JP2000504918A - 電子スイッチ式可変磁気抵抗電動機に給電する方法とその使用のための電源回路 - Google Patents

電子スイッチ式可変磁気抵抗電動機に給電する方法とその使用のための電源回路

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JP2000504918A JP9528206A JP52820697A JP2000504918A JP 2000504918 A JP2000504918 A JP 2000504918A JP 9528206 A JP9528206 A JP 9528206A JP 52820697 A JP52820697 A JP 52820697A JP 2000504918 A JP2000504918 A JP 2000504918A
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Abstract

(57)【要約】 整流された電圧源から電子スイッチ式可変磁気抵抗多相電動機に給電する方法において、それぞれの相について、その間に整流された電圧がこの相に適用される磁化シーケンス(M1−3)と、その間に整流された電圧の逆がこの相に適用される消磁シーケンス(DM1−3)とを含む方法。本方法はさらに、整流された電圧源から供給された電流に影響するノイズの検出、およびかかる検出に対応して、その間に相の少なくとも一つの中に現在貯蔵されている磁力がほぼその中に維持されるフリーホイールシーケンス(RL1−3)を含む。本方法は電磁機器の機械化のために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 電子スイッチ式可変磁気抵抗電動機に給 電する方法とその使用のための電源回路 技術分野 本発明は、電子スイッチ式可変磁気抵抗電動機の給電方法に関するものである 。さらにその方法を使用する給電回路も対象とする。 背景技術 単相商用電源網からの電子スイッチ式可変磁気抵抗電動機の一方方向の給電は 、この電動機の異なる相に給電するために、整流段階と命令から制御される電子 スイッチと検出器から出た位置情報の手段を含む変換段階を一般的に使用する。 本発明はとくに非対称ハーフブリッジを含む変換器から給電される電子スイッチ 式可変磁気抵抗電動機の場合に関するものである。 電子スイッチ式電動機の現在の給電方法において、とくに非対称ハーフブリッ ジ式変換器内に使用される給電方法において、整流段階によって供給される整流 された電流は商用電源周波数の倍数の周波数であることがあるノイズの影響を受 ける。このノイズはIEC規格555−2に許容された電流調波の値を超えるこ とがある。現在この問題は、商用電源周波数を超える電流の調波を電流から除去 するために電源電流または整流段階から供給された電流をフィルタにかけること によって解決されている。例えば、整流段階と変換段階の間に、受動フィルタ( L、Cフィルタ系)または能動フィルタ(PFC型:"Power Factor Correction ":力率補正)を挿入する。しかしながら、静電容量が大きな(例えば、1mH 、470μF)フィルタを追加しても、低周波の奇数調波の問題は残存する。静 電容量の小さい(1.5mH、20μF)商用電源フィルタでは、制御周波数に 結びつけられた調波が認められる。他方、FPCフィルタを変換段階の上流に付 加する ことによって、制御する出力が数百ワットを超えたときに電子装置のコストが大 幅に、許容範囲を超えて増加することになる。 本発明の目的は磁化と消磁のシーケンスを使用し、この連続の間に変成された エネルギーが供給電流に対するノイズの補正または除去に、場合によっては貢献 する、電子スイッチ式可変磁気抵抗電動機に給電するための方法を提案すること によってこれらの欠点を解消することである。 発明の開示 上記の目的は、それぞれの相について、 その間に整流された電圧が前記相に適用される磁化シーケンスと、 その間に前記整流された電圧の逆が前記相に適用される消磁シーケンス: を含む、整流された電圧源から電子スイッチ式可変磁気抵抗多相電動機に給電す る方法によって達成される。 