JP2000502907A - 核酸分子を明らかにし、定量するための方法 - Google Patents

核酸分子を明らかにし、定量するための方法

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Abstract

(57)【要約】 この発明は、同一の、類似したまたは異なった配列の核酸(=NA)分子の集団(I)内におけるNA分子を明らかにし定量するための方法に関する。この方法では、a) 未対合であるかまたは(ワトソンおよびクリックに従って)誤対合であるヌクレオチドがカルボジイミド化合物と化学反応性であるヘテロ二本鎖を形成し、b) 集団(I)に含有される一本鎖もしくは二本鎖リボ核酸(=RNA)分子または一本鎖デオキシリボ核酸(=DNA)分子を二本鎖DNA分子の集団(II)に変換し、c) 変性およびその後の再生を二本鎖DNA分子の集団(II)に対して行ない、それによりホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子の混合物をもたらすようにする。明らかにされたNA分子の定量化を可能にするために、工程aとbとの間および工程bとcとの間に精製工程を行なうことが提案される。

Description

【発明の詳細な説明】 核酸分子を明らかにし、定量するための方法 この発明は、請求項1の前段部分に記載されている方法および当該方法を実施 するための装置と、当該方法を実施するための複数の手段からなる構成物(comp osition)と、ヘテロ二本鎖の使用とに関する。 分子生物学の重要な分野は、ほぼ相同な核酸類の混合物における配列の差異を 明らかにすることに関する。差異を識別するためのDNA分子間の配列比較は、 遺伝病などの表現型の相違の分子的基礎について知ることの一助となるだけでな く、感染においてたとえばウイルスの集団のようなNA集団の連続的なモニタリ ングを可能にする。NA集団とは、同一の、類似したまたは異なる配列を有する 複数のNA分子を意味するものと解される。さらに、配列比較はまた、遺伝子工 学により細菌またはウイルスの産物を生産する際、あるいは相同な配列の集団に おける微量の異なった配列の存在を検出するために、質を保証する指標としての 役割を果たす。 先行技術には配列の差異を追跡するためのいくつかの方法が知られている。最 も困難であるとも言える方法は直接的な配列決定である。(Sanger F.,NjcklenS .,CoulsonA.R.,1977,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 74,5463 et seq.;Maxam A.M.,Gil bert W.,1977,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 74,560-564)。この方法では、統計的 に有意な数のNA集団のそれぞれを突然変異の発生について試験することができ ない。サザン法(Southern E.M.,1975,J.Mol.Biol.98,503-517)またはノーザン 法(Alwine J.C.,Kemp D.J.,Stark G.R.,1977,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 74,5350 -5354)などの間接的ハイブリダイゼーション法の応用では大きな量的差異しか 検出できない。リボ核酸(=RNA)−RNAヘテロ二本鎖またはRNA−デオ キシリボ核酸(=DNA)ヘテロニ本鎖(R.M.Myers et al.,1985,Science 230, 1242-1246)に関するリボヌクレアーゼ保護アツセイ(D.J.Freeman,A.S.Juan,19 81,J.Gen.Virol.57,103-117; E.Winter et al.,1985,PNAS 82,7575-7579)など の方法 はわずかに感度が高い。 変性勾配ゲル電気泳動(DGGE)は、「ポリメラーゼ連鎖反応」(=PCR )技術を採用し、かつ勾配ゲル中の分離を容易にする特異的なプライマーを使用 することにより最近では著しく感度が高まっている。(V.C.Sheffield etal.,19 92,Biofedback 12,386-387)。反応産物を分離するためには異なった配列が適度 な量で存在しなければならない。この方法のさらなる欠点は、突然変異体の分離 および検出後に突然変異の部位が特定できないため、配列決定などのさらなる識 別反応がその後必要とされる点である。 ヒドロキシルアミンおよび四酸化オスミウムを使用した「化学開裂反応」には 、毒性の化学薬品および複雑な手順を伴った多くの実験操作を要するという欠点 がある。