JP2000516263A - 錠剤組成物 - Google Patents

錠剤組成物

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Abstract

(57)【要約】 (a)活性薬剤;(b)増粘剤;及び(c)糖質剤を包含する組成物であつて、該組成物は固体形態をなし、組成物が唾液と接触すると組成物をペーストとなす増粘剤:糖質剤の比をもつ錠剤組成物を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 錠剤組成物 技術分野 本発明は活性薬剤を包含する錠剤組成物に関する。 発明の背景 経口投与組成物は患者にゲル、乳剤及び懸濁剤を含む液状溶液のような多くの形 態で、或いは粉末、顆粒及び錠剤のような固体形態で患者に与えられる。固体形 態、特に錠剤の形態で投与される組成物は通常そのまま全部を、或いは噛み砕い て嚥下するように意図される。 多くの消費者、特に楽に錠剤を飲込むことができない消費者(例えば老人や幼 児)は噛み砕くことにより容易に摂取できる錠剤を好む。このようなヒト達は口 の中で噛み砕いている間に直ぐに溶解する錠剤を所望する。 しかし、従来の錠剤は使用者にとつて許容し難い口当たり(すなわち口中での 錠剤製品の総体的知覚)を生ずる。許容し難い口当たりの一因となる傾向がある 製品の属性には苦さ(これは代表的には錠剤中に含まれる活性薬剤により起こさ れる)及び砂様ザラツキ感(すなわち、舌及び/又は上部口蓋により知覚される 、錠剤を構成する顆粒の表面のきめの感じ)がある。このような許容できない口 あたり性のために錠剤は(噛み砕く形態にせよ、或いは噛み砕かない形態にせよ )使用者が飲込むのが困難となる傾向がある。 例えば嚥下することにより、及び/又は噛み砕き嚥下することにより経口投与 後に、苦みを呈する望ましくない性質を示す傾向がある若干の活性成分には例え ば製剤組成物に関してアセトアミノフェン、アンピシリン、アジスロマイシン(a zithromycin)、クロロフェニラミン、シメチジン、デキストロメトルファン、ジ フェンヒドラミン、エリスロマイシン、イブプロフェン、ペニシリン、フェニル ブタゾン、プソイドエフェドリン、ラニチジン、スピロノラクトン及びテオフィ リンがある。キーチング(keating)の米国特許第2,990,332号明細書、コツ フ(Koff)の米国特許第3,138,525号明細書、ラグナサン(Raghunathan)の米国 特許第4,221,778号明細書及びケルレヘル(Kelleher)の米国特許第4,996,047号 明細書を参照されたい。 苦み及び/又は砂様ザラツキ感の問題を処理するために種々の処方の仕方が取 られてきた。例えば、米国特許第3,138,525号(コツフ、1964年6月23日公布) 米国特許第4,221,778号(ラグナサン、1980年、9月9日公布)及び米国特許第4 ,996,047号(ケルレヘル、1991年2月26日公布)を参照されたい。 上述のことから、改善された口当たり性及び/又は使用者が飲込み易い薬剤放 出性錠剤組成物に対する要請がある。 発明の要約 本発明は活性薬剤、増粘剤及び糖質剤を包含する組成物であつて、固体状であ り、組成物が唾液と接触するとペースト状となる増粘剤:糖質剤の比を有する組 成物に関する。 本発明のこれらの、及び他の面、特徴及び利点は以下の記載及び添付請求範囲 の記載を読めば一層良く理解されよう。 発明の詳細な記載 本明細書は発明を特定的に指示し且つ明瞭に特許請求する請求の範囲により完 結するが、本発明は下記の記載から一層良く理解されると信じられる。 以下に使用する全ての%と比とは他に記載がなければ全て全組成物の重量%及 び重量比である。 