本発明によれば、この方法はさらに、 整流された電圧源から供給された電流に影響するノイズの検出、 およびかかる検出に対応して、その間に前記相の少なくとも一つの中に現在貯蔵 されている磁力がほぼその中に維持されるフリーホイールシーケンス: を含む。 より一般的に電流ノイズは、基準電流波に対する電流波のいっさいの変形を意 味し、この変形は当該駆動システムの内部または外部から発生した、識別された か否かを問わず全ての物理現象によって引き起こされる可能性がある。 角度パラメータ(対立、会合および場合によっては位相ずれ)と運転および安 全性の命令にしかエネルギー源と層の間のエネルギー伝達が条件づけられない、 非対称ハーフブリッジを用いる給電の従来の方法とは異なり、本発明による方法 の場合、これらのエネルギー伝達は電磁適合性の現在の規格を 遵守することを目的として、電源電流に検出されたノイズを補正するために遅延 または阻止することができる。 本発明による方法の実施の好適な形によれば、整流された電源電流に影響する ノイズはこの電流を測定し、それを基準電流波と比較することによって検出され る。しかし、電流の有効な測定を用いない、整流された電源電流評価のあらゆる 形を考えることもできる。 本発明による方法は有利には、一つの相の磁化シーケンスの間の、検出時点で の基準電流波の振幅を超える電源電流の検出から成り、これが検出されるとこの 磁化シーケンスが中断され、この相に対するフリーホイールシーケンスに入る。 他方、ある相の消磁シーケンスの間に、、検出時点での基準電流波の振幅未満の 電源電流が検出された場合、この消磁シーケンスが中断され、この相に対するフ リーホイールシーケンスに入る。 ある相の磁化シーケンスの開始の際に、検出時点での基準電流波の振幅を超え る電源電流が検出された場合、電源電流に対するノイズが補正されるまでこの磁 化シーケンスが阻止される。 本発明の別の側面によれば、電子スイッチ式可変磁気抵抗多相電動機に給電す る回路において、電源から供給された交流電圧を整流する手段と、相にこの整流 された電圧を適用することによってそれぞれの相を連続して磁化するための手段 と、相にこの整流された電圧の逆を適用することによってそれぞれの相を連続的 に消磁するための手段と、前記磁化および消磁手段を制御するための手段とから 成り、本発明による方法を用いる回路が提案される。 この回路はさらに、整流手段によって供給された電源電流を測定するための手 段を備え、また制御手段は電源電流のいっさいのノイズを検出し、整流された電 源電流のノイズを補正するように磁化手段と消磁手段を制御するの に適している。 制御手段は有利には、基準電流波に対して電源電流のいっさいのノイズを検出す るのに適し、磁化手段は基準値を超える電源電流が検出されたとき、磁化途中の 相をフリーホイールに置くために制御される。 他方、消磁手段は基準値未満の電源電流が検出されたとき、消磁途中の相をフ リーホイールに置くために制御される。 この電動機のそれぞれの相に給電するために非対称ハーフブリッジを含む回路 の場合、それぞれの非対称ハーフブリッジはそれぞれの相の両側に配置された上 部遮断手段と下部遮断手段と、それぞれの相の端子を整流手段の端子に接続する ための消磁ダイオードとから成り、制御手段は基準値を超える電源電流の検出に 応じて下部遮断器を固定するのに適している。 制御手段はさらに、基準値未満の電源電流の検出に応じて上部遮断器を通過モ ードで制御するのに適している。さらに電源と非対称ハーフブリッジの間に置か れた濾過手段を備えることもできる。 本発明のその他の特徴と利点は次の説明によっていっそう明らかになるだろう 。 図面の簡単な説明 非制限的な例として上げた添付図面において: 図1は本発明による電源回路の第一の実施例を示している。 図2は非対称ハーフブリッジを用いる従来の給電方法による相の中と遮断器の中 の電流の変化を示すクロノグラムの集合である。 