JP2000506612A - 電子デバイスのパラメータ測定装置 - Google Patents

電子デバイスのパラメータ測定装置

Info

Publication number
JP2000506612A
JP2000506612A JP9532925A JP53292597A JP2000506612A JP 2000506612 A JP2000506612 A JP 2000506612A JP 9532925 A JP9532925 A JP 9532925A JP 53292597 A JP53292597 A JP 53292597A JP 2000506612 A JP2000506612 A JP 2000506612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
dum
input
signal
measurement circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9532925A
Other languages
English (en)
Inventor
デヴィルビス,アラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Symetrix Corp
Original Assignee
Symetrix Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Symetrix Corp filed Critical Symetrix Corp
Publication of JP2000506612A publication Critical patent/JP2000506612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/0023Measuring currents or voltages from sources with high internal resistance by means of measuring circuits with high input impedance, e.g. OP-amplifiers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R13/00Arrangements for displaying electric variables or waveforms
    • G01R13/20Cathode-ray oscilloscopes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/25Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof using digital measurement techniques
    • G01R19/2516Modular arrangements for computer based systems; using personal computers (PC's), e.g. "virtual instruments"
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/575Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices characterised by the feedback circuit

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 被測定デバイス(DUM)の第1端子(791)を、緩衝増幅器(758)に及び演算増幅器(754)の反転入力(747)に接続する。DUMの第2端子(792)を、演算増幅器(754)の非反転入力(746)に出力(796)が接続された緩衝増幅器(756)に接続する。この非反転入力は、信号発生器(760)の出力(793)にも接続する。第2端子(792)は、プログラム可能負荷回路(762)を介して、接地(767)にも接続する。回路(779)が、DUMおよび負荷回路(762)から演算増幅器(754)へのフィードバック・ループを形成し、増幅器がDUM両端間に所定の電圧を維持し、負荷回路(762)からの電流の流れから増幅器を分離することを可能にする。緩衝増幅器(758、757)の出力(727、796)間にオシロスコープ(766)を接続し、コンピュータ(764)が、オシロスコープからの信号に応答して信号発生器(760)を制御し、且つ負荷制御回路(765)を介して負荷(762)を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 電子デバイスのパラメータ測定装置 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、一般的に、電子デバイスの電子的特性を測定する装置に関し、更に 特定すれば、印加された電圧に応答して電子デバイスを通じて流れる電流または 電荷を測定する装置に関するものである。 2.問題の論述 研究所において、印加電圧に応答して電子デバイスを通じて流れる電流または 電荷を精度高く測定可能であることは非常に重要である。例えば、集積回路コン デンサにおいて用いるための強誘電体のような先進の材料を開発する研究所にお いては、多数の集積回路コンデンサの電子的パラメータを精度高く測定し、材料 の相違をデバイスのキャパシタンス、漏れ電流等の差と相関付けることを可能に するのは、重要なことである。この開示において、1つ以上の電気的パラメータ を測定すべきデバイスのことを、被測定デバイスまたはDUM(device-under-me asurement)と呼ぶことにする。 研究所において強誘電体デバイス内において変位する電流または電荷を測定す る最も一般的な方法は、ソーヤータワー回路(Sawyer-Tower circuit)である。ソ ーヤータワー回路においては、波形発生器によって出力される電圧を、電子的パ ラメータの測定を行う対象となるデバイス(DUM)の入力端子、及びオシロス コープの一つの入力に印加する。DUMの出力はオシロスコープの他の入力、お よび負荷を介して接地に接続する。この回路は、DUMへの伝送線を適正に終端 しておらず、DUMが一定の高インピーダンスを有するという仮定を基本として いる。この仮定は、非線形材料に対して、および高周波数においては無効である 。更に、殆ど全てのDUMでは、DUMをまたいで未知の電圧降下がいくらかあ り、したがってソーヤータワー回路は、DUMを通過する真の電流および電荷に ついて、不適当な近似を与えることができるに過ぎない場合が多い。 ソーヤータワー回路に伴う上述の問題のため、仮想接地を追加することによっ て、ソーヤータワー回路を改良するに至った。即ち、接地に直接接続する代わり に、DUMの出力を、演算増幅器(オペ・アンプ)の反転入力に接続し、演算増 幅器の非反転入力を接地に接続し、更にその出力をオシロスコープの第2の入力 に接続する。更に、演算増幅器の反転入力とその出力との間に負荷を接続する。 低速オペ・アンプは、典型的に、低入力オフセット電流及び電圧を有するので、 負荷間の電圧降下は、DUMを通過する電流/電荷に精度高く関係付けることが できる。しかしながら、高速オペ・アンプは、典型的に、大きな入力オフセット 電流及び電圧を有するので、高周波数では、負荷の両端間の電圧はDUMを通過 する電流/電荷に精度高く関係付けられない。更に、DUMが低インピーダンス 及び/又は可変インピーダンスを有する場合、従来の仮想接地は、低周波数にお いても、それ自体において及びそれ自体の高精度の結果が得られなかった。 3.問題に対する解決 本発明は上述の問題を解決するに当たり、DUMを駆動する電圧を可変とする 測定回路を提供する。DUMの負荷側から、DUMに電圧を印加する回路に、フ ィードバックを与える。駆動回路は、回路がその電流コンプライアンス(current compliance)及び帯域幅の制限内で動作する限りにおいて、DUMのインピーダ ンスがどのようなものであれ、DUM両端間の所定の電圧を発生するために必要 ないかなる電圧をも、しかもあらゆる周波数で印加する。反転入力が抵抗を介し て接地及び出力に接続され、非反転入力が同様に抵抗を介してフィードバック線 及び信号発生器に接続される演算増幅器が、DUM電圧駆動回路を提供する。 また、本発明は、負荷を通過する電気的パラメータをDUMパラメータと明確 に関係付け、容易かつ高精度に測定可能とするように、負荷を選択することを許 可する。これは、負荷を介しての接地への非反転入力を参照することによって達 成する。 言い換えると、本発明は本質的に信号発生回路とは独立したDUM/負荷回路 を提供する。緩衝増幅器(緩衝増幅器)がDUM/負荷回路を演算増幅器の入力 に接続し、これにより、DUM/負荷回路と信号発生回路との間のあらゆる電流 の流れを防止する。こうして、信号発生回路とDUM/負荷回路の本質的な独立 により、DUMを通過する信号と負荷間の電圧降下とを別個に判定することが可 能となる。 また、前述の問題は、プログラム可能な負荷を備えることによっても解決され る。所望の負荷を、コンピュータ及び負荷制御回路を通じて、選択可能とする。 これによって、負荷の手動調節または自動調節を可能とし、DUMを通過する信 号の過大化または過小化を防止する。これらは、いずれも測定の低精度を招く可 能性がある。 本発明は、電子的パラメータの測定を行う対象となるデバイス(DUM)に接 続するための第1電気端子と、DUMに接続するための第2電気端子と、負荷回 路入力および負荷回路出力を有する負荷回路と、第1入力、第2入力および出力 を有する演算増幅器を含む信号発生回路とを備え、第2端子が負荷回路入力およ び演算増幅器の入力の一つに接続されている、測定回路を提供する。 