(R.G.H.Cotton,1989,Biochemistry263,1-10)。それらはまた、かなり の量の突然変異体が存在する場合にのみ機能する。さらに、この方法では特定の 突然変異しか識別することができない。 先行技術のさらなる方法は「一本鎖コンホメーション多形性」(SSCP)反 応に基づく。この方法およびDGGEの両方が実施される(M Urita et al.,198 9,PNAS 86,2766-2770)。SSCP反応の欠点は、誤って陽性になった試料が識 別されることである。この方法はまた、多量の突然変異体分子が存在する場合に はすべてのケースのうちの少なくとも10%で失敗する。 先行技術の他の方法では、特定の突然変異の存在を調べること、すなわち個々 のヌクレオチドの存在または不存在を確認することしかできない(MAPREC:Chuma kov K.M., Powers L.B., Noonan K.F., Roninson L.B., Levenbook I.S.,1991,P roc.Natl.Acad.Sci.USA88,199-203)。 カルボジイミドを使用する方法はこれまで実際には好んで用いられていない。 これは当該物質の取扱いが難しく、この方法の感度が十分でないためである。 (D.F.Novack,1986,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,83,586-590; A.Ganguly,1991,J.Bi o1.Chem.266,1235-1240; 公報[発行された明細書]DE 36 29 190 A1,A.Ganguly and D.J.Prockop,1993,Nucl.Acids Res.18No.13,3933-3939)。 先行技術から公知であるさらなる方法(WO 93/02216)はヘテロ二 本鎖における「ミスマッチ」を検出するための方法である。第1の抗体によって 結合される「ミスマッチ結合タンパク質」が使用される。この第1の抗体は次に 第2の抗体によって認識される。、この方法もやはり実施するのに複雑であり、 限られた範囲でしか採用することができない。 総合的に見て、先行技術から公知である方法の主な欠点は、NA集団内に存在 する最小量の突然変異体に対して感度が不足していることである。また、正体が 明らかにされたNA分子の定量化は不可能である。公知の方法のさらなる問題は 過度に失敗率が高いことである。 この発明の目的は、先行技術の欠点を克服する方法、装置および手段の構成物 を提供することである。 プロセスに関する目的は請求項1の特徴によって達成される。好都合な具体例 は請求項2から22の特徴から理解することができる。 この発明による方法の利点は、特に、増幅されていないゲノムDNAに適用で きることである。さらなる顕著な利点は、単一の反応工程においてフラグメント 内の突然変異の位置を特定できることである。さらに、相同な分子の集団におい て少量の突然変異核酸を検出することができる。50%の突然変異体の割合まで は、集団に存在する異なった配列を有する分子が常に増幅される。このため、こ の発明による方法はたとえば増幅されるDNAの二次分析のために使用すること ができる。存在が明らかにされ識別された配列が既存のNA集団の典型であるの か、または類似したDNAの混入に由来し得るのかをこれにより検出することが できる。PCR法が適用された場合に検出反応にかなりの歪みをもたらす混入物 を分子スケールで検出することもこれにより可能になる。このように、この発明 による方法は、特にPCR法と組合せると飛躍的に改善された検出結果をもたら し得る。 ホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子の混合物をカルボジイミド化合物と反応あ せてカルボジイミド反応生成物をもたらすことができる。有利には、ホモおよび ヘテロ二本鎖DNA分子の混合物をNA特異的酵素および補因子によって処理し 塩基対の欠失を検出することが提供される。この方法の特に有利なさらなる具体 例は、カルボジイミド化合物と反応したホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子の混 合物を、好ましくは精製した後に、伸長反応、特にプライマー伸長反応に供する ことにある。伸長反応の生成物を最後に特徴付けかつ定量することができる。こ こでは、慣用的な、たとえばPCR法が採用される。 この発明による方法は、伸長反応が繰返して実施される場合に特に精度が高い 。プライマーまたは伸長物は好ましくは標識される。