JP2000511490A - 自転車シート - Google Patents

自転車シート

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JP2000511490A
JP2000511490A JP10500991A JP50099198A JP2000511490A JP 2000511490 A JP2000511490 A JP 2000511490A JP 10500991 A JP10500991 A JP 10500991A JP 50099198 A JP50099198 A JP 50099198A JP 2000511490 A JP2000511490 A JP 2000511490A
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クルトン,ペーター
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ハロードン ホールデイングス リミテツド
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/002Saddles having a seating area with a central cavity or depression
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    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/007Saddles with specific anatomical adaptations

Abstract

(57)【要約】 乗り手に快適性を提供し、乗り方の種々のスタイルに適応する自転車シートであり、ペダルを踏む間は乗り手の尿生殖器範囲への圧力を実質的に最小にする。シートの側部は、ペダルを踏む間に乗り手の腿を邪魔しない。従って乗り手の脚を下方へ傾斜させて、実質的に妨害を最小にして自転車のペダルを踏むのに適合させる。自転車シートは、二つの支持面(101、102)の間にある中央隆起部材(106)から成り、二つの支持面は、乗り手の各坐骨隆起部を支えるのに適している。中央隆起部材(106)は、前記乗り手の上半身が実質的に直立する時、乗り手の恥骨と尾骨を支え、また乗り手の骨盤が実質的に前方へ傾く時、恥骨を支えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 自転車シート 技術分野 本発明は、自転車シートに関する。特に、乗り手に高い度合いの快適性を提供 し、様々なスタイルの乗り方に対処する、自転車シートを目的にしている。 背景 自転車シートの機能は、乗り手の重量を支えて、自転車のペダルを踏むのを容 易にする。従来の自転車シートは通常、先頭部として知られる狭い前部から成り 、先頭部は使用時に、乗り手の内腿に接し且つ、その間に配置される。先頭部の 機能は、ペダルを踏む間に、シートの表面に対して肌のこすれを最少にするよう に、乗り手の骨盤の横方向の動きを抑えることである。その様な自転車シートが 、乗り手の臀部と接触するのに適した後方部分に広がる。後部は単に、レース用 シートの様に、前部より少しだけ広いかまたは、実質的により従来のシートの様 に、広がってもよい。 レーシングシートの後部が通常、先頭部より単に少しだけ広いので、殆どの人 体の重量を受ける尻の坐骨結節が、充分に支えられていない。従って、もし乗り 手が直立姿勢を取ると、ペダルを踏む時に乗り手の上半身が実質的に直立して、 乗り手の重量の殆どが、乗り手の尾骨によって支えられる。結果的に、大きな圧 力が尾骨とシートとの間の筋肉組織に加わって、次第に不快感が生じ、 挫傷し得る。 他方で、もし乗り手の上半身がペダルを踏む間、例えば乗り手がレース姿勢を 取る時、実際前方へ傾くと、また乗り手の骨盤がシートの高さの上に尾骨を上げ て、前方に回転する。その様な乗り方により、乗り手の重量の殆どが実際は先頭 部によって支えられる。結果的にこの重量は骨であり、主として先頭部に接触す る乗り手の性器部と陰部に相当な圧力をかける恥骨によるものである。この圧力 は、不快感と挫傷を生じ得、そして幾つかの場合、同じく生殖器を不能にし、し びれを生じさせ得る。 特別な骨格支持は、更に従来型のシートを利用して提供されており、シートの 後部は実質的に先頭部より広い。レースシートと比較して、従来のシートの広が った後部は、乗り手の坐骨隆起部を支えるために備えられており、乗り手の重量 を筋肉組織のより広い範囲に渡って分配させている。 この特別な支持の最大の利点は、ペダルを踏む時に乗り手が直立姿勢をとる際 のみで与えられる。なぜなら乗り手の重量の殆どが、乗り手の坐骨隆起部により 基本的に支えられ得るからである。しかし、もし乗り手が乗車の構えをして、上 半身を前方に傾けると、骨格系への乗り手の重量の分配が変化して、重量の殆ど が、坐骨隆起部と同じく恥骨によって支えられる。