JP2000512748A - 検体収集用液体 - Google Patents

検体収集用液体

Info

Publication number
JP2000512748A
JP2000512748A JP09541833A JP54183397A JP2000512748A JP 2000512748 A JP2000512748 A JP 2000512748A JP 09541833 A JP09541833 A JP 09541833A JP 54183397 A JP54183397 A JP 54183397A JP 2000512748 A JP2000512748 A JP 2000512748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample collection
sample
collection liquid
liquid
molar concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP09541833A
Other languages
English (en)
Inventor
グランジャー,ヴィヴィアン.
バーネット,デイヴィッド.
Original Assignee
ノーザン ジェネラル ホスピタル エヌ.エイチ.エス.トラスト
セントラル シェフィールド ユニヴァーシティー ホスピタルズ エヌ.エイチ.エス.トラスト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノーザン ジェネラル ホスピタル エヌ.エイチ.エス.トラスト, セントラル シェフィールド ユニヴァーシティー ホスピタルズ エヌ.エイチ.エス.トラスト filed Critical ノーザン ジェネラル ホスピタル エヌ.エイチ.エス.トラスト
Publication of JP2000512748A publication Critical patent/JP2000512748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/5005Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving human or animal cells
    • G01N33/5094Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving human or animal cells for blood cell populations
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/10Composition for standardization, calibration, simulation, stabilization, preparation or preservation; processes of use in preparation for chemical testing
    • Y10T436/101666Particle count or volume standard or control [e.g., platelet count standards, etc.]

Abstract

(57)【要約】 脂肪族アルデヒドをモル濃度0.15Mから3.4Mと、1種以上の重金属塩を総モル濃度0.2×10-3Mから0.2Mと、抗凝血薬をモル濃度0.27Mから0.45Mとを含む無菌水溶液からなり、前記溶液は6.8から8.0の範囲のpHを有することを備える検体収集用液体。

