JP2000509094A - 紫外線硬化性組成物 - Google Patents

紫外線硬化性組成物

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Abstract

(57)【要約】 モノヒドロキシル化エポキシ化ポリジエンポリマー、および一般式(I)で示されるジアリールハライド塩からなる群より選択される光重合開始剤を含んでなる紫外線硬化性組成物:式中、Xは強プロトン酸の複合金属ハライドアニオンまたは複合ハライドアニオン;Yは(a)または(b)、式中、Rは水素、アリール、アルキルまたはアルキルハライド;Zはヨウ素、臭素または塩素;およびnは少なくとも1の整数を表す。本発明は、さらに、非水性溶媒の不存在下に紫外線硬化性組成物を調製する方法、紫外線硬化組成物、および紫外線硬化組成物を含んでなる物品に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 紫外線硬化性組成物 本発明は、モノヒドロキシル化エポキシ化ポリジエンポリマーおよび光重合開 始剤を含んでなる紫外線硬化性組成物に関する。本発明は、さらに、紫外線硬化 性組成物を調製する方法;紫外線硬化組成物および紫外線硬化組成物を含んでな る物品に関する。 紫外線硬化性組成物は、エポキシ化モノヒドロキシル化ポリジエンポリマーか らなる接着剤、封止剤(シーラント;sealant)、被膜および他の種類のフィル ム、繊維、または薄部品において有用である。 紫外線硬化性接着剤および封止剤組成物中におけるエポキシ化モノヒドロキ シル化ポリジエンの使用がWO96/11215に記載されている。ポリマーが 粘着付与剤のような他の成分と組み合わされて、接着剤および封止剤製品に適す るようになる。組成物に光重合開始剤が含まれて、組成物の紫外線硬化(架橋) が促進される。前記特許出願の実施例に記載されているように、成分は非水性溶 媒、通常THF中に分散され、次に接着 剤フィルムが溶液から注型された。容易に相溶性にならず溶解または微分散しな いために光重合開始剤(トリアリールスルホニウムヘキサフルオロアンチモネー ト)の接着剤混合物中への混合が困難であったため非水性溶媒は必要である。非 水性溶媒の不存在下では硬化が非効果的であり、効果的紫外線硬化を得るために THFが必要であった。 多くの用途にとって、非水性溶媒の使用は、環境の危険性、ならびに非水性溶 媒除去および非水性溶媒そのもののコスト故に、望ましくない。この問題を解決 するための一つの可能な方法は、効果的に硬化した接着剤、封止剤または他の組 成物が調製されるように光重合開始剤を分散するための強度の混合を必要とする 、これらの成分を混合するための非水性溶媒不使用方法である。本発明は、高せ ん断力装置の必要なく薄いフィルムをつくるのに同じ結果を達成する。 驚くべきことに、今や、従来技術に関する問題の一つまたはそれ以上を解決す る、紫外線硬化性組成物およびそれを調製するための非水性溶媒不使用方法が発 見された。 すなわち、本発明は、モノヒドロキシル化エポキシ化ポリジエンポリマー、お よび一般式(I)で示されるジアリールハラ イド塩の群より選択される光重合開始剤を含んでなる紫外線硬化性組成物に関す る: 式中、Xは強プロトン酸の複合金属ハライドアニオンまたは複合ハライドアニオ ンであり; である。 式中、Rは水素、アリール、アルキルまたはハライド; Zはヨウ素、臭素または塩素;および nは少なくとも1の整数を表す。 式(I)において、Zは好ましくはヨウ素である。 Rのいずれかまたは両方が好ましくは水素、または典型的には10個までの炭 素原子、好ましくは6個までの炭素原子、より好ましくは1〜4個の炭素原子を 含むアルキルである。 最も好ましくは、Rの両方が水素である。 Yは好ましくは、 である。 また、式(I)において、nは好ましくは1〜25、より好ましくは5〜20 、いっそう好ましくは10〜15の範囲の整数である。 一つの態様において、Xは好ましくは複合金属ハライドアニオンであり、ここ で金属は、元素周期表の3〜15族(新IUPAC表記)、より好ましくは13 、14または15族(Pを含む)から選択される。ハライドは好ましくは、F、 Cl、BrまたはIから選択され、より好ましくはFである。 好ましい複合金属ハライドの例としては、BF4 -、PF6 -、AsF6 -およびS bF6 -が挙げられる。特に好ましい複合金属ハライドはSbF6 -である。 もう一つの態様によれば、Xは好ましくは、強プロトン酸の複合ハライドアニ オンである。特に好ましい強プロトン酸の複合ハライドアニオンには、ClO4 - 、CF3SO3 -、FSO3 -、CCl3SO3 -およびC49SO3 -がある。 特に好ましい光重合開始剤は、Sartomer Companyから商品名 CD−1012で市販されているジアリールヨードニウムヘキサフルオロアンチ モネートである。 ジアリールヨードニウムヘキサフルオロアンチモネートは式(II)で示される : 本発明の組成物中に存在する光重合開始剤は、典型的に、組成物全体の0.0 1〜10重量%、好ましくは0.03〜1.0重量%、より好ましくは0.1〜 0.3重量%である。典型的には、光重合開始剤は、組成物の残りの部分と相溶 性であり、好ましくは組成物の残りの部分に可溶性である。有用な光重合開始剤 は、米国特許第5,079,378号に記載されているものを含む。 本発明の紫外線硬化性組成物の利点は、組成物が非水性溶媒を含まず、高せん 断力装置での強い混合を必要としないことである。 すなわち、本発明は、紫外線硬化性接着剤、封止剤、被膜、または他の組成物 、および、少なくとも二つの重合エチレン性不飽和炭化水素モノマーを含んでな り、その少なくとも一つがエポキシ化に適した不飽和を形成するジエンモノマー で組成物の結合剤として用いられるものであるエポキシ化モノヒドロキ シル化ポリジエンポリマーからそのような組成物を製造する方法に関する。 