JP2000512838A - 自己起動式ブラシレス電気モータ - Google Patents

自己起動式ブラシレス電気モータ

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JP2000512838A JP09542236A JP54223697A JP2000512838A JP 2000512838 A JP2000512838 A JP 2000512838A JP 09542236 A JP09542236 A JP 09542236A JP 54223697 A JP54223697 A JP 54223697A JP 2000512838 A JP2000512838 A JP 2000512838A
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ビスマッハ,バルター
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トーレク,ビルモス
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Abstract

(57)【要約】 自己起動式ブラシレス電気モータは、第1の極列に配置された極(15S,16A)を備えた第1のモータ部分(ステータ)(11)を有し、上記極は各巻線相に対して極グループ(13)を含み、上記極グループ(13)は磁気抵抗極味(15S)および永久磁石極(16A)を含む極対を含み、各巻線相にはこのような極グループが1つだけ設けられる。自己起動式ブラシレス電気モータはさらに第2のモータ部分(ロータ)(12)を有し、第2のモータ部分(12)は第1のモータ部分(11)に対して移動可能であり、かつ第1の極列に対向する第2の極列に配置された磁気抵抗極(18A)を備える。自己起動式ブラシレス電気モータはさらに第1のモータ部分(11)上に磁化巻線(17)を有する。極列のうちの少なくとも一方は、巻線が励磁されるとモータ部分(11,12)を好ましい相対的な方向に移動させる磁気的非対称性を示す。第1の極列の極対の極(15S,16A)は隔てられるため、この対の極が第2の極列の極(18A)と磁気的に整列するときは常に、この対の他方の極が第2の極列の隣接する次の極と磁気的に整列しないようになる。強磁性の補助極手段(20)は第1のモータ部分(11)上に設けられ、上記対の永久磁石極(16A)が第2の極列の極(18A)と磁気的に整列するときに常に、補助極手段(20)が、極列を隔てる空隙(19)を介して第2の極列の他の極のうちの少なくとも1つに面するように位置付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】自己起動式ブラシレス電気モータ この発明は、自己起動式ブラシレス電気モータであって、相対的に移動する2 つのモータ部分のうちの少なくとも一方の上にある磁気抵抗極(強磁性の突出極 )と、極システムにある少なくとも1つの永久磁石とを含むタイプのものに関す る。 便宜上、この発明の以下の説明は、回転移動するためのモータであって、以下 にステータと呼ばれ巻線を備えた第1のモータ部分と、以下にロータと呼ばれス テータの内部に配置されそれに対して回転可能である第2の部分とを有するもの に限定される。しかしながら、これらの2つの部分の場所が交換されてもよく、 ステータをロータから隔てる空隙は円筒形である必要はないが、等しく十分に平 らであるかまたは円錐形であってもよく、かつモータの部分の相対的な移動は回 転ではなく等しく直線状、または回転移動と直線移動の組合せであってもよく、 すなわち回転軸を中心に移動することと回転軸に沿って移動することとを同時に 行なってもよいことが認められるであろう。 ロータが1方向に回転するように設計され、かつ電子駆動回路を流れる電流が 供給される単一ストランド(単一相)巻線を備えた電気モータは、可能な限り少 ない数の制御された電力電子回路コンポーネントを駆動回路に必要とする。この カテゴリに入る先行技術のモータはそれらの極システムに少なくとも1つの永久 磁石を含み、巻線が消磁されるとロータが起動位置である位置に確実に置かれる ようし、この起動位置は移動止め(detent)位置としても知られ、この位置では 巻線の励磁と同時に予め定められた方向、すなわち好ましい回転方向にロータを 移動することができる磁力に晒されることとなる。 手工具などの多くの用途において、この発明が関係するこの種のモータは巻線 に電流が流れないときに十分な摩擦力または負荷トルクを有し得る。したがって 、巻線が消磁されたときに永久磁石または複数の永久磁石によって押しやられる 十分に規定された起動位置または移動止め位置にロータが置かれることが必要で あり、それによりロータは巻線の励磁と同時にそれに加えられたトルクがそれを 所望の方向に移動させるのに不十分である位置に停止したままではなく、このよ う な位置に信頼性高く移動することとなる。 しかしながら、永久磁石または複数の永久磁石によって加えられた高い移動止 めトルク(detent torque)に関するこの要求は移動止めトルクを克服するため に巻線に大きな起動電流が必要であるということによって満たされなければなら ない。WO90/02437およびWO92/12567に記載されている態様 で永久磁石を配置することにより、励磁されたときに巻線が発生する磁界が移動 止めトルクを加える永久磁石の磁界と反発することとなり、それにより、巻線が 励磁されるときに移動止めトルクは実質的に低下するかまたは消えてしまうこと もある。 移動止めトルクが必要でなくなったときに移動止めトルクを低下または消滅す ることに加えて、これらの公報に記載されている構成によって、永久磁石からネ ットトルクが寄与される。それ以外に、磁気抵抗極を通過する磁束の経路の大部 分にわたって、永久磁石がその磁束と反発してそれを低下させることとなり、そ れによりその部分におけるステータの鉄の断面領域と、したがってモータの重量 およびコストとが低減するようになる。 駆動される負荷があまり重くなければ、1つのグループの極と、関連した1つ の巻コイルを有するモータが適切で最適であると考えられる。なぜなら、それら の重さに対して非常に強力な永久磁石は近年の永久磁石の技術開発により現在利 用できるからである。しかしながら、単一の永久磁石極を有するモータは非対称 的な永久磁石を有し得るため、先行技術のモータ、たとえばWO92/1256 7に示される設計を有する磁石のうちの1つを単に取除き他の磁石を強力にする ことは可能ではない。 