JP2000505684A - ヘアカッティング装置とこれに取り付けられ2個のばね負荷櫛部を有する櫛装置とを具えるヘアカッティングシステム - Google Patents

ヘアカッティング装置とこれに取り付けられ2個のばね負荷櫛部を有する櫛装置とを具えるヘアカッティングシステム

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Abstract

(57)【要約】 歯付きカッティング装置(17)を有するヘアカッティング装置(2)と、このヘアカッティング装置(2)に取り付けることができる櫛装置(20)とを具えるヘアカッティングシステム(1)において、櫛装置(20)は固定櫛部(22)と調整櫛部(23)とを具える。また、このヘアカッティングシステム(1)は調整櫛部(23)を固定櫛部(22)に対して位置決めし得る位置決め手段を具える。少なくとも1個のばね(48)によって固定櫛部(22)と調整櫛部(23)とに互いに相対的に負荷を加える。位置決め装置はヘアカッティング装置(2)に配置された調整装置(50)を具え、この調整装置(50)はこのシステムの作動中、ヘアカッティング装置(2)を保持する手によって多数の設定位置に調整可能である。櫛装置(20)をヘアカッティング装置(2)に取り付けた時、調整装置(50)と調整櫛部(23)とを自動的に結合するため、この調整装置(50)と調整櫛部(23)との間に継手手段(51)を配置する。櫛装置(20)をヘアカッティング装置(2)に取り付けた時、調整櫛部(23)は希望する作動位置に自動的に移動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘアカッティング装置とこれに取り付けられ2個のばね負荷櫛部を有する櫛装 置とを具えるヘアカッティングシステム 本発明は歯付きカッティング装置を有し、作動中、片手で保持される毛髪切断 用のヘアカッティング装置と、歯付きカッティング装置の位置で取付け方向の方 向にヘアカッティング装置に取り付けることができると共に取付け方向の反対方 向にヘアカッティング装置から除去することができる櫛装置とを具え、この櫛装 置はヘアカッティング装置に取り付けられた時、このヘアカッティング装置に固 定して取り付けられる固定櫛部と、この固定して取り付けられた固定櫛部に対し て調整可能である調整櫛部とを具え、更に、固定して取り付けられた固定櫛部に 対して少なくとも2個の作動位置に調整櫛部を位置決めし得る位置決め手段を具 えるヘアカッティングシステムに関するものである。 上記のパラグラフに記載した形式のヘアカッティングシステムは例えば特開昭 61-79483号公報から既知である。この既知のヘアカッティングシステムにおいて は、位置決め手段は専ら櫛装置に配置されており、固定櫛部と調整櫛部との間に 作用する掛止め装置によって、この位置決め手段を形成している。この構造のた め、この既知のヘアカッティングシステムの櫛装置は、一方の手でヘアカッティ ング装置を保持しながら、他方の手で調整櫛部を調整することができる。その結 果、このヘアカッティング装置は取扱いが比較的困難である。更に、この既知の ヘアカッティングシステムに使用されている構造の結果、このシステムのヘアカ ッティング装置に櫛装置を設置した時、掛止め装置によって定められる希望する 予め選択された作動位置から調整櫛部が動き出してしまい、好ましくないことに は予め選択された希望するヘアカッティング長さが変化してしまう。 本発明の目的は上述の問題点を除去し、簡単な手段で上述の問題点を簡単に解 決した改良したヘアカッティングシステムを得るにある。この目的を達成するた め、最初のパラグラフに記載した形式のヘアカッティングシステムにおいて、本 発明は固定櫛部と調整櫛部とに相互に相対的に負荷を加える少なくとも1個のば ねを設け、作動中、ヘアカッティング装置2を保持する手によって少なくとも2 個の選択できる設定位置に調整できヘアカッティング装置に配置された調整装置 を位置決め装置に設け、櫛装置をヘアカッティング装置に取り付けた時、調整装 置と調整櫛部とを自動的に結合するための継手手段を調整装置と調整櫛部との間 に配置し、櫛装置をヘアカッティング装置に取り付けた時、調整装置の選択され た設定位置によって決定される希望する作動位置に、継手手段を介して調整装置 の助けを借りて調整櫛部を自動的に動かし得るよう構成したことを特徴とする。 このようにして、ヘアカッティング装置を一方の手で保持しながら、櫛装置の調 整櫛部の希望する作動位置を得るため、この同じ一方の手で調整装置を調整する ことができ、この結果、本発明ヘアカッティングシステムは簡単で取扱いが容易 である。更に、本発明ヘアカッティングシステムは櫛装置をヘアカッティング装 置に設置した時、使用者によって予め設定した、又は予め選択した希望する作動 位置に、調整装置の助けを借りて、櫛装置の調整櫛部を確実に設定することがで きる。 