JP2000506241A - 発電所プラントの迅速な出力調節のための方法および装置 - Google Patents

発電所プラントの迅速な出力調節のための方法および装置

Info

Publication number
JP2000506241A
JP2000506241A JP9531322A JP53132297A JP2000506241A JP 2000506241 A JP2000506241 A JP 2000506241A JP 9531322 A JP9531322 A JP 9531322A JP 53132297 A JP53132297 A JP 53132297A JP 2000506241 A JP2000506241 A JP 2000506241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
plant
generator
steam
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9531322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3963479B2 (ja
Inventor
ツァフィスカ、オルトリッヒ
アッケンハイル、ラインホルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2000506241A publication Critical patent/JP2000506241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3963479B2 publication Critical patent/JP3963479B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K13/00General layout or general methods of operation of complete plants
    • F01K13/02Controlling, e.g. stopping or starting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 蒸気タービン(2、4、6)および発電機(8)を有するターボセットを備えた発電所プラントの迅速な出力調節のための方法において、発電機増加出力(PS)を設定するためにプラントプロセス内に存在しているエネルギー蓄積器が能動化される。特に効率的な調節を達成するため、本発明によれば、発電機出力(PS、PI)に対して付加的に少なくとも別の、現在の作動状態を特徴付けるプロセス量(PWL、PFW、MPD、DFD、KL、TB、P)が複数個の位置目標値(Y、DFD)を求めるために利用される。本方法を実施するための装置は調節装置(60)を含んでおり、その入力(aないしi)が発電機(8)の出力値(PS、PI)ならびに少なくとも別のプロセス量(PWL、PFW、MPD、DFD、KL、TB、P)を含んでおり、またその出力(nないしu)が蒸気タービン(2、4、6)と結合されている操作機構(10、12、18、22、24、28、32、34、36、42、46、48、50)に対する位置目標値(Y、DFD)を与える。

Description

【発明の詳細な説明】 発電所プラントの迅速な出力調節のための方法および装置 本発明は蒸気タービンおよび発電機を有するターボセットを備えた発電所プラ ントの迅速な出力調節のための方法であって、発電機増加出力を設定するために プラントプロセス内に存在しているエネルギー蓄積器が能動化される方法に関す る。本発明はさらにこの方法を実施するための装置に関する。 エネルギー供給システム内の周波数偏差をなくすための調節とならんで特に、 配電網(連系網またはアイランド網)を構成する部分回路網への連結個所におけ る予め定められた授受電力を守らなければならない。従って、何秒か内に発電所 ブロックの迅速な出力上昇を可能にするという要求がある。 迅速な出力調節および周波数バックアップのための可能性は、印刷物“VGB Kr aftwerkstechnik”、第1号、1980年1月、第18〜23頁に記載されてい る。何秒かの間の迅速な出力調節(秒予備)のためには複数の同時にまたは交互 に実行可能な干渉可能性があるが、発電所ブロックの出力の残留する変化のため には燃料供給の変更が必要である。従って、化石燃料による発電所プラントでは 、最初の何秒か内の遅れ時間の橋渡しのために先に絞られた位置に保たれていた 蒸気タービンの操作弁が開かれ、それにより利用可能な蒸気またはエネルギー蓄 積器が実際上遅れなしに能動化かつ放出される。 蒸気タービンの操作弁の絞りをやめることによる出力上昇とならんで、蒸気タ ービンの水‐蒸気循環路中に設けられており蒸気タービンからの抽出蒸気により 加熱される予熱器も切り離される。同時に低圧加熱器を通して導かれる復水流が 何秒か内に止められ、再び高められる。予備として保たれているエネルギー蓄積 器を能動化するための別の可能性として復水停止による予熱器の切り離しにより 化石燃料による発電所ブロックのなかの迅速な出力調節を行うためのこの措置は 、例えばドイツ特詐第33 04 292号明細書にも記載されている。 