標識されたオリゴヌクレオ チドを使用することが特に有利であると考えられる。オリゴヌクレオチドは別個 の工程で標識され得る。これにより、組込まれる標識を分けることができる。特 に、サイズおよび特徴について選択されたオリゴヌクレオチドを使用することに より、この方法の特異性を高めることができる。 この方法は精製工程がクロマトグラフィーによる精製法を含む場合に特に感度 が高い。クロマトグラフィーによる精製法はシリカゲルまたはDEAE材料など のマトリクスを使用して実施されるカラムまたはバッチ法とすることができ、こ れらのマトリクスはすべてイオン交換、アフィニティまたはサイズによる排除の 原理に基づいた分離を可能にする。精製工程は特にシリカカラムを使用して実施 され得る。ここでの利点は、先行技術で要求された、カルボジイミド残基の熱分 解とエタノールによる抽出および沈殿とが不要となり得ることである。 この発明によると、請求項1から22のいずれかに記載された方法を実施する ための装置と複数の手段からなる組成物とがさらに提供される。 最終的に、この発明の目的は、同一の、類似したまたは異なる配列のNA分子 の集団内におけるNA分子をその存在について明らかにし定量するためにヘテロ 二本鎖を使用することによって達成される。 以下の試験では、まず、この発明による方法の実施が、一般的な表現でNA集 団における突然変異の検出に関連してより詳細に説明される。 カルボジイミドと反応させるためのヘテロ二本鎖の調製には、適当なプライマ ーを用いる増幅反応と、RNAの場合には、逆転写反応において予めcDNAを 生成させることとが含まれる。反応生成物は、ゲルによって、好ましくは強度の 高いポリアクリルアミドゲルであるゲルによって検出できるが、たとえばシリカ カラムまたはシリカゲルカラム、HPLC(=高速液体クロマトグラフィー)の ような他のクロマトグラフィー法、または抗体によっても検出することができる 。 カルボジイミド処理の前または間に、たとえばタンパク質Mut−LまたはM ut−sなどの他の付加的な「ミスマッチ検出物質」をこの発明による方法に採 用して、カルボジイミド誘導体の反応性を高めることができる。集団のそれぞれ に対して逆転写および/または増幅が行なわれる場合には、その後のDNAポリ メラーゼによる酵素反応のため、それぞれ増幅または逆転写のためのプライマー の外側にないプライマーを選択することが好都合である。ホモ二量体を(PCR によって)増幅の後分析する場合には、結果物は所定の長さを有するプライマー 伸長物となる。突然変異の存在によりヘテロ二本鎖が形成され、これは、カルボ ジイミドによって修飾されるヌクレオチドの特定の位置における形成をもたらし 、さらにDNAポリメラーゼによって終結されるべき鎖の複製を引起こす。突然 変異の位置に依存して、結果物は特徴的な長さを有する終結物となり、この終結 物は、その存在(たとえばカルボジイミドによって修飾されたヌクレオチドに対 する抗体によって)またはその長さ(ゲル電気泳動またはHPLCのようなクロ マトグラフィー法によって)に関するその後の分析において識別することができ る。 RNA集団の分析は下記の工程を有する分析スキームによって説明することが できる。 −適当なプライマーを用いて、一本鎖または代わりに二本鎖DNAが逆転写反 応における後の工程のために提供されるか、調製されるが、得られるか、または さもなくば獲得される。RNAから調製する場合には、高温で作用できる酵素を 使用すると好都合であろう。後の工程において、適当なプライマーに補助されて 既存の任意の一本鎖DNAから二重螺旋DNAが調製されるか、得られるか、ま たはさもなくば獲得される。 −二本鎖DNA分子が増幅反応を受けてもよいが、受けなくてもよい。これは PCRとして知られている反応であるか、またはたとえばポリメラーゼ鎖連結反 応であるその派生法であってもよい。 −これらの予備的な処理を終了した後、二本鎖ホモ二量体のDNA分子が存在 する。先に増幅が行なわれた場合でも、ホモ二量体の比は依然として、元の集団 (I)において優勢な個々の配列変異体の比に対応する。ホモ二量体の二本鎖は 後の変性工程において融解し、この変性工程は好ましくは適当な溶液中で温度を 上昇させることによって行なわれる。好ましくは温度を低下させることによって 引起こされる後の再生工程において、相同な一本鎖が対合して統計的にホモおよ びヘテロ二本鎖をもたらす。元の集団(I)において異なった配列を有する個体 の数が少ないほど、突然変異体一本鎖の各々がヘテロ二本鎖を形成すろ確率が高 くなることを考慮に入れることが必要である。極端な場合、形成されるヘテロ二 本鎖の数は元の集団(I)において異なった配列を有していた個体数の2倍であ る。 −次の工程は、突然変異検出タンパク質の存在または不存在下でヘテロ二本鎖 ホモ二量体混合物をカルボジイミド誘導体と反応させることである。適当な濃度 および緩衝剤の条件を選択した場合、カルボジイミド誘導体のホモ二量体との結 合は起こらない。 −次いで、核酸およびカルボジイミド誘導体は、好ましくはシリカゲルカラム などのカラムによってNA反応物から分離される。さらなる工程において初期濃 度にしてもよい、得られた精製反応物はここで後の酵素反応に利用できる。 −核酸テンプレートに結合されるプライマーを使用してこれらテンプレートの 複製物を生成させるDNAポリメラーゼが、トリホスフェートとして標識するこ とができるヌクレオチドと、放射性標識することのできる適当なプライマーとが 添加された適当な緩衝剤における混合物に添加される。カルボジイミド修飾の存 在により、新たに複製されたNA分子の鎖の伸長が終結し、これにより、配列変 異の特定的な位置を決定するのに特徴的な長さを有する、好ましくは標識された 反応物がもたらされる。放射性標識を付けられたオリゴヌクレオチドを使用する と感度を高めることができる。 −この複製物は後の反応または一連の反応において特徴付けることができる。 反応のバッチは好ましくは強度の高いポリアクリルアミドゲルに適用されて分離 され、これにより本来のおよび突然変異のNA集団の長さおよび量の割合が同時 に測定できる。しかしながら、反応生成物はHPLC分析の使用などの他のクロ マトグラフィー法によって分離および定量することもできる。状況によっては、 カルボジイミドによって修飾されたヌクレオチドに対して特異的である抗体と反 応生成物を反応させ、さらなる検出のためにそれらを調製することも有意義であ る。本来、抗体の結合は、反応生成物のサイズ測定をより困難にし得るが、これ はしかし、特に他の抗体特異的抗体と関連して感度を高め得る。 この発明による方法を実施するための2つの使用例を以下の本文において説明 する。 例1 ヘテロ二本鎖とカルボジイミドとの反応 a.) DNAヘテロ二本鎖の生成 同じ長さを有し1つの位置においてのみ配列が異なる2つの核酸が反応バッチ のために使用される。配列は弱毒化ポリオウイルス(灰白髄炎ウイルス)血清型 3のヌクレオチド番号394から572の部分である。採用される2つの核酸の 配列差異は位置472にある。NA集団のうち約99%がこの位置にチミンを塩 基として有し、1%はこの位置にシトシンを塩基として有し、いずれの場合もコ ード鎖上にある。両NA相違体は二本鎖の形態であり、通常の増幅反応によつて 、すなわちEP−A−0200362に記載されているPCR法によって増幅さ れる。反応後、PCRの水相が5倍容量のPB緩衝液と混合され、その後シリカ ゲルカラムを介して15000回転/分(=rpm)で1分間回転させる。次の 工程において、シリカゲルカラムを750μlの塩化グアニジン溶液(水100 mlに対し35g)で洗浄し、15000rpmで1分問遠心分離機にかける。 これによりシリカゲルカラムから残りのプライマーおよび二量体が除去される。 その後750μlのPE洗浄緩衝液をシリカゲルカラムに適用し、これをさらに 1分間回転させる。1分間遠心分離機にかけることによりシリカゲルカラム中の 残留洗浄緩衝液を除去する。次にシリカゲルカラムを1.5mlの反応容器に移 し、1分間遠心分離機にかけることにより、シリカゲルカラムに結合したDNA を50μlの水中に溶出させる。b) DNAヘテロ二本鎖のカルボジイミド修飾 20μlの溶出液をシリコンによって処理された「薄壁のチューブ」の中に移 す。このときDNAの存在量は40ngから500ngの範囲で変化する。その 量は通常は1バッチにつき200ngである。10μlのハイブリダイゼーショ ン緩衝液(3M塩化ナトリウム;30mMトリス−HCL緩衝液中の35mM MgCl2,pH7.4)と70μlの水とを添加した後、バッチには2滴の鉱 油が塗布され、100℃の水浴で10分間変性され、その後直ちに氷上に移され る。42℃で1晩アニーリングが行なわれる。その後(グアニジン塩酸塩を含有 する)5倍容量のPB緩衝液を添加し、バッチを混合し1分間回転させる。この 後シリカゲルカラムによって再度精製する。60μlのTE(0.1mM ED TA,10mM トリス−HCL,pH7.4)中に溶出が行なわれる。新たな 200mMのカルボジイミド溶液(84.7mg/ml)は、直前に調製される (CME カルボジイミド:N−シクロヘキシル−N−(2−モルホリノ−エチ ル)カルボジイミド メチル−p−トルエンスルホネート)。カルボジイミド溶 液は、アニーリングによって形成された所要量のヘテロ二本鎖DNA(200− 200ng)によって処理される。