JP2000510455A - 脳の機能障害および鬱病の治療のためのホスホン酸エステルの使用 - Google Patents

脳の機能障害および鬱病の治療のためのホスホン酸エステルの使用

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JP2000510455A JP09538197A JP53819797A JP2000510455A JP 2000510455 A JP2000510455 A JP 2000510455A JP 09538197 A JP09538197 A JP 09538197A JP 53819797 A JP53819797 A JP 53819797A JP 2000510455 A JP2000510455 A JP 2000510455A
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シユミツト,ベルナルト
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フアン・デア・シユターイ,フランツ―ヨゼフ
フアネリ,リチヤード・ジヨセフ
ブライテリ,デイビツド・ロス
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トロポンベルケ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・カンパニー・コマンジツトゲゼルシヤフト
バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、脳の機能障害および鬱病を治療および予防するためのホスホスン酸エステルの使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 脳の機能障害および鬱病の治療のためのホスホン酸エステルの使用 本発明は、脳の機能障害および鬱病の治療および予防のためのホスホン酸エス テルの使用、ならびに新規化合物およびそれらの製造に関する。 独国特許第1 078 370号明細書は、昆虫の防除に使用されるホスホン酸エステ ルを開示する。 また駆虫剤であるメトリホネート(metrifonate)がアルツハイマー疾患の治 療に適することも知られている(米国特許第4,950,658号明細書)。この想定され る作用様式は、メトリホナートがゆっくりと有機リン酸エステルであるジクロル ホス(dichlorovos)に転化され、これによりコリンエステラーゼの長期に持続 する阻害が誘導される。この理論のさらなる追及により、ブトナート(butonate )がメトリホナート/ジクロルボスの適当な前駆体として提案された[B.R.Holm stedtおよびI.Nordgren、アルツハイマー治療のためのコリン作働性主薬(Cholin ergic Basis for Alzheimer Therapy)において、(R.E.BeckerおよびE.Gi 。 今回、驚くべきことには、一般式 式中、 Rは、最高6個の炭素原子を有し、そして場合によっては1個以上のハロゲン 原子により置換されてもよい直鎖もしくは分枝アルキルを表 し、 R1は、水素または最高6個の炭素原子の直鎖もしくは分枝アルキルを表し、 R2は、水素を表すか、あるいは 各場合に、最高6個の炭素原子をアルキル基中に有する直鎖もしくは分枝のア ルキル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニルまたはアルキルスルホニル を表すか、あるいは 各場合に最高4個の炭素原子をアルキル基中に有するアルキル−またはジアル キルアミノカルボニルを表し、 R3は、最高6個の炭素原子の直鎖もしくは分枝アルキルを表し、 そして Xは、酸素または硫黄を表すが、Rがトリクロロメチルを表し、R1が水素を 表し、かつR2が水素またはプロピルカルボニルを表す場合には酸素を表さない 、 のホスホン酸エステル、ならびにそれらの塩および異性体が、たとえコリンエコ テラーゼインヒビターへの転化が起こらなくても、脳の機能障害および鬱病の治 療および予防に使用できることが見いだされた。 式(I)の化合物は、認識および感情障害の治療および予防、そして特に老人 性痴呆および初老期痴呆、アルツハイマー型の痴呆、AIDS−関連痴呆、パー キンソンおよびハンチントン病における認識欠如、あるいは脳梗塞、多発脳梗塞 性痴呆(MID)、一次性変性痴呆(PDP)および他の痴呆の結果としての脳の機能障 害状態の治療、および鬱病の治療に適する。 またこれらの化合物は、老人の脳の機能障害、器質脳症候群(OBS) および加齢に伴う記憶障害(AAMI)の治療にも適する。 一般式(I)の化合物は、老人性痴呆および初老期痴呆ならびにアルツハイマ ー型の痴呆の治療および予防に極めて適する。 式(I)中、 Rが、最高4個の炭素原子の直鎖もしくは分枝アルキル、またはトリフルオロ メチル、トリクロロメチル、ジフルオロメチル、1,1-ジクロロエチル、ジクロロ メチル、フルオロメチル、クロロメチル、ジクロロフルオロメチル、ジフルオロ クロロメチルを表すか、あるいは式-CCl2CH2Cl,(1,1,2-トリクロロエチル)の基 を表し、 R1が、水素、または最高4個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキル を表し、 R2が、水素を表すか、あるいは 最高4個の炭素原子をアルキル基中に有する直鎖もしくは分枝アルキル、アル キルカルボニル、アルコキシカルボニルまたはアルキルスルホニルを表すか、あ るいは 各場合に最高3個の炭素原子をアルキル基中に有するアルキルまたはジアルキ ルアミノカルボニルを表し、 R3が、最高3個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表し、そし て Xが、酸素または硫黄を表すが、Rがトリクロロメチルを表し、 R1が水素を表し、かつR2が水素またはプロピニルカルボニルを表す場合には 、酸素を表さない、 の化合物、ならびにそれらの塩および異性体は、特に認識および感情障害の治療 および予防に特に適する。 式(I)中、 Rが、メチル、tert.