JP2000511131A - 少なくとも予め定められた方向に従った二つのボディの相対変位を一時的に阻止するためのシステム - Google Patents

少なくとも予め定められた方向に従った二つのボディの相対変位を一時的に阻止するためのシステム

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Abstract

(57)【要約】 ブロックシステム(100)は二つのボディの第一ボディ(116)と共働するのに適した第一インターフェース要素と、二つのボディの第二ボディ(115)と共働するのに適した第二インターフェース要素と、一時的なブロックを確実とするために前記インターフェース要素と共働するのに適し且つ壊れやすい領域(145,185)を具備するブロック手段と、加熱を通して伸びることにより変形され、前記壊れやすい領域を壊すのに適した形状記憶合金からなる破壊装置(150)であって、該手段により前記第二ボディ(115)が自由となり、前記第一ボディ(116)に対して動ける破壊装置と、臨界温度を越えて前記破壊装置を加熱し、形状記憶合金を変形せしめるのに適した加熱手段(160)とを具備する。追加の加熱手段が設けられると共に、ハウジング内でのブロック手段の少なくとも一部の後退がインターフェース要素の一つ(120)により形成される。本発明は宇宙空間の応用分野での固定プラットホームに対する傾斜したプラットホームの変位をブロックするのに有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 少なくとも予め定められた方向に従った二つのボディの相対変位を一時的に阻止 するためのシステム 本発明は少なくとも一つの予め定められた方向において二つのボディを互いに 対して一時的に固定するためのシステムに関し、特に解放されたときに他方のボ ディに対して一方のボディが大きく移動できる固定システムに関する。 正確には軌道に衛星を配置するような分野では概して打ち上げ中に或る要素を 固定しておき、軌道上でこれらの自由な動きを回復する必要がある。このことは 特に軌道上で角度方向に大きく相対移動するためのこれらの設備を回復させなけ ればならない傾斜したプレートに当てはまる。 この目的でジャック(jack)を用いることが考えられてきた。固定プレートのよ うな固定サポートに対してプレートを動かす設備に加え、打上げ中に固定サポー トに対してプレートを固定するのにジャックを用いることもできる。 しかしながら宇宙分野では当業者は主に信頼性の理由でジャックを使用したが らない。 ジャックは特に壊れたときに修理するのが困難であり、バックアップのジャッ クを用いるのも難しい。 また上記タイプのジャックは特に可動プレートが広い範囲で角度方向へ相対的 に動く必要があるときに比較的嵩張る。 本発明の目的はこれら欠点を軽減することにある。 この目的のために予め定められた方向の少なくとも一つの方向において二つの ボディを互いに対し一時的に固定するためのシステム において、第一ボディと共働するのに適した第一インターフェース部品と、第二 ボディと共働するのに適した第二インターフェース部品と、一時的な固定を確保 するためにこれらインターフェース部品と共働するのに適し且つ破壊領域を有す る固定手段と、加熱されたときに変形して前記破壊領域を壊し、前記第二ボディ を自由にして前記第一ボディに対して動かすのに適した形状記憶合金から作製さ れる破壊部材と、該破壊部材を臨界温度以上に加熱し、前記形状記憶合金を変形 させるのに適した加熱手段とを具備するシステムが提案される。 上記の種類の固定システムは形状記憶合金から作製された破壊部材の作用によ り他方のボディに対して一方のボディが解放されるので特に信頼性が高い。可能 性のある故障は追加するのが特に簡単な加熱手段の故障だけである。 破壊部材は加熱されたときに前記方向に拡張することにより変形するのに適し ているのがシンプルで且つ便利である。 好適実施形態では前記破壊部材が前記方向に対して横方向に延びる二つの当接 部間に配置されており、前記破壊部材が拡張したとき該破壊部材が前記破壊領域 を壊そうとこれら当接部を前記方向へ付勢する。 本発明の一つの特別な興味深い特徴では一方のインターフェース部品が前記固 定手段の少なくとも一方の一部を受容するハウジングを有し、前記固定手段が該 受容ハウジングを備えたインターフェース部品の一端に取り付けられ、前記固定 手段が前記破壊領域が壊れる前の固定位置であって前記受容ハウジングから部分 的に突出する固定位置と、前記破壊領域が壊れた後の後退位置であって前記受容 ハウジング内にある後退位置との間で動く。 上記の特徴により第二ボディは破壊領域が壊れた後に第一ボディ に対して解放されるだけでなく前記固定手段が前記第一インターフェース部品を 受容するハウジング内へ後退することにより第一ボディに対して大きく移動する 。 