JP2000506444A - チャック装置 - Google Patents

チャック装置

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JP2000506444A
JP2000506444A JP09514532A JP51453297A JP2000506444A JP 2000506444 A JP2000506444 A JP 2000506444A JP 09514532 A JP09514532 A JP 09514532A JP 51453297 A JP51453297 A JP 51453297A JP 2000506444 A JP2000506444 A JP 2000506444A
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ノルベールト リンデンタール
ハンス ロッシュ
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ベッセイ ウント ゾーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B5/00Clamps
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    • B25B5/10Arrangements for positively actuating jaws using screws
    • B25B5/102Arrangements for positively actuating jaws using screws with at least one jaw sliding along a bar
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    • B25B5/00Clamps
    • B25B5/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B5/068Arrangements for positively actuating jaws with at least one jaw sliding along a bar

Abstract

(57)【要約】 ガイドレール、該ガイドレールに支持され、チャック軸の圧力部材によって形成されチャック方向に可動な第1チャック面を有する第1チャックエレメント、および該ガイドレールに支持され、第2チャック面を有する第2チャックエレメントをもつチャック装置であって、該第1チャックエレメントは、ガイドレールで案内され該ガイドレールに沿って可動で第1スイングエレメントによって固定可能であるスライド、および滑りレール上に支持可能な第2スイングエレメントと旋回可能に軸受けされ、ハンドルがガイドレールとチャック軸のチャック用握りの間にある送りレバーを備える送り装置を有するチャック装置を、人間工学的により有利に製品に当接させることが可能で、その場合製品が最終的にチャック可能であるように改良するものである。すなわち、送りレバーが第1圧力エレメントによって第2スイングエレメントとスライドの間に作用し、送りレバーをチャック軸のチャック用握り方向に操作するとき、スライドが第2スイングエレメントに対し相対的にチャック方向に移動可能であるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 チャック装置 本発明は、チャック装置に関しており、該装置は、以下のものをもつ。すなわ ち、ガイドレール、該ガイドレールのところで支えられる第1のチャックエレメ ント、第2チャック面を有しガイドレールのところで支えられている第2チャッ クエレメントをもち、該第1チャックエレメントは、以下のものを有する。すな わち、チャック軸の圧力部によって形成されチャック方向に可動な第1チャック 面、ガイドレールで案内され該ガイドレールに沿って可動で第1スイング(傾斜V erkantung-)エレ って貫通されたチャックナットを支えているもの、送り装置で、ガイドレール上 で支えることが可能な第2スイングエレメントと旋回可能で軸承けされハンドル によってガイドレールとチャック軸のチャック用握り(Spanngriff)の間におかれ る送りレバーとを備えるもので、該送りレバーによりスライドは、第2スイング エレメントに対し相対的にチャック方向で移動可能であるもの。 この種のチャック装置は、たとえば米国特許4,989,847で公知である 。 しかしながらこのチャック装置は、操作が面倒である。まずチャック装置を接 触させるために、片方の手で第1チャックエレメントを第2エレメントに対して 相対的に移動することが可能ではあるが、その場合送りレバーは、ガイドレール の方向に動かされ、手に対する対峙軸受けとしてガイドレールの送りレバーに対 峙する側に伸びる突出部が備えられている。 チャック装置をチャック軸で固定チャックするために、いずれにせよ手を使っ てチャック用握りを回転することにより軸をしっかり締めるために第2の手が必 要であり、第2の手がチャック用握りをつかんだ後、送りレバーに作用する手を 、チャック装置から離す可能性がある。 そのため本発明の基礎となる課題は、このジャンルのチャック装置を次のよう に改良することである。すなわち、該装置が人間工学的により適切に製作中の製 品に接触することが可能で、その場合該製品が最終的にチャック可能であるよう にすることである。 この課題は、冒頭に述べた種類のチャック装置の場合、本発明により次のこと で解決される。すなわち、送りレバーは第1圧力エレメントを使い、第2スイン グエレメントとスライドの間で次のように作用すること、つまり送りレバーのチ ャック軸のチャック用握り方向への操作時、スライドが第2スイングエレメント に対し相対的にチャック方向に移動可能であることである。 本発明にしたがった解決法の利点は、送りレバーを軸のチャック用握りの方向 に操作するとき、スライドの移動により次のような可能性が作られたことにある 。