本発明ヘアカッティングシステムにおいて、作動中、ヘアカッティング装置を 保持する手によって少なくとも2個の選択可能な設定位置に設定し得るボタンと 、このボタンによって動かし得る構成部分と、この構成部分に連結された伝動手 段とを調整装置に設け、この伝動手段を介して構成部分を作動可能に継手手段に 連結すれば有利であることが立証されている。このことは、ヘアカッティング装 置の所定の幾何学的形状に、この構造を簡単、適正に適合させるのに有利である 。更に、構造を簡単化することができる。 最初のパラグラフに記載されたヘアカッティングシステムにおいて、ボタンに よって動かし得る構成部分と、伝動手段とをヒンジ連結を介して相互に連結すれ ば有利であることが更に立証されている。この結果、ボタンで作動する構成部分 、及び伝動手段のための種々の調整方向を得るのが簡単である。 ボタンをその各設定位置に掛止めし得るよう構成すれば有利であることが立証 されている。このようにして、ボタンの不随意の作動、従って調整櫛部の予め選 択された作動位置を定める継手手段の不随意の作動を確実に防止する。 櫛装置を取付け方向にヘアカッティング装置に取り付ける本発明ヘアカッティ ングシステムの上述の変形においては、取付け方向と異なる調整方向に固定櫛部 に対し調整櫛部を調整することができる。しかし、櫛装置をヘアカッティング装 置に取り付けた時、取付け方向に平行な方向に固定櫛部に対し調整櫛部を調整可 能にすれば特に有利であることが立証されている。このことは本発明ヘアカッテ ィングシステムの特に簡単な構造のため有利である。 最初のパラグラフに記載したヘアカッティングシステムにおいて、取付け方向 に平行に延びて歯付きカッティング装置の区域でハウジング端に開口する2個の 直径的に対向する案内溝をヘアカッティング装置のハウジングに設け、櫛装置を ヘアカッティング装置に取り付けた時、各案内溝にそれぞれ静止掛合する2個の 案内部材を固定櫛部に設け、櫛装置をヘアカッティング装置に取り付けた時、各 案内溝内にそれぞれ摺動掛合する他の2個の案内部材を調整櫛部に設け、調整装 置と調整櫛部との間の継手手段を2個の案内溝の少なくとも1個内に収容すれば 有利であることが立証されている。これはコンパクトな構造であること、及びヘ アカッティング装置に対して櫛装置の信頼性ある安定した案内を行うことから有 利である。 最初のパラグラフに記載したヘアカッティングシステムにおいて、固定櫛部の 2個の案内部材の横断面をU字状にし、その底壁を相互に離間すると共に、調整 櫛部の他の2個の案内部材の横断面もU字状にし、調整櫛部のU字状の各案内部 材を固定櫛部のU字状の案内部材のそれぞれ1個に掛合させれば特に有利である ことが立証されている。これは、案内部材を相互に嵌着するから特にコンパクト な構造のため有利である。 最初のパラグラフに記載したヘアカッティングシステムにおいて、少なくとも 固定櫛部の1個のU字状案内部材と、調整櫛部の1個のU字状案内部材との間に 螺旋ばねを配置し、調整櫛部の案内部材を固定櫛部の案内部材内に掛合させ、ば ねを2個の案内部材と同一方向に延在してこれ等2個の案内部材に作用させれば 非常に有利であることが立証されている。このような構造は螺旋ばねには殆ど付 加的空間を必要とせず、U字状の案内部材の内側の空間はこのばねを収容するた めに利用されるから、特にコンパクトな構造である利点がある。 ヘアカッティング装置が直径的に対向する2個の案内溝を有するヘアカッティ ングシステムにおいて、ヘアカッティング装置のハウジングの内部からこのハウ ジングの通路を通じて案内溝内に突出する継手ピンと、調整櫛部の案内部材に配 置された継手止めとを継手手段が具えていれば有利であることが立証されている 。これは継手手段が良く保護されており、簡単で信頼性ある構造であり、有利で ある。 更に、継手ピンが案内溝の底壁に形成されたスロット状通路に貫通していれば 有利であることが立証されている。これは簡単で実際的に具体化されており有利 であることが立証されている。 本発明ヘアカッティングシステムの上述の全ての変形においては、少なくとも 1個の圧力ばね、又は板ばね、又は棒状ばねによって固定櫛部と調整櫛部に相互 に相対的にばね負荷を加えることができる。しかし、固定櫛部と調整櫛部とに相 互に相対的に負荷を加ええる少なくとも1個の引張りばねを設ければ非常に有利 であることが立証されている。このような構造は特に信頼性があり、実際に有効 であることが立証されている。 本発明ヘアカッティングシステムの上述の全ての変形においては、固定櫛部は 歯付きカッティング装置まで延びる複数個の櫛歯を具え、調整櫛部は上記と等し い数の複数個の櫛歯を具え、調整櫛部をばねの力に抗して固定櫛部に対して動か した時、固定櫛部の櫛歯は歯付きカッティング装置までの調整櫛部の櫛歯の延長 部を形成すれば非常に有利であることが立証されている。これは櫛装置の全ての 抜き差し作動状態において、トリミングすべき毛髪が歯付きカッティング装置に 適正に送られることを保証するものである。 固定櫛部の前記櫛歯がストリップ状で、その縦ストリップ方向が取付け方向に 平行に延在しており、調整櫛部の櫛歯が楔状で、それぞれ取付け方向に平行に延 びる溝孔を有し、固定櫛部のストリップ状櫛歯が各溝孔内に延びていれば特に有 利であることが立証されている。