JP2000514477A - 乾式表面処理プロセス及びそのようなプロセスを実施するための装置 - Google Patents

乾式表面処理プロセス及びそのようなプロセスを実施するための装置

Info

Publication number
JP2000514477A
JP2000514477A JP10503867A JP50386798A JP2000514477A JP 2000514477 A JP2000514477 A JP 2000514477A JP 10503867 A JP10503867 A JP 10503867A JP 50386798 A JP50386798 A JP 50386798A JP 2000514477 A JP2000514477 A JP 2000514477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
excited
species
unstable
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10503867A
Other languages
English (en)
Inventor
サンザングル、ティエリー
ラビア、ステファンヌ
Original Assignee
レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード filed Critical レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード
Publication of JP2000514477A publication Critical patent/JP2000514477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C59/00Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
    • B29C59/10Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by electric discharge treatment
    • B29C59/12Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by electric discharge treatment in an environment other than air

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 対象物の少なくとも1つの表面部(24)を乾式表面処理するための本プロセスにおいて、ガスは励起或いは不安定ガス種を形成するための機器(26)を通過させられ、前記表面部(24)はそれを前記励起或いは不安定ガス種で処理するために前記装置(26)の引出口の前にもたらされ、その機器からの出力として供給される第2のガスは次にヴェンチュリ効果により再度取り入れられ、その機器中に再注入される。

Description

【発明の詳細な説明】 乾式表面処理プロセス及びそのようなプロセスを実施するための装置 本発明は対象物の少なくとも1つの表面部を乾式表面処理するためのプロセス に係り、より詳細には、ポリマー製品の、例えばそれらの湿潤性を変更するため の表面処理に関する。 ポリマーの例に関しては、ポリマー表面は水と接触しても濡れないことが知ら れている。そのかわりに、水は、そのような表面と接触した場合に、連続膜とい うよりはむしろ液滴を形成する。 ある状況下では或いはある適用に関しては、水或いは一般には流体(例えば、 インク或いはペンキ)に濡れ得るポリマー表面を提供することがそれでもなお望 ましい。 そのようなポリマー表面を処理するための最も普及したプロセスは、所謂「コ ロナ放電」からなる。このようなプロセスは、比較的低いコストでポリマー表面 の湿潤性を変更することを可能とし、工業的規模で既に非常に広く使用されでい る。 しかしながら、特に、薄いポリマーフィルムの処理にのみ適し、それゆえに大 きな物品及び一般には三次元的な物品のポリマー表面を処理することが不可能で あるという事実のために、そのようなプロセスには多くの欠点が存在する(特に 、例えば車体部品の処理に適合させる際に、大きな困難に出くわすことが理解さ れるであろう。)。 本出願人の会社は、最近、ドキュメントEP−A−370870において、合 金を用いた半田付け或いは錫メッキの前に金属表面を乾式フラクシングするプロ セスを提案し、それは、フラックスされるべき表面が、大気圧に近い圧力で、励 起或いは不安定種を含み実質的に荷電種を含まない、励起或いは不安定ガス種を 形成するための機器のガス引出口において供給されるガス混合物がら得られる処 理ガス雰囲気により処理されることにおいて注目すべきである。 このドキュメントにおいて、このプロセスは、実質的に大気圧下で稼動し、励 起或いは下安定ガス分子を形成する特定の機器の助けを借りて、より詳細に例示 及び例証され、それは本出願人の会社の名のもとのドキュメントFR−A−2, 692,730に記載されている。 この研究は、大量に処理され得る対象物の制限についての疑問に対する有利な 最初の応答を紛れもなく与えている。 本発明の目的は、既に指摘された欠点を克服すること、及び、処理されるべき 大量の対象物への工業的規模での使用に適合され得るように、比較的低いガス消 費量を有し得る対象物を表面処理するためのプロセス及び装置を提供することに ある。 