JP2000503634A - トロンビン阻害剤としてのベンズアミド誘導体 - Google Patents

トロンビン阻害剤としてのベンズアミド誘導体

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JP2000503634A JP9-522517A JP52251797A JP2000503634A JP 2000503634 A JP2000503634 A JP 2000503634A JP 52251797 A JP52251797 A JP 52251797A JP 2000503634 A JP2000503634 A JP 2000503634A
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(57)【要約】 本発明は、下記式(I)で記載されるようなトロンビン阻害剤として作用する新規のアミド誘導体: 〔上記式中R1およびR2は独立して基(a)を表すか、またはR1およびR2は一緒になりC3 ‐7ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニル基を形成していて、これは場合によりC1 ‐6アルキル、C1 ‐4アルコキシ、ハロゲン、カルボン酸またはC1 ‐4カルボン酸エステル基で置換されていて、R3は水素、C1 ‐3アルキル、ハロゲンまたはC1 ‐2アルコキシを表し、R4、R5およびR6は独立して水素またはハロゲンを表し、R7は水素またはC1 ‐6アルキルを表し、R8は水素、C3 ‐7シクロアルキル、C3 ‐7シクロアルケニル、C3 ‐7ヘテロシクロアルキル、C3 ‐7ヘテロシクロアルケニル、アリールまたはヘテロアリールを表し、基は場合によりハロゲン、ヒドロキシ、CN、C1 ‐6アルキル、C1 ‐6アルコキシ、C1 ‐6アシルオキシ、NR910、NHCOR11、NHSO212、COR13、CO214、CONR1516およびSO2NHR17から選択される1以上の基で置換されていて、Xは結合、C1 ‐6アルキル鎖またはC3 ‐6アルケニル鎖を表し、1または2つの窒素、酸素またはイオウ原子が場合により各鎖内に含まれていて、鎖は場合によりハロゲン、ヒドロキシ、CN、C1 ‐6アルキル、C1 ‐6アルコキシ、C1 ‐6アシルオキシ、NR910、NHCOR11、NHSO212、COR13、CO214、CONR1516およびSO2NHR17から選択される1以上の基で置換されていて、R9〜R17は水素、C1 ‐6アルキルを表すか、あるいはR9およびR10またはR15およびR16はC3 ‐7ヘテロシクロアルキル環を形成しているか、あるいはR12は更にトリフルオロメチルを表している〕およびその薬学上許容される誘導体または溶媒和物;それらの製造方法;トロンビン阻害剤の投与による改善をうけ得る臨床症状の治療におけるそれらの用途に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 トロンビン阻害剤としてのベンズアミド誘導体 本発明は、新規な化合物とおよび医学上のそれらの用途に関する。特に、本発 明は新規アミド誘導体、それらの製造方法、それらを含有した医薬組成物、およ びトロンビン阻害剤としてのそれらの用途に関する。トロンビン阻害剤は、例え ばWO94/20467で既に記載されている。 トロンビンは血漿中に存在するセリンプロテイナーゼであり、Xa因子の作用 によるそのプロトロンビン前駆体からの変換により形成される。トロンビンは、 可溶性血漿タンパク質フィブリノーゲンを不溶性フィブリンに変換することによ り、血液凝固のメカニズムで中心的役割を果たす。不溶性フィブリンマトリック スは主要止血栓の安定化に必要とされる。多くの重大な病状は異常止血と関係し ている。冠動脈血管系に関して、定着したアテローム性動脈硬化プラークの破壊 に起因した異常血栓形成が急性心筋梗塞および不安定アンギナの主要原因である 。血栓溶解療法による閉塞冠状血栓の治療と経皮経管冠動脈形成(PTCA)は 双方とも、速やかな分解を要する患部血管の急性血栓再閉塞にしばしば伴うもの である。静脈血管系に関して、下部末端または腹部に大手術をうけた中で高率の 患者が静脈血管系で血栓形成を起こして、患部末端への血流減少を生じ、肺塞栓 への素因を残す。散在性血管内凝固障害は敗血症性ショック、あるウイルス感染 および癌に際して双方の血管系内で通常起こり、血管系全体で生じて広汎な臓器 不全に至るような生命脅威的血栓の形成を起こす凝固因子の急速な消費および全 身凝固で特徴付けられる。 フィブリンに富む血餅の形成におけるその直接的役割以外にも、トロンビンは 血管系および血液内のいくつかの細胞成分で多大な生体調節効果を有することが 報告された(Shuman,M.A.,Ann.NY Acad.Sci.,405: 349(1986))。 トロンビンの阻害は、多くの病状の治療法となり得る。トロンビン阻害剤は、 冠状血栓症、発作、肺塞栓、深血管血栓症、再狭窄、心房性細動、心筋梗塞およ び不安定アンギナのような急性血管疾患の治療に有用である。それらはin vivo およびex vivo 双方で抗凝固剤として、しかも浮腫および炎症に関連するものと されており、それによると低用量のトロンビン阻害剤は血小板および内皮細胞ト ロンビン媒介炎症応答を減少させるが、同時に抗凝固効果は発揮しない。トロン ビンは肺繊維芽細胞増殖に寄与することが報告されており、そのためトロンビン 阻害剤は一部の肺繊維症の治療に有用である。トロンビン阻害剤は腫瘍転移の治 療についても報告されており、それによるとトロンビン阻害剤はある腫瘍細胞で 生じるシステインプロテイナーゼによるX因子の不適当な活性化に起因したフィ ブリン沈着および転移を防止する。それらは神経突起退縮を阻止することが示さ れ、そのためパーキンソンおよびアルツハイマー症のような神経発生上の疾患に 可能性を有するかもしれない。それらは、低用量の血栓溶解剤を使用することに より、血栓溶解剤と併用されることも報告された。他に可能な用途は、Kasabach Merritt症候群および溶血尿毒症症候群の治療についてUS5371091に、 眼手術中に目でフィブリン沈着の防止についてEP565897に、骨粗鬆症の 治療についてDE4126277に記載されている。 我々は、下記式(I)に示されるトロンビン阻害剤として作用する新規クラス のアミド誘導体およびその薬学上許容される誘導体または溶媒和物を見出した。 〔上記式中、 R1およびR2は独立して下記基 を表すか、またはR1およびR2は一緒になりC3 ‐7ヘテロシクロアルキルまたは ヘテロシクロアルケニル基を形成し、これは場合によりC1 ‐6アルキル、C1 ‐4 アルコキシ、ハロゲン、カルボン酸、またはC1 ‐4カルボン酸エステル基により 置換されていてもよく、 R3は水素、C1 ‐3アルキル、ハロゲンまたは、C1 ‐2アルコキシを表し、 R4、R5およびR6は独立して水素またはハロゲンを表し、 R7は水素またはC1 ‐6アルキルを表し、 R8は水素、C3 ‐7シクロアルキル、C3 ‐7シクロアルケニル、C3 ‐7ヘテロ シクロアルキル、C3 ‐7ヘテロシクロアルケニル、アリールまたはヘテロアリー ルを表し、これら基は場合によりハロゲン、ヒドロキシ、CN、C1 ‐6アルキル 、C1 ‐6アルコキシ、C1 ‐6アシルオキシ、NR910、NHCOR11、NHS O212、COR13、CO214、CONR1516およびSO2NHR17から選択 される1以上の基で置換されていてもよく、 Xは結合、C1 ‐6アルキル鎖またはC3 ‐6アルケニル鎖を表し、1または2つ の窒素、酸素またはイオウ原子が場合により各鎖内に含まれていてもよく、鎖は 場合によりハロゲン、ヒドロキシ、CN、C1 ‐6アルキル、C1 ‐6アルコキシ、 C1 ‐6アシルオキシ、NR910、NHCOR11、NHSO212、COR13、C O214、CONR1516およびSO2NHR17から選択される1以上の基で置換 されていてもよく、 R9〜R17は水素、C1 ‐6アルキルを表すか、あるいはR9およびR10 またはR15およびR16はC3 ‐7ヘテロシクロアルキル環を形成しているか、ある いはR12は更にトリフルオロメチルを表す〕 一般式(I)において、アルキルは直鎖および分岐鎖双方の飽和炭化水素基を 意味する。 一般式(I)において、アルケニルは少くとも1つの二重結合を有した直鎖お よび分岐鎖双方の炭化水素基を意味する。 一般式(I)において、アリールは場合により置換された一環式または二環式 芳香族炭素環式基、例えばフェニルおよびナフチルを意味する。 一般式(I)において、ヘテロアリールは窒素、イオウおよび酸素原子から選 択される1以上のヘテロ原子を含んだ5または6員芳香族ヘテロ環式環、および 1以上の窒素、イオウおよび酸素原子を含んだ縮合二環式環系を意味する。この ような基の例としては、オキサジアゾール、トリアゾール、チアジアゾール、ト リアゾール、テトラゾール、ベンズイミダゾール、ピリジン、フランおよびチオ フェンが挙げられる。 一般式(I)において、C3 ‐7シクロアルキル基の例としてはシクロヘキシル およびシクロペンチル基が挙げられる。 一般式(I)において、C3 ‐7シクロアルケニル基は、環内に組み込まれた少 くとも1つの二重結合を有する環を意味する。 一般式(I)において、C3 ‐7ヘテロシクロアルキル基は、窒素、イオウおよ び酸素原子から選択される1以上のヘテロ原子を含んだ環、例えばテトラヒドロ ピラン‐4‐イル基を意味する。 一般式(I)において、C3 ‐7ヘテロシクロアルケニル基は、環内に組み込ま れた少くとも1つの二重結合とともに、窒素、イオウおよび酸素原子から選択さ れる1以上のヘテロ原子を含んだ環を意味する。 R1が下記基を表す一般式(I)において、 Xは好ましくは結合またはC1 ‐6アルキル基、例えばメチル、イソプロピルまた はイソブチルであり、R8は好ましくは水素、C3 ‐7シクロアルキル、アリール またはヘテロアリールを表す。Xが結合を表すとき、R8は、好ましくは、1以 上のハロゲン基で場合により置換されたフェニル、またはC3 ‐7シクロアルキル 、例えばシクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。XがC1 ‐6 アルキル基を表すとき、R8は好ましくは水素、シクロアルキル、例えばシク ロヘキシル、またはヘテロアリール、例えばチエニルまたはフリルである。 R2が下記基を表す一般式(I)において、 Xは好ましくはC3 ‐6アルケニル、例えばアリル、またはC1 ‐6アルキル、例え ばメチル、エチル、プロピルまたはペンチル(場合により、鎖内に酸素基を含む )であり、場合によりヒドロキシ、C1 ‐6アルコキシ、NHSO212、CO214 、CONR1516またはSO2NHR17から選択される基で置換されていても よく、R8は好ましくは水素、C3 ‐7ヘテロシクロアルキル、例えばピロリジン またはモルホリン、アリール、例えば場合によりCO214で置換されたフェニ ル、またはヘテロアリール、例えば場合によりヒドロキシで置換されたオキサジ アゾール、トリアゾール、または場合によりC1 ‐6アルキルで置換されたテトラ ゾールである。 R3は好ましくはC1 ‐3アルキル、例えばメチル、またはハロゲン、例えば塩 素もしくは臭素である。 R4、R5およびR6は、好ましくは水素、またはハロゲン、例えばフッ素であ る。 R7は好ましくは水素である。 式(I)の化合物の好ましい群は、下記式(IA)の化合物: 〔上記式中 R1Aは下記基を表し、 Aは結合またはC1 ‐6アルキルを表し、 R8Aは水素、C3 ‐7シクロアルキル、場合によりハロゲンで置換されていてもよ いアリール、またはヘテロアリールを表し、 R2Aは下記基を表し、 BはCO2 R14Aで場合により置換されていてもよいC1 ‐6アルキルを表し、R8B は水素、CO2 R14Aで置換されたフェニル、ヒドロキシ基で置換されたオキサジ アゾール、または非置換C結合テトラゾール基を表し、 R3AはC1 ‐3アルキルまたはハロゲンを表す〕 およびその薬学上許容される誘導体または溶媒和物により定められる。 本発明による用途に適した一般式(I)の化合物は: N‐シクロヘキシル‐3,N‐ジメチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミ ノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロヘキシル‐N‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐ブロモ‐N‐シクロヘキシル‐N‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐アリル‐3‐クロロ‐N‐シクロヘキシル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐アリル‐3‐ブロモ‐N‐シクロヘキシル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイ ル〕シクロヘキシルアミノ〕酢酸; 〔〔3‐ブロモ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイ ル〕シクロヘキシルアミノ〕酢酸; N‐アリル‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐アリル‐3‐ブロモ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベンズアミド; 3‐ブロモ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル-N‐ピリジン‐3‐イル‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐ブロモ‐N‐プロピル‐N‐ピリジン‐3‐イル‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(3,5‐ジフルオロフェニル)‐N‐プロピル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐ブロモ‐N‐(3,5‐ジフルオロフェニル)‐N‐プロピル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 2‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2,4‐ジフルオロベンジル)アミノ〕酪酸; 4‐〔〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンゾイル〕イソブチルアミノ〕メチル〕安息香酸; 4‐〔2‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕ベンゾイル〕イソブチルアミノ〕エチル〕安息香酸; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(3‐トリフルオロメタンスルホニルアミノプロピル)ベンズア ミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐〔2‐(3‐アミノ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐5‐イル)エチル 〕‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐N‐イソプロピル-3‐メチル-5‐〔2‐( ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロプロピルメチル-5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕‐N‐(テトラヒドロフラン‐2‐イルメチル)ベンズア ミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(2,2‐ジメチルプロピ ル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル-5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐イソブチル‐5‐〔2‐( ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロベンジル)アミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソブチルアミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐メトキシエチル)アミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロヘキシルメチルアミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(3‐フルオロベンジル)アミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕ピリジン‐4‐イルメチルアミノ〕ヘキサン酸; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐フラン‐2‐イルメチル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕‐N‐(2,2,2‐トリフルオロエチル)ベンズアミ ド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロベンジル )‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐メトキシエチル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロヘキシルメチル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐イソブチル-5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕‐N‐チオフェン‐2‐イルメチルベンズアミド; 1‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾ イル〕ピペリジン‐2‐カルボン酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロブチルアミノ〕酪酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕フラン‐2‐イルメチルアミノ〕酪酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(3‐フルオロベンジル)アミノ〕酪酸; 〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕フェニル〕 ‐(2‐メチルピペリジン‐1‐イル)メタノン; 3‐クロロ‐N‐(2‐ジエチルカルバモイルエチル)‐N‐イソプロピル-5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐メタンスルホニルアミノプロピル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐〔3‐(プロパン‐1‐スルホニルアミノ )プロピル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐ピペリジン‐1‐イル プロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(エチルメチルカルバモイル)エチル〕‐N‐イソプロ ピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐ピロリジン‐1‐イル プロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐モルホリン‐4‐イル‐3‐オキソ プロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド と3‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンゾイル〕イソプロピルアミノ〕プロピオン酸との混合物(1:2); N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐チオモルホリン‐4‐ イルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズア ミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐チアゾリジン‐3‐イ ルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(3‐エタンスルホニルアミノプロピル)‐N‐イソプロピル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐〔3‐(プロパン‐2‐スルホニルアミノ )プロピル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(4‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルプロピ ル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(2‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルエチル)ベンズア ミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(4‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルブチル)ベンズア ミド; 3‐クロロ‐N‐(4‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(3‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(2‐テトラゾール‐2‐イルエチル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(2‐〔1,2,3〕トリアゾール‐2‐イルエチル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐〔2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチル〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(2‐メトキシエチル)‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕チオフェン‐2‐イルメチルアミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐メチルブチル)アミノ〕ヘキサン酸; 〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕フェニル〕 ‐(2,5‐ジメチルピロリジン‐1‐イル)メタノン; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕ナフタレン‐1‐イルメチルアミノ〕酪酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(1‐メチル‐1H‐ベンゾイミダゾール‐2‐イル)アミノ〕酪酸 ; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐(3‐トリフルオロメタンスルホニルアミノプロピル)ベンズアミ ド; N‐(3‐アミノプロピル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイ ル〕‐シクロペンチルアミノ〕酢酸; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(3‐ヒドロキシプロピル)‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル)‐5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(3‐モルホリン‐4‐イルプロピル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸エチルエステル; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(3‐ピロリジン‐1‐イルプロピル)ベンズアミド; N‐(3‐カルバモイルプロピル)‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔 2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐カルバモイルメチル‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリ ジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐エチル‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミ ノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロプロピル‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N,N‐ジプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕ベンズアミド; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐クロロフェニル)‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸メチルエステル; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸; 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐N‐(4‐オキソ‐4‐ピロリジ ン‐1‐イルブチル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンズアミド; N‐(3‐カルバモイルプロピル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル )‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 4‐〔(2‐カルバモイルフェニル)‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕酪酸メチルエステル; 4‐〔(2‐カルバモイルフェニル)‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕酪酸; 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐〔3‐(1H‐テトラゾール‐5‐イル)プロピル〕 ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,3‐ジヒドロキシプロポキシ)エチル〕‐N‐( 2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ベンズアミド; (R)‐1‐〔3‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕プロピル〕ピロリ ジン‐2‐カルボン酸; 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(2‐スルファモイルエチル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(エチルメチルカルバモイル)エチル〕‐N‐フェニル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(エチルメチルカルバモイル)エチル〕‐N‐フェニル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐フェニル‐5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐ N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(3‐オキソ‐3‐チオモルホリン‐4‐イルプロピル)‐N ‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐(3‐オキソ‐3‐チアゾリジン‐3‐イルプロピル)‐N‐ フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐〔2‐(1‐メチル‐1H‐テトラゾール ‐5‐イル)エチル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(3,5‐ジフルオロフェニル)‐N‐プロピル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(3‐モルホリン‐4‐イルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジ ン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベン ズアミド; 3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐ ピロリジン‐1‐イルプロピル)‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベン ズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(1‐プロピルブチル)‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(4‐オキソ‐4‐ピロリジン‐1‐イ ルブチル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐エチル‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジ ン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐〔1,3,4〕チアジアゾール‐2‐イルベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐チアゾール‐2‐イルベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,3‐ジヒドロキシプロポキシ)エチル〕‐N‐フ ェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐tert‐ブチルスルファモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐フェニル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(2‐イソプロピルスルファモイルエチル)‐N‐フェニル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐〔2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチル〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,3‐ジヒドロキシプロポキシ)エチル〕‐N‐( 4‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐〔2‐(1H‐テトラゾール‐5‐イル)エチル〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐(2‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルエチル)ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(3‐メチルブチ‐2‐イルカルバモイル)エチル〕‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(3,3‐ジメチルブチ‐2‐イルカルバモイル)エチ ル〕‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(5‐ヒドロキシ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐ 3‐イル)エチル〕‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミ ノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐tert‐ブチル‐N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロブチル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロブチル‐N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバ モイル)エチル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロブチル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐(2‐スルファモイルエチル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(2,2‐ジメチルプロピルスルファモイルエチル)‐N‐イ ソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソプロピルアミノ〕ヘキサン酸; N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐tert‐ブチルカルバモイルペンチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチ ル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔5‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)ペンチル〕 ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチル‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(4‐tert‐ブチルフェニル)エチル〕‐N‐イソプロ ピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(1,1‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐チアゾリジン‐3‐イ ルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐N‐イソプロ ピル‐3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; 3‐〔イソプロピル‐〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕プロピオン酸; 3‐〔イソプロピル‐〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕プロピオン酸メチルエステル; N‐(5‐tert‐ブチルカルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピ ル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 6‐〔〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソプロピルアミノ〕ヘキサン酸; N‐(2‐シアノエチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリ ジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N,N‐ジイソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ )エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐〔3‐(2,2‐ジメチルプロピオニルアミノ)プロピル〕ベンズ アミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐〔3‐(3,3‐ジメチルブチリルアミノ)プロピル〕ベンズアミ ド; 6‐〔〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソプロピルアミノ〕ヘキサン酸; およびそれらの薬学上許容される誘導体または溶媒和物である。 本発明の特に適切な化合物には: 3‐クロロ‐N‐〔2‐(5‐ヒドロキシ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐ 3‐イル)エチル〕‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミ ノ)エトキシ〕ベンズアミド; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロブチルアミノ〕酪酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソブチルアミノ〕ヘキサン酸; 4‐〔〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンゾイル〕イソブチルアミノ〕メチル〕安息香酸; 4‐〔2‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕 ベンゾイル〕イソブチルアミノ〕エチル〕安息香酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸エチルエステル; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐〔2‐(1H‐テトラゾール‐5‐イル)エチル〕ベンズアミド ; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロヘキシルメチルアミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕チオフェン‐2‐イルメチルアミノ〕ヘキサン酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸メチルエステル; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸; 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐〔3‐(1H‐テトラゾール‐5‐イル)プロピル〕 ベンズアミド; およびその薬学上許容される誘導体または溶媒和物がある。 “薬学上許容される誘導体”とは、受容者に投与したとき式(I)の化合物ま たはその活性代謝産物もしくは残留物を(直接または間接的に)与えることがで きる、式(I)の化合物または他の化合物の薬学上許容される塩、エステルまた はこのようなエステルの塩を意味する。 式(I)の化合物が式(I)の化合物のいずれかの官能基でその薬学上許容さ れる誘導体を供するように修飾してよいことは、当業者に明らかであろう。式 (I)の化合物の薬学上許容される誘導体が2以上の位置で誘導しうることも、 当業者に明らかであろう。 (I)の化合物の好ましい薬学上許容される誘導体は、その薬学上許容される 塩である。 (I)の化合物の薬学上許容される塩には、薬学上許容される無機および有機 酸から誘導されるものがある。適切な酸の例には、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝 酸、過塩素酸、フマル酸、マレイン酸、リン酸、グリコール酸、乳酸、サリチル 酸、コハク酸、トルエン‐p‐スルホン酸、ジ‐p‐トルオイルタートレート、 酒石酸、酢酸、クエン酸、メタンスルホン酸、ギ酸、安息香酸、マロン酸、ナフ タレン‐2‐スルホン酸およびベンゼンスルホン酸がある。シュウ酸のような他 の酸も、それ自体は薬学上許容されないが、本発明による化合物およびそれらの 薬学上許容される酸付加塩を得る上で中間体として有用な塩の製造に有用かもし れない。 (I)の化合物はトロンビン阻害剤であって、それ自体がトロンビン阻害剤の 投与による改善をうけやすい臨床症状の治療に有用である。このような症状には 、冠状血栓症、発作、肺塞栓、深血管血栓症、末梢動脈閉塞、再狭窄および心房 性細動のような急性血管疾患;成人呼吸ショック症候群および再灌流障害のよう な浮腫およびPAF媒介炎症疾患;例えば敗血症性ショックの結果として散在性 血管内凝固障害の治療;肺繊維症の治療;腫瘍転移の治療;パーキンソンおよび アルツハイマー症のような神経発生上の疾患;ウイルス感染;Kasabach Merritt 症候群;溶血尿毒症症候群;関節炎;および骨粗鬆症がある。それらは、血栓形 成のリスクを減少させるために、例えば透析、血液ロ過、バイパスおよび血液製 剤貯蔵と、プロテーゼ、人工弁およびカテーテルのような侵入器具のコーティン グで、体外血用の抗凝固剤としても有用である。 トロンビンを阻害する(I)の化合物の能力は、後記のような方法により示さ れる。 したがって、本発明では、一般式(I)の化合物またはその薬学上許容される 誘導体の有効量を被験者に投与することからなる、トロンビン阻害剤による改善 をうけ得る症状にかかった、ヒトを含めた哺乳動物の治療方法を提供する。 この明細書で治療に言及するときは、予防処置と症状の軽減を含むものとする 。 別の面において、本発明は医学、特にヒトの医学上の治療剤として用いられる 一般式(I)の化合物またはその薬学上許容される誘導体を提供する。 更に別の面において、本発明はトロンビン阻害剤による改善をうけ得る症状の 治療用薬剤の製造のための、一般式(I)の化合物またはその薬学上許容される 塩もしくは溶媒和物の使用を提供する。 治療用として、本発明による化合物はその化合物のままで投与することも可能 であるが、医薬処方物として活性成分を供することが好ましい。 従って、本発明は、一般式(I)の化合物またはその薬学上許容される誘導体 を、そのために1種以上の薬学上許容されるキャリアと、場合により他の治療お よび/または予防成分と一緒に含んだ医薬処方物を更に提供する。本発明による 化合物は、他の抗血栓剤、例えばトロンボキサンレセプター拮抗剤、プロスタサ イクリン擬似物、ホスホジエステラーゼ阻害剤、フィブリノーゲン拮抗剤、血栓 溶解剤、例えば組織プラスミノーゲンアクチベーターおよびストレプトキナーゼ 、非ステロイド系抗炎症剤、例えばアスピリンなどと併用してもよい。 本発明による用途向けの化合物は、経口、経口腔、非経口、局所、直腸または 経皮投与用に、あるいは吸入または通気(口または鼻を介する)による投与に適 した形で処方される。 経口投与の場合、医薬組成物は、結合剤(例えば、前ゼラチン化メイズデンプ ン、ポリビニルピロリドンまたはヒドロキシプロピルメチルセルロース)、フィ ラー(例えば、ラクトース、微結晶セルロースまたはリン酸水素カルシウム)、 滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルクまたはシリカ)、崩壊剤( 例えば、ポテトデンプン、デンプングリコール酸ナトリウムまたはクロスカルメ ロースナトリウム)または湿潤剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)のような 薬学上許容される賦形剤と共に慣用的手段で製造される、例えば錠剤またはカプ セルの形をとる。錠剤は当業界で周知の方法によりコートしてもよい。カプセル は非水性液体処方物、例えば溶液または懸濁液を含有してもよい。経口投与用の 液体製剤は例えば溶液、シロップまたは懸濁液の形をとるか、あるいはそれらは 使用前に水または他の適切なビヒクルで調製される乾燥製品として供される。こ のような液体製剤は、懸濁剤(例えば、ソルビトールシロップ、セルロース誘導 体または水素添加食用脂肪)、乳化剤(例えば、レシチンまたはアラビアゴム) 、非水性ビヒクル(例えば、アーモンド油、油性エステル、エチルアルコールま たは分別植物油)および保存剤(例えば、p‐ヒドロキシ安息香酸メチルもしく はプロピル、またはソルビン酸)のような薬学上許容される添加剤と共に慣用的 手段で製造される。その製剤は緩衝塩、香味剤、着色剤および甘味剤も適宜に含 有していてよい。 経口投与用の製剤は、活性化合物の制御された放出を行うように、適切に処方 してもよい。 経口腔投与の場合、組成物は常法で処方される錠剤またがロゼンジの形をとる 。 本発明による化合物は、注射、例えばボーラス注射または継続注入による非経 口投与向けに処方してもよい。注射用の処方物は、単位剤形、例えばアンプルま たはマルチ用量容器で供して、保存剤を添加してもよい。組成物は油性または水 性ビヒクル中で懸濁液、溶液またはエマルジョンのような形をとり、懸濁、安定 および/または分散剤のような処方剤を含有してもよい。一方、活性成分は使用 前に適切なビヒクル、例えば無菌無発熱物質水で調製される粉末形であってもよ い。 本発明による化合物は、通気および吸入による局所投与用に処方してもよい。 局所投与用製剤のタイプの例には、吸入器または通気器で使用のスプレーおよび エアゾールがある。外用向け粉末は、いずれか適切な粉末基剤、例えばラクトー ス、タルクまたはデンプンの助けで形成される。スプレー組成物は、適切な噴射 剤の使用で計測量吸入器のような加圧パックからデリバリーされる、水溶液、懸 濁液またはエアゾールとして処方される。 本発明による化合物は、例えばカカオ脂または他のグリセリドのような慣用的 坐薬基剤を含有した、坐剤または滞留浣腸剤のような経直腸組成物で処方しても よい。 