好ましいエポキシ化モノヒドロキシル化ポリマーは、少なくとも二つの共役ジ エン、好ましくはイソプレンとブタジエン、および任意に、ヒドロキシル基がポ リマー分子の一端に付着しているビニル芳香族炭化水素からなるブロックコポリ マーである。これらのポリマーは、水素化されても不飽和であってもよい。 この組成物中に組み込まれる光重合開始剤は、組成物(ポリマーブレンド)の 他の成分を含む混合物中に溶解または容易に分散することができ、紫外線照射に より非常に優れた硬化の結果が得られる。 エチレン性不飽和を含むポリマーは、一緒またはそれ以上のオレフィン、好ま しくはジオレフィンを、そのものとして、または一種またはそれ以上のアルケニ ル芳香族炭化水素モノマーと共に共重合することにより調製することができる。 コポリマーは、もちろん、ランダム、テーパー(tapered)、ブロックま たはそれらの組み合わせ、また、線形、星形あるいは放射形であってよい。 通常、溶液アニオン性技術が用いられる場合、共役ジオレフィンのコポリマー 、任意にビニル芳香族炭化水素とのコポリマーが、重合すべきモノマーを、IA 族金属、好ましくはリチウム、それらのアルキル、アミド、ナフタリド、ビフェ ニルまたはアントラセニル誘導体のようなアニオン重合開始剤と同時にまたは連 続的に接触させることにより調製される。モノヒドロキシル化ポリジエンは、共 役ジエン炭化水素をこれらリチウム開始剤を用いてアニオン重合することにより 合成される。この方法は、米国特許第4,039,593号、および再発行特許 第27,145号に記載されているように良く知られている。重合は、各リチウ ム部位にリビングポリマー主鎖を形成するモノリチウム開始剤を用いて開始され る。典型的に、そのような重合は、エチレンオキシドでの停止によりキャップさ れて末端ヒドロキシル基が提供される。これらポリマーを形成するための特定の 方法がWO96/11215に詳細に記載されている。 アニオン重合が可能な共役ジオレフィンは、1,3−ブタジエン、イソプレン 、ピペリレン、メチルペンタジエン、2−フェニル−1,3−ブタジエン、3, 4−ジメチル−1,3−ヘキサジエンおよび4,5−ジエチル−1,3−オクタ ジエンの ような4〜24個の炭素原子を含む共役ジオレフィンを含む。好ましい共役ジオ レフィン(ジエン)は、4〜12個の炭素原子を含み、より好ましくは4〜6個 の炭素原子を含む。イソプレンとブタジエンは、その低コストおよび入手容易性 故に、本発明で用いるのに最も好ましい共役ジエンモノマーである。 共重合することのできるアルケニル(ビニル)芳香族炭化水素は、ビニルアリ ール化合物、例えば、スチレン、種種のアルキル置換スチレン、アルコキシ置換 スチレン、ビニルナフタレン、およびアルキル置換ビニルナフタレンを含む。好 ましくは、アルケニル芳香族炭化水素は、スチレン及び/又はアルキル置換スチ レンであり、より好ましくはスチレンである。アルキルまたはアルコキシ置換基 は、典型的に、1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む。分 子当たりのアルキルまたはアルコキシ置換基の数は、存在する場合、1〜3の範 囲であり得、好ましくは1である。 本発明の最も好ましいモノヒドロキシル化ポリジエンポリマーは構造式(I) で示される: (HO)x−A−Sz−B−(OH)y (I) 式中、AおよびBは、共役ジオレフィンモノマーのホモポリマ ーブロック、共役ジオレフィンモノマーのコポリマーブロック、またはジオレフ ィンモノマーおよびモノアルケニル芳香族炭化水素モノマーのコポリマーブロッ クであってよいポリマーブロックである。これらのポリマーは、少なくとも一つ のビニル芳香族炭化水素、好ましくはスチレンを60重量%まで含んでよい。通 常、Aブロックが、Bブロックが有するよりも、より高度に置換された芳香族二 重結合をより高濃度で有することが好ましい。すなわち、Aブロックは、Bブロ ックよりも、ブロック質量単位当たりジ、トリ、またはテトラ置換不飽和部位( 脂肪族二重結合)をより高濃度で有する。これにより、大部分の容易なエポキシ 化がAブロックで起こるポリマーが形成される。Aブロックは、数平均分子量が 100〜6000g/モル、好ましくは500〜4000g/モル、最も好まし くは1000〜3000g/モルであり、Bブロックは数平均分子量が1000 〜15000g/モル、好ましくは2000〜10000g/モル、最も好まし くは3000〜6000g/モルである。Sは数平均分子量が100〜1000 0g/モルであるビニル芳香族炭化水素ブロックである。xまたはyは1、他方 は0である。zは0または1である。好ましくは、yは1である。A またはBブロックのいずれかは、任意の開始、望ましくない共重合速度またはキ ャッピングの困難性を補うために、異なる組成の数平均分子量50〜1000の ポリマーのミニブロックでキャップされてよい。これらのモノヒドロキシル化ポ リジエンポリマーは、ポリマー1g当たり0.1〜7.0ミリ当量(meq)の エポキシド官能基、好ましくはポリマー1g当たり0.5〜5meqのエポキシ ド官能基を含むようにエポキシ化されてよい。 前記記載中のジブロックが好ましい。そのようなジブロックの全数平均分子量 は1500〜15000g/モル、好ましくは3000〜7000g/モルであ ってよい。ジブロック中のブロックのいずれかが、前述のようにあるランダム重 合したビニル芳香族炭化水素を含むことができる。例えば、Iがイソプレンを表 す場合、Bはブタジンを表し、Sはスチレンを表し、スラッシュ(/)はランダ ムコポリマーブロックを表し、ジブロックは以下の構造を有することができる。 