図3Aは図1に示した本発明による電源回路内の位相電流の波形を示している。 図3Bは本発明による電源回路内の命令信号のクロノグラムを示している。 図4は本発明による電源回路の第二の実施例を示している。 発明を実施するための最良の形態 つぎに、図1を参照して、本発明による電源回路の実施例を説明する。回路1 は整流段階2と、フィルタ段階3と、電子スイッチ式可変磁気抵抗電動機10の P1、P2、P3相の3つの巻線に結合された変換段階とを含む。整流段階2は ダイオードブリッジの古典的構造を有し、単相交流電圧源20から二重交番整流 された電圧vを出力するために備えられている。フィルタ段階は受動型で、ライ ン濾過インダクタンスLと並列フィルタコンデンサCを含む。記載したもの以外 のフィルタモードを考えることができることに留意しなければならない。例えば 、フィルタインダクタンスは電圧源と直列に置くこともできる。 変換段階6はそれぞれ電動機10の一つの相P1、P2、P3に組み合わされ 、3つとも並列にフィルタ段階3の出力に接続された3つの非対称ハーフブリッ ジDP1、DP2、DP3とを含む。それぞれのハーフブリッジDP1−3は上 部端子が変換段階6の電源上部線7に接続された上部遮断器T1h−T3hと、 下部端子が前記変換段階6の電源上下線8に接続された下部遮断器T1b−T3 bと、陰極が電源上部線7に接続され、陽極が下部遮断器T1b−T3bの上部 端子に接続されたフリーホイールの第一のダイオードD1h−D3hと、陰極が 上部遮断器T1h−T3hの下部端子に接続され、陽極が電源下線に接続された フリーホイールの第二のダイオードD1b−D3bとから従来構成されている。 上部と下部の電力遮断器は、非制限的な例として、IGTB(Insulated Gate B ipolar Transistor:絶縁ゲート双極トランジスタ)とすることができる。 電源回路1はさらに、 ・電流プローブ5によって提供された、整流段階2から出力された電源電流ia に関する情報と、 ・角度コーダー9またはその他いっさいの角度位置測定手段によって提供された 、電動機回転子の瞬間角度位置に関する情報θと、 ・出力および速度命令を始めとする、この電源回路を組み込んだ装置の使用者に よって提供された作動命令: を受信する命令装置4を備えている。 命令装置4は電源電流に生じることのあるノイズを決定するために電源電流i aを測定する処理機能42と、磁化シーケンスと消磁シーケンスの開始の瞬間を 決定するために角度θを測定する処理機能43と、作動命令を考慮に入れる機能 44と、例えば、微小制御装置の形の、制御および中央処理装置40と、上部お よび下部遮断器T1h、Th2、Th3;T3b、T2b、T3bの制御信号発 生機能41とを含む。 電源電流処理機能42は例えば、測定電流と二重交番整流された正弦波の形の 基準電流波Irefとの比較を含んでいる。さらに整流された電圧の採取とそこ から基準電流波の画像を抽出するためのこの電圧測定の処理も考えることができ る。 角度処理機能は例えば、瞬間角度θの測定と、θopp(対立)とθconj (結合)を始めとする可変磁気抵抗電動機に特徴的な角度との比較を含んでいる 。この機能はとくに電動機の速度に応じた、磁化および/または消磁前進または 遅延角度の計算も含むことができる。 つぎに、非対称ハーフブリッジを使用する給電の従来の方法の本質的シーケン スを最初に考察し、ついで本発明による方法で使用されたフリーホイールおよび 禁止の特徴的シーケンスを説明して、給電方法の作動を説明する。非対称ハーフ ブリッジを備えた可変磁気抵抗電動機給電の従来の方法において、磁化の途中の ある位相へのそれぞれのエネルギー移動には電源への補足電流の援用が必然的に 伴い、他方電源に向かう消磁の間の位相のそれぞれの エネルギー返送は電源電流と反対の符号の電流の供給を必然的に伴う。