これは簡単でコンパクトな構造であり、非常に 有利であり、更に、固定櫛部に対して調整櫛部を満足に案内することができる。 本発明の上述の要旨、及びその他の要旨は例として次に説明する実施例から明 らかになるであろう。 例として2つの実施例を示す図面を参照して本発明を一層詳細に説明するが、 本発明はこれ等の実施例に限定されない。 図1はヘアカッティング装置と、このヘアカッティング装置に取り付けられた 櫛装置とを具え、この櫛装置はヘアカッティング装置に対し固定して取り付けら れる櫛部と、調整可能な櫛部とを具え、引張りばねによりこれ等2個の櫛部に相 互に相対的にばね負荷を加える本発明の第1実施例のヘアカッティングシステム を上方から見て僅かに縮小した斜視図である。 図2は図1に示すヘアカッティングシステムの平面図である。 図3は図1、及び図2に示すヘアカッティングシステムの側面図である。 図4は櫛装置をヘアカッティング装置から取り外し、その櫛装置の一部を断面 として示す図1〜図3のヘアカッティングシステムの側面図である。 図5は櫛装置の調整櫛部を希望する作動位置に設定し得る調整装置を見得るよ うにするため、ヘアカッティング装置の一方のハウジング半部を除去した図3と 同様に、図1〜図4のヘアカッティングシステムを示す。 図6は図5に比較し拡大した寸法で図1〜図5のヘアカッティングシステムの ヘアカッティング装置の調整装置を示す側面図である。 図7は図6に示す調整装置の詳細を示す断面図である。 図8は上方から斜に見た図6の調整装置を示す。 図9は調整櫛部を固定櫛部に対して調整していない状態の図1〜図5のヘアカ ッティングシステムの櫛装置を上方から見た状態に示す。 図10は調整櫛部を固定櫛部に対して調整を完了し、調整櫛部を固定櫛部に掛 合保持する引張りばねを示し、図9に示す櫛装置を一部を断面とする側面図で示 す。 図11は引張りばねの力に抗して固定櫛部に対して調整櫛部を希望する作動位 置に保持した状態で図1〜図5のヘアカッティングシステムの一部を示す。 図12は櫛装置の固定櫛部と調整櫛部との間に圧力ばねを配置した本発明の第 2実施例のヘアカッティングシステムの一部を図11と同様に示す。 図1〜図5、及び図11はヘアカッティングシステム1を示す。このヘアカッ ティング1は毛髪を切るためのヘアカッティング装置2を具える。このヘアカッ ティング装置は作動中、手に保持される。ヘアカッティング装置2は細長いハウ ジング3を有する。ハウジング3は基本的に2個のハウジング半部4、5から成 り、これ等ハウジング半部は分離線に沿って互いに隣接する。ハウジング3は図 3〜図5から明らかなように曲がった形状である。ハウジング3は第1ハウジン グ部分7と第2ハウジング部分8とから成り、第2ハウジング部分8は第1ハウ ジング部分7から突出し、第1ハウジング7に対し傾いている。これ等2個のハ ウジング部分7、8は図3、及び図4に鎖線9によって示す遷移帯域でほぼ相互 に隣接している。 オンオフスライドボタン12を遷移帯域9に近く第1ハウジング部分7の凸部 10に配置し、二重矢印11によって示すようにこのスライドボタン12はオン 位置と、オフ位置との間に移動することにより、ヘアカッティング装置1の駆動 モータ(図示せず)をオン、オフすることができる。 ボタン15を第1ハウジング部分7の凹部13に遷移帯域9に近く配置し、二 重矢印14によって示すように、複数個の選択可能な設定位置間にボタン15を 移動可能にする。ボタン15の機能は後に詳細に説明する。 ヘアカッティング装置2は第2ハウジング部分8の末端16の区域に歯付きカ ッティング装置17を具え、この歯付きカッティング装置17は静止歯付きカッ タ18と、駆動手段(図示せず)を介してモータ(図示せず)により往復駆動さ れる歯付きカッタ19とを具える。このような歯付きカッティング装置の構造、 及びこのような歯付きカッティング装置の往復駆動される歯付きカッタのための 駆動手段の構造は既知であり、本発明の要旨と関連がないのでこれ以上の説明は 行わない。 歯付きカッティング装置17によって、例えば人の頭髪を刈ることができる。 ヘアカッティング装置2のみを使用する時、このヘアカッティング装置2を未熟 練の使い方、即ち不適切な使い方をした場合、毛髪が余りにも短くされ、即ち余 りにも短くトリミングされると言う問題が起きる。この問題を解決するため、図 1〜図5、及び図11に示すヘアカッティングシステム1は図1〜図5、及び図 11に示すような櫛装置20を有する。櫛装置20に関しては、櫛装置20を拡 大して示す図9、及び図10をも参照されたい。 図4に矢印21にて示すように、歯付きカッティング装置17の区域において 、 櫛装置20を矢印21の取付け方向にヘアカッティング装置2に取り付けること ができる。同様に、矢印21の取付け方向の反対方向に櫛装置20をヘアカッテ ィング装置2から取り外すことができる。 櫛装置20は調節可能なので、調節櫛とも呼ばれる。