後退は重力により、または宇宙分野で有利な応用ではポテンシャルエネルギの 解放、特にバネリターン部材により行われる。 他の好適実施形態によれば以下のものを組み合わせてもよい。 前記方向に対して横方向へ延びる当接部の一方が前記受容ハウジング内で前記 方向に対して横方向へ延びるプレートを具備し、前記破壊領域が前記破壊部材の 長手端部が当接する内側領域と周辺領域とを画成する前記プレートの連続的な厚 みの薄い領域を具備し、前記プレートが前記固定位置において前記周囲領域によ り支持される。 さらに前記固定手段が前記方向へ延びるロッドを具備し、前記プレートが該ロ ッドが通る円形の開口を有し、該ロッドが該開口内に係合されるネジ付き端部と 、該ネジに取り付けられ且つ前記プレートに当接するナットとを有する。 他方のインターフェース部品が前記ロッドに取り付けられ、且つ前記破壊部材 の第二の長手端部が当接する横方向へ延びる他方の当接部を構成する当接面を有 する。 前記ロッドが前記ネジ付き端部の反対側のロッド端部付近に横方向へ延びるプ レートを有し、該横方向プレートが前記破壊部材の他方の長手端部が当接する横 方向へ延びる他方の当接部を構成する当接面を有し、前記ロッドが他方のインタ ーフェース部品の円形の開口が係合せしめられる滑らかな部分を前記反対側のロ ッド端部に有する。 前記受容ハウジングがショルダを有する円筒壁により限定され、該ショルダが 前記円筒壁の長手軸線に対して横方向へ延び、前記方 向が前記軸線と共軸線上にあり、前記保持システムがさらに前記受容ハウジング 内に受容されるチューブ状部材を具備し、該チューブ状部材が前記ショルダと軸 線方向において共働するのに適した外側環状当接部を一方の長手端部に有すると 共に内側環状リムを該チューブ状部材の他方の長手端部付近に有し、前記破壊部 材が前記ロッドを包囲するスリーブからなり、前記破壊部材および前記ロッドが 前記チューブ状部材内に受容され、前記破壊部材が変形したときに該破壊部材が 前記横方向プレートと前記内側環状リムとに当接し、前記外側環状当接部が前記 固定位置において前記横方向プレートと前記チューブ状部材のショルダとの間に 把持される。 また前記ロッドが前記ネジ付き端部の反対側の該ロッドの端部付近に第二の横 方向プレートを有し、該第二の横方向プレートが一方の側面で前記チューブ状部 材の内側環状リムに当接するのに適し、さらに前記ロッドの直径が前記一方の側 付近で第二の横方向破壊領域を構成するためにかなり小さくなっており、前記ロ ッドが他方の側面付近に他方のインターフェース部品のネジが係合する第二のネ ジ付き長手端部を有する。 前記加熱手段が前記スリーブ周りに加熱コイルを有する。 前記加熱手段が第二の加熱コイルを有し、該加熱手段が前記加熱コイルが故障 した際に前記第二の加熱コイルにより前記破壊部材を加熱するのに適しており、 前記横方向プレートが前記受容ハウジングの円筒壁上のネジに係合する外ネジを 有するリムにより前記受容ハウジング内に支持される。 前記バネリターン部材が前記チューブ状部材と前記円筒壁との間で側方に配置 された少なくとも一つのコイルバネを有し、該コイルバネは前記横方向プレート に当接する側面とは反対側の前記当接部の側面で前記チューブ状部材の外側環状 当接部に長手方向において 当接すると共に前記コイルバネを収容するラグの前記長手軸線に対して横方向へ 延びる壁に長手方向において当接する。 各インターフェース部品が対応するボディにボルト止めされる。 本発明の目的、特徴および利点は添付図面を参照して非限定的な実施形態によ り与えられる以下の説明から明らかであり、図1および図2は本発明の固定シス テムの一実施形態の断面立面図であり、図3は本発明の固定システムの他の実施 形態の断面立面図であり、図4は図3の線IV−IVに沿った断面図である。 以下、図1および図2を参照して本発明の一時固定システムの一実施形態を説 明する。 本実施形態は予め定められた方向110の両方向における二つのボディを互い に対して一時的に固定するためのシステム100を構成し、上記予め定められた 方向110は一時固定システム100の長手軸線をも構成する。 ここでは二つのボディは可動プレート115の一端と固定ベース116とで示 されているが、固定ベースは固定プレートに等しく置き換えることができる。 固定システム100の第一インターフェース部品120はソケットヘッド型の ボルト121,121’により固定ベース116に固定され、固定システム10 0の第二インターフェース部品130は六角形ヘッド型のボルト131,131 ’により可動プレート115に固定される。 このために第一インターフェース部品120は円形断面形状の第一シリンダ部 分122を有し、第一シリンダ部分122の一端は径方向外方へ延びる環状リム 123により延長され、環状リム123にはボルト121,121’が通る開口 124,124’が形成される。 