JP2000514740A - 上流側での引張りを伴う片面段ボール紙葉の製造用機械及び方法 - Google Patents

上流側での引張りを伴う片面段ボール紙葉の製造用機械及び方法

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Abstract

(57)【要約】 平面紙葉(24)上に波形加工された紙葉(23)を糊付けすることにより、片面段ボールのシートを製造するための機械及び方法が開示される。本機械は、平行軸に対して実質的に接線方向に配置された状態の加熱ロールを含むが、そのうちの2本は、縦溝付きロールである。本機械は、第1の縦溝付きロールの直前に、しかも隣接して配置された第1の正駆動手段と、該第1の正駆動手段の出力側の縦溝付きロールに対する平面シートの送り率が一定で、しかもその回転スピードによって該縦溝付きロールの入力側に与えられる直線的なシートスピードよりも常時低い送り率を与える駆動手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 上流側での引張りを伴う片面段ボール紙葉の製造用機械及び方法 本発明は、段ボールの製造、特に、ライナーと呼ばれるボール紙の平面紙葉上 にボール紙の波形加工された紙葉を糊付けすることにより片面段ボールを製造す る機械において、平面紙葉を波形加工紙葉の形に予備成形する第1の段ロール、 中央の第2の段ロール及び第2のロールの周囲で波形加工紙葉の段と接触する状 態にライナーと呼ばれる平面紙葉を導く第3の平滑ロールといった3本の加熱ロ ールセットを含むタイプで、さらにロールセットの上流側で波形加工されるべき 平面紙葉を引張りにより正駆動する第1の手段を含んでなる機械に関する。 本発明は同様に、特に上述のタイプの機械を利用する片面段ボール紙葉の製造 方法にも関する。 本発明は、例えば坪量の小さい(約120g/m2未満)か又は反対に坪量の大き な(約200g/m2以上)の再生紙から得られたボール紙などを用いた高速での片 面紙葉の製造の分野で特に多く応用されるが、この利用分野に限られるわけでは ない。 図1では、片面段ボール紙の製造ライン2における先行技術の機械1を表した 。 このラインは、ライナー用平面紙葉及び波形加工紙葉を形成するための平面紙 葉をそれぞれ供給する手段3及び4を含んでいる。 これらの供給手段は、それ自体既知の要領で、ボール紙製造に必要な繰り出し 及び制動の優れた制御を可能にする巻取紙巻銅5を含んでなる。 これらの供給手段は同様に、一般に蒸気で加熱された銅製ロールからなり紙/ ロールの接触表面積を変動させるのに役立つ「バーフィーダー」と呼ばれる小さ なローラの備わったライナー紙葉用予熱器6、及びそれ自体段形成に有利に作用 する紙葉の加湿用傾斜路をさらに有する波形加工紙葉用予備調整器7をも含んで なる。 なお、ライン2は、その上部部分でベルトシステムで構成された、得られた片 面ボール紙の排出用手段8も含んでいる。 図2は、図1のラインの片面機7を断面図の形でより精確に示している。 この機械は、波形加工紙葉の供給側に補足的予熱ロール9及び加湿ロール 10を、そしてライナー紙葉供給側には2本の回転予熱ロール11を含んでなる 。 なおこの機械1は、ステンレス銅製の第1の上部段ロール12を含む。このロ ールは中空で、それ自体既知の要領で蒸気で加熱されるように配置されている。 機械1は同様に、ほぼ接している第1のロールの軸に対し平行な軸をもちかつ 例えば同じ直径のステンレス銅製の第2の中央段ロール13も含んでなる。 第2のロールが例えば、フランスのMARTIN社製の「Air Drive」という名称で 知られているタイプのものである。 このロールは2つのチャンバ、すなわち蒸気で加熱された中央チャンバと真空 付加装置16に連絡された真空チャンバ15を有する。このチャンバは、ロール の長さ全体にわたりあけられ、穴を介して波形加工された周辺表面と連絡する流 路17を含む。 機械1は、最初の2本のロールに平行な軸をもち、例えば同じ直径である平滑 な表面の第3の下部ロール18を含んでなる。このロールは、最初の2本と類似 の要領で蒸気で加熱され、以下でみていくように中央段ロールの周囲と接触した 状態で段ロールの段の稜に対しライナー紙葉を圧縮するように配置されている。 なお、機械1は、圧延ローラ20、糊槽21及び糊付けローラ22を含むそれ 自体既知の段の頂部の糊付け手段19を含んでなる。 機械1の作動原理は以下のとおりである。 ボール紙製の2枚の紙葉又は層23及び24が機械の中に導入される。 紙葉23は、波形紙葉を形成することを目的としたものである。 7、9及び10での乾燥及び加湿処理の後、この紙葉23は、第1の加熱段ロ ール12のまわりを、その周囲の一部分にわたり通過する。 