JP2000509092A - 漂白触媒としてのスルファンイミン - Google Patents

漂白触媒としてのスルファンイミン

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JP2000509092A JP9538495A JP53849597A JP2000509092A JP 2000509092 A JP2000509092 A JP 2000509092A JP 9538495 A JP9538495 A JP 9538495A JP 53849597 A JP53849597 A JP 53849597A JP 2000509092 A JP2000509092 A JP 2000509092A
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ガトリア,ナレシユ・デイラユラル
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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Abstract

(57)【要約】 新規漂白剤、この材料を用いて基材を漂白する方法、およびこれを含む洗剤組成物が報告される。漂白剤は、スルファンイミンである。繊維製品のような基材を、スルファンイミンおよびペルオキシ化合物を含む水溶液中で漂白することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 漂白触媒としてのスルファンイミン 発明の分野 本発明は、漂白触媒、それを含む組成物、および基材、特に繊維を清浄化する ために触媒を用いる方法に関する。発明の背景および関連分野 多くの家事および個人ケア製品は、汚れおよびしみを除去するための活性酸素 放出材料を用いて調製される。酸素放出材料には重大な制約がある;すなわち活 性が温度に極度に依存するのである。水性洗浄系においていかなる漂白効果を達 成するにも、60℃を超える温度が通常求められる。特に繊維の清浄化において 、高温操作は経済性と実用性の両方において不利益である。 当該分野の技術は活性化剤の使用により前記問題を部分的に解決した。漂白剤 先駆体としても知られているこれらの活性化剤は、カルボン酸エステルの形態で あることが多い。水性液体において、過酸化水素のアニオンがそのエステルと反 応して、汚れた基材を酸化する対応するペルオキシ酸を発生させる。こ の技術の商業的応用が、ノナノイルベンゼンスルホン酸ナトリウムを含む特定の 繊維漂白洗剤粉末において見うけられる。この活性化剤は、フェノールスルホネ ート脱離基を特徴とするクラスの典型である:米国特許第4,412,934号 参照。 カルボン酸エステル活性化剤等が有効であることが多いが、それらは触媒活性 がない。エステルがいったん過加水分解されると、もはや再利用することができ ない。 従って、比較的大量の活性化剤が必要である。繊維を漂白するための洗剤製剤 において、8%という多量が必要である。このような水準において、これらの比 較的高価な活性化剤のコストが重大事項である。 米国特許第5,041,232号、第5,047,163号および第5,04 5,223号においてスルホンイミンを利用する触媒の大きな進展が報告された 。報告された化合物の僅かしか詳細には研究されていない。より活性の大きな触 媒を見つけるために多くの研究を行う必要がある。 従って、本発明の目的は、60℃より低い温度を含む広い温度領域において作 用することのできる新規漂白触媒を提供することにある。 本発明のもう一つの目的は、比較的低濃度において効果的であり、それにより コスト効率の良い汚れ除去系を達成する漂白触媒を提供することにある。 本発明のさらなる目的は、布のような汚れた基材、流しおよびトイレ等を含む 家事用硬質表面、および入れ歯さえも漂白する方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、以下の概要、詳細な説明および実施例により明確となる 。発明の概要 下記(i)〜(iii)を含む漂白組成物が提供される: (i)1〜60重量%のペルオキシ化合物、 (ii)0.01〜10%の下記構造: R12C=NSO2−XR3 を有する酸素伝達剤: 式中: Xは、酸素、窒素およびNR1基からなる群より選択される基であり; R1は、水素または、フェニル、アリール、アシル、ヘテロ環式環、アルキル およびシクロアルキル基からなる群より選択されるC1〜C40の置換されている かまたは非置換の基であっ てよく; R2は、水素または、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロ アルキル、R1C=NSO2XR3、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ、ケト、 カルボキシルおよびカルボアルコキシ基からなる群より選択されるC1〜C40の 置換されているかまたは非置換の基であってよく; R3は、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロアルキル、ニ トロ、ハロおよびシアノ基からなる群より選択されるC1〜C40の置換されてい るかまたは非置換の基であってよく; R1とR2およびR2とR3は、それぞれ一緒になって、独立してシクロアルキル 、ヘテロ環および芳香環系を形成して良い: および (iii)約0.5〜50%の界面活性剤。 