-ブチル、1,1-ジクロロエチル、クロロメチル、ジクロロ メチル、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、ジ フルオロクロロメチルまたは基-CCl2CH2Cl,(1,1,2-トリクロロエチル)を表し、 R1が、水素またはメチルを表し、 R2が、水素、メチル、エチル、メチルカルボニル、エチルカルボニル、プロ ピルカルボニル、t-ブチルカルボニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ ル、プロポキシカルボニル、tert.-ブトキシカルボニル、メチルスルホニル、エ チルスルホニル、プロピルスルホニル、メチルアミノカルボニル、ジメチルアミ ノカルボニルまたはプロピルアミノカルボニルを表し、 R3が、メチル、エチルまたはプロピルを表し、そして Xが、酸素または硫黄を表すが、Rがトリクロロメチルを表し、そしてR1が 水素またはプロピルカルボニルを表す場合には、酸素を表さない、 の化合物ならびにそれらの塩および異性体は特に好適である。 本発明の化合物は、像体および鏡像体のいずれかの状態にある(鏡像異性体) か、あるいは像体および鏡像体の状態にない(ジアステレオマー)立体異性形態 で存在できる。本発明は、鏡像異性体およびジアステレオマーの両方、ならびに 各々のそれらの混合物に関する。ラセミ体およびジアステレオマーの両方は、既 知の方法により立体異性体的に均質な成分に分離することができる。 また本発明は、以下の化合物に関する: ジメチル(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート 、 ジメチル(1-エタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート 、 ジメチル(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネー ト、 ジメチル(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホネー ト、 ジメチル(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホ スホネート、 ジメチル(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホ スホネート、 ジメチル(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホ ネート、 ジメチル(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオ ホスホネート、 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオ ホスホネート、 ジメチル(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネ ート、 ジメチル(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホ ネート、 ジメチル(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(1-エトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホ ネート、 ジメチル(R)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-エチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネ ート、 ジメチル(S)-(1-エチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネ ート、 ジメチル(2,2-ジクロロ-1-ヒドロキシプロパン)-ホスホネート、 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,3-トリクロロプロパン)-ホスホネート、 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリメチルエタン)-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリメチルエタン)-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリメチルエタン)-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホ スホネート、 ジメチル(R)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(S)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(R)-(1-エタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(S)-(1-エタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン) -ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(S)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(R)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホス ホネート、 ジメチル(S)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホス ホネート、 ジメチル(R)-(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホス ホネート、 ジメチル(S)-(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホス ホネート、 