JP2000507124A - 一種以上の液体を内視鏡的に注入する方法及び装置 - Google Patents

一種以上の液体を内視鏡的に注入する方法及び装置

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グルント,カール・エルンスト
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Abstract

(57)【要約】 内視鏡手術の際に注入を行うことは極めて困難である。圧力、圧力増大量、持続期間および/または速度等の流体力学的因子を指定された値に調整して管の端部またはノズルから特定量の液体を放出することを提案する。その液体は管の端部またはノズルと組織との間の距離を実質的に自由飛行し、液体が組織内に貫入するほどのエネルギーを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 一種以上の液体を内視鏡的に注入する方法及び装置 本発明は、少なくとも一種以上の液体を内視鏡的に注入する方法及びその方法 を実施するための装置に関する。 内視鏡手術の際、体内の自然または人工的な腔において様々な操作がなされ、 その工程では度々組織の除去および/または止血が必要となる。これに使用され る方法には、いくつかの注入法が含まれる。例えば、十分に長い茎を有するポリ ープは(糸で絞めることによって)比較的容易に取り除くことができるが、単な る組織の盛り上がり部分であるいわゆる無茎性ポリープの場合にはそれは不可能 である。この場合には注射針によって液体、特に生理食塩水を下部の組織に注入 し、ポリープを立ち上がらせる必要がある。このようにして立たされた無茎性ポ リープはその後既知の方法を用いて取り除くことができる。 液体注入は他に止血の際に必要になる。出血を止める方法のひとつとして、生 理食塩水を注入し、血管の周囲に蓄積体を作り、血管を機械的に絞めるといった 方法がある。あるいは、医薬品、特に血管収縮性の物質を注入することにより同 様な効果が得られる。他の止血方法としては、フィブリン粘着剤の注入もある。 最後に、注入法の更なる適用例として、手術や治療カ所のマーキングが挙げら れる。腸内の腫瘍の除去等の治療後には、たいてい治療の結果や回復状態を監視 するために定期的な患部の検査が必要となる。特に、手術範囲が小さく、回復が 順調に進んでいる場合、治療ヶ所を再度見つけることは困難である。そのため、 治療ヶ所を染色したり、その周辺にマーキング用の斑点を残すことが効果的であ る。 発明の目的は内視鏡手術中の液体の注入を可能とする方法および装置を提供す ることである。 上述する課題を解決するため、少なくとも一種の液体、特に溶液、懸濁液、エ マルジョンまたは複数の溶液の混合物を、人体または動物体内の中空器官、体腔 または人工腔の組織内に内視鏡的に注入する方法を提供する。この方法は、圧力 、 圧力増大量、持続期間および/または速度等の流体力学的因子を指定して、管の 端部またはノズルと組織との間の距離を実質的に自由飛行し、組織内に貫入に十 分なエネルギーで管の端部またはノズルから特定量の液体を射出する。すなわち 、本発明による方法(または本発明による装置)では、液体を適用する組織内に 挿入する必要のある注射針は使用しない。この特性のため、本発明による方法は 内視鏡手術の際の液体の注入に特に適している。具体的には、液体が望ましい効 果を引き起こせる指定深度まで組織内に確実に貫入するように、流体力学的因子 を調整することができる。その結果、より確実に不適当な効果を回避することが できる。例えば、腸内の部位をマーキングする時、腸壁を貫通し易いため、注射 針を操作することは極めて危険である。本発明による方法を利用すると、危険度 はかなり低い。 好ましい方法では、液体の全量を一度には注入しない。指定量の液体は全て実 質的に同サイズの複数の少量で注入する。結果的には、流体力学的因子、すなわ ち注入深度や組織内に開けられる孔の直径などを決定する因子を一定に保持しつ つ、基本的に任意の望む全体量の液体を注入でき、注入処置の結果は最適となる 。 好ましくは、液体は組織に対して垂直に(すなわちその表面に対して垂直に) は注入せずに、角度をもって注入する。この角度は望ましくは組織に対して30 °ないし60°である。意外にも、この範囲が最良の注入結果をもたらすことが 見出された。 可能な限り、注入の際に組織内に開けられた孔がその後すぐに閉じ、注入液の 漏出をほぼ完全に阻止できるほどの細いストリームで液体を注入する。