I−B−OH I−B/S−OH I/S−B−OH I−I/B−OH ま たは B/I−B/S−OH B−B/S−OH I−EB−OH I−EB/S−OH または I−S/EB−OH I/S−EB−OH HO−I−S/B HO−I−S /EB 式中、EBは水素化ブタジエン、−EB/S−OHはヒドロキシル源がスチレン 繰り返し単位に結合していることを意味し、−S/EB−OHはヒドロキシル源 が水素化ブタジエン繰り返し単位に結合していることを意味する。この後者の場 合、−S/EB−OHは、エチレンオキシドでキャッピングする前に、スチレン が先細りする傾向を償うために、S/EB「ランダムコポリマー」ブロックのミ ニEBブロックによるキャッピングを必要とする。これらのジブロックは、対応 するトリブロックポリマーよりも低い粘度を示し製造がより容易である点におい て有利である。ヒドロキシルがブタジエンブロックに結合していることが好まし い、何故ならば、エポキシ化はイソプレンを用いてより好ましく進行し、ポリマ ー上の官能基間が分離するからである。しかしながら、任意に、ヒドロキシルが イソプレンブロックに結合してもよい。この手順は、負荷保持能がより低い、よ り界面活性剤らしい分子を生成する。イソプレンブロックも水素化してよい。 ここで用いるのに、特定のトリブロックコポリマーも好ましい。そのようなト リブロックは、通常、ポリマーガラス転移温度、極性物質との相溶性、強度、お よび室温粘度を増加するためにスチレンブロックまたはランダム共重合スチレン を含む。これらトリブロックは、以下の特定の構造を含む: I−EB/S−EB−OH I−B/S−B−OH I−S−EB−OH I −S−B−OH または I−I/S−I−OH I−S−I−OH B−S−B−OH B−B/S− B−OH または I−B/S−I−OH I−EB/S−I−OH または I−B−S−OH I−EB−S−OH HO−I−EB−S スチレンブロックが外側である前記最後の列に特定したポリマーの後者群は、 式(II)により表される: (HO)x−A−B−S−(OH)y (II) 式中、A、B、S、xおよびyは先に記載の通り。これらのポリマーおよび先に 示した他のトリブロックは、複数部位においてモノヒドロキシル化ポリマー中に エポキシ官能基のブロックを導入するのに特に有利である。 ベースポリマーのエポキシ化は、予備生成またはその場で生成することのでき る有機過酸との反応により行うことができる。適当な予備生成過酸は過酢酸、過 蟻酸および過安息香酸を含む。その場での生成は、過酸化水素および、蟻酸のよ うな低分子量脂肪酸を用いて行うことができる。これらおよび他の方法は、米国 特許第5、229,464号および第5,247,026号により詳細に記載さ れている。また、タングステン触媒使用相間移動エポキシ化は、J.V.Cri velloおよびB.Yang著、ポリマー・サイエンス(Polymer S cience),Pt A,33 1881(1995年)に記載のように行う ことができる。これらのポリジエンポリマーのエポキシ化の量は、ポリマー1グ ラム当たりエポキシ基(オキシラン酸素)約0.1〜約7ミリ当量の範囲であり 、過剰硬化を避けるために低水準が望ましい。7meq/gを超えると、エポキ シ化ポリマーの剛直性、架橋密度、コスト、製造困難性、および極性が、ポリマ ーが何の利点も提供しないようなものになってしまう。エポキシ化の好ましい量 は、約0.5〜約5meq/g、エポキシ化の最も好ましい量は、約1.0〜3 meq/gである。最も好ましい量は、望ましくない過剰硬化 に対して最良の紫外線硬化速度のバランスを提供し、ポリジエン系接着剤と共に 一般的に用いられる種々の調製成分との相溶性がより良く維持される。 線形ポリマー、またはモノ−、ジ−、トリブロックなどのようなポリマーの非 集合線形セグメント、カップリングする前の星形ポリマーのアームの分子量は、 適度に検量されたゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により都合よく測定さ れる。アニオン重合した線形ポリマーの場合、ポリマーは本質的に単分散状態( 重量平均分子量/数平均分子量比が1に近い)であり、観察される狭い分子量分 布の「ピーク」分子量の報告に都合良く、十分に記載できる。通常、ピーク値は 、数平均と重量平均との間である。ピーク分子量は、クロマトグラフ上に示され る最も豊富な種の分子量である。多分散ポリマーについては、数平均および重量 平均分子量は、クロマトグラフから計算され使用されるべきである。GPCのカ ラムにおいて用いる材料については、スチレン−ジビニルベンゼンゲルまたはシ リカゲルが通常使用されており、優れた分子量結果を示す。テトラヒドロフラン は本明細書中に記載した種類のポリマーにとって優れた非水性溶媒である。屈折 率検出器を用いることができる。アニ オン性ポリマーについては、NMRを用いる末端基分析により数平均分子量を決 めることが都合良いことも多い。 任意に、これらのブロックドポリマーを部分的に水素化することができる。水 素化は、米国再発行特許第27,145号に記載のように選択的に行うことがで きる。これらのポリマーおよびコポリマーの水素化は、米国特許第5,039, 755号に記載のように、ラネーニッケルのような触媒、白金などの貴金属、可 溶性遷移金属触媒およびチタン触媒の存在下での水素化を含む充分に確立された 種々の方法により行うことができる。ポリマーは、種々のジエンブロックを有す ることができ、これらのジエンブロックは、米国特許第5,229,464号に 記載のように選択的に水素化することができる。部分的不飽和ヒドロキシル化ポ リマーは、本発明のエポキシ化ポリマーを生成するための更なる官能基付与に有 用である。部分的不飽和は、エポキシ化に適当な0.1〜7meqの脂肪族二重 結合がポリマー上に残る程度が好ましい。