JP2000514634A

JP2000514634A - Ｐｓｔｎ加入者用通信ウエブ

Info

Publication number: JP2000514634A
Application number: JP10546955A
Authority: JP
Inventors: スネリング・リチャード・ケイ; マッキントッシュ，ピー・スタッキー; テイラー，ジョン・シー・ダブリュー・; タッカー，マーク
Original assignee: ホウム・ワイアレス・ネットワークス・インコーポレーテッド
Priority date: 1997-04-16
Filing date: 1998-03-04
Publication date: 2000-10-31
Also published as: AR012446A1; ES2154076T3; KR20000016683A; AU6682198A; EP1049342A2; AU730683B2; BR9804867A; EP0909521B1; EP1049342A3; WO1998049850A1; CA2255596A1; US6058104A; EP0909521A1; TW411687B; CN1223060A; DE69800527T2; DE69800527D1

Abstract

(57)【要約】遠隔通信インフラストラクチャ回線を住宅または事務所内の電話機、ハンドセット、コンピュータ、テレコピー機械およびその他のエンド・ユーザ・インターフェースまたは消費者電子デバイスに接続するシステム。本発明によるシステムは、星形トポロジの中心を形成し、ＲＦリンクを介してワイヤレス・アクセス・ユニットおよびハンドセットと通信するネットワーク制御ユニットを含む。ワイヤレス・アクセス・ユニットは、例えば、標準的な電話ジャックのような、電話機、ファックス機械、コンピュータ・モデムまたはその他のデバイスに対応するインターフェースを備える。コンピュータまたはその他のデバイスにも、たとえば、シリアル・ポートまたはネットワーク・インターフェースを含む他の物理的及び仮想的インターフェースを有するワイヤレス・アクセス・ユニットにより対応することができる。また、ワイヤレス・アクセス・ユニットをデジタルとし、ＩＳＤＮ又はその他のデジタル規格に対処することも可能である。ワイヤレス制御／監視アクセサリも採用して、ネットワーク制御ユニットと通信し、入り口の監視、乳幼児の監視、ＨＶＡＣ制御およびその他のサービスのような追加のファンクショナリティを提供することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】ＰＳＴＮ加入者用通信ウエブ発明の分野この文書は、スネリング(Snelling)、マッキントッシュ(McIntosh)およびタッカー(Tucker)を発明者とし、「家庭用個人通信システム」（HoMe Personal Comm unications System）と題する１９９６年９月９日出願のＵ.Ｓ.Ｓ.Ｎ.第０８／７０９,５９７号の一部継続出願であり、一方、これは１９９６年９月１０日に発行された同一発明者の米国特許第５,５５５,２５８号の継続出願である。これらの出願および特許双方は、これら全体が明記されているかのように、この文書にも含まれているものとする。発明の背景公衆電話交換網（「ＰＳＴＮ」）上の音声およびデータ通信に対するアクセス要求は、指数的に増大しつつある。加入者基地(subscriber base)が対数的に拡大するだけでなく、それよりもはるかに重大なのは、個々の加入者が２箇所以上の接続や、多数の接続も頻繁に要求し始めていることである。セルラ（セル式）電話機、ページャおよびその他のモバイル・デバイスに加えて、住宅を基本とする接続機構(connectivity)も、ＰＳＴＮのこの指数的成長の重要な要因の１つである。加入者は、最近になってしかも大量に、グローバル情報インフラストラクチャ（所謂「インターネット」）接続機構、ファクシミリおよびデータ通信、ならびに子供の回線用に、第２および第３の接続を当然のように要求し始めた。１回線を用いて対応する標準的な電話デバイスを種々の部屋に設置し、恐らくは他の回線を用いてコンピュータに対応するようにすることは、住宅では従来からのことであるが、標準的なアナログの「地味で古い電話サービス」即ち「ＰＯＴＳ」の時代は、グラフィクス、ビデオ、双方向アプリケーションおよびデバイス、ならびに所謂「プッシュ・テクノロジ」に対応するための十分な容量を有する接続に対する需要のために姿を消しつつある。例えば、１９９５年には、リージョナル・ベル・オペレーティング・カンパニー(Regional Bell Operating Com panies:ＲＢＯＣ)が、音声通信よりもデータを多く搬送し始めた。従って、加入者が多数の回線を使用するだけでなく、接続の性質も変化しつつある。変化の速度は、時間とともに高まる一方であろう。住宅加入者接続に対する需要増大、および新たな標準として未だに変化しつつあるこれらの接続の性質から、新たな異なるサービスが出現し、深刻な物理的障害に直面している。即ち、住宅の配線設備の永続的な物理的限界である。撚り線対（ツイステッド・ペア）は、小さなパイプである。ＡＤＳＬのような規格は、単一回線に多数のチャネルを配信し、顧客の分岐点(demarcation point)においてアナログ・チャネルおよびデジタル・チャネルを分割し、デジタル信号を近くのコンピュータに配信可能とするようにして、これら物理的に強いられる制限を突破することを目的としている。また、１００-ｂａｓｅ-Ｔのような規格が生み出され、既設の撚り線対設備から処理能力を搾り出そうとしたが、この媒体の非遮蔽という性質によって決定される限界が常に存在する。いずれにしても、いずれかの物理的な配線設備または媒体が、今日および将来において、配線、同軸、ファイバまたはその他の媒体の物理的特性および特徴による電気的な制限、したがって搬送上の制限を受けることになろう。したがって、かかる物理的に強いられるパイプの制約を回避する住宅内の接続機構があれば有用であろう。加入者が、住宅全体に、コンピュータやその他の回線接続電子デバイスの編成を更に増加させる要求を行うことは避け得ない。かかるデバイスは、グラフィックス、ビデオおよびオーディオ・コンテンツに対処できる大きなデータ・パイプを必要とするコンピュータまたはテレビジョンに性格的に類似するものだけを含むのではない。それらは、遠方からアクセスすることを望まれる電子デバイスのあらゆるものも該当し得、その多くは、例えば、新たな消費者電子機器の規格(c onsumer electronics standards)や双方向的要件(interactive requirement)によって、それら自身の方法でインフラストラクチャに負担をかける。例えば、予想される１２８ビット・インターネット・プロトコル・アドレス・フォーマットは、各々がそれ自体のＩＰアドレスを有する世界中のあらゆるライトバルブ(lig htbulb)に対応することができることが推定される。したがって、住宅内接続機構は、新たなデバイス各々によって強いられる追加の容量要求の大きさおよび性質だけでなく、加入者が彼らの住宅や小さな事務所に密集させることが避け得ない新たなデバイスの量の増大も考慮しなければならない。今日、殆どの住宅は、壁内にツイステッド・ペア配線を備えるだけである。この明細書を執筆している時点においても、この設備では、ある種の従来からの住宅用コンピュータ機器によって強いられる要件には不十分な場合が多い。追加の回線のために家中の配線をし直すことは、今日のツイステッド・ペアによるものであれ又は恐らくは同軸規格によるものであれ、厄介でしかも多大な費用がかかり、非常に意欲を削ぐものであり、住宅の帯域幅拡大に対する要望を委縮させることになる。しかしながら、時が経ち、技術変化の速度が高まるに連れて、加入者は、数年毎に配線し直し、変化しつつある規格および更に増大する分散パイプに対する必要性に対処しなければならないことを自覚する可能性がある。ファイバ設備は理論的には１つの解答を与えるが、コストを考慮すると、殆どの住宅や小さな事務所のための実用的な解決策としては除外される。これらの要因が、ＰＳＴＮ顧客分岐点と、編成および量が増々増えつつある電話機、ファックス機械、コンピュータやテレビジョンのような帯域重点デバイス (bandwidth-intensive device)、およびＳＰＴＮに接続しているか又はＩＰアドレスを備え得るその他のあらゆるデバイスとの間において、住宅における接続機構の必要性を新たに生み出す。かかる接続機構は、今日のために十分なだけではなく、新たな変化に対処するために、住宅の配線をやり直す必要性を軽減しなければならない。また、アナログであれデジタルであれ、新たなデバイス、フォーマット、プロトコルおよび規格に対処しなければならない。更に、設計に柔軟性があり、モジュール型であり、広範囲にわたり更に変化しつつあり一層発展しつつある加入者基地間の必要性および優先度に総合的に対処しなければならない。これは、配線（ワイヤライン）、同軸、ファイバ、またはその他の物理的な住宅設備に固有の物理的に強いられる制限によって制約を受けるようなことがあってはならない。更に、価格面でも安価な解決策であり、遠隔通信分散インフラストラクチャの成長および発展に制約を加えることを回避しなければならない。発明の概要本発明に従ったシステムは、あらゆる所望の数のＰＳＴＮ接続とでもインターフェースするネットワーク制御ユニットまたはウエブ制御ユニット(「ＮＣＵ」) を特徴とする。接続がアナログの場合には、ＮＣＵ内のネットワーク・インターフェースが信号をデジタル化し、或いはこれらをクロス接続スイッチへの送出するために適合化させる(コンパチブルにする)。このスイッチは内部にあってもよい。スイッチは、住宅内または遠方においてプログラムし、各ＰＳＴＮ接続からの信号を無線周波数リンクを介して効率的に且つ周波数スペクトルを保存するように、あらゆる数および組み合わせのワイヤレス・ジャックまたはワイヤレス・アクセス・ユニットにも接続可能とする。これらのワイヤレス・アクセス・ユニットは、加入者の電話機、コンピュータ、ファックス機械、および住宅または小さい事務所内にある他の電子デバイスに付随し、かつ接続する。したがって、加入者は、彼らのＰＳＴＮ接続の数および性質、彼らの現在および将来の電話機、コンピュータ、ファックス機械およびその他のデバイス、ならびに、例えば、どの回線を呼び出しにすべきか及びどの回線を住宅内のどこに接続するかというような彼らの個人的好みに基づいてスイッチをプログラムすることによって、彼ら自身の通信の必要性に対処するように彼らの通信ウエブのコンフィギュレーションを決定することができる。本発明の通信ウエブにおいて採用されるハンドセットおよび／またはワイヤレス・アクセス・ユニット又はワイヤレス・ジャックは、比較的単純で安価な電子部品とすることができ、無線周波数リンクに基づく信号を受信及び処理し、それらを加入者の機器に接続する。ハンドセットは、送受信機、マルチプレクス／デマルチプレクス回路、いわゆる「コーデック」のようなアナログ／デジタル変換回路、ならびに、例えば、音声通信用マイクロフォンおよびイヤフォン、および恐らくデータ通信用ジャックの組み合わせを備えた制御回路を含む。ワイヤレス・アクセス・ユニットは、アナログ環境におけるハンドセットと同様の回路を備え、加えて、ＲＪ−１１ジャックのような標準的インターフェースに信号を配信するための追加の回路も備える。かかるワイヤレス・アクセス・ユニットは、本発明によれば、ＩＳＤＮインターフェースおよびその他のあらゆる所望のデジタル・サービスのためのワイヤレス・アクセス・ユニットのような、あらゆる物理的および電気的インターフェース規格にも対処するように使用可能とすることができる。加入者が新たなコンピュータをＩＳＤＮ回線を介してＰＳＴＮに接続することを決心した場合には、例えば、加入者は単にＲＳ２３２ポートを備えた新たな比較的安価なデジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニットを購入し、そのユニットをコンピュータに接続し、ネットワーク制御ユニットをプログラムし直して新たなＩＳＤＮ接続および新たなワイヤレス・アクセス・ユニットを接続することができ、これによって、工事業者を呼んで壁を破壊する必要なく、効率的なＲＦリンクを介しで接続することができる。従って、ＰＳＴＮ接続は、住宅内において、物理的に小さく、外見上目立たなくすることが可能なネットワーク制御ユニットで終端することができる。ネットワーク制御ユニットは、恐らく、テーブルまたはカウンタ上に配置するか、壁面に取り付けるか、また所望であれば、付近の電気コンセント、および、ユーザがネットワーク制御ユニット自体のインターフェースによる以外の制御を望む場合は、パーソナル・コンピュータまたはその他のインターフェースのようなコントローラに結合することができる。このユニットは、スタブ・アンテナ、内包された平面アンテナ(enclosed planar antenna)またはその他の所望のアンテナを備えることができる。住宅全体にわたって、ＰＳＴＮに接続することが望まれあらゆるデバイスを、それ自体のワイヤレス・アクセス・ユニットに接続するか、あるいは内蔵することができる。ワイヤレス・アクセス・ユニットは、バッテリ給電式であってよく、ＲＦリンクを介してＮＣＵに接続することができる。追加の物理的媒体を設置する必要はない。