第一シリンダ部分122は環状接続部126により円形断面形状の第二シリン ダ部分125に連結され、環状接続部126は径方向内方、即ち横方向へ長手軸 線110へと延び且つ長手軸線110に向かって延びる。したがって第二シリン ダ部分125の直径は第一シリンダ部分122の直径より小さい。第一シリンダ 部分122と同様に第二シリンダ部分125は固定システム100の長さの一部 に沿って固定システム100の長手軸線110と平行に延びる。 第二インターフェース部品130はネジ付きブッシュ132の形をしており、 ネジ付きブッシュ132はその一端に径方向へ延びる環状リム133を有する。 第二インターフェース部品130は第一インターフェース部品120と同様に一 部品として作製される。環状リム133はボルト131,131’が通る開口1 34,134’を有し、これらボルトのシャフトが可動プレート115内のネジ 135,135’内に挿入される。 ネジ付きブッシュ132はロッド140のネジに係合し、ロッド140は両端 にネジを切られている。 ロッド140は長手軸線110と共軸線上にあり、その中央部分141は機能 は後に詳述するが形状記憶合金から作製されたスリーブ150により包囲され、 さらにスリーブ150自体は機能は後に詳述するが加熱手段160により包囲さ れ、ここでの加熱手段160は二つの加熱コイル161,162を具備する。 ロッド140、スリーブ150および加熱コイル161,162は同心状に配 置され、チューブ状部材170内に受容され、チューブ状部材170はこれらス リーブおよび加熱コイルを同心状に包囲する。 ロッド140の第二のネジ付き部分の直径は中央部分141の直径より僅かば かり小さく、これは円錐台部分143により中央部分 141に連結される。 加熱コイル161,162はスリーブ150をピッタリと包囲するが、これら 加熱コイル161,162とチューブ状部材170との間には幾分か空隙がある 。 チューブ状部材170は第一シリンダ部分122、第二シリンダ部分125お よび環状接続部126により画定されたハウジング内に受容される。チューブ状 部分170の外径は第二シリンダ部分125の内径に一致し、チューブ状部分1 70はその長手端部の一方に径方向へ延びる環状当接部171を有する。外側環 状当接部171は環状接続部126により形成されたショルダと第一シリンダ部 分122内で長手軸線110に対して横方向へ延びるプレート180との間に軸 線方向において把持される。 横方向プレート180は第一シリンダ部分122内に取り付けられ、外ネジを 備え且つ第一シリンダ部分122の壁のネジに螺合されるリング190により外 側環状当接部171を環状接続部126により形成されたショルダと軸線方向に おいて共働させる。 リング190はこれを回転するために対応するレンチが係合する切欠き191 ,191’を有する。 横方向プレート180は円形の中央開口181を有し、この中央開口181に は第二インターフェース部分130が係合する端部の反対側のロッド140の端 部が挿入される。ロッド140のこの端部のネジ部分にはナット142が取り付 けられ、このナット142はナット142とプレート180との間のワッシャ1 82と共にプレート180に対して締められる。 また横方向プレート180はプレート180の厚さの薄くなった部分の形をし た軸線方向破壊領域185を有する。プレート180のそれぞれ反対側で互いに 整列した二つのV形状溝186,187 により厚さが薄くされている。 連続的な薄くなったプレートの領域185は外側環状当接部171およびスリ ーブ150の長手端部に接する円盤状の内側領域188と、リング190に接す る環状の周囲領域189とを形成する。 スリーブ150の他方の長手端部はスリーブ150とチューブ状部材170と の間のワッシャ151と共にチューブ状部材170の径方向に延びる内側環状リ ム172に当接する。 内側環状リムは座ぐり173を形成するためにチューブ状部材170の対応す る自由端に対して僅かに後退しており、座ぐり173にはロッド140と一体品 である横方向プレート144が軸方向かつ径方向において当接する。 座ぐり173に当接するプレート144の表面とその中央部分141との間の ロッド140の直径はかなり小さくなっており、横方向へ延びる第二の破壊領域 145を構成する。 第二インターフェース部品130を受容し且つ第二インターフェース部品13 0とロッド140のフランジ147との間に掴持されたロッド140のネジには 六角形ナット146が取り付けられる。 ロッド140および横方向プレート180は壊れやすい材料から作製される。 スリーブ150を構成する形状記憶合金はニッケルを50%、チタンを50% 含み、臨界変形(ここでは伸び)温度が70℃の従来の形状記憶合金である。 