JP2000502015A - 流動性材料用軟質容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 液体の貯蔵もしくは輸送用の容器（１）は、折畳みと直立ができ、そして底板（１８）と、ポケット（４）を中に有する複数の側板（７、８、１１、１２）を備える軟質本体（２）でこれを硬直化する硬直化手段（３）をさらに備える軟質本体（２）からなり、横方向のガセット（６）が隣接する側壁（７、１２、８、１１）の間の各隅部に配設され、前記硬直化手段を中に配設された補強材（５）が前記隅部から前記ガセットに伸びることを特徴とする。ライナー（図示せず）が前記容器本体の八角形の内部構造に適合させる。２つの対向する側壁（７、８）の各々が２つの中心ポケット（４ｃ）を備え、前記２つの中心ポケットの間の中心接合線（９）が前記容器の折畳みに必要なヒンジ線を提供する。各々の側壁（７、８、１１、１２）、補強材（５）ならびにガセット（６）が単一の織物で形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】 流動性材料用軟質容器 技術分野 本発明は軟質材料の容器、詳述すれば液体容器バッグに関するものである。 液体樹脂の貯蔵もしくは輸送はしばしば必要もしくは好ましいことがある。ド ラムもしくはその他の硬質容器はこの目的で通常用いられている。液状樹脂用の 容器はこの容器の物理的保全性を保持させて、こぼれとごみの発生を未然に防ぐ に足りる強度をもたせる必要があるものの、容器を空にして輸送する必要のある こともしばしばである。これはしばしば空間の浪費であり、従って高価につく。 本発明の目的はこの欠点を軽減すると共に、以下に示す先行技術の容器の欠点の 克服の探求にある。 背景技術 欧州特許第０ ３６０ ７３０号は流動固形物、半固体、スラリーならびに液 状樹脂での使用に、また容器が十分な自立安定性を備える必要のあるトラック積 載量に満たない輸送に適した軟質半ばら荷容器を記述している。 一実施例における容器は軟質本体部分で、複数の側壁と、上壁ならびに底壁と 、前記本体部分にあって該本体部分への流動材料の充填とその取出しを行う出入 流し口と、少くとも２つの対向する前記本体の側壁と関連してこの軟質本体部分 に十分な安定性を付与するに足りる十分な剛性を提供して流動性材料を充填した 時に自立させる硬質パネルで形成される軟質本体部分を備える。この容器は２層 側壁を備え、これらの側壁はその間に空間を有し、また前記硬質パネルの片方が 少くとも２つの対向する側壁にある空間に固定挿入されている。 別の実施例では、前記硬質パネルは四側面スリーブを形成する。 米国特許第４，６２２，６９３号は包装アセンブリーを記述しているが、そこ では保護ライナーが軟質のバッグの内面に前記包装アセンブリーが保管輸送のた め空気を抜いて折畳め、折畳んで事実上長方形の箱に容易に変換できるような方 法でくっつける。開示された容器は食品、例えばあばら肉、腰肉などを対照とし ており、軽量厚板などを使用して明らかになったようにばら流動性材料での使用 には適していないことがこの記述により明白である。 米国特許第３，８９６，９９１号は、相対的に薄手の合成プラスチック皮膜の 上層と下層と、半硬質板材料の中間層との積層板からなる可撓性で半硬質の二次 加工材料を記述している。この配列は折畳むと寸法容器にすることができる。 欧州特許第０ ３６０ ７３０号に述べられている二重側壁内の硬質パネルに は容器に流動性材料を充填した時に容器が自立できるだけの十分な剛性を付与す るといわれている一方、この容器は多数の認知された欠点を克服できない。 前記硬質パネルもしくはスリーブは容器が硬質パネルを用いない容器よりもず っと近い正方形もしくは長方形を保たせるが、容器はなおその形状から膨らむ傾 向がある。さらに容器の隅々が四側面容器の場合、標準角度、例えば９０゜以上 になる傾向がある。従って容器はその限定的な正方形もしくは長方形状を失う。 このような各容器は膨出の度合いが様々であるので、特異の形状を備えることが できる。輸送上、流動性材料の容器が近接して列になって配置された時、容器間 の空間を最小限に止めるため、その正方形または長方形を保つことが好ましい。 この形状要求の条件は先行技術の趣意では充足されない。現在のところ、不可能 でない限り、先行技術の複数の容器に流動性材料を充填した時、その１つに他の １つの上に配列することは極めて難しいことである。