従って、本発明は、住宅または小事業内において、あらゆる所望のデバイスとＰＳＴＮ（またはその他の遠隔通信インフラストラクチャ）との間において、ワイヤレスで、効率的で、柔軟性があり、モジュール型の接続機構を可能とする。ネットワーク制御ユニット自体は設計上モジュール型とし、種々の規格およびプロトコルの変更や発展のために、種々の回路ボードに適合することができる。多数のＮＣＵを採用することができ、あるいは多数のＮＣＵファンクショナリティ (機能性)を１つのユニットに組み込み、例えば、ダイバーシチ、ハンドオフ機能および追加容量というような目的に対処することができる。新たなワイヤレス・アセクス・ユニットは、特定の加入者が望む特定のデバイスであればいずれのためにでも購入可能であり、時間の経過に連れて、新たなデバイスおよびサービスが発展するに連れて、更に規格が変更されるに連れて、彼または彼女は、新たな回路ボードおよび新たなワイヤレス・アクセス・ユニット、ならびに恐らくは新たなハンドセットによってシステムを更新することができる。ネットワーク制御ユニットは、加入者が当該ユニット上のインターフェースを用いることによってプログラムすることができる。これは、加入者の制御またはサービス・ビューロー（サービス事務局）による制御の何れかのために、ネットワークまたはＰＳＴＮリンクを介して、遠隔(リモート)プログラミング・ソースに接続することができる。ネットワーク制御ユニットのかかるプログラミング、ならびにその他の制御および信号発信（シグナリング）は、いわゆる「アドバンスト(先進)・インテリジェント・ネットワーク」を含むＰＳＴＮシグナリング及び制御インフラストラクチャへの接続機構を介して行うことができる。したがって、本発明の目的は、ＲＦリンクを経由で、ＰＳＴＮまたはその他の遠隔通信（電気通信）インフラストラクチャと、加入者が接続を望むあらゆる所望の電子デバイスとの間に接続機構を提供する、柔軟性のあるモジュール式システムを提供することである。本発明の更なる目的は、ＰＳＴＮおよびコンピュータ、ハンドセット、ならびにその他のデバイスの間で、事務所及び住宅のワイヤレス接続機構を提供し、新たな規格およびサービスに対処するために事務所および住宅の配線をやり直す必要性をなくすることである。本発明の更なる目的は、あらゆる数のＰＳＴＮ回線とあらゆる数の既存のまたは将来の電子デバイスとの間に、モジュール式で柔軟な、ＲＦに基づく接続機構を提供することである。本発明のその他の目的、特徴および利点は、この文書の残りの部分を参照することにより明らかとなろう。図面の簡単な説明図１は、本発明によるシステムの一実施形態を示す住宅の概略図である。図２は、本発明の一実施形態による、４つの双方向チャネルに対応する８つのスロットを有する時分割多元接続（「ＴＤＭＡ」）フレームを大幅に簡略化した概略図である。図３のＡは、本発明の一実施形態による、ネットワーク制御ユニットの上位の機能ブロック図である。図３のＢは、４つのコーダ／デコーダ即ち「コーデック」を４本のアナログＰＯＴＳ回線と共に採用した、本発明の一実施形態によるネットワーク制御ユニットの、図３のＡよりも低位の概略図である。図３のＣは、純粋なアナログＰＯＴＳ回線に対する代替設計として、例えば、図３のＢに示す４本の回線に対応し得る単一コードの機能ブロック図である。図４は、本発明によるハンドセットの一実施形態の機能ブロック図である。図５は、本発明によるワイヤレス・アクセス・ユニットの一実施形態の機能ブロック図である。図６は、単体でまたは他のアナログＰＳＴＮ接続と共に、ＩＳＤＮ規格に対処するようにした、ネットワーク制御ユニットの機能ブロック図である。図７は、３つのアナログおよび１つのデジタルＰＳＴＮ接続に対応するようにした、本発明によるネットワーク制御ユニットの機能ブロック図である。図８は、本発明によるデジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニットの一実施形態の機能ブロック図である。図９のＡおよび図９のＢは、本発明によるワイヤレス・アクセス・ユニットまたはハンドセットの一実施形態に内蔵されている交換／処理回路の一実施形態としての機能ブロック図である。図１０は、所望であれば本発明において採用可能な送受信機回路の上位の機能ブロック図である。図１１のＡは、図３のネットワーク制御ユニットのコンフィギュレーション・シーケンスの１つを示す簡略フロー図である。図１１のＢは、図１１のＡに示すコンフィギュレーション・シーケンスから得られる、図３のネットワーク制御ユニットのコンフィギュレーションを示すテーブルである。図１２は、以下で論ずる例１にしたがった本発明による通信ウエブの動作を示す概略図である。図１３は、以下で論ずる例２にしたがった本発明による他の通信ウエブの動作を示す概略図である。発明の詳細な説明図１は、本発明による通信ウエブの簡単な一実施形態を含む住宅または事務所の概略的な仮説的な床配置図である。この床配置図は、ネットワーク制御ユニット即ち「ＮＣＵ」１００を示し、４本の本局ＰＯＴＳ回線、即ち、「Ｃ０１」から「Ｃ０４」までで示す接続を終端させる。図１に示す特定の実施形態以外の実施形態では、接続は、いわゆる「ローカル・ループ」内以外で行ってもよい。また、それらは、ワイヤライン、同軸、ファイバ、地上無線周波数リンク、衛星リンクを含むあらゆる媒体においでも行うことができる。各接続部は、あらゆる現行のまたは将来の規格、フォーマットまたはプロトコルにしたがうアナログまたはデジタル・チャネルを含む、あらゆる数および種類の通信チャネルでも供給することができる。また、この接続部は、交換型または非交換型(non-switched)、回路に基づく交換型、パケットに基づく交換型あるいはその他などの、ＰＳＴＮ以外の遠隔通信インフラストラクチャまたはネットワークによって搬送される信号を発信することまたは含むことも可能である。しかしながら、本発明による通信ウエブの構造および動作を開示する便宜上、ＰＳＴＮを取り上げるが、非限定的なものとする。床配置図全体にわたって、多数のワイヤレス・アクセス・ユニット又はワイヤレス・ジャック（「ＷＡＵ」）２０１〜２０３が見られ、ＲＦリンクを介してＮＣＵにリンクされている。加えて、多数のハンドセットおよび従来の電話機３００〜３０４も、ポータブルかまたはＷＡＵに接続されているかに係らず、床配置図全体に見られる。ファックス４００のような他の電子デバイスも含ませることができる。図１では、ファックス４００は、ＷＡＵ２０２に接続されている状態が示されている。本発明によれば、特定の場所に対する１つ以上のＮＣＵに、あらゆる数の接続でも終端することができる。同様に、本発明によるＷＡＵは、特定の場所に対する１つ以上のＮＣＵにＲＦリンク可能であり、アナログであれデジタルであれ、あらゆる遠隔通信、消費者用電子規格またはその他の必要な規格、フォーマットあるいはプロトコルに対処するように構成することができ、更に、本発明により通信ウエブを性質上モジュール型とする目的のために個々に製造および販売し、コンポーネントの混合体として適度な嗜好および優先順であればそのいずれにも適するものとすることができる。ＷＡＵは、例えば、図１における電話機３００のような「電話」に、従来のモデムに、ＩＳＤＮＷＡＵを介して直接にパーソナル・コンピュータに、ファックスＷＡＵを介してファックス機械に、またはその他のあらゆる所望の電子デバイスに接続することができる。本発明によれば、多数のＷＡＵおよびハンドセットを用いて、加入者がＰＳＴＮに接続したい電子デバイスのあらゆる特定の組み合わせにでも対処することができる。図１は、単に仮説的な床配置図であり、ＮＣＵ、ＷＡＵ、ハンドセット、および本発明の通信ウエブにおいて採用される他の電子デバイスに関するトポロジー的外観を少しばかり提示するためのものである。ネットワーク制御ユニット図３のＡないし図３のＣは機能ブロック図形式で、本発明によるネットワーク制御ユニット（「ＮＣＵ」）の実施形態および実施形態の部分を示す。本発明の好適な実施形態によれば、ＮＣＵ１００は、アナログであれデジタルであれ、ＰＳＴＮまたはその他の回線あるいは交換機またはＰＳＴＮのその他のコンポーネントからの接続あるいはその他の遠隔通信搬送インフラストラクチャまたはネットワークとのインターフェースを行う、インターフェース回路を含む。この回路は、図３のＡに示すように「ネットワーク・インターフェース」６５０と称し、図３のＡにおいて参照番号６６０で示す交換（および、所望であれば、ブリッジおよびアクセサリ）回路に結合する。この説明では、「下流」、即ち、ＰＳＴＮからＮＣＵへ、そしてＷＡＵへの方向の信号を想定する。これとは逆方向の対応する信号の流れは明白であろう。クロス接続スイッチ／コンフェレンス・ブリッジ／アクセサリ・ブロック（「ＣＡＢ」：Cross Connect Switch/Conference Bridge/Accessory Block）コンポーネントは、所定のプログラム可能な方法で、着信用回線(incoming lines)に対応するネットワーク・インターフェースからの信号を、所望であれば付加的な機能とともに、ＷＡＵおよびハンドセットへの最終的なＲＦ送信のための下流の回路に結合する。ＣＡＢの交換（スイッチ）およびブリッジ・コンポーネントはネットワーク制御ユニットの部分であり、加入者の電話機、コンピュータ、ファックス機械、およびその他のデバイスのどれを、１日の特定時刻にまたは特定の条件の下で、種々のＰＳＴＮ回線に接続するのかを、ＮＣＵにプログラムすることによって、彼または彼女が遠方においてまたは宅内において指定することを可能にする。ブリッジおよびアクセサリ回路のいずれかまたは双方は、所望であれば省略し、ＣＡＢのみが交換ファンクショナリティを行うようにしてもよい。加入者のデバイスに指定されたようにＣＡＢにおいて適正にスイッチされた信号は、次に、図３のＡにおいて参照番号６７０で示されるＮＣＵの「無線マルチプレクス・エンジン（Radio Multiplex Engine）」に配信される。ＲＭＥは、例えば、時分割多元接続によって、または何れかの所望のフォーマットに従って、信号を多数の所定のチャネル上に多重化し、帯域幅およびＲＦ周波数の維持を考慮するようにする。マルチプレクス(多重化)された信号は無線送受信機６８０に配信され、それらの信号はここで調整され、再び任意の所望のフォーマットにしたがって多重化され、プログラム可能に、または所望であれば、ＷＡＵ２００、ハンドセット３００およびその他のデバイスへの送信に望ましいように、適切なＲＦキャリア（１又は複数）上に変調する。ＣＡＢ出力における信号をＲＦ送信のために適合化させる（コンパチブルにする）ための多重化、変調、およびその他の処理は、同一モジュール、あるいは複数のモジュールまたは回路のあらゆる所望の組み合わせにおいて行うことができる。ＮＣＵコントローラ６９０はＮＣＵ内の全ての回路に接続し、ＮＣＵ上でユーザ・インターフェースを介して、コントローラまたはＮＣＵのその他の部分に結合されたコンピュータを介して、または着信用回線６４０の１つを通じて遠隔にてプログラムすることができる。コントローラ６９０は、それ自体がＰＳＴＮまたはその他の遠隔通信インフラストラクチャ・シグナリング(signaling)および制御ネットワークに、例えば、アドバンスト・インテリジェンス・ネットワークまたはその他のシグナリングおよび制御ネットワークによるリモート制御または部分的リモート制御等のために、ネットワーク化されることができる。更に詳細には、ＮＣＵのネットワーク・インターフェース６５０は、設計上モジュール式とするとよく、公衆電話交換ネットワークに接続する回路を内蔵し、ツイステッド・ペア、同軸、ファイバ、ワイヤレスを含む種々の媒体、およびアナログ、デジタルまたはハイブリッドを含む種々のモードに対処可能とする。ネットワーク・インターフェースはモジュール式とするとよく、全ての回線に対する部分は、特定用途集積回路(「ＡＳＩＣ」)媒体として実施し、アナログ回路、或いは他のインターフェースの中でも、ＩＳＤＮ、Ｔ−１、ＣＡＴＶ／ＣＯＡＸ、ＡＴＭ、ｍｉｃｒｏ−ＡＴＭ、ＡＭＰＳ、Ｎ−ＡＭＰＳ、ＴＤＭＡデジタル・セルラ、ＣＤＭＡデジタル・セルラ、アナログまたはデジタルＳＭＲ（Ｎｅｘｔｅｌ）、ＰＣＳ、ＬＥＯ衛星、地球同期衛星(geosynchronous satellite)、インターネット・プロトコル、或いはワイヤレスまたはワイヤライン・ローカル・ループまたはその他の遠隔通信インフラストラクチャ・サービスの任意のあらゆる現行または将来の形態を必要とするサービスに対処する。図３のＢに示すように、４本のＰＯＴＳ回線に対応する本発明に従ったシステムのためのネットワーク・インターフェースは、独立した直接アクセス配列（「ＤＡＡ」）回路６９０の四配列の形状を取ることができ、その各々は、適切な変圧器、必要に応じてアイソレータおよび回線保護回路、２線−４線（two to four wire）ハイブリッド７００、ならびにコーダ／デコーダ（「コード」）７１０を有する。したがって、ネットワーク・インターフェース回路は、適切な分離、インピーダンス整合、回線保護、媒体変換（２線対４線）、およびアナログ−デジタル／デジタル−アナログ変換に適合するようにされ、その出力信号７２０をＣＡＢ６６０に結合させるようにする。（直接アクセス配列回路６９０のＰＯＴＳバージョンにおけるファンクショナリティは、従来のコンポーネントから成り、従来通りに実施する。）図３のＣは４本のＰＯＴＳ回線に対応するようにしたネットワーク・インターフェースのための別の構成を示ず。