さらに、ペルオキシ化合物および各基が前述のように定義されるR12C=N SO2−XR3で示される構造を有する酸素伝達剤を含んでなり、ペルオキシ化合 物と酸素伝達剤とのモル比が約250:1〜約1:2である水溶液を汚れた基材 に適用する工程を含んでなる汚れた基材を漂白する方法が提供される。 各基が前述のように定義され、R1、R2およびR3の少なく とも一つが水可溶化官能基で置換されているR12C=NSO2−XR3で示され る構造を有する特定の新規化合物も提供される。典型的な水可溶化官能基は、カ ルボキシラート、燐酸、ホスホン酸、硫酸、スルホン酸、および特に、それらの 塩誘導体および4級アンモニウム塩を含む。詳細な説明 活性酸素を汚れに伝達するようにペルオキシ化合物を活性化するための触媒と しては、スルファンイミンがスルホンイミンよりも、より効果的に作用すること が発見された。消費者用製品および産業機材は、効果的に漂白されてその物品上 の汚れを除去することができる。本発明に包含されるスルファンイミンは、下記 構造を有するものである: R12C=NSO2−XR3 式中: Xは、酸素、窒素およびNR1基からなる群より選択される基であり; R1は、水素または、フェニル、アリール、アシル、ヘテロ環式環、アルキル およびシクロアルキル基からなる群より選択されるC1〜C40の置換されている かまたは非置換の基であってよく; R2は、水素または、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロ アルキル、R1C=NSO2XR3、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ、ケト、 カルボキシルおよびカルボアルコキシ基からなる群より選択されるC1〜C40の 置換されているかまたは非置換の基であってよく; R3は、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロアルキル、ニ トロ、ハロおよびシアノ基からなる群より選択されるC1〜C40の置換されてい るかまたは非置換の基であってよく;および R1とR2およびR2とR3は、それぞれ一緒になって、独立してシクロアルキル 、ヘテロ環および芳香環系を形成して良い。 R1、R2およびR3の少なくとも一つが水可溶化官能基で置換されているスル ファンイミンが有利であることが多い。これらの官能基は、カルボン酸、燐酸、 ホスホン酸、硫酸、スルホン酸およびそれらの塩、および4級アンモニウム塩か ら選択することができる。適当な塩は、対イオンが、アルカリ金属、アンモニウ ムおよびC2〜C6アルカノールアンモニウムカチオンから選択されるものを含む 。 アミン官能基をR1、R2またはR3に組み込んで、スルファンイミンの水可溶 化を提供することもできる。アミンおよびヘ テロ環式構造を組み合わせる一例は、ピリジンである。 水可溶化官能基は、スルファンイミンを、25℃で水中に少なくとも2mg/ l、好ましくは少なくとも25mg/l、好適には少なくとも250mg/lの 程度に可溶性にするものである。 本発明のヘテロ環式環は、環系に酸素、硫黄及び/又は窒素原子を含む脂環式 および芳香環式基を含む。代表的窒素ヘテロ環は、ピリジン、モルホリン、ピロ ール、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、ピロリジン、ピペリジンお よびピペラジンを含む。適当な酸素ヘテロ環は、フラン、テトラヒドロフランお よびジオキサンを含む。硫黄ヘテロ環はチオフェンおよびテトラヒドロチオフェ ンを含む。種々のヘテロ環中、窒素を含むものが最も活性であることがわかった 。 「置換されている」という用語は、R1、R2およびR3に関して、ニトロ、ハ ロ、シアノ、C1〜C20アルキル、アシル、アミノ、アミノアルキル、チオアル キル、スルホキシアルキル、カルボキシエステル、ヒドロキシ、C1〜C20アル コキシ、ポリアルコキシおよびC1〜C404級ジまたはトリアルキルアンモニウ ム官能基である置換基と定義される。 新規スルファンイミン化合物を以下に記載する:ここでR1は水素、R2は置換 基Zを有するフェニル、およびR3は置換 基Yを有するフェニルである。ZおよびY基が水可溶化基であることが非常に多 く、最も一般的にはカルボン酸またはその塩である。代表的構造は以下のようで ある: 芳香環式およびヘテロ環式窒素環化スルファミンは、それぞれ以下の構造を有 するO−SULF11およびO−SULF12である。 以下のさらなる化合物は、本発明のスルファンイミンを説明するものである: N−ベンジリデンベンゼンスルファメート N−(3−ピリジニルメチレン)ベンゼンスルファメート N−(4−ピリジニルメチレン)ベンゼンスルファメート N−(2−ピリジニルメチレン)ベンゼンスルファメート N−(N−メチル−3−ピリジニルメチレン)ベンゼンスルファメートクロライ ド塩 N−(2−フルフリリデン)ベンゼンスルファメート N−(2−フルフリリデン)−4−カルボキシベンゼンスルファメートナトリウ ム塩 N−(2,6−ジカルボキシ−4−ピリジニルメチレン)ベンゼンスルファメー ト二ナトリウム塩 N−(4−コリロキシカルボニルベンジリデン)ベンゼンスルファメートクロラ イド塩 N−ベンジリデン−4−コリロキシカルボニルベンゼンスルファメートクロライ ド塩 N−シクロヘキシリデンベンゼンスルファメート N−(4−トリフルオロメチルベンジリデン)ベンゼンスルファメート N−(4−メチルスルホニルベンジリデン)ベンゼンスルファメート N−(4−トリメチルアンモニオベンジリデン)ベンゼンスルファメートクロラ イド塩 