それゆえに、それは、対象物の少なくとも1つの表面部の乾式表面処理プロセ スに関し、それによると、第1のガスは、励起或いは不安定ガス種を形成するた めの少なくとも1つの機器を通過させられ、表面部は、ガス引出口に供給された 励起或いは不安定ガス種を含む第2のガスでそれを処理するために、その機器の ガス引出口の前にもたらされ、機器の引出口を通って供給され且つ処理に使用さ れた第2のガスはヴェンチュリ効果により再度取り入れられ、機器中に再注入さ れる。 本発明のプロセスは、以下の特徴の1つ或いはそれより多くをさらに有しても よい: − 排気口に供給される第2のガスは、実質的に帯電種を含有しない; − 第2のガスは大気圧に近い圧力下にある。本発明によると、「大気 圧に近い圧力」という用語は、0.1×105Pa〜3×105Paの範囲内の圧 力を意味するように意図される; − 第1のガスは、不活性ガス、酸化性ガス、及び還元性ガスから選ば れる少なくとも1つのガスを含む, − 処理されるべき表面はポリマー製である; − 処理されるべき対象物の表面は、筐体により定義されろ内部空間を 通過する搬送システムにより機器のガス引出口の前にもたらされ、そこは、対象 物の幅の上方に平行に配置された励起或いは不安定ガス種を形成するための複数 の機器のガス引出口の前、及び/または連続的に直列に配置された励起或いは不 安定ガス種を形成するための複数の機器のガス引出口の前を専有し、その筐体は 、漏洩がないように1つの機器または複数の機器に接続される、或いは1つの機 器または複数の機器を内包する。 本発明はまた、励起或いは不安定ガス種を形成するように意図され、第1のガ ス供給源と連絡しているガス引入路及び励起或いは不安定種を含む励起された第 2のガスのための引出路を具備する少なくとも1つの機器と、内部空問を定義し 、漏洩が無いように1つの機器または複数の機器に接続された、或いは1つの機 器または複数の機器を内包する筐体とを有し、ガス引出路が筐体の内側に開口し た、対象物の少なくとも1つの表面部を乾式処理するための装置に関し、その装 置は、機器の少なくとも1つにおいて: − 第1のガス供給源と引入路との間のガスのパス上に配置されたヴェ ンチユリ効果くびれ部(constriction)、及び − 第1のガス供給源により供給される第1のガスの効果のもとで、ヴ ェンチュリ効果により筐体内に位置するガスを取り入れることを可能とし、励起 或いは下安定ガス種を形成するための当該機器中にそれを再注入するために、筐 体の内部空問と前記くびれ部の下流に位置するゾーンとを接続するガス循環流路 を有する。 特定の態様によると、その装置は、対象物を筐体により境界づけられた内部空 間の内側に搬送するためのシステムを有し、それは、処理されるべき表面を機器 のガス引出路の前にもたらし得る。 本発明の他の態様によると、励起或いは不安定ガス種を形成するための機器は 、高周波高圧AC電源に接続され、円柱状の形状を有する内側の第1励起電極と 、円柱状の形状を有し且つガス引入及び引出路を形成する実質的に対向した縦の 溝を提供された外側の第2の励起電極とを有し、第1及び第2の電極は、同軸上 に配置され、且つガス励起チャンバを境界づけ、誘電体層がそれら電極の少なく とも、一方の表面に他方の電極と対向して配置される。 他の特徴及び刊益は以下の記述から明らがになるであろう、それは単に例示の ために提洪され、添付する図面に関連して与えられ、 − 図1は、従来技術に係る表面処理装置の概略的な断面図; − 図2は、本発明に係る表面処理装置のヴェンチュリ効果くびれ部の ない節略化された表現における概略的な断面図;及び − 図3は、本発明に係る表面処理装置の概略的な断面図である。 図1は、コロナ放電によるポリマーフィルムの表面処理装置を示している。 この表面処理装置は、円柱状の外形を有し且つ接地され、この図1においては 人為的に短縮された第1の金属電極10と、平行六面体状の断面を有し、第1の 電極10の軸に平行に伸び、参照番号14に示される高周波高圧AC電源に接続 された第2の金属電極12とを有している。 第1の電極10は、例えばセラミック層のような誘電体層16でコートされ、 その上を処理されるべきポリマーフィルム18が走行する。 この図1は、第2の金属電極12が、ポリマーフィルム18と誘電体層16と の接触帯域の前に配置され、第1の電極10と数ミリメートルのオーダーの電極 間スペースにより隔てられていることを示している。 この装置は、処理ガス(最も頻繁には空気)を電極間ゾーン20の中に供給す るように設計された処理ガス混合物の供給源(図示せず)を追加される。 操作の間、電極10及び12は、それらの間に電位差を有し、フィルム18を 表面処理してその湿潤性を変更するのに適した励起或いは不安定化学種(特に帯 電種)を形成することを目的として、ガス中に放電を生じさせる。 上述されるように、そのような装置は、ポリマーフィルムの表面を効果的に処 理するが、2つの金属電極10及び12間の短い距離の必要性のために、大きな 体積を有する物品の表而を処理するのには適していない。 図2は、この欠点を克服することを可能とし、参照番号22であらわされた表 面処理装置を示している。 図2の装置は、ヴェンチュリ効果くびれ部を有していない簡略化された構造を 有しており、処理に伴う様々なガスのクリアビューを提供する。 この装置は、ポリマー製のカップ24の表面をその湿潤性を変更するために処 理する場合においてここに図解される。 