ここでは、ハイブリッド７００およびその他のコンポーネントを含むことができる回線調整回路は、各回線６４０毎にコードを用いるという要件の代わりに、単一のコード７１０にクロス結合（cross-coup le、交差結合）される。ネットワーク・インターフェースの出力は、ＣＡＢ６６０に結合された個々の出力の代わりにバス７３０上に置き、物理的な簡略化および論理的な実施のために、多重化接続を介してネットワーク・インターフェース６５０をＣＡＢ６６０に結合するようにする。ＩＳＤＮでは、ネットワーク・インターフェースは、所謂「Ｕ−インターフェース」および関連する４レベル・ダイビット・モデム回路(4-level dibit modem circuitry)とすればよい。他のデジタル・サービスでは、特定の媒体、フォーマットおよびプロトコルにインターフェースするように特別に適合するようにされたネットワーク・インターフェースを必要とする場合もある。ワイヤレス・ローカル・ループまたは衛星を含む所謂固定ワイヤレス・サービスのいずれについても、ネットワーク・インターフェースはワイヤレス・モデムとすることができ、無線受信機または送受信機ならびに適切な変調／復調、コード化およびデコード化回路を含む。ネットワーク・インターフェースがワイヤレス・モデム／無線送受信機である場合、ＮＣＵ１００は無線トランスポンダ又は再ブロードキャスト(rebroadcast)・ユニットとして動作し、１つのワイヤレス・プロトコルによってＰＳＴＮと通信し、同一のまたは恐らく異なるプロトコルによって、ＷＡＵ２００、ハンドセット３００および本発明によるシステムのその他のコンポーネントと通信する。本発明のこの態様は、反直観的(counter-int uitive)かもしれない。ＰＳＴＮに対する接続がワイヤレスの場合、１つの手法は、単に、ＮＣＵ１００を介して信号を中継する代わりに、住宅内のいずれかの場所に直接接続することである。しかしながら、本発明によるシステムは、この手法が起こし得る問題に取り組む。何故なら、ＰＳＴＮにインターフェースする無線送受信機は、典型的に、正確な周波数制御を有する複雑なエアー・インターフェース規格（air interface standard）、良く規定されたＲＦ帯域幅、より高い伝送パワー（セル・タワーまたはＰＣＳアンテナまでの距離延長に対処するため）、より良い受信機感度、より高いバッテリ漏れおよび短いバッテリの寿命、ならびに複雑性および費用の増大に対して準拠しなければならないからである。しかしながら、本発明によるハンドセット３００またはＷＡＵ２００は、本発明の厳格性が低い内部のエアー・インターフェース規格に対処すればよい遥かに単純でありかつ安価なデバイスであるが、しかしながら、室内／近隣戸外サービスのためのコード化(corded)の品質および信頼性を与えるファンクショナリティを保持し、これは安価、小型、軽量でしかも柔軟性があり、更に、所望されれば、全ての加入者が採用したいとは思わないようなファックスのような特定のデバイスや種々のデジタル規格に合わせて製造および販売される。ネットワーク・インターフェース６５０に対する着信用接続は、アナログＰＯＴＳ回線の場合と同様、物理的に別個のツイステッド・ペアとすることができ、この場合、各回線は、独立したツイステッド・ペアを経由でＰＳＴＮから終端する。あるいは、各着信用回路を、従来の基本レート（２Ｂ＋Ｄ）ＩＳＤＮ回線によって提供される２つのデジタル回路のような、単一ペア上に多重化することも可能である。毎秒６メガビットのｍｉｃｒｏ−ＡＴＭファイバ接続があれば、単一の光ファイバ上を、デジタル音声サービス、ＭＰＥＧ−２デジタル・ビデオおよびその他のサービスを提供することができ、それらはネットワーク・インターフェース内においてデマルチプレクス（出ていく又は上流の情報に対してはマルチプレクス）することができ、着信用回線は仮想的とすることができる。すなわち、追加の回線は、要求毎に割り当て、それに応じて課金することができる。例えば、ある加入者は１０:００ｐ.ｍ.から７:００ａ.ｍ.まで１回線、７:００ａ. ｍ.から９:００ａ.ｍ.まで２回線、９:００ａ.ｍ.から７:００ｐ.ｍ.まで４回線に接続し、これに応じた部分的な使用に対して請求書を発行することも可能である。以下で論ずるが、ＣＡＢ６６０は、ＰＳＴＮ接続の変化にリアル・タイムで対処するようにプログラムすることができ、種々のＷＡＵ２００、ハンドセット３００およびその他のエンド・ユーザのインターフェース・デバイス間で所望される通りの帯域幅およびサービスを分配するようにされる。ＮＣＵ１００は、圧縮されているか否かに係らず（例えば、エレメディア・ブランドの圧縮（elenledia branded compression）又はその他の圧縮を用いる）、グローバル情報インフラストラクチャを介して呼（コール）またはセッションを送る(routing)ことを可能としてもよい。このような現在この目的に適合化されているＮＣＵ１００は、ＮｅｔＰｈｏｎｅブランドのファンクショナリティを、現在使用可能な相応のファンクショナリティの一例として、採用してもよい。それに続くものも同じように相応であろう。クロス接続スイッチ／コンフェレンス・ブリッジ／アクセサリ・ブロック本発明によるクロス接続スイッチ／コンフェレンス・ブリッジ／アクセサリ・ブロック（「ＣＡＢ」）は、電子的または仮想的な、ｎｘｍスイッチであり、ネットワーク・インターフェース６５０からの任意の着信信号７２０を（物理的、仮想的、多重化またはワイヤレスに係らず）、あるトポロジに従った通信チャネルに対応する、あるいは別のトポロジに従ったハンドセット、電話、ファックス機械、コンピュータ、または本発明のＷＡＵ２００および／またはハンドセット３００のサービスを受けるその他のデバイスの組み合わせに対応する、多数の出力信号またはインターフェースに相互接続するようにプログラムされている。ＣＡＢ６６０は、単にこれらの同じ回路および／または遠隔デバイスにブリッジするため又はコンフェレンス(conference、会議)するためのファンクショナリティを含み、これによってＣＡＢ６６０を越えて信号を更に処理する必要性をなくすことができるが、必ずしもそうしなくてもよい。ＣＡＢは、さらに、種々のデコーダ、発生器、合成器（シンセサイザ）およびその他の回路を、所望に応じて付加的に備えることも可能である。ＣＡＢ６６０は、所望であれば、ローカルの制御プロセッサおよび／または外部のコンピュータおよび／またはネットワークまたはサーバに結合することが好ましい。外部接続は、バスまたは同期接続によって直接に、またはＰＳＴＮ回線６４０のいずれかを通じて行えばよい。多数のＮＣＵを有する本発明によるシステムでは、ＣＡＢ６６０、制御プロセッサ６９０およびその他のコンポーネントは、種々のＮＣＵおよび／または外部またはサーバ制御機能(server control ca pacity)間で、結合および／またはネットワーク化することができる。図３のＡに示すＣＡＢはローカル制御プロセッサ６８５およびパーソナル・コンピュータ６８７の制御の下にある。音声サービスのために、ＣＡＢ６６０は中央スイッチボードおよびコンフェレンス・ブリッジと同様に機能し、制御プロセッサ６８５および／またはＰＣ６８７にプログラムされている通りに、各回線を１つ以上のワイヤレス・アクセス・ユニット２００および／またはハンドセット３００に回す。ＷＡＵ２００に接続されている多数の回線６４０、ハンドセット３００、電話およびその他のデバイスをコンフェレンスし、任意の数のコンフェレンスの順列および組み合わせを形成することができる。１つのワイヤレス・ハンドセットは、外部回線６４０の何れも用いることなく、単に割り当てられた時間スロット、２つのハンドセット３００に関与するコードまたはＲＦチャネル、あるいはＷＡＵ２００に接続された電話機を用いて、他のハンドセットを呼び出す(コールする)ことができる。何れか２つ以上の内部ハンドセットまたは電話デバイスのコンフェレンス・コールも同様に行うことができる。多数のネットワーク化または共有化されたＮＣＵ上の多数のデバイス間のコールまたはコンフェレンスも同様に行うことができる。ＣＡＢ６６０は、ＮＣＵ内の他のコンポーネント、ＷＡＵおよびハンドセットと同様に、リレー、トランジスタ、ＣＭ０Ｓ媒体あるいは他のいずれかの用途特定または非特定アナログ・コンポーネントおよび／または集積回路を含むアナログ回路で実施可能であるが、好ましくは、ＣＡＢ６６０に到達する信号７２０をデジタルとし、ＣＡＢ６６０全体をデジタル的に実施するとよい。本発明によるＣＡＢ６６０は、たとえば、加入者の場所内でインターネットまたは内部ネットワークを通じて外部データ・サービスを使用するときのように、データ信号を方向付けして送るように構成されている。音声の場合、各コール毎に仮想回路を確立し、コールの期間中は適所に残ることができるようにするとよい。データの場合、フォーマット・またはプロトコルの中でも、キャリア検知多重アクセス（「ＣＳＭＡ」）、非同期転送モード（「ＡＴＭ」）またはパケット交換プロトコルを採用すれば、より多くのバースト型デバイス(bursty device) に対応することができる。所望でれば、仮想データ回路およびＣＳＭＡの組み合わせを採用することができる。同様に、本発明によるＣＡＢ６６０も、同時に音声およびデータ・トラフィックに対処し、所望されればトラフィックをルーティング（routing、回送）し、資源を管理するように構成される。ＣＡＢ６６０のコンフェレンス・ブリッジ・ファンクショナリティは、好ましくは、高品質デジタル・ブリッジとして実施し、適切かつ等しいオーディオ・レベルに全ての接続を維持する。コンフェレンス・ブリッジ・ファンクショナリティはアナログ回路で実施可能であるが、この場合も、ロジックやデジタル信号処理を用いてデジタル的に実施することが好ましい。デジタル・レベリングおよびノイズ制御を用いて、共にブリッジされるものの数には無関係に、音声回路の品質を維持するとよい。また、コンフェレンス・ブリッジは、１本以上の外部回線において既存の回路にブリッジし、ハンドセット３００および／またはＷＡＵ２００を回路に追加するように構成することも可能である。本発明によるＣＡＢ６６０の一部を形成する(必ずしも形成する必要はない)アクセサリ・ブロック・ファンクショナリティは、本発明による通信ウエブにサービスの柔軟性および追加のサーピス・レベルを付加する機構を備えることができる。アクセサリ・ブロック・ファンクショナリティは、たとえば、ＤＴＭＦ発生器、ＤＴＭＦデコーダ、音声シンセサイザ、音声認識装置、音声圧縮伸張器（ＡＤＣＰＭ）、デジタル音声補間（ＤＳＩ）、発信側ＩＤデコーダ、低速または高速電話モデム、グループIIIまたは同様の機能が可能なファックス・モデム、リアル・タイム・クロック／カレンダ・デジタル留守番電話デバイス（ＴＡＤ：te lephone answering device）、および所望によりその他のファンクショナリティを含むことができる。これらの機能は、制御プロセッサ６８５およびＣＡＢ６６０のその他の部分と関連付けて与えられ、オートダイアリング、遠隔プログラマビリティ(remote programmability)、音声コマンド機構、デジタル音声プロンプト、音声格納および送出のような機能(capability)、ならびにその他の先進のファンクショナリティを実施する。アクセサリ・ブロック・ファンクショナリティの部分または全ては、特定の実施態様に対する必要性に応じて、ＮＣＵ１００上またはＮＣＵ１００以外に配置することができる。外部接続は、例えば、既存の外部ファックス／モデム・ユニットにＮＣＵを適合させることができる。ＮＣＵ１００にも含ませることができるファンクショナリティは、インテリジェント・コール制御を含むことができる。例えば、ＮＣＵ１００に含まれるＣＰＴ発生器は、オフ・フック時に模擬ダイアル・トーンを発生することができる。ＮＣＵ１００は、ハンドセット３００又はＷＡＵ２００からのタッチ・トーン・ダイアリング入力を解釈し、適切なプレフィックス(prefix)またはその他のシグナリング（信号）を追加し、または、たとえば、ＮＣＵ１００は認識するがその区域コードまたはその他のコール制御情報が変化している番号をダイアルするために新たなおよび変更された区域コード・シグナリングを自動的に追加する。同様に、ＮＣＵ１００は既知の番号の単一桁におけるダイアリング・エラーを補正し、ダイアル間違いや番号間違いを防止することができる。このようなファンクショナリティを採用してシグナリングを追加し、ユーザは番号の一部のみをダイヤルすればよいというようにすることができる。これは、従来のソフトウエア・アプリケーションにおける、自動「ファストフィル（fastfill）」データ入力と同様である。かかるシグナリングは、デバイス内のインテリジェンスを反映することができ、あるいはＮＣＵ１００が接続する情報に少なくとも部分的に基づくことができる。これは、種々の要因の中でも特に、時間および呼び出された局(s tation called)によって、異なる長距離キャリアに最もコストが低い回送を提供する。種々のその他のシグナリング機能も実施し、所望であれば自動化することができる。その中には、インターネット・サービス・プロバイダ／長距離サーバを自動化することといったものが含まれる。ＮＣＵ交換、ブリッジング及びアクセサリ・ブロック・ファンクショナリティまたはＮＣＵ１００が採用する他のあらゆるソフトウエアは、ＮＣＵ上に常駐することができ、遠隔よりプログラム可能または更新可能とすることもできるが、必ずしもそうしなくてもよい。