JP2000509347A - 手動調節式ミラー - Google Patents

手動調節式ミラー

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JP2000509347A
JP2000509347A JP9539434A JP53943497A JP2000509347A JP 2000509347 A JP2000509347 A JP 2000509347A JP 9539434 A JP9539434 A JP 9539434A JP 53943497 A JP53943497 A JP 53943497A JP 2000509347 A JP2000509347 A JP 2000509347A
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Abstract

(57)【要約】 従来の防げん室内ミラー(1)は、ピボット(13)回りに回動できるように球面部材(16)に関節式連接することができるミラーハウジング(2)を備えている。球面部材及びボール(9)が玉継手(8)を形成しており、これはミラーハウジング(2)をミラー脚部(4)に固定するために使用される。本発明は、少なくとも1つのトランスジューサ(6a、6b、7a、7b)及びトランスジューサを制御する部材(10、10a、10b)が設けられ、ミラーハウジングの内部で球面部材(16)またはミラー脚部(4)上に配置されていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】手動調節式ミラー 本発明は、請求の範囲第1項の前文に従った位置検出装置を有する手動調節式 ミラーに関する。 自動車に対する自動車ミラー、特に室内ミラーの取り付け向きの決定装置が知 られている。ここでは、角度伝達器としてのセンサが、例えば室内ミラーを動作 させるようにミラーに連結されており、これは室内ミラーの外部に設置されてい る。例えば、ミラー位置の検出装置によって測定された値は、室内ミラーの取り 付け向きに応じて別のミラー、例えばサイドミラーの位置を座席位置及び運転者 の視野に合わせて調節するために使用される。 従って、室内ミラーを適切に調節することによって、サイドミラーを運転者に 対して自動的に位置決めできるため、最適な後方視界が常に保証される。 そのような装置は、ほとんどの場合に、大きさ、座席位置、視野方向及び運転 者の視界に関する情報を自動車に与える。このため、それぞれ運転者の位置また は運転者の視野方向及び運転者の視界に応じて決まる他の機構も、室内ミラーを 介して得られる情報による作用及び制御を受けることができる。 機械的に傾斜するミラーは、ミラー位置を運転者の位置に合わせるために、ミ ラー脚部に対して回転可能でなければならないだけではない。また、ミラーを傾 斜させるために、ミラー表面は横方向のミラー軸線回りに所定角度に回転できな ければならない。従って、ミラーハウジング及びミラーガラスは回転可能で、ピ ボット、トグルリンク及び傾動レバーを介して球面部材に固定されており、この 球面部材はミラー脚部に固定されたボールと協働して、全方向に回転可能な玉継 手を形成している。 後続の自動車のヘッドライトによって生じる妨害反射を避けるための昼間走行 から夜間走行への切り換えは、傾動レバーを作動させることによって行われ、そ れの助けによってミラーハウジング及びミラーガラスを自動車横軸方向線の回り に所定角度だけ回転させることができる。 自動車に対するミラーガラスの位置が検出される時、昼間走行から夜間走行へ の切り換えによる傾斜移動が検出される時、この傾斜移動は運転者からミラー及 び後方への光学通路の幾何学的配置には重要ではないので、サイドミラーの調節 を追従させると誤りが生じる。 本発明の目的は、位置を検出するそれぞれの装置を有する手動調節式ミラーで あって、ミラーから分離して取り付けるべき外部部品や視覚的に邪魔になる部品 も含まず、平坦に形成され、さらに、昼間走行と夜間走行の切り換えのためのミ ラー部材の傾動がミラーの測定位置に影響を与えないようにしたミラーを提供す ることである。さらに、本発明に従った装置は、安全で確実かつ簡単に構成でき ると共に、高い正確度の測定を行うことができる。 本目的は、請求の範囲第1項の前文をそれの特徴的機構と組み合わせた本発明 に従った装置によって解決される。 