これは、 個別(各々少量)部分を液体量全体に応じて多数回注入することにより、液体の ストリームが非常に細いにも関わらず、液体量は所望に従い大きくできるので、 容易に達成することができる。 上述するフィブリン粘着剤等のような互いに反応を起こす異なる二種の液体を 注入する場合、望ましくは一緒に注入する直前に混合するか、注入ヶ所で混合さ れるよう同じヶ所に立て続けに(上述するような少量で)別々に注入する。特に 各成分が急速に反応し合い、更に凝固または付着し合う液体混合物の場合、この 液体を連続的に注入する方法は注入装置そのもの(ノズルまたは管の端部)の中 で反応が起き、装置を破壊することを防止するための優れた手段である。 管の端部から液体が意図に反して漏れ出ると問題が生じる場合がある。液体が ポリープ下に注入する生理食塩水である場合にはこれは重要ではない。しかし、 刺青インクのようなマーキング液であると、マーキングされるべきでないヶ所が マーキングされる恐れがあるため、管からの偶発的な漏れは致命的な結果をもた らす。薬剤が偶発的に漏れ出しても同様に致命的である。しかしながら、端部ま で満たされて、内視鏡の操作経路内に配置される管は、内視鏡が動く度に体積が (多少なりとも)変化するため、液体が出てくるので、多少の漏れは避けられな い。ここで、管の端部から意図に反して漏れ出る液体を吸い取ることを提案する 。これは、注入の際に単位時間当たりに取り除く体積が単位時間当たりに注入す る体積より小さい連続的な吸引流動を発生させることで特に容易となる。この手 段により、徐々に意図に反して漏れ出る液体が完全に吸い取られる一方、単位時 間当たり比較的大きな体積流量で高速度で放出される液体の量はほとんど減少し ない。 本発明による少なくとも一種の液体、特に溶液、懸濁液、エマルジョンまたはそ の混合物を、人体または動物体内の中空器官、体腔または人工腔の組織内に内視 鏡的に注入する内視鏡的注入装置は、端部および基部を有する管であって管の端 部が内視鏡の端部より突出するかあるいは実質的に内視鏡の端部にくるよう、内 視鏡の操作経路内に挿入できるあるいは内視鏡内に取り付け可能な管を有する。 制御信号に応答して、圧力、圧力増大量、持続期間および/または速度等の流体 力学的因子を指定して特定量の液体を、組織内に貫入するに十分なエネルギーで 、管の端部から射出するよう構成され、管の基部に密封接続されたポンプ機構が 設けられている。 この実施形態では、注入の際に組織に開けられた孔が、大した量の注入液が流 れ出る前に自然に閉じるよう、管の端部が形成されるかノズルを有する。このた めに、管の端部またはノズルの直径は好ましくは非常に小さくなっている。 ポンプ機構は好ましくは、希望する量の液体の複数の少量の個別体積を連続的 に注入可能に構成される。このため、ポンプは極めて小体積の液体を比較的短時 間で間欠的に連続して放出できることが必要である。 好ましくは、端部を組織から特定の距離に保持しおよび/または組織に対して 特定方向に配置するよう、管の端部に照準および/または位置決め装置が設けら れる。更に、照準および/または位置決め装置は、液体が組織に対して30°な いし60°の角度をもって注入できるよう構成されることが好ましい。すなわち 、このための照準装置は、装置を操作する者が組織の表面に対するノズルまたは 管の端部の角度を判断できるように構成される必要がある。 特殊な操作のためには、管は、少なくとも端部には、複数の、特に二つの管腔 を有する。ポンプ機構は、複数種の、特に二種の液体を混合されるように注入す るために、複数の個別のポンプを有する。この形態は、例えばフィブリン粘着剤 等の二成分粘着剤を注入する時に有用である。 本発明の更なる実施形態では、管は、管に含まれる液体がその端部から漏れ出 ることを防止するよう、管の端部と連絡する気体および/または液体戻し管腔を 有する。このためには、液体戻し管腔から液体を吸い取る、実質的に常時稼動す る吸引装置を設けることが有効である。この吸引装置は、例えば、手術室にはよ く置かれてあるような吸引装置であっても良い。 好ましい実施形態では、管はその端部に単一管腔部またはノズルを有するため 、放出される液体を容易に誘導し、異なる二種の液体を放出する場合にはその液 体が管またはノズル内で混合することができる。 管は好ましくは、基部に加わる圧力パルスが端部から基本的に無減衰か無変化 の状態で出てくるような素材から成り、耐圧力性でありおよび/または補強手段 が設けられている。