これは容器の内容物の種類 のためであって、その流動運動が容器の上部と下部の双方で容器を積重ねた時に 、さらに変形する原因になる。隣接する容器の両端部でぴったりと揃った断面形 状に欠けていることが輸送中の流動性材料の流動運動と相俟って、容器の積重ね を極めて不安定かつ危険なものにする。上述のように積重ねられた容器がその位 置から落下した場合、それは多分開裂してその内容物を撒き散らすことになる。 発明の開示 詳述すれば、本発明の目的は流動性材料をばらの状態での貯蔵もしくは輸送に 適し、保管できあるいは折畳んだ形状に折畳め、しかも自立できること、詳述す れば容器に充填中、あるいは満杯もしくは部分充填の時に、事実上長方形もしく は正方形の外輪郭を保持する容器を提供することである。詳述すれば、この容器 は充填中、外部スタンドも支柱の補助器具も必要としないものである。 本発明によれば、折畳み可能で、直立でき、底壁ならびに複数の側壁を備える 軟質本体で、それを硬直化する硬直化手段をさらに備える軟質本体からなる容器 におい、横方向のガセットが隣接側壁間の各隅部に配設されていることと、補剛 手段を施した補強材が前記隅部からガセットに伸びていることを特徴とするもの である。 前記側壁はポケットをその中に備え、また硬直化手段が少くともいくつかの前 記ポケット内に配設されることが好ましい。また各補強材が、硬直化手段を中に 入れたポケットを備えていることが好ましい。 また好ましくは前記容器が軟質材料、例えばポリプロピレンで、縫い合せので きる織物（ないしは生地）あるいは溶接できる材料製の本体を備えることである 。用語「接合」は本明細書では縫い合せまたは溶接のいずれに該当するものとし て用いられ、また用語「接合線」は縫い合せ線もしくは溶接線のいずれかに該当 するものとして用いられている。 さらに前記容器はライナー、特に液体不透過性ライナー、例えば同時押出しプ ラスチック皮膜、例えばポリエチレンのようなもので本体の内部形状、すなわち 側壁の隅部と、側壁のガセット間の部分に跨がって架設されるガセットにより形 成される形状に適応させるライナーをその中に備えることが好ましい。従って容 器が四側壁と四隅部を備える場合、本体の内部形状は八角形である。前記ライナ ーは前記ガセットにより前記四隅部に延長しないようになっている。従って、前 記ライナーの内側にある液体内容物が前記内部形状の内側に保持されて、前記四 隅を塞がない一方、前記ガセットは側壁が膨らまないようにして、前記四隅を直 角に保つ。前記ガセットは軟質で、そのため容器は折畳むことができる。 好ましい実施例では、各側壁が、それぞれの隅部と、その隅部に跨がって架設 される隅部ガセットが側壁に接合されている横方向の接合線との間にある側壁の 各端部に端部ポケットを備え、また硬直化手段が前記端部ポケットの各々に、ま た同様に補強材にも配設されている。各隅部にある３つのポケットにある前記硬 直化手段は容器の所望の安定性と段積み適性を付与する。いくつかの種類の内容 物に対しては前記側壁の横方向の接合線の間の中心部分に硬直化手段を設ける必 要はないかも知れない。 最も好ましい実施例では、容器が４つの側壁を有し、その２つの対向する側壁 の各々が前記横方向の接合線の間に２つの中心ポケットを備え、また前記２つの 中心ポケットの間の中心接合線が容器を折畳むためのヒンジ線を提供する。容器 を前述に定義されたように用いると、容器を保管（もしくは圧縮）様式に事実上 平らな状態に折畳むことが可能である。縫い合せもしくは溶接された織物を用い てヒンジを形成することが本発明の特別の特徴である。 さらに最も好ましい実施例では、硬直化手段が側壁にあるすべてのポケットに 収納され、そのポケットはポケットを形成する材料をその上部と底部で接合して 密閉されている。 前記硬直化手段は硬質材料の平面部材、特に積層厚板部材から各々がなること ができる。これは製造するにも使用するにも比較的安価であるが、容器が直立す る態様にするには有効である。 好ましい実施例では、底板が前記ガセットの各々にその下側に、縫い合せもし くは溶接により取付けられ、それにより底壁、側壁ならびにガセットが連続内面 を提供することが好ましい。 図面の簡単な説明 本発明を具体化する容器は添付図面を参照して実施例として以下に説明される 。 図１は本発明による直立した状態にある容器の分解斜視図であって、上板、本 体ならびに（任意である）底板を示す図である。 図２は天板を取外した本体の平面図である。 図３は天板を取外した本体の平面図であり、本体硬直化用の手段を本体に形成 されたポケットに挿入して示す図である。 