従って、迅速な秒予備、すなわち再生予熱器および(または)加熱復水器への 蒸気流ならびにプロセス蒸気および発電所プラントの蒸気タービンの水‐蒸気循 環路内の復水の調節された要求、を調節かつ(または)制御するために、通常調 節装置が使用される。この調節装置は迅速な出力調節のために、すなわち何秒か 内にエネルギー蓄積器を能動化するために、予熱器への蒸気供給の絞り、プロセ ス蒸気の絞りおよび(または)復水の絞りを調節する。その際にタービン抽出蒸 気の調節弁および復水設定のための操作機構に対する位置目標値は、必要とされ る発電機増加出力が達成されるように形成される。しかしその際に欠点として、 タービン抽出蒸気の操作端または操作機構および復水‐および副復水調節の協調 が非常に困難である。さらに、迅速な出力調節のための個々の措置の利用の優先 順位が考慮に入れられていない。さらに、制御対象が通常は線形でないために、 これまで特に高い制御良度は得られていない。 従って、本発明の課題は、発電所プラントのなかで迅速に出力を準備するため の、特に効率的な調節を達成する方法を提供することである。本方法はその実施 のために特に適した装置において簡単な手段により達成されなければならない。 方法に関して、この課題は、本発明によれば、発電機出力に対して付加的に少 なくとも別の、現在の作動状態を特徴付けるプロセス量が複数個の位置目標値を 求めるために関係せしめられ又は使用されることによって解決される。ここで発 電機出力とは、発電機の実際‐または目標出力、増加出力‐目標値または‐実際 値または最大可能な出力を意味している。 本発明はその際に、現在の作動状態を考慮に入れてエネルギー蓄積器を能動化 するための措置組み合わせ、従ってまた使用ストラテジーを求め、その際にプラ ントプロセスの多数のプロセス値またはプロセス量を評価するという考察から出 発する。そのために自由になるエネルギー蓄積器のエンドチャージおよびチャー ジが剰余出力要求の評価に従って調節されなければならないであろう。その際に 個々のエネルギー蓄積器の能動化のための技術的および経済的な観点に基づく使 用ストラテジーを使用することができる。 発電機出力に対して付加して別のプロセス量として、目的にかなった仕方で、 発電所プラントの蒸気発生器調節から供給される熱出力値が利用される。好まし くはプラント全体または個々の発電所ブロックの現在の作動状態を決定するため 別のプロセス量としてプラントの遠隔熱出力ならびに脱結合されたプロセス蒸気 質量流および(または)蒸気タービンの操作機構、特に蒸気タービンと流入側で 結合されている生蒸気操作弁、の絞り度も使用される。さらに、目的にかなった 仕方で、エネルギー蓄積器の制限に関する、例えばプラントの負荷容量に関する 値およびデータも考慮に入れられる。さらに、目的に適った仕方で、蒸気タービ ンの水‐蒸気循環路内の生蒸気‐、抽出蒸気‐、排出蒸気‐および(または)復 水流に関係する内容を含んでいる、個々のエネルギー蓄積器のテクノロジー的な 準備または能動化可能性に関するデータも考慮に入れられる。 装置に関して、前記の課題は、本発明によれば、調節装置を含んでおり、その 入力が発電機の目標出力(増加出力目標値)および実際出力(増加出力実際値) ならびに少なくとも別のプロセス量を含んでおり、またその出力が、個々のエネ ルギー蓄積器を能動化するために、蒸気タービンと結合されている操作機構に対 する位置目標値を与えることにより解決される。操作機構は生蒸気‐、抽出蒸気 ‐または排出蒸気‐操作弁またはダンパーならびに主‐または副復水供給ポンプ であってよい。 目的にかなった実施例では、調節装置が第1の調節モジュールを含んでおり、 その入力が発電機の目標出力および実際出力ならびに別のプロセス量または作動 値を含んでおり、またその出力が予備出力を準備するための措置組み合わせの割 合値を与える。好ましくは、第1の調節モジュールは蒸気タービンと流入側で結 合されている少なくとも操作機構の絞り度に対する入力端をも有する。 目的にかなった仕方で、調節装置はさらに第2の調節モジュールを含んでおり 、その入力端が第1の調節モジュールの措置組み合わせを示す出力端と接続され ており、またその出力が蒸気操作機構に対する位置目標値を与える。出力側でこ の調節モジュールと接続されており、補正調節器として動作する第3の調節モジ ュールは、目的にかなった仕方で、入力として発電機の出力値を含んでいる。 調節装置はさらに、目的にかなった仕方で、第4の調節モジュールを含んでお り、その入力端が第1及び第2の調節モジュールのそれぞれ出力端と接続されて おり、またその出力が復水操作機構に対する位置目標値を与える。第1の調節モ ジュールと接続されている調節装置の第5の調節モジュールは少なくとも操作機 構の現在の絞り度を補正または適応させる役割をする。 本発明により達成される利点は特に、プラントの複数個の重要なプロセス量を 考慮に入れてターボセットのなかのエネルギー蓄積器を能動化するための措置組 み合わせを求めることにより、増加出力能動化に対するしばしば互いに逆向きの 要求および条件の特に望ましい解決策が可能にされていることにある。その際に エネルギー蓄積器の能動化に対する適切な使用ストラテジーの使用のもとに最良 可能な全体結果が保証されている。使用ストラテジーの作成の際に、調節剰余の 予め定められた準備からも、流れ‐、プロセス‐および(または)加熱蒸気‐供 給に関する規定からも、テクノロジー的な理由からも生ずる制約が考慮に入れら れ得る。 