前記処方物に加えて、化合物はデポ製剤として処方してもよい。このような長 期作用処方物は、埋込み(例えば、皮下、経皮または筋肉内)または筋肉内注射 により投与される。このため、例えば、本発明による化合物は、適切なポリマー または疎水性物質(例えば、許容される油中でエマルジョンとして)またはイオ ン交換樹脂と共に、あるいは難溶性誘導体として、例えば難溶性塩として処方さ れる。 経皮投与の場合、医薬組成物は経皮イオン導入パッチのような経皮パッチの形 で与えられる。 上記のように、本発明による化合物は他の治療剤と併用してもよい。こうして 、本発明は、別な面において、式(I)の化合物またはその薬学上許容される誘 導体を別な治療剤と一緒に含んだ組合せを提供する。 (体重約70kgの)ヒトへの投与用として本発明による化合物について提示 される用量は、遊離塩基の重量として表示すると、単位用量当たり活性成分0. 01mg〜10g、適切には0.1mg〜1gである。単位用量は、例えば1日 1〜4回投与される。用量は投与経路に依存する。患者の年齢および体重と治療 される症状の重篤度に応じて投与量に日常的変更を加えることが必要なこと は明らかであろう。投与の正確な用量および経路は、究極的には担当医または獣 医の裁量に委ねられる。 本発明による化合物は、類似化合物の製造について当業界で知られるいずれか の方法により製造される。例えば、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7が 前記のとおりである第一の方法(A)によれば、式(I)の化合物は下記式(II )の化合物と下記式(III)の化合物との反応により製造される:上記式中R7 はR7またはtert‐ブトキシカルボニルのような適切な保護基を表 す。反応は、N,N‐ジメチルホルムアミドのような適切な溶媒中1‐ヒドロキ シベンゾトリアゾール、2‐(1H‐ベンゾトリアゾール‐1‐イル)‐1,1 ,3,3‐テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU)のよう な活性化剤およびエチルジイソプロピルアミンのような塩基、アセトニトリルの ような適切な溶媒中2‐エトキシ‐1‐エトキシカルボニル‐1,2‐ジヒドロ キノロン、N,N‐ジメチルホルムアミドのような適切な溶媒中ブロモ‐トリス ‐ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート、またはジクロロメタン のような適切な溶媒中塩化オキサリルの存在下で行われ、その後標準条件下で存 在する保護基の、例えばtert‐ブトキシカルボニル基の除去のために酸性条件下 で適宜に脱保護される。 式(II)の化合物は下記式(IV)の対応アルコールの酸化により製造される: 上記式中R7 は前記のとおりである。変換は1,4‐ジオキサンのような適切 な溶媒中において二酸化マンガンまたはジクロロジシアノベンゾキノンのような 酸化剤でアルコールの処理により行われて、対応するアルデヒドを与え、その後 これは水および1,4‐ジオキサンの混合液中スルファミン酸の存在下で塩化ナ トリウムのような酸化剤と処理される。 R3がC1 ‐3アルキルまたはC1 ‐2アルコキシで、R7 が前記のとおりである 場合、式(IV)の化合物は下記式(V)の化合物と下記式(VI)の化合物との反 応により製造される: 反応は、適切にはN,N‐ジメチルホルムアミドのような適切な溶媒中TBTU のような活性剤の存在下で行われ、その後テトラヒドロフラン中水素化アルミニ ウムリチウムのような還元剤でカルボニル基の還元を行う。 式(V)の化合物は、下記式(VII)の化合物から N,N‐ジメチルホルムアミドのような適切な溶媒中炭酸カリウムのような適切 な塩基の存在下でブロモ酢酸の適切なエステル、例えばエチルを用い、その後例 えばメタノールのような適切な溶媒中で水性水酸化ナトリウムのような塩基を用 いて、常法によるエステル基の脱保護により製造される。 R3がハロゲンを表し、R7 がR7である場合、式(IV)の化合物は、下記式( VIII)の化合物: (上記式中R3 はハロゲンを表し、R18は適切なアルキル保護基を表す)から 、テトラヒドロフランのような適切な溶媒中水素化アルミニウムリチウムのよう な適切な還元剤を用いて製造される。 式(VIII)の化合物は、下記式(IX)および(VI)の化合物: (上記式中R3 およびR18は前記のとおりである)から製造される。反応はN ,N‐ジメチルホルムアミドのような適切な溶媒中1‐ヒドロキシベンゾトリア ゾール、TBTUのような活性化剤およびエチルジイソプロピルアミンのような 塩基の存在下で行われる。 式(IX)の化合物は、下記式(X)の化合物: (上記式中R3 およびR18は前記のとおりである)から、N,N‐ジメチルホ ルムアミドのような適切な溶媒中炭酸カリウムまたは水素化ナトリウムのような 適切な塩基の存在下で、ブロモ酢酸の適切なエステル、例えばtert‐ブチルを用 い、その後常法によるアルカン酸エステル基の選択的脱保護、例えばトリフルオ ロ酢酸を用いて酸性条件下で開裂により製造される。 R3がハロゲンを表す場合、式(II)の化合物は、下記式(XI)の化合物: (上記式中R7 は適切な保護基であり、R18は前記のとおりである)から、ア セトニトリルのような適切な溶媒中でtert‐ブチルニトリルおよびハライドの銅 (II)塩との反応により、その後適切な水性塩基条件下でエステル基の脱保護に より製造してもよい。 式(XI)の化合物は、N,N‐ジメチルホルムアミドのような適切な溶媒中水 素化ナトリウムのような適切な塩基を用いて、エチレングリコールジ‐p‐トシ レートと式(XII)の化合物および式(XIII)の化合物: (上記式中R7 およびR18は前記のとおりである)との連続反応により製造さ れる。 第二の方法(B)によれば、式(I)の化合物は、N,N‐ジメチルホルムア ミドのような適切な溶媒中水素化ナトリウムのような適切な塩基の存在下で、下 記式(XIV)および(XV)の化合物: (上記式中Lはトシレートのような適切な脱離基である)の反応により製造され る。 式(XIV)の化合物は、前記のようなアミドカップリングに適した条件下で、下 記式(XVI)の化合物:(上記式中R19はメチルのような適切な保護基である)と式(III)の化合物との 反応により、その後標準条件下でR19の脱保護、例えばメチル保護基の三臭 化ホウ素除去により製造される。 式(X)の化合物は、式(XV)の化合物と反応させると、前記および後記の方 法により式(I)の化合物に変換できる化合物を与えることは、明らかであろう 。 第三の方法(C)によれば、式(I)の化合物は、前記のようなアミドカップ リング技術による、R8またはX上でカルボキサミドまたはカルボキシレート官 能基により固相樹脂に結合された式(III)の化合物と式(II)の化合物との反応 により、その後保護基の脱保護と、トリフルオロ酢酸およびジクロロメタンの混 合物との酸処理のような適切な条件下で樹脂からの開裂により製造される。適切 な樹脂物質は添付例を参考にして以下に記載されている。 式(III)、(VI)、(Vll)、(X)、(XII)、(XIII)、(XV)および(XVI) の化合物は公知化合物であるか、または標準方法により製造される。 式(I)の化合物は、前駆体として標準保護基で場合により保護された式(I )の他の化合物を利用して、相互変換により製造してもよい。例えば、R1また はR2がR8-Xで、XがCN基で置換された式(I)の化合物は、当業界で周知 の方法により、Xが例えばCONH2、NHSO212で置換された式(I)の化 合物に変換される。更に、SO2NHR17置換基を有する式(I)の化合物は、 標準カップリング条件下で、式(II)の化合物をスルホニルフルオリド基を有す る式(III)の化合物とカップリングさせ、その後場合によりジクロロメタンのよ うな適切な溶媒の存在下で、一級アミンR17NH2との反応、その後存在する保 護基の脱保護により製造される。 本発明の化合物は、色素原基質としてN-p-トシル-gly-pro-lys p-ニトロアニリドを用いて、色素原アッセイでヒトα-トロンビンを阻害するそ れらの能力によりin vitroで評価されたとき、トロンビン阻害活性を有している 。すべての希釈は50mM HEPES、150mM NaCl、5mM Ca Cl2、0.1% PEGからなるpH7.4の緩衝液で行われた。 簡単に述べれば、基質(100μMの最終濃度)がトロンビン(1nMの最終濃 度)に加えられ、反応はBiotek EL340プレートリーダーを用いて405nmで1 0分間モニターした。アッセイは室温で行った。IC50Sを得るために、データ は4-パラメーター曲線あてはめ操作でKineticalc(商品名)を用いて分析され 、IC50値を得た。ゼロおよび15分目にIC50を調べるために、化合物は色素 原基質を加える前にこれらの時間にわたりトロンビンとプレインキュベートされ た。 本発明は下記中間体および例で更に例示される。略号 hplc 高性能液体クロマトグラフィー Rt 保持時間 DIPEA N-エチルジイソプロピルアミン DMF N,N-ジメチルホルムアミド DMAP 4-ジメチルアミノピリジン TBTU 2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)−1,1,3,3-テ トラメチルウロニウムテトラフルオロボレート HOBt 1-ヒドロキシベンゾトリアゾール PyBrop(商品名) ブロモ-トリス-ピロリジノホスホニウム ヘキサフルオロホスフェート HATU(商品名) O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1, 3,3-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート 9-BBN 9-ボロビシクロ〔3.3.1〕ノナン EEDQ 2-エトキシ-1-エトキシカルボニル-1,2-ジヒドロキノリン方法 分析hplcは、Rainin Microsorb C18カラム(サイズ4.6×150m m、カタログno.80-215-C5)を用いて、1.5ml/minの流速で操作 して、Hewlett Packard Series II 1090 Liquid Chromatographで行った。 溶離液はA:0.1%トリフルオロ酢酸/水、B:0.05%トリフルオロ酢酸 /アセトニトリルであった。 勾配: 系1:A中15〜95%Bで15分間 系2:A中0〜75%Bで15分間 系3:1ml/min流速で操作する Supelcosil LCABZ+Plusカラム(サイズ 4.3mm×3.3cm;3mm粒度)。溶離液はA:0.01M水性酢酸 アンモニウム中0.1%ギ酸、B:アセトニトリル:水(19:1 v/v)中 0.05%ギ酸であり、0〜100%Bの勾配で3.5分間、その後100 %Bで均等に3.5分間流した。 保持時間は表示された波長で示されている。 プレパラティブhplcは、45ml/minの流速で操作するDynamax 60A C1 8カラム(サイズ41.4mm×25cm)カタログno.83-241-C)( 溶離液は分析hplcの場合と同様であった)、または15ml/minで操作するSu pelcosil LC-ABZカラム(サイズ21.2mm×25cm)(溶離液はA: 0.1%トリフルオロ酢酸/水、B:95:5アセトニトリル:水中0.01% トリフルオロ酢酸であった)、または4ml/min流速で操作する SupelcosilLC ABZ+Plusカラム(サイズ21mm×10cm;5mm粒度)(溶離液はA: 水中0.1%ギ酸、B:アセトニトリル中0.05%ギ酸であり、0〜95%B の勾配で18.65分間であった)で行った。この系ではGilson233XLオー トサンプラー/フラクションコレクターを用いた。 フラッシュクロマトグラフィーはSilica gel60(粒度40〜63μM)Merck カタログno.109385で行った。 下記アミン類は標準方法を用いて合成した: N-プロピル-4-アミノテトラヒドロピラン;質量スペクトル:実測値:M+14 3; シクロペンチル-(3-モルホリン-4-イルプロピル)アミン;質量スペクトル: 実測値:MH+213; シクロペンチル-(3-ピロリジン-1-イルプロピル)アミン;質量スペクトル: 実測値:MH+197; 4-シクロペンチルアミノ酪酸エチルエステル;質量スペクトル;実測値;MH+ 200; 3-シクロペンチルアミノプロピオンアミド;質量スペクトル:実測値:MH+1 57; 2-シクロペンチルアミノアセトアミド;質量スペクトル:実測値:MH+143 ; N-プロピル-2,5-ジフルオロアニリン;質量スペクトル:実測値:MH+17 2; 3-(2-フルオロフェニルアミノ)プロピオニトリル;質量スペクトル:実測値 :MH+165; 3-(2-クロロフェニルアミノ)プロピオニトリル;質量スペクトル:実測値: MH+181; 4-(2-フルオロフェニルアミノ)酪酸メチルエステル;質量スペクトル:実測 値:MH+212; 4-(2-カルバモイルフェニルアミノ)酪酸メチルエステル;質量スペクトル: 実測値:MH+237; 4-(2-フルオロフェニルアミノ)ブチロニトリル;hplc系1(λ=254 nm)Rt8.0min; 〔2-(2,2-ジメチル-〔1,3〕ジオキソラン-4-イルメトキシ)エチ ル〕フェニルアミンおよびトルエン-4-スルホン酸 2,2-ジメチル-〔1,3 〕ジオキソラン-4-イルメチルエステル;質量スペクトル:実測値:MH+25 2; 〔2-(2,2-ジメチル-〔1,3〕ジオキソラン-4-イルメトキシ)エチル〕- (2-フルオロフェニル)アミン;質量スペクトル:実測値:MH+270; 〔2-(2,2-ジメチル-〔1,3〕ジオキソラン-4-イルメトキシ)エチル〕- (4-フルオロフェニル)アミン;質量スペクトル:実測値:MH+270; (R)-1-〔3-(2-フルオロフェニルアミノ)プロピル〕ピロリジン-2-カル ボン酸tert-ブチルエステル;質量スペクトル:実測値:MH+323; 3-フェニルアミノプロピオン酸メチルエステル;質量スペクトル:実測値:M H+180; 2-フェニルアミノエタンスルホニルフルオリド;質量スペクトル:実測値:M H+201; N-(3-ピロリジン-1-イルプロピル)-4-アミノテトラヒドロピラン;質量ス ペクトル:実測値:MH+213; N-(3-モルホリン-4-イルプロピル)-4-アミノテトラヒドロピラン;質量ス ペクトル:実測値:MH+229; N-(2-プロピルブチル)-3-アミノプロピオンアミド;質量スペクトル:実測 値:MH+187; N-プロピル-2-アミノチアゾール;質量スペクトル:実測値:MH+143; 3-イソプロピルアミノプロピオン酸メチルエステル;質量スペクトル:実測値 :MH+146; N-プロピル-2-アミノ-〔1,3,4〕チアジアゾール;質量スペクトル: 実測値:MH+144; 2-(2-イソプロピルアミノエチル)-N-〔1,2,4〕トリアゾール;質量ス ペクトル:実測値:MH+154; 3-(2-イソプロピルアミノエチル)-5-ヒドロキシ-〔1,2,4〕オキサジ アゾールトリフルオロアルリレート;質量スペクトル:実測値:MH+172; 4-フルオロフェニル-(3-〔1,2,4〕トリアゾール-1-イルプロピル)ア ミン;質量スペクトル:実測値:MH+221; 4-フルオロフェニル-(3-テトラゾール-2-イルプロピル)アミン;質量スペ クトル:実測値:MH+222; シクロペンチル-(2-〔1,2,4〕トリアゾール-1-イルエチル)アミン;質 量スペクトル:実測値:MH+181; シクロペンチル-(4-〔1,2,4〕トリアゾール-1-イルブチル)アミン;質 量スペクトル:実測値:MH+209; 3-フルオロフェニル-(3-テトラゾール-2-イルプロピル)アミン;質量スペ クトル:実測値:MH+222; 2-フルオロフェニル-(3-テトラゾール-2-イルプロピル)アミン;質量スペ クトル:実測値:MH+222; フェニル-(3-テトラゾール-2-イルプロピル)アミン;質量スペクトル:実測 値:MH+190; フェニル-(3-〔1,2,3〕トリアゾール-2-イルプロピル)アミン;質量ス ペクトル:実測値:MH+189; フェニル-2-(ピリジン-2-イルオキシ)エチルアミン;質量スペクトル:実測 値:MH+215; イソプロピル-2-メトキシエチルアミン;質量スペクトル:実測値:MH+1 18; N-(3-シクロペンチルアミノプロピル)-C,C,C-トリフルオロメタンスル ホンアミドホルメート;質量スペクトル:実測値:MH+275; 5-(2-イソプロピルアミノエチル)-〔1,2,4〕オキサジアゾール-3-イ ルアミン;質量スペクトル:実測値:MH+171; 3-(tert-ブチルアミノ)プロピオン酸メチルエステル;質量スペクトル:実測 値:MH+160; 3-シクロブチルアミノプロピオン酸メチルエステル;質量スペクトル:実測値 :MH+158; 3-(シクロブチルアミノ)プロピオニトリル;質量スペクトル:実測値:MH+ 125; 2-イソプロピルアミノエタンスルホン酸アミド;質量スペクトル:実測値:M H+167; 2-イソプロピルアミノエタンスルホン酸(2,2-ジメチルプロピル)アミド; 質量スペクトル:実測値:MH+237; 3-(2-イソプロピルアミノエチル)-5-ヒドロキシ-〔1,2,4〕オキサジ アゾールトリフルオロアセテート;質量スペクトル:実測値:MH+172; イソプロピル-2-(4-tert-ブチルフェニル)エチルアミン;質量スペクトル: 実測値:MH+220;および イソプロピル-2-(ピリジン-2-イルオキシ)エチルアミン;質量スペクトル: 実測値:MH+181中間体1 2-(3-ホルミル-5-メチルフェノキシ)酢酸エチルエステル 乾燥DMF(20ml)中無水炭酸カリウム(1.52g)の撹拌懸濁液に3 -ヒドロキシ-5-メチルベンズアルデヒド1(0.5g)を加えた。混合液を窒素 雰囲気下で1.5時間撹拌し、その後ブロモ酢酸エチル(0.45ml)を加え た。混合液を更に18時間撹拌し、その後減圧下で蒸発乾固させた。残渣を酢酸 エチルと飽和重炭酸ナトリウム溶液に分配し、合わせた有機相を水、飽和塩化リ チウム溶液および飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄した。溶液を硫酸マグネシウム で乾燥し、濃縮して、コハク色ゴム状物として標題化合物(0.79g)を得た 。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.0min中間体2 2-(3-ホルミル-5-メチルフェノキシ)酢酸 5℃のメタノール(4ml)中2-(3-ホルミル-5-メチルフェノキシ)酢酸 エチルエステル(0.79g)の撹拌溶液を2M水酸化ナトリウム溶液(3.6 ml)で処理した。15分後、混合液を室温まで加温した。更に2時間後、撹拌 溶液を再び5℃に冷却し、酢酸エチルでカバーし、水層を2M塩酸で酸性pHに 調整した。各層を分離し、水相を更に酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を 水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。濃縮でゴム状固体物を得 、ジエチルエーテルで摩砕して、乾燥後に淡黄色固体物として標題化合物(0. 47g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.2min中間体3 2-(3-ホルミル-5-メチルフェノキシ)-N-ピリジン-4-イルアセトアミド 2-(3-ホルミル-5-メチルフェノキシ)酢酸(0.47g)および4-アミ ノピリジン(0.46g)を乾燥DMF(10ml)に溶解した。得られた溶液 を窒素雰囲気下で撹拌しながらTBTU(0.82g)で処理した。得られ た混合液を68時間撹拌し、その後減圧下で濃縮して、黄色粘稠ゴム状物を得た 。この粗製物質をプレパラティブhplcにより精製した。精製された生成物を 酢酸エチルと重炭酸ナトリウム、塩化ナトリウムおよび硫酸アンモニウムで飽和 された水溶液とに分配させた。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃 縮して、灰白色固体物として標題化合物(0.40g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+271中間体4 〔3-メチル-5-〔2-(ピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕フェニル〕メタノ ール 無水テトラヒドロフラン(1ml)中2-(3-ホルミル-5-メチルフェノキシ )-N-ピリジン-4-イルアセトアミド(0.30g)の懸濁液を、窒素雰囲気下 で撹拌しながら約1℃に冷却し、水素化アルミニウムリチウムの1Mテトラヒド ロフラン溶液(5.47ml)で3分間にわたり処理した。15分後、混合液を 室温まで冷却した。更に22時間撹拌後、混合液を約2℃に冷却し、過剰試薬を 湿潤テトラヒドロフラン、その後水の慎重な滴下で失活させた。得られた水性混 合液を酢酸エチルと塩化ナトリウムおよび硫酸アンモニウムで飽和された希水酸 化ナトリウム溶液とに分配させた。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下 で濃縮し、得られたゴム状物をジエチルエーテルで摩砕して、乾燥後に灰白色固 体物として標題化合物(0.13g)を得た。 hplc系2(λ=254nm)Rt7.6min中間体5 3-メチル-5-〔2-(ピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕ベンズアルデヒド 1,4-ジオキサン(5ml)中〔3-メチル-5-〔2-(ピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕フェニル〕メタノール(0.132g)および二酸化マ ンガン(0.370g)の懸濁液を、乾燥窒素の雰囲気下で撹拌しながら5時間 4-ジオキサン、その後メタノールで洗浄した。合わせたロ液を減圧下で蒸発乾 固させて、灰白色固体物を得た。ジエチルエーテル摩砕で、乾燥後に、白色粉末 として標題化合物(0.074g)を得た。 hplc系2(λ=254nm)Rt8.9min中間体6 3-メチル-5-〔2-(ピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕安息香酸トリフルオ ロアセテート塩 1,4-ジオキサンおよび水の3:2 v/v混合液(7ml)中3-メチル-5-〔 2-(ピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕ベンズアルデヒド(0.074g) の撹拌溶液をスルファミン酸(0.163g)、その後塩化ナトリウム(0.2 08g)で処理した。22時間後、混合液を0℃に冷却し、混合液が無色になる まで重亜硫酸ナトリウムの水溶液で処理した。pHを飽和重炭酸ナトリウム溶液 の添加により約7に調整し、混合液を減圧下で約5mlに濃縮し、プレパラティ ブhplcに付した。必要なフラクションを濃縮し、トルエンの添加、その後減 圧下での濃縮により乾燥させた。これにより白色粉末として標題化合物(0.0 61g)を得た。 hplc系2(λ=254nm)Rt8.3min中間体7 3-ブロモ-5-ヒドロキシ安息香酸メチルエステル 水(17ml)中亜硝酸ナトリウム(5.9g)の溶液を0℃でメタノール( 33ml)および濃硫酸(66ml)の混合液中3-アミノ-5-ヒドロキシ安息 香酸メチルエステル(12.2g)の撹拌溶液に90分間かけて加えた。反応混 合液を0℃で貯蔵し、65℃で8% w/v水性臭化水素酸(120ml)中臭 化銅(I)(32.3g)の撹拌混合液に2時間かけて加えた。添加終了後、反 応混合液を0℃に冷却し、その後ロ過した。残渣を水、1M塩酸および更に水で 洗浄した。固体物をジエチルエーテルで抽出し、残留固体物をロ過により除去し た。ロ液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、その後減圧下で濃縮した。これにより 赤色固体物として標題化合物(10.5g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.5min中間体8 2-(5-ブロモ-3-メトキシカルボニルフェノキシ)酢酸tert-ブチルエステル 無水DMF中3-ブロモ-5-ヒドロキシ安息香酸メチルエステル(10.2g )およびtert-ブチルブロモアセテート(9.7ml)の撹拌溶液に水素化ナト リウム(鉱油中60%分散物、2.6g)を加えた。30分後、水(10ml) を加えた。反応混合液を酢酸エチルと水に分配した。水相を除去し、有機相を更 に水、1M水酸化ナトリウム溶液で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し た。減圧濃縮により、暗黄色ゴム状物として標題化合物(12.8g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt11.4min中間体9 2-(5-ブロモ-3-メトキシカルボニルフェノキシ)酢酸 ジクロロメタン(100ml)およびトリフルオロ酢酸(100ml)の混合 液中2-(5-ブロモ-3-メトキシカルボニルフェノキシ)酢酸tert-ブチルエス テル(12.8g)の溶液を室温で2時間貯蔵した。溶液を減圧下で濃縮した。 残留固体物をトルエンに懸濁し、溶媒を減圧下で除去して、褐色固体物として標 題化合物(10.6g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.3min中間体10 2-(5-ブロモ-3-メトキシカルボニルフェノキシ)-N-ピリジン-4-イルアセ トアミド 乾燥DMF(50ml)中2-(5-ブロモ-3-メトキシカルボニルフェノキシ )酢酸(10.6g)、TBTU(19.3g)およびHOBt(5.1g)の 溶液をDIPEA(9.9ml)で処理した。得られた溶液を窒素雰囲気下で撹 拌し、30分後に4-アミノピリジン(3.6g)で処理した。得られた混合液 を18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮して黄色粘稠ゴム状物を得、酢酸エチル と水に分配した。水層を除去し、有機相を更に水、1M水酸化ナトリウム溶液、 水性飽和塩化アンモニウム、水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥した 。有機相を減圧下で濃縮し、黄色固体物として標題化合物(6.60g)を得た 。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.7min中間体11 〔3-ブロモ-5-〔2-(ピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕フェニル〕メタノ ール 無水テトラヒドロフラン(200ml)中2-(5-ブロモ-3-メトキシカルボ ニルフェノキシ)-N-ピリジン-4-イルアセトアミド(6.61g)の撹拌溶液 を水素化アルミニウムリチウムの1Mジエチルエーテル溶液(56.1ml)で 20分間にわたり処理した。褐色沈殿物が出現し、混合液を室温で6時間撹拌し た。反応混合液を水(2ml)、1M水酸化ナトリウム溶液(2ml)、水(6 ml)、その後2M塩酸(150ml)で処理した。反応混合液を酢酸エチルで 抽出し、その後2M水酸化ナトリウム溶液で塩基性化した。反応混合液を酢酸エ チルで再抽出した。第一有機相を飽和水性和重炭酸ナトリウムで洗浄し、第二有 機相と合わせた。合わせた有機相を水洗し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し た。有機相の濃縮によりゴム状物を得たところ、これは満足すべきもので はないことがわかったため、ゴム状物を酢酸エチルと2M塩酸に分配した。水層 を分離し、pH10に塩基性化し、酢酸エチルで抽出した。有機相を水洗し、塩 水および硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮により灰白色固体物として標題化 合物(1.5g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.4min中間体12 3-ブロモ-5-〔2−(ピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕ベンズアルデヒド 1,4-ジオキサン(50ml)中〔3-ブロモ-5-〔2-(ピリジン-4-イル アミノ)エトキシ〕フェニル〕メタノール(1.4g)および二酸化マンガン( 3.2g)の懸濁液を、乾燥窒素の雰囲気下で撹拌しながら8時間加熱還 でロ過し、パッドを熱メタノールで洗浄した。合わせたロ液を減圧下で蒸発乾固 させ、灰白色固体物として標題化合物(1.2g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.8min中間体13 3-ブロモ-5-〔2-(ピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕安息香酸トリフルオ ロアセテート塩 1,4-ジオキサンおよび水(3:2 v/v、50ml)中3-ブロモ-5-〔2- (ピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕ベンズアルデヒド(1.2g)の撹拌溶 液をスルファミン酸(2.5g)、その後塩化ナトリウム(3.2g)で処理し た。3時間後、混合液が無色になるまで、混合液を重亜硫酸ナトリウムの水溶液 で処理した。混合液を減圧下で濃縮し、熱エタノールで数回抽出した。合わせた エタノール溶液を減圧下で濃縮し、プレパラティブhplcにより精製した。必 要なフラクションを濃縮し、アセトニトリルの添加、その後減圧下での 濃縮により乾燥させた。これにより白色固体物として標題化合物(0.495g )を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.0min中間体14 3-アミノ-5-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エト キシ〕安息香酸メチルエステル 窒素雰囲気下室温のDMF中ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエス テル2(3.9g)およびエチレングリコールジ-p-トシレート(7.4g)の 撹拌溶液に水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物、0.88g)を加えた。撹 拌を7時間続け、その後3-アミノ-5-ヒドロキシ安息香酸メチルエステル3(2 .5g)および水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物、0.66g)を加えた 。反応混合液を66時間撹拌し、その後水(10ml)を加えた。混合液を減圧 下で濃縮し、残渣を2M塩酸と酢酸エチルに分配した。水相を分離し、有機相を 2M塩酸で再抽出した。水層を合わせ、水酸化ナトリウムペレットで中和し、そ の後酢酸エチルで抽出した。有機相を水洗し、その後塩水および硫酸ナトリウム で乾燥した。減圧濃縮により、暗褐色ゴム状物として標題化合物(4.2g)を 得た。 質量スペクトル:実測値:MH+388中間体15 3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5- クロロ安息香酸メチルエステル 室温のアセトニトリル(20ml)中無水塩化銅(II)(0.67g)の撹拌 懸濁液にtert-ブチルニトリル(0.7ml)を加えた。反応混合液を加熱還流 し、アセトニトリル(5ml)中3-アミノ-5-〔2-(tert-ブトキシカルボニ ルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕安息香酸メチルエステル(1.9 4g)の溶液を加えた。反応液を還流下で10分間撹拌し、室温まで冷却し、そ の後減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルと2M塩酸に分配した。有機相を水洗 し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュ カラムクロマトグラフィーによりジクロロメタン:メタノール(50:1 v/v) で溶出させて精製し、赤色ゴム状物として標題化合物(0.58g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt12.6min中間体16 3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5- クロロ安息香酸 1,4-ジオキサン(5ml)および水(5ml)の混合液中3-〔2-(tert- ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸メ チルエステル(0.58g)の撹拌溶液に2M水酸化ナトリウム溶液(0.72 ml)を加えた。反応混合液を室温で20時間撹拌し、2M塩酸(0.75ml )の添加により酸性化し、その後減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルと水に分 配し、水層を除去し、有機相を更に水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾 燥した。減圧下で有機相の濃縮により、黄色固体物として標題化合物(0.32 g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.7min中間体17 〔2-〔3-クロロ-5-(シクロヘキシルメチルカルバモイル)フェノキシ〕エチ ル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.039g)、TBTU(0.064 g)およびHOBt(0.027g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.036m l)、15分後にN-メチルシクロヘキシルアミン(0.027ml)を 加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣を プレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.036g)を、減圧下で所要 フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、 無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt10.7min中間体18 〔2-〔3-(アリルシクロペンチルカルバモイル)-5-クロロフェノキシ〕エチ ル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.039g)、TBTU(0.064 g)およびHOBt(0.027g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.036m l)、15分後にN-アリルシクロペンチルアミン(0.029ml)を加えた 。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパ ラティブhplcに付し、標題化合物(0.030g)を、減圧下で所要フラク ションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt11.0min中間体19 〔2-〔3-(アリルシクロヘキシルカルバモイル)-5-クロロフェノキシ〕エチ ル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.039g)、TBTU(0.064 g)およびHOBt(0.027g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.036m l)、15分後にN-アリルシクロヘキシルアミン(0.029m1)を加えた 。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣を プレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.032g)を、減圧下で所要 フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、 無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt11.5min中間体20 〔2-〔3-(プロピルシクロペンチルカルバモイル)-5-クロロフェノキシ〕エ チル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル トルエン(10ml)中〔2-〔3-(アリルシクロペンチルカルバモイル)- 5-クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエス テル(0.07g)の溶液中における5%Pd炭素(0.01g)の懸濁液を、 水素雰囲気下で2時間撹拌した。触媒をケイソウ土でロ過し、ロ液を蒸発させて 、淡黄色ゴム状物として標題化合物(0.07g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+502(35Cl)中間体21 〔2-〔3-クロロ-5-〔シクロペンチル-(3-ヒドロキシプロピル)カルバモイ ル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル 〔2-〔3-(アリルシクロペンチルカルバモイル)-5-クロロフェノキシ〕エ チル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル(0.11g)に9 −BBN(THF中0.5M、2.2ml)を加え、得られた溶液を窒素下室温 で20時間撹拌した。28%過酸化水素水溶液(1.8ml)および2M水性水 酸化ナトリウム(0.9ml)の混合液を加え、反応混合液を還流下で2時間撹 拌した。溶媒を真空下で除去し、残渣をプレパラティブhplcにより精製し、 標題化合物(0.064g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニト リルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+518(35Cl)中間体22 〔2-〔3-クロロ-5-〔プロピル-(テトラヒドロピラン-4-イル)カルバモイ ル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.06g)、TBTU(0.096g )およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052ml )、20分後にDMF(1ml)中溶液としてN-プロピル-4-アミノテトラヒ ドロピラン(0.033g)を加えた。反応混合液を室温で20時間撹拌し、そ の後減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルと水に分配した。有機相を更に水と飽 和水性重炭酸ナトリウムで洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下 で濃縮して、ゴム状物として標題化合物(0.07g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+518(35Cl)中間体23 〔2-〔3-クロロ-5-〔シクロペンチル-(2,3-ジヒドロキシプロピル)カル バモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエ ステル アセトン(1.0ml)および水(0.5ml)の混合液中〔2-〔3-(アリ ルシクロペンチルカルバモイル)-5-クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン-4- イルカルバミン酸tert-ブチルエステル(0.075g)溶液に四酸化オスミウ ム(tert-ブタノール中2.5%溶液1.52ml)を加えた。16時間後、過 剰の亜硫酸ナトリウムを反応混合液に加え、混合液をクロロホルムと水に分配し た。有機層を濃縮して標題化合物(0.044g)を得、これを更に精製せずに 用いた。中間体24 〔2-〔3-クロロ-5-〔シクロペンチル-(3-モルホリン-4-イルプロピル)カ ルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチル エステルトリフルオロアセテート DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、5分後にシクロペンチル-(3-モルホリン-4-イルプロピル)アミン(0 .064g)を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃 縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.060g)を 、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減 圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.5min中間体25 〔2-〔3-クロロ-5-〔シクロペンチル-(3-ピロリジン-1-イルプロピル)カ ルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチル エステルトリフルオロアセテート DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、15分後にシクロペンチル-(3-ピロリジン-1-イルプロピル)アミン( 0.059g)を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で 濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.080g) を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、 減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+571(35Cl)中間体26 4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸エチルエステル DMF(5ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.300g)、TBTU(0.482 g)およびHOBt(0.150g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.260m l)、10分後に4-シクロペンチルアミノ酪酸エチルエステル(0.316g )を加えた。反応混合液を室温で16時間撹拌し、その後更に4-シクロペンチ ルアミノ酪酸エチルエステル(0.316g)を加えた。24時間後、反応混合 液を減圧下で濃縮して粘稠ゴム状物を得、酢酸エチルと水に分配した。水層を除 去し、有機相を更に水、水性飽和重炭酸ナトリウム溶液、水で洗浄し、塩水およ び硫酸ナトリウムで乾燥させた。有機相を減圧下で濃縮して黒色ゴム状物として 粗製生成物(0.420g)を得、プレパラティブhplcにより精製して、標 題化合物(0.189g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリ ルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt10.9min中間体27 4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸 2M水性水酸化ナトリウム(0.33ml)を1,4-ジオキサン(2ml)中 4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸エチルエステル(0.1 89g)の撹拌溶液に加えた。2M水性塩酸(0.33ml)を1時間後に加え た。反応混合液を酢酸エチルと水に分配した。水層を除去し、有機相 を塩水および硫酸ナトリウムで乾燥させ、その後減圧下で濃縮して、白色泡状物 として標題化合物(0.138g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+546(35Cl)中間体28 〔2-〔3-〔(3-カルバモイルプロピル)シクロペンチルカルバモイル〕-5- クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステ DMF(1ml)中4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4- イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロベンゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸( 0.049g)、TBTU(0.058g)およびHOBt(0.024g)の 撹拌溶液に、DIPEA(0.031ml)、15分後に1,4-ジオキサン( 0.36ml)中アンモニアの0.5M溶液を加えた。反応混合液を室温で43 時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、 標題化合物(0.040g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニト リルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+545(35Cl)中間体29 〔2-〔3-クロロ-N-シクロペンチル-N-(4-オキソ-4-ピロリジン-1-イル ブチル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸te rt-ブチルエステル DMF(0.2ml)中4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン -4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロベンゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪 酸(0.028g)、TBTU(0.034g)およびHOBt(0.008g )の撹拌溶液に、DIPEA(0.024ml)、15分後にピロリジン(0. 