別の面では、本発明は、DUM/負荷回路と、信号発生回路と、DUM/負荷 回路と信号発生回路との間に接続された第1緩衝増幅器とを備え、これによりD UM/負荷回路と信号発生回路との間の接続部を通過する電流の流れを防止する 測定回路を提供する。好ましくは、信号発生回路は入力を有する演算増幅器を含 み、緩衝増幅器は入力および出力を含み、更に緩衝増幅器の入力はDUM/負荷 回路に接続され、緩衝増幅器の出力は演算増幅器の入力に接続される。好ましく は、DUM/負荷回路は、電子的パラメータの測定を行う対象となるデバイス( DUM)に接続するための第1端子と、DUMに接続するための第2端子と、負 荷回路入力を含む負荷回路とを含み、演算増幅器は反転入力と非反転入力とを含 み、第2端子は負荷回路の入力及び緩衝増幅器の入力に接続され、第1の緩衝増 幅器の出力は非反転入力に接続され、さらに、回路は、入力および出力を有する 第2の緩衝増幅器を含み、第1端子は演算増幅器の出力および演算増幅器の反転 入力に接続される。好ましくは、測定回路は、第1緩衝増幅器の出力と第2緩衝 増幅器の出力との間に接続されたオシロスコープを含む。好ましくは、測定回路 は接地を含み、信号発生回路は信号発生器を含み、測定回路は、更に、反転入力 と接地との間に接続された第1抵抗と、第2緩衝増幅器の出力と反転入力との間 に接続された第2抵抗と、信号発生器と非反転入力との間に接続された第3抵抗 と、第2緩衝増幅器の出力と非反転入力との間の接続された第4抵抗とを含む。 好ましくは、オシロスコープと信号発生器との間にコンピュータが接続される。 さらに別の面では、本発明は、電子測定を行う対象となるデバイス(DUM) に接続するための端子と負荷に接続するための入力とを備えるDUM/負荷回路 と、DUMに電気信号を印加する信号発生回路と、DUM/負荷回路から信号発 生回路にフィードバック信号を供給するフィードバック回路とを備え、信号発生 回路が、フィードバック信号に応答して、DUMに印加される信号を調節する増 幅回路を含む、電気測定回路を提供する。好ましくは、DUM/負荷回路の端子 は、電子的パラメータの測定を行う対象となるデバイス(DUM)に接続するた めの第1電気端子と、DUMに接続するための第2電気端子とを備え、増幅回路 は、第1入力および出力を有する演算増幅器を備え、第2端子は演算増幅器の第 1入力に接続され、演算増幅器の出力は第1端子に接続される。 更に別の態様では、本発明は電気測定回路を提供し、この電気測定回路は、電 子的パラメータの測定を行う対象となるデバイス(DUM)に接続するための第 1電気端子と、DUMに接続するための第2電気端子と、接地、第1抵抗、第2 抵抗、第3抵抗、および第4抵抗と、信号発生器と、反転入力と非反転入力と出 力とを有する演算増幅器とを備え、第1端子は演算増幅器の出力に接続され、第 1端子は、更に、第1抵抗を介して反転入力に接続され、反転入力はまた第2抵 抗を介して接地に接続され、信号発生器は第3抵抗を介して非反転入力に接続さ れ、第2端子は第4抵抗を介して非反転入力に接続される。好ましくは、電気測 定回路は、更に、第1緩衝増幅器と第2緩衝増幅器とを含み、第1緩衝増幅器は 第1端子と第1抵抗との間に接続され、第2緩衝増幅器は第2端子と第4抵抗と の間に接続される。 本発明による測定回路は、DUMを通過する測定信号を、負荷を通過する信号 から独立して選択可能とするだけでなく、これを簡単に且つ僅かな費用で行う。 更に、本発明による測定回路は、演算増幅器の周波数応答によってのみ制限され る広い周波数範囲において精度が高い。本発明の多数の他の特徴、目的および利 点は、以下の説明を添付図面と関連付けながら読むことによって明白となろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による測定回路の例示的実施形態を示す。 図2は、本発明による測定回路の代替実施形態を含む、本発明による測定シス テムの例示的実施形態を示す。 図3は、従来技術のソーヤータワー回路を用いて行った分極切替電荷測定につ いての、1平方センチメートル当たりのマイクロクーロンを単位とする分極と秒 を単位とする時間との関係を示すグラフである。 図4は、図2の測定回路を用いて行った分極切替電荷測定についての、1平方 センチメートル当たりのマイクロクーロンを単位とする分極と秒を単位とする時 間との関係を示すグラフである。 図5は、従来技術のソーヤータワー回路について測定した入力波形パルスに対 する、ボルトを単位とする電圧とマイクロ秒を単位とする時間との間の関係を示 すグラフである。 図6は、図2の測定回路について測定した入力波形パルスに対する、ボルトを 単位とする電圧とマイクロ秒を単位とする時間との関係を示すグラフである。 図7は、本発明による測定回路の好適な実施形態を含む、本発明による測定シ ステムの好適な実施形態を示す。 図8及び図9は、図7の測定システムの詳細を示す。 好適な実施形態の説明 図1に注意を向けると、本発明にしたがう測定システム10の一例が示されて いる。測定システム10は、被測定デバイス(DUM)12、演算増幅器14、 負荷コンデンサ18、及び抵抗20〜23を含む測定回路40と、更に、信号発 生器16及びオシロスコープ26を含む。接地を30で示す。オシロスコープ2 6は、各測定パルスで負荷コンデンサ18を流れる電流又は電荷を測定する。図 示の実施形態では、DUMはコンデンサのような二端子デバイスであるが、他の 電気デバイスであってもよい。なお、「電気的」及び「電子的」という用語は、 ここでは同等の意味であることは理解されよう。即ち、ここでは、「電子的」と いう用語は、従来の「電子的」という用語に含まれる全て、および従来の「電気 的」という用語に含まれる全ても包含するものとする。同様に、「電気的」とい う用語は、従来の「電気的」という用語に含まれる全て、及び従来の「電子的」 という用語に含まれる全ても包含するものとする。DUM12は、第1端子34 と第2端子36とを有する。演算増幅器14の出力は、DUM12の第1端子3 4に接続され、一方、第2端子36は負荷18を介して接地に接続される。負荷 18は、図示の実施形態ではコンデンサであるが、抵抗、抵抗又はコンデンサの 組み合わせ、あるいは1つ以上の他の電子デバイスとしてもよい。DUM12の 第1端子34はまた、抵抗21を介して、演算増幅器14の反転入力に接続され る。また、演算増幅器14の反転入力は、抵抗20を介して接地に接続される。 DUM12の第2端子36はまた、抵抗23を介して、演算増幅器14の非反転 入力に接続される。また、演算増幅器14の非反転入力は、抵抗22を介して、 信号発生器16の出力37に接続される。オシロスコープ26は、DUMの第2 端子と接地との間に接続される。なお、オシロスコープへの接続には、通常、同 軸ケーブルを用い、その外側の導体は接地され、接地は図では矩形27で表され ていることを注記しておく。信号発生器16もまた、接地に接続される。 例示の測定回路40の好適な実施形態では、抵抗20はRの値を有し、一方抵 抗21は値aRを有し、抵抗22はrの値を有し、また抵抗23は値arを有す る。この構成では、演算増幅器14および抵抗20〜23を含む回路は、利得が 「a」の可変基準増幅器を形成する。信号発生器16が振幅「V」のAC出力信 号を供給する場合、回路40は振幅が「axV」のAC信号をDUM12を通し て印加する。DUM12に印加される信号が演算増幅器14の電圧および電流コ ンプライアンスならびに動作帯域内にある限り、DUM12に印加される信号の 形状および振幅は、DUMのインピーダンスまたは負荷コンデンサの両端の電圧 には無関係に、歪みなく維持される。負荷コンデンサ18のインピーダンスが、 抵抗22および23の合成インピーダンスに比較して小さい場合、負荷コンデン サ18の両端の電圧は、概ね、DUM内において変位される電荷に比例する。し たがって、従来技術の測定回路と比較して、オシロスコープ26による負荷18 の両端間の電圧の測定では、所定の振幅の信号パルスがDUMを通して変位する 電荷の測定の精度の向上が得られる。 図2は、本発明にしたがう測定回路50の代替実施例を含む、本発明による測 定システム100の実施例を示す。測定回路50は、DUM52、演算増幅器5 4、緩衝増幅器56及び58、負荷62、抵抗71〜75、50オーム・ケーブ ル84〜86、ならびに撚り線対(twisted pair)82を含む。測定システム1 00は、回路50に加えて、信号発生器60、オシロスコープ66、コンピュー タ64、ならびに接続ケーブル97および98を含む。回路40と同様に、回路 50は、接地と演算増幅器54の反転入力との間に接続され値「R」を有する抵 抗72、演算増幅器54の反転入力とDUM52の第1端子91との間に接続さ れ値「aR」を有する抵抗71、信号発生器60の出力93と演算増幅器54の 非反転入力との間に接続され値「r」を有する抵抗74、DUM52の第2端子 92と演算増幅器54の非反転入力との間に接続され値「ar」を有する抵抗7 5、および入力61がDUM52の第2端子92に接続され且つその出力63が 接地に接続された負荷回路62を含む。従って、図2の回路50は、入力がDU M52の第1端子91に接続され且つ出力95が抵抗71に接続された緩衝増幅 器58と、入力がDUM52の第2端子92に接続され且つ出力96が抵抗75 に接続された緩衝増幅器56とを含むことを除いて、図1の回路40と本質的に 同一である。