以下、本発明の実施例を図面により一層詳細に説明する。 図1は発電所ブロックのプロセス部分としてのターボセットのブロック回路図 、また 図2は図1によるプロセス部分に対する調節装置のブロック回路図を示す。 図1は、高圧部分タービン2、中圧部分タービン4および低圧部分タービン6 ならびに発電機8から構成たれているターボセットを有する発電所ブロックのプ ロセス部分の原理的なブロック回路図を示す。ターボセットの作動の際には生蒸 気FDが生蒸気操作弁10を介して高圧部分タービン2に入れられる。操作弁1 2(ダンパーKL)により設定可能な部分流FD1が高圧部分タービン2から高 圧予熱路14に対して取り出される。高圧部分タービン2からの排出蒸気FD2 は中間過熱器16を介して中圧部分タービン4に供給される。 中圧部分タービン4からは別の蒸気取り出しが行われる。そのために操作弁1 8(ダンパーKL)により給水タンク20に対する設定可能な第1の部分流MD1 が取り出される。別の取り出しが操作弁22(プロセス蒸気ダンパーPDKL )により設定可能なプロセス蒸気としての第2の部分流MD2を介して行われる 。さらに取り出しが操作弁24(ダンパーKL)により設定可能な第3の部分流 MD3を介して低圧予熱路26に対して行われる。中圧部分タービン4の排出蒸 気の操作弁28(加熱復水ダンパーHKKL)により設定可能な第1の部分流M D4は加熱復水器30に供給される。中圧部分タービン4の排出蒸気の同じく設 定可能な第2の部分流MD5はオーバーフローダンパー32(UKL)を介し て低圧部分タービン6に供給される。 低圧部分タービン6から同じく低圧予熱路26および加熱復水器30に対する 蒸気取り出しが行われる。そのために第1の部分流ND1が直接に、また第2の 部分流ND2が操作弁34(ダンパーKL)を介して低圧予熱路26に供給され る。同じく加熱復水器30に第3の部分流ND3が直接に、また第4の部分流N D4が操作弁36(加熱復水ダンパーHKKL)を介して供給される。低圧部分 タービン6からの排出蒸気ND5は復水器38のなかで復水する。 主復水Kは復水器38の温水溜め40から復水ポンプ42により低圧予熱路2 6を介して給水タンク20に送られる。給水タンク20から給水ポンプ44によ り給水Sが高圧予熱路14を介して送られる。高圧予熱路14からの副復水NK1 は副復水ポンプ46を介して給水タンク20に送られる。同じく副復水NK2は 低圧予熱路26から副復水ポンプ48を介して復水器38に、すなわちその温水 溜め40に、送られる。さらに、副復水NK3は加熱復水器30から副復水ポン プ50により復水器38の温水溜め40に送られる。 主復水Kおよび給水Sの送りはレベル調節LK/LSWBを介して行われ、他方に おいて副復水NK1,2,3の送りは別のレベル調節NKR1、NKR2またはNKR3 を介して設定される。後者には共通の位置目標値YNKRが供給される。 迅速な出力調節のための装置は図2に示されている。この装置は5つの調節モ ジュール62、64、66、68および70を有する調節装置60を含んでいる 。調節装置60は入力量aおよびbとして出力要求PSおよび出力‐または増加 出力実際値PIを受ける。剰余出力実際値PIは発電機8(図1)における測定装 置72により測定される。別の入力量cとして調節装置60は、詳細には示され ていない仕方で発電所ブロックの蒸気発生器調節から取り出される熱出力目標値 PWLを受ける。さらに、調節装置60は入力量dないしhとして発電所ブロック の作動状態に関する情報を受ける。これらは入力量dとして遠隔熱出力PFW、入 力量eとしてプロセス蒸気取り出し量またはプロセス蒸気質量流MPD、入力量f として生蒸気操作弁10の絞り度DFD、入力量gとして発電所ブロックの負荷容 量KL、また入力量hとして利用可能なエネルギー蓄積器のテクノロジー的な準 備TBである。別の作動値Pは調節装置60に入力端iを介して供給され得る。 入力端aないしiは調節装置60の第1の調節モジュール62に属する。それ らは調節すべきプロセス部分に対して使用されるプロセス量PS、PI、PWL、PFW 、MPD、DFD、KL、TBおよびPを考慮に入れる。個々の措置の予備出力可 能性に関する方法技術的な知識に基づくアルゴリズムを用いて、第1の調節モジ ュール62のなかで措置組み合わせに対する決定規範が作成される。そのために 発電機出力PSおよび遠隔熱出力PFWにより、またプロセス蒸気質量流MPDおよ び絞り度DFDにより特徴付けられる現在の作動状態が求められる。その際に各々 の現在の作動状態に対してその瞬間に必要とされる予備出力をカバーするための 最適な措置組み台わせL1...nが決定される。その際に負荷容量KLおよび個々 の措置Lnのテクノロジー的な準備TBも考慮に入れられる。続いて、決定され た措置Lnに対して出力割合PSRM(1...n)が計算され、また出力量Iとして関与 する措置Lnに対するレリーズ信号が形成される。さらに、別の出力量kとして (図示されていない)蒸気発生器調節のための付加熱出力ΔPWLが決定される。 出力量jおよびlならびに遠隔熱出力PFWは調節モジュール64の入力量を形 成する。