ジメチル(R)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(S)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(R)-(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン )-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフル オロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン )-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン )-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート 、 ジメチル(S)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート 、 ジメチル(R)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(R)-(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)- チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)- チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)- チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロ ロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(R)-(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(R)-(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チ オホスホネート、 ジメチル(S)-(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チ オホスホネート、 ジメチル(R)-(1-エトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-エトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート。 また本発明は、既に知られている以下の化合物の使用に関する: ジメチル(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)- 参考文献 ホスホネート、 1 ジメチル1-ヒドロキシエタンホスホネート 2 ジメチル(R)-(1-ヒドロキシエタン)-ホスホネート 3 ジメチル(S)-(1-ヒドロキシエタン)-ホスホネート 3 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリクロロエタン) チオホスホネート 4 ジメチル(1-エチルカルボニルオキシ-2,2,2- トリクロロエタン)-ホスホネート 1 ジメチル(1-ヒドロキシ-1-メチルエタン)-ホスホネート 2 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)- ホスホネート 5 本発明に従い使用される式(I)の新規および既知の化合物は、式(II) の1-ヒドロキシ-ホスホン酸エステルを、既知の様式で、式(III) Hal−R2 (III) のハロゲン化合物と、場合によっては酸−結合剤の存在下、または場合によって はそれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属もしくはアンモニウム塩の状態で、 そして場合によっては溶媒中で反応させるか、あるいはR2がアルキルカルボニ ルを表す場合には、別に式(IV) R2−O−R2 (IV) のカルボン酸無水物と、場合によっては触媒量の鉱酸の存在下で反応させること により製造され、 そして鏡像異性体的に純粋なヒドロキシル化合物の場合には、ラセミ体を国際公 開第93/24130号に記載されている方法によりカラムクロマトグラフィーまたは既 知の方法で分離し、 そしてアシル化化合物の場合には、すでに鏡像異性体的に純粋なヒドロ キシル化合物を使用する。 式(II)、(III)および(IV)の出発化合物は、既知であるか、または既知 の方法により製造することができる。 式(III)のハロゲン化合物を用いる反応による式(I)の化合物の製造法は 、好ましくは希釈剤を使用して行われる。適当な希釈剤は、ほとんどすべての不 活性有機溶媒である。これらは好ましくは、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シ クロヘキサン、石油エーテル、ベンジン、リグロイン、ベンゼン、トルエン、キ シレン、塩化メチレン、塩化エチレン、クロロホルム、四塩化炭素、クロロベン ゼンおよびo-ジクロロベンゼンのような脂肪族および芳香族の、場合によって はハロゲン化されてもよい炭化水素、ジエチルおよびジブチルエーテル、グリコ ールジメチルエーテルおよびジグリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラ ンおよびジオキサンのようなエーテル類、アセトン、メチルエチル、メチルイソ プロピルおよびメチルイソブチルケトンのようなケトン類、メチルおよびエチル アセテートのようなエステル類、例えばアセトニトリルおよびプロピオニトリル のようなニトリル類、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドおよ びN-メチルピロリドン、ならびにジメチルスルホキシド、テトラメチレンスルホ ンおよびヘキサメチルリン酸トリアミドのようなアミド類を含む。 そのような反応に通常使用できるこれらの酸−結合剤は、酸受容体として使用 できる。リチウム、ナトリウム、カリウムおよびカルシウム水素化物のようなア ルカリ金属およびアルカリ土類金属水素化物、リチウム、ナトリウム、カリウム およびカルシウム水酸化物のようなアルカリ金属およびアルカリ土類金属水酸化 物、炭酸ナトリウムおよびカリウム または炭酸水素ナトリウムおよびカリウムならびに炭酸カルシウムのようなアル カリ金属およびアルカリ土類金属炭酸塩または炭酸水素塩、酢酸ナトリウムおよ びカリウムのようなアルカリ金属酢酸塩、ナトリウムおよびカリウムtert.