加えて、システム100は、オシロスコープ66のチャネル1が直 列の同軸ケーブル86および抵抗70を通じてバッファ58の出力95に接続さ れ、オシロスコープ66のチャネル2が直列の同軸ケーブル85および抵抗77 を通じてバッファ56の出力96に接続され、信号発生器60の出力93が同軸 ケーブル84を通じて抵抗74に接続され、同軸ケーブル84と抵抗74との間 のノードが抵抗73を介して接地に接続され、DUM52が撚り線対82を通じ て回路50の残りに接続され、コンピュータ64がケーブル97を通じてオシロ スコープ66の出力を受け取り且つケーブル98を通じて信号発生器60の出力 を制御する、という点において一層精巧度を増している。図2では、負荷62は 、概略的に、抵抗76およびコンデンサ80を含む回路62として示されている 。尚、負荷62は、DUMおよび測定すべき当該DUMの電子的パラメータによ っては、抵抗のみ、コンデンサのみ、または他のいずれか適切な負荷回路を含み 得ることは理解されよう。 緩衝増幅器56及び58は、演算増幅器54に適正なフィードバックを与え、 同時に、電流がDUMから緩衝を介して接地に流れるのを防止することにより、 DUMから接地への有効な経路のみが負荷62を通過し、負荷62を通過する電 流がDUM52を通過する電流と同一となることを保証する。また、緩衝増幅器 56および58は、信号をオシロスコープ66に搬送する各伝送ケーブル85及 び86のためのライン・ドライバとしても機能する。これによって、ケーブル8 5及び86を適正に終端し、インピーダンス不整合の結果として高周波数におい て発生するリンギングを解消することが可能となる。緩衝増幅器56および58 を介してフィードバック・レッグ(feedback Ieg)を接続することにより、短絡回 路に対する保護を備える。撚り線対82は、磁気ワイヤ(magnet wire)のような 、極細ワイヤで作ることが好ましい。かかる撚り線対を用いて信号をDUM52 に搬送することにより、高周波数において問題となり得るあらゆるストレイ・イ ンダクタンス(stray inductance)を抑制する。抵抗70及び80は、本質的に 、電圧デバイダを構成し、緩衝増幅器によって出力される電圧を、オシロスコー プ66への入力に一層適したレベルに分割する。コンピュータ・キーボード88 を用いて、信号発生器60を制御するソフトウエア・プログラムにデータを入力 する。また、ソフトウエア・プログラムは、オシロスコープ66からのデータを 受け取り、表示し、また、印刷する。 以下で論ずる測定を行う際に、抵抗70ないし75を、それぞれ、450オー ム、2.2キロオーム、1.1キロオーム、50オーム、500オーム、および1 キロオームとした。負荷62は650ピコファラッドのコンデンサとした。すな わち、「a」は2に等しく、「R」は1.1キロオームに等しく、「r」は50 0オームに等しくした。抵抗70の上述の値は、オシロスコープ66のチャネル 1への入力を10対1デバイダとし、抵抗77の上述の値は、オシロスコープ6 6へのチャネル2入力を2対1デバイダとした。緩衝増幅器56及び58はアナ ログ・デバイスイズ(Analog Devices)社のBUF04緩衝増幅器とし、演算増 幅器54は、これもアナログ・デバイスイズ社のAD 811オペ・アンプとし た。図2の実施形態では、信号発生器60はヒューレット・パッカード社(Hewle tt Packard Company)のHP8115Aとし、オシロスコープ66はこれもヒュ ーレット・パッカード社のHP54504Aとし、コンピュータ64はIBMコ ンパチブルの486コンピュータとし、ケーブル40及び98はHPIB通信バ スとした。このバスはGPIBバス又はIEEE488標準インターフェース と呼ばれてる場合もある。同軸ケーブル84、85及び86は、特性インピーダ ンスが50オームの標準的な同軸ケーブルとした。これら構成部品全てには、他 の値も勿論使用可能である。例えば、演算増幅器54ならびに緩衝増幅器56及 び58は、他のいずれか適当な市販の増幅器または特注の増幅器としてもよく、 あるいは集積回路または単体の様々な回路としてもよい。 以下で論ずる測定においては、DUMは強誘電体コンデンサとし、負荷エレメ ント62は650ピコファラッド線形コンデンサとした。DUMを強誘電体コン デンサとした場合、負荷エレメント62は、コンデンサ、抵抗、またはこれら2 つの組み合わせとしてもよい。抵抗のみを用いる場合、負荷抵抗の両端間の電圧 は、DUM52を流れる電流に比例する。従って、電流を時間に対して積分する ことにより、電荷を算出することができる。負荷コンデンサのみを用いる場合、 この負荷コンデンサの両端間の電圧は、DUM52を流れる電荷に比例し、電荷 を時間に対して微分することによって電流を算出することができる。コンデンサ および抵抗の組み合わせ、またはいずれかの他のエレメントの組み合わせを負荷 62として用いる場合、当技術分野では公知の数式を用いて、負荷62の両端間 の電圧から、変位電荷および電流を算出することができる。 AC電圧信号をDUM52に印加し、DUM内の結果的な電流を測定すること によって、オームの法則からDUMのインピーダンスを電圧および周波数の関数 として算出することができる。好ましくは、かかる測定では、抵抗を負荷62と して用いる。DCバイアスをDUM52に印加することにより、DUM52のD C漏れ電流を測定することができる。DC電圧を変化させることにより、漏れ電 流を電圧の関数として得ることができる。本発明の測定回路50を用いて、次に 示す薄膜コンデンサの電気的パラメータを、電圧および周波数の関数として測定 した。1)抵抗、容量(キャパシタンス)およびインダクタンス、2)複素誘電 率、3)強誘電性、常誘電性(paraelectric)、および誘電性の分極(polariza tion)ならびに電流、および4)時間依存性絶縁破壊(time-dependent dielect ric breakdown)。これまでの説明から、コンデンサだけでなく、広い範囲におよ ぶ様々なその他の電気デバイスおよび電子デバイスについても、これらおよび他 の多くの電気的パラメータを測定可能であることは明白である。 図3および図4は、従来技術のソーヤータワー回路を用いて行った強誘電性コ ンデンサの強誘電分極のPUND型測定(図3)を、本発明による測定回路の好 適な実施形態を用いて行ったその測定(図4)とを比較するものである。双方の 図において、1平方センチメートル当たりのマイクロクーロンを単位として測定 された強誘電分極を、秒を単位とする時間の関数としてプロットした(グラフに した)。従来技術のソーヤータワー回路を用いて行った測定では、測定は、本発 明による回路について測定された分極のわずか約半分である極値間で振動してい る。図2の回路を用いて行った測定には、リンギングがなく、且つ従来の回路を 用いて測定したものよりもはるかに高い分極が明示されている。 図5および図6は、従来技術のソーヤータワー回路について(図5)及び本発 明による図2の測定回路について(図6)の、DUMへの入力波形を比較する。 双方の図において、入力電圧は、マイクロ秒を単位とする時間の関数として、期 間が1マイクロ秒の5ボルト電圧パルスについて測定した。(目盛りは2つの図 で多少異なっている)。ソーヤータワー回路の入力パルスの方が、立ち上がりお よび立ち下がりが緩やかであり、立ち上がり時に振動を含み、半立ち上がり点か ら半立ち下がり点までの測定パルス長は、実際には1マイクロ秒ではない。本発 明による回路の入力パルスの方が格段に方形に近く、1マイクロ秒期間パルスに 対する最適なパルス形状に非常に近い形となっている。 次に図7に移ると、本発明による測定システム700の好適な実施形態が示さ れている。測定システム700は、好適な測定回路750を含む。システム70 0は図2のシステム100と本質的に同一であり、それに以下の変更を加えたも のとして恐らく容易に理解することができよう。図2の緩衝増幅器56は、小さ な入力バイアス電流および大きな帯域幅の双方を与える精巧度を高めた緩衝増幅 器756(点線で囲まれた部分)と置換されている。緩衝増幅器756は、増幅 器757及び740、コンデンサ742、ならびに抵抗743〜745を含む。 ダイオード731〜736及び関連する回路によって、静電放電保護を設けた。 抵抗70および77は、可変抵抗770および777で置換し、更に抵抗774 に直列に可変抵抗778を追加することによって、入力インピーダンスおよび出 力インピーダンスの制御を一層便利に且つ高精度にした。負荷62をプログラム 可能な負荷762および負荷制御回路765で置換し、負荷をコンピュータ76 4で選択可能とした。緩衝増幅器58を再配置し、オシロスコープのチャネル1 に出力787を駆動する際の帯域幅を拡大した。 測定回路750は、DUM752、演算増幅器754、緩衝増幅器756およ び758、負荷762、可変抵抗770、777及び778、抵抗771〜77 5、ダイオード731〜736、ならびに撚り線対782を含む。測定システム 700は、回路750に加えて、信号発生器760、オシロスコープ766、コ ンピュータ764、50オーム・ケーブル784〜786、ならびに接続ケーブ ル797、798、799、および701を含む。回路40及び50と同様、回 路750は、接地と演算増幅器754の反転入力との間に接続され値「R」を有 する抵抗772、演算増幅器754の反転入力とその出力およびDUM752の 第1端子791との間に接続され値「aR」を有する抵抗771、信号発生器7 60からの入力線793と演算増幅器754の非反転入力との間に接続され値「 r」を有する抵抗774および778、DUM752の第2端子792(緩衝増 幅器756を介して)と演算増幅器754の非反転入力との間に接続され値「a r」を有する抵抗775、ならびに入力761がDUM752の第2端子792 に接続され且つ出力763が接地に接続された負荷回路762を含む。