ある相の それぞれの磁化シーケンスはエネルギー源から、および/または消磁中の少なく とも一つの相から磁化中の相へのエネルギー移動を含み、それぞれの消磁シーケ ンスは消磁中の相から整流電圧源に向かう、および/または磁化中の少なくとも 一つの相に向かうエネルギーの移動を含む。 三相可変磁気抵抗電動機の場合について図2に示したごとく、相の電流ip1 、ip2、ip3は、それぞれの電気的周期について、磁化シーケンスM1、M 2、M3に対応する増加部分と、それに続く消磁シーケンスDM1、DM2、D M3に対応する減少部分を含む波形を示す。磁化シーケンスは時間tm1、tm 2、tm3に開始され、時間td1、td2、td3に停止され、これらの開始 、停止時間は電動機回転子の角度位置に関する情報と制御命令から、制御装置に よって決定される。この磁化シーケンスの際に、ハーフブリッジの2つの遮断器 は通過(”ON”)になり、このときこれらの遮断器内を流れる電流it1、it 2、it3は当該相P1、P2、P3に投入された電流ip1、ip2、ip3 の増加部分に対応する。 フィルタ段階から供給され整流された電源電流は一方の、磁化シーケンスの際 にハーフブリッジに呼び出された電流の和と、他方の消磁シーケンスの際にフリ ーホイールダイオードを介して返された電流の和との差に等しい。エネルギーに ついて言えば、磁化シーケンスの際に一つの相の中に移動されるエネルギーは、 一方では、整流電圧源に由来し、他方では、消磁中の相に由来する。電源に由来 する、あるいはそれに向かって移動されたエネルギーのいっさいの変動はこの電 源から供給された整流された電流の変動となって現れる。本発明による給電方法 はしたがって実際に供給された電源電流に応じて電源と変換器の間のエネルギー 移動をいわば調整しようとするものであ る。 この電源電流iaは測定され、基準電流波、例えば二重交番整流電圧波の倍写 像電流波と比較される。 図3Aと3Bを参照して、次の大きさと変数を考察する: ・ip1、ip2、ip3:電動機相の中の電流 ・B1、B2、B3:非対称ハーフブリッジの下部遮断器命令信号 ・H1、H2、H3:非対称ハーフブリッジの上部遮断器命令信号 ・Iaf:電源電流レベルを示す論理変数;この変数は電源電流測定処理から計 算される: 電源電流が基準値未満であるときIaf=1、 電源電流が基準値以上であるときIaf=0、 ・X1、X2、X3:電動機のそれぞれの相のエネルギー状態の関数、また ・G1、G2、G3:磁化の一時的窓に対応する論理変数。 本発明による給電方法の推奨実施態様において、上下の遮断器の制御信号は下記 の論理式によって規定される: Bi=Iaf/Gi Hi=Iaf+Gi ここでi=1、2、3 しかし、電源回路の制御信号を決定するために他の論理式を用いることもでき る。例えば、次の論理式を使用することもできる: Bi=Gi Hi=Iaf ここでi=1、2、3 まず、番号1の電動機の相を考察する。 制御装置4によって決定された時間tm1において、相1の磁化シーケン スM1が開始され、論理変数Iafが論理レベル1である間(「低」電流)継続 する。変数Iafが論理レベル0(「高」電流)に変わったとき、磁化シーケン スは下部遮断器T1bのブロックによって中断され、フリーホイールシーケンス が続いて、その間に上部遮断器T1hが通過に維持され、ダイオードD1hが電 導になる。電流「過剰」検出に応じて開始されたフリーホイールシーケンスの間 に、当該相内を循環する電流はもはや電源レベルに援用されず、電源電流はそれ だけ低下して、そのことが先に検出された電流過剰を減らすのに貢献する。電流 論理変数Iafが論理レベル1(低電流)に戻るとすぐに、磁化シーケンスM1 が再び認められ、制御装置4によって決められた消磁時点td1に達するまで継 続する。電流論理変数Iafがまだ論理レベル1にあるので、再度フリーホイー ルシーケンスRL1が実行され、消磁シーケンスは実行されないが、それは消磁 電流を電源に向かって送り返すことによって電源電流の「欠陥」を悪化させない ためである。電流論理変数Iafがレベル0に戻ると、所期の消磁シーケンスD M1が開始される。