調節可能にするため、こ の櫛装置20は、櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付けた時、ヘアカ ッティング装置2に対して固定して取り付けられる固定櫛部22と、この固定し て取り付けられた固定櫛部22に対して調整自在であり、従ってヘアカッティン グ装置2に対し、即ち歯付きカッティング装置17に対しても調整可能である調 整櫛部23とを具える。 固定して取り付けられる固定櫛部22はストリップ状の並置された6個の櫛歯 24を具え、各櫛歯24は矢印21の取付け方向に平行に歯付きカッティング装 置17まで延びている。各櫛歯24はアーム25を介して連結部材26に一体に 連結されている。この2個の外側アーム25はそれぞれ補強リム27、28に一 体に連結されている。固定櫛部22は更に2個の案内部材29、30を具え、そ の第1案内部材29は補強リブ27と連結部材26とに一体に連結され、第2案 内部材30は補強リブ28と連結部材26とに一体に連結されている。固定櫛部 22の2個の案内部材29、30は別の弓形連結部材31によって相互に一体に 連結されている。この連結部材31はその中心部に掛止め突起32を有し、ヘア カッティング装置2に設けた掛止めノーズ33にこの掛止め突起32を協働させ る。櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付けた時、掛止め突起32は掛 止めノーズ33の背後にスナップ掛合し、従って掛止め連結を形成し、これによ り櫛装置20の固定櫛部22をヘアカッティング装置2に固着する。 調整櫛部23も並置された6個の櫛歯34を具える。櫛歯34は櫛装置20の 側面図から特に明らかなように平坦な形状であり、歯先35から歯元36まで延 在する。歯先35と歯元36との間に、各櫛歯34は僅かに凹形の接触帯域37 を有する。この接触帯域37によって櫛歯34を人の皮膚の区域、例えば人の頭 皮に加えることができる。 調整櫛部23の櫛歯34をその歯元36の端部の位置で弓形連結部材38によ って相互に連結する。調整櫛部23の弓形連結部材38は特に図9〜図11から 明らかなように、固定櫛部22の別個の同様の弓形連結部材31に平行に延在す る。櫛歯34の僅かに凹形の前部帯域39は櫛歯34の歯先35からヘアカッテ ィング装置2に向け、即ちその歯付きカッティング装置17に向け延びる。櫛歯 34の前部帯域39に隣接して、各櫛歯34は矢印21の取付け方向に平行に延 在する溝孔40を有する。歯が矢印に示す取付け方向21に向いている固定櫛歯 22のストリップ状櫛歯24は各溝孔40内に延在する。調整櫛部23に関して 、これは更に2個の案内部材41、42を具える。その第1案内部材41を図4 、図9、及び図10に示し、第2案内部材42を図5に示す。 図1〜図5、及び図11に示すヘアカッティングシステム1においては、櫛装 置20をヘアカッティング装置2に取り付けた時、調整櫛部23は矢印に示す取 付け方向21に平行な方向に固定櫛部22に対して調整可能である。取付け方向 21に平行に、固定櫛部22に対して調整櫛部23の調整を達成するため、ヘア カッティング装置2のハウジング3は直径的に対向する2個の案内溝43を有す る。これ等案内溝43は取付け方向21に平行に延在し、歯付きカッティング装 置17の区域でハウジングの末端16で開口している。図1、図3〜図5、及び 図11に1個の案内溝43を示す。 以前に述べたように、固定櫛部22は2個の案内部材29、30を具え、調整 櫛部23はこれとは別個の2個の案内部材41、42を具える。ヘアカッティン グ装置2に櫛装置20が取り付けられた場合、各2個の案内部材29、30は案 内溝43内に静止掛合する。ヘアカッティング装置2に櫛装置20が取り付けら れた場合、調整櫛部23の各案内部材41、42は案内溝43内に摺動して掛合 する。 図9から特に明らかなように、固定櫛部22の2個の案内部材29、30はU 字状横断面を有し、その底壁は相互に離間している。調整櫛部23の2個の案内 部材41、42もU字状横断面を有し、その底壁は相互に離間している。固定櫛 部22の第1案内部材29、及び調整櫛部23の第1案内部材41に関して、図 9から明らかなように、調整櫛部23の各U字状案内部材41、42は固定櫛部 22のU字状案内部材29、30のそれぞれに掛合する。 図1〜図5、及び図11に示すヘアカッティングシステム1は位置決め手段を 具え、これにより、固定櫛部22に対して調整櫛部23を複数個の作動位置に位 置決めすることができる。これ等の位置決め手段の構造を後に一層詳細に説明す る。 しかし、まず第1に、図1〜図5、及び図11に示すヘアカッティングシステ ム1においては、固定櫛部22、及び調整櫛部23は図4、及び図10から明ら かなようにばね48によって相互に相対的に有利に負荷を受けるという基本的事 実に注目すべきである。これ等2個の図面から一層明らかなように、固定櫛部2 2のU字状第1案内部材29と、これに協働する調整櫛部23のU字状第1案内 部材41との間に螺旋ばね48を配置し、これ等2個の案内部材29、41と同 一方向にばね48を延在し、このばねをこれ等2個の案内部材29、41に作用 させる。固定櫛部22、及び調整櫛部23に負荷を加えるばね48は引張りばね であるのが適している。