この発明の主な目的は、WO90/02437およびWO92/12567に 開示されているモータによって表わされろタイプのモータを提供することであり 、このモータではたとえば単一の永久磁石極である奇数個の永久磁石極を、巻線 を備えたモータ部分、すなわちステータ上に設け、なおかつ永久磁石極または複 数の永久磁石極および/または励起された磁気抵抗極によって発生した磁束に好 都合な経路を与えるようにすることができる。 この目的は、添付のクレームに規定される補助極手段の構成によって達成され る。補助極手段はロータによってステータを通る別個のリターン経路を与え、こ れは先行技術のモータにおいてリターン経路として役割を果たす、巻コイルに関 連した極の代わりとして用いられる。 したがって、補助極手段は磁気的に不均衡な磁束のための、ステータへの好都 合な経路(適度な磁束保持能力を有する経路)をもたらし、これは以下の理由で 存在する。すなわち、この発明によるモータでは、ロータ極と磁気的に整列する 同じ巻線相に属する反対向きに分極されたを有するステータが存在しないが、ス テータ極、永久磁石極または磁気抵抗極がロータ極と磁気的に整列しかつ磁束を それに送る、モータ部分の相対的な位置があるからである。 モータ部分の両方の上に磁気抵抗極を備えた、この発明による小型のモータの 場合、極グループの数を2つから1つのみに減らすことによっても効率が高まる 。この効率化は、移動可能な部分に極グループによって与えられた駆動力が、ア ンペア回数が極グループに作用を及ぼすにつれて線形にではなく累進的に高まる ことによる。したがって、2つの極グループ間に分配されるのではなく、すべて のアンペア回数が単一の極グループに作用を及ぼす場合、所与の駆動力をもたら すために必要なアンペア回数は少ない。 この発明の原理は単一ストランドまたは単一相の巻線を有するモータおよび多 数のストランドまたは多相巻線を有するモータの両方に適用することができる。 多数のストランドまたは多相巻線の場合、永久磁石極を含む極グループが、1つ より多い巻線ストランドまたは相のために設けられ得る。 永久磁石極(または各巻線相のための極グループ)を含む単一極グループを設 ける機会の他に、この発明はモータによって発生する力、すなわち回転モータの トルクおよび直線状に作用する力またはリニアモータにおける「牽引力」を増加 する機会も与え、これは1つまたはそれ以上の点で説明できる。 −電流の流れないモータのロータを最も近い起動位置まで引張りながら永久磁 石または複数の永久磁石によって発生するトルクを増加する。このような改善は 、たとえばシャフトシールにおいて、駆動された物体に現れる摩擦トルクが高い 用途において有利である。 −起動位置においてそのロータが静止しており、その巻線には利用できる最も 高い電流が与えられるモータに現れるトルクを増加する。このような改善もまた 前段で述べた状況において有利である。 −少なくともいくつかの実施例において、所与の熱損失に対するモータの空隙 力を増加し、所与の目的のためにより小型で経済的な好都合なモータを与えるよ うにする。これはたとえば手工具または他の手持式のものといったいくつかのタ イプの用途に対し、モータの重量が小さいことが重要である場合に大きな利点で あろうが、回避できない電源としての電子装置のコスト増加により効果が失われ ないのであれば一般的に経済上の利点もある。 この発明に関するモータの、磁気的に活性なエレメントは下記のとおりである 。 −ステータ上のコイル 原則として各巻線ストランドまたは相のコイルは単一の電気回路の部分をなす 。 −強磁性の突出極(磁気抵抗極) 添付の図面に示される、この発明によるモータの多くにおいては、以下に磁気 抵抗極とも呼ぶ強磁性の突出極が単独でまたは永久磁石極とともにステータ上に 見られる。 好ましくは、ロータは磁気抵抗極しか有さない。 ステータおよびロータの両方の上にある磁気抵抗極は磁気的に非対称である。 磁気的に非対称であるステータ極の場合、非対称性はモータの、好ましい移動方 向とは反対の方向に向けられるべきであり、ロータでは非対称性は好ましい移動 方向に向けられる。 これに代えて、またはこれに加えて、ステータおよびロータの両方の上にある 磁気抵抗極はそれでもなお、これによりモータを動作不能にすることなく上記の 方向とは反対の方向に、ある磁気的非対称性を示す。−永久磁石極 ロータ上に磁気抵抗極しか有さないモータは常にステータ上に磁気抵抗極を備 えていなければならない。 場合によっては、永久磁石極または複数の永久磁石極が非対称的であると有利 である。 対称的および非対称的の両方である永久磁石極は傾斜端部またはエッジ、すな わちロータの軸の方向に対してある角度で延びるエッジを有し得る。場合によっ ては、永久磁石極のエッジがこのように傾斜していることはモータの機能に対し て非常に有益である。このように傾斜したエッジは幾何学的な形状で実現される 必要はない。エッジが(たとえば永久磁石において)刻み込まれた磁気分極に関 する境界線(境界ゾーン)を含むと、すなわち永久磁石極が磁化された時にそれ らが刻み込まれると十分である。 同じ磁気分極を有するゾーンに関するこれらの境界線は、モータの機能に大き な影響を与えることなく直線状以外の態様で延び得る。 磁気的非対称性は発明および添付のクレームの範囲内でいくつかの方法によっ て達成することができ、それらのいくつかを以下に説明する。 先行技術のモータと同様に、磁気的非対称性はモータを好ましい起動方向に向 けることを意図するが、この発明に従うモータの磁気的非対称性は他の目的も果 たす。 基本的に、この発明で利用される磁気的非対称性の付加的な目的は、ここで引 っ張り距離と呼ばれるものを延長することである。これは、モータ部分のうちの 一方の上にある極、永久磁石極または磁化された磁気抵抗極が、他方のモータ部 分上の極を十分に引付けて、引込み位置などの第1の固定位置から起動位置など の次の固定位置まで2つの極を互いに向けて引張るようにする距離であり、この 起動位置においては2つの極は磁気的に相互に整列しているため、極間には相対 的な移動方向に磁気的な引っ張り力は存在しない(その方向を横切る方向におい てのみ磁気的な引っ張り力は存在する)。 この引っ張り運動時に2つの極間の透磁度、換言するとそれらの間を通る磁束 (起磁力が一定であるとする)は、極が磁気的に整列したときに起こる最大値ま で着実に増加しなければならない。このため、引っ張り距離の延長には引っ張り 距離にわたる磁束変化率の平均値を下げることが要求される。 このように平均値を下げることは、磁気的非対称性によって、たとえば好まし い相対的な起動方向に延びる付加的な極部分を極のうちの少なくとも1つの上に 設け、極が主極部分と、好ましい起動方向を決定する補助極部分とを有するよう にすることによって行なうことができる。 起動位置および引込み位置において、補助極部分は少なくとも、他方のモータ 部分上の(好ましい相対的な起動方向に見られる)次の極の近くの点まで延び、 その極とわずかに重なり得る。