Description

【発明の詳細な説明】 検体収集用液体発明の背景 本発明は、検体収集用液体(specimen collection fluid)に関するものであ り、さらに詳細には免疫血液学的分析に用いられる血液および/または骨髄検体 の処理用検体収集用液体に関する。 血液学的悪性疾患およびAIDSのような免疫学的疾患に罹患した患者から得 られる検体の免疫血液学的分析での現行の方法では、適切な量の検体収集用液体 (通常、抗凝血薬溶液である)を含有する無菌血液収集管中に収集することが要 求される。しかしながら、末梢血または骨髄の収集では抗原の安定性を確保し、 サンプルの完全性が劣化しないように、関与する試験に応じて、6、18または 24時間以内に当該検体を処理すべきであることが数種の研究によって報告され ている。これらの厳しい時間制限のために、ほとんど常に検体を分析場所へ非常 に緊急に輸送しなければならない。分析が遅延する場合、例えば、患者の検体が 週末または祝日に得られた場合、または検体がある国から別の国に輸送される場 合、最終的に分析にかけられるときには適切な状態でないことがあり、さらなる 検体の採取が必要となることがある。 現在入手できる安定化液体は、抗凝血化血液の収集についで、1mlの抗凝血 化血液検体への1mlの安定化液体の添加を必要とし、その結果検体が著しく希 釈され、引き続き行われる免疫血液学的分析の結果の解釈を非常に難しいものと する。 商業的に入手可能な安定化液体は白血病において満足のいかない結果を与える 。 国際特許出願番号WO 95/01796およびWO 95/27203において、重金属化合物 特に遷移金属塩を含む安定化剤で細胞を処理することにより調製された安定化細 胞の調製が記載されている。安定化剤は有効量のアルデヒドを含むこともできる 。安定化細胞の調製品は分析技術用の品質管理手順で用いられる安定化された全 血調製品を安定化することもできる。発明の目的 免疫血液学的分析検体に適する改良された検体収集用安定化液体を提供するこ とが本発明の目的であり、好ましい実施態様において、安定化液体を含む検体収 集用容器に検体を直接収集するのを可能にする。 改良された検体収集用液体を含む検体収集容器を提供することも本発明の目的 である。 免疫血液学的分析用などの検体収集法を提供することも本発明のさらなる目的 であり、新規の検体収集用液体と検体を接触させ、実質的に分析を妨げることな く改良された貯蔵特性を提供するものである。発明の概要 第1の態様において、本発明は免疫血液学的分析検体用などの、検体収集用液 体を提供し、これは脂肪族アルデヒドをモル濃度0.15Mから3.4Mと、1 種以上の重金属塩を総モル濃度0.2×10-3Mから0.2Mと、好ましくは抗 凝血薬をモル濃度0.27Mから0.45Mとを含む無菌緩衝溶液を備え、前記 溶液は6.8から8.0の範囲のpHを有する。 すでに抗凝血化された状態にある血液を用いる場合には、抗凝血薬は任意であ ることは理解されよう。 別の態様において、本発明は分析用の検体を受け入れる検体収集用容器を提供 し、これは脂肪族アルデヒドをモル濃度0.15Mから3.4Mと、1種以上の 重金属塩を総モル濃度0.2×10-3Mから0.2Mと、抗凝血薬をモル濃度0 .27Mから0.45Mとを含む無菌水溶液からなる安定化量の検体収集用液体 を含み、前記溶液は6.8から8.0の範囲のpHを有する。 さらなる態様において、本発明は組織病理学的分析などの、免疫血液学的分析 および/または他の分析技術用の検体収集法を提供し、前記溶液のpHが6.8 から8.0の範囲である、脂肪族アルデヒドをモル濃度0.15Mから3.4M と、1種以上の重金属塩を総モル濃度0.2×10-3Mから0.2Mと、抗凝血 薬をモル濃度0.27Mから0.45Mとを含む無菌水溶液からなる検体収集用 液体に検体を接触させることを備える。 発明の詳細な説明 本発明は特に免疫血液学的分析目的用の末梢血および骨髄検体の収集に適用す ることができ、これに加えて今後より詳細に記述される。しかし本発明はそのよ うな物質の収集に限定されるものではなく、例えば、組織病理学のような病理学 的検体の分析などの、分析目的用に収集されたヒトおよび動物の広範な検体に広 く適用することができることが理解されよう。 検体収集用液体に用いられる脂肪族アルデヒドは、あらゆる適切な脂肪族アル デヒドであることができるが、好ましくはホルムアルデヒドであり、そして最も 好ましくはパラホルムアルデヒドである。水溶液にアルデヒドを溶解するのを補 助するために、必要であれば溶液を加温することができるが、温度は50℃を超 えるまで上昇させてはならない。 適切な重金属塩は錯体形成特性を有し、かつ原子量20を超える金属であり、 例えば、遷移金属、特に周期表のIV AからVII Aの遷移金属群であるマンガン、 クロム、モリブデン、バナジウムおよびチタンなど、I B群の銅など、ならびにI V B群のスズなどがある。VI A群およびVII A群、遷移金属、そして特にクロムお よびマンガンが特に好ましい。ある種の目的にとっては溶液が無色であるという 有利な点があるマンガン塩、とりわけマンガン塩とクロム塩との混合物を用いて 大変良い結果が得られた。 該重金属のいずれかの適切な水溶性塩を用いることができ、とりわけ無機酸塩 、例えば、硫酸塩、および特に塩化物を用いることができる。