このため内部減衰が少ない素材を選択することも重要である 。管は導波管のように圧力パルスを共振範囲内に通すよう、構成されても良い。 驚くべきことに、管腔の直径が約0.2mmの管はそのような圧力パルスを十分 な上昇率と十分な圧力で実質的に無減衰で約2mの長さに及んで通すことができ ることが示された。 管は好ましくは、適当な場合にはノズルが設けられ,装置の長時間使用または 長時間手術の際に注入するべき多量の液体を貯積する液体リザーバと共に、一体 的に操作可能な無菌注入ユニットとして構成される。この構成は注入の必要性が 予期されない内視鏡手術の際にも、最小限の操作でごく短時間で注入を準備し、 実行することを可能とする。ここでは、衰耗(詰まり等)による劣化がなく、汚 染されたユニットが使用されないことを保証するために、注入装置は一度限り使 用される器具として構成されることが特に有効である。 注入ユニットはポンプ機構の少なくとも一部を含むことが好ましい。一つの可 能性は、ポンプ機構に、圧力発生部分として水密に管の液体リザーバか中間リザ ーバを封鎖するピストン、薄膜または同様の移動可能な部材を設けることである 。薄膜を動かすか圧力を発生させるには、ユニット全体に同様に固定接続される (使い捨て)装置を設けることができるが、好ましくは調整可能のポンプ動力をピ ストンまたは薄膜に加える別個の再利用可能な駆動装置を設けることができる。 このために、適切なパルス発生器が設けられる。 発明の好ましい実施形態は下位請求項によって明らかになる。 以下、図面を照らして本発明を更に詳細に説明する。 図1.1ないし1.7 管先端部の様々な形態を示す。 図2 制御回路を有するポンプ機構の概略図である。 図3 ポンプ機構を有する注入装置の他の好ましい実施形態の概略長手方向断 面図を示す。 図4 図3中、線IV−IVに沿う断面を示す。 図5 図3および図4のポンプ機構の駆動装置を示す。 図6 図3および図4のポンプ機構の駆動装置の他の実施形態を示す。 図7 注入装置の他の実施形態の概略図である。 以下の説明では、同等の部分や同等の作用を有する部分には同一符号を用いる 。 ここで説明する方法および装置は、内視鏡手術の際に様々な液体を注入するべ く実施される。そのための注入法における大きな問題点は、その操作は困難かつ 厄介であり、特に豊富な経験を要する点である。針で注入を行う時、液体(標識 用液体、薬剤、食塩水等)を使用する部位を組織表面上で探すことのみならず、 針を特定の深さまで挿入する必要もある。その後、液体が実際に使用されるが、 これも繊細かつ敏感な腕前を要する。すなわち、二次元的に「狙いを定める」ほ か、三次元目(挿入深度)と注入量も調整しなくてはならない。 本発明による装置を使用すると、液体はポンプ機構によって図1.1に示す管 10から、すなわち管腔11から、組織を突き破るほどの高速度で放出される。 進入深度は管10の管腔11の直径dおよび液体が放出される速度によって決定 される。管10と組織表面との間の距離等、他の因子も影響を及ぼす。 図1.2に示す変形例では、管10の先端に管10の管腔11の端部14を形 成する直径が開口部に向けて実質的に指数的に減少するノズル13を設ける。こ の特定の傾斜は管腔11を通過する圧力パルスを実質的に無損失で「集中」させ、 流れ出る液体の速度を増大させることを可能とする。 図1.3aに示す本発明の実施例では、管10は先端に、ここでは「距離指」 の形状を持つ照準装置20を有する。この指によって操作者は管10と組織表面 との間の距離をよりよく判断できると共に、放出された液体が組織のどの辺りに 当たるかよりよく判断することができる。 図1.3bに示す更なる実施例では、管10に照準装置20を構成する光ファ イバ22を設ける。光ファイバ22の端面はそれから放射される(レーザ)光が 実質的に線状の光線になるように構成される。その「光ポインタ」は液体を注入 するべくヶ所と実質的に一致するヶ所で組織の表面に当たる。 図1.4に示す本発明の実施例では、照準装置20は管10の端部に設けるマ ーキング23によって構成される。これらマーキング23は内視鏡の光学系の視 界中にあり、操作者の距離および/または方向の判断をより容易にする。上記す る様々な手段は勿論組み合わせることもできる。 図1.5に示す本発明の実施例では、管10は二つの管腔11および12を有 する。