しかしながら、補助極部分の重なり部分は主極部 分の重なり部分ほどの(円周方向に測定される)1単位当りの重なり長さに対す る磁束を保持してはならない。 一例として選択された回転モータにおいてステータ極およびロータ極の両方の 前端および後端がいずれも軸方向に延びると仮定すると、ステータ極の磁気的非 対称性は多くの場合において原則として下記のように観察できる。モータのロー タはロータと同じ直径を有する同類の強磁性シリンダと置換され、空隙の磁束密 度は、好ましい回転方向において線を移動させて極を超えるようにシリンダが回 転する際に、シリンダ表面上の軸方向に延びる線に沿って測定される。(線の長 さに対する平均としての)測定された磁束密度対極に対する線の角位置を示すグ ラフはいくぶん着実にまたはいくぶん顕著に、極の前端における0に近い点から 極の主な部分でのおよそ一定の値まで上昇し、その後後端において急激に低下す る。その代わりに極が磁気的に対称であれば、グラフは対称的となり、ガウス曲 線に似たものとなるだろう。 適切に変形すると上述の原則は他の場合にも適用可能であり、たとえばロータ 極または前端および後端が軸方向に延びない極の磁気的非対称性を観察すること に適用できる。たとえば、螺旋状の線に沿って延びるように極の端部が傾斜して いる場合、これに対応して傾斜した線に沿って磁束密度を測定することにより観 察を行なうことができる。 均一な半径方向の寸法と、空隙に対して半径方向または横方向の均一な磁気分 極とを有する永久磁石極の場合、極の磁気的非対称性は極の形状によってもたら され得る。たとえば、極の前端および後端でのモータの軸方向の長さは異なり得 る。均一な厚さを有する永久磁石材料のリングにおける対応する形状を有する極 を磁気的に刻み込むことによって似た効果を達成することもできる。この場合、 永久磁石リングの形状は磁気パターンまたは「磁気的形状」とは何ら関係がない 。 極の磁気的非対称性は、前端および後端においてそれぞれ異なった半径方向の 寸法を有する永久磁石極を設けるが(すなわちモータ部分の相対的な移動方向に よって変化する幅を極の空隙に与える)が、その全体積を均一に強力に磁化する ことによっても達成することができる。 もちろん、永久磁石極の磁気的非対称性を達成するためにいくつかの方法を同 時に用いてもよい。 強磁性の突出極、すなわち磁気抵抗極の磁気的非対称性を達成するためのいく つかの方法もある。1つの方法は、空隙に面する極の表面をその寸法(幅)に対 して非対称的にモータの軸方向に配置することであり、この場合極面全体が回転 軸から同じ半径方向の距離をおいて置かれ得る。 別の方法は、磁気抵抗極の突起面(空隙に面する面)を対称にするが、回転軸 からのその半径方向の距離を異ならせ、すなわち極面に沿った空隙の幅を、他方 のモータ部分上の想像(円筒形)表面に対して段階を追ってまたは連続して変化 させることである。 第3の方法は、極面に沿った磁気飽和磁束密度を変化させることである。これ は磁気抵抗極の種々の部分に種々の磁気材料を使用することによって達成されろ か、またはラミネートされた磁気抵抗極の充填率を変化させるか、またはたとえ ば(実際の極面が同じように見えるように)実際の極面の下に打抜きされた凹部 を設けることによるか、または補助極部分の半径方向の寸法を変化させることに より、回転軸の方向から見たときに鳥の湾曲した嘴の形状に似た形状を有するよ うにすることにより達成できる。 もちろん、磁気的非対称性を達成するためのいくつかの方法を同時に用いても よい。非対称性の達成方法の選択は一般に、モータの製造コストと電源としての 電子装置のコストとのバランスに依存する。なぜなら、非対称性のタイプの選択 は、電源としての電子装置に含まれる電力電子スイッチエレメントのサイズに影 響を及ぼし得るからである。 明らかとなるであろうが、この発明を実現するモータにおいて、磁気的非対称 性は共通の巻コイルに関連した極のグループの個々の極のみを特徴付けるわけで はないため、グループのすべての極はコイルの励磁と同時に発生する磁界に晒さ れる。それは極のグループも特徴付け、したがって1つまたはそれ以上の個々の 極の磁気的非対称性のみによるのではなく、極のグループ内にある個々の極の非 対称的な位置付けにもよる。 ロータの極のピッチの2分の1よりも長いかまたは短い距離だけロータ極が移 動される場合に、ステータ極と磁気的に整列する位置と、ロータ上のいずれかの 極が、異なった極タイプの、または永久磁石のみを有するステータの場合には、 異なった極性を有する極のステータ極と磁気的に整列する次の隣接位置との間を それが移動する際に、ステータ上の極グループの極は非対称的に位置付けられる 。 換言すると、ロータ極が永久磁石極と磁気的に整列する位置、すなわち起動位 置と、いかなるロータ極であってもよいロータ極が引込み位置に置かれる隣接す る次または前の位置との間をロータが移動する際に、ロータ極ピッチの2分の1 よりも長いかまたは短い距離だけロータ極が移動すれば、たとえばステータ上に ある永久磁石極は同じまたは異なった極グループの磁気抵抗極に対して非対称的 に位置付けられる。 交番極性を有する永久磁石極を含む極列において、北極の永久磁石極は、似た 極がすべて実質的に等しく隔てられた状態で、南極の永久磁石極間の中央位置か ら両方向にずれて配置される。 この発明の状況では、極グループ(極ユニット)は磁化コイルと関連した単一 の極または複数の極を含み得ることに留意すべきである。 添付の図面に概略的に示される多くの例示の実施例を参照してこの発明を以下 により詳細に説明する。 図1Aは、回転モータの第1の実施例の端面図を示す。 図1Bは、空隙内から見た、それらの動作位置から軸方向にずれて配置されて いるかさもなければ図1Aにおいてそれらが互いに対して置かれ位置にある状態 の、モータの極列の一部分を示す分解図である。 図1Cは、ステータおよびロータに永久磁界線が含まれた状態のモータを図1 Aと同じように示す図である。 図1Dは、図1のモータの長手方向の断面図を示す。 図1Eは、図1Bに類似する図であるが、同じ軸方向の位置にあり、異なった 相対的な角位置まで移動されたステータおよびロータ極を示す図であり、さらに ステータ極とロータ極との間に作用する磁気引力を表わすグラフを含む図である 。 図2Aおよび図2Bは、第2の実施例を示す図1Aおよび図1Bに対応する図 である。 図3Aおよび図3Bは、第3の実施例を示す図1Aおよび図1Bに対応する図 である。 図4は、第4の実施例を示す図1Aに対応する図である。 図5Aおよび図5Bは、第5の実施例を示す図1Aおよび図1Bに対応する図 である。 図6A、図6Bおよび図6Cは、第6の実施例、すなわち2相モータを示す、 図1A、図1Bおよび図1Cに対応する図である。 