JP2000513338A - 経皮粒子送達に使用するための高密度化された粒子組成物を提供する方法 - Google Patents

経皮粒子送達に使用するための高密度化された粒子組成物を提供する方法

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Abstract

(57)【要約】 高密度化処理された薬学組成物を提供するための方法が提供される。この方法は、非高密度化薬学粉体または粒子状処方物を、針なしシリンジを用いる経皮送達に最適な高密度化粒子に変換するために使用される。この方法はまた、粉体および粒子状処方物の密度および粒子サイズを、続くそれの経皮送達のために最適化するために使用される。本発明の方法によって形成された高密度化薬学組成物もまた、提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 経皮粒子送達に使用するための高密度化された粒子組成物を提供する方法技術分野 本発明は、加工された薬学組成物を高密度化するための方法に関する。より詳 細には、本発明は、高密度でない粒子状薬学組成物(例えば、凍結乾燥または噴 霧乾燥技術を使用して調製された組成物)からの、高密度な、実質的に固体の粒 子を形成するための方法に関する。この方法を使用して得られた高密度化された 組成物は、針なしのシリンジシステムからの経皮粒子送達に特に適する。発明の背景 皮膚表面を介する薬物の送達能力(経皮送達)は、経口または非経口送達技術 を超える多くの利点を提供する。詳細には、経皮送達は、伝統的な薬物投与シス テムに対して、安全、好都合、および非侵襲性の代替物を提供する。これは、経 口送達に関連した主要な問題(例えば、吸収および代謝の可変速度、胃腸管刺激 、および/または苦みもしくは好ましくない薬物味)を好都合に回避する。経皮 送達はまた、非経口送達に関連する問題(例えば、針による痛み、処置された個 体への感染の導入の危険性、事故的な針芯および使用済みの針の処分により引き 起こされる保健医療作業者の汚染または感染の危険性)を回避する。さらに、こ のような送達は、投与される薬物の血中濃度にわたり高度な制御を提供する。 しかし、その明らかな利点にもかかわらず、経皮薬物送達には、それ自身の固 有の多数のロジスティックな問題を提示する。インタクトな皮膚を介する薬物の 受動的な送達は、薬物が血液またはリンパ系に浸透するために、多数の構造的に 異なる組織(角質層、生存可能な表皮、真皮層、および毛細管壁)を介する分子 の輸送を必然的に必要とする。従って、経皮送達システムは、各組織型により示 される種々の抵抗を克服し得なければならない。上記の点において、受動的な経 皮送達に対する多くの代替物が開発されている。これらの代替物は、皮膚浸透増 強剤、または皮膚透過性を増加するための「透過増強剤」、ならびにイオントフ ォレーシス、エレクトロポレーション、または超音波の使用のような非化学的態 様の使用を含む。しかし、このような技術は、しばしば、皮膚刺激または皮膚感 作のような所望でない副作用を引き起こす。従って、伝統的な経皮送達方法を使 用して安全に有効に投与され得る薬物の数は、限られたままである。 より最近では、インタクトな皮膚への制御された用量およびインタクトな皮膚 を介する制御された用量における固形薬物含有粒子を発射するための針なしシリ ンジの使用を必要とする新規の経皮薬物送達システムが、記載されている。詳細 には、「経皮薬物送達」と表題され、そしてBellhouseらにより1995年6月7日 に出願された、一般に譲渡された米国特許出願第08/474,367号は、超音波気体流 中で運ばれる薬学粒子を送達する針なしシリンジを記載する。針なしシリンジは 、粉体化薬物化合物および粉体化薬物組成物の経皮送達、生細胞への遺伝的物質 の送達(例えば、遺伝子治療)、および皮膚、筋肉、血液、またはリンパへの生 物薬剤の送達のために使用される。針なしシリンジはまた、薬物および生物製剤 を、器官表面、固形腫瘍、および/または外科的腔(例えば、腫瘍基盤(tumor bed)または腫瘍摘出後の空洞)に送達するために、手術と組合わせて使用され 得る。理論的には、実質的に固体の、粒子状形態で調製され得る実際的に任意の 薬剤が、このようなデバイスを使用して、安全にそして容易に送達され得る。 1つの特定の針なしシリンジは、一般に、最初にノズルを通して通路を閉じ、 そしてノズルの上流末端に実質的に隣接するように配置された破裂性膜を有する 伸長した管状のノズルを含む。送達される治療剤の粒子は、破裂性膜に隣接して 配置され、そしてエネルギーを与える手段を使用して送達される。この手段は、 膜の下流末端からの送達のためのノズルを通して、膜の上流側に、膜を破裂させ そして超音波気体流(薬学粒子を含む)を生成するために十分な気体圧を提供す る。従って、粒子は、破裂性膜の破裂において容易に入手可能であるマッハ1と マッハ8との間の送達速度で、針なしシリンジから送達され得る。 