トランスジューサ及び制御部材をミラーハウジング内に配置することによって 、視覚的に邪魔になるか、追加の組み立てを必要とする外部センサが設けられて いない。さらに、センサをミラーハウジング内に収容することによって、ミラー の平坦な構造を維持することができる。 本発明に従った自動車ミラーの好都合な改良が従属の請求の範囲に記載されて いる。 トランスジューサを取り付け部材に固定的に取り付け、これに加えて、ミラー ハウジングを傾斜できるように回動可能にし、制御部材をミラー脚部に連結する ことによって、ミラー脚部に対する取り付け部材の移動だけが検出される。もち ろん、トランスジューサ及びトランスジューサに作用する装置とミラー脚部及び 取り付け部材との組み合わせを逆にすることもできる。 傾動レバーによる昼間走行から夜間走行への切り換えでは、ミラー部材は自動 車の横方向軸線回りにミラー脚部に対して実際に回転するが、取り付け部材は移 動しない。従って、この傾斜移動は検出されず、運転者からミラーを介して後方 を見る視線の幾何学的配置は、昼間から夜間へ切り換えても変化しないままであ るので、測定値は変化しないままである。 自動車ミラーの好都合な改良が従属の請求の範囲に記載されている。 ミラー面内に位置する軸線回りの自動車ミラーの回転だけを測定することによ って、ミラー表面の法線回りのミラーの回転は検出されない。そのような回転は 運転者の視界の変化を生じるだけであり、例えばサイドミラーの位置決めには重 要ではない。従って、検出される測定値の数は必要最小限の数に限定されるため 、本発明に従った構成費用及び構造寸法が相当に減少する。 好都合なことに、それぞれスライド抵抗器及び回転電位差計等の電気トランス ジューサを使用することができる。スライド抵抗器または回転電位差計は、ピボ ットを介してミラー脚部に関節式連接された連結ロッドによって作動させること ができる。連結ロッドを適当に配置することによって、ミラー表面の法線に垂直 な軸線回りの移動だけがトランスジューサに伝達されるようにすることができる 。 取り付け部材上のトランスジューサとしてホール素子を使用することが特に確 実で安全かつ低コストであり、これと組み合わせて、ホール素子に作用する磁気 素子がそれぞれミラー脚部及び連結ロッド上に設けられる。もちろん、ホール素 子をそれぞれミラー脚部及び連結ロッド上に配置して、磁気素子を取り付け部材 に配置することもできる。そのような構造は特に、トランスジューサにミラー移 動を無接触式に最小摩耗で伝達するのに適している。 取り付け部材が玉継手を介してミラー脚部に連結されている時、運動量パルス 発生器としてのスイベルローラが運動量トランスジューサとして適しており、こ れは球面部材上の回転可能なミラー取り付け部のボールに摩擦で取り付けられて いる。この実施態様では、トランスジューサ自体を制御する装置としての回転式 ミラー取り付け部のボールが、トランスジューサとしてのスイベルローラに作用 する。ミラー表面の平面上に位置する直交軸線回りのミラーの回転を検出するた めに、好ましくはミラー表面の平面上に位置する2つの直交する軸線回りに回動 可能に支持された2つのローラで十分であり、その各ローラがこれらの回転の1 つを検出する。 以下に、自動車ミラーの幾つかの実施形態を説明する。 第1図は、本発明に従った装置を有する調節式室内ミラーの前方及び上方から 見た断面を示しており、 第2図は、本発明に従った別の装置を有する調節式室内ミラーの前方及び上方 から見た断面を示している。 第1図は、ミラー1の位置を検出する装置を備えた調節式室内ミラー1を示し ている。室内ミラーはハウジング2を有しており、これは平坦なミラー表面がハ ウジング2の運転者側の全高及び全幅を覆っている図示しないミラー部材を担持 している。ミラーハウジングは軸受け13及びトグルリンク14を介して支持具 状取り付け部材11に関節式に連接されている。トグルリンク14に傾動レバー 5が取り付けられており、この傾動レバー5は開口を通ってハウジング2から突 出している。支持具状取り付け部材11は、ミラー脚部4に固定される構造を有 するボール9用の球面部材16を含み、これとボールによって全回転方向におい て所定の角度範囲にわたって自在に移動可能な玉継手8が形成されている。室内 ミラー1は、ミラー脚部4を介して車両に固定的に取り付けられている。 