引張りばねの形状のばね48の一端を固定櫛部22の第 1案内部材29の突起49に結合する。ばね48の第2端を調整櫛部23の第1 案内部材41の突起(図示せず)に結合する。 以前に述べたように、ヘアカッティングシステム1は調整櫛部23を固定櫛部 22に対し調整し、複数個の作動位置に位置決めする位置決め手段を有する。こ の場合、これ等の位置決め手段は図5〜図8に示す調整装置50を具えるのが有 利である。この調整装置はヘアカッティング装置2に設けられており、このシス テムの作動中、ヘアカッティング装置2を保持している手で複数個の選択可能な 設定位置に設定することができる。更に、この調整装置50と調整櫛部23との 間に配置された継手手段51は、櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付 けた時、調整装置50と、調整櫛部23とを自動的に結合する役割を果たす。櫛 部20をヘアカッティング装置2に取り付けた時、継手手段51を介して、調整 装置50の助けを借りて、調整櫛部23を希望する作動位置に自動的に動かすこ とができる。この作動位置は調整装置50の選択された設定位置によって決定さ れる。 調整装置50はボタン15を有し、このボタン15は、このシステムの作動中 、ヘアカッティング装置2を保持している手によって複数個の選択可能な設定位 置に設定される。ボタン15には指針52を設けており、この指針52はヘアカ ッ ティング装置2のハウジング3上の目盛(図示せず)と協働して、選択された設 定位置を示す。更に、調整装置50はこの調整装置50のボタン15によって移 動可能な構成部分53を具える。この構成部分53はヘアカッティング装置2の ハウジング3の同様に湾曲した案内溝によって摺動案内される湾曲板部54を具 える。基本的に中空筒形で、断面長方形のスリーブ部55を湾曲板部54に一体 に連結する。板部54から遠方のスリーブ部55の端部を棒部56に一体に連結 する。板部54から遠方のスリーブ部55の側部から2個の弾性アーム57、5 8を側方に突出する。各弾性アーム57、58の自由端にそれぞれ掛止め突起5 9、60を設け、ヘアカッティング装置2のハウジング3に設けた掛止め歯(図 示せず)に掛止め突起59、60を協働させる。2個の掛止め突起59、60、 及び掛止め歯(図示せず)によって機械的抵抗を操作者が感ずることにより、調 整装置50の一設定位置から隣接する設定位置への移動を知らせる。 図7に特に明らかなように、ボタン15を構成部分53に結合し、ボタン15 から突出する2個の掛止めアーム61、62を構成部分53のスリーブ部55の 背後に掛止めさせる。図7から一層明らかなように、ボタン15と、構成部分5 3の棒部56との間に圧力ばね63を配置し、図7に矢印64に示す方向に圧力 ばね63によってボタン15を押圧する。2個の掛止め突起65、66はボタン 15から側方に突出している。掛止め突起65は図7に示され、掛止め突起66 は図8に示されている。2個の掛止め突起65、66は構成部分53のスリーブ 部55の開口を横切っている。この各2個の掛止め突起65、66はヘアカッテ ィング装置2のハウジング3に設けた掛止め歯(図示せず)に協働するように構 成されている。 ボタン15が圧力ばね63によって作用する力を受けて図1〜図8に示すその 静止位置にある時、2個の掛止め突起65、66は掛止め歯(図示せず)に掛合 し、その結果、ボタン15、従って調整装置50は二重矢印14によって示す方 向に平行に動くことはできない。このようにして、ボタン15、従って調整装置 50は第1設定位置に掛止めされる。同様に、ボタン15、従って調整装置50 はそれぞれ別な設定位置に掛止めされる。圧力ばね63の力に抗して矢印64の 方向と反対方向に、ボタン15を押圧すると、掛止め突起65、66は掛止め歯 (図示せず)から外れ、その結果、ボタン15、従って調整装置50は動くこと ができ、即ち二重矢印14の方向に平行な方向に、希望する設定位置に摺動する ことができる。次にボタン15を釈放すると、ボタン15は圧力ばね63の作用 を受けて、その静止位置を占め、その時、掛止め突起65、66は再び掛止め歯 (図示せず)に掛合し、これによりボタン15、及び調整装置50を希望する設 定位置に掛止めする。 調整装置50は更に伝動手段67を具え、この伝動手段67を構成部分53に 連結し、この構成部分53を介して継手手段51に作動可能に連結する。このヘ アカッティングシステム1においては、ボタン15によって移動可能な構成部分 53、及び伝動手段67はヒンジ連結68を介して相互に連結されている。この 場合、伝動手段67は2個のアーム69、70を具え、図面に1個のみを示すヒ ンジ71を介して各アームを構成部分53の棒部56に枢着する。従って、ヒン ジ連結68は2個のヒンジ71によって形成されている。 一層良く理解するため、継手手段51が継手ピン73、74と、継手止め75 、76とを具えることに注目すべきである。継手ピン73、74はハウジング3 の通路72から案内溝43内に突出しており、継手止め75、76は調節櫛部2 3の2個の案内部材41、42に配置されている。