この実施態様において、より好ましく はエポキシ化に適当な0.5〜5meq、特に1.0〜3.0meqの脂肪族二 重結合がポリマー上に残るものと評価される。さらに、エポキシ化プロセスが1 00%より低い効率 で用いられる場合、脂肪族二重結合の好ましい合計量は典型的には好ましいエポ キシ化の量よりも高いと評価される。 エポキシ化が水素化の前に行われる場合、全ての残りの脂肪族二重結合が水素 化されることが好ましい。 組成物中に、接着剤の粘着性を向上させるために低分子量ポリジエンモノ−オ ールを含むことが非常に有利である。そのようなモノ−オールは、数平均分子量 が2,000〜30,000g/モルであり、好ましくは、モノヒロドキシル化 水素化ポリブタジエンまたはポリイソプレンのように末端OHを有する水素化ポ リジエンポリマーである。好ましいモノ−オールは、数平均分子量が2,000 〜10,000g/モルのものを含む。ポリジエンは、典型的に、4〜24個の 炭素原子を有する一種またはそれ以上のジエンモノマーから誘導される。好まし くは4〜12個の炭素原子、より好ましくは4〜6個の炭素原子を含み、特にイ ソプレンまたはブタジエンである。 被覆(コーティング)組成物については、組成物中に低分子量ポリジエンジオ ールを含むことが非常に有利である。そのようなジオールは、典型的に、低分子 量ポリジエンモノ−オールについて前述したものと同じ範囲内の数平均分子量を 有する。 1分子当たりのヒドロキシル基の平均数は、典型的に1.6〜2.4、好まし くは1.8〜2.2、より好ましくは1.9〜2.0である。 本発明の組成物は、典型的に、紫外線または電子線照射により硬化される。広 く種々の電磁線波長を利用する照射線硬化を利用することができる。アルファ、 ベータ、ガンマ、X線および高エネルギー電子線のようなイオン化放射線、また は紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波および無線周波のような非イオン化放 射線が用いることができる。この照射をいかに実行するかについての完全な記載 が米国特許第5,229,464号にみられる。 WO96/11215の実施例に記載のように、実質的に放射線硬化性の組成 物を提供するために、ポリマーおよび粘着付与樹脂と共に非水性溶媒中に光重合 開始剤を分散させることができる。本発明の方法は、非水性溶媒を用いることな くこれを達成する。光重合開始剤はポリマーブレンドに非常に相溶性があり、通 常、可溶性または自然分散性なので溶媒は必要無い。特別の加工技術の問題やそ のための出費なしに、本発明により優れた硬化フィルムをつくることができる。 遊離基硬化と組み合わせて照射線誘発カチオン性硬化を行うこともできる。遊 離基硬化は、更なる遊離基光重合開始剤および光増感剤の添加によりさらに高め ることができる。 本発明の方法の材料は、感圧接着剤、封止剤(包装接着剤、接触接着剤、ラミ ネート接着剤、耐候性張り替えテープおよび取り付けテープ、構造接着剤、自動 車接着剤およびアセンブリー接着剤を含む)、被膜、インク、ラベル、および印 刷プレート、ならびにフィルム用途において有用である。特定の用途のために適 当な特性の組み合わせ(接着性、凝集性、耐久性、低コストなど)を有する生成 物を得るために、本発明のポリマーと種々の成分とを調製者が組み合わせること が必要である。これらの用途の大部分において、適切な製剤は、樹脂、可塑剤、 充填剤、顔料、反応性希釈剤、オリゴマー、およびポリマー、非水性溶媒、安定 化剤およびアスファルトのような他の成分の種々の組み合わせも含む。 ポリマーと相溶性の接着促進または粘着付与樹脂を、ポリマー100部当たり 20〜400部添加することが一般的である。一般的な粘着付与樹脂は、軟化点 が約95℃であるピペリレンおよび2−メチル−2−ブテンのジエンオレフィン コポリマー である。この樹脂は、Wingtack95の名で市販されており、米国特許第 3、577,398号に教示のように、約60%のピペリレン、10%のイソプ レン、5%のシクロペンタジエン、15%の2−メチル−2−ブテンおよび10 %の二量体を含む混合物のカチオン性重合により調製される。樹脂コポリマーが ピペリレン20〜80重量%および2−メチル−2−ブテン80〜20重量%を 含む他の粘着付与樹脂を用いることができる。粘着付与樹脂は、通常、ASTM 法E28により定められる約20℃〜150℃のリングおよびボール軟化点を有 する。水素化炭化水素樹脂が特に有用である。これらの水素化樹脂は、Herc ulesにより供給されるRegalrez 1018、1085、1094、 1126および1139、およびRegalite 91、101、125およ びT140、Arakawaにより供給されるArkon P70、P90、P 115およびP125、およびExxonにより供給されるEscorez 5 300樹脂シリーズのような同様の他の樹脂などを含む。Wingtack、R egalrez、Regalite、ArkonおよびEscorezは登録商 標である。 製剤中に用いる特定のポリマーと相溶性であるなら、芳香族樹脂を粘着付与剤 として用いることもできる。有用な樹脂は、クマロン−インデン樹脂、ポリスチ レン樹脂、ビニルトルエン−αメチルスチレンコポリマーおよびポリインデン樹 脂を含む。 本発明の任意の成分は、熱劣化、酸化、皮膜形成および着色を抑制するか、又 は遅延させる安定化剤である。安定化剤は、典型的に、調製中の熱劣化および酸 化、組成物の使用および高温貯蔵に対してポリマーを保護するために市販の化合 物に添加される。 接着剤は、多くの場合、保護環境(二つの基材の一体に接着する)で使用され る粘着性組成物の薄層である。