-ブチ ラートのようなアルカリ金属アルコラート、ならびにさらにトリメチルアミン、 トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、エチルジイソプロ ピルアミン、エチルジシクロヘキシルアミン、N,N-ジメチルベンジルアミン、N, N-ジメチルアニリン、ピリジン、2-メチル-、3-メチル-、4-メチル-、2,4-ジメ チル-、2,6-ジメチル-、2,6-ジメチル-、2-エチル-、4-エチル-および5-エチル- 2-メチルピリジン-、1,5-ジアザビシクロ-[4,3,0]-ノナ-5-エン(DBN)、1,8-ジア ザビシクロ-[5,4,0]-ウンデセ-7-エン(DBU)および1,4-ジアザビシクロ-[2,2,2]- オクタン(DABCO)のような塩基性窒素化合物が好ましく使用可能である。 反応温度は、比較的広い範囲で変動可能である。一般的に0℃から100℃の間 の温度、そして好ましくは10℃から80℃の間の温度が使用される。 この方法は、一般的に常圧下で行われる。しかし、加圧または減圧下で行うこ ともできる。 この方法を行う時、各々の場合で必要な出発材料は、一般的におよそ等モル量 で使用される。しかし、各場合に2つの成分のうちの1つを比較的大過剰で使用 することも可能である。この反応は、一般的に酸受容体の存在下で適当な希釈剤 中で行い、そして反応混合物を各々の場合で必要な温度で数時間撹拌する。処理 工程は、各場合に常法により行う(製造例を参照にされたい)。 式(IV)のカルボン酸無水物を用いた反応による式(I)の化合物の製造法は 、希釈剤無しで行うこともできる。すべての通常の鉱酸を触媒として使用できる 。好適な酸は、硫酸、塩酸またはリン酸である。これらは0.001〜10モル%の量 で使用される。 化合物は通常、場合によっては分解せずには蒸留することができない油の状態 で得られるが、いわゆる「初期蒸留(incipient distillation)」により残存する 揮発成分を含むことはなく、すなわち化合物を適度に高温で比較的長時間、減圧 下で加熱する結果、化合物が精製される。化合物は、それらの屈折率が特徴であ る。結晶化合物は、それらの融点により特徴付けられる。 認識障害の治療および予防のためのホスホン酸の活性は、空間的記憶に基づく 動物実験により証明される。最初にモリス(Morris)により記載された(R.G.M.Mor ris,J.Neurosci.Methods 11:47-60,1984)この試験では、ラットは、見えないが 水を満たしたプールから脱出する唯一のプラットホームがどのように配置されて いるかを学習しなければならない。このために、動物(若い成体のオス、約3月 齢のラット)は、1日あたり4回の訓練サイクルを3日間受ける。ラットがプラ ットホームを発見する前の潜時および移動した(covered)距離を測定する。トレ ーニング期間中、潜時だけでなく泳いだ距離も、ラットが目的地を空間的に把握 するための方法の適応の結果として短くなる。試験物質の認識−改善活性は、方 法を学習するために必要な時間が短くなることにより現れ、すなわち学習曲線が 鋭くなる。試験物質は、1日1回投与される(最初の訓練サイクルの60分前)。 対照動物には、対応する量の賦形剤を投与する。 訓練期間の終わりに、すなわち12回目の訓練サイクルの終わりに、プ ラットホームを水から取り出し、そして試験動物がプラットホームの訓練位置の 周りに定めた小さい場所内でプラットホームを探すかどうかを調査するために、 さらに水泳試験を行う(保持試験)。 学習および記憶力法に関して、幾つかの化合物の活性を、「積極的回避試験」 で調査した。この逃避-動議付け試験では、条件付きの刺激が作動するとすぐに 、ラットは2つの部屋(コールバーン インスツルメント:Coulbourn Instrumen ts)から成るシャトルボックスのもう1方へ移動しなければならない。この条件 付き刺激は、同時に音響信号音と小さいランプの閃光からなる。ラットは、刺激 が発生した後、6秒以内にシャトルボックスの部屋から脱出しなければ、シャト ルボックスの基板グリッドを介してわずかな電気ショック(0.5mA)が与えられる 。積極的回避行動の獲得は、連続して2日間に、各々20回の条件付き試験につい て記録された。個々の試験は、互いに20−60秒の不定の休憩により分けられる。 訓練過程で正しい回避反応の増加は、動物の学習活動に関する基準として使用す る。 記憶機能に関する物質の効果を記録するために、オスの成体ラットを1回目の 試験の30分前に試験物質で治療する;対照動物には、対応する量の賦形剤を投与 する。 試験結果は、上記化合物が動物の学習行動および学習したことの保持について 陽性の効果を有することを示す。上記化合物の特に有利な点は、それらが活性投 与量範囲内で脳内のコリンエステラーゼ活性にいかなる阻害も誘導しないことで ある。この結果は、例えばテトラヒドロアミノアクリジン、フィゾスティグミン またはメトリホナートのようなプロコリン作働性の参照物質と比較して、改良さ れた耐容をもたらす。したがっ て上記のホスホン酸エステルは、一般的に認知障害の治療的および予防的治療の 両方、そして特にアルツハイマー型の痴呆に使用される。 感情障害の治療および予防のためのホスホン酸エステルの活性は、「ラット強 迫(forced)水泳試験」により証明される。この行動モデルは、最初にPorsoltら( R.D.Porsolt,M.Le Pichon,M.Jalfre,Nature 266:730-732,1977)により記載され 、そして今日、新しい抗鬱剤を検出するためのインビボスクリーニングモデルに おいて広く受け入れられている。これは絶望的な状況ではラットは動かない状態 に留まるという知見に基づく(「行動的絶望(behaviorualdispair)」)。予備試 験では、若い成体(3〜4月齢)のラットを個々に、15cmのレベルまで水を満た したガラスシリンダー(高さ40cm、直径20cm)に、20分間入れる。