調節モジュール64のなかで出力量mないしrとして生蒸気操作弁10 、オーバーフローダンパー32、操作弁28および36、操作弁22または操作 弁12、18、24および34に対する位置目標値YFD、YUKL、YHKKL、YPDK L およびYKLが形成される。計算された位置目標値Yは、調節モジュール64と 接続されており、入力量として出力目標値PSおよび増加出力実際値PIを供給さ れる調節モジュール66により補正される。 調節モジュール68のなかで出力量sおよびtとして措置Ln、ダンパーまた は操作弁10、12、18、22、24、28,30、32、34および(また は)36の位置ならびにそれらの位置変化速度に応じて復水‐または副復水調節 器NKR1,2,3の位置目標値YKP、YNKPに対する補正が形成される。そのために 調節モジュール63に入力量として調節モジュール62ないし64の出力量jお よびr、すなわち位置目標値YKLよび措置組み合わせL1...nが供給される。 調節モジュール70は生蒸気操作弁10に対する必要な絞り度を決定するため のアルゴリズムを含んでいる。そのためにこの調節モジュール70に入力量とし て出力量jおよび発電所ブロックの現在の作動状態を記述する別の出力量vが調 節モジュール62から供給される。生蒸気操作弁10の計算された絞り度は予め 選ばれた絞り度と比較され、出力量uとして自動的に適応された絞り度DFDが出 力される。 高圧部分タービン2に供給される生蒸気質量流を設定する生蒸気操作弁または 操作機構10の絞りはこうして調節されて能動化可能なエネルギー蓄積器を構成 し、このエネルギー蓄積器は求められた位置目標値YFDを介して制御されてチャ ージされ、または予備出力を準備するために制御されてディスチャージされ得る 。別のエネルギー蓄積器を能動化するためには抽出蒸気‐および排出蒸気‐部分 流FD1,2、MD1...5、ND1...5ならびに復水Kおよび副復水NKの供給が個々 にまたは共通に、また部分的にまたは完全に相応の操作機構(操作弁、ポンプ) 12、18、22、24、28、32、34、36、42、46、48、50に より絞られ得る。それによって予熱路14、26の供給が一時的に減少または中 止される。制御は同じく調節装置60を介して相応の位置目標値Yにより行われ る。 特にプロセス蒸気‐および加熱蒸気供給の際に措置Lnの選択への特別な影響 を有し得る方法技術的な知識および折り合いのよい決定を総合して調節装置60 の基礎とすることは、存在するエネルギー蓄積器を経済的にできるだけ良好に利 用することも発電所プラントを大切にして運転することも保証する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.蒸気タービンおよび発電機を有するターボセットを備えた発電所プラントの 迅速な出力調節のための方法であって、発電機増加出力を設定するためにプラン トプロセス内に存在しているエネルギー蓄積器が能動化される方法において、発 電機出力(PS、PI)に対して付加的に少なくとも別の、現在の作動状態を特徴 付けるプロセス量(PS、PI、PWL、PWF、MPD、DFD、KL、TB、P)が複 数個の位置目標値(Y、DFD)を求めるために利用されることを特徴とする発電 所プラントの迅速な出力調節のための方法。 2.プロセス量として、蒸気タービン(2、4、6)と結合されている少なくと も操作機構(10)の絞り度(DFD)が使用されることを特徴とする請求項1記 載の方法。 3.別のプロセス量として、プラントプロセスから脱結合される熱出力(PFW) および(または)プラントプロセスから取り出される蒸気質量流(MPD)が利用 されることを特徴とする請求項1または2記載の方法。 4.別のプロセス量として、プラントプロセスの熱出力実際値(PWL)が利用さ れることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の方法。 5.位置目標値(y)を求めるためにエネルギー蓄積器の能動化可能性(TB) に関する情報が考慮に入れられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか 1つに記載の方法。 6.蒸気タービン(2、4、6)および発電機を有するターボセットを備えた発 電所プラントの迅速な出力調節のための装置であって、発電機増加出力を設定す るためにプラントプロセス内に存在しているエネルギー蓄積器が能動化される装 置において、調節装置(60)を含んでおり、その入力(aないしi)が発電機 (8)の出力値(PS、PI)ならびに少なくとも別のプロセス量(PS、PI、PWL 、PWF、MPD、DFD、KL、TB、P)を含んでおり、またその出力(nない しu)が蒸気タービン(2、4、6)と結合されている複数個の操作機構(10 ,12、18、22、24、28、32、34、36、42、46、48、50 )に対する位置目標値(Y)を与えることを特徴とする発電所プラントの迅速な 出力調節のための装置。 7.調節装置(60)が第1の調節モジュール(62)を含んでおり、その入力 (aないしi)がプロセス量(PS、PI、PWL、PWF、MPD、DFD、KL、TB 、P)を含んでおり、またその出力(j)が予備出力を準備するための措置組み 合わせ(Ln)の割合値を与えることを特徴とする請求項6記載の装置。 8.