また、これは、ＪＡＶＡ、Ａｃｔｉｖｅ／Ｘ、またはその他の言語を含む、遠隔アクセスされた又はプッシュされたプログラムおよび／またはデータ・オブジェクトおよび／またはアプリケーションも、所望通りに組み込むことも可能である。更に、例えば、ＮＣＵ１００、ＷＡＵ２００およびハンドセット３００間における音声／データ暗号化をプライバシー、ネットワーク・セキュリティ、防犯(fraud protection)および認証のために含む、その他のあらゆる所望のアプリケーションを含むことも可能である。本発明によるＮＣＵ１００は、ＲＪ−１１のような標準的なコネクタを含むことが好ましい。これは、単一回線電話にハードワイヤード接続したり、或いは、例えば、既存の宅内配線に接続することができる。このコネクタによって、ＮＣＵ１００は既存の電話機または配線をそのネットワークの一部として管理することが可能となり、恐らくそれらが何れの呼び出し回線(ringing line)にでも答えることを可能とする。あるいは、ＰＯＴＳのＮＣＵ１００は、ドロップ・アウト・リレーまたはＦＥＴ回路を有し、停電やシステム障害の場合に既存の配線を自動的にこのコネクタに切り替えるようにすることも可能である。ＮＣＵ１００にバックアップ・バッテリまたはその他の補助電源を装備すれば、主電源が回復するまでまたはそのバッテリが枯渇するまで機能し続けることができ、バッテリ枯渇の場合、回線を遮断し、外部コネクタに通じる緊急時バイパスに切り替える。本発明による制御プロセッサ６８５は、交換(スイッチング)、ルーティング、ＲＦ、アクセサリ、ならびにＣＡＢ６６０、無線送受信機６８０及び本発明によるＮＣＵ１００内の他の回路において実施されるその他のファンクショナリティを指令する。制御プロセッサ６８５は、小型のマイクロ・コントローラ・チップとすることもできるが、ＩＳＤＮやその他のデジタル・インターフェースＮＣＵ１００に対応するためには、一層の処理能力を必要とする場合もある。したがって、外部ＰＣＳ６８７および、所望であれば、サーバも制御機能に加入してもよい。制御プロセッサ６８５が図１に示すトポロジのためにＣＡＢ６６０を指揮する際の非常に簡単なアルゴリズムを、図１１のＡおよび図１１のＢに示す。ここでは、１ステップ毎に、ＣＡＢ６６０において、回線６４０が種々のＷＡＵ２００、ハンドセット３００、およびその他のデバイスに整合される。制御アルゴリズム及びプログラミング自体は、ボタンまたはキーボードで実施可能なインターフェース６８９、ＰＣ６８７、あるいはネットワークまたは遠隔通信インフラストラクチャを含む外部接続による等で、ローカルに行うことができる。或いは、本発明のシステムは、制御プロセッサ６８５及びCＡＢ６６０を含むＮＣＵ１００の制御を、遠隔サービス・センタから可能とするように構成し、加入者が種々のＷＡＵ２００及びハンドセット３００に対応するために彼又は彼女のＮＣＵをプログラムする作業において技術的に不足であると感じた場合には、サービス・センタに問い合わせできるようにする。コンフィギュレーション・データもウエブサイトからダウンロードすることができる。ＰＣおよびその他の外部接続機構は、ＰＣのインテリジェンス向上、更新およびデータベースならびに同様のアプリケーションのための追加の大容量メモリ・ファンクショナリティ、ユーザ・インターフェースの利便性向上、ならびに例えば、ディレクトリ管理、スプレッドシートおよびデータベース・マネージャ、ＰＣに基づく音声合成及び認識ソフトウエアのような一層精巧化したアプリケション・ソフトウエアに有効である。無線マルチプレクス・エンジンＣＡＢ出力信号７５０は本発明による無線マルチプレクス・エンジン６７０に結合される。無線マルチプレクス・エンジン６７０は、以下のファンクショナリティの何れかを実施するデジタル論理ブロックで構成することができる。即ち、ＴＤＭＡ／ＴＤＤ（時分割多元接続／時分割二重化）が好ましいが必ずしもそうでなくてもよいマルチプレクス／デマルチプレクス、前方エラー（forward erro r）制御および汎用エラー管理、必要であれば音声圧縮、あるとすれば符号分割マルチプレクスおよびデマルチプレクス、あるとすればホップセット生成、ならびに本発明によるシステムの動作に重要なその他の重要なタイミング、同期およびコーディング機能である。本発明によるＲＭＥ６７０は、必ずしもその必要性はないが、通常、制御プロセッサ６８５の管理を無効にする程十分に高い速度で動作する。しかし、常にそうでなくてもよい。ＲＭＥ信号７７０は、本発明のシステムでは、図３のＡに示したようなワイヤレス無線送受信機（「ＲＴ」）回路６８０に結合される。ＲＴ６８０は、低価格の多重化無線送受信機、あるいは以下のフォーマットまたはその他のいずれかによる多重化（マルチプレキシング）および二重化（デュープレキシング）を用いてまたは用いることなく、所望通りに、ＲＦキャリア上に適正な変調を行う１組の送受信機とすることができる。前述のフォーマットとは、ＴＤＭＡ／ＴＤＤ、ＴＤＭＡ／ＦＤＤ、ＣＤＭＡ／ＦＤＤ、ＣＤＭＡ／ＴＤＤ、ＦＤＭＡ／ＴＤＤ、またはＦＤＭＡ／ＦＤＤ、或いは周波数ホッピング又は直接周波数スペクトル拡散を用いるフォーマットである。主要な機能は、多数の同時の独立のデータ・ストリームのＷＡＵ２００およびハンドセット３００への送信を行うことである。多重化は、帯域幅の保存および資源の共有という大きな問題の一面に過ぎず、更に、他のものの中には二重化、チャネル化も含む。この開示の目的のために、多重化とは、ＰＳＴＮにアクセスするために、多数のリモート(遠隔)・ユニットが共通のＮＣＵ１００と同時に通信する方法を意味するものとする。二重化は、ＮＣＵ１００から所与のハンドセット３００へ、およびハンドセットから逆にＮＣＵへの同時通信のような、同時の上流と下流の通信の方法を意味するものとする。チャネル化は、帯域幅を共有することによって、各々ＮＣＵ、ハンドセット及びＷＡＵで構成される多数のシステムが、例えば共同住宅（アパートメント・ビルディング）等において、互いの無線範囲内に入ってしまった場合に、同じ帯域を共有するが互いに干渉しないようにすることを可能にする方法を意味する。時分割多重化および符号分割多重化は、双方とも、本発明の目的のためにはとりわけ多重化の形態としては、受け入れ可能である。時分割多重化の場合、キャリア帯域幅が符号分割多重化アクセス帯域幅よりも狭く、周波数領域チャネル化が容易となる。例えば同じＲＦキャリア周波数上に直交拡散コードを用いる異なるＮＣＵのように、ＣＤＭＡをチャネル化に採用することも可能であるが、通常は送信出力（パワー）レベルを非常に厳しく制御し、公知の直接シーケンス・スペクトル拡散の遠近問題のために難問が生じないようにする必要がある。これが意味するのは、或るＮＣＵから次のＮＣＵへ、及びハンドセット間でも同様に、送信パワー・レベルを調整する必要があるということである。これは、技術的に興味をそそる問題である。この開示の時点までに実用化されている殆どのＣＤＭＡセルラおよびＰＣＳシステムは、時分割二重化（ＴＤＥ）ではなく、周波数分割二重化（ＦＤＤ）を双方向通信に用いている。今日では、二重化にＣＤＭＡを用いることは実用的ではない。ＴＤＤを用いると、双方向通信に同じＲＦチャネルを用いることが可能となる。また、ＴＤＤは送信エネルギを、受信機から離れたアンテナにまたはその逆に送る高価なデュープレックス・フィルタの必要性をなくし、比較的小型で安価なダイプレックス・スイッチで置換する。したがって、周波数領域チャネル化を用いるＴＤＭＡ／ＴＤＤは、この開示の時点では二重化の好適な実施形態である。時分割多重化の方が現在ではＦＤＭＡよりも好ましい。何故なら、ＦＤＭＡは、４又はそれ以上の独立した通信リンクの各々に、別個のキャリアを発生する必要があり、これには費用がかかるからである。個別のマルチトーン(multitone)またはＤＭＴ／ＴＤＤは、マルチパス（多重通路）・フェーディング環境において、ＴＤＤに対していくつかの利点を提供することができる。以下これについて検討する。この選択肢は、急速高速フーリエ変換および逆ＦＦＴ計算を必要とするＤＭＴ（直交個別周波数変調またはＯＤＦＭとしても知られている）が、従来のＤＳＰエンジンを用いて一層扱いやすくなるまで、経済的には負担である。好都合なのは、ＲＴ回路６８０はいずれのエラー・インターフェース規格にも準拠する必要がないことである。何故なら、これは同様の機器とのみ通信し、通常は、別個の高品質送受信機がネットワーク・インターフェース６５０内に実施されているか或いは接続されている場合に、それを通じてインターフェースすることを除いて、ＰＳＴＮ又は他の何れの公衆ネットワークにもインターフェースしないからである。本発明によるシステムは、あらゆる数の変調フォーマットを用いても実施可能である。これらには、部分応答、直交部分応答（ＱＰＲ）、二進位相偏移キーイング（ＢＰＳＫ）、差動二進位相偏移キーイング（ＤＢＰＳＫ）、直交位相偏移キーイング（ＱＰＳＫ）、差動直交位相偏移キーイング（ＤＱＰＳＫ）、π／４直交位相偏移キーイング（π／４ＱＰＳＫ）、π／４差動直交位相偏移キーイング（π／４ＤＱＰＳＫ）、周波数偏移変調（ＦＳＫ）、４−または８−レベルＦＭ、離散（ディスクリート）マルチトーン（ＤＭＴ）（または直交離散周波数変調）が含まれる。特定の変調フォーマットの選択は、主に、準拠すべき無線規則に依存する。この規則は管轄区毎に異なる場合がある。本発明のシステムの適正な動作は、実際にはいずれの変調フォーマットを用いても達成することができ、本発明に必須と考えられるものはない。ＱＰＳＫまたはその変形は、経済性、帯域幅効率、およびマルチパス・フェーディングに対する感度の間において、今日では良好なトレードオフを表し得るが、しかしながら、それなりにこの出願日時点における好適な変調フォーマットである。何れの変調フォーマットでも、スペクトル拡散と重ね合わせることができる。周波数ホッピングを、多数アクセス技法として用いることができる。スペクトル拡散システムは、米国およびカナダを含むいくつかの国において、無免許の無線送信機を取り締まる無線規則の下で、より高い送信パワーの利用が可能である利点がある。加えて、直接シーケンスの実施態様には、アンチ・マルチパス特性があり、これを利用して一層強靭な通信を提供することができる。双方の技法は、同じ帯域幅内で動作する同様のまたは異なるシステムからの干渉を緩和するという点に関して、いくらかの利点を与えることができる。これらの理由のため、スペクトル拡散技法を本発明の好適な実施形態に用いることができる。独立した通信プロトコルを通じて、ＲＴユニット６８０は、無線範囲にはいる他のＮＣＵ１００と通信することができる。複数のＮＣＵ１００は、ホップセット・データ干渉レコード、タイミングおよび使用情報を全て、互いの送信を回避する目的で共有することができる。同様に、各システムのコンポーネント、ＮＣＵ１００、ＷＡＵ２００、ハンドセット３００は全て、干渉またはその他の基準を検知し応答するパワー管理を用いて、信頼性の高い通信を提供するために必要な最低のパワーで送信する。このように、各システムはその「干渉の半径」、即ち、同一帯域内で動作する他の（同様のまたは異なる）システムに干渉を発生し得る所与のシステムを取り巻くほぼ円形の区域を最小化する。ワイヤレス・アクセス・ユニット本発明によるワイヤレス・アクセス・ユニット２００は、一般的な次の２種類とすることができる。（１）電話または従来のモデムに対応することが可能な、ワイヤレス電話ジャック機構に対するアナログ、または（２）ワイヤレス・コンピュータ又はデジタル・デバイスの接続（ＤＢ−２５、ＵＳＢ、イーサネット、ＩＳＤＮ−ＳＴ、ＰＣＭＣＩＡまたは同様のシリアルまたはパラレル・データ通信接続）に対するデジタル。図５は、本発明によるアナログＷＡＵ２００の一形態を示す。アナログＷＡＵ２００は、ＲＦ接続を介してＷＡＵ２００をＮＣＵ１００にリンクする無線送受信機８００、無線マルチプレクス・エンジン８０２、制御プロセッサ８０４、ならびにバッテリ、過電圧保護、呼び出し（ringing）、管理(スーパービジョン) （オフ・フック検知）、コード、ハイブリッドおよび試験ファンクショナリティ（所謂ｂｏｒｓｃｈｔ）ファンクショナリティの基本的な加入者ループ機能を与える回路を含むことができる。図５のアナログＷＡＵ２００は、背面または側面に１つ以上のＲＪ−１１ジャックを備えた壁用変換器に類似した小さなユニットに実施することができ、さらに、所望であれば、いずれのＡＣコンセントからでも電力を引き出し、コンピュータ・モデム、ファックス機械、留守番電話デバイス、標準的な電話機、または標準的なＲＪ−１１ジャックと接続する他のあらゆるデバイスに対して、アナログ電話型の接続を与えることができる。このユニットは、ＰＳＴＮを通じて渡される発呼側ＩＤ情報に対して透過性とすることができるが、必ずしもそうしなくてもよい。同様に、このユニットは、コード化された呼び出し(coded ringing)およびその他のカスタムのシグナリング(custom sig naling)を通過させることができる。その電源は、回線給電される標準的な電話に電力を供給する。その高電圧呼び出し（ring）発生器は、標準的な９０ボルトｒｍｓ、２０−Ｈｚ呼び出し信号、または外国のためには他の規格で電話の呼び出しを行う。尚、このユニットは、必ずしもその必要はないが、典型的にＡＣ電力配線に「ワイヤード」されているため、完全な「ワイヤレス」ではないが、このユニットおよびＮＣＵ１００に接続する着信用回線６４０の間のリンクはワイヤレスである。