本明細書に述べる全ての測定は他に特記しなければ25℃で行つたものである 。 本明細書に述べる成分の%、比及び量はいずれも成分の実際の量に基づくもの であり、他に指示がなければ商業的に入手可能な製品のように各成分に併用され ることがある溶剤、充填材または他の物質を含む量ではない。 本明細書に述べる刊行物、特許出願明細書及び公布された特許はいずれもそれ らの全部を参照することにより本明細書に編入される。如何なる関連文献を引用 しても、それが特許請求した本発明に対する先行技術であるか否かに関して必ず しも先行技術と認めるものではない。 本明細書における用語「包含する」とは最終結果に影響を及ぼさない他の工程も しくは他の成分を加えることができることを意味するものである。この用語は「 からなる」及び「から実質上なる」を含むものである。 本明細書で「固形錠剤」とは堅い形をもち、予め混合した顆粒を所定の形状に圧 縮するか、或いは含まれる諸成分を直接圧縮することにより造られた、例えば丸 剤、菓子錠剤、トローチ剤のような物質を意味する。 本明細書で「ペースト」とは高粘度または低粘度の滑らかに動く液状物質、例え ばゲル形態またはクリーム形態の物質を意味する。 本発明は活性薬剤、増粘剤及び糖質剤を包含する組成物であつて、固体状で、 組成物が唾液と接触するとペースト状となる増粘剤:糖質剤の比を有する組成物 に関する。錠剤が水で湿潤されると水の浸透が始まり、錠剤の組織を膨潤させて その形状を溶解し破壊して錠剤はその組織をペーストに変化すると信じられる。 本明細書に述べる本発明の幾つかの面及び実施態様は改善された口当たり及び /又は口中への改善された溶解性を含む多くの利点をもつ。例えば、本発明の一 面においては、錠剤組成物は口中で唾液と接触するとペーストに変化する。この ペースト化により使用者が錠剤組成物を嚥下し易すくなる。本発明の他の面にお いては、ペーストは例えば活性薬剤によりさもなければ生ずる苦い食味を隠蔽し 、及び/又は使用者がさもなければ経験することがある砂様ザラツキ感を減少さ せることにより改善された口当たりを与える。 好適な実施例においては、組成物中に含まれる増粘剤:糖質剤の比は少なくと も約1:7である。このような比は、組成物が口中の唾液と接触したときにも増 粘剤の個々の粒子が互いに分離された状態で維持される(すなわち、増粘剤の個 々の粒子が一緒になつて団塊化するのを防止する)のを容易にする。 本発明の更に他の一面では、組成物のペーストは使用者が活性薬剤の苦味を味 わうのを防止する。増粘剤と糖質剤との併用により活性薬剤がペーストの形態で “浮遊”するから、活性薬剤は口中の苦み感知味覚芽に充分に接触しないと考え られるが、この理論的に拘束されるものではない。従来の処方は、このような苦 い食感を防止するために場合により活性薬剤を被覆することに頼つていた(例え ば薬剤樹脂複合体)が、本発明の組成物ではこのような処方工程は必要でない。 例えば、樹脂非被覆薬剤複合体を包含する本発明の実施態様も使用者に苦い食感 は殆ど、または全く与えない。 本発明の他の一面では、本発明の組成物は従来の錠剤またはトローチに含まれ る活性薬剤に比してより高濃度の活性薬剤を含むことができる。例えば、樹脂非 被覆組成物からなる従来の組成物に比して約2倍〜約6倍或いはそれ以上の樹脂 非被覆活性薬剤を含有できる。 A.活性薬剤 本発明の組成物は活性薬剤を含む。ここに、「活性薬剤」とは治療上の処理 のために使用者に放出される(例えば使用者により摂取される)成分をいう。好 適には、活性薬剤は薬剤樹脂複合体である。薬剤樹脂複合体は製剤工業において 従来使用されている活性成分をイオン交換樹脂(例えばカチオン交換樹脂)と共 に含み、それにより例えば投与中活性成分の放出を組成物が胃腸管に到達するま で遅延させる。 