それぞれ第1回転電位差計6a及び第2回転電位差計6bが、玉継手8の上方 の左右の位置で支持具状取り付け部材11に取り付けられている。好ましくは平 坦な断面を有する2本の連結ロッド10a及び10bが、これらの回転電位差計 の軸線から半径方向外向きに延出したレバーアーム15a及び15bを介して回 転電位差計に連結されている。連結ロッド10a及び10bは他端部でミラー脚 部4上のピボット12を介して支点に関節状に連接されて、これから始まって回 転電位差計6a及び回転電位差計6bまでV字形に広がっている。ピボット12 は、それぞれボール9とミラー脚部4に固定的に連結されたボールを含み、この ボールを連結ロッド10a及び10bが包囲している。 ここでミラーハウジング2がミラー表面の法線に垂直な一つの軸線回りに回転 すると、ピボット12が側方へ関節式に移動して、連結ロッド10a及び10b が回転電位差計6a及び6bに対して移動する。それによって、調節及び回転電 位差計6a及び6bの電気出力信号が連結ロッド15及び15bを介して変化し 、その変化の仕方がミラーハウジング2の移動を直接的に表す。しかし、ミラー ハウジング2の、従ってミラー表面の位置も、逆に電位差計6a及び6bの位置 によって明確に決定される。 しかし、ピボット12のこの特別な形状によって、ミラー表面の法線回りのミ ラー1の回転は、連結ロッド10a及び10bの位置に影響を与えないので、望 ましいことにそのような回転は検出されない。 ミラー1を傾動レバー5で昼間走行から夜間走行に切り換えた時、ミラーハウ ジング2は玉継手13内で回転して、傾動レバー5及びトグルリンク14によっ て決められた傾斜位置をとる。この時、支持具状取り付け部材11が移動しない ので、ミラー位置の変化を表す信号もまったく発生しない。 第2図は、別の実施形態に従った自動車用の室内ミラー1を示している。ここ では、同じ図面の参照番号は機能的に第1図のものと同じ部品を表している。ミ ラー1のミラーハウジング2は、軸受け8及びトグルリンク14を介して球面部 材16を有する支持具状取り付け部材11に連結されており、この取り付け部材 は、球面部材16にはめ込まれたボール9を介してミラー脚部4に連結されてい る。ハウジング2の内側で玉継手8のボール9の側部の位置において、2つのス ライド抵抗器7a及び7bが、支持部状取り付け部材11に連結されたプレート 17に取り付けられている。さらに、平坦な連結ロッドまたは連結プレート10 がピボット12を介してミラー脚部4に連結されており、連結プレートはほぼミ ラー表面の平面内で広がっており、連結ピン15a及び15bを介してスライド 電位差計7a及び7bのスライド素子と係合している。連結ロッド10は、連結 ピン15a及び15bを介してスライド抵抗器7bのスライド素子と係合する場 所において連結ロッドの長手方向に延在する開口と、スライド抵抗器7aのスラ イド素子と係合する場所において連結ロッド10の横方向に延在する開口を備え ている。スライド電位差計7aは、それのスライド素子が連結ロッド10の長手 方向に直交する方向に移動するように配置されており、スライド電位差計7bは 、それのスライド素子が連結ロッド10に沿って移動するように配置されている 。プレート17と連結ロッド10は平坦であるため、ミラーハウジング2を平坦 に形成でき、それの深さは増加しないか、実質的に既知のミラーまで増加しない 。 ミラー表面の法線に垂直な2つの直交軸線の一方を中心にミラーハウジング2 を回転させると、取り付け部材11が連結ロッド10に対してそれぞれ他方の軸 線の方向に移動する。従って、これらの移動で、それぞれプレート17及び取り 付け部材11に固定されたスライド抵抗器7a及びスライド抵抗器7bと、ピボ ット12の内部でミラー脚部4に対して回転する連結ロッド10の間に相対移動 が生じる。この相対移動がスライド抵抗器7a及び7bの位置の変化をもたらし 、これは逆にこれらの2つの軸線に関連したミラー1の位置によって明確に決定 される。 ミラー1が、例えば走行表面に垂直で、ミラー表面の法線に垂直である軸線回 りに回転する時、連結ロッド10はプレート17に対して長手方向に移動する。 そのため、スライド抵抗器7aが関節式に移動するが、スライド抵抗器7bのス ライド素子は連結ロッド10の長手方向の長円形の開口の内部を摺動し、それの 位置は変化しない。