スリーブ150は上記破壊部材を構成し、上記固定手段は本質的にロッド14 0と、チューブ状部分170と、横方向プレート180と、リング190と、ナ ット142とを具備する。 スリーブ150を加熱する手段に関しては加熱コイル161,162のみを示 した。加熱コイル161,162にスリーブ150を 臨界温度以上に加熱させてスリーブ150を変形するため、また第一コイル16 1が故障したときスリーブ150から遠く離れた加熱コイル162が第一コイル 161に代わるように適切な電気回路をどのように設けるかは当業者には明らか である。 固定システム100の組み立てについてはナット142を横方向プレート18 0に対して締結したときにロッド140が回転しないように六角形ナット146 がレンチを受容するのに適しているとだけ記載しておく。 以下、固定システム100の作動を説明する。 図1および図2の左半分Iにおいて一時固定システム100は可動プレート1 15および固定プレート116が予め定められた方向110に沿っていずれの方 向へも動くことを阻止されている固定位置にあるところを示されている。 解放は以下のようにして行われる。 加熱手段が作動され、スリーブ150がその臨界温度以上に加熱され、スリー ブ150が変形(拡大)する。 スリーブ150は拡大すると横方向プレート180に軸線方向の推進力を与え る一方でチューブ状部材170の内側環状リム173に軸線方向の推進力を与え ることから破壊部材を構成する。したがってプレート180の破壊領域185は それが壊れるまで破壊部材150により負荷をかけられる。 同時に破壊部材150は内側環状リム173に推進力を与え、したがってロッ ド140のプレート144およびロッド140自体に推進力を与え、同時に横方 向プレート180はワッシャ182およびナット142を介して反対方向へロッ ド140に負荷をかける。 このようにロッド140は逆方向の力により第二破壊領域145の両側で負荷 がかけられ、第二破壊領域145が破壊せしめられる 。 上記特徴から破壊領域185および145は事実上同時に壊れ、または破壊領 域145に負荷がかかったとした場合には少なくとも破壊領域145は破壊領域 185の前に壊れる。これによりチューブ状部材170の後退により該チューブ 状部材と共に可動プレート115が移動するという第二破壊領域145より以前 の第一破壊領域185の破壊が防止される。第一破壊領域185を壊すために破 壊部材150がまだ内側環状リム172に当接しているので第一破壊領域185 の前に第二破壊領域145が壊れることができる。 始まりを図1の右半分IIに略図的に示された上記破壊に続いて第二シリンダ部 分125の内側表面により案内されたチューブ状部材170が重力によりナット 142とワッシャ182とを備えたロッド140の対応する部分と、スリーブ1 50と、加熱コイル161および162と、横方向部品180の部分188とを 伴って第一インターフェース部品120内に引き込まれた位置まで摺動し、これ らはチューブ状部材170と共に摺動する。 図2の右半分IIに示した後退位置では、ロッド140の底端部が固定ベース1 16に当接し、上記チューブ状部材の摺動運動により解放後に可動プレート11 5の端部に大きな範囲の軸線方向の相対運動またはプレート115が傾斜したプ レートであるならば角度方向の相対運動を可能とする大きな空間が開かれる。 上述した種類の固定システム100は特に二つの破壊領域と一方のインターフ ェース部品内の固定手段の部分を後退する手段とを使用することにより予め定め られた方向の両方向において二つのボディを互いに対して移動させず、解放後、 他方のボディに対する一方のボディの予め定められた方向110における広い範 囲の軸線方向の相対移動、または傾斜した可動プレート115の場合には角度方 向の相対移動を可能とする。 また上述した種類の固定システムは特に余剰の加熱手段と、臨界変形温度以下 では非常に小さくしか拡大しないが非常に狭い温度範囲で大きく変形するという 固有の特徴を有する形状記憶合金から作製された破壊部材とを使用するので特に 信頼性が高い。 さらに固定システムは二つのボディに最後に取り付け可能な予め組み立てられ た組立体の形をしている。 もちろん二つのボディを互いに対して固定するために上記固定システムを複数 個使用することも可能である。 実際には固定システムの構造的な特徴は以下のとおりである。 破壊部材の伸び : 約3% 後退移動距離 : 約35mm 破壊部材150の長さ : 約40mm 破壊部材150の外径 : 約20mm チューブ状部材170の外径 : 約34mm 第一シリンダ部分122の外径 : 約82mm 以下、本発明の固定シリンダの第二実施形態を図3および図4を参照して簡単 に説明する。 これは予め定められた方向の一方向のみへの動き、すなわち固定システム20 0の長手軸線210に沿った下方への動きを一時的に阻止するためのシステム2 00を構成する。