これら二つの管腔11および12は異なる二種の液体を注入するために使 用でき(この場合には二つの同種のポンプ機構に接続される)、あるいは一方の管 腔11を注入に使用し、他方の管腔12を吸引のために使用するようにできる。 勿論、一方の管腔を液体注入に使用し、他方を洗浄のために使用することもでき る。 図1.6に示す本発明の実施例では、またも管10に二つの管腔11および1 2が設けられてあるが、これらは共通端部14に連絡する。この構造は好ましく は二つの目的のいずれか一方を達成するために使用される。第一には、管腔11 および12から一緒に放出される二種の液体を注入する前に端部14で混合する ためである。あるいは、特定の量の液体を管腔11と12から交互に放出し、こ れらの量が連続的に端部14から放出され、組織上の同じ孔に進入し、組織内で 混合されるようにすることもできる。 図1.7に示す実施例は図1.6によるものとは端部14が二つの管腔11お よび12に対して対照的に設けられている点でのみ異なる。本実施例と図1.6 に示す実施例は両方とも一方の管腔11を液体注入に使用し、他方の管腔12を 液体吸引に使用する方法にも適している。例えば、手術範囲を刺青でマーキング する時、刺青液を指定された時間より早く流出させないことが重要である。一方 、注入に適するほどの圧力パルスを管10中に送るには、かなりの長さ(1から 2m)を持つ場合も管10の管腔11は基本的に完全に満たされていなければな らない。そのため、管を満たすために、先ず液体を一方の管腔11中にゆっくり と流し、第二の管腔12の基部を低圧力源に接続する。液体が第二の管腔12の 基部に到達すると、管が適当に満たされていることが分かる。次いで、吸引を続 け、手術ヶ所の空気(または液体)が端部14から入り、管腔12によって吸い 取られるようにできる。その間、管腔11は、液体が流れていないため、満たさ れているままである。今度は、管腔11の基部に圧力パルスを導入すると、対応 する量の液体が管10の端部14から放出されて、組織内に突き抜ける。 特に好ましくは、装置全体が一体として操作可能な単一構造を有し、使用する 液体はポンプ機構に貯積され、ポンプ機構は管に固定的に取り付けられている。 更に、全構造が無菌である。それにより、各操作のために特定の準備をする必要 もなく、必要に応じて即座に注入を実行できる。この装置はいわゆるプリフィル 注射器に相当する。 この目的で、図2に示す本発明の実施例は、管10が取り付けられるシリンダ 31を有し、その中に一方では管10の管腔11と連絡し、他方ではピストン3 2により閉ざされる液体リザーバ38を収容する。 ピストン32は、管10から離れている後部には、円柱シース状のハンマ33 が、スプリング34の力に対して軸線上に移動可能に配置された小径部を有し、 ハンマ33をスプリング34の力に反対して加速させ、ピストン32の大径部に 当たるようにし、後者にリザーバ39内の液体に圧力パルスとして伝達される前 方への衝動を与えられる。 ピストン32の反対側にはピストン32が後方に摺動するのを防止するために バリア35が設けられ、ピストン32は一方向、すなわち液体リザーバ39の体 積を減少させる方向にのみ移動可能である。ハンマ33は磁化可能な材料で形成 されるが、装置の他の構成要素は全て磁化不能である。 シリンダ31の周囲にはコイル36が設けられ、その巻線の端部は電力増幅器 60に接続される。増幅器60に制御信号が送信されると、コイル36に電流が 流れ、ハンマ33をピストン32に向けて加速させ、当たらせる。制御信号が適 当なパルス形状であれば、ハンマ33がピストン32に当たる直前から既に磁場 は減衰し始めている。 電力増幅器60を駆動する信号は制御回路50から供給され、その入力側は実 質的に矩形パルスを発生する制御発生器51を有し、そのパルスの持続時間は第 一の調整器52によって決定され、繰り返し率は第二の調整器53によって決定 される。符号54は開始スイッチを示し、それは発生器51が発生する(指定の 持続期間と周波数の)パルスをカウンタ55に送信し、その内容は適切な接続端 子によって比較器56に伝達される。比較器56はカウンタ55の内容をプリセ レクタ57から供給される特定値と比較する。カウンタ55の値がプリセレクタ 57の値と一致すると、それまでNANDゲート58を通って増幅器59の一つ の入力端子に送られていた発生器からの出力信号は遮断される。