薬剤樹脂複合体に使用するのに適した活性成分の例は酸性、塩基性または両性 の薬剤である。本発明で有用な酸性薬剤の例はデヒドロコール酸、ジフルニサル 、エタクリン酸、フェノプロフェン、フロセミド、ゲムフィブロジル、イブプロ フェン、ナプロキセン、フェニトイン、プロベネシド、スリンダク、テオフィリ ン、サリチル酸及びアセチルサリチル酸であるが、これらに限定されるものでは ない。 塩基性活性成分の例はアセトフェナジン、アミトリプチリン、アンフェタミン 、べンズトロピン、ビペリデン、ブロモジフェンヒドラミン、ブロムフェニルア ミン、カルビノキサミン、クロルサイクリジン、クロルフェニラミン、クロルフ ェノキサミン、クロルプロマジン、クレマスチン、クロミフェン、クロニジン、 コデイン、シクリジン、シクロベンザプリン、シプロヘプタジン、デシプラミン 、d−ブロムフェニラミン、d−クロルフェニラミン、デキストロアンフェタミ ン、デキストロメトルファン、ジシクロミン、ジフェマニル、ジフェンヒドラミ ン、ドキセピン、ドキシラミン、エルゴタミン、フルフェナジン、ハロペリドー ル、 ヒドロコドン、ヒドロキシクロロキン、ヒドロキシジン、ヒヨスチアミン、イミ プラミン、レボプロポキシフェン、マプロチリン、メクリジン、メペンゾレート メペリジン、メフェンテルミン、メソリダジン、メタドン、メトジラジン、メト スコポラミン、メチセルジド、メトプロロール、ノルトリプチリン、ノスカピン 、ナイリドリン、オルフェナドリン、パパベリン、ペンタゾシン、フェンジメト ラジン、フェンテルミン、フェニルプロパノールアミン、ピリラミン、トリペレ ナミン、トリプロリジン、プロマジン、プロポキシフェン、プロパノロール、プ ソイドエフェドリン、キニジン、及びスコポラミンであるが、これらに限定され るものではない。 本発明で有用な両性薬剤の例はアミノカプロン酸、アミノサリチル酸、ヒドロ モルホン、イソクスプリン、レボルファノール、メルファラン、モルヒネ、ナリ ジクス酸及びパラアミノサリチル酸であるが、これらに限定されるものではない 。 本発明で有用な好適なイオン交換樹脂(以下にイオン交換剤と云う)は水不溶 性樹脂で、所定のpH条件下でイオン性またはイオン化できる、共有結合した、 官能基を含む薬理学的に不活性な有機質または無機質基材から成る。有機質基材 は合成物質(例えばアクリル酸、メタクリル酸、スルホン化スチレン、スルホン 化ジビニルベンゼンのポリマーまたはコポリマー)もしくは部分合成物質(例え ば変成セルロース及びデキストラン)であることができる。 無機質基材も例えばイオン性基を付加することにより変成したシリカゲルであ ることができる。共有結合したイオン性基は強酸性基(例えばスルホン酸基)で あつても、弱酸性基(例えばカルボン酸基)であつても、強塩基性基(例えば第 4級アンモニウム基)であつても、弱塩基性基(例えば第1級アミノ基)、また は酸性基と塩基性基とが併存したものであつてもよい。通常、イオン交換クロマ トグラフィに使用するのに適したタイプのイオン交換剤及び水の脱イオン処理の ような用途に適したタイプのイオン交換剤が本発明の組成物で使用するのに適当 である。 このようなイオン交換剤の例はエイチ.エフ.ウオルトン(H.F.Walton)によ り「プリンシプル.オブ.イオン.イクスチェインジ(Principle of IonExchan ge)」(312〜343頁)及び「テクニ−クス・エンド・アプリケーション・ オブ・イオン−イクスチェンジ・イン・クロマトグラフィ(Technique and Appl ication of Ion Exchange in Chromatography)」(344〜361頁)[イーヘフトマ ン(E.Heftmann 著)][ファン・ノーストランド・ラインホールド・カンパニ(V an Nostrand Reinhold Company)ニューヨーク、(1975)]に記載されている。 