別の針なしシリンジの配置は、一般に上記と同様の要素を含む。但し、超音波 気体流内で運ばれる薬学粒子を有する代わりに、ノズルの下流末端が、静止の「 内に向いた(inverted)」位置(ここで、隔壁は、薬学粒子を含むために下流面 に陥没部を提供する)と活性の「外に裏返った(everted)」位置(ここで、 隔壁の上流面に適用された超音波衝撃波の結果として、隔壁は、下流面に外向き に突出する)との間で移動可能である双安定の隔壁と共に提供される。このよう にして、隔壁の陥没部内に含まれた薬学粒子は、それらの経皮送達のためのデバ イスから、標的化された皮膚または粘膜表面へ、超音波初速度で放出される。 上記の針なしシリンジ配置を使用する経皮送達は、一般に0.1と250μmとの間 の範囲のおよそのサイズを有する粒子を用いて実行される。薬物送達のために、 最適の粒子サイズは、通常少なくとも約10から15μm(典型的な細胞のサイズ) である。遺伝子送達のために、最適の粒子サイズは、一般には、10μmより実質 的に小さい。約250μmより大きい粒子もまた、デバイスから送達され得、上限 は、粒子のサイズが皮膚細胞に有害に損傷を与え得る点である。送達される粒子 が浸透する実際の距離は、粒子サイズ(例えば、ほぼ球状の粒子幾何学を仮定し て名目の粒子直径)、粒子密度、粒子が皮膚表面に衝撃を与える初速度、および 皮膚の密度および動粘性係数に依存して浸透し得る。この点において、針なし注 入における使用のための最適な粒子密度は、一般に、約0.1と25g/cm3との間の範 囲、好ましくは、約0.8と1.5g/cm3との間、そして注入速度は一般に約200と3,00 0m/秒との間の範囲である。 針なしシリンジの特に特有の特徴は、送達される粒子の浸透深度を密に制御す る能力である。それにより、薬物の種々の部位への標的化された投与を可能にす る。例えば、粒子特性および/またはデバイス操作パラメーターが、皮内送達の ための約1mm未満の浸透深度、または皮下送達のための約1〜2mmの浸透深度を提 供するように選択され得る。1つのアプローチは、約2と10kg/秒/mとの間、そし てより好ましくは約4と7kg/秒/mとの間の運動量密度(例えば、粒子前面面積で 割った粒子運動量)を提供するための粒子サイズ、粒子密度、および初速度の選 択を必要とする。運動量密度にわたるこのような制御は、薬学粒子の正確に制御 された、組織選択的送達を可能にする。 従って、広範な種々の薬学組成物から約0.1〜150μmの平均サイズを有する十 分に高密度な粒子(約0.8〜1.5g/cm3の密度を有する)を調製するための確実な 方法を提供する必要性がある。従って、高密度化された薬学粒子が、針なしシリ ンジシステムを用いて被験体に経皮送達され得る。発明の要旨 本発明の1つの実施態様において、薬学粉体または粒子状処方物(例えば、超 音波速度での経皮送達に必要とされる粒子密度未満を有する)を、針なしシリン ジを用いる経皮送達に最適である高密度化粒子に変換するための方法が提供され る。このような粒子は、約0.1〜約25g/cm3の範囲、好ましくは約0.5〜約3.0g/cm3 の範囲、および最も好ましくは約0.8〜約1.5g/cm3の範囲の最適粒子密度を有す る。高密度化粒子は処理され、約0.1〜約250μmの範囲、好ましくは約0.1〜約1 50μmの範囲、および最も好ましくは約20〜約60μmの範囲の最適粒子サイズが 得られる。本方法は、高圧力、そして必要に応じて真空を用いる薬学組成物の圧 縮(compaction)を必要とし、組成物を高密度化する。次いで、生じる圧縮され た物質は、従来の方法を用いてサイズ減少され、最適サイズの高密度化粒子が提 供される。 本発明の関連した実施態様において、上記の圧縮およびサイズ減少技術を用い て上記の範囲内にある粒子サイズおよび密度特徴を有する粒子状薬学組成物の密 度および粒子サイズを最適化する方法が提供される。この様式において、最適化 粒子が、針なしシリンジを用いて超音波速度で送達された場合に得られる浸透深 度は、標的化内皮送達(例えば、粒子サイズおよび密度が、約1mm未満の浸透に 最適化される)または皮下送達(例えば、粒子サイズおよび密度が約1〜2mmの 浸透に最適化される)を提供するために調製され得る。 さらに関連する実施態様において、本発明は、凍結乾燥または噴霧乾燥された 生物薬学組成物(biopharmaceutical composition)の粒子サイズおよび密度を 最適化する方法に関する。この方法は、高密度化物質を得るために凍結乾燥また は噴霧乾燥された薬学粉体の圧縮を必要とする。次いで、高密度化物質は、再製 粉されて組成物を産生し得る。この組成において、個々の粒子は理論的最大密度 に接近し、従って針なしシリンジから送達される場合の超音波速度の衝撃による 送達および超音波速度での皮膚への浸透に最適である。