JP2000513952A - 多重型カテーテル接続装置 - Google Patents

多重型カテーテル接続装置

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Abstract

(57)【要約】 その基端にて医療装置(016、222、246、274、312、366、636)に取り付けられる剛性な管状の軸部(34、278、288、318、342、396、496、530、574、612)によってカテーテルの接続装置(32、340、394、634)が画成される。この軸部は、軸部を取り巻き且つ該軸部の外面上にて半径方向外方に伸長する1つ以上の係合あご状部(49、226、254、280、290、320、358、408、466、538、586)を有している。該係合あご状部は、各種の異なる寸法及び位置を有する形態とすることができる。また、係止あご状部(50、228、258、294、322、360、412、472、510、541、632)が軸部を取り巻き且つ該軸部の外面上にて半径方向外方に伸長する。係止あご状部は、医療装置と係合あご状部との間に配置される。2つ、又はより多数のカテーテルから選択された、選択カテーテル(54、58、244、302、330、386、416、474、518、544、594)の内腔(54、58、244、302、330、386、416、474、518、544、594)内に軸部が受け入れられたとき、その選択したカテーテルの本体壁(53、83、376)の一部を軸部上に設けられた係合あご状部又は係止あご状部に対して内方に圧縮する各種の締結組立体(57、300、304、328、414、480、492、555、600)が提供される。これらの締結組立体は、その選択したカテーテルと軸部との間に機械的な継手及び液密のシールを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 多重型カテーテル接続装置 発明の背景 発明の分野 本発明は、可撓性のカテーテルを医療装置に取り付ける装置に関する。背景技術 患者の身体内の回帰的な治療の実施を容易にすべく、カテーテルは医療分野に て広く使用されている。 例えば、比較的軽微な切開を行うだけで、カテーテルを患者の身体内に植え込 んで、心臓血管系、腹膜洞、又は胃、心臓、肝臓、脳のような器官、又は消化管 内の所定の部位まで流体を直接、注入するために使用することができる。これと 代替的に、又はこれに加えて、その植え込んだカテーテルを使用して、こうした 部位から試料を定期的に採取したり、連続的に流体を排出して圧力を除去し、体 外処理のために流体を吸引し、又は、血圧、温度又は流体の流量といった身体内 の状態を監視することができる。 しかしながら、カテーテルは、各々の所期の用途に依存して、各種の構造体的 形態にて製造されている。 上述した多数の方法を行うために使用される一般的なカテーテルは、細長い可 撓性の円筒状のカテーテル本体を備えており、該カテーテル本体は、流体の流路 、又は該カテーテル本体の内部に沿って伸長する内腔を有している。使用中、末 端と称するカテーテルの一端を切開部、又は身体オリフィスを介して患者の身体 内に挿入し、次に、心臓血管系における血管のような体腔、又は内部通路内に挿 入する。カテーテルの末端が所期の治療を施すための所望の位置に配置される迄 、その末端を体腔内に、又は内部通路に沿って進める。次に、薬剤、栄養剤、又 は洗浄剤を含む流体をカテーテルの内腔を通じて導入し且つカテーテルの末端を 介して所望の位置に供給することができる。 その末端と反対側のカテーテルの端部は、基端と称される。上述したように、 カテーテルの末端が所定の位置に植え込まれたならば、その植え込んだカテーテ ルを使用しようとする所定の目的及びその使用方法に適した型式の医療装置にそ の基端を取り付けなければならない。場合によっては、医療装置が取り付けられ たカテーテルの末端は、患者の身体外に止まることがある。その双方が患者の身 体内に経皮的に植え込まれる場合もある。 例えば、その植え込んだカテーテルの基端が患者の身体外に止まるようにする 場合には、カテーテルの基端は、皮下注射針によって内腔へのアクセスを容易に するカテーテルの終端装置に取り付けられることが多い。一般に、かかるカテー テル終端装置は、流体の注入又は吸入が行われないとき、カテーテルの基端を閉 じる作用も果たす。ある状況のとき、カテーテルの基端を患者の身体外に止まる ことを要する、相当な大きさの医療装置に流体的に接続することを可能にする管 に植え込んだカテーテルの基端を接続することが必要となる。かかる状況のとき 、カテーテルの基端が取り付けられるカテーテルの終端装置は、管と選択的に且 つ非破壊的に接続可能であることが理想的であるが、また、カテーテル終端装置 には、その管を取り外すとき、常に、協働するカテーテルの基端を閉じる機能が 付与されている。 場合によっては、カテーテルの基端は、更に別のカテーテルに接続するのに適 反対側の構造体を有する、流体の流れを受け入れる構造体の一側部に取り付けら れる。これは、既に植え込まれたカテーテルの長さを延長し、または、植え込ん だカテーテルの破損した基端を接合するために行うことができる。 ある場合は、植え込んだカテーテルの基端は、それ自体も患者の身体内に植え 込み可能であるアクセス装置に取り付ける。次に、アクセス装置が取り付けられ たカテーテルの全体を患者の組織中の適当な位置に植え込み、カテーテルの末端 が治療効果を発揮させようとする所定の位置に配置されるようにする。かかる状 況下にて、アクセス構造体の植え込み側にて患者の組織に貫入し且つそのアクセ ス構造体との流体接続を実現する皮下注射針を利用して、薬剤をカテーテルの内 腔に供給し、又はその内腔から吸引する。 カテーテルの基端を所定の医療装置に取り付けるときに生じる一つの問題点は 、カテーテルが各種の異なる材料で製造されていることである。こうした材料は 、引張り強度、せん断強度、可撓性、又は可圧縮性といった材料の性質の点にて 異なる。一部の材料は、剛性な構造体の上方にて延伸させた後に、時間と共に、 弛 緩する、クリープと称される性質がある一方、その他の材料は弛緩しない。一部 の材料は、他の材料よりも曲がり易い。一部の材料は、特定の方向にせん断し易 い一方、その他の材料はその構造体的な破断に抵抗する。 シリコーン、又はポリウレタンは、植え込み可能なカテーテルを製造とき、医 療分野にて広く使用されている材料である。シリコーン及びポリウレタンの各々 は、独特な材料性質を有する。他方の材料ではなく、一方の材料を使用すること は、通常、カテーテルの所期の用途、又はカテーテルが露出される結果となる身 体内の状態によって決まる。他方の材料で出来たカテーテルではなくて、一方の 材料で出来たカテーテルを選択することは、大部分、主として、入手可能性、又 は選択されたカテーテルを使用する医者等の好み及び従来の経験によって決まる 。 カテーテルを製造することができる材料が異なれば、著しく異なる材料の性質 を有するカテーテルが利用可能となる。 カテーテルにおける材料の性質が異なることが顕著な影響を与える一つの点は 、カテーテルの基端を医療装置に固着するために使用されるカテーテルの取り付 け構造体に対するカテーテルの挙動である。ある型式のカテーテル取り付け構造 体は、特定の材料で出来たカテーテルに接続して使用するとき、不適当たせあつ たり、又は危険をも生じさせる場合がある。多くの場合、特定のカテーテル取り 付け構造体は、単一の特定の材料で出来たカテーテルと共に使用されるときに限 って適当であり、又は安全でさえもある。 カテーテルの取り付け構造体は、別の材料で出来たカテーテルに対しては安全 に機能する一方、一方の材料で出来たカテーテルを割ったり、破断させ又はせん 断する可能性がある。1つのカテーテル構造体は、別のカテーテル材料に対して は十分に安全に機能する一方、所定のカテーテル材料に対して確実に機械的に接 続したり、又は流体密のシールを形成することができない。一方のカテーテル材 料は、異なるカテーテルの取り付け構造体の要素に対して機能するのに十分に適 している一方、所定のカテーテル取り付け構造体の要素と効果的に作用すること はできない。 このため、病院等は、その職員が異なる材料から選択して製造されたカテーテ ルを利用することを可能にしよとするならば、こうした病院等は、各型式のカテ ーテル材料毎に、対応する適当なカテーテルの取り付け構造体を購入して在庫し ておかなければならない。 ある製品名の医療装置は、単一型式のカテーテル取り付け装置のみが取り付け られた構成要素から製造されている。このため、医者等が異なる材料で出来たカ テーテルの内から選択するときの自由度は、その方法にて使用しようとする製品 名の医療装置にのみ制限される。かかる状況のとき、所定のカテーテル装置の幾 つかの製品名のものを病院等に在庫しておかない限り、異なるカーテルの材料の ものを選択する自由度は、実際に、あり得ない。 寸法の異なるカテーテルを使用するときにも、同一の問題点がある。即ち、貫 通して伸長する、大きい寸法又は小さい寸法の内腔を有するカテーテルを使用し ようとする場合である。その内腔の寸法は、薬剤を投与し、又は体液を除去する ときの流量に影響を与える。医療装置は、典型的に、単一の内腔寸法を有するカ テーテルにしか使用し得ない単一型式のカテーテル取り付け装置を備えて製造さ れる。このため、医者等が所定の内腔寸法及び材料の組み合わせを有するカテー テルを選択的に使用し得るようにするためには、病院等は、各種寸法及び製品名 の医療装置を保有しなければならない。 この問題点は、カテーテルは、単一の内腔、即ち単一の通路を有するか、又は 二重内腔、即ち2つの別個の通路を有するものを製造することが可能であるとい うことから更に複雑なものとなる。二重内腔カテーテルは、2種類の薬剤を患者 の身体内の一カ所に同時に投与することを可能にする。単一内腔カテーテルの場 合と同様に、二重内腔カテーテルは、異なる材料にて製造し、また、異なる内腔 寸法を有するものを製造することができる。このため、病院等は、異なる種類の 二重内腔カテーテルを受け入れることのできる各種の医療装置から選択したもの を保有しなければならない。 殆どの場合、各カテーテル取り付け構造体の少なくともーつの構成要素は、カ テーテルを接続すべき医療装置に恒久的に固着されている。このため、一つのカ テーテル取り付け装置を選択することは、対応する医療装置を選択することを意 味することが多い。このため、異なるカテーテル取り付け装置を在庫しておくた めには、実際に、異なる医療装置も在庫しておくことを必要とする。 異なるカテーテル取り付け構造体、及び所定の型式の医療装置の幾つかの製品 名のものを購入することは経済的でなく、また、その在庫品を格納するためのス ペースが必要となる。しかしながら、こうしたコストを負担することができるな らば、一つの病院等にて各種のカテーテル取り付け構造体及び複数の製品名の医 療装置が利用可能であることは、医者等が各種材料で出来たカテーテルを使用す る自由度が得られることになる。 しかしながら、複数型式のカテーテル取り付け構造体を利用可能にするために は、カテーテルと、該カテーテルを医療装置に接続するためのカテーテル取り付 け構造体とを正確に相関させ得るように細心の注意が必要となる。不適当なカテ ーテル取り付け構造体が利用されるならば、カテーテルと医療装置との間の接続 部は漏洩を生じたり、又は完全に使用不能となる可能性がある。 カテーテルと医療装置との間にて確実に機械的に接続し且つ信頼性の高い流体 密のシールが実現されるようにすることは、患者の身体内に完全に植え込まれる 取り付けた医療装置とカテーテルとの組立体に関して最も重要なことである。か かる状況において、効果的でない機械的なカップリング、又は不適切な流体シー ルであるならば、顕著な問題を引き起こし、患者に対し致命的ではないにしても 、苦痛を与える虞れがある。 植え込んだカテーテルと植え込んだ医療装置との間の機械的なカップリングが 駄目になれば、その何れか一方が身体の全体に移動することが自由となる。この 場合、その遊離したものを探知し且つ除去するための外科的な介入が必要となる 。当然、かかる状況下にて、薬剤を投与したり、又は患者の身体内の所定の部位 から流体を吸引することは全く不可能となる。 より危険度は少ないものの、より頻繁に生ずる可能性のあることは、信頼性の 高い流体シールを形成する効果のない医療装置にカテーテルを取り付けることで ある。この場合、カテーテルの取り付け構造体にて、植え込んだ組立体から薬剤 が漏洩し、その薬剤が不適当な部位に投与されることになる。多くの場合、その 不適切に投与された薬剤はそのカテーテル取り付け構造体の周囲の組織を損傷さ せる。 かかる作動不良がある時間、検出されずに経過し、これに伴って、その生じた 損傷を修復するため修復的な医療処置が必要となる。更に、所期の所定の部位に 所定の量にて薬剤を投与し得ない結果、所期の治療過程の有効性が損なわれるこ とになる。当然に、薬剤を投与する装置内に漏洩が生ずるならば、その治療過程 の時間は長引く。 上述した環境の何れも、カテーテル及び関係する医療装置を除去し、その一方 、又はその双方を交換し、次に、その組立体の全体を外科的に再度埋め込むこと が不可避的に必要となる。これは、最初の植え込み及びその装置の除去により、 少なくともある治癒期間が経過するとき迄、その最初の植え込み部位は使用不能 となるから、このことは新たな植え込み部位にて行わなければならないことが多 い。 上記の有効でないカテーテルの取り付けの結果の全ては、不必要に医療方法の 時間を長引かせる、また、そのコストも増大させる。 患者の身体外にてカテーテルの基端に取り付けるべきときであっても、協働す るカテーテルの製造材料にとって不適当なカテーテル取り付け構造体が使用され るならば、遅れ、装置の交換及びコストの増大が予想される。 発明の概要 具体化し且つ本明細書に概ね記載した本発明の一つの形態によれば、シリコー ン製カテーテル又はポリウレタン製カテーテルの何れかから選択された、選択カ テーテルと医療装置との間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成する カテーテル接続装置が提供される。 この医療装置は、カテーテル終端ハブ、カテーテル修理及び延長用ステント、 カテーテル間アダプタ、又は針で穿剌可能な隔膜又は板弁を利用する型式の血管 内アクセスポートのような、液体の流れを受け入れる型式のものとすることがで きる。代わりに、その医療装置は、外科用案内器具のような、流体の流れを受け 入れない道具としてもよい。 この選択されたカテーテルは、外面と、該選択したカテーテル内にて長手方向 に伸長する液体の流れ内腔を取り巻く内面とを有するカテーテル本体壁により画 成される。該選択したカテーテルの二重内腔実施の形態において、仕切り壁がカ テーテル本体の内面上にて隔たった位置の間を伸長し、これにより、その選択し た二重内腔カテーテル内に一対の別個の流体の流れ内腔を画成する。 このカテーテル接続装置は、医療装置に取り付けられた基端を有する剛性な管 状の軸部を備えており、該基端は、また、適当な医療装置であれば、その医療装 置を流体連通状態に接続される。この軸部は、該基端と反対側の自由な末端と、 該基端及び該末端の間を伸長する外面とを有している。 同等の形状をした複数の係合あご状部が軸部の外面上にて半径方向外方に伸長 し、該軸部を取り巻く。一つの実施の形態において、3つの係合あご状部が存在 するが、代替例にて、1つ、又は2つの係合あご状部を使用することもできる。 これらの係合あご状部は、選択したカテーテルの内腔内に軸部の末端が受け入れ られたとき、該選択したカテーテルの内腔内に嵌まり得るような寸法とした最大 外径を有する。 また、係止あご状部は、軸部の外面上にて半径方向外方に伸長し、また、係合 あご状部と医療装置との間にて軸部を取り巻く。該係止あご状部は、係合あご状 部の最大外径よりも大きい最大外径を有する。 また、該カテーテル接続装置は、一組の締結組立体も有している。該組みの締 結組立体は、シリコーン製カテーテルに対応し且つ該シリコーン製カテーテルと 共に使用される第一の締結組立体と、ポリウレタン製カテーテルに対応し且つ該 ポリウレタン製カテーテルと共に使用される第二の締結組立体とを備えている。 第一の締結組立体は、基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、 該第一の係止スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有す る係止スリーブを備えている。シリコーン製カテーテルを軸部に取り付けるため には、軸部をシリコーン製カテーテルの内腔内に入れる。その内部に軸部を受け 入れたシリコーン製カテーテルは、第一の係止スリーブの通路内に配置する。こ の関係にあるとき、第一の係止スリーブの内面は、シリコーン製カテーテルのカ テーテル本体壁の一部を軸部上に設けられた係止あご状部に対して半径方向内方 に圧縮する。 また、第一の締結組立体は、第一の係止スリーブの内面から内方に伸長する環 状の圧縮リングも有している。この圧縮リングは、係止あご状部と相互作用し、 シリコーン製カテーテルが軸部から意図せずに非係合状態となるのを防止する。 第二の締結組立体は、末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路 を画成する内面とを有する第二の係止スリーブを備えている。 柔軟性の圧縮スリーブは、第二の係止スリーブの通路内にて長手方向に配置さ れている。この圧縮スリーブは、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に伸長する 通路を画成する内面を有する。ポリウレタン製カテーテルを軸部に取り付けるた めには、その軸部をポリウレタン製カテーテルの内腔内に進める。その内部に軸 を受け入れたポリウレタン製カテーテルは、圧縮スリーブの通路内に配置する。 この関係にあるとき、圧縮スリーブの内面は、ポリウレタン製カテーテルのカテ ーテル本体壁の一部を軸部上に設けられた係合あご状部に対して半径方向内方に 圧縮する。 対向する組みの半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプが係止スリ ーブの基端に配置されている。このC字形クランプは、係止あご状部を把持し、 ポリウレタン製カテーテルが意図せずに、軸部から非係合状態となるのを防止す る。 具体化され且つ本明細書に記載した、本発明の更に別の実施の形態によれば、 各々のカテーテルが寸法及び材料組成の独得の組み合わせを有する、2つ、又は より多数のカテーテルから選択された選択カテーテルと上述した型式の医療装置 との間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置 が提供される。例えば、この選択したカテーテルは、シリコーン、又はポリウレ タンで形成し、或いは、以下に更に詳細に説明するように、複合カテーテルとす ることができる。 この型式のカテーテル接続装置は、上述した型式の剛性な管状の軸部を有して いる。 カテーテル接続装置の一つの実施の形態において、軸部の上面には、各種の定 着手段が設けられる。この定着手段は、選択したカテーテルの内腔内に軸部の末 端が受け入れられたとき、該選択したカテーテルのカテーテル本体壁の内面に係 合する。更に、該定着手段は、選択したカテーテルを軸部の上にて係止すること を可能にする。 一例として且つ限定的ではなく、本発明の教示による定着手段は、軸部の外面 上にて半径方向外方に伸長する第一の組みの係合あご状部の形態をしている。こ の第一の組みの係合あご状部は、軸部の末端を取り巻き、また、選択したカテー テルの内腔内に嵌まり得る寸法とした最大外径を有する。 また、第二の組みの係合あご状部も軸部の外面上にて半径方向外方に伸長して いる。この第二の組みの係合あご状部は、第一の組みの係合あご状部の基端側に て軸部を取り巻き、また、第一の組みの係合あご状部の最大外径よりも大きい最 大外径を有している。 係止あご状部は、第一の組みの係合あご状部と医療装置との間にて軸部の外面 を取り巻き且つその外面上にて半径方向外方に伸長している。この係止あご状部 は、第二の組みの係合あご状部の最大外径よりも大きい最大外径を有している。 係合あご状部及び係止あご状部の寸法、数、形態及び方向を変更することにより 、各種の代替的な定着手段が得られる。これらの代替的な実施の形態の典型例に ついて、以下により詳細に説明する。 また、このカテーテル接続装置の実施の形態は、選択したカテーテルの内腔内 に軸部の末端が受け入れたときに、作用可能な締め付け手段も備えている。該締 め付け手段は、選択したカテーテルのカテーテル本体壁の一部を軸部上に設けら れた定着手段の一部に対して圧縮する。また、この締め付け手段は、定着手段と 相互作用し、選択したカテーテルが軸部から意図せずに非係合状態となるのを防 止する。 一例として且つ限定的ではなく、上述した型式の定着手段と共に作用可能であ る締め付け手段の一つの実施の形態は、3つの締結組立体から成る一組の形態を している。この組みの締結組立体は、シリコーン製カテーテルと共に使用される 第一の締結組立体と、第一のポリウレタン製カテーテルと共に使用される第二の 締結組立体と、第一のポリウレタン製カテーテルの内腔の内径よりも小さい内径 の内腔を有する、第二のポリウレタン製カテーテルと共に使用される第三の締結 組立体とを備えている。 第一の締結組立体は、基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、 該第一の係止スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有す る第一の係止スリーブを備えている。シリコーン製カテーテルを軸部に取り付け るためには、軸部をシリコーン製カテーテルの内腔内に進め、係止あご状部がシ リコーン製カテーテル内に受け入れられるようにする。次に、その内部に軸部を 受け入れたシリコーン製カテーテルを第一の係止スリーブの通路内に配置する。 この関係にあるとき、第一の係止スリーブの内面は、シリコーン製カテーテルの カテーテル本体壁の一部を軸部の上に設けられた係止あご状部の一部に対して圧 縮する。 また、第一の締結組立体は、第一の係止スリーブの内面から内方に伸長する環 状の圧縮リングも備えている。この圧縮リングは、係止あご状部と相互作用し、 シリコーン製カテーテルが軸部から意図せずに非係合状態となるのを防止する。 第二の締結組立体は、末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路 を画成する内面とを有する第二の係止スリーブを備えている。この第二の係止ス リーブの通路内に柔軟性の圧縮スリーブが長手方向に配置される。該圧縮スリー ブは、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路を形成する内面を有し ている。第一のポリウレタン製カテーテルを軸部に取り付けるためには、軸部を 第一のポリウレタン製カテーテルの内腔内に進め、第二の組みの第二の係合あご 状部が内腔内に受け入れられるようにする。次に、その内部に軸部が受け入れら れた第一のポリウレタン製カテーテルを第二の締結組立体の圧縮スリーブの通路 内に配置する。この関係にあるとき、圧縮スリーブの内面は、第一のポリウレタ ン製カテーテルのカテーテル本体壁の一部を軸部上に設けられた係合あご状部に 対して圧縮する。 この第二の係止スリーブの基端には、対向する組みの半径方向に変位可能で且 つ弾性的なC字形クランプが配置されている。このC字形クランプは、係止あご 状部を把持して、第一のポリウレタン製カテーテルが軸部から意図せずに非係合 状態となるのを防止する。 第三の締結組立体は、末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路 を画成する内面とを有する第三の係止スリーブを備えている。また、第三の係止 スリーブの通路内にも柔軟性の圧縮スリーブが長手方向に配置されている。この 圧縮スリーブは、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する 内面を有している。この内面は、圧縮スリーブの末端に配置された内径を有する 環状の第一の部分を備えている。また、この圧縮スリーブは、第一の部分の基端 側に配置された環状の第二の部分を有しており、また、この圧縮スリーブは、第 一の部分の内径よりも大きい内径を有している。 第二のポリウレタン製カテーテルを軸部に取り付けるためには、軸部を第二の ポリウレタン製カテーテルの内腔内に進め、第一の組みの係合あご状部のみがそ の内腔内に受け入れられるようにする。次に、その内部に第一の組みの係合あご 状部を受け入れた第一の組みの係合あご状部を第三の締結組立体の圧縮スリーブ の通路内に配置する。この関係にあるとき、圧縮スリーブの内面の環状をした第 一の部分は、第二のポリウレタン製カテーテルのカテーテル本体壁の一部を軸部 上に設けられた第一の組みの係合あご状部に対して半径方向内方に圧縮する。 第三の係止スリーブの基端には、対向する組みの半径方向に変位可能で且つ弾 性的なC字形クランプが配置されている。このC字形クランプは、係止あご状部 を把持し、第二のポリウレタン製カテーテルが軸部から意図せずに非係合状態と なるのを防止する。 上記の3つの締結組立体は、締め付け手段の機能を果たすことのできる構造体 の典型例にしか過ぎない。上記に開示した締め付け手段の要素の寸法、形状及び 形態を変更することにより、代替的な実施の形態も得られる。かかる締め付け手 段の代替的な構造体については、以下に詳細に説明する。 また、本発明は、二重内腔カテーテルと共に使用されるカテーテル接続装置を も対象としている。より具体的には、寸法及び材料の独特の組み合わせを有する 2つ、又はより多数の二重内腔カテーテルの内から選択された、選択した二重内 腔カテーテルと2つの別個の流体の流れを受け入れる医療装置との間に流体密の カップリング及び機械的な継手を形成する効果のあるカテーテル接続装置につい て、定着手段及び締め付け手段に関して上述したような同様の構造体的要素を使 用して、以下に説明する。 図面の簡単な説明 本発明の上記及びその他の有利な点及び目的が達成されるようにするため、添 付図面に図示したその具体的な実施の形態に関して、上記に簡単に説明した本発 明についてより具体的に説明する。これらの図面は、本発明の典型的な実施の形 態のみを図示するものであり、従って、その範囲を限定するものではないとの理 解に基づいて、本発明は、添付図面を使用して更に具体的に且つ詳細に説明する 。添付図面において、 図1は、患者の身体内に植え込まれ且つ本発明の教示を具体化するカテーテル 接続装置によりカテーテルに接続されたアクセスポートの斜視図である。 図2は、アクセスポートから伸長する軸部と、シリコーン製カテーテル又はポ リウレタン製カテーテルの何れかに個々に対応する一組の締結組立体とを略備え るカテーテル接続装置が分解状態にある、図1のアクセスポートの斜視図である 。 図3は、図2の軸部の拡大側面図である。 図4は、図3に図示した軸部、及びシリコーン製カテーテルを該軸部に取り付 けるために使用される特別な締結組立体の断面図である。 図5は、シリコーン製カテーテルが締結組立体の通路内に配置されている間に 、該シリコーン製カテーテルの内腔内に受け入れられた図4の軸部の断面図であ る。 図6は、組み立てた状態にある、図5のシリコーン製カテーテル及び接続装置 の要素の断面図である。 図7は、ポリウレタン製カテーテルを軸部に取り付けるための締結組立体の要 素の一部を切り欠いた分解斜視図である。 図8は、図7に図示した締結組立体の部分の断面図である。 図9は、ポリウレタン製カテーテルが図7に図示した締結組立体の通路内に配 置される間に、該ポリウレタン製カテーテルの内腔内に受け入れられる図3の軸 部の断面図である。 図10は、その組み立てた状態にて示す、ポリウレタン製カテーテル及び図7 の接続装置の要素を断面図である。 図11は、ポリウレタン製カテーテルを軸部に取り付ける締結組立体の第二の 実施の形態の一部を切り切り欠いた斜視図である。 図12は、本発明の教示を具体化するカテーテル接続装置を使用してカテーテ ルに取り付けるべく板弁ポートから伸長する軸部の第二の実施の形態の斜視図で ある。 図13は、一組の締結組立体によりカテーテル終端ハブに接続すべく患者の身 体から伸長するカテーテルの基端の斜視図である。 図14は、その各々が本発明の教示を具体化するカテーテル接続装置により、 固着されたカテーテル終端ハブを有する一対のアクセス管と二股状ハブとを有す る、患者の身体から伸長する二重内腔カテーテルの基端の斜視図である。 図15は、本発明の教示を具体化するカテーテル接続装置を使用して異なるカ テーテルの両端を共に固着するカテーテルの修理又は延長用組立体の平面図であ る。 図16は、本発明の教示を具体化するカテーテル接続装置により選択されたカ テーテルに取り付けるべく伸長する軸部を有する医療用案内装置の平面図である 。 図17は、本発明の教示を具体化する、分解状態にあるカテーテル接続装置を 備える植え込み可能な二重リザーバアクセスポートの斜視図であり、該カテーテ ル接続装置は、アクセスポートから伸長する二重通路軸部と、二重内腔シリコー ン製カテーテル及び二重内腔ポリウレタン製カテーテルにそれぞれ対応する一組 の締結組立体を略含んでいる。 図18は、図17に図示したシリコーン製カテーテルと共に使用される軸部の 拡大斜視図である。 図19は、二重内腔シリコーン製カテーテル及び図17のカテーテル接続装置 の要素の組み立てた状態で示した完全な断面平面図である。 図20は、本発明の教示を具体化する、分解状態にあるカテーテル接続装置を 備える植え込み可能なアクセスポートの斜視図であり、該カテーテル接続装置は 、アクセスポートから伸長する単一通路の軸部と、シリコーン製カテーテル、大 型のポリウレタン製カテーテル及び小型のポリウレタン製カテーテルにそれぞれ 対応する一組の締結組立体とを略含んでいる。 図21は、小型のポリウレタン製カテーテルを軸部に固着するのに使用される 図20のカテーテル接続装置の要素の一部断面図とした拡大平面図である。 図22は、組み立てた状態にある図21の接続装置の要素の一部断面図とした 平面図である。 図23は、図20に図示した多重型カテーテル接続装置にて使用可能な軸部の 第二の実施の形態の平面図である。 図24は、図23の軸部、小型のシリコーン製カテーテル、及び図20のカテ ーテル接続装置の対応する締結組立体の全てが組み立てた状態にある、一部断面 図とした平面図である。 図25は、図23の軸部、小型のポリウレタン製カテーテル、及び図20のカ テーテル接続装置の対応する締結組立体の全てが組み立てた状態にある一部断面 図とした平面図である。 図26は、図20の多重型カテーテル接続装置、小型のポリウレタン製カテー テル、及び接続装置の対応する締結組立体にて使用可能な、全て組み立てた状態 で示す、出口軸部の第三の実施の形態の一部断面図とした平面図である。 図27は、図26に図示したカテーテル接続装置、大型のポリウレタン製カテ ーテル、及び接続装置の対応する締結組立体の全てが組み立てた状態にある一部 断面図とした平面図である。 図28は、図20の多重型カテーテル接続装置に使用可能な軸部の第三の実施 の形態の一部断面図とした平面図であり、分解状態にある複合カテーテルと接続 するのに使用可能なその要素を備えている。 図29は、図28のカテーテル接続装置の組み立てた状態にある一部断面図と した平面図である。 図30は、図20の多重型カテーテル接続装置に使用可能な軸部の第四の実施 の形態の平面図である。 図31は、図30の軸部、ポリウレタン製カテーテル、及び図20のカテーテ ル接続装置の対応する締結組立体の全てが組み立てた状態にある、一部断面図と した平面図である。 図32は、図30の軸部、大型のシリコーン製カテーテル、及び図20のカテ ーテル接続装置の対応する締結組立体の全てが組み立てた状態にある、一部断面 図とした平面図である。 図33は、3つ、又はより多数の異なる型式の二重内腔カテーテルの一つに取 り付けるためにカテーテル接続装置にて使用される軸部の斜視図である。 図34は、1つの二重内腔カテーテルと2つの単一内腔カテーテルとの間にて 変換すべく図17及び図20に図示したカテーテル接続装置を具備するカテーテ ル変換装置の斜視図である。好適な実施の形態の説明 図1を参照すると、胸部12の内部に鎖骨静脈14がある患者10が図示され ている。本発明と共に使用可能である医療装置の一つの実施の形態であるアクセ スポート16が胸部12内に植え込まれている。該アクセスポート16は、図示 しない流体キャビティを取り囲む針で穿刺可能なハウジング18を備えるものと して図示されている。このアクセスポートには、アクセス開口部20が設けられ ている。流体キャビティを密封すべくアクセス開口部20内に針穿刺可能な隔膜 22が保持されている。 また、胸部12内には、細長い柔軟性カテーテル26も植え込まれている。こ のカテーテル26の基端24は、カテーテル接続装置32によってアクセスポー ト16と流体連通状態に取り付けられている。また、該カテーテル26は、鎖骨 動脈14内に配置された末端28も有している。この形態において、皮下注射針 30は、隔膜22を穿刺して、アクセスポート16の流体キャビティ内に薬剤を 供給することができる。次に、その薬剤は、カテーテル26を通って流れ、カテ ーテル26の末端28にて鎖骨静脈14内に排出される。 図2には、分解した状態で示したカテーテル接続装置32の代替的な要素を有 するアクセスポート16の拡大図が示してある。図2は、剛性な管状の軸部34 を備えるものとしてカテーテル接続装置32を示している。この管状の軸部34 は、その基端36にてアクセスポート16に取り付けられ、また、末端部39に て終端となる自由な末端38を有している。外面40が基端36と末端38との 間を伸長している。 軸部34は、略円筒状であるとして示されている。この軸部34は、該軸部を 貫通して長手方向に伸長し且つアクセスポート16と流体連通している通路42 を有している。別の実施の形態において、軸部34は、該軸部34の長手方向軸 線に対して垂直な面から見たとき、異なる複数の断面形状を有することができる 。このように、軸部34の断面形状は、楕円形、多角形、又は不規則形とするこ とができる。 第一の係合あご状部44が軸部34の末端38の外面40上を半径方向外方に 伸長し且つ軸部34を取り巻いている。第二の係合あご状部46及び第三の係合 あご状部48は、共に、第一の係合あご状部44と連続的に整合されて、同様に 、軸部34の外面40上を半径方向外方に伸長し且つ軸部34を取り巻いている 。これらの第一の係合あご状部44、第二の係合あご状部46、第三の係合あご 状部48の各々は、略同一の形状であり、全体として、係合あご状部49と称す る。 同様にして、係止あご状部50は、軸部34の外面40上を半径方向外方に伸 長し、第三の係合あご状部48と軸部34の基端36との間にて軸部34を取り 巻いている。好適な実施の形態において、軸部34は、アクセスポート16から 別個に形成されて、そのアクセスポート16内に押し込み嵌めされている。この ように、軸部34は、アクセスポート16と異なる材料で形成することができる 。軸部34、係合あご状部49及び係止あご状部50は、チタンで出来ているこ とが好ましい略剛性な要素である。代替例において、軸部34、係合あご状部4 9、係止あご状部50は、ステンレス鋼のようなその他の材料、又はポリカーボ ネート又はアセタール共重合体のようなプラスチックでも形成することができる 。 図2には、剛性な第一の係止スリーブ60を有する第一の締結組立体52を備 えるものとしてカテーテル接続装置32が更に図示されている。この第一の係止 スリーブ60は、基端62と、末端64と、該基端及び末端の間を伸長する外面 66とを有するものとして図示されている。更に、第一の係止スリーブ60は、 貫通して長手方向に伸長する通路70を画成する外面68を有している。第一の 係止スリーブ60は、ポリカーボネートで成形したものであることが好ましい。 代替例において、第一の係止スリーブ60は、アセタール共重合体のような、そ の他のプラスチック、又はチタン又はステンレス鋼のような金属で形成すること ができる。 細長い柔軟性シリコーン製カテーテル54が第一の締結組立体52と共に作用 可能である。このカテーテル54は、基端72と末端74との間を伸長する外面 76を有する本体壁53を備えている。また、シリコーン製カテーテル54の本 体壁53は、貫通して長手方向に伸長する内腔80を画成する内面78も有して いる。 第一の締結組立体52を使用することの代替例として、カテーテル接続装置3 2は、第二の締結組立体56も有するようにする。第一の締結組立体52及び第 二の締結組立体56は、一組みの締結組立体57を形成する。第二の締結組立体 56は、基端84と、末端86と、該基端及び末端の間を伸長する外面88とを 有する、剛性な第二の係止スリーブ82を備えるものとして図2に図示されてい る。内面92により画成された通路90が第二の係止スリーブ82を貫通して長 手方向に伸長している。以下により詳細に説明する細長い圧縮スリーブ94が通 路90内に配置されている。 以下の説明から明らかとなるように、第二の係止スリーブ82は、第一の係止 スリーブ60よりも、内在的な形状とされた内部構成要素を備えている。従って 、第二の係止スリーブ82は、成形したものではなくて、アセタール共重合体の ようなプラスチックを機械加工したものであることが好ましい。代替例において 、第二の係止スリーブ82は、ポリカーボネートのようなその他のプラスチック 、又はチタン又はステンレス鋼のような金属で製造することもできる。 シリコーン製カテーテル54よりも柔軟性の程度の小さい細長いポリウレタン 製カテーテル58が第二の締結組立体56と共に作用可能である。シリコーン製 カテーテル54と同様に、ポリウレタン製カテーテル58は、基端96と末端9 8との間を伸長する外面100を有する本体壁83を備えている。同様に、ポリ ウレタン製カテーテル58の本体壁83は、貫通して長手方向に伸長する内腔1 04を画成する内面102を有する。 図3には、軸部34の拡大側面図が図示されている。第一の係合あご状部44 は、その末端終端39にて軸部34を取り巻く環状の末端の先端108と、環状 の第一のあご状部の面112とを有するものとして示されている。この面112 は、軸部34を取り巻き且つ軸部34の長手方向アクセス口に対して垂直な面に 沿って外側リッジ110まで半径方向外方に伸長している。截頭円錐形の第一の 係合面106は、軸部34を取り巻き且つ末端の先端108から外側リッジ11 0まで外方に伸長している。 同様にして、第二の係合あご状部46は、第一のあご状部の面112に隣接す る軸部34を取り巻く環状の末端の先端114と、環状の第二のあご状部の面1 16とを備えている。この面116は、軸部34を取り巻き且つ軸部34の長手 方向アクセス口に対して垂直な面に沿って、外側リッジ118まで半径方向外方 に伸長している。截頭円錐形の第二の係合面120が軸部34を取り巻き且つ末 端の先端114から外側リッジ118まで外方に伸長している。 同様にして、第三の係合あご状部48は、第二のあご状部の面116に隣接す る軸部34を取り巻く環状の末端の先端117と、環状の第三のあご状部の面1 22とを備えている。この面122は、軸部34を取り巻き且つ軸部34の長手 方向アクセス口に対して垂直な面に沿って外側リッジ124まで半径方向外方に 伸長している。截頭円錐形の第三の係合面126が軸部34を取り巻き且つ末端 の先端117から外側リッジ124まで外方に伸長している。 また、図3には、係止あご状部50も図示されている。この係止あご状部50 は、環状の末端側壁128を更に備えるものとして図示されている。この側壁1 28は、軸部34を取り巻き且つ軸部34の長手方向アクセス口に対して垂直な 面に沿って、外径を有する外側コーナ部130まで半径方向外方に伸長している 。また、係止あご状部50は、基端側の側壁132を有している。この側壁13 2は、軸部34を取り巻き且つ軸部34上の内側コーナ部133から内側コーナ 部133の末端側の外側コーナ部134まで外方に伸長している。外側コーナ部 134は、外側コーナ部130の外径よりも大きい外径を有する。 基端側の側壁132は、図4に示すように、90°以上である、角度φにて内側 コーナ部133と外側コーナ部134との間を伸長している。角度φは、基端側 の側壁132と、該基端側の側壁132の基端側にある軸部34の長手方向軸線 との間で測定したものである。好適な実施の形態において、角度φは、約95°乃 至125°の範囲内にある。最後に、係止あご状部50は、截頭円錐形の面136 を有している。この面136は、軸部34を取り巻き且つ末端側の側壁128の 外側コーナ部130から基端側の側壁132の外側コーナ部134まで外方に伸 長している。面136及び基端側の側壁132は、互いに直角の位置に配置され ることが好ましい。 軸部34の第一の円筒状部分138が係止あご状部50の末端側の側壁128 と第三の係合あご状部48の第三のあご状部の面122との間を伸長している。 更に、軸部34の第二の円筒状部分140が係止あご状部50の基端側の側壁1 32とアクセスポート16との間を伸長している。軸部34は、基端142にて アクセスポート16に取り付けられる。 図4の軸部34の断面図は、最大の外径D1を有するものとして係止あご状部 50の外側コーナ部134を図示している。図3に示した、係合あご状部49の 外側リッジ110、118、124の各々は、係止あご状部50の最大の外径D1 よりも小さい、同一の最大の外径D2を有する。更に、軸部34は、図3に示す ように、最基端142から末端の終端39まで伸長する長さX1を有する。更に 、第二の円筒状部分140は、外径D3を有する。 また、図4には、第一の係止スリーブ60を示す、第一の締結組立体52の断 面図が図示されている。この組立体は、環状の基端側の面153と、反対側にあ る環状の末端側の面155と、面153及び面155の間を伸長する長さX2と を有している。第一の係止スリーブ60の内面68は、半径方向内方に伸長する 環状の圧縮リング144を有するものとして図示されている。更に、この内面6 8は、圧縮リング144と、末端面155との間を伸長する略円筒状部分148 を有するものとして図示されている。この円筒状部分148は、内径H1を有す るものとして図示されている。 圧縮リング144は、環状の圧縮面146を備えるものとして円筒状部分14 8に対して更に形成されている。