JP2000508560A - 水浄化装置 - Google Patents

水浄化装置

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Abstract

(57)【要約】 ストローを通る水の強制的な動作によって水を浄化する飲料用ストロー(102)を提供する。ストローは、繊維構造から形成され、側部と、第1端部(108)、第2端部(110)及び特定の圧力降下を受けると繊維構造が崩壊しない様にするのに十分な硬さを有したフィルタプラグと、2)繊維構造内で一体となった水浄化材料と、3)フィルタプラグの側部をカバーし、フィルタプラグの第1及び第2の端部で開口部を形成する液体不透過性ラッパ(106)と、から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 水浄化装置 発明の分野 本発明は、水浄化に関する。一般的に、水浄化は、感染を防いだり、有害な汚 染物を取り除いたり、もしくは双方を行うものと理解できる。発明の背景 自然災害に加えて、人工と工業化における世界的な成長のために、安全な飲料 水の世界的な供給が減少しつつある。汚染された水の使用により人類を脅かす主 な汚染物は病原菌(細菌およびウイルス)、有機物、ハロゲン化有機物、および 重金属である。従来の水用フィルタは、水の不純物を取り除くようにアメリカの 家庭で通常用いられており、飲料水をより清潔に、見た目にも気持ちの良いもの であるようにしている。しかしながら、これらのシステムを使用するのに困難に させてしまうような多くの制限がある。これらのシステムは、高価であり、場所 を取り、設置および取替えにも困難であり、有害な有機物の成長を宿すことにな り、不都合でもあり、さらに所定の重金属とともに所定の有機物(ハロゲン化有 機物を含む)を取除くのに殆どが有効ではあるが、全ての病原菌を100%排除 し殺菌するとは、いずれもいってはいない。 登録商標Britaとして販売されているような小型の使い捨てフィルタは、世界 的な基準に照らすと高価である。しかも、使用するのにいくらか厄介なものであ る。この種のフィルタ器具の別の欠点は、微生物学的に安全な水に使用するよう に設計されていることである。すなわち、水には病原菌がないと想定されている ために、この場所は病原菌を排除するように設計されていない。更にこれらの装 置は、例えば、重金属のような有害な物質を取除く際に、使用範囲がかぎられて いた。 世界の旅行者を含む、全世界にわたる多数の人々が煮沸するか、ヨウ素ベース の消毒材を使用するかのいずれかによって消毒するといった不都合さに我慢しな ければならないということなく、安全な飲料水を得ることは困難である。 消費者が、水を感染しないものにし、もしくは水を清浄にできるような、簡単 で経済的で1ステップ式物品が、別に必要とされているは明らかである。すなわ ち、使用するのに簡単で、使用者が水を浄化して飲むことのできる一回だけ使用 できる、使い捨て物品が別に必要とされている。 本発明の概要 本発明は、水がストローを通るときの強制的動作によって水を浄化する飲料用 ストローを提供することによって上述の困難と、問題を解決するものである。ス トローは、1)繊維構造から形成され、両側部と、第1端部、第2端部、1cm の長さ当たり約0.5から約4.0cmのフィルタ圧力降下を受けて繊維構造の崩 壊を回避するのに十分な硬さを有するフィルタプラグと、2)繊維構造と一体と なった水浄化材料と、3)フィルタプラグの側部をカバーし、フィルタプラグの 第1および第2の端部において開口部を形成する液体不透過性ラッパーと、から 構成されている。 本発明によれば、繊維構造は、メルトブロー繊維の不織ウェブ、スパンボンド フィラメントの不織ウェブ、結合されカーディングされたウェブ、繊維バット、 フィラメントのトウ,および通気堆積式ウェブから選択されていればよい。本発 明の1実施例において、メルトブロー繊維の不織ウェブは、例えば、紡織繊維、 木材パルプ繊維、粒子、活性化炭素、ゼオライト、および吸収性材料を含む1つ か2つ以上の材料を含んでいればよい。繊維構造(例えば、繊維材料)は、熱可 塑性ポリマーから形成されていればよい。例えば熱可塑性ポリマーは、ポリオレ フィン、ポリアミドおよびポリエステルから選択されればよい。ポリオレフィン は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン、コポリマー、プロ ピレン、コポリマー及びブテンコポリマーおよびこれらの混合物から選択されれ ばよい。本発明の1態様において、繊維構造の少なくとも1部分が、(例えば繊 維材料)多成分繊維または2成分繊維および多成分または2成分フィラメントか らから選択された多成分または2成分材料であればよい。全てではないが、これ らの繊維の一部がクリンプ加工されたり、または表面に模様を付与されてもよい と考える。 飲料用ストローのフィルタプラグ部分は約5mmから約20mmの範囲の径を 有していればよい。この径は約5mmから約15mmであるのが好ましい。飲料 用ストローのフィルタプラグ部分は、約0.3から約0.8ミリメートルの撓み 硬さ値を有していればよい。 本発明に関し、繊維材料に組み込まれた水浄化材料は、化学的に電荷変性され ていればよい。例えば、化学的電荷変性水浄化材料は、多価陽イオン、陽イオン ポリマー,陽電荷粒子から選択された化学的電荷変性剤を含んでいればよい。1 例として、化学的に電荷された変性剤は、Ca2+,Al3+およびBi3+を含む多価 陽イオンであればよいが、これらに限定されるものではない。化学的電荷変性剤 は例えば、単一の金属水酸化物、混合された金属水酸化物、およびゾルゲルのよ うなよう電荷粒子であってもよい。例示的な陽電荷粒子は、ALO(OH)、Bi(OH )3及びFE(OH)3とMg(OH)2の共同沈殿物を含む。化学電荷変性物は、例えば 、陽イオン樹脂を含む第4アミン、少なくとも第1次アミンまたは第2次アミン を有する脂肪族アミン等のような陽イオンポリマーであればよい。