反対に、ミラーが走行表面に平行でミラー表面の法線に垂直 である軸線回りに回転する時、スライド抵抗器7aのスライド素子は連結ロッド 10の横方向の長円形の開口の内部を摺動し、それの位置は変化しない。 ミラー表面の法線回りのミラーフレーム2の回転は、連結ロッド10及び支持 具状取り付け部材11の相対的な変位を生じないので、そのような回転は検出さ れない。 第1図で説明したように、傾動レバー5によるミラーフレーム2の傾動は、取 り付け部材11またはミラー脚部4の移動も生じないので、この移動も検出され ない。 第1図及び第2図のトランスジューサ6a、6b、7a及び7bの信号を利用 して、自動車のサイドミラーを室内ミラーの位置の変化に自動的に追従させるこ とによって、運転者の座席位置が変化した場合、室内ミラーを手動で調節するだ けでよい。 ここで、例えばサイドミラーの位置を不都合に自動制御を介して変化させるこ となく、室内ミラーを夜間走行用に傾斜させることができることが特に好都合で ある。 さらに、室内ミラーの実質的にミラー表面の法線に垂直な軸線回りの回転だけ がサイドミラーを制御するために検出される。 本発明に従った装置の別の実施形態では、第2図に示されている実施形態のス ライド抵抗器の代わりに、ホール素子を使用して、それに対して、ホール素子に 空間的に対応させて連結ロッド10の端部に配置された磁気素子を作用させるこ とができる。ホール素子の関連の配線を行えば、ミラー表面の平面上での取り付 け部材11に対する連結ロッド10の移動を2つの直交成分に分解して検出する ことができる。 ミラーの位置を決定するために重要である、第1図のようなミラーの取り付け 部材11の球面部材16内でのボール9の回転は、ボール9に摩擦接触する回転 センサとしての2つのローラによって検出することもできる。これらのローラは 球面部材16の内部に固定的に取り付けられ、それらの回転軸線は互いに直交す ると共にミラー表面に平行である。 別の実施形態では、やはり回転電位差計及び反射光バリヤの両方またはいずれ か一方と組み合わせたトランスジューサとしてコードディスクを使用することが できる。これらは、上記トランスジューサと組み合わせることもできる。 上記の実施形態は、傾斜装置を有する室内ミラーに関するものである。 トランスジューサ及び制御部材はそれぞれ、傾斜のためにミラーハウジングを 回動させる傾動装置を備えていないミラーハウジングに固定されるように構成さ れた固定取り付け部材、すなわち支持具状取り付け部材上に設けることもできる 。 本発明に従ってトランスジューサ及び制御部材をミラーハウジング内に配置す ることによって、すべての測定素子が視覚的に覆われながら、平坦な室内ミラー を提供することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月15日(1998.4.15) 【補正内容】 補正明細書手動調節式ミラー 本発明は、請求の範囲第1項の前文に従った位置検出装置を有する手動調節式 ミラーに関する。 日本特許出願第58−206441号及び第62−031540号から、自動 車に対する取り付け向きの決定装置を有する手動調節式バックミラーが知られて いる。ここでは、角度伝達器として、例えば可変レジストとして形成されたセン サがバックミラーに作動連結されており、これはバックミラーの外側に取り付け られている。ミラー位置の検出装置によって測定された値は、バックミラーの取 り付け向きに応じて座席位置及び運転者の視野に対する別のミラー、例えば外部 ミラーの位置を調節するために使用される。 従って、バックミラーを適切に調節することによって、外部ミラーを運転者に 対して自動的に位置決めできるため、最適な後方視界が常に保証される。 そのような装置は、ほとんどの場合に大きさ、座席位置、視野方向及び運転者 の視界に関する情報を自動車に与える。このため、それぞれ運転者の位置または 運転者の視野方向及び運転者の視界に応じて決まる他の機構も、バックミラーの 位置を介して得られる情報による作用及び制御を受けることができる。 機械的に傾斜するミラー(ドイツ特許第32 44 777 A1)は、ミラー位置を運転 者の位置に合わせるために、ミラー脚部に対して回転可能でなければならないだ けではない。