図7Aから図7Dは、ステータ上の永久磁石極の形状および配置に関して互い に異なる極の組合せを示す、図1Bに類似する分解図である。 図面と通して、空隙に対して横方向に磁化される永久磁石極の極性は磁石の北 極側を指す矢印によって示される。 さらに、図3Aおよび図3Bに示されるもの以外の図面に示されるすべての実 施例において、ステータおよび/またはロータ極の非対称性は、ロータの好まし い起動方向が反時計回りとなるように向けられる。 図1Aから図1Dに示されるモータは回転モータであり、これは他のモータと 同様に、ラミネートされた強磁性ステータ11の形態である第1のモータ部分と 、図1Dに示されるように適切な軸受によってステータ内で回転移動するために 軸支されたラミネートされた強磁性ロータ12の形態である第2のモータ部分と を備える。ロータの回転軸Cは小さな丸または一点鎖線によって示されCと付さ れ、好ましい回転方向は矢印によって示される(例示のすべての実施例では反時 計回り)。 ステータ11は直径方向に対向する2つの極グループ13および14を有する 。極グループ13は強磁性の2つの突出極15Sを含み、これは磁気抵抗極とも 呼ばれ、互いに円周方向に隔てられ、極グループ13はさらに、それらの間に配 置された永久磁石極16Aを含む。他方の極グループ14は永久磁石極を有さな いことを除いては極グループ13と同一である。 ロータ12に面するすべての極15Sおよび16Aの表面はロータの回転軸1 2Aと同心である想像上の円筒形表面上に置かれる。 極グループ13および14の各々について、ステータ11にはコイル17がさ らに設けられ、このコイル17は極グループのまわりに巻かれ、共通の磁化する 巻線回路の部分をなし、すなわち巻コイルの両方は同じパルス直流電流によって 励磁される。 ロータ12の外側には、均一に隔てられた強磁性の4つの突出極18Eがその 外周まわりに均一に分配され、これらはまた磁気抵抗極とも呼ばれる。ステータ に面するこれらの極の表面は、ステータの極面を含むシリンダから短い距離を隔 てて、回転軸Cと同心である想像上のシリンダ上に置かれるため、ステータの極 面およびロータの極面はそれらの間に円筒形の空隙19を形成する。ロータ12 の極ピッチはステータ11上の各極グループ内の磁気抵抗極13Sの間隔に対応 する。 図1Aから図1Dに示される実施例において、ステータ11上のすべての極1 5Sおよび16Aは第1の環状極列にあり、ロータ12上の極18Aは回転軸に 対して垂直な同じ面上にある第2の環状極列にあり、このため回転時にはロータ 上のすべての極がステータ上のすべての極を掃引しかつそれと相互作用する。モ ータはもちろん、この態様で配置された軸方向に隔てられたいくつかの極列また は極グループの組を有してもよい。さらに、ロータの外周まわりに延びる閉じた 経路または列に置かれる代わりに、各モータ部分上の極はたとえば螺旋状の経路 上に配置されてもよい。 以下の説明を通して、磁気抵抗極および永久磁石極の図面に用いられる参照符 号の添字Sは、極が磁気的に対称であることを示す。同様に、添字Aは極が磁気 的に非対称であることを示す。 したがって、ステータ11の磁気抵抗極15S上の極面はこの適用例に意図さ れかつ上で説明した意味で磁気的に対称である。 一方、永久磁石極16Aは、ロータの回転方向に対面する側に突起部16’を 有するため磁気的に非対称であり、上記突起部は極16Aがこの側で極の主な部 分よりも狭い幅、すなわち回転軸12Aに対して平行な寸法を有することによっ てもたらされ、これは図1Bを参照されたい。全幅を有する永久磁石極16Aの 部分は主極部分を構成すると言え、狭い突起部は図に16’で示される補助極部 分を構成すると言えるであろう。 ロータ12上の磁気抵抗極18Aもまた、対応する態様で非対称である。なぜ ならそれらは前または反時計回りの端部、すなわちロータの回転方向に向けられ た側または端部に、極の主な部分(主極部分)の幅よりも狭い幅を有する突起部 18’(補助極部分)を備えるからであり、これは図1Bを参照されたい。 上記のことから明らかであるように、極の非対称性は上述のものではない方法 によっても達成することができる。代替的な方法の一例において、各極はその円 周方向または軸方向の寸法全体にわたって同じ幅を有するが、一端において極面 は半径方向に内向きにオフセットされるため、空隙は極の主な部分よりもこの側 で幅が広い。 図1Bは空隙内から見られ、かつステータ極グループに対して軸方向にロータ 極がずれて配置された状態である、図1におけるステータ11の極グループ13 およびロータ12の極列の一部分を示す分解図である。平行な一点鎖線Rおよび Sはロータとステータとの相対的な移動方向を示し、それらに垂直である一点鎖 線Lはステータ極間の中心線を表わす。ステータおよびロータ極の互いに対する 位置は図1に示される相対的な位置に対応し、これは巻線15に電流が与えられ るときにロータがステータに対して取る安定位置であり、それによりロータ極の 主極部分がステータ磁気抵抗極に対向した状態で、ロータ極18Aが磁気抵抗極 15Sにより引付け位置または引込み位置に保持されやすくなる。 このロータ位置において巻コイル17に電流が与えられなくなると、永久磁石 極16Aからの永久磁束のみがロータ12に作用し、それを起動位置、すなわち 反時計回りの方向にさらに引っ張る。 図1Cは、図1Aに示される引込み位置から移動止め(detent)または停止( parking)位置とも呼ばれる起動位置に移動されたロータを示し、この位置では 1つのロータ極18Aが永久磁石極16Aと磁気的に整列し、したがって2つの 極を連結する磁束が最大である位置にある。ロータ極の前端にある補助極部分1 8’の部分は永久磁石極16Aを超えて反時計回りの方向に延び、ロータ極の後 端は永久磁石極の補助極部分16’と対向して位置付けられる。これは図1E にも示される。 ロータの起動位置においては、先行技術のモータの場合のように永久磁石極1 6Aの磁束がステータの反対側まで直径方向に通過することができる好都合な磁 束経路がないことが図1Cから明らかである。永久磁束が永久磁石16Aまで戻 るためのリターン経路を与えるために、ステータ11は直径方向に対向する1対 の強磁性補助極部品20を備え、これらは2つの極グルーブ13および14間に 位置付けられるため、それらは起動位置において、直径方向に対向する2つのロ ータ極18Aと対向する。これらの補助極部品20は、ステータ極の極面を含む 想像上の円筒形表面上に極面を有する。図1Cの磁束パターンによって示される ように、永久磁石極16Aからの磁束は主に補助極部品20を通って延びる2つ のリターン経路に分割され、ステータ11の上部分を通して永久磁石極の南極側 まで戻される。 ステータ極部品20はステータ11に一体的に形成されるか、または巻コイル 17が挿入された後にステータに装着される別個の極部品であってもよい。 