特定の実施態様において 、凍結乾燥した組換えヒト成長ホルモン(rhGH)粉体は高密度化され、約20〜50 μmの範囲および約0.8〜1.5g/cc3の密度を有する粒子が得られる。高密度化rhG H 粒子は、針なしシリンジデバイスからの送達に理想的に適切である。 本発明のこれらおよび他の実施態様は、本明細書中の開示を参照すれば当業者 に容易に思い浮かぶ。図面の簡単な説明 図1は、針なし注入によって凍結乾燥したrhGH粉体を投与された動物(▲)、 針なし注射によって高密度化rhGH粒子(本発明の方法によって調製された)を投 与された動物(■)、または皮下注入によって凍結乾燥したrhGH粉体(●)を投 与された動物における組換えヒト成長ホルモン(rhGH)のインビボでの血清レベ ルの平均の比較を示す。好ましい実施態様の詳細な説明 本発明を詳細に説明する前に、本発明は、特定の粒子状薬学処方物またはプロ セスのパラメーターに制限されず、それ自体が、もちろん改変され得ることが理 解されるべきである。本明細書中で用いられる専門用語は、本発明の特定の実施 態様を記載するためだけのものであり、制限する意図はないこともまた、理解さ れるべきである。 本明細書中に引用されるすべての刊行物、特許、および特許出願は、前出のも のでも後出のものでも、その全体が本明細書中に参考として援用される。 本明細書および添付の請求の範囲で用いられるように、単数の形態「a」、[a n」、および「the」は、その内容がそうでないことを明らかに指示しない限りは 、複数の対象を含むことに注意されなければならない。従って、例えば、「薬剤 」に関しては、2つ以上の薬剤の混合物を含み、「賦形剤」に関しては、2つ以 上の賦形剤の混合物を含む、などである。A.定義 他に定義されない限りは、本明細書中で用いられるすべての技術的および科学 的用語は、本発明に関係する当業者に通常理解されているものと同じ意味を有す る。本明細書中に記載されるものと類似または同等の多数の方法および材料が、 本発明の実施に使用され得るが、好ましい材料および方法が本明細書中に記載さ れる。 本発明の記載において、以下の用語が使用され、そして以下に示されるように 定義されることが意図される。 「経皮」送達によって、発明者らは、経皮(または「皮膚を通して」)および 経粘膜投与の両方(すなわち、皮膚または粘膜組織を介する薬物または薬剤の通 過によって送達される)を含むことを意図する。例えば、Transdermal Drug Del ivery:Developmental Issues and Research Initiatives,HadgraftおよびGuy( 編)、Marcel Dekker,Inc.,(1989);Controlled Drug Delivery:Fundamentals and Applications,RobinsonおよびLee(編)、Marcel Dekker Inc.,(1987); およびTransdermal Delivery of Drugs,第1〜3巻、KydonieusおよびBerner( 編)、CRC Press,(1987)を参照のこと。「経皮」送達の文脈において本明細書 中に記載される本発明の局面は、他に特定されない限り、経皮および経粘膜送達 の両方への適用を意味する。すなわち、本発明の組成物、システム、および方法 が、他に明白に規定されない限りは、送達の経皮および経粘膜様式に等しく適用 可能であると考えられるべきである。 本発明で用いられる場合、用語「薬物」または「薬剤」は、生物(ヒトまたは 動物)に投与された場合に、局所および/または全身性作用による所望の薬理学 的および/または生理的効果を誘導する要件の任意の化合物または組成物を意図 する。従って、この用語は、薬物として伝統的にみなされる化合物または化学物 質、ならびにペプチド、ホルモン、核酸、遺伝子構築物などのような分子を含む 生理薬剤的を含む。より詳細には、用語「薬物」または「薬剤」は、すべての主 要な治療領域における使用のための化合物または組成物を含み、以下を含むがそ れらに限定されない:抗生物質および抗ウイルス剤のような抗感染剤;鎮痛薬お よび鎮痛薬の組合せ;局所および全体麻酔薬;拒食症薬(anorexics);抗関節 炎薬;抗喘息薬;抗痙攣薬;抗鬱剤;抗ヒスタミン剤;抗炎症剤;制嘔吐剤;抗 悪性腫瘍薬;鎮痒薬;抗精神病薬;解熱剤;鎮痙薬;循環器調製物(カルシウム チャンネルブロッカー、βブロッカー、βアゴニスト、および抗不整脈薬を含む );降圧剤;利尿剤;血管拡張剤;中枢神経系刺激剤;咳および風邪調製物; 消炎剤;診断薬;ホルモン;骨成長刺激剤および骨吸収阻害剤;免疫抑制剤;筋 弛緩剤;覚醒剤;鎮痛剤;精神安定剤;タンパク質、ペプチドおよびそのフラグ メント(天然に存在するか、化学的に合成されるか、または組換え的に産生され る);ならびに核酸分子(2つ以上のヌクレオチドの重合形態、二本鎖および一 本鎖分子の両方を含むリボヌクレオチド(RNA)またはデオキシリボヌクレオチ ド(DNA)のいずれか、遺伝子構築物、発現ベクター、アンチセンス分子など) 。 