また、ミラーを傾斜させるために、ミラー表面は横方向のミラー軸 線回りに所定角度に回転できなければならない。従って、ミラーハウジング及び ミラーガラスはピボット、トグルリンク及び傾動レバーを介して球面部材に回転 可能に固定されており、この球面部材はミラー脚部に固定されたボールと協働し て、全方向に回転可能な玉継手を形成している。 後続の自動車のヘッドライトによって生じる妨害反射を避けるための昼間走行 から夜間走行への切り換えは、傾動レバーを作動させることによって行われ、そ の助けによってミラーハウジング及びミラーガラスを自動車の横方向軸線回りに 所定角度だけ回転させることができる。 自動車に対するミラーガラスの位置が検出される時、昼間走行から夜間走行へ の切り換えによる傾斜移動も検出されるが、この傾斜移動は運転者からミラー及 び後方への光学経路の幾何学的配置には重要ではないので、外部ミラーの調節を その動作に追従させると誤りが生じる。 本発明の目的は、位置を検出するそれぞれの装置を有する手動調節式ミラーで あって、ミラーから分離して取り付けるべき外部部品や視覚的に邪魔になる部品 も含まず、平坦に形成され、さらに、昼間走行と夜間走行の切り換えのためのミ ラー部材の傾動がミラーの測定位置に影響を与えないようにしたミラーを提供す ることである。さらに、本発明に従った装置は、安全で確実かつ簡単に構成でき ると共に、高い正確度の測定を行うことができる。 本目的は、請求の範囲第1項の前文をそれの特徴的機構と組み合わせた本発明 に従った装置によって解決される。 トランスジューサ及び作動部材をミラーハウジング内に配置することによって 、それぞれ視覚的に邪魔になると共に追加の組み立てを必要とする外部センサが 設けられていない。さらに、センサをミラーハウジング内に収容することによっ て、ミラーの平坦な構造を維持することができる。 補正請求の範囲 1.ミラー脚部と、該ミラー脚部に対して回転可能なミラー部材と共に少なくと も1つのトランスジューサ及びそのトランスジューサに作用してミラーの位置を 検出する少なくとも1つの作動部材を収容しているミラーハウジングを含む手動 調節式ミラーであって、 前記ミラーハウジング(2)は、取り付け部材(11)を介して前記ミラー脚 部(4)に連結されており、取り付け部材(11)は、少なくとも2つの軸線回 りに回転可能に前記ミラー脚部に関節式に連接されており、また前記ミラーハウ ジング(2)は、前記取り付け部材(11)に対して所定の軸線回りに回動可能 であり、前記少なくとも1つのトランスジューサ(6a、6b、7a、7b)及 び及び前記少なくとも1つの作動部材(10、10a、10b、12)は前記ミ ラーハウジング(2)内に配置されており、前記取り付け部材及び前記ミラー脚 部間の相対移動を検出するために、トランスジューサを前記取り付け部材(11 )に取り付け、前記作動部材をミラー脚部(4)に取り付けているか、その逆で あることを特徴とするミラー。 2.それぞれの作動部材を有する2つのトランスジューサが設けられており、こ れらは前記ミラーハウジング内に近接配置されていることを特徴とする請求の範 囲第1項に記載のミラー。 3.前記トランスジューサ及び前記作動部材は、前記ミラー部材の表面上にある 軸線回りの前記ミラー脚部(4)に対する前記取り付け部材(11)の回転を検 出することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のミラー。 4.前記少なくとも1つのトランスジューサは回転電位差計(6a、6b)また はスライド抵抗器(7a、7b)として形成され、前記作動部材は少なくとも1 つの連結ロッド(10、10a、10b)を含み、連結ロッドはピボット(12 )を介して前記ミラー脚部(4)に関節式連接されていることを特徴とする請求 の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載のミラー。 5.前記少なくとも1つの連結ロッド(10、10a、10b)は実質的に前記 ミラー部材の表面に平行な平面上で延びている請求の範囲第4項に記載のミラー 。 6.前記少なくとも1つのトランスジューサはホール素子を含み、前記少なくと も1つの作動部材は磁気素子を含むことを特徴とする請求の範囲第1項から第3 項までのいずれか1項に記載のミラー。 7.