この圧縮面146は、円筒状部分148まで半 径方向外方に傾斜する末端肩部150を有する。圧縮リング144の圧縮面14 6は、円筒状部分148の内径H1よりも小さい内径H2を有する。更に、圧縮面 146の内径H2は、係止あご状部50の最大外径D1よりも僅かに大きく、この ため、圧縮面146の内径H2と係止あご状部50の最大外径D1との間には、環 状の空隙Gが存在する。 また、圧縮リング144は、基端肩部152によりその一部が形成されている 。該基端肩部は、圧縮面146から第一の係止スリーブ60の基端面153まで 半径方向外方に傾斜して、これにより、拡大した受け入れ口154を形成する。 第一の係止スリーブ60の外面66は、第一の係止スリーブ60の末端64に 配置された第一の円筒状面156と、第一の係止スリーブ60の基端62に配置 された第二の円筒状面158とを有する。該第二の円筒状面158は、第一の円 筒状面156よりも大きい外径を有する。従って、傾斜した遷移肩部160が第 一の円筒状面156と第二の円筒状面158との間を伸長する。 遷移肩部160が傾斜していることは、以下に説明するように、第一の締結組 立体52を使用する者が第一の締結組立体52を把持し且つ配置することを一層 容易にする。代替的な実施の形態において、第一の係止スリーブ60の外面66 は、リブ付き、円筒状、テクスチュア状面とし、又は第一の締結組立体52を取 り扱うときに便宜なその他の任意の形態とすることができる。最後に、尖った縁 部を無くすため、コーナ肩部162が第一の係止スリーブ60の第二の円筒状面 158と基端面153との間を伸長する。 図5に図示するように、シリコーン製カテーテル54をアクセスポート16に 取り付けるためには、シリコーン製カテーテル54の基端72がアクセスポート 16のハウジング18に対して偏倚される迄、シリコーン製カテーテル54を係 合あご状部49及び係止あご状部50の上方にて摺動させることにより、軸部3 4をシリコーン製カテーテル54の内腔80内に最初に受け入れる。シリコーン 製カテーテル54の内腔80は、図4に図示するように、係止あご状部50の外 側コーナ部134の最大外径D1よりも小さい内径L1を有するとして示してある 。従って、軸部34を内腔80内に受け入れたならば、係止あご状部50の上方 に亙るシリコーン製カテーテル54の膨張部分159が半径方向外方に圧縮され る。該膨張部分159は、最大外径L2を有する。シリコーン製カテーテル54 の通常の部分、即ち膨張しない残りの部分は外径L3を有する。 図5に図示した一つの実施の形態において、係合あご状部49の最大外径D2 もシリコーン製カテーテル54の内腔80の内径L1よりも大きくすることがで きる。従って、係合あご状部49の上方に亙るシリコーン製カテーテル54の第 二の膨張部分161も半径方向外方に押し付けられる。一つの代替的な実施の形 態において、係合あご状部49の最大外径D2もまたシリコーン製カテーテル5 4の内腔80の内径L1よりも小さくすることができる。 また、図5には、シリコーン製カテーテル54がその通路70を貫通する、第 一の締結組立体52の断面図が図示されている。第一の締結組立体52を図5に 図示した矢印Aの方向に付勢させることにより、シリコーン製カテーテル54の 内腔80内に受け入れられた軸部34は、図6に図示するように、第一の係止ス リーブ60の通路70内に受け入れられる。好適な実施の形態において、圧縮リ ング144が係止あご状部50の上方に亙って進み且つ係止あご状部50とアク セスポート16との間の位置に配置される迄、第一の締結組立体52を矢印Aの 方向に進める。 圧縮リング144の内径H2及び円筒状部分148の内径H1は、共に係止あご 状部50の外径D1よりも大きいが、これらの内径H2、内径H1は、その各々が 係止あご状部50の上方に亙るシリコーン製カテーテル54の膨張部分159の 最大外径L2よりも小さい。従って、圧縮リング144が係止あご状部50の上 方に亙って進むとき、シリコーン製カテーテル54の膨張部分159がその間に て圧縮される。しかしながら、係止あご状部50の外径D1と圧縮リング144 の内径H2との間の環状空隙Gは十分に大きいから、圧縮部分159が破断した り、引きちぎれることはない。圧縮リング144が係止あご状部50の上方に亙 って進んだならば、膨張部分159は僅かに膨張するが、第一の係止スリーブ6 0の円筒状部分148と係止あご状部50との間に圧縮された状態を保つ。 従って、第一の締結組立体52が図6に図示するように配置された状態にて、 圧縮リング144及び第一の係止スリーブ60の内面68は、シリコーン製カテ ーテル54の本体壁83を係止あご状部50及び軸部34に対して半径方向内方 に圧縮して、軸部34とシリコーン製カテーテル54との間に流体型のカップリ ングを形成する。更に、圧縮リング144、シリコーン製カテーテル54及び係 止あご状部50の間の配置位置、及びこれらの相互作用の結果、その間に機械的 な継手が形成され、この継手は、シリコーン製カテーテル54と軸部34とが意 図せずに非係合状態となるのを防止する。 図6に図示した実施の形態において、第一の係止スリーブ60の内面68も図 5に図示するように、本体壁83の第二の膨張部分161を係合あご状部49に 対して圧縮する。不要ではあるが、係合あご状部49と本体壁83との相互作用 は、軸部34とシリコーン製カテーテル54との間に液密のシールと、機械的な 継手とを形成するのに役立つ。 次に、図7を参照すると、第二の係止スリーブ82及び圧縮スリーブ94を示 す、第二の締結組立体56の分解図が図示されている。圧縮スリーブ94は、基 端164と、末端166と、該基端及び末端の間を伸長する外面168とを有す る本体壁170を備えている。通路171が圧縮スリーブ94を貫通して長手方 向に伸長しており且つ内面173により画成されている。通路171は内径Mを 有する。 圧縮スリーブ94は、環状の基端面174と、環状の末端面176とを有する 略円筒状の頂部分172を更に備えている。末端面180にて終端となる尾部分 178が末端面176と軸方向に整合され且つ該末端面176から伸長している 。該尾部分178は、頂部分172の外径よりも小さい外径を有する。圧縮スリ ーブ94は、その他の柔軟な圧縮性材料が使用可能ではあるが、シリコーンにて 製造されることが好ましい。 図7には、第二の係止スリーブ82が図示されている。該第二の係止スリーブ 82は、その基端84に配置された一対の対向した弾性的なC字形クランプ18 2、184を備えている。これらのC字形クランプ182、184は、第一のス ロット186及び第二のスロット188により分離されている。これらのスロッ トは、第二の係止スリーブ82の長手方向軸線に対して垂直な軸線に沿って第二 の係止スリーブ82の基端84を貫通して伸長している。以下に説明するように 、第一のスロット186及び第二のスロット188は、半径方向外方への力が付 与されたとき、C字形クランプ182、184が半径方向に拡張するのを可能に する。代替的な実施の形態において、第二の係止スリーブ82の基端84を貫通 して伸長し、単一のC字形クランプ又は複数のC字形クランプを形成し得るよう な位置に単一のスロット又は複数のスロットを配置することができる。 第二の係止スリーブ82は、図8の断面図に更に図示されている。この図に図 示するように、第二の係止スリーブ82は、基端面212と、環状の末端面21 6と、該基端面及び該末端面の間を伸長する長さX3とを更に備えている。末端 面216は、一部、第二の係止スリーブ82の末端86の内面92から半径方向 内方に伸長する環状の支えリング190を画成する。支えリング190は、環状 の基端側の側壁218と、内面220とにより画成され、該内面は、第二の係止 スリーブ82における基端側の側壁218と、末端面216との間を伸長する。 内面92上にてC字形クランプ182と支えリング190との間を円筒状の圧縮 部分192が伸長する。C字形のクランプ182、184は、圧縮部分192か ら長手方向に伸長するアーム194を更に備えている。取り付けリッジ196は 、上記アーム194から半径方向内方に伸長し且つ内面202にて終端となって いる。C字形クランプ182、184の内面202は内径Nを画成する。内面2 02から第二の係止スリーブ82の基端面212まで半径方向外方に伸長する傾 斜した基端の肩部198により、取り付けリッジ196が更に画成される。更に 、末端面200は、内面202からアーム194まで伸長している。 第一の係止スリーブ60の場合と同様に、第二の係止スリーブ82の外面88 は、末端86の上に配置された第二の円筒状面204と、基端84の上に配置さ れた第二の円筒状面206とを備えている。該第二の円筒状面206は、第一の 円筒状面156よりも大きい外径を有する。従って、傾斜した遷移肩部208が 第一の円筒状面204と第二の円筒状面206とを伸長する。遷移肩部208は 、第一の係止スリーブ60に関して説明したのと同一の目的を果たす。同様に、 外面88は、第一の係止スリーブ60の外面66と同一の代替的な実施の形態と することができる。最後に、鋭角な縁部を無くすため、コーナ肩部210が第二 の係止スリーブ82の上の第二の円筒状面206と基端面212との間を伸長し ている。 図9には、圧縮スリーブ94のヘッド部分172が第二の係止スリーブ82内 に配置され、頂部分172の外面168が第二の係止スリーブ82の圧縮部分1 92に対して偏倚された状態が図示されている。頂部分172の基端面174は 取り付けリッジ196の末端面200に対して偏倚されている。ヘッド部分17 2の末端面176は控えリング190の基端側の側壁218に対して偏倚されて いる。圧縮スリーブ94はその内部に自由に配置することができ、又は、一つの 代替例において、接着剤により第二の係止スリーブ82に固着することができる 。以下に説明するように、尾部分178の末端部分214は、第二の係止スリー ブ82の末端面180を超えて末端方向に突出している。 ポリウレタン製カテーテル58をアクセスポート16に取り付けるため、ポリ ウレタン製カテーテル58を係合あご状部49の上方に亙って摺動させ、ポリウ レタン製カテーテル58の基端96が係止あご状部50の末端の側壁128に当 接するようにすることで、軸部34をポリウレタン製カテーテル58の内腔10 4内に最初に受け入れる。ポリウレタン製カテーテル58の内腔104は、係合 あご状部49の最大外径D2よりも僅かに小さい内径Y1を有する。従って、軸部 34を内腔104内に受け入れると、係合あご状部49の上方に亙るポリウレタ ン製カテーテル58の膨張部分220は半径方向外方に圧縮される。膨張部分2 20は最大外径Y2を有する。ポリウレタン製カテーテル58の通常の部分、即 ち、膨張しない残りの部分は外径Y3を有する。 ポリウレタン製カテーテル58は、また、圧縮スリーブ94の通路171を貫 通して伸長する状態で図9に図示されている。第二の締結組立体56を図9に図 示した矢印Bの方向に付勢することにより、ポリウレタン製カテーテル58の内 腔104内に受け入れられた軸部34は、図10に図示するように、圧縮スリー ブ94の通路171内に受け入れられる。 取り付けリッジ196の内径Nは、係止あご状部50の最大外径よりも小さい 。従って、第二の締結組立体56を矢印Bの方向に進めると、取り付けリッジ1 96は、係合あご状部49の上方に亙って進み、截頭円錐形で半径方向に膨張す る係止あご状部50の上面136に対して偏倚される。 第二の締結組立体56に加えられた力により、C字形クランプ182、184 は、半径方向に膨張し且つ係止あご状部50の外側コーナ部134の上方を進む 。次に、C字形クランプ182、184の弾性により、C字形クランプ182、 184はばね動作して閉じられ、取り付けリッジ196は係止あご状部50の基 端の側壁132に対して偏倚される。C字形クランプ182、184と係止あご 状部50との相互作用により、機械的な継手が形成され、この継手は、軸部34 とポリウレタン製カテーテル58とが意図せずに非係合状態となるのを防止する 。 C字形クランプ182、184の反発力又は収縮力は、基端側の側壁132の 傾斜と共に作用して、第二の締結組立体56が矢印Bの方向に連続的に付勢され るようにする。更に、基端側の側壁132が傾斜することは、矢印Bと反対方向 に向けて第二の締結組立体56に力を加えることにより、第二の締結組立体56 を取り外すことを可能にする。 膨張部分220の最大外径Y2は、圧縮スリーブ94の通路171の内径Mよ りも大きい。従って、C字形クランプ182、184が上述したように配置され ているとき、第二の締結具組立体56の内面92及び圧縮スリーブ94の頂部分 172は、ポリウレタン製カテーテル58の膨張部分220を係合あご状部49 及び隔膜34に対して半径方向内方に圧縮して、隔膜34とポリウレタン製カテ ーテル58との間に流体密のカップリングを形成する。 図10に図示するように、圧縮スリーブ94の末端部分214は、第二の係止 スリーブ82の末端86に入るポリウレタン製カテーテル58を環状に支持し、 ポリウレタン製カテーテル58が曲がったり、押し付けられることになる、ポリ ウレタン製カテーテル58の極端な曲がりを防止する。図11に図示するように 、一つの代替的な実施の形態において、圧縮スリーブ94の尾部分178は頂部 分172のみが使用されるように不要にすることができる。 カテーテルの接続装置32の一つの実施の形態は、シリコーン製カテーテル5 4及びポリウレタン製カテーテル58と共に使用するものとして上記に開示した 。一つの代替的な実施の形態において、カテーテル接続装置32は、第一及び第 二のカテーテルは異なる材料で製造され、その一方の材料は、もう一方の材料よ りも柔軟性の程度が小さいようにした、第一及び第二のカテーテルの何れかと共 に使用することができる。この柔軟性の程度が小さい材料で出来たカテーテルは 、次に、第二の締結組立体56によって軸部34に固着し、その他の材料で出来 たカテーテルは、第一の締結組立体52によって軸部34に固着される。 係合あご状部49、係止あご状部50、第一の締結組立体52、第二の締結組 立体56の寸法及び径は、使用すべき対応するカテーテルの内径及び外径、並び にその対応するカテーテルを製造する材料に依存する。例えば、係止あご状部5 0及び係合あご状部49の最大外径は、これらの取り付け構造体の各々に対応す るカテーテルの内径が増大するに伴って、全体として増大する。 カテーテルを製造する材料の柔軟性が低下するに伴い、カテーテルの内径と対 応する取り付け構造体の外径との間の差が全体として小さくなる。対応する取り 付け構造体は、係止あご状部50、又は係合あご状部49を備えている。 係止あご状部50及び係合あご状部49の寸法は、該あご状部に取り付けるべ き特定のカテーテルに依存して変化するため、係止あご状部50及び係合あご状 部49の寸法は、互いに独立的に変化することが可能である。例えば、比較的小 さい内径を有するシリコーン製カテーテル、又は比較的大きい内径を有するポリ ウレタン製カテーテルの何れかを軸部34に取り付けるためには、係止あご状部 50の外径を小さくし、また、係合あご状部49の外径を大きくすることが必要 となる。 ポリウレタン製カテーテル58のようなポリウレタン製カテーテル、及びシリ コーン製カテーテル54のようなシリコーン製カテーテルの選択した一方と共に 、代替的に使用するため、上記に開示されたカテーテル接続装置32のようなカ テーテル接続装置の一つの実施の形態に関して、選択された寸法を以下に記載す る。こうした特定のカテーテルに対して選択された寸法も記載されている。その 各場合に、その寸法は、上述した図面の選択図に示した対応する参照符号で示し てある。 シリコーン製カテーテル54は、図5に図示した次のような寸法を有する。 L1=0.05−0.10cm(0.02−0.04インチ) L3=0.20−0.03cm(0.08−0.01インチ) ポリウレタン製カテーテル58は、図9に図示した次のような寸法を有する。 Y1=0.08−0.13cm(0.03−0.05インチ) Y3=0.13−0.18cm(0.05−0.07インチ) 軸部34、係止あご状部50及び係合あご状部49はチタンで出来ており、図 4に図示した次のような寸法を有する。 X1=0.86−0.91cm(0.34−0.36インチ) D1=0.20−0.25cm(0.08−0.10インチ) D2=0.10−0.15cm(0.04−0.06インチ) D3=0.10−0.15cm(0.04−0.06インチ) 第一の締結組立体52は、ポリカーボネートで出来ており、図4に図示した次 のような寸法を有する。 X2=0.89−0.94cm(0.35−0.37インチ) H1=0.43−0.48cm(0.17−0.19インチ) H2=0.23−0.28cm(0.09−0.11インチ) 最後に、第二の締結組立体56は、アセタール共重合体で出来た第二の係止ス リーブ82と、シリコーンで出来た圧縮スリーブ94とを備えている。第二の締 結組立体56は、図7及び図8に図示した次のような寸法を有する。 X3=0.791−0.84cm(0.31−0.33インチ) N=0.20−0.23cm(0.08−0.09インチ) M=0.15−0.20cm(0.06−0.08インチ) 本発明の一つの形態によれば、カテーテル接続装置34のようなカテーテル接 続装置には、軸部34の外面40の上に取り付け手段が設けられている。この取 り付け手段は、第一の材料から成る第一のカテーテル、又は第二の材料から成る 第二のカテーテルの何れかから選択されたカテーテルの内面に係合する。この場 合、第二の材料は第一の材料よりも柔軟性の程度が小さい。選択されたカテーテ ルの内面は、軸部34の末端38がその選択されたカテーテルの内腔内に受け入 れられたときに係合する。また、取り付け手段は、その選択されたカテーテルを 軸部34の上にて係止することを可能にする。 単に一例として且つ限定的ではなく、かかる取り付け手段の機能を果たすこと ができる、本明細書に開示された構造体の一つの形態は、軸部34の外面40の 上にある係合あご状部49と、係止あご状部50とを備えている。上述した図5 及び図6に関して図示し且つ説明したように、係止あご状部50は、軸部34及 び係止あご状部50がシリコーン製カテーテル54の内腔80内に受け入れられ たとき、シリコーン製カテーテル54の内面78に係合する。同様に、上記の図 9及び図10に図示し且つ該図に関して説明したように、軸部34及び係合あご 状部49がポリウレタン製カテーテル58の内腔104内に受け入れられたとき 、係合あご状部49は、ポリウレタン製カテーテル58の内面102に係合する 。 図6に関して説明したように、係止あご状部50は、係止あご状部50がシリ コーン製カテーテル54を通じて圧縮リング144と相互作用することにより、 シリコーン製カテーテル54を軸部34の上にて係止することを可能にする。同 様に、図10に関して説明したように、係止あご状部50が第二の締結組立体5 6の取り付けリッジ196と直接的に相互作用することにより、係止あご状部5 0は、ポリウレタン製カテーテル58を軸部34の上にて係止することを可能に する。 かかる取り付け手段の機能を果たす構造体の代替的な形態が可能である。かか る取り付け構造体は、単一の係合あご状部、2つの係合あご状部、又は任意の複 数の係合あご状部を使用することを含むが、これらにのみ限定されるものではな い。更に、該係止あご状部及び係合あご状部は、異なる寸法及び形態にて形成す ることができる。こうした実施の形態の幾つかを後の図面に示す。 本発明の更に別の形態によれば、2つの異なる機能を果たすべく選択されたカ テーテルの内腔内に軸部34の末端38を受け入れられたときに、作用可能であ る固着手段を提供する。その第一の機能は、選択されたカテーテルの本体壁の一 部を軸部34の外面40の一部に対して半径方向内方に圧縮することである。固 着手段の第二の機能は、上述したように、取り付け手段の機能を果たす構造体と 相互作用し、選択されたカテーテルが軸部34から意図せずに非係合状態となる のを防止することである。 一例として且つ限定的ではなく、かかる固着手段の機能を果たすことができ、 本明細書に開示された一つの形態の構造体は、図2乃至図6に図示するような第 一の締結組立体52と、図7乃至図10に図示するような第二の締結組立体56 とを備えている。 上記に詳細に説明したように、第一の締結組立体52を図6に図示するような 位置に配置したとき、第一の係止スリーブ60の内面68は、シリコーン製カテ ーテル54の膨張部分159を軸部34の上の係止あご状部50に対して半径方 向内方に圧縮する。第一の係止スリーブ60の内面68がシリコーン製カテーテ ル54の一部を係合あご状部に対して圧縮することは、付随的であり、シリコー ン製カテーテル54を軸部34に適正に取り付けるために不要である。 同様にして、第二の締結組立体56が図10に図示するような位置に配置され たとき、圧縮スリーブ94の内面173は、ポリウレタン製カテーテル58の膨 張部分220を軸部34の上の係合あご状部49に対して半径方向内方に圧縮す る。 図6に関して説明したように、第一の締結組立体52の圧縮リング144は、 シリコーン製カテーテル54を通じて係止あご状部50と間接的に相互作用し、 シリコーン製カテーテル54が軸部34から意図せずに非係合状態となるのを防 止する。第一の締結組立体52と係止あご状部50との間の相互作用は、「間接 的」と考えられ、それは、第一の締結組立体52及び係止あご状部50は、互い に直接的に接触せず、シリコーン製カテーテル54を通じて相互作用するからで ある。図10に関して説明したように、第二の締結組立体56の取り付けリッジ 196は、係止あご状部50と直接的に相互作用し、ポリウレタン製カテーテル 58が軸部34から意図せずに非係合状態となるのを防止する。 本明細書及び請求の範囲で使用した「医療装置」という語は、流体流れ連通状 態又は流体非流れ連通状態の何れかにてカテーテルを取り付けることが望まれる 、任意の工具、器具、装置を含むことを意図するものである。カテーテル接続装 置32の上述した実施の形態は、選択されたカテーテルをアクセスポート16と 流体連通状態に取り付けるものとして開示したものである。カテーテル接続装置 32の一つの実施の形態と共に使用可能である医療装置の代替的な実施の形態は 、図12に図示したアクセスポート222である。 アクセスポート222は、図示しないが、ハウジング224内に収容された板 弁に達するアクセス通路225が形成されたハウジング224を備えるものとし て図示されている。軸部34がハウジング224から伸長している。カテーテル 接続装置32のこの実施の形態において、係合あご状部49のような複数の係合 あご状部ではなくて、単一の係合あご状部226が軸部34の上に配置されてい る。 係止あご状部228は、単一の係合あご状部226とアクセスポート222と の間にて軸部34の上に配置されている。係止あご状部228は、係止あご状部 50の末端側の側壁128が係止あご状部228から省略されている点にて、係 止あご状部50と相違する。従って、係止あご状部228は、係止あご状部50 の基端側の側壁132と同等である基端側の側壁230と、基端側の側壁230 から軸部34の外面40まで直接的に伸長する截頭円錐形の上面232とを備え ている。 第一の締結組立体52は、シリコーン製カテーテル54を軸部34に取り付け る状態で示してある。第二の締結組立体56は、ポリウレタン製カテーテル58 を軸部34に取り付ける状態で示してある。カテーテルの接続装置32の一つの 代替的な実施の形態において、第二の係止スリーブ236は、複数のスロットで はなくて、貫通して伸長する単一のスロット240のみを有する基端238を備 えている。 図13に開示したように、流体の流れを受け入れ且つカテーテル接続装置32 と共に使用可能である医療装置のもう一つの例は、カテーテル端末ハブ246で ある。カテーテル端末ハブ246は、図示しない代替的な医療装置と接続可能な 位置にねじ250が設けられた基端248と、伸長する軸部34を有する末端2 52とを備えている。開示した実施の形態において、軸部34は、第一の係合あ ご状部254と、第二の係合あご状部256と、係止あご状部258とのみを備 えている。また、図13には、胸部245から伸長するカテーテル244の基端 242が開示されている。この基端は、カテーテル244の材料に依存して、第 一の締結組立体52又は第二の締結組立体56の何れか一方により軸部34に取 り付けられる。 カテーテル接続装置32を使用する方法のもう一つの例において、図14には 、胸壁264から伸長する二重内腔カテーテル262の基端260が開示されて いる。二重内腔カテーテル262は、二股状ハブ266と、一対の接続管268 とを有する。該一対の接続管の各々は、カテーテル接続装置32により固着され たカテーテル終端ハブ270を有する。その内部の流体の流れを調節すべく、一 対のホースクランプ272が接続管268に取り付けられている。 図15には、カテーテルの修理及び延長用ステント274が開示されている。 該ステントは、カテーテル接続装置32の一つの実施の形態と共に使用可能であ る医療装置のもう一つの例である。延長用ステント274は、破断したカテーテ ルの部分を共に接合し、又は別のカテーテルの両端を共に取り付けることにより 既存のカテーテルのの長さを長くするために使用される。延長用ステント274 は、軸部278が伸長する末端側の側部276を有する。第一の係合あご状部2 80、第二の係合あご状部282及び係止あご状部284が軸部278の上に配 置されている。延長用ステント274は、軸部288が伸長する基端側の側部2 86も有している。軸部288の上には、第一の係合あご状部290、第二の係 合あご状部292及び係止あご状部294が配置されている。通路が延長用ステ ント274を貫通して伸長し、軸部278及び軸部288を流体連通状態にさせ る。 また、図15には、シリコーン製カテーテル298を軸部278に取り付ける 第一の締結組立体296、又は代替的に、ポリウレタン製カテーテル302を軸 部278に取り付ける第二の締結組立体300も開示されている。また、シリコ ーン製カテーテル306を軸部288に取り付ける第一の締結組立体304、又 は代替的に、ポリウレタン製カテーテル310を軸部288に取り付ける第二の 締結組立体308も図示されている。 上記に開示した医療装置の各々は流体の流れを受け入れる。一つの代替的な実 施の形態において、図16に図示するように、カテーテルを医療案内装置312 に機械的に接続するためカテーテル接続装置32を使用することができる。この 案内装置312は、流体の流れは受け入れないが、カテーテルを患者の体内の所 望の位置まで進めるために使用される。医療案内装置312は、尖った端部31 4と、基部316とを有し、該基部から軸部318が伸長している。軸部318 は、単一の係合あご状部320と、該係合あご状部から離れた位置に配置された 単一の係止あご状部322とを有する。軸部34と更に異なる点として、軸部3 18は、係合あご状部320から末端の終端部326まで突出する円筒状部分3 24を有する。また、図16には、シリコーン製カテーテル330を軸部318 に取り付ける第一の締結組立体328、又は代替的に、ポリウレタン製カテーテ ル334を軸部318に取り付ける第二の取り付け組立体332も開示されてい る。 上記の開示は、主として、単一内腔の2つのカテーテルから成る一組みのカテ ーテルから選択された選択したカテーテルと医療装置との間に機械的な継手及び 流体密のカップリングを形成するために使用されるカテーテル接続装置の代替的 な実施の形態に関するものである。しかしながら、本発明は、二重内腔の2つの カテーテルから成る一組みのカテーテルから選択された選択した二重内腔カテー テルと2つの別個の流体の流れを受け入れる、医療装置との間に流体密のカップ リング及び機械的な継手を形成するために使用されるカテーテル接続装置をも包 含するものである。図17には、本発明の特徴を具備するカテーテル接続装置3 40の一つの実施の形態が開示されている。この図に開示されたように、カテー テル接続装置340は、基端344と、反対側の末端346とを有する軸部34 2を備えている。図18により明確に図示するように、第一の端部354と末端 の終端部356との間を伸長する一対の隣接する分岐部分348が末端346に 配置されている。該分岐部分348の各々は、露出した外面350と、露出した 内面352とにより画成されている。内面352の各々は、空隙Gに隣接する方 向を向き且つ該空隙Gにより分離されている。また、分岐部分348の各々は、 内面362を有するものとして画成される。該内面362は、軸部342を貫通 して長手方向に伸長する通路364を画成する。再度、図17を参照すると、軸 部342の基端344は、二重リザーバポート366に取り付けられる状態で示 してある。分岐部分348の各々の通路364は二重リザーバポート366内に て対向するリザーバ368と連通している。 また、本発明は、分岐部分348の各々の露出した外面350に保持手段を提 供する。該保持手段は、以下に説明するように、選択された二重内腔カテーテル の内腔の各々の内面に係合する。これは、分岐部分348の各々の末端346が 選択された二重内腔カテーテルの内腔の各々に個々に受け入れられたときに、達 成される。この保持手段は、選択された二重内腔カテーテルを軸部342の上に て係止することを可能にする。 保持手段の一例として且つ限定的ではなく、相補的な寸法の3つの係合あご状 部358から成る一組みの係合あご状部が分岐部分348の各々の末端346に 必然的に配置されている。図18に図示するように、係合あご状部358は、露 出した外面350を跨ぎ且つその露出した外面から半径方向に伸長している。対 応する係合あご状部358は、対向する分岐部分348の各々の上にて整合され ている。係合あご状部358の各々は、軸部342を貫通して伸長する長手方向 軸線から測定した最大外半径R1を有するものとして図示されている。3つの係 合あご状部358が図示されているが、2つ、4つ、又はより多数の係合あご状 部358が使用される、代替的な実施の形態も考えられる。 分岐部分348の上にて係合あご状部358の基端側には、係止あご状部36 0が配置されている。また、この係止あご状部360も分岐部分348の各々の 露出した外面350を跨ぎ且つこの露出した外面から半径方向に伸長している。 係止あご状部360は、係合あご状部358の最大外半径R1よりも大きい最大 外半径R2を有するものとして画成される。係合あご状部358及び係止あご状 部360は、図3に関して上述したように、係合あご状部49及び係止あご状部 50と略同一の形状及び構造体的要素を有している。主たる相違点は、係合あご 状部358及び係止あご状部360は、空隙Gによって二等分されているため、 軸部342を完全には取り巻かない点である。 図17には、図2に関して上述したように、第一の締結組立体52及び第二の 締結組立体56を有するものとして、カテーテル接続装置340が更に開示され ている。しかしながら、上記の開示とは異なり、この場合の第一の締結組立体5 2は、細長い柔軟性のある、二重内腔のシリコーン製カテーテル374と共に使 用される。カテーテル374は、外面378が基端370と末端372との間を 伸長する、本体壁376を有するものとして画成される。また、該カテーテル3 74は、内面380も有している。仕切り壁382が内面380上の隔たった2 つの位置383、385の間を伸長して、長手方向に伸長する、異なる2つの流 体の流れ内腔384を本体壁376に形成する。 同様の方法にて、第二の締結組立体56は、細長い二重内腔型の柔軟性のある ポリウレタン製カテーテル386と共に作用する。該ポリウレタン製カテーテル 386は、シリコーン製カテーテル374と同一の形状及び構造体的要素を有す る。従って、シリコーン製カテーテル374の構造体的要素を説明するために使 用したものと同一の参照符号を使用して、ポリウレタン製カテーテル386の構 造体的要素を表示する。 本発明は、選択した二重内腔カテーテルの個々の内腔384内に分岐部分34 8の各々の末端346が受け入れられたときに作用可能である、留め手段も提供 する。この留め手段は、選択した二重内腔カテーテルの本体壁の一部分を分岐部 分348の各々における取り付け手段の一部分に対して半径方向内方に圧縮する ためのものである。また、この留め手段は、取り付け手段と相互に作用して、選 択したカテーテルが軸部342から意図せずに非係合状態となるのを防止する。 一例として且つ限定的ではなく、この留め手段は、第一の締結組立体52と、第 二の締結組立体56と、上記に説明した全ての代替的な実施の形態とを含む。 図19には、シリコーン製カテーテル374及び軸部342と第一の締結組立 体52との組立体が図示されている。最初に、分岐部分348の末端346を個 々に、内腔384の基端370内に受け入れて、仕切り壁382が分岐部分34 8の間に配置されるようにする。分岐部分348が内腔384内を進むと、シリ コーン製カテーテル374は、半径方向外方に膨張して、係合あご状部358及 び係止あご状部360の上方を亙って進む。 係止あご状部360が内腔384内に受け入れられたならば、第一の係止スリ ーブ60から成る第一の締結組立体52は、その内部に軸部342を受け入れた シリコーン製カテーテル374の上方に亙って進める。圧縮ばねリング144が 係止あご状部360の上方に亙って進み且つ係止あご状部360と軸部342の 基端344との間に配置される迄、第一の係止スリーブ60を進める。圧縮リン グ144は、図4に図示したように、僅かにより大きい内径H2を有しており、 この場合、対向する係止あご状部360の組み合わせた最大外半径を有する。こ のことは、圧縮リング144が係止あご状部360の上方を亙って進み、しかも 、シリコーン製カテーテル374を軸部342に対して圧縮することを可能にす る。 組み立てた状態にて、圧縮リング144及び第一の係止スリーブ60の内面6 8は、シリコーン製カテーテル374の本体壁376を各係止あご状部360及 び軸部342に対して半径方向内方に圧縮して、軸部342とシリコーン製カテ ーテル374との間に流体型式のカップリングを形成する。更に、圧縮リング1 44、シリコーン製カテーテル374、係止あご状部360の間の配置位置及び その相互作用は、その間に機械的な継手を形成し、この継手は、シリコーン製カ テーテル374と軸部342とが意図せずに非係合状態となるのを防止する。 図19に図示した実施の形態において、第一の係止スリーブ60の内面68も 本体壁376を係合あご状部358に対して圧縮する。不要ではあるが、係合あ ご状部358と本体壁376との相互作用は、軸部342とシリコーン製カテー テル374との間に液密のシール及び機械的な継手を形成するのに役立つ。 更に、軸部342とシリコーン製カテーテル374との間の適正なシールを確 保するため、第一の係止スリーブ60の内面68は、各分岐部分348の末端3 46にて半径方向内方への負荷を付与し得るような形態にて図示されている。こ の内方への負荷は、分岐部分348の間にてシリコーン製カテーテル374の仕 切り壁382を圧縮する。従って、空隙Gは、第一の端部354よりも末端34 6にてより小さい。 第二の締結組立体56を使用してポリウレタン製カテーテル386を軸部34 2と組み立てることは、軸部34とポリウレタン製カテーテル58との組み立て に関して説明したものと略同一の方法にて行われる。この過程は、図9及び図1 0に関して詳細に説明する。その主たる相違点は、仕切り壁382が分岐部分3 48の間に配置され、また、第二の締結組立体56は、分岐部分348の末端3 46がその間の仕切り壁382を圧縮するような形態とされている点である。 上記に開示したカテーテル接続装置は、各々、2つの異なるカテーテルの一方 を軸部に取り付ける装置を目的とするものである。また、本発明は、1つ、3つ 、又はより多数の異なるカテーテルを軸部に選択的に取り付けるカテーテル接続 装置も対象とする。一例として且つ限定的ではなく、図20には、本発明の特徴 を具体化するカテーテル接続装置394が開示されている。 図20に開示したように、カテーテル接続装置394は、自由な末端400と 、アクセスポート16に取り付けられた反対側の基端398とを有する軸部39 6を備えている。軸部396は、外面402と、内面404とを有するものとし て更に画成されている。内面404は、軸部396を貫通して伸長し且つアクセ スポート16と連通する通路406を画成する。図21により明確に示すように 、外面402は、末端400に配置された末端部分405と、末端部分405の 基端側に配置された基端部分407とを有するものとして更に画成されている。 基端部分407は、末端部分405の外径よりも大きい外径を有するものとして 図示されている。 本発明は、軸部396の外面402の上に設けられた定着手段も提供する。こ の定着手段は、軸部396の末端400を選択したカテーテルの内腔内に受け入 れたとき、その選択したカテーテルの内面と係合する。また、該定着手段は、該 選択したカテーテルを軸部396の上にて係止することも可能にする。一例とし て且つ限定的ではなく、定着手段は、軸部396の外面402の末端部分405 を取り巻き且つ該末端部分405の上で半径方向外方に伸長する第一の組みの係 合あご状部408を備えるものとして図21に図示されている。 第一の組みの係合あご状部408の基端側には、第二の組みの係合あご状部4 10が配置されている。第二の組みの係合あご状部410は、軸部396の外面 402の基端部分407を取り巻き且つ該基端部分の上にて半径方向外方に伸長 する。第二の組みの係合あご状部410は、第一の組みの係合あご状部408の 最大外径よりも大きい最大外径を有する。 勿論、第二の組みの係合あご状部410が第一の組みの係合あご状部408よ りも大きい外径を有する、軸部396の設計に使用することのできる幾つかの異 なる実施の形態がある。例えば、一つの実施の形態において、軸部396は、そ の長さに沿って略円筒状であるようにしてもよい。この場合、第二の組みの係合 あご状部410の個々のあご状部が第一の組みの係合あご状部408よりも高い 高さを有するとき、係合あご状部408、410を使用することが可能である。 これと代替的に、係合あご状部408、410は、同一の高さとしてよいが、軸 部396の末端部分405及び基端部分407のような、直径の異なる軸部39 6の部分の上に配置してもよい。図21には、異なる高さを有し且つ軸部396 の異なる寸法部分に配置された係合あご状部408、410が図示されている。 係合あご状部408、410は、その各々が3つの個々のあご状部を備えるも のとして図示されているが、第一の組み及び第二の組みの係合あご状部408、 410はその各々が単一のあご状部、2つのあご状部、又は4つ或いはより多数 のあご状部を備えるようにすることも可能である。 第二の組みの係合あご状部410と軸部396の基端398との間には、係止 あご状部412が配置されている。係止あご状部412は、軸部396の外面4 02を取り巻き且つ該外面の上にて半径方向外方に伸長する。更に、係止あご状 部412は、第二の係合あご状部410の最大外径よりも大きい最大外径を有す る。係止あご状部412及び第二の係合あご状部410は、図3に関して説明し た係止あご状部50及び係合あご状部49と略同一の形状及び構造体的要素を有 する。 図20に図示するように、カテーテル接続装置394は、第一の締結組立体5 2と、第二の締結組立体56と、第三の締結組立体414とを備えている。第一 の締結組立体52は、シリコーン製カテーテル54を軸部396に接続するため に使用される。この過程は、シリコーン製カテーテル54を軸部34に接続する とき、図5及び図6に関して説明したのと略同一の方法で行われる。カテーテル 54が係止あご状部412の上方に亙って進む迄、軸部396をカテーテル54 の内腔80内に進める。次に、圧縮リング144が係止あご状部412と軸部3 96の基端398との間の位置に配置される迄、第一の係止スリーブ60を備え る第一の締結組立体52をシリコーン製カテーテル54に沿って前進させる。 第一の組みの係合あご状部408は、ポリウレタン製カテーテル416を取り 付けるために使用され、シリコーン製カテーテル54の取り付けに著しく影響を 与えない。第一の組みの係合あご状部408は、第二の組みの係合あご状部41 0よりも小さいため、第一の組みの係合あご状部408は、シリコーン製カテー テル54の内部と接触しないことが多い。しかしながら、第一の締結組立体52 は、組み立てた状態にて軸部396の全長を覆うのに十分な長さを有することが 好ましい。このことは、軸部の損傷及び選択したカテーテルの曲がりを防止する のに役立つ。 第二の締結組立体56は、ポリウレタン製カテーテル58を軸部396に接続 するために使用される。この過程は、ポリウレタン製カテーテル58が軸部34 に接続された状態を示す、図9及び図10に説明したのと略同一の方法で行われ る。 このためには、軸部396をポリウレタン製カテーテル58の内腔内に受け入 れ、ポリウレタン製カテーテル58を軸部396の上にてアクセスポート16に 向けて進める。ポリウレタン製カテーテル58がアクセスポート16に向けて進 められるとき、ポリウレタン製カテーテル58の内部は、軸部396の第一の係 合あご状部408から分離しつつ、第二の組みの係合あご状部410に係合する 。最終的に、ポリウレタン製カテーテル58の基端は係止あご状部412の末端 面に当接する。次に、軸部396の上に配分されたポリウレタン製カテーテル5 8の部分の上方に亙って締結組立体56を、アクセスポート16に向けてポリウ レ タン製カテーテル58に沿って進め、係止あご状部412と係止係合させる。次 に、係止スリーブ82内の圧縮スリーブ94の部分はポリウレタン製カテーテル 58を付勢して、第二の組みの係合あご状部410と密封係合させる。 第三の締結組立体414は、ポリウレタン製カテーテル416を軸部396に 接続可能な設計とされている。ポリウレタン製カテーテル416は、基端420 と反対側の末端422との間を伸長する外面418を有する。また、ポリウレタ ン製カテーテル416は、貫通して長手方向に伸長する内腔426を画成する内 面424も有している。ポリウレタン製カテーテル416は、ポリウレタン製カ テーテル58よりも小さい内径を有する点にて、ポリウレタン製カテーテル58 と相違する。 図21に開示するように、第三の締結組立体414は、係止スリーブ428と 、圧縮スリーブ430とを備えている。