上記の薬物または薬剤(単独または他の薬物または薬剤との組合せ)は、代表 的には、薬学組成物として調製され、これらは、キャリア、ビヒクル、および/ または賦形剤のような1つ以上の添加された物質を含み得る。「キャリア」、「 ビヒクル」、および「賦形剤」は、一般的には、実質的に不活性な物質をいい、 これらは無毒であり、そして有害な様式で組成物の他の成分と相互作用しない。 これらの物質は、噴霧乾燥または凍結乾燥技術によって調製されるもののような 特定の薬学組成物中の固体の量を増加させるために使用され得る。適切なキャリ アの例としては、水、シリコン、ゼラチン、ワックスなどのような物質が挙げら れる。通常使用される「賦形剤」の例としては、薬学的グレードのデキストロー ス、スクロース、ラクトース、トレハロース、マンニトール、ソルビトール、イ ノシトール、デキストラン、デンプン、セルロース、リン酸ナトリウムおよびリ ン酸カルシウム、硫酸カルシウム、クエン酸、酒石酸、グリシン、高分子量ポリ エチレングリコール(PEG)、ならびにそれらの組合せが挙げられる。 「遺伝子送達」は、外来DNAを宿主細胞に信頼的に挿入するための方法または システムをいう。このような方法は、組み込まれていない移入DNAの発現、移入 レプリコン(例えば、エピソーム)の染色体外複製および発現、または宿主細胞 のゲノムDNAへの移入遺伝物質の組み込みを生じ得る。 「ベクター」によって、任意の遺伝的要素(例えば、プラスミド、ファージ、 トランスポゾン、コスミド、染色体、ウイルス、ビリオンなど)が意味される。 これらは、適切な制御エレメントと関連する場合に複製され得、そして細胞間で 遺伝子配列を転移し得る。B.一般的な方法 1つの実施態様において、本発明は、低密度の粒子状薬学調製物から高密度粒 子を形成する手順を必要とする。特に、タンパク質またはペプチドのような繊細 な分子から薬学粒子を調製するための製造プロセスは、中空球状または開口格子 モノリス構造のいずれかを有する低密度粒子を一般に生じる。このような粒子は 、針なしシリンジ送達システムにおける使用にあまり適切ではない。ここで、粒 子は、音速の数倍への突然加速ならびに皮膚および組織との衝撃、ならびに皮膚 および組織の通過を耐えるに十分な物理的強度を有さなければならない。 薬剤、特に熱感受性生物薬学粒子を調製するための一般的な方法の1つは、凍 結乾燥(冷凍-乾燥)である。凍結乾燥は、物質から水分を除去するための技術 に関し、そして非常に低い温度での迅速な冷凍、およびそれに続く高真空での昇 華による迅速な脱水を含む。この技術は、代表的には、開口マトリックス構造を 有する低密度の多孔性粒子を生じる。このような粒子は化学的に安定であるが、 水性環境に誘導される場合、迅速に再構築(分解および/または溶液への運搬) される。凍結乾燥粒子として入手可能な例示的な生物薬学は、以下を含む:組換 ch,S.San Francisco,CA)。 繊細または熱感受性の生物粒子とともにしばしば使用される薬学粒子を調製す るための別の方法は、噴霧乾燥である。噴霧乾燥は、ノズル、回転ディスク、ま たは他のデバイスを用いる、1つ以上の固体の溶液の微粒化、およびそれに続く 液滴からの溶媒の蒸発に関連する。より詳細には、噴霧乾燥は、高分散型液体薬 学調製物(例えば、溶液、スラリー、エマルジョンなど)と適切な量の熱空気を 組み合わせて、液状液滴の蒸発および乾燥を行うことを含む。噴霧乾燥した薬剤 は、一般的には、頻繁に中空である同種の球状粒子として特徴づけられる。この ような粒子は低い密度を有し、そして迅速な速度の溶解を示す。噴霧乾燥技術を 用いて調製される例示的な熱感受性薬剤としては、以下が挙げられる:アミノ酸 ;オーレオマイシン、バシトラシン、ペニシリン、およびストレプトマイシンの ような抗生物質;アスコルビン酸;カスカラ抽出物;ペプシンおよび類似の酵素 ;タンパク質加水分解物;ならびにチアミン。 噴霧乾燥および凍結乾燥した薬学粒子が粉砕または製粉される場合、それらは 、非常に小さくて軽い非高密度な粒子を生じ、これらは、皮膚または粘膜組織を 通しての送達にはあまり適切ではない。特に、このような粒子は、針なしシリン ジから送達される場合、しばしば軽すぎて、インタクトな皮膚を貫通する(例え ば、角質層を通過する)のに必要な運動量を有さず、従って、全身性循環に浸透 できない。この点において、角質層は、高密度に封入された高ケラチン化細胞の 薄い層であり、一般的には、約10〜15μmの厚さであり、そしてヒト身体のほと んどを覆っている。従って、角質層は、経皮送達された粒子が通過せねばならな い一次皮膚障壁を提供する。 従って、本発明の方法は、そのような調製物を高密度化して、針なしシリンジ からの送達のためにずっとより良好に適した粒子(例えば、約50μmのサイズお よび少なくとも約0.8〜1.5g/cc3の密度を有する実質的に固体の粒子)を提供す ることを伴う。