つまり、キー5 4が押されたら(当業者には既知であるとおり、これは同時にカウンタ55をリ セットする)、プリセレクタ57によって特定される数のパルスが増幅器59の 入力端子に送られ、振幅調整装置61によって特定される振幅で増幅器60の入 力端子に渡され、入力信号に対応する電流がコイル36を流れる。すなわち、電 気量を制御し、ピストン32を加速させる力の因子とピストン32に到達する各 パルスの数を制御することによって、注入された液体の量(量子毎に)および進 入深度を決定することができる。 図3に示す変形例では、ポンプ機構30にピストンの代わりに薄膜37が設け られている。この薄膜は、第一の逆止弁40を介して液体リザーバ39と、第二 の逆止弁41を介して管10の管腔11と連絡するポンプ空間38を閉鎖する。 これら逆止弁40および41は、リザーバからの液体が管10の管腔11へ流れ ることを許すが、逆方向には流れないような構造を有する。図3および4に示す ように、ポンプ機構30、液体リザーバ39および管10は組み合わさって総合 的に操作可能な一体を成す一方向システムを構成する。上述する圧力パルスを加 えるためには、薄膜37を動かす必要がある。例えば、この目的で図5に示すよ うなピエゾ駆動装置42を用いることができる。そのようなシステムは非常に高 い限界周波数を有するため、実際の「ストローク」を与える必要はなく、ピエゾ クリスタルは、適当に急な立ち上がり側面を有する衝動を受けると、印加された 電力を急激に増大させ、薄膜37を介して相当する圧力パルスをポンプ空間38 内の液体に伝達する。適切な構造の電気力学的システムによって同様な結果が得 られる。 図6に示す駆動装置も図2に示すような電磁駆動システムであり、コイル36 の電磁力によってハンマ33がスプリング34の力に反対して加速され、薄膜3 7に当たり、それによって薄膜37の下部のポンプ空間38に含まれる液体に圧 力パルスを加える。図5および6に示す実施例は図2を参照して説明したような 制御回路50によって制御できる。 発明の好適な実施形態によるシステム全体を図7に示す。符号1は内視鏡を示 し、その操作経路2に管10が挿入されている。管10はこの場合二つの管腔を 有し、二つの(それぞれ一つの管腔を有する)異なる部分10'および10''に 分割されている。一方の部分10'はリザーバ39から液体を吸い出すポンプ機 構30に連絡し、制御装置50の制御により、組織中に対応する数の液体量子を 注入できる。他方の管部分10''は押し付けコネクタ5を介して吸引源4と連絡 する。その結果、操作中に内視鏡1が曲げられ、管10の体積が変わると、管1 0の端部にある液体は管10の端部から放出されることなく吸い取られる。 符号の説明 1 内視鏡 2 操作経路 4 吸引源 5 押し付けコネクタ 10 管 11 管腔 12 管腔 13 ノズル 14 端部 20 照準装置 21 距離指 22 光ファイバ 23 マーキング 30 ポンプ機構 31 シリンダ 32 ピストン 33 ハンマ 34 スプリング 35 後方移動防止バリア 36 コイル 37 薄膜 38 ポンプ空間 39 液体リザーバ 40 第一逆止弁 41 第二逆止弁 42 ピエゾ駆動装置 50 制御回路 51 制御発生器 52 持続期間調整器 53 繰り返し率調整器 54 開始スイッチ 55 カウンタ 56 比較器 57 プリセレクタ 58 NANDゲート 59 設定増幅器 60 電力増幅器 61 振幅調整器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも一種の液体、特に溶液、懸濁液またはエマルジョンを、人体ま たは動物体内の中空器官、体腔または人工腔の組織内に内視鏡的に注入する方法 において、圧力、圧力増大量、持続期間および/または速度等の流体力学的因子 を指定された値に調整し、管の端部またはノズルと組織との間の距離を実質的に 自由飛行し、組織内に貫入するに十分なエネルギーで、管の端部またはノズルか ら特定量の液体を射出する方法。 2. 比較的多量の液体を注入するため、複数の実質的に同サイズの少量または 液体量子を注入することを特徴とする請求項1記載の方法。 3. 液体を組織またはその表面に対して30°ないし60°の角度をもって注 入することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の方法。 4. 注入の際に組織内に開けられた孔が、大した量の注入液が流れ出る前に自 然に閉じるほどの細いストリームで液体を注入することを特徴とする前記請求項 のいずれかに記載の方法。 