したがって、これは、電話の差し込みが位置する所に電話機を置くという加入者の必要性をなくするものである。バッテリ電力を用いる場合、完全なワイヤレス動作が可能となり、場所に関しての更に一層の柔軟性を得ることになる。本発明のデジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニット２００の一種を図６に示す。かかるワイヤレス・アクセス・ユニット２００は、コンピュータ、コンピュータ周辺機器、ＩＳＤＮ−ＳＴ電話機およびその他のデジタル・デバイスに、ワイヤレス接続を与えることがでぎる。本発明によるシステムにおいて用いられる無線リンクはデジタルであるので、ワイヤレス・アクセス・ユニット２００内のデジタル回路は、主に、バッファリング、エラー制御、及びプロトコル変換機能を実行する。外部デジタル・インターフェースは、標準的なシリアル・ポート・コネクタであるＤＢ−２５、インテル社(Intel)の新たなユニバーサル・シリアル・バス規格であるＵＳＢ、パラレル・ポート(プリンタ)接続、イーサネット、１０−ｂａｓｅ−Ｔ、１００−ｂａｓｅ−Ｔ、高速又はギガビット・イーサネット、ＰＣＭＣＩＡおよびその他を含む多くの形態を取ることができる。この場合も、ＷＡＵ２００は、たとえば、図１３に示すような外部ファックス／モデムと動作するように構成された種類のものとすることができる。デジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニット２００は、アナログ・ワイヤレス・アクセス・ユニット２００と同様、幹線路または電池による給電が可能であるので、ユーザに、拘束されない利便性(untethered convenience)を提供することができる。ワイヤレス制御／監視アクセサリ本発明のシステムは、加入者の場所における利便性および効率向上のために、多くの制御および監視機能を実行することも可能である。例えば、ワイヤレス・ドアベル・アクセサリ(wireless doorbell accessory)またはＷＡＵ２００は、呼び出しドアベル信号に応答して、コード化呼び出しを発することができる。すると、加入者は「インターコム」のソフト・キーを押下し、フロント・ドア・ビジタ(front door visitor、正面玄関の訪問者)との全二重通信状態に加入者を置き、彼または彼女の画像をディスプレイ上に呼び出すことも可能である。他のワイヤレス・アクセサリは、家中の照明、車庫のドアの開放、および防犯監視の制御を備えることができる。同様に、適切なソフト・キーを通じて、ハンドセットまたはその他のインターフェース・デバイスは、テレビジョン、ステレオ機器、暖房、空調および家電製品を制御することができる。また、ＣＥ−バスを通じる通じないには係らず、本発明は、ワイヤレス・オーディオ・モニタによる乳幼児監視およびその他の消費者用エレクトロニクス・ファンクショナリティに対処する。動作先に開示したように、本発明のシステムの４つの主要コンポーネント部分は、ネットワーク制御ユニット１００、ワイヤレス・アクセス・ユニット２００、ハンドセット３００およびワイヤレス制御／監視アクセサリ３５０である。各コンポーネントはその基本的機能を指揮するオンボード・マイクロコントローラを内蔵してもよいが、ＮＣＵ１００は単独で、または外部コントローラ機能(externa l controller capacity)と協同して、通信ウエブ全体の主コントローラおよびマネージャとなることが好ましい。すべてのリモート・コンポーネントは、好ましくは、簡素で信頼性があり、コスト削減およびモジュール性向上のためにインテリジェンス／ファンクショナリディを制限し、システムの性能および機能が主にＮＣＵ１００によって決定されるようにすることが好ましい。ＮＣＵ１００は、先に論じたように、オンライン・ファームウエアおよび／またはソフトウエア・アップグレード機能を含むことができる。本発明によるシステムのこの機能および集中化インテリジェンス・アーキテクチャによって、システム全体の機能（fu nctioning）をアップグレードし、新たな機構を追加し、ソフトウエアのバグを修正し、ハードウエアのバグを修理することら全てが、新たなファームウエアを新たなＮＣＵ１００にダウンロードすることによって可能となる。ＮＣＵのコンピュータ・プログラム・コードの大部分は、フラッシュ・リプログラマブル・メモリ内に保持することが好ましい。遠隔ユニット内のファームウエアはＲＯＭメモリに実装することが好ましいが、必ずしもそうしなくてもよい。ＮＣＵ１００は、システム全体に対するシステムの星形ネットワーク・トポロジの中央部分であり、ＮＣＵ１００は、ＲＦチャネル、もしある場合にはホップ・シーケンス、およびもしある場合には拡散コードを選択し、かつ、種々の遠隔のものに対するＩＤストリングを管理し、ネットワーク管理、遠隔ユニットの登録および認証、ならびに通信プロトコル管理に関係する他の機能を実行する。また、ＮＣＵ１００は、ＣＡＢ６６０のスイッチングおよび相互接続を制御し、ＣＡＢ６６０の全てのアクセサリ・ブロック機構を駆動する。以下の例は、本発明による通信ウエブの２つの実施形態の動作を説明するものである。例１４本の着信用ＰＯＴＳ回線、地下室または屋根裏部屋にあるＮＣＵ１００、ワイヤレス・ハンドセット、ならびに電話機、コンピュータ、およびファックス機械に対応する３つのワイヤレス・アクセス・ユニット２００をもつ本発明に従ったシステムを図１２に示す。システムは以下のようにプログラムすることができる。ＣＡＢ６６０において、ＬＣＤハンドセット３００を呼び出し且つこれに接続するようにＰＯＴＳ回線１をプログラムする。ＰＯＴＳ回線２は、ＲＪ−１１ジャックを介して標準的な電話機に接続されるワイヤレス・アクセス・ユニット番号１を呼び出し且つこれに接続する。ＰＯＴＳ回線３は、ファックス機械に対処するワイヤレス・アクセス・ユニット番号２に接続する。ＰＯＴＳ回線４は、ＲＳ−２３２インターフェースを介してパーソナル・コンピュータに接続するワイヤレス・アクセス・ユニット番号３に接続する。ＰＯＴＳ回線１〜４からの信号は、無線マルチプレクス・エンジン６７０に結合され、ＴＤＭＡフォーマット等で多重化され、ＲＴまたはデジタル無線モデム６８０において送信のためにＲＦキャリア上に変調される。ハンドセット３００はＮＣＵ１００からの信号を受信し、復調し、デマルチプレクスし、ハンドセット３００に対して意図された情報を処理する。その情報は、インターフェース回路およびコーダ／デコーダ６５０に供給される信号内に含まれ、ヒューマン・インターフェースに送出される。また、信号はＬＣＤドライバおよびスクリーンにも供給される。上流方向では、キーパッドおよびマイクロフォンからの信号が処理され、多重化され、変調され、ＮＣＵ１００に送出され、最終的に、ＮＣＵ１００がこの信号を復調し、デマルチプレクスし、処理し、ＰＯＴＳ回線１に送出する。ワイヤレス・アクセス・ユニット１〜３は、ＲＦおよび多重化回路に関するかぎり、概略的に同様に動作する。しかしながら、ワイヤレス・アクセス・ユニット番号１は、例えば、コーダ／デコーダ回路、回線インターフェース、バッテリ、スーパービジョン(supervision、管理)、およびＲＦ−１１ジャックにインターフェースする呼び出し発生回路を含む、標準的な電話機に対処するように構成されているインタフェース回路を含む。ファックス機械を対象とするワイヤレス・アクセス・ユニット番号２のインターフェース回路は、ワイヤレス・アクセス・ユニット番号１と同様または同一とすればよい。ワイヤレス・アクセス・ユニット番号３には、ＲＦ−１１アナログ・ジャックではなくＲＳ−２３２ポートに対処するインターフェース回路が構成される。したがって、前方誤り訂正（forward error correction）、ユニバーサル非同期受信機／送信機およびハンドシェーキング回路は、ＲＳ−２３２シリアル・ポートの規格との関連において含まれる。加入者が、例えば、ＰＯＴＳ回線４を除きたい場合、または１日の一部分だけそれに加入したい場合、ＰＯＴＳ回線３をＣＡＢ６６０においてプログラムし直し、ワイヤレス・アクセス・ユニット番号３をコンピュータ通信用に適応させ、一方、ＰＯＴＳ回線２を電話機およびファックス機械のためにワイヤレス・アクセス・ユニット１および２を呼び出すように構成することができる。ユーザが新たなサービスまたは異なるサービスを望む毎に、あるいはデバイスをそれに対応するワイヤレス・アクセス・ユニットと共に通信ウエブに追加する毎に、所望通りに、その他のあらゆる組み合わせを用いることもできる。例２２本の着信用ＰＯＴＳ回線および１本のＩＳＤＮ回線を備えた、本発明に従った別のシステムを図１３に示す。ＰＯＴＳ回線１は、ネットワーク制御ユニット１００のＣＡＢ６６０において、ＬＣＤハンドセット３００を呼び出し且つこれに接続するようにプログラムされている。ＰＯＴＳ回線２は、ワイヤレス・アクセス・ユニット番号１および２を呼び出し且つこれらに接続するようにプログラムされ、一方、ワイヤレス・アクセス・ユニット番号１および２は、標準的な電話機およびファックス機械にそれぞれ接続する。ＩＳＤＮ回線は、ワイヤレス・アクセス・ユニット番号３に、従ってシリアル・ポートを介してコンピュータに接続するようにプログラムされでいる。この場合も、ユーザが新たなサービスまたは追加のサービスを望んだり他のデバイスを追加する毎に、必要に応じて種々のハンドセット３００およびワイヤレス・アクセス・ユニット２００に接続するように回線をプログラムすることができる。図１３に示す既存のデバイスを用いて、例えば、ユーザはＣＡＢ６６０をプログラムして、ＰＯＴＳ回線１をハンドセット３００ならびにワイヤレス・アクセス・ユニット１及び２に接続し、第２のＰＯＴＳ回線を除去することも可能である。同様に、回線１を、ハンドセット３００およびワイヤレス・アクセス・ユニット番号１に接続するための音声回線に指定することも可能である。回線１または回線２は、ネットワーク・インターフェース６５０においてワイヤード（ワイヤ接続）することも、またそれ以外では、図１３に示すように、既存の配線に直接接続することも可能である。以上の説明は、本発明の種々の実施形態を開示する目的のために提示したものである。本発明による通信ウエブならびにそのコンポーネント及びプロセスは、本発明の範囲または精神から逸脱することなく、新たな規格や実施モードを採用するものを含む、種々の変更および適合化を包含することができる。

【手続補正書】特許法第１８４条の４第４項【提出日】平成１０年１０月１日（１９９８．１０．１）【補正内容】請求の範囲１．公衆交換遠隔通信（「ＰＳＴＮ」）加入者による使用のための通信ウエブであって、該ウエブが、ａ．少なくとも１つのウエブ制御ユニットであって、ｉ．少なくとも１つのウエブ・インターフェースであって、該インターフェースは前記ＰＳＴＮに接続されるように構成され、前記ＰＳＴＮからの信号を前記ウエブ制御ユニット内の回路とコンパチブルとなるようにし、かつ上流信号を前記ＰＳＴＮとコンパチブルとなるようにするよう構成されたウエブ・インターフェースと、 ii．プログラマブル・コントローラによって供給される制御信号にしたがって、前記の少なくとも１つのアナログのウエブ・インターフェースの各々からの信号を少なくとも１つの出力に結合するように構成された少なくとも１つのスイッチと、 iii．前記少なくとも１つのウエブ・インターフェースに結合されたＰＳＴＮ接続の数および形式と、前記通信ウエブによるサービスを受ける電話機、ハンドセットおよびその他のデバイスの数、形式および場所と、加入者の望みとにしたがって前記スイッチを制御するように構成されたプログラマブル・コントローラと、 iv．前記スイッチに結合され、前記スイッチの出力から受信した下流信号を送受信機回路に送出するためにコンパチブルの形態に多重化し、かつ前記送受信機回路から受信した上流信号を前記スイッチに配信するためにデマルチプレクスするように構成されたマルチプレクス／デマルチプレクス回路と、ｖ．前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から受信した前記下流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調して該信号をＲＦリンクを介して送信し、かつＲＦリンクを介して受信した上流信号を前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路に送出するために復調するように構成された送受信機回路と、を備えるウエブ制御ユニットと、ｂ．少なくとも１つのワイヤレス・アクセス・ユニットであって、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、該下流信号をマルチプレクス／デマルチプレクス回路に送出するために復調し、かつ前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から送出された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調して該信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された送受信機回路と、 ii．前記送受信機回路から受信した下流信号をデマルチプレクスし、かつインターフェース回路から受信した上流信号を、前記送受信機回路に送出するため、及び前記ウエブ制御ユニット内の前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による最終的なデマルチプレクシングにコンパチブルとなるように多重化するように構成されたマルチプレクス／デマルチプレクス回路と、 iii.