乗り手の重量を骨格に分配す る際の変化は、結果的に相当な圧力が、先頭部と接触する陰部及び生殖器の部分 にかけられる。 更に従来のシートでは、前部と先頭部との間の推移部分がまた、乗り手の脚が 実質的に垂直軸方向に、ペダルを踏むことを防げるように広がっている。ゆえに 、乗り手がペダルを踏む間に脚をすりむく傾向がある。肢のこの様な動きは、機 械的に不自然且つ無効力で、不適切な圧力を続いて生させ得て、乗り手の下胴を 傷つけ得る。 自転車シートの構造設計を改善する以前の試みの問題は、シートの快適性を最 高にするため、大きな表面領域に渡って乗り手の重量を規則的に分配することが 望ましく、その様なシートは乗り手に、乗り方の異なるスタイルに適応すること が可能な、望ましく且つ必要な快適度を提供していないことと認められる。 過去に多くの試みが、自転車シートの構造設計を改善するため、通常のシート の形及び大きさを様々に変化させたり、またそしてパッドやバネの様々な型式を 備えたりして、行われてきた。例えば、国際特許出願PCT/GB94/01927を参照する と、一般的な円形の自転車シートが開示されており、実質的に通常の先頭部より も広く、上方に傾いた先頭部と、先頭部の両側に配置された一対の腿を支える面 と、広い後部支持面を有する上部着座面から成る。この後部支持面は、使用時に 、乗り手の坐骨隆起部を支え、従来のシートと比べて、乗り手の臀部を支える広 い面を備える。更に、先頭部の両側の腿を支持する面は、使用時に上腿を支える 。従って、乗り手がペダルを踏む時に直立姿勢をとると、使用時に通常のシート と 比較してより大きな、筋肉組織部分に渡って乗り手の重量を分配する、大きな支 持部分がある。 しかし、乗り手がこのシートでレース姿勢をとると、ペダルを踏む間に骨盤が 前方へ傾けられ、乗り手の重量の殆どが、上方へ傾斜させた先頭部によって支え られ得る。結果として、重量は主に、恥骨によって支持され、相当な圧力として 会陰部及び生殖器部分に加えられる。 シートは一般的に円形であるので、腿支持面が使用時に、乗り手の脚が実質的 に垂直軸方向へペダルを踏むことを妨げ、従って乗り手がペダルを踏む間に脚を すりむく。 また、米国特許第4773705号を参照すると、下方且つ前方に傾斜された一対の 凹部を備えた自転車シートが開示されている。凹部の間にあって、シートの後部 から前部へ延びる中央部分を備え、中央部分は、その前部に向かう長手方向のく ぼみから成り、中央部分は、間にくぼみを有する外周が隆起状の二つの部材で形 成されている。また、外周が上げられた縁部が、シートの後部と側部に沿って延 びるように備えられている。 このシートを、異なる乗車スタイルに応じて改良しても、多くの欠点がある。 それらの欠点は、乗り手はシートを利用して、乗り手が異なる乗車スタイルをす る時、骨の接触を分析することによって例示される。例えば、ペダルを踏む時に 乗り手が乗車スタイルをして、上半身が実質的に直立すると、乗り手の坐骨隆起 部が、シート の凹部によって支えられている。一貫して、その様な乗車スタイルをすると、尾 骨が一対の坐骨隆起部の平坦部の上に配置される。しかし中央部の下への凹部の 深さが充分でないので、尾骨がシートによって適切に支えられない。 加えて、このシートは充分な支持を備えておらず、乗り手が乗車スタイルをと ると、ペダルを踏む間に乗り手の上半身が実質的に前方へ傾く。その様な乗車ス タイルをとる際、別な以前の技術のシートによる様に、乗員の重量の殆どは恥骨 と坐骨隆起部によって、主に支えられている。しかしシートは、シートの前部に おいて外周が隆起状の部材から成るので、実質的に乗り手の重量は主に、それら の部材によって支えられていることは明らかである。結果として、相当な圧力が 基本的に、会陰部及び/または生殖器部分における二つの小さな位置に、隆起部 材と接触して加わる。 それら小さな位置は、会陰部の動脈と脊髄神経の会陰部の静脈に、近接してい る。従って、圧力がそれらの位置に加わると、それらの位置は動脈血流を妨害し て、その領域をひどく麻痺させる。 発明の目的 本発明の総体的な目的は、一つまたは複数の上記の欠点を克服、または少なく とも改善して、乗り手による異なったスタイルに対応して、乗り手に快適性のよ い自転車シートを提供することである。 発明の詳細な説明 本発明により、二つの支持面の間にあって、中央隆起部材からなる自転車シー トを提供しており、前記支持面の各々は、乗り手の各坐骨隆起部を支えるのに適 しており、前記中央隆起部材は、前記乗り手の上半身が実質的に直立する時、前 記乗り手の恥骨と尾骨を支えるのに適しており、また前記中央隆起部材は、前記 乗り手の骨盤が実質的に前方へ傾く時、前記恥骨を支えることができる。 この明細書の中で使用されている様に、用語“恥骨”は恥骨の下位にある左右 の突出部に関する。 好ましくは、シートの横の寸法は重要なことに、長手方向の寸法よりも大きい 。 