電流論理変数Iafがレベル0からレベル1に遷移すること によって、新しいフリーホイールシーケンスへの移行が生じ、電流論理変数Ia fがレベル0に戻るやいなや、当該P1相内の電流解消に至るまで消磁の最終シ ーケンスが続く。この様にして、一つの電気周期において、フリーホイールの各 種のシーケンスが全て機能として、磁化シーケンスの間の相内の電流援用(高電 流)を無効にして、あるいはある相に由来する電流返送(低電流)を無効にして 、整流された電源電流のノイズを減らすことができる。 電動機の相P2の電源に関して磁化シーケンスM2が検出器9によって出力さ れた角度位置情報に応じて制御装置4によって決定された時間tm2に開始され る。この磁化シーケンスM2は電流論理変数Iafが論理レベル1から論理レベ ル0(高電流)に変わったときに中断される。このときフリ ーホイールシーケンスRL2は電流論理変数Iafが再度論理レベル1(低電流 )に変化するまで開始され、消磁命令時間td2まで新たな磁化シーケンスに至 る。消磁シーケンスDm2はこのとき当該位相P2内の電流解消ip2まで開始 される。 つぎに、電流論理変数Iafの経時変化によって示される特別な場合の第三の 相P3の電源の場合を検討する。制御装置4によって決定された磁化開始時間t m3において、電流論理変数Iafは論理レベル0(高電流)であり、その結果 、電流論理変数Iafが論理レベル1(低電流)に変化するまで磁化シーケンス を遅らせる無効電流でのフリーホイールシーケンス(13)を引き起こす。これ は電源電流が高すぎると判断されている限り、結果として不可避的に、新たな電 流喚起を引き起こすことによって、喚起された電流過剰を悪化させる恐れのある 磁化シーケンスを開始することができない。この禁止シーケンス13の後で、制 御装置4によって決定された消磁時間td3に達するまで磁化シーケンスM3が 開始される。電流はまだ低すぎる(Iaf=1)と見なされているので、通常期 待される消磁シーケンスは電流論理変数Iafが論理レベル0(高電流)に変化 するまで解消されフリーホールシーケンス(RL3)によって置換される。この とき、電流論理変数Iafが再度論理レベル1(低電流)に変わるまで消磁シー ケンスDM3が開始され、その結果新たなフリーホールシーケンスRL3が引き 起こされる。最後に、電流論理変数Iafが再度変化することによって位相P3 の電流が解消されるまで最終的に消磁シーケンスDM3に至る。 ここで注意すべきは、上述の説明がきわめて特殊な作動の実例にだけ関するも のであり、3つの相はそのそれぞれの順序と無関係に任意のエネルギー状態を取 り得ることである。他方、位相電流から生じる波の形は上述のものとはきわめて 異なり、シーケンスの別の組合せに対応することがある。くわ えて、制御戦略は例えば、複数の相の同時磁化状態を含めるために修正すること ができる。 本発明は、図1と共通な要素は同じ番号が付けられている図4に示したごとく、 電動機全体に対して共通の唯一の上部遮断器しか備えていない電源回路の第二の 構造にも適用できる。 電源回路40は電動機10の一つの相P1、P2、P3の第一の端子と電源下 ライン8の間に配置された下部遮断器T1b、T2b、T3bをそれぞれ備えた 3つのスイッチアームDP’1、DP’2、DP’3で構成される変換段階6’ と、当該位相P1、P2、P3の第二の端子と電源上ライン7の間に配置された フリーホールのダイオードD1h、D2h、Dh3とを含む。共通上部遮断器T hは電源上ライン7と位相P1、P2、P3の3つの他の端子の接続共通ブリッ ジの間に配置されている。それぞれの相の磁化シーケンスは上部遮断器Thと当 該下部遮断器T1b、T2b、T3bの随伴命令に対応する。それぞれの相の消 磁シーケンスは対応する下部遮断器T1b、T2b、T3bの、および/または 共通上部遮断器Thのブロックに対応する。それぞれの相のフリーホールシーケ ンスは上部遮断器Thがブロックされているときに下部遮断器T1b、T2b、 T3bの少なくとも一つを通過モードにおいて制御するか、下部遮断器T1b、 T2b、T3bがブロックされているときに上部遮断器Thを通過モードで制御 することによって開始できる。