本発明の1態 様において、化学的変性剤は、第1次ポリマー材料と第2次ポリマー材料とから なる陽イオンポリマー組織であればよい。 フィルタプラグを取り囲む液体不透過性ラッパーは、ラテックス飽和シート、 ワックス飽和セルロースシート、プラスチックフィルムまたは同様の材料であれ ばよい。液体不透過性ラッパーは、飲料用ストローの非構造的成分であればよい (すなわち、フィルタプラグをともに保持する以外に、構造的一体性を殆ど、も しくは全く構造的な一体性を与えない)。 本発明に関し、飲料用ストローは、吸収性粒子材料を含んでいればよい。本発 明の1実施例において、吸収性粒子材料は、フィルタプラグの間に配置されてい ればよい。 飲料用ストローは、フィルタプラグの少なくとも一部に組み込まれた消毒剤を 含んでいればよく、水が飲料用ストローを通るときに、水の中に含まれた病原体 の相当部分を無害なものにするようになっている。消毒剤は、固体ヨード、ヨー ド化合物、フェノール、ハラゾンまたは第4アンモニア化合物から選択されてい ればよい。消毒剤により反応する可能性のある病原体は、ビブリオ、クロレラ、 鞭毛虫、潜在的カビ菌類、サルモネラ菌、大腸菌、レオウイルス、アデノウイス ル、及びポリオ、A型肝炎、コクサーキウイルスのような人間溶腸性ウイルスを 含む。 本発明は、水が装置を強制的に動くことによって、汚染された水を浄化する装 置に関する。装置は、1)繊維構造から形成され、両側部と、第1端部、第2端 部、1cmの長さ当たり約0.5から約22cmのフィルタ圧力降下を受けて繊維 不織構造の崩壊を回避するのに十分な硬さを有するフィルタプラグと、2)繊維 構造と一体となった水浄化材料と、3)フィルタプラグの側部をカバーし、フィ ルタプラグの第1および第2の端部において開口部を形成する液体不透過性ラッ パーと、から構成されている。 繊維構造は、メルトブロー繊維の不織ウェブ、スパンボンドフィラメントの不 織ウェブ、結合されカーディングされたウェブ、繊維バット、フィラメントのト ウ,および通気堆積式ウェブから選択されていればよい。本発明の1実施例にお いて、メルトブロー繊維からなる不織ウェブは、例えば、繊維、又は粒子材料の ような1つか2つ以上の材料を含んでいればよい。 水浄化装置のフィルタプラグの径は、約1cmから約10cmの範囲の径を有 していればよい(10cm以上の径も考えられる)。例えば、この径は、約1c mから約7cmの範囲の径であればよい。さららなる例として、この径は約1c mから約5cmであるのが好ましい。本発明の別の態様において、水浄化装置の フィルタプラグは、約0.3から約0.8ミリメートルの撓み硬さ値を有してい ればよい。 水浄化材料は、化学的に電荷変性されていればよい。例えば、化学的電荷変性 水浄化材料は、多価陽イオン、陽イオンポリマー,陽電荷粒子から選択された化 学的電荷変性剤を含んでいればよい。 フィルタプラグを取り囲む液体不透過性ラッパーは、ラテックス飽和セルロー スシート、ワックス飽和セルロースシート、プラスチックフィルムまたは同様の 材料であればよい。液体不透過性ラッパーは、飲料用ストローの非構造的成分で あればよい(すなわち、フィルタプラグをともに保持する以外に、構造的一体性 を殆ど、もしくは全く与えない。) 本発明によれば、水浄化装置は、直列に配置された複数のフィルタプラグから 形成されていればよい。水浄化装置は、吸収性粒子材料を含んでいればよい。本 発明の1実施例において、吸収性粒子材料は、フィルタプラグの間に配置されて いればよい。本発明の1態様において、いくつかの水浄化装置は平行に配置され ていればよい。いくつかの水浄化装置は、同様に直列に配置されていてもよい。 水浄化装置は、フィルタプラグの少なくとも一部に組み込まれた消毒剤を含ん でいればよく、消毒剤は、水が飲料用ストローを通るときに、水の中に含まれた 病原体の相当部分を無害なものにするようになっている。 本発明は、水が装置を強制的に動くことによって、水溶液から水媒介の病原菌 を取除く飲料ストローを含み、該ストローは、1)メルトブロー繊維不織ウェブ とスパンボンドフィラメントの不織ウェブから選択された不織ウェブからなり、 両側部と、第1端部、第2端部、1cmの長さ当たり約0.5から約22cmのフ ィルタ圧力降下を受けて繊維不織構造の崩壊を回避するのに十分な硬さを有する フィルタプラグと、2)不織ウェブと一体となった化学的電荷変性剤と、3)フ ィルタプラグの側部をカバーし、フィルタプラグの第1および第2の端部におい て開口部を形成する液体不透過性ラッパーと、から構成されており、水媒介の病 原菌を含む水が飲料ストローを通ると、水媒介の病原菌が化学的変性剤を含む不 織ウェブ上に吸着されるようになっている。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の成分を製造する例示的方法を図示する。 図2は、水浄化フィルタを製造する例示的方法を図示する。 図3は、例示的な水浄化フィルタを図示する。 図4は、例示的水浄化フィルタの断面図である。 本発明の詳細な記載 本明細書で使用する“フィルタプラグ”とは、水浄化装置のフィルタ成分のこ とをいう。一般的に、フィルタプラグは、例えば不織繊維ウェブ、繊維バット、 繊維またはフィラメントのトウのような繊維構造から形成されていればよい。そ うでない場合には、または更に、フィルタプラグは、粒子、多孔性固形材料等か ら構成されていればよい。フィルタプラグは、その幅よりも長い長さを有してい ればよく、円形、四角形、三角形、多角形、6角形、8角形等を含む1つか2つ 以上の断面構造を有するように形成されていればよい。 本明細書に使用する“フィルタ圧力降下”とは、フィルタ装置を通る水約0.17 L/分(170cm3/分)を引き出すのに必要とされる真空の量(水センチメートル で表す)のことを意味する。一般的に圧力降下は、水センチメートルで表示され 、実際のフィルタの長さで割ることによってフィルタの単位長さに正規化されて もよい。