図1Aに示されるように、引込み位置においてロータ極18Aの一方、すなわ ち右上のロータ極の補助極部分18’が永久磁石16Aに補助極部分16’まで 延び、好ましくはこの補助極部分16’にわずかに重なる。ロータ磁気抵抗極と 永久磁石極とのこの相対的な位置は永久磁石極16Aが磁気的にロータ極に加え る位置であり、したがって永久磁石極16Aによってロータ12に加えられる反 時計回りのトルクはその最大位置またはそれ付近であり、巻コイルには電流が流 れない。 同時に、左上のロータ極18Aの、永久磁石極16Aからのスペースは、永久 磁石極16Aがごくわずかな時計回りのトルクしかモータに加えないように、十 分である。 したがって、永久磁石極16Aによってロータに加えられる反時計回りのトル クは、引込み位置から反時計回りにロータを強制的に動かすことができ、ロータ 極のピッチの2分の1に対応する角度までそれを動かしてロータ極18Aを起動 位置に置く(引っ張り移動)。 引込み位置から起動位置までのロータの引っ張り移動を通して、永久磁石極1 6Aと、それに重なりかつそれと相互作用するロータ極18Aとの間の磁束が極 の重なりの増加とともに着実に増加し、それにより、起動位置に到達するまで反 時計回りのトルクがロータに加えられる。 図1Eは、図1Aから図1Dに示されるモータの例示的な実施例を表わすグラ フをさらに含み、永久磁石極16Aとロータ磁気抵抗極18Aとの間に作用する 引っ張り力F対引付け位置から起動位置までの引っ張り移動時の、ロータ磁気抵 抗極18の前端18”の重なり位置dを示す。図1Eの右側部分にはロータ磁気 抵抗極18Aの引込み位置が一点鎖線で示される。 グラフは、引込み位置における永久磁石極16Aの補助極部分16’とロータ 磁気抵抗極18Aの補助極部分18’との間の、異なった(正および負の)重な り量に対する、ロータ磁気抵抗極18Aに作用する引っ張り力Fを示す。 引込み位置における重なりが−1mmである場合、すなわち磁気抵抗極18A の前端18”が負のまたは時計回りの方向に永久磁石極16Aの端部16”から 1mmだけ隔てられている場合、引っ張り力はかなり小さいことが図1Eから明 らかである。前端18”が永久磁石極16Aの補助極部分16’の端部16”と 向かい合う場合(重なりがゼロ)、引っ張り力はかなり大きく、重なりが正で約 1mmの場合、補助極部分18A’に与えられる引っ張り力はその最大値または 最大値付近であり、最大値では約1mmの負の重なりに対して引っ張り力が3倍 から4倍である。したがってロータ磁気抵抗極18Aの非対称性に関連した永久 磁石極16Aの非対称性により、WO92/12567に開示されているモータ の場合のようにロータ磁気抵抗極のみが非対称性である場合と比較すると、引っ 張り力の初期値がはるかに高い。引っ張り力のこの増加により、この発明に従う モータの用途の分野が広がる。 引っ張り移動時に重なりが徐々に増加すると引っ張り移動の第1の部分の間、 すなわち主極部分が重なり始めるまでは、引っ張り力はおよそ一定のままである 。引っ張り移動をさらに続けていくと、引っ張り力は初めは増加するがその後磁 気抵抗極18Aが起動位置に到達するまで徐々に0まで降下する。 さらに、図1Eは、引込み位置から起動位置までの、ロータ磁気抵抗極18A の反時計回りの引っ張り移動時に、永久磁石極16Aの円周方向の寸法よりも大 きな円周方向の距離にわたって永久磁石極16Aがロータ磁気抵抗極にかなりの 引力を加えることを示し、すなわちこの円周方向の距離とは、前端18”が永久 磁石極16Aの補助極部分16’の端部16”に対向するかまたはそれから時計 回りの方向にごくわずかに隔てられた位置から、前端18”が永久磁石極を十分 に通過する点までである。 ロータ極が起動位置にある状態で巻コイル15が再び励磁されると、4つのロ ータ極18Aのすべての補助極部分18’が、ロータの回転方向に見られるよう にその前方にあるステータ磁気抵抗極15Sの付近に置かれることとなる。一方 、各ロータ極の後端の、その背後にあるステータ磁気抵抗極からのスペースは十 分である。したがって、ステータ磁気抵抗極15Sと、その背後にあるロータ磁 気抵抗極18Aの前端18”との間の反時計回りの方向の磁気引力は次のステー タ磁気抵抗極(すなわちロータ極の背後にあるステータ磁気抵抗極)によって同 じロータ極の後端に加えられる時計回りの方向の磁気引力よりはるかに大きい。 したがって、ステータ磁気抵抗極15Sによってロータに加えられるネットト ルクは反時計回りの方向に作用し、かなりの負荷に抗してモータが起動できるよ うに高いであろう。ここでもまた、巻コイル17が励磁した結果もたらされた磁 束は永久磁石極16Aによって発生した磁束と反発し、このため永久磁石極は起 動位置からの移動には実質的に反作用を及ぼさない。 他の図に示される実施例は図1Aから図1Dに示される実施例とは異なるもの としてのみ説明される。非対称的または対称的であることを示す添字AまたはS が付されたすべての実施例に対して同じ参照符号が用いられる。換言しない限り 、極に関する「対称性」および「非対称性」は(磁気的対称性または非対称性に 対応するかまたは対応しない)それらの幾何学的な対称性または非対称性ではな くそれらの磁気的な対称性または非対称性に関する。 図2Aおよび図2Bのモータは、ステータ11の設計およびロータ12の極数 に関してのみ図1Aから図1Cのモータと異なる。 より具体的には、ステータは1つの極グループ13しか有さず、これは永久磁 石極16Sが磁気的に対称であり、磁気抵抗極のうちの1つが非対称である点を 除いて、図1Aから図1Dの極グループ13と同一である。 さらに、ステータ11自体が、極グループと直径方向に対向する円周方向に延 びる補助極20を形成する。この補助極20は、ロータの5つの磁気抵抗極18 Aのうち少なくとも2つが常に補助極と対向するように約180°の角度まで広 がる。 図3Aおよび図3Bのモータは下記の点でのみ図2Aから図2Cのモータと異 なる。すなわち、ステータのうち両方の磁気抵抗極15Sが図1Aに示されるよ うに対称であり、永久磁石極16が2つの磁気抵抗極15Sに対して非対称的に 位置付けられ、ロータ磁気抵抗極18Sが前端および後端の両方に補助極部分1 8’を備えるという点である。これらの補助極部分18’の円周方向の寸法は前 述の実施例の補助極部分のものよりも小さい。 永久磁石極16はレバー22を含む起動機構21に接続される。モータの動作 時に、永久磁石極16は、左の磁気抵抗極15Sの付近に実線で示されるように 中心外の選択された位置に静止しているが、実線で示される位置から下向きにレ バー21をシフトすると、永久磁石極は図3Aおよび図3Bに一点鎖線で示され る対応する中心外の位置までシフトすることができ、これは磁気抵抗極15S間 の対称線の他方の側で行なわれ、ロータの好ましい回転方向を逆にする。 