前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路からの下流信号を受信し、前記下流信号をＰＳＴＮコンパチブルの電話方式デバイスの少なくとも１つのインターフェースによる使用のためにコンパチブルにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、該上流信号を、前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による使用およびそれへの送出のためにコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、を備えるワイヤレス・アクセス・ユニットと、を備える通信ウエブ。２．請求項１記載のウエブであって、更に、ａ．前記ウエブ制御ユニットにおいて、少なくとも１つのウエブ・デジタル・インターフェースであって、該インターフェースは前記ＰＳＴＮに接続するように構成され、前記インターフェースは、前記ＰＳＴＮからの下流信号を前記ウエブ制御ユニット内の回路にコンパチブルにし、かつ前記スイッチから受信した上流信号を前記ＰＳＴＮにコンパチブルにするように構成されたウエブ・デジタル・インターフェースと、ｂ．少なくとも１つのデジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニットであって、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、マルチプレクス／デマルチプレクス回路に送出するために該下流信号を復調し、かつ前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から送出された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調し、前記信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された送受信機回路と、 ii．前記送受信機回路から受信した下流信号をデマルチプレクスし、かつインターフェース回路から受信した上流信号を、前記送受信回路への送出、および前記ウエブ制御ユニットの前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による最終的なデマルチプレタスにコンパチブルとするように多重化するように構成されたマルチプレクス／デマルチプレクス回路と、 iii.前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路からの下流信号を受信し、前記下流信号をＰＳＴＮコンパチブルの電話方式デバイスの少なくとも１つのインターフェースによる使用のためにコンパチブルにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、該上流信号を前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による使用およびそれへの配信のためにコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、を備えるデジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニットと、を備えるウエブ。３．請求項１記載のウエブであって、更に、少なくとも１つのハンドセットを備え、該ハンドセットが、ａ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、マルチプレクス／デマルチプレクス回路に送出するために該下流信号を復調し、かつ前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から送出された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調して前記信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された送受信機回路と、ｂ．前記送受信機回路から受信した下流信号をデマルチプレクスし、かつインターフェース回路から受信した上流信号を、前記送受信機回路への送出、および前記ウエブ制御ユニットの前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による最終的なデマルチプレクスにコンパチブルとなるように多重化するように構成されたマルチプレクス／デマルチプレクス回路と、ｃ．前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から下流信号を受信し、前記下流信号をアナログに変換し、前記下流信号を加入者機器による使用のためにコンパチブルにして前記ハンドセット内の少なくともラウドスピーカに配信するようにし、かつ前記ハンドセットのマイクロフォンから上流信号を受信し、該上流信号をデジタルに変換し、前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による使用およびそれへの送出のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、ｄ．前記インターフェース回路に結合されたラウドスピーカおよびマイクロフオンと、を備えるウエブ。４．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットが、サービス・ビューローを含む外部ソースからプログラムされるように構成されているウエブ。５．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットが、パーソナル・コンピュータを備える外部ソースからプログラムされるように構成されているウエブ。６．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットおよび前記ワイヤレス・アクセス・ユニットが、前記送受信機回路によって放射されるパワーのパワー・レベルを制御し、隣接するウエブ間の干渉を減少させるように構成されているウエブ。７．請求項３記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニット、前記ハンドセットおよび前記ワイヤレス・アクセス・ユニットが、前記送受信機回路によって放射されるパワーのパワー・レべルを制御し、隣接するウエブ間の干渉を減少させるように構成されているウエブ。８．請求項１記載のウエブにおいて、異なる加入者のウエブ制御ユニットが、互いに調整し、周波数の使用およびパワー・レベルを制御し、相互干渉を回避するように構成されているウエブ。９．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットが、４本のＰＳＴＮアナログ回線に接続するように構成され、４つのアナログ・インターフェースを備え、各インターフェースがそれ自体のアナログ／デジタル変換回路を備えるウエブ。１０．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットが、４本のＰＳＴＮアナログ回線に接続するように構成され、４つのアナログ・インターフェースを備え、全てのインターフェースが共通のアナログ／デジタル変換回路を共有するウエブ。１１．交換型遠隔通信インフラストラクチャの加入者による使用のための通信ウエブであって、ａ．少なくとも１つのウエブ制御ユニットであって、ｉ．複数のウエブ・アナログ・インターフェースであって、該インターフェースの各々が、前記遠隔通信インフラストラクチャに接続するように構成され、前記インターフェースの少なくともいくつかが、下流方向においてアナログ信号をデジタルに変換し、該信号を前記ウエブ制御ユニットの回路にコンパチブルにし、かつ上流方向において前記遠隔通信インフラストラクチャへの送出のためにデジタル信号をアナログに変換し、該上流信号を前記遠隔通信インフラストラクチャにコンパチブルにする、ウエブ・アナログ・インターフェースと、 ii．プログラマブル・コントローラによって供給される制御信号に応じて、前記少なくとも１つのウエブ・インターフェースの各々から少なくとも１つの出力に信号を結合するように構成されたスイッチング回路と、 iii．前記少なくとも１つのウエブ・インターフェースに結合された遠隔通信インフラストラクチャ接続部の数および形式と、電話機、ハンドセットおよび前記通信ウエブによるサービスを受ける他のデバイスの数、形式および場所と、加入者の望みとにしたがって前記スイッチを制御するように構成されたプログラマブル・コントローラと、 iv．前記スイッチング回路から受信した前記下流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調しかつ多重化して前記信号をＲＦリンクを介して送信するようにし、かつＲＦリンクを介して受信した上流信号を前記スイッチング回路への送出のために復調しかつデマルチプレクスするように構成された回路と、を備えるウエブ制御ユニットと、ｂ．少なくとも１つのアナログ・ワイヤレス・アクセス・ユニットであって、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、該下流信号をインターフェース回路への送出のために復調しかつデマルチプレクスし、かつ前記インターフェース回路から配信された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に多重化しかつ変調し、ＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに前記信号を送るように構成された回路と、 ii．前記のマルチプレクスおよび変調する回路から下流信号を受信し、該下流信号をアナログに変換し、前記下流信号をＰＳＴＮコンパチブルの電話方式デバイスの少なくとも１つのインターフェースによる使用のためにコンパチブルにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、前記上流信号をデジタルに変換し、前記の多重化および変調する回路による使用およびそれへの送出のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、を備えるアナログ・ワイヤレス・アクセス・ユニットと、ｃ．少なくとも１つのワイヤレス・アクセス・ユニットに接続された電話機と、ｄ．少なくとも１つのハンドセットであって、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、インターフェース回路に送出するために該下流信号を復調しかつデマルチプレクスし、かつ前記インターフェース回路から送出された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に多重化しかつ変調し、ＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに前記信号を送るように構成された回路と、 ii．前記のマルチプレクスおよび変調する回路から下流信号を受信し、該下流信号をアナログに変換し、前記下流信号を加入者機器による使用のためにコンパチブルにして前記ハンドセット内の少なくともラウドスピーカに送出するようにし、かつ前記ハンドセット内のマイクロフォンから上流信号を受信し、該上流信号をデジタルに変換し、前記の多重化および変調する回路による使用およびそれへの配信のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、 iii．前記インターフェース回路に結合されたラウドスピーカ、マイクロフォンおよびビジュアル・インターフェースと、を備えるハンドセットと、を備える通信ウエブ。１２．請求項１１記載の通信ウエブであって、更に、少なくとも１つのデジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニットを備え、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを通じて下流信号を受信し、インターフェース回路への送出のために前記下流信号を復調しかつデマルチプレクスし、かつ前記インターフェース回路から配信された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリアに変調して前記信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された回路と、 ii．前記の多重化および変調する回路から下流信号を受信し、前記下流信号をＰＳＴＮコンパチブルの電話方式デバイスの少なくとも１つのインターフェースによる使用のためにコンパチブルにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、前記の多重化および変調する回路による使用およびそれへの送出のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、を備える通信ウエブ。１３．