2個の継手止め75、76の うちの継手止め75を図4、及び図10に示し、図5に継手止め76を示す。ハ ウジング3の2個の通路72に関しては図4に1個の通路72を示す。これ等通 路72は案内溝43の底壁77のスロットによって形成されており、このスロッ トに継手ピン73、74を貫通している。 図1〜図5、及び図11に示すヘアカッティングシステム1においては、ヘア カッティングシステム1の使用者にとって望ましければ、櫛装置20を使用せず 、頭髪を刈るためにヘアカッティング装置2を使用することができる。しかし、 代案として、櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付けて、このヘアカッ ティング装置2を使用することもでき、ヘアカッティング装置2の歯付きカッテ ィング装置17と、刈るべき頭髪が突出する皮膚表面との間を常に希望する距離 に維持して頭髪を刈ることができる。 櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付けるため、案内部材29、30 に連結された2個のグリップ帯域78の位置で、例えば片手の人差し指と親指と の間で櫛装置20を保持し、次に、図4に示すように、この櫛装置を取付け方向 21の方向にヘアカッティング装置2に取り付ける。取り付け後は、掛止めノー ズ33と掛止め突起32とによってヘアカッティング装置2に取り付けられた櫛 装置20の案内部材29、30は案内溝43内に挿入される。この挿入中、継手 ピン73、74は図4に示す作動位置を占めることができる。この作動位置はボ タン15、従って調整装置50を上述の第1設定位置に掛止めしており、これは 櫛装置20によって調整できる最も短いヘアカットに相当する。図4に示す作動 状態に櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付ける時、調整櫛部23の2 個の案内部材41、42上の継手止め75、76は取付け操作が終了するまでは 、継手ピン73、74に協働せず、その結果、調整櫛部23はほぼ不変の位置に 留まるが、櫛装置20がヘアカッティング装置20に完全に取り付けられた時、 図1〜図3、図5、図9、及び図10に示す作動状態が得られる。 しかし、櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付ける前に、ボタン15 によって調整装置50を他の希望する設定位置に設定し終わっていた場合、即ち ボタン、及び調整装置50が掛止め突起65、66によって掛止めされており、 継手ピン73、74が図4に示す作動位置に対して矢印21の方向と反対方向に シフトした作動位置を占めている場合、上述の作動状態下で櫛装置20をヘアカ ッティング装置2に取り付ける時よりも一層早い時点で、継手止め75、76が 継手手段51の継手ピン73、74に既に当接し、その結果、も早、調整櫛部2 3はヘアカッティング装置2に向け、一層近い方向に動くことはできないが、櫛 部22のみは完全にヘアカッティング装置2上に摺動し終わった後は、掛止め突 起32、及び掛止めノーズ33によってヘアカッティング装置2に掛止めされる 。このようにして、櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付けた時、継手 手段51を介して、即ち継手ピン73、74、及び継手止め75、76を介して 、調整装置50によって、調整櫛部23は調整装置50の選択された設定位置に よって決定される希望する作動位置に自動的に移動可能である。 このようにして、ヘアカッティング装置2から一層離れた作動位置に調整櫛部 23は保持され、この場合、図11から明らかなように、一層長い頭髪のカット が設定される。この場合に、ヘアカッティング装置2から一層遠い作動位置に、 調整櫛部23が保持されるが、ヘアカッティング装置2に固定して取り付けられ た固定櫛部22のストリップ状櫛歯24によって、調整櫛部23の櫛歯34はヘ アカッティング装置2の歯付きカッティング装置17まで延びているから、歯付 きカッティング装置17によって切断される頭髪は櫛歯34、及び櫛歯24によ って案内され、その結果、頭髪は歯付きカッティング装置17まで実際に適切に 案内される。このことは、刈るべき頭髪の正しい案内と、歯付きカッティング装 置17による信頼性ある切断のために有利である。 上述のヘアカッティングシステム1は、櫛装置20の調整櫛部23を希望する 作動位置に動かすため、片手でヘアカッティング装置2を保持しながら、その作 動中、単純な手段の助けを借りて、ヘアカッティング装置2を保持している手と 同一の手でボタン15、従って調整装置50を調整することができる利点がある 。従って、ここに説明するヘアカッティングシステム1は簡単であり、取扱いが 容易である。しかし、ボタン15の操作、従って調整装置50の操作は、このシ ステムの作動中、ヘアカッティング装置2を保持する手と同じ手で必ずしも行う 必要はなく、使用者にとって好ましければ、他方の手で操作してもよい。