好適には、イオン交換剤の粒子寸法は約40ミクロン〜約150ミクロンであ る。前記下限寸法より実質的に小さい粒子寸法は処理の全行程において取扱いが 困難な傾向があり、前記上限寸法より実質的に大きい粒子(例えば球状で約10 00ミクロンまでの直径をもつ商業的に入手し得るイオン交換樹脂)は固形の投 与形態では砂様ザラツキ感を与える傾向があり、且つ乾燥−脱水サイクルを行う 時に破砕する傾向が大きい。 薬剤成分と樹脂との結合は業界で既知の任意の方法で達成できる。どの方法を 選択するかは所望する薬剤樹脂複合体を構成する薬剤成分と樹脂との選択に依存 する。薬剤成分と樹脂との濃度も得られる薬剤樹脂複合体の治療の条件に合致す るのに必要な特性に依存して選択できる。 本発明で有用な薬剤樹脂複合体は被覆体でも非被覆体でもよい。好適には、被 覆用物質は水透過性拡散性成分を包含する。好適な実施態様では活性薬剤(例え ば薬剤樹脂複合体)は非被覆体である。 薬剤樹脂複合体は約10ミクロン〜約150ミクロンの非被覆粒子寸法をもつ ことが好ましい。活性薬剤被覆態様では被覆活性薬剤粒子の寸法範囲は被覆の厚 さに相応して大きくなる。薬剤樹脂複合体の粒子寸法が上記より大きくなると錠 剤が口中でペースト形態となつた時に許容できない砂様ザラツキ感の口当たりに なると信じられる。より小さい粒子寸法では製造ロスが生じ、加工中の取扱いが 困難となる傾向がある。 好適な実施態様では、本発明で有用な活性薬剤は約0.5〜約16.0%、好適 には約1.0〜約12.0%の量で存在する。これらの非被覆薬剤樹脂複合体の量 は従来の錠剤に含まれる量に比して6倍にまで達する量である。 B.増粘剤 本発明の組成物はまた増粘剤を含む。ここに「増粘剤」とは組成物が口の 中で唾液及び/又は水と接触した時に望ましい稠度を与える物質を云う。組成物 中のこのような増粘剤は組成物が口の中で水及び/又は唾液と接触した時に組成 物を速やかに湿潤し、液体を吸収して組成物を膨潤しペーストに変える特性をも つ。水分は組成物の組織中に吸収されて組成物組織の凝集性を維持させ、組成物 組織中に水が段々多く入つてゆくとより多くの膨潤が生じてペーストが形成され ると考えられる。 本発明で有用な増潤剤の非限定例はプレゼラチン化デンプン;寒天、イナゴ豆 ゴム、グアーゴム、タラゴムのようなゴム(ガム)類;カラジーナン;アルギネ ート;キサンタン;及びナトリウムカルボキシメチルセルロース及びナトリウム カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースのようなセルロース誘導体が含ま れる。カラヤゴム、アラビヤゴム及びトラカントゴムのような天然産ゴム類もま た使用できる。コロイド状マグネシウムアルミニウムシリケートのような合成珪 酸塩または微細に粉砕もしくは磨砕したシリカも増粘剤の一部として使用して組 成物の表面のきめを更に改善することができる。増粘剤は組成物の約0.2重量 %〜約5.5重量%の量存在することが好ましい。 C.糖質剤 本発明の組成物はまた糖質剤をも含有する。ここに「糖質剤」とは唾液の 分泌を増大させて組成物の溶解を助成する物質を云う。組成物中に存在する糖質 剤は製剤に甘味と組成物に望ましい溶解性とを付与し、並びに組成物を錠剤形態 に加工する際の加工助剤となることができる。糖質剤は増粘剤の個々の粒子を離 散した状態に維持して唾液及び/又は水と接触した時に増粘剤が団塊化するのを 防止する。 本発明で有用な糖質剤は糖、糖アルコール、またはこれらの混合物であるのが 好適である。本発明で有用な糖の非限定例には乳糖(ラクトース)、ブドウ糖(グ ルコース)、マルトデキストリン及びショ糖(スクロース)がある。