請求項１２記載の通信ウエブにおいて、前記の変調する回路が、他の通信ウエブからの発信を監視し、その出力パワー・レベルおよび動作周波数をそれに応じて変化させるように構成されている通信ウエブ。１４．請求項１３記載の通信ウエブであって、更に、前記ウエブ制御ユニットにおいて、前記ウエブの前記ワイヤレス・アクセス・ユニット、ハンドセット、およびＮＣＵに接続された着信用回線から成るグループの少なくとも２つの間で通信を接続するように構成されたルーティング回路を備える通信ウエブ。１５．請求項１３記載の通信ウエブであって、更に、アクセサリ・モジュールを備え、該アクセサリ・モジュールが、ａ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを通じて下流信号を受信し、インターフェース回路への送出のために前記下流信号を復調しかつデマルチプレクスし、かつ前記インターフェース回路から配信された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリアに変調し、前記信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された回路と、ｂ．前記の多重化および変調する回路から下流信号を受信し、前記下流信号をＰＳＴＮコンパチブルの電話方式デバイスの少なくとも１つのインターフェースによる使用のためにコンパチブルにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、前記の多重化および変調する回路による使用およびそれへの送出のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、ｃ．前記加入者の住宅における少なくとも１つの条件に対応しする電子信号を検出しかつ発信するように構成された電話方式デバイスであって、該条件が前記通信ウエブを通じて前記電話方式デバイスによって報告可能である、電話方式デバイスと、を備える、通信ウエブ。１６．公衆交換遠隔通信ネットワーク（「ＰＳＴＮ」）の複数の回線を加入者機器に接続するプロセスであって、ａ．複数の前記ＰＳＴＮ回線上のアナログ信号をデジタルに変換するステップと、ｂ．前記ＰＳＴＮ回線からの信号を少なくとも１つの出力に結合するように構成されたスイッチに、前記デジタル信号を供給するステップと、ｃ．前記ＰＳＴＮ回線の信号の各々を前記スイッチの所望の出力に結合するように前記スイッチをプログラムするステップであって、（１）前記ＰＳＴＮ回線の各々の数および性質、（２）前記通信ウエブに含まれる加入者機器の形式、および（３）前記加入者の好みにしたがって、前記プログラミングを行うステップと、ｄ．前記スイッチからの前記出力信号を多重化してマルチプレクス信号を生成するステップと、ｅ．前記マルチプレクス信号を少なくとも１つの無線周波数信号上に変調し、前記マルチプレクス信号を無線周波数リンクを介して送信するステップと、ｆ．複数の遠隔ユニットの各々において、各々が前記無線周波数信号を受信するステップであって、ｉ．前記信号を復調しかつデマルチプレクスするステップと、 ii．前記遠隔ユニットに対して意図された前記の復調信号の部分を識別するステップであって、該識別した部分が前記遠隔ユニットに接続された加入者機器に接続するように前記スイッチにおいてプログラムされたＰＳＴＮ回線上の信号に対応し、前記加入者機器の少なくとも１部が電話機を含む、ステップと、 iii．前記識別した部分を選択し、該識別した部分をアナログに変換するステップと、 iv．前記のアナログ信号を、前記の少なくとも１つの遠隔ユニットに接続された電話方式デバイスに供給するステップと、を含むステップと、を備えるプロセス。１７．請求項１６記載のプロセスであって、更に、ａ．前記遠隔ユニットの各々において、ｉ．前記電話方式デバイスから受信した信号をデジタル化するステップと、 ii．前記信号を多重化しかつ変調して無線周波数リンクを介して送信するステップと、ｂ．前記複数の遠隔ユニットから前記の送信信号を多重化フォーマットで受信するステップと、ｃ．前記の信号を復調しかつデマルチプレクスして前記スイッチに入力するステップと、ｄ．前記スイッチにおいて、前記のデマルチプレクスした信号の各々を、前記スイッチにおいて前記デマルチプレクスした信号の各々における情報を発信した電話方式デバイスに対応するようにプログラムされたＰＳＴＮ回線に結合するステップと、を含むプロセス。１８．請求項１７記載のプロセスにおいて、前記のスイッチをプログラムするステップは、前記ＰＳＴＮを介して、前記通信ウエブとは離れて行われる、プロセス。１９．請求項１７記載のプロセスにおいて、前記のスイッチをプログラムするステップは、前記通信ウエブに接続されたコンピュータ上で行われる、プロセス。２０．請求項１７記載のプロセスであって、更に、ａ．他の通信ウエブからの発信を検知するステップと、ｂ．前記発信に応じて前記無線周波数送信のパワー・レベルおよび周波数を変化させるステップと、を含むプロセス。２１．請求項１７記載のプロセスであって、更に、前記ＰＳＴＮ上での送信のために信号の発信を行うステップを含むプロセス。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者マッキントッシュ，ピー・スタッキーアメリカ合衆国ジョージア州30309―2725, アトランタ，ノース・イースト，イースト・パーク・レーン 59 (72)発明者テイラー，ジョン・シー・ダブリュー・アメリカ合衆国ジョージア州30350，アトランタ，リバーランド・コート 220 (72)発明者タッカー，マークアメリカ合衆国ジョージア州30071，ノアクロス，サンセット・ドライブ 805 【要約の続き】視、ＨＶＡＣ制御およびその他のサービスのような追加のファンクショナリティを提供することも可能である。

Claims

【特許請求の範囲】１．公衆交換遠隔通信（「ＰＳＴＮ」）加入者による使用のための通信ウエブであって、該ウエブが、ａ．少なくとも１つのウエブ制御ユニットであって、ｉ．少なくとも１つのウエブ・インターフェースであって、該インターフェースは前記ＰＳＴＮに接続されるように構成され、前記ＰＳＴＮからの信号を前記ウエブ制御ユニット内の回路とコンパチブルとなるようにし、かつ上流信号を前記ＰＳＴＮとコンパチブルとなるようにするよう構成されたウエブ・インターフェースと、 ii．プログラマブル・コントローラによって供給される制御信号にしたがって、前記の少なくとも１つのアナログのウエブ・インターフェースの各々からの信号を少なくとも１つの出力に結合するように構成された少なくとも１つのスイッチと、 iii．前記少なくとも１つのウエブ・インターフェースに結合されたＰＳＴＮ接続の数および形式と、前記通信ウエブによるサービスを受ける電話機、ハンドセットおよびその他のデバイスの数、形式および場所と、加入者の望みとにしたがって前記スイッチを制御するように構成されたプログラマブル・コントローラと、 iv．前記スイッチに結合され、前記スイッチの出力から受信した下流信号を送受信機回路に送出するためにコンパチブルの形態に多重化し、かつ前記送受信機回路から受信した上流信号を前記スイッチに配信するためにデマルチプレクスするように構成されたマルチプレクス／デマルチプレクス回路と、ｖ．前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から受信した前記下流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調して該信号をＲＦリンクを介して送信し、かつＲＦリンクを介して受信した上流信号を前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路に送出するために復調するように構成された送受信機回路と、を備えるウエブ制御ユニットと、ｂ．少なくとも１つのワイヤレス・アクセス・ユニットであって、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、該下流信号をマルチプレクス／デマルチプレクス回路に送出するために復調し、かつ前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から送出された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調して該信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された送受信機回路と、 ii．前記送受信機回路から受信した下流信号をデマルチプレクスし、かつインターフェース回路から受信した上流信号を、前記送受信機回路に送出するため、及び前記ウエブ制御ユニット内の前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による最終的なデマルチプレクシングにコンパチブルとなるように多重化するように構成されたマルチプレクス／デマルチプレクス回路と、 iii．前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路からの下流信号を受信し、前記下流信号を加入者機器による使用のためにコンパチブルにして前記加入者機器への少なくとも１つのインターフェースに送出するようにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、該上流信号を、前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による使用およびそれへの送出のためにコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、を備えるワイヤレス・アクセス・ユニットと、を備える通信ウエブ。２．請求項１記載のウエブであって、更に、ａ．前記ウエブ制御ユニットにおいて、少なくとも１つのウエブ・デジタル・インターフェースであって、該インターフェースは前記ＰＳＴＮに接続するように構成され、前記インターフェースは、前記ＰＳＴＮからの下流信号を前記ウエブ制御ユニット内の回路にコンパチブルにし、かつ前記スイッチから受信した上流信号を前記ＰＳＴＮにコンパチブルにするように構成されたウエブ・デジタル・インターフェースと、ｂ．少なくとも１つのデジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニットであって、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、マルチプレクス／デマルチプレクス回路に送出するために該下流信号を復調し、かつ前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から送出された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調し、前記信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された送受信機回路と、 ii．前記送受信機回路から受信した下流信号をデマルチプレクスし、かつインターフェース回路から受信した上流信号を、前記送受信回路への送出、および前記ウエブ制御ユニットの前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による最終的なデマルチプレクスにコンパチブルとするように多重化するように構成されたマルチプレクス／デマルチプレクス回路と、 iii．前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路からの下流信号を受信し、前記下流信号を前記加入者機器による使用のためにコンパチブルにして前記加入者機器への少なくとも１つのインターフェースに送出するようにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、該上流信号を前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による使用およびそれへの配信のためにコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、を備えるデジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニットと、を備えるウエブ。３．請求項１記載のウエブであって、更に、少なくとも１つのハンドセットを備え、該ハンドセットが、ａ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、マルチプレクス／デマルチプレクス回路に送出するために該下流信号を復調し、かつ前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から送出された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調して前記信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された送受信機回路と、ｂ．前記送受信機回路から受信した下流信号をデマルチプレクスし、かつインターフェース回路から受信した上流信号を、前記送受信機回路への送出、および前記ウエブ制御ユニットの前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による最終的なデマルチプレクスにコンパチブルとなるように多重化するように構成されたマルチプレクス／デマルチプレクス回路と、ｃ．