この回路 の好適な実施形態では「a」はこの場合も2であるが、「R」及び「r」は好適 には500オームである。緩衝増幅器758はその入力が、DUM752の第1 端子791及び演算増幅器754の出力に接続され、その出力が、可変抵抗77 0及び同軸ケーブル786を通じてオシロスコープ766のチャネル1を駆動す る。また、演算増幅器754の出力と緩衝増幅器758の入力との間のノード7 55は、ダイオード731を介して正電圧電源+Vsに接続され、そのダイオー ドのカソードが+Vs電源を向いており、更にダイオード732を介して負電源 電圧−Vsに接続され、そのダイオードのアノードが−Vs電源を向いている。 緩衝増幅器756は、その入力737がDUM752の第2端子792に接続さ れ、その出力796が抵抗775を介して演算増幅器754の非反転入力に接続 される。また、出力796は、可変抵抗777を介して、出力ライン788に接 続される。出力ライン788は同軸ケーブル785を通じてオシロスコープ76 のチャネル2に接続される。入力ライン793は、同軸ケーブル784を通じて 信号発生器760に、及び抵抗773を介して接地に接続される。DUM752 は撚り線対782を通じて回路750の残りに接続されており、コンピュータ7 64は、ケーブル797を通じてオシロスコープ766の出力を受け取り、ケー ブル798を通じて信号発生器760の出力を制御し、ケーブル799を通じて 出力信号を制御回路765に供給する。一方、制御回路765はケーブル701 を通じて可調節負荷762を動作させる。図7では、可調節負荷762は、概略 的に、複数の抵抗776および複数のコンデンサ780を含む回路762として 示されている。制御回路765および可調節負荷回路762の詳細は図8及び図 9に示し、以下で論ずることにする。 先に示したように、緩衝増幅器756は、増幅器757、演算増幅器740、 コンデンサ742、および抵抗743〜745を含む。緩衝増幅器756の入力 739は、抵抗743を介して演算増幅器740の非反転入力746に、及びコ ンデンサ742を介して増幅器757の入力に接続される。尚、オプションとし て、信号におけるバウンス(はね返り)を減らし安定性を高めることが望ましい 場合、コンデンサ742と増幅器757の入力との間に約100オームの抵抗を 挿入可能であることを注記しておく。しかしながら、ほとんどの用途では、追加 の抵抗がなくとも、信号は十分に安定的である。演算増幅器740の出力748 は、抵抗745を介して接地に、及び抵抗744を介して増幅器757の入力に 接続される。増幅器757の出力796は、緩衝増幅器756の出力を与える。 また、出力796は、演算増幅器740の反転入力747に、および可変抵抗7 77及び同軸ケーブル785を通じてオシロスコープ766のチャネル2に接続 される。さらに、出力796は、ダイオード735のアノードおよびダイオード 736のカソードに接続される。ダイオード735のカソードは正電圧源+Vs に接続され、ダイオード736のアノードは負電圧源−Vsに接続される。緩衝 増幅器756の入力737は、並列なダイオード対733および734を介して その出力796に接続され、ダイオード733のアノードは出力796に接続さ れ、ダイオード734のアノードは入力737に接続される。 先に示したように、図7の実施例は、小さな入力バイアス電流及び広い帯域幅 の双方を有する緩衝増幅器回路756を提供する。これは、2つの増幅器757 及び740を一緒に用いることによって達成される。演算増幅器740は、小さ な入力バイアス電流及び比較的狭い帯域幅を有する。この増幅器740は低周波 数信号を通す。何故なら、それは抵抗743を介して入力737にDC結合され るからである。増幅器757は大きな入力バイアス電流および広い帯域幅を有す る。これは高周波数信号を通す。何故なら、それはコンデンサ742を介して入 力737にAC結合されるからである。増幅器740の出力は、抵抗744を介 して増幅器757に入力バイアス電流を供給する。増幅器757の出力電圧は増 幅器740の反転入力によって検知されるので、緩衝増幅器の入力737と緩衝 増幅器の出力796との間にDCオフセットは生じない。高周波数信号はコンデ ンサ742を介して増幅器757を直接に通過する。その正味の結果として、緩 衝増幅器756は、増幅器740の入力バイアス電流及び増幅器757の全帯域 幅、更に幾らかの追加の低周波数帯域を有することになる。 好適な実施形態においては、増幅器757はアナログ・デバイスイズ社のBU F−04緩衝増幅器であり、増幅器740はアナログ・デバイスイズ社のAD− 546オペ・アンプであり、コンデンサ742は1ナノファラッドのコンデンサ であり、抵抗743、744、745はそれぞれ100キロオーム(kオーム)、 1メガオーム、10キロオームであり、供給電圧はそれぞれ+15ボルトおよび −15ボルトである。この構成では、緩衝増幅器756は、少なくとも35メガ ヘルツの帯域幅、および約1ピコアンペアの入力バイアス電流を有する。 また、図7の実施形態は、測定回路750に対するESD保護も提供する。第 1DUM端子791が、ダイオード731および732を介して、電源レールに 接続されている。これは、DUMを接続する場合に発生し得るESDに対する保 護を提供する従来の方法である。しかしながら、従来のESD保護が緩衝増幅器 756の入力739に対して提供されると、ダイオードを通じての漏れ電流が測 定を妨害し得る。図7に示す実施形態では、ダイオード733および734は、 通常動作では、それらを通しての電圧バイアスがない。したがって、それらを通 じての漏れもない。しかしながら、第2DUM端子792がESDの発生源にさ らされると、ダイオード733および734の両端間に大きな電圧が発生する。 これによって、ダイオードが静電荷を導通させ、ダイオード735および736 を介して放電する。 図8及び図9に移る。可調節(調節可能)負荷762と、負荷制御回路765 と、制御回路765とコンピュータ764(図7)との間にあるインターフェー ス810と、コンピュータ764、オシロスコープ766、信号発生器760、 および測定回路750の間のコネクタ840と、制御回路765との詳細が示さ れている。好適な実施形態では、可調節負荷762は、アナログ・デバイスイズ 社から入手可能な2つのADG431 CMOSスイッチ820および830、 抵抗776、コンデンサ780、ならびにアロマット社(Aromat Corp.)から入手 可能な2つのTQ255−L−5Vリレー816および818を備える。好適な 実施形態では、制御回路765は、マイクロチップ・テクノロジ社(MicrochipTe chnology,Inc.)から入手可能なP1C16C74集積回路から成り、インター フェース810は、マキシム社(Maxim,Inc.)から入手可能なMAX232A R S−232インターフェース、又はアナログ・デバイスイズ社のADM232A RS−232インターフェースである。コネクタ840は従来からのピン型の コネクタである。コネクタ840のオシロスコープのチャネル1、関数発生器、 及びオシロスコープのチャネル2のソケットは、測定回路750のライン787 、793及び788にそれぞれ接続される。測定回路750のライン761は、 リレー816の8番ピンに接続される。コネクタ840のRS−232INおよ びRS−232OUTのソケットはそれぞれにインターフェース810の13番 ピンおよび14番ピンに接続される。インターフェース810の6番ピンはコン デンサ811を介して接地に接続され、インターフェース810の4番ピンと5 番ピンはコンデンサ812を介して接続され、インターフェース810の1番ピ ンと3番ピンはコンデンサ813を介して接続され、インターフェース810の 2番ピンと16番ピンはコンデンサ814を介して接続される。また、16番ピ ンは+5ボルト電源に接続され、15番ピンは接地される。 集積回路(IC)765の入力及び出力は、ピン番号の代わりに、RC0のよ うな内部信号に関して与えられている。何故なら、集積回路の入出力(in outs) はパッケージ・オプションが異なると異なってしまうため、ピン番号が曖昧にな るからである。当業者はここの記載及びICに付随の説明書からIC765の設 定方法を明確に理解するであろう。インターフェース810の10番ピンおよび 11番ピンは、それぞれ、IC765のRC6およびRC7信号に接続される。 CMOSスイッチ820におけるマイクロスイッチ821〜823の各々のドレ イン、及びCMOSスイッチ830におけるマイクロスイッチ831〜834の 各々のドレインは、接地767に接続される。CMOSスイッチ820のマイク ロスイッチ821〜824のIN(イン)ラインはIC765のRB7、RB6 、RB5、RB4信号に接続される。CMOSスイッチ830のマイクロスイッ チ831〜834のINラインは、それぞれ、IC765のRB3、RB2、R B1、RB0信号に接続される。マイクロスイッチ821のソースは、並列に接 続された抵抗851およびコンデンサ871を介して、マイクロスイッチ824 のドレインに接続される。マイクロスイッチ822のソースは、並列に接続され た抵抗852及びコンデンサ872を介して、マイタロスイッチ824のドレイ ンに接続される。マイクロスイッチ823のソースは、並列に接続された抵抗8 53及びコンデンサ873を介して、マイクロスイッチ824のドレインに接続 される。また、マイクロスイッチ824のドレインは、並列に接続された抵抗8 54及びコンデンサ874を介して、接地にも接続される。マイクロスイッチ8 24のソースは、並列に接続された抵抗855お及びコンデンサ875を介して 、接地に接続される。