クロムおよびマン ガン化合物、例えば、塩化クロム CrCl3のようなクロム塩、および例えば 、塩化マンガン MnCl2のようなマンガン塩を用いて特に良い結果が得られ 、これらは本発明において用いられる好ましい金属塩である。 いずれの適切な抗凝血薬をも用いることができるが、EDTA塩が好ましく、 例えば、エチレンジアミン四酢酸二カリウム(K2EDTA)およびエチレンジ アミン四酢酸三カリウム(K3EDTA)のようなアルカリ金属塩が好ましい。 他に用いることのできる抗凝血薬はシトレート/ホスフェート/デキストロース /アデニン(CPDA)を含む。 本発明による好ましい検体収集用液体はパラホルムアミド、マンガンおよび塩 化クロム、ならびに抗凝血薬を含む。好ましくは、マンガンのクロムに対する重 量比は、100:1から50:1の範囲内であり、例えば約75:1である。 水溶液は、好ましくは0.15モルから1.0モルの脂肪族アルデヒドと、0 .2×10-3Mから0.1モルの重金属塩と、0.27から0.45モルの抗凝 血薬とを含む。前記水溶液は、好ましくは7.2から7.6の範囲の、例えば、 約7.4のpHを有する。 検体収集用液体は、好ましくは1種以上の細胞栄養素、例えば、それぞれ約2 .5M、0.05Mおよび0.1Mまでの量のデキストロース、アデノシン三リ ン酸およびイノシン、ならびに解糖系前駆体、例えば、ジヒドロキシアセトンお よび2,3-ジホスホグリセロールをも含む。クエン酸三ナトリウムおよび塩化ナト リウムは、しかしながら、好ましくは除外される。 検体収集用液体は、好ましくは細菌の成長を防ぐために1種以上の抗生物質を も含み、特に栄養素を伴う場合、抗生物質が存在しない場合には細菌が成長する 。抗生物質、例えば、それぞれ約0.015Mおよび0.005Mまでの量のク ロラムフェニコールおよび硫酸ネオマイシンが適することが発見された。 検体収集用液体は、好ましくは血小板安定剤、例えば、塩化マグネシウムまた はヨードアセトアミドまたはその誘導体をも含む。 検体収集用液体は、調製してすぐ用いることができ、あるいは好ましい場合に は、用いる前にしばし放置しておくこともできる。調製してすぐの溶液は水酸化 クロム重合種(chromium hydroxy polymeric species)と思われる沈殿の形成を 起こすことが、クロム化合物の溶液のあるものにおいて観測された。好ましくは 使用前に溶液から沈殿を濾別する。沈殿の形成は、勿論、溶液中の重金属イオン の濃度を低下させるので、もしこれが起こるならば、重金属塩の濃度がまだ好ま しい範囲内に留まっているのかどうかを決定するために溶液の分析を実施すべき である。 検体収集用容器は、例えば、末梢血または骨髄の収集用の慣用の血液収集シス テムにおいて用いられるタイプのいずれの適切なガラスまたはプラスチック容器 でもよい。容器は例えば、空間を除いて、1から10ml、好ましくは約5ml の容量の、ガラスまたはプラスチック管からなることができ、照射によって滅菌 される。通常、検体収集用容器は、検体収集用液体を少なくとも10マイクロリ ットル、好ましくは20から100マイクロリットル、例えば、約50マイクロ リットルを含有することのできる容積を有する。 本発明の収集方法において、血液または骨髄は現在当該技術において用いられ ている静脈切開の方法のいずれによっても、検体収集用容器に直接採取すること ができる。一般に、血液または骨髄の5mlアリコートがほとんどの分析目的に 適しており、これらは例えば50マイクロリットルの新規検体収集用液体を含む ことのできる本発明の検体収集用容器中に採取することができる。 検体容積の検体収集用液体容積に対する比は、好ましくは30:1から125 :1である。 本発明の検体収集用液体、容器および方法の好ましい実施態様を用いることに より、抗原または細胞の全体性が実質的に変質せずに採血後5日を超えて7日ま での末梢血で免疫血液学的分析を実施できることが発見された。本発明の好まし い検体収集用液体および方法を用いて、白血球および血小板抗原CD3、CD4 、CD5、CD8、CD10、CD13、CD16、CD14、CD19、CD 20、CD33、CD34、HLA−DR、CD45、ならびに通常測定される 血液学的パラメーター、例えば、白血球数、赤血球数、血小板数、白血球分画( white cell differential)およびヘモグロビンは、この期間中実質的に安定し ていた。白血球数は実質的に終始一定であるので、CD4およびCD34のよう な抗原に対する絶対値の測定を助ける。例えば、PCR分析法用では収集後5日 までの間、RNAを検体から抽出することができる。 本発明の検体収集用液体、容器および方法は、AIDSのような疾患の管理に おいて著しい利益を提供する。末梢血パラメーターは実質的に安定しているので 、検体の長距離輸送を容易にし、分析に都合良い時間まで検体を保持することが できる。少量の検体収集用液体の添加は通常およそ100分の1で、絶対値の計 算に影響しうる著しい希釈を起こさない。 本発明は以下に示す実施例で例示される。 実施例1 検体収集用液体は下記の成分を重量モル含む無菌水溶液から調製される。 パラホルムアルデヒド 1.5モル 塩化マンガン 0.125モル K2EDTA 0.37モル 溶液のpHを7.4に調節し、溶液を濾過する。