本発明に関し、フィルタの圧力降下は、0.5から22cm水/フィルタの長 さ1cmあたりの範囲であるのが好ましい。より好ましくは、圧力降下は、0.5か ら10cm水/フィルタの長さ1cmの範囲である。圧力降下は、0.5から5cm水/フィ ルタの長さ1cmの範囲であるのがさらに好ましい。 本明細書に使用する“硬さ”とは、力が加えられることに応答して、変形可能 材料(例えば、フィルタプラグ)の撓みのことをいう。より詳細には、フィルタ プラグサンプルの硬さは、イーストマン硬さゲージ(イーストマン・コダック・ カンパニーの支店である、テネシー州キングスポート所在のイーストマン・ケミ カル・プロダクツ・インクから入手できる)を用いて測定された。この器具は、 350グラムの重量をテストフィルタにかける。重量は、フィルタ上に直接配置さ れたダイアル式インジケータ(アイルランド州ロード所在の、フェデラル・プロ ダクツから入手できる)約1/2インチの(12.5ミリメートル)円形フットにかけ られる。350グラムの重量がテストフィルタにかけられずに、フィルタは、サン プルと接触するように下降されるフットの下側に配置されている。ダイアル式イ ンジケータはスケール0を指す針を有するように調整されている。350グラムの 重量は、オフセットカムにより取除かれフィルタに付与される。連邦試験ダイア ルの読み取り値は、5秒後に取られ、ミリメートルの撓みの10の位の数を求める ようになっている。10.0の読み取り値は、試験フィルタが350グラムの重量に より1.0ミリメートル押されたことを意味する。一般的に試験結果は、約3から 8(すなわち0.3から0.8ミリメートルの撓み)の試験結果がフィルタプラグの好 ましい範囲である。試験結果が4から8(すなわち0.4から0.8ミリメートルの撓 み)であるのがより好ましい。 図面、詳細には、図1を参照すると、繊維材料と、一体的になった水浄化材料 とからなるフィルタプラグを含む水浄化装置を製造するための例示的な方法が10 で図示されているが、一定の率で縮尺されるとはかぎらない。 本発明に関し、繊維構造12(例えば、繊維不織ウェブ、繊維バット、繊維トウ 等)が、供給ロール14から解かれて、供給ロール14が対応した方向に回転すると きに、これに関連した矢印により示された方向に、進行する。繊維構造12は1つ か2つ以上のシート製造方法により形成されていればよく、供給ロール14に蓄積 されることなく、プロセス10に直接進む。例示的なシート製造方法では、メルト ブロー工程、スパンボンド工程、結合されカーディングされたウェブ製造方法、 乾式堆積工程のような工程を含む。 繊維構造はシートの構造を修正するのに前処理ステーションを通ってもよい。 例えば、シートは、所望の強度、機能的または感触特性を達成するために、フラ ットなロール、点結合、パターン結合されたロールまたは穿孔ロールでカレンダ ーがけされてもよい。シートの表面の少なくとも一部が、様々な既知の表面修正 技術により変性できると考えられる。例えば、例示的表面変成技術が、化学エッ チング、化学的酸化、イオン衝撃、プラズマ処理、フレーム処理、熱処理、また はコロナ放電処理を含む。 繊維構造が不織布である場合には、例えば、結合されカーディングされたウェ ブ、スパンボンドウェブ、メルトブロー繊維、繊維バット、繊維マットからなる ウェブまたは同一種類の繊維ウェブを含む複数プライ繊維ウェブまたは異なる種 類の繊維ウェブを含む複数プライの繊維ウェブのような不織繊維ウェブであれば よい。繊維構造が、メルトブロー繊維ウェブである場合には、メルトブローされ たマイクロファイバを含んでいればよい。これらの不織ウェブは、熱可塑性ポリ マーまたは熱硬化性ポリマーから形成されていればよい。不織ウェブがポリオレ フィンから形成されている場合には、このポリオレフィンは、ポリエチレン、ポ リプロピレン、ポリブテン、エチレンコポリマー、プロピレン・コポリマー及び ブテンコポリマーであればよい。もちろん、例えば、セルロース、アセテートの ような別材料が使用されてもよい。繊維またはフィラメントは、様々な顔料、添 加剤、強度剤、流れ修正剤等のようなものを含む混合物から形成されていればよ い。この様な布は、米国特許第4,041,203号、同第4,374,888号、及び同第4,753, 843号に記載されており、本発明は、これら特許明細書を引用し、これらの記載 を本明細書の記述の一部とする。これらの特許は、キンバリークラークに譲渡さ れ、譲渡人は、本件発明者である。 好ましくは、繊維構造は、フィルタ圧力降下を受けると、崩壊に抵抗のある硬 さまたは一体性レベルを有するようになっている。一般的に繊維構造は、圧縮ま たは崩壊に抵抗するようなリング状または円形形状を形成するように堆積された 例えば、比較的大きな径のフィラメントのような特性で形成できる。この種の例 示的な繊維構造は、1994年11月3日に、バルウィンケル他により出願された“フ ック及びループに結合システムに関するスパンボンループ材料”米国特許出願番 号第08/333,803に記載されている。本発明は、この特許出願を引用し、この特 許出願の記載を本明細書の一部とする。 あるいは、またはさらに、圧縮または崩壊に抵抗性のある塊になった繊維また はフィラメントを有するように形成されていればよい。この種の例示的な繊維構 造は、1990年10月9日にF.R.ラドワンスキ他に付与された“喫煙物品に関する制 御されたドラフト及び効率的フィルタエレメント”、米国特許第4,961、415号に 記載されている。本発明は、この特許出願を引用し、この特許出願の記載を本明 細書の一部とする。 繊維構造は、2つか、3つ以上の異なる繊維からなる混合物、もしくは繊維と粒 子との混合物からなる複合材料であればよい。