この予備試験の 24時間後、動物を再びシリンダーに入れ、そして5分間にわたって動物の静止時 間を測定する。上記のホスホン酸エステルを2回の水泳試験の間に投与する。対 照動物には、賦形剤を投与する。 技術文献に記載された臨床的に活性な抗鬱剤と同様に、上記ホスホン酸エステ ルも静止期間を短くし、そして行動的活性化をもたす。これらの結果により、上 記化合物は感情障害、そして特に鬱病の治療にも適する。 認識−改善活性の場合と同様に、この抗鬱剤成分も、コリンエステラーゼの阻 害により説明することはできない。 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリメチルエタン)-ホスホネートおよびその鏡 像異性体は、以下の実験により試験することができる。 Harlan-Sprange-Dawley社(米国、インディアナ州、インディアナポリス)か らの6〜8週齢のICRマウス(約22〜28g)をこの試験に使用した。8匹の動物を一 緒に1つのカゴに入れた;動物には食料および水を自由に与えた。 モリス迷路は白く塗られた(そして上部が開放している)環状の、直流電流を かけた鋼製タンクから成り、そして直径は76cmであった;タンクの底にはプラッ トホーム出口のアタッチメント用にプラスチック製の保持デバイスが、各々4つ の同じ大きさの環状セグメントで配置されていた。行動試験の前に、タンクには 25cmのプラットホーム高が水面の1cm下のレベルになるように水を満たした;水 は予め22℃に加熱し、そして0.9kgの乾燥ミルク粉末を加えて不透明にした。試 験チャンバー内には数々の頑丈に固定された視覚的「手掛かり」が存在した。デ ータはビデオA−分析システム(Video-A Analytical System)(Columbus Imstrum ents International Corp.、米国、オハイオ州、コロンバス)からの「移動した 多ゾーン距離(Multiple Zone Distznce Traveled)」プログラムを使用して得た 。動物小屋中での1週間の順化の後、マウスは上記鋼製のタンク(プラットホー ムは存在しない)中を90秒間、自由に泳ぐことができた。1〜3日後に、各連続 して3日間の4サイクルからなる習得訓練を開始した(全12サイクル)。試験物 質は投与しなかった。それぞれについてプラットホームが配置されている標的と する四分円に対するマウスの位置は、不規則に選んだ。マウスは、モリス迷路の 円周に等しく分布した4点のうちの1つで、タンクの壁に面する水中に置かれた ;マウス毎の出発位置は、各々のマウスが1日に1回は各4つの出発位置から出 発するように、マウス毎に順次変えた。各訓練サイクルで、マウスは目的プラッ トホームに到達するために120秒の時間を与えられた。もしマウスがこの時間内 に到達しなければ、マウスは手でプラットホームに置かれた。各サイクルの間に 、30秒間の間隔を設け、この間、マウスは目的プラットホームに留まった。 第4日目に、動物の行動をプラットホームが存在しない試験サイクル中で30秒 間調査した;マウスが4つの各四分円で過ごす時間を測定した。マウスには試験 すべき物質または賦形剤を、試験サイクルの30分または1時間前に投与した;賦 形剤群および試験物質群のためのマウスの選択は、無作為に行った。ジメチル(1 -ヒドロキシ-2,2,2-トリメチルエタン)-ホスホネートは、経口投与後に0.1−1m g/kgのED50を示した。 また本発明は、上記化合物を有効量で含む薬剤、ならびにそれらの調製および 上記疾患を治療および予防するための使用に関する。 この新規な活性化合物は、錠剤、コート錠剤、ピル、粒末、エアゾー ル、シロップ、乳剤、懸濁剤および溶剤のような通例の剤形に、不活性な非毒性 の医薬的に適する補形剤または溶媒を使用して転化することができる。治療的に 活性な化合物は、各々の場合で全混合物の約0.5〜90重量%の濃度、すなわち示 した投与量範囲を得るために十分な量で使用するべきである。 この剤形は、例えば活性化合物を溶媒および/または賦形剤を用いて、場合に よっては乳化剤および/または分散助剤を使用して増量することにょり調製でき 、例えば希釈剤として水を使用する場合、場合よっては補助剤として有機溶媒を 使用することが可能である。 投与は通例の様式、好ましくは経口または非経口的に、そして特に舌下または 静脈内に行う。投与は、例えばプラスターのように経皮的に行うこともできる。 非経口的投与の場合には、活性化合物の溶液を、液体賦形剤材料を使用して採 用することができる。 静脈内投与の場合には、効果的な結果を得るために一般的に約0.001〜1mg/kg 体重、好ましくは約0.01〜0.5mg/kg体重の量を、そして経口投与の場合には投与 量は、約0.01〜20mg/kg体重、好ましくは0.1〜10mg/kg体重で投与することが有 利であると分かった。 これにもかかわらず、投与する患者の体重および採用する投与の種類に応じて 、個人の薬剤に対する反応、ならびに使用する剤形および投与の時間および間隔 に応じて、上記の量から逸脱することも可能である。すなわち、上記の最小量よ りも少ない量で十分である場合もあり、一方、他では上記の上限を越えなければ ならないこともある。大量に使用する場合には、それらを一日あたり幾つかの別 個の投与量に分割して投与す ることが薦められる。 使用する略号:製造例 実施例1 6.3g(0.055モル)のメタンスルホン酸クロライドを、5℃に冷却しながら12.87 g(0.05モル)のジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート 、6g(0.06モル)のトリエチルアミンおよび100mlの塩化メチレン混合物に滴下し 、そして次に続いて混合物を室温で18時間撹拌する。反応混合物を2回、各々30 mlの水で抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空で溶 媒を除去する。14.5g(理論値の86%)のジメチル(1-メタンスルホニルオキシ-2,2 ,2-トリクロロエタン)-ホスホネートが、融点74〜75℃の無色の結晶状で残る。 