溶液50μlを7mlガラス 製検体収集管に入れる。健康なドナーからCPDA中に収集された24時間経過 した血液サンプルを採取し、管に5ml引き抜く。管の内容分を十分に混合する 。管は4℃で貯蔵する事が好ましく、試験の前に内容物を室温にまで暖める。 5日後ベクトン・ディキンソンのフローサイトメーターで検体を試験し、同様 の安定化していない対照と比較する。前方および側方散乱(forward and side s catter)(FSC)の結果を図1および2(安定化させた検体)ならびに図3お よび4(対照)に示す。安定化させた検体では比較的に影響がなかったのに対し 、対照検体においては測定値が信頼できないとみなされる程度まで非リンパ球お よび細片が増加した。 上記実施例において検体はCPDA抗凝血薬中に収集されたが、抗凝血薬を前 もって添加せずに、検体収集用液体に直接採取しても同様の結果を得ることがで きる。 実施例2 検体収集用液体は下記の成分を重量モル含む無菌水溶液から調製される。 パラホルムアルデヒド 0.33モル デキストロース(D-グルコース) 2.22モル アデノシン三リン酸 0.036モル イノシン 0.075モル クロラムフェニコール 0.012モル 硫酸ネオマイシン 0.0044モル 塩化クロム(III) 0.019モル 塩化マンガン 0.025モル 塩化マグネシウム 0.52モル 溶液のpHを7.4に調節し、大量の沈殿が形成した。溶液を1200gで遠 心分離して沈殿を上清から分離した。上清を除去し、残っている粒子を濾別した 。 K3EDTAを添加して、最終濃度0.34モルとし、溶液を再び濾過する。 54μlの溶液を4.5mlガラス製検体収集管に入れる。静脈穿刺により採取 された血液を直ちに管に入れる。上下に振ることにより管の内容分を十分に混合 して、新鮮な血液の抗凝血化および安定化プロセスを開始させる。管は4℃で貯 蔵する事が好ましく、試験の前に内容物を室温にまで暖める。 5日後ベクトン・ディキンソンのフローサイトメーターで検体を試験し、安定 化させていない対照と比較する。CD45+染色および側方散乱の結果を図5お よび6(安定化させたサンプル)ならびに図7および8(対照)に示す。安定化 させた検体では比較的に影響がなかったのに対し、対照検体においては測定値が 信頼できないとみなされる程度まで顆粒球が分解し、細片の量が著しく増加した 。 上記実施例において検体は安定化液体中に存在するK3EDTAにより抗凝血 化されたが、前もって抗凝血化してある検体に安定化液体(K3EDTAなし) を直接添加しても同様の結果を得ることができる。 本発明による安定化させた検体をCoulter STKSのような血液学分析機械で拒絶 されることなく試験することができ、正常な赤血球および白血球数を計測するこ とができる。図9は静脈穿刺3日後の安定化させた全血液像を示す。図10の表 1および2はそれぞれ、実施例2の手順に従って安定化させた検体で5日にわた って測定した白血球分画の絶対値およびパーセント値を表す。 本発明により安定化させた検体は7日間にわたる溶血が最小であることも発見 された。 図11において、レーンC5は5日経過した安定化全血サンプルからのRT- PCR生成物の結果を示す。 非安定化および安定化サンプルのμg/mlでのRNA含量の5日間にわたる 典型的値は以下の通り。 非安定化サンプル、0日目 495μg/ml RNA 非安定化サンプル、5日目 215μg/ml RNA 安定化サンプル、0日目 340μg/ml RNA 安定化サンプル、5日目 240μg/ml RNA 本願に関連して本明細書と同時にまたは先に提出されたもの、および本明細書 の検索用に公開されたすべての論文および文献に読者の注意がはらわれ、そのよ うなすべての文献の内容およびコメントをここに参照により本明細書に援用する 。 本明細書(付随する請求項、要約書および図面を含む)に開示された全ての特 徴および/またはそのように開示された全ての方法または手順の工程は、少なく ともいくつかのそのような特徴および/または工程が互いに排他する場合の組み 合わせを除いて、いずれの組み合わせも可能である。 本明細書(付随する請求項、要約書および図面を含む)に開示された各特徴は 、特記しない限り、同じ、同等または類似の目的にかなう代替的な特徴で代理す ることができる。従って、特記しない限り、開示された各特徴は一般的な一連の 同等または類似する特徴の1例にすぎない。 本発明は前述の実施態様の詳細に限定されない。本明細書(付随する請求項、 要約書および図面を含む)に開示されたあらゆる新規の特徴または、あらゆる新 規の特徴の組み合わせあるいは開示されたあらゆる新規な方法または手順の工程 あるいは新規な方法または手順の工程の組み合わせにまで拡張される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA ,UG,US,UZ,VN,YU (72)発明者 グランジャー,ヴィヴィアン. 英国 エス8 0エヌエス シェフィール ド ウッドシーツ レッドストーン ロー ド 12 (72)発明者 バーネット,デイヴィッド. 英国 エス6 6エフエル シェフィール ド スタニントン ホルム オーク ウェ イ 18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.