係止スリーブ428は、基端432と、 末端434と、該基端及び該末端の間を伸長する通路436とを備えている。図 7及び図8に関して説明したように、C字形のクランプ182、184と同様の 形状とされた一対の弾性的なC字形クランプ428が基端432の位置に配置さ れている。通路436は、C字形クランプ438の基端側に位置する第一の内面 440により更に画成される。通路436は、第一の内面440の末端側の位置 に配置された第二の内面442により更に画成される。第二の内面442は、第 一の内面440の内径よりも小さい内径を有する。保持リング444が末端43 4の第二の内面442から半径方向内方に伸長している。 また、圧縮スリーブ430は、基端448と末端450との間を伸長する外面 446を有するものとしても画成されている。圧縮スリーブ430は、貫通して 伸長する通路454を画成する内面452を更に備えている。圧縮スリーブ43 0は、係止スリーブ428の通路436内に少なくとも部分的に着座可能な形態 とされている。この目的のため、圧縮スリーブ430の外面446は、基端44 8の位置に配置された第一の部分456を備えており、該第一の部分は、第一の 内面440に嵌まり得る形態とされている。外面446は、第一の部分456の 基端側の位置に配置された第二の部分458を更に備えており、該第二の部分は 、第二の内面442内に着座可能な形態とされている。最後に、圧縮スリーブ4 3 0は、第二の部分458の基端側に伸長する尾部分460を備えており、該尾部 分は、第二の部分458よりも小さい外径を有する。従って、図22に図示する ように、圧縮スリーブ430を係止スリーブ428内に配置すると、尾部分46 0は係止スリーブ428の基端側に突き出す。 再度、図21を参照すると、圧縮スリーブ430の内面452は、基端448 の位置に配置された第一の部分462と、末端450の位置に配置された第二の 部分464とを有するものとして画成されている。第二の部分464は、第一の 部分462の内径よりも小さい内径を有するものとして図示されている。 図22に図示するように組み立てる間に、軸部396に設けられた第一の組み の係合あご状部408をポリウレタン製カテーテル416の基端420内に受け 入れる。このような形態となったとき、ポリウレタン製カテーテル416は圧縮 スリーブ430の通路454内に受け入れられる。次に、C字形クランプ438 が膨張し、係止あご状部412の基端側の上方を亙って進み且つ該基端側の上に 係止される迄、第三の締結組立体414をシリコーン製カテーテル416に沿っ て進める。この形態において、内面452の第二の部分464はポリウレタン製 カテーテル416を第一の組みの係合あご状部408に対して圧縮し、これによ り、ポリウレタン製カテーテル416と軸部396との間に機械的な継手及び液 密のカップリングを形成する。 また、本発明は、選択したカテーテルの内腔内に軸部396の末端400を受 け入れたときに作用可能である締め付け手段をも提供する。この締め付け手段は 、選択したカテーテルの本体壁の一部を軸部396の上に設けられた定着手段の 一部に対して半径方向内方に圧縮する。更に、この締め付け手段は、定着手段と 相互作用して、選択したカテーテルが軸部396から意図せずに非係合状態とな るのを防止する。一例として且つ限定的ではなく、該締め付け手段は、第一の締 結組立体52と、第二の締結組立体56と、第三の締結組立体414と、上述し た全ての代替的な実施の形態とを備えている。該締め付け手段のその他の代替的 な実施の形態に関しては、本明細書の後半にて説明する。 図23には、外面402の上に配置された定着手段の一つの代替的な実施の形 態を有する軸部396が開示されている。該図に開示されたように、該定着手段 は、外面402の末端部分405を取り囲み且つ該末端部分から半径方向に伸長 する第一の組みの係合あご状部466を備えている。第二の組みの係合あご状部 468は、第一の組みの係合あご状部466の基端側の位置の配置されている。 第二の組みの係合あご状部468は、外面402の基端部分407を取り囲み且 つ該基端部分から半径方向外方に伸長している。第二の組みの係合あご状部46 8は、第一の組みの係合あご状部466の外径よりも大きい外径を有する。 該定着手段は、軸部396の外面402を取り囲み且つ該外面の上にて半径方 向外方に伸長する第一の係止あご状部470を更に備えている。第一の係止あご 状部470は、第一の組みの係合あご状部466と第二の組みの係合あご状部4 66との間の位置に配置されている。軸部396の円筒状部分469は第一の係 止あご状部470と第二の組みの係合あご状部468とを分離する。第一の係止 あご状部470は、第一の組みの係合あご状部466の最大外径よりも大きい最 大外径を有するものとして設計されている。最後に、基端398と第二の組みの 係合あご状部468との間にて第二の係止あご状部472が外面402を取り巻 き且つ該外面から半径方向外方に伸長している。第二の係止あご状部472は、 第二の組みの係合あご状部468の最大外径よりも大きい最大外径を有する。 図23にて軸396の上に開示された定着手段は、4つ又はより多数の異なる カテーテルを取り付けることを容易にする。例えば、図5及び図6に関して説明 した方法と同一の方法を使用して、第一の締結組立体52により、軸部396の 第二の係止あご状部472の周りにシリコーン製カテーテル54を固着すること ができる。更に、図9及び図10に関して説明した方法と同一の方法を使用して 、第二の締結組立体56により、軸部396の第二の係合あご状部468の周り にポリウレタン製カテーテル58を固着することができる。 次に、図24を参照すると、シリコーン製カテーテル54よりも小さい内径を 有するシリコーン製カテーテル474も軸部396に取り付けることができる。 シリコーン製カテーテル474は、基端476と、内面477とを備えており、 該内面は、該内面を貫通して長手方向に伸長する内腔478を画成する。取り付 けを容易にするため、第一の係止あご状部470は、第二の係止あご状部472 がシリコーン製カテーテル54を取り付けるときに行うのと同一の機能をシリコ ーン製カテーテル474に対して行う。この取り付け中、円筒状部分469が内 腔478内に受け入れられる迄、軸部396の末端400をシリコーン製カテー テル474の内腔478内にて進める。 次に、第一の締結組立体480を使用して、シリコーン製カテーテル474を 軸部396に固着する。第一の締結組立体480は、図4に開示された第一の締 結組立体52と略同一の形状及び構造体的要素を有する。従って、第一の締結組 立体52の要素を表示するのに使用したものと同一の参照符号を使用して、第一 の締結組立体480の特徴部分を表示する。第一の締結組立体52、480間の 主たる相違点は、第一の締結組立体の480は、比較的小さい内径を有し、これ により、締結組立体480が第一の係止あご状部470と機械的に相互作用する ことを可能にする点である。 軸部396が内腔478内に受け入れられたならば、第一の締結組立体480 をその内部に軸部396が受け入れられたシリコーン製カテーテル474の上方 に亙って進める。締結組立体480は、圧縮リング144が第一の係止あご状部 470の上方に亙って進む迄、進める。この位置にて、圧縮リング144は、第 一の係止あご状部470と第二の組みの係合あご状部468との間にてシリコー ン製カテーテル474を圧縮し、これにより、シリコーン製カテーテル474と 軸部396との間に密封した接続部及び機械的な継手を形成する。 最後に、図25を参照すると、ポリウレタン製カテーテル58よりも小さい内 径を有するポリウレタン製カテーテル486を軸部396に取り付けることもで きる。ポリウレタン製カテーテル486は、内面488を有する基端487を備 えており、この内面は、貫通して長手方向に伸長する内腔490を画成する。ポ リウレタン製カテーテル486は、第二の締結組立体492を使用して、軸部3 96に取り付けられる。第二の締結組立体492は、図7及び図8に関して開示 した第二の締結組立体56と略同一の形状及び構造体的要素を有する。従って、 第二の締結組立体56に使用したものと同一の参照符号を第二の締結組立体49 2にも使用する。 第二の締結組立体56、492間の相違点は、組立体492が組立体56より も小さい内径を有する点である。このことは、図9及び図10に関して説明した ように、第二の締結組立体56がポリウレタン製カテーテル58を係合あご状部 49及び係止あご状部50に固着する方法と同一の方法にて、組立体492がポ リウレタン製カテーテル486を第一の組みの係合あご状部466及び第一の係 止あご状部470に固着することを可能にする。 全体として、第一の組みの係合あご状部466は、ポリウレタン製カテーテル 486の内腔490内に受け入れられている。カテーテル486が第一の係止あ ご状部470に接触する迄、軸部396を進めることが好ましい。次に、C字形 クランプ182、184が第一の係止あご状部470の基端側の上方を進み且つ 該基端側部に対して係止される迄、締結組立体492をポリウレタン製カテーテ ル486の上方に亙って進める。 また、本発明は、3つ又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテルを 医療装置に固着するその他の代替的なカテーテル接続装置をも対象とするもので ある。図26には、医療装置に取り付けるための基端498と、その反対側の末 端500とを有する軸部496が開示されている。該軸部496は、基端498 の位置に配置された円筒状部分504により画成された外面502と、円筒状部 分504の末端側の位置に配置された環状の截頭円錐形部分506とを有するも のとして図示されている。 軸部496の外面504に設けられた定着手段は、軸部496の截頭円錐形部 分506を取り囲み且つ該截頭円錐形部分の上にて半径方向外方に伸長する複数 の係合あご状部508を備えている。複数の係合あご状部508の連続的な各々 のあご状部は、軸部496の末端500に向けて寸法が増分的に縮小する最大外 径を有する。 更に、複数の係合あご状部508の基端側には、係止あご状部510が配置さ れている。係止あご状部510は、軸部496の外面502を取り囲み且つ該外 面の上にて半径方向外方に伸長する。係止あご状部510は、複数の係合あご状 部508の各々の最大外径よりも大きい最大外径を有する。 図26の軸部496は、主として、全てが略同一の外径を有する係合あご状部 49と異なり、複数の係合あご状部508がテーパーが付けられている、即ち、 その外径が縮小する点にて、図3の軸部34と相違している。このように、複数 の係合あご状部508にテーパー付けることにより、異なる内腔寸法を有する各 種のポリウレタン製カテーテルを取り付けることが可能となる。例えば、図25 には、内腔516を画成する内面514を有するポリウレタン製カテーテル51 2が開示されている。 ポリウレタン製カテーテル512は、複数の係合あご状部508の一部のみを 内腔516内に受け入れることを可能にする内径を有している。軸部496をポ リウレタン製カテーテル512内にて進めたならば、C字形クランプ182、1 84が係止あご状部510の基端側の上方に亙って膨張し且つ該基端側に対して 係止する迄、第二の締結組立体56をポリウレタン製カテーテル512の上方に 亙って進める。このステップは、係止あご状部50に第一の締結組立体56を取 り付ける、図9及び図10に関して説明した方法と略同一の方法にて行われる。 この実施の形態において、ポリウレタン製カテーテル512は、複数の係合あ ご状部508の全てを覆わないが、第二の締結組立体56はポリウレタン製カテ ーテル512を隣接する複数の係合あご状部508に対して圧縮し、これにより 、ポリウレタン製カテーテル512を軸部496に対して密封し且つ固着する。 一つの代替的な用途において、図27には、ポリウレタン製カテーテル512 の内径よりも大きい内径を有するものとしてポリウレタン製カテーテル518が 開示されている。ポリウレタン製カテーテル518は、貫通して長手方向に伸長 する内腔522を画成する内面520を有する。図27に図示するように、組み 立てる間に、ポリウレタン製カテーテル518が係止あご状部510に接触する 迄、軸部496を内腔522内にて進めることもできる。このような位置に配置 されたならば、ポリウレタン製カテーテル518内に受け入れた軸部496の上 方に亙って第二の締結組立体56を配置し、これにより、ポリウレタン製カテー テル518を軸部496に対して密封し且つ固着する。図25及び図26に関し て説明した方法と同一の方法を使用して、異なる内径の内腔を有する複数のポリ ウレタン製カテーテルを軸部496に固着することができる。 軸部496は、シリコーン製カテーテルに固着することもできる。このことは 、図5及び図6に関して上述したのと略同一の方法にて第一の締結組立体52を 使用することにより行われる。即ち、係止あご状部510が内腔内に受け入れら れ る迄、軸部496をシリコーン製カテーテルの内腔内にて進める。次に、圧縮リ ング144が係止あご状部510の基端側の位置に配置される迄、第一の締結組 立体52をシリコーン製カテーテルに沿って進める。 3つ、又はよく多数のカテーテルから選択された、選択したカテーテルを医療 装置に機械的に接続するためのカテーテルの接続装置の更に別の実施の形態が図 28に開示されている。図28に図示するように、自由な末端534及びその反 対側の基端532を有する軸部530が医療装置に取り付けるために、設けられ ている。軸部530は、外面536を更に有し、この外面536の上に定着手段 が配置される。 該定着手段は、末端534の位置に配置された第一の組みの係合あご状部53 8を備えるものとして図示されている。この第一の組みの係合あご状部538は 、外面536を取り巻き且つ該外面上にて半径方向外方に伸長する。第一の組み の係合あご状部538の各々は、軸部530の末端534に向けて縮小する最大 外径を有する。 第二の組みの係合あご状部540が第一の組みの係合あご状部538の基端側 の位置に配置されている。また、第二の組みの係合あご状部540は、軸部53 0の外面536を取り巻き且つ該外面から半径方向外方に伸長している。第二の 組みの係合あご状部540の各々は、軸部530の末端534に向けて増分的に 縮小する最大外径を有する。更に、第一の組みの係合あご状部538の各々は、 第二の組みの係合あご状部540の各々の最大外径よりも大きい最大外径を有す る。第一の組みの係合あご状部538及び第二の組みの係合あご状部540は、 軸部530の略円筒状部分542によって仕切られている。 軸部530の基端532と第二の組みの係合あご状部540との間には、係止 あご状部541が配置されている。第二の組みの係合あご状部540は、軸部5 30の略円筒状の第二の部分543により係止あご状部541から分離されてい る。係止あご状部541は、外面536を取り巻き且つ該外面上にて半径方向外 方に伸長している。更に、係止あご状部541は、第二の組みの係合あご状部5 40の各々の最大外径よりも大きい最大外径を有する。 その上に定着手段が配置された軸部530の一部は、複合カテーテルに取り付 け得る設計とされている。本明細書及び請求の範囲にて使用される「複合カテー テル」という語は、異なる材料から成る少なくとも2つの層を有するカテーテル を意味するものとする。一例として且つ限定的ではなく、図28には、管状の内 層548を収容する管状の外層546を有する複合カテーテル544が図示され ている。図示した実施の形態において、外層546は、ポリウレタン製である一 方、内層548はシリコーンで出来ている。層546、548の各々は、また、 プラスチック、ゴム、メッシュ又は繊維のような材料にて形成してもよい。複合 カテーテル544は、基端550と、貫通して長手方向に伸長する内腔554を 画成する内面552とを有するものとして更に画成される。 複合カテーテル544は、第四の締結組立体555によって軸部530に流体 接続され且つ機械的に接続されている。第四の締結組立体555は、基端558 と、反対側の末端560とを有する係止スリーブ556を備えている。係止スリ ーブ556は、貫通して長手方向に伸長する通路564を画成する内面562を 更に有している。環状の圧縮リング566が内面562から半径方向内方に伸長 している。内面562は、環状の圧縮リング566の基端側の位置に配置された 略円筒状の第一の部分568と、環状の圧縮リング566の末端側の位置に配置 された略円筒状の第二の部分570とにより画成される。 図29に図示した組み立てた状態にて、複合カテーテル544の基端550が 係止あご状部541に接触する迄、軸部530の末端534は内腔554内にて 進める。次に、環状の圧縮リング566が第一の組みの係合あご状部538と第 二の組みの係合あご状部540との間に配置される迄、その内部に軸部530が 配置された複合カテーテル544の上方に亙って係止スリーブ566を進める。 この位置にあるとき、内面562及び圧縮リング566は、複合カテーテル54 4を第一の組みの係合あご状部538及び第二の組みの係合あご状部540に対 して圧縮し、これにより、軸部530と複合カテーテル544との間に機械的継 手及び流体密のカップリングを形成する。 複合カテーテル544が軸部530に機械的に接続され且つ流体接続されると 同一の方法にて、ポリウレタン製カテーテルも軸部530に固着することができ る。即ち、ポリウレタン製カテーテルが係止あご状部541と接触する迄、軸部 530は、ポリウレタン製カテーテルの内腔内にて進める。次に、圧縮リング5 66が第一の組みの係合あご状部538と第二の組みの係合あご状部540との 間の位置に配置される迄、係止スリーブ556をポリウレタン製カテーテルの上 方に亙って進める。 更に代替的な用途において、軸部530は、シリコーン製カテーテルに取り付 けるために使用することもできる。これは、図5及び図6に関して上述したよう に、シリコーン製カテーテル54を軸部16に固着する場合と同一の方法にて第 一の締結組立体52を使用して行われる。即ち、係止あご状部541が内腔内に 受け入れられる迄、軸部530をシリコーン製カテーテルの内腔内にて進める。 次に、圧縮リング144が係止あご状部541の上方を進み、これにより、シリ コーン製カテーテルを軸部530に固着する迄、第一の締結組立体52をシリコ ーン製カテーテルに沿って進める。 図30には、更に別の代替的な実施の形態とした定着手段を有する軸部574 が開示されている。軸部574は、医療装置に取り付けるための基端576と、 反対側の自由な末端578とを有する。軸部574は、その上に定着手段を有す る外面580を更に有している。図30に図示したように、該定着手段は、外面 580を取り巻き且つ該外面の上にて半径方向外方に伸長する係合球状体582 を有している。 係合球状体582の末端側に突出するのは、軸部574の略円筒状の第一の部 分584である。第一の部分584は、末端578にて終端となっている。係合 球状体582の基端側には、第一の組みの係合あご状部586が配置されている 。第一の組みの係合あご状部586は、外面580を取り巻き且つ該外面上にて 半径方向外方に伸長している。上記の第一の組みの係合あご状部586の各々は 、軸部574の末端578に向けて寸法が縮小する最大外径を有している。第一 の組みの係合あご状部586の最大外径は、係合球状体582の最大外径と少な くとも等しい大きさであることが好ましい。係合球状体582及び第一の組みの 係合あご状部586は、軸部574の略円筒状の第二の部分588により分離さ れている。第一の組みの係合あご状部586と軸部574の基端576との間に は、第二の組みの係合あご状部590が配置されている。第二の組みの係合あご 状部 590は、外面580を取り巻き且つ該外面上にて半径方向外方に伸長している 。第二の組みの係合あご状部590の各々は、末端578に向けて寸法が縮小す る最大外径を有する。しかしながら、第二の組みの係合あご状部590の各々は 、第一の組みの係合あご状部586の各々の最大直径よりも大きい最大外径を有 する。第一の組みの係合あご状部586及び第二の組みの係合あご状部590は 、軸部574の略円筒状の第三の部分592によって分離されている。 軸部574は、シリコーン製カテーテル、ポリウレタン製カテーテル、又は複 合カテーテルを受け入れ且つ固着し得る設計とされている。図31には、シリコ ーン製カテーテル594が固着された、軸部574が図示されている。シリコー ン製カテーテル594は、貫通して伸長する内腔598を画成する内面596を 備えるものとして図示されている。取り付ける間に、軸部574の係合球状体5 82及び第二の部分588が内腔598内に受け入れられる迄、軸部574をシ リコーン製カテーテル594の内腔598内にて進める。軸部574を内腔59 8内に受け入れたならば、第四の締結組立体600は、その内部に軸部574を 受け入れたシリコーン製カテーテル594の上方に亙って進める。 第四の締結組立体600は、図27に図示した第四の締結組立体555と略同 一の形態であり、同一の参照符号で表示されている。主たる相違点は、第四の締 結組立体600は、圧縮リング566が係合球状体582の上方に亙って進み且 つシリコーン製カテーテル594を軸部574の第二の円筒状部分588に対し て圧縮し、これにより、シリコーン製カテーテル594と軸部574との間に機 械的な継手及び流体密のカップリングを形成し得るような寸法とされている点で ある。 図31に図示した好適な実施の形態において、第四の締結組立体600の内面 562の第一の部分568は、第一の組みの係合あご状部586及び第二の組み の係合あご状部590を覆い得るように細長とされている。更に、内面562の 第二の部分570は、軸部574の係合球状体582及び第一の部分584を覆 い得るように細長とされている。 最後に、シリコーン製カテーテル、又は代替的に複合カテーテルも軸部574 に固着することができる。軸部574の上における第一の組みの係合あご状部5 86及び第二の組みの係合あご状部590は、それぞれ、軸部530の上にて図 28に図示するように、第一の組みの係合あご状部538及び第二の組みの係合 あご状部540と同等の形態とされている。従って、図32に図示するように、 ポリウレタン製カテーテル56は、図27及び図28に関して説明した方法と同 一の方法を使用して軸部574に固着することができる。同一の方法を使用して 、複合カテーテルを軸部574に固着することもできる。 上述したカテーテル接続装置は、好適な実施の形態の典型的な例として掲げた ものである。しかしながら、本発明は、略同一の機能を果たす各種の同等の実施 の形態が可能である。一例として且つ限定的ではなく、個々の軸部の外面におけ る各種のあご状部及び球状体の形態は、寸法、形状及び数の点にて変更が可能で ある。更に、あご状部及び球状体は、軸部の上にて相互に交換し、又は単一の軸 部に全体として加え、選択した組みのカテーテルから選択された、選択したカテ ーテルを取り付け得るようにすることができる。 同様の方法にて、各種の締結組立体は、異なるあご状部及び球状体の形態に適 合し得るように、寸法、形状及び形態の点にて変更が可能である。また、1つの 型式のカテーテル接続装置に関して具体的に説明した代替的な実施の形態は、そ の他のカテーテル接続装置にも当て嵌まることも強調すべきである。かかる代替 的な実施の形態は、構造体の形態、材料の選択及びカテーテル接続装置の最終的 な用途を含むが、これらにのみ限定されるものではない。例えば、その他のカテ ーテル接続装置の場合と同様に、3つ又はより多数のカテーテルの1つを1つの 軸部に固着することのできるカテーテル接続装置は、金属又はプラスチックで形 成することができる。更に、かかる装置は、アクセスポート、板弁ポート、カテ ーテル終端ハブ、又はカテーテルの修理及び延長用組立体と共に使用することも できる。 同様の方法にて、その他のカテーテル接続装置の代替的な実施の形態は、二重 内腔カテーテルの1つを1つの軸部に固着することのできる、カテーテル接続装 置にも関するものである。一例として、図33には、3つ又はより多数の二重内 腔カテーテルから選択された、選択したカテーテルに取り付け可能な設計とされ た軸部612が開示されている。軸部612は、図18に図示し且つ2つの二重 内腔カテーテルの1つに取り付けるために使用される軸部342と、図26に図 示し且つ3つ又はより多数の単一内腔カテーテルの1つに取り付けるために使用 される軸部496とを単に組み合わせたものに過ぎない。 軸部612は、基端614と反対側の末端616との間を伸長する外面613 を有するものとして図示されている。軸部612は、基端614の位置に配置さ れた略円筒状部分618により更に画成されている。一対の隣接する分岐部分6 20が第一の部分618の末端側に伸長している。分岐部分620の各々は、露 出した外面622と、露出した内面624とにより画成されている。露出した外 面の各々は、末端616に向けて内方に傾斜し得るようにテーパーが付けられて いる。内面624の各々は、空隙に隣接して対面し且つ該空隙により分離されて いる。また、分岐部分620の各々は、軸部612を貫通して長手方向に伸長す る通路628を画成する内面626を有するものとしても画成されている。 また、本発明は、分岐部分348の各々の上にて露出した外面350に設けら れた把持手段も提供する。該把持手段は、以下に説明するように、選択した二重 内腔カテーテルの内腔の各々の内面と係合する。これは、選択した二重内腔カテ ーテルのそれぞれの内腔内に分岐部分348の各々の末端346が個々に受け入 れられたときに、行われる。また、該把持手段は、選択した二重内腔カテーテル を軸部342の上にて係止することも可能にする。 一例として且つ限定的ではなく、複数の係合あご状部630が分岐部分620 の各々の末端616にて連続的に配置されている。 係合あご状部630は、露出した外面622を横断し且つ該露出した外面から 半径方向に伸長している。係合あご状部630の各々は、末端616に向けて寸 法が縮小する最大外半径を有する。 分岐部分620の上にて係合あご状部630の基端側には、係止あご状部63 2が配置されている。係止あご状部632も各分岐部分620の露出した外面6 22を跨ぎ且つ該露出した外面から半径方向に伸長している。係止あご状部63 2は、係合あご状部630の最大外半径よりも大きい最大外半径を有するものと して画成されている。係合あご状部630及び係止あご状部632は、図26に 関して上述した係合あご状部508及び係止あご状部510と略同一の形態及び 構造体的要素を有する。 係合あご状部630にテーパーが付けられていることは、寸法の異なる内腔を 有する各種の二重内腔ポリウレタン製カテーテルを取り付けることを可能にする 。ポリウレタン製カテーテルの取り付けは、図25及び図26に関して上述した 方法と略同一の方法にて第二の締結組立体56を使用して行われる。主たる相違 点は、二重内腔を形成する仕切り壁が図19に関して上述したように、対向する 分岐部分620の間に受け入れられ且つ圧縮されるようにしなければならない点 である。また、第一の締結組立体52を使用してシリコーン製カテーテルに取り 付けるために軸部612を使用することもできる。これは、図19に関して説明 したのと同一の方法を使用して行われる。 また、本発明は、選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に各分岐 部分620の末端が個々に受け入れられたときに、作用可能である保持手段も提 供するものである。この保持手段は、選択された二重内腔カテーテルの本体壁の 一部を各分岐部分620の上の把持手段の一部に対して半径方向内方に圧縮する 。また、この保持手段は、把持手段と相互作用して、選択されたカテーテルが軸 部612から意図せずに非係合状態となるのを防止する。一例として且つ限定的 ではなく、該保持手段は、図25及び図26に関して説明した第二の締結組立体 56を有し、また、図19に関して上述した第一の締結組立体52をも有する。 また、本発明は、代替的な構造体を形成し得るように別個の実施の形態のカテ ーテル接続装置を組み合わせることも可能である。一例として、図34には、二 重内腔カテーテルを2つの単一内腔カテーテルに変換するために使用されるカテ ーテル変換装置634が開示されている。変換装置634は、第一の端部638 と、反対側の第二の端部640とを有するカテーテル間アダプタ636を備えて いる。第一の端部638には、カテーテル接続装置340が配置されている。図 17及び図18に関して上述したように、カテーテル接続装置340は、その上 に設けられた係合あご状部358及び係止あご状部360を有する軸部342を 備えている。2つの二重内腔カテーテルの一方を軸部342に固着することがで きる。第一の締結組立体52を使用してシリコーン製カテーテル374を固着す ることができる。これと代替的に、第二の締結具56を使用してポリウレタン製 カテーテル386を固着することもできる。こうした方法は、図17及び図18 に関して上述してある。 カテーテル間アダプタ636の第二の端部640に配置されているのは、二組 みのカテーテル接続装置394である。図19に関して上述したように、カテー テル接続装置394の各々は、その上に配置された第一の組みの係合あご状部4 08と、第二の組みの係合あご状部410と、係止あご状部412とを有する軸 部396を備えている。3つの単一内腔カテーテルの1つを軸部396に固着す ることができる。第一の締結組立体52はシリコーン製カテーテル54に取り付 け、第二の締結組立体56はポリウレタン製カテーテル58に取り付け、又は第 三の締結組立体414はポリウレタン製カテーテル416に取り付けることがで きる。これらの方法については、図19乃至図21に関してより詳細に説明して ある。 カテーテル間アダプタ636からは、2つの隣接する軸部396が突出してい る。軸部396の各々は、カテーテル間アダプタ636を貫通して伸長し且つ軸 部342内の通路364と個々に連通する通路406を有している。従って、2 つの二重内腔カテーテルの一方を軸部342に取り付け、3つの単一内腔カテー テルの1つを軸部396の各々に取り付けることにより、二重内腔カテーテルか ら2つの単一内腔カテーテルへの変換が為される。 本明細書に開示したカテーテル接続装置は、対応する軸部とカテーテルとの間 に機械的な継手及び流体密のカップリングを形成する設計とされている。本明細 書、及び請求の範囲に使用するように、「流体密のカップリング」という語は、 軸部とカテーテルとの間にて流体の漏洩が実質的に存在しないことを意味する。 このことは、カテーテル内の流体が重力の作用の下で流動するとき、及び流体が 加圧下にて注入されるときの双方の場合に当て嵌まる。 選択されたカテーテル内にて、2.81kg/cm2(40psi)以下、好ましく は、4.22kg/cm2(60psi)以下、より好ましくは、5.62kg/cm2(80 psi)以下にて流体を加圧したとき、軸部と選択されたカテーテルとの間には 実質的に全く漏洩は生じないことが判った。しかしながら、上記の圧力にて全く 漏洩しないカテーテルの接続装置を可能にするためには、選択可能なカテーテル は、破断せずに上記の圧力に耐えることが必要とされることが分かる。 本発明は、その精神及び必須の特徴から逸脱せずに、その他の特定の形態にて 具体化が可能である。上記の実施の形態は、全ての点にて単に一例にしか過ぎず 、限定的なものではないとみなすべきである。このため、本発明の範囲は、上記 の説明ではなくて、添付した請求の範囲によって判断されるものである。請求の 範囲の意味及び範囲に属する全ての変更は、その範囲に包含することを意図する ものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年10月20日(1999.10.20) 【補正内容】 請求の範囲 1.第一のカテーテルが第一の材料から成り、第二のカテーテルが第二の材料 で出来ており、該第二の材料が該第一の材料よりも柔軟性の程度が小さ、該第 一のカテーテル又は該第二のカテーテルの何れかから選択され、該選択したカテ ーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有す る本体壁を備える、前記選択したカテーテルと医療装置との間に機械的な継手を 形成するカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて、前記医療装置に取り付けられた剛性な軸部であって、該 基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸長する外面とを有する 剛性な軸部と、 (b)前記選択されたカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入 れられたとき該選択したカテーテルの内面と係合し且つ該選択したカテーテルを 前記軸部の上にて係止することを可能にする、前記軸部の前記外面上に設けられ た取り付け手段と、 (c)前記選択されたカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れら れたときに作用可能な固着手段であって、該選択されたカテーテルの本体壁の一 部を前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方に圧 縮し、前記取り付け手段と相互作用し、前記選択されたカテーテルが前記軸部か ら意図せずに非係合状態となるのを防止する固着手段とを備え、 該固着手段が、一組みの締結組立体を備え、該締結組立体の各々が、前記第一 のカテーテル及び前記第二のカテーテルに対応する、カテーテル接続装置。 2.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が、 前記第一のカテーテルに対応する第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体 が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有し、第一のカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 第一のカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、該第 一の係止スリーブの前記内面が、該第一のカテーテルの本体壁の一部を前記軸部 上の前記取り付け手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮する、第一の係止 スリーブと、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グとを備える、カテーテル接続装置。 3.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が、 前記第一の材料よりも柔軟性の程度が小さい前記第二の材料で出来た前記第二の カテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体が、 (a)末端と、基端とを有する第二の係止スリーブであって、該末端及び基端 の間を伸長する通路を画成する内面とを有する第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟性の 圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に 伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、 前記第二のカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸 部を受け入れた前記第二のカテーテルが該圧縮スリーブの前記通路内に配置され たとき、該圧縮スリーブの前記内面が、前記第二のカテーテルの本体壁の一部を 前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の前記部分に対して半径方向内方に圧 縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端側の位置に配置された、対向する組 みの半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接 続装置。 4.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一のカテーテルの前 記第一の材料がシリコーンである、カテーテル接続装置。 5.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二のカテーテルの前 記第二の材料がポリウレタンである、カテーテル接続装置。 6.請求項3に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブが 、該第二の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の支えリングを更に 備える、カテーテル接続装置。 7.請求項6に記載のカテーテル接続装置にして、前記支えリングが、前記第 二の係止スリーブの前記末端の位置に配置される、カテーテル接続装置。 8.請求項6に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブが、 (a)外面と、第一の外径とを有する頂部分と、 (b)該頂部分の前記第一の外径よりも小さい第二の外径を有する尾部分とを 更に備える、カテーテル接続装置。 9.請求項8に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記頂 部分の前記外面が、前記C字形クランプと前記支えリングとの間にて前記係止ス リーブの前記内面に対して偏倚される、カテーテル接続装置。 10.請求項8に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記尾 部分の一部が前記第二の係止スリーブの前記末端を超えて突き出す、カテーテル 接続装置。 11.請求項3に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記通 路が内径を有し、前記第二のカテーテルが外径を有し、前記圧縮スリーブの前記 通路の前記内径が、前記第二のカテーテルの外径と少なくとも等しい大きさであ る、カテーテル接続装置。 12.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、 (a)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻 く係合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と前記医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部とを備える、カテー テル接続装置。 13.請求項12に記載のカテーテル接続装置にして、前記係合あご状部が最大 外径を有し、前記係止あご状部が最大外径を有し、前記係止あご状部の前記最大 外径が前記係合あご状部の前記最大外径よりも大きい、カテーテル接続装置。 14.請求項12に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、前 記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻く複数の係 合あご状部を更に備える、カテーテル接続装置。 15.請求項12に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外径を有する第一の外側コーナ部ま で半径方向外方に伸長する環状の末端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から前記第一の外側コーナ部の前記外径 よりも大きい外径を有する第二の外側コーナ部まで半径方向外方に伸長する基端 側の側壁と、 (c)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と前記第二の外側コー ナ部との間を伸長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 16.請求項15に記載のカテーテル接続装置にして、前記基端側の側壁が、該 基端側の側壁と、該基端側の側壁の基端側にある前記軸部の長手方向軸線との間 にて測定した90°以上の角度にて、前記軸部の前記外面から前記第二の外側コー ナ部まで伸長する、カテーテル接続装置。 17.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が植え込み可 能なポートである、カテーテル接続装置。 18.請求項17に記載のカテーテル接続装置にして、前記植え込み可能なポー トが、隔膜を有するアクセスポートを含む、カテーテル接続装置。 19.請求項17に記載のカテーテル接続装置にして、前記植え込み可能なポー トが板弁を備える、カテーテル接続装置。 20.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がカテーテル の終端ハブである、カテーテル接続装置。 21.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が、カテーテ ルの修理及び延長用組立体である、カテーテル接続装置。 22.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が医療用案内 器具である、カテーテル接続装置。 23.