リレー818の2番ピンは、並列に接続された抵抗856 及びコンデンサ876を介して、接地に接続される。リレー818の7番ピンは 、接地に接続される。リレー818の9番ピンは抵抗857を介して接地に接続 される。また、リレー818の9番ピンは、抵抗858〜861を介して、それ ぞれ、各マイクロスイッチ831〜834のソースにも接続される。IC765 のACLR信号は抵抗862を介して+5ボルト電圧源に接続される。IC76 5のVdd信号は+5ボルト電圧源に接続され、Vss信号は接地に接続される 。OSC2信号及びOSC1信号は、それぞれ、コンデンサ877および878 を介して接地に接続され、更に、発振器866を介して接続される。IC765 のRC0信号及びRCI信号は、それぞれ、リレー816の1番ピン及び10番 ピンに接続される。IC765のRC2信号及びRC3信号は、それぞれ、リレ ー 818の1番ピン及び10番ピンに接続される。リレー816の7番ピン及び9 番ピンは、それぞれ、リレー818の3番ピン及び8番ピンに接続される。 図8および図9の回路の好適な実施形態では、コンデンサ811ないし814 は、各々0.1マイクロファラッドであり、コンデンサ871〜878は、それ ぞれ、1マイクロファラッド、100ナノファラッド、8.2ナノファラッド、 1ナノファラッド、100ピコファラッド、10ピコファラッド、15ピコファ ラッド、および15ピコファラッドである。抵抗851〜862は、それぞれ、 100キロオーム、1メガオーム、10メガオーム、100メガオーム、1ギガ オーム、10ギガオーム、100キロオーム、10キロオーム、1キロオーム、 100オーム、10オーム、および10キロオームとすることが好ましい。発振 器866は、4ミリヘルツ水晶発振器とすることが好ましい。 測定システム700は、次のように動作する。IC765は、コンピュータ7 64からのコマンドに応答して、出力ピンRC0〜RC3およびRB0〜RB7 の個々のものの出力電圧を、高電圧状態(+5V)又は低電圧状態(0V)のい ずれかに設定する。リレー816および818の1番ピンおよび10番ピンは、 リレー816、818内のコイル881、882をまたがって接続される。コイ ルはリレーのパッケージ内にあるので破線で示されている。各リレーの3番ピン および8番ピンは、884のようなスイッチに接続される。スイッチ884〜8 87は、図面ではそれらのデフォルト状熊にあるものとして示されており、ピン 番号2および3、及びピン番号8および9を接続している。882のようなコイ ルが付勢されると、886および887のようなスイッチは、3番ピンおよび4 番ピンを、及び7番ピンおよび8番ピンを接続するように切り替わる。リレーは ラッチ可能とし、コイル881および882への信号によって再度切り替えられ るまで、リレーは切り替えられた位置に留まることが好ましい。したがって、適 切なRC0およびRCI信号がIC765によって出力されると、ライン761 は、リレー818の8番ピンに接続されている状態から、リレー818の3番ピ ンに接続される状態に切り替えられる。そして、適切なRC2およびRC3信号 がIC765によって出力されると、リレー818の3番ピンからの回路が、抵 抗856およびコンデンサ876を通過する状態から、抵抗855およびコンデ ンサ876を通過する状態に切り替えられ、他の抵抗およびコンデンサがスイッ チ820を介してこの回路に接続される。同様に、リレー818のピン番号8か らの回路が、抵抗857及びスイッチ830を介して回路に接続されている他の 抵抗を通過する状態から、接地に直接至る状態に切り替えられる。同様に、適切 なRB0〜RB7信号がIC765から出力されると、スイッチ820および8 30の所望のものが活性化され、抵抗851〜854および858〜861なら びにコンデンサ871〜874の選択されたものを、負荷回路に含ませる。ユー ザはキーボード788を通じてコマンドを入力し、特定の測定に望ましい負荷を 示す。コンピュータ764は、そのメモリ内のテーブルを参照し、可調節負荷6 2を所望の負荷または使用可能な最も近い選択可能な負荷を設定するためにIC 765に送らなければならない信号を決定する。通常、選択された負荷が正確に 所望の負荷であるか否かは問題にはならない。何故なら、選択された負荷が所望 の負荷に適度に近ければ、有用な測定を行うことができるからである。次に、コ ンピュータ764は、テーブルが示す信号を送り、モニタ765を通じてユーザ に、設定しようとする負荷を示す。集積回路765は、RS−232インターフ ェース810を介して送られたコンピュータ764からの選択されたコマンドに 応答して、IC765がその出力ピンRC0〜RC3およびRB0〜RB7上の 電圧を適切に設定し、リレー816および818ならびにCMOSスイッチ82 0および830の回路を開くかまたは閉じるようにして、選択された負荷を測定 回路750と接地との間に配置するように、プログラムされている。次に、コン ピュータは信号発生器760に、所望の信号を測定回路750に供給するように 命令し、測定回路は出力をオシロスコープ766のチャネル1及び2に供給し、 オシロスコープは出力をコンピュータ764に送り、コンピュータはモニタ76 5上にそれを表示し、更に、ユーザによる要求に応じてプリンタ(図示せず)で それを印刷する。一連の負荷及び/又は信号は、コンピュータ764内にプログ ラムすることにより、コンピュータ764が予め規定された一連の測定を自動的 に実行することが可能である。また、DUMからの信号が余りに小さくてバック グラウンド・ノイズから引き出すのが困難である場合、又はDUMからの信号が 余りに大きくてシステムの平衡を崩し電流またはその他の望ましくないフィード バックを信号発生回路に流し得るような場合には、コンピュータはオシロスコー プ766からの入力を用いて負荷を自動的に調節することができる。 図2または図7のいずれかの測定回路50、750は、DUM52、752お よび負荷62、762を備えるDUM/負荷回路78、728と、演算増幅器5 4、754および抵抗71〜75、771〜775を備える信号発生回路68、 768との組み合わせと見なすことができる。本発明の特徴は、DUM/負荷回 路78、728が信号発生回路に電圧フィードバックを与えつつ、電流に関して は信号発生回路68、768から分離されるようにすることである。例えば、回 路50において、バッファ56、58は、DUM/負荷回路78を信号発生回路 68から分離することにより、DUM/負荷回路78と信号発生回路68との間 の接続部を通じた電流の流れを防止する。同様に、回路750においては、バッ ファ756がDUM/負荷回路728を信号発生回路768から分離することに より、接続部を通じた信号の流れを防止する。 本発明の別の特徴は、DUM/負荷回路78、728から信号発生回路に、フ ィードバック回路79、779を通じてのフィードバックが与えられ、信号発生 回路が、DUMの両端間に所定の電圧を維持可能とすることである。 また本発明の特徴は、負荷18、62、762の両端間の電圧が、演算増幅器 14、54、754への基準電圧を提供することである。本発明の別の特徴は、 DUMの第1端子34、91、791が、DUM両端間に所望の所定電圧を維持 する電圧に浮かせられるようにしたことである。即ち、DUMの第2端子36、 92、792上の電圧は、演算増幅器への基準電圧として入力され、演算増幅器 はその出力を、DUM両端間の電圧降下が所定の電圧となるような電圧に保持す る。従って、電気的パラメータの測定は、常に、DUM両端間に印加される正確 な既知の電圧に対するものであり、印加電圧の低精度による誤差は解消される。 前述の2つの特徴の組み合わせは、電圧、電流またはその他の測定される負荷パ ラメータが測定許容度よりも常に大幅に高くなるような負荷の選択を許容し、そ のため測定が常に高精度で行われる。即ち、回路の残り部分がDUM両端間に自 動的に所定の電圧を印加することがわかっているので、負荷に対する電気的パラ メータの測定が最適化されるように負荷を選択することができる。 本発明の更に別の特徴は、DUM12、52、752から流出する電流または これらを通過する電流は、負荷18、62、762を通過する電流と同一である ことである。図1の回路では、抵抗22および23ならびに負荷を適正に選択す るのであれば、これにかなり近い状態となる。図2および図7の回路では、緩衝 増幅器56、756および58が、バッファ・アプライヤ(applier)の公差内で これが成り立つことを保証する。公差は従来技術の回路の低精度と比較すると通 常は極端に小さい。 本発明の関連する特徴の1つは、緩衝増幅器が演算増幅器の入力への電流の流 れを制御することである。従って、DUM52、752および負荷62、762 を含む回路50、750の部分から得られるオフセット電流は、実質的に除かれ る。 以上、印加電圧に応答して電流、電荷およびその他の電子的パラメータを測定 する新規な装置および方法について説明した。尚、図に示しこの明細書に記載し た特定の実施形態は例示の目的のためのものであり、以下の請求の範囲に記載す る本発明を限定するものと解釈すべきではないことは理解されよう。更に、当業 者は今や本発明の概念から逸脱することなく、記載した具体的な実施形態の多数 の使用および変更が可能であることは明白である。例えば、所定の電圧がDUM 両端間に印加されること及びDUMを通過する電流が負荷を通過する電流と同一 であることを保証する演算増幅器のような回路の利点から、他のかかる回路も考 案することが可能であろう。多種多様の負荷エレメント又は回路が使用可能であ る。更に、本発明の装置及び方法を、他の電子エレメント及びプロセス・ステッ プと組み合わせて、記載した装置および方法の変形を得ることも可能である。