従って、不飽和エポキシ化ポリマーは、しばしば 、十分な安定性を有し、そのために酸化または光安定性にあまり関係無く最高の 粘着性が得られるように樹脂の種類および濃度が選択され、顔料は通常用いられ ない。しかしながら、高い実際の接着性のために、水素化エポキシ化ポリマーが 、しばしば水素化粘着付与樹脂と組み合わされて用いられる。 封止剤は隙間充填剤である。従って、それらは、二つの基材間の空間を充填す るようにかなり厚い層中に用いられる。二つ の基材は、しばしば、互いに相対的に動くので、封止剤は通常、この動きに耐え ることのできる低モジュラス組成物である。封止剤はしばしば風雨にさらされる ので、水素化エポキシ化ポリマーは、通常、適切な環境安定性を提供するように 用いられる。樹脂および可塑剤は、低いモジュラスを維持し、汚れ取り込みを最 少にするように選択される。充填剤および顔料は、適切な耐久性および色を提供 するように選択される。封止剤はかなり厚い層中に適用されるので、それらの非 水性溶媒含量は、収縮が最少になるようにできるだけ低くすべきである。実施例 以下の実施例において、本発明の向上した方法および組成物を利用する試験組 成物の特性を示すように幾つかの接着試験を行う。各接着剤サンプルについて得 られる共有硬化(covalent cure)の程度を、放射線硬化接着剤に ついてJ.R.Ericksonにより開発され、最初に項目「Experim ental Thermoplastic Rubbers for Enha nced Radiation Crosslinking of Hot M elt PSA’s」、TAPPI、1985年、Hot Melt Symosium Prodeedings,1985年6月に記載されたポリ マーゲル含量試験を用いて測定した。本実施例について行った方法は、公開され た方法と実質的に同じであるが、最初に公開された方法に僅かの改良および補正 を施してある。磨いたステンレススチールからの180°剥離は、Pressu re Sensitive Tape Council Method No. 1を用いて決めた。剥離を行う前に優れた濡れを確保するために30分または6 0分間の保持時間をおいた。大きな値は、基材から試験テープを剥離したときの 高強度を意味する。TLMI Loop Tack Testerを用いてルー プ粘着性(Loop Tack(LT))を決めた。ASTM D2979によ りポリケンプローブ粘着性(Polyken Probe Tack(PPT) )を決めた。LTおよびPPTの高い値は強い粘着力を示す。保持力(HP)は 、標準的試験表面から、2°抗剥離の標準的負荷(Pressure Sens itive Tape Council Method No.7)下、所定の 温度で、テープの標準面積(2.54cm×2.54cm(1インチ×1インチ ))を引き剥がすのに必要な時間である。長時間は、高い接着力および凝集力を 示す。せん断接着破壊試験(Shear Adhesion Failure Test(SAFT))はHPに類似して いるが、破壊が発生する温度を記録する点が異なる。SAFTは、1時間当たり 22.2℃(40°F)の速度の上昇割合で炉内で行われる。高温値は、高い凝 集力および接着力を示す。 第1の実施例において用いられるポリマー1は、数平均分子量5500のエポ キシ化線形モノヒドロキシジエンポリマーである。ポリマーは、第1のブロック が水素化エポキシ化ポリイソプレンからなり第2のブロックが水素化ポリブタジ エンであるジブロックポリマーである。第2のブロックは、末端第1ヒドロキシ ル基を有する。第2のブロックと第1のブロックとの間の数平均分子量比は2/ 1である。ポリマーは、1グラム当たり1.4meqのエポキシド官能基量を有 し、1グラム当たり0.17meqのヒドロキシル基を有する。ポリマー2は、 数平均分子量が3950でありヒドロキシル官能基量が0.25meq/gであ る線形モノヒドロキシジエンポリマーである。モノ−オールは、末端第1ヒドロ キシル基を有する。前述の相溶性光重合開始剤を用いた。それは、付着したC12 25アルキル基を有するジアリールヨードニウムヘキサンフルオロアン チモネートである。粘着付与剤は、Hercules製水素化粘着付与樹脂であ るRegalrez 1085である。従来量の酸化防止剤であるIrgano x 1010が含まれる。比較例A エポキシ化ポリジエンモノ−オールポリマー、ポリジエンモノ−オールポリマ ー、Regalrez 1085粘着付与樹脂および光重合開始剤UVI−69 74(トリアリールスルホニウムヘキサフルオロアンチモネート)からなる先の 接着剤は、テトラヒドロフラン(THF)と一緒に混合しなければUV硬化性で ない。THFが無ければ、比較的高密度の光重合開始剤は、接着剤中で層分離し 、容器の底に沈み、裸眼により容易に不溶性ビーズ状の物質として見分けること ができる。有効なUV硬化の欠如は、接着剤の凝集力の不足により明らかであっ た。本質的に、接着剤は粘ちょうな液状(にわか状物)であり、指粘着試験を行 うと、粘着剤は指に簡単に移動した。UV照射後のこの性能は全く許容できない ものである。THFの認識された役割は、光重合開始剤を溶解し、接着剤フィル ムを適用した後蒸発し、それにより乾燥接着剤フィルム中に光重合開始剤を細か く分散させる。次にフィルムはうまくUV硬化された。また、光重合開始剤は、 非常に高いせん断力による混合または超 音波処理により、非水性溶媒の存在下に接着剤中に直接分散し、次に、うまくU V硬化することができた。実施例1 本発明のUV硬化性組成物、特に表1Aに示す感圧接着剤(PSA)製剤を、 単に低せん断力混合装置を用いて、非水性溶媒を用いずに調製した。PSAを5 および20mmの厚さで、照射中に二つのフィルム温度で評価し、93℃(20 0°F)での96時間溶融安定性を決めた。これらの評価処理を表1Bに要約す る。