紙葉は次に、2本のかみ合いロールのように互いに反対方向に回転する2本の 加熱段ロール12及び13の間に導入される。 このときロール13の下部部分の中に作られた真空は、形成された波形加工紙 葉23を、約180°の頂角をもつ円弧上で加熱ロールに対して張りつける。 糊付けローラ22の前を通過するとき、一本の線状の糊が、すでに見てきたと おり、段の頂部に被着させられる。 糊は、例えばでんぷんベースのものである。 ライナー紙葉24のほうは、機械1と反対側で、下部部分に導入される。 この紙葉は、11であらかじめ乾燥され、平滑プレスとも呼ばれる第3のロー ル18のまわりに巻きつけられる。例えば10kg/cm(単位長さ当たりの圧力) といった非常に高い油圧が、波形加工紙葉23の段の各上部稜と平滑紙でできた ライナー紙葉24の間の25における連続的接触(図3参照)を確保している。 したがって、糊の目地は、数分の1秒のうちに強い圧力と温度の組合せ作用に よって得られる。 波形加工紙葉は、段ロール12及び13のかみ合わせにより駆動され、ライナ ー紙葉は、中央ロール13と平滑ロール18の間の締めつけによって駆動され、 3本のロールの上流又は下流においてはいかなる引張りも実現されない。段ボー ル紙は次に、それ自体既知の要領でベルトコンベヤにより上部部分で排出される 。 例えば、波形加工紙葉が中央ロール上に真空により吸引されるのではなく空気 により張りつけられる機械といったように、その他のタイプの片面機械も存在す る。 しかしながら、その作動原理及びそれらが使用する構造的要素は、上述のもの とほぼ同一である。 既知の機械は、受容可能な片面紙を提供しながら優れた加工枚数を達成できる ようにするものではあるが、それでも常に欠点が伴う。 実際、ライナー紙葉の有効な引張りと優れた接着を同時に得るために、これま では基本的に、糊のゼラチン化を可能にするため、当然、接着の時点で充分な温 度を維持する一方で、2枚の紙葉を互いに非常に高い圧力で押しつけることが必 要であると考えられてきた。 同様に、波状にすべき紙葉の引張りは唯一又はほぼ唯一、段ロール内の紙葉の 互いにかみ合った状態での駆動のみによって得られなくてはならない、と常に考 えられてきた。 しかしながら、段ローラの歯の間の紙葉のこの圧力及び/又ははさみ込みは、 特に共振速度さらには高速でのボール紙の切断ならびに振動及び大きな騒音を引 き起こす有害な効果を呈する。 その結果、湿度、ライナー離隔及び即座の圧縮抵抗に対するその耐性が低くな っ た段ボール紙が得られることになる。 紙葉間の接触面上の平滑ロール18と段ロール14の間の圧力及び/又は段ロ ールによる紙の駆動の役割を最小限にするか又は削除する目的で、ロールセット の上流側に位置づけされた正の引張り手段を有する片面機械も知られている。 換言すると、かみ合わせ及び/又は強い圧力による駆動は、ロールの上流側で の引張りにより置き換えられている。 かくして、文書US 2,742,079号は、段ロールの離隔を調節する機械的アダプタ によりこれらの段ローラと分離され、それらから離れて上流に位置づけされた正 の引張りを伴う供給手段を規定している。 一方、文書US 3,479,240号では、前記ローラの速度よりも高い速度で段ローラ に供給を行う供給ローラについて記述されている。 文書GB 1,052,659号では、段ローラに張力なく供給を行うような形で、これら のローラの上流側に直接位置づけされたアダプタ手段が規定されている。 これらの手段はすべて欠点を呈する。すなわち、これらの手段は複雑でかつ利 用コストが高くつく。そのうえ、高い進行速度を許容しない。 本発明は、特に、低いコストで容易な使用方法で、共振速度及び/又は高速す なわち例えば300m/分を上回る速度で紙の切断の危険性を最小限におさえる ことによって、得られる段ボール紙の品質を改良することを可能にするという点 で、実践的必要条件を既知のものよりもよく満たすような片面段ボール紙の製造 用の機械及び方法を提供することを目的とする。 なお、既存の機械は、本発明が提供する改良を活用するべく容易に適合させる ことができる。 このため、本発明は、特に、紙の弾性伸びを利用することにより、正の引張り 手段と段ローラの間の紙を恒常な張力下に常に維持するという考え方から出発し ている。 