008ml)を加えた。反応混合液を室温で43時間撹拌し、その後減 圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.02 5g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による 乾燥、減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+599(35Cl)中間体30 〔2-〔3-〔(2-カルバモイルエチル)シクロペンチルカルバモイル〕-5-ク ロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびH0Bt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、10分後に3-シクロペンチルアミノプロピオンアミド(0.047mg )を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残 渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.074g)を、減圧下で 所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮によ り、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+531(35Cl)中間体31 〔2-〔3-クロロ-5-(エチルフェニルカルバモイル)シクロペンチルフェノキ シ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、10分後に2-シクロペンチルアミノアセトアミド(0.043g)を加 えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣 をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.064g)を、減圧下で所 要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により 、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+531(35Cl)中間体32 〔2-〔3-〔(2-カルバモイルメチル)シクロペンチルカルバモイル〕-5-ク ロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、15分後に3-シクロペンチルアミノアセトアミド(0.043g)を加 えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプ レパラティブhplcに付し、標題化合物(0.057g)を、減圧下で所要フ ラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無 色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+517(35Cl)中間体33 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-シアノエチル)シクロプロピルカルバモイル〕フ ェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、15分後に3-シクロプロピルプロピオニトリル(0.050g)を加え た。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣 をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.075g)を、減圧下で所 要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により 、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.1min中間体34 〔2-(3-クロロ-5-ジプロピルカルバモイルフェノキシ)エチル〕ピリジン- 4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、20分後にジプロピルアミン(0.030mg)を加えた。反応混合液を 室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhpl cに付し、標題化合物(0.085g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、 アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無色ゴム状物として得 た。 質量スペクトル:実測値:MH+476(35Cl)中間体35 〔2-〔3-クロロ-5-(エチルフェニルカルバモイル)フェノキシ〕エチル〕ピ リジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、15分後にN-エチルアニリン(0.038ml)を加えた。反応混合液 を室温で66時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhp lcに付し、標題化合物(0.080g)を、減圧下で所要フラクション の濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無色ゴム状物 として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+496(35Cl)中間体36 3-クロロ-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-メトキシ-N-プロピルベンズ アミド ジクロロメタン(0.210ml)およびDMF(0.010ml)中2M塩 化オキサリルを無水ジクロロメタン(20ml)中3-クロロ-5-メトキシ安息 香酸(0.373g)の溶液に加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、その後N -プロピル-2,5-ジフルオロアニリン(0.408g)、DMAP(0.01 0g)およびDIPEA(0.973ml)を加えた。反応混合液を室温で18 時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、その後アニリンが残存しなくなるまで2M塩 酸で何回も抽出した。有機相を塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸 発させて、無色ゴム状物として標題化合物(0.279g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt11.1min中間体37 3-クロロ-N-(3,5-ジフルオロフェニル)-5-ヒドロキシ-N-プロピルベン ズアミド −78℃の無水ジクロロメタン(5ml)中3-クロロ-N-(3,5-ジフルオ ロフェニル)-5-メトキシ-N-プロピルベンズアミド(0.164g)の撹拌溶 液にジクロロメタン(3.5ml)中1M三臭化ホウ素溶液を加えた。反応混合 液をこの温度で15分間撹拌した。反応液を室温まで加温し、3.5時間後に反 応液を-78℃に冷却して、メタノール(6ml)を加えた。反応液を室温まで 再加温し、溶媒を真空下で除去した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ ーによりシクロヘキサン:酢酸エチル(3:1 v/v)で溶出させて精製 し、無色油状物として標題化合物(0.110g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.1min中間体38 トルエン-4-スルホン酸 2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミ ノ)エチルエステル 乾燥DMF(200ml)中ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエス テル2(14.0g)の溶液に水素化ナトリウム(鉱油中60%分散物、3.1 7g)およびエチレングリコールトシレート(26.7g)を加えた。反応混合 液を16時間撹拌した。水(160ml)を加え、混合液を酢酸エチルで抽出し 、塩水(75ml)で洗浄し、(MgSO4)乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣 をフラッシュクロマトグラフィーによりクロロホルム:メタノール(49:1v/ v)で溶出させて精製し、褐色油状物として標題化合物(10.7g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+393中間体39 〔2-〔3-クロロ-5-〔(プロピル)-(3,5-ジフルオロフェニル)カルバモ イル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステ 窒素下室温で撹拌されたDMF(0.5ml)中3-クロロ-N-(3,5-ジフ ルオロフェニル)-5-ヒドロキシ-N-プロピルベンズアミド(0.050g)に 溶液に水素化ナトリウム(油中60%分散物、0.007g)を加え、10分後 にトルエン-4-スルホン酸 2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エチルエステル(0.060g)を加えた。反応液を66時間撹拌し、水 で反応停止させ、その後真空下で濃縮し、残渣をプレパラティブhplcに付し た。標題化合物(0.029g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮およびア セトニトリルの反復添加による乾燥により、無色ゴム状物として 得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt11.1min中間体40 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-シアノエチル)-(2-フルオロフェニル)カルバ モイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエス テル ジクロロメタン(0.090ml)およびDMF(0.001ml)中2M塩 化オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシ カルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.05 9g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で1.5時間撹拌し、その後ジクロロメ タン(1ml)中3-(2-フルオロフェニルアミノ)プロピオニトリル(0.0 26g)の溶液、DMAP(0.002g)およびDIPEA(0.078ml )を加えた。反応混合液を室温で66時間撹拌した。反応混合液を酢酸エチルと 1M水性塩酸に分配した。水層を除去し、有機相を更に1M水性塩酸、飽和水性 重炭酸ナトリウム溶液、水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧 下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル: シクロヘキサン(4:1 v/v)で溶出させて精製し、無色ゴム状物として標題化 合物(0.028g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.7min中間体41 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-クロロフェニル)-(2-シアノエチル)カルバモ イル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステ ジクロロメタン(0.090ml)およびDMF(0.001ml)中2M塩 化オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキ シカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.0 59g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で1.5時間撹拌し、その後ジクロロ メタン(1ml)中3-(2-クロロフェニルアミノ)プロピオニトリル(0.0 29g)の溶液、DMAP(0.002g)およびDPEA(0.078ml) を加えた。反応混合液を室温で66時間撹拌した。反応混合液を酢酸エチルと水 に分配した。水層を除去し、有機相を更に1M水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリ ウム溶液、水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した 。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル:シクロヘキサ ン(4:1 v/v)で溶出させて精製し、無色ゴム状物として標題化合物(0.0 40g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.7min中間体42 4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕-(2-フルオロフェニル)アミノ〕酪酸メチルエステ ジクロロメタン(0.600ml)およびDMF(0.01ml)中2M塩化 オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(5ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカ ルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.393 g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で1時間撹拌し、その後ジクロロメタン( 1.5ml)中4-(2-フルオロフェニルアミノ)酪酸メチルエステル(0.4 22g)の溶液、DMAP(0.006g)およびDIPEA(0.522ml )を加えた。反応混合液を室温で2時間撹拌した。反応混合液を酢酸エチルと飽 和水性重炭酸ナトリウムに分配した。水層を除去し、有機相を1M水性塩酸、飽 和水性重炭酸ナトリウム溶液、水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し 、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによ り酢酸エチル:シクロヘキサン(4:1 v/v)で溶出させて精製し、無色ゴム状 物として標題化合物(0.287g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt10.5min中間体43 4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕-(2-フルオロフェニル)アミノ〕酪酸 2M水性水酸化ナトリウム(0.75ml)を1,4-ジオキサン(2ml) 中4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキ シ〕-5-クロロベンゾイル〕-(2-フルオロフェニル)アミノ〕酪酸エチルエス テル(0.270g)の撹拌溶液に加えた。2M水性塩酸(1.0ml)を16 時間後に加えた。反応混合液を酢酸エチルと水に分配した。水層を除去し、有機 相を塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、その後減圧下で濃縮して、白色泡状物 として標題化合物(0.185g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.7min中間体44 〔2-〔3-〔(3-カルバモイルプロピル)-(2-フルオロフェニル)カルバモ イル〕-5-クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブ チルエステル DMF(2ml)中4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4- イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロベンゾイル〕-(2-フルオロフェニル)アミ ノ〕酪酸(0.100g)、TBTU(0.112g)およびHOBt(0.0 47g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.060ml)、10分後に1,4-ジ オキサン(0.70ml)中アンモニアの0.5M溶液を加えた。反応混合液を 室温で70時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhpl cに付し、標題化合物(0.100g)を、減圧下で所要フラクショ ンの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無色ゴム状 物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+571(35Cl)中間体45 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-フルオロフェニル)-(4-オキソ-4-ピロリジン- 1-イルブチル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバ ミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4- イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロベンゾイル〕-(2-フルオロフェニル)アミ ノ〕酪酸(0.025g)、TBTU(0.028g)およびHOBt(0.0 12g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.015ml)、10分後にピロリジン (0.007ml)を加えた。反応混合液を室温で16時間撹拌し、その後減圧 下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.025 g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾 燥、減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+625(35Cl)中間体46 4-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕-(2-カルバモイルフェニル)アミノ〕酪酸メチルエ ステル ジクロロメタン(0.090ml)およびDMF(0.01ml)中2M塩化 オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカ ルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060 g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、その後4-(2-カルバモ イルフェニルアミノ)酪酸メチルエステル(0.037g)、DMAP (0.002g)およびDIPEA(0.078ml)を加えた。反応混合液を 室温で18時間撹拌した。反応混合液を酢酸エチルと水に分配した。水層を除去 し、有機相を飽和水性重炭酸ナトリウム溶液、水で洗浄し、塩水および硫酸ナト リウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ ーにより酢酸エチル:シクロヘキサン(9:1v/v)、ニート酢酸エチルおよび ジクロロメタン:メタノール(9:1)で溶出させて精製し、無色ゴム状物とし て標題化合物(0.031g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.9min中間体47 〔2-〔3-クロロ-5-〔(3-シアノプロピル)-2-フルオロフェニル)カルバ モイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエス テル ジクロロメタン(0.300ml)およびDMF(0.01ml)中2M塩化 オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(5ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカ ルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.195 g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、その後ジクロロメタン( 1ml)中の溶液として4-(2-フルオロフェニルアミノ)ブチロニトリル(0 .178g)、DMAP(0.012g)およびDIPEA(0.105ml) を加えた。反応混合液を室温で40時間撹拌した。反応混合液を酢酸エチルと飽 和水性重炭酸ナトリウムに分配した。水層を除去し、有機相を1M水性塩酸、飽 和水性重炭酸ナトリウム、水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減 圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル :シクロヘキサン(1:1 v/v)およびニート酢酸エチルで溶出させて精製し、 無色ゴム状物として標題化合物(0.132g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.2min中間体48 〔2-〔3-クロロ-5-〔〔2-(2,2-ジメチル-〔1,3〕ジオキソラン-4- イルメトキシ)エチル〕フェニルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン -4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル ジクロロメタン(0.115ml)およびDMF(0.005ml)中2M塩 化オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(5ml)中3-〔2-(tert-ブトキシ カルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.06 0g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で1時間撹拌し、その後〔2-(2,2- ジメチル-〔1,3〕ジオキソラン-4-イルメトキシ)エチル〕フェニルアミン およびトルエン-4-スルホン酸 2,2-ジメチル-〔1,3〕ジオキソラン-4- イルメチルエステル化合物の混合物(2:1mol/mol の比率で0.194g)、 DMAP(0.005g)およびDIPEA(0.080ml)を加えた。反応 混合液を室温で20時間撹拌した。反応混合液を更にジクロロメタンで希釈し、 飽和水性重炭酸ナトリウムで抽出した。水層を除去し、有機相を1M水性塩酸、 飽和水性重炭酸ナトリウム、水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、 減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより酢酸エチ ル:石油エーテル(1:1 v/v)およびニート酢酸エチルで溶出させて精製し、 無色ゴム状物として標題化合物(0.037g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt11.1min中間体49 〔2-〔3-クロロ-5-〔〔2-(2,2-ジメチル-〔1,3〕ジオキソラン-4- イルメトキシ)エチル〕-(2-フルオロフェニル)カルバモイル〕フェノキシ〕 エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert/-ブチルエステル ジクロロメタン(0.115ml)およびDMF(0.005ml)中2M塩 化オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(5ml)中3-〔2-(tert-ブトキ シカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.0 60g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で1.5時間撹拌し、その後ジクロロ メタン(0.5ml)中の溶液として〔2-(2,2-ジメチル-〔1,3〕ジオ キソラン-4-イルメトキシ)エチル〕-(2-フルオロフェニル)アミン(0.1 21g)、DMAP(0.005g)およびDIPEA(0.080ml)を加 えた。反応混合液を室温で20時間撹拌した。反応混合液を更にジクロロメタン で希釈し、飽和水性重炭酸ナトリウムで抽出した。水層を除去し、有機相を水で 洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッ シュカラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル:石油エーテル(1:1、2: 1および4:1 v/v)およびニート酢酸エチルで溶出させて精製し、無色ゴム状 物として標題化合物(0.035g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Wt11.0min中間体50 〔2-〔3-クロロ-5-〔〔2-(2,2-ジメチル-〔1,3〕ジオキソラン-4- イルメトキシ)エチル〕-(4-フルオロフェニル)カルバモイル〕フェノキシ〕 エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル ジクロロメタン(0.115ml)およびDMF(0.005ml)中2M塩 化オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(5ml)中3-〔2-(tert-ブトキシ カルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.06 0g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で1.5時間撹拌し、その後ジクロロメ タン(9.5ml)中の溶液として〔2-(2,2-ジメチル-〔1,3〕ジオキ ソラン-4-イルメトキシ)エチル〕-(4-フルオロフェニル)アミン(0.07 8g)、DMAP(0.002g)およびDIPEA(0.080ml)を加え た。反応混合液を室温で16時間撹拌した。反応混合液を更にジクロロメタンで 希釈し、飽和水性重炭酸ナトリウムで抽出した。水層を除去し、有機 相を水洗し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をフ ラッシュカラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル:石油エーテル(1:1、 2:1および4:1 v/v)で溶出させて精製し、無色ゴム状物として標題化合物 (0.037g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt11.2min中間体51 (R)-1-〔3-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミ ノ)エトキシ〕-5-クロロベンゾイル〕-(2-フルオロフェニル)アミノ〕プロ ピル〕ピロリジン-2-カルボン酸tert-ブチルエステルおよび(R)-1-〔3-( 2-フルオロフェニルアミノ)プロピル〕ピロリジン-2-カルボン酸tert-ブチル エステル ジクロロメタン(0.112ml)およびDMF(0.005ml)中2M塩 化オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(2.0ml)中3-〔2-(tert-ブト キシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0. 060g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で1時間撹拌し、その後ジクロロメ タン(0.4ml)中の溶液として(R)-1-〔3-(2-フルオロフェニルアミ ノ)プロピル〕ピロリジン-2-カルボン酸tert-ブチルエステル(0.145g )、DMAP(0.002g)およびDIPEA(0.080ml)の混合液を 加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、真空下で蒸発させた。残渣をプレ パラティブhplcにより精製して、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセト ニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として標題 化合物(0.110g)を得た。 hplc系1(λ=254nm) Rt8.3min (R)-1-〔3-(2-フルオロフェニルアミノ)プロピル〕 ピロリジン-2-カルボン酸tert-ブチルエステル; Rt9.7min (R)-1-〔3-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピ リジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロベンゾイル〕-(2-フルオロフェ ニル)アミノ〕プロピル〕ピロリジン-2-カルボン酸tert-ブチルエステル中間体52 3-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕フェニルアミノ〕プロピオン酸メチルエステル ジクロロメタン(1.8ml)およびDMF(0.05ml)中2M塩化オキ サリル溶液を無水ジクロロメタン(30ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカル ボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(1.18g) の懸濁液に加えた。反応液を室温で1時間撹拌し、その後3-フェニルアミノプ ロピオン酸メチルエステル(0.644g)、DMAP(0.036g)および DIPEA(1.04ml)を加えた。反応混合液を室温で20時間撹拌し、酢 酸エチルと1M水性塩酸に分配した。水層を除去し、有機相を飽和水性重炭酸ナ トリウム、水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した 。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル:石油エーテル (4:1 v/v)およびニート酢酸エチルで溶出させて精製し、無色ゴム状物とし て標題化合物(1.22g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.8min中間体53 3-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕フェニルアミノ〕プロピオン酸 2M水性水酸化ナトリウム(2.54ml)を1,4-ジオキサン(15ml )中3-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ) エトキシ〕-5-クロロベンゾイル〕フェニルアミノ〕プロピオン酸メチルエステ ル(1.22g)の撹拌溶液に加えた。2M水性塩酸(2.54ml)を16時 間後に加えた。反応混合液を蒸発させ、残渣を酢酸エチルと水に分配した。水層 を除去し、有機相を塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、その後減圧下で濃縮し て、白色泡状物として標題化合物(1.10g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+540(35Cl)中間体54 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-フルオロスルホニルエチル)フェニルカルバモイ ル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル ジクロロメタン(0.9ml)およびDMF(0.025ml)中2M塩化オ キサリル溶液を無水ジクロロメタン(50ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカ ルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.610 g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で1時間撹拌し、その後2-フェニルアミ ノエタンスルホニルフルオリド(0.257g)、DMAP(0.018g)お よびDIPEA(0.261ml)を加えた。反応混合液を室温で20時間撹拌 し、酢酸エチルと1M水性塩酸に分配した。水層を除去し、有機相を飽和水性重 炭酸ナトリウム、水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃 縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル:石油エ ーテル(3:1 v/v)で溶出させて精製し、白色泡状物として標題化合物(0. 40g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt10.3min中間体55 3-〔(3-クロロ-5-メトキシベンゾイル)イソプロピルアミノ〕プロピオン酸 メチルエステル DMF(10ml)中3-クロロ-5-メトキシ安息香酸(0.932g)、T BTU(3.21g)の撹拌溶液にDIPEA(1.73ml)、10分後に3 -イソプロピルアミノプロピオン酸メチルエステル(0.87g)を加えた。反 応混合液を室温で48時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル と水に分配した。有機相を更に水および2M水性水酸化ナトリウム、水で洗浄し 、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、褐色油状物として標 題化合物(1.6g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+314中間体56 3-〔(3-クロロ-5-メトキシベンゾイル)イソプロピルアミノ〕プロピオン酸 2M水性水酸化ナトリウム(4.5ml)を1,4-ジオキサン(30ml) 中3-〔(3-クロロ-5-メトキシベンゾイル)イソプロピルアミノ〕プロピオン 酸メチルエステル(1.50g)の撹拌溶液に加えた。2M水性塩酸(4.5m l)を20時間後に加えた。反応混合液を蒸発させ、残渣を酢酸エチルと水に分 配した。水層を除去し、有機相を塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、その後減 圧下で濃縮して、褐色固体物として標題化合物(1.41g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+300(35Cl)中間体57 3-クロロ-N-イソプロピル-5-メトキシ-N-(2-メチルカルバモイルエチル) ベンズアミド DMF(10ml)中3-〔(3-クロロ-5-メトキシベンゾイル)イソプロピ ルアミノ〕プロピオン酸(0.600g)、TBTU(1.28g)の撹拌溶液 にDIPEA(0.696ml)、10分後にTHF(8.0ml)中メチルア ミンの2M溶液を加えた。反応混合液を室温で4時間撹拌し、その後減圧下 で濃縮した。残渣を酢酸エチルと水に分配した。有機相を更に水および1M水性 塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、水で洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾 燥し、減圧下で濃縮して、褐色油状物として標題化合物(0.575g)を得た 。 質量スペクトル:実測値:MH+313(35Cl)中間体58 3-クロロ-N-イソプロピル-5-メトキシ-N-〔2-(1-メチル-1H-テトラゾ ール-5-イル)エチル〕ベンズアミド 無水ジクロロメタン(5.0ml)中3-クロロ-N-イソプロピル-5-メトキ シ-N-(2-メチルカルバモイルエチル)ベンズアミド(0.312g)の撹拌 溶液にナトリウムアジド(0.065g)を加え、混合液を0℃に冷却した。無 水トリフルオロメタンスルホン酸(0.200ml)を加え、反応液を室温で1 8時間撹拌した。反応混合液を酢酸エチルと水に分配した。水層を除去し、有機 層を塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュ カラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル:石油エーテル(4:1 v/v)で溶 出させて精製し、白色固体物として標題化合物(0.121g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.2min中間体59 3-クロロ-5-ヒドロキシ-N-イソプロピル-N-〔2-(1-メチル-1H-テトラ ゾール-5-イル)エチル〕ベンズアミド −78℃の無水ジクロロメタン(5.0ml)中3-クロロ-N-イソプロピル- 5-メトキシ-N-〔2-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)エチル〕ベン ズアミド(0.115g)の撹拌溶液にジクロロメタン(1.36ml)中1M 三臭化ホウ素溶液を加えた。反応混合液をこの温度で15分間撹拌した。反応液 を室温まで加温した。24時間後に反応液を−78℃に冷却して、メタノール( 1ml)を加えた。反応液を室温まで再加温し、シリカに吸着させ た。これを既に調製されたフラッシュカラムに担持させて、酢酸エチル:石油エ ーテル(4:1 v/v)および25:1ジクロロメタン:メタノール(25:1 v /v)で溶出させ、白色固体物として標題化合物(0.072g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.6min中間体60 〔2-〔3-クロロ-5-〔イソプロピル-〔2-(1-メチル-1H-テトラゾール-5 -イル)エチル〕カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバ ミン酸tert-ブチルエステル 窒素下室温で撹拌されたDMF(2.0ml)中3-クロロ-5-ヒドロキシ-N -イソプロピル-N-〔2-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)エチル〕ベ ンズアミド(0.070g)の溶液に水素化ナトリウム(油中60%分散物、0 .010g)を加え、10分後にトルエン-4-スルホン酸 2-(tert-ブトキシ カルボニルピリジン-4-イルアミノ)エチルエステル(0.120g)を加えた 。反応液を88時間撹拌し、溶媒を真空下で除去した。残渣を酢酸エチルと水に 分配した。有機相を更に水、1M水性水酸化ナトリウム、水で洗浄し、塩水およ び硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、粗製生成物を得、フラッシュカ ラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル:石油エーテル(4:1 v/v)および 24:1ジクロロメタン:メタノール(24:1 v/v)で溶出させて精製し、無 色ゴム状物として標題化合物(0.028g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.3min中間体61 〔2-〔3-クロロ-5-〔シクロペンチル-(3-トルフルオロメタンスルホニルア ミノプロピル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミ ン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イ ルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.059g)、TBTU(0.0 72g)およびHOBt(0.034g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.07 8ml)、5分後にN-(3-シクロペンチルアミノプロピル)-C,C,C-トル フルオロメタンスルホンアミドホルメート(0.053g)を加えた。反応混合 液を室温で4日間撹拌し、次いで更にTBTU(0.072g)、HOBt(0 .034g)およびDIPEA(0.078ml)と、その後更に二級アミン( 0.06g)を加えた。混合液を60℃で3時間加熱し、溶媒を減圧下で蒸発に より除去し、残渣をプレパラティブhplcに付した。これにより無色ゴム状物 として標題化合物(0.012g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt12.5min中間体62 〔2-〔3-〔〔2-(3-アミノ-〔1,2,4〕オキサジアゾール-5-イル)エ チル〕イソプロピルカルバモイル〕-5-クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン- 4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.104g)、TBTU(0.128 g)およびHOBt(0.061g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.139m l)および5-(2-イソプロピルアミノエチル)-〔1,2,4〕オキサジアゾ ール-3-イルアミン(0.05g)を加えた。反応混合液を室温で10日間撹拌 し、その後シリカを加え、溶媒を減圧下で蒸発により除去した。得られたシリカ をシリカのカラムの上にのせ、その後勾配〔シクロヘキサン:酢酸エチル(1: 1 v/v)、次いでニート酢酸エチル、次いで酢酸エチル:メタノール(9:1 v /v)〕で溶出させた。所要フラクションの減圧濃縮により、黄色ガラス状物とし て標題化合物(0.069g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.2min中間体63 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-シアノエチル)シクロプロピルメチルカルバモイ ル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、15分後に3-(シクロプロピルメチルアミノ)プロピオニトリル4(0. 044g)を加えた。反応液を室温で14日間撹拌し、その後減圧下で濃縮した 。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.070g)を、減圧 下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧 濃縮により、褐色油状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+499(35Cl)中間体64 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-シアノエチル)-(2,2-ジメチルプロピル)カ ルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチル エステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、15分後に3-(2,2-ジメチルプロピルアミノ)プロピオニトリル5( 0.043g)を加えた。反応液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮 した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.053g)を、 減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧 濃縮により、無色油状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+515(35Cl)中間体65 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-シアノエチル)-(テトラヒドロフラン-2-イルメ チル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert -ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、15分後に3-〔(テトラヒドロフラン-2-イルメチル)アミノ〕プロピ オニトリル(0.047g)を加えた。反応液を室温で96時間撹拌し、その後 減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.0 78g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加によ る乾燥および減圧濃縮により、褐色油状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+529(35Cl)中間体66 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-シアノエチル)イソプロピルカルバモイル〕フェ ノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、15分後に3-イソプロピルアミノプロピオニトリル6(0.034g)を 加えた。