このような混合物は、繊維または 粒子をメルトブロー繊維が運ばれるガスの流れの中に添加し、最終的に、例えば 木材パルプ、ステープル繊維または、例えば活性化炭素、シリカ、クレー酵素ま たはゼオライト粒子のような別の材料からなる交絡された混合物が、収集装置で のメルトブロー繊維の収集前に発生し、不規則に分散されたメルトブロー繊維及 び米国特許第4,100,324号及び5,350,624号に開示されているような別の材料から なる凝集性ウェブを形成することによって形成されていればよい。 繊維構造が不織ウェブである場合には、不織ウェブ内の繊維材料は、繊維間結 合により結合され、凝集性ウェブ構造を形成するようになっていればよい。繊維 間結合は、個々のメルトブロー繊維、カーディングされた繊維、スパンボンドフ ィラメントまたは別の繊維材料間を交絡することによって作り出される。幾つか の繊維の交絡は、メルトブロー工程、結合及びカーディング工程、またはスパン ボンド工程において固有のものであるが、例えば流圧交絡またはニードルパンチ のような工程によって作り出したり、高めるようになっていてもよい。あるいは 、結合剤を用いて、所望の結合を高めてもよい。繊維構造における繊維材料の少 なくとも一部がセルロース繊維材料である場合には、所定の繊維間結合は“紙” 結合に属すると考えられる。 繊維構造は約6gsmから約400gsmの範囲の基本重量を有していればよい。例えば 、繊維構造は、約12gsmから約250gsmの範囲の基本重量を有していればよい。繊 維構造は、約17gsmから約102gsmの範囲の基本重量を有しているのが好ましい。 工程後、複数の処理された繊維構造が共に結合されてもよいし、もしくは処理さ れた繊維構造が別の材料に結合され、約6gsmから約400gsmか、それよりも多い、 (例えば400gsmか、それ以上)の範囲の基本重量を有する強化された材料を形成す るようになっている。 本発明に関し、水浄化材料が繊維構造に組み込まれる。繊維構造に組み込まれ た水浄化材料は、化学的に電荷変性されてもよい。例えば、化学的に変性された 水浄化材料は、多価陽イオン、陽イオンポリマー、及び陽電荷粒子から選択され る。 化学的電荷変性剤は、多価陽イオン、陽イオンポリマー、及び陽電荷粒子から 選択できる。1例として、化学的電荷変性剤は、Ca2+,Al3+およびBi3+を含む多 価陽イオンであればよいが、これらに限定されない。化学的変性剤は、例えば、 単一の金属水酸化物、混合された金属水酸化物、およびゾルゲルのようなよう電 荷粒子であってもよい。例示的な陽電荷粒子は、ALO(OH)、Bi(OH)3及びFE( OH)3とMg(OH)2の共同沈殿物を含む。化学電荷変性物は、例えば、陽イオン樹脂 を含む第4アミン、少なくとも第1次アミンまたは第2次アミンを有する脂肪族 アミン等のような陽イオンポリマーであればよい。例えば、陽イオンポリマーは ポリアミンエピクロロヒドリンであればよい。本発明の1態様において、化学的 変性剤は、第1次ポリマー材料と第2次ポリマー材料とからなる陽イオンポリマ ー組織であればよい。 繊維構造が、例えばポリオレフィンのような低表面エネルギー材料から形成さ れると、低表面エネルギー材料は、表面機能剤で付与されるか、もしくは処理さ れなければならないことがある。この試薬のおかげで、化学的変性剤をより均質 に組み入れることができる。両親媒性高分子が、化学的電荷変性剤に関するポリ オレフィンのような低表面エネルギーを効率的に形成するのに既知の表面機能性 試薬の1つの属である。この点に関するより詳細な記載は、“基材にプロテイ ンコーティングを付与する方法と、これから製造された物品”の米国特許第5,49 4,744号に含まれており、この特許は、本件出願人に、譲渡人から譲りうけられ 、本明細書は、この先行技術を引用することにより、この特許明細の記載を本発 明の記載の一部にする。 両親媒性高分子(例えば、両親媒性プロテイン)を、化学的電荷変性剤に付与す る例示的な方法が、1995年10月25日に、”化学的電荷変性材を基材に付与する方 法とこれによる物品”として出願された米国特許出願番号第08/548.855号にみ ることができる。この先行技術を引用することにより、この特許明細の記載を本 発明の記載の一部にする。 例示的な方法において、両親媒性高分子コーティングは、ほぼ疎水性基材に付 与することができ、化学的変性剤が両親媒性高分子コーティングに付与されても よい。 1つのこのような工程において、繊維構造12がS字形通路においいてS字形ロ ール構造18のニップ16を通る。繊維構造12がS字形ロール構造18から、繊維構造 をこの工程の間常時前進させるための手段20に進む。一般的に、繊維構造を連続 して前進させるための手段20は、移動する生成ベルト、透過性布ネッティング、 またはウェブ形成等であればよい。繊維構造12は、自立していればよく、移動す るベルトに搬送される必要はないと考えられる。 次いで繊維構造12は、両親媒性高分子を含む水溶液を形成するための手段また は装置22の下側を通る。一般的に、両親媒性高分子は両親媒性プロテインであれ ばよい。両親媒性高分子(例えば、両親媒性プロテイン)の水溶液は、比較的高表 面張力(すなわち、両親媒性プロテインの水溶液は約45ダイン/cmか、それ以上 の表面張力を有する)を有していなければならない。両親媒性高分子を含む水溶 液を形成するための手段は、連続して前進する繊維構造の第1の面12Aにわたり 、これの上に水溶液を分散させる。 本発明に関し、両親媒性高分子を堆積させるための手段または装置22は、せん 断応力が水溶液にかけられる状態で両親媒性高分子を堆積する。両親媒性高分子 コーティング(例えば、両親媒性プロテインを基材に付与するための例示的な方 法の説明がすでに記載した“プロテインコーティングを基材に付与する方法とこ れによる物品”の米国特許第5,494,744号に見られる。 液体堆積装置22は、少なくとも一つの分散エレメント24から構成されていれば よい。例えば、複数の液体分散エレメント24は一列に構成されていればよい。液 体分散エレメント24は、両親媒性高分子の水溶液の流れあるいはシャワーを作り 出す余水路になっており、繊維構造と接触すると、せん断応力を受けるようにな っている。