第2の調節モジュール(64)を含んでおり、その入力端が第1の調節モジ ュール(62)の出力端(j)と接続されており、またその出力(nないしr) が蒸気操作機構(10、12、18、24、28、32、34、36)に対する 位置目標値(Y)を与えることを特徴とする請求項7記載の装置。 9.出力側で第2の調節モジュール(64)と接続されている第3の調節モジュ ール(66)を含んでおり、その入力(a、b)が発電機(8)の出力値(PS 、PI)を含んでいることを特徴とする請求項8記載の装置。 10.第4の調節モジュール(68)を含んでおり、その入力端が第2の調節モ ジュール(64)の少なくとも出力端(r)および第1の調節モジュール(62 )の出力端(j)と接続されており、またその出力(s、t)が復水操作機構( 42、46、48、50)に対する位置目標値(YKP、YNKR)を与えることを 特徴とする請求項8または9記載の装置。 11.少なくとも操作機構(10)の現在の絞り度(DFD)を補正するための第 5の調節モジュール(70)を含んでいることを特徴とする請求項6ないし10 のいずれか1つに記載の装置。
JP53132297A 1996-03-07 1997-02-24 発電所プラントの迅速な出力調節のための方法および装置 Expired - Lifetime JP3963479B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19608873 1996-03-07
DE19608873.9 1996-03-07
PCT/DE1997/000328 WO1997033074A1 (de) 1996-03-07 1997-02-24 Verfahren und vorrichtung zur schnellen leistungsregelung einer kraftwerksanlage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000506241A true JP2000506241A (ja) 2000-05-23
JP3963479B2 JP3963479B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=7787535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53132297A Expired - Lifetime JP3963479B2 (ja) 1996-03-07 1997-02-24 発電所プラントの迅速な出力調節のための方法および装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6134891A (ja)
EP (1) EP0885348B1 (ja)
JP (1) JP3963479B2 (ja)
KR (1) KR100474182B1 (ja)
CN (1) CN1239812C (ja)
DE (1) DE59710692D1 (ja)
ES (1) ES2206697T3 (ja)
IN (1) IN192326B (ja)
RU (1) RU2169272C2 (ja)
UA (1) UA47459C2 (ja)
WO (1) WO1997033074A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19750125A1 (de) * 1997-11-13 1999-03-11 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Primärregelung eines Dampfkraftwerkblocks
US6705086B1 (en) * 2002-12-06 2004-03-16 General Electric Company Active thrust control system for combined cycle steam turbines with large steam extraction
DE10260409B3 (de) * 2002-12-18 2004-06-24 Vattenfall Europe Generation Ag & Co. Kg Verfahren zur Primärregelung für ein Netz
DE10321651B4 (de) * 2003-05-13 2005-08-04 Klaus Rasche Anlage zur Erzeugung von Regelenergie
EP1764486A1 (de) * 2005-09-16 2007-03-21 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Ermitteln der aktuellen Maximalleistung einer Kraftwerksanlage und Regelvorrichtung
EP2136037A3 (de) * 2008-06-20 2011-01-05 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Dampfkraftwerksanlage mit Dampfturbine und Prozessdampfverbraucher
EP2204553A1 (de) * 2008-06-23 2010-07-07 Siemens Aktiengesellschaft Dampfkraftanlage