特に、噴霧乾燥または凍結乾燥により提供される開放格子(open lattice)または中空シェル粒子は、加熱または剪断なしに濃縮されて、密な物 質を提供し、これは粉砕され得るか、またはそうでなければサイズ減少され得、 針なし注射による送達のために適切なサイズおよび密度の両方の特徴を有する薬 学的粒子を生じ得る。 噴霧乾燥または凍結乾燥された粉体の濃縮は、適切な圧力での圧縮により実施 される(例えば、油圧プレス、錠剤化プレス、またはロータリープレス)。ここ で、粉体は、約1,000〜24,000ポンド/平方インチ(0.5〜12トン/平方インチ) で、適切な時間圧縮される。圧縮は、所望であれば、真空下で実施され得る。次 いで、得られる圧縮された物質は、可視的に破砕されるまで粗く再粉砕される。 次いで、粒子サイズは、約20〜50μmの平均サイズまで減少されて、ほぼ0.8〜1 .5g/cc3の密度を生じる。粒子サイズの減少は、以下を含むがそれらに限定され ない当該分野において周知の方法を使用して実施され得る:ローラーミル、ボー ルミル、ハンマーミルもしくは衝撃ミル、アトリションミル、ふるい分け、超音 波処理、またはその組み合わせ。圧縮パラメーターおよび粒子サイズ分けは、当 然、使用される出発物質、所望される標的粒子のサイズおよび密度などの考慮に 依存して変動する。出発物質は、針なしシリンジにおける使用のためにより最適 なサイズおよび密度特徴を得るために変化させることが所望される粒子サイズお よび密度を有する、任意の薬学的調製物であり得る。 実際の粒子密度、または「絶対密度」は、ヘリウム比重びん法などのような公 知の定量技術を使用して容易に確認され得る。あるいは、包絡密度(envelope d ensity)測定が、粒子薬学的組成物の適切な高密度化を評価するために使用され 得る。包絡密度情報は、不規則なサイズおよび形状の多孔性物体の密度の特徴付 けにおいて有用である。包絡密度、または「かさ密度」は、その体積で割られた 物体の質量である。ここで体積は、その細孔および小空隙の体積を含む。ろう浸 透(wax immersion)、水銀押しのけ量(mercury displacement)、吸水、およ びみかけ比重技術を含む、包絡密度を決定する多数の方法が、当該分野において 公知である。多数の適切なデバイスもまた包絡密度を決定するために利用可能で ある(例えば、Micromeritics Instrument Corpから入手可能であるGeoPycTMMod el 1360)。サンプル薬学的組成物の絶対密度と包絡密度との間の差は、サンプ ルの%総多孔度および比細孔容積についての情報を提供する。本発明の実施にお いて、多孔性粒子薬学的組成物の圧縮は、一般に、多孔性の減少、および付随す る包絡密度の増加を生じる。 従って、この方法は、約0.1〜約250μm、好ましくは約0.1〜約150μm、およ び最も好ましくは約20〜約60μmの範囲のサイズ;ならびに約0.1〜約25g/cm3、 好ましくは約0.5〜約3.0g/cm3、および最も好ましくは約0.8〜約1.5g/cm3の範囲 の粒子密度を有する粒子を得るために使用され得る。 上記の方法はまた、上記の範囲内に入る粒子サイズおよび密度特徴を有する粒 子薬学的組成物の密度および粒子サイズを最適化するために使用され得る。この 方法において、最適化された粒子が、針なしシリンジを使用して、超音波速度で 送達される場合に得られる浸透深度は、標的化された皮内送達(例えば、粒子サ イズおよび密度は、約1mm未満の浸透のために最適化される)または皮下送達 (例えば、粒子サイズおよび密度は、約1〜2mmの浸透のために最適化される) を提供するように調整され得る。 しかし、本明細書中上記で示したように、本発明は、ペプチド、ポリペプチド 、タンパク質、および他のそのような生物学的分子の熱感受性生物薬学的調製物 から、最適化された密度を有する高密度化された粒子を調製するために、特に適 している。本発明の方法を使用して高密度化され得る例示的なペプチドおよびタ ンパク質処方物は、限定なしに、以下を含む:インスリン;カルシトニン;オク トレオチド;エンドルフィン;リプレシン(liprecin);下垂体ホルモン(例え ば、ヒト成長ホルモンおよび組換えヒト成長ホルモン(hGHおよびrhGH)、HMG、 酢酸デスモプレシンなど);濾胞ルテオイド(follicle luteoid);増殖因子( 例えば、増殖因子放出因子(GFRF)、ソマトスタチン、ソマトトロピン、および 血小板由来因子);アスパラギナーゼ;絨毛性生殖刺激ホルモン;コルチコトロ ピン(ACTH);エリトロポエチン(EPO);エポプロステノール(血小板凝集阻 害因子);グルカゴン;インターフェロン;インターロイキン;メノトロピン( 尿性卵胞性刺激ホルモン、濾胞刺激ホルモン(FSH)、および黄体形成ホルモン (LH));オキシトシン;ストレプトキナーゼ;組織プラスミノーゲンアクチベ ーター(TPA);ウロキナーゼ;バソプレシン;デスモプレシン;ACTHアナログ ;アンギオテンシンIIアンタゴニスト;抗利尿ホルモンアゴニスト;ブラジキニ ンアンタゴニスト;CD4分子;抗体分子および抗体フラグメント(例えば、Fab、 Fab2、Fv、およびsFv分子);IGF-1;神経栄養因子;コロニー刺激因子;副甲状 腺ホルモンおよびアゴニスト;副甲状腺ホルモンアンタゴニスト;プロスタグラ ンジンアンタゴニスト;プロテインC;プロテインS;レニンインヒビター;血 栓溶解因子(thrombolytic);腫瘍壊死因子(TNF);ワクチン(特にペプチド ワクチン(サブユニットおよび合成ペプチド調製物を含む));バソプレシンア ンタゴニストアナログ;およびα-1抗トリプシン。さらに、後の遺伝子送達にお ける使用のためのベクターまたは遺伝子構築物の高密度でない調製物もまた、本 発明の方法を使用する高密度化のために特に良好に適している。C.実験 以下は、本発明を実施するための特定の実施態様の例である。実施例は例示的 目的のためのみに提供され、そしていかにしても本発明の範囲を限定することは 意図されない。 使用される数値(例えば、量、温度など)に関して正確さを確実にするために 努力がなされているが、いくらかの実験誤差および偏差は、当然許容されるべき である。 実施例1 組換えヒト成長ホルモン(rhGH)の高密度化 NJから入手可能である)を入手し、そして本発明の方法を使用して再処理した。 詳細には、約30mgのGenotropinを、Carver Laboratory Pellet Press(Model 36 20、Carver,Inc.,Wabash,INから入手可能である)を使用して、加圧下で圧縮 した。圧縮の圧力は15,000lbs/in2であり、これを約45秒間かけた。ペレットを 得、これを可視的に破砕されるまで乳鉢および乳棒を使用して粉砕した。次いで 、得られた減少されたペレットを、53μmふるい(Endecott,London)を使用し てふるい分けした。53μmより大きなサイズを有する粒子を選択し、そしてその 適切な用量を、針なしシリンジからの送達のために、薬物カセット中に量り取っ た。 実施例2 rhGH 粒子の浸透の視覚的評価 凍結乾燥した組換えヒト成長ホルモン(rhGH)粉体、および実施例1に記載の ように調製した高密度化rhGH粒子を、針なしシリンジを用いてブタ被験体に投与 した。粒子の浸透の程度を、以下のように視覚的に確認した。 の用量に秤量し、そして送達のために針なしシリンジデバイスに充填した。高密 子を送達のための針なしシリンジデバイスに充填した。 ブタ被験体を、後躯の十分な領域を刈り込むことによって準備した。凍結乾燥 粉体および高密度化粒子を、高速でブタの皮膚に送達した。並べて比較すると、 皮膚の表面に残存する高密度化粒子は実質的に観察されなかったが、皮膚の表面 に豊富に残存する凍結乾燥粉体の目に見える存在によって明らかであるように、 より多い割合の高密度化粒子が皮膚に浸透したことが観察された。 実施例3 経皮送達されたrhGHの血清レベル 高密度化rhGHが針なしシリンジシステムを使用して送達される効率を決定する ために、以下の研究を行った。5匹の健常なニュージーランド白ウサギの3つの 群を、針なしシリンジによる凍結乾燥した組換えヒト成長ホルモン粉体(rhGH) または高密度化rhGHの送達のために十分な領域を露呈させるために、脇腹の領域 から毛皮を刈り取ることによって準備した。 緩衝液(例えば、滅菌のリン酸緩衝化生理食塩水(PBS))中で再構成して、20I 量を採集し、そして1mLの緩衝液と穏やかに混合して10IU/mLの濃度を有する注 射溶液を提供した。 第1群の各動物に、0.1mL/kgの注射溶液を皮下注射によって与え、そして投与 後の注射溶液の漏れがないことを確認するために、注射部位を観察した。静脈血 サンプルを、投与後、0、30分、1、2、4、6、12、および24時間で各動物の 右耳の周辺耳静脈から採取した。rhGHの血清レベルを、標識した抗rhGH抗体を用 いるイムノアッセイを使用して確認した。各時点で第1群の動物中に見出される 乾燥した粉体を、針なし注射によって高速で第2群の各動物に投与した。静脈血 サンプルを、投与後、0、30分、1、2、4、6、12、および24時間で各動物の 右耳の周辺耳静脈から採取した。投与したrhGHの血清レベルを、標識した抗hGH 抗体を用いるイムノアッセイを使用して確認した。各時点で第2群の動物中に見 ベルを、図1に示す。 しシリンジに充填した。高密度化粒子を、針なし注射によって高速で第3群の各 動物に投与した。静脈血サンプルを、投与後、0、30分、1、2、4、6、12、 および24時間で各動物の右耳の周辺耳静脈から採取した。投与したrhGHの血清レ ベルを、標識した抗rhGH抗体を用いるイムノアッセイを使用して確認した。