反応液を室温で96時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレ パラティブhplcに付し、標題化合物(0.072g)を、減圧下で所要フラ クションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、 褐色油状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+487(35Cl)中間体67 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-シアノエチル)イソブチルカルバモイル〕フェノ キシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)、TBTU(0.096 g)およびHOBt(0.030g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.052m l)、15分後に3-イソブチルアミノプロピオニトリル7(0.038g)を加 えた。反応液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパ ラティブhplcに付し、標題化合物(0.060g)を、減圧下で所要フラク ションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無 色油状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+501(35Cl)中間体68 3-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕イソプロピルアミノ〕プロピオン酸メチルエステルト リフルオロアセテート DMF(6ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.344g)、TBTU(0.549 g)およびHOBt(0.173g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.296m l)、15分後に3-イソプロピルアミノプロピオン酸メチルエステル(0.2 54g)を加えた。反応液を室温で24時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。 残渣を飽和重炭酸ナトリウム溶液と酢酸エチルに分配した。水層を分離し、更に 酢酸エチルで抽出した。合わせた(MgSO4)乾燥有機フラクションを減圧下 で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、減圧下で所要フラ クションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、 無色油状物として標題化合物(0.332g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.7min中間体69 3-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ 〕-5-クロロベンゾイル〕イソプロピルアミノ〕プロピオン酸塩酸塩 ジオキサン(3ml)中3-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン -4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロベンゾイル〕イソプロピルアミノ〕プロ ピオン酸メチルエステルトリフルオロアセテート(0.33g)の溶液に2M水 酸化ナトリウム0.95mlを加え、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。1 M塩酸(約4ml)を加え、得られた懸濁液を酢酸エチルで抽出した。合わせた (MgSO4)乾燥抽出液を減圧下で濃縮して、無色油状物として標題化合物( 0.201g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+506(35Cl)中間体70 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-ジエチルカルバモイルエチル)イソプロピルカル バモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエ ステルトリフルオロアセテート DMF(1ml)中3-〔〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4- イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロベンゾイル〕イソプロピルアミノ〕プロピオ ン酸塩酸塩(0.052g)、TBTU(0.064g)およびHOBt(0. 027g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.035ml)、15分後にジエチル アミン(0.021ml)を加えた。反応液を室温で3日間撹拌し、その後減圧 下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.065 g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加に よる乾燥および減圧濃縮により、無色油状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+561(35Cl)中間体71 1-〔3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕 -5-クロロベンゾイル〕ピペリジン-2-カルボン酸エチルエステル ジクロロメタン(4ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4 -イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.12g)の撹拌溶液に、ジ メチルホルムアミド(0.05ml)、その後ジクロロメタン(0.183ml )中2M塩化オキサリル溶液を加えた。得られた溶液を室温で1時間撹拌し、そ の後エチルピペコリネート(0.096g)、次いでDIPEA(0.160m l)を加えた。18時間後に反応混合液を減圧下で濃縮し、残渣をプレパラティ ブhplcに付した。標題化合物(0.165g)を、減圧下で所要フラクショ ンの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無色油状物 として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+532(35Cl)中間体72 〔2-〔3-クロロ-5-(2-メチルピペリジン-1-カルボニル)フェノキシ〕エ チル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル ジクロロメタン(4ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4 -イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.060g)の撹拌溶液に、 DMF(0.025ml)、その後ジクロロメタン(0.091ml)中2M塩 化オキサリル溶液を加えた。得られた溶液を室温で1時間撹拌し、その後2-メ チルピペリジン(0.03g)、次いでDIPEA(0.080ml)を加えた 。3時間後に溶液を減圧下で濃縮し、残渣をプレパラティブhplcに付した。 標題化合物(0.080g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセ トニトリルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無色油状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt10.4min中間体73 〔2-〔3-クロロ-5-〔(2-シアノエチル)シクロペンチルカルバモイル〕フ ェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(3ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルア ミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.100g)、TBTU(0.080 g)およびHOBt(0.034g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.087m l)、15分後に3-(シクロペンチルアミノ)プロピオニトリル(0.035 g)を加えた。反応液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣 を水洗し、酢酸エチルで抽出した。有機層を塩水およびMgSO4で乾燥し、ロ 過し、濃縮して、褐色油状物として標題化合物(0.190g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+513(35Cl)中間体74 〔2-〔3-クロロ-5-〔イソプロピル-(2-〔1,2,4〕トリアゾール-1-イ ルエチル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸 tert-ブチルエステル DMF(1ml)およびジクロロメタン(3ml)中3-〔2-(tert-ブトキ シカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.1 g)の撹拌溶液にジクロロメタン(0.153ml)中2M塩化オキサリルを加 え、30分間後に触媒量のDMAPおよびDIPEA(0.013ml)、その 後2-(2-イソプロピルアミノエチル)-N-〔1,2,4〕トリアゾール(0. 038g)を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮 した。残渣を水洗し、酢酸エチルで抽出した。有機層を塩水およびMgSO4で 乾燥し、ロ過し、濃縮して、褐色油状物として標題化合物(0.09 7g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+529(35Cl)中間体75 〔2-〔3-〔(3-アミノプロピル)イソプロピルカルバモイル〕-5-クロロフ ェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル 0℃のメタノール(2ml)中〔2-〔3-クロロ-5-〔(-シアノエチル)イ ソプロピルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸 tert-ブチルエステル(0.200g)の溶液を塩化コバルト(II)六水和物( 0.195g)および水素化ホウ素ナトリウム(0.078g)で処理し、室温 で一夜撹拌した。シリカを加え、混合液を減圧下で蒸発させ、残渣をフラッシュ クロマトグラフィーに付して、メタノール:クロロホルム:アンモニア(0.8 8)(10:89:1 v/v/v)で溶出させた。所要フラクションを減圧下で蒸発 させて、淡わら色油状物として標題化合物(0.128g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.5min中間体76 〔2-〔3-クロロ-5-〔イソプロピル-(3-トリフルオロメタンスルホニルアミ ノプロピル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン 酸tert-ブチルエステルトリフルオロアセテート −70℃のジクロロメタン(1ml)中〔2-〔3-〔(3-アミノプロピル) イソプロピルカルバモイル〕-5-クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イル カルバミン酸tert-ブチルエステル(0.044g)およびトリエチルアミン( 0.024ml)の溶液に無水トリフルオロメタンスルホン酸(0.016ml )を加え、混合液を室温で一夜撹拌した。混合液をジクロロメタン(4ml)で 希釈し、飽和重炭酸ナトリウム(2ml)で洗浄し、(硫酸ナトリウム)乾燥し 、減圧下で蒸発させた。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物 (0.022g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt11.4min中間体77 〔2-〔3-クロロ-5-(2,5-ジメチルピロリジン-1-カルボニル)フェノキ シ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert-ブチルエステル DMF(1ml)中2,5-ジメチルピロリジン(0.14ml)をDMF( 1ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エト キシ〕-5-クロロ安息香酸(0.30g)、HOBt(0.10g)、TBTU (0.37g)およびDIPEA(0.30ml)の混合液に加え、室温で一夜 撹拌した。混合液を水で希釈し、エーテルで抽出し、エーテル層を水、塩水で洗 浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマ トグラフィーに付し、酢酸エチル:シクロヘキサン(80:20 v/v)で溶出さ せて、油状物として標題化合物(0.27g)を得た。 tlcRf(シリカゲル60F254)=0.2〔酢酸エチル:シクロヘキサン( 80:20 v/v)〕中間体78 〔2-〔3-クロロ-5-〔〔3-(2,2-ジメチルプロピオニルアミノ)プロピル 〕イソプロピル〕カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバ ミン酸tert-ブチルエステル ジクロロメタン(1ml)中〔2-〔3-〔(3-アミノプロピル)イソプロピ ルカルバモイル〕-5-クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン 酸tert-ブチルエステル(0.040g)およびDIPEA(0.030ml) の溶液にジクロロメタン(1ml)中塩化トリメチルアセチルの溶液(0.01 2ml)の溶液を加え、混合液を室温で3時間撹拌した。混合液を減圧下で蒸発 させて、標題化合物を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt10.3min中間体79 〔2-〔3-クロロ-5-〔シクロペンチル-(2-〔1,2,4〕トリアゾール-1- イルエチル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン 酸tert-ブチルエステル アセトニトリル(2ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4 -イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.040g)、シクロペンチ ル-(2-〔1,2,4〕トリアゾール-1-イルエチル)アミン(0.05g)お よびEEDQ(0.040g)の溶液を窒素下で還流しながら2時間撹拌した。 溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン: メタノール(95:5 v/v)で溶出させて精製し、黄色油状物として標題化合物 (0.022g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+555中間体80 〔2-〔3-クロロ-5-〔シクロペンチル-(4-〔1,2,4〕トリアゾール-1- イルブチル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン 酸tert-ブチルエステル アセトニトリル(2ml)中3-〔2-(tert-ブトキシカルボニルピリジン-4 -イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸(0.040g)、シクロペンチ ル-(4-〔1,2,4〕トリアゾール-1-イルブチル)アミン(0.055g) およびEEDQ(0.050g)の溶液を窒素下で還流しながら4時間撹拌した 。溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン :メタノール:アンモニア(95:5:0.5、次いで90:10:1 v/v/v) で溶出させて精製し、橙色油状物として標題化合物(0.022g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+583(35Cl)中間体81 〔2-〔3-クロロ-5-〔3-フルオロフェニル-(3-テトラゾール-2-イルプロ ピル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert -ブチルエステル ジクロロメタン(0.11ml)および乾燥DMF(0.002ml)中2M 塩化オキサリル溶液を窒素下で乾燥ジクロロメタン(1ml)中3-〔2-(tert -ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香酸 (0.060g)の撹拌懸濁液に加えた。5分後にDIPEA(0.090ml )、更に40分後に3-フルオロフェニル-(3-テトラゾール-2-イルプロピル )アミン(0.066g)およびDMAP(0.002g)を加えた。3日後に 溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン: メタノール(98:2 v/v)で溶出させて精製し、緑色泡状物として標題化合物 (0.079g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+596(35Cl)中間体82 〔2-〔3-クロロ-5-〔2-フルオロフェニル-(3-テトラゾール-2-イルプロ ピル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン-4-イルカルバミン酸tert -ブチルエステル ジクロロメタン(0.110ml)および乾燥DMF(0.002ml)中2 M塩化オキサリル溶液を窒素下で乾燥ジクロロメタン(1ml)中3-〔2-(te rt-ブトキシカルボニルピリジン-4-イルアミノ)エトキシ〕-5-クロロ安息香 酸(0.060g)の撹拌懸濁液に加えた。5分後にDIPEA(0.090m l)、更に40分後に2-フルオロフェニル-(3-テトラゾール-2-イルプロピ ル)アミン(0.066g)およびDMAP(0.002g)を加 えた。40時間後に溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによ りジクロロメタン:メタノール(98:2v/v)で溶出させて精製し、粘稠黄色 油状物として標題化合物(0.059g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+596(35Cl)中間体83 〔2‐〔3‐4クロロ‐5‐〔フェニル‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピ ル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert ‐ブチルエステル ジクロロメタン(0.11ml)および乾燥DMF(0.005ml)中2M 塩化オキサリル溶液を窒素下で乾燥ジクロロメタン(1ml)中3‐〔2‐(te rt‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安 息香酸(0.067g)の撹拌懸濁液に加えた。10分後にDIPEA(0.1 00ml)、更に40分後にフェニル‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル )アミン(0.033g)およびDMAP(0.004g)を加えた。7日後に 溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン: メタノール(98:2 v/v)で溶出させて精製し、淡黄色油状物として標題化合 物(0.024g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+564(35Cl)中間体84 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔フェニル‐(3‐〔1,2,3〕トリアゾール‐2 ‐イルプロピル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカル バミン酸tert‐ブチルエステル ジクロロメタン(0.25ml)および乾燥DMF(0.010ml)中2M 塩化オキサリル溶液を窒素下で乾燥ジクロロメタン(2ml)中3‐〔2‐(te rt‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安 息香酸(0.161g)の撹拌懸濁液に加えた。10分後にDIPEA(0.2 5ml)、更に40分後にフェニル‐(3‐〔1,2,3〕トリアゾール‐2‐ イルプロピル)アミン(0.077g)およびDMAP(0.012g)を加え た。7日後に溶媒を蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジク ロロメタン:メタノール(96:4 v/v)で溶出させて精製し、黄色油状物とし て標題化合物(0.083g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+563(35Cl)中間体85 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔フェニル‐2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチ ルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ ブチルエステル ジクロロメタン(0.16ml)および乾燥DMF(0.008ml)中2M 塩化オキサリルを窒素下で乾燥ジクロロメタン(1.5ml)中3‐〔2‐(te rt‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安 息香酸(0.115g)の撹拌懸濁液に加えた。10分後にDIPEA(0.1 8ml)、更に40分後にフェニル‐2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチル アミン(0.059g)およびDMAP(0.008g)を加えた。7日後に溶 媒を蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン:メ タノール(98:2 v/v)で溶出させて精製し、淡黄色油状物として標題化合物 (0.065g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+589(35Cl)中間体86 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐(イソプロピル‐2‐メトキシエチルカルバモイル) フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル アセトニトリル(2ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン ‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.100g)、イソプ ロピル‐2‐メトキシエチルアミン(0.140g)およびEEDQ(0.13 0g)の溶液を窒素下50℃で18時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を水と 酢酸エチルに分配した。有機相を水および塩水で洗浄し、(Na2SO4)乾燥し 、橙色油状物に濃縮して、フラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン :メタノール(98:2、次いで96:4 v/v)で溶出させて精製し、淡黄色油 状物として標題化合物(0.065g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+492(35Cl)中間体87 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐(イソプロピルメチルカルバモイル)フェノキシ〕エ チル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル DMF(1ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.071g)、TBTU(0. 064g)およびHOBt(O.03g)の撹拌溶液に、25分後にN‐イソプ ロピルメチルアミン(0.095ml)を加えた。反応混合液を室温で2日間撹 拌し、その後溶媒を減圧下で蒸発により除去し、残渣を酢酸エチルと水に分配し た。合わせた有機層を飽和塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。濃縮後 に粗製生成物をフラッシュクロマトグラフィーにより酢酸エチルで溶出させて精 製した。減圧下で所要フラクションの蒸発により、淡黄色ゴム状物として標題化 合物(0.065g)を得た。 hplc系3(λ=220〜330nm)Rt4.2min中間体88 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐(イソプロピル‐2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ) エチルカルバモイル)フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸te rt‐ブチルエステル アセトニトリル(2ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン ‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.10g)、イソプロ ピル‐2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチルアミン(0.18g)およびE EDQ(0.136g)の溶液を窒素下で還流しながら18時間撹拌した。溶媒 を蒸発させ、残渣をシリカでフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタ ン:メタノール(98:2、次いで96:4)で溶出させて精製し、淡黄色油状 物として標題化合物(0.033g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+555(35Cl)中間体89 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐(ジイソプロピルカルバモイル)フェノキシ〕エチル 〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル テトラヒドロフラン(5ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリ ジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.10g)の懸濁 液にDMF(0.005ml)および塩化オキサリル(0.175ml)を加え た。0.5時間後に、DIPEA(0.13ml)、ジイソプロピルアミン(0 .20ml)およびDMAP(0.002g)を加えた。18時間後に混合液を 酢酸エチルと飽和水性重炭酸ナトリウム溶液に分配した。合わせた有機相を塩水 で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。ロ過および蒸発により粗製生成物を得 、シリカでフラッシュカラムクロマトグラフィーによりシクロヘキサン:酢酸エ チル(1:3)で溶出させて精製した。これにより無色ゴム状物として標題化合 物(0.078g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+476.2304 C2535 35CIN34計算値476.2316中間体90 3‐〔2‐(ベンジルオキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ‐5‐クロロ安息香酸メチルエステル ジクロロメタン(16ml)およびトリフルオロ酢酸(4ml)中3‐〔2‐ (tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロ ロ安息香酸メチルエステル(0.950)の溶液を室温で1時間貯蔵した。溶液 を真空下で濃縮し、残留トリフルオロ酢酸を更にジクロロメタンとの共蒸留によ り除去した。残渣をジクロロメタン(20ml)に溶解し、溶液を飽和水性重炭 酸ナトリウム(25ml)と共に撹拌した。ベンジルクロロホルメート(0.3 94ml)を二相混合液に加え、撹拌を20時間続けた。水層を除去し、有機層 を1M水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、水で洗浄し、塩水および硫酸ナト リウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ ーにより酢酸エチル:石油エーテル(3:1 v/v)で溶出させて精製し、無色ゴ ム状物として標題化合物(0.32g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt10.6min中間体91 3‐〔2‐(ベンジルオキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ‐5‐クロロ安息香酸 1,4‐ジオキサン(10ml)および水(5ml)の混合液中3‐〔2‐( ベンジルオキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ 安息香酸メチルエステル(0.32g)の撹拌溶液に2M水酸化ナトリウム溶液 (0.72ml)を加えた。反応混合液を室温で20時間撹拌し、2M塩酸(0 .72ml)の添加により中和し、その後減圧下で濃縮した。残渣を水で摩砕し 、その後すべてのゴム状物が溶解するまで酢酸エチル、クロロホルム、テトラヒ ドロフランおよびメタノールの混合液に溶解させた。溶液を硫酸ナトリウムで乾 燥し、その後減圧下で濃縮して、白色固体物として標題化合物(0.27g)を 得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.1min中間体92 3‐〔〔3‐〔2‐(ベンジルオキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕‐tert‐ブチルアミノ〕プロピオン酸メチル エステル 無水ジクロロメタン(15ml)中3‐〔2‐(ベンジルオキシカルボニルピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.265g)お よびDMF(0.010ml)の撹拌懸濁液に、ジクロロメタン(0.434m l)中塩化オキサリルの2M溶液を加えた。1時間後にジクロロメタン(5ml )中3‐(tert‐ブチルアミノ〕プロピオン酸メチルエステル(0.987g) 、DIPEA(0.324ml)およびDMAP(0.008g)の混合液を加 え、反応液を室温で18時間撹拌した。反応混合液をクロロホルム:ジクロロメ タン(1:1 v/v、50ml)で希釈し、2M水性水酸化ナトリウム、2M水性 塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウムで抽出し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥し た。溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィーによ り酢酸エチル:石油エーテル(2:1および3:1 v/v)で溶出させて精製し、 無色ゴム状物として標題化合物(0.038g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt10.5min中間体93 3‐〔〔3‐〔2‐(ベンジルオキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕‐tert‐ブチルアミノ〕プロピオン酸 1,4‐ジオキサン(1ml)および水(0.5ml)の混合液中3‐〔〔3 ‐〔2‐(ベンジルオキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐ 5‐クロロベンゾイル〕‐tert‐ブチルアミノ〕プロピオン酸メチルエステル( 0.038g)の撹拌溶液に2M水酸化ナトリウム溶液(0.066ml)を 加えた。反応混合液を室温で1時間撹拌し、2M塩酸(0.066ml)の添加 により中和し、その後減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルと塩水に分配し、水 層を除去し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、その後減圧下で濃縮して、白色 固体物として標題化合物(0.034g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.5min中間体94 〔2‐〔3‐〔tert‐ブチル‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)カルバ モイル〕‐5‐クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸ベ ンジルエステル 3‐〔〔3‐〔2‐(ベンジルオキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕‐tert‐ブチルアミノ〕プロピオン酸(0 の溶液を20分間撹拌し、その後tert‐ブチルアミン(0.063ml)を加え た。14時間後に溶媒を真空下で除去し、残渣を酢酸エチルと水に分配した。水 層を除去し、有機層を更に水、1M水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、水で 洗浄し、塩水および硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を除去して、無色ゴム状物 として標題化合物(0.024g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.5min中間体95 3‐〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕シクロブチルアミノ〕プロピオン酸メチルエ ステル化合物 DMF(5ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.196g)およびTBTU( 0.321g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.174ml)、10分後に3 ‐(シクロブチルアミノ)プロピオン酸メチルエステル(0.314g)を加え た。反応混合液を室温で68時間撹拌し、その後溶媒を減圧下で濃縮した。残渣 を酢酸エチルと水に分配した。水層を除去し、有機層を更に水、飽和水性重炭酸 ナトリウム、1M水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウムおよび水で洗浄した。有 機層を塩水および硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をフ ラッシュカラムクロマトグラフィーにより酢酸エチル:石油エーテル(2:1 v /v)で溶出させて精製し、無色ゴム状物として標題化合物(0.096g)を得 た。 質量スペクトル:実測値:MH+532(35Cl)中間体96‐〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕シクロブチルアミノ〕プロピオン酸 1,4‐ジオキサン(2ml)および水(1ml)の混合液中3‐〔〔3‐〔 2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐ クロロベンゾイル〕シクロブチルアミノ〕プロピオン酸メチルエステル(0.0 96g)の撹拌溶液に2M水酸化ナトリウム溶液(0.180ml)を加えた。 反応混合液を室温で2時間撹拌し、2M塩酸(0.180ml)の添加により中 和し、その後減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルと水に分配し、水層を除去し 、有機層を0.2M水酸化ナトリウムで抽出した。水層を相当量の0.2M塩酸 で酸性化し、酢酸エチルで抽出した。溶液を硫酸ナトリウムで乾燥し、その後減 圧下で濃縮して、無色ゴム状物として標題化合物(0.050g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.2min中間体97 〔2‐〔3‐〔(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)シクロブチルカルバモ イル〕‐5‐クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert ‐ブチルエステル DMF(1ml)中〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕シクロブチルアミノ〕プロ IPEA(0.017ml)、10分後にtert‐ブチルアミン(0.053ml )を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残 渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.021g)を、減圧下で 所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮 により、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+573(35Cl)中間体98 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔シクロブチル‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピル カルバモイル)エチル〕カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イ ルカルバミン酸tert‐ブチルエステル DMF(1ml)中〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕シクロブチルアミノ〕プロ IPEA(0.017ml)、10分後にネオペンチルアミン(0.053ml )を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残 渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.016g)を、減圧下で 所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮 により、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+187(35Cl)中間体99 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2イーシアノエチル)シクロブチルカルバモイル 〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル DMF(0.4ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.030g)およびHAT にDMF(0.6ml)中3‐(シクロブチルアミノ)プロピオニトリル(0. 038g)の溶液を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下 で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.042g )を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥 および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+499(35Cl)中間体100 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔イソプロピル‐(2‐スルファモイルエチル)カル バモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチル エステル DMF(0.4ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.030g)およびHAT にDMF(0.6ml)中2‐イソプロピルアミノエタンスルホン酸アミド(0 .058g)の溶液を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧 下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.012 g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリノレの反復添加による 乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+541(35Cl)中間体101 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルスルファモイル )エチル〕イソプロピル〕カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐ イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル DMF(0.4ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.030g)およびHAT にDMF(0.6ml)中2‐イソプロピルアミノエタンスルホン酸(2,2‐ ジメチルプロピル)アミド(0.070g)の溶液を加えた。反応混合液を室温 で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに 付し、標題化合物(0.042g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセ トニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得 た。質量スペクトル:実測値:MH+611(35Cl)中間体102 3‐クロロ‐N‐〔2‐(5‐ヒドロキシ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐ 3‐イル)エチル〕‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミ ノ)エトキシ〕ベンズアミドカルバミン酸tert‐ブチルエステル DMF(3ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.100g)、TBTU(0. 164g)の撹拌溶液に、DIPEA(0.174ml)、15分後に〔3‐( 2‐イソプロピルアミノエチル)‐5‐ヒドロキシ‐〔1,2,4〕オキサジアゾー ルトリフルオロアセテート(0.043g)を加えた。反応混合液を室温で18 時間撹拌し、その後減圧下で濃縮し、残渣をプレパラティブhplcに付し、無 色油状物として標題化合物(0.046g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+546(35Cl)中間体103 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔イソプロピル‐〔2‐(4‐tert‐ブチルフェ ニル)エチル〕カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバ ミン酸tert‐ブチルエステル アセトニトリル(2ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン ‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.100g)、イソプ ロピル‐2‐(4‐tert‐ブチルフェニル)エチルアミン(0.170g)およ びEEDQ(0.136g)の溶液を窒素下で還流しながら6時間撹拌した。溶 媒を蒸発させ、残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン:メ タノール(98:2 v/v)で溶出させて精製し、淡黄色油状物として標題化合物 (0.063g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+594(35Cl)例1 N‐シクロヘキシル‐3,N‐ジメチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミ ノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート塩 DMF(1ml)中3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕安息香酸トリフルオロアセテート塩(0.031g)の撹拌溶液を、H OBt(0.011g)、DIPEA(0.028ml)、N‐メチルシクロヘ キシルアミン(0.010ml)およびTBTU(0.026g)で処理した。 得られた溶液を密閉フラスコに64時間入れた。反応混合液を減圧下で濃縮し、 得られたゴム状物をプレパラティブhplcに付した。