4μlの1Mホウ酸ナトリウム溶液、pH8 .0を添加した後、10μlのカルボジイミド溶液を添加し、混合物を30℃で 3時間インキュベートする。その後バッチを40μlの水に調合する。 c. 反応混合物からの未結合のカルボジイミドの除去 カルボジイミド修飾バッチを5倍容量のPB緩衝液で処理し、混合し1分間回 転させる。この後、別のカラム精製工程が行なわれ、この工程の間洗浄処理が3 回繰返される。26μlのTE(pH7.4)を使用し室温で1晩シリカゲルカ ラムからDNAを溶出させる。その後シリカゲルカラムを1分間回転させる。 例2 カルボジイミド−抱合体−特異的プライマー伸長 典型的なプライマー伸長バッチは、例1に記載した5μlのヘテロ二本鎖DN Aと5μlのPCR混合物とを含み、このPCR混合物は0.4mMの濃度のヌ クレオチドA、GおよびTと、20μMの濃度のヌクレオチドCと、さらに10 0μCiのP32dCTPとを含有する。プライマー伸長に必要な100pmol のオリゴヌクレオチドおよび5単位のTaqDNAポリメラーゼに加えて、10 0μ1のバッチは、緩衝液(10mMトリス−HCL,pH8.3,3.5mM MgCl2;75mM KCL)と、7μg/mlの最終濃度のBSAとをさら に含む。温度が90℃に上昇したときにのみ、試料をパーキン−エルマーサイク ラー480の中に導入する。1サイクルが行なわれた後、反応が終了する。その 後試料は氷の上で貯蔵される。サイクルは、変性(96℃で70秒間)、その後 のアニーリング反応(62℃で30秒間)、および伸長(72℃で1分間)から なる。反応の終了後、5μlの充填緩衝液(50%スクロース,0.1M ED TA pH8.0,0.1%ブロモフェノールブルー,0.1%キシレンキシラ ノール)が添加され、バッチは氷の上で貯蔵される。その後10%PAAゲルに 8μlのアリコートが適用される。X線フィルムを重ねるか、またはリン造影剤 中で露光することにより検出を行なうことができ、これにより定量化が容易にな る。 上記の例において説明した方法はフローチャートの形式の図面に示される。 例として選択された元の集団は、弱毒化(=att)RNAウイルス99%と 突然変異(=mut)RNAウイルス1%とからなるRNA集団であった(参照 番号1)。逆転写2の後、cNDA3が同じ割合で形成される。さらなる工程に おいて、このcDNAは30サイクルにわたるPCR反応4によって増幅される 。弱毒化増幅物と、突然変異増幅産物との比は依然として99:1%である(参 照番号5)。最後の変性/再生工程6ではその間にDNAポリメラーゼ活性が排 除され、このときホモおよびヘテロ二本鎖7は新たな比で存在する。このホモお よびヘテロ二本鎖7の混合物はここでカルボジイミド8と反応させられ、精製後 にプライマー伸長反応9を受ける。次の工程はマーカーの適用10である。標識 された反応生成物11がゲル電気泳動12によって最終的に分析される。得られ るパターンの図には、マーカーMの他に、純粋なホモ二本鎖のバッチ、混合され たヘテロ/ホモ二本鎖のバッチ、および純粋なヘテロ二本鎖のバッチの分析が示 される。参照番号13はマーカーの適用を示し、参照番号14は100%弱毒化 NAの第1の対照レーンを示し、参照番号15は分析の適用を示し、参照番号1 6は100%突然変異NAの第2の対照レーンを示す。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年1月14日(1998.1.14) 【補正内容】 請求の範囲 1.同一の、類似したまたは異なった配列の核酸(NA)分子の集団(I)内に おける核酸分子を明らかにし、定量するための方法であつて、 a) 前記集団(I)に含有される一本鎖もしくは二本鎖リボ核酸(RNA) 分子または一本鎖デオキシリボ核酸(DNΛ)分子を二本鎖DNA分子の集団( II)に変換し、 b) 変性およびその後の再生を前記二本鎖DNA分子の集団(II)に対し て行ない、それにより、ホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子の混合物をもたらす ようにし、 c) 未対合であるかまたは(ワトソンおよびクリックに従って)誤対合であ るヌクレオチドが存在する前記集団(II)に形成されたヘテロ二本鎖をカルボ ジイミド化合物と化学反応させ、 d) 得られるカルボジイミド反応生成物を分析し、 前記工程aからdの各々の間にクロマトグラグィーによる精製法を行なうこと を特徴とする、方法。 2.前記クロマトグラフィーによる精製法が、シリカゲルを使用して行なわれる カラム法またはバッチ法であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3.