その可能性とは、本発明によるチャック装置を片手で一方ではチャック用握り のところに他方では送りレバーのところに保持し、このように保持して製作中の 製品に接触することである。このように保持されながら、まず第1チャックエレ メントは、送りレバーを操作することによりチャック方向に可動であり、その場 合手はすでにチャック軸のチャック用握りに接している。本発明によるチャック 装置の最初の接触後は、すでにチャック軸のチャック用握りに接している手で該 軸をさらに固く締めることができる可能性があり、手は簡単に送りレバーを離す ことができ、その間ずっとチャック軸のチャック用握りをたとえば手の平、親指 および指球の間で保持可能である。従って同一の手で 一方では第1チャックエレメントが移動可能であり、そしてチャック装置がすで に接触されて(取り付けられて)いる場合、チャック軸をさらに回転することで 全チャック力が出されることが可能である。たたし、第2の手を使い、この手で まずチャック装置をチャック用握りのところに保持する場合を除く。 第1圧力エレメントをフレキシブルに送りレバーと接続させることは原則的に は可能であったであろう。その場合、たとえば伝動もフレキシブル接続を介して 可能となったであろう。 しかしながら、特別簡単な解決にするという理由から、第1圧力エレメントが 送りレバーと固定接続されている場合が有利である。 送りレバーの支承部に関しては、従来の実施例との関係では、詳細な報告はさ れなかった。そのため、たとえば送りレバーがスライドまたは第1スイングエレ メントに軸受けされるということが考えられたかもしれない。 しかしながら、特別簡単でコンパクトな構成にするという理由から、送りレバ ーが第2スイングエレメントに軸受けされている場合が有利である。なぜなら、 第1圧力エレメントの作用は、スライド上で特別簡単な方法で実現されるからで ある。 特に適切で構成上簡単に実現可能な軸受け(支承部)の可能性が意図するとこ ろは、送りレバーが、第2スイングエレメントのところに回転軸を回転可能に軸 受けされることであり、また送りレバー操作時に第1圧力エレメントがスライド 方向に可動であることである。それによりすでに簡単な方法でスライドをチャッ ク方向にスライドする第1圧力エレメントの運動が実現可能である。 その場合第1圧力エレメントは、一方では同様に中間切り替え部材、または中 間部材を介してスライドに作用することが可能である。しかし ながら同様に特に構成上簡単な解決という理由から、第1圧力エレメントが直接 スライドに作用する場合が有利である。 さらに第1スライドへの作用は、同様に多様なやり方で実現可能である。簡単 さという理由から、同様に、第1圧力エレメントがガイドレールとチャック軸の 間、主に送りレバーの回転軸とチャック軸の間、に伸びるスライド部分に作用す る場合が比較的好都合であると分かった。 第2スイングエレメントがスイングされるようなやり方に関しては、非常に異 なる実現可能性が考えられる。そのため、たとえば、第2スイングエレメントに 該第2スイングエレメントをスイングする位置に保持するばねエレメントを関係 づけて、送りレバーが第2スイングエレメントに任意に配置可能となることが考 えられたであろう。 特に機能的な能力に基づいて特に適切な構成は、送りレバーが第2スイングエ レメントに次のように配置されることを意図している。すなわち、該第2スイン グエレメントは、送りレバーが操作されるとき、該送りレバーから第2スイング エレメントにチャック方向の反対に作用する圧力を第2スイングエレメントのス イングそしてそれにより限定的な固定となるようにすることである。 すなわち、この実施例では、送りレバーの支承部に直ちにチャック力とは反対 に作用する力が第2スイングエレメントをスイングするために十分利用されると いうことである。このため、この力を出す新たなばねエレメントは必要ない。さ らにこの解決法の利点は、送りレバーが操作されていない場合には、第2取り付 けエレメントには大きな力が作用せず、従って第2取り付けエレメントは簡単な 方法でスライドの後からも案内可能である。ただしこのために、たとえばスイン グエレメントが常にばねエレメントによってスイング位置で保持される場合のよ うに大きな摩擦力は必要ない。 今まで述べてきた解決法の枠内では、送りレバーをチャック用握りの方向に操 作する場合の本発明によるチャック装置の機能を定義する特徴だけが述べられた 。特に都合の良い解決法、特に一般的に使用可能であるようなものの意図すると ころは、送りレバーが第2圧力エレメントに作用すること、そして送りレバーを ガイドレール方向に操作する時、該圧力エレメントによってスライドが、相対的 にチャック方向の第2スイングエレメントの方に移動可能であることである。 この解決法の大きな利点は、これによりチャック装置が一般的に操作可能とな ることである。すなわち、必要な空間と使用目的にしたがって、一方では送りレ バーがチャック用握りの方向に動かされることで、第1チャックエレメント移動 の可能性がある。しかしまた他方では送りレバーがガイドレール方向に動かされ ることで、第1チャックエレメントを同じ方向に移動の可能性がある。従ってこ こに希望する使用目的にしたがった一般的な取り扱いが可能となる。 この解決法でも、第2圧力エレメントが送りレバーと固定接続されている場合 が、特に有利である。 機械的に特に有利な解決法が備えていることは、第1と第2圧力エレメントが 送りレバーに作り付けられて1つになっていることで、従ってそれによって本発 明のチャック装置の特に簡単で有利な製作が可能となる。 この場合第1と第2圧力エレメントが送りレバーの回転軸に対してほぼ対称に 配置されている場合が適切であることが分かる。従って送りレバーをチャック用 握りの方向およびガイドレールの方向に動かす場合、スライドの送りルートとほ ぼ同一になる可能性がある。 その場合好ましくは、第1と第2圧力エレメントが、ガイドレールとチャック 軸の間にあるスライドの範囲に作用し、従って簡単な方法でス ライドは、送りレバーの偏向方向に左右されずに常にチャック方向に移動される ことである。 