N−ベンジリデン−4−トリメチルアンモニオベンゼンスルファメートクロライ ド塩 4−トリメチルアンモニオメチル−1,2,3−ベンゾキサチアジン−2,2− ジオキシドクロライド塩 4−カルボキシメチル−1,2,3−ベンゾキサチアジン−2,2−ジオキシド ナトリウム塩 4−トリフルオロメチル−1,2,3−ベンゾキサチアジン−2,2−ジオキシ ド 5−ヒドロキシ−4−フェニル−1,2,3−ベンゾキサチアジン−2,2−ジ オキシド 6,7−ジメトキシ−4−メチル−1,2,3−ベンゾキサチアジン−2,2− ジオキシド N’,N’−ジメチル−N−(4−トリメチルアンモニオベンジリデン)スルフ ァミドクロライド塩 N’,N’−ジメチル−N−(4−カルボキシベンジリデン)スルファミドナト リウム塩 N’,N’−ジメチル−N−(4−トリフルオロメチルベンジリデン)スルファ ミド N’,N’−ジメチル−N−(4−コリロキシカルボニルベンジリデン)スルフ ァミドクロライド塩 1−フェニル−4−トリメチルアンモニオメチル−2,1,3−ベンズチアジア ジン−2,2−ジオキシドクロライド塩 4−メチル−1−トリフルオロメチル−2,1,3−ベンズチアジアジン−2, 2−ジオキシドおよび 1−アセチル−4−メチル−2,1,3−ベンズチアジアジン −2,2−ジオキシド。 前記酸素伝達剤は、水溶液中にペルオキシドアニオンまたはペルオキシ酸を発 生させることのできるペルオキシ化合物であるさらなる必須成分と共に洗剤漂白 剤組成物中に組み込むことができる。 本発明に適当な酸素伝達剤の量は、組成物の0.01〜10重量%、好ましく は0.1〜5重量%、最適には0.5〜1.5重量%の範囲であり得る。 ペルオキシ化合物は、1〜65重量%、好ましくは1.5〜25重量%、最適 には約2〜10重量%存在し得る。 ペルオキシ化合物と酸素伝達剤とのモル比は、約250:1〜1:2、好まし くは100:1〜1:1、最適には約25:1〜2:1である。 ペルオキシ酸およびペルオキシドアニオン源は当該分野において良く知られて いる。それらは、アルカリ金属ペルオキシド、過酸化尿素のような有機ペルオキ シド、過ホウ酸、過炭酸、過 のような無機過塩を含む。そのような化合物の二種またはそれ以上の混合物も好 適である。特に好ましいのは、過炭酸酸ナト る。 アルキルヒドロペルオキシドが、もう一つの適当なクラスのペルオキシ化合物 である。これらの材料の例は、クメンヒドロペルオキシドおよびt−ブチルヒド ロペルオキシドである。 有機ペルオキシ酸もペルオキシ化合物として適当である。このような材料は、 下記式で示される: 式中、Xは酸素または窒素、n=0または1、Rは炭素原子数1〜約22のアル キレンまたは置換アルキレン基、あるいはフェニレンまたは置換フェニレン基、 およびY’は水素、ハロゲン、アルキル、アリールまたはである。 本発明で用いることのできる有機ペルオキシ酸は、一または二のペルオキシ基 を含むことができ、脂肪族または芳香族のいずれかであり得る。有機ペルオキシ 酸が脂肪族である場合、非 置換酸は下記一般的で示される: 式中、Y’は、例えば、H、CH3、CH2Cl、COOH、NHCOOOH、ま たはCOOOHであることができ;nは0〜20の整数である。 有機ペルオキシ酸が芳香族である場合、非置換酸は下記一般式で示される: 式中、Y’は、水素、アルキル、アルキルハロゲン、ハロゲン、COOH、NH COOOHまたはCOOOHである。 ここで有用な典型的モノペルオキシ酸は、アルキルペルオキシ酸およびアリー ルペルオキシ酸、例えば、 (i)ペルオキシ安息香酸および環置換ペルオキシ安息香酸、例えば、ペルオキ シ−α−ナフトエ酸; (ii)脂肪族、置換脂肪族およびアリールアルキルモノペルオキシ酸、例えば 、ペルオキシラウリン酸、ペルオキシステアリン酸、およびN,N−フタロイル アミノペルオキシカプロン 酸(PAP) を含む。 ここで有用な典型的ジペルオキシ酸は、アルキルジペルオキシ酸およびアリー ルジペルオキシ酸、例えば: (iii)1,12−ジペルオキシドデカン二酸: (iv)1,9−ジペルオキシアゼライン酸; (v)ジペルオキシブラシル酸;ジペルオキシセバシン酸およびジペルオキシイ ソフタル酸; (vi)2−デシルジペルオキシブタン−1,4−二酸; (Vii)4,4’−スルホニルビスペルオキシ安息香酸; (viii)N,N’−テレフタロイルージ(6−アミノペルオキシカプロン酸 ) を含む。 特に好ましい有機酸は、N,N−フタロイルアミノペルオキシカプロン酸、過 酢酸、モノペルオキシフタル酸(マグネシウム塩六水和物)およびジペルオキシ ドデカン二酸である。特定の環境下において、過酸化水素そのものをペルオキシ 化合物として直接用いることができる。 任意に、本発明の組成物は、ペルオキシドアニオンまたはペ ルオキシ酸と反応し、それらと共に過酸、過炭酸または過イミド酸を形成する予 備漂白剤前駆体を、さらに含み得る。 好ましい前駆体は、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミン( TAED)、テトラアセチル−グリコールウリル(TAGU)、五酢酸グルコー ス、四酢酸キシロース、アセチルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(SAB S)およびノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(SNOBS)であ る。前駆体の水準は、0.1と40重量%、好ましくは1〜10重量%、最適に は2〜8重量%である。 