前記精製工程がシリカカラムを使用して行なわれることを特徴とする、請求 項1および2のいずれかに記載の方法。 4.N−シクロヘキシル−N−(2−モルホリノエチル)カルボジイミド、ジメ チルアジピミデート、ピロメリトジイミド、N,N−ビス(2,6−ジメチルフ ェニル)ペリレン−3,4,9−テトラ−カルボキシジイミド、ビス(トリメチ ルシリル)−カルボジイミド、N,N−ジ−t−ブチルカルボジイミド、N,N −−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N,N′−ジイソプロピル−カルボジイ ミド、N−(3−ジメチルアミノプロフピル)−N−エチル−カルボジイミド、 N,N−ジトリデシルペリレン−3,4,9,10−テトラカルボキシジイミド 、ジメチルピメリミデート、ジメチルオクタニミデートおよび1−エチル−3− (3−ジメチルアミノ−プロピルカルボジイミド)の1つまたはそれ以上を前記 カルボジイミド化合物として使用することを特徴とする、請求項1か ら3のいずれかに記載の方法。 5.前記ホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子の混合物がNA特異的酵素および補 因子とともに処理され、不足する塩基対を認識することを特徴とずる、請求項1 から4のいずれかに記載の方法。 6.前記ホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子の混合物を、好ましくは「ミスマッ チ認識タンパク質」を添加して前記カルボジイミド化合物と反応させることを特 徴とする、請求項1に記載の方法。 7.前記集団(II)が、前記工程cの前に1つまたはそれ以上の増幅工程を受 けることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。 8.前記工程dにおいて、前記カルボジイミド化合物と反応した前記ホモおよび ヘテロ二本鎖DNA分子の混合物が伸長反応を受け、伸長物が、特徴付けられか つ定量されることを特徴とする、請求項4から7のいずれかに記載の方法。 9.前記伸長反応がプライマーなしで行なわれることを特徴とする、請求項1か ら8のいずれかに記載の方法。 10.プライマー伸長反応が行なわれることを特徴とする、請求項8に記載の方 法。 11.修飾されたまたは修飾されていない形態のオリゴヌクレオチドが、前記伸 長反応に使用されることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載の方 法。 12.プライマーまたは伸長物が、標識されているが、または標識されることを 特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載の方法。 13.前記伸長反応が繰返して行なわれることを特徴とする、請求項1から12 のいずれかに記載の方法。 14.前記カルボジイミド反応生成物の検出が、先に伸長反応を行なうことなく 行なわれることを特徴とする、請求項1から13のいずれかに記載の方法。 15.前記カルボジイミド反応生成物が、カルボジイミド特異的抗体によって認 識されることを特徴とする、請求項1から14のいずれかに記載の方法。 16.同一の、類似したまたは異なった配列のNA分子の集団内におけるNA分 子を明らかにし、定量するためのヘテロ二本鎖の使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.同一の、類似したまたは異なった配列の核酸(NA)分子の集団(I)内に おける核酸分子を明らかにし、定量するための方法であって、 a) 未対合であるかまたは(ワトソンおよびクリックに従って)誤対合であ るヌクレオチドがカルボジイミド化合物と化学反応性であるヘテロ二本鎖を形成 し、 b) 集団(I)に含有される一本鎖もしくは二本鎖リボ核酸(RNA)分子 または一本鎖デオキシリボ核酸(DNA)分子を二本鎖DNA分子の集団(II )に変換し、 c) 二本鎖DNA分子の集団(II)に対して変性およびその後の再生を行 ない、これによりホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子の混合物をもたらし、 前記工程aとbとの間および前記工程bとcとの間にそれぞれ精製工程を行な うことを特徴とする、方法。 2.前記二本鎖DNA分子の集団(II)が存在することを特徴とする、請求項 1に記載のプロセス。 3.