EP2450535A1 (de) 2008-06-27 2012-05-09 Alstom Technology Ltd Verfahren zur Primärregelung einer kombinierten Gas- und Dampfturbinenanlage
CH699228A1 (de) * 2008-07-21 2010-01-29 Alstom Technology Ltd Verfahren zur Primärregelung einer kombinierten Gas- und Dampfturbinenanlage.
EP2208867A1 (de) * 2008-08-25 2010-07-21 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Regeln eines Dampfkraftwerks
TW201134386A (en) * 2010-04-09 2011-10-16 Tung-Teh Lee Automatic water-supply control device
DE102010019718A1 (de) * 2010-05-07 2011-11-10 Orcan Energy Gmbh Regelung eines thermischen Kreisprozesses
GB201010760D0 (en) * 2010-06-28 2010-08-11 Doosan Power Systems Ltd Operation of steam turbine and steam generator apparatus with post-combustion carbon capture
DE102011078205A1 (de) * 2011-06-28 2013-01-03 Siemens Aktiengesellschaft Hilfsdampferzeuger als zusätzliche Frequenz- bzw. Primär- und/oder Sekundärregelmaßnahme bei einem Dampfkraftwerk
FR2977916B1 (fr) * 2011-07-12 2019-12-27 Electricite De France Procede de commande d'une centrale electrique
DE102014202846A1 (de) 2014-02-17 2015-08-20 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Entladen eines thermischen Schichtspeichers
EP3759321A1 (en) 2018-02-28 2021-01-06 ENEXIO Hungary Zrt. Power plant and method for its operation
CN109854313B (zh) * 2019-03-11 2020-03-24 西安交通大学 一种灵活燃煤发电系统及运行方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3931714A (en) * 1974-06-06 1976-01-13 Westinghouse Electric Corporation Electrohydraulic emergency trip system and method for a turbine power plate
US4015430A (en) * 1975-09-30 1977-04-05 Westinghouse Electric Corporation Electric power plant and turbine acceleration control system for use therein
US4372125A (en) * 1980-12-22 1983-02-08 General Electric Company Turbine bypass desuperheater control system
DE3304292A1 (de) * 1982-10-11 1984-04-12 Brown, Boveri & Cie Ag, 6800 Mannheim Verfahren und vorrichtung zum ausregeln von netzfrequenzeinbruechen bei einem gleitdruckbetriebenen dampfkraftwerkblock
US5751604A (en) * 1992-02-03 1998-05-12 Terasaki Denki Sangyo Kabushiki Kaisha Cogeneration system
US5181381A (en) * 1992-07-08 1993-01-26 Ahlstrom Pyropower Corporation Power plant with dual pressure reheat system for process steam supply flexibility