第2圧力エレメントの配置に関して特に有利であると分かったことは、第2圧 力エレメントが、送りレバーの回転軸とガイドレールの間にあるスライドの範囲 に作用する場合である。理由は、この場合圧力エレメントから出されたモーメン トを伴う力は、スライドに作用し、該モーメントはスイングモーメントと反対に は作用しない。 特に送りレバー操作後スライドが離される場合、第2スイングエレメントが常 にスライドに続くことを保証することは、有利なことに次のことが意図されてい る。つまり第2スイングエレメントが、連動ばねエレメントによってチャック方 向に動かされるということである。すなわち、この連動ばねエレメントは、常に 第2スイングエレメントに作用し、該第2スイングエレメントはスライドのとな りの位置に移る。 連動ばねエレメントを適切な支えとするために、該連動ばねエレメントがスラ イドと連動可能な部材に嵌合するようにされている。 この種のスライドに連動する部材は、スライド自体でありうるか、または、た とえばスライドから一緒に案内されるケースを、連動ばねエレメントの支承部と してまたは支えとして使用する可能性がある。 もっとも簡単な場合には、連動ばねエレメントは、スライドで嵌合するドラッ グスプリングエレメントであるようにされている。 この連動ばねエレメントは、原則的には第2スイングエレメントの任意の箇所 で嵌合可能である。ただし該連動ばねエレメントが第2スイングエレメントを常 にスライドの後ろに案内する間である。しかしながら特に適切な解決法が意図す ることは、連動ばねエレメントが第2スイングエレメントに作用して、該第2ス イングエレメントがあそびなしでスイング箇所にあるようにすることである。従 って、たとえば送りレバー を操作し、それにより第2スイングエレメントに及ぼす力の操作をする時は、あ そびなしで第2スイングエレメントのスイングが使用可能であり、従って第2ス イングエレメントは、最初スイングのために備えられている裂け目(すき間)と スイング位置に至るためのガイドレールの間のあそびを乗り越えてはならない。 第1スイングエレメントの形成と配置に関しては、従来の実施例との関係にお いて詳細に報告されていない。 従って、たとえば考えられることは、第1スイングエレメントをガイドレール のための案内の裂け目を有するスライドの隣に別部材として配置することである 。該第1スイングエレメントは、コストがかかり、特にこの種の場合チャック軸 から出された新たな(追加的な)力は第1スイングエレメントのスイングを支持 しないであろうから、好ましくは、第1スイングエレメントがスライドと固定接 続するようにされている。 特に有利であるのは、第1スイングエレメントが一つとなってスライドに作り 付けられ、従って最終的に該スライドの一部となる。 この場合第1スイングエレメントは、送りレバーによって前に押し出されてス イング位置を占めることを保証するため、第1スイングエレメントがスイングば ねエレメントによって動かされ、該ばねエレメントは該スイングエレメントを送 りレバー操作の際にもスイング位置に保持する。 すなわち、送りレバーがスライドに、従って第1スイングエレメントに作用す る方法に依存せず、常にスイングばねエレメントの力は非常に大きく、第1スイ ングエレメントは、スイング位置にとどまる。 その場合、スイングばねエレメントは、異なったやり方で配置可能である。た とえばスイングばねエレメントは直接ガイドレールに支持されるということが考 えられたであろう。しかしながら特に有利であるのは 、スイングばねエレメントがガイドレールで案内されるケースに支持される場合 である。 この場合第1スイングエレメントとケースの間の相対移動は、異なる処置によ って避けることが可能である。 しかしながら、本発明によるスイングばねエレメントによりスイングを引き起 こすできるだけ大きな力がかけられなければならないので、該ケースが、反対軸 受けにより、第1スイングエレメントに支持され、従って反対軸受けは、スイン グばねエレメントと接続して第1スイングエレメントのスイングを引き起こすよ うにするのが好ましい。 ここで、できるだけ大きな力を出せるようにするために、反対軸受けとスイン グばねエレメントの第1スイングエレメントへの影響の場所とは、互いにできる だけ大きな間隔を持ち、好ましくはガイドレールの対峙する側に配置される。 第1チャックエレメントを自由に移動させるために、第1スイングエレメント のスイングを解除する可能性をふやすために、たとえば突出部のある第1スイン グエレメントを備えることが考えられたであろう。該突出部は、マニュアルで操 作可能で、該突出部操作の際第1スイングエレメントのスイングが廃止可能とさ れるものである。 特に有利な解決法が備えることは、ケースが、第1スイングエレメントに作用 し、マニュアルに操作可能な解除エレメントの支承部を持つことであり、該解除 エレメントにより、操作の際第1スイングエレメントのスイングが廃止可能とな る。 この解除エレメントは有利な実施例では、スライダーとして形成されており、 該スライターは、移動可能にケースに軸受けされている。 この解除エレメントを有するスイングばねエレメントの作用を有利に廃止可能 とし、他方では解除エレメントを操作しないとき全範囲で維持 するために、好ましくは備えられていることは、スイングばねエレメントが解除 エレメントに作用して、該解除エレメントと第1スイングエレメントを、該解除 エレメントが操作されない場合、スイング位置に保持することである。 ケースの形成に関しては、個々の実施例の今までの記述との関係においては、 詳細には報告されなかった。有利な実施例では、該ケースが第1スイングエレメ ント、第2スイングエレメントおよびスライドを少なくとも部分的に囲み、これ らを一方では支え、他方ではこれらに作用するエレメントをも収容可能にする。 さらに好ましくは、該ケースには、ガイドレールを囲み送りレバーのハンドル の範囲内に伸びる握り部材が備えられており、該握り部材には、送りレバーの操 作時、ガイドレール方向に手をかけることが可能である。 