本発明の一実施例において、好ましくは、 皿形凹部が、各二つの支持面にあって、より好ましくは前記皿形凹部は、実質 的に平坦な部分を含み、更に好ましくは、前記皿形凹部の各々が、シートの前部 の方向に配置されて、乗り手の臀部を支えるが、ペダルを踏む間は乗り手の腿を 邪魔することはない。 中央隆起部材は実質的に、横断面が窪んでいる。 中央隆起部材は、シートの前部の向かって下方へ傾斜している。 中央隆起部材は、シートの後部の向かって上方へ傾斜して、より好ましくは、 また中央隆起部材は、シートの後部の向かって外方向へ傾斜している。 上げられた縁部は、シートの側部と後部の外周にまたはその近くで延びている 。 本発明の別の実施例では、 前記二つの支持面の各々は、その後境界が、使用の際に、乗り手の坐骨隆起部 の一つの背側に近接するのに適しており、前境界は乗り手の尻部の下方付根に近 接する。 前記二つの支持面の各々は使用時に、地面に対して、前方且つ後方に傾けられ 、より好ましくは、前記角度が前記地面に対して10°〜60°の間であり、さらに 好ましくは、前記角度が前記地面に対して20°〜40°の間である。 前記支持面の各々が等深線を成し、より好ましくは、前記支持面の各々は、自 転車シートの横方向軸と平行な横断面が実質的にくぼんでいる。 前記支持面の各々は、実質的に自転車シートの長手方向軸と平行な横断面がく ぼんでいる。 前記支持面の各々の前境界は、下方へ傾けられている。 中央隆起部材は、前記二つの支持面の前部の方向へ延びている。 中央隆起部材は、ペダルを踏む間に乗り手の骨盤の横の動きを抑えるのに適し ている。 中央隆起部材は、使用時に乗り手の尿生殖器部分に当たらない。 中央隆起部材は、使用時に乗り手の会陰部分の近くで終端している。 中央隆起部材は、縦断面が実質的に線形、凹形または凸形である。 中央隆起部材は、横断面が実質的に凸形である。 そり上った上部境界面は、シートの後先端部の近くまたはそれに沿って延びて いる。 そり上がった上部境界面は、シートの横先端部の近くまたはそれに沿って延び ている。 本発明では、自転車シートの下面はその全ての実施例において、通常は既知の 便利な手段によりシートを自転車フレームに取外しできるように据え付けるのに 適した、取付手段を含んでいる。 制限はしないが、自転車シートは好ましくは実質的に剛性材料、例えば熱可塑 性材料で形成されている。適切な熱可塑性材料には、ナイロンとポリプロピレン を含んでいる。無論、自転車シートは木製のような別の材料と、金属と、それら を組合わせたもので形成してもよい。 また自転車シートは、パッドまたはカバーを備えてもよく、好ましくは(a) 例えばポリウレタンの様な弾性材から形成された内層と、(b)発泡プラスチッ クまたはスポンジラバー材と、(c)例えば塩化ポリビニールまたはポリウレタ ンの様な可塑性材料または、被革で適切に形成された外側保護カバーを含んでい る。 図面の説明 本発明を容易に理解し且つ実用的な効果のあるようにするため、好ましい実施 例を添付図面を参照して説明す る。 第1図は、本発明による自転車シートの一実施例の斜視図であり、自転車シー トの上部シート面を示している。 第2図は、第1図の自転車シートの上から見た平面図であり、シートの等深線 を示している。 第3図は、第1図の自転車シートの横断面図であり、乗り手がシートで支えら れる時の、乗り手の骨格の骨の位置を示している。 第4図は、第1図の自転車シートの縦断面図であり、乗り手がシートで支えら れた時の、乗り手の骨格の位置を示している。 第5図は、本発明による自転車シートの別の実施例の斜視図であり、自転車シ ートの上部シート面を示している。 第6図は、第5図の自転車シートの斜視図であり、自転車シートの底面を示し ている。 第7図は、第5図の自転車シートを上から見た平面図である。 第8図は、第5図の自転車シートを前から見た正面図である。 第9図は、第5図の自転車シートの底面図である。 実施例 添付図面、好ましくは第1図を参照すると、自転車シート10は、各々が実質 的に平坦部13、14を有する二つのディスク形の凹部11、12から成る。 凹部11、12の間び中央隆起部材15が後部16からシート10の前部17 へ延びている。隆起部材15は、実質的に横断面が凸形であり、横断面は前方下 へ傾斜した前部18から成る。隆起部材15は、シート10の長手軸方向と平行 に延び且つ、シート10の後部16と前部17の間に窪み19を備える。窪み1 9から隆起部材15が後方上へ外側に向かうように延びている。 またそり上がった外端部20が、側部21、22とシート10の後部16に沿 って伸びている。 第2図には、第1図のシートの等深線図が示されている。ディスク状の凹部1 1と12は、乗り手の上半身が実質的に直立する時と、乗り手の上半身を実質的 にペダルを踏んでいる間に前方へ傾ける時に、乗り手の坐骨隆起部をラインT− Tに沿って支えるのに使用される。