DE4344118C2 (de) * 1993-12-23 1997-04-30 Abb Patent Gmbh Verfahren und Einrichtung zur Steuerung und Regelung der Dampfkraftwerksleistung unter Einsatz von Kondensatstopp

Also Published As

Publication number Publication date
DE59710692D1 (de) 2003-10-09
US6134891A (en) 2000-10-24
EP0885348B1 (de) 2003-09-03
IN192326B (ja) 2004-04-10
RU2169272C2 (ru) 2001-06-20
UA47459C2 (uk) 2002-07-15
JP3963479B2 (ja) 2007-08-22
KR19990087579A (ko) 1999-12-27
WO1997033074A1 (de) 1997-09-12
CN1212039A (zh) 1999-03-24
ES2206697T3 (es) 2004-05-16
KR100474182B1 (ko) 2005-03-16
EP0885348A1 (de) 1998-12-23
CN1239812C (zh) 2006-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000506241A (ja) 発電所プラントの迅速な出力調節のための方法および装置
CN105804809B (zh) 一种提升机组agc和一次调频品质的装置及方法
KR100563518B1 (ko) 증기 발전소 및 상기 증기 발전소의 전력 조정을 위한 방법
CA2914954C (en) Model-based combined cycle power plant load control
US8959915B2 (en) Waste heat steam generator
AU2008328934B2 (en) Method for operating a once-through steam generator and forced-flow-once-through steam generator
EP0093118A1 (en) SLIDING PRESSURE CONTROL FOR STEAM TURBINE POWER PLANT.
MX2013003984A (es) Procedimiento para el accionamiento de una central de turbina de gas y de turbina de vapor combinada asi como central de turbina de gas y de turbina de vapor preparada para la realizacion del procedimiento y dispositivo de regulacion correspondiente.
GB2131929A (en) Method and apparatus for correcting system frequency dips of a variable-pressure-operated steam generator unit
US20150107251A1 (en) Power regulation and/or frequency regulation in a solar thermal steam power plant
JP2019526010A (ja) 蒸気タービン発電設備の出力の適合方法および蒸気タービン発電設備
KR102165184B1 (ko) 열 저장기를 갖춘 파워 플랜트
JP4046761B2 (ja) 発電プラントの迅速な出力調節のための方法および装置
CN104040119A (zh) 控制用于生产电能的联合循环设备的方法以及用于生产电能的联合循环设备
US20180094546A1 (en) Fast Frequency Response Systems with Thermal Storage for Combined Cycle Power Plants
SU1084472A1 (ru) Способ разгрузки теплофикационной паротурбинной установки со ступенчатым подогревом сетевой воды
Lausterer Improved maneuverability of power plants for better grid stability and economic dispatch
SU931916A1 (ru) Способ расхолаживани паровой турбины
CN115653712A (zh) 一种热电机组储能调峰系统及方法
CN110726167A (zh) 一种在抽凝机组上实现热电解耦调峰的工艺及方法
JP2013543573A (ja) 化石燃料燃焼式蒸気発生器
JPH11303610A (ja) ゴミ焼却複合発電設備の出力制御方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061114

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term