脂肪族アルデヒドをモル濃度0.15Mから3.4Mと、1種以上の重金属 塩を総モル濃度0.2×10-3Mから0.2Mとを含む無菌緩衝水溶液であり、 前記溶液は6.8から8.0の範囲のpHを有することを特徴とする検体収集用 液体。 2.抗凝血薬を提供することを特徴とする請求項1に記載の検体収集用液体。 3.抗凝血薬はモル濃度0.27Mから0.45Mで提供されることを特徴とす る請求項2に記載の液体。 4.病理学的分析用に適することを特徴とする前記の請求項のいずれかに記載の 検体収集用液体。 5.血液学的分析用に適することを特徴とする前記の請求項のいずれかに記載の 検体収集用液体。 6.組織学的分析用に適することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載 の検体収集用液体。 7.脂肪族アルデヒドはパラホルムアルデヒドであることを特徴とする前記の請 求項のいずれかに記載の検体収集用液体。 8.重金属塩は遷移金属の塩であることを特徴とする前記の請求項のいずれかに 記載の検体収集用液体。 9.遷移金属はクロムおよび/またはマンガンであることを特徴とする請求項8 に記載の検体収集用液体。 10.重金属塩は塩化物であることを特徴とする前記の請求項のいずれかに記載 の検体収集用液体。 11.抗凝血薬はEDTA塩であることを特徴とする請求項2から10のいずれ かに記載の検体収集用液体。 12.パラホルムアルデヒド、塩化マンガン、塩化クロムおよび抗凝血薬の水溶 液を含むことを特徴とする前記の請求項のいずれかに記載の検体収集用液体。 13.0.15Mから3.4モルの脂肪族アルデヒドと、0.2×10-3Mから 0.2モルの重金属塩と、0.27から0.45モルの抗凝血薬とを含むことを 特徴とする前記の請求項のいずれかに記載の検体収集用液体。 14.1種以上の細胞栄養素をも含むことを特徴とする前記の請求項のいずれか に記載の検体収集用液体。 15.1種以上の抗生物質をも含むことを特徴とする前記の請求項のいずれかに 記載の検体収集用液体。 16.血小板安定化剤をも含むことを特徴とする前記の請求項のいずれかに記載 の検体収集用液体。 17.血小板安定化剤は塩化マグネシウムであることを特徴とする請求項16に 記載の検体収集用液体 18.水溶液は7.2から7.6の範囲内のpHを有することを特徴とする前記 の請求項のいずれかに記載の検体収集用液体。 19.実質的に実施例に記載された検体収集用液体。 20.実質的に本明細書に記載された検体収集用液体。 21.脂肪族アルデヒドをモル濃度0.15Mから3.4Mと、1種以上の重金 属塩を総モル濃度0.2×10-3Mから0.2Mとを含む無菌水溶液からなり、 前記溶液は6.8から8.0の範囲のpHを有する安定化量の検体収集用液体を 含むことを特徴とする分析用の検体を受け入れる検体収集用容器。 22.溶液はさらに抗凝血薬をモル濃度0.27Mから0.45M含むことを特 徴とする請求項21に記載の容器。 23.請求項1から20のいずれかに記載の溶液を含むことを特徴とする請求項 21または22に記載の容器。 24.1から10mlの容量を有し、かつ10から100μlの溶液を含むこと を特徴とする請求項21から23のいずれかに記載の容器。 25.実質的に本明細書に記載された請求項21から24のいずれかに記載の容 器。 26.検体をモル濃度0.15Mから3.4Mの脂肪族アルデヒドと、総モル濃 度0.2×10-3Mから0.2Mの1種以上の重金属塩とを含む無菌水溶液から なり、前記溶液は6.8から8.0の範囲のpHを有する検体収集用液体に接触 させることを備えることを特徴とする血液学的分析用の検体の収集方法。 27.液体はモル濃度0.27Mから0.45Mの抗凝血薬をさらに含むことを 特徴とする請求項26に記載の方法。 28.請求項1から20のいずれかに記載の溶液を用いることを特徴とする請求 項26または27に記載の方法。 29.検体収集用液体を含む検体収集用容器に、検体を直接収集するかまたは移 すことを特徴とする請求項26から28のいずれかに記載の方法。 30.検体容積の検体収集用液体容積に対する比は、約30:1から125:1 であることを特徴とする請求項26から29のいずれかに記載の方法。 31.実質的に実施例に記載された請求項26から30のいずれかに記載の方法 。 32.実質的に本明細書に記載された請求項26から31のいずれかに記載の方 法。 33.請求項1から20のいずれかに記載の検体収集用液体により安定化される ことを特徴とする血液学的分析検体。
JP09541833A 1996-05-24 1997-05-23 検体収集用液体 Pending JP2000512748A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9611000.2 1996-05-24
GB9611000A GB2313288B (en) 1996-05-24 1996-05-24 Specimen collection fluid
PCT/GB1997/001418 WO1997045729A1 (en) 1996-05-24 1997-05-23 Specimen collection fluid