したがって、この実施例ではモータの極システムにおける磁気的非対称性は、 極グループの個々の極のうちの1つまたはそれ以上の非対称性によるのではなく 、永久磁石極を非対称的に位置付けることにより得られた、極グループ13内の 非対称性によって達成される。 図4に示されるモータでは、永久磁石極が対称であるという点を除いては、ス テータ11が同様に図1Aから図1Eに示されるものに類似する1つの極グルー プ13しか含まない。しかしながら、この場合ステータ11はいわゆるセグメン トステータであるためロータの周囲の一部分しか拡張しない。補助極部品20か らのステータ11の端部部分は磁気抵抗極15Sおよび永久磁石極16Sからの 磁束のためのリターン経路を与える。 図5Aおよび図5Bは、ロータ12が図2Aに示されるロータ12に似たモー タを示す。この場合ステータ11は永久磁石極しか備えず、すなわち空隙19に 面したそれらの側にある交番極性NおよびSの、均一に隔てられた非対称的な4 つの永久磁石極16ANおよび16ASのグループ13を備え、極ピッチはロー タ極ピッチの2分の1である。さらに、このモータでは交番極性を有する電流パ ルスが巻コイル17に与えられる。 極の配列とは別に、図5Aのステータ11は図2Aのステータ11に似ており 、したがって極グループ13に直径方向に対向しかつ約180°の角度まで延び る補助極20を含む。 図5Aのモータのステータ極グループ13の磁気的非対称性は、永久磁石極1 6ASの、互いに対するスペースを変えることなく、たとえば永久磁石極16A Sの を1つの方向に円周方向に移動させるか、または示される中央位置か ら、他方の永久磁石極16NSに対して中心外の位置である位置に移動させるこ とによってもたらされる。 図6Aから図6Cはこの発明に従ったモータを示し、これは図2Aおよび図2 Bに示されるモータの2相のものと見なされる。そのステータ11は、同一であ り図2Aの極グループ13に実質的に類似した直径方向に対向した2つの極グル ープ13Uおよび13Vを含む。各極グループは1対の対称的な磁気抵抗極15 Sと、対称な永久磁石極16Sとを含み、この永久磁石極16Sは永久磁石極間 の中央に位置付けられ、ステータ巻線の異なった相UおよびVに属する巻コイル 17Uおよび17Vに関連する。 巻コイル17Uおよび17Vは反対の位相でパルス直流電流によって励磁され る。 さらに、ステータは直径方向に対向する1対の補助極部品20を有し、これら は極グループ間に位置付けられる。 ロータ12は均一に隔てられた非対称的な7つの磁気抵抗極18Aを備える。 上極グループ13Uの磁気抵抗極15Sが、図6Aに示されるように隣接した1 対のロータ極18Aと磁気的に整列し、それによりこれらのロータ極が引込み位 置に置かれると、対向する極グループ13Vの永久磁石極16Sが別のロータ極 18Sと磁気的に整列する。ステータ極と整列するロータ極は他にない。より広 義には、ステータ上の極グループの磁気抵抗極がロータ極と磁気的に整列する場 合には必ず、異なった極グループの磁気抵抗極と磁気的に整列するロータ極が他 になく、ステータ上の極グループの永久磁石極がロータ極と磁気的に整列すると きには必ず、異なった極グループの永久磁石極と磁気的に整列する他のロータ極 はない。 図6Cはロータ極ピッチの2分の1に対応する角度まで、図6Aの位置から回 転されたロータを示し、それによりロータ極18Aは上極グループ13Uの永久 磁石極16Sと磁気的に整列する。この図はまた、上極グループ13Uの巻コイ ル15Uが上記の回転された位置において導体によって励磁されるときにセット アップされる磁束パターンを示す。 図6Aから図6Cに示されるモータでは永久磁石極16Sは図3Aおよび図3 Eを参照して説明したように中心外または非対称的な位置に置かれ得る。 図面から明らかであるように、ステータ上の極グループの磁気抵抗極または永 久磁石極がロータ極と磁気的に整列するときには必ず、捕助極手段20はステー タ極からロータ極まで通過する磁束に、磁束をステータに戻すための最も好都合 な経路を与える。 図面に特定的に示しここで説明したものではない、ステータおよびロータ上の 極の組合せはまたこの発明の範囲内で可能である。上で示して説明した極配列の 他に、下記のリスト(これらは排他的ではない)はこの発明の範囲内にある極配 列の例を含む。 I.ロータ上の対称的な磁気抵抗極 A.ステータ上に永久磁石(PM)極のみがある場合 1.非対称的な極列に配置された対称的な永久磁石極 2.非対称的なPM極 B.ステータ上の磁気抵抗極およびPM極 1.極グループにおいて非対称的に置かれた極 図3 2.極グループにおいて対称的に置かれた極 2.1 対称的な磁気抵抗極 a.非対称的なPM極 2.2 非対称的な永久磁石極 a.対称的なPM極 b.非対称的なPM極 II.ロータ上の非対称的な磁気抵抗極 A.ステータ上にPM極のみがある場合 1.対称的なPM極 2.非対称的なPM極 図5 B.ステータ上の磁気抵抗極およびPM極 1.極グループにおいて非対称的に置かれた極 2.極グループにおいて対称的に置かれた極 2.1 対称的な磁気抵抗極 a.対称的なPM極 図4および図6 b.非対称的なPM極 図1 2.2 非対称的な磁気抵抗極 a.対称的なPM極 図2 図7Aから図7Dは図1B、図2Bおよび図3Bなどに対応する図であり、ス テータ上の1対の磁気抵抗極間での永久磁石極の、磁気的に対称および非対称な 位置付けの概念をさらに明らかにする役割を果たす。これらの4つの図は、すベ ての図面において同じであり図1Aおよび図1Bのものと類似したステータおよ びロータ磁気抵抗極の組合せとともに、永久磁石極の4つの異なった形状を示す 。4つの図面すべては起動位置にあるロータ磁気抵抗極18Aを示し、これはす なわち永久磁石極16S(図7A)または16A(図7Bから図7D)と磁気的 に整列し、ステータ極グループと関連した巻線には電流が流れない。 起動位置において、永久磁石極16Aまたは16Sによってロータ磁気抵抗極 18Aに加えられた力は円周方向において0であるが、ロータ極の、整列位置か らの逸脱に応答して、永久磁石極とロータ極との間の引力により、ロータ極を起 動位置まで戻す円周方向の成分がもたらされることとなる。 比較のために含まれ、かつWO92/12567に示されるものに対応する対 称的な極形態を示す図7では、永久磁石極15Sはロータ磁気抵抗極18Aの主 極部分と完全に重なる。図7Bから図7Dは、この発明に従った異なったステー タ極形態を示し、これらは永久磁石極の非対称性により非対称である。