ヘアカ ッティングシステム1によれば、櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付 ける時、櫛装置20の調整櫛部23を使用者が希望する作動位置に常に確実に設 定し、また調整装置50によって使用者により確実にプリセレクトすることがで きる。 図12は本発明の第2実施例のヘアカッティングシステム1を示す。図12に 示すようにこのヘアカッティングシステム1は固定櫛部22と、調整櫛部23と が圧力ばねの形状のばね48によって、相互に相対的に負荷を受け、調整櫛部2 3の案内部材41、42の各自由端が継手ピン73、又は74に掛止め掛合され 得る掛止めクランプ79を具える点で、図1〜図11に示す第1実施例によるヘ アカッティングシステム1と相違している。ここでは2個の掛止めクランプ79 、及び継手ピン73、74は、櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付け た時、調整装置(図12に図示せず)と調整櫛部23とを自動的に結合する継手 手段51を形成している。 図12に示すヘアカッティングシステム1の場合、図12から明らかなように 、櫛装置20をヘアカッティング装置2に取り付けた時、調整装置の選択的な設 定によって決定される使用者が希望する作動位置に、この調整装置(図示せず) によって調整櫛部23を自動的に動かすことを簡単に達成することができる。図 12に示すヘアカッティングシステム1においては、圧力ばねによって形成され たばね48によって、固定櫛部をヘアカッティング装置2のハウジング3の末端 16に保持する。 本発明は例として上に説明した2個の実施例に限定されない。調整装置、継手 手段、及び櫛装置に関して上の実施例と異なる構造にすることも可能である。例 えば、固定櫛部と調整櫛部とに相互に相対的に負荷を加えるため1個のばねでな く、2個のばねを使用することができる。更に、螺旋引張りばね、又は螺旋圧縮 ばねの代わりに、他の構造のばねを使用することができる。例えば、櫛歯の横方 向に延在する棒状ばねを使用することができ、この棒状ばねを2個の櫛部のうち の一方の櫛部に固着し、この棒状のばねを2個の櫛部のうちの他方の櫛部に弾性 的に作用させることができる。このような棒状ばねを例えば2個の櫛部と同様に 、プラスチックで造ることができ、2個の櫛部のうちの一方の櫛部に一体にする ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライトネル ステファン オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 セフゼル ジークフリート オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 【要約の続き】 動位置に自動的に移動可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.歯付きカッティング装置(17)を有し、作動中、片手で保持される毛髪切 断用のヘアカッティング装置(2)と、前記歯付きカッティング装置(17) の位置で取付け方向(21)の方向に前記ヘアカッティング装置(17)に取 り付けることができると共に取付け方向の反対方向に前記ヘアカッティング装 置(17)から除去することができる櫛装置(20)とを具え、この櫛装置( 20)は前記ヘアカッティング装置(2)に取り付けられた時、このヘアカッ ティング装置(2)に固定して取り付けられる固定櫛部(22)と、この固定 して取り付けられた固定櫛部(22)に対して調整可能である調整櫛部(23 )とを具え、更に、前記固定して取り付けられた固定櫛部(22)に対して少 なくとも2個の作動位置に前記調整櫛部(23)を位置決めし得る位置決め手 段を具えるヘアカッティングシステム(1)において、前記固定櫛部(22) と調整櫛部(23)とに相互に相対的に負荷を加える少なくとも1個のばね( 48)を設け、作動中、前記ヘアカッティング装置2を保持する手によって少 なくとも2個の選択できる設定位置に調整でき前記ヘアカッティング装置(2 )に配置された調整装置(50)を前記位置決め装置に設け、前記櫛装置(2 0)を前記ヘアカッティング装置(2)に取り付けた時、前記調整装置(50 )と前記調整櫛部(23)とを自動的に結合するための継手手段(51)を前 記調整装置(50)と調整櫛部(23)との間に配置し、前記櫛装置(20) を前記ヘアカッティング装置(2)に取り付けた時、前記調整装置(50)の 選択された設定位置によって決定される希望する作動位置に、前記継手手段( 51)を介して前記調整装置(50)の助けを借りて前記調整櫛部(23)を 自動的に動かし得るよう構成したことを特徴とするヘアカッティングシステム (1)。 2.作動中、前記ヘアカッティング装置(2)を保持する手によって少なくとも 2個の選択可能な設定位置に設定し得るボタン(15)と、このボタン(15 )によって動かし得る構成部分(53)と、この構成部分(53)に連結され た伝動手段(67)とを前記調整装置(50)に設け、この伝動手段(67) を介して前記構成部分(53)を作動可能に前記継手手段(51)に連結する (図5〜図8参照)ことを特徴とする請求項1に記載のヘアカッティングシス テム(1)。 