液体分散エレメント24は、水溶液をスプレーし、噴出させ、噴射させ るか、もしくは搬送する1つか2つ以上のノズルまたはオリフィスであればよく 、繊維構造と接触すると、せん断応力受ける状態となる。例示的な液体分散エレ メントの記載が、本件出願人に譲渡された米国特許第5,486,381号に見られ、本 明細書は、この先行技術を引用することにより、この特許明細書の記述の一部と する。 真空26を連続して前進する繊維構造の第2の面12Bに付与するための手段が、 液体堆積エレメント24の近くに配置されている。一般的に、真空手段26は、少な くとも一つの真空エレメント28から構成されていればよい。複数の真空エレメン ト28は、一列に配置されていればよい。真空エレメント28は、従来の真空チャネ ル、または例えば真空スロットのような溝であればよい。真空手段26は、液体堆 積手段22から出る流量/容積にほぼ相当した水溶液の流量/容積を処理するよう になっていなければならない。 繊維構造の第2の面12Bに真空を付与する際に、両親媒性高分子を含む水溶液 の相当部分が、第1の面12Aから繊維構造を実質的に通って引き出される。繊維 構造を通る水溶液のこの通路は、適当なレベルの両親媒性高分子の吸着性を繊維 構造の個々の曝露面に与えるのに必要なせん断応力状態を作り出すと一般的に考 えられる。 好ましくは、両親媒性高分子は両親媒性プロテインである。一般的に、両親媒 性高分プロテインは、小球プロテインまたは不規則コイルプロテインの群から選 択されればよい。例えば、両親媒性高分プロテインはミルクプロテインであれば よい。好ましくは、両親媒性高分プロテインは、例えば様々なカセイン及びホエ ープロテインを含む牛ミルクに見られるようなプロテインを含む。 両親媒性高分子のコーティングを含む繊維構造、(例えば、両親媒性プロテイ ン)すなわちコーティングされた繊維構造12’は、液体堆積手段22を通って、コ ーティング繊維構造12’を連続して前進させるための第2の手段に進む。コ ーティングされた繊維構造12’を連続して進ませるための第2の手段は、繊維構 造12を連続して進ませるための第1の手段20に類似しているが、繊維構造を連続 して進ませるための第1の手段が全工程にわたり作動するように延長している場 合には、不要となる。繊維構造12は、自立しており、移動するベルト上に搬送さ れる必要はない。 コーティングされた繊維構造12’は、該シート12’を、化学的電荷変性材を含 む液体と接触させるための手段または装置32を通る。化学的電荷変性剤を両親媒 性高分子(両親媒性プロテイン)でコーティングされた基材に付与するための例 示的方法の記載が、“化学的電荷変性剤を基材に付与するための方法と、これに よる物品”の1995年10月25日に出願された米国特許出願番号第08/548,855号に 見られる。液体接触及び堆積装置32が、少なくとも一つの液体分布エレメント34 から構成されていればよい。例えば、複数の液体分布エレメントは、一列に配置 されていればよい。液体分布エレメント34は、液体分布エレメント24と類似して いる可能性がある。例えば、流れまたはシャワーあるいは、化学的変性剤を含む 液体をスプレー、噴流、噴射あるいは搬送するための1つか2つ以上のノズルま たはオリフィス作り出すようになっている余水路であればよい。液体分布エレメ ント34は、コーティングされた繊維構造12’が、液体と接触させる1つか2つ以 上の開口部またはオリフィスを通る内側の面または外側の面のいずれかを通過す るように設計された化学的電荷変性剤を含む液体のリゾルバから構成されていれ ばよいと考えられる。コーティングされた繊維構造12’が入れられる、例えばデ ィップタンクもしくはトラフのような水溶液のリゾルバであればよいと考える。 これとは異なる様々なリゾルバ、及び余水路構造が本分野において一般的に考え られる。 化学的変性剤を含む液体は、コーティングされた繊維構造12’と接触し、化学 的変性剤は、両親媒性高分子(両親媒性プロテイン)コーティングに吸着される か、組み込まれ始める。例えば、化学的電荷変性剤が、多価陽イオンまたは、別 に電荷された粒子が存在するのに十分な誘電率を有する液体内の陽電荷された粒 子である場合には、陽イオンまたは陽電荷粒子の少なくとも一部が、コーティン グ繊維構造12’上の負電荷両親媒性高分子(両親媒性プロテイン)に組み込まれ 始め、化学的に電荷された変性繊維構造40を作り出すようになる。 化学的電荷変性剤は、陽イオン樹脂を含む第4アミン、少なくとも第1次アミ ンまたは第2次アミンを有する脂肪族アミン等のような陽イオンポリマーであれ ばよい。例示的な陽イオンポリマーは、デラウェア州、ウィルミントン所在のヘ ーラキュールから入手できるジメチルアミン・エピクロロヒドリン樹脂(Reten20 1)のようなポリアミン・エピクロロヒドリンを含むが、これらに限定されない。 化学的電荷変性剤は、第1次ポリマー材料と第2次ポリマー材料からなる陽イオ ンポリマー組織から構成されていればよい。例えば、陽イオンポリマー組織は、 ポリアミン・エピクロロヒドリンのような第1次ポリマー材料とテトラエチレン ・ペンタミンのような第2次ポリマー材料とから構成されていればよい。例示的 な第1次ポリマー材料は、デラウェア州、ウィルミントン所在のヘーラキュール から入手できるジメチルアミン・エピクロロヒドリン樹脂(Reten201)である。第 1次ポリマー材料は、約0.04重量%から約50重量%までの濃度で溶液に添加され ればよい。第2次ポリマー材料(例えば、テトラエチレン・ペンタミン(TEPA))は 、約0.01重量%から約1重量%以上の濃度で溶液に添加されればよい。例えば、 TEPA溶液は1.0重量%(例えば、5重量%、10重量%かそれ以上)の濃度を有してい ればよい。 液体は、1つか2つ以上の真空エレメント38から構成されている真空36を適用 する手段によって、化学的に電荷変性された繊維構造40から取除かれる。