図7Dに おいて、極15Sおよび16Aを含むステータ極グループは、永久磁石極16A の極的非対称性およびその極の(左ステータ磁気抵抗極15Sに向かう)、わず かに非対称な位置付けの両方により、結果として2つのステータ磁気抵抗極15 S間にロータ磁気抵抗極18Aがわずかに非対称に整列して位置付けられる。 ステータ上の磁気的非対称性はステータ極のすべてが、交番極性を有する永久 磁石極である場合にも達成される。1つの極性を有する永久磁石極は、他の極性 を有する隣接した永久磁石極の間の中央位置から円周方向の両方向に合わせて移 動され、似た極性の極を有する各組内の極は依然として実質的に均一に隔てられ てる。 図面に示されるすべての実施例において、ステータおよびロータは図1Dに示 されるように電気スチールプレートからラミネートされる(プレートの厚さは図 面の明瞭化のために過度に強調される)。 ステータおよびロータの両方の上に磁気抵抗極を有するモータにおいては、ス テータ磁気抵抗極を形成するプレートの部分または第2のステータプレート11 Aが、空隙に面する湾曲したプレートエッジ11Bが、隣接するプレートに対し て半径方向に外向きにオフセットされるようにわずかに短くされ、これは図1A および図1Dの下部分を参照されたい。すなわち、第2のプレート11Cは空隙 まで延び、介在プレート11Aの端部は空隙まで及ばない。 WO92/12567に記載されているように、磁気抵抗極の極面でプレート のスタックをこのように低減することは、ロータ磁気抵抗極がステータ磁気抵抗 極を通過して移動することにより起こる、ステータ磁気抵抗極とロータ磁気抵抗 極との間の空隙における磁束変化が、極の重なり領域の変化に確実に比例するよ うにする役割を果たす。すなわち、それらは、磁束変化が磁気回路の異なった領 域における磁気飽和によって制限されない限り、極の重なり領域の磁束密度が確 実に実質的に一定になり、このため極の相互作用によってもたらされるトルクが できる限り均一となるようにする役割を果たす。 磁気的には、第2のプレートの磁気抵抗極部分を減らすことまたは短縮化する ことには、鉄損の大部分が生じる、ラミネートされたスタックのバルクにおいて 磁気的な誘導スイング(モータの動作サイクルによって磁束密度が変化する間 隔)を低減する目的を果たす極面にわたって、飽和磁束密度の平均値が50%下 がるという効果がある。 高い動作周波数でモータが動作するのが適切である、極面において磁気抵抗極 を低減するための変形された技術によると、すべてのプレートまたは空隙まで延 びるプレートに凹部が設けられ、これらの凹部は極の磁束に与えられるプレート の断面積を制限し、それにより極面において極が磁気的に飽和されるようになる 磁束密度を下げることに寄与する。 凹部はプレートの断面にわたって実質的に均一に分配されるべきである。それ らは孔、すなわち空隙まで開かない開口の形を取ってもよく、または好ましくは 狭い通路を介して空隙と連通する開口の形を取ってもよい。広い通路は他のモー タ部分の磁気抵抗極の面に渦電流をもたらすため望ましくない。 薄いラミネートまたは鉄プレートのスタックの代わりに、プラスチックマトリ クスに埋込まれた鉄粉またはフレークの複合体を用いてもよい。代替的な実施例 この発明に従うモータは、巻線を有する極グループを含み、回転移動または直 線移動のために形成され得る。 回転モータは下記のものを含み得る。 1.ディスク形状または円筒形、円錐形などであり、原則として静止軸を中心と して回転する母線が描くいかなる形状の表面であってもよい空隙表面。 2.外部ロータ。 3.たとえばセグメントステータの場合にはステータおよびロータの極数間の差 はそれぞれ任意であってもよい。 4.円筒形の空隙表面および内部ロータを備えたモータにおいては、軸方向に隔 てられるようにいくつかの極グループが配置され得る。モータはこのようないく つかの「モータディスク」を含んでもよい。これらのディスクは個別に閉鎖され た磁束経路を有するか、または軸方向に方向付けられた磁束経路によって相互接 続され得る。このような配置の例はWO90/02437に見出すことができる 。たとえば2つの「モータディスク」に対して共通のコイルによってさまざまな 「モータディスク」を磁化することができる。 5.「モータディスク」間に軸方向の磁束接続部を備えたモータの場合、巻線は 回転軸を囲むシリンダコイルを含み得る(このような構成の一例はWO90/0 2437に示される)。この場合、たとえば回転部分は、さもなくば静止してい たであろう極タイプを含み得り、この逆についても同じことが言える。 6.モータの極、たとえば磁気抵抗極の形状および/または分配は、ステータと ロータとの間の変化する磁力によって発生するノイズおよび振動が可能な限り軽 減されるように選択される。このタイプの公知の方策の例は、傾斜した極エッジ か、またはロータの外周に沿って極をわずかに不均一に分配することか、または ステータ上の極グループの極ピッチとロータ上の極ピッチとの間に、ある差を与 えることである。さまざまな方策を組合せてもよい。 7.ステータ上の各グループに2つまたはそれ以外の偶数の磁気抵抗極を備え、 かつステータ上には永久磁石極を備えないモータにおいては、示される実施例に おいて極グループの真ん中で動作する軟磁性のステータヨーク部分を、モータの 磁気機能に影響を及ぼすことなく排除することができる。上記ステータヨーク部 分のスペーサとしての機械的機能は非磁気的なスペーサ手段と置換することがで きる。 8.極グループを磁化するための、図1から図6に示されるコイルは異なった態 様で配置されてもよく、たとえば極グループ間のヨークを囲む変圧器タイプのコ イルとして配置されてもよい。ステータヨークを分割し、予め巻かれたコイルが 用いられるようにしてもよい。これに代えて、トロイドのセクションとして形成 されたヨークの場合、コイルはヨークのまわりに部分的にトロイド状に巻付けら れる。これはたとえば小さなモータの場合、2つの極グルーブを互いに接続する 2つのヨークと二重の断面領域を有する単一のヨークとを置換して、ヨークを囲 む単一のコイルを有するようにすると経済的に有利である。このような構成は小 型のくま取り磁極モータおよびDCモータにおいて公知である。 単一極性を有する電流パルスが与えられるモータにおいて1つだけの電子スイ ッチエレメントの使用を可能にするために、WO90/02437に記載されて いるように、動作巻線と平行に巻かれたフィードバック巻線によって場のエネル ギ(field energy)をDC源に戻すことができる。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 整列しないようになる。強磁性の補助極手段(20)は 第1のモータ部分(11)上に設けられ、上記対の永久 磁石極(16A)が第2の極列の極(18A)と磁気的 に整列するときに常に、補助極手段(20)が、極列を 隔てる空隙(19)を介して第2の極列の他の極のうち の少なくとも1つに面するように位置付けられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.