本発明の漂白剤系は、種々の目的に用いることができるが、特に洗濯物の清浄 化において有用である。そのような目的を意図した場合、本発明のペルオキシ化 合物および酸素伝達剤は、通常、界面活性材料、洗剤ビルダー、および洗濯洗剤 組成物の他の既知の成分と組み合わせることもできる。 界面活性材料は天然由来のものでもよいし、アニオン性、ノニオン性、両性、 双性イオン性、カチオン性活性剤およびそれらの混合物から選択される合成材料 であってもよい。多くの適当な活性剤が市販されており、文献、例えば、「Su rface Active Agents and Detergents」、 第IおよびII巻、Schwartz、PerryおよびBerch著;に充分 に記載されている。界面活性材料の合計水準は、組成物の50重量%まで、好ま しくは0.5〜40重量%、最も好ましくは4〜25重量%であり得る。 合成アニオン性界面活性剤は、通常、約8〜約22の炭素原子を含むアルキル 基を有する有機硫酸エステルおよびスルホン酸エステルの水溶性アルカリ金属塩 である。 適当な合成アニオン性洗剤化合物の例は、アルキル硫酸ナトリウムおよびアン モニウム、特に、例えば、獣脂またはヤシ油から製造される高級(C9〜C18) アルコールの硫酸化により得られるもの;アルキル(C9〜C20)ベンゼンスル ホン酸ナトリウムおよびアンモニウム、アルキルグルセリルエーテル硫酸ナトリ ウム、特に獣脂またはヤシ油から誘導される高級アルコールおよび石油から誘導 される合成アルコールのエーテル;ヤシ油脂肪酸モノグリセリド硫酸およびスル ホン酸ナトリウム;高級(C9〜C18)脂肪アルコールとアルキレンオキシド、 特にエチレンオキシドとの反応生成物である硫酸エステルのナトリウムおよびア ンモニウム塩;イセチオン酸でエステル化され水酸化ナトリウムで中和されたヤ シ油脂肪酸のような脂肪酸 の反応生成物;メチルタウリンの脂肪酸アミドのナトリウムおよびアンモニウム 塩;α−オレフィン(C8〜C20)を亜硫酸ナトリウムと反応させることにより 誘導されるもの、パラフィンをSO2およびCl2と反応させ次にランダムスルホ ネートを得るように塩基で加水分解することにより誘導されるものようなアルカ ンモノスルホネート;C7〜C12ジアルキルスルホコハク酸ナトリウムおよびア ンモニウム;および、オレフィン、特に10〜C20α−オレフィンをSO3と反応 させ次に反応生成物を中和および加水分解することにより得られる材料を記載す るのに用いられる用語としてのスルホン酸オレフィンである。好ましいアニオン 性洗剤化合物は(C11〜C15)アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、(C16 〜C18)アルキル硫酸ナトリウムおよび(C16〜C18)アルキルエーテル硫酸ナ トリウムである。 好ましくはアニオン性界面活性化合物と共に用いられ得る適当なノニオン性界 面活性化合物の例は、特に、アルキレンオキシド、通常、エチレンオキシドとア ルキル(C6〜C22)フェノールとの反応生成物、通常、5〜25EO、すなわ ち−分子当たり5〜25単位のエチレンオキシドを有するもの;脂肪族 (C8〜C18)第1または第2線状または分岐状アルコールとエチレンオキシド との縮合生成物、通常、2〜30EO、および、エチレンオキシドと、プロピレ ンオキシドとエチレンジアミンとの反応生成物との縮合により得られる生成物を 含む。他の所謂ノニオン性界面活性剤は、アルキルポリグルコシド、長鎖第3ア ミンオキシド、およびメチルグルカミンのような脂肪アミドポリオールを含む。 アルキルアミドプロピルベタインのような両性または双性イオン性界面活性化 合物を、本発明の組成物中に用いることもできる。任意の両性または双性イオン 性洗剤化合物を用いる場合、より一般的に用いられる合成アニオン性およびノニ オン性活性剤を基準にして通常少ない量で組成物中に含まれる。 本発明の組成物中に石鹸を、好ましくは30重量%未満の水準で組み込むこと もできる。それらは、二元(石鹸/アニオン性)または、ノニオン性化合物また は混合合成アニオン性およびノニオン性化合物を伴う三元混合物中において低水 準で特に有用である。使用される石鹸は、好ましくは、飽和または不飽和C10〜 C24脂肪酸のナトリウムまたは、より望ましくないカリウムの塩またはそれらの 混合物である。そのような石鹸の 量は、0.5〜25重量%とすることができ、石鹸泡の制御には通常、0.5〜 5%のより少ない量で充分である。2〜20%、特に5〜15%の量の石鹸を用 いて、洗剤への有利な効果が得られる。これは、石鹸が補助ビルダーとして作用 する場合、硬水中に用いられる組成物中において特に価値がある。 本発明の洗浄組成物は、通常、洗剤ビルダーも含む。ビルダー材料は、(1) カルシウムイオン封鎖剤、(2)沈殿化剤、(3)カルシウムイオン交換材料お よび(4)それらの混合物から選択することができる。 特に、本発明の組成物は、トリポリ燐酸ナトリウムまたはカリウム、ピロ燐酸 ナトリウムまたはカリウム、オルト燐酸ナトリウムまたはカリウム、炭酸ナトリ ウム、ニトリロ三酢酸のナトリウム塩、クエン酸ナトリウム、カルボキシメチル マロネート、カルボキシメチロキシスクシネート、タルタレートモノおよびジス クシネート、オキシジスクシネート、結晶性または非結晶性アルミノシリケート およびそれらの混合物のような有機または無機ビルダー材料の任意の一つを含み 得る。 ポリカルボキシホモおよびコポリマーをビルダーとして含み、粉末構造成分ま たは加工助剤として機能させることもできる。 