図４（ａ）は本体の１つの側壁を織物にし、同時に補強用ポケットを施した１ つの配置の平面図である。 図４（ｂ）は図４（ａ）の別の配列にした平面図である。 図５は図１の本体に、本体硬直化用の手段を挿入するか、あるいは本体に形成 されたポケットに容易に挿入できるようにして示す本体の斜視図である。 図６は本体と、硬直化手段を挿入した、あるいは本体の各々の内隅部に施され た補強材に部分的に挿入し、硬直化手段を底板に部分的に挿入した底板との斜視 図である。 実施のための最良の形態 図面を参照すると、軟質織物製で、組立てることも直立させることもできる本 体２と、前記軟質本体２を硬直化する手段３からなる容器１が示されている。 この実施例では、本体２は平らあるいは円形のポリエチレン織物もしくはその 他適当な材料製である。前記ポリエチレンは縫い合されて、平面図で示された八 辺形を形成し、側壁はポケット４を中に形成している。これらのポケット４はポ リエチレン織物を単層もしくは２層にして互いを縫合している。前記隅部にはポ リエチレン織物製の追加のポケットもしくは補強材５を形成してあり、その補強 材５は隣接側面の間に形成された隅部から横方向のガセット６に伸びている。前 記ガセット６も対応してポリエチレン織物製である。各々のガセット６が前記隅 部を隣接側壁の間に跨がって架設されている。 図２と図３からは２つの対向する側壁７および８が事実上中心に来る縫合線９ を備え、さらに２つの横方向の方向の縫合線１０があるので、前記側面７、８は ４つのポケット４ａ、４ｃ、４ｃならびに４ａを備えることになる。他方の二側 壁１１、１２はただ２つの縫合線１３を有し、それにより１側面当り３つのポケ ット４ａ、４ｂ、４ａを形成することがわかるだろう。前記ガセット６は横方向 の縫合線１０、１３でその側壁に縫い合されている。各隅部には側壁の接合隅部 に縫合された補強材用ポケット５がある。従って全部で１８のポケットがあって 、その各々の１つには各々が平面部材の形状になって、この実施例では積層厚板 製の挿入できる硬直化手段３がある。前記積層厚板部材３はそれぞれのポケット ４、５に丁度滑入できる大きさのものであるので、各容器は１８の部材を備え、 １つ１つが各々のポケットに入る。図３に示された本体の平面図は各ポケットに 挿入された硬直化手段もしくは部材３を示す。詳述すれば３つの異なる大きさの ポケット、従って３つの異なる大きさの硬直化部材３があるということである。 好ましい実施例では、各側壁７、８、１１、１２はそれぞれの隅部と縫合線１ ０、１３の間の各端部に端部ポケットがあって、隅部に跨がって架設された隅部 ガセット６が前記側壁に接合されている。硬直化手段３が端部ポケット４ａの各 々に、また前記補強材５の各々に配設されている。 硬直化部材３をガセット６と一緒に入れた４つの補強材用ポケット５を設置す ることで、容器はその直立形状にある時には内部で八角形をつくる。前記ガセッ ト６は、ポケット５を容器の隅部の角が事実上２等分される角配列にして保持で きる。すなわち容器の側壁に対しほぼ４５°に配置されるような補強材用ポケッ ト５に取付けられる。 前記側壁に取付けられた前記ガセット６は前記側壁の各々に特別の剛性と緊張 度とを生じさせる。これは直立している時の本体２が空になった時、流動性材料 を充填されているかあるいはそれを充満させた本来の長方形あるいは正方形の形 状から事実上逸脱させない。 容器が充満されると前記ガセット６は前記ライナー（図示せず）に接触して、 前記ライナーとその中に入った流動性材料が前記隅部までは広がらないようにな る。流動性材料の圧力も補強材用ポケット５にある硬直化部材３を前記隅部に押 しやり、従って各隅部に限定的角度（９０°）の形状を与える。このガセットと 隅部ポケットの方式はこのようにして流動性材料の圧力を用いて、前記軟質本体 ２の外側正方形もしくは長方形の形状を保持する一方、内側八角形の形状を付与 する。 容器１はこのようにして形状保持のための耐力側壁を備え、それが満杯になる と容器の積重ねのため類似の容器を準備できる。前記隅部補強材５とガセット６ は積重ね容器の底板を支えるためその表面積を増大（水平方向において）（図１ ）させることで、段積みができる。 図４（ａ）に示されたように、各側壁４、補強材用ポケット５ならびにガセッ ト６は軟質材料を１個づくりにして折畳んで形成し、二重壁を提供できる。別の 例として図４（ｂ）に示されるように側壁は単一の材料で構成されるが、前記補 強材用ポケット５とガセット６はそれに類似のもので構成できる。