実施例2 13g(0.05モル)のジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネ ート、60mlのトルエン、9.5g(0.05モル)の無水ピバル酸および0.05gの濃硫酸混 合物を、40℃で15時間撹拌する。次に50mlの飽和重炭酸ナトリウム溶液を加え、 そして撹拌をCO2の発生が終わるまで続ける。有機相を分離し、硫酸ナトリウム で乾燥し、そして真空で溶媒を除去する。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィ ーにかける(溶出液:石油エーテル/アセトン7:3)。6.85g(理論値の40%) のジメチル(1-ter t.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネートが、屈折率 nP 20=1.4655の無色の油状で得られる。 実施例3 2.3g(0.02モル)のメタンスルホン酸クロライドを、5℃に冷却しながら5.5g(0 .02モル)のジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-トリホスホネート 、2.5g(0.025モル)のトリエチルアミンおよび30mlのジエチルエーテル混合物に 滴下し、そして次に続いて混合物を室温で3時間撹拌する。反応混合物を2回、 各々20mlの水で抽出する。有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空で溶 媒を除去する。6.5g(理論値の92%)のジメチル(1-メタンスルホニルオキシ-2,2, 2-トリクロロエタン)-チオホスホネートが、融点47.5〜50.5℃の無色の結晶状で 残る。 以下の化合物は、実施例1−3に準じて製造できる: 実施例4 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8 1モルのトリエチルアミンを、1.05モルの無水ピバル酸および1モルのジメチ ルホスフィットに氷で冷却しながら加える。混合物を25℃で一晩撹拌し、そして 次に濃縮する。残渣を高真空にて40℃で一晩維持する。nD 20 1,4485 実施例9および10 1mlの濃硫酸を、1モルの鏡像異性体的に純粋なジメチル(1-ヒドロキシ-2,2, 2-トリクロロエタン)-ホスホネート(1リットルの無水酢酸中) に加え、そして混合物を90℃で2時間加熱する。生成物を反応混合物から、真空 油圧ポンプ下で蒸発させることにより直接取り出す(b.p.95−100℃/0.15ミリ バール)。鏡像異性体的純度は、キラルGC(Lipodex15)により決定する。 表1に掲げる化合物は、上記の製造法に準じて製造した: 参照文献 1.Dakl.Bolg.Akad.Nauk.1979,32,1357-1360 2.Sbornik Statei Obshchei Khim,Akad.Nauk.S.S.S.R.1953,1,393-397 3.Tetrahedron:Assymetry 1993,4,109-120 4.独国特許第2 512 375号明細書 5.J.Chem.Soc.Perkin Trans.1,1994,1180
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU (72)発明者 マウラー,フリツツ ドイツ連邦共和国デー―51373レーフエル クーゼン・カール―ドウイスベルク―シユ トラーセ310 (72)発明者 シユミツト,ベルナルト ドイツ連邦共和国デー―51789リンドラ ー・インデアフール8 (72)発明者 レンスキー,スチーブン ドイツ連邦共和国デー―51515キユルテ ン・ドルンレシエンベーク10 (72)発明者 フアン・デア・シユターイ,フランツ―ヨ ゼフ ドイツ連邦共和国デー―53797ローマー・ マテイアス―クラウデイウス―ベーク15ア ー (72)発明者 フアネリ,リチヤード・ジヨセフ アメリカ合衆国コネチカツト州06453マデ イソン・コツパーフイールドドライブ33 (72)発明者 ブライテリ,デイビツド・ロス アメリカ合衆国コネチカツト州06453ブラ ンフオード・ストーニイクリークロード 240

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.治療に使用するための、一般式 式中、 Rは、最高6個の炭素原子を有し、そして場合によっては1個以上のハロゲン 原子により置換されてもよい直鎖もしくは分枝アルキルを表し、 R1は、水素または最高6個の炭素原子の直鎖もしくは分枝アルキルを表し、 R2は、水素を表すか、あるいは 各場合に最高6個の炭素原子をアルキル基中に有する直鎖もしくは分枝アルキ ル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニルまたはアルキルスルホニルを表 すか、あるいは 各場合に最高4個の炭素原子をアルキル基中に有するアルキル−またはジアル キルアミノカルボニルを表し、 R3は、最高6個の炭素原子の直鎖もしくは分枝アルキルを表し、しかも同一 または異なってもよく、 そして Xは、酸素または硫黄を表すが、 Rがトリクロロメチルを表し、R1が水素を表し、かつR2が水素またはプロピ ルカルボニルを表す場合には酸素を表さない、 の化合物、ならびにそれらの塩および異性体。 2.式中、 Rが、最高4個の炭素原子の直鎖もしくは分枝アルキル、またはトリフルオロ メチル、トリクロロメチル、ジフルオロメチル、1,1-ジクロロエチル、ジクロロ メチル、フルオロメチル、クロロメチル、ジクロロフルオロメチル、ジフルオロ クロロメチルを表すか、あるいは式-CCl2CH2Cl,(1,1,2-トリクロロエチル)の基 を表し、 R1が、水素、または最高4個の炭素原子の直鎖もしくは分枝アルキルを表し 、 R2が、水素を表すか、あるいは 最高4個の炭素原子をアルキル基中に有する直鎖もしくは分枝アルキル、アル キルカルボニル、アルコキシカルボニルまたはアルキルスルホニルを表すか、あ るいは 各場合に最高3個の炭素原子をアルキル基中に有するアルキルまたはジアルキ ルアミノカルボニルを表し、 R3が、最高3個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝アルキルを表し、しか も同一または異なってよく、 そして Xが、酸素または硫黄を表すが、 Rがトリクロロメチルを表し、R1が水素を表し、そしてR2が水素またはプロ ピニルカルボニルを表す場合には、酸素を表さない、 の請求の範囲第1項に記載の治療に使用するための化合物、ならびにそれらの塩 および異性体。 