あ るいは、等価の回路およびプロセスで、記載した種々の回路およびプロセスに代 替することも可能である。したがって、本発明は、ここに記載した測定装置およ び方法の中に存在し、またそれらが有する新規の特徴の各々およびその全て、な らびに特徴の新規な組み合わせを包含するものとして解釈すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年3月20日(1998.3.20) 【補正内容】 DUM12に印加される信号が演算増幅器14の電圧および電流コンプライアン スならびに動作帯域内にある限り、DUM12に印加される信号の形状及び振幅 は、DUMのインピーダンスまたは負荷コンデンサの両端の電圧には無関係に、 歪みなく維持される。負荷コンデンサ18のインピーダンスが、抵抗22および 23の合成インピーダンスに比較して小さい場合、負荷コンデンサ18の両端の 電圧は、概ね、DUM内において変位される電荷に比例する。したがって、従来 技術の測定回路と比較して、オシロスコープ26による負荷18の両端間の電圧 の測定では、所定の振幅の信号パルスがDUMを通して変位する電荷の測定の精 度の向上が得られる。 図2は、本発明に従う測定回路50の代替実施例を含む、本発明による測定シ ステム100の実施例を示す。測定回路50は、DUM52、演算増幅器54、 緩衝増幅器56および58、負荷62、抵抗71〜75、50オーム・ケーブル 84〜86、ならびに撚り線対(twisted pair)82を含む。測定システム10 0は、回路50に加えて、信号発生器60、オシロスコープ66、コンピュータ 64、ならびに接続ケーブル97および98を含む。回路40と同様に、回路5 0は、接地と演算増幅器54の反転入力との間に接続され値「R」を有する抵抗 72、演算増幅器54の反転入力とDUM52の第1端子91との間に接続され 値「aR」を有する抵抗71、信号発生器60の出力93と演算増幅器54の非 反転入力との間に接続され値「r」を有する抵抗74、DUM52の第2端子9 2と演算増幅器54の非反転入力との間に接続され値「ar」を有する抵抗75 、および入力61がDUM52の第2端子92に接続され且つその出力63が接 地に接続された負荷回路62を含む。従って、図2の回路50は、入力がDUM 52の第1端子91に接続され且つ出力95が抵抗71に接続された緩衝増幅 器58と、入力がDUM52の第2端子92に接続され且つ出力96が抵抗75 に接続された緩衝増幅器56とを含むことを除いて、図1の回路40と本質的に 同一である。加えて、システム100は、オシロスコープ66のチャネル1が直 列の同軸ケーブル86及び抵抗70を通じて緩衝58の出力95に接続され、オ シロスコープ66のチャネル2が直列の同軸ケーブル85及び抵抗77を通じて バッファ56の出力96に接続され、信号発生器60の出力93が同軸ケーブル 84を通じて抵抗74に接続され、同軸ケーブル84と抵抗74との間のノード が抵抗73を介して接地に接続され、DUM52が撚り線対82を通じて回路5 0の残りに接続され、コンピュータ64がケーブル97を通じてオシロスコープ 66の出力を受け取り且つケーブル98を通じて信号発生器60の出力を制御す る、という点において一層精巧度を増している。図2では、負荷62は、概略的 に、抵抗76およびコンデンサ80を含む回路62として示されている。尚、負 荷62は、DUMおよび測定すべき当該DUMの電子的パラメータによっては、 抵抗のみ、コンデンサのみ、または他のいずれか適切な負荷回路を含み得ること は理解されよう。 緩衝増幅器56及び58は、演算増幅器54に適正なフィードバックを与え、 同時に、電流がDUMからバッファを介して接地に流れるのを防止することによ り、DUMから接地への有効な経路のみが負荷62を通過し、負荷62を通過す る電流がDUM52を通過する電流と同一となることを保証する。また、緩衝増 幅器56および58は、信号をオシロスコープ66に搬送する各伝送ケーブル8 5及び86のためのライン・ドライバとしても機能する。これによって、ケーブ ル85及び86を適正に終端し、インピーダンス不整合の結果として高周波数に おいて発生するリンギングを解消することが可能となる。緩衝増幅器56および 58を介してフィードバック・レッグ(feedback leg)を接続することにより、短 絡回路に対する保護を備える。撚り線対82は、磁気ワイヤ(magnet wire)のよ うな、極細ワイヤで作ることが好ましい。かかる撚り線対を用いて信号をDUM 52に搬送することにより、高周波数において問題となり得るあらゆるストレイ ・インダクタンス(stray inductance)を抑制する。抵抗70及び77は、本質 的に、電圧デバイダを構成し、緩衝増幅器によって出力される電圧を、オシ ロスコープ66への入力に一層適したレベルに分割する。コンピュータ・キーボ ード88を用いて、信号発生器60を制御するソフトウエア・プログラムにデー タを入力する。また、ソフトウエア・プログラムは、オシロスコープ66からの データを受け取り、表示し、また、印刷する。 以下で論ずる測定を行う際に、抵抗70ないし75を、それぞれ、450オー ム、2.2キロオーム、1.1キロオーム、50オーム、500オーム、および1 キロオームとした。負荷62は650ピコファラッドのコンデンサとした。すな わち、「a」は2に等しく、「R」は1.1キロオームに等しく、「r」は50 0オームに等しくした。抵抗70の上述の値は、オシロスコープ66のチャネル 1への入力を10対1デバイダとし、抵抗77の上述の値は、オシロスコープ6 6へのチャネル2入力を2対1デバイダとした。緩衝増幅器56及び58はアナ ログ・デバイスイズ(Analog Devices)社のBUF04緩衝増幅器とし、演算増 幅器54は、これもアナログ・デバイスイズ社のAD 811オペ・アンプとし た。 11. 請求項1に記載の電気測定回路であって、更に、複数の負荷(890) を含むプログラム可能負荷回路(762)と、該プログラム可能負荷回路と通信 して前記複数の負荷の1つを選択する電子装置(764、765)とを含むこと を特徴とする電気測定回路。 12. 請求項11に記載の電気測定回路であって、更に、前記電子装置がコ ンピュータ(764)を備えることを特徴とする電気測定回路。 13. 請求項11に記載の電気測定回路であって、更に、前記プログラム可 能負荷回路が、複数のプログラム可能マイクロスイッチ(820)と、前記マイ クロスイッチの各々と前記端子の1つ(792)との間に並列に接続された抵抗 (851)およびコンデンサ(871)とを含むことを特徴とする電気測定回路。 14. 電気測定回路であって、電子測定を行う対象となるデバイス(DUM) (752)に接続するための端子(791、792)を備えたDUM回路(72 8)と、前記DUMの端子の一つに電気信号を印加する信号発生回路(768) とを備え、複数の負荷(890)と該複数の負荷の選択されたものを前記DUM 端子の一つに接続するスイッチング・デバイス(816、818)とを含むプロ グラム可能負荷回路(762)と、該プログラム可能負荷回路と通信して前記複 数の負荷の1つを選択する電子装置(764、765)とを含むことを特徴とす る電気測定回路。 15. 強誘電体デバイス(752)を通過する電荷の流れを測定する電気測 定回路であって、前記強誘電体デバイスに接続するための端子(791.792) と、前記端子の一つに電気信号を印加する信号発生回路(768)とを備え、更 に、複数の負荷(890)と該複数の負荷の選択されたものを前記端子の一つに 接続するスイッチング・デバイス(816、818)とを含むプログラム可能負 荷回路(762)と、前記プログラム可能負荷回路と通信して前記複数の負荷の 1つを選択する電子装置(764、765)とを含むことを特徴とする電気測定 回路。 16. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、前記電 子装置がコンピュータ(764)を備えることを特徴とする電気測定回路。 17. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、前記プ ログラム可能負荷回路が複数のプログラム可能マイクロスイッチ(820)を含 み、抵抗(851)およびコンデンサ(871)が前記マイクロスイッチの各々 と前記端子の一つ(792)との間に並列に接続されることを特徴とする電気測 定回路。 18. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、前記プ ログラム可能負荷回路が複数のプログラム可能マイクロスイッチ(830)を含 み、該マイクロスイッチの各々と前記端子の一つ(792)との間に抵抗(85 8)が接続されることを特徴とする電気測定回路。 19. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、前記信 号発生回路(768)と、前記信号発生器が接続される前記端子の前記一つ(7 92)との間に接続された緩衝増幅器(752)を含むことを特徴とする電気測 定回路。 20. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、オシロ スコープ(766)および緩衝増幅器(758、756)を含み、前記緩衝増幅 器が前記端子の一つ(791、792)と前記オシロスコープとの間に接続され ることを特徴とする電気測定回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電気測定回路(700)であって、電子測定を行う対象となるデバイス (DUM)(752)に接続するための端子(79、792)と、前記端子の一 つに電気信号を印加する信号発生回路(768)とを備え、前記端子の一つから 前記信号発生回路にフィードバック信号を供給するフィードバック回路(779 )と、前記信号発生回路が前記フィードバック信号に応答して前記DUMに印加 される前記信号を調節する増幅器(754)を含むこととを特徴とする電気測定 回路。 