真空36 を適用する手段の設計と構造は、真空手段26と類似している。 化学的電荷変性繊維構造40は、乾燥工程(図示せず)に進む。例示的な乾燥操作 では、赤外線、ヤンキードライヤ、スチーム缶、マイクロウェーブ、温風または 通気乾燥技術、及び超音波エネルギーを組み入れる工程を含む。 図2に図示するように、化学的電荷変性繊維構造40は、予成形装置42に引き出 されフラットな繊維構造を、従来のフィルタロッド製造機への通路に適するよう に円筒形の形状44にするためギャザーが作られたり、保持されている。円筒形形 状が記載されているが、本発明のフィルタは、特定の形状または構造に制限され るものではない。 形成されたシリンダ44は、無端式成形ベルト(図示せず)を介し、液体不透過性 ラップペーパ46とともにロッド製造装具に通常に配置される。装具に入る前に、 接着剤の連続したビードが、アプリケータを介し、ラップペーパ46の1端 に付与される。これらの成分が装具を通るにつれ、形成ウェブ円筒形圧縮ロッド に圧縮され、同時にラップペーパ46により囲まれる。接着剤のビードがラップロ ッドの重なりセクションと接触すると、シールバーによりシールされる。この無 端フィルタロッドがブレード50によって長さ48に切断される。 フィルタプラグを取り囲む液体不透過性ラッパーは、ラテックス飽和セルロー スシート、ワックス飽和セルロースシート、プラスチックフィルム(例えば押し 出されたフィルムまたはコーティング)あるいはこれと同類の材料であればよい 。液体不透過性ラッパは、装置の非構造的エレメントであればよい(すなわち、 フィルタ材料を保持する以外に、フィルタに殆ど、あるいは全く構造的一体性を フィルタに加えない) 図3を参照すると、一体化された水浄化材料を含む繊維構造から形成されたフ ィルムプラグ104からなる水浄化装置102を100で図示している。装置102は、液体 不透過性ラッパー106でカバーされており、第1端部108と第2端部110で開いて いる。装置102が飲料ストローの形態である形態である実施例において、一方の 端部は飲料用として指定される。 装置102は、繊維構造から形成された単一のフィルタプラグから完全に構成さ れていてもよいし、もしくは、装置は、同一または異なる材料から形成された別 箇のセグメントに分割されていてもよい。 砂、珪藻土壌、または同様の粒子材料からなるプリフィルタ112が装置102の一 端に配置されていればよい。プレフィルタ112は、沈殿物、大型の有機材料等の グロス汚染物を取除く。フィルタプラグの一部は、消毒剤で処理され、消毒ゾー ン114を形成するようになっている。あるいは、適当な消毒材料の別箇のセグメ ントが消毒ゾーン114を形成するのに使用されていればよい。一般的に、消毒剤 は、水が装置を通るときに、水に含まれた病原菌のほとんどの部分が有害ではな くなるようにしなければならない。消毒剤は、固体ヨード、ヨード化合物、フェ ノール、ハラゾン、または第4アンモニウム化合物から選択されていればよい。 装置102は、微生物除去ゾーン116を含んでいればよい。微生物除去ゾーン116 は、電荷変性剤で処理された繊維構造から形成されたフィルタプラグのセクショ ンであればよい。あるいは、適切な微生物除去材料の別箇のセグメントが、 微生物除去ゾーン116を形成するのに用いてもよい。様々な種類の微生物除去材 料を用いてもよい。例示的な材料が、化学的変性材料がウェブ内で一体となった 不織ウェブである。 本発明に関し、水浄化装置は、直列に配置された複数のフィルタプラグから形 成されていればよい。水浄化装置は、吸収粒子材料も含んでいればよい。本発明 の実施例において、吸収性粒子材料は、フィルタプラグ間に位置されていればよ い。 図4を参照すると、一体となった水浄化材料を含む繊維構造から形成された一 連のフィルタプラグ154から構成された水浄化装置152の断面図を150で図示して いる。装置152は、液体不透過性ラッパ156でカバーされており、第1及び第2端 部で開いている。装置が飲料ストローである実施例において、一方の端部が飲料 用端部として設計されていればよい。粒子材料158は、フィルタプラグ154の間に 配置されていればよい。粒子材料は吸収性材料、消毒材料等であればよい。 水浄化装置は、一回の使用の、使い捨て飲料ストローの形態であればよく、あ るいは、例えば液体のパッケージ部分(例えば、飲料)または水処理あるいは分配 システム部分を形成するカートリッジであってもよい。もちろん、多くの水浄化 装置は、大量の水の流れを処理するように平行に配置されていればよい。カート リッジの形態で使用されている場合には、水浄化装置は、装置を完全に取り囲む ように設計されたホルダーに落とすことができ、水を装置に向けて、放すような カートリッジであればよい。或いは、水浄化装置は、カートリッジホルダーを必 要としない十分な強度を有する液体不透過性ラッパーによりカバーされていれば よい。この様な場合、水浄化装置は、水処理または分配システムの別箇の段階ま たはセクションとなることができる。 本発明は、以下の例により更に記載できる。しかしこの様な例は、本発明の精 神と範囲のいずれをも制限するものとして構成されるものではない。 例 メルトブローポリプロピレン繊維の不織ウェブが、前述したように、1990年10 月9日にF.R.ラドワンスキ他に付与された“喫煙物品の制御されたドラ フト及び効率的なフィルタエレメント”米国特許第4,961,415号の教唆にしたが って準備された。不織ウェブは、約0.7オンス/平方ヤード(osy)の坪量を有して いた。 不織ウェブは、従来のたばこフィルタプラグ製造装置を用いて、円筒形フィル タプラグに形成された。フィルタプラグは、約124mmの長さであり、約8mmの径を 有している。フィルタプラグは、約110グラム/平方メートル(gsm)の坪 デンインク)のビードが用いられて、ラッパーの端部を結合し接合する。シリコ ン発っ水剤が、シームの外部上に塗られた。