3.前記ボタン(15)によって動かし得る前記構成部分(53)と、伝動手段 (67)とをヒンジ連結(68)を介して相互に連結した(図5〜図8参照) ことを特徴とする請求項2に記載のヘアカッティングシステム(1)。 4.前記ボタン(15)をその各設定位置に掛止めし得るよう構成した(図5〜 図8参照)ことを特徴とする請求項2、又は3に記載のヘアカッティングシス テム(1)。 5.前記櫛装置(20)を前記ヘアカッティング装置(2)に取り付けた時、前 記取付け方向(21)に平行な方向に前記固定櫛部(22)に対し前記調整櫛 部(23)を調整可能にした(図1〜図11、図12参照)ことを特徴とする 請求項1〜4のいずれか1項に記載のヘアカッティングシステム(1)。 6.前記取付け方向(21)に平行に延びて前記歯付きカッティング装置(17 )の区域でハウジング端(16)に開口する2個の直径的に対向する案内溝( 43)を前記ヘアカッティング装置(2)のハウジング(3)に設け、前記櫛 装置(20)を前記ヘアカッティング装置(2)に取り付けた時、各前記案内 溝(43)にそれぞれ静止掛合する2個の案内部材(29、30)を前記固定 櫛部(22)に設け、前記櫛装置(20)を前記ヘアカッティング装置(2) に取り付けた時、各前記案内溝(43)内にそれぞれ摺動掛合する他の2個の 案内部材(41、42)を前記調整櫛部(23)に設け、前記調整装置(50 )と前記調整櫛部(23)との間の前記継手手段(51)を前記2個の案内溝 (43)の少なくとも1個内に収容した(図1〜図11、図12参照)ことを 特徴とする請求項5に記載のヘアカッティングシステム(1)。 7.前記固定櫛部(22)の前記2個の案内部材(29、30)の横断面をU字 状にし、その底壁(44、45)を相互に離間すると共に、前記調整櫛部(2 3)の他の2個の案内部材(41、42)の横断面もU字状にし、前記調整櫛 部(23)のU字状の各案内部材(41、42)を前記固定櫛部(22)のU 字状の案内部材(29、30)のそれぞれ1個に掛合させる(図1〜図11、 図12参照)ことを特徴とする請求項6に記載のヘアカッティングシステム( 1)。 8.少なくとも前記固定櫛部(22)の1個のU字状案内部材(29、30)と 、前記調整櫛部(23)の1個のU字状案内部材(41、42)との間に螺旋 ばね(48)を配置し、前記調整櫛部の案内部材を前記固定櫛部の案内部材内 に掛合させ、前記ばねを2個の前記案内部材(29、41;30、42)と同 一方向に延在してこれ等2個の案内部材(29、41;30、42)に作用さ せる(図4、図10、図12参照)ことを特徴とする請求項7に記載のヘアカ ッティングシステム(1)。 9.前記ヘアカッティング装置(2)のハウジング(3)の内部からこのハウジ ング(3)の通路(72)を通じて前記案内溝(43)内に突出する継手ピン (73、74)と、前記調整櫛部(23)の前記案内部材(41、42)に配 置された継手止め(75、76)とを前記継手手段(51)が具える(図4〜 図8、図10参照)ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のヘ アカッティングシステム(1)。 10.前記継手ピン(73、74)が前記案内溝(43)の底壁(77)に形成さ れたスロット状通路(72)に貫通している(図4参照)ことを特徴とする請 求項9に記載のヘアカッティングシステム(1)。 11.前記固定櫛部(22)と調整櫛部(23)とに相互に相対的に負荷を加ええ る少なくとも1個の引張りばね(48)を設けた(図4、図10参照)ことを 特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載のヘアカッティングシステム(1 )。 12.前記固定櫛部(22)は前記歯付きカッティング装置(17)まで延びる複 数個の櫛歯(24)を具え、前記調整櫛部(22)は上記と等しい数の複数個 の櫛歯(34)を具え、前記調整櫛部(23)を前記ばね(48)の力に抗し て前記固定櫛部(22)に対して動かした時、前記固定櫛部(22)の櫛歯( 24)は前記歯付きカッティング装置(17)まで延びている調整櫛部(23 )の櫛歯(34)の延長部を形成する(図11、図12参照)ことを特徴とす るヘアカッティングシステム(1)。 13.前記固定櫛部(22)の前記櫛歯(24)がストリップ状で、その縦ストリ ップ方向が前記取付け方向(21)に平行に延在しており、前記調整櫛部(2 3)の前記櫛歯(34)が楔状で、それぞれ前記取付け方向(21)に平行に 延びる溝孔(40)を有し、前記固定櫛部(22)のストリップ状櫛歯(24 )が各前記溝孔(40)内に延びている(図1〜図5、図9〜図11、図12 参照)ことを特徴とする請求項12に記載のヘアカッティングシステム(1) 。
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