該ケースを、例えば、反対軸受けとしてスイングばねエレメントのために使用 可能とするために備えられていることは、該ケースがスライドと連動可能にする ことである。 該ケースは、非常に異なるやり方で可動とすることができる。特に好ましくは 、該ケースが、反対軸受けによって第1スイングエレメントに接することにより 、スライドと連動可能であることである。 チャック軸と該チャック軸とともに使用可能である圧力部材の形成に関しては 、今まで詳細な報告がされていなかった。そこで有利な実施例が備えることは、 チャック軸が、圧力部材に向けられた端で変形可能な材料で作られた回転止めエ レメントを支えることである。 その場合回転ストッパーエレメントは、チャック軸が回って出てくることに対 する回転ストッパーを作るために使用される。 該回転ストッパーエレメントは、変形可能な材料でできていることか ら、該ストッパーは、絶対的に固定したストッパーではなく、次のような可能性 がある。すなわち、ストッパーが第一に接しているにも関わらず、チャック軸は 、チャックが誤ってすでに接している回転ストッパーエレメントによって行なわ れた場合、さらに追加として回転ストッパーエレメントが変形して解除位置方向 にさらに回転することで、それにより圧力部材の解除に至る。該圧力部材は、他 方で再び第1スイングエレメントのスイングを解除可能にし、それによって第1 チャックエレメント全体を移動可能にするのに十分である。 この場合、好ましく備えられていることは、回転ストッパーエレメントが、効 果的な位置で変形されていない状態では、チャック軸を完全にオープンな位置ま で移動するのを妨げることで、もはや回転できないという完全にオープンなチャ ック軸の位置は、回転ストッパーエレメントが変形して初めて到達可能であると いうことである。 さらに、特に適切な解決法が備えていることは、回転ストッパーエレメントが 、同時にチャック軸とフレキシブルに接続されている圧力部材のための調整エレ メントとして使用され、従ってチャック軸に対して相対的な圧力部材のフレキシ ブルな動きを少なくとも制限する。しかし他方では、該エレメントの弾性に基づ いて力の影響があるとき、圧力部材がさらに水平に揺動する可能性(Verschwenkb arkeit)を許容することである。 本発明のその他の特徴および利点は、次の説明文ならびに実施例の図面の対象 が示しており、図面では次のものを示す: 第1図 本発明によるチャック装置の側面図で、切り開かれたケースと部分的 に切り取られた第2スイングエレメントを有するもの、 第2図 第4図の2−2線に沿った断面図、 第3図 第1図に似た断面図で、切断されたケースと切断された第2 スイングエレメントで送りレバーのないものを有するもの、 第4図 第3図に似た断面図で、送りレバーが使用されているもの、 第5図 第1図の範囲Aの拡大断面図、 第6図 第1図に似た断面図で、送りレバーがガイドレール方向に操作されて いるもの、 第7図 第1図に似た断面図で、送りレバーがチャック用握りの方向に操作さ れいるもの。 第1図に表わされている本発明によるチャック装置の実施例は、全体として1 0が付けられたガイドレールを含むが、該ガイドレールは、特に長さ方向12に 伸びるチャッククランプのガイドレールとして形成されているものである。該ガ イドレール10には、全体として14が付けられている第1チャックエレメント が、長さ方向12の方向に移動されて案内されている。 第1チャックエレメント14は、スライド16を持つが、該スライドは、ガイ ドレール10の長さ方向12に対してほぼ横に伸びており、該スライドに第1ス イングエレメント18が一つになるよう作りつけられている。 第1スイングエレメント18は、裂け目20を備えており、該裂け目を通って ガイドレール10が案内されており、また該裂け目20には対角線に互いに対峙 して配置されているスイング台22と24を備え、該台の間にはスイング対角線 26が伸びている。 その場合該スイング対角線26は、次のようになっている。すなわち、第1ス イングエレメント18に対峙するスライド16の端28を動かすとき、チャック 方向32の反対に作用する力30によってスイング台22と24の摩擦が密閉さ れた固定を介してガイドレール10への固定が行なわれるのである。力30の端 28への作用が廃止される場合、第 1スイングエレメント18は、ガイドレール10に沿って移動され、任意に該ガ イドレールに位置づけられる。 製作中の製品34をチャックするために全体として36が付けられているチャ ック軸が備えられており、該チャック軸は、軸ナット38として形成されている 端28部分を貫通し、軸40を中心に回転することで端28に対し相対的に移動 可能であり、その場合軸40は、好ましくはガイドレール10の長さ方向に対し ほぼ平行に伸びる。 チャック軸36を回転するため、該軸にはチャック用握り42が備えられてお り、該チャック用握りは、チャック軸36のチャックナット38から転じた側に 、同様にガイドレール10の長さ方向12にほぼ平行に伸びており、好ましくは 、ほぼ軸40に対しシリンダー上に延びる握り面44を備える。 さらにチャック軸36は、チャック用握り42に対峙する端46に全体として 48が付けられている圧力部材を支えており、該圧力部材は、好ましくは全方向 に可動な継ぎ手である玉継ぎ手50を介して、チャック軸36の端46と接続さ れている。 該圧力部材48は、玉継ぎ手50から転じた側(反対側)にチャック面52を 備え、該チャック面を使って該圧力部材は、チャックする製作製品34に作用す る。 本発明によるチャック装置に当てるために玉継ぎ手50に基づいて重力作用に 応じて傾く圧力部材48を、圧力面52が軸40に対してほぼ直角に延びるよう 調整保持するために、圧力部材48とチャック軸36の端46の間、主にこれら 部材の間に形成されている玉継ぎ手50を囲む範囲に、調整エレメント54が備 えられており、該エレメントは、主に弾性的な材料でできたスリーブとして形成 されており、該スリーブは、チャックナット38に向けられた側に主にリング状 接触面の形でチャ ック軸36の端46に支えられており、圧力部材48に向けられた側には、主に 圧力面52に対峙しチャック軸36の端46方向に延びる円錐部分58をシリン ダー状の継ぎ足し部60でつかんでおり、該継ぎ足し部に固定している。 