この図2は、処理装置22が、励起或いは不安定ガス種を形成することが意図 され且つ第1のガス供給源28により第1のガスを供給される機器26を有して いること、及び内部に搬送システム32(非常に概略的に示される)を配置され た筐体30連絡していることを示しており、この搬送システム32は、対象物/ カップ24を、その全ての表面を励起或いは不安定ガス種を形成するための機器 26のガス引出口の前に現させるように移動させるのに適している。 励起成いは不安定ガス種を形成するための機器26は、示される態様に関して は、円筒形であり且つ金属製の内側の第1の励起電極34を有している。それは 、ここでは、外測を誘電体、例えばセラミックの層36で被覆されている。 機器26は、さらに、やはり円筒形の外側の第2の励起電極38を有している 。この外測の第2の電極38は、長手方向に伸び、互いに対向し且つ離れて配置 された2つの相補部品42及び44の組合わせにより形成された金属ブロック4 0の凹状の内面により形成される。 本発明のプロセスを実行するのに適した励起或いは不安定ガス種を形成するた めの機器の他の例を得るために、上記で引用された2つのドキュメントへの参照 がなされてもよい。 図2はまた、2つの励起電極34及び38が、ガス励起チャンバー46に境界 をつけるために第2の励起電極38が誘電体層36から離されるように、同軸上 に配置され且つ互いに離されていることを示している。 上述したように、金属ブロック40の2つの構成部34及び38は離され、ガ スを励起チャンバー46の中に入れることが意図され且つ第1のガス供給源28 と連絡した引入路48と、筐体30の内部空間と連絡した第2のガス引出路50 、その前に処理されるべき対象物24が配置される成いはもたらされる、とに境 界をつけている。 最後に、この図2は、表面処理装置22は、内側の励起電極34と外側の励起 電極38との間に電位差を形成するためにそれらに接続された高周波高圧AC電 源52を補足される。 この装置は以下のようにして稼動する: 第1のガス供給源により供給されるガスは、数バールのオーダーの圧力で提供 される。それは、好ましくは、適切な公知技術を用いて、ガス引入路48に沿っ て一定の流量で供給される。 このガスは、例えば空気或いは窒素或いは水素のような不活性或いは酸化性或 いは還元性のタイプ(或いはその代わりにそのようなガスのタイプの混合物)で あろうと、当該使用に適したガスである。 源28により提供される第1のガスは、内側の及び外側の励起電極34,38 問の励起チャンバ−46を通って流れる。 公知の流儀で、高圧電源52により電位差を提供された電極34及び36は、 励起チャンバー46の引出口において不安定或いは励起ガス種を含む(第2のと 呼ばれる)ガス混合物或いはガス、このガス或いはガス混合物はここでは実質的 に帯電種を含有しない、を生成するために、このチャンバ−46内を流れるガス 或いはガス混合物中に放電を生じさせる。 処理雰囲気における帯電種の実質的な欠如は、絶縁体における静電気の問題を 避けるためであろうと、さもなければ、イオン衝撃の誘発及びそれによる表面の スパッタリング効果、それは処理されるべき表面が劣化されるべきでないコーテ ィングで被覆されている場合に有害であることを証明するかもしれない、を避け るためであろうと、多くの場合において非常に有利であることが見出されている 。 図2の範囲内において記述した及び例証した構造は、以下の多くの利益を有す る「リモート」構造とみなされるかもしれない: − 処理を実行するのに使用される第2のガスが、機器からの排気とし て及びそれゆえに帯電種の実質的な再結合の後に集められるという既に指摘され た事実; − この構造が、励起或いは不安定ガス種が生成される(放電)場所と 、それらが使用される場所との間の明確な分離を許容し、それが、表面処理操作 に起因する様々な放出物(releases)のために電極を汚染するというリスクを相 当に制限するという事実; − 最後に、処理されるべき対象物が機器内で(電極間の放電中で)処 理されないので、図1の装置に関しては、本発明のプロセスは、距離について、 それゆえに処理され得る対象物の体積についてより良好な適応性の恩恵を被ると いう事実。 ガス引出路50により供給される第2のガスは、それゆえに、実質的に帯電種 を含有しない大気圧の或いは大気圧に非常に近いガスからなる。カップ24は、 その後、搬送システム32により、励起された第2のガスと接触するように引出 路50の前に位置される。 搬送システム32を用いることにより、カップ24の全ての表面を励起ガスに 接触するように位置させることが可能となる。 空気或いは窒素からなる第1のガスを用い、10m3/hのオーダーの流量で 及び放電パワーを850Wに固定してプラスチック製のカップについて実行され た試験は、プラスチック表面の湿潤性は非常にしっかりと改善されたことを示し た。 このようにして処理され及び水中に浸漬されたカップは、その表面に水の連続 膜を呈し、液滴は実質的に検出されなかった。 図3は、ヴェンチュリ効果くびれ部を含む、本発明に係るポリマー物品の表面 を処理するための装置を示している。 図2に関して記述した上記例証的な態様と同様に、この処理装置は、第1のガ ス供給源56によりガスを供給され且つ内部に搬送システム60が配置された筺 本58と下流で連絡する励起装置54を有しており、その搬送システム60は、 機器54のガス引出口78の前に対象物62を搬送させることが意図されている 。 この処理装置は、図2に関して記述した処理装置とは、ヴェンチュリ効果くび れ部が存在する点で異なっている。 