特に好ましいのは、ポリアクリル酸(Rohm and Haas社からAcr ysolの商品名で市販)およびアクリル−マレイン酸コポリマー(BASF社 からSokalanの商品名で市販)ならびにそれらのアルカリ金属塩または他 の塩である。 これらのビルダーは、例えば1〜80重量%、好ましくは10〜60重量%の 水準で存在することができる。 洗浄水中に分散時に、ペルオキシ化合物の最終的量は水1リットル当たり活性 酸素0.05〜250ppm、好ましくは1〜50ppmの領域にあるべきであ る。洗浄媒体中において、最初に存在する酸素伝達剤の量は0.01〜300p pm、好ましくは5〜100ppmとすべきである。界面活性剤は、洗浄水中1 リットル当たり0.05〜1.0g、好ましくは0.15〜0.20gとすべき である。存在する場合、ビルダーの量は1リットル当たり0.1〜3.0gであ る。 既述した成分とは別に、本発明の洗剤組成物は、従来の任意の添加剤を、その ような材料が洗剤組成物中に通常用いられるような量で含むことができる。これ らの添加剤の例は、染料移動抑制剤(例えば、N−ビニルピロリドンおよびN− ピニルイミダゾールに基づくポリマー)、例えばアルカノールアミン、 特にパーム核脂肪酸とヤシ油脂肪酸とから誘導されるモノエタノールアミドのよ うな泡促進剤、例えば燐酸アルキルおよびシリコーンのような泡抑制剤、例えば カルボキシメチルセルロースナトリウムおよびアルキルまたは置換アルキルセル ロースエーテルのような再付着防止剤、例えばエチレンジアミン四酢酸 繊維柔軟剤、硫酸ナトリウムのような無機塩、および通常非常に少量で存在する ものであるが、蛍光剤、香料、プロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼおよびアミ ラーゼのような酵素、殺菌剤および着色剤を含む。 ペルオキシ化合物と組み合わされる酸素伝達剤は、消費者型産物および産業用 用途の両方において汚れを除去するのに有用であり得る。本発明を取り入れる消 費者型産物は、洗濯洗剤、洗濯漂白剤、硬質表面清浄剤、便器清浄剤、自動皿洗 い組成物および入れ歯清浄剤である。本発明の組成物での治療により利益を受け る汚れた消費者型産物は、布および他の繊維製品;家事設備および装備、例えば 、流し、便所およびオーブンレンジ;食卓用食器具、例えば飲用グラス、皿、調 理皿および用品;および入れ歯さえも含み得る。毛髪着色剤も本発明の漂白剤組 成 物を用いて調製することができる。本発明の漂白系は、木材パルプの漂白のため のような産業的用途に適用することもできる。 本発明の系は、粉末を含む種々の生成物の形態で、シートまたは他の基材上、 パウチ中、錠剤中、水性液中、または液状ノニオン性洗剤のような非水性液中に 分配することができる。 以下の実施例により、本発明の態様をより詳しく説明する。ここで、および添 付の請求の範囲で言及される全ての部、%および割合は、特記しない限り重量基 準である。 実施例 以下に記載する酸素伝達剤は、Kamal,AおよびSattur,P.B. 著、Synthesis,1981年,272〜73頁;により合成した。Et−O−Sulfの合成手順 2−ヒドロキシプロピオフェノン(46mmol)をトルエン(またはキシレ ン)40mL中に含む溶液に、攪拌下、108℃(または135℃)で、トルエ ン(またはキシレン)中のイソシアン酸クロロスルホニル(46mmol)を2 0分間かかって添加した。反応温度で3時間攪拌後、溶媒を減圧除去し、残さを 冷水50mLに添加し、続いてヘキサンで抽出した。残留 マスを、次にエタノールから再結晶して所望の材料Et−O−Sulfを約25 %の収率で得た。1,2,3−ベンゾキサチアジン 2,2−ジオキシドのクラスの分子について の漂白データ スルファンイミンの存在および不存在下における代表的漂白剤の性能を比較す ることにより漂白研究を行った。この点において、スルファンイミンの介在無し に観察された汚れ除去は実験ブランクとして役立ち、スルファンイミン含有系に よる汚れ除去の量は、与えられた漂白剤の活性化による。 Terg−O−Tometerにおいてmilli−Q水1000mL中で汚 れ漂白実験を行った。これらの実験は、1NNaOH溶液でpHを報告値に調節 された0.01M NaHCO3緩衝性を用いて行った。各Tergポットに、 4つのお茶で汚した(BC−1)半クロスを添加した。全ての実験は、特記しな い限り40℃で行った。過酸誘導体は、PAPまたは 投与した。得られた過酸を系に添加し、続いて適当な量の数ファンイミンを添加 した。 汚れ漂白は、Colorgard System/05 Reflectometerを用いて反射計測により測定した。漂白は、反射率 の増加により示され、△△Rとして報告される酸化剤単独の効果を下回る。 以下の分子を、表に記載の異なる実験において試験した。SulfDのデータ を比較のために提供する。 表 I 濃度3×10-4Mおよび40℃における異なる触媒についての漂白データ * 2KHSO5/KHSO4/K2SO4三塩例えばデュポン社製** N,N−フタロイルアミノペルオキシカブロン酸 表 II PAPを用いた濃度6×10-5Mおろび40℃における異なる触媒についての漂 白データ 表 III PAPを用いた濃度6×10-5Mおよび20℃における異なる触媒についての漂 白データ また、Ph−O−Sulf触媒も試験し、表IVに示すようにOxoneを用 いる小さな利益およびPAPを用いる無利益が報告された。 表 IV 触媒濃度6×10-5Mおよび40℃におけるPh−O−Sulfを用いた漂白 前記記載および実施例は、本発明の選択された態様を説明して いる。