第一のカテーテルが第一の材料から成り、第二のカテーテルが第二の材料 で出来ており、該第二の材料が該第一の材料よりも柔軟性の程度が小さ、該第 一のカテーテル又は該第二のカテーテルの何れかから選択され、該選択したカテ ーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有す る本体壁を備える、前記選択したカテーテルと流体流を受け入れる医療装置との 間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にし て、 (a)その基端にて、前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管 状の軸部であって、該基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択されたカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入 れられたとき該選択したカテーテルの内面と係合し且つ該選択したカテーテルを 前記軸部の上にて係止することを可能にする、前記軸部の前記外面上に設けられ た取り付け手段とを備え、該取り付け手段が、 (i)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ該軸部を取り巻 く係合あご状部であって、前記選択されたカテーテルの前記内腔内に前記軸部の 前記末端が受け入れられたとき、該選択したカテーテルの内腔内に嵌まり得る寸 法とされた最大外径を有する係合あご状部と、 (ii)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状 部と前記医療装置との間にて、前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前記 係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する係止あご状部とを備 え、 (c)前記選択されたカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れら れたときに作用可能な固着手段であって、該選択されたカテーテルの本体壁の一 部を前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方に圧 縮し、前記取り付け手段と相互作用し、前記選択されたカテーテルが前記軸部か ら意図せずに非係合状態となるのを防止する固着手段を備える、カテーテル接続 装置。 24.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部、係合あご状部 、係止あご状部の各々が金属で出来ている、カテーテル接続装置。 25.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部、係合あご状部 、係止あご状部の各々がプラスチックで出来ている、カテーテル接続装置。 26.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、前 記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻く、同等の 寸法とされた複数の係合あご状部を更に備える、カテーテル接続装置。 27.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、前 記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ該軸部を取り巻く、同等の寸 法とされた2つ又はより多数の係合あご状部を更に備える、カテーテル接続装置 。 28.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記係合あご状部が前記 軸部の前記末端の位置に配置される、カテーテル接続装置。 29.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から半径方向外方に外側コーナ部まで伸 長する基端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ前記基端側の側壁の前記外側コーナ部から前記 軸部の前記外面まで傾斜して伸長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテー テル接続装置。 30.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外径を有する第一の外側コーナ部ま で半径方向外方に伸長する環状の末端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から前記第一の外側コーナ部の前記外径 よりも大きい外径を有する第二の外側コーナ部まで半径方向外方に伸長する基端 側の側壁と、 (c)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と前記第二の外側コー ナ部との間を伸長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 31.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がアクセス ポートである、カテーテル接続装置。 32.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記固着手段が、一組み の締結組立体を備え、該締結組立体の各々が、前記第一のカテーテル及び第二の カテーテルに対応する、カテーテル接続装置。 33.請求項32に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が 、前記第一のカテーテルに対応する第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立 体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有し、第一のカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 第一のカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、該第 一の係止スリーブの前記内面が、該第一のカテーテルの本体壁の一部を前記軸部 上の前記取り付け手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮する、第一の係止 スリーブと、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グとを備える、カテーテル接続装置。 34.請求項32に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が 、前記第一の材料よりも柔軟性の程度が小さい前記第二の材料から出来た前記第 二のカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体が、 (a)末端と、基端とを有する第二の係止スリーブであって、該末端及び基端 の間を伸長する通路を画成する内面とを有する第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟性の 圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に 伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、 前記第二のカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸 部を受け入れた前記第二のカテーテルが該圧縮スリーブの前記通路内に配置され たとき、該圧縮スリーブの前記内面が、前記第二のカテーテルの本体壁の一部を 前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の前記部分に対して半径方向内方に圧 縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端の位置に配置された、対向する組み の半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続 装置。 35.シリコーン製カテーテル又はポリウレタン製カテーテルの何れかから選択 され、該選択したカテーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を 画成する内面とを有する本体壁を備える、前記選択したカテーテルと流体の流れ を受け入れる医療装置との間に流体密のカッリング及び機械的な継手を形成す るカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて、前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管 状の軸部であって、該基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択されたカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入 れられたとき該選択したカテーテルの内面と係合し且つ該選択したカテーテルを 前記軸部の上にて係止することを可能にする、前記軸部の前記外面上に設けられ た取り付け手段と、 (c)前記シリコーン製カテーテルに対応する第一の係止スリーブと、前記ポ リウレタン製カテーテルに対応する第二の係止スリーブとか成る一対の係止ス リーブとを備え、該第一の係止スリーブ及び前記第二の係止スリーブの各々が、 末端と、基端と、該スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面 と、前記係止スリーブの前記内面から半径方向内方に伸長する環状の固着リング とを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内 部に前記軸部を受け入れた該選択したカテーテルが前記係止スリーブの前記通路 内に配置されたとき、前記係止スリーブの前記内面が、前記選択したカテーテル の本体壁の一部を前記軸部の上の前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方 に圧縮するようにした、カテーテル接続装置。 36.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリーブ の前記外面が、 (a)前記末端の位置に配置され且つ外径を有する第一の円筒状部分と、 (b)前記基端の位置に配置され、該第一の円筒状部分の前記外径よりも大き い外径を有する第二の円筒状部分と、 (c)該第一の円筒状部分と該第二の円筒状部分との間を伸長する截頭円錐形 の肩部とを備える、カテーテル接続装置。 37.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリーブ の前記内面が略円筒状である、カテーテル接続装置。 38.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリーブ の前記環状の固着リングが、前記第一の係止スリーブの前記基端の位置に配置さ れた圧縮リングを備える、カテーテル接続装置。 39.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリーブ が剛性である、カテーテル接続装置。 40.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ が剛性である、カテーテル接続装置。 41.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ が、該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置された柔軟性の圧縮 スリーブを更に備え、該圧縮スリーブが、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に 伸長する通路を画成する内面を有する、カテーテル接続装置。 42.請求項41に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ の前記環状の固着リングが、その前記基端にて前記第二の係止スリーブの前記内 面の位置に配置された環状の取り付けリッジを備える、カテーテル接続装置。 43.請求項42に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ が、その前記末端にて前記第二の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環 状の支えリングを更に備える、カテーテル接続装置。 44.請求項43に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブが、 (a)外面と、第一の外径とを有する頂部分と、 (b)該頂部分の前記第一の外径よりも小さい第二の外径を有する尾部分とを 備える、カテーテル接続装置。 45.請求項44に記載のカテーテル接続装置にして、前記頂部分の前記内面が 、前記取り付けリッジと前記支えリングとの間にて前記第二の係止スリーブの前 記内面に対して偏倚される、カテーテル接続装置。 46.請求項45に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記 尾部分の一部が前記第二の係止スリーブの前記末端を超えて突き出す、カテーテ ル接続装置。 47.請求項42に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ の前記基端が、前記基端を貫通し且つ前記取り付けリッジを貫通して伸長し、該 取り付けリッジが半径方向への力の下にて半径方向に膨張することを可能にする スロットを備える、カテーテル接続装置。 48.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、 (a)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻 く係合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と前記医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部とを備える、カテー テル接続装置。 49.請求項48に記載のカテーテル接続装置にして、前記係合あご状部が最大 外径を有し、前記係止あご状部が、前記係合あご状部の前記最大外径よりも大き い最大外径を有する、カテーテル接続装置。 50.シリコーン製カテーテル又はポリウレタン製カテーテルの何れかから選択 され、該選択したカテーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を 画成する内面とを有する本体壁を備える、前記選択したカテーテルと流体の流れ を受け入れる医療装置との間に流体密のカッリング及び機械的な継手を形成す るカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて、前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管 状の軸部であって、該基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻く同 等の形状をした複数の係合あご状部であって、選択したカテーテルの内腔内 に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択したカテーテルの内腔内に 嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する複数の係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と前記医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前記係合 あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する、係止あご状部と、 (d)一組の締結組立体とを備え、該締結組立体の各々が、前記ポリウレタン 製カテーテル及び前記シリコーン製カテーテルの各々に対応し、該一組の締結組 立体が、 (i)前記シリコーン製カテーテルに対応する第一の締結組立体と、 (ii)前記ポリウレタン製カテーテルに対応する第二の締結組立体とを備え 、該第一の締結組立体が、 (A)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係 止スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する第一の係 止スリーブを備え、前記シリコーン製カテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れ られ、その内部に前記軸部を受け入れた前記シリコーン製カテーテルが該第一の 係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面 が、該シリコーン製カテーテルの本体壁の一部を前記軸部上に設けられた係止あ ご状部に対して半径方向内方に圧縮し、 (B)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長して、前記係止あご状部 と相互作用する環状の圧縮リングとを備え、 前記第二の締結組立体が、 (A)基端と、末端とを有する第二の係止スリーブであって、該第二の係 止スリーブを貫通して伸長する通路を画成する内面を有する、第二の係止スリー ブと、 (B)前記第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟 性の圧縮スリーブであって、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路 を画成する内面を有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記ポリウレタン製カ テーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた 前記ポリウレタン製カテーテルが該圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき 、該圧縮スリーブの前記内面が、前記ポリウレタン製カテーテルの本体壁の一部 を前記軸部上に設けられた前記係合あご状部に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置されて、前記係止あご状部を 把持する、対向する組みの半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを 備える、カテーテル接続装置。 51.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記複数の係合あご状部 が、前記軸部の前記末端の上に隣接するように配置された、カテーテル接続装置 。 52.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外径を有する第一の外側コーナ部ま で半径方向外方に伸長する環状の末端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から前記第一の外側コーナ部の前記外径 よりも大きい外径を有する第二の外側コーナ部まで半径方向外方に伸長する基端 側の側壁と、 (c)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と前記第二の外側コー ナ部との間を伸長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 53.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記シリコーン製カテー テルの前記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に該軸部を受け入れた前 記シリコーン製カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配置された とき、前記第一の係止スリーブの前記環状の圧縮リングが、前記係止あご状部と 前記医療装置との間の位置に位置するように前記通路内にて長手方向に配置され る、カテーテル接続装置。 54.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の締結組立体の 前記圧縮リングが、前記係止あご状部の前記最大外径よりも大きい内径を有する 、カテーテル接続装置。 55.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の締結組立体の 前記圧縮リングが内径を有し、前記シリコーン製カテーテルが外径を有し、前記 圧縮リングの前記内径が前記シリコーン製カテーテルの前記外径よりも大きい、 カテーテル接続装置。 56.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記シリコーン製カテー テルの前記内腔が、前記係止あご状部の前記最大外径よりも小さい内径を有する 、カテーテル接続装置。 57.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記シリコーン製カテー テルの前記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた 前記シリコーン製カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配置され たとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、前記シリコーン製カテーテルの 本体の一部を前記軸部の上に設けられた前記係合あご状部に対して半径方向内 方に圧縮する、カテーテル接続装置。 58.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記C字形クランプの各 々が、 (a)前記第二の係止スリーブの前記基端にて長手方向に配置されたアームと 、(b)該アームから半径方向内方に伸長する取り付けリッジとを備える、カテ ーテル接続装置。 59.請求項58に記載のカテーテル接続装置にして、前記ポリウレタン製カテ ーテルの前記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れ た前記ポリウレタン製カテーテルが前記第二の係止スリーブの前記通路内に配置 されたとき、前記C字形クランプの前記取り付けリッジが、前記係止あご状部と 前記医療装置との間の位置に位置するように前記アームの上にて長手方向に配置 される、カテーテル接続装置。 60.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記C字形クランプが、 前記係止あご状部の前記最大外径よりも小さい内径を有する、カテーテル接続装 置。 61.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が植え込み 可能なポートである、カテーテル接続装置。 62.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がカテーテ ルの修理及び延長用ステントである、カテーテル接続装置。 63.シリコーン製カテーテル又はポリウレタン製カテーテルの何れかから選択 され、該選択したカテーテルが、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する 内面を有する本体壁を備える、前記選択したカテーテルに医療案内器具を機械的 に接続するカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて前記案内器具に取り付けられた剛性な管状の軸部であって 、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸長する外面とを 有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択し たカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた取り付け 手段と、 (c)前記選択したカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れ られたときに作用可能な固着手段であって、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上に設けられた前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方 に圧縮し、前記取り付け手段と相互作用して、前記選択したカテーテルが前記軸 部から意図せずに非係合状態となるのを防止する固着手段とを備え、該固着手段 が、 一組みの締結組立体を備え、該締結組立体の各々が、前記シリコーン製カテー テル及び前記ポリウレタン製カテーテルに対応する、カテーテル接続装置。 64.請求項63に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が 、前記シリコーン製カテーテルに対応する第一の締結組立体を備え、該第一の締 結組立体が、 (a)末端と、基端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記シリコーン製カテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ 、その内部に前記軸部を受け入れたシリコーン製カテーテルが前記第一の係止ス リーブの前記通路内に配置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、 シリコーン製カテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記取り付 け手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 65.請求項63に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が 、前記ポリウレタン製カテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の 締結組立体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟性の圧 縮スリーブであって、末端と、基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成 する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記ポリウレタン製カテー テルの前記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた 前記ポリウレタン製カテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたと き、前記圧縮スリーブの前記内面が、ポリウレタン製カテーテルの本体壁の一部 を前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方に圧縮 し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端の位置に配置された、対向する組み の半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続 装置。 66.請求項63に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、 (a)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻 く係合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部とを備える、カテーテル 接続装置。 67.請求項66に記載のカテーテル接続装置にして、前記係合あご状部が最大 外径を有し、前記係止あご状部が最大外径を有し、該係止あご状部の前記最大外 径が、前記係合あご状部の前記最大外径よりも大きい、カテーテル接続装置。 68.外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する本 体壁を備えるポリウレタン製カテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置との 間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にし て、 (a)その基端にて前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸 長する外面とを有する管状の軸部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ該軸部を取り巻く 係合あご状部であって、前記ポリウレタン製カテーテルの前記内腔内に前記軸部 の前記末端が受け入れられたとき、該ポリウレタン製カテーテルの内腔内に嵌ま り得る寸法とされた最大外径を有する係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前記係合あご 状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する係止あご状部と、 (d)締結組立体とを備え、該締結組立体が、 (i)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内 面とを有する係止スリーブと、 (ii)該係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置され且つ貫通して長手 方向に伸長する通路を画成する内面を有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前 記ポリウレタン製カテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前 記軸部を受け入れたポリウレタン製カテーテルが該圧縮スリーブの前記通路内に 配置されたとき、該圧縮スリーブの内面が、前記ポリウレタン製カテーテルの本 体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記係合あご状部に対して半径方向内方 に圧縮し、 (iii)前記係止あご状部を把持し得るように前記第二の係止スリーブの前 記基端に配置された対向する組みの半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形ク ランプを備える、カテーテル接続装置。 69.請求項68に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止スリーブが、該 係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の支えリングを更に備える、カ テーテル接続装置。 70.請求項69に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブが、 (a)外面と、第一の外径とを有する頂部分と、 (b)該頂部分の前記第一の外径よりも小さい第二の外径を有する尾部分とを 備える、カテーテル接続装置。 71.請求項70に記載のカテーテル接続装置にして、前記頂部分の前記外面が 、前記C字形クランプと前記支えリングとの間にて前記係止スリーブの前記内面 に対して偏倚される、カテーテル接続装置。 72.請求項68に記載のカテーテル接続装置にして、前記ポリウレタン製カテ ーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に該軸部を受け入れた前記 ポリウレタン製カテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、 前記C字形クランプが前記係止あご状部と医療装置との間の位置に配置されるよ うに、前記係止あご状部が前記軸部上にて長手方向に配置される、カテーテル接 続装置。 73.各々のカテーテルが他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成を組み合 わせた、つ又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテルであって、外 面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する本体壁を備 える該選択したカテーテルと医療装置との間に機械的な継手を形成するカテーテ ル接続装置にして、 (a)その基端にて前記医療装置に取り付けられた剛性な軸部であって、前記 基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸長する外面とを有する 剛性な軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択し たカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手段 と、 (c)前記選択したカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れ られたときに作用可能な締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体 壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の一部に対して半径方向内方 に圧縮し、前記定着手段と相互作用して、前記選択したカテーテルが前記軸部か ら意図せずに非係合状態となるのを防止する締め付け手段とを備える、カテーテ ル接続装置。 74.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記定着手段が、 (a)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前記 末端の上にて該軸部を取り巻く第一の係合あご状部であって、前記選択したカテ ーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択したカテー テルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の係合あご状部と 、 (b)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の係合 あご状部の基端側の前記軸部を取り巻く第二の係合あご状部であって、前記第一 の係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の係合 あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前記 第二の係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する係止あご状部 とを備える、カテーテル接続装置。 75.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記定着手段が、 (a)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前記 末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部であって、前記選択し たカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択した カテーテルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の組みの係 合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組み の係合あご状部の基端側の前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部であっ て、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の組みの 係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の組み の係合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって 、前記第二の組みの係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する 係止あご状部とを備える、カテーテル接続装置。 76.請求項75に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部の連続的なあご状部の各々と、前記第二の組みの係合あご状部の連続的 ご状部の各々が、前記軸部の前記末端に向けて寸法が縮小する最大外径を有す る、カテーテル接続装置。 77.請求項75に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部及び前記第二の組みの係合あご状部が、前記軸部の一部により分離される 、カテーテル接続装置。 78.請求項75に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部の前記外面の上 にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組みの係合あご状部と前記第二の組み の係合あご状部との間にて前記軸部を取り巻く第二の係止あご状部を更に備える 、カテーテル接続装置。 79.請求項75に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部が、2つ又はより多数の係合あご状部から成り、該係合あご状部の連続的なあ ご状部の各々が、前記軸部の前記末端に向けて寸法が縮小する最大外径を有 する、カテーテル接続装置。 80.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記定着手段が、 (a)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前記 末端にて該軸部を取り巻く係合球状体であって、前記選択したカテーテルの内腔 内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択したカテーテルの内腔内 に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する係合球状体と、 (b)前記係合球状体の基端側で前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に 伸長する第一の組みの係合あご状部であって、前記係合球状体の最大外径と少な くとも同じ大きさの最大外径を有し且つ前記軸部の第一の部分により前記係合球 状体から分離された第一の組みの係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組み の係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部であ って、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有し且つ前記軸部 の第二の部分により前記第一の組みの係合あご状部から分離された第二の組みの 係合あご状部とを備える、カテーテル接続装置。 81.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部及び前記定着手 段が金属で出来ている、カテーテル接続装置。 82.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部及び前記定着手 段がプラスチックで出来ている、カテーテル接続装置。 83.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が、第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリー ブの前記通路内に配置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、選択 したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記 部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 84.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が、前 記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体 が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置され、末端と、基 端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮 スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ 、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択されたカテーテルが前記圧縮スリー ブの前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリーブの前記内面が、前記選択した カテーテルの本体壁の一部を前記軸部に設けられた前記定着手段の前記部分に対 して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 85.請求項84に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記 内面が、 (a)前記末端の位置に配置され且つ内径を有する環状の第一の部分と、 (b)前記基端に配置され且つ前記第一の部分の前記内径よりも大きい内径を 有する環状の第二の部分とを備える、カテーテル接続装置。 86.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテーテル がシリコーンで出来ている、カテーテル接続装置。 