この目的で、本発明は、特に、ボール紙の平面紙葉上にボール紙の波形加工さ れた紙葉を糊付けすることにより片面段ボールを製造する機械において、平面紙 葉を波形加工紙葉の形に予備成形する第1の段ロール、中央の第2の段ロール及 び第2のロールの周囲で波形加工紙葉の段と接触する状態にライナーと呼ばれる 平面紙葉を導く第3の平滑ロールといった3本の加熱ロールセットを含み、さら にロールセットの上流側で波形加工されるべき平面紙葉を引張りにより正駆動す る第1の手段を含んでなる機械であって、前記第1の正駆動手段は、第1のロー ルの近くでその上流側に直接位置づけされており、しかも前記段ロールの回転速 度によりこれらの段ロールの入口において課せられる紙葉の線速度よりも常に厳 密に低い段ロールへの平面紙葉の恒常な供給速度をその出口で得るように配置さ れた推進手段を有することを特徴とする機械を提供する。 ここでロールセットの出口においては、ボール紙の進行線速度が、段のタイプ (ピッチ、高さ、形状など)に応じて異なる当業者が消費係数と呼ぶ係数で段ロー ルの回転速度を補正した速度に正比例するものであるという点を指摘しておきた い。 紙葉の正駆動手段というのは、特に紙の幅に応じて滑りを全く又はほとんど許 すことなく、紙葉に対するその相対的運動が阻止されているような推進手段のこ とであると考えるべきである。 これらの手段は、このため、考慮対象の紙葉に対して、ロール上の紙葉の単純 な摩擦力を大幅に上回る、例えば3倍以上上回る完全に推進性の引張り力を及ぼ す。 〜の近くで直接、という表現は、(片面機械の3本のロールのセットに属する )関係するロールに最も近い引張り手段に属する点が(接触しないために充分で ある)10分の数ミリメートルと約2mの間に含まれる距離、例えば約1mより 小さい距離、そして有利には約50cm以下の距離のところにあり、しかもロール セットのうちの最も近いロールと駆動手段の間にはいかなる要素も存在しない、 ということを意味している。 したがって、例えば張力アダプタといった中間機械式手段は全く存在しない。 有利な実施形態においては、さらに以下の配置のうちのいずれかを利用するこ ともできる: − 第1の正駆動手段の速度は、前記線速度との関係において約1%以下である ; − 第1の正駆動手段の速度は、前記線速度との関係において約5%以下である 、 例えば約3%以下である; − 機械は、第3のロールの近くで直接その上流側でライナー用平面紙葉を引張 りにより正駆動する第2の手段を含んでなる; − 第1及び/又は第2の正駆動手段とロールセットの間の張力は、2kg/cmを 上回る; − 平面紙葉上に第1及び/又は第2の正駆動手段により加えられる正の引張り 力は、約3.5N/cmを上回る; − 平面紙葉上に第1及び/又は第2の正駆動手段により加えられる正の引張り 力は、約5N/cmを上回る; − 機械はさらに、3本のロールとの関係において段ボール紙の行程の下流に完 全に位置づけされた補足的加熱平滑ロールを1本有し、かかる平滑ロール及び 第2のロールは、例えば約60°といったゼロより大きい規定値の中央角α’ に対応する円弧に沿って平面紙葉と波形加工紙葉の間の第1の接点の下流側で 前記第2のロールの外部壁の上に波形加工紙葉を張りつけるように配置されて おり、前記第4のロールは、例えば約90°と約270°の間に含まれ有利に は約180°であるゼロより大きい第2の規定の値の中央角βに対応する円弧 の上で、それ自体紙葉の裏と接触状態となるように配置されている; − 機械は、3本のロールとの関係において段ボール紙葉の行程の直接下流側で 、かつこれらのロールの近くに位置づけされた段ボール紙葉の、引張りによる 第3の正駆動手段をさらに有する; − 第1の正駆動手段には、他のロールに対し平行な軸をもち、その外部壁に対 し平面紙葉を押しつける手段の備わった第4のロールが含まれ、この第4のロ ールは、規定の第1の値の中央角δに対応する円弧上で紙葉と接触するように 配置されている; − 第2の正駆動手段には、他のロールに対し平行な軸をもち、その外部壁に対 し波状となるべき平面紙葉を押しつける手段の備わった第5のロールが含まれ 、この第5のロールは、規定の第2の値の中央角εに対応する円弧上で紙葉と 接触するように配置されている; − 第1及び/又は第2の正駆動手段は、いかなる滑りも存在し得ないような形 で、S字形の行程を紙葉に進ませながらこの紙葉を間に圧縮するベルト付き手 段であり、かくして、推進手段の速度(これは厳密に等しいものである)との 関係において紙の繰り出し速度を完全に制御することが可能となる; − 第3の正駆動手段には、他のロールに対し平行な軸をもち、その外部壁に対 しボール紙の紙葉を押しつける手段の備わった第6のロールが含まれ、この第 6のロールは、規定の第3の値の中央角βに対応する円弧上で紙葉と接触する ように配置されている; − 第4、第5及び第6のロールのうちの少なくとも1本は、加熱ロールである ; − 第4のロールは、加熱ロールである; − 第5のロールは、加熱ロールである; − 第4、第5及び第6のロールのうちの少なくとも1本に結びつけられた押し つけ手段は、前記ロールの壁の表面内にあけられたオリフィスを介してボール 紙葉を吸引する手段である。 