上述したのと同様に、励起機器54は、誘電体層66をコートされた円筒形の 内側の第1の励起電極を有している。それは、やはり円筒形の外側の第2の励起 電極68の内測に配置される。2つの励起電極64及び68は、同軸上に配置さ れ、それらの間で、第1のガス供給源56と連絡するガス励起チャンバー70に 境界をつけている。 外側の第2の電極68は、ここでは、長手方向に伸び、互いに対向し且つ離れ て配置された2つの相補部品74及び76の組合わせにより形成された金属ブロ ック40の凹状の内面により形成される。 2つの部品74及び76は、それぞれ、2つの通路78及び80により互いに 離れており、それらは、それぞれ、ガスを励起チャンバー中に導入する引入路8 0及び筐体58と連絡したガス引出路78を形成する。 2つの電極は、それらの間に電位差を生成するために、高周波高圧AC電源8 2に接続される。 金属ブロック72は、ケージ84内に配置され、引入路80の前に配置されガ ス源56に連絡した長手方向の溝86を提供される。 ケージ84中の溝86は実質的にV型の縦断面を有しており、それは、公知の 流儀で、源56により励起チャンバー70に供給されるガスの速度の増加ととも に、それに対応するこのガスの圧力の減少を生じさせるヴェンチュリ効果くびれ 部に境界をつけている。 ケージ84及び金属ブロック72は離され、及びガス取入チャネル88、それ はここでは湾曲した形状であり、ガス引入路80、ヴェンチュリ効果くびれ部8 6の下流、及び筺体58の間に伸びている、に境界をつけている。 稼動中、ヴェンチュリ効果くびれ部86の働きのもとで、ガスは上述したよう に減圧を引き起こす。この減圧は、ヴェンチュリ効果により、取入チャネル88 中に存在するガスの、それゆえに筐体58中に存在するガスの取入れを生じさせ る。 それゆえに、対象物62を処理した後に、ガスが循環を引き起こし、及び図2 に関して上述したように、それを再励起するために励起チャンバー70中に(引 入路を介して)再注入されることが見られ得る。 本態様によると、上述した表面処理装置は、筐体58内に存在する下方遷移さ れたガスが励起チャンバー70中に再注入される(及びそれゆえに再使用される )ので、第1の処理ガスの相当な節約を可能とする。 上述した様々な態様において、処理されるべき対象物の寸法は筐体のサイズに よってのみ制限される。 それゆえに、この装置を用いることにより、寸法の大きな、特に高い体積の物 品を処理することが可能となる。 本発明は、特定の態様に関して記述されたが、これにより制限されるものでは なく、むしろ、当業者が想起する修飾及び変形を受けてもよい。 例えば、本発明は溝の形状のヴェンチュリ効果くびれ部を使用して特に例証さ れたが、他の構造、例えば、規則正しく間隙を隔てたあるいは規則正しく間隙を 隔てていない、さもなくば定義された及び制御された間隔を有するオリフィスの 列が想像されてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラビア、ステファンヌ フランス国、91190 ジフ―スール―イヴ ェット、アブニュ・デュ・ジェネラル・ル クレール 160、レズィダーンス・デュ・ パルク・デュ・シャトー・ドゥ・クールセ レ 14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 対象物の少なくとも1つの表面部を乾式表面処理するプロセスであって、 第1のガスが、励起或いは不安定ガス種を形成するための少なくとも1つの機器 (26;54)中を通過させられ、前記表面部(24;62)は、前記ガス引出 口に供給され励起或いは不安定ガス種を含有する第2のガスでそれを処理するた めに、前記機器(26;54)のガス引出口の前にもたらされ、前記機器の引出 口を通って供給され前記処理に使用された第2のガスは、ヴェンチュリ効果によ り再度取り入れられ、前記機器の中に再注入されるプロセス。 2. 前記第2のガスは、実質的に帯電種を含有しない請求項1に記載のプロセ ス。 3. 前記第2のガスは、大気圧に近い圧力である請求項1及び2のいずれか1 項に記載のプロセス。 4. 前記処理されるべき対象物の表面(24;62)は、筐体により定義され る内部空間中を通過する搬送システムにより前記機器の前記ガス引出口の前、そ こは、前記対象物の幅にわたって平行に配列された励起或いは不安定ガス種を形 成するための複数の機器のガス引出口の前、及び/または、連続的に直列に配置 された励起或いは不安定ガス種を形成するための複数の機器のガス引出口の前を 専有する、にもたらされ、前記筐体は、漏洩がないように前記機器に接続された 成いは前記機器を内包する上記請求項のいずれか1項に記載のプロセス。 5. 前記第1のガスは、少なくとも、不活性ガス及び/または酸化性ガス及び /または還元性ガスを含有する上記請求項のいずれか1項に記載のプロセス。 6. 処理されるべき前記表面(24;62)はポリマーからなる請求項1〜5 のいずれか1項に記載のプロセス。 7.