これに照らして、本発明の精神および範囲内における種々の修正が当業者 には明らかに示される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年4月28日(1998.4.28) 【補正内容】発明の概要 本発明の第1の局面は請求項1により定められ、下記(i)〜(iii)を含 む漂白組成物に関する: (i)1〜60重量%のペルオキシ化合物、 (ii)0.01〜10%の式(I): R12C=NSO2−XR3 (I) で示される酸素伝達剤: 式中: Xは、酸素、窒素およびNR1基からなる群より選択される基であり; R1は、水素または、アリール(例えばフェニル)、アシル、ヘテロ環式環、 アルキルおよびシクロアルキル基からなる群より選択されるC1〜C40の置換さ れていても非置換でもよい基であってよく; R2は、水素または、アリール(例えばフェニル)、ヘテロ環式環、アルキル 、シクロアルキル、R1C=NSO2XR3、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ 、ケト、カルボキシルおよびカルボアルコキシ基からなる群より選択されるC1 〜C40の置換されていても非置換でもよい基であってよく; R3は、アリール(例えばフェニル)、ヘテロ環式環、アルキル、シクロアル キル、ニトロ、ハロおよびシアノ基からなる群より選択されるC1〜C40の置換 されていても非置換でもよい基であってよく; R1とR2およびR2とR3は、それぞれ一緒になって、独立してシクロアルキル 、ヘテロ環および芳香環系を形成して良い: および (iii)約0.5〜50%の界面活性剤。 さらに、請求項13に定められるように、本発明の第2の局面は、ペルオキシ 化合物および前述のように定義される式(I)で示される酸素伝達剤を含んでな り、ペルオキシ化合物と酸素伝達剤とのモル比が250:1〜1:2である水溶 液を汚れた基材に適用する工程を含んでなる汚れた基材を漂白する方法を提供す る。 請求項17に定められる本発明の第3の局面は、基材を、水性媒体中において 、ペルオキシ化合物および前述のように定義される式(I)で示される酸素伝達 剤に接触させることにより共用基材を漂白する方法であって、媒体が媒体1リッ トル当た りペルオキシ化合物のための活性酸素0.05〜250ppm、酸素伝達剤0. 01〜300ppm、および界面活性剤0.05〜1.0gを含む方法を提供す る。 特定の新規酸素伝達剤が請求項19に定められる本発明の第4の局面を構成し 、これらの伝達剤は、R1、R2およびR3の少なくとも一つが、4級アンモニウ ム塩、カルボン酸、燐酸、ホスホン酸、硫酸、スルホン酸およびそれらの塩から 選択される水可溶化官能基で置換されていることを前提として、前述のように定 義される式(I)で示される構造を有する。 本発明の好ましい局面は請求項2〜12、14〜16および18により定めら れる。詳細な説明 活性酸素を汚れに伝達するようにペルオキシ化合物を活性化するための触媒と しては、前述のように定義される式(I)で示されるスルファンイミンがスルホ ンイミンよりも、より効果的に作用することが発見された。消費者および産業機 材は、効果的に漂白されてその機材上の汚れを除去することができる。 R1、R2およびR3の少なくとも一つが水可溶化官能基で置換されているスル ファンイミンが有利であることが多い。これ らの官能基は、カルボキシラート、燐酸、ホスホン酸、硫酸、スルホン酸および それらの塩、および4級アンモニウム塩から選択するこどができる。適当な塩は 、対イオンが、アルカリ金属、アンモニウムおよびC2〜C6アルカノールアンモ ニウムカチオンから選択されるものを含む。 アミン官能基をR1、R2またはR3に組み込んで、スルファンイミンの水可溶 化を提供することもできる。アミンおよびヘテロ環式構造を組み合わせる一例は 、ピリジンである。 前記記載および実施例は、本発明の選択された態様を説明している。これに照 らして、請求の範囲内における種々の修正が当業者には明らかに示される。請求の範囲 1.下記(i)〜(iii)を含む漂白組成物: (i)1〜60重量%のペルオキシ化合物、 (ii)0.01〜10%の式(I): R12C=NSO2−XR3 (I) で示される酸素伝達剤: 式中: Xは、酸素、窒素およびNR1基からなる群より選択される基であり; R1は、水素または、アリール、アシル、ヘテロ環式環、アルキルおよびシク ロアルキル基からなる群より選択されるC1〜C40の置換されていても非置換で もよい基であってよく; R2は、水素または、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロアルキル、 R1C=NSO2XR3、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ、ケト、カルボキシ ルおよびカルボアルコキシ基からなる群より選択されるC1〜C40の置換されて いても非置換でもよい基であってよく; R3は、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロアルキ ル、ニトロ、ハロおよびシアノ基からなる群より選択されるC1〜C40の置換さ れていても非置換でもよい基であってよく; R1とR2およびR2とR3は、一緒になって、シクロアルキル、ヘテロ環および 芳香環系を形成して良い: および (iii)約0.5〜50%の界面活性剤。 2.さらに、洗剤ビルダーを約1〜80%を含む請求項1に記載の組成物。 3.