前記ミラー脚部(4)は、玉継手(8)を介して支持具状取り付け部材(1 1)に連結されており、ボール(9)がミラー脚部(4)に固定されるように構 成され、球面部材(16)が前記取り付け部材(11)に固定されるように構成 されるか、その逆であることを特徴とする先行の請求の範囲のいずれか1項に記 載のミラー。 8.トランスジューサとしてのスイベルローラが玉継手(8)の球面部材(16 )に取り付けられて、玉継手(8)のボール(9)に摩擦連結されていることを 特徴とする請求の範囲第7項に記載のミラー。 9.前記スイベルローラの回転軸線は、前記ミラー部材の表面の法線に垂直な2 つの直交軸線にほぼ対応していることを特徴とする請求の範囲第7に記載のミラ ー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ミラー脚部(4)と、ミラー素子及びその位置を検出する装置を収容するミ ラーハウジング(2)を含み、そのミラーハウジング(2)は、前記ミラー脚部 (4)に対して移動可能であり、前記位置を検出する装置は少なくとも1つのト ランスジューサ(6a、6b、7a、7b)と、少なくとも1つのトランスジュ ーサ(6a、6b、7a、7b)に作用する少なくとも1つの制御部材(10、 10a、10b、12)を有している手動調節式ミラー(1)であって、 前記少なくとも1つのトランスジューサ(6a、6b、7a、7b)及び前記 少なくとも1つの制御部材(10、10a、10b、12)はミラーハウジング (2)内に配置されていることを特徴とするミラー。 2.前記ミラーハウジングは、所定の軸線回りに回動するように支持具状取り付 け部材(11)に取り付けられており、前記支持具状取り付け部材は、少なくと も2つの軸線回りに回転可能にミラー脚部(4)に関節式に連接されており、ま た前記少なくとも1つのトランスジューサ(6a、6b、7a、7b)は支持具 状取り付け部材(11)に連結され、制御部材(10、10a、10b、12) はミラー脚部(4)に連結されているか、その逆であることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載のミラー。 3.それぞれの制御部材を有する2つのトランスジューサが設けられており、こ れらはミラーハウジング内に互いに近接配置されていることを特徴とする請求の 範囲第1項または第2項に記載のミラー。 4.前記トランスジューサ及び制御部材は、ミラー部材の表面内での軸線回りの ミラー脚部(4)に対する取り付け部材(11)の回転を検出することを特徴と する請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載のミラー。 5.前記少なくとも1つのトランスジューサは回転電位差計(6a、6b)また はスライド抵抗器(7a、7b)として形成され、前記制御部材は少なくとも1 つの連結ロッド(10、10a、10b)を含み、該連結ロッドはピボット(1 2)を介してミラー脚部(4)に関節式に連接されていることを特徴とする請求 の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載のミラー。 6.少なくとも1つの連結ロッド(10、10a、10b)は実質的にミラー部 材の表面に平行な平面上で延びている請求の範囲第5項に記載のミラー。 7.前記少なくとも1つのトランスジューサはホール素子を含み、前記少なくと も1つの制御部材は磁気素子を含むことを特徴とする請求の範囲第1項から第4 項までのいずれか1項に記載のミラー。 8.前記ミラー脚部(4)は、玉継手(8)を介して支持具状取り付け部材(1 1)に連結されており、ボール(9)がミラー脚部(4)に固定されるように構 成され、球面部材(16)が取り付け部材(11)に固定されるように構成され るか、その逆であることを特徴とする先行の請求の範囲のいずれか1項に記載の ミラー。 9.トランスジューサとしてのスイベルローラが玉継手(8)の球面部材(16 )に取り付けられ、玉継手(8)のボール(9)に摩擦連結されていることを特 徴とする請求の範囲第8項に記載のミラー。 10.スイベルローラの回転軸線は、ミラー部材の表面の法線に垂直な2つの直 交軸線にほぼ対応していることを特徴とする請求の範囲第8に記載のミラー。
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