請求項1〜6のいずれか1項に記載の表面処理プロセスを実行するための、 対象物の少なくとも1つの表面部(24;62)を乾式処理する装置であって、 励起或いは不安定ガス種を形成することが意図され、第1のガス供給源(28; 56)と連絡するガス引入路(48;86)及び励起或いは不安定種を含む励起 された第2のガスのための引出路(50;78)を具備する少なくとも1つの機 器(26;54)と、内部空間を定義し、前記機器に漏洩がないように接続され た或いは前記機器を含む筐体(30;58)とを有し、前記ガス引出路(50; 78)は前記筐体の内部に開口し、前記機器の少なくとも1つにおいて: − 前記第1のガス供給源(56)と前記引入路(80)との間のガス のパス上に配置されたヴェンチュリ効果くびれ部(86)、 − 前記第1のガス供給源により供給される第1のガスの効果のもとで 、ヴェンチュリ効果により前記筐体(58)内に位置するガスを取り入れること を可能とし、励起或いは不安定ガス種を形成するための当該機器(26;54) 中にそれを再注入するために、前記筐体の内部空間と前記くびれ部の下流に位置 するゾーンとを接続するガス循環流路(88)を有する装置。 8. 前記対象物を、前記筐体により境界をつけられた内部空間の内側に搬送す るためのシステム(32;60)を有し、それは前記対象物の前記表面(24; 62)を前記ガス引出路(50;78)の前にもたらし得る請求項7に記載の装 置。 9. 前記励起或いは不安定ガス種を形成するための機器(26;54)は、高 周波高圧AC電源(52;82)に接続され、円柱状の内側の第1励起電極(3 4;64)と、円柱状の形状を有し且つ前記ガス引入(48;80)及び引出( 50;78)路を形成する実質的に対向した縦の溝を提供された外側の第2の励 起電極とを有し、前記第1(34;64)及び第2(38;68)の電極は、同 軸上に配置され、且つガス励起チャンバ(46;70)に境界をつけ、誘電体層 (36;66)が前記電極の少なくとも一方の表面に他方の電極と対向して配置 された請求項7または8に記載の装置。
JP10503867A 1996-07-02 1997-06-10 乾式表面処理プロセス及びそのようなプロセスを実施するための装置 Pending JP2000514477A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9608230A FR2750622B1 (fr) 1996-07-02 1996-07-02 Procede de traitement de surface par voie seche et dispositif pour la mise en oeuvre d'un tel procede
FR96/08230 1996-07-02
PCT/FR1997/001027 WO1998000284A1 (fr) 1996-07-02 1997-06-10 Procede de traitement de surface par voie seche et dispositif pour la mise en oeuvre d'un tel procede

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000514477A true JP2000514477A (ja) 2000-10-31

Family

ID=9493639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10503867A Pending JP2000514477A (ja) 1996-07-02 1997-06-10 乾式表面処理プロセス及びそのようなプロセスを実施するための装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6146503A (ja)
EP (1) EP0914241B1 (ja)
JP (1) JP2000514477A (ja)
DE (1) DE69701363T2 (ja)
ES (1) ES2144868T3 (ja)
FR (1) FR2750622B1 (ja)
WO (1) WO1998000284A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2300978C (en) * 1998-06-11 2007-08-21 Universal Dynamics, Inc. Method and apparatus for drying granular solids with venturi powered gas circulation
US6468833B2 (en) 2000-03-31 2002-10-22 American Air Liquide, Inc. Systems and methods for application of substantially dry atmospheric plasma surface treatment to various electronic component packaging and assembly methods
GB0211354D0 (en) * 2002-05-17 2002-06-26 Surface Innovations Ltd Atomisation of a precursor into an excitation medium for coating a remote substrate
GB0212848D0 (en) * 2002-06-01 2002-07-17 Surface Innovations Ltd Introduction of liquid/solid slurry into an exciting medium
US8361340B2 (en) * 2003-04-28 2013-01-29 Air Products And Chemicals, Inc. Removal of surface oxides by electron attachment