各時 (■)の平均の血清レベルを、図1に示す。 られた。 実施例4 rhGH の針なしシリンジ送達のための最適条件の決定 針なしシリンジ送達システムを用いるrhGHの送達のための最適条件を決定する ために、以下の研究を行う。8匹の健常なニュージーランド白ウサギ(2±0.25 kg)の1つの群を、針なしシリンジでの皮下(SC)または静脈内(IV)注射によ る凍結乾燥した組換えヒト成長ホルモン粉体(rhGH)または高密度化rhGHの送達 のために十分な領域を露呈させるために、脇腹の領域から毛を刈り取って準備す 研究を通じて一週間の基準で体重測定する。統計学的に有意なデータを得るため に、動物を1つの大きな群のままにする。 乾燥粉体を穏やかに製粉し、そしてガラス製のバイアルに入れる。製粉した凍結 乾燥粉体を、個別の用量に秤量し、そして約0.8mg粉体/kgで針なしシリンジデバ イスに充填する。注射を、研究の第1週に行い、そして複数の静脈血サンプル( 1mLの全血)を、投与後、0、30分、1、2、4、6、12、24、および48時間で 各動物の周辺耳静脈から採取する。動物を、全ての時点で、適宜入手可能な食 物および水とともに、個々に収容する。 血液サンプルを、以下のように取り扱い、そして処理する:各静脈血サンプル を室温で約30分間凝血させ、次いでさらに30分間約4℃で放置する。凝血したサ ンプルを10分間遠心分離し、そして血清を吸引して分析のために−20℃で保存す る。 研究の第2週(最初の針なし注射の約1週間後)に、動物に以下のように調製 を提供する。シリンジによって1mLの投与量を採集し、そして1mLの緩衝液と穏 やかに混合して10IU/mLの濃度を有する注射溶液を提供する。各動物に、左耳に0 .1mL/kgの溶液のIV注射を与える。 IV注射後、複数の静脈血サンプルを、注射後、0、5、10、30分、1、2、4 、6、および12時間で右耳の周辺耳静脈から採取する。 調製した)を皮下注射によって投与する。投与後の漏れがないことを確認するた めに、注射部位を観察する。SC注射後、複数の静脈血サンプルを、投与後、0、 30分、1、2、4、6、12、24、および48時間で右耳の周辺耳静脈から採取する 。 載のように調製した)を、針なしシリンジを使用して各動物に投与し、そして複 数の静脈血サンプルを、投与後、0、30分、1、2、4、6、12、24および48時 間で右耳の周辺耳静脈から採取する。 血清rhGHレベルを以前に記載したように決定し、そして薬物動態学的な変動 ジでの投与が、投与した薬物のインビボの治療的レベルの達成および維持を生じ ることが予想される。 実施例5 成長ホルモン欠乏ラットにインビボで送達される高密度化rhGHの生物活性。 本発明の方法を用いて高密度化されている組換えヒト成長ホルモンの生物活性 を評価するために、以下の研究を行う。 ドワーフまたは下垂体切除した(成長ホルモン欠乏)ラットに高密度化したGe 有する薬学調製物を、日周の皮下(SC)注射によって動物/週あたり約4IU rhGH で投薬する。詳細には、5日間続けて、動物被験体の腹膜領域の毛皮を、SC注射 による高密度化rhGH、凍結乾燥rhGH、またはプラセボの投与の前に刈り込む。体 重、および所望であれば、骨のサイズおよび長さを、日周基準でモニターする。 高密度化されたrhGH粒子処方物の生物活性を、時間経過に伴う体重変化を測定 することによって決定する。高密度化されたrhGH粒子処方物が十分な生物活性を 保持することが予想される。 実施例6 一般に使用される賦形剤の高密度化 薬学等級のマンニトールおよびラクトースの細かく粉砕された粉体を入手し、 そして本発明の方法を用いて再処理する。詳細には、約30〜50mgのマンニトール またはラクトースを、Carver Laboratory Pellet Press(Model 3620、Carver,I nc.,Wabash,INから入手可能)を用いて圧力下で圧縮した。圧縮の圧力は10,000 lbs/in2であり、これを約30秒間適用した。生じた圧縮化ペレットを、見た目に 崩壊するまで、乳鉢および乳棒を用いて粉砕し、次いで実施例1に記載の方法を 用いて、約50μmよりも大きなサイズを有する粒子を選択するために篩い分けた 。マンニトールおよびラクトース調製物の両方において、圧縮化粒子を非高密度 化出発物質の同様の重量に対して比較した場合に、有意なサイズの減少を観察し た。 実施例7 高密度化賦形剤の定量化 薬学等級のトレハロースおよびマンニトール賦形剤を入手し、そして本発明の 方法に従って再処理した。両方の賦形剤調製物を、いくつかの異なる方法で処理 し、そして生じた調製物の絶対密度、包絡密度、および平均粒子サイズを以下の ように測定した。 トレハロース45H3830(Sigma)およびマンニトールK91698380-703(Merck)を 、篩い分けるか、または凍結乾燥させ、圧縮し、粉砕し、次いで篩い分けるかの いずれかを行った。