ペーパシートが約2重量%の沈殿カ ルシウムカルボン酸を含んでおり、ペーパの約10重量%を構成するポリビニール アルコールコーティングを有していた。 ストローを通る水圧降下が、イリノイ州バリントン所在のギルモント・インス ツルメント・インクから入手可能なギルモントフローメータ(チューブサイズ4 、D−4646)に接続されたインジアナ州ミシガンシティ所在のダイヤーインス 用いて求められた。この装置は、希釈水源に接続された。 設備のセットアップに関し、流量速度が0.17リットル/分で長さ約124mmの フィルタを通る水圧降下は、31.5cmの水で測定された。これは、約2.5cm水 /フィルタ長さ1cmの圧力降下に相当する。 メルトブローポリプロピレン繊維の不織ウェブは、引例として先に記載したよ うに、1996年2月27日にエバーハート他に付与された“基材にプロテインコーテ ィングを付与する方法と、これから製造された物品”の米国特許第5,494,744号 に従ったミルクプロテインで処理された。メルトブローポリプロピレン繊維から なるミルクプロテイン変性不織ウェブは、ジメチル・アミン・エピクロロヒドリ ン及びテトラエチレン・ペンタミンからなる陽イオンポリマーシス )は、デラウェア州、ウィルミントン所在のヘラクルスから入手可能である。溶 液の濃度は、約0.04重量%から約50重量%である。テトラエチレンペンタミン( TEPA)が、溶液に付与されてもよい。TEPA溶液の濃度は、約0.01重量%から1重 量%以上である。例えば、TEPA溶液は、1重量%をはるかに超え る濃度を有していてもよい(例えば、5重量%か、10重量%か、それ以上)。 イン変性不織ウェブを含む飲料ストローフィルタが、別の水溶液からポリオウイ ルス、ビブリオ属コレラ菌、及びMS-2バクテリオファージを濾過、すなわち取 除く能力に関し、試験された。飲料ストローフィルタは、50mLの試験用液が飲 料ストローフィルタを通り、トラップに入るように引き出すのに十分な吸引力を 与える真空に取り付けられた。飲料ストローフィルタを通る溶液の流量は、約3 mL/秒であった。 濾過液が、従来の微生物分析技術を用いて分析された。試験の結果が表1に記 録された。 , 表1 有機物 ログ減少 初期力価 MS-2バクテリオファージ 2.5 2x104 ポリオウイルス 0 2x104 ビブリオ属コレラ菌 >3 3x103 表1に図示した結果からわかるように、水媒介の病原菌を除去することは、使 い捨ての、便利な費用のかからない水浄化装置で達成されている。 本発明の水濾過装置(例えば、飲料ストローフィルタ)が、この様な水媒介の 病原菌で汚染された水溶液から水媒介の相当部分を除去する能力を表している。 本発明の目的に関し、“この様な水媒介の病原菌で汚染された水溶液から水媒介 の相当部分を除去する”とは、水媒介の病原菌の少なくとも約90パーセントを除 去することを意味する。多くの場合、上述するように、除去率は、顕著に増大す る。例えば、多くの場合、99%の除去率(log2の減少)が達成された。99.9%の 除去率(log3の減少)も達成された。99.99%(log4の減少)、99.999%( log5の減少)あるいはこれ以上の減少も本発明の範囲内にある。 明細書では、これに関連した特定の実施例に関し詳細に記載してきたが、前述 の理解を得る際に、本分野の当業者であればこれらの実施例の異変系、修正及び 均等例を達成できることがわかるであろう。このように、本発明の範囲は、請求 の範囲と、これに相当するものとして主張する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ, VN (72)発明者 ガーズビー エリザベス ダイブラー アメリカ合衆国 ジョージア州 30068 マリエッタ ティンバー リッジ ロード 5338

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ストローを通る強制動作によって汚染された水を浄化する飲料用ストロー であって、 繊維構造から形成され、両側部と、第1の端部と、第2の端部と、1cmの長さ 当たり約0.5から約22cmのフィルタ圧力降下を受けて繊維構造の崩壊を回避する のに十分な硬さを有するフィルタプラグと、 前記繊維構造と一体となった水浄化材料と、 前記フィルタプラグの前記側部をカバーし、該フィルタプラグの前記第1およ び第2の端部において開口部を形成する液体不透過性ラッパーと、 から構成された飲料用ストロー。 2. 前記繊維構造は、メルトブロー繊維からなる不織ウェブ、スパンボンドフ ィラメントからなる不織ウェブ、結合されカーディングされたウェブ、繊維バッ ト、フィラメントのトウ、および通気堆積式ウェブから選択されていることを特 徴とする請求項1に記載の飲料用ストロー。 3. 前記フィルタプラグは、約5mmから約20mmの範囲の径を有していること を特徴とする請求項1に記載の飲料用ストロー。 4. 前記フィルタプラグは、約0.3から約0.8ミリメートルの撓みの硬さ値を有 していることを特徴とする請求項1に記載の飲料用ストロー。 5. 前記水浄化材料は化学的に電荷変性されていることを特徴とする請求項1 に記載の飲料用ストロー。 6. 前記化学的電荷変性水浄化材料は、多価陽イオン、陽イオンポリマー,陽 電荷粒子から選択された化学的電荷変性剤を含むことを特徴とする請求項5に記 載の飲料用ストロー。 7. 前記液体不透過性ラッパーは、ラテックス飽和セルロースシート、ワック ス飽和セルロースシート及びプラスチックフィルムから選択されていることを特 徴とする請求項1に記載の飲料用ストロー。 8. 吸収性粒子材料からなることを特徴とする請求項1に記載の飲料用ストロ ー。 9. 前記フィルタプラグは、直列に配置された複数のフィルタプラグから構成 されることを特徴とする請求項1に記載の飲料用ストロー。 10. 吸収性粒子材料は、フィルタプラグの間に配置されていることを特徴とす る請求項9に記載の飲料用ストロー。 11. 