87.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテーテル がポリウレタンで出来ている、カテーテル接続装置。 88.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテーテル が複合カテーテルである、カテーテル接続装置。 89.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がアクセス ポートである、カテーテル接続装置。 90.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が板弁ポー トである、カテーテル接続装置。 91.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がカテーテ ルの終端ハブである、カテーテル接続装置。 92.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がカテーテ ルの修理及び延長用組立体である、カテーテル接続装置。 93.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がアクセス ポートである、カテーテル接続装置。 94.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段及び前 記定着手段が、前記選択したカテーテル内にて流体が2.81kg/cm2(40ps i)まで加圧されたとき、該選択したカテーテルと前記軸部との間にて流体の漏 洩が略全く生じないような形態とされた、カテーテル接続装置。 95.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段及び前 記定着手段が、前記選択したカテーテル内にて流体が4.22kg/cm2(60ps i)まで加圧されたとき、該選択したカテーテルと前記軸部との間にて流体の漏 洩が略全く生じないような形態とされた、カテーテル接続装置。 96.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段及び前 記定着手段が、前記選択したカテーテル内にて流体が5.62kg/cm2(80ps i)まで加圧されたとき、該選択したカテーテルと前記軸部との間にて流体の漏 洩が略全く生じないような形態とされた、カテーテル接続装置。 97.カテーテルの各々が他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の組み合 わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテルであ って、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する本 体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置との間に 流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であって、前記基端の反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸 長する外面とを有する管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択し たカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手段 とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にで該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部であって、前記選択 したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択し たカテーテルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の組みの 係合あご状部と、 (ii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組 みの係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部で あって、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の組 みの係合あご状部と、 (iii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の 組みの係合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であ って、前記第二の組みの係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有 する係止あご状部とを備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能である締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体 壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の一部に対して半径方向内方 に圧縮し、前記定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から 意図せずに非係合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接 続装置。 98.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部及び前記第二の組みの係合あご状部の各々が、2つ又はより多数の係合あ ご状部から成る、カテーテル接続装置。 99.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部及び前記第二の組みの係合あご状部が、隣接する位置に配置される、カテ ーテル接続装置。 100.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外側コーナ部まで半径方向外方に伸 長する基端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と前記軸部との間を伸 長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 101.請求項100に記載のカテーテル接続装置にして、前記基端側の側壁と 該基端側の側壁の基端側にある前記軸部の長手方向軸線との間で測定したとき、 90°以上の角度にて、前記基端側の側壁が、前記軸部の前記外面から前記第二の 外側コーナ部まで伸長する、カテーテル接続装置。 102.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリー ブの前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面が、前記選 択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前 記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 103.請求項102に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮リングが、 前記係止あご状部の前記最大外径よりも大きい内径を有する、カテーテル接続装 置。 104.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が、 前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立 体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路に長手方向に配置された柔軟性の圧縮 スリーブであって、末端と、基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成す る内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの前 記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択 したカテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリ ーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部に設けら れた前記定着手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 105.請求項104に記載のカテーテル接続装置にして、前記C字形クランプ が、前記係止あご状部の前記最大外径よりも僅かに小さい内径を有する、カテー テル接続装置。 106.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が、 前記選択したカテーテルに対応する第三の締結組立体を備え、該第三の締結組立 体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第三の係止スリーブと、 (b)該第三の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置され、末端と、基 端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮 スリーブとを備え、前記圧縮スリーブの前記内面が、 (i)前記圧縮スリーブの前記通路内に前記軸部が受け入れられたとき、前 記選択したカテーテルの本体壁の一部を取り巻き且つ該本体壁の一部を前記第一 の組みの係合あご状部の少なくとも一部に対して半径方向内方に圧縮し得るよう に前記末端に配置された内径を有する環状の第一の部分と、 (ii)前記第一の部分の前記内径よりも大きい内径を有する環状の第二の部 分であって、前記圧縮スリーブの前記通路内に前記軸部が受け入れられたとき、 前記第二の組みの係合あご状部の少なくとも一部を取り巻き得るように前記基端 の位置に配置された環状の第二の部分とを備え、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 107.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部が、 (a)前記第一の組みの係合あご状部がその上に配置される外径を有する末端 部分と、 (b)該末端部分の前記外径よりも大きい外径を有する基端部分とを備え、前 記第の組みの係合あご状部が該基端部分の上に配置される、カテーテル接続装 置。 108.テーテルの各々が他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の組み 合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテルで あって、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する 本体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置との間 に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にして 、 (a)その基端にて前記医療装置流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択し たカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手段 とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部であって、前記選択 したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択し たカテーテルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の組みの 係合あご状部と、 (ii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組 みの係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部で あって、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の組 みの係合あご状部と、 (iii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の 組みの係合あご状部と前記第二の組みの係合あご状部との間にて前記軸部を取り 巻く第一の係止あご状部であって、前記第一の組みの係合あご状部の前記最大外 径よりも大きい最大外径を有する第一の係止あご状部と、 (iv)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の組 みの係合あご状部と前記医療装置との間にて前記軸部を取り巻く第二の係止あご 状部であって、前記第二の組みの係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大 外径を有する第二の係止あご状部とを備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能な締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上の前記定着手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記 定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から意図せずに非係 合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接続装置。 109.請求項108に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部が、 (a)前記第一の組みの係合あご状部がその上に配置される外径を有する末端 部分と、 (b)前記末端部分の前記外径よりも大きい外径を有する基端部分であって、 前記第二の組みの係合あご状部がその上に配置される基端部分とを備える、カテ ーテル接続装置。 110.請求項108に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する、第一の係止 スリーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、 その内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリ ーブの前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面が、選択 したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記 部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 111.請求項110に記載のカテーテル接続装置にして、前記環状の圧縮リン グが、前記第一の係止スリーブの前記基端に配置される、カテーテル接続装置。 112.請求項110に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリ ーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記第一の係止あ ご状部に対して半径方向内方に圧縮する形態とされた、カテーテル接続装置。 113.請求項108に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組 立体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れら れ、その内部に該軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが該圧縮スリーブの 前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリーブの前記内面が、選択したカテーテ ルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分に対して 半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 114.テーテルの各々が他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の組み 合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテルで あって、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する 本体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置との間 に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にして 、 (a)その基端にて前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択し たカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手段 とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にて該軸部を取り巻く複数の係合あご状部を備え、該複数の係合あご 状部の連続的なあご状部の々が、前記軸部の前記末端に向けて寸法が縮小する 最大外径を有し、 (ii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記複数の係 合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前 記複数の係合あご状部の最大外径よりも大きい最大外径を有する係止あご状部と を備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能な締め付け手段であつて、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上の前記定着手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記 定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から意図せずに非係 合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接続装置。 115.請求項114に記載のカテーテル接続装置にして、前記複数の係合あご 状部が少なくとも3つの係合あご状部から成る、カテーテル接続装置。 116.請求項114に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が 、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外側コーナ部まで半径方向外方に伸 長する基端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と軸部との間を伸長す る截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 117.請求項114に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた該選択したカテーテルが前記第一の係止スリーブ の前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面が選択したカ テーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分に 対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 118.請求項114に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組 立体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れら れ、その内部に該軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが該圧縮スリーブの 前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリーブの前記内面が、選択したカテーテ ルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分に対して 半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 119.テーテルの各々が他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の組み 合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテルで あって、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する 本体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置との間 に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にして 、 (a)その基端にて前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択し たカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手段 とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部を備え、該第一の組 みの係合あご状部の各々が、前記軸部の前記末端に向けて寸法が縮小する最大外 径を有し、 (ii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組 みの係合あご状部の基端側にて該軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部を備 え、該第二の組みの係合あご状部の各々が、前記軸部の前記末端に向けて寸法が 縮小する最大外径を有し、該第二の組みの係合あご状部の各々が、前記第一の組 みの係合あご状部の各々の最大外径よりも大きい最大外径を有し、該第一の組み の係合あご状部及び該第二の組みの係合あご状が、前記軸部の一部により分離 されており、 (iii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の 組みの係合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であ って、前記第二の組みの係合あご状部の各々の最大外径よりも大きい最大外径を 有する係止あご状部とを備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能な締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上の前記定着手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記 定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から意図せずに非係 合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接続装置。 120.請求項119に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた該選択したカテーテルが前記第一の係止スリーブ の前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面が、選択した カテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分 に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 121.請求項120に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 選択したカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、前 記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記係止あご状部に対して圧縮し得るよ うに、前記環状の圧縮リングが、前記第一の係止スリーブの前記基端に配置され る、カテーテル接続装置。 122.請求項120に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 選択したカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、前 記第一の組みの係合あご状部と前記第二の組みの係合あご状部との間にて前記選 択したカテーテルの本体壁の一部を圧縮し得るように、前記環状の圧縮リングが 、前記第一の係止スリーブの前記内面上に配置される、カテーテル接続装置。 123.請求項119に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組 立体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れら れ、その内部に該軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが該圧縮スリーブの 前記通路内に配置されたとき、前記圧縮スリーブの前記内面が、選択したカテー テルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分に対し て半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 124.テーテルの各々が他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の組み 合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテルで あって、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する 本体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置との間 に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にして 、 (a)その基端にて前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択し たカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手段 とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にて該軸部を取り巻く係合球状体であって、前記選択したカテーテル の内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択したカテーテルの 内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する係合球状体と、 (ii)前記係合球状体の基端側にて前記軸部の前記外面上を半径方向外方に 伸長する第一の組みの係合あご状部であって、前記係合球状体の前記最大外径よ りも大きい最大外径を有し、前記軸部の一部により前記係合球状体から分離され た第一の組みの係合あご状部と、 (iii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の 組みの係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部 であって、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有し且つ前記 軸部の一部により前記第一の組みの係合あご状部から分離された第二の組みの係 合あご状部とを備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能な締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上の前記定着手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記 定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から意図せずに非係 合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接続装置。 125.請求項124に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係 合あご状部及び前記第二の組みの係合あご状部の各々が、前記軸部の前記末端に 向けて縮小する最大外径を有する、カテーテル接続装置。 126.請求項124に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリー ブの前記通路内に配置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、選択 したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記 部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 127.請求項126に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 選択したカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、前 記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記係合球状体に対して圧縮し得るよう に、前記環状の圧縮リングが、前記第一の係止スリーブの前記内面上に配置され る、カテーテル接続装置。 128.第一の二重内腔カテーテルが第一の材料から成り、第二の二重内腔カテ ーテルが第二の材料で出来ており、該第二の材料が該第一の材料よりも柔軟性の 程度が小さ、該第一の二重内腔カテーテル又は該第二の二重内腔カテーテルの 何れかから選択され、該選択した二重内腔カテーテルが、外面と、内面とを有す る本体壁と、該内面上に隔たった位置の間を伸長し、該本体壁内に長手方向に伸 長する2つの別個の流体の流れ内腔を画成するカテーテルの仕切り壁とを備える 、選択した二重内腔カテーテルと、2つの別個の流体流路にて貫通する流体の流 れを受け入れる医療装置との間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成 するカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて医療装置に流体連通状態に取り付けられた軸部であって、 空隙により分離された一対の隣接する分岐部分を有し、該分岐部分の各々が自由 な末端にて終端となり、露出した外面と、該分岐部分を貫通して伸長する通路を 画成する内面とを有する、軸部と、 (b)選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の各々 の末端が個々に受け入れられたとき、選択した二重内腔カテーテルの内腔の各々 の内面に係合し得るように前記分岐部分の各々の前記露出した外面に設けられた 保持手段であって、前記軸部上にて前記選択した二重内腔カテーテルを係止する ことを可能にする保持手段とを備え、該保持手段が、 (i)前記分岐部分の各々の前記露出した外面を横断し且つ該外面上にて半 径方向外方に伸長する係合あご状部であって、選択された二重内腔カテーテルの 前記それぞれの内腔内に前記軸部の前記分岐部分の各々の末端が個々に受け入れ られたとき、該選択した二重内腔カテーテルの内腔の各々に嵌まり得る寸法とさ れた最大外半径を有する係合あご状部と、 (ii)前記係合あご状部と前記医療装置との間にて前記分岐部分の各々の前 記露出した外面を横断し且つ該外面にて半径方向外方に伸長する係止あご状部と を備え、該係止あご状部は、前記係合あご状部の前記最大外半径より大きな最大 外半径を有し、 (c)前記選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分 の前記末端が個々に受け入れられたときに作用可能な留め手段であって、前記選 択された二重内腔カテーテルの本体壁の一部を前記分岐部分の各々に設けられた 前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記取り付け手段と相 互作用し、前記選択されたカテーテルが前記軸部から意図せずに非係合状態とな るのを防止する留め手段とを備える、カテーテル接続装置。 129.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、前 記分岐部分の各々の前記露出した外面上にて半径方向外方に伸長する複数の係合 あご状部を更に備える、カテーテル接続装置。 130.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記留め手段が、第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐 部分の各々の前記末端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた 前記選択した二重内腔カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配置 されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、選択したカテーテルの本体 壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の一部に対して半径方向内方 に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 131.請求項130に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリ ーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記隣接する分岐 部分の各々に対して半径方向内方に圧縮し、前記隣接する分岐部分の間にて前記 選択したカテーテルの仕切り壁の少なくとも一部を圧縮する、カテーテル接続装 置。 132.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記留め手段が、前 記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体 が、 (a)末端と、基端とを有する第二の係止スリーブであって、該末端及び基端 の間を伸長する通路を画成する内面とを有する第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟性の 圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に 伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、 前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の各々の 前記末端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択した 二重内腔カテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、該圧縮 スリーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上 に設けられた前記定着手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された、対向する組みの半径 方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 133.請求項132に記載のカテーテル接続装置にして、前記柔軟性の圧縮ス リーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記隣接する分 岐部分の各々に対して半径方向内方に圧縮し、前記隣接する分岐部分の間にて前 記選択したカテーテルの仕切り壁の少なくとも一部を圧縮する、カテーテル接続 装置。 134.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の二重内腔 カテーテルの前記第一の材料がシリコーンである、カテーテル接続装置。 135.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の二重内腔 カテーテルの前記第二の材料がポリウレタンである、カテーテル接続装置。 136.テーテルの各々が他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の組み 合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択された二重内腔カテ ーテルであって、該選択した二重内腔カテーテルが、外面と、内面とを有する本 体壁と、該内面上に隔たった位置の間を伸長し、該本体壁内に長手方向に伸長す る2つの別個の流体の流れ内腔を画成する仕切り壁とを備える、該選択した二重 内腔カテーテルと、2つの別個の流体流路にて貫通する流体の流れを受け入れる 医療装置との間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル 接続装置にして、 (a)その基端にて医療装置に流体連通状態に取り付けられた軸部であって、 空隙により分離された一対の隣接する分岐部分を有し、該分岐部分の各々が自由 な末端にて終端となり、該分岐部分の各々が、露出した外面と、該分岐部分を貫 通して伸長する通路を画成する内面とを有する、軸部と、 (b)前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の 各々の末端が個々に受け入れられたとき、該選択した二重内腔カテーテルの内腔 の各々の内面に係合し得るように前記分岐部分の各々の前記露出した外面に設け られた把持手段であって、前記軸部上にて前記選択した二重内腔カテーテルを係 止することを可能にする把持手段と、 (c)前記選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分 の前記末端が個々に受け入れられたときに作用可能な保持手段であって、前記選 択された二重内腔カテーテルの本体壁の一部を前記分岐部分の各々に設けられた 前記把持手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記把持手段と相互作用し 、前記選択されたカテーテルが前記軸部から意図せずに非係合状態となるのを防 止する保持手段とを備える、カテーテル接続装置。 137.請求項136に記載のカテーテル接続装置にして、前記把持手段が、 (a)前記分岐部分の各々の露出した外面を横断し且つ該露出した外面の上に て半径方向外方に伸長する複数の係合あご状部であって、その各々が、前記軸部 の前記末端に向けて寸法が縮小する最大外半径を有する複数の係合あご状部を備 え、前記係合あご状部は、前記選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔 内に前記分岐部分の各々の前記末端が個々に受け入れられたときに、該係合あご 状部の少なくとも一部が、該選択した二重内腔カテーテルの内腔の各々に嵌まり 得るような寸法とされ、 (b)前記係合あご状部と前記医療装置との間にて前記分岐部分の各々の露出 した外面を横断し且つ該露出した外面の上にて半径方向外方に伸長する係止あご 状部であって、前記係合あご状部の各々の前記最大外半径よりも大きい最大外半 径を有する係止あご状部を備える、カテーテル接続装置。 138.請求項136に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する、第一の係止 スリーブを備え、前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分 岐部分の各々の前記末端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れ た前記選択した二重内腔カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配 置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、前記選択したカテーテル の本体壁の一部を前記軸部に設けられた前記把持手段の一部に対して半径方向内 方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 139.