命令G1、G2、G3の論理信号と、図3Bに示 した電流論理変数Iafを参照して、下部遮断器T1b、T2b、T3bの制御 信号B1、B2、B3と上部遮断器Thの制御信号Hは次のように表せる: Bi=Gi ここでi=1、2、3 H=Iaf 電源電流のノイズ検出に対応して、電源電流のノイズレベルに応じた可変 サイクル比で磁化・フリーホール作用および/または消磁・フリーホイール作用 を含む別の制御モードを考えることもできる。この可変サイクルモードは例えば 、検出されたノイズレベルに比例して変化させることができる。この場合はもは や、電源電流のノイズについての「オールオアナッシング」型の検出ではなく、 そこから磁化・フリーホール作用と消磁・フリーホイール作用のサイクル比が決 定されるノイズレベルの測定が問題になる。 もちろん、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、これらの実施例 に数多くの変更が可能であるが、それをもって本発明の範囲を逸脱することはで きない。例えば、この方法で給電される可変磁気抵抗電動機の位相数および極対 数は任意である。他方、本発明による方法は磁化および消磁シーケンスの開始角 度の調節の全ての通常の法則を受け入れる。出力遮断器の選択は明細書に提案さ れたIGBTに限定されるものではなく、他の全てのトランジスタ技術を含むこ とができる。くわえて、上下の遮断器の制御論理も入れ替えることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.整流された電圧源(2)から電子スイッチ式可変磁気抵抗多相電動機(10 )に給電する方法において、この電動機(10)のそれぞれの相(P1−3)に ついて、 その間に整流された電圧が前記相(P1−3)に適用される磁化シーケンス(M 1−3)と、 その間に前記整流された電圧の逆が前記相(P1−3)に適用される消磁シーケ ンス(DM1−3)と を含み、さらに、 整流された電圧源(2)から供給された電流(ia)に影響するノイズの検出、 およびかかる検出に対応して、その間に前記相(P1−3)の少なくとも一つの 中に現在貯蔵されている磁力がほぼその中に維持されるフリーホイールシーケン ス(RL1−3) を含むことを特徴とする方法。 2.整流された電源電流(ia)に影響するノイズが、この電流を測定し、それ を基準電流波と比較することによって検出されることを特徴とする請求の範囲1 に記載の方法。 3.一つの相(P1−3)の磁化シーケンス(M1−3)の間の、検出時点での 電流の基準値を超える電源電流の検出によって、この磁化シーケンス(M1−3 )が中断され、この相(P1−3)に対するフリーホイールシーケンス(RLI −3)に入ることを特徴とする請求の範囲1または2のいずれか一つに記載の方 法。 4.ある相(P1−3)の消磁シーケンス(DM1−3)の間に、検出時点での 電流の基準値未満の電源電流が検出された場合、この消磁シーケンス (DM1−3)が中断され、この相に対するフリーホイールシーケンス(RL1 −3)に入ることを特徴とする請求の範囲1〜3のいずれか一つに記載の方法。 5.ある相(P3)の磁化シーケンス(M3)の開始の際に、検出時点で電流の 基準値を超える電源電流が検出された場合、電源電流に対するノイズが補正され るまでこの磁化シーケンス(M3)が阻止されるフリーホイールシーケンス(I 3)が引き起こされることを特徴とする請求の範囲1〜4のいずれか一つに記載 の方法。 6.制御手段がさらに電動機の複数の位相の同時磁化状態を制御するのに適して いることを特徴とする請求の範囲1〜5のいずれか一つに記載の方法。 7.制御手段がさらにそれぞれの相に対して、電源電流のノイズ検出に対応して 、電源電流のノイズレベルに応じた可変サイクル比で磁化・フリーホール作用お よび/または消磁・フリーホイール作用を制御するのに適していることを特徴と する請求の範囲1または2のいずれか一つに記載の方法。 