さらに、プロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、アミラーゼおよびそれらの 混合物からなる群より選択される酵素を、清浄化に有効な量で含む請求項1に記 載の組成物。 4.粉末、シート、パウチ、錠剤、水性液および非水性液からなる群より選択さ れる形状で送達される請求項1に記載の組成物。 5.ペルオキシ化合物が1.5〜25重量%、酸素伝達剤が0.1〜5重量%の 量で存在する請求項1に記載の組成物。 6.ペルオキシ化合物が、過ホウ酸、過炭酸、過燐酸、過珪酸およびモノ過硫酸 の塩からなる群より選択される無機材料である請求項1に記載の組成物。 7.ペルオキシ化合物が有機ペルオキシ酸である請求項1に記載の組成物。 8.有機ペルオキシ酸が、N,N−フタロイルアミノペルオキシカプロン酸、過 酢酸、モノペルオキシフタル酸およびジペルオキシドデカン二酸からなる群より 選択される請求項7に記載の組成物。 9.ペルオキシ化合物が漂白剤先駆体である請求項1に記載の組成物。 10.R1、R2およびR3の少なくとも一つが水可溶化官能基で置換されている 請求項1に記載の組成物。 11.水可溶化官能基が、カルボキシラート、燐酸、ホスホン酸、硫酸、スルホ ン酸およびそれらの塩、および四級アンモニウム塩からなる群より選択される請 求項10に記載の組成物。 12.R1、R2およびR3上の前記置換基が、ニトロ、ハロ、シアノ、C1〜C20 アルキル、アミノ、アミノアルキル、チオアルキル、スルホキシアルキル、カル ボキシエステル、ヒドロキシ、C1〜C20アルコキシ、ポリアルコキシおよびC1 〜C404級ジまたはトリアルキルアンモニウム官能基ならびにそれらの混合物で ある請求項1に記載の組成物。 13.汚れた基材を、水性媒体中において、ペルオキシ化合物、前記記載の清浄 化に有効な量の界面活性剤、および請求項1に定められる式(I)で示される酸 素伝達剤と、前記ペルオキシ化合物と酸素伝達剤とが250:1〜1:2のモル 比で存在するように、接触させることを含む汚れた基材の漂白方法。 14.ペルオキシ化合物と酸素伝達剤との比が100:1〜1:1である請求項 13に記載の方法。 15.前記基材が、繊維製品、家事設備および食卓用食器具から選択される請求 項13に記載の方法。 16.前記基材が入れ歯である請求項13に記載の方法。 17.汚れた基材を、水性媒体中において、ペルオキシ化合物、および請求項1 に定められる式(I)で示される酸素伝達剤と接触させることを含み、前記媒体 が、媒体1リットル当たり0.05〜250ppmのペルオキシ化合物からの活 性酸素、0.01〜300ppmの酸素伝達剤および0.05〜1.0gの界面 活性剤を含む、汚れた基材の漂白方法。 18.酸素伝達剤が媒体1リットル当たり約5ppm〜約100ppm存在する 請求項17に記載の方法。 19.請求項1に定められる式(I)で示される酸素伝達剤で あって、R1、R2およびR3の少なくとも一つが、4級アンモニウム塩、カルボ ン酸、燐酸、ホスホン酸、硫酸、スルホン酸およびそれらの塩誘導体からなる群 より選択される水可溶化官能基で置換されることを前提とする、酸素伝達剤。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記(i)〜(iii)を含む漂白組成物: (i)1〜60重量%のペルオキシ化合物、 (ii)0.01〜10%の下記構造: R12C=NSO2−XR3 を有する酸素伝達剤: 式中: Xは、酸素、窒素およびNR1基からなる群より選択される基であり; R1は、水素または、フェニル、アリール、アシル、ヘテロ環式環、アルキル およびシクロアルキル基からなる群より選択されるC1〜C40置換または非置換 基であってよく; R2は、水素または、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロ アルキル、R1C=NSO2XR3、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ、ケト、 カルボキシルおよびカルボアルコキシ基からなる群より選択されるC1〜C40置 換または非置換基であってよく; R3は、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シ クロアルキル、ニトロ、ハロおよびシアノ基からなる群より選択されるC1〜C4 0 置換または非置換基であってよく; R1とR2およびR2とR3は、それぞれ一緒になって、独立してシクロアルキル 、ヘテロ環および芳香環系を形成して良い: および (iii)約0.5〜50%の界面活性剤。 2.さらに、洗剤ビルダーを約1〜80%を含む請求項1に記載の組成物。 3.さらに、プロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、アミラーゼおよびそれらの 混合物からなる群より選択される酵素を、清浄化に有効な量で含む請求項1に記 載の組成物。 4.粉末、シート、パウチ、錠剤、水性液および非水性液からなる群より選択さ れる形状で送達される請求項1に記載の組成物。 5.ペルオキシ化合物が1.5〜25重量%、酸素伝達剤が0.1〜5重量%の 量で存在する請求項1に記載の組成物。 6.ペルオキシ化合物が、過ホウ酸、過炭酸、過燐酸、過珪酸およびモノ過硫酸 の塩からなる群より選択される無機材料であ る請求項1に記載の組成物。 7.ペルオキシ化合物が有機ペルオキシ酸である請求項1に記載の組成物。 8.有機ペルオキシ酸が、N,N−フタロイルアミノペルオキシカプロン酸、過 酢酸、モノペルオキシフタル酸およびジペルオキシドデカン二酸からなる群より 選択される請求項7に記載の組成物。 