次いで、生じた一連の調製物を、粒子サイズおよび密度測定 について分析した。 各々の糖賦形剤の一部を篩い分けして、減少したサイズを有する調製物を得た 。篩い分けを、3つの篩サイズ(75μm、53μmおよび38μm)を用いて、さら なる処理を伴うことなく3mm振幅で二時間、ステンレススチール篩を用いて行っ た。 あるいは、各々の糖賦形剤の一部を、以下のように本発明の方法を用いて処理 した。40gの各々の糖を、水に溶解させ、瞬間冷凍し、次いで一晩凍結乾燥させ た。各々の凍結乾燥調製物のサンプルを保持し、そして残りを13mm圧縮打ち型(d ie)においてディスクに圧縮した(15,000lbs/インチ2で45秒間)。マンニトールデ ィスクを、乳鉢および乳棒を用いて粉砕し、次いで3つの篩サイズを用いて、3 mm振幅で上記のように篩い分けた。トレハロースディスクを、最初に振動性ボー ルミル(Retsch mill)中で粉砕し、次いで乳鉢および乳棒を用いて粉砕し、上 記のように篩い分けた。 次いで、各々の上記の賦形剤調製物からのサンプルを、絶対および包絡密度に ついて分析した。絶対密度をヘリウム比重分析計(pyconometry)を用いて、そし て包絡密度をGeoPycTMModel 1360 Envelope Density Analyzer(Micromeritics Instrument Corp.)を用いて測定した。分析の結果を下記の表1に記載する。 表1において理解され得るように、種々の処理法のいずれも粉体の賦形剤の絶 対密度に有意な影響を有さなかった。さらに、予測されるように、非圧縮の凍結 乾燥糖は、他の調製物よりも大いに低い包絡密度を有しており、そして同時によ り高い空隙率を有していた(測定値示さず)。トレハロースおよびマンニトール サンプルについての密度測定によって、本発明の方法(圧縮、製粉、篩い分け) が、凍結乾燥調製物および篩い分け調製物の両方と比較して包絡密度において有 意な増大を導くことが明白に実証される。これらの結果により、本明細書中に記 載の新規方法が、針なし注射技術を介する送達に適切である高密度化された粒子 状薬学組成物を提供するために用いられ得ることが示される。 従って、粒子状薬学組成物を高密度化する新規方法、およびそこから形成され る高密度化薬学組成物が記載されている。本発明の好ましい実施態様は、ある程 度詳細に記載されているが、明白な改変物が、付随される請求の範囲によって規 定されるような本発明の精神および範囲から逸脱することなく作製され得ること が理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.高密度化粒子を粒子状薬学調製物から形成する方法であって、該調製物を圧 縮して圧縮された薬学調製物を提供する工程、該圧縮された調製物を高密度化粒 子にサイズ減少させる工程、および次いで針なし注入によるそれらの経皮送達に 適切なサイズおよび密度の高密度化粒子を選択する工程、を包含する方法。 2.前記適切なサイズが、約0.1〜250μm、好ましくは0.1〜150μm、そして最 も好ましくは20〜60μmの範囲である、請求項1に記載の方法。 3.前記適切な密度が、約0.1〜25g/cm3、好ましくは約0.5〜3.0g/cm3、そして 最も好ましくは約0.8〜1.5g/cm3の範囲である、請求項1または請求項2に記載 の方法。 4.前記粒子状薬学調製物が凍結乾燥された組成物または噴霧乾燥された組成物 である、請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。 5.前記圧縮が、1平方インチあたり約1,000〜24,000パウンドでプレス機にお いて行われる、請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。 6.前記圧縮が真空下で行われる、請求項5に記載の方法。 7.前記圧縮が加熱または剪断をともなわずに行われる、請求項1〜6のいずれ か1つに記載の方法。 8.前記圧縮された物質のサイズ減少が、製粉および/または篩い分けによって 行われる、請求項1〜7のいずれか1つに記載の方法。 9.前記高密度化粒子のサイズ選択が、篩い分けを用いて行われる、請求項1〜 8のいずれか1つに記載の方法。 10.凍結乾燥または噴霧乾燥された薬学調製物から形成された、高密度化され た粒子状薬学組成物であって、該高密度化組成物が、約0.1〜250μm、好ましく は約0.1〜150μm、そして最も好ましくは約20〜60μmの範囲の平均粒子サイズ 、ならびに約0.1〜25g/cm3、好ましくは約0.5〜3.0g/cm3、そして最も好ましく は約0.8〜1.5g/cm3の範囲の密度を有する、高密度化された粒子状薬学組成物。 11.前記凍結乾燥または噴霧乾燥された薬学調製物が、熱感受性生物薬学調製 物である、請求項10に記載の組成物。
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