さらに調整エレメント54は、回転ストッパーエレメントとして使用され、こ のために前面のチャックナット38に向けられているリング面62を備えており 、該リング面は、チャック軸36がチャック方向に対して反対に逆回転する場合 、該チャック方向に向けられたチャックナット38の前面64に接する。従って チャック軸をさらに逆回転するには、回転ストッパーエレメント54が全体とし てリング面62とシリンダー状の継ぎ足し部60の間に延び、間隔が短縮されな がらこれらの間で変形されることでのみ可能となる。 それにより操作者は、チャック軸36の逆回転時、リング面62が前面64に 接触する時、逆回転を終了する。リング面62が前面64に接する時、製作中の 製品34のチャックが圧力部材48によって行なわれなければならない場合、ま た第1スイングエレメント18がスライド12に作用するチャック力30に基づ いてスイングされなければならない場合、この解除の可能性は非常に難しく、従 って簡単にするには、チャック力30の解除は次のように行なえる。すなわち、 チャック軸36が、回転ストッパーエレメント54の変形、特にリング面62と シリンダー状の継ぎ足し部60の間の該回転ストッパーエレメントの短縮、のも とに変形されることにより行なえる。製作中の製品34のチャックを解除し、そ れとともに力30を小さくするか無くすには、わずかな運動で十分であるので、 再び第1スイングエレメント18がスライド16とともに移動することが可能で ある。 スライド16をチャック方向32に移動するために、スライド16の 圧力部材48に対峙する側に、第2スイングエレメント70が備えられており、 該エレメントは、第2図と第3図に表されているように、互いに平行に延びる2 つのサイド部材をもち、該サイド部材は、該サイド部材に1つになるよう作り付 けられている横部材76によって互いに接続されている。さらに横部材76の間 隔内にもうひとつ同様にサイド部材72と74の間に延びるスイングボルト78 が備えられている。 サイド部材72と74は、該部材を接続する横部材76と該横部材76の間隔 内に配置されているスイングボルト78とともに裂け目80を形成しており、該 裂け目を通ってガイドレール10が延びており、その場合該裂け目80は、同様 に2つのスイング台82と84を備え、該台は、裂け目80の中で互いに対角線 に対峙して配置されており、傾斜(スイング)対角線によって互いに接続されて いる。その場合、傾斜対角線86は、ガイドレール10の長さ方向12に相対す る傾斜対角線26と同方向に傾斜されている。 好ましくは、スイングボルト78は、ボルトとして横断面型が四角形になって 配置されており、その場合平らな側88が、ガイドレール10に向けられており 、部分的にスイング台84を形成している。 第2スイングエレメント70は、長さ方向12に対して横に、スイングボルト 78を越え、チャック軸36方向にスライド16に対してほぼ平行に延びており 、チャック軸36に向けられている端90部分に、全体として100が付けられ ている送りレバーのためのピボット軸受け92をもつ、その場合該ピボット軸受 け92は、最も簡単な場合、軸受けの目102部分で送りレバー100を貫通す るピボットピン104によって形成され、該ピボットピンは、同様にハンドル1 06をサイド部材72と74の端90部分で通す。 送りレバー100は、軸受けの目102からハンドル106がガイド レール10とチャック用握り42の間に延びる。その場合ハンドル106は、軸 受けの目102に向けられ、ガイドレール10と作る鋭角を含み、また該角度か ら離れて延びる第1部分108を備え、該第1部分には第2部分がつながってお り、該第2部分は、チャック用握り42とガイドレール10のほぼ真ん中にある 。その場合送りレバー100は第1部分108から第2部分110への移行部分 で、ガイドレール10とは離れた側に、ハンドルの反り112を形成しており、 第2部分110は、チャック用握り42に対峙する側に握り面114を備え、該 握り面は、チャック用握り42に対してほぼ平行であるか、主に送りレバ100 の端116方向にチャック用握り42に対する間隔を大きくしつつ延びている。 スライド16をチャック方向に移動するため、送りレバー100は、第4図に 表されているように第1圧力エレメント120を備えているが、該圧力エレメン トは、ピボット軸受け92とチャック軸36の間にある。また第2圧力エレメン ト122も備えているが、該圧力エレメントは、ピボット軸受け92とガイドレ ール10の間にある。 2つの圧力エレメント120と122は、好ましくは送りレバー100に1つ に作り付けられており、該送りレバー100とともにピボット軸受け92部分で ほぼ三角形のレバー本体124を形成しており、該本体は三角形の1つの辺12 6が、スライド16に向けられており、該三角形の辺126は、該辺に向けられ ているスライド16の裏側128に対し平行に延びている。 圧力部材120と122は、わずかに三角形の辺126を高くして丸められた 圧力面130と132を備え、該圧力面は、スライド16の裏側128に作用す る。 送りレバー100が操作されない場合、圧力面130と132は、該 スライド16の裏側128に保持される。このことは、連動ばねエレメント13 4によって引き起こされるが、該エレメントは、スライド16の前側136を囲 み、各々第2スイングエレメント70のサイド部材72と74に嵌合する、厳密 には主にピボット軸受け92とスイングボルトの間の部分で、である。最も簡単 な場合には、速動ばねエレメント134に、ら旋状のばね本体が備えられており 、該ばね本体は、U形にスライド16を囲み、該スライドの前側136で接して おり、該連動ばねエレメントには引き綱フック140が作り付けられており、該 フックは、サイド部材72と74にあるフック受け142、主に該サイド部材の 該スライド16から転じた側にある溝に嵌合する。 