端側に設け
    た幕板に取付けていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の机。
  8. 【請求項8】ファンが、正逆回転可能なものであること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載
    の机。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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