言い換えれば固定システム200は実際には二つのボディを離 れた状態で一時的に保持するためのシステムである。 図3および図4に示した固定システムのこの変更例200に対しては同じ部品 の場合、図1および図2の固定システム100で用いた参照番号と同じ参照番号 を用いたが、類似の部品に対しては100だけ大きくした参照番号を用いた。 図3および図4に示した固定システム200は主に図1および図2で示したも のと同様な二つのインターフェース部品220および230がボルト止めではな く対応するボディに対して単に支持され(当該ボディは図示せず)、ロッド14 0の第二の破壊領域およびプレート144がなく、ロッドは単に該ロッドと一体 部品である六角形の輪郭を有する突起246と、チューブ状部材270の環状リ ム272に当接するのに適したフランジ247とを有する点で図1および図2に 示したシステムとは異なる。 さらに第二シリンダ部分125の代わりに、第一シリンダ部分220が円筒壁 部分225,225’,225”とバネ配置ラグ229,229’,229”と により延長されている。これらラグはコイルバネ330,331,332用のハ ウジングを構成し、これらコイルバネは対応するハウジングの横方向頂壁とチュ ーブ状部材270の外側環状リム171とに当接し、チューブ状部材をバネ付勢 し、したがって固定手段を後退位置へ向かってバネ付勢する。 ここでは三つのコイルバネ330〜332と、円筒壁部分225〜225”に より周辺で連結された三つの配置ラグ229〜229”が用いられ、これらラグ および円筒壁部分は第一シリンダ部分220と一体部品であり、軸線方向に第一 シリンダ部分220を延長する。 ポテンシャルエネルギを解放することにより重力の効果を補足するためにバネ を用いることには特に空間分野において利益がある。 さらに第二インターフェース部品230はロッド240に螺合されておらず、 単にロッド240の長手端部の一方にあるロッド240の滑らかな部分に腔23 2により係合せしめられる。 ワッシャ182はL字断面形状のワッシャ282に代えられている。V形状の 溝186,187はU形状の溝286,287に代え られている。 円筒形楔部品310がチューブ状部材270と第二インターフェース部品23 0との間に配置され、円筒形楔部材310は第二インターフェース部品230お よび突起246に当接する内側環状リム311を一端に有する。これら二つの構 成要素の連続性を確保し、固定手段が固定位置から後退位置まで動くときに横方 向の力を排除する。 ここでは後退位置は段付き溝322内に係合するサークリップ321により第 一インターフェース部品220内に横方向に設けられた当接プレート320に当 接するロッド240の底端部に対応する。 最後に加熱コイル161は一つだけであり、すなわちバックアップ用の加熱コ イルはない。 作動は図1および図2に示した実施形態の作動と同様である。 一方の破壊領域285が壊れると第二インターフェース部品230にある固定 手段が後退位置に動かされ、一方のボディを他方のボディに向かって移動可能と する。 また第二インターフェース部品230を対応する第二のボディに取り付けても よいことは明らかである。 また当業者には図1および図2に示した実施形態の特徴をどのように図3およ び図4に示した実施形態に適合し、またその逆に適合するかは明らかである。 図示していない他の変更例ではチューブ状部材の内側環状リムではなく破壊部 材用の横方向へ延びる頂部当接部がロッドまたはプレート144自体に取り付け られた第二インターフェース部品の当接面を具備してもよい。 また上記技術に基づいて加熱の際に破壊部材が短くなる固定シス テムや、各々が一方のボディと共働するのに適した二つのインターフェース部品 であって各長手端部において対応するインターフェース部品と当接する形状記憶 合金から作製されたスリーブにより包囲された破壊領域を有するロッドにより接 続された二つのインターフェース部品を単に具備する固定システムをどのように 製造するかは当業者には明らかである。 また選択可能には他の形状記憶合金を破壊部材として用いることができ、その 臨界温度が意図した応用に適合するように選択される。 またインターフェース部品の一つが対応するボディの一体部分であってよく、 または横方向プレート180,280がロッド140,240の一体部分であっ てもよい。 本実施形態の固定システムは、一時的に一方のボディを他方のボディにぶら下 げておくためにも等しく適用可能である。 なお概して本発明は説明し図示した実施形態に限定されない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年5月7日(1998.5.7) 【補正内容】 請求の範囲 1.