所要フラクションを濃縮 し、その後メタノールの添加、減圧濃縮、トルエンの添加および再び減圧濃縮に より乾燥させて、無色ゴム状物として標題化合物(0.034g)を得た。 hplc系2(λ=254nm)Rtll.6min 質量スペクトル:実測値:MH+368.2336 C223032計算値368.2338例2 3‐ブロモ‐N‐シクロヘキシル‐N‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート塩 DMF(0.3ml)中3‐ブロモ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ )エトキシ〕安息香酸トリフルオロアセテート塩(0.034g)、TBTU( 0.048g)およびHOBt(0.014g)の撹拌溶液に、DIPEA(0 .026ml)、15分後にN‐メチルシクロヘキシルアミン(0.020ml )を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残 渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.005g)を、減圧下で 所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮 により、無色ゴム状物として得た。 hplc系2(λ=254nm)Rt12.0min 質量スペクトル:実測値:MH+432(79Br)例3 N‐アリル‐3‐ブロモ‐N‐シクロヘキシル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート塩 DMF(0.3ml)中3‐ブロモ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ )エトキシ〕安息香酸トリフルオロアセテート塩(0.034g)、TBTU( 0.048g)およびHOBt(0.014g)の撹拌溶液に、DIPEA(0 .026ml)、15分後にN‐アリルシクロヘキシルアミン(0.022ml )を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残 渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.011g)を、減圧下で 所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮 により、無色ゴム状物として得た。 hplc系2(λ=254nm)Rt12.8min 質量スペクトル:実測値:MH+2329 79Br132 計算値458.1443例4 N‐アリル‐3‐ブロモ‐N‐シクロペンチル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート塩 DMF(0.3ml)中3‐ブロモ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ )エトキシ〕安息香酸トリフルオロアセテート塩(0.034g)、TBTU( 0.048g)およびHOBt(0.014g)の撹拌溶液に、DIPEA(0 .026ml)、15分後にN‐アリルシクロペンチルアミン(0.022ml )を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残 渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.022g)を、減圧下で 所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮 により、無色ゴム状物として得た。 hplc系2(λ=254nm)Rt12.4min 質量スペクトル:実測値:MH+2227 79Br132 計算値444.1287例5 3‐クロロ‐N‐シクロヘキシル‐N‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート塩 ジクロロメタン(lml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐(シクロヘキシルメチルカルバモイル)フェノキシ〕エチ ル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.036g)の 溶液を室温で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブh plcに付し、標題化合物(0.024g)を、減圧下で所要フラクションの濃 縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物 として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.1min 質量スペクトル:実測値:MH+2127 35Cl132 計算値388.1792例6 N‐アリル‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート塩 ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐(アリルシクロペンチルカルバモイル)‐5‐クロロフェノキシ〕エチ ル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.030g)の 溶液を室温で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブh plcに付し、標題化合物(0.026g)を、減圧下で所要フラクションの濃 縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物 として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.7min 質量スペクトル:実測値:MH+400(35Cl)例7 N‐アリル‐3‐クロロ‐N‐シクロヘキシル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート塩 ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1m1)の混合液中〔2 ‐〔3‐(アリルシクロヘキシルカルバモイル)‐5‐クロロフェノキシ〕エチ ル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.032g)の 溶液を室温で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブh plcに付し、標題化合物(0.027g)を、減圧下で所要フラクションの濃 縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物 として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.3min 質量スペクトル:実測値:MH+414.1960 C2329 35Cl132計算値414.1962例8 3‐クロロ‐N‐シクロヘキシル‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート塩 ジクロロメタン(2ml)およびトリフルオロ酢酸(2ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐(プロピルシクロペンチルカルバモイル)‐5‐クロロフェノキシ〕エ チル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.07g)の 溶液を室温で1時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブh plcに付し、標題化合物(0.036g)を、減圧下で所要フラクションの濃 縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物 として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.2min 質量スペクトル:実測値:MH+402.1952 C2228 35Cl132計算値402.1948例9 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(3‐ヒドロキシプロピル)‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテー ジクロロメタン(2ml)およびトリフルオロ酢酸(2ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔シクロペンチル‐(3‐ヒドロキシプロピル)カルバモ イル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエス テル(0.07g)の溶液を室温で1時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残 渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.011g)を、減圧下で 所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮 により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.9min 質量スペクトル:実測値:MH+418(35Cl)例10 3‐クロロ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベンズアミドトリフルオロアセテー ジクロロメタン(2ml)およびトリフルオロ酢酸(2ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔プロピル(テトラヒドロピラン‐4‐イル)カルバモイ ル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステ ル(0.070g)の溶液を室温で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残 渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.048g)を、減圧下で 所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮 により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.9min 質量スペクトル:実測値:MH+418.1882 C2229 35Cl133計算値418.1897例11 〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイ ル〕シクロペンチルアミノ〕酢酸 tert‐ブタノール(3.2ml)中〔2‐〔3‐(アリルシクロペンチルカル バモイル)‐5‐クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸 tert‐ブチルエステル(0.06g)の溶液に、水(3.2ml)中過マンガン 酸カリウム(0.006g)、過ヨウ素酸ナトリウム(0.157g)および重 炭酸ナトリウム(0.051g)の溶液を加えた。紫色反応混合液を室温で1. 5時間撹拌し、その後エタノール(25ml)に加え、沈殿物をロ過し、ロ液を 真空下で蒸発させた。残渣をジクロロメタン(5ml)およびトリフルオロ酢酸 (5ml)の混合液に溶解し、室温で17時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した 。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.021g)を減圧下 で所要フラクションの濃縮により無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.7min 質量スペクトル:実測値:MH+418.1548 C2125 35Cl134計算値418.1534例12 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル)‐5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロア セテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中粗製 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔シクロペンチル‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル )カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ ブチルエステル(0.044g)の溶液を室温で1時間貯蔵し、その後減圧下で 濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.007g) を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥お よび減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.2min 質量スペクトル:実測値:MH+434.1862 C2229 35Cl134計算値434.1847例13 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(3‐モルホリン‐4‐イルプロピル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドビス(トリ フルオロアセテート) ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔シクロペンチル‐(3‐モルホリン‐4‐イルプロピル )カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ ブチルエステルトリフルオロアセテート(0.060g)の溶液を室温で2時間 貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題 化合物(0.034g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリル の反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.4min 質量スペクトル:実測値:MH+487.2472 C2636 35Cl143計算値487.2476例14 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(3‐ピロリジン‐1‐イルプロピル)ベンズアミドビス(トリ フルオロアセテート) ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔シクロペンチル‐(3‐ピロリジン‐1‐イルプロピル )カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ ブチルエステルトリフルオロアセテート(0.080g)の溶液を室温で2時間 貯蔵し、その後減圧下で濃縮して、無色ゴム状物として標題化合物(0.075 g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.6min 質量スペクトル:実測値:MH+471.2514 C2636 35Cl142計算値471.2527例15 3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐ ピロリジン‐1‐イルプロピル)‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベン ズアミドビス(トリフルオロアセテート) DMF(0.6ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.059g)、TBTU( 0.085g)およびHOBt(0.020g)の撹拌溶液に、DIPEA(0 .052ml)、20分後にN‐(3‐ピロリジン‐1‐イルプロピル)‐4‐ アミノテトラヒドロピラン(0.048g)を加えた。反応混合液を室温で20 時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、 生成物(0.005g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリル の反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。トリフ ルオロ酢酸(2ml)中この生成物の溶液を室温で18時間貯蔵し、溶媒を減圧 下で除去して、無色ゴム状物として標題化合物(0.005g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.6min 質量スペクトル:実測値:MH+487(35Cl)例16 3‐クロロ‐N‐(3‐モルホリン‐4‐イルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジ ン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベン ズアミドビス(トリフルオロアセテート) DMF(0.6ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.059g)、TBTU( 0.085g)およびHOBt(0.020g)の撹拌溶液に、DIPEA (0.052ml)、20分後にN‐(3‐モルホリン‐4‐イルプロピル)‐ 4‐アミノテトラヒドロピラン(0.051g)を加えた。反応混合液を室温で 20時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付 し、生成物(0.062g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニト リルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。T FA(2ml)中この生成物の溶液を室温で18時間貯蔵し、溶媒を減圧下で除 去して、無色ゴム状物として標題化合物(0.060g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt4.9min 質量スペクトル:実測値:MH+503(35Cl)例17 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸エチルエステルトリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中粗製 4‐〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸エチルエステル (0.020g)の溶液を室温で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣 をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.005g)を、減圧下で所 要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮に より、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.1min 質量スペクトル:実測値:MH+474.2172 C2532 35Cl134計算値474.2160例18 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸 トリフルオロ酢酸(3ml)中4‐〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニ ルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕シクロペン チルアミノ〕酪酸(0.015g)の溶液を室温で2時間貯蔵し、その後溶媒を 減圧下で除去した。残渣をプレパラティブhplcに付して、無色ゴム状物とし て標題化合物(0.09g)を得た。 hplc系3(λ=254nm)Rt3.7min 質量スペクトル:実測値:MH+446(35Cl)例19 N‐(3‐カルバモイルプロピル)‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔 2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテ ート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐〔(3‐カルバモイルプロピル)シクロペンチルカルバモイル〕‐5‐ クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエス テル(0.040g)の溶液を室温で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮して、 無色ゴム状物として標題化合物(0.040g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.7min 質量スペクトル:実測値:MH+445.1989 C23304 35Cl143計算値445.2006例20 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(4‐オキソ‐4‐ピロリジン‐1‐イ ルブチル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ビス(トリフルオロアセテート) ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(4‐オキソ‐4‐ピロリジン‐1 ‐イルブチル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバ ミン酸tert‐ブチルエステル(0.025g)の溶液を室温で2時間貯蔵し、そ の後減圧下で濃縮して、無色ゴム状物として標題化合物(0.025g)を得た 。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.5min 質量スペクトル:実測値:MH+499(35Cl)例21 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテー ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐〔(2‐カルバモイルエチル)シクロペンチルカルバモイル〕‐5‐ク ロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステ ル(0.074g)の溶液を室温で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮して、無 色ゴム状物として標題化合物(0.060g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.2min 質量スペクトル:実測値:MH+431.1857 C2228 35Cl143計算値431.1830例22 N‐カルバモイルメチル‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリ ジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐〔(2‐カルバモイルメチル)シクロペンチルカルバモイル〕‐5‐ク ロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステ ル(0.064g)の溶液を室温で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮して、無 色ゴム状物として標題化合物(0.057g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.0min 質量スペクトル:実測値:MH+ 417.1703 C2126 35Cl143計算値417.1693例23 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロプロピル‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド塩酸塩 ジクロロメタン(5ml)およびトリフルオロ酢酸(5ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐シアノエチル)シクロプロピルカルバモイル〕フ ェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0 .075g)の溶液を室温で18時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣を エーテル性塩化水素で摩砕して、無色ゴム状物として標題化合物(0.065g )を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.1min 質量スペクトル:実測値:MH+417.1532 C2024 35Cl143計算値417.1537例24 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(1‐プロピルブチル)5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロ アセテート DMF(0.6ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 -イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.118g)、TBTU( 0.170g)およびHOBt(0.040g)の撹拌溶液に、DIPEA(0 .104ml)、15分後にN‐(2‐プロピルブテル)‐3‐アミノプロピオ ンアミド(0.086g)を加えた。反応混合液を室温で20時間撹拌し、その 後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、生成物(0. 005g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加に よる乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。トリフルオロ酢酸( 2ml)中この生成物の溶液を室温で18時間貯蔵し、溶媒を減圧下で除去して 、無色ゴム状物として標題化合物(0.090g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.6min 質量スペクトル:実測値:MH+461(35Cl)例25 3‐クロロ‐N,N‐ジプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕ベンズアミド塩酸塩 ジクロロメタン(2ml)およびトリフルオロ酢酸(2ml)の混合液中〔2 ‐(3‐クロロ‐5‐ジプロピルカルバモイルフェノキシ)エチル〕ピリジン‐ 4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.085g)の溶液を室温で1 8時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をエーテル性塩化水素で摩砕して 、無色ゴム状物として標題化合物(0.063g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.9min 質量スペクトル:実測値:MH+376.1782 C2027 35Cl132計算値376.1792例26 3‐クロロ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐〔1,3,4〕チアジアゾール‐2‐イルベンズアミドトリフルオロア セテート DMF(0.9ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.050g)、TBTU( 0.074g)およびHOBt(0.018g)の撹拌溶液に、DIPEA(0 .045ml)、15分後にN‐プロピル‐2‐アミノ‐〔1,3,4〕チ アジアゾール(0.037g)を加えた。反応混合液を室温で20時間撹拌し、 その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、生成物(0. 007g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加に よる乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。トリフルオロ酢酸( 2ml)中この生成物の溶液を室温で18時間貯蔵し、溶媒を減圧下で除去して 、無色ゴム状物として標題化合物(0.005g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.2min 質量スペクトル:実測値:MH+418(35Cl)例27 3‐クロロ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐チアゾール‐2‐イルベンズアミドトリフルオロアセテート DMF(0.9ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.050g)、TBTU( 0.074g)およびHOBt(0.018g)の撹拌溶液に、DIPEA(0 .045ml)、15分後にN‐プロピル‐2‐アミノチアゾール(0.037 g)を加えた。反応混合液を室温で20時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。 残渣をプレパラティブhplcに付し、生成物(0.022g)を、減圧下で所 要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮に より、無色ゴム状物として得た。トリフルオロ酢酸(2ml)中この生成物の溶 液を室温で18時間貯蔵し、溶媒を減圧下で除去して、無色ゴム状物として標題 化合物(0.019g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.5min 質量スペクトル:実測値:MH+417(35Cl)例28 3‐クロロ‐N‐エチル‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミ ノ)エトキシ〕ベンズアミド塩酸塩 ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐(エチルフェニルカルバモイル)フェノキシ〕エチル〕ピ リジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.080g)の溶液を 室温で90分間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をエーテル性塩化水素で 摩砕して、無色固体物として標題化合物(0.068g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.7min 質量スペクトル:実測値:MH+396.1483 C2223 35Cl132計算値396.1479例29 3‐クロロ‐N‐(3,5‐ジフルオロフェニル)‐N‐プロピル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート トリフルオロ酢酸(2ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔(プロピル)‐( 3,5‐ジフルオロフェニル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐ 4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.029g)の溶液を室温で1 8時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し 、標題化合物(0.020g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニ トリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt9.0min 質量スペクトル:実測値:MH+446(35Cl)例30 3‐クロロ‐N‐エチル‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジ ン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(0.080ml)およびDMF(0.001ml)中2M塩 化オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(1ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキ シカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0 .050g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、N‐エチル‐2 ‐フルオロアニリン(0.029g)、DMAP(0.001g)およびDIP EA(0.070ml)の溶液を加えた。反応混合液を室温で16時間撹拌し、 その後トリフルオロ酢酸(1ml)を加えた。溶媒を真空下で除去し、残渣をプ レパラテイブhplcに付し、所要フラクションをアセトニトリルの反復添加お よび減圧濃縮により乾燥させて、無色ゴム状物として標題化合物(0.020g )を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.9min 質量スペクトル:実測値:MH+414(35Cl)得た。例31 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(0.090ml)およびDMF(0.001ml)中2M塩 化オキサリル溶液を無水ジクロロメタン(1ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキ シカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0 .059g)の懸濁液に加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、その後3‐フェ ニルアミノプロピオニトリル8(0.027g)、DMAP(0.002g)お よびDIPEA(0.078ml)を加えた。反応混合液を室温で2時間撹拌し 、の後トリフルオロ酢酸(2ml)を加え、反応混合液を曝気しながら一夜撹拌 した。反応混合液を真空下で濃縮し、残渣をプレパラティブhplcに付した。 標題化合物(0.060g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニト リルの反復添加による乾燥、減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.9min 質量スペクトル:実測値:MH+439.1528 C2324 35Cl143計算値439.1537例32 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオ ロアセテート トリフルオロ酢酸(1ml)およびジクロロメタン(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐シアノエチル)‐(2‐フルオロフェニル)カル バモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert-ブチル エステル(0.055g)および水(0.020ml)の溶液を室温で2時間撹 拌し、その後溶媒を減圧下で除去した。残渣をプレパラティブhplcに精製し 、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥およ び減圧濃縮により、無色ゴム状物として標題化合物(0.035g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.7min 質量スペクトル:実測値:MH+457.1435 C2323 35Cl1143計算値457.1443例33 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐クロロフェニル)‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロ アセテート トリフルオロ酢酸(1ml)およびジクロロメタン(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐クロロフェニル)‐(2‐シアノエチル)カルバ モイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエ ステル(0.055g)および水(0.020ml)の溶液を室温で2時間撹拌 し、その後溶媒を減圧下で除去した。残渣をプレパラティブhplcにより精製 し、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥お よび減圧濃縮により、無色ゴム状物として標題化合物(0.035g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.0min 質量スペクトル:実測値:MH+473.1130 C2323 35Cl243計算値473.1147例34 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸メチルエステルトリフルオロ アセテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中4‐ 〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキ シ〕‐5‐クロロベンゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸メチル エステル(0.020g)の溶液を室温で16時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮 して、無色ゴム状物として標題化合物(0.022g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.1min 質量スペクトル:実測値:MH+486.1576 C2526 35Cl1134計算値486.1596例35 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸 ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中4‐ 〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキ シ〕‐5‐クロロベンゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸(0. 020g)の溶液を室温で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮して、無色ゴム状 物として標題化合物(0.023g)を得た。 hplc系3(λ=254nm)Rt3.1min 質量スペクトル:実測値:MH+472.1453 C2424 35Cl1134計算値472.1439例36 N‐(3‐カルバモイルプロピル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル )‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフル オロアセテート トリフルオロ酢酸(2ml)中〔2‐〔3‐〔(3‐カルバモイルプロピル) ‐(2‐フルオロフェニル)カルバモイル〕‐5‐クロロフェノキシ〕エチル〕 ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.030g)の溶液 を室温で18時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhp lcに付し、標題化合物(0.009g)を減圧下で所要フラクションの濃縮、 4アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により無色ゴム状物とし て得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.0min 質量スペクトル:実測値:MH+471.1594 C2425 35Cl1143計算値471.1599例37 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐N‐(4‐オキソ‐4‐ピロリジ ン‐1‐イルブチル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンズアミドトリフルオロアセテート トリフルオロ酢酸(1ml)およびジクロロメタン(1ml)の混合液中〔2 4‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐フルオロフェニル)‐(4‐オキソ‐4‐ピロ リ4ジン‐1‐イルブチル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4 ‐イ ルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.025g)の溶液を室温で1時間貯 蔵し、その後溶媒を減圧下で除去した。残渣をプレパラティブhplcに付し、 減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および 減圧濃縮により、無色ゴム状物として標題化合物(0.024g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.7min 質量スペクトル:実測値:MH+525.2063 C2831 35Cl1143計算値525.2068例38 4‐〔(2‐カルバモイルフェニル)‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕酪酸メチルエステルトリフル オロアセテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中4‐ 〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキ 4シ〕‐5‐クロロベンゾイル〕‐(2−カルバモイルフェニル)アミノ〕酪酸 メ4チルエステル(0.031g)の溶液を室温で1時間貯蔵し、その後減圧下 で濃縮して、無色ゴム状物として標題化合物(0.032g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.2min 質量スペクトル:実測値:MH+511例39 4‐〔(2‐カルバモイルフェニル)‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕酪酸 2M水性水酸化ナトリウム(0.200ml)を1,4‐ジオキサン(1ml )中4‐〔(2‐カルバモイルフェニル)‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジ ン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕酪酸メチルエステルトリ フルオロアセテート(0.030g)の撹拌溶液に加えた。2M水性塩酸(0. 2 ml)を16時間後に加えた。反応混合液を真空下で蒸発させ、残渣をプレパラ ティブhplcに付し、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反 復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として標題化合物(0. 024g)を得た。 hplc系2(λ=254nm)Rt8.0min 質量スペクトル:実測値:(M‐H2O)H+479.1492 C2524 35Cl144計算値479.1486例40 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐〔3‐(1H−テトラゾール−5−イル)プロピル〕 ベンズアミド 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔(3‐シアノプロピル)‐2‐フルオロフェニル 〕カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ ブチルエステル(0.132g)およびトリブチルスズアジド(1.2ml)の 混合液を160℃で5時間加熱した。反応混合液を室温まで冷却し、1Mエーテ ル性塩化水素を加えた。反応混合液をアセトニトリルと石油エーテルに分配した 。アセトニトリル層を除去し、更に石油エーテルで抽出した。次いでアセトニト リル層をプレパラティブhplcに付し、減圧下で所要フラクションの濃縮、ア セトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として 標題化合物を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.6min 質量スペクトル:実測値:MH+496.1684 C2424 35Cl1172計算値496.1664例41 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,3‐ジヒドロキシプロポキシ)エチル〕‐N‐フ ェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリ フルオロアセテート トリフルオロ酢酸(1ml)およびジクロロメタン(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔〔2‐(2,2‐ジメチル〔1,3〕ジオキソラン‐4 ‐イルメトキシ)エチル〕フェニル〕カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリ ジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.037g)の溶液を室 温で3時間貯蔵し、その後溶媒を減圧下で除去した。