前記フィルタプラグの少なくとも一部に消毒剤が組み込まれており、該消 毒剤は、水が飲料用ストローを通るときに、該水の中に含まれた病原体の相当部 分を無害なものにするようになっていることを特徴とする請求項1に記載の飲料 用ストロー。 12. 装置を通る強制動作によって汚染された水を浄化する装置であって、 繊維構造から形成され、両側部と、第1の端部と、第2の端部と、1cmの長さ 当たり約0.5から約22cmの水フィルタ圧力降下を受けて繊維不織構造の崩壊を回 避するのに十分な硬さを有する少なくとも一つのフィルタプラグと、 前記繊維構造と一体となった水浄化材料と、 前記フィルタプラグの前記側部をカバーし、該フィルタプラグの前記第1およ び第2の端部において開口部を形成する液体不透過性ラッパーと、 から構成された装置。 13. 前記繊維構造は、メルトブロー繊維からなる不織ウェブ、スパンボンドフ ィラメントからなる不織ウェブ、結合されカーディングされたウェブ、繊維バッ ト、フィラメントのトウ、および通気堆積式ウェブから選択されることを特徴 とする請求項12に記載の水浄化装置。 14. 前記フィルタプラグは、約1cmから約10cmの範囲の径を有していることを特 徴とする請求項12に記載の水浄化装置。 15. 前記フィルタプラグは、約0.3から約0.8ミリメートルの撓みの硬さ値を有 していることを特徴とする請求項12に記載の水浄化装置。 16. 前記水浄化材料は、化学的に電荷変性されていることを特徴とする請求項1 2に記載の水浄化装置。 17. 前記化学的電荷変性水浄化材料は、多価陽イオン、陽イオンポリマー,陽 電荷粒子から選択された化学的電荷変性剤を含むことを特徴とする請求項16に記 載の水浄化装置。 18. 前記液体不透過性ラッパーは、ラテックス飽和セルロースシート、ワック ス飽和セルロースシート及びプラスチックフィルムから選択されていることを特 徴とする請求項12に記載の水浄化装置。 19. 吸収性粒子材料からなることを特徴とする請求項12に記載の水浄化装置。 20. 前記フィルタプラグは、直列に配置された複数のフィルタプラグから構成 されることを特徴とする請求項12に記載の水浄化装置。 21.吸収性粒子材料は、前記フィルタプラグの間に配置されていることを特徴と する請求項20に記載の水浄化装置。 22. 前記フィルタプラグの少なくとも一部に組み込まれた消毒剤を備え、該消 毒剤は、水が水浄化装置を通るときに、該水の中に含まれた病原菌の相当部分を 無害なものにするようになっていることを特徴とする請求項12に記載の水浄化装 置。 23.平行に配置された請求項12に記載の複数の水浄化装置から構成された水浄化 装置。 24. ストローを通る水の強制動作によって水媒介の病原菌を除去する飲料用ス トローであって、 メルトブロー繊維からなる不織ウェブとスパンボンドフィラメントからなる不 織ウェブから選択された不織ウェブから形成され、両側部と、第1の端部と、第2 の端部と、1cmの長さ当たり約0.5から約22cmのフィルタ圧力降下を受けて不 織ウェブの崩壊を回避するのに十分な硬さを有するフィルタプラグと、 前記不織ウェブ内で一体となった化学電荷変性剤と、 前記フィルタプラグの前記側部をカバーし、該フィルタプラグの前記第1およ び第2の端部において開口部を形成する液体不透過性ラッパーと、 から構成され、 水媒介の病原菌を含む水が、前記飲料用ストローを通ると、前記水媒介病原菌 が、化学的電荷変性剤を含む不織ウェブに吸収されるようになっている飲料用ス トロー。 25.前記化学的電荷変性剤は、多価陽イオン、陽イオンポリマー,陽電荷粒子か ら選択されることを特徴とする請求項24に記載の飲料用ストロー。 26. 前記多価陽イオンはCa2+,Al3+およびBi3+から選択されることを特徴とす る請求項25に記載の飲料用ストロー。 27. 前記陽電荷粒子が、単一の金属水酸化物と、混合された金属水酸化物、お よびゾルゲルから選択されることを特徴とする請求項25に記載の飲料用ストロー 。 28. 前記陽イオンポリマーは、陽イオン樹脂を含む第4アミンからなることを 特徴とする請求項25に記載の飲料用ストロー。 29. 前記陽イオンポリマーは、少なくとも一つの第1次アミンと第2次アミン とを有する脂肪族ポリアミンからなることを特徴とする請求項25に記載の飲料用 ストロー。 30. 前記陽イオンポリマーはポリアミンエピクロロヒドリンからなることを特 徴とする請求項25に記載の飲料用ストロー。 31. 前記液体不透過性ラッパーは、ラテックス飽和セルロースシートと、ワッ クス飽和セルロースシートおよびプラスチックフィルムから選択されることを特 徴とする請求項24に記載の飲料用ストロー。 32. 吸収性粒子材料からなることを特徴とする請求項24に記載の飲料用ストロ ー。 33.前記フィルタプラグは、直列に配置された複数フィルタプラグからなること を特徴とする請求項24に記載の飲料用ストロー。 34. 吸収性粒子材料が、フィルタプラグの間に配置されていることを特徴とす る請求項33に記載の飲料用ストロー。 35. 前記フィルタプラグの少なくとも一部に組み込まれた消毒剤を備えており 、該消毒剤は、水が飲料用ストローを通るときに、該水に含まれた病原菌の相当 部分を無害なものにするようになっていることを特徴とする請求項24に記載の飲 料用ストロー。 36. 前記消毒剤は、固体ヨード、ヨード化合物、フェノール、ハラゾンまたは 第4アンモニア化合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項35に 記載の飲料用ストロー。 37. 前記病原菌は、ビブリオ コレラ菌、鞭毛虫、潜在的カビ菌類、サルモネラ 菌、大腸菌、レオウイルス、アデノウイスル、及びポリオ、A型肝炎、コクサー キウイルスからなる群から選択されることを特徴とする請求項35に記載の飲料用 ストロー。
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