しかしながら 、各々は独立して構成できる。前記何個かの材料はその後、図３に示されるよう に接合される。 前記容器１はこれもポリエチレン材料製で充填用開口部１５を備え、また前記 本体２の上縁（図面上）に縫い合されている上板１４を備える。前記上板１４は 互いに縫合された２層で形成され、その下層は（図面上）切欠かれていて以下説 明される目的のため長方形の開口部を提供する。 前記容器は２枚の織物材料を互いに縫合して層にして形成されて任意の底部ポ ケットを形成する底板１８を備える。詳述すれば底板１８は織物材料１９の正方 形層と、織物材料の別の上部八角形の層２０からなることができる。前記八角形 の層２０は前記側壁７、８、１１、１２の中心部にその下縁で、また前記ガセッ ト６にも下縁で縫合できる。これは前記軟質本体２と、一体である内側床面を提 供する。詳述すれば前記層２０の少くとも一部分を前記ガセット６に縫合すると 、前記ライナーは前記ガセット６の下、従って前記補強材用ポケット５に伸びる ことが確実にできなくなる。これは前記ライナーが満杯の時、前記補強材用ポケ ット５にある硬直化部材３の圧力により捕捉されるようになったり、また引き裂 かれる可能性を、前記ライナーがこれらのポケットの下には広がることができな いため除去できる。別の例として、織物材料の層２０は、それを前記ガセット６ に縫合することを条件にして八角形以外でそれに似た形状をとることができる。 層２０は前記補強材用ポケット５の下に広がり、またそれを側壁７、８、１１、 １２の底板に容器の外周の回りで縫い合せることができる。 本体２に縫い合されると、前記上板１４はポケット４、５ならびに容器本体２ を密閉する。別の配列では、ポケット４、５を形成する二重側壁は互いに上部と 底部で縫合でき、部材３はポケット内に恒久的に保持されることになる。 液体不透過性のライナー（例えばポリエチレンライナーのような）は容器の上 部１４にある長方形開口部１６を通して本体内に挿入でき、また充填および／ま たは抜出し用のグランドが上部と前部の開口部１５、１７に固定される。前記ラ ンナーが容器本体の内部形状にぴったりと嵌まり、またそれと確実に一致するた めには、前記ライナーは前記グランドの挿入ならびに接続の後、膨張させられ、 その後前記容器１を折畳んだ平らな形状になるよう折畳むことにより条件に合う よう萎ませられる。このようにして、前記ライナーは容器１がその直立の態様に ある本体の形状に当嵌まって前記容器の内容積の八角形の構成を取る。 前記容器を折畳むため唯一必要なことは前記本体２を縫合線９、１０で内側方 向に折畳むことにより平らに折畳まれ、あるいは保管状態になった容器に硬直化 部材３を適所に、またヒンジ線となる縫合線を施して達成できる。前記補強材用 ポケット５の各々に配置された部材３は容器１の折畳みとは干渉しない。前記ガ セット６が硬質材料で構成されているので、これらは容易に折畳むことができる 。ポケット５は隅部の各々にピボット式にヒンジ取付けされているので、容器が 折畳まれると容器の側壁の方に折畳むことができる。詳述すれば、ポケット５の 上の縫合線は側壁について上述したようにヒンジを配列にして提供できる。 使用者が行うべきことはただ容器をその２つの対向する側壁をヒンジ線の回り で引出して図１に示された形状に拡げてその中への液体の充填を開始することだ けである。容器は拡張の後、パレットに置くことができる。硬直化材の剛性と織 物の柔軟度は折畳みならびに直立状態の間の即座の変更を保証し、縫い合せと硬 直化材は未充填のしかも直立した容器が充填前のその剛性形状を維持することを 保証する。この特性はさらに段積み適性も保証する。 本体の材料が溶融性である場合、縫い合せを溶接、例えば熱溶接や圧接もしく は超音波溶接に代えて、ヒンジ線を以前のように形成することもできる。 図５と６を参照すると、ポケット４と補強材用ポケット５に硬直化手段が挿入 または一部挿入された本体が示されている。大きさの異なる手段３がポケット４ 、５の各々の種類のポケットに対し必要となる。詳述すれば、４つの同一の硬直 化手段が補強材用ポケットの各々に１つを提供できる。同一の硬直化手段３は他 方の組のポケットの各々に、例えば８つの同一手段３はポケット４ａの各々に１ つを、２つの同一手段３はポケット４ｂの各々に１つを、そして４つの同一手段 ３はポケット４ｃの各々に１つを提供できる。前記手段３の１つに排出流出口１ ７として開口部を設ける。 図６に示された通り、平面部材２５が底板１８に挿入できる。