8.磁化・フリーホール作用と消磁・フリーホイール作用のサイクル比が検出さ れたノイズレベルに比例して変化することを特徴とする請求の範囲7に記載の方 法。 9.電子スイッチ式可変磁気抵抗多相電動機(10)に給電する回路において、 電源(20)から供給された交流電圧を整流する手段(12)と、これらの相 (P1−3)にこの整流された電圧を継続的に適用することによってそれぞれの 相(P1−3)を相次いで磁化するための手段(T1h、T1b、T2h、T2 b、T3h、T3b;Th)と、この相(P1−3)にこの整流された電圧の逆 を順次適用することによってそれぞれの相(P1−3)を相次いで消磁するため の手段(D1h、D1b、D2h、 D2b、D3h、D3b;Db)と、前記磁化および消磁手段を制御するための 手段を含み、前記請求の範囲の一つに記載の方法を用い、整流手段(2)によっ て供給された電源電流(ia)を測定するための手段を備え、また制御手段(4 )が整流された電源電流(ia)のいっさいのノイズを検出し、ノイズを補正す るように磁化手段と消磁手段を制御するのに適していることを特徴とする回路。 10.制御手段(4)が、基準電流波(Iref)に対して電源電流(ia)のい っさいのノイズを検出するのに適し、また磁化手段(T1h、T1b、T2h、 T2b、T3h、T3b;Th)は基準値を超える電源電流が検出されたとき、 磁化途中の相(P1−3)をフリーホイール(RL1−3)に置くために制御さ れることを特徴とする請求の範囲9に記載の回路。 11.磁化と、消磁手段が基準値未満の電源電流が検出されたとき、消磁途中の相 (P1−3)をフリーホイール(RL1−3)に置くために制御されることを特 徴とする請求の範囲10に記載の回路。 12.磁化手段と消磁手段として、電動機(10)のそれぞれの相(P1−3)に 給電するための非対称ハーフブリッジ(DP1−3)を有し、それぞれの非対称 ハーフブリッジ(DP1−3)がそれぞれの相(P1−3)の両側に配置された 上部遮断手段(T1h、T2h、T3h)と下部遮断手段(T1b、T2b、T 3b)と、それぞれの相(P1−3)の端子を整流手段(2)の端子に接続する ための消磁ダイオード(D1h、D1b、D2h、D2b、D3h、D3b)と を含み、制御手段(4)が基準値を超える電源電流(ia)の検出に応じて下部 遮断器(T1b、T2b、T3b)をブロックするのに適していることを特徴と する請求の範囲9〜11のいずれか一つに記載の回路。 13.磁化手段と消磁手段として、電動機(10)のそれぞれの相(P1−3)に 給電するためのスイッチアーム(DP’1−3)と、電源上ライン(7)とそれ ぞれの位相(P1−3)のそれぞれの第二の端子の接続共通点の間に配置された 上部遮断器手段(Th)と、陰極が前記共通点に接続され、陽極が電源下線(8 )に接続された共通フリーホイールのダイオード(Db)とを含み、それぞれの スイッチアーム(DP’1−3)が電源下線(8)と一つの位相(P1−3)の 第一の端子の間に配置された下部遮断器手段(T1b、T2b、Tb3)と陽極 がこの第一の端子に、陰極が電源上線(7)に接続されたフリーホイールダイオ ード(D1h、D2h、Dh3)とを含み、制御手段(4)が基準値を超える電 源電流(ia)の検出に対応して下部遮断器(T1b、T2b、T3b)をブロ ックするのに適していることを特徴とする請求の範囲9〜11のいずれか一つに記 載の回路。 14.制御手段(4)がさらに基準値未満の電源電流(ia)の検出に対応して上 部遮断器手段(T1h、T2h、T3h;Th)を通過モードで制御するのに適 していることを特徴とする請求の範囲11または12のいずれか一つに記載の回 路。 15.さらに電源と変換段階(6,6’)の間に置かれた濾過手段(3)を備えて いることを特徴とする請求の範囲12〜14のいずれか一つに記載の回路。
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