従って連動ばねエレメント134により、送りレバー100が操作されない場 合、第2スイングエレメント70は、常にスライド16方向に引っ張られ、圧力 面130と132は、あそびなしでスライド16の裏側に接する。 スライド16が常にスイング位置にとどまり、それによりガイドレール10に 沿った各々の位置で自動的にスイングすることを保証するために、ガイドケース 150が備えられている、該ケースは、ガイドレール10に沿って滑るように案 内される。これに対してガイドレール10に対峙する側には、ケースに配置され たガイド面152と154が備えられており、該ガイド面は、ガイド対角線15 6上にあり、該対角線は、比較的ガイドレールに対峙し、スイング対角線26に 対して傾けられている。 さらに該ケース150は、ガイドレール10とチャック軸36の間にある反対 軸受け158を形成しており、該反対軸受けには、スライド16の前側136が 接触可能である。 その場合反対軸受け158は、好ましくはスライドのピボット軸受け 92と該スライドの端28の間部分にあり、特にスライド部分にできるだけ近く にあり、該スライドには、第1圧力エレメント120の圧力面130が作用する 。 スイングばねエレメント160は、反対軸受け158とともに連動する、該ス イングばねエレメントは、ガイドレール10の反対軸受け158に対峙する側に あり、さらにスライド16に関しては、反対軸受け158のちょうど反対に配置 されており、チャック方向に対峙して接触面162に支持されている。その場合 、スイングばねエレメント160は、スライダー164に作用するが、該スライ ダーは、第1スイングエレメント18の後側166と前側168に突出部170 と172が接しており、従って第1スイングエレメント18をスライド16から 転じた側(反対側)で、両側を囲んでいる。 スイングばねエレメント160により、スライダー164は、チャック方向3 2の方向に動かされ、そのため突出部170によりスイングエレメント18の後 ろ側166に向かって作用する。従ってまとめると、スライド16は、前側13 6が反対軸受け158に接していることから、スイングエレメント18は、常に スイング位置方向に動かされる。好ましくは、スイングばねエレメント160の 力は、次のように選択される。すなわち、圧力エレメント120または122の どちらがスライド16に向かって作用するかということには関わりなく、スライ ド16がチャック方向32に移動する場合、スイングばねエレメント160が、 第1スイングエレメント18をスイング位置に保持できるように選択する。 スライダー164は、全体として、すなわち、チャージ方向およびその反対で 、案内面174によりケース150の相応な案内受け176に案内され、第1ス イングエレメント18のスイングばねエレメント16 0の反対になる側にあってマニュアルに操作可能な圧力面178を備える。該マ ニュアル操作では、スイングばねエレメント160の力作用の反対に作用される 可能性があり、スイングエレメント18の前側168に対する突出部172の影 響により、該スイングエレメントのスイングが取り消されて、たとえば第1チャ ックエレメント14全体がチャック方向32の反対に移動するのである。 第1図と第4図に表されているように、ケース150は好ましくは次のように 形成される。すなわち、該ケースは、レバー本体124、第2スイングエレメン ト70並びにスライド16の一部を有する第1スイングエレメント18を、第2 図に表されているように完全に囲む。その場合、さらに該ケース150は、ガイ ドレール10を囲む握り部材180が、送りレバー100のハンドル106やチ ャック用握り42と同一方向に延びる。該握り部材180は、主にガイドレール 10を完全に囲み、該握り部材のスライド16に対して反対のガイド部182を 有する端で、もう一度ガイドレール10に案内されている。さらに握り部材18 0は、主に送りレバー100のハンドル106に対峙する側に片手の接触面18 4を備えるが、該接触面は、送りレバー100のハンドル操作をガイドレール1 0方向に行なわれなければならない場合、手の平の内部に接触するものとして使 用される。その場合、特に握り部材180は、ケース150に1つとなって作り 付けられている。 本発明によるチャック装置は、好ましくはさらにもう1つの第2チャックエレ メント190を備え、該チャックエレメントは、たとえば第1チャックエレメン ト14と同じ方法で形成可能で、ガイドレール10上で移動可能である。 チャックエレメント190は、最も簡単な場合には、ガイドレール10に対し て直角に曲げられた弓形部材192を持ち、該弓形部材は、前 方の端に作り付けられたチャック面194を備え、圧力部材48のチャック面5 2に向けて配置されている。 しかしまた、ガイドレール10に1つとなって作り付けられている弓形部材1 92の代わりに考えられることは、レールと固定接続されている固定弓形金具で 、同様に該固定弓形部材にチャック面が作り付けられているものが備えられるこ とである。 第6図と第7図に表されているように、本発明によるチャック装置の場合、該 装置を当て、製作中の製品34の最初のチャックを実施するために、スライド1 6が片手でチャック方向32に動かされる。 これに対しまず可能であることは、第6図に表されているように、握り部材1 80が手の平にあることで、その場合握り部材180は、接触面184が手の平 に向かって作用する。それで指は、送りレバーのハンドル106を囲み、特に該 ハンドルの握りの反り部分、および両側で該部分に続く第1部分108と第2部 分110の部分に作用する。 手が、送りレバー100のハンドル106にも握り部材180にも触れること から、次のような可能性がある。すなわち、本発明によるチャック装置を片手で 正確に調整すること、そしてハンドル106を握り部材180の方向に動かすこ とによりスライド16、それとともにチャック方向32の圧力部材48をも第2 チャックエレメント190の方向に動かすことである。 