2. 強誘電体デバイス(752)を通過する電荷の流れを測定するための電 気測定回路であって、前記強誘電体デバイスおよび信号発生回路(768)に接 続するための端子(79、792)を備え、前記信号発生回路が前記端子の一つ に電気信号を印加するものであり、前記端子の一つから前記信号発生回路にフィ ードバック信号を供給するフィードバック回路(779)と、前記信号発生回路 が前記フィードバック信号に応答して前記強誘電体デバイスに印加される前記信 号を調節する増幅器(754)を含むこととを特徴とする前記電気測定回路。 3. 請求項1または2に記載の電気測定回路において、前記端子が、前記デ バイスに接続するための第1電気端子(791)と、前記デバイスに接続するた めの第2電気端子(792)とを備え、更に、前記増幅器が、第1入力(746)、 第2入力(747)、および出力(748)を有する演算増幅器(754)を備 え、前記第2端子(792)が前記演算増幅器の前記第1入力(746)に接続 され、前記演算増幅器の前記出力(748)および前記第2入力(747)が前 記第1端子(791)に接続されることを特徴とする前記測定回路。 4. 請求項3に記載の電気測定回路であって、更に、接地(767)を含み 、負荷(762)を含み、前記信号発生回路が信号発生器(760)を含み、前 記負荷が前記第2電気端子(792)と前記接地との間に接続され、前記信号発 生器が前記第1入力(746)に接続される電気測定回路。 5. 請求項3に記載の電気測定回路であって、更に、緩衝増幅器(756) を介して前記第2端子(792)にオシロスコープ(766)が接続され、該オ シロスコープおよび前記信号発生器にコンピュータ(764)が接続されること を特徴とする電気測定回路。 6. 請求項1または2に記載の電気測定回路であって、更に、第1緩衝増幅 器(756)が前記デバイス(752)と前記信号発生回路(768)との間に 接続され、これによって、前記デバイスと前記信号発生回路との間の前記接続を 通じた電流の流れを防止することを特徴とする電気測定回路。 7. 請求項6に記載の電気測定回路であって、更に、前記増幅器が、入力( 746、747)を有する演算増幅器(754)を備え、前記第1緩衝増幅器( 756)が入力(737)および出力(796)を含み、前記第1緩衝増幅器の 入力が前記端子の一つ(791、792)に接続され、前記第1緩衝増幅器の出 力が前記演算増幅器の入力に接続されることを特徴とする電気測定回路。 8. 請求項7に記載の電気測定回路であって、更に、負荷回路入力(761) を含み、前記端子が、前記デバイスに接続するための第1端子(791)と、前 記デバイスに接続するための第2端子(792)とを含み、前記演算増幅器が、 反転入力(747)および非反転入力(746)を含み、前記第2端子が前記負 荷回路の入力および前記緩衝増幅器の入力に接続され、前記第1緩衝増幅器の出 力が前記非反転入力に接続され、前記回路が、更に、入力(726)および出力 (727)を有する第2緩衝増幅器(758)を含み、前記第1端子(791) が前記演算増幅器の出力(748)および前記演算増幅器の反転入力(747) に接続され、更に、前記第1緩衝増幅器の前記出力(796)と前記第2緩衝増 幅器の前記出力(727)との間に接続されたオシロスコープ(766)を含む電 気測定回路。 9. 請求項8に記載の電気測定回路であって、更に、接地を含み、前記信号 発生回路が信号発生器(760)を含み、更に、前記反転入力(747)と前記 接地との間に第1抵抗(772)が接続され、前記第1端子(791)と前記反 転入力(747)との間に第2抵抗(771)が接続され、前記信号発生器と前 記非反転入力(746)との間に第3抵抗(774)が接続され、前記第2緩衝 増幅器の出力(796)と前記非反転入力との間に第4抵抗(775)が接続さ れることを特徴とする電気測定回路。 10. 請求項9に記載の電気測定回路であって、更に、前記オシロスコープ と前記信号発生器との間に接続されたコンピュータ(764)を含む電気測定回 路。 11. 請求項1に記載の電気測定回路であって、更に、複数の負荷(890) を含むプログラム可能負荷回路(762)と、該プログラム可能負荷回路と通信 して前記複数の負荷の1つを選択する電子装置(764、765)とを含むこと を特徴とする電気測定回路。 12. 請求項11に記載の電気測定回路であって、更に、前記電子装置がコ ンピュータ(764)を備えることを特徴とする電気測定回路。 13. 請求項11に記載の電気測定回路であって、更に、前記プログラム可 能負荷回路が、複数のプログラム可能マイクロスイッチ(820)と、前記マイ クロスイッチの各々と前記端子の1つ(792)との間に並列に接続された抵抗 (851)およびコンデンサ(871)とを含むことを特徴とする電気測定回路。 14. 電気測定回路であって、電子測定を行う対象となるデバイス(DUM) (752)に接続するための端子(791、792)を備えたDUM回路(72 8)と、前記DUMの端子の一つに電気信号を印加する信号発生回路(768) とを備え、前記DUMの端子の一つに接続可能な複数の負荷(890)を含むプ ログラム可能負荷回路(762)と、該プログラム可能負荷回路と通信して前記 複数の負荷の1つを選択する電子装置(764、765)とを含むことを特徴と する電気測定回路。 15. 強誘電体デバイス(752)を通過する電荷の流れを測定する電気測 定回路であって、前記強誘電体デバイスに接続するための端子(791、792) と、前記端子の一つに電気信号を印加する信号発生回路(768)とを備え、更 に、前記端子の一つに接続可能な複数の負荷(890)を含むプログラム可能負 荷回路(762)と、前記プログラム可能負荷回路と通信して前記複数の負荷の 1つを選択する電子装置(764、765)とを含むことを特徴とする電気測定 回路。 16. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、前記電 子装置がコンピュータ(764)を備えることを特徴とする電気測定回路。 17. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、前記プ ログラム可能負荷回路が複数のプログラム可能マイクロスイッチ(820)を含 み、抵抗(851)およびコンデンサ(871)が前記マイクロスイッチの各々 と前記端子の一つ(792)との間に並列に接続されることを特徴とする電気測 定回路。 18. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、前記プ ログラム可能負荷回路が複数のプログラム可能マイクロスイッチ(830)を含 み、該マイクロスイッチの各々と前記端子の一つ(792)との間に抵抗(85 8)が接続されることを特徴とする電気測定回路。 19. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、前記信 号発生回路(768)と、前記信号発生器が接続される前記端子の前記一つ(7 92)との間に接続された緩衝増幅器(752)を含むことを特徴とする電気測 定回路。 20. 請求項14または15に記載の電気測定回路であって、更に、オシロ スコープ(766)および緩衝増幅器(758、756)を含み、前記緩衝増幅 器が前記端子の一つ(791、792)と前記オシロスコープとの間に接続され ることを特徴とする電気測定回路。
JP9532925A 1996-03-15 1997-03-17 電子デバイスのパラメータ測定装置 Pending JP2000506612A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/616,625 1996-03-15
US08/616,625 US5818238A (en) 1996-03-15 1996-03-15 Apparatus for measuring current and other parameters of an electornic device in response to an applied voltage
PCT/US1997/004568 WO1997034156A1 (en) 1996-03-15 1997-03-17 Apparatus for measuring parameters of an electronic device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000506612A true JP2000506612A (ja) 2000-05-30

Family

ID=24470304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9532925A Pending JP2000506612A (ja) 1996-03-15 1997-03-17 電子デバイスのパラメータ測定装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5818238A (ja)
EP (1) EP0886782A1 (ja)
JP (1) JP2000506612A (ja)
KR (1) KR19990087689A (ja)