請求項137に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、前 記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体 が、 (a)基端と、末端とを有する第二の係止スリーブであって、該基端及び該末 端の間を伸長する通路を画成する内面を有する、第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置された柔軟性 の圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して長手方向 伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記 選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の各々の前記末 端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択した二重内 腔カテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、前記圧縮スリ ーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部に設けら れた前記把持手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された、対向する組みの半径 方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 140.請求項139に記載のカテーテル接続装置にして、前記柔軟性の圧縮ス リーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記隣接する分 岐部分の各々に対して半径方向内方に圧縮し、前記隣接する分岐部分の間にて前 記選択したカテーテルの仕切り壁の少なくとも一部を圧縮する、カテーテル接続 装置。 141.選択した二重内腔カテーテルと2つの別個の選択した単一内腔カテーテ ルとの間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカーテル変換装置 にして、 前記選択した二重内腔カテーテルは、2つ、又はより多数の二重内腔カテーテ ルから選択され、 前記2つ、又はより多数の二重内腔カテーテルは、各々、他方のカテーテルと 異なる寸法及び材料組成の独特の組み合わせを有しており、 該選択した二重内腔カテーテルが、外面と内面とを有する本体壁を備え、該二 重内腔カテーテルが、該内面上の隔たった位置の間を伸長して、該本体壁内にて 長手方向に伸長する2つの別個の流体の流れ内腔を画成する仕切り壁を更に備え 、 前記選択した単一内腔カテーテルの各々が、2つ、又はより多数のカテーテル から選択され、 前記2つ、又はより多数のカテーテルは、各々、他方のカテーテルと異なる寸 法及び材料組成の組み合わせを有しており、 該選択した単一内腔カテーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内 腔を画成する内面とを備た本体壁を有しており、前記カテーテル変換装置は、 (a)第一の端部と反対側の第二の端部とを有するアダプタと、 (b)該アダプタの前記第一の端部に配置された二重内腔カテーテル接続装置 とを備え、該二重内腔カテーテル接続装置が、 (i)前記第一の端部にて前記アダプタに流体連通状態に取り付けられた軸 部であって、空隙により分離された一対の隣接する分岐部分を有し、該分岐部分 の各々が自由な末端にて終端となり、露出した外面と、該分岐部分を貫通して伸 長する通路を画成する内面とを有する、軸部と、 (ii)選択した二重内腔カテーテルの内腔内のそれぞれに前記分岐部分の各 々の末端が個々に受け入れられたとき、選択した二重内腔カテーテルの内腔の各 々の内面に係合し得るように前記分岐部分の各々の前記露出した外面に設けられ た把持手段であって、前記軸部上にて前記選択した二重内腔カテーテルを係止す ることを可能にする把持手段と、 (iii)選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分 の前記末端が個々に受け入れられたときに作用可能な保持手段であって、前記選 択された二重内腔カテーテルの本体壁の一部を前記分岐部分の各々に設けられた 前記把持手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記把持手段と相互作用し 、前記選択されたカテーテルが前記軸部から意図せずに非係合状態となるのを防 止する保持手段とを備え、 (c)前記アダプタの前記第二の端部に配置された一対の単一内腔カテーテル の接続装置を備え、該単一内腔カテーテル接続装置の各々が、前記二重内腔カテ ーテルの接続装置の前記通路と流体連通状態にあり、前記単一内腔カテーテル接 続装置の各々が、 (i)その基端にて前記アダプタの前記第二の端部に取り付けられた剛性な 軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸長 する外面とを有する剛性な軸部と、 (ii)前記選択した単一内腔カテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受 け入れられたとき該選択した単一内腔カテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸 部の上にて該選択した単一内腔カテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外 面の上に設けられた定着手段と、 (iii)前記選択した単一内腔カテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末 端が受け入れられたとき作用可能な締め付け手段であって、前記選択した単一内 腔カテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の一部に 対して半径方向内方に圧縮し、前記定着手段と相互作用して、前記選択した単一 内腔カテーテルが前記軸部から意図せずに非係合状態となるのを防止する締め付 け手段とを備える、カテーテル変換装置。 142.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記把持手段が、 (a)前記分岐部分の各々の露出した外面を横断し且つ該露出した外面の上に て半径方向外方に伸長する複数の係合あご状部を備えており該複数の係合あご状部の各々が、前記軸部の前記末端に向けて寸法が縮小する 最大外半径を有しており、前記選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔 内に前記分岐部分の各々の前記末端が個々に受け入れられたときに、前記係合あ ご状部は、 該係合あご状部の少なくとも一部が、該選択した二重内腔カテーテル の内腔の各々に嵌まり得るような寸法とされ、 (b)前記係合あご状部と前記医療装置との間にて前記分岐部分の各々の露出 した外面を横断し且つ該露出した外面の上にて半径方向外方に伸長する係止あご 状部であって、前記係合あご状部の各々の前記最大外半径よりも大きい最大外半 径を有する係止あご状部を備える、カテーテル接続装置。 143.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する、第一の係止 スリーブを備え、前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分 岐部分の各々の前記末端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れ た選択した二重内腔カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配置さ れたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本 体壁の一部を前記軸部に設けられた前記把持手段の一部に対して半径方向内方に 圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 144.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、前 記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体 が、 (a)末端と、基端とを有する第二の係止スリーブであって、該末端及び該基 端の間を伸長する通路を画成する内面を有する、第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置された柔軟性 の圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して長手方向 に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記 選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の各々の前記末 端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択した二重内 腔カテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、前記圧縮スリ ーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部上に設け られた前記把持手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された、対向する組みの半径 方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 145.請求項144に記載のカテーテル接続装置にして、前記柔軟性の圧縮ス リーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記隣接する分 岐部分の各々に対して半径方向内方に圧縮し、前記隣接する分岐部分の間にて前 記仕切り壁の少なくとも一部を圧縮する、カテーテル接続装置。 146.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記定着手段が、 (a)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前記 末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部であって、前記選択し たカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択した カテーテルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の組みの係 合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組み の係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部であ って、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の組み の係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の組み の係合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって 、前記第二の組みの係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する 係止あご状部どを備える、カテーテル接続装置。 147.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリー ブの前記通路内に配置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、選択 したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記 部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 148.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組 立体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れら れ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択されたカテーテルが前記圧縮スリ ーブの前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリーブの前記内面が、前記選択し たカテーテルの本体壁の一部を前記軸部上に設けられた前記定着手段の前記部分 に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 149.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、前記選択したカテーテルに対応する第三の締結組立体を備え、該第三の締結組 立体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第三の係止スリーブと、 (b)該第三の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記圧縮スリーブの前記内面が、 (i)前記圧縮スリーブの前記通路内に前記軸部が受け入れられたとき、前 記選択したカテーテルの本体壁の一部を取り巻き且つ該本体壁の一部を前記第一 の組みの係合あご状部の少なくとも一部に対して半径方向内方に圧縮し得るよう に、前記末端に配置された内径を有する環状の第一の部分と、 (ii)前記第一の部分の前記内径よりも大きい内径を有する環状の第二の部 分であって、前記圧縮スリーブの前記通路内に前記軸部が受け入れられたとき、 前記第二の組みの係合あご状部の少なくとも一部を取り巻き得るように、前記基 端に配置された環状の第二の部分とを備え、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 150.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部が、 (a)前記第一の組みの係合あご状部がその上に配置される外径を有する末端 部分と、 (b)該末端部分の前記外径よりも大きい外径を有する基端部分とを備え、前 記第二の組みの係合あご状部が該基端部分の上に配置される、カテーテル接続装 置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,JP (72)発明者 クリスチャン,ケリー・ジェイ アメリカ合衆国ユタ州84094,サンディ, アヴィラ・ドライブ 879 (72)発明者 エリーゼン,ケネス・エイ アメリカ合衆国ユタ州84107,マーレイ, イースト・ゴードン・レーン 225,ナン バー 21 (72)発明者 ジョーンズ・ドナルド・ジェイ アメリカ合衆国ユタ州84120,ウエスト・ バリー・シティ,ウエスト・バリー・アベ ニュー 4255 (72)発明者 トルコフ,ジョシュア・エム アメリカ合衆国マサチューセッツ州02146, ブルックリン,ジョーダン・ロード 39 (72)発明者 オールマン,ロバート・シー アメリカ合衆国マサチューセッツ州01880, ウエイクフィールド,フェアモント・ター レース 1 【要約の続き】 86、416、474、518、544、594)内に 軸部が受け入れられたとき、その選択したカテーテルの 本体壁(53、83、376)の一部を軸部上に設けら れた係合あご状部又は係止あご状部に対して内方に圧縮 する各種の締結組立体(57、300、304、32 8、414、480、492、555、600)が提供 される。これらの締結組立体は、その選択したカテーテ ルと軸部との間に機械的な継手及び液密のシールを形成 する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第一のカテーテルが第一の材料から成り、第二のカテーテルが第二の材料 で出来ており、該第二の材料が該第一の材料よりも柔軟性の程度が小さい、該第 一のカテーテル又は該第二のカテーテルの何れかから選択され、該選択したカテ ーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有す る本体壁を備える、前記選択したカテーテルと医療装置との間に機械的な継手を 形成するカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて、前記医療装置に取り付けられた剛性な軸部であって、該 基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸長する外面とを有する 剛性な軸部と、 (b)前記選択されたカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入 れられたとき、該選択したカテーテルの内面と係合し且つ該選択したカテーテル を前記軸部の上にて係止することを可能にする、前記軸部の前記外面上に設けら れた取り付け手段と、 (c)前記選択されたカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れら れたときに作用可能な固着手段であって、該選択されたカテーテルの本体壁の一 部を前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方に圧 縮し、前記取り付け手段と相互作用し、前記選択されたカテーテルが前記軸部か ら意図せずに非係合状態となるのを防止する固着手段とを備え、 該固着手段が、一組みの締結組立体を備え、該締結組立体の各々が、前記第一 のカテーテル及び前記第二のカテーテルに対応する、カテーテル接続装置。 2.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が、 前記第一のカテーテルに対応する第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体 が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有し、第一のカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 第一のカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、該第 一の係止スリーブの前記内面が、該第一のカテーテルの本体壁の一部を前記軸部 上の前記取り付け手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮する、第一の係止 スリーブと、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グとを備える、カテーテル接続装置。 3.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が、 前記第一の材料よりも柔軟性の程度が小さい前記第二の材料で出来た前記第二の カテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体が、 (a)末端と、基端とを有する第二の係止スリーブであって、該末端及び基端 の間を伸長する通路を画成する内面とを有する第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟性の 圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に 伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、 前記第二のカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸 部を受け入れた前記第二のカテーテルが該圧縮スリーブの前記通路内に配置され たとき、該圧縮スリーブの前記内面が、前記第二のカテーテルの本体壁の一部を 前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の前記部分に対して半径方向内方に圧 縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端側の位置に配置された、対向する組 みの半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接 続装置。 4.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一のカテーテルの前 記第一の材料がシリコーンである、カテーテル接続装置。 5.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二のカテーテルの前 記第二の材料がポリウレタンである、カテーテル接続装置。 6.請求項3に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブが 、該第二の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の支えリングを更に 備える、カテーテル接続装置。 7.請求項6に記載のカテーテル接続装置にして、前記支えリングが、前記第 二の係止スリーブの前記末端の位置に配置される、カテーテル接続装置。 8.請求項6に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブが、 (a)外面と、第一の外径とを有する頂部分と、 (b)該頂部分の前記第一の外径よりも小さい第二の外径を有する尾部分とを 更に備える、カテーテル接続装置。 9.請求項8に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記頂 部分の前記外面が、前記C字形クランプと前記支えリングとの間にて前記係止ス リーブの前記内面に対して偏倚される、カテーテル接続装置。 10.請求項8に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記尾 部分の一部が前記第二の係止スリーブの前記末端を超えて突き出す、カテーテル 接続装置。 11.請求項3に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記通 路が内径を有し、前記第二のカテーテルが外径を有し、前記圧縮スリーブの前記 通路の前記内径が、前記第二のカテーテルの外径と少なくとも等しい大きさであ る、カテーテル接続装置。 12.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、 (a)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻 く係合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と前記医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部とを備える、カテー テル接続装置。 13.請求項12に記載のカテーテル接続装置にして、前記係合あご状部が最大 外径を有し、前記係止あご状部が最大外径を有し、前記係止あご状部の前記最大 外径が前記係合あご状部の前記最大外径よりも大きい、カテーテル接続装置。 14.請求項12に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、前 記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻く複数の係 合あご状部を更に備える、カテーテル接続装置。 15.請求項12に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外径を有する第一の外側コーナ部ま で半径方向外方に伸長する環状の末端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から前記第一の外側コーナ部の前記外径 よりも大きい外径を有する第二の外側コーナ部まで半径方向外方に伸長する基端 側の側壁と、 (c)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と前記第二の外側コー ナ部との間を伸長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 16.請求項15に記載のカテーテル接続装置にして、前記基端側の側壁が、該 基端側の側壁と、該基端側の側壁の基端側にある前記軸部の長手方向軸線との間 にて測定した90°以上の角度にて、前記第二の外側コーナ部まで伸長する、カテ ーテル接続装置。 17.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が植え込み可 能なポートである、カテーテル接続装置。 18.請求項17に記載のカテーテル接続装置にして、前記植え込み可能なポー トが、隔膜を有するアクセスポートを含む、カテーテル接続装置。 19.請求項17に記載のカテーテル接続装置にして、前記植え込み可能なポー トが板弁を備える、カテーテル接続装置。 20.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がカテーテル の終端ハブである、カテーテル接続装置。 21.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が、カテーテ ルの修理及び延長用組立体である、カテーテル接続装置。 22.請求項1に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が医療用案内 器具である、カテーテル接続装置。 23.第一のカテーテルが第一の材料から成り、第二のカテーテルが第二の材料 で出来ており、該第二の材料が該第一の材料よりも柔軟性の程度が小さい、該第 一のカテーテル又は該第二のカテーテルの何れかから選択され、該選択したカテ ーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有す る本体壁を備える、前記選択したカテーテルと流体流を受け入れる医療装置との 間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にし て、 (a)その基端にて、前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管 状の軸部であって、該基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択されたカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入 れられたとき、該選択したカテーテルの内面と係合し且つ該選択したカテーテル を前記軸部の上にて係止することを可能にする、前記軸部の前記外面上に設けら れた取り付け手段とを備え、該取り付け手段が、 (i)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ該軸部を取り巻 く係合あご状部であって、前記選択されたカテーテルの前記内腔内に前記軸部の 前記末端が受け入れられたとき、該選択したカテーテルの内腔内に嵌まり得る寸 法とされた最大外径を有する係合あご状部と、 (ii)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状 部と前記医療装置との間にて、前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前記 係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する係止あご状部とを備 え、 (c)前記選択されたカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れら れたときに作用可能な固着手段であって、該選択されたカテーテルの本体壁の一 部を前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方に圧 縮し、前記取り付け手段と相互作用し、前記選択されたカテーテルが前記軸部か ら意図せずに非係合状態となるのを防止する固着手段を備える、カテーテル接続 装置。 24.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部、係合あご状部 、係止あご状部の各々が金属で出来ている、カテーテル接続装置。 25.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部、係合あご状部 、係止あご状部の各々がプラスチックで出来ている、カテーテル接続装置。 26.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、前 記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻く、同等の 寸法とされた複数の係合あご状部を更に備える、カテーテル接続装置。 27.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、前 記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ該軸部を取り巻く、同等の寸 法とされた2つ又はより多数の係合あご状部を更に備える、カテーテル接続装置 。 28.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記係合あご状部が前記 軸部の前記末端の位置に配置される、カテーテル接続装置。 29.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から半径方向外方に外側コーナ部まで伸 長する基端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ前記基端側の側壁の前記外側コーナ部から前記 軸部の前記外面まで傾斜して伸長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテー テル接続装置。 30.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外径を有する第一の外側コーナ部ま で半径方向外方に伸長する環状の末端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から前記第一の外側コーナ部の前記外径 よりも大きい外径を有する第二の外側コーナ部まで半径方向外方に伸長する基端 側の側壁と、 (c)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と前記第二の外側コー ナ部との間を伸長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 31.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がアクセス ポートである、カテーテル接続装置。 32.請求項23に記載のカテーテル接続装置にして、前記固着手段が、一組み の締結組立体を備え、該締結組立体の各々が、前記第一のカテーテル及び第二の カテーテルに対応する、カテーテル接続装置。 33.請求項32に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が 、前記第一のカテーテルに対応する第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立 体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有し、第一のカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 第一のカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、該第 一の係止スリーブの前記内面が、該第一のカテーテルの本体壁の一部を前記軸部 上の前記取り付け手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮する、第一の係止 スリーブと、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グとを備える、カテーテル接続装置。 34.請求項32に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が 、前記第一の材料よりも柔軟性の程度が小さい前記第二の材料から出来た前記第 二のカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体が、 (a)末端と、基端とを有する第二の係止スリーブであって、該末端及び基端 の間を伸長する通路を画成する内面とを有する第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟性の 圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に 伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、 前記第二のカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸 部を受け入れた前記第二のカテーテルが該圧縮スリーブの前記通路内に配置され たとき、該圧縮スリーブの前記内面が、前記第二のカテーテルの本体壁の一部を 前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の前記部分に対して半径方向内方に圧 縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端の位置に配置された、対向する組み の半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続 装置。 35.シリコーン製カテーテル又はポリウレタン製カテーテルの何れかから選択 され、該選択したカテーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を 画成する内面とを有する本体壁を備える、前記選択したカテーテルと流体の流れ を受け入れる医療装置との間に流体密のカッブリング及び機械的な継手を形成す るカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて、前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管 状の軸部であって、該基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択されたカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入 れられたとき、該選択したカテーテルの内面と係合し且つ該選択したカテーテル を前記軸部の上にて係止することを可能にする、前記軸部の前記外面上に設けら れた取り付け手段と、 (c)前記シリコーン製カテーテルに対応する第一の係止スリーブと、前記ポ リウレタン製カテーテルに対応する第二の係止スリーブとか成る一対の係止スリ ーブとを備え、該第一の係止スリーブ及び前記第二の係止スリーブの各々が、末 端と、基端と、該スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面と 、前記係止スリーブの前記内面から半径方向内方に伸長する環状の固着リングと を備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部 に前記軸部を受け入れた該選択したカテーテルが前記係止スリーブの前記通路内 に配置されたとき、前記係止スリーブの前記内面が、選択したカテーテルの本体 壁の一部を前記軸部分の上の前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方に圧 縮するようにした、カテーテル接続装置。 36.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリーブ の前記外面が、 (a)前記末端の位置に配置され且つ外径を有する第一の円筒状部分と、 (b)前記基端の位置に配置され、該第一の円筒状部分の前記外径よりも大き い外径を有する第二の円筒状部分と、 (c)該第一の円筒状部分と該第二の円筒状部分との間を伸長する截頭円錐形 の肩部とを備える、カテーテル接続装置。 37.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリーブ の前記内面が略円筒状である、カテーテル接続装置。 38.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリーブ の前記環状の固着リングが、前記第一の係止スリーブの前記基端の位置に配置さ れた圧縮リングを備える、カテーテル接続装置。 39.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリーブ が剛性である、カテーテル接続装置。 40.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ が剛性である、カテーテル接続装置。 41.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ が、該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置された柔軟性の圧縮 スリーブを更に備え、該圧縮スリーブが、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に 伸長する通路を画成する内面を有する、カテーテル接続装置。 42.請求項41に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ の前記環状の固着リングが、その前記基端にて前記第二の係止スリーブの前記内 面の位置に配置された環状の固着リングを備える、カテーテル接続装置。 43.請求項42に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ が、その前記末端にて前記第二の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環 状の支えリングを更に備える、カテーテル接続装置。 44.請求項43に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブが、 (a)外面と、第一の外径とを有する頂部分と、 (b)該頂部分の前記第一の外径よりも小さい第二の外径を有する尾部分とを 備える、カテーテル接続装置。 45.請求項44に記載のカテーテル接続装置にして、前記頂部分の前記内面が 、前記取り付けリッジと前記支えリングとの間にて前記第二の係止スリーブの前 記内面に対して偏倚される、カテーテル接続装置。 46.請求項45に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記 尾部分の一部が前記第二の係止スリーブの前記末端を超えて突き出す、カテーテ ル接続装置。 47.請求項42に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の係止スリーブ の前記基端が、前記基端を貫通し且つ前記取り付けリッジを貫通して伸長し、該 取り付けリッジが半径方向への力の下にて半径方向に膨張することを可能にする スロットを備える、カテーテル接続装置。 48.請求項35に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、 (a)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻 く係合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と前記医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部とを備える、カテー テル接続装置。 49.請求項48に記載のカテーテル接続装置にして、前記係合あご状部が最大 外径を有し、前記係止あご状部が、前記係合あご状部の前記最大外径よりも大き い最大外径を有する、カテーテル接続装置。 50.