ロールの壁に対するボール紙葉の押しつけ手段を利用することから、正駆動手 段レベルでの段ボールの滑りは全く又はほぼ全く不可能となる(最大許容誤差約 +5%); − 第4のロールの正駆動手段には、例えば符号器といった光学的手段などによ り制御されるロールセットの出口におけるボール紙の進行速度よりも厳密に低 い波形加工されるべき平面紙葉の供給速度を得るように配置されたこのロール の回転起動用手段が備わっている; − 第5のロールの正駆動手段には、ロールセットの出口におけるボール紙の進 行速度よりも厳密に低いライナー用平面紙葉供給速度を得るように配置された このロールの回転起動用手段が備わっている。 有利には、第4及び/又は第5のロール又は(存在する場合には)その他のタ イプの駆動手段の従速度は、それぞれ滑りが全くない場合第1及び/又は第3の ロールの速度であり得るボール紙の進行速度との関係において、約5%、3%さ らには1%又は0.5%だけ低い。 この従速度によりロールの摩耗を考慮することが可能となり、3本のロール セットと上流の正の引張り手段の間の張力を常に維持しながらこれらのロールの 耐用年数を延長させることができる; − 第4及び/又は第5の加熱ロールは、最初の3本の加熱ロールよりも、例え ば1.5倍大きい直径をもつ; − 正駆動手段及び3本のロールセットは、前記手段の下流に位置づけされた3 本のロールセットのまわりでのボール紙葉の巻きつけ角度の調節を可能にする ように配置されている。 このような配置は、進行速度に応じて形成される段ボールの加熱を調節するこ とを可能にし、こうして特に、例えば段ボール製造の始点又は終点におけるボー ル紙の焼けを避けることができる; − 第4及び/又は第5のロールは、これらのロール上のボール紙葉の巻きつけ 角度の調節を可能にするように配置されている; − 機械はさらに、第4及び/又は第5のロールの上部母線に接する水平面の下 で段ボール紙の行程上にロールの上流側で位置づけられている、加熱ロールの 軸に対して平行な軸をもつ小さい直径の少なくとも1本の平滑ロールを有して いる; − 第4及び/又は第5のロール上の巻きつけ角度の規定値は、約30°より大 きく、有利には90°以上、例えば100°である; − 巻きつけ角度の規定値は、約50mmより大きい第2のロールの表面の弧の寸 法に対応する; − 機械は、第3の平滑ロールによって第2のロールのレベルで段ボール紙葉に 加えられる圧力を3kg/cmの規定しきい値よりも低く調節する手段を有してい る; − 機械は、第2のロールと第3のロールの表面間の距離を調節する手段を有し 、これらの手段は、機械の作動中、第2のロールと接触した状態で、段ボール 紙葉のライナー用平面紙葉及び波形加工紙葉に対する第3のロールの圧力をこ とごとく削除するように配置されている。 したがって、第2と第3のロールの間には全く接触が存在しない。 調節手段は例えば、それ自体既知のものであるロール周囲間の離隔手段である 。 実際、このようなシステムは、300m/分以上のボール紙進行速度で優れた 結果を提供する。 平面紙葉は、段の糊付け手段により糊が塗布される側で第4又は第5の加熱ロ ール上に張りつけられる。 機械は、例えば光学的にか又は3本ロールセットのうちの1本のロールの回転 速度を介して測定された、ボール紙の進行速度との関係における第4、第5及び /又は第6のロールの相対速度の自動調節手段を有する。 本発明は同様に、上述のような機械を利用する片面段ボール紙葉の製造方法を も提案する。 本発明は同様に、ボール紙の波形加工された紙葉とライナーと呼ばれるボール 紙の平面紙葉の接着により、互いにかみ合う2本の段ロールを含む3本の加熱ロ ールを含んでなる機械を用いて片面段ボール紙葉を製造する方法において、3本 の加熱ロールの上流側で、波形加工されるべき平面紙葉上に、3本のロールの上 流側に位置づけされた前記紙葉供給装置の慣性を克服するための前記紙葉の駆動 用の正の引張り力が加えられる方法であって、段ロールの回転速度に対応する前 記段ロールの入口における進行線速度よりも常に厳密に低い波形加工されるべき 平面紙葉の恒常な供給速度を得るため、前記ロールの近くで直接上流側で前記引 張り力を加えることを特徴とする製造方法、をも提供する。 有利な実施形態においては、さらに、以下の配置のうちのいずれかが利用され る: − 正駆動速度は、入口における前記進行線速度との関係において約1%だけ低 い。 正駆動速度というのは、正の引張りを行う正駆動手段の出口において直接段ロ ールに供給する紙の線速度のことである。 − この速度は、入口における前記進行線速度との関係において約3%だけ低い ; − 一方では第1及び/又は第2の正駆動手段と他方ではロールセットの間に、 1kg/cm以上、例えば2kg/cm以上の恒常な張力が加えられる; − 波形加工されるべき平面紙葉上に、第1のロールの近くでかつ上流側で約3 .5N/cmを上回る引張りが加えられる; − ライナー用平面紙葉に、第3のロールの近くでかつ上流側で約3.5N/cmを 上回る引張りが加えられる; − ライナー用紙葉及び/又は波形加工されるべき平面紙葉上に加えられる引張 りは、約5N/cmを上回る; − 引張り力と同様に、ライナー用紙葉及び/又は波形加工されるべき平面紙葉 が加熱される; − 上流の正の引張り力と同様に、糊付けする面の側で、波形加工されるべきラ イナー用紙葉の面が加熱される。 本発明は、特に、B、C又はEタイプの段を呈する波形加工されたボール紙葉 及びライナー用と呼ばれるボール紙平面紙葉から、互いに糊付けすることによっ て片面段ボール紙葉を製造するうえで応用できるものであり、ここで前記紙葉は 、140g未満、有利には100g未満及び/又は有利には約80gと約130 gの間に含まれる坪量の紙で構成されている。前記製造の際のボール紙の進行速 度は、250m/分以上、有利には350m/分以上、好ましくは400m/分 以上、さらに好ましくは450m/分以上、さらには500m/分以上である。 B、C及びEタイプの段は、フランス規格NF Q 12−008に対応する 。これらは特に、eをmm単位の段ボールの全高として、以下の要領で定義づけさ れる: −Bタイプ:小さい段、2<e≦3.5 −Cタイプ:中位段、3.5<e≦4.5 −Eタイプ:微小段、e≦2 本発明は、制限的な意味のない例として示される一実施形態についての以下の 記述を読むことにより、さらによく理解できることだろう。 この記述では、添付図面が参照される。これらの図面中、先行技術の機械に関 しすでに記述された図1〜図3に加えて、 −図4は、本発明の一実施形態の側面図である。 −図5は、本発明に従った第4及び第5のロールを含む、図4のロールの一部剥 ぎ取られた、V−Vに沿った縦断面図である。 −図6は、図4のロールを概略的に示す、拡大部分断面図である。 ここでさらに特定的に記述される本発明の実施形態に従った機械は、一方では 図2を参考にして記述されたタイプの片面機械、そして他方では、図4、5及び 6を参考にして以下で記述する第4、第5及び第6のロールを含んでなる。 簡略化のため、同じ参照番号は、それが同じ要素を指す場合に使用される。 したがって、第1、第2及び第3のロール12、13及び18に加えて、ここ でより特定的に記述される本発明の実施形態に従った機械は、第4のロール26 、第5のロール27及び第6のロール28を有する。 これらのロールの各々は、平滑で、加熱性であり、単一のロールについて以下 でさらに推し進めて記述する吸引による押しつけシステムを備えている。 したがって、同じ記述がその他のロールにも完璧に当てはまる。 これらのロールは、前述の3本のロールの軸に平行な軸をもち、それらの近く に、例えば3本のロールセットのうちの最も近い隣接ロールの軸から距離d=1 mのところに軸が位置づけされた状態で、位置づけされている。 より厳密にいうと、図5を参考にして、ロール26は、例えば160℃〜20 0℃の間のロールの表皮温度に達するため、その他のロールと類似の要領で蒸気 で加熱される。 このロールは、ステンレス銅製のくり抜き管で構成され、例えば、その他のロ ールと同一の外径を呈する。 ここでもロール26は例えば、フランスの会社MARTINにより製造され照会番号 M260として知られている「Air Drive」タイプのものである。これには、軸 受31上に取り付けられた2つの端部29及び30、及びその片端30〜34で 蒸気の供給を受ける中央円筒形くり抜き部33の備わった円筒形本体32が含ま れる。凝縮液排出用流路35が同じくこの端部に具備されている。 ロール26のもう一方の端部29は、平面紙葉供給速度がロールセットの出口 でのボール紙の進行速度より低くなった時点から±2%の許容誤差で、又は例え ば片面機械の第1のロールの速度より厳密に低いような形でこの第1のロールの 速度との関係において固定された公称作動速度での電動機による回転駆動用の手 段36を有している。 円筒形本体32の周囲の表面37は平滑である。平滑な表面というのは、波形 加工されていないがそれでも大きい曲率半径の円筒の一部分の形をした底面をも ち長さ40mm×幅2.5mmの矩形スリットの形などのわずかなへこみ又は三日月 形38を呈し得る平坦な円筒形表面のことであると考えるのが適切である。