処理Aは、他の三つの処理を比較する対照処理である。 表1A―PSA製剤 表1B―処理一覧 以下の手順を用いて表1Aの組成に従い接着剤(400gバッチ)を調製した 。光重合開始剤であるCD−1012を除く全ての成分を、ステンレススチール ビーカーに添加し、135℃の炉内で1時間加熱した。ビーカーを除去し、冷た いホットプレートに乗せ、成分を、温度が93℃になるまで4羽パドル攪拌器で 中間速度で混合した。光開始剤を添加し、温度を93℃に維持するようにホット プレートを用いて30分間混合した。PSAは、顕微鏡試験で500倍の倍率の 明視野において透明であることがわかった。 熱いPSAを二つの部分に分けた。第1の部分は、100gであり、200m l縦型パイレックスビーカーに注いだ。ビーカーをアルミニウムホイルで覆い、 93℃の空気炉に96時間入れた。スチールビーカー中の残りの部分をホイルで 覆い、室温で96時間維持した。Bolin Rheometerを用いて96 時間老化後の各部分の粘度挙動を得た。 93℃の適用温度で手で適用して、室温および93℃老化PSA部分を、1m mポリエステルフィルム上に注ぎ、約5mmまたは20mmの接着剤を得た。4 つの処理の各々について2つの注型を行った(A〜D)。試験フィルムを、93 ℃または 121℃の炉内に2分間置き、除去し、直ちに、一つの「H」バルブ(bulb )によって作動するFussion LabCoaterを用いて照射した。接 着剤を入射光に面するように照射を行った。Lightbug放射線計により測 定して125mJ/cm2の照射量が得られるようにコンベア速度(1分当たり 43m)を選択した。 処理Bのものを除く全てのサンプルが直に接触硬化を示した。Bのゲルを除い て全ての試験を、照射試験フィルムを暗所にて室温で約24時間老化した後に開 始した。Bについてのゲル含量試験は、照射後約48時間に開始した。反復試験 のために試験片を両方の注型から得た。実際の硬化フィルム厚さを、マイクロメ ーターを用いて各注型について決めた。硬化前および後の両方において、全ての フィルムは透明に見えた。 表1Cは、試験の各々について得られる平均値、および平均への95%信頼性 限界を示している。平均値に関する95%信頼限界は、有効な試験観察に付随す る試験誤差を用いて計算した。 処理Bは、他の3つの処理と明らかに大きく異なる。17.7mmフィルムを 十分に硬化するには、CD−1012光重合開始剤の濃度は高すぎ、またはUV 光強度は低すぎた。フィルムの上側層は硬化したが、下側層は未硬化液状として 維持した。硬化層は液状層上に「浮いて」いるので、ポリマーゲル含量を除いて いかなる定量試験も不可能であった。観察された60.5%ゲル含量は、硬化表 面層が照射後48時間でおよそ12mmの厚さであったことを示している。 対照条件(処理A)下に試験したPSA製剤は、優れた性能結果を示した。そ れは優れたゲル生成、強い粘着力、剥離、保持力、およびSAFT値を有してい た。照射中に93℃のフィルム温度で行った処理Cは、同じ優れた結果を提供し た。93℃の保持タンク中に96時間おいた処理Dも、Aのような優れた結果を 示したが、Dは僅かに優れた転動ボール粘着性(rolling ball t ack)を示した。粘度挙動は、室温に保持された接着剤と比較して粘度が僅か 約50%しか増加しなかったので、93℃で96時間未硬化接着剤を保持しても 、熱誘発反応はほとんど起きないことを示している。 この実施例に示されるデータは、UV硬化エポキシ化モノヒドロキシル化ジエ ンポリマー/ジエンモノ−オール系接着剤においてCD−1012光重合開始剤 を用いて、優れたPSA特性が得られることを示している。CD−1012光重 合開始剤は、組成物中に容易に混合される。5mmフィルムは容易に硬化したが 、より厚いフィルムの硬化はより困難であった。照射中に93℃のフィルム温度 では、より高い温度を用いての硬化と同様に十分な硬化が起こる。より低いフィ ルム温度は、同様に作用することが予測される。93℃での溶融安定性が良好で あり、それは、この温度で作用する製造単位の保持タンク中の接着剤のポットラ イフについて問題がないことを示している。硬化およびフィルム特性は、この処 理により影響を受けない。93℃は、市販の用途に必要とされる以上の高温であ ると考えられる。 接着剤を、40〜80℃の温度で市販のコーターを用いて塗布すると、所望で あれば、照射直前に熱ロールを通すことによりフィルム温度は93℃まで上昇す ることができる。また、紫外線ヒーターの使用のような他の手段により加熱を達 成することができる。実施例2 PSAのE、F、G、HおよびI(表2A)は本発明の実施例である。それら は、単純な攪拌器を用いて調製することもできた。PSAのJ、KおよびLは、 本発明の実施例ではなく、Branson 450Sonifierを用いて調 製することができた。ポリマー3(表2A)は、数平均分子量が6070で、1 グラム当たりエポキシド官能基量が1.6meqである以外はポリマー1と同じ である。ポリマー4(表2A)は、数平均分子量が3900である以外はポリマ ー2と同じである。 CD−1012光重合開始剤を除く接着剤E、F、G、HおよびIの全ての成 分は、クウォート缶に秤量し、缶を149℃炉で約1時間加熱した。各缶を除去 し、手で攪拌し、炉にさらに1/2時間戻した。炉からの最終的除去時に直ちに 、各部分的製剤を、温度が約93℃まで冷却されるまで攪拌翼を備える実験室攪 拌器具で混合した。この混合工程は、粗ポリマー/増粘樹脂混合物を流体の均質 混合物に変える。必要なCD−1012の半分を添加し、部分的製剤を、CD− 1012が溶解するまで約15分間攪拌した。必要なCD−1012の残りを添 加し、完全な製剤を温度を88℃〜99℃に維持しつつさらに30分間攪拌した 。400gバッチを室温まで冷却し、蓋で覆い、1週間以内に使用した。 