シリコーン製カテーテル又はポリウレタン製カテーテルの何れかから選択 され、該選択したカテーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を 画成する内面とを有する本体壁を備える、前記選択したカテーテルと流体の流れ を受け入れる医療装置との間に流体密のカッブリング及び機械的な継手を形成す るカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて、前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管 状の軸部であって、該基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻 く複数の同等の形状をした複数の係合あご状部であって、選択したカテーテルの 内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択したカテーテルの内 腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する複数の係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と前記医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前記係合 あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する、係止あご状部と、 (d)一組の締結組立体とを備え、該締結組立体の各々が、前記ポリウレタン 製カテーテル及び前記ポリウレタン製カテーテルの各々に対応し、該第一の締結 組立体が、 (i)前記シリコーン製カテーテルに対応する第一の締結組立体と、 (ii)前記ポリウレタン製カテーテルに対応する第二の締結組立体とを備え 、該第一の締結組立体が、 (A)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係 止スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する第一の係 止スリーブを備え、前記シリコーン製カテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れ られ、その内部に前記軸部を受け入れた前記第一のカテーテルが該第一の係止ス リーブの前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面が、該 シリコーン製カテーテルの本体壁の一部を前記軸部上に設けられた係止あご状部 に対して半径方向内方に圧縮し、 (B)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長して、前記係止 スリーブと相互作用する環状の圧縮リングとを備え、 前記第二の締結組立体が、 (A)基端と、末端とを有する第二の係止スリーブであって、該第二の係 止スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する、第二の 係止スリーブと、 (B)前記第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟 性の圧縮スリーブであって、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に伸長する通路 を画成する内面を有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記ポリウレタン製カ テーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた 前記ポリウレタン製カテーテルが該圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき 、該圧縮スリーブの前記内面が、前記ポリウレタン製カテーテルの本体壁の一部 を前記軸部上に設けられた前記係合あご状部に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置されて、前記係止あご状部を 把持する、対向する組みの半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを 備える、カテーテル接続装置。 51.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記複数の係合あご状部 が、前記軸部の前記末端の上に隣接するように配置された、カテーテル接続装置 。 52.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外径を有する第一の外側コーナ部ま で半径方向外方に伸長する環状の末端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から前記第一の外側コーナ部の前記外径 よりも大きい外径を有する第二の外側コーナ部まで半径方向外方に伸長する基端 側の側壁と、 (c)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と前記第二の外側コー ナ部との間を伸長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 53.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記シリコーン製カテー テルの前記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に該軸部を受け入れた前 記シリコーン製カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配置された とき、前記第一の係止スリーブの前記環状の圧縮リングが、前記係止あご状部と 前記医療装置との間の位置に位置するように前記通路内にて長手方向に配置され る、カテーテル接続装置。 54.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の締結組立体の 前記圧縮リングが、前記係止あご状部の前記最大外径よりも大きい内径を有する 、カテーテル接続装置。 55.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の締結組立体の 前記圧縮リングが内径を有し、前記シリコーン製カテーテルが外径を有し、前記 圧縮リングの前記内径が前記シリコーン製カテーテルの前記外径よりも大きい、 カテーテル接続装置。 56.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記シリコーン製カテー テルの前記内腔が、前記係止あご状部の前記最大外径よりも小さい内径を有する 、カテーテル接続装置。 57.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記シリコーン製カテー テルの前記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた 前記シリコーン製カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配置され たとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、前記シリコーン製カテーテルの 本体の一部を前記軸部の上に設けられた前記係合あご状部に対して半径方向内方 に圧縮する、カテーテル接続装置。 58.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記C字形クランプの各 々が、 (a)前記第二の係止スリーブの前記基端にて長手方向に配置されたアームと 、 (b)該アームから半径方向内方に伸長する取り付けリッジとを備える、カテ ーテル接続装置。 59.請求項58に記載のカテーテル接続装置にして、前記ポリウレタン製カテ ーテルの前記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れ た前記ポリウレタン製カテーテルが前記第二の係止スリーブの前記通路内に配置 されたとき、前記C字形クランプの前記取り付けリッジが、前記係止あご状部と 前記医療装置との間の位置に位置するように前記アームの上にて長手方向に配置 される、カテーテル接続装置。 60.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記C字形クランプが、 前記係止あご状部の前記最大外径よりも小さい内径を有する、カテーテル接続装 置。 61.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が植え込み 可能なポ−トである、カテーテル接続装置。 62.請求項50に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がカテーテ ルの修理及び延長用ステントである、カテーテル接続装置。 63.シリコーン製カテーテル又はポリウレタン製カテーテルの何れかから選択 され、該選択したカテーテルが、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する 内面を有する本体壁を備える、前記選択したカテーテルに医療案内装置を機械的 に接続するカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて前記案内器具に取り付けられた剛性な管状の軸部であって 、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸長する外面とを 有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき、該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択 したカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた取り付 け手段と、 (c)前記選択したカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れ られたときに作用可能な固着手段であって、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上に設けられた前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方 に圧縮し、前記取り付け手段と相互作用して、前記選択したカテーテルが前記軸 部から意図せずに非係合状態となるのを防止する固着手段とを備え、該固着手段 が、 一組みの締結組立体を備え、該締結組立体の各々が、前記シリコーン製カテー テル及び前記ポリウレタン製カテーテルに対応する、カテーテル接続装置。 64.請求項63に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が 、前記シリコーン製カテーテルに対応する第一の締結組立体を備え、該第一の締 結組立体が、 (a)末端と、基端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記シリコーン製カテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ 、その内部に前記軸部を受け入れたシリコーン製カテーテルが前記第一の係止ス リーブの前記通路内に配置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、 シリコーン製カテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記取り付 け手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 65.請求項63に記載のカテーテル接続装置にして、前記組みの締結組立体が 、前記ポリウレタン製カテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の 締結組立体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟性の圧 縮スリーブであって、末端と、基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成 する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記ポリウレタン製カテー テルの前記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた 前記ポリウレタン製カテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたと き、前記圧縮スリーブの前記内面が、ポリウレタン製カテーテルの本体壁の一部 を前記軸部上に設けられた前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方に圧縮 し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端の位置に配置された、対向する組み の半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続 装置。 66.請求項63に記載のカテーテル接続装置にして、前記取り付け手段が、 (a)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部を取り巻 く係合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部とを備える、カテーテル 接続装置。 67.請求項66に記載のカテーテル接続装置にして、前記係合あご状部が最大 外径を有し、前記係止あご状部が最大外径を有し、該係止あご状部の前記最大外 径が、前記係合あご状部の前記最大外径よりも大きい、カテーテル接続装置。 68.外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する本 体壁を備えるポリウレタン製カテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置との 間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にし て、 (a)その基端にて前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸 長する外面とを有する管状の軸部と、 (b)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ該軸部を取り巻く 係合あご状部であって、前記ポリウレタン製カテーテルの前記内腔内に前記軸部 の前記末端が受け入れられたとき、該ポリウレタン製カテーテルの内腔内に嵌ま り得る寸法とされた最大外径を有する係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面上にて半径方向外方に伸長し且つ前記係合あご状部 と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前記係合あご 状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する係止あご状部と、 (d)締結組立体とを備え、該締結組立体が、 (i)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内 面とを有する係止スリーブと、 (ii)該係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置され且つ貫通して長手 方向に伸長する通路を画成する内面を有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前 記ポリウレタン製カテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前 記軸部を受け入れたポリウレタン製カテーテルが該圧縮スリーブの前記通路内に 配置されたとき、該圧縮スリーブの内面が、前記ポリウレタン製カテーテルの本 体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記係合あご状部に対して半径方向内方 に圧縮し、 (iii)前記係止あご状部を把持し得るように前記第二の係止スリーブの前 記基端に配置された対向する組みの半径方向に変位可能で且つ弾性的なC字形ク ランプを備える、カテーテル接続装置。 69.請求項68に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止スリーブが、該 係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の支えリングを更に備える、カ テーテル接続装置。 70.請求項69に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブが、 (a)外面と、第一の外径とを有する頂部分と、 (b)該頂部分の前記第一の外径よりも小さい第二の外径を有する尾部分とを 備える、カテーテル接続装置。 71.請求項70に記載のカテーテル接続装置にして、前記頂部分の前記外面が 、前記C字形クランプと前記支えリングとの間にて前記係止スリーブの前記内面 に対して偏倚される、カテーテル接続装置。 72.請求項68に記載のカテーテル接続装置にして、前記ポリウレタン製カテ ーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に該軸部を受け入れた前記 ポリウレタン製カテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、 前記C字形クランプが前記係止あご状部と医療装置との間の位置に配置されるよ うに、前記係止あご状部が前記軸部上にて長手方向に配置される、カテーテル接 続装置。 73.各々のカテーテルが他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成を組み合 わせた、2つ又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテルであって、外 面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する本体壁を備 える該選択したカテーテルと医療装置との間に機械的な継手を形成するカテーテ ル接続装置にして、 (a)その基端にて前記医療装置に取り付けられた剛性な軸部であって、前記 基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸長する外面とを有する 剛性な軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき、該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択 したカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手 段と、 (c)前記選択したカテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れ られたときに作用可能な締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体 壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の一部に対して半径方向内方 に圧縮し、前記定着手段と相互作用して、前記選択したカテーテルが前記軸部か ら意図せずに非係合状態となるのを防止する締め付け手段とを備える、カテーテ ル接続装置。 74.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記定着手段が、 (a)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前記 末端の上にて該軸部を取り巻く第一の係合あご状部であって、前記選択したカテ ーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択したカテー テルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の係合あご状部と 、 (b)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の係合 あご状部の基端側の前記軸部を取り巻く第二の係合あご状部であって、前記第一 の係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の係合 あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前記 第二の係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する係止あご状部 とを備える、カテーテル接続装置。 75.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記定着手段が、 (a)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前記 末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部であって、前記選択し たカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択した カテーテルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の組みの係 合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組み の係合あご状部の基端側の前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部であっ て、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の組みの 係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の組み の係合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって 、前記第二の組みの係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する 係止あご状部とを備える、カテーテル接続装置。 76.請求項75に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部及び前記第二の組みの係合あご状部の連続的な一組みのあご状部の各々が 、前記軸部の前記末端に向けて寸法が縮小する最大外径を有する、カテーテル接 続装置。 77.請求項75に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部及び前記第二の組みの係合あご状部が、前記軸部の一部により分離される 、カテーテル接続装置。 78.請求項75に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部の前記外面の上 にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組みの係合あご状部と前記第二の組み の係合あご状部との間にて前記軸部を取り巻く第二の係止あご状部を更に備える 、カテーテル接続装置。 79.請求項75に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部が、2つ又はより多数の係合あご状部から成り、該係合あご状部の連続的 な1つのあご状部の各々が、前記軸部の前記末端に向けて寸法が縮小する最大外 径を有する、カテーテル接続装置。 80.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記定着手段が、 (a)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前記 末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合球状体であって、前記選択した カテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択したカ テーテルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の組みの係合 球状体と、 (b)前記係合球状体の基端側で前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に 伸長する第一の組みの係合あご状部であって、前記係合球状体の最大外径と少な くとも同じ大きさの最大外径を有し且つ前記軸部の第一の部分により前記係合球 状体から分離された第一の組みの係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組み の係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部であ って、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有し且つ前記軸部 の第二の部分により前記第一の組みの係合あご状部から分離された第二の組みの 係合あご状部とを備える、カテーテル接続装置。 81.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部及び前記定着手 段が金属で出来ている、カテーテル接続装置。 82.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部及び前記定着手 段がプラスチックで出来ている、カテーテル接続装置。 83.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が、第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリー ブの前記通路内に配置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、選択 したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記 部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 84.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が、前 記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体 が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置され、末端と、基 端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮 スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ 、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択されたカテーテルが前記圧縮スリー ブの前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリーブの前記内面が、前記選択した カテーテルの本体壁の一部を前記軸部に設けられた前記定着手段の前記部分に対 して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 85.請求項84に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮スリーブの前記 内面が、 (a)前記末端の位置に配置され且つ内径を有する環状の第一の部分と、 (b)前記基端に配置され且つ前記第一の部分の前記内径よりも大きい内径を 有する環状の第二の部分とを備える、カテーテル接続装置。 86.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテーテル がシリコーンで出来ている、カテーテル接続装置。 87.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテーテル がポリウレタンで出来ている、カテーテル接続装置。 88.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテーテル が複合カテーテルである、カテーテル接続装置。 89.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がアクセス ポートである、カテーテル接続装置。 90.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置が板弁ポー トである、カテーテル接続装置。 91.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がカテーテ ルの終端ハブである、カテーテル接続装置。 92.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がカテーテ ルの修理及び延長用組立体である、カテーテル接続装置。 93.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記医療装置がアクセス ポートである、カテーテル接続装置。 94.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段及び前 記定着手段が、前記選択したカテーテル内にて流体が2.81kg/cm2(40ps i)まで加圧されたとき、該選択したカテーテルと前記軸部との間にて流体の漏 洩が略全く生じないような形態とされた、カテーテル接続装置。 95.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段及び前 記定着手段が、前記選択したカテーテル内にて流体が4.22kg/cm2(60ps i)まで加圧されたとき、該選択したカテーテルと前記軸部との間にて流体の漏 洩が略全く生じないような形態とされた、カテーテル接続装置。 96.請求項73に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段及び前 記定着手段が、前記選択したカテーテル内にて流体が5.62kg/cm2(80ps i)まで加圧されたとき、該選択したカテーテルと前記軸部との間にて流体の漏 洩が略全く生じないような形態とされた、カテーテル接続装置。 97.カテーテルの各々が他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の組み合 わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテルであ って、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有する本 体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置との間に 流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて前記医療装置に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状の 軸部であって、前記基端の反対側の自由な末端と、該基端及び該末端の間を伸長 する外面とを有する管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき、該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択 したカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手 段とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部であって、前記選択 したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択し たカテーテルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の組みの 係合あご状部と、 (ii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組 みの係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部で あって、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の組 みの係合あご状部と、 (iii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の 組みの係合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であ って、前記第二の組みの係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有 する係止あご状部とを備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能である締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体 壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の一部に対して半径方向内方 に圧縮し、前記定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から 意図せずに非係合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接 続装置。 98.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部及び前記第二の組みの係合あご状部の各々が、2つ又はより多数の係合あ ご状部から成る、カテーテル接続装置。 99.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係合あ ご状部及び前記第二の組みの係合あご状部が、隣接する位置に配置される、カテ ーテル接続装置。 100.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外側コーナ部まで半径方向外方に伸 長する基端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と前記軸部との間を伸 長する截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 101.請求項100に記載のカテーテル接続装置にして、前記基端側の側壁と 該基端側の側壁の基端側にある前記軸部の長手方向軸線との間で測定したとき、 90°以上の角度にて、前記基端側の側壁が、前記軸部の前記外面から前記第二の 外側コーナ部まで伸長する、カテーテル接続装置。 102.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリー ブの前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面が、前記選 択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前 記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 103.請求項102に記載のカテーテル接続装置にして、前記圧縮リングが、 前記係止あご状部の前記最大外径よりも大きい内径を有する、カテーテル接続装 置。 104.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が、 前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立 体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路に長手方向に配置された柔軟性の圧縮 スリーブであって、末端と、基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成す る内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの前 記内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択 したカテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリ ーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部に設けら れた前記定着手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 105.請求項104に記載のカテーテル接続装置にして、前記C字形クランプ が、前記係止あご状部の前記最大外径よりも僅かに小さい内径を有する、カテー テル接続装置。 106.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が、 前記選択したカテーテルに対応する第三の締結組立体を備え、該第三の締結組立 体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第三の係止スリーブと、 (b)該第三の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置され、末端と、基 端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮 スリーブとを備え、前記圧縮スリーブの前記内面が、 (i)前記圧縮スリーブの前記通路内に前記軸部が受け入れられたとき、前 記選択したカテーテルの本体壁の一部を取り巻き且つ該本体壁の一部を前記第一 の組みの係合あご状部の少なくとも一部に対して半径方向内方に圧縮し得るよう に前記末端に配置された内径を有する環状の第一の部分と、 (ii)前記第一の部分の前記内径よりも大きい内径を有する環状の第二の部 分であって、前記圧縮スリーブの前記通路内に前記軸部が受け入れられたとき、 前記第二の組みの係合あご状部の少なくとも一部を取り巻き得るように前記基端 の位置に配置された環状の第二の部分とを備え、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 107.請求項97に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部が、 (a)前記第一の組みの係合あご状部がその上に配置される外径を有する末端 部分と、 (b)該末端部分の前記外径よりも大きい外径を有する基端部分とを備え、前 記第一の組みの係合あご状部が該基端部分の上に配置される、カテーテル接続装 置。 108.その各々のカテーテルが他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の 組み合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテ ルであって、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有 する本体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置と の間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置に して、 (a)その基端にて前記医療器具に取り付けられた剛性な管状の軸部であって 、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸長する外面とを 有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき、該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択 したカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手 段とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部であって、前記選択 したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択し たカテーテルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の組みの 係合あご状部と、 (ii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組 みの係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部で あって、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の組 みの係合あご状部と、 (iii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の 組みの係合あご状部と前記第二の組みの係合あご状部との間にて前記軸部を取り 巻く第一の係止あご状部であって、前記第一の組みの係合あご状部の前記最大外 径よりも大きい最大外径を有する第一の係止あご状部と、 (iv)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の組 みの係合あご状部と前記医療装置との間にて前記軸部を取り巻く第二の係止あご 状部であって、前記第二の組みの係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大 外径を有する第二の係止あご状部とを備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能な締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上の前記定着手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記 定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から意図せずに非係 合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接続装置。 109.請求項108に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部が、 (a)前記第一の組みの係合あご状部がその上に配置される外径を有する末端 部分と、 (b)前記末端部分の前記外径よりも大きい外径を有する基端部分であって、 前記第二の組みの係合あご状部がその上に配置される基端部分とを備える、カテ ーテル接続装置。 110.