底板１８は二重 層の正方形パネルとして示され、平面部材２５は従って正方形となる。しかしな がら、平面部材２５は別の例として形状を八角形にして、容器１の八角形形状を 、前記補強材５がその拡大位置にある時に補強することができる。前記平面部材 ２５は底板１８から容易に移動できて、容器１の容易かつ迅速な折畳みができる ようにすることが好ましい。 容器の充填性能は隅部補強材と、容器を正方形あるいは長方形形状に形状歪を 最小限に止めて保持しかつ固定するため被充填生成物を用いる隅部ガセットの位 置決めにより達成される。 液体貯蔵もしくは輸送用のばらの容器としての容器の性質は次の図２の例証的 寸法を参照することで理解できる： ａ（端部ポケット）＝３０ｃｍ ｂ（側壁ポケット）＝４０ｃｍ ｃ（中央ポケット、ヒンジ側）＝２０ｃｍ ｄ（ガセット）＝４２ｃｍ ｅ（補強材）＝２１ｃｍ 産業上の利用可能性 添付図面を参照して上述本明細書の通りの容器は次の利点を備える。 １）完全組立済み折畳み可能の容器であって、最終使用者による組立不要であ ることと、 ２）使用後、平らに押潰しできることで本容器の再利用性が返送時の輸送費を 節約させることと、 ３）液体ライナーの隠蔽により、ＵＮ危険商品に使用できることと、 ４）４つの巻上ループ（欧州特許第０ ４７６ ７０３Ａ１号の図２１〜２２ に記されている）を付加することで、容器と製品の上面操作ができることと、 ５）正方形もしくは長方形充填済みパックで自由直立ができることと、 ６）支持枠なしで段積み可能であることと、 ７）外部支持材なしの輸送中の剛性と、 ８）底板および／またはあい板を付加することによるパレット費の節約と、 ９）ａ）上面操作； ｂ）パレットなしもしくはスリップシートによる使用； ｃ）ＵＮ危険商品； に使用できることである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＺ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．折畳みが可能で、しかも直立でき、底板（１８）と複数の側壁（７、８、 １１、１２）を備える軟質本体で、これを硬直化する硬直化手段をさらに備える 軟質本体からなる容器において、横方向のガゼット（６）が隣接する側壁（７、 １２、８、１１）の間の各隅部で設けられ、かつ前記硬直化手段（３）を配設さ れた補強材（５）が前記隅部から前記ガセットに伸びることを特徴とする容器。 ２．前記側壁（７、８、１１、１２）が複数のポケットをその中に備え、また 前記硬直化手段が少くともいくつかの前記ポケット内に配設されることを特徴と する請求項１記載の容器。 ３．前記各補強材（５）が硬直化手段を中に入れたポケットを備えることを特 徴とする請求項１もしくは２記載の容器。 ４．前記容器がライナーをその中に備え、前記容器本体の内部形状に適応させ ることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項記載の容器。 ５．前記側壁（７、８、１１、１２）の各々が端部ポケットをそれぞれの隅部 と、横方向の接合線（１０または１３）の間の各端部に端部ポケット（４ａ）を 備え、前記隅部に跨がって架設された隅部ガセット（６）が前記側壁に接合され ることと、前記硬直化手段（３）が前記端部ポケット（４ａ）の各々に、また前 記補強材（５）にも配設されることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項記 載の容器。 ６．前記４つの側壁を備える容器は、２つの対向する側壁（７、８）の各々が ２つの中心ポケット（４ｃ）を前記横方向の接合線（１０）の間に備え、また前 記２つの中心ポケット（４ｃ）の間の中心接合線（９）が前記容器の折畳み用の ヒンジ線を提供することを特徴とする請求項５記載の容器。 ７．前記他方の２つの対向する側壁（１１、１２）が前記横方向の接合線（１ ３）の間に１つのポケット（４ｂ）を備えることを特徴とする請求項６記載の容 器。 ８．前記ポケット（４）が縫合することにより形成されることを特徴とする先 行請求項いずれか１項記載の容器。 ９．前記本体が溶接可能の材料からなり、また前記ポケットが溶接により形成 されることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項記載の容器。 10．前記硬直化手段（３）の各々が平面部材からなることを特徴とする請求項 １〜９のいずれか１項記載の容器。 11．前記平面部材が積層厚板からなることを特