予め定められた方向(110;210)の少なくとも一つの方向において 二つのボディを互いに対して一時的に固定するための固定システム(100;2 00)において、第一ボディ(116)と共働するのに適した第一インターフェ ース部品(120;220)と、第二ボディ(115)と共働するのに適した第 二インターフェース部品(130;230)と、破壊領域(145,185;2 85)を有する固定手段とを具備し、該固定手段が前記破壊領域が壊れる前では 二つのボディを離れた状態に保持しつつ二つのボディの一時的な固定を確実とし 、前記破壊領域が壊れる前における二つのボディ間の距離の少なくとも一部にわ たり二つのボディ(115;116)が相対的に移動できるように前記破壊領域 が壊れると直ぐに引き込まれるように前記インターフェース部品と共働するのに 適しており、加熱されたときに変形して前記破壊領域(145,185;285 )を壊すのに適した形状記憶合金から作製された破壊部材(150)と、前記破 壊部材(150)を臨界温度以上に加熱し、前記形状記憶合金を変形せしめるの に適した加熱手段(160)とを具備することを特徴とする固定システム。 2.前記破壊部材(150)が加熱されたときに前記方向に拡大することによ り変形するのに適していることを特徴とする請求項1に記載の固定システム。 3.前記破壊部材(150)が前記方向に対して横方向に延びる二つの当接部 (172,180;272,280)間に配置され、前記破壊部材が拡大したと きに該破壊部材が前記破壊領域(145,185;285)を破壊しようと前記 当接部を前記方向に付勢することを特徴とする請求項2に記載の固定システム。 4.一方のインターフェース部品(120;220)が前記固定手段の少なく とも一方の一部を受容するハウジングを有し、前記固定手段は一端で前記受容ハ ウジングを備えたインターフェース部品に取り付けられ、前記固定手段が前記破 壊領域(145,185;285)が壊れる前の固定位置であって部分的に前記 受容ハウジングから突出する固定位置と、前記破壊領域(145,185;28 5)が壊れた後に前記固定手段の全てが実際に前記受容ハウジング内へと後退せ しめられた位置との間で動くことを特徴とする請求項2または3に記載の固定シ ステム。 5.前記固定手段がポテンシャルエネルギを解放することにより前記後退位置 に移動されることを特徴とする請求項4に記載の固定システム。 6.前記固定手段が重力の効果により前記後退位置に移動されることを特徴と する請求項4に記載の固定システム。 7.前記固定手段はバネリターン部材(330〜332)により前記後退位置 に移動されることを特徴とする請求項5に記載の固定システム。 8.前記方向に対して横方向に延びる前記当接部の一方が前記受容ハウジング 内で前記方向に対して横方向へ延びるプレート(180;280)を有し、前記 破壊領域が前記破壊部材(150)の長手端部が当接する内側領域(188)と 周辺領域(189)とを画成する前記プレートの連続的な厚みの薄い領域を具備 し、前記プレートが前記固定位置において前記周辺領域(189)により前記受 容ハウジング内に支持されることを特徴とする請求項3に従属しているときに請 求項4から7のいずれか一つに記載の保持システム。 9.前記固定手段がさらに前記方向へ延びるロッド(140;240)を具備 し、前記プレート(180;280)が該ロッドが通 る円形の開口を有し、前記ロッドが該開口に係合されるネジ付き端部と、前記ネ ジに取り付けられ且つ前記プレート(180;280)に当接するナット(14 2)とを有することを特徴とする請求項8に記載の保持システム。 10.他方のインターフェース部品が前記ロッドに取り付けられ、前記破壊部 材の第二の長手端部に当接する前記横方向へ延びる他方の当接部を構成する当接 面を有することを特徴とする請求項9に記載の固定システム。 11.前記ロッドが前記ネジ付き端部の反対側の該ロッドの端部付近に横方向 プレートを有し、該横方向プレートが前記破壊部材の他方の長手端部が当接する 前記横方向へ延びる他方の当接部を構成する当接面を有し、前記ロッドが他方の インターフェース部品の円形の開口が係合せしめられる滑らかな部分を前記反対 側の端部に有することを特徴とする請求項9に記載の固定システム。 12.前記受容ハウジングがショルダ(126)を有する円筒壁により画定さ れ、前記ショルダが前記円筒壁の長手軸線に対して横方向に延び、前記方向が前 記軸線と共軸線上にあり、前記固定システムがさらにチューブ状部材(170; 270)を具備し、該チューブ状部材が前記受容ハウジング内に受容され且つ前 記ショルダ(126)と軸線方向において共働するのに適した外側環状当接部( 171)を一方の長手端部に有すると共に内側環状リム(172)をその他方の 長手端部付近に有し、前記破壊部材が前記ロッドを包囲するスリーブ(150) からなり、前記破壊部材および前記ロッド(140)が前記チューブ状部材(1 70)内に受容され、前記破壊部材が変形したときに該破壊部材が前記横方向プ レート(180;280)および前記内側環状リム(172;272)と当接し 、前記外側環状当接部(171)が前記固定位置において前記横方 向プレート(180)と前記チューブ状部材上の前記ショルダ(126)との間 に把持されることを特徴とする請求項9に記載の固定システム。 