請求項108に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する、第一の係止 スリーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、 その内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリ ーブの前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面が、選択 したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記 部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 111.請求項110に記載のカテーテル接続装置にして、前記環状の圧縮リン グが、前記第一の係止スリーブの前記基端に配置される、カテーテル接続装置。 112.請求項110に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリ ーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記第一の係止あ ご状部に対して半径方向内方に圧縮する形態とされた、カテーテル接続装置。 113.請求項108に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、 前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立 体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れら れ、その内部に該軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが該圧縮スリーブの 前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリーブの前記内面が、選択したカテーテ ルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分に対して 半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 114.その各々のカテーテルが他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の 組み合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテ ルであって、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有 する本体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置と の間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置に して、 (a)その基端にて前記医療器具に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であーって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を 伸長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき、該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択 したカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手 段とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にて該軸部を取り巻く複数の係合あご状部を備え、該連続的な複数の 係合あご状部の連続的な各々の1つが、前記軸部の前記末端に向けて寸法が縮小 する最大外径を有し、 (ii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記複数の係 合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって、前 記複数の係合あご状部の最大外径よりも大きい最大外径を有する係止あご状部と を備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能な締め付け手段であつて、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上の前記定着手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記 定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から意図せずに非係 合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接続装置。 115.請求項114に記載のカテーテル接続装置にして、前記複数の係合あご 状部が少なくとも3つの係合あご状部から成る、カテーテル接続装置。 116.請求項114に記載のカテーテル接続装置にして、前記係止あご状部が 、 (a)前記軸部を取り巻き且つ該軸部から外側コーナ部まで半径方向外方に伸 長する基端側の側壁と、 (b)前記軸部を取り巻き且つ前記第一の外側コーナ部と軸部との間を伸長す る截頭円錐形の上面とを更に備える、カテーテル接続装置。 117.請求項114に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた該選択したカテーテルが前記第一の係止スリーブ の前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面が選択したカ テーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分に 対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 118.請求項114に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、 前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立 体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れら れ、その内部に該軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが該圧縮スリーブの 前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリーブの前記内面が、選択したカテーテ ルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分に対して 半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 119.その各々のカテーテルが他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の 組み合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテ ルであって、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有 する本体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置と の間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置に して、 (a)その基端にて前記医療器具に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき、該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択 したカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手 段とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部を備え、該第一の組 みの係合あご状部の各々の1つが、前記軸部の前記末端に向けて寸法が縮小する 最大外径を有し、 (ii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組 みの係合あご状部の基端側にて該軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部を備 え、該第二の組みの係合あご状部の各々の1つが、前記軸部の前記末端に向けて 寸法が縮小する最大外径を有し、該第二の組みの係合あご状部の各々の1つが、 前記第一の組みの係合あご状部の各々の最大外径よりも大きい最大外径を有し、 該第一の組みの係合あご状部及び該第二の組みの係合あご状が、前記軸部の一部 により分離されており、 (iii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の 組みの係合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であ って、前記第二の組みの係合あご状部の各々の最大外径よりも大きい最大外径を 有する係止あご状部とを備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能な締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上の前記定着手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記 定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から意図せずに非係 合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接続装置。 120.請求項119に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた該選択したカテーテルが前記第一の係止スリーブ の前記通路内に配置されたとき、該第一の係止スリーブの前記内面が、選択した カテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分 に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 121.請求項120に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 選択したカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、前 記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記係止あご状部に対して半径方向内方 に圧縮し得るように、前記環状の圧縮リングが、前記第一の係止スリーブの前記 基端に配置される、カテーテル接続装置。 122.請求項120に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 選択したカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、前 記第一の組みの係合あご状部と前記第二の組みの係合あご状部との間にて前記選 択したカテーテルの本体壁の一部を圧縮し得るように、前記環状の圧縮リングが 、前記第一の係止スリーブの前記内面上に配置される、カテーテル接続装置。 123.請求項119に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組 立体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れら れ、その内部に該軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが該圧縮スリーブの 前記通路内に配置されたとき、前記圧縮スリーブの前記内面が、選択したカテー テルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記部分に対し て半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 124.その各々のカテーテルが他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の 組み合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択されたカテーテ ルであって、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内面とを有 する本体壁を備える該選択したカテーテルと流体の流れを受け入れる医療装置と の間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置に して、 (a)その基端にて前記医療器具に流体連通状態に取り付けられた剛性な管状 の軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸 長する外面とを有する剛性な管状の軸部と、 (b)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たとき、該選択したカテーテルの前記内面に係合し且つ前記軸部の上にて該選択 したカテーテルを係止し得るように前記軸部の前記外面の上に設けられた定着手 段とを備え、該定着手段が、 (i)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前 記末端の上にて該軸部を取り巻く係合球状体であって、前記選択したカテーテル の内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択したカテーテルの 内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する係合球状体と、 (ii)前記係合球状体の基端側にて前記軸部の前記末端の前記外面上を半径 方向外方に伸長する第一の組みの係合あご状部であって、前記係合球状体の前記 最大外径よりも大きい最大外径を有し、前記軸部の一部により前記係合球状体か ら分離された第一の組みの係合あご状部と、 (iii)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の 組みの係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部 であって、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有し且つ前記 軸部の一部により前記第一の組みの係合あご状部から分離された第二の組みの係 合あご状部とを備え、 (c)前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられ たときに作用可能な締め付け手段であって、前記選択したカテーテルの本体壁の 一部を前記軸部の上の前記定着手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記 定着手段と相互作用し、前記選択したカテーテルが前記軸部から意図せずに非係 合状態となるのを防止する締め付け手段を備える、カテーテル接続装置。 125.請求項124に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の組みの係 合あご状部及び前記第二の組みの係合あご状部の各々が、前記軸部の前記末端に 向けて縮小する最大外径を有する、カテーテル接続装置。 126.請求項124に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリー ブの前記通路内に配置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、選択 したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記 部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 127.請求項126に記載のカテーテル接続装置にして、前記選択したカテー テルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記 選択したカテーテルが該第一の係止スリーブの前記通路内に配置されたとき、前 記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記係合球状体に対して圧縮し得るよう に、前記環状の圧縮リングが、前記第一の係止スリーブの前記内面上に配置され る、カテーテル接続装置。 128.第一の二重内腔カテーテルが第一の材料から成り、第二の二重内腔カテ ーテルが第二の材料で出来ており、該第二の材料が該第一の材料よりも柔軟性の 程度が小さい、該第一の二重内腔カテーテル又は該第二の二重内腔カテーテルの 何れかから選択され、該選択した二重内腔カテーテルが、外面と、内面とを有す る本体壁と、該内面上に隔たった位置の間を伸長し、該本体壁内に長手方向に伸 長する2つの別個の流れ内腔を画成するカテーテルの仕切り壁とを備える、選択 した二重内腔カテーテルと貫通する流体の流れを受け入れる医療装置との間に流 体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて医療装置に流体連通状態に取り付けられた軸部であって、 空隙により分離された一対の隣接する分岐部分を有し、該分岐部分の各々が自由 な末端にて終端となり、露出した外面と、該分岐部分を貫通して伸長する通路を 画成する内面とを有する、軸部と、 (b)選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の各々 の末端が個々に受け入れられたとき、選択した二重内腔カテーテルの内腔の各々 の内面に係合し得るように前記分岐部分の各々の前記露出した外面に設けられた 保持手段であって、前記軸部上にて前記選択した二重内腔カテーテルを係止する ことを可能にする保持手段とを備え、該保持手段が、 (i)前記分岐部分の各々の前記露出した外面を横断し且つ該外面上にて半 径方向外方に伸長する係合あご状部であって、選択された二重内腔カテーテルの 前記それぞれの内腔内に前記軸部の前記分岐部分の各々の末端が個々に受け入れ られたとき、該選択した二重内腔カテーテルの内腔の各々に嵌まり得る寸法とさ れた最大外半径を有する係合あご状部と、 (ii)前記係合あご状部と前記医療装置との間にて前記分岐部分の各々の前 記露出した外面を横断し且つ該外面にて半径方向外方に伸長する係止あご状部と を備え、 (c)前記選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分 の前記末端が個々に受け入れられたときに作用可能な留め手段であって、前記選 択された二重内腔カテーテルの本体壁の一部を前記分岐部分の各々に設けられた 前記取り付け手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記取り付け手段と相 互作用し、前記選択されたカテーテルが前記軸部から意図せずに非係合状態とな るのを防止する留め手段とを備える、カテーテル接続装置。 129.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、前 記分岐部分の各々の前記露出した外面上にて半径方向外方に伸長する複数の係合 あご状部を更に備える、カテーテル接続装置。 130.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記留め手段が、第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐 部分の各々の前記末端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた 前記選択した二重内腔カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配置 されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、選択したカテーテルの本体 壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の一部に対して半径方向内方 に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 131.請求項130に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の係止スリ ーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記隣接する分岐 部分の各々に対して半径方向内方に圧縮し、前記隣接する分岐部分の間にて前記 選択したカテーテルの仕切り壁の少なくとも一部を圧縮する、カテーテル接続装 置。 132.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記留め手段が、前 記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体 が、 (a)末端と、基端とを有する第二の係止スリーブであって、該末端及び基端 の間を伸長する通路を画成する内面とを有する第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内に長手方向に配置された柔軟性の 圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して長手方向に 伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、 前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の各々の 前記末端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択した 二重内腔カテーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、該圧縮 スリーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上 に設けられた前記定着手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された、対向する組みの半径 方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 133.請求項132に記載のカテーテル接続装置にして、前記柔軟性の圧縮ス リーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記隣接する分 岐部分の各々に対して半径方向内方に圧縮し、前記隣接する分岐部分の間にて前 記選択したカテーテルの仕切り壁の少なくとも一部を圧縮する、カテーテル接続 装置。 134.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記第一の二重内腔 カテーテルの前記第一の材料がシリコーンである、カテーテル接続装置。 135.請求項128に記載のカテーテル接続装置にして、前記第二の二重内腔 カテーテルの前記第二の材料がポリウレタンである、カテーテル接続装置。 136.その各々のカテーテルが他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の 組み合わせを有する、3つ、又はより多数のカテーテルから選択された二重内腔 カテーテルであって、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内 面とを有する本体壁を備え、該選択した二重内腔カテーテルが、外面と、内面と を有する本体壁と、該内面上に隔たった位置の間を伸長し、該本体壁内に長手方 向に伸長する2つの別個の流れ内腔を画成する仕切り壁とを備える、該選択した 二重内腔カテーテルと貫通する流体の流れを受け入れる医療装置との間に流体密 のカップリング及び機械的な継手を形成するカテーテル接続装置にして、 (a)その基端にて医療装置に流体連通状態に取り付けられた軸部であって、 空隙により分離された一対の隣接する分岐部分を有し、該分岐部分の各々が自由 な末端にて終端となり、該分岐部分の各々が、露出した外面と、該分岐部分を貫 通して伸長する通路を画成する内面とを有する、軸部と、 (b)前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の 各々の末端が個々に受け入れられたとき、該選択した二重内腔カテーテルの内腔 の各々の内面に係合し得るように前記分岐部分の各々の前記露出した外面に設け られた把持手段であって、前記軸部上にて前記選択した二重内腔カテーテルを係 止することを可能にする把持手段と、 (c)前記選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分 の前記末端が個々に受け入れられたときに作用可能な保持手段であって、前記選 択された二重内腔カテーテルの本体壁の一部を前記分岐部分の各々に設けられた 前記把持手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記把持手段と相互作用し 、前記選択されたカテーテルが前記軸部から意図せずに非係合状態となるのを防 止する保持手段とを備える、カテーテル接続装置。 137.請求項136に記載のカテーテル接続装置にして、前記把持手段が、 (a)前記分岐部分の各々の露出した外面を横断し且つ該露出した外面の上に て半径方向外方に伸長する複数の係合あご状部であって、その各々が、前記軸部 の前記末端に向けて寸法が縮小する最大外半径を有する複数の係合あご状部を備 え、前記選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の前 記末端が個々に受け入れられたときに、該係合あご状部の少なくとも一部が、該 選択した二重内腔カテーテルの内腔の各々の内腔内に嵌まり得るような前記係合 あご状部の寸法とされ、 (b)前記係合あご状部と前記医療装置との間にて前記分岐部分の各々の露出 した外面を横断し且つ該露出した外面の上にて半径方向外方に伸長する係止あご 状部であって、前記係合あご状部の各々の前記最大外半径よりも大きい最大外半 径を有する係止あご状部を備える、カテーテル接続装置。 138.請求項136に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する、第一の係止 スリーブを備え、前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分 岐部分の各々の前記末端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れ た前記選択した二重内腔カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配 置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、前記選択したカテーテル の本体壁の一部を前記軸部に設けられた前記把持手段の一部に対して半径方向内 方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 139.請求項137に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、前 記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体 が、 (a)基端と、末端とを有する第二の係止スリーブであって、該基端及び該末 端の間を伸長する通路を画成する内面を有する、第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置された柔軟性 の圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して伸長する 通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記選択した二 重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の前記末端が個々に受け入 れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択した二重内腔カテーテルが前 記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、前記圧縮スリーブの前記内面が 、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部に設けられた前記把持手段 の前記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された、対向する組みの半径 方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 140.請求項139に記載のカテーテル接続装置にして、前記柔軟性の圧縮ス リーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記隣接する分 岐部分の各々に対して半径方向内方に圧縮し、前記隣接する分岐部分の間にて前 記選択したカテーテルの仕切り壁の少なくとも一部を圧縮する、カテーテル接続 装置。 141.各々のカテーテルが他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の独特 の組み合わせを有する、2つ、又はより多数の二重内腔カテーテルから選択され 、該選択した二重内腔カテーテルが、外面と内面とを有する本体壁を備え、該二 重内腔カテーテルが、該内面上の隔たった位置の間を伸長して、該本体壁内にて 長手方向に伸長する2つの別個の流体の流れ内腔を画成する仕切り壁を更に備え 、 各々のカテーテルが他方のカテーテルと異なる寸法及び材料組成の独特の組み 合わせを有する、2つ、又はより多数のカテーテルから選択され、該選択した単 一内腔カテーテルが、外面と、長手方向に伸長する流体の流れ内腔を画成する内 面とを更に備え、該選択した二重内腔カテーテルと2つの別個の選択した単一内 腔カテーテルとの間に流体密のカップリング及び機械的な継手を形成するカーテ ル変換装置にして、 (a)第一の端部と反対側の第二の端部とを有するアダプタと、 (b)該アダプタの前記第一の端部に配置された二重内腔カテーテルとを備え 、該二重内腔カテーテルが、 (i)前記第一の端部にて前記アダプタに流体連通状態に取り付けられた軸 部であって、空隙により分離された一対の隣接する分岐部分を有し、該分岐部分 の各々が自由な末端にて終端となり、露出した外面と、該分岐部分を貫通して伸 長する通路を画成する内面とを有する、軸部と、 (ii)選択した二重内腔カテーテルの内腔内のそれぞれに前記分岐部分の各 々の末端が個々に受け入れられたとき、選択した二重内腔カテーテルの内腔の各 々の内面に係合し得るように前記分岐部分の各々の前記露出した外面に設けられ た把持手段であって、前記軸部上にて前記選択した二重内腔カテーテルを係止す ることを可能にする把持手段と、 (iii)選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分 の前記末端が個々に受け入れられたときに作用可能な保持手段であって、前記選 択された二重内腔カテーテルの本体壁の一部を前記分岐部分の各々に設けられた 前記把持手段の一部に対して半径方向内方に圧縮し、前記把持手段と相互作用し 、前記選択されたカテーテルが前記軸部から意図せずに非係合状態となるのを防 止する保持手段とを備え、 (c)前記アダプタの前記第二の端部に配置された一対の単一内腔カテーテル の接続装置を備え、該単一内腔カテーテルの各々が、前記二重内腔カテーテルの 接続装置の前記通路と流体連通状態にあり、前記単一内腔カテーテル接続装置の 各々が、 (i)その基端にて前記アダプタの前記第二の端部に取り付けられた剛性な 軸部であって、前記基端と反対側の自由な末端と、該基端及び末端との間を伸長 する外面とを有する剛性な軸部と、 (ii)前記選択した単一内腔カテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受 け入れられたとき、該選択した単一内腔カテーテルの前記内面に係合し且つ前記 軸部の上にて該選択した単一内腔カテーテルを係止し得るように前記軸部の前記 外面の上に設けられた定着手段と、 (iii)前記選択した単一内腔カテーテルの前記内腔内に前記軸部の前記末 端が受け入れられたとき作用可能な締め付け手段であって、前記選択した単一内 腔カテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の一部に 対して半径方向内方に圧縮し、前記定着手段と相互作用して、前記選択した単一 内腔カテーテルが前記軸部から意図せずに非係合状態となるのを防止する締め付 け手段とを備える、カテーテル接続装置。 142.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記把持手段が、 (a)前記分岐部分の各々の露出した外面を横断し且つ該露出した外面の上に て半径方向外方に伸長する複数の係合あご状部であって、その各々が、前記軸部 の前記末端に向けて寸法が縮小する最大外半径を有する複数の係合あご状部を備 え、前記選択された二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の前 記末端が個々に受け入れられたときに、該係合あご状部の少なくとも一部が、該 選択した二重内腔カテーテルの内腔の各々の内腔内に嵌まり得るような前記係合 あご状部の寸法とされ、 (b)前記係合あご状部と前記医療装置との間にて前記分岐部分の各々の露出 した外面を横断し且つ該露出した外面の上にて半径方向外方に伸長する係止あご 状部であって、前記係合あご状部の各々の前記最大外半径よりも大きい最大外半 径を有する係止あご状部を備える、カテーテル接続装置。 143.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、第 一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を有する、第一の係止 スリーブを備え、前記選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分 岐部分の各々の前記末端が個々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れ た選択した二重内腔カテーテルが前記第一の係止スリーブの前記通路内に配置さ れたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本 体壁の一部を前記軸部に設けられた前記把持手段の一部に対して半径方向内方に 圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 144.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記保持手段が、前 記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組立体 が、 (a)末端と、基端とを有する第二の係止スリーブであって、該末端及び該基 端の間を伸長する通路を画成する内面を有する、第二の係止スリーブと、 (b)前記第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置された柔軟性 の圧縮スリーブであって、末端と、基端と、該圧縮スリーブを貫通して長手方向 に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧縮スリーブとを備え、前記 選択した二重内腔カテーテルのそれぞれの内腔内に前記分岐部分の前記末端が個 々に受け入れられ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択した二重内腔カテ ーテルが前記圧縮スリーブの前記通路内に配置されたとき、前記圧縮スリーブの 前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部上に設けられた 前記把持手段の前記部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された、対向する組みの半径 方向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 145.請求項144に記載のカテーテル接続装置にして、前記柔軟性の圧縮ス リーブの前記内面が、前記選択したカテーテルの本体壁の一部を前記隣接する分 岐部分の各々に対して半径方向内方に圧縮し、前記隣接する分岐部分の間にて前 記仕切り壁の少なくとも一部を圧縮する、カテーテル接続装置。 146.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記定着手段が、 (a)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記軸部の前記 末端の上にて該軸部を取り巻く第一の組みの係合あご状部であって、前記選択し たカテーテルの内腔内に前記軸部の前記末端が受け入れられたとき、該選択した カテーテルの内腔内に嵌まり得る寸法とされた最大外径を有する第一の組みの係 合あご状部と、 (b)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第一の組み の係合あご状部の基端側にて前記軸部を取り巻く第二の組みの係合あご状部であ って、前記第一の組みの係合あご状部よりも大きい最大外径を有する第二の組み の係合あご状部と、 (c)前記軸部の前記外面の上にて半径方向外方に伸長し且つ前記第二の組み の係合あご状部と医療装置との間にて前記軸部を取り巻く係止あご状部であって 、 前記第二の組みの係合あご状部の前記最大外径よりも大きい最大外径を有する係 止あご状部とを備える、カテーテル接続装置。 147.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、第一の締結組立体を備え、該第一の締結組立体が、 (a)基端と、末端とを有する第一の係止スリーブであって、該第一の係止ス リーブを貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面を備える第一の係止ス リーブを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れられ、そ の内部に前記軸部を受け入れた前記選択したカテーテルが前記第一の係止スリー ブの前記通路内に配置されたとき、前記第一の係止スリーブの前記内面が、選択 したカテーテルの本体壁の一部を前記軸部の上に設けられた前記定着手段の前記 部分に対して半径方向内方に圧縮し、 (b)前記第一の係止スリーブの前記内面から内方に伸長する環状の圧縮リン グを備える、カテーテル接続装置。 148.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、前記選択したカテーテルに対応する第二の締結組立体を備え、該第二の締結組 立体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第二の係止スリーブと、 (b)該第二の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記選択したカテーテルの内腔内に前記軸部が受け入れら れ、その内部に前記軸部を受け入れた前記選択されたカテーテルが前記圧縮スリ ーブの前記通路内に配置されたとき、該圧縮スリーブの前記内面が、前記選択し たカテーテルの本体壁の一部を前記軸部上に設けられた前記定着手段の前記部分 に対して半径方向内方に圧縮し、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 149.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記締め付け手段が 、前記選択したカテーテルに対応する第三の締結組立体を備え、該第三の締結組 立 体が、 (a)末端と、基端と、該末端及び該基端の間を伸長する通路を画成する内面 とを有する第三の係止スリーブと、 (b)該第三の係止スリーブの前記通路内にて長手方向に配置され、末端と、 基端と、貫通して長手方向に伸長する通路を画成する内面とを有する柔軟性の圧 縮スリーブとを備え、前記圧縮スリーブの前記内面が、 (i)前記圧縮スリーブの前記通路内に前記軸部が受け入れられたとき、前 記選択したカテーテルの本体壁の一部を取り巻き且つ該本体壁の一部を前記第一 の組みの係合あご状部の少なくとも一部に対して半径方向内方に圧縮し得るよう に、前記末端に配置された内径を有する環状の第一の部分と、 (ii)前記第一の部分の前記内径よりも大きい内径を有する環状の第二の部 分であって、前記圧縮スリーブの前記通路内に前記軸部が受け入れられたとき、 前記第二の組みの係合あご状部の少なくとも一部を取り巻き得るように、前記基 端に配置された環状の第二の部分とを備え、 (c)前記第二の係止スリーブの前記基端に配置された対向する組みの半径方 向に変位可能で且つ弾性的なC字形クランプを備える、カテーテル接続装置。 150.請求項141に記載のカテーテル接続装置にして、前記軸部が、 (a)前記第一の組みの係合あご状部がその上に配置される外径を有する末端 部分と、 (b)該末端部分の前記外径よりも大きい外径を有する基端部分とを備え、前 記第二の組みの係合あご状部が該基端部分の上に配置される、カテーテル接続装 置。
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