有用な糖ア ルコールにはソルビトール、キシリトール、マンニトール及びマルチトールが含 まれる。 糖質剤の合計量は他の成分、特に活性薬剤との相溶性、及び錠剤の溶解性及び 例えば苦味や砂様ザラツキ感のような口当たりなどの組成物の所望特性に応じて 選択される。糖質剤は有効量で存在するが、好適には約20重量%〜約80重量 %、更に好適には約20重量%〜約65重量%の量で存在する。 本発明における糖質剤は糖と糖アルコールとの併用物が好適であるが、このよ うな併用物では糖の割合が糖アルコールの割合より少ないことが更に好ましい。 好適な併用物はショ糖(スクロース)(糖)とショ糖より高割合のマンニトール (糖アルコール)とからなる。糖質剤として糖と糖アルコールとを併用すると糖 質剤と増粘剤との併用により与えられる快適な溶解を改善すると考えられる。マ ンニトールが含まれると糖だけを含む場合に比べて組成物の溶解速度を遅くする 。速い溶解速度をもつ糖質剤が先ず溶解して組成物中に含まれる増粘剤及び未溶 解糖質剤の個々の粒子及び他の粒子のそれぞれ周りに厚いフイルムを形成し、こ のような厚いフイルムが組成物組織中及び未だ溶解してない粒子中へ水がその後 に浸透するのを防止し、それにより組成物全体が完全に溶解すること及び/又は 一様に溶解することが防止されると考えられるが、この理論に拘束されるもので はない。 好適には、組成物は組成物の約1.0〜約50重量%の糖と約20〜約80重 量%の糖アルコールを含有する。 一実施態様では、糖質剤は更に結合剤を含むことができる。結合剤の含有は、 マンニトールのような糖質剤が組成物に使用した諸成分を結合する能力が小さい 時に特に有用である。結合能力が不充分であると、錠剤がその製造操作中錠剤の 長さに沿つて、例えば2つの断片に、割れる傾向があると信じられる。錠剤のこ の割れは通常キャッピング(capping)と称される。結合剤の量及び種類はキャ リヤーの特性、他の成分との相溶性及び最終製品の所望の特性に応じて選択され る。 更に、組成物が錠剤形態の時には、本発明の若干の糖質剤は錠剤製造用の結合 剤の性質をもつことできることが認められる。本発明で使用する糖質剤、好適に は糖、の大部分は錠剤形態の組成物の改善された結合性を与え、錠剤が2つの断 片に割れるのを防止するのに有用である。 先に記載した糖質剤以外の有用な結合剤の例はデンプンペースト及びプレゼラ チン化デンプンのようなデンプン;ポリビニルピロリドン;セルロース誘導体; ゼラチン;ゴム(ガム)類及びそれらの混合物である。ある種の実施態様では結 合剤と錠剤キャリヤーは同じ物質から造られてもよい。或いはまた、結合剤と糖 質剤とが全く異なつていてもよい。結合剤は有効量で存在するが、好適には約0 .1〜約5重量%、更に好適には約0.5〜約3重量%の量で存在する。 D.水不溶性希釈剤 本発明の組成物は更に水不溶性希釈剤をも含有することができる。ここに 「水不溶性希釈剤」とは錠剤組成物の砕解性または分散性を改善する物質を意味 する。水不溶性希釈剤は組成物に所望の多孔性を付与する傾向があると考えられ る。このような多孔性は水が錠剤組織中に浸透する流路を与え、それにより水の 浸透と組成物表面区域をより多く水に露出させるようにすると考えられるが、こ の理論に拘束されるものではない。本発明で有用な水不溶性希釈剤は水に不溶性 で水不溶性希釈剤を含まない組成物に比して組成物の溶解を改善する物質である 。有用な水不溶性希釈剤は炭酸カルシウム、リン酸カルシウムなどがあるが、こ れらに限定されるものではない。好適には水不溶性希釈剤は有効量で存在するが 、錠剤組成物の約0.5%〜約70%の量で存在するのが好ましい。 E.錠剤キャリヤー 本発明の組成物は更に錠剤キャリヤーを含有する。