WO (1) WO1997034156A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008193689A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Keithley Instruments Inc パルス生成の方法及び装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020145400A1 (en) * 2001-04-10 2002-10-10 Cashatt Jerry D. Motor load controller for AC induction motors
US6944556B1 (en) * 2001-11-01 2005-09-13 Linear Technology Corporation Circuits and methods for current measurements referred to a precision impedance
US7378821B2 (en) * 2005-08-01 2008-05-27 Enviro World Technologies, Inc Method and apparatus using VAR measurements to control power input to a three-phase induction motor circuit
JP5182859B2 (ja) * 2007-01-29 2013-04-17 株式会社ステップテクニカ 評価装置及び評価システム
US7638966B1 (en) 2008-09-03 2009-12-29 Alexander Pummer Voltage control and power factor correction in AC induction motors
US20100217725A1 (en) * 2009-02-24 2010-08-26 Clyne Miles A Apparatus for automatic financial portfolio monitoring and associated methods
US8837195B2 (en) * 2012-09-25 2014-09-16 Palo Alto Research Center Incorporated Systems and methods for reading ferroelectric memories
US9494822B2 (en) * 2013-03-07 2016-11-15 Vizio Inc Thin backlight for LCD displays through use of field-induced polymer electro luminescence panels
CN103226173B (zh) * 2013-04-19 2016-03-30 山东科技大学 一种准确测量压电薄膜体声波谐振器质量灵敏度的方法
US9354271B2 (en) * 2013-05-10 2016-05-31 Alarm.Com Incorporated Multi-node electrical power monitoring, analysis, and related services

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3617881A (en) * 1969-11-24 1971-11-02 Tektronix Inc Dc voltage-testing and current-measuring circuit including differential amplifier
US4198598A (en) * 1978-06-12 1980-04-15 Rheinfelder William A Swept frequency circuit for precision gain or loss measurements
AU5665486A (en) * 1985-03-27 1986-10-23 Createc Gesellschaft Fur Elektrotechnik Mbh Signal processing device with a level adapter circuit
JP2554511B2 (ja) * 1987-11-30 1996-11-13 日本ヒューレット・パッカード株式会社 ベクトル電流計
US5103390A (en) * 1990-09-10 1992-04-07 Prodigit Electronics Co. Ltd. AC load simulator
US5319303A (en) * 1992-02-12 1994-06-07 Sony/Tektronix Corporation Current source circuit
US5578935A (en) * 1995-05-25 1996-11-26 Texas Instruments Incorporated Undersampling digitizer with a sampling circuit positioned on an integrated circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008193689A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Keithley Instruments Inc パルス生成の方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO1997034156A1 (en) 1997-09-18
EP0886782A1 (en) 1998-12-30
KR19990087689A (ko) 1999-12-27
US5818238A (en) 1998-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106353547B (zh) 电子测量设备和用于操作电子测量设备的方法
US6307363B1 (en) Ultrahigh-frequency high-impedance passive voltage probe
US7880486B2 (en) Method and apparatus for increasing operating frequency of a system for testing electronic devices
US6885213B2 (en) Circuit and method for accurately applying a voltage to a node of an integrated circuit
JP2000506612A (ja) 電子デバイスのパラメータ測定装置
CA2083701A1 (en) Method and system for concurrent electronic component testing and lead verification
US5804977A (en) Transmission line pulser discharge circuit
US7932713B2 (en) Method and apparatus for amplifying a signal and test device using same
US20070050170A1 (en) Device characteristics measuring system
US20110156730A1 (en) Chip-based prober for high frequency measurements and methods of measuring
EP1966615B1 (de) Vorrichtung und tastkopf zur galvanisch entkoppelten uebertragung eines messsignals
US5202626A (en) On-chip self-test circuit
CA1078458A (en) Compensation indicator for attenuation probe
US5760596A (en) Testing series passive components without contacting the driven node
JPH10142283A (ja) モニタリングシステム及び電気接点システム
US9755496B2 (en) Solid state wideband high impedance voltage converter
CN110954721B (zh) 使用极零相消的高动态范围探头
EP0183996B1 (en) Apparatus for measuring an ac electrical parameter of a device
JP2007187604A (ja) 検査装置
JP2002107406A (ja) 半導体試験装置
Hiscocks et al. Oscilloscope Probes: Theory and Practice
JPH0827332B2 (ja) インターフエース回路
US2857531A (en) Method of and apparatus for noise measurement or indication in an electric circuit
Harlacher et al. Common mode voltage measurements comparison for CISPR 22 conducted emissions measurements
JP3545260B2 (ja) 半導体集積回路試験装置