自己起動式ブラシレス電気モータであって、 第1の極列において隔てられた関係で配置された複数の極を有する強磁性の第 1のモータ部分と、 第2の極列において隔てられた関係で配置された複数の極を有する強磁性の第 2のモータ部分と、 前記第1のモータ部分と前記第2のモータ部分とを支持して、前記第1の極列 が空隙を介して前記第2の極列に面した状態で相対的に移動させるための軸受手 段と、 前記第1のモータ部分上の巻線とを含み、前記巻線は各巻線相に対して第1の 巻コイルを含み、前記第1の巻コイルは前記第1の極列の第1の極グループに関 連して配置され、前記第1の巻コイルが励磁されると前記第1の極グループを介 して前記第1および第2の極列の極を連結する磁界を発生し、 前記第1および第2の極列は第1のタイプの極および第2のタイプの極を含む 極システムを構成し、前記第1のタイプの極は磁気抵抗極であり、前記第2のタ イプの極は空隙に対して横方向に分極化される永久磁石極であり、 前記第1および第2の極列のうちの少なくとも一方は磁気的非対称性を示し、 前記磁気的非対称性は前記巻線が励磁されると前記モータ部分を好ましい相対的 な方向に移動させ、 前記モータ部分は、前記第1の極列の極が前記第2の極列の極と磁気的に整列 する磁気的に不均衡な相対的な位置を有し、前記第1のモータ部分上には、反対 に分極化され、前記第1の極列の前記整列した極と同じ巻線相に属し、かつ前記 第2の極列の極とも整列した別の極を有さず、 前記第1のモータ部分は、前記第2の部分に隣接する補助極手段を備え、 前記モータ部分の前記相対的な位置にある前記補助極手段は、前記第1の極列 の、初めに述べた前記整列した極から前記第2のモータ部分まで送られる、磁気 的に不均衡な磁束を前記第1のモータ部分に戻すための経路を与えることを特徴 とする、モータ。 2.前記第1の極グループが、少なくとも1つの磁気的に対称な第1のタイプの 極と、磁気的に非対称な第2のタイプの極とを有することを特徴とする、請求項 1に記載のモータ(図1、図3および図5)。 3.前記第1の極グループが、第1のタイプの2つの極と、それらの間に位置付 けられた第2のタイプの極とを含み、前記第1のタイプの極のスペースは前記第 2の極列の極のスペースに対応することを特徴とする、請求項1または2に記載 のモータ(図1から図4および図6)。 4.前記第2の極列が、実質的に均一に隔てられた磁気的に非対称な複数の第1 のタイプの極を含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のモー タ(図1から図6)。 5.前記第1の極グループが、反対方向に分極化された1対の第2のタイプの極 を含み、前記第2の極列が、実質的に均一に隔てられた複数の第1のタイプの極 を含むことを特徴とする、請求項1に記載のモータ(図5)。 6.第1の極グループが、隣接した極または複数の極に対して反対方向に分極化 された少なくとも1つの付加的な第2のタイプの極を含むことを特徴とする、請 求項5に記載のモータ。 7.前記第1の極グループの前記第1のタイプの極が対称であり、前記第2のタ イプの極が前記巻コイルの磁界と反対の方向に分極化され、かつ前記第1のタイ プの極に対して非対称である位置に取付けられ、前記第2の極列が実質的に均一 に隔てられた複数の第1のタイプの極を含むことを特徴とする、請求項3に記載 のモータ(図3)。 8.前記第2のタイプの極が、前記非対称な位置から、前記第1のタイプの極間 の対称線の反対側の、対応する非対称な位置まで、前記第1の極列に沿って移動 可能であり、前記第2の極列の前記第1のタイプの極は、主極部分と、前記主極 部分の各端部にある補助極部分とを含むことを特徴とする、請求項7に記載のモ ータ(図3)。 9.前記磁気的に非対称な極が、主極部分と、前記それぞれのモータ部分の好ま しい相対的な移動方向において前記主極部分から突出する補助極部分とを含むこ とを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載のモータ。 10.前記補助極部分が、前記極列に沿って測定された長さを有し、それにより 、 前記2つのモータ部分のうちの一方の上にある任意の極が前記他方のモータ部分 上にある極と磁気的に整列すると、前記モータ部分のうちの一方にある前記磁気 的に非対称な極のうちの少なくとも1つの補助極部分が、前記他方のモータ部分 上の、隣接する極の少なくとも近くまで延び、好ましくは前記隣接した極とわず かに重なることを特徴とする、請求項9に記載のモータ。 11.前記第1の極列が、少なくとも1つの付加的な極グループと、それに関連 し前記第1の巻コイルと同じ巻相の部分を形成する付加的な巻コイルとを含み、 前記補助極手段は、前記第1の極グループと前記付加的な極グループとの間に位 置付けられることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載のモータ( 図1)。 12.前記補助極手段が、前記第1の極グループの両側に位置付けられた1対の 補助極部材を含むことを特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載のモー タ。 13.前記第1のモータ部分がステータであり、前記第2のモータ部分が前記ス テータに対して回転するために軸支されたロータであることを特徴とする、請求 項1から12のいずれかに記載のモータ。 14.前記第1の極グループと直径方向に対向する付加的な極グループを特徴と し、隔てられた1対の第1のタイプの極を含み、前記第1のタイプの極のスペー スは前記第2の極列の極のスペースに対応する、請求項13に記載のモータ(図 1)。 15.前記補助極手段が、前記第1の極グループと直径方向に対向し、前記ロー タの極ピッチの少なくとも2倍に対応する角距離にわたって前記空隙に沿って円 周方向に延びることを特徴とする、請求項13に記載のモータ(図2、図3およ び図5)。 16.前記巻線が、第1の相の巻コイルとしての前記第1の巻コイルと、第2の 相の巻コイルとしての付加的な巻コイルとを含む多相巻線であり、 前記第1の極列は第2の極グループを含み、前記第2の極グループは前記第2 の相の巻コイルと関連し、かつ前記第1の極グループから隔てられ、それにより 前記第1および第2の極グループの、似たタイプの極の1つだけが前記第2の極 列の極と一度に磁気的に整列することを特徴とする、請求項1から15のいずれ かに記載のモータ(図6)。
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