この場合、同様に第6図に表されているように、第2圧力エレメント122は 、スライド16の後側128に作用し、その場合送りレバー100の操作されな い位置から出て該送りレバーが握り部材180方向へ最初に操作される時、第2 スイングエレメント70は、すぐにガイドレール10に対してスイングし、それ によってガイドレール10に固定する。従って送りレバー100のもう一つの操 作は、次のようになる。圧 力面132を有する第2圧力エレメント122がスライド16をチャック方向3 2に移動するのである。このことは該スライドのスイング維持にもかかわらず、 スイングばねエレメント160によって可能である。これは、スイングがチャッ ク方向32に対峙する運動に対してだけ作用し、チャック方向32への運動に対 しては作用しないからである。 送りレバー100が解除され、出発位置に戻る場合、第1スイングエレメント 18のスイングは、スイングばねエレメントによって行なわれる。従ってスライ ド16は、もはやチャック方向32に対峙して動くことができずガイドレール1 0に固定する。一方引きばねエレメント138は、第2スイングエレメント70 をスイングを無くしながら再びスライド方向に引き、送りレバー100がもはや 操作されない場合、該スイングエレメントが、常にチャック方向32にあるスラ イド16に続くようにする。引きばねエレメント138が、ピボット軸受け92 とガイドレール10の間部分で第2スイングエレメント70に嵌合していること により、該引きばねエレメント138は同時に、やはり送りレバー100が操作 されない位置で、第2スイングエレメント70の偏向を引き起こすが、該スイン グエレメントは、送りレバー100の操作時すぐに再びスイングされ、ガイドレ ール10に固定する。 第7図に表されているように送りレバー100が、チャック用握り42の方向 に動かされる場合、その場合チャック用握り42は、同様に手の平にあり、指は 、送りレバー100を主に第2部分110でつかんでいるのであるが、第1圧力 エレメント120は、圧力面130でスライド16の後ろ側128に対して作用 し、該スライドを同様にチャック方向に動かす。その場合、既述のように、送り レバー100が握り部材180方向に動く時と同じように、第2スイングエレメ ント70は、スイングによってすぐにガイドレール10に固定する。それにより スライド 16のチャック方向32への移動が行なわれ、送りレバー100解除後、既述の 方法と同じように第2スイングエレメント70がスライド16に続く。 送りレバー100が動くことにより、チャックされる製作製品が、圧力部材4 8と第2チャックエレメントの圧力面194の間で軽くチャックされてから、製 作製品34の固いチャックが、チャック用握り42が回転し、それとともにチャ ック軸36が回転することよって可能となり、従って本発明によるチャック装置 により普通のチャッククランプの場合と同一のチャック力を作ることが可能で、 その場合特に、同じチャック力の適切な片手操作が可能である。 製作製品34を解除するためにチャック軸36は、回転によってチャック用握 り42のところで逆回転され、その後スライド16全体の簡単な移動が次のこと で可能となる。すなわち、たとえば親指でスライダー164の圧力面178が動 かされ、それによりスイングばねエレメント160が、もはや第1スイングエレ メント18をスイング位置に保持しないということであり、従って第一チャック エレメント14全体は、チャック方向32の反対に簡単に移動可能である。 製作製品34を固定チャックする場合、調整エレメント54のリング面62が すでにスライド16の端28の前面64に接している場合にかぎり、チャック軸 36が逆回転すると、解除のための回転ストッパーエレメント54の弾性のため 次のような可能性がある。すなわち、チャック用握り42が強く回転することに より、チャック軸36をわずかにまた逆回転する可能性で、その場合スライダー 164の圧力面178の操作により第1スイングエレメント18のスイングを解 除可能にするところまでチャック力を解除するには、わずかな回転で十分である 。 それとともに回転ストッパーエレメント54は、その変形可能性のた めに出てくる可能性があり、それは軸が誤って逆回転され、製作製品がこの位置 にチャックされている場合にも、本発明によるチャック装置をもっと簡単に解除 することができることである。これは、回転ストッパーエレメント54の弾性的 な変形可能性は、軸36の逆回転のために新たなあそび空間を作るからである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ガイドレールと、該ガイドレールに支持されチャック軸の圧力部材によって 形成されるチャック方向に可動な第1チャック面を有する第1チャックエレメン トと、該ガイドレールに支持され、第2チャック面を有する第2チャックエレメ ントと、チャック軸に貫通される軸ナットをもつスライドと、レール上に支持可 能な第2スイングエレメントと旋回可能に軸受けされガイドレールとチャック軸 のチャック用握りの間にあるハンドルの送りレバーにより前記スライドが第2ス イングエレメントに対して相対的にチャック方向に移動可能である送り装置とを 有し、前記第1チャックエレメントは、ガイドレールで案内され該ガイドレール に沿って可動で第1スイングエレメントによって固定可能であるチャック装置で あって、第1圧力エレメント(120)を有する送りレバー(100)は、第2 スイングエレメント(70)とスライド(16)の間で作用するとともに、送り レバー(100)をチャック軸(36)のチャック用握り(42)方向に操作す る場合に、スライド(16)が第2スイングエレメント(70)に対して相対的 にチャック方向(32)に移動可能であることを特徴とするチャック装置。 2.第1圧力エレメント(120)は、送りレバー(100)と固定的に接続さ れている請求項1に記載のチャック装置。 3.送りレバー(100)は、第2スイングエレメント(70)に軸受けされて いる請求項1又は2に記載のチャック装置。 