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000512748A true JP2000512748A (ja) 2000-09-26

Family

ID=10794322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09541833A Pending JP2000512748A (ja) 1996-05-24 1997-05-23 検体収集用液体

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6579672B1 (ja)
EP (1) EP0906568B1 (ja)
JP (1) JP2000512748A (ja)
AT (1) ATE225507T1 (ja)
AU (1) AU725902B2 (ja)
CA (1) CA2255116A1 (ja)
DE (1) DE69716064T2 (ja)
ES (1) ES2185015T3 (ja)
GB (1) GB2313288B (ja)
NZ (1) NZ332732A (ja)
WO (1) WO1997045729A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19836559A1 (de) 1998-08-12 2000-03-23 Antigen Gmbh Gefäß zur Entnahme von Blut
US7863012B2 (en) 2004-02-17 2011-01-04 Veridex, Llc Analysis of circulating tumor cells, fragments, and debris
CN1571634A (zh) * 2001-08-23 2005-01-26 免疫公司 用于分析的细胞和生物学标本的稳定
JP2005524850A (ja) * 2002-05-07 2005-08-18 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 採集装置
CA2445204C (en) * 2002-10-16 2014-08-12 Streck Laboratories, Inc. Method and device for collecting and preserving cells for analysis
US20050085028A1 (en) * 2003-10-21 2005-04-21 International Business Machines Corporation Method and structure to suppress external latch-up
WO2006090096A1 (en) * 2005-02-28 2006-08-31 Sheffield Teaching Hospitals Nhs Foundation Trust Composition, kit and method for fixing cells
US8871434B2 (en) * 2008-03-21 2014-10-28 Fenwal, Inc. Red blood cell storage medium for extended storage
US8968992B2 (en) * 2008-03-21 2015-03-03 Fenwal, Inc. Red blood cell storage medium for extended storage
WO2010078194A1 (en) 2008-12-30 2010-07-08 Streck, Inc. Method for screening blood using a preservative that may be in a substantially solid state form
US11634747B2 (en) * 2009-01-21 2023-04-25 Streck Llc Preservation of fetal nucleic acids in maternal plasma
NO2398912T3 (ja) 2009-02-18 2018-02-10
WO2011049709A1 (en) 2009-10-23 2011-04-28 Fenwal, Inc. Methods and systems for providing red blood cell products with reduced plasma
WO2011057184A1 (en) * 2009-11-09 2011-05-12 Streck, Inc. Stabilization of rna in and extracting from intact cells within a blood sample
WO2012151391A2 (en) 2011-05-04 2012-11-08 Streck, Inc. Inactivated virus compositions and methods of preparing such compositions
CA2917912C (en) 2013-07-24 2019-09-17 Streck, Inc. Compositions and methods for stabilizing circulating tumor cells
US11168351B2 (en) 2015-03-05 2021-11-09 Streck, Inc. Stabilization of nucleic acids in urine
US20170145475A1 (en) 2015-11-20 2017-05-25 Streck, Inc. Single spin process for blood plasma separation and plasma composition including preservative
WO2018022991A1 (en) 2016-07-29 2018-02-01 Streck, Inc. Suspension composition for hematology analysis control
CA3050906A1 (en) 2017-01-22 2018-07-26 Chryos, Llc Composition and method of use of the same for preserving cells for analysis