ここに、「錠剤キャリ ヤー」とはヒトへの経口投与に適し且つ錠剤を調製するのに普通に使用される1 種または2種以上の相溶性の固形または液状の物質、好適には固形の物質を意味 する。錠剤キャリヤーは、錠剤をヒトへの投与に適したものとなすために、充分 に高純度で充分に低毒性のものでなければならない。有用な錠剤キャリヤーの例 は水不溶性希釈剤、錠剤化助剤、着色剤、調味料、造粒流体、及びそれらの混合 物がある。好適には、錠剤キャリヤーは約10〜約80重量%、より好適には約 30〜約80重量%の量で存在する。 1.錠剤化助剤 ここに「錠剤化助剤」とは錠剤製造中に流動性を錠剤組成物に与え、 摩擦を減少させ、及び/又は錠剤成形機からの錠剤の取出しを容易にするために 組成物に少量添加する成分を意味する。本発明で有用な錠剤化助剤は例えばステ アリン酸マグネシウム、ステアリン酸、エアロゾル、タルク及びそれらの混合物 である。好適には錠剤化助剤は錠剤が2個の断片に破砕されるのを防止するのに 有効な量で、好適には約2重量%〜約8重量%の量で存在する。 2.着色剤 本発明の錠剤組成物は更に着色剤を含有する。好適には着色剤はその 分布と混合とを容易にするために造粒流体と一緒に添加される。着色剤は有効量 で存在するが、好適には約10重量ppm〜約500重量ppm、より好適には約20 重量ppm〜約250重量ppmの量で存在する。 3.調味料 調味料も本発明の錠剤組成物に添加される。本発明で有用な調味料の 例はハツカ油、サツサフラス油、クローブ芽油、ハツカ、メントール、アネトー ル、チモール、サリチル酸メチル、オイカリプトール、カシア桂皮、1−メチル アセテート、セージ、オイゲノール、パセリ油、オキサノン(oxanone)、冬緑油 、アルファーイリソン(alpha-irisone)、オランダハツカ油、マヨラナ、レモン 、オレンジ、プロペニルグアエトール、シナモン及びそれらの混合物である。調 味料は通常錠剤組成物中に約0.01重量%〜約5重量%の量で使用される。 本発明による錠剤組成物は所望により更に、甘味料の効果を増大できる可能性 をもつ他の既知の化合物を適宜含むことができる。これらの化合物は総体的に甘 味の効果を増大するために添加される。これらの化合物にはサツカリン、アスパ ルテーム、アセスルファームK及びグリチルリチンが含まれるが、これらに限定 されるものではない。 F.錠剤の製法 錠剤形態の本発明の組成物は業界で既知の慣用の錠剤を形成するのに有用 な任意の方法により製造できる。これらの慣用の方法には造粒法:すなわち湿式 または乾式造粒法、好適には湿式造粒法が含まれる。顆粒に製剤する諸成分(例 えば薬剤樹脂複合体、増粘剤、製剤上許容し得るキャリヤー、調味料、着色剤な ど)の性質に応じて、ある1つの方法が他の方法より好ましい最終製品を提供す ることができる。湿式造粒法は広く使用され、錠剤に対し通常最も満足すべき結 果を生ずる。例えば、イー・ジェイ・デヨング(E.J.de Jong)著、「ジ・プリ ペアレーション・オブ・ミクログラニュレーツ,アン・インプルーブド・タブレ ツティング・テクニーク(The preparation of microgranules,an improvedtable ting technique)」Pharmaceutical Weekblad 誌104(23)、469-474頁(1969)及 びイー・ジェイ・デヨングの米国特許第3,266,992号明細書を参照されたい。 砂様ザラツキ感を与えないしキャッピングも起こさない錠剤が製造される限り 、本発明の組成物に対し直接圧縮法を選択することもできる。例えばブラーゼ・ ティ・パラーモ(Blaaze,T.Palermo)らの米国特許第3,384,546号明細書を参照 されたい。 