US7897029B2 (en) * 2008-03-04 2011-03-01 Air Products And Chemicals, Inc. Removal of surface oxides by electron attachment
US7387738B2 (en) 2003-04-28 2008-06-17 Air Products And Chemicals, Inc. Removal of surface oxides by electron attachment for wafer bumping applications
US7079370B2 (en) 2003-04-28 2006-07-18 Air Products And Chemicals, Inc. Apparatus and method for removal of surface oxides via fluxless technique electron attachment and remote ion generation
US7303943B2 (en) * 2004-10-07 2007-12-04 Seiko Instruments Inc Method of manufacturing electric device
US7434719B2 (en) * 2005-12-09 2008-10-14 Air Products And Chemicals, Inc. Addition of D2 to H2 to detect and calibrate atomic hydrogen formed by dissociative electron attachment
US8454850B2 (en) * 2009-09-02 2013-06-04 Air Products And Chemicals, Inc. Method for the removal of surface oxides by electron attachment
US9006975B2 (en) 2011-02-09 2015-04-14 Air Products And Chemicals, Inc. Apparatus and method for removal of surface oxides via fluxless technique involving electron attachment
US9053894B2 (en) 2011-02-09 2015-06-09 Air Products And Chemicals, Inc. Apparatus and method for removal of surface oxides via fluxless technique involving electron attachment
EP2960358A1 (en) 2014-06-25 2015-12-30 Nederlandse Organisatie voor toegepast- natuurwetenschappelijk onderzoek TNO Plasma source and surface treatment method
CN105448744B (zh) * 2015-11-17 2017-11-07 通富微电子股份有限公司 无助焊剂式凸块回流成球率控制方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1421884A (fr) * 1965-01-21 1965-12-17 Multifol Patentverwert Ag Procédé et installation pour la fabrication de bandes continues notamment à partir de deux couches de consitution chimique différente ainsi que les bandes conformes à celles obtenues par le présent procédé ou procédé similaire
US3484363A (en) * 1966-11-14 1969-12-16 Lectro Eng Co Electrical discharge treating apparatus designed to provide a plurality of uniform spark discharges
DE3619694A1 (de) * 1986-06-11 1987-12-17 Suppan Friedrich Verfahren und vorrichtung zur erzeugung funktioneller atomgruppierungen in makromolekularen stoffen
DE3622737C1 (de) * 1986-07-05 1987-10-08 Klaus Kalwar Verfahren zur Korona-Behandlung von bahnfoermigen Materialien sowie Vorrichtung zur Durchfuehrung des Verfahrens
FR2692730B1 (fr) * 1992-06-19 1994-08-19 Air Liquide Dispositif de formation de molécules gazeuses excitées ou instables et utilisations d'un tel dispositif.