MART IN社の「Air Drive」のロールといったようなロール上では、へこみは一般にロ ールの表面積の5%未満、例えば2.8%を占め、小さい半径方向流路43を介 して三日月形38に規則的に連結された角分布した周辺長手方向流路42に連結 された2つの円弧状チャンバ41を介して、真空付加手段39に接続されている 。チャンバ41はそれぞれ、その側壁によりほぼ気密な形で摩擦を伴ってそれら が回転するよう連動するロール26の両側に具備された2つの固定された分布用 クラウン44に属している。 なお、点40に向かい合って流路42の中に圧縮空気47を注入することによ るボール紙46の剥離及び/又は真空解除用装置45が、それ自体既知の要領で 有利にも具備されている。 ボール紙葉上の引張り力は、滑りの可能性が全く又は事実上全くない状態で段 ボール紙のライナー紙葉が張りつけれれている吸引ロール26の速度によって確 保されている。 ここでより特定的に記述されている実施形態においては、2枚の紙葉の接点又 は接合点での中央段ロール13と第3の平滑ロール18の間の空間は、紙の如何 に関らず圧力がゼロとなるような形で、処理すべき段ボール紙葉の最大厚みより も大きい。 一般的には、対応する吸引ロール上でのボール紙葉の吸引は、ロール26を基 準にして記述されたチャンバ又はクラウン44の例えばα=220°(ライナー 紙葉との接合点の下流側で例えば60°に等しい部分α’を含む)、β=180 °、δ=120°及びε=100°といったような、角度α(ロール13)、β( ロールβ)、δ(ロール26)及びε(ロール27)により図中では表示されて いる、規定の長さの弧上の伸びによって、接点の下流側で続行する。 それ自体既知のものであるボール紙の剥離及び/又は真空解除用装置(図示せ ず)が同様に、段ボール紙葉の剥離点において類似の要領で具備されている。 Vはボール紙の進行速度であることから、ロール26及び27の外部速度V1 は、例えば公称値で0.95V、さらには0.99Vに等しい。 したがって、ここでより特定的に記述する本発明の実施形態に従うと、第1及 び/又は第3のローラの速度及び/又は滑りを考えるとわずかに低い可能性のあ るボール紙の進行速度との関係におけるロール26及び27の回転速度は、プロ グラミング可能なオートマトンにより、極めて精確に制御されるようになってい る。 このとき、ボール紙の速度は、それ自体既知の要領で、例えば光センサーによ り精確に制御される。 例えば正の引張りの1%だけ延びるように配置された紙の張力、及び段ローラ 及び/又はプレスローラ(0.99Vについて)に働きかける。 例えば、滑りがない場合、1%の従速度については、1%の紙の伸び、すなわ ちテスト用紙200gについて約3.2kg/cm、又は100gの紙Rについては 約2.3kg/cmの、供給ローラと紙形成ローラの間の紙上の引張り力が得られる 。 これに対し、ロール28の速度V2は、ボール紙の速度より高く、例えば1. 05Vに等しい。 ここでより特定的に記述する実施形態においては、ボール紙葉の面を糊付けす る面の側のロールの表面と接触した状態に維持する目的で、ロール26及び27 は、隣接する第1又は第3のロールとの接点で接する平面との関係において結果 的に位置づけされた軸26’、27’を呈する。 したがって、より厳密にいうと、ロール12及び26の軸は、これら2本のロ ールに接する平面の同じ側に位置づけされ、ロール18及び27の軸は、対応す る接平面の両側に位置づけされている。 それ自体既知のタイプの平滑かつ中実な非加熱性の小さいローラ51及び52 が、対応するロールの上部母線55、56に接する平面より下にある下線母線5 3、54を呈しながら、角度β及びδに従った適切な巻きつけを可能にするよう に具備されている。 有利には、位置は、巻きつけ角度を修正できるように調節可能である。 本発明に従うと、ボール紙葉の優れた繰り出しを可能にするため、充分な距離 がロールの側壁の間に設けられている。 ここで、本書でより特定的に記述している本発明の実施形態に従った機械の機 能について記述する。 第1の加熱ロール12により波形加工されるべき紙葉は、符号器により近くで 測定されるボール紙の速度よりもわずかに低い速度の第4のロール26によって 引張られる。 したがって、ロール26は、ロール12をこの作業から完全に解放する。 紙葉は、90°〜180°の間に含まれる角度δにわたりこの第4のロールに より吸引される。 次に紙葉は、ロールと全く接触のない状態で例えば約1mといった行程を進み 、次に、同じく加熱性の平滑ロール18により向かい合って導かれた平面紙葉と 接触する点まで180°、そしてこの接点から下流に約60°(角度α’)の計 約240°に相当する中心角αにわたり上述のとおりに同じくそれ自体既知の要 領で紙葉を吸引する第2の段ロール13上にかみ合わされる。 