5. フィブリン粘着剤等のような相互に反応を起こす異なる二種の液体を、一 緒に注入する直前に混合するか、注入ヶ所で混合されるよう組織上の同じ部位に 立て続けに注入することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の方法。 6. 管の端部から意図に反して徐々に漏れ出る液体を吸引により除去すること を特徴とする前記請求項のいずれかに記載の方法。 7. 注入工程の際に、単位時間当たり吸引力により除去される液体の体積を単 位時間当たり注入される体積より小さく保持しつつ、吸引力によって液体の流れ を連続的に吸い取ることを特徴とする請求項6記載の方法。 8. 少なくとも一種の液体、特に溶液、懸濁液またはエマルジョンを、人体ま たは動物体内の中空器官、体腔または人工腔の組織内に内視鏡的に注入する内視 鏡的注入装置において、 端部および基部を有する管であって、管(10)の端部が内視鏡(1)の端部 より突出するよう、内視鏡(1)の操作経路(2)内に通せるかあるいは内視鏡 (1)内に取り付けることが可能な管(10)と、 制御回路(5)からの制御信号に応答して、圧力、圧力増大量、持続期間およ び/または速度等の流体力学的因子を指定して特定量の液体を、管の端部または ノズルと組織との間の距離を実質的に自由飛行し、組織内に貫入するに十分なエ ネルギーで、管の端部またはノズルから放出するよう構成され、管(10)の基 部に密封接続されたポンプ機構(30)とを有する装置。 9. 注入の際に組織内に開けられた孔が、大した量の注入液が流れ出る前に自 然に閉じるよう、管(10)の端部が形成されるかノズル(13)を有すること を特徴とする請求項8記載の装置。 10.ポンプ機構(30)が、希望する量の液体を複数の連続的に注入する少量 の個別体積に分けて注入可能である構成されることを特徴とする請求項8または 9記載の装置。 11.端部を組織から特定の距離に保持しおよび/または組織に対して特定方向 に配置するよう、管(10)の端部に照準および/または位置決め装置(20) が設けられていることを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の装置 。 12.照準および/または位置決め装置(20)は、液体が組織に対して30° ないし60°の角度をもって注入されるよう構成されたことを特徴とする請求項 11記載の装置。 13.複数、特に二種の混合されるべき液体を注入するべき、管(10)が、少 なくともその端部において、複数、特に二つの管腔(11,12)を有し、ポン プ機構(30)が複数の個別のポンプを有することを特徴とする請求項8ないし 12のいずれかに記載の装置。 14.管(10)が、管(10)に含まれる液体がその端部から漏れ出ることを 防止するよう、管(10)の端部と連絡する気体および/または液体戻し管腔( 12)を有することを特徴とする請求項8ないし13のいずれかに記載の装置。 15.液体戻し管腔(12)から液体を吸い取るために吸引装置(4)が設けら れていることを特徴とする請求項14記載の装置。 16.管(10)が、その端部において単一管腔部(14)またはノズル(13 )を有することを特徴とする請求項13ないし15のいずれかに記載の装置。 17.管(10)が、基部で加える圧力パルスが端部から基本的に無減衰か無変 化の状態で出てくるような素材から成り、耐圧力性でありおよび/または補強手 段が設けられていることを特徴とする請求項8ないし16のいずれかに記載の装 置。 18.管(10)が、存在すればノズル(13)および装置の長時間使用または 長時間手術の際に注入するべき多量の液体を貯積する液体リザーバ(39)と共 に、一体的に操作可能な無菌注入ユニットとして構成されることを特徴とする請 求項8ないし17のいずれかに記載の装置。 19.注入ユニットが、一度限り使用される使い捨て器具として構成されること を特徴とする請求項18記載の装置。 20.注入ユニットがポンプ機構(30)の少なくとも一部を含むことを特徴と する請求項18または19記載の装置。 21.ポンプ機構(30)が、圧力発生部分として、個別の望ましくは再利用可 能な駆動装置(36,42)によって調整可能のポンプ動力で駆動されるピスト ン(32)、薄膜(37)または同様の移動可能な部材を有することを特徴とす る請求項20記載の装置。
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