隆起部材15は、乗り手の上半身がペダルを 踏んでいる間は実質的に直立している時、一般的に乗り手の尾骨をラインC−C に沿って支えるのに適している。 第3図と第4図を参照して、各々第1図の自転車シートの横断面図と縦断面図 を図示しており、乗り手がペダルを踏む間に直立姿勢をとる時の、乗り手の骨盤 の骨の相対位置を示している。 そり上がった端部20は側部21、22に沿って延びており、シート10の後 部16がペダルを踏む間、乗り手の骨盤22が横方向及び後方への動くのを抑え るように作用する。 各皿形凹部11、12の平坦部13、14は、使用時に乗り手の坐骨隆起部を 支える。皿形凹部11、12が、臀部26の幅の主要な部分を支えるのに充分な 様に広がっている。 皿形凹部11、12と隆起部材15との間の高さが実質的に異なることは明ら かである。高さの相異は重要である。なぜなら乗り手の尾骨27を支えるのを容 易にするからである。乗り手の尾骨27は、隆起部材15の後部28で支えられ ている。また、部材15はペダルを踏んでいる間、骨盤23が側方へ動くのを抑 えるため作用する。 加えて、部材15の横断面形状は、恥骨の弓形領域の横断面形状を相補してお り、ペダルを踏んでいる間は乗り手の上半身が実質的に直立している時、恥骨2 9を支えるのに適している。 従って、ペダルを踏む時に乗り手が直立姿勢をとると、坐骨隆起部24と尾骨 27と恥骨29との間にわたって、実質的に最高に骨格を支持する面を形成する 。これによって、乗り手の重量は容易に最大限に分散されることになり、シート と接触する筋肉組織に加わる圧力は実質的に最小となる。 もし乗り手の骨盤が、例えばレース位置の様に、ペダルを踏む間に前方へ傾く と、尾骨27は部材15の後方部分28のレベルより高くなり、恥骨29は坐骨 隆起部23、25を軸に前方及び下方に回動される。結果的に、 乗り手の重量の殆どは、乗り手の恥骨29と坐骨隆起部24、25とによって支 えられる。しかし、部材15の前部18が前方且つ下方へ傾斜し且つ、恥骨29 の弓状部分の横断面形状を相補する横断面形状を有するので、これにより、前部 18と接触する乗り手の会陰及び尿生殖器部分30に加えられる圧力は最小とな る。 皿形凹部が、シートの前部で窪んでおり、使用時に乗り手の臀部を支えるが、 ペダルを踏む間に乗り手の腿とはあたらないので、乗り手の脚の妨害が最小で自 転車のペダルに合うように下方へ傾かせる。 また第5図〜第9図を参照して、本発明による自転車シートの別の実施例が、 図示されている。自転車シート100は一般的に、実質的に二つの平坦な側方部 分101、102を有する支持面から成り、その側方部分は使用時に乗り手の坐 骨隆起部を支える。 側方部分101、102は実質的に横断面が、自転車シート100の長手軸と 平行に窪んでおり、使用時に前方且つ下へ地上に対して20°の角度で傾斜してい る。 各側方部分101、102は、その後境界104と前境界105の間を延びて いる。使用時には、後境界104は乗り手の坐骨隆起部の一方の背側に隣接する 。前境界105は、使用時に、乗り手の尻部の下方付根に隣接する。側方部分の 形態は、使用時に乗り手の尻部の筋肉繊維を支えるが、ペダルを踏む間に乗り手 の腿を邪魔することはない。これで乗り手の脚を下方へ動かせ、実質 的に妨害を最小にして自転車のペダルに合うように下方へ傾かせる。 また下方に傾斜した上境界面103は、両側方部分101、102の前境界に 備えられている。使用時に、上境界面103はペダルを踏む間、乗り手の骨盤が 後方へ動くのを抑える特別な支持をする。 側方部分101、102の間に、後方部分107からシート100の前方部分 に延びる中央隆起部材106が備えられている。隆起部材106はシート100 の長手軸と平行に延びる少しのくぼみ109があり、実質的に凸形の横断面を有 する。 隆起部材106は、その前境界110で終端しており、使用時に乗り手の会陰 部分に隣接する。前境界110が終端する位置は、重要である。なぜならば使用 時に乗り手の尿生殖器部分が、隆起部材106に当たらなようにされているから である。従って、実質的にペダルを踏む間に尿生殖器部分に加えられる圧力は、 最小になる。 側方部分101、102と隆起部材106との間は、実質的に高さが異なるこ とは明らかである。この高低差は重要である。なぜなら、乗り手の上半身が実質 的に直立姿勢である時、乗り手の尾骨を支えるのを容易にするからである。乗り 手の尾骨は、隆起部材106の後部111で支えられる。 また、側方先端部113、114とシート100の後部に沿って延びるそり上 がった上境界面112が傾斜し ている。そり上がった上境界面112は、ペダルを踏む間に乗り手の骨盤が後方 及び側方に動くのを抑えるように作用する。 自転車シートの底面116は、自転車のフレームに目転車シートを取外しでき るように据付けるのに適した取付手段117から成る。取付手段117は実質的 に、好ましくは一体型に形成されたU形ロッド部材118、119から成る。各 ロッド部材118、119は、後部120から、示されたように底面116の前 部121へ延びている。ロッド部材118、119は係留手段122、123、 124によって、適所に固定されている。 本発明の自転車シートは、様々なスタイルの乗り方に適応することができ、ペ ダルを踏んでいる間、乗り手の尿生殖器部分に加わる圧力を最小にする。更に使 用時には、自転車シートの側方部分がペダルを踏む間、乗り手の腿を邪魔するこ とはない。これで乗り手の脚を、実質的に妨害を最小にして、自転車のペダルを に合うように下方へ傾かせる。 上記の実施例は単に本発明を図示したもので、変形例と別の実施例がそのため 作られることができ、以下の請求の範囲で定義するような本発明の概要から逸脱 しないと、認められる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月22日(1998.7.22) 【補正内容】 明細書 自転車シート 本発明は、自転車シートに関する。 目転車シートは多くの場合、サドルに関連しており、用語自転車シートとサド ルは本明細書において交換して使用される。加えて本明細書の中で、用語“恥骨 ”は恥骨の左右下位の突出部に関する。 概して、自転車シートは乗り手の臀部を支える乗り手支持面と、下向きのシー ト取付面を有する部材から成る。一般的な意味で、自転車シートを設計する目的 は、乗り手の臀部を安定させて、乗り手に相対的に高いレベルの快適性を与え、 またペダルをこぐ間は乗り手の脚を妨害するレベルを低くした、乗り手支持面を 提供することである。 それらの要求に適合した自転車シートを提供するため、多くの試みが行われて きたが、総じて充分とは認められなかった。当然、乗り手の臀部の位置を横方向 に安定させることができ、同時に乗り手の脚が活発に自転車をこげるように自由 にした、自転車シートが考案されるなら、利点となるであろう。 本発明の特徴により、 乗り手の支持面と、その反対側にシート取付面を有する部材と、明らかに中央に 位置して長手方向に延びる隆起形成部を備えて、実質的に水平に延びる乗り手支 持面と、隆起形成部の下方にくぼんだ隆起形成部の両側に配置さ れた支持形成体と、坐骨隆起部を支えて、乗り手の柔軟な筋肉組織を囲む支持形 成体とを備え、隆起形成部が、実質的に支持形成体の全休の長さだけ延びるが、 乗り手の会陰部分の前で終端し、乗り手支持面が、支持形成体から隆起形成部の 頂部へ上にそり曲がっている自転車シートを提供する。 典型的に乗り手支持面は、坐骨隆起部を支える支持面の前方に、小さな間隔を 空けた前縁を備えて、ペダルをこぐ間は乗り手の腿の動きを不都合に妨害するこ とのないようにしている。 好ましくは、隆起形成部の頂部は円形であり、部材の前縁が乗り手支持面から 前方下向きにテーパー状となっている。 利点として、更に部材は切頭形の先頭部を備え、先頭部は部材の前縁から隆起 形成部と軸方向に並置して、前方下向きに突出している。典型的に先頭部は、そ の前縁の方向の下方へ傾斜している。 好ましくは、隆起形成部の両側の支持形成体が、部材の後部から部材の前縁の 方向に通常下方へ、例えば10°〜20°の角度で傾斜している。 好ましくは部材の後部が、乗り手の坐骨隆起部を支える支持形成体の後部から 、少し間隔を空けている。 特に好ましい形成体では、部材が使用者の坐骨隆起部を支える支持形成体を越 えて、横方向下向きに延びる横への広がりがあり、部材の横の広がりは実質的に 部材の 軸方向または長手方向の広がりよりも大きい。有利には部材の横の広がりは、部 材の後部から先頭部の前部までの、部材の軸方向または長手方向の広がりの二倍 よりも大きい。 好ましくは部材は実質的に、弾性材料の層によって覆われた隆起材料から形成 される。典型的に部材は、ナイロンとポリプロピレンのような熱可塑性材料から 形成されている。 勿論、自転車シートのシート取付面は典型的に、自転車のフレームにシートを 取り付ける、例えばブラケットの形の取付手段を備える。 本発明による自転車シートは、それ自体が種々の形式で表してもよい。適切に は、下記において添付図面を参照して、本発明による二つの好ましい実施例を詳 しく説明する。これで本発明の主目的に関心のある人は、本発明をたやすく実用 効果的にする。しかし記載の特別な性質は、前記の主要な記載の概略に取って代 わるものではないことは明らかである。 第1図は、本発明の一実施例による自転車シートの立体的な図である。 第2図は、シート上に等深線を記した第1図による自転車シートの平面図であ る。 第3図は、第1図における自転車シートの縦断面図であり、III−IIIを介して いる。 第4図は、第1図における自転車シートの横断面図で あり、IV−IVを介している。 第5図は、本発明の第二実施例による自転車シートの上から見た立体図である 。 第6図は、第5図における自転車シートの下から見た立体図である。 第7図は、第5図における自転車シートの平面図である。 第8図は、第5図における自転車シートの正面図である。 第9図は、第5図における自転車シートの底面図である。 第1図〜第4図で、参照番号10は一般的に本発明による自転車シートである 。 シート10は二つの支持形成部11と12を画定する部材からなり、各部材は 実質的に平坦部13、14を、中央に配置されて長手方向に延びる隆起形成部1 5の両側に備える。隆起形成部15は後部16からシート10の前部17に延び ている。 隆起形成部15は実質的に、断面が凸形である。また、隆起形成部15はその 長手方向断面に凹部19を備え、そこから形成部が後方へ上がるように延びてい る。等深線を記した第2図は、シート10の形状を詳しく図式で示している。 形成部11、12は、上半身をバイクのハンドルバーを越えて前方下に傾ける 時、乗り手の骨盤隆起部を、通 常は第2図に示されたような線IV−IVに沿って支える。 また、隆起形成部15は、乗り手の上半身が直立する時、乗り手の尾骨を一般 的に第2図の位置Xで支えている。 第3図と第4図は各々、第1図における自転車シートの縦断面図及び横断面図 を示しており、骨盤がペダルをこぐ間に直立位置での、乗り手の骨盤の骨の位置 を示している。形成部11、12の平坦部13、14が、乗り手の骨盤隆起部2 4と25を支えている。また、形成部11、12は骨盤隆起部を囲む乗り手の臀 部の体重をかなり支持する。 また、シート10はシート10の後部に沿ってそり上がった縁20を含んでい る。そり上がった後縁20は、ペダルをこぐ間は乗り手の骨盤23が後方へ動く のを抑える。 支持形成部11、12と隆起形成部15との間の高さの相異は、乗り手の体が 実質的に直立している時、乗り手の尾骨27を支えるのとを容易にする。また隆 起形成部15は、ペダルをこぐ間に骨盤23が横へ動くのを抑えるように作用す る。 隆起形成部15の断面形状は、恥骨の弓形領域の形状にほぼ相補する。従って 、乗り手がペダルをこぐ時に直立姿勢になると、乗り手の重量が骨盤隆起部24 、25と凸部27と恥骨29に渡って分散される。これによって乗り手の重量の 大部分は有利に分散され、点圧力の集 中を減少される。 第5図〜第9図は、本発明の第二実施例によるシートを図示している。図面で はシートが通常番号100で示されている。 シート100は概して、乗り手支持面104と、それと反対側にシート取付面 106を備えた部材102から成る。乗り手支持面104は、縦に延びる隆起形 成部110と、隆起形成部110の両側に配置された支持形成部112、114 を画定する。 隆起形成部110は円形で、支持形成部112と114から上向きに湾曲して 、その頂部に円形の先端を備える。従って、隆起形成部110の断面は実質的に 凸形である。また、隆起形成部110が乗り手支持面104の中央に配置され、 部材102の後縁116から、その前縁118へ縦に延びており、乗り手の会陰 部分の手前で止まっている。 部材102の前縁118は、支持形成部112、114の前で少し間隔を空け て終端しており、部材102はペダルをこぐ間に乗り手の腿を妨害しない。前縁 118は円形またはテーパー状で、人間工学的に有利なものになっている。 また、部材102は切頭形の先頭部120を備えており、先頭部120は部材 102の前縁118から隆起形成部110と軸方向に並置して、前方下向きに突 出している。先頭部120はその前縁118の向きに下方へ傾 斜しており、乗り手の生殖器に当たらない。先頭部120が実質的に、典型的な 自転車シートの先頭部よりも短いことは、明らかである。 平面図を見ると、支持形成部112、114が典型的、通常は円形であり隆起 形成部110より確かに低い。形成部112、114は、乗り手支持面104の 周囲部分の下へ少なくとも幾分か窪んでいる。窪みは概して、乗り手の骨盤隆起 部と並ぶように配置している。 部材の後縁116はそり上がっており、乗り手支持面が通常は部材の前縁に向 かって下方に、例えば20°〜30°傾斜している。 平面図を見ると、乗り手支持面104は外に広がる翼で飛ぶ鳥に多少似ている 。支持面104は、テーパー状に一点なる両側を備えた支持形成部112、11 4を越えて、横方向外へ延びる横への広がりがある。図示した実施例において、 乗り手支持面104の横への広がりまたは幅が、部材102の縦の長さ、すなわ ち後縁116から先頭部120の前部までの二倍より大きい。 部材102のシート取付面106が第6図に示されている。シート取付面10 6は、ブラケット121の形の自転車取付手段を、自転車(図示せず)のフレー ムにシート100を取付けるために備えている。図示された実施例において、ブ ラケット121は明らかに正確な形であることは本質ではないが、概して“N” 形であり、“N”の端部に横アームを備えている。ブラケット12 1は取付要素122、123及び124によって、部材102に取付けられる。 使用の際、乗り手の臀部は臀部の溝に延びる隆起形成部110にのばしたシー ト100に置かれる。坐骨隆起部は形成部112、114にのしかかる。これに より坐骨隆起部と隆起形成部110との間に、乗り手の臀筋(giutial posterio r tissue)に位置し、シート100の適所に臀部を効果的に保持する。その結果 、乗り手が自転車のペダルをこぐ間に骨盤が左右に動くことはできない。形成部 112、114と乗り手の臀部に対する部材102の前縁位置によって、乗り手 の脚が自由にペダルをこぐことができ、自転車シートが妨害することはない。 上記シートの利点は、図面を参照すると、ペダルをこぐ間は乗り手の骨盤が横 に動くのを抑えることである。別の利点は乗り手に、直立または傾斜のいずれか のペダルをこぐ姿勢で、自転車シートに座っている間、自由で活発にペダルをこ がせることである。上記した自転車シートの更に別の利点は、程良く快適で乗り 手の生殖器と当たらないことである。 勿論、上記の説明では単に本発明の一例を図示しており、この分野に精通した 人には明らかだが、そのような全ての改良例及び変形例は、付記される請求の範 囲で画定される発明の広い領域と範囲に人ると考えられる。 【図1】【図2】【図3】【図4】【図5】【図6】 【図7】 【図8】 【図9】【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年8月10日(1998.8.10) 【補正内容】 請求の範囲 1.乗り手の支持面と反対側にシート取付面を有する部材と、明らかに中央に位 置して長手方向に延びる隆起形成部を備えて、実質的に水平に延びる乗り手支持 面と、隆起形成部を下方にくぼませた隆起形成部の両側に配置された支持形成部 と、坐骨隆起部を支えて、乗り手の柔軟な筋肉組織を囲む支持形成部とを備えた 自転車シートにおいて、 隆起形成部が、実質的に支持形成部の全体の長さだけ延びるが、乗り手の会陰部 範囲の前で終端し、乗り手支持面が、支持形成部から隆起形成部の頂部へ上に湾 曲していることを特徴とする自転車シート。 2.部材が、坐骨隆起部を支える支持形成部の前方に短い間隔を空けた前縁を備 え、ペダルをこぐ間は乗り手の腿の動きを不都合に妨害することがないことを特 徴とする請求の範囲1に記載の自転車シート。 3.隆起形成部の頂部が円形であり、部材の前縁が乗り手支持面から前方下向き にテーパー状になっていることを特徴とする請求の範囲2のいずれか一つに記載 の自転車シート。 4.更に部材が切頭形先頭部を備えており、先頭部が部材の前縁から、隆起形成 部と軸方向に並置して前方外側に突出していることを特徴とする請求の範囲1〜 3のいずれか一つに記載の自転車シート。 5.先頭部が、その前縁に向かって下方に傾斜している ことを特徴とする請求の範囲4に記載の自転車シート。 6.隆起形成部の両側の支持形成部が、通常は部材の後部から部材の前縁へ向か って、下方に傾斜していることを特徴とする請求の範囲1〜5のいずれか一つに 記載の自転車シート。 7.支持形成部が、10°〜20°の角度で下方へ傾斜していることを特徴とする請 求の範囲6に記載の自転車シート。 8.部材の後部が、乗り手の坐骨隆起部を支える支持形成部の後部から、幾分か 間隔を空けていることを特徴とする請求の範囲1〜7のいずれか一つに記載の自 転車シート。 9.乗り手支持面が、使用者の坐骨隆起部を支える支持形成部を越えて、横方向 外側へ延びる様に、横へ広がっていることを特徴とする請求に範囲1〜8のいず れか一つに記載の自転車シート。 10.部材の横への広がりが実質的に、部材の軸方向または長手方向の延びより も大きいことを特徴とする請求の範囲9に記載の自転車シート。 11.部材の横への広がりが、部材の後部から先頭部の前部までの部材の軸方向 または長手方向の延びの大きさの1.5倍よりも、大きいことを特徴とする請求の 範囲10に記載の自転車シート。 12.前記部材が、弾性材料の層によって覆われる、実質的に隆起材料から形成 されることを特徴とする請求の 範囲1〜11のいずれか一つに記載の自転車シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.二つの支持面の間にある中央隆起部材と、乗り手の各坐骨隆起部を支えるの に適した前記各支持表面と、前記乗り手の上半身が実質的に直立する時、前記乗 り手の恥骨と尾骨を支えるのに適した前記中央隆起部材と、また前記乗り手の骨 盤が、実質的に前方へ傾く時、前記骨盤を支えることができる前記中央隆起部材 とから成る自転車シート。 2.前記中央隆起部材が、ペダルをこぐ間に、前記乗り手の骨盤が横に動くのを 抑えるのに適することを特徴とする請求の範囲1で定義された自転車シート。 3.前記中央隆起部材が、使用時に前記乗り手の尿生殖器の部分に当たらないこ とを特徴とする請求の範囲1または2で定義された自転車シート。 4.シートが、前記乗り手の臀部を支えさせるが、ペダルをこぐ間は前記乗り手 の腿を邪魔することがないことを特徴とする請求の範囲1〜3のいずれか一つで 定義された自転車シート。 5.前記シートの横の寸法が実質的に、長手方向の寸法より大きいことを特徴と する請求の範囲1〜4のいずれか一つで定義された自転車シート。 6.前記二つの支持面の各々は、支持面の後境界が使用時に、前記乗り手の坐骨 隆起部の一方の背側に近接して、前境界が前記乗り手の尻部の境目に近接するこ とを特徴とする請求の範囲1〜5のいずれか一つで定義された自 転車シート。 7.前記二つのシートの各々は、使用時に前方且つ地面に対して下方へ角度を成 して傾斜していることを特徴とする請求の範囲6で定義された自転車シート。 8.前記角度が、前記地面に対して10°〜60°の間であることを特徴とする請求 の範囲7で定義された自転車シート。 9.前記角度が、前記地面に対して20°〜40°の間であることを特徴とする請求 の範囲8で定義された自転車シート。 10.前記支持表面の各々が、等深線を成すことを特徴とする請求の範囲6〜9 で定義された自転車シート。 11.前記各支持面は、実質的に前記シートの横軸と平行する断面が窪んでいる ことを特徴とする請求の範囲10で定義された自転車シート。 12.前記各支持面は、実質的に前記シートの長手軸と平行する断面が窪んでい ることを特徴とする請求の範囲10または11で定義された自転車シート。 13.前記各支持面の前境界が、下に傾斜していることを特徴とする請求の範囲 6〜12のいずれか一つで定義された自転車シート。 14.前記中央隆起部材が、前記二つの支持面の前部に向かって延びることを特 徴とする請求の範囲6〜13のいずれか一つで定義された自転車シート。 15.前記中央隆起部材が使用時に、乗り手の会陰部部 分に近接して終端していることを特徴とする請求の範囲6〜14のいずれか一つ で定義された自転車シート。16.前記中央隆起部材が、実質的に直線状で、長 手方向断面が凹形または凸形であることを特徴とする請求の範囲6〜15のいず れか一つで定義された自転車シート。 17.前記中央隆起部材は実質的に、横断面が凸形であることを特徴とする請求 の範囲16で定義された自転車シート。 18.そり上がった上部境界面が、前記シートの後先端部にまたはその近くに沿 って、延びることを特徴とする請求の範囲6〜17のいずれか一つで定義された 自転車シート。 19.そり上がった上部境界面が、前記シートの横先端部にまたはその近くに沿 って、延びることを特徴とする請求の範囲6〜18のいずれか一つで定義された 自転車シート。 20.皿形凹部が、前記二つの支持面の両方にあることを特徴とする請求の範囲 1〜5のいずれか一つで定義された自転車シート。 21.前記各皿形凹部が、実質的に平坦部を備えることを特徴とする請求の範囲 20で定義された自転車シート。 22.前記各皿形凹部が、前記乗り手の尻部を支えるように前記シートの前部に 向かって配置されているが、ペダルをこぐ間は前記乗り手を邪魔することはない ことを 特徴とする請求の範囲20または21で定義された自転車シート。 23.前記中央隆起部材は、実質的に横断面が凸形であることを特徴とする請求 の範囲20〜22のいずれか一つで定義された自転車シート。 24.前記中央隆起部材が、前記シートの前部に向かって下方へ傾斜しているこ とを特徴とする請求の範囲20〜23のいずれか一つで定義された自転車シート 。 25.前記中央隆起部材が、前記シートの後部に向かって下方へ傾斜しているこ とを特徴とする請求の範囲20〜24のいずれか一つで定義された自転車シート 。 26.また、中央隆起部材が前記シートの後部で外側へ傾斜していることを特徴 とする請求の範囲25で定義された自転車シート。 27.そり上がった縁部が、前記シートの側部及び後部の外形でまたはその近く で延びることを特徴とする請求の範囲20〜26で定義された自転車シート。 28.前記シートの下面に、前記シートを自転車のフレームに取り外し可能に据 え付けるのに適した取付手段を備えたことを特徴とする請求の範囲1〜27のい ずれか一つで定義された自転車シート。 29.熱可塑性材料、木材、金属及びその組合せから成る群から選ばれた、実質 的な剛性材料で形成されることを特徴とする請求の範囲1〜28のいずれか一つ で定義された自転車シート。 30.前記剛性材料がナイロンであることを特徴とする請求の範囲29で定義さ れた自転車シート。 31.パッドまたはカバーが、前記シートを備え、前記パッドまたはカバーは、 (a)弾性材で形成された内層と、(b)発泡プラスチックまたはスポンジラバ ー材と、(c)外側防護カバーからなることを特徴とする請求の範囲1〜30の いずれか一つで定義された自転車シート。 32.前記弾性材がポリウレタンであることを特徴とする請求の範囲31で定義 された自転車シート。 33.前記外側防護カバーが、被革またはプラスチック材で形成されることを特 徴とする請求の範囲31または32で定義された自転車シート。 34.前記プラスチック材が、ポリウレタンまたは塩化ポリビニールであること を特徴とする請求の範囲33で定義された自転車シート。
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