前記集団(II)が、前記工程cの前に1またはそれ以上の増幅工程を受け ることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。 4.前記ホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子の混合物を、好ましくは「ミスマッ チ認識タンパク質」を添加して前記カルボジイミド化合物と反応させることを特 徴とする、請求項1に記載の方法。 5.前記NA分子が二本鎖の形態であることを特徴とする、請求項1から4のい ずれかに記載の方法。 6.前記ホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子が、前記カルボジイミド化合物と反 応してカルボジイミド反応生成物をもたらすことを特徴とする、請求項1から5 のいずれかに記載の方法。 7.前記ホモおよびヘテロ二本鎖DNA分子の混合物が、NA特異的酵素および 補因子とともに処理され、不足する塩基対を認識することを特徴とする、請求項 1から6のいずれかに記載の方法。 8.前記カルボジイミド化合物と反応した前記ホモおよびヘテロ二本鎖DNA分 子の混合物が、好ましくは精製工程の後に、仲長反応、特にプライマー伸長反応 を受けることを特徴とする、請求項4から7のいずれがに記載の方法。 9.前記伸長反応物が特徴付けられ定量されることを特徴とする、請求項8に記 載の方法。 10.前記N−シクロヘキシル-N′−(2−モルホリノエチル)カルボジイミ ド、ジメチルアジピミデート、ピロメリトジイミド、N,N′−ビス(2,6− ジメチルフェニル)ペリレン−3,4,9−テトラ−カルボキシジイミド、ビス (トリメチルシリル)−カルボジイミド、N,N′−ジ−t−ブチルカルボジイ ミド、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N,N′−ジイソプロピル カルボジイミド、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N′エチル−カルボジ イミド、N,N′−ジトリデシルペリレン−3,4,9,10−テトラカルボキ シジイミド、ジメチルピメリミデート、ジメチルオクタニミデートおよび1−エ チル−3−(3−ジメチル−アミノプロピルカルボジイミドの1つまたはそれ以 上を前記カルボジミド化合物として使用することを特徴とする、請求項1から9 のいずれかに記載の方法。 11.前記伸長反応にDNAポリメラーゼが使用されることを特徴とする、請求 項1から10のいずれかに記載の方法。 12.修飾されたまたは修飾されていない形態のオリゴヌクレオチドが前記伸長 反応に使用されることを特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載の方法 。 13.前記仲長反応が繰返して行なわれることを特徴とする、請求項1から12 のいずれかに記載の方法。 14.プライマーまたは伸長物が標識されているか、または標識されることを特 徴とする、請求項1から13のいずれかに記載の方法。 15.カルボジイミド反応生成物が、カルボジイミド特異的抗体によって認識さ れることを特徴とする、請求項1から14のいずれかに記載の方法。 16.カルボジイミド反応生成物の検出が、先に伸長反応を行なうことなく行な われることを特徴とする、請求項1から15のいずれかに記載の方法。 17.前記伸長反応にRNA特異的RNAポリメラーゼが採用されることを特徴 とする、請求項1から16のいずれかに記載の方法。 18.前記伸長反応がプライマーなしに行なわれることを特徴とする、請求項1 から17のいずれかに記載の方法。 19.RNA依存性DNAポリメラーゼ(逆転写酵素)またはRNA依存性RN Aポリメラーゼが前記伸長反応に使用されることを特徴とする、請求項1から1 8のいずれかに記載の方法。 20.前記精製工程がクロマトグラフィーによる精製法を含むことを特徴とする 、請求項1から19のいずれかに記載の方法。 21.前記クロマトグラフィーによる精製法が、シリカゲルを使用して行なわれ るカラム法またはバッチ法であることを特徴とする、請求項20に記載の方法。 22.前記精製工程がシリカカラムを使用して行なわれることを特徴とする、請 求項1から21のいずれかに記載の方法。 23.請求項1から22のいずれかに記載の方法を実施するための装置。 24.請求項1から22のいずれかに記載の方法を実施するための複数の手段か らなる組成物。 25.同一の、類似したまたは異なった配列のNA分子の集団内におけるNA分 子を明らかにし、定量するためのヘテロ二本鎖の使用。
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