残渣をプレパラティブhp lcに付し、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加によ る乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として標題化合物(0.010g) を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.9min 質量スペクトル:実測値:MH+486(35Cl)例42 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,3‐ジヒドロキシプロポキシ)エチル〕‐N‐( 2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ベンズアミドトリフルオロアセテート トリフルオロ酢酸(1ml)およびジクロロメタン(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔〔2‐(2,2‐ジメチル〔1,3〕ジオキソラン‐4 ‐イルメトキシ)エチル〕‐(2‐フルオロフェニル)カルバモイル〕フェノキ シ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.03 5g)および水(0.010ml)の溶液を室温で3時間貯蔵し、その後溶媒を 減圧下で除去した。残渣をプレパラティブhplcに付し、減圧下で所要フラク ションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無 色ゴム状物として標題化合物(0.022g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.8min 質量スペクトル:実測値:MH+504.1709 C2528 35Cl1135計算値504.1701例43 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,3‐ジヒドロキシプロポキシ)エチル〕‐N‐( 4‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ベンズアミド塩酸塩 トリフルオロ酢酸(1ml)およびジクロロメタン(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔〔2‐(2,2‐ジメチル〔1,3〕ジオキソラン‐4 ‐イルメトキシ)エチル〕‐(4‐フルオロフェニル)カルバモイル〕フェノキ シ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.04 2g)の溶液を室温で3時間貯蔵し、その後溶媒を減圧下で除去した。残渣をア セトニトリル(2ml)および2M水性塩酸(0.5ml)の混合液に溶解し、 プレパラティブhplcに付して、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニ トリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として標題化 合物(0.022g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.8min 質量スペクトル:実測値:MH+504.1709 C2528 35Cl1135計算値504.1701例44 (R)‐1‐〔3‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕プロピル〕ピロリ ジン‐2‐カルボン酸トリフルオロアセテート トリフルオロ酢酸(5ml)(R)‐1‐〔3‐〔〔3‐〔2‐(tert‐ブト キシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロベンゾイル 〕‐(2−フルオロフェニル)アミノ〕プロピル〕ピロリジン‐2‐カルボン酸 tert‐ブチルエステルおよび(R)‐1‐〔3‐(2‐フルオロフェニルアミノ )プロピル〕ピロリジン‐2‐カルボン酸tert‐ブチルエステル(0.110g )の溶液を18時間貯蔵し、その後溶媒を減圧下で除去した。残渣をプレパラテ ィブhplcに付して、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反 復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として標題化合物(0. 027g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.5min 質量スペクトル:実測値:MH+541.2000 C2830 35Cl1144計算値541.2018例45 3‐クロロ‐N‐(3‐オキソ‐3‐ピペリジン‐1‐イルプロピル)‐N‐フ ェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリ フルオロアセテート 下記操作をTECAN分配ロボットを用いて行った。DMF(0.250ml )中3‐〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ )エトキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕フェニルアミノ〕プロピオン酸の0.1 M リジンの0.2M溶液(0.375ml)を加えた。最後に、DMF(0.10 0ml)中DIPEAの1M溶液を反応混合液に加えた。反応混合液を室温で2 4時間貯蔵し、その後濃縮した。残渣をジクロロメタン(0.5ml)およびト リフルオロ酢酸(1ml)の混合液中に6時間貯蔵して、濃縮した。次いで残渣 をプレパラティブhplcに付して、標題化合物(0.008g)を、減圧下で 所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮 により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=220〜330nm)Rt3.8min 質量スペクトル:実測値:MH+506(35Cl) 市販アミン類を用いて、下記化合物を同様の手法により製造した:例46 3‐クロロ‐N‐〔2‐(エチルメチルカルバモイル)エチル〕‐N‐フェニル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオ ロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.6min 質量スペクトル:実測値:MH+481(35Cl)例47 N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐フェニル‐5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロア セテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.7min 質量スペクトル:実測値:MH+495(35Cl)例48 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐ N‐フェニル‐5イー〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズア ミドトリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.8min 質量スペクトル:実測値:MH+509(35Cl)例49 3‐クロロ‐N‐(3‐オキソ‐3‐チオモルホリン‐4‐イルプロピル)‐N ‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド トリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.7min 質量スペクトル:実測値:MH+525(35Cl)例50 3‐クロロ‐N‐(3‐オキソ‐3‐チアゾリジン‐3イーイルプロピル)‐N ‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド トリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.6min 質量スペクトル:実測値:MH+511(35Cl)例51 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(2‐スルファモイルエチル)ベンズアミドトリフルオロアセテート アセトン(10ml)およびアンモニア(0.88)の混合液中〔2‐〔3‐ クロロ‐5‐〔(2‐フルオロスルホニルエチル)フェニルカルバモイル〕フェ ノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0. 017g)の溶液を80℃で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をプ レパラティブhplcに付した。トリフルオロ酢酸(3ml)およびジクロロメ タン(1.5ml)の混合液中この生成物の溶液を1時間貯蔵し、その後蒸発さ せて、無色ゴム状物として標題化合物(0.009g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.4min 質量スペクトル:実測値:MH+ 475.1214 C2224 35Cl1441計算値475.1207例52 N‐(2‐tert‐ブチルスルファモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐フェニル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロ アセテート tert‐ブチルアミン(0.75ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐フ ルオロスルホニルエチル)フェニルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジ ン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.020g)の溶液を室温 で24時間貯蔵した。アミンを蒸発させ、残渣をトリフルオロ酢酸(1ml)お よびジクロロメタン(0.5ml)の混合液に溶解して、64時間貯蔵した。溶 媒を除去し、残渣をプレパラティブhplcに付した。標題化合物(0.015 g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾 燥、減圧濃縮により、黄色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.8min 質量スペクトル:実測値:MH+531(35Cl)例53 3‐クロロ‐N‐(2‐イソプロピルスルファモイルエチル)‐N‐フェニル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロ アセテート イソプロピルアミン(0.75ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐フ ルオロスルホニルエチル)フェニルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジ ン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.020g)の溶液を室温 で24時間貯蔵した。アミンを真空下で蒸発させ、残渣をトリフルオロ酢酸(1 ml)およびジクロロメタン(0.5ml)の混合液に溶解して、64時間貯蔵 した。溶媒を除去し、残渣をプレパラティブhplcに付した。標題化合物(0 .015g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加 による乾燥、減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.8min 質量スペクトル:実測値:MH+517(35Cl)例54 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐〔2‐(1‐メチル‐1H‐テトラゾール ‐5‐イル)エチル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンズアミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(0.5ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔イソプロピル‐〔2‐(1‐メチル‐1H‐テトラ ゾール‐5‐イル)エチル〕カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4 ‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.028g)の溶液を室温で2時 間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標 題化合物(0.023g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリ ルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色ゴム状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.1min 質量スペクトル:実測値:MH+444.1913 C2127 35Cl172計算値444.1915例55 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐NVシクロプロピルメチル‐5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロア セテート ジクロロメタン(5ml)およびトリフルオロ酢酸(2ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐シアノエチル)シクロプロピルメチルカルバモイ ル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert-ブチルエステ ル(0.07g)の溶液を室温で18時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮して、淡 褐色油状物として標題化合物(0.071g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.8min 質量スペクトル:実測値:MH+417.1709 C2126 35ClN43計算値417.1693例56 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(2,2‐ジメチルプロピ ル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフ ルオロアセテート ジクロロメタン(5ml)およびトリフルオロ酢酸(2ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐シアノエチル)‐(2,2‐ジメチルプロピル) カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブ チルエステル(0.052g)の溶液を室温で18時間貯蔵し、その後減圧下で 濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0.02g)を 、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥およ び減圧濃縮により、無色油状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.4min 質量スペクトル:実測値:MH+433.1995 C2230 35ClN43計算値433.2006例57 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕‐N‐(テトラヒドロフラン‐2‐イルメチル)ベンズア ミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(5ml)およびトリフルオロ酢酸(2ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐シアノエチル)‐(テトラヒドロフラン‐2‐イ ルメチル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン 酸tert‐ブチルエステル(0.052g)の溶液を室温で18時間貯蔵し、その 後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、標題化合物(0. 037g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加に よる乾燥および減圧濃縮により、無色油状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.3min 質量スペクトル:実測値:MH+447.1807 C2228 35CIN44計算値447.1799例58 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(4ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐シアノエチル)イソプロピルカルバモイル〕フェ ノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0. 071g)の溶液を室温で12時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプ レパラティブhplcに付し、標題化合物(0.045g)を、減圧下で所要フ ラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により 、黄色油状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.1min 質量スペクトル:実測値:MH+405(35Cl)例59 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐イソブチル‐5‐〔2‐‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(5ml)およびトリフルオロ酢酸(2ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐シアノエチル)イソブチルカルバモイル〕フェノ キシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.0 59g)の溶液を室温で18時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレ パラティブhplcに付し、標題化合物(0.047g)を、減圧下で所要フラ クションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、 無色油状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.7min 質量スペクトル:実測値:MH+419(35Cl)例60 3‐クロロ‐N‐(2‐ジエチルカルバモイルエチル)‐N‐イソプロピル‐5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロア セテート ジクロロメタン(2ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐ジエチルカルバモイルエチル)イソプロピルカル バモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチル エステルトリフルオロアセテート(0.06g)の溶液を室温で3時間貯蔵し、 その後減圧下で濃縮して、無色油状物として標題化合物(0.043g)を得た 。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.6min 質量スペクトル:実測値:MH+461(35Cl)例61 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐ピペリジン‐1‐イル プロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド トリフルオロアセテート DMF(0.45ml)中3‐〔〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕イソプロピルア の撹拌溶液に、DIPEA(0.026ml)、5分後にピペリジン(0.01 4ml)を加えた。反応液を室温で24時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。 残留固体残渣をジクロロメタン(2ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の 混合液中に6時間貯蔵して、その後減圧下で濃縮した。次いで残渣をプレパラテ ィブhplcに付して、標題化合物(0.011g)を、減圧下で所要フラクシ ョンの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色 油状物として得た。 hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.65min 質量スペクトル:実測値:MH+473(35Cl) 市販アミン類を用いて、下記化合物を同様の手法により製造した:例62 3‐クロロ‐N‐〔2‐(3‐メチルブチ‐2‐イルカルバモイル)エチル〕‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミドトリフルオロアセテー ト hplc系1(λ=254nm)Rt8.0min 質量スペクトル:実測値:MH+475(35Cl)例63 3‐クロロ‐N‐〔2‐(3,3‐ジメチルブチ‐2‐イルカルバモイル)エチ ル〕‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ベンズアミドトリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt8.5min 質量スペクトル:実測値:MH+489(35Cl)例64 3‐クロロ‐N‐〔2‐(エチルメチルカルバモイル)エチル〕‐N‐イソプロ ピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフ ルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.5min 質量スペクトル:実測値:MH+447(35Cl)例65 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐ピロリジン‐1‐イル プロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド トリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.5min 質量スペクトル:実測値:MH+459(35Cl)例66 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐モルホリン‐4‐イル‐3‐オキソ プロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド トリフルオロアセテートと3‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕イソプロピルアミノ〕プロピオン酸との混合 物(1:2) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.4min 質量スペクトル:実測値:MH+475(35Cl)例67 N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオ ロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.7min 質量スペクトル:実測値:MH+461(35Cl)例68 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミドトリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.7min 質量スペクトル:実測値:MH+475(35Cl)例69 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐チオモルホリン‐4‐ イルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズア ミドトリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.6min 質量スペクトル:実測値:MH+491(35Cl)例70 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐チアゾリジン‐3‐イ ルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ドトリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.6min 質量スペクトル:実測値:MH+477(35Cl)例71 3‐クロロ‐N‐〔2‐(1,1‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミドトリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt8.4min 質量スペクトル:実測値:MH+475(35Cl)例72 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐メタンスルホニルアミノプロピル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオ ロアセテート 乾燥アセトニトリル(1ml)中N‐(3‐アミノプロピル)‐3‐クロロ‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミドトリフルオロアセテート(0.02g)の溶液に、アセトニトリル(1m l)中塩化メタンスルホニル(0.005g)およびトリエチルアミン(0.0 17ml)の混合液を加えた。得られた混合液を室温で15分間撹拌し、その後 減圧下で濃縮した。残渣をジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸 (2ml)の混合液中で4時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。次いで残渣を プレパラティブhplcに付し、標題化合物を、減圧下で所要フラクションの濃 縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色油状物と して得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.5min 質量スペクトル:実測値:MH+469(35Cl) 市販スルホニルクロリド類を用いて、下記化合物を同様の手法により製造した :例73 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐〔3‐(プロパン‐1‐スルホニルアミノ )プロピル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ドトリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt8.0min 質量スペクトル:実測値:MH+497(35Cl)例74 3‐クロロ‐N‐(3‐エタンスルホニルアミノプロピル)‐N‐イソプロピル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオ ロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt6.7min 質量スペクトル:実測値:MH+483(35Cl)例75 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐〔3‐(プロパン‐2‐スルホニルアミノ プロピル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド トリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt8.9min 質量スペクトル:実測値:MH+497(35Cl)例76 1‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾ イル〕ピペリジン‐2‐カルボン酸トリフルオロアセテート 1,4vジオキサン(2ml)中1‐〔3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニ ルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロベンゾイル〕ピペリジン ‐2‐カルボン酸エチルエステル(0.16g)を2M水酸化ナトリウム溶液( 0.6ml)で処理し、室温で18時間貯蔵した。溶液を減圧下で濃縮し、残渣 をジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中で貯 蔵した。3時間後に溶液を減圧下で濃縮し、残渣をプレパラティブhplcに付 した。標題化合物(0.100g)を、減圧下で所要フラクションの濃縮、アセ トニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色油状物として得た 。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.6min 質量スペクトル:実測値:MH+404(35Cl)例77 〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕フェニル〕 ‐(2‐メチルピペリジン‐1‐イル)メタノントリフルオロアセテート ジクロロメタン(5ml)およびトリフルオロ酢酸(2ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐(2‐メチルピペリジン‐1‐カルボニル)フェノキシ〕 エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.065g )の溶液を室温で5時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティ ブ hplcに付し、標題化合物(0.061g)を、減圧下で所要フラクションの 濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色油状物 として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.1min 質量スペクトル:実測値:MH+374(35Cl)例78 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(3‐トリフルオロメタンスルホニルアミノプロピル)ベンズア ミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)中〔2‐〔3‐ クロロ‐5‐〔シクロペンチル‐(3‐トリフルオロメタンスルホニルアミノプ ロピル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸 tert‐ブチルエステル(0.0118g)の溶液を室温で19時間貯蔵し、その 後減圧下で濃縮した。標題化合物(0.010g)を淡褐色ゴム状物として得た 。 hplc系1(λ=254nm)Rt10.2min 質量スペクトル:実測値:MH+549.1567 C2329 35ClF344S計算値549.1550例79 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテー ト ジクロロメタン(4ml)およびトリフルオロ酢酸(4ml)中〔2‐〔3‐ クロロ‐5‐(イソプロピルメチルカルバモイル)フェノキシ〕エチル〕ピリジ ン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.060g)の溶液を室温 で2時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付 し、黄色ゴム状物として標題化合物(0.061g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.8min 質量スペクトル:実測値:MH+348.1470 C1823 35CIN32計算値348.1479例80 N‐〔2‐(3‐アミノ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐5‐イル)エチル 〕‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)中〔2‐〔3‐ 〔〔2‐(3‐アミノ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐5‐イル)エチル〕 イソプロピルカルバモイル〕‐5‐クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐ イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.064g)の溶液を室温で5時間 貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、淡黄 色泡状物として標題化合物(0.043g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.2min 質量スペクトル:実測値:MH+445.1743 C2126 35ClN63計算値445.1755例81 N‐(2‐シアノエチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリ ジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート 無水DMF(2ml)中3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ )エトキシ〕安息香酸トリフルオロアセテート塩(0.026g)の溶液を室温 において3‐イソプロピルアミノプロピオニトリル9(0.017g)、PyB r た。更に3−イソプロピルアミノプロピオニトリルを2日後(0.03ml)、 4日後(0.1ml)および7日後(0.1ml)に加えた。更に24時間後に 、混合液を減圧下で蒸発乾固させ、残渣をプレパラティブhplcに付して、透 明無色ゴム状物として標題化合物(0.016g)を得た。 hplc系2(λ=254nm)Rt9.6min 質量スペクトル:実測値:MH+367.2140 C212742計算値367.2134例82 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(1.5ml)およびトリフルオロ酢酸(0.5ml)中N‐ (2‐シアノエチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン ‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート(0.01 1g)の溶液を室温で一夜貯蔵し、その後減圧下で濃縮した。標題化合物を淡黄 色泡状物として標題化合物(0.012g)を得た。 hplc系2(λ=254nm)Rt8.2min 質量スペクトル:実測値:MH+385例83 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)〕‐ N‐(2‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルエチル)ベンズアミド トリブチルスズアジド(1.0g)を〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐シア ノエチル)シクロペンチルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐ イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.11g)に加えた。ニート混合液 を160℃で4時間加熱し、室温まで冷却して、2M水酸化ナトリウム溶液で反 応停止させ、エーテルで抽出した。水層を5M塩酸で酸性化し、プレパラティブ hplcに付して、無色油状物として標題化合物(0.022g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.5min 質量スペクトル:実測値:MH+456(35Cl)例84 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐(2‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルエチル)ベンズアミ ドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(5ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔イソプロピル−(2 ‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルエチル)カルバモイル〕フェノキシ〕 エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.097g )の溶液にトリフルオロ酢酸(2ml)を加え、混合液を室温で3時間撹拌した 。溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣をプレパラティブhplcに付して、透明油状 物として標題化合物(0.093g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.0min 質量スペクトル:実測値:MH+544(35Cl)例85 N‐(3‐アミノプロピル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドビス(トリフルオロアセテー ト) ジクロロメタン(1ml)中〔2‐〔3‐〔(3‐アミノプロピル)イソプロ ピルカルバモイル〕‐5‐クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカル バミン酸tert‐ブチルエステル(0.025g)の溶液をジクロロメタン:トリ フルオロ酢酸(1:1v/v)(1ml)で処理し、室温で3時間撹拌し、減圧下 で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付して、淡褐色油状物として標題 化合物(0.018g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt4.9min 質量スペクトル:実測値:MH+377(35Cl)例86 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐(3‐トリフルオロメタンスルホニルアミノプロピル)ベンズアミ ドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔イソプロピル−(3 ‐トリフルオロメタンスルホニルアミノプロピル)カルバモイル〕フェノキシ〕 エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステルトリフルオロア セテート(0.038g)の溶液をジクロロメタン:トリフルオロ酢酸(1:1 v/v)(1ml)で処理し、室温で3時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をプ レパラティブhplcに付して、油状物として標題化合物(0.024g)を得 た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.9min 質量スペクトル:実測値:MH+523(35Cl)例87 〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕フェニル〕 ‐(2,5‐ジメチルピロリジン‐1‐イル)メタノントリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐(2,5‐ジメチルピ ロリジン‐1‐カルボニル)フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミ ン酸tert‐ブチルエステル(0.260g)の溶液をジクロロメタン:トリフル オロ酢酸(1:1v/v)(1ml)で処理し、室温で3時間撹拌し、減圧下で濃 縮した。残渣を酢酸エチル中に溶解し、シリカ(50g)でロ過して、油状物と して標題化合物(0.102g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.5min 質量スペクトル:実測値:MH+r374(35Cl)例88 3‐クロロ‐N‐〔3‐(2,2‐ジメチルプロピオニルアミノ)プロピル〕‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔〔3‐(2,2‐ジ メチルプロピオニルアミノ)プロピル〕イソプロピルカルバモイル〕フェノキシ 〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステルの溶液をジク ロロメタン:トリフルオロ酢酸(1:1v/v)(1ml)で処理し、室温で3時 間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付して、油状物 として標題化合物(0.039g)を得た。 hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.7min 質量スペクトル:実測値:MH+475(35Cl)例89 3‐クロロ‐N‐〔3‐(2,2‐ジメチルプロピオニルアミノ)プロピル〕‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)中〔2‐〔3‐〔(3‐アミノプロピル)イソプロ ピルカルバモイル〕‐5‐クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカル バミン酸tert‐ブチルエステル(0.040g)、DIPEA(0.03ml) の溶液にジクロロメタン(1ml)中tert‐ブチルアセチルクロリド(0.01 4ml)の溶液を加え、混合液を室温で3時間撹拌した。混合液を減圧下で蒸発 させ、ジクロロメタン(1ml)に溶解し、ジクロロメタン:トリフルオロ酢酸 (1:1)1mlで処理し、室温で3時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をプ レパラティブhplcに付して、油状物として標題化合物(0.037g)を得 た。 hplc系3(λ=220〜330nm)Rt2.7min 質量スペクトル:実測値:MH+489(35Cl)例90 3‐クロロ‐N‐(4‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルプロピ ル)ベンズアミドビス(トリフルオロアセテート) アセトニトリル(1ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン ‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.050g)、4‐フ ルオロフェニル‐(3‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルプロピル)アミ ン(0.056g)およびEEDQ(0.050g)の懸濁液を窒素下50℃で 5時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をシリカ上でフラッシュクロマトグラフィ ーによりジクロロメタン:メタノール:アンモニア(99:1:0.1 v/v/v) で溶出させて精製した。得られた油状物をトリフルオロ酢酸で処理し、その後減 圧下で濃縮して、無色ゴム状物として標題化合物(0.008g)を得た。 hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.7min 質量スペクトル:実測値:MH+495(35Cl)例91 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(2‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルエチル)ベンズア ミド ジクロロメタン(0.5ml)中2‐〔3‐クロロ‐5‐〔シクロペンチル‐ (2‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルエチル)カルバモイル〕フェノキ シ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.02 2g)およびトリフルオロ酢酸(0.5ml)の溶液を室温で1時間撹拌し、そ の後真空下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメ タン:メタノール(90:10、次いで80:20v/v)で溶出させて精製し 、灰白色粉末として標題化合物(0.013g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+455(35Cl) hplc系1(λ=254nm)Rt7.0min例92 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(4‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルブチル)ベンズア ミド ジクロロメタン(0.5ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔シクロペンチル ‐(4‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルブチル)カルバモイル〕フェノ キシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.0 69g)およびトリフルオロ酢酸(0.5ml)の溶液を室温で1時間撹拌し、 その後真空下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロ メタン:メタノール:アンモニア(92:8:1v/v/v)で溶出させて精製し、 白色泡状物として標題化合物(0.026g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+483(35Cl) hplc系1(λ=254nm)Rt6.9min例93 3‐クロロ‐N‐(4‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)ベンズアミ ドトリフルオロアセテート アセトニトリル(1ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン ‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.05g)、4‐フル オロフェニル‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)アミン(0.056g )およびEEDQ(0.05g)の懸濁液を窒素下室温で18時間、その後50 ℃ で2時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィーにより ジクロロメタン:メタノール:アンモニア(99:1:0.1v/v/v)で溶出さ せて精製した。得られた油状物をトリフルオロ酢酸で処理し、その後減圧下で濃 縮して、無色ゴム状物として標題化合物(0.004g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+496(35Cl) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.6min例94 3‐クロロ‐N‐(3‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)ベンズアミ トリフルオロ酢酸(0.75ml)およびジクロロメタン(0.75ml)中 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔3‐フルオロフェニル‐(3‐テトラゾール‐2‐ イルプロピル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバ ミン酸tert‐ブチルエステル(0.07g)の溶液を室温で1時間撹拌し、その 後真空下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタ ン/メタノール/アンモニア(90:10:1)で溶出させて精製し、白色泡状 物として標題化合物(0.042g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+496(35Cl) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.5min例95 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)ベンズアミ トリフルオロ酢酸(0.5ml)およびジクロロメタン(0.5ml)中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐フルオロフェニル‐(3‐テトラゾール‐2‐イル プロピル)カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン 酸tert‐ブチルエステル(0.048g)の溶液を室温で1時間撹拌し、その後 真空下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン :メタノール:アンモニア(95:5:0.5、次いで90:10:1 v/v/v) で溶出させて精製し、灰白色泡状物として標題化合物(0.035g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+496(35Cl) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.5min例96 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(2‐テトラゾール‐2‐イルエチル)ベンズアミドトリフルオロアセ テート トリフルオロ酢酸(0.25ml)およびジクロロメタン(0.25ml)中 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔フェニル‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル )カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ ブチルエステル(0.024g)の溶液を室温で2時間撹拌し、その後真空下で 濃縮し、ジクロロメタンと共蒸発させて、灰白色泡状物として標題化合物(0. 026g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+464(35Cl) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.5min例97 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(2‐〔1,2,3〕トリアゾール‐2‐イルエチル)ベンズアミドト リフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔フェニル‐(3‐〔 1,2,3〕トリアゾール‐2‐イルプロピル)カルバモイル〕フェノキシ〕 エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.083g )およびトリフルオロ酢酸(1ml)の溶液を室温で2時間撹拌し、その後真空 下で濃縮し、ジクロロメタンと共蒸発させて、黄褐色油状物として標題化合物( 0.103g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+463(35Cl) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.6min例98 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐〔2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチル〕ベンズアミドビス(トリ フルオロアセテート) ジクロロメタン(0.75ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔フェニル‐2 ‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピ リジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.065g)およびト リフルオロ酢酸(0.75ml)の溶液を室温で2時間撹拌し、その後真空下で 濃縮し、ジクロロメタンと共蒸発させて、黄色油状物として標題化合物(0.0 86g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+489(35Cl) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.8min例99 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(2‐メトキシエチル)‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ジクロロメタン(0.6ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐(イソプロピル‐ 2‐メトキシエチルカルバモイル)フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカ ルバミン酸tert‐ブチルエステル(中間体SS8)(0.056g)およびトリ フルオロ酢酸(0.6ml)の溶液を室温で1時間撹拌し、その後真空下で濃縮 した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン:メタノール :アンモニア(94:6:1、次いで92:8:1v/v/v)で溶出させて精製し 、無色ゴム状物として標題化合物(0.036g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+392(35Cl) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.5min例100 3‐〔イソプロピル‐〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕プロピオン酸メチルエステルトリフルオロアセ テート DMF(1ml)中3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕安息香酸トリフルオロアセテート(0.025g)の撹拌溶液に、DI PEA(0.022ml)、3分後に3‐イソプロピルアミノプロピオン酸メチ ルエステル(0.01g)を加えた。反応液を室温で18時間撹拌し、その後減 圧下で濃縮した。残渣をプレパラティブhplcに付し、減圧下で所要フラクシ ョンの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により、無色 油状物として標題化合物(0.031g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.8min1 H‐NMR(CD3OD,250MHz)δ8.15(d,1H),7.98 (d,1H),7.05(m,1H),6.9(m,2H),6.75(m,2 H),4.21(t,2H),3.95(m,1H),3.55‐3.80(m ,7H),2.65(t,2H),2.35(s,3H),1.15(d,6H )例101 3‐〔イソプロピル‐〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕プロピオン酸トリフルオロアセテート ジオキサン(1ml)中3‐〔イソプロピル‐〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕プロピオン酸メチル エステルトリフルオロアセテート(0.031g)の溶液に2M水性水酸化ナト リウム(0.078ml)を加え、得られた溶液を室温で3時間撹拌した。1M 水性塩酸(約0.5ml)を加え、得られた溶液を減圧下で濃縮した。残渣をプ レパラティブhplcに付し、標題化合物(0.027g)を、減圧下で所要フ ラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮により 、無色油状物として得た。 質量スペクトル:実測値:MH+386 hplc系1(λ=254nm)Rt5.5min例102 6‐〔〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソプロピルアミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテート p‐ベンジルオキシベンジルアルコール(Wang)樹脂10(0.54mmol/g、 0.250g)をDMF(約2ml)で湿潤させ、その後乾燥DMF(1ml) 中6‐ブロモヘキサン酸(0.173g)、ジイソプロピルカルボジイミド(0 .139ml)および4‐ジメチルアミノピリジン(2mg)の混合液で処理し た。混合液を5日間撹拌し、その後吸引下で乾燥ロ過した。樹脂をDMF(×3 )およびジクロロメタン(×3)で繰返し洗浄してから、吸引乾燥した。次いで 樹脂を乾燥DMF(1.5ml)中イソプロピルアミン(1.5ml)と共に2 日間撹拌した。ロ過後、樹脂をDMF(×3)およびジクロロメタン(×3)で 繰返し洗浄した。次いで樹脂を3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルア ミノ)エトキシ〕安息香酸(0.16g)、ジイソプロピルカルボジイミド(0 .127ml)および4‐ジノチルアミノピリジン(0.012g)と共に3日 間撹拌した。過剰の試薬を濾去した後、樹脂をDMF(×3)およびジクロロメ タン(×3)で洗浄してから、ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢 酸 (1ml)で処理した。1.5時間後に樹脂をロ過し、ジクロロメタンで徹底洗 浄した。合わせたロ液および洗液を減圧下で蒸発乾固させ、プレパラティブhp lcに付した。所要フラクションの蒸発によりゴム状物として標題化合物(0. 048g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.7min10 p‐ベンジルオキシベンジルアルコール樹脂‐ポリマーマトリックスはコポリ (スチレン‐1%ジビニルベンゼン)、100〜200メッシュ;Novabiochem cat.no.01‐64‐0014である。 質量スペクトル:実測値:MH+428例103 N‐tert‐ブチル-N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル‐3‐クロロ‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロ アセテート 1,4‐ジオキサン(5ml)中〔2‐〔3‐〔tert‐ブチル‐(2‐tert‐ ブチルカルバモイルエチル)カルバモイル〕‐5‐クロロフェノキシ〕エチル〕 ピリジン‐4‐イルカルバミン酸ベンジルエステル(0.024g)の溶液中に おける5%Pd炭素(0.020g)の懸濁液を水素雰囲気下で20時間撹拌し た。触媒を濾去し、ロ液を真空下で蒸発させた。残渣をプレパラティブhplc に付し、無色ゴム状物として標題化合物(0.003g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.2min 質量スペクトル:実測値:MH+ 475.2478 C2536 35Cl143計算値475.2476例104 N‐〔2‐(tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロブチ ル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフル オロアセテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐〔(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)シクロブチルカルバモイル 〕‐5‐クロロフェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブ チルエステル(0.021g)の溶液を室温で64時間貯蔵し、その後減圧下で 濃縮して、無色ゴム状物として標題化合物(0.020g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.6min 質量スペクトル:実測値:MH+473.2332 C2534 35Cl143計算値473.2319例105 3‐クロロ‐N‐シクロブチル‐N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバ モイル)エチル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミドトリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔シクロブチル‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカル バモイル)エチル〕カルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカ ルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.016g)の溶液を室温で64時間貯蔵 し、その後減圧下で濃縮して、無色ゴム状物として標題化合物(0.012g) を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.1min 質量スペクトル:実測値:MH+487.2462 C2636 35Cl143計算値487.2476例106 N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロブチル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート トリフルオロ酢酸(1ml)およびジクロロメタン(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔(2‐シアノエチル)シクロブチルカルバモイル〕フェ ノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0. 042g)および水(0.050ml)の溶液を室温で24時間貯蔵し、その後 溶媒を減圧下で除去した。残渣をプレパラティブhplcに付し、減圧下で所要 フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃縮によ り、無色ゴム状物として標題化合物(0.027g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.6min 質量スペクトル:実測値:MH+417例107 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐(2‐スルファモイルエチル)ベンズアミドトリフルオロアセテー ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔イソプロピル‐(2‐スルファモイルエチル)カルバモ イル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエス テル(0.012g)の溶液を室温で64時間貯蔵し、その後減圧下で濃縮して 、無色ゴム状物として標題化合物(0.011g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.6min 質量スペクトル:実測値:MH+441例108 3‐クロロ‐N‐(2,2‐ジメチルプロピルスルファモイルエチル)‐N‐イ ソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド トリフルオロアセテート ジクロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔2 ‐〔3‐クロロ‐5‐〔〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルスルファモイル)エ チル〕イソプロピルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカ ルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.042g)の溶液を室温で64時間貯蔵 し、その後減圧下で濃縮して、ワラ色ゴム状物として標題化合物(0.024g )を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.7min 質量スペクトル:実測値:MH+511.2143 C2235 35Cl1441計算値511.2146例109 3‐クロロ‐N‐〔2‐(5‐ヒドロキシ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐ 3‐イル)エチル〕‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミ ノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート DCM(3ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)の混合液中〔3‐クロロ ‐N‐〔2‐(5‐ヒドロキシ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐3‐イル) エチル〕‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキ シ〕ベンズアミドカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.046g)の溶液を 室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣をプレパラティブhpl cに付し、透明油状物として標題化合物(0.027g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+446(35Cl) hplc系1(λ=254nm)Rt6.16min例110 N‐〔2‐(tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチ ル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフル オロアセテート DMF(1ml)中3‐〔イソプロピル‐〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジ ン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕プロピオン酸トリフルオ 液に、DIPEA(0.012ml)、1分後にtert‐ブチルアミン(0.00 5ml)を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮し た。残渣をプレパラティブhplcに付して、標題化合物(0.009g)を、 減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および 減圧濃縮により、無色油状物として得た。 hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.8min 質量スペクトル:実測値:MH+441 同様に製造した:例111 N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐N‐イソプロ ピル‐3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド hplc系3(λ=220〜330nm)Rt4.1min 質量スペクトル:実測値:MH+455例112 N‐(5‐tert‐ブチルカルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピ ル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフル オロアセテート DMF(1ml)中6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルア ミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕イソプロピルアミノ〕ヘキサン酸トリフルオロア DIPEA(0.016ml)、1分後にtert‐ブチルアミン(0.005ml )を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮した。残 渣 をプレパラティブhplcに付して、標題化合物(0.0094g)を、減圧下 で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および減圧濃 縮により、無色油状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.3min 質量スペクトル:実測値:MH+503 同様に製造した:例113 3‐クロロ‐N‐〔5‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)ペンチル〕 ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ズアミドトリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt8.7min 質量スペクトル:実測値:MH+517例114 N‐〔5‐tert‐ブチルカルバモイル)ペンチル〕‐N‐イソプロピル‐3‐メ チル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフ ルオロアセテート〕 DMF(1ml)中6‐〔〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルア ミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕(イソプロピル)アミノ〕ヘキサン酸トリフルオ 液に、DIPEA(0.018ml)、1分後にtert‐ブチルアミン(0.00 5ml)を加えた。反応混合液を室温で18時間撹拌し、その後減圧下で濃縮し た。残渣をプレパラティブhplcに付して、標題化合物(0.002g)を、 減圧下で所要フラクションの濃縮、アセトニトリルの反復添加による乾燥および 減圧濃縮により、無色油状物として得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.2min 質量スペクトル:実測値:MH+483例115 N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチル‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテー DMF(1ml)中6‐〔〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルア ミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕(イソプロピル)アミノ〕ヘキサン酸トリフルオ ロアセテート(0.022g)の溶液に1,4‐ジオキサン溶液(0.2ml) アンモニアを加えた。混合液を一夜撹拌した。反応混合液を減圧下で蒸発させ、 得られた残渣をプレパラティブhplcに付して、無色油状物として標題化合物 (0.008g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt5.9min 質量スペクトル:実測値:MH+427例116 3‐クロロ‐N‐〔2‐(4‐tert‐ブチルフェニル)エチル〕‐N‐イソプロ ピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド トリフルオロ酢酸(0.75ml)およびジクロロメタン(0.75ml)中 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔イソプロピル‐〔2‐(4‐tert‐ブチルフェニル )エチルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸 tert‐ブチルエステル(0.062g)の溶液を室温で1時間撹拌し、その後真 空下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン: メタノール:アンモニア(0.88)(94:6:1v/v/v)で溶出させて精製 し、淡黄色ゴム状物として標題化合物(0.033g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+494(35Cl) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt4.4min例117 2‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2,4‐ジフルオロベンジル)アミノ〕酪酸トリフルオロアセテー p‐ベンジルオキシベンジルアルコール樹脂10(0.54mmol/g、0.25 3g)をDMFで湿潤させ、その後乾燥DMF(1ml)中2‐(9H‐フルオ レン‐9‐イルメトキシカルボニルアミノ)酪酸(0.221g)およびジイソ プロピルカルボジイミド(0.107ml)の混合液で処理した。混合液を26 時間撹拌し、その後吸引下で乾燥ロ過させた。樹脂をDMF(×3)、ジクロロ メタン(×3)およびジエチルエーテル(×3)で繰返し洗浄してから、吸引乾 燥した。次いで樹脂をDMF(2ml)中ピペリジンの20%v/v溶液と共に1 .3時間撹拌した。ロ過後、樹脂をDMF(×3)およびジクロロメタン(×3 )で繰返し洗浄した。トリメチルオルトホルメート(0.3ml)、2,4‐ジ フルオロベンズアルデヒド(0.3ml)およびジクロロメタン(0.9ml) を加え、混合液を4日間撹拌した。樹脂を乾燥ロ過させ、ジクロロメタン(×3 )で洗浄し、その後ジクロロメタン(1ml)中テトラメチルアンモニウムトリ アセトキシボロヒドリド(0.14g)および氷酢酸(0.03ml)の溶液を 加えた。樹脂を2日間撹拌し、乾燥ロ過し、ジクロロメタン(×3)およびDM F(×3)で洗浄し、DMF(0.75ml)中3‐〔2‐(tert‐ブトキシカ ルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.1 06g)、ジイソプロピルカルボジイミド(0.046ml)および4‐(N, N‐ジメチルアミノ)ピリジン(痕跡量)の溶液を加えた。19時間撹拌後に過 剰試薬を濾去し、樹脂をDMF(×3)およびジクロロメタン(×3)で洗浄し てから、ジクロロメタン(0.5ml)と95:5v/vトリフルオロ酢酸および 水 (2ml)で処理した。2時間後に樹脂をロ過し、ジクロロメタンで徹底洗浄し た。合わせたロ液および洗液を減圧下で蒸発乾固させ、プレパラティブhplc に付した。所要フラクションの蒸発により淡クリーム色泡状物として標題化合物 (0.021g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.4min 質量スペクトル:実測値:MH+504.1485 C2524 35ClF234計算値504.1502例118 4‐〔〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンゾイル〕イソブチルアミノ〕メチル〕安息香酸トリフルオロアセテート p‐ベンジルオキシベンジルアルコール樹脂10(0.54mmol/g、0.25 g)をDMFで湿潤させ、その後DMF(1ml)中4‐(クロロメチル)安息 香酸(0.23g)およびジイソプロピルカルボジイミド(0.106ml)の 溶液で処理した。混合液を一夜撹拌し、樹脂をロ過し、DMF(×2)で洗浄し てから、全カップリング操作を繰り返した。樹脂をDMF(×6)で洗浄し、そ の後痕跡量のヨウ化ナトリウムと一緒にDMF(0.5ml)中イソブチルアミ ン(0.2ml)で処理した。3日撹拌後に樹脂をロ過し、DMF(×3)で洗 浄し、アミン反応をこのとき一夜繰り返した。次いで樹脂を乾燥ロ過し、DMF (×6)、ジクロロメタン(×6)およびジエチルエーテル(×2)で洗浄して 、吸引乾燥した。樹脂をDMFで湿潤させた後、それをDMF(0.5ml)中 3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ‐5‐クロロ安息香酸(0.053g)、ジイソプロピルカルボジイミド(0. 021ml)および4‐(N,N‐ジメチルアミノ)ピリジン(痕跡量)で処理 した。24時間撹拌後に樹脂をロ過し、DMF(×6)で洗浄し、カップリング 操作を繰り返した。次いで樹脂をロ過し、DMF(×6)、ジクロロメタン(× 6)およびジエチルエーテル(×2)で洗浄してから、吸引乾燥した。樹脂を8 0分間にわたり撹拌しながらトリフルオロ酢酸およびジクロロメタンの1:1 v /v混合液(2ml)で処理した。樹脂をロ過し、更にトリフルオロ酢酸混合液、 その後ジクロロメタンで洗浄した。合わせたロ液および洗液を減圧下で蒸発乾固 させ、プレパラティブhplcに付した。標題化合物(0.019g)を無色ゴ ム状物として得た。 hplc系3(λ=220〜330nm)Rt4.2min 質量スペクトル:実測値:MH+482.1864 C2629 35ClN34計算値482.1847例119 4‐〔2‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕ベンゾイル〕イソブチルアミノ〕エチル〕安息香酸トリフルオロアセテート p‐ベンジルオキシベンジルアルコール樹脂10(0.54mmol/g、0.25 g)をDMFで湿潤させ、その後DMF(1ml)中4‐(2‐クロロエチル) 安息香酸(0.25g)、ジイソプロピルカルボジイミド(0.106ml)お よび4‐(N,N‐ジメチルアミノ)ピリジン(痕跡量)の溶液で処理した。混 合液を一夜撹拌し、樹脂をロ過し、DMF(×2)で洗浄してから、全カップリ ング操作を繰り返した。樹脂をロ過し、DMF(×6)で洗浄し、その後イソブ チルアミン(1ml)、DMF(0.7ml)およびヨウ化ナトリウム(0.1 g)で処理し、樹脂を振盪して、交互に35分間にわたり超音波に付した。次い で樹脂を3日間撹拌し、その後ロ過し、DMF(×6)、ジクロロメタン(×6 )およびジエチルエーテル(×2)で洗浄してから、吸引乾燥した。樹脂をDM Fで湿潤させた後、それをDMF(0.5ml)中3‐〔2‐(tert-ブトキシ カルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0. 053g)、ジイソプロピルカルボジイミド(0.021ml)および4‐(N , N‐ジメチルアミノ)ピリジン(痕跡量)で処理した。24時間撹拌後に樹脂を ロ過し、DMF(×6)で洗浄し、カップリング操作を繰り返した。次いで樹脂 をロ過し、DMF(×6)、ジクロロメタン(×6)およびジエチルエーテル( ×2)で洗浄してから、吸引乾燥した。次いで樹脂を1.25時間にわたり撹拌 しながらトリフルオロ酢酸およびジクロロメタンの1:1v/v混合液(2ml) で処理した。樹脂をロ過し、更にトリフルオロ酢酸混合液、その後ジクロロメタ ンで洗浄した。合わせたロ液および洗液を減圧下で蒸発乾固させ、プレパラティ ブhplcに付し、標題化合物(0.012g)を透明な褐色気味の油状物とし て得た。 hplc系1(λ=220〜330nm)Rt7.5min 質量スペクトル:実測値:MH+496.1990 C2731 35ClN34計算値496.2003例120 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロベンジル)アミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテー p‐ベンジルオキシベンジルアルコール樹脂10(0.54mmol/g、0.25 0g)をDMF(約2ml)で湿潤させ、その後乾燥DMF(1ml)中6‐ブ ロモヘキサン酸(0.173g)、ジイソプロピルカルボジイミド(0.139 ml)および4‐(N,N‐ジメチルアミノ)ピリジン(0.02g)の混合液 で処理した。混合液を5日間撹拌し、その後吸引下で乾燥ロ過した。樹脂をDM F(×3)およびジクロロメタン(×3)で繰返し洗浄してから、吸引乾燥した 。次いで樹脂を乾燥DMF(1.5ml)中2‐フルオロベンジルアミン(1. 5ml)と共に2日間撹拌した。ロ過後、樹脂をDMF(×3)およびジクロロ メタン(×3)で繰返し洗浄した。次いで樹脂を3‐〔2‐(tert‐ブトキシカ ルボニルピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.1 6g)、ジイソプロピルカルボジイミド(0.127ml)および4‐ジメチル アミノピリジン(0.012g)と共に3日間撹拌した。過剰の試薬を濾去した 後、樹脂をDMF(×3)およびジクロロメタン(×3)で洗浄してから、ジク ロロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)で処理した。1.5時 間後に樹脂をロ過し、ジクロロメタンで徹底洗浄した。合わせたロ液および洗液 を減圧下で蒸発乾固させ、プレパラティブhplcに付した。所要フラクション の蒸発によりゴム状物として標題化合物(0.0082g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt8.0min 質量スペクトル:実測値:MH+514(35Cl) 市販アミン類を用いて、同様に製造した:例121 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(3‐フルオロベンジル)アミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテー hplc系1(λ=254nm)Rt8.0min 質量スペクトル:実測値:MH+514(35Cl)例122 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐メトキシエチル)アミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt5.9min 質量スペクトル:実測値:MH+464(35Cl)例123 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕ピリジン‐4‐イルメチルアミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt4.4min 質量スペクトル:実測値:MH+496(35Cl)例124 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロヘキシルメチルアミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt8.9min 質量スペクトル:実測値:MH+502(35Cl)例125 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソブチルアミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt7.5min 質量スペクトル:実測値:MH+462(35Cl)例126 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕チオフェン‐2‐イルメチルアミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテー hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.75min 質量スペクトル:実測値:MH+501(35Cl)例127 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐メチルブチル)アミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.8min 質量スペクトル:実測値:MH+476(35Cl)例128 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロブチルアミノ〕酪酸トリフルオロアセテート p‐ベンジルオキシベンジルアルコール樹脂10(0.54mmol/g、0.25 0g)をDMF(約2ml)で湿潤させ、その後乾燥DMF(1ml)中4‐ブ ロモ酪酸(0.112g)、ジイソプロピルカルボジイミド(0.139ml) および4‐(N,N‐ジメチルアミノピリジン)(0.02g)の混合液で処理 した。混合液を2日間撹拌し、その後吸引下で乾燥ロ過した。樹脂をDMF(× 3)およびジクロロメタン(×3)で繰返し洗浄してから、吸引乾燥した。次い で樹脂を乾燥DMF(1.5ml)中シクロブチルアミン(1.5ml)と共に 1日間撹拌した。ロ過後、樹脂をDMF(×3)およびジクロロメタン(×3) で繰返し洗浄した。次いで樹脂を3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジ ン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.16g)、ジイソ プロピルカルボジイミド(0.127ml)および4‐(N,N‐ジメチルアミ ノピリジン)(0.012g)と共に3日間撹拌した。過剰の試薬を濾去した後 、樹脂をDMF(×3)およびジクロロメタン(×3)で洗浄してから、ジクロ ロメタン(1ml)およびトリフルオロ酢酸(1ml)で処理した。1.5時間 後に樹脂をロ過し、ジクロロメタンで徹底洗浄した。合わせたロ液および洗液を 減圧下で蒸発乾固させ、プレパラティブhplcに付した。所要フラクションの 蒸発によりゴム状物として標題化合物(0.0152g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt6.6min 質量スペクトル:実測値:MH+432(35Cl) 市販アミン類を用いて、同様に製造した:例129 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(3‐フルオロベンジル)アミノ〕酪酸トリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt7.6min 質量スペクトル:実測値:MH+486(35Cl)例130 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕フラン‐2‐イルメチルアミノ〕酪酸トリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt6.7min 質量スペクトル:実測値:MH+458(35Cl)例131 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(1‐メチル‐1H‐べンゾイミダゾール‐2‐イル)アミノ〕酪酸 トリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.8min 質量スペクトル:実測値:MH+508(35Cl)例132 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕ナフタレン‐1‐イルメチルアミノ〕酪酸トリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt4.2min 質量スペクトル:実測値:MH+518(35Cl)例133 N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロベンジル )‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフル オロアセテート Rinkアミド樹脂11(0.45mmol/g、0.250g)をピペリジン(DMF 中20%)で処理し、30分間撹拌して、その後吸引下で乾燥ロ過した。樹脂を DMF(×3)およびジクロロメタン(×3)で繰返し洗浄してから、吸引乾燥 した。次いで樹脂を乾燥DMF(2ml)中6‐ブロモヘキサン酸(0.11g )、ジイソプロピルカルボジイミド(0.11ml)および4‐(N,N‐ジメ チルアミノピリジン)(0.02g)の混合液で処理した。混合液を24時間撹 拌し、その後吸引下で乾燥ロ過した。樹脂をDMF(×3)およびジクロロメタ ン(×3)で繰返し洗浄してから、吸引乾燥した。次いで樹脂を乾燥DMF(1 .5ml)中2‐フルオロベンジルアミン(1.5ml)と共に3日間撹拌した 。ロ過後、樹脂をDMF(×3)およびジクロロメタン(×3)で繰返し洗浄し た。次いで樹脂を3‐〔2‐(tert‐ブトキシカルボニルピリジン‐4‐イルア ミノ)エトキシ〕‐5‐クロロ安息香酸(0.16g)、ジイソプロピルカルボ ジイミド(0.127ml)および4‐(N,N‐ジメチルアミノピリジン)( 0.012g)と共に3日間撹拌した。過剰の試薬を濾去した後、樹脂をDMF (×3)およびジクロロメタン(×3)で洗浄してから、ジクロロメタン(2m l)およびトリフルオロ酢酸(0.2ml)で処理した。1.5時間後に樹脂を ロ過し、ジクロロメタンで徹底洗浄した。合わせたロ液および洗液を減圧下で蒸 発乾固させた。残渣をジクロロメタン(2ml)およびトリフルオロ酢酸(1m l)の混合液に溶解し、室温で2時間撹拌して、その後溶液を減圧下で蒸発乾固 させ、プレパラティブhplcに付した。所要フラクションの蒸発によりゴム状 物として標題化合物(0.024g)を得た。 