13.前記ロッドはまた前記ネジ付き端部の反対側の該ロッドの端部付近に第 二の横方向プレート(144)を有し、該第二の横方向プレート(144)が一 方の側面で前記チューブ状部材の内側環状リムに当接するのに適しており、さら に前記ロッドの直径が該一方の側面付近に第二の横方向破壊領域(145)を構 成するためにかなり小さくなっており、該ロッドが他方の側面付近に他方のイン ターフェース部品(130)のネジが係合される第二のネジ付き長手端部を有す ることを特徴とする請求項12に記載の固定システム。 14.前記加熱手段が前記スリーブ(150)周りに加熱コイル(161)を 有することを特徴とする請求項12または13に記載の固定システム。 15.前記加熱手段が第二の加熱コイル(162)を有し、該加熱手段(16 0)が前記加熱コイルが故障した際に該第二のコイル(162)により前記破壊 部材(150)を加熱するのに適していることを特徴とする請求項14に記載の 固定システム。 16.前記横方向プレート(180;280)が前記ハウジングの円筒壁のネ ジと係合する外ネジを有するリム(190)により前記受容ハウジング内で支持 されることを特徴とする請求項12から15のいずれか一つに記載の固定システ ム。 17.前記バネリターン部材が前記チューブ状部材と前記円筒壁との間に側方 に配置された少なくとも一つのコイルバネ(330〜332)を有し、該コイル バネが長手方向において、前記横方向プレート(180;280)に当接する側 面とは反対側の前記当接部 の側面で前記チューブ状部材(170;270)の外側環状当接部(171)と 、前記コイルバネを収容するラグの前記長手軸線に対して横方向の壁とに長手方 向において当接することを特徴とする請求項7に従属しているときに請求項12 から16のいずれか一つに記載の固定システム。 18.各インターフェース部品が対応するボディにボルト止めされることを特 徴とする請求項1から17のいずれか一つに記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.予め定められた方向(110;210)の少なくとも一つの方向において 二つのボディを互いに対して一時的に固定するための固定システム(100;2 00)において、第一ボディ(116)と共働するのに適した第一インターフェ ース部品(120;220)と、第二ボディ(115)と共働するのに適した第 二インターフェース部品(130;230)と、一時的な固定を確保するために これらインターフェース部品と共働するのに適し且つ破壊領域(145,185 ;285)を有する固定手段と、加熱されたときに前記破壊領域(145,18 5;285)を壊し、前記第二ボディ(115)を自由にして前記第一ボディ( 116)に対して動くように変形するのに適した形状記憶合金から作製された破 壊部材(150)と、前記破壊部材(150)を臨界温度以上に加熱し、前記形 状記憶合金を変形せしめるのに適した加熱手段(160)とを具備することを特 徴とする固定システム。 2.前記破壊部材(150)が加熱されたときに前記方向に拡大することによ り変形するのに適していることを特徴とする請求項1に記載の固定システム。 3.前記破壊部材(150)が前記方向に対して横方向に延びる二つの当接部 (172,180;272,280)間に配置され、前記破壊部材が拡大したと きに該破壊部材が前記破壊領域(145,185;285)を破壊しようと前記 当接部を前記方向に付勢することを特徴とする請求項2に記載の固定システム。 4.一方のインターフェース部品(120;220)が前記固定手段の少なく とも一方の一部を受容するハウジングを有し、前記固定手段は一端で前記受容ハ ウジングを備えたインターフェース部品 に取り付けられ、前記固定手段が前記破壊領域(145,185;285)が壊 れる前の固定位置であって部分的に前記受容ハウジングから突出する固定位置と 、前記破壊領域(145,185;285)が壊れた後の後退位置であって前記 受容ハウジング内にある後退位置との間で動くことを特徴とする請求項2または 3に記載の固定システム。 5.前記固定手段がポテンシャルエネルギを解放することにより前記後退位置 に移動されることを特徴とする請求項4に記載の固定システム。 6.前記固定手段が重力の効果により前記後退位置に移動されることを特徴と する請求項4に記載の固定システム。 