接着剤J、KおよびLの400gバッチを調製するために、以下の手順を用い た。UVI−6974の2.5gおよびポリマー4の47.5gをビンに秤量し 、121℃の炉内で30分間加熱し、手で混合し、最後にBranson 45 0 Sonifierで、それぞれ1分間音波処理を、各処理時間の間に約2分 の冷却時間を設けて2回行うことにより、ポリマー4中の50gの5重量%UV I−6974光重合開始剤マスターバッチを調製した。接着剤J、KおよびLの 成分、より少 ない光重合開始剤、およびポリマー4の一部を、クウォート缶に秤量し、缶を1 49℃で炉内で約1時間加熱した。次に各缶を除去し、手で攪拌し、さらに炉に 1/2時間戻した。炉からの最終的除去後、各部分的製剤を、温度が約93℃ま で冷却されるまで攪拌翼を備える実験室攪拌器具で混合した。次に、光重合開始 剤マスターバッチ40gを添加し、バッチ温度を88℃〜104℃に維持しつつ さらに30分間攪拌した。混合完了時に、各バッチを121℃炉内に各バッチを 置いて材料をきわめて流動的に維持した。少しずつ、50gの部分をビンに注ぎ 、1〜1.5分間音波処理し、次に、きれいな缶に移し、そこに特定バッチの全 ての部分を集めた。連続モードで運転しているBranson 450 Son ifierで、接着剤1ml当たりの電力が約2.8ワットになるように音波処 理を行った。収集された材料を実験室攪拌器で5分間再混合した。バッチを室温 まで冷却し、蓋で覆い、1週間以内に使用した。 接着剤E−Lを、Chemlnstruments HLCL−1000ホッ トメルトコーターおよびラミネーターを用いてAkrosil SBL80SC Silox FIU/O熱硬化剥離ライナー上に、5mm厚になるように被覆 した。49℃の適用温度が必要であった。各フィルムのサンプルを、 予備加熱炉内で2分間温め、除去し、次に直ちに熱いうちに、Eye Ultr aviolet PL−1卓上ベンチトップUV硬化装置を用いて紫外線硬化し た。400mJ/cm2を必要とするPSA Iの場合を除いてUV照射量は1 80mJ/cm2であった。照射量は、Eye Ultravioletにより 提供されるEIT UVIMAP手動照射量計により検量して決めた。硬化後、 接着剤をPilcher Hamiltonの2mm厚未処理ポリエステルフィ ルムに重ね、試験前に室温で5〜15日間老化させた。本発明の接着剤E、F、 G、HおよびIを、接着剤J、KおよびL(光重合開始剤の分散に音波処理を必 要とするもの)、二つの溶媒系アクリル接着剤、および二つの市販張り替え(t ransfer)テープに対して試験した。市販の張り替えテープは、剥離ライ ナーに巻きついた5mm厚の接着剤からなる。これらのテープは、アクリル組成 物を溶媒被覆し、乾燥し、硬化することにより製造されるアクリルテープである と考えられる。市販のテープを試験するために、それらを2mm厚未処理ポリエ ステルフィルムに重ねた。表2Bに示す試験結果は、全体の接着剤E、F、G、 HおよびIが、音波処理法により製造された接着剤と同様の、またはアクリル接 着剤もしくは市販の張り替えテープ接着剤と同様の特性を与えることを示してい る。 実施例3 ポリマー3の100gおよびCD−1012光重合開始剤の0.25gの混合 物を温め、中間速度での実験室攪拌器を用いて約93℃で30分間混合すること により単純被覆組成物を調製する。被覆物の一部をペトリ皿に注いで20mmの フィルムを得た。フィルムを再度93℃まで温め、次に、直ちに、Fusion Lab Processorの単一「H」バルブにより発せられる250mJ /cm2で照射した。5分以内に、フィルムを、木製スプリントで調べ、全体が 完全に硬化され固体被覆フィルムが得られたことがわかった。被覆物のもう一つ の部分を別のペトリ皿に注ぎ50mmの液状被膜を得、それを加熱し、500m J/cm2の照射量で照射した。それは、完全に硬化するのが早すぎ、固体被膜 または薄い部分を提供することができなかった。実施例4 ポリマー3の60.2g、ポリマー5の39.8gおよびCD−1012光重 合開始剤の0.25gの混合物を温め、中間速度での実験室攪拌器を用いて約9 3℃で30分間混合することにより単純被覆、印刷プレートまたは繊維組成物を 調製した。 ポリマー5は、数平均分子量が3530で1グラム当たりのヒドロキシル官能基 量が0.53meqである水素化ポリブタジエンジオールポリマーである。ヒド ロキシル基は第1級であり、末端に位置し、ポリマーの各端部に一つある。被覆 物の一部をペトリ皿に注いで20mmのフィルムを得た。フィルムを再度93℃ まで温め、次に、直ちに、Fusion Lab Processorの単一「 H」バルブにより発せられる250mJ/cm2で照射した。5分以内に、フィ ルムを、木製スプリントで調べ、全体が完全に硬化され固体被覆フィルムが得ら れたことがわかった。被覆物のもう一つの部分を別のペトリ皿に注ぎ50mmの 液状被膜を得、それを加熱し、500mJ/cm2の照射量で照射した。それは 、完全に硬化するのが早すき、固体材料を提供することができなかった。実施例5 実施例2の方法に従って単純に混合することにより表5Aに示す感圧接着剤を 調製した。これらの接着剤は、モノ−オールポリマー4に対するエポキシ化ポリ マー3の相対比が異なり、複数の濃度の粘着付与樹脂Regalite 91を 用いる。 接着剤RR−1〜RR−8を、ChemInstruments HLCL− 1000ホットメルトコーターおよびラミネーターを用いてAkrosil S BL80SC Silox FIU/O熱硬化剥離ライナー上に、5mm厚にな るように被覆した。49℃の適用温度が必要であった。各フィルムのサンプルを 、炉内で50℃で2分間温め、次に直ちに、Eye Ultraviolet PL−1卓上ベンチトップUV硬化装置を用いて紫外線硬化した。