hplc系1(λ=254nm)Rt7.35min 質量スペクトル:実測値:MH+513(35Cl) 市販アミン類を用いて、同様に製造した:例134 N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕‐N‐(2,2,2‐トリフルオロエチル)ベンズアミ ドトリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt6.9min 質量スペクトル:実測値:MH+487(35Cl)例135 N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐メトキシエチル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオ ロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt5.4min 質量スペクトル:実測値:MH+463(35Cl)例136 N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロヘキシルメチル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロ アセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt4.1min 質量スペクトル:実測値:MH+501(35Cl)例137 N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐イソブチル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.8min 質量スペクトル:実測値:MH+461(35Cl)例138 N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐フラン‐2‐イルメチル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミドトリフルオ ロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt6.4min 質量スペクトル:実測値:MH+485(35Cl)例139 N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕‐N‐チオフェン‐2‐イルメチルベンズアミドトリフ ルオロアセテート hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.9min 質量スペクトル:実測値:MH+501(35Cl)例140 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソプロピルアミノ〕ヘキサン酸トリフルオロアセテート hplc系1(λ=254nm)Rt7.0min 質量スペクトル:実測値:MH+448(35Cl)例141 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐〔2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチル〕ベンズアミド ジクロロメタン(0.4ml)中〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔イソプロピル‐ 2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチルカルバモイル〕フェノキシ〕エチル〕 ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.033g)および TFA(0.4ml)の溶液を室温で3時間撹拌し、その後真空下で濃縮した。 残渣をシリカ上でフラッシュクロマトグラフィーによりジクロロメタン/メタノ ール/アンモニア(94:6:1)で溶出させて精製し、無色ゴム状物として標 題化合物(0.005g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+455(35Cl) hplc系3(λ=220〜330nm)Rt3.8min例142 3‐クロロ‐N,N‐ジイソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ )エトキシ〕ベンズアミドトリフルオロアセテート 〔2‐〔3‐クロロ‐5‐〔ジイソプロピルカルバモイル〕フェノキシ〕エチ ル〕ピリジン‐4‐イルカルバミン酸tert‐ブチルエステル(0.073g)を 、トリフルオロ酢酸(1ml)を含有したジクロロメタン(2ml)で処理した 。2時間後に、過剰の溶媒および試薬を減圧下で蒸発させ、無色ゴム状物として 標題化合物(0.08g)を得た。 質量スペクトル:実測値:MH+376.1799 C2027 35ClN32計算値376.1791 hplc系1(λ=254nm)Rt8.2min 式(I)の化合物を調剤処方物中に含有させたが、このような処方物の詳細は 以下に示されている。経口投与用錠剤 A.直接圧縮 活性成分を篩にかけ、賦形剤と混合した。得られた混合物を、適切な径のパン チを備えた打錠機を用いて、錠剤に圧縮した。 ロータリー機も打錠に用いてよい。 様々な強度の錠剤を、例えば活性成分対ラクトースの比率または圧縮重量を変 えて、適したパンチを用いることにより、製造してもよい。 B.湿式造粒 処方(i) 活性成分を適切な篩にかけ、ラクトース、デンプンおよび前ゼラチン化メイズ デンプンと混合した。適量の精製水を加えて、粉末を造粒した。乾燥後、顆粒を 篩にかけ、ステアリン酸マグネシウムと混合した。次いで顆粒を適切な径のパン チを用いて錠剤に圧縮した。造粒に用いられた水は最終製品中に残らない。 ロータリー機も打錠に用いてよい。 様々な強度の錠剤を、例えば活性成分対ラクトースの比率または圧縮重量を変 えて、適したパンチを用いることにより、製造してもよい。 処方(ii) +水は最終製品中に残らない。典型的範囲100〜140g/kgブレンド 活性成分およびラクトースを一緒に混合し、精製水の添加により造粒した。混 合後に得られた顆粒を乾燥し、篩にかけて、得られた顆粒を他の錠剤コア賦形剤 と混合した。混合物を錠剤に圧縮した。 ロータリー機も打錠に用いてよい。 様々な強度の錠剤を、例えば活性成分対ラクトースの比率または圧縮重量を変 えて、適したパンチを用いることにより、製造してもよい。 錠剤は、好ましくは処方物中に顔料を配合し、標準技術を用いて、ヒドロキシ プロピルメチルセルロースのような適切なフィルムコーティング物質でフィルム コートしてもよい。一方、錠剤は糖衣化または腸溶性コーティングしてもよい。++水は最終製品中に残らない。圧縮コーティング錠剤 活性成分を、フィラー、結合剤、崩壊剤および滑沢剤のような慣用的賦形剤を 用いて錠剤コアとして処方してもよく、その後このコアをpH非依存性親水性ポ リマー、フィラー、結合剤、崩壊剤および滑沢剤のような慣用的賦形剤を用いて 外部錠剤(圧縮コートされる)内に圧縮する。この外部コートも活性成分を含有 していてよい。コアおよび外部圧縮コート双方の圧縮は慣用的打錠機を用いて行 える。 このような剤形は、必要とされる活性成分の放出を制御できるようにデザイン することができる。沸騰錠 活性成分、無水クエン酸一ナトリウム、重炭酸ナトリウムおよびアスパルテー ムを一緒に混合し、アルコール中ポリビニルピロリドンの溶液の添加により造粒 した。混合後に得られた顆粒を乾燥し、篩にかけて、得られた顆粒を安息香酸ナ トリウムおよびフレーバーと混合した。造粒された物質を適切な径のパンチを用 いて錠剤に圧縮した。 ロータリー機も打錠に用いてよい。経口投与用の液体充填カプセル処方 液体処方物を、一定に混和しながら、他成分中への活性成分のゆっくりした添 加により製造した。 液体処方物をゼラチンカプセル中に充填するが、用いられるカプセルのサイズ とフィラーが、可能な充填重量/用量、ひいてはカプセル当たりの活性成分の用 量を決めることになる。粉末充填カプセル 活性成分を篩にかけ、賦形剤と混合した。混合物を適切な機械を用いて硬ゼラ チンカプセル中に充填した。用量は充填重量とカプセルサイズにより決める。シロップ ヒドロキシプロピルメチルセルロースを熱水に分散させ、冷却し、その後活性 成分と処方の他成分を含有した水溶液と混合した。得られた溶液を所定容量に調 製し、混合した。シロップをロ過により清澄化した。懸濁液 アルミニウムモノステアレートを約90%の分別ココナツ油に分散させた。得 られた懸濁液を撹拌しながら115℃に加熱し、その後冷却した。甘味剤、フレ ーバーおよび着色剤を加え、活性成分を適切に分散させた。懸濁液を残りの分別 ココナツ油で所定容量に調製して、混合した。舌下錠 活性成分を適切な篩にかけ、賦形剤と混合し、適切なパンチを用いて圧縮した 。様々な強度の錠剤を、活性成分対賦形剤の比率または圧縮重量を変えて、適し たパンチを用いることにより、製造してもよい。 ロータリー機も打錠に用いてよい。直腸投与用坐剤 溶融Witepsol中活性成分の懸濁液を調製し、適切な機械を用いて1gサイズ坐 剤型中に充填した。注射用 塩化ナトリウムを加えて溶液の張度を調整してもよく、pHも希酸もしくはア ルカリを用いてまたは適切な緩衝塩の添加により最大安定性の場合に調整して、 活性成分の溶解を促進させてもよい。酸化防止剤および金属キレート化塩も含有 させてよい。溶液を清澄化し、水で最終容量に調製し、pH再測定して、必要な らば調整する。 溶液は、例えばアンプル、バイアルまたはシリンジに充填および密封すること により、注射用にパッケージしてよい。アンプル、バイアルまたはシリンジは無 菌充填する(例えば、溶液はロ過滅菌されて、無菌条件下で無菌アンプルに充填 される)、および/または(例えば、許容されるサイクルの1つを用いてオート クレーブ中で加熱することにより)最後に滅菌する。溶液は窒素の不活性雰囲気 下で充填してもよい。 好ましくは、溶液をアンプル中に充填し、ガラス溶融により密封して、最後に 滅菌する。吸入用 吸入カートリッジ 活性成分を流体エネルギーミルで細粒サイズ範囲に微粉化してから、高エネル ギーミキサーで標準打錠グレードラクトースと混合した。粉末混合物を適切な封 入機でNo.3硬ゼラチンカプセル中に充填した。カートリッジの内容物をGlax o Rotahalerのような粉末吸入器を用いて投与した。計測用量加圧エアゾール 活性成分を流体エネルギーミルで細粒サイズ範囲に微粉化した。オレイン酸を 10〜15℃の温度で上記と混合し、微粉化した薬物を高剪断ミキサーで溶液中 に混合した。懸濁液をアルミニウムエアゾール缶中に計測注入し、懸濁物85m gをデリバリーする適切な計量バルブを缶にかしめ付け、ジクロロジフルオロメ タンをバルブから缶中に加圧充填した。鼻スプレー 活性成分および塩化ナトリウムを一部の水に溶解し、溶液を水で所定容量に調 製し、溶液を十分に混合した。 pHも酸もしくはアルカリを用いて活性成分の溶解を促進させるために調整し て、および/またはその後で必要ならば至適安定性のpHを考慮して調整しても よい。一方、適切な緩衝塩も用いてよい。溶液は、マルチ用量鼻スプレー用に、 例えば塩化ベンザルコニウムおよびフェニルエチルアルコールで保存してもよい 。生物学的結果 本発明の化合物はトロンビン阻害剤である。下記結果は、前記生物学的方法に よる、式(I)の化合物のトロンビン活性を示している:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4439 A61K 31/44 613 31/4545 31/445 615 31/5355 31/535 601 31/5377 606 31/5395 611 31/541 31/54 601 C07D 401/12 207 C07D 401/12 207 211 211 235 235 249 249 257 257 405/12 213 405/12 213 409/12 213 409/12 213 413/12 213 413/12 213 417/12 213 417/12 213 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 ビパルクマー、パーテル イギリス国ハートフォードシャー、スティ ーブニッジ、ガネルズ、ウッド、ロード グラクソ、ウェルカム、ピーエルシー内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下記式(I)で表される化合物およびその薬学上許容される誘導体また は溶媒和物: 〔上記式中 R1およびR2は、独立して下記基 を表すか、またはR1およびR2は一緒になってC3 ‐7ヘテロシクロアルキルまた はヘテロシクロアルケニル基を形成していてもよく、これら基は場合によりC1 ‐6 アルキル、C1 ‐4アルコキシ、ハロゲン、カルボン酸またはC1 ‐4カルボン 酸エステル基で置換されていてもよく、 R3は、水素、C1 ‐3アルキル、ハロゲン、またはC1 ‐2アルコキシを表し、 R4、R5およびR6は、独立して、水素またはハロゲンを表し、 R7は、水素またはC1 ‐6アルキルを表し、 R8は、水素、C3 ‐7シクロアルキル、C3 ‐7シクロアルケニル、C3 ‐7ヘテ ロシクロアルキル、C3 ‐7ヘテロシクロアルケニル、アリールまたはヘテロアリ ールを表し、これら基は場合によりハロゲン、ヒドロキシ、CN、C1 ‐6アルキ ル、C1 ‐6アルコキシ、C1 ‐6アシルオキシ、NR910、NHCOR11、NH SO212、COR13、CO214、CONR15 16およびSO2NHR17から選択される1以上の基で置換されていてもよく、 Xは結合、C1 ‐6アルキル鎖、またはC3 ‐6アルケニル鎖を表し、一または2 つの窒素、酸素またはイオウ原子が場合により各鎖内に含まれていてもよく、鎖 は場合によりハロゲン、ヒドロキシ、CN、C1 ‐6アルキル、C1 ‐6アルコキシ 、C1 ‐6アシルオキシ、NR910、NHCOR11、NHSO212、COR13、 CO214、CONR1516およびSO2NHR17から選択される一以上の基で置 換されていてもよく、 R9〜R17は水素、C1 ‐6アルキルを表すか、あるいはR9およびR10またはR15 およびR16はC3 ‐7ヘテロシクロアルキル環を形成しているか、あるいはR12 は更にトリフルオロメチルを表す〕 2. R1が下記基を表し、 上記式中Xは結合またはC1 ‐6アルキル基を表し、R8は水素、C3 ‐7シクロア ルキル、アリールまたはヘテロアリールを表す、請求項1に記載の化合物。 3. Xが結合を表し、R8が1以上のハロゲン基で場合により置換されてい てもよくフェニル、またはC3 ‐7シクロアルキルを表す、請求項2に記載の化合 物。 4. XがC1 ‐6アルキル基を表し、R8がは水素、シクロアルキルまたはヘ テロアリールを表す、請求項2または3に記載の化合物。 5. R2は下記基を表し、 XはC3 ‐6アルケニルまたはC1 ‐6アルキル(場合により、鎖内に酸素基を含ん でいてもよい)を表し、これらは場合によりヒドロキシ、C1 ‐6アルコキシ、N HSO212、CO214、CONR1516、C1 ‐6アシルオキシまたはSO2N HR17から選択される基で置換されていてもよく、R8は水素、C3 ‐7ヘテロシ クロアルキル、場合によりCO214で置換されていてもよいアリール、または 場合によりヒドロキシもしくはC1 ‐6アルキルで置換されていてもよいヘテロア リールを表す、請求項1に記載の化合物。 6. R3がC1 ‐3アルキルまたはハロゲンを表す、請求項1に記載の化合物 。 7. R4、R5およびR6が水素またはハロゲンを表す、請求項1に記載の化 合物。 8. R7が好ましくは水素である、請求項1に記載の化合物。 9. 下記式(IA)で表される、請求項1に記載の化合物 〔上記式中 R1Aは下記基を表し、 Aは、結合、C1 ‐6アルキルを表し、 R8Aは、水素、C3 ‐7シクロアルキル、場合によりハロゲンで置換されていても よいアリール、またはヘテロアリールを表し、 R2Aは下記基を表し、 Bは、CO2 R14Aで場合により置換されていてもよいC1 ‐6アルキルを表し、 R8Bは、水素、CO2 R14Aで置換されたフェニル、ヒドロキシ基で置換されたオ キサジアゾール、または非置換C結合テトラゾール基を表し、 R3AはC1 ‐3アルキルまたはハロゲンを表す〕 およびその薬学上許容される誘導体または溶媒和物。 10. N‐シクロヘキシル‐3,N‐ジメチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4 ‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロヘキシル‐N‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐ブロモ‐N‐シクロヘキシル‐N‐メチル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐アリル-3‐クロロ‐N‐シクロヘキシル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐アリル-3‐ブロモ‐N‐シクロヘキシル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイ ル〕シクロヘキシルアミノ〕酢酸; 〔〔3‐ブロモ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイ ル〕シクロヘキシルアミノ〕酢酸; N‐アリル‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐アリル‐3‐ブロモ‐N‐シクロペンチル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベンズアミド; 3‐ブロモ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル‐N‐ピリジン‐3‐イル‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐ブロモ‐N‐プロピル‐N‐ピリジン‐3‐イル‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(3,5‐ジフルオロフェニル)‐N‐プロピル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐ブロモ‐N‐(3,5‐ジフルオロフェニル)‐N‐プロピル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 2‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2,4‐ジフルオロベンジル)アミノ〕酪酸; 4‐〔〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンゾイル〕イソブチルアミノ〕メチル〕安息香酸; 4‐〔2‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕ベンゾイル〕イソブチルアミノ〕エチル〕安息香酸; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(3‐トリフルオロメタンスルホニルアミノプロピル)ベンズア ミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐〔2‐(3‐アミノ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐5‐イル)エチル 〕‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロプロピルメチル-5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イ ルアミノ)エトキシ〕‐N‐(テトラヒドロフラン‐2‐イルメチル)ベンズア ミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(2,2‐ジメチルプロピ ル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル-5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐イソブチル-5‐〔2‐( ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロベンジル)アミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソブチルアミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐メトキシエチル)アミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロヘキシルメチルアミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(3‐フルオロベンジル)アミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕ピリジン‐4‐イルメチルアミノ〕ヘキサン酸; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐フラン‐2‐イルメチル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕‐N‐(2,2,2‐トリフルオロエチル)ベンズアミ ド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロベンジル )‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐メトキシエチル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロヘキシルメチル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐イソブチル-5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕‐N‐チオフェン‐2‐イルメチルベンズアミド; 1‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾ イル〕ピペリジン‐2‐カルボン酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロブチルアミノ〕酪酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕フラン‐2‐イルメチルアミノ〕酪酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(3‐フルオロベンジル)アミノ〕酪酸; 〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕フェニル〕 ‐(2‐メチルピペリジン‐1‐イル)メタノン; 3‐クロロ‐N‐(2‐ジエチルカルバモイルエチル)‐N‐イソプロピル-5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐メタンスルホニルアミノプロピル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐〔3‐(プロパン‐1‐スルホニルアミノ )プロピル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐ピペリジン‐1‐イル プロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(エチルメチルカルバモイル)エチル〕‐N‐イソプロ ピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐ピロリジン‐1‐イル プロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐モルホリン‐4‐イル‐3‐オキソ プロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド と3‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンゾイル〕イソプロピルアミノ〕プロピオン酸との混合物(1:2); N‐(2-tert-ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐ N‐イソプロピル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐チオモルホリン‐4‐ イルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズア ミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐チアゾリジン‐3‐イ ルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(3‐エタンスルホニルアミノプロピル)‐N‐イソプロピル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐〔3‐(プロパン‐2‐スルホニルアミノ )プロピル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(4‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルプロピ ル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(2‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルエチル)ベンズア ミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(4‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルブチル)ベンズア ミド; 3‐クロロ‐N‐(4‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(3‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐テトラゾール‐2‐イルプロピル)ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(2‐テトラゾール‐2‐イルエチル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(2‐〔1,2,3〕トリアゾール‐2‐イルエチル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐〔2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチル〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(2‐メトキシエチル)‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕チオフェン‐2‐イルメチルアミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐メチルブチル)アミノ〕ヘキサン酸; 〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕フェニル〕 ‐(2,5‐ジメチルピロリジン‐1‐イル)メタノン; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕ナフタレン‐1‐イルメチルアミノ〕酪酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(1‐メチル‐1H‐ベンゾイミダゾール‐2‐イル)アミノ〕酪酸 ; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐(3‐トリフルオロメタンスルホニルアミノプロピル)ベンズアミ ド; N‐(3‐アミノプロピル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイ ル〕‐シクロペンチルアミノ〕酢酸; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(3‐ヒドロキシプロピル)‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(2,3‐ジヒドロキシプロピル)‐5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(3‐モルホリン‐4‐イルプロピル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸エチルエステル; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐(3‐ピロリジン‐1‐イルプロピル)ベンズアミド; N‐(3‐カルバモイルプロピル)‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル-5‐〔 2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐カルバモイルメチル‐3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリ ジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐エチル-N‐フェニル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ )エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロプロピル-5‐〔2 ‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N,N‐ジプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕ベンズアミド; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピ リジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐クロロフェニル)‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル) ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸メチルエステル; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸; 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐N‐(4‐オキソ‐4‐ピロリジ ン‐1‐イルブチル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンズアミド; N‐(3‐カルバモイルプロピル)‐3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル )‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 4‐〔(2‐カルバモイルフェニル)‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕酪酸メチルエステル; 4‐〔(2‐カルバモイルフェニル)‐〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐ 4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕酪酸; 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐〔3‐(1H‐テトラゾール‐5‐イル)プロピル〕 ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,3‐ジヒドロキシプロポキシ)エチル〕‐N‐( 2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ベンズアミド; (R)‐1‐〔3‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕プロピル〕ピロリ ジン‐2‐カルボン酸; 3‐クロロ‐N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐(2‐スルファモイルエチル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(エチルメチルカルバモイル)エチル〕‐N‐フェニル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(エチルメチルカルバモイル)エチル〕‐N‐フェニル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐フェニル-5 ‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐ N‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐(3‐オキソ‐3‐チオモルホリン‐4‐イルプロピル)‐N ‐フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐(3‐オキソ‐3‐チアゾリジン‐3‐イルプロピル)‐N‐ フェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐tert‐ブチル‐3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐〔2‐(1‐メチル‐1H‐テトラゾール ‐5‐イル)エチル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(3,5‐ジフルオロフェニル)‐N‐プロピル‐5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(3‐モルホリン‐4‐イルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジ ン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベン ズアミド; 3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕‐N‐(3‐ ピロリジン‐1‐イルプロピル)‐N‐(テトラヒドロピラン‐4‐イル)ベン ズアミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐(1‐プロピルブチル)‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐N‐(4‐オキソ‐4‐ピロリジン‐1‐イ ルブチル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐エチル‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジ ン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐〔1,3,4〕チアジアゾール‐2‐イルベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐プロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕‐N‐チアゾール-2‐イルベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,3‐ジヒドロキシプロポキシ)エチル〕‐N‐フ ェニル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2‐tert‐ブチルスルファモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐フェニル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(2‐イソプロピルスルファモイルエチル)‐N‐フェニル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐〔2‐(ピリジン‐2‐イルオキシ)エチル〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(2,3‐ジヒドロキシプロポキシ)エチル〕‐N‐( 4‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐〔2‐(1H‐テトラゾール‐5‐イル)エチル〕ベンズアミド ; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐(2‐〔1,2,4〕トリアゾール‐1‐イルエチル)ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(3‐メチルブチ‐2‐イルカルバモイル)エチル〕‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(3,3‐ジメチルブチ‐2‐イルカルバモイル)エチ ル〕‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕 ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(5‐ヒドロキシ‐〔1,2,4〕オキサジアゾール‐ 3‐イル)エチル〕‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミ ノ)エトキシ〕ベンズアミド; N-tert‐ブチル‐N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(2-tert-ブチルカルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロブチル‐ 5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐シクロブチル‐N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバ モイル)エチル〕‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; N‐(2‐カルバモイルエチル)‐3‐クロロ‐N‐シクロブチル-5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐(2‐スルファモイルエチル)ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐(2,2‐ジメチルプロピルスルファモイルエチル)‐N‐イ ソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド ; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソプロピルアミノ〕ヘキサン酸; N‐(2‐tert‐ブチルカルバモイルエチル)‐N‐イソプロピル-3‐メチル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; N‐(5‐tert‐ブチルカルバモイルペンチル)‐N‐イソプロピル-3‐メチ ル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔5‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)ペンチル〕 ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ズアミド; N‐(5‐カルバモイルペンチル)‐N‐イソプロピル-3‐メチル-5‐〔2‐ (ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(4‐tert‐ブチルフェニル)エチル〕‐N‐イソプロ ピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐〔3‐(2,2‐ジメチルプロピオニルアミノ)プロピル〕ベンズ アミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エト キシ〕‐N‐〔3‐(3,3‐ジメチルブチリルアミノ)プロピル〕ベンズアミ ド; 3‐クロロ‐N‐〔2‐(1,1‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐ N‐イソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; N‐〔2‐(2,2‐ジメチルプロピルカルバモイル)エチル〕‐N‐イソプロ ピル-3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズ アミド; 3‐〔イソプロピル‐〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕プロピオン酸; 3‐〔イソプロピル‐〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ) エトキシ〕ベンゾイル〕アミノ〕プロピオン酸メチルエステル; N‐(5-tert-ブチルカルバモイルペンチル)‐3‐クロロ‐N‐イソプロピル ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 6‐〔〔3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソプロピルアミノ〕ヘキサン酸; N‐(2‐シアノエチル)‐N‐イソプロピル‐3‐メチル‐5‐〔2‐(ピリ ジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N,N‐ジイソプロピル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ )エトキシ〕ベンズアミド; 3‐クロロ‐N‐イソプロピル‐N‐(3‐オキソ‐3‐チアゾリジン‐3‐イ ルプロピル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミ ド; およびそれらの薬学上許容される誘導体または溶媒和物。 11. 3‐クロロ‐N‐〔2‐(5‐ヒドロキシ‐〔1,2,4〕オキサジ アゾール-3‐イル)エチル〕‐N‐イソプロピル-5‐〔2‐(ピリジン‐4‐ イルアミノ)エトキシ〕ベンズアミド; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロブチルアミノ〕酪酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕イソブチルアミノ〕ヘキサン酸; 4‐〔〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベ ンゾイル〕イソブチルアミノ〕メチル〕安息香酸; 4‐〔2‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ 〕ベンゾイル〕イソブチルアミノ〕エチル〕安息香酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸エチルエステル; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロペンチルアミノ〕酪酸; 3‐クロロ‐N‐シクロペンチル‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エ トキシ〕‐N‐〔2‐(1H‐テトラゾール‐5‐イル)エチル〕ベンズアミド ; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕シクロヘキシルメチルアミノ〕ヘキサン酸; 6‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕チオフェン‐2‐イルメチルアミノ〕ヘキサン酸; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸メチルエステル; 4‐〔〔3‐クロロ‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イルアミノ)エトキシ〕ベン ゾイル〕‐(2‐フルオロフェニル)アミノ〕酪酸; 3‐クロロ‐N‐(2‐フルオロフェニル)‐5‐〔2‐(ピリジン‐4‐イル アミノ)エトキシ〕‐N‐〔3‐(1H‐テトラゾール‐5‐イル)プロピル〕 ベンズアミド; およびそれらの薬学上許容される誘導体または溶媒和物。 12. 治療に用いられる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物。 13. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容 される誘導体の有効量を投与することを含んでなる、トロンビン阻害剤による改 善をうけ得る症状にかかった、ヒトを含めた哺乳動物の治療方法。 14. トロンビン阻害剤による改善をうけ得る症状の治療のための薬剤の製 造のための、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許 容される誘導体の使用。 15. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容 される誘導体を、1種以上の薬学上許容されるキャリアとともに含んでなる、医 薬組成物。 16. 請求項1に記載の式(I)の化合物またはその薬学上許容される誘導 体の製造方法であって、 (A)下記式(II)の化合物と下記式(III)の化合物とを反応させるか: (上記式中R7 はR7またはtert‐ブトキシカルボニルのような適切な保護基を 表す) (B)適切な塩基の存在下において下記式(XIV)および(XV)の化合物を反応 させるか: (上記式中Lは適切な脱離基である)、または (C)アミドカップリング技術により、R8またはx上でカルボキサミドまたは カルボキシレート官能基により固相樹脂に結合された式(III)の化合物と式(II) の化合物とを反応させ、その後保護基の脱保護し、適切な条件下で樹脂から開裂 させること を含んでなる方法。
JP9-522517A 1995-12-15 1996-12-13 トロンビン阻害剤としてのベンズアミド誘導体 Pending JP2000503634A (ja)

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