JP2875438B2 (ja) * 1992-09-24 1999-03-31 日本ペイント株式会社 熱可塑性樹脂製品の表面処理方法
US5466424A (en) * 1992-12-28 1995-11-14 Bridgestone Corporation Corona discharge surface treating method
CZ281826B6 (cs) * 1993-10-27 1997-02-12 Masarykova Univerzita V Brně Katedra Fyzikální Elektroniky Přírod. Fakulty Způsob bělení a zvyšování adheze vlákenných materiálů k barvivům
US5667563A (en) * 1995-07-13 1997-09-16 Silva, Jr.; John C. Air ionization system
FR2750620B1 (fr) * 1996-07-02 1998-09-25 Air Liquide Dispositif d'excitation de gaz

Also Published As

Publication number Publication date
DE69701363T2 (de) 2000-08-10
EP0914241B1 (fr) 2000-03-01
US6146503A (en) 2000-11-14
DE69701363D1 (de) 2000-04-06
EP0914241A1 (fr) 1999-05-12
ES2144868T3 (es) 2000-06-16
FR2750622B1 (fr) 1998-09-25
WO1998000284A1 (fr) 1998-01-08
FR2750622A1 (fr) 1998-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000514477A (ja) 乾式表面処理プロセス及びそのようなプロセスを実施するための装置
JP3206095B2 (ja) 表面処理方法及びその装置
WO1997013266A2 (en) Discharge methods and electrodes for generating plasmas at one atmosphere of pressure, and materials treated therewith
US5296018A (en) Method and apparatus for eliminating electric charges in a clean room
RU2402374C2 (ru) Способ и устройство для плазменной обработки пористого тела
US6934142B2 (en) Device and method for charge removal from dielectric surfaces
TW215968B (en) Plasma apparatus including dielectric window for inducing a uniform electric field in a plasma chamber and method of treating an article with a plasma apparatus in which a uniform electric field is induced by a dielectric window
KR960032595A (ko) 플라즈마 처리 장치 및 그 방법
JP2004509432A (ja) グロー放電プラズマ処理装置及びグロー放電プラズマ処理方法
DE68921933T2 (de) Vorrichtung und Verfahren für die Plasmabehandlung dünner Schläuche.
JP2005095744A (ja) 絶縁部材の表面処理方法及び絶縁部材の表面処理装置
JP2001000855A (ja) ワークピースを処理するためのプラズマ処理装置
US20020109470A1 (en) Multi-mode treater with internal air cooling system
JP2004179191A (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JPH10151338A (ja) ガス励起装置
JP4103565B2 (ja) 表面処理装置及び表面処理方法
JP2524942B2 (ja) プラズマ表面処理装置
KR100491140B1 (ko) 대기압 플라즈마를 이용한 표면 세정방법 및 장치
JP2002143795A (ja) 液晶用ガラス基板の洗浄方法
JP2002177766A (ja) 不活性ガス回収再利用装置付き大気圧プラズマ処理装置
JP3221008B2 (ja) 表面処理方法及びその装置
KR102340857B1 (ko) 수중 기포를 이용한 플라즈마 수처리 장치
KR100488359B1 (ko) 대기압 저온 평판형 벌크 플라즈마 발생장치
RU2396369C2 (ru) Способ обработки термически нестойких материалов холодной плазменной струей
KR100387757B1 (ko) 표면 세정 장치 및 방법