ライナー用平面紙葉のほうは、ロール28について以下でみていくように同じ く下流に存在し得る引張り手段を少なくとも一部分ひいては完全に解放する、符 号器により近くで測定したボール紙の速度よりわずかに低い速度のローラ27に よって引張られる。 ロール27の場合、ここでも引張りは例えば100°といった角度にわたりロ ーラの吸引によって、第3のロール18の表面と合流するべくロールとの接触が 全くない状態で例えば50cmといった小さい距離を進む前に行われる。 あらかじめ糊付けされた波形加工紙葉と平面紙葉によって形成された段ボール 紙葉は、圧縮空気の噴流が紙葉の剥離に有利に作用する点57に至るまで、加熱 ロール13と接触した状態にとどまる。 その後、段ボール紙葉は、平滑で加熱性そして例えば吸引性である第6のロー ル28により再度取り込まれ、このとき、ライナー用紙葉は、第2のロールの速 度よりわずかに速い速度で起動されている前記ロール28の表面の側にある。こ のときこのロールは、例えば1〜2N/cmの間に含まれ、例えば1.5N/cmよりも 大きい引張り力をもつ下流の前記段ボール紙葉上の引張りによる正駆動手段を 構成する。 紙葉は、例えば180°にわたりロール28の表面の穴から吸引されてから、 前述のようにブロー噴流により剥離され、次にローラ52により偏向させられ、 排出される。 もう1つの実施形態では、ロール28は吸引性でなく、単に平滑で円弧βにわ たり加熱性であり、こうして糊の加熱を補完することができる。このとき補足的 な措置は、該当する場合、上述のものと同一である。 第4及び第5のロールからなる正駆動手段により段ボール紙に及ぼされる引張 り力は約4N/cmを上回り、例えば約5N/cm又は約8N/cmである。 本発明のおかげで、製造された片面段ボール紙の特性の多大な改善を確認する ことができた。 ここでより特定的に記述された実施形態においては、第4、第5及び第6のロ ールの回転速度は、プログラミング可能なオートマトン手段58(図中の一点鎖 線)により、それ自体既知の要領で例えば符号器によって得られるボール紙の移 動速度に自動的に制御される。 当然のことながら、上述のことからもたらされるとおり、本発明は、より特定 的に記述された実施形態に制限されるものではない。本発明は同様にそして特に 、引張り力を加える正駆動手段が弾性材料製ローラ間のはさみ手段、平面の又は 円筒形の銅板上又はもう1つのベルト上に支持されたベルトによる駆動手段であ るケース、及び例えば加熱テーブル又は電気乾燥器又は赤外線乾燥器で構成され た補足的加熱手段が存在するケースにも関するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ボール紙の平面紙葉(24)上にボール紙の波形加工された紙葉(23)を 糊付けすることにより片面段ボールを製造する機械(1)において、平面紙葉を 波形加工紙葉の形に予備成形する第1の段ロール(12)、中央の第2の段ロール (13)及び第2のロールの周囲で波形加工紙葉の段と接触する状態にライナーと 呼ばれる平面紙葉を導く第3の平滑ロール(18)といった3本の加熱ロールセ ットを含み、さらにロールセットの上流側で波形加工されるべき平面紙葉を引張 りにより正駆動する第1の手段(26)を含んでなる機械であって、前記第1の正 駆動手段は、第1のロールの近くでその上流側に直接位置づけされており、しか も前記段ロールの回転速度によりこれらの段ロールの入口において課せられる紙 葉の線速度よりも常に厳密に低い段ロールへの平面紙葉の恒常な供給速度をその 出口で得るように配置された推進手段を有することを特徴とする機械。 2.第1の正駆動手段の速度が前記線速度との関係において約1%以下であるこ とを特徴とする、請求項1に記載の機械。 3.第1の正駆動手段の速度が前記線速度との関係において約3%以下であるこ とを特徴とする、請求項2に記載の機械。 4.第3のロール(18)の近くで直接その上流側でライナー用平面紙葉を引張 りにより正駆動する第2の手段(27)を含んでなることを特徴とする、請求項 1〜3のいずれか1項に記載の機械。 5.第1及び/又は第2の正駆動手段とロールセットの間の張力が2kg/cmを上回 ることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の機械。 6.平面紙葉上に第1及び/又は第2の正駆動手段(26、27)により加えら れる正の引張り力がそれぞれ約3.5N/cmを上回ることを特徴とする、請求項1 〜5のいずれか1項に記載の機械。 