UV照射量は 180mJ/cm2であった。照射量は、Eye Ultravioletによ り提供されるEIT UVIMAP手動照射量計により検量して決めた。硬化後 、接着剤をPilcher Hamiltonの2mm厚未処理ポリエステルフ ィルムに重ね、試験前に室温で5〜15日間老化させた。 全ての接着剤が、表5Bおよび5Cに示すような優れた硬化性およびPSA特 性を示した。 実施例6 実施例2の方法に従って単純に混合することにより表6Aに示す感圧接着剤を 調製した。これらの接着剤は、モノ−オールポリマー4に対するエポキシ化ポリ マー3の相対比が異なり、複数の濃度の粘着付与樹脂Arkon P90を用い る。 表6A―感圧接着剤 接着剤AP1〜AP8を、ChemInstruments HLCL−10 00ホットメルトコーターおよびラミネーターを用いてAkrosil SBL 80SC Silox FIU/O熱硬化剥離ライナー上に、5mm厚になるよ うに被覆した。49℃の適用温度が必要であった。各フィルムのサンプルを、炉 内で50℃で2分間温め、次に直ちに、Eye Ultraviolet PL −1卓上ベンチトップUV硬化装置を 用いて紫外線硬化した。UV照射量は180mJ/cm2であった。硬化後、接 着剤をPilcher Hamiltonの2mm厚未処理ポリエステルフィル ムに重ね、試験前に室温で5〜15日間老化させた。 全ての接着剤が、表6Bに示すような優れた硬化性およびPSA特性を示した 。 実施例7 攪拌法を用いてPSA製剤PLIを製造した。 表7A−感圧接着剤 PL1接着剤を、スロットダイおよびEye Ultraviolet卓上硬 化用装置を用いてパイロットコーターライン上に連続的に被覆およびUV照射し た。接着剤を80℃でAkrosil SBL80SSC剥離ライナー上に、ラ イン速度9.144m/分(30フィート/分)でスロットにより被覆し、25 0mJ/cm2の照射量で照射した。次に、2mmコロナ処理ポリエステルフィ ルムをUV硬化接着剤に連続的に重ね、ラミネートを再び巻き取り、室温で保存 した。接着剤ラミネートの一部にPL1を5.0mmの厚さに被覆し、第2の部 分を1.5mmの厚さに被覆した。 被覆後1週間で、接着剤の特性を試験した。表7B―接着特性 被覆後4ケ月に、5mmの被覆を、熱可塑性ポリオレフィンへの結合の困難性 を含む、種々の基材への180°剥離について試験した。表7Cに示すように優 れた結果がこの接着剤から得られた。 表7C―180°剥離試験
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.モノヒドロキシル化エポキシ化ポリジエンポリマー、および一般式(I)で 示されるジアリールハライド塩からなる群より選択される光重合開始剤を含んで なる紫外線硬化性組成物: 式中、Xは強プロトン酸の複合金属ハライドアニオンまたは複合ハライドアニオ ンであり; であり; 式中、Rは水素、アリール、アルキルまたはアルキルハライド; Zはヨウ素、臭素または塩素;および nは少なくとも1の整数を表す。 2.式(I)において、Zがヨウ素である請求項1に記載の紫外線硬化性組成物 。 3.一般式(I)において、Yが、 である請求項1または2に記載の紫外線硬化性組成物。 4.式(I)においてXがSbF6 -である、請求項1〜3のいずれか一項に記載 の紫外線硬化性組成物。 5.式(I)において、nが5〜20の整数である、請求項1〜4のいずれか一 項に記載の紫外線硬化性組成物。 6.モノヒドロキシル化エポキシ化ポリジエンポリマーが、少なくとも二つの重 合エチレン性不飽和炭化水素モノマーを含んでなりその少なくとも一つがエポキ シ化に適した不飽和を形成するジエンモノマーで、ポリマーが、ポリマー1g当 たりエポキシを0.1〜7.0ミリ当量含む請求項1〜5のいずれか一項に記載 の紫外線硬化性組成物。 7.モノヒドロキシル化エポキシ化ポリマーが下記式で示される請求項6に記載 の紫外線硬化性組成物: (HO)x−A−Sz−B−(OH)y または(HO)x−A−B−S−(OH)y 式中、AおよびBは、共役ジオレフィンモノマーのホモポリマーブロック、共役 ジオレフィンモノマーのコポリマーブロック、またはジオレフィンモノマーおよ びアルケニル芳香族炭化水素 モノマーのコポリマーブロックであり得るポリマーブロックであり、Sはアルケ ニル芳香族炭化水素ブロック、xまたはyは1、他は0、およびzは0または1 である。 8.光重合開始剤と相溶性の粘着付与樹脂をさらに含んでなる、シーラントまた は接着剤組成物として用いられる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の紫外線 硬化性組成物。 9.ポリジエンモノ−オールをさらに含んでなる、請求項8に記載の紫外線硬化 性組成物。 10.充填剤、顔料及び/又は安定化剤をさらに含んでなる、被覆組成物として 用いられる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の紫外線硬化性組成物。 11.式(I)で示される光重合開始剤、モノヒドロキシル化エポキシ化ポリジ エンポリマー、および任意の他の成分を非水性溶媒の不存在下に混合することを 含んでなる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の紫外線硬化性組成物を調製 する方法。 12.紫外線源の存在下に硬化することにより、請求項1〜10のいずれか一項 に記載の紫外線硬化性組成物から得られる紫外線硬化組成物。 13.請求項12の紫外線硬化組成物を含んでなる物品。
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