一実施態様においては、本発明による錠剤形態の組成物の製法は、(1)活性 薬剤、糖質剤及び、必要に応じて製造操作の進行中に安定である任意の付加的成 分(例えば着色剤)、を加えて顆粒を造り;(2)得られた顆粒を#10メツシ ュの篩に通し;(3)篩分けした顆粒を慣用の乾燥操作により乾燥し;(4)乾 燥した顆粒を井14メツシュの篩で再び篩分けし、(5)工程(4)の顆粒を増 粘剤及び任意の付加的成分(例えば甘味料、調味料、錠剤化助剤)と混合し;( 6)工程(5)で得られた混合物を慣用の方法により圧縮して錠剤を造ることを 包含する。 実施例 下記の実施例により本発明の範囲内の実施態様を記載し例証する。これらの実 施例は単に説明のためのもので、本発明の精神及び範囲を逸脱すること無くこれ ら実施例の多くの改変が可能であるから、これら実施例は本発明をこれらに制限 するものと解すべきではない。 下記に示す成分は業界において既知の慣用の方法に造つた。適当な方法と処方 とは下記の通りである: 実施例1−2 *1:プソイドエフェドリン-IRP69複合体:ローム・エンド・ハース社によ り供給された35.69重量/重量%非被覆プソイドエフェドリン含有薬剤樹脂 複合体 *2:デキストロメトルファン-DowXYS40010複合体:米国、HCRC-P&Gによ り提供された56.2重量/重量%非被覆デキストロメトルファン含有薬剤樹脂 複合体 実施例1の処方による錠剤は「錠剤の製法」の項に記載の方法により造つた。 実施例2の処方による錠剤は活性薬剤を工程1でなく工程5の顆粒を混合中に 添加した以外は「錠剤の製法」の項に記載の方法により造つた。 上記実施例に記載し且つ代表される実施態様は多くの利点をもつ。例えば、そ れらは唾液と接触するとペーストになり、それにより望ましい溶解性と砂様ザラ ツキ感のない快適な口当たりとを与える。 ここに記載の実施例及び実施態様は説明目的のだけためのものであり、そうし た理由から本発明の精神及び範囲内に入るべき種々の改変及び変化が当業者に対 し示唆されるであろうことを理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 ドソウザ,スタニスラウス ヴァレライン インド国400025 ムンバイ、プラブハデヴ ィ、サヤニ、ロード、レレ、ビルディング /11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)活性薬剤; (b)増粘剤;及び (c)糖質剤 を包含する組成物であって、該組成物は固体形態をなし、組成物が唾液と接触す ると組成物をペーストとなす増粘剤:糖質剤の比をもつ組成物。 2.増粘剤:糖質剤の比が少なくとも約1:7である、請求項1記載の組成物。 3.組成物が噛み砕ける錠剤である、請求項1記載の組成物。 4.組成物が更に水不溶性希釈剤を含む、請求項3記載の組成物。 5.糖質剤が糖、糖アルコール、またはそれらの混合物であり、増粘剤がプレゼ ラチン化デンプン、ガム、セルロース誘導体またはそれらの混合物である、請求 項4記載の組成物。 6.活性薬剤が非被覆薬剤樹脂複合体である、請求項4記載の組成物。 7.活性薬剤がメチルメタクリレートポリマーからなる水透過拡散性バリヤーで 被覆されてなる請求項4記載の組成物。 8.(a)約0.5〜約16.0%の薬剤樹脂複合体; (b)約0.2〜約5.5%の増粘剤;及び (c)約20〜約80%の糖質剤 を包含する、錠剤の形態をなす組成物。 9.組成物が更に約10〜約80%の、水不溶性希釈剤、錠剤化助剤、着色剤、 調味料及びそれらの混合物から成る群から選ばれた錠剤キャリヤーを含む、請求 項8記載の組成物。 10.組成物が約0.5〜約70%の水不溶性希釈剤を含む、請求項9記載の組 成物。
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