9.ペルオキシ化合物が漂白剤先駆体である請求項1に記載の組成物。 10.R1、R2およびR3の少なくとも一つが水可溶化官能基で置換されている 請求項1に記載の組成物。 11.水可溶化官能基が、カルボン酸、燐酸、ホスホン酸、硫酸、スルホン酸お よびそれらの塩、および四級アンモニウム塩からなる群より選択される請求項1 0に記載の組成物。 12.R1、R2およびR3上の前記置換基が、ニトロ、ハロ、シアノ、C1〜C20 アルキル、アミノ、アミノアルキル、チオアルキル、スルホキシアルキル、カル ボキシエステル、ヒドロキシ、C1〜C20アルコキシ、ポリアルコキシおよびC1 〜C404級ジまたはトリアルキルアンモニウム官能基ならびにそれら の混合物である請求項1に記載の組成物。 13.汚れた基材を、水性媒体中において、ペルオキシ化合物、前記記載の清浄 化に有効な量の界面活性剤、および下記構造: R12C=NSO2−XR3 式中: Xは、酸素、窒素およびNR1基からなる群より選択される基であり; R1は、水素または、フェニル、アリール、アシル、ヘテロ環式環、アルキル およびシクロアルキル基からなる群より選択されるC1〜C40置換または非置換 基であってよく; R2は、水素または、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロ アルキル、R1C=NSO2XR3、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ、ケト、 カルボキシルおよびカルボアルコキシ基からなる群より選択されるC1〜C40置 換または非置換基であってよく; R3は、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロアルキル、ニ トロ、ハロおよびシアノ基からなる群より選択されるC1〜C40置換または非置 換基であってよく; R1とR2およびR2とR3は、それぞれ一緒になって、独立 してシクロアルキル、ヘテロ環および芳香環系を形成して良い: を有する酸素伝達剤と、前記ペルオキシ化合物と酸素伝達剤とが250:1〜1 :2のモル比で存在するように、接触させることを含む汚れた基材の漂白方法。 14.ペルオキシ化合物と酸素伝達剤との比が100:1〜1:1である請求項 13に記載の方法。 15.前記基材が、繊維製品、家事設備および食卓用食器具から選択される請求 項13に記載の方法。 16.前記基材が入れ歯である請求項13に記載の方法。 17.汚れた基材を、水性媒体中において、ペルオキシ化合物、および下記構造 : R12C=NSO2−XR3 式中: Xは、酸素、窒素およびNR1基からなる群より選択される基であり; R1は、水素または、フェニル、アリール、アシル、ヘテロ環式環、アルキル およびシクロアルキル基からなる群より選択されるC1〜C40置換または非置換 基であってよく; R2は、水素または、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロ アルキル、R1C=NSO2XR3、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ、ケト、 カルボキシルおよびカルボアルコキシ基からなる群より選択されるC1〜C40置 換または非置換基であってよく; R3は、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロアルキル、ニ トロ、ハロおよびシアノ基からなる群より選択されるC1〜C40置換または非置 換基であってよく; R1とR2およびR2とR3は、それぞれ一緒になって、独立してシクロアルキル 、ヘテロ環および芳香環系を形成して良い: を有する酸素伝達剤と接触させることを含み、 漂白達成のための前記接触が、媒体1リットル当たり0.05〜250ppm のペルオキシ化合物からの活性酸素、0.01〜300ppmの酸素伝達剤およ び0.05〜1.0gの界面活性剤を含む前記媒体中において行われる、汚れた 基材の漂白方法。 18.酸素伝達剤が媒体1リットル当たり約5ppm〜約100ppm存在する 請求項17に記載の方法。 19.下記構造: R12C=NSO2−XR3 式中: Xは、酸素、窒素およびNR1基からなる群より選択される基であり; R1は、水素または、フェニル、アリール、アシル、ヘテロ環式環、アルキル およびシクロアルキル基からなる群より選択されるC1〜C40置換または非置換 基であってよく; R2は、水素または、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロ アルキル、R1C=NSO2XR3、ニトロ、ハロ、シアノ、アルコキシ、ケト、 カルボキシルおよびカルボアルコキシ基からなる群より選択されるC1〜C40置 換または非置換基であってよく; R3は、フェニル、アリール、ヘテロ環式環、アルキル、シクロアルキル、ニ トロ、ハロおよびシアノ基からなる群より選択されるC1〜C40置換または非置 換基であってよく; R1とR2およびR2とR3は、それぞれ一緒になって、独立してシクロアルキル 、ヘテロ環および芳香環系を形成して良い: を有する漂白剤であって、 R1、R2およびR3の少なくとも一つが、4級アンモニウム塩、カルボン酸、 燐酸、ホスホン酸、硫酸、スルホン酸およびそれらの塩誘導体からなる群より選 択される水可溶化官能基で置換されることを前提とする、漂白剤。
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