前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路から下流信号を受信し、前記下流信号をアナログに変換し、前記下流信号を加入者機器による使用のためにコンパチブルにして前記ハンドセット内の少なくともラウドスピーカに配信するようにし、かつ前記ハンドセットのマイクロフォンから上流信号を受信し、該上流信号をデジタルに変換し、前記マルチプレクス／デマルチプレクス回路による使用およびそれへの送出のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、ｄ．前記インターフェース回路に結合されたラウドスピーカおよびマイクロフオンと、を備えるウエブ。４．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットがサービス・ビューローを含む外部ソースからプログラムされるように構成されているウエブ。５．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットが、パーソナル・コンピュータを備える外部ソースからプログラムされるように構成されているウエブ。６．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットおよび前記ワイヤレス・アクセス・ユニットが、前記送受信機回路によって放射されるパワーのパワー・レベルを制御し、隣接するウエブ間の干渉を減少させるように構成されているウエブ。７．請求項３記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニット、前記ハンドセットおよび前記ワイヤレス・アクセス・ユニットが、前記送受信機回路によって放射されるパワーのパワー・レベルを制御し、隣接するウエブ間の干渉を減少させるように構成されているウエブ。８．請求項１記載のウエブにおいて、異なる加入者のウエブ制御ユニットが、互いに調整し、周波数の使用およびパワー・レベルを制御し、相互干渉を回避するように構成されているウエブ。９．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットが、４本のＰＳＴＮアナログ回線に接続するように構成され、４つのアナログ・インターフェースを備え、各インターフェースがそれ自体のアナログ／デジタル変換回路を備えるウエブ。１０．請求項１記載のウエブにおいて、前記ウエブ制御ユニットが、４本のＰＳＴＮアナログ回線に接続するように構成され、４つのアナログ・インターフェースを備え、全てのインターフェースが共通のアナログ／デジタル変換回路を共有するウエブ。１１．交換型遠隔通信インフラストラクチャの加入者による使用のための通信ウエブであって、ａ．少なくとも１つのウエブ制御ユニットであって、ｉ．複数のウエブ・アナログ・インターフェースであって、該インターフェースの各々が、前記遠隔通信インフラストラクチャに接続するように構成され、前記インターフェースの少なくともいくつかが、下流方向においてアナログ信号をデジタルに変換し、該信号を前記ウエブ制御ユニットの回路にコンパチブルにし、かつ上流方向において前記遠隔通信インフラストラクチャへの送出のためにデジタル信号をアナログに変換し、該上流信号を前記遠隔通信インフラストラクチャにコンパチブルにする、ウエブ・アナログ・インターフェースと、 ii．プログラマブル・コントローラによって供給される制御信号に応じて、前記少なくとも１つのウエブ・インターフェースの各々から少なくとも１つの出力に信号を結合するように構成されたスイッチング回路と、 iii．前記少なくとも１つのウエブ・インターフェースに結合された遠隔通信インフラストラクチャ接続部の数および形式と、電話機、ハンドセットおよび前記通信ウエブによるサービスを受ける他のデバイスの数、形式および場所と、加入者の望みとにしたがって前記スイッチを制御するように構成されたプログラマブル・コントローラと、 iv．前記スイッチング回路から受信した前記下流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に変調しかつ多重化して前記信号をＲＦリンクを介して送信するようにし、かつＲＦリンクを介して受信した上流信号を前記スイッチング回路への送出のために復調しかつデマルチプレクスするように構成された回路と、を備えるウエブ制御ユニットと、ｂ．少なくとも１つのアナログ・ワイヤレス・アクセス・ユニットであって、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、該下流信号をインターフェース回路への送出のために復調しかつデマルチプレクスし、かつ前記インターフェース回路から配信された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に多重化しかつ変調し、ＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに前記信号を送るように構成された回路と、 ii．前記のマルチプレクスおよび変調する回路から下流信号を受信し、該下流信号をアナログに変換し、前記下流信号を前記加入者機器により使用するのにコンパチブルにして前記加入者機器への少なくとも１つのインターフェースヘ送出するようにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、前記上流信号をデジタルに変換し、前記の多重化および変調する回路による使用およびそれへの送出のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、を備えるアナログ・ワイヤレス・アクセス・ユニットと、ｃ．少なくとも１つのワイヤレス・アクセス・ユニットに接続された電話機と、ｄ．少なくとも１つのハンドセットであって、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを介して下流信号を受信し、インターフェース回路に送出するために該下流信号を復調しかつデマルチプレクスし、かつ前記インターフェース回路から送出された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリア上に多重化しかつ変調し、ＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに前記信号を送るように構成された回路と、 ii．前記のマルチプレクスおよび変調する回路から下流信号を受信し、該下流信号をアナログに変換し、前記下流信号を加入者機器による使用のためにコンパチブルにして前記ハンドセット内の少なくともラウドスピーカに送出するようにし、かつ前記ハンドセット内のマイクロフォンから上流信号を受信し、該上流信号をデジタルに変換し、前記の多重化および変調する回路による使用およびそれへの配信のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、 iii．前記インターフェース回路に結合されたラウドスピーカ、マイクロフォンおよびビジュアル・インターフェースと、を備えるハンドセットと、を備える通信ウエブ。１２．請求項１１記載の通信ウエブであって、更に、少なくとも１つのデジタル・ワイヤレス・アクセス・ユニットを備え、ｉ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを通じて下流信号を受信し、インターフェース回路への送出のために前記下流信号を復調しかつデマルチプレクスし、かつ前記インターフェース回路から配信された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリアに変調して前記信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された回路と、 ii．前記の多重化および変調する回路から下流信号を受信し、前記下流信号を前記加入者機器による使用のためにコンパチブルにして前記加入者機器への少なくとも１つのインターフェースへ送出するようにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、前記の多重化および変調する回路による使用およびそれへの送出のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、を備える通信ウエブ。１３．請求項１２記載の通信ウエブにおいて、前記の変調する回路が、他の通信ウエブからの発信を監視し、その出力パワー・レベルおよび動作周波数をそれに応じて変化させるように構成されている通信ウエブ。１４．請求項１３記載の通信ウエブであって、更に、前記ウエブ制御ユニットにおいて、前記ウエブの前記ワイヤレス・アクセス・ユニット、ハンドセット、およびＮＣＵに接続された着信用回線から成るグループの少なくとも２つの間で通信を接続するように構成されたルーティング回路を備える通信ウエブ。１５．請求項１３記載の通信ウエブであって、更に、アクセサリ・モジュールを備え、該アクセサリ・モジュールが、ａ．前記ウエブ制御ユニットからＲＦリンクを通じて下流信号を受信し、インターフェース回路への送出のために前記下流信号を復調しかつデマルチプレクスし、かつ前記インターフェース回路から配信された上流信号を少なくとも１つのＲＦキャリアに変調し、前記信号をＲＦリンクを介して前記ウエブ制御ユニットに送るように構成された回路と、ｂ．前記の多重化および変調ずる回路から下流信号を受信し、前記下流信号を前記加入者機器による使用のためにコンパチブルにして前記加入者機器への少なくとも１つのインターフェースへ送出するようにし、かつ前記少なくとも１つのインターフェースから上流信号を受信し、前記の多重化および変調する回路による使用およびそれへの送出のために前記上流信号をコンパチブルにするように構成されたインターフェース回路と、ｃ．前記加入者の住宅における少なくとも１つの条件に対応しする電子信号を検出しかつ発信するように構成された加入者機器であって、該条件が前記通信ウエブを通じて前記加入者機器によって報告可能である、加入者機器と、を備える、通信ウエブ。１６．公衆交換遠隔通信ネットワーク（「ＰＳＴＮ」）の複数の回線を加入者機器に接続するプロセスであって、ａ．複数の前記ＰＳＴＮ回線上のアナログ信号をデジタルに変換するステップと、ｂ．前記ＰＳＴＮ回線からの信号を少なくとも１つの出力に結合するように構成されたスイッチに、前記デジタル信号を供給するステップと、ｃ．前記ＰＳＴＮ回線の信号の各々を前記スイッチの所望の出力に結合するように前記スイッチをプログラムするステップであって、（１）前記ＰＳＴＮ回線の各々の数および性質、（２）前記通信ウエブに含まれる加入者機器の形式、および（３）前記加入者の好みにしたがって、前記プログラミングを行うステップと、ｄ．前記スイッチからの前記出力信号を多重化してマルチプレクス信号を生成するステップと、ｅ．前記マルチプレクス信号を少なくとも１つの無線周波数信号上に変調し、前記マルチプレクス信号を無線周波数リンクを介して送信するステップと、ｆ．複数の遠隔ユニットの各々において、各々が前記無線周波数信号を受信するステップであって、ｉ．前記信号を復調しかつデマルチプレクスするステップと、 ii．前記遠隔ユニットに対して意図された前記の復調信号の部分を識別するステップであって、該識別した部分が前記遠隔ユニットに接続された加入者機器に接続するように前記スイッチにおいてプログラムされたＰＳＴＮ回線上の信号に対応し、前記加入者機器の少なくとも１部が電話機を含む、ステップと、 iii．前記識別した部分を選択し、該識別した部分をアナログに変換するステップと、 iv．前記のアナログ信号を、前記の少なくとも１つの遠隔ユニットに接続された加入者機器に供給するステップと、を含むステップと、を備えるプロセス。１７．請求項１６記載のプロセスであって、更に、ａ．前記遠隔ユニットの各々において、ｉ．前記加入者機器から受信した信号をデジタル化するステップと、 ii．前記信号を多重化しかつ変調して無線周波数リンクを介して送信するステップと、ｂ．前記複数の遠隔ユニットから前記の送信信号を多重化フォーマットで受信するステップと、ｃ．前記の信号を復調しかつデマルチプレクスして前記スイッチに入力するステップと、ｄ．前記スイッチにおいて、前記のデマルチプレクスした信号の各々を、前記スイッチにおいて前記デマルチプレクスした信号の各々における情報を発信した加入者機器に対応するようにプログラムされたＰＳＴＮ回線に結合するステップと、を含むプロセス。１８．請求項１７記載のプロセスにおいて、前記のスイッチをプログラムするステップは、前記ＰＳＴＮを介して、前記通信ウエブとは離れて行われる、プロセス。１９．請求項１７記載のプロセスにおいて、前記のスイッチをプログラムするステップは、前記通信ウエブに接続されたコンピュータ上で行われる、プロセス。２０．請求項１７記載のプロセスであって、更に、ａ．他の通信ウエブからの発信を検知するステップと、ｂ．前記発信に応じて前記無線周波数送信のパワー・レベルおよび周波数を変化させるステップと、を含むプロセス。２１．請求項１７記載のプロセスであって、更に、前記ＰＳＴＮ上での送信のために信号の発信を行うステップを含むプロセス。