3.式中、 Rが、メチル、tert.-ブチル、1,1-ジクロロエチル、クロロメチル、 ジクロロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメチル、ジクロロフルオロメ チル、ジフルオロクロロメチルまたは基-CCl2CH2Cl,(1,1,2-トリクロロエチル) を表し、 R1が、水素またはメチルを表し、 R2が、水素、メチル、エチル、メチルカルボニル、エチルカルボニル、プロ ピルカルボニル、tert.-ブチルカルボニル、メトキシカルボニル、エトキシカル ボニル、プロポキシカルボニル、tert.-ブトキシカルボニル、メチルスルホニル 、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、メチルアミノカルボニル、ジメチル アミノカルボニルまたはプロピルアミノカルボニルを表し、 R3が、メチル、エチルまたはプロピルを表し、 そして Xが、酸素または硫黄を表すが、 Rがトリクロロメチルを表し、そしてR1が水素またはプロピルカルボニルを 表す場合には酸素を表さない、 の請求の範囲第1項に記載の治療に使用するための化合物、ならびにそれらの塩 および異性体。 4.式中、 Rが、メチル、トリフルオロメチルまたはtert.-ブチルを表し、 R1が、水素またはメチルを表し、 R2が水素を表し、 R3がメチルを表し、 そして Xが酸素を表す、 請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の治療に使用するための化合物 、ならびにそれらの塩および異性体。 5.請求の範囲第1項ないし第4項に記載の少なくとも1つのホスホン酸エステ ル、ならびに適当な製剤助剤を含む薬剤。 6.脳の機能疾患および鬱病を治療および予防するための、請求の範囲第5項に 記載の薬剤。 7.薬剤を調製するための請求の範囲第1項ないし第4項に記載の化合物の使用 。 8.脳の機能疾患および鬱病を治療および予防するための薬剤の調製用の請求の 範囲第1項ないし第4項に記載の化合物の使用。 9.以下の: ジメチル(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート 、 ジメチル(1-エタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート 、 ジメチル(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネー ト、 ジメチル(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン) -ホスホネート、 ジメチル(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホネー ト、 ジメチル(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホ スホネート、 ジメチル(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホ スホネート、 ジメチル(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホ ネート、 ジメチル(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオ ホスホネート、 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオ ホスホネート、 ジメチル(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネ ート、 ジメチル(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホ ネート、 ジメチル(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(1-エトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)- チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-エチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネ ート、 ジメチル(S)-(1-エチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネ ート、 ジメチル(2,2-ジクロロ-1-ヒドロキシプロパン)-ホスホネート、 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,3-トリクロロプロパン)-ホスホネート、 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリメチルエタン)-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリメチルエタン)-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリメチルエタン)-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホ スホネート、 ジメチル(R)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(S)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(R)-(1-エタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(S)-(1-エタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(R)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(S)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(R)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホス ホネート、 ジメチル(S)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホス ホネート、 ジメチル(R)-(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホス ホネート、 ジメチル(S)-(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホス ホネート、 ジメチル(R)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(S)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-ホスホ ネート、 ジメチル(R)-(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン )-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン )-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン )-ホスホネート、 ジメチル(S)-(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリフルオロエタン )-ホスホネート、 ジメチル(R)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート 、 ジメチル(S)-(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホスホネート 、 ジメチル(R)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-メトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(R)-(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)- チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ジメチルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)- チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)-チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)- チオホスホネート、 ジメチル(S)-(1-プロピルアミノカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)- チオホスホネート、 ジメチル(R)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-メタンスルホニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(R)-(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-プロピルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(R)-(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チ オホスホネート、 ジメチル(S)-(1-tert.-ブチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チ オホスホネート、 ジメチル(R)-(1-エトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 ジメチル(S)-(1-エトキシカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-チオホ スホネート、 から選択される一般式(I)の化合物。 10.以下の: ジメチル(1-アセチルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート、 ジメチル1-ヒドロキシエタンホスホネート ジメチル(R)-(1-ヒドロキシエタン)-ホスホネート ジメチル(S)-(1-ヒドロキシエタン)-ホスホネート ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリフルオロエタン)ホスホネート、 ジメチル(1-ヒドロキシ-2,2,2-トリクロロエタン)チオホスホネート、 ジメチル(1-エチルカルボニルオキシ-2,2,2-トリクロロエタン)-ホスホネート 、 ジメチル(1-ヒドロキシ-1-メチルエタン)-ホスホネート から選択される、治療に使用するための一般式(I)の化合物。 11.請求の範囲第1、2、3、4、9、または10項に記載のホスホン酸エス テルの製造法であって、式(II) の1-ヒドロキシ-ホスホン酸エステルを、既知の様式で、式(III) Hal−R2 (III) のハロゲン化合物と、場合によっては酸−結合剤の存在下、または場合によって はそれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属もしくはアンモニウム塩の状態で、 そして場合によっては溶媒の存在中で反応させるか、あるいはR2がアルキルカ ルボニルを表す場合には、別に式(IV) R2−O−R2 (IV) のカルボン酸無水物と、場合によっては触媒量の鉱酸の存在下で反応させること を特徴とする、上記製造法。 12.塩基性の窒素化合物を酸−結合剤として使用することを特徴とする、請求 の範囲第11項に記載の方法。
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