7.3本のロールとの関係において段ボール紙葉の行程の直接下流側でかつこれ らのロールの近くに位置づけされた段ボール紙葉の、引張りによる第3の正駆動 手段(28)をさらに有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に 記載の機械。 8.第1の正駆動手段(26)には、他のロールに対し平行な軸をもち、その外 部壁に対し平面紙葉を押しつける手段の備わった第4のロール(26)が含まれ 、この第4のロールは、規定の第1の値の中央角δに対応する円弧上で紙葉と接 触するように配置されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に 記載の機械。 9.第2の正駆動手段(27)には、他のロールに対し平行な軸をもち、その外 部壁に対し波状となるべき平面紙葉を押しつける手段の備わった第5のロール( 27)が含まれ、この第5のロールは、規定の第2の値の中央角に対応する円弧 上で紙葉と接触するように配置されていることを特徴とする、請求項1〜8のい ずれか1項に記載の機械。 10.第3の正駆動手段(28)には、他のロールに対し平行な軸をもち、その 外部壁に対しボール紙の紙葉を押しつける手段の備わった第6のロール(28) が含まれ、この第6のロールは、規定の第3の値の中央角βに対応する円弧上で 紙葉と接触するように配置されていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれ か1項に記載の機械。 11.第4、第5及び第6のロールのうちの少なくとも1本が加熱ロールである ことを特徴とする、請求項8〜10のいずれか1項に記載の機械。 12.第4のロール(26)が加熱ロールであることを特徴とする、請求項8に 従属する請求項11に記載の機械。 13.第5のロール(27)が加熱ロールであることを特徴とする、請求項9に 従属する請求項11及び12のいずれか1項に記載の機械。 14.第4、第5及び第6のロールのうちの少なくとも1本に結びつけられた押 しつけ手段が、前記ロールの壁の表面内にあけられたオリフィスを介してボール 紙葉を吸引する手段であることを特徴とする、請求項8〜13のいずれか1項に 記載の機械。 15.第5のロールには、ロールセットの出口におけるボール紙の進行速度より も厳密に低いライナー用平面紙葉供給速度を得るように配置されたこのロールの 回転起動用手段が備わっていることを特徴とする、請求項9に従属する請求項9 〜14のいずれか1項に記載の機械。 16.平面紙葉は、段の糊付け手段によって糊が塗布される側で、第4又は第5 の 加熱ロール上に張りつけられることを特徴とする、請求項12〜15のいずれか 1項に記載の機械。 17.ボール紙の進行速度との関係における第4、第5及び/又は第6のロール の相対速度の自動調節手段が含まれていることを特徴とする、請求項1〜16の いずれか1項に記載の機械。 18.ボール紙の波形加工された紙葉(23)とライナーと呼ばれるボール紙の 平面紙葉(24)から糊付けにより、互いにかみ合う2本の段ロールを含む3本 の加熱ロール(12、13、18)を含んでなる機械(1)を用いて、片面段ボ ール紙葉を製造する方法において、3本の加熱ロールの上流側で、波形加工され るべき平面紙葉上に、3本のロールの上流側に位置づけされた前記紙葉供給装置 の慣性を克服するための前記紙葉の駆動用の正の引張り力が加えられる方法であ って、段ロールの回転速度に対応する前記段ロールの入口における進行線速度よ りも常に厳密に低い波形加工されるべき平面紙葉の恒常な供給速度を得るため、 前記ロールの近くで直接上流側で前記引張り力を加えることを特徴とする製造方 法。 19.正駆動速度が、入口における前記進行線速度との関係において約1%だけ 低いことを特徴とする、請求項18に記載の方法。 20.正駆動速度が、入口における前記進行線速度との関係において約3%だけ 低いことを特徴とする、請求項19に記載の方法。 21.一方では第1及び/又は第2の正駆動手段と他方ではロールセットの間に 、1kg/cm以上の恒常な張力を加えることを特徴とする、請求項18〜20のい ずれか1項に記載の方法。 22.波形加工されるべき平面紙葉上に加えられる正の引張り力が約3.5N/cm を上回ることを特徴とする、請求項18〜21のいずれか1項に記載の方法。 23.ライナー用平面紙葉上に、第3のロールの近くでかつ直接上流側で約3. 5N/cmを上回る引張りを加えることを特徴とする、請求項18〜22のいずれか 1項に記載の方法。 24.引張り力と同時に、波形加工されるべき平面紙葉を加熱することを特徴と する、請求項18〜23のいずれか1項に記載の方法。
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