4.送りレバー(100)は、第2スイングエレメント(70)で旋回軸を中心 に旋回可能に軸受けされ、送りレバー(100)を操作するとき、第1圧力エレ メント(120)がスライド(16)方向に可動である請求項3に記載のチャッ ク装置。 5.第1圧力エレメント(120)が、直接スライド(16)に作用する請求項 1乃至4のいずれかに記載のチャック装置。 6.第1圧力エレメント(120)は、ガイドレール(10)とチャック軸(3 6)の間に延びるスライド(16)部分に作用する請求項5に記載のチャック装 置。 7.送りレバー(100)は、第2スイングエレメント(70)に対し、送りレ バー(100)を操作するとき、該送りレバーから第2スイングエレメント(7 0)にチャック方向(32)と反対に作用する圧力(30)は、第2スイングエ レメント(70)のスイングおよびそれに限定された固定をもたらすように設け られている請求項1乃至6のいずれかに記載のチャック装置。 8.送りレバー(100)は、第2圧力エレメント(122)に作用し、該圧力 エレメントにより、送りレバー(100)をガイドレール(10)方向に操作す るとき、スライド(16)は、第2スイングエレメント(70)に対し相対的に チャック方向(32)に移動可能である請求項1乃至7のいずれかに記載のチャ ック装置。 9.第2圧力エレメント(122)は、送りレバー(100)と固定的に接続さ れている請求項8に記載のチャック装置。 10.第1および第2圧力エレメント(120,122)は、送りレバー(10 0)に一体に作り付けられている請求項8又は9に記載のチャック装置。 11.第1および第2圧力エレメント(120,122)は、送りレバー(10 0)の旋回軸に対してほぼ対称的に配置されている請求項8乃至10のいずれか に記載のチャック装置。 12.第1および第2圧力エレメント(120,122)は、ガイドレール(1 0)とチャック軸(36)の間にあるスライド(16)に作用 する請求項8乃至11のいずれかに記載のチャック装置。 13.第2圧力エレメント(122)は、送りレバー(100)の旋回軸とガイ ドレール(10)の間にあるスライド(16)部分に作用する請求項8乃至12 のいずれかに記載のチャック装置。 14.第2スイングエレメント(70)は、連動ばねエレメント(138)によ ってチャック方向(32)に動かされる請求項1乃至13のいずれかに記載のチ ャック装置。 15.連動ばねエレメント(138)は、スライド(16)と連動する部分に嵌 合している請求項14に記載のチャック装置。 16.連動ばねエレメント(138)は、スライド(16)に嵌合する引きばね エレメント(138)である請求項15に記載のチャック装置。 17.連動ばねエレメント(138)は、第2スイングエレメント(70)に作 用し、該連動ばねエレメントは、ガイドレール(10)とスイングする位置にあ そびなしである請求項14乃至16のいずれかに記載のチャック装置。 18.第1スイングエレメント(18)は、スライド(16)と固定的に接続さ れている請求項1乃至17のいずれかに記載のチャック装置。 19.第1スイングエレメント(18)は、スライド(16)に一体に作り付け られている請求項18に記載のチャック装置。 20.第1スイングエレメント(18)は、スイングばねエレメント(160) によって動かされ、該第1スイングエレメントは、スイングばねエレメントを、 送りレバー(100)を操作するときにもスイング位置に保持する請求項1乃至 19のいずれかに記載のチャック装置。 21.スイングばねエレメント(160)は、ガイドレール(10)で案内され るケース(150)に支えられている請求項20に記載のチャ ック装置。 22.ケース(150)は、反対軸受け(158)とともに第1スイングエレメ ント(16,18)に支持されている請求項21に記載のチャック装置。 23.反対軸受け(158)と、スイングばねエレメント(160)が第1スイ ングエレメント(16,18)に影響する場所とは、互いにできるだけ大きな間 隔をもつ請求項21又は22に記載のチャック装置。 24.ケースは、第1スイングエレメント(16,18)に作用し、マニュアル に操作可能な解除エレメント(164)のための軸受け部を備え、該解除エレメ ントにより操作時第1スイングエレメント(16,18)のスイングが終わらさ れる請求項20乃至23のいずれかに記載のチャック装置。 25.スイングばねエレメント(160)は、解除エレメント(164)に作用 して、該解除エレメントと第1スイングエレメント(18)をスイング位置に保 持する請求項24に記載のチャック装置。 26.ケース(150)は、第1スイングエレメント(18)、第2スイングエ レメント(70)、およびスライド(16)を少なくとも部分的に囲んでいる請 求項1乃至25のいずれかに記載のチャック装置。 27.ケース(150)には、ガイドレール(10)を囲み、送りレバー(10 0)のハンドル(106)範囲に延びる握り部材(180)が設けられている請 求項26に記載のチャック装置。 28.ケース(150)は、スライド(16)と連動可能である請求項26又は 27に記載のチャック装置。 29.チャック軸(36)は、圧力部材(48)に向けられている端(46)に 、変形可能な材料でできた回転ストッパーエレメント(60)をもつ請求項1乃 至28のいずれかに記載のチャック装置。 30.回転ストッパーエレメント(60)は、作用位置で変形されてない状態で 、チャック軸(36)の完全にオープンな位置までの調整を妨げ、該チャック軸 (36)の完全にオープンな位置は、該回転ストッパーエレメント(60)が変 形することによって到達可能となる請求項29に記載のチャック装置。 31.回転ストッパーエレメント(60)は、チャック軸(36)とフレキシブ ルに接続される圧力部材(48)の調整エレメントとして使用される請求項29 又は30に記載のチャック装置。
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