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2551208C3 (de) * 1975-11-14 1981-05-27 Behringwerke Ag, 3550 Marburg Verfahren zur Herstellung einer stabilen Erythrozyten-Präparation
US4040785A (en) * 1976-10-18 1977-08-09 Technicon Instruments Corporation Lysable blood preservative composition
US4302355A (en) 1977-08-01 1981-11-24 Warner-Lambert Company Platelet reference control
DE2828820A1 (de) * 1977-08-01 1979-02-08 Warner Lambert Co Verfahren zur herstellung einer stabilen blutplaettchensuspension und nach dem verfahren erhaltene stabile blutplaettchensuspension
JPS606865A (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 Sekisui Chem Co Ltd 血液検査用容器
CA2166729A1 (en) * 1993-07-05 1995-01-19 Vivian Granger Preparation and stabilisation of cells
DE4330213C2 (de) 1993-09-07 1995-08-10 Patscheke Heinrich Mittel zur Stabilisierung von Blut
DE69504646T2 (de) * 1994-04-05 1999-04-29 North Gen Hospital Nhs Trust Herstellung und stabilisierung von zellsuspensionen

Also Published As

Publication number Publication date
GB9611000D0 (en) 1996-07-31
AU2910697A (en) 1998-01-05
NZ332732A (en) 1999-09-29
ATE225507T1 (de) 2002-10-15
EP0906568A1 (en) 1999-04-07
CA2255116A1 (en) 1997-12-04
WO1997045729A1 (en) 1997-12-04
US6579672B1 (en) 2003-06-17
ES2185015T3 (es) 2003-04-16
AU725902B2 (en) 2000-10-26
EP0906568B1 (en) 2002-10-02
GB2313288A (en) 1997-11-26
DE69716064T2 (de) 2004-01-08
DE69716064D1 (de) 2002-11-07
GB2313288B (en) 2000-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000512748A (ja) 検体収集用液体
AU700699B2 (en) Preparation and stabilisation of cells
EP0846264B1 (en) Reagent and method for differential determination of leukocytes in blood
US5786224A (en) Reagent and method for differential determination of leukocytes in blood
AU695573B2 (en) Preparation and stabilisation of cell suspensions
EP1738163A1 (en) Reference control containing a nucleated red blood cell component
Lionetti et al. Cryopreservation of human granulocytes
EP0154522B1 (en) Method for sphering and fixing whole blood erythrocytes
US5830701A (en) Method of detecting hematopoietic progenitor cells
Rejman et al. Correction of anaemia following renal transplantation: serial changes in serum immunoreactive erythropoietin, absolute reticulocyte count and red‐cell creatine levels
JP4086452B2 (ja) 血液試料用希釈試薬およびmcv測定方法
CN112986065B (zh) 一种用于血细胞分析仪的全血质控品及其制备方法
US5599682A (en) Method for the protection of leucocytes and method of blood analysis
US20020094550A1 (en) Method to determine an engrafting cell dose of hematopoietic stem cell transplant units
US5627213A (en) Preparation for lysing erythrocytes
JP2001527530A (ja) 血液、血漿または関節液生成物の抗凝血
JPH0540118A (ja) 尿沈渣染色試薬およびその調製方法
Wadsworth et al. Haematological, coagulation and blood chemistry data in red-bellied tamarins Saguinus labiatus
CN112639467B (zh) 血小板模拟粒子及其制备方法以及含该模拟粒子的质控物或校准物
Lootsik et al. Middle sized water soluble dextrin and its application for fractionation of cell populations
EP0721104A2 (en) Preparation and stabilisation of cells