7.前記固定手段はバネリターン部材(330〜332)により前記後退位置 に移動されることを特徴とする請求項5に記載の固定システム。 8.前記方向に対して横方向に延びる前記当接部の一方が前記受容ハウジング 内で前記方向に対して横方向へ延びるプレート(180;280)を有し、前記 破壊領域が前記破壊部材(150)の長手端部が当接する内側領域(188)と 周辺領域(189)とを画成する前記プレートの連続的な厚みの薄い領域を具備 し、前記プレートが前記固定位置において前記周辺領域(189)により前記受 容ハウジング内に支持されることを特徴とする請求項4から7のいずれか一つに 記載の保持システム。 9.前記固定手段がさらに前記方向へ延びるロッド(140;240)を具備 し、前記プレート(180;280)が該ロッドが通る円形の開口を有し、前記 ロッドが該開口に係合されるネジ付き端部と、前記ネジに取り付けられ且つ前記 プレート(180;280)に当接するナット(142)とを有することを特徴 とする請求項 8に記載の保持システム。 10.他方のインターフェース部品が前記ロッドに取り付けられ、前記破壊部 材の第二の長手端部に当接する前記横方向へ延びる他方の当接部を構成する当接 面を有することを特徴とする請求項9に記載の固定システム。 11.前記ロッドが前記ネジ付き端部の反対側の該ロッドの端部付近に横方向 プレートを有し、該横方向プレートが前記破壊部材の他方の長手端部が当接する 前記横方向へ延びる他方の当接部を構成する当接面を有し、前記ロッドが他方の インターフェース部品の円形の開口が係合せしめられる滑らかな部分を前記反対 側の端部に有することを特徴とする請求項9に記載の固定システム。 12.前記受容ハウジングがショルダ(126)を有する円筒壁により画定さ れ、前記ショルダが前記円筒壁の長手軸線に対して横方向に延び、前記方向が前 記軸線と共軸線上にあり、前記保持システムがさらにチューブ状部材(170; 270)を具備し、該チューブ状部材が前記受容ハウジング内に受容され且つ前 記ショルダ(126)と軸線方向において共働するのに適した外側環状当接部( 171)を一方の長手端部に有すると共に内側環状リム(172)をその他方の 長手端部付近に有し、前記破壊部材が前記ロッドを包囲するスリーブ(150) からなり、前記破壊部材および前記ロッド(140)が前記チューブ状部材(1 70)内に受容され、前記破壊部材が変形したときに該破壊部材が前記横方向プ レート(180;280)および前記内側環状リム(172;272)と当接し 、前記外側環状当接部(171)が前記固定位置において前記横方向プレート( 180)と前記チューブ状部材上の前記ショルダ(126)との間に把持される ことを特徴とする請求項9に記載の固定システム。 13.前記ロッドはまた前記ネジ付き端部の反対側の該ロッドの端部付近に第 二の横方向プレート(144)を有し、該第二の横方向プレート(144)が一 方の側面で前記チューブ状部材の内側環状リムに当接するのに適しており、さら に前記ロッドの直径が該一方の側付近に第二の横方向破壊領域(145)を構成 するためにかなり小さくなっており、該ロッドが他方の側面付近に他方のインタ ーフェース部品(130)のネジが係合される第二のネジ付き長手端部を有する ことを特徴とする請求項12に記載の固定システム。 14.前記加熱手段が前記スリーブ(150)周りに加熱コイル(161)を 有することを特徴とする請求項12または13に記載の固定システム。 15.前記加熱手段が第二の加熱コイル(162)を有し、該加熱手段(16 0)が前記加熱コイルが故障した際に該第二のコイル(162)により前記破壊 部材(150)を加熱するのに適していることを特徴とする請求項14に記載の 固定システム。 16.前記横方向プレート(180;280)が前記ハウジングの円筒壁のネ ジと係合する外ネジを有するリム(190)により前記受容ハウジング内で支持 されることを特徴とする請求項12から15のいずれか一つに記載の固定システ ム。 17.前記バネリターン部材が前記チューブ状部材と前記円筒壁との間に側方 に配置された少なくとも一つのコイルバネ(330〜332)を有し、該コイル バネが前記横方向プレート(180;280)に当接する側面とは反対側の前記 当接部の側面で前記チューブ状部材(170;270)の外側環状当接部(17 1)に長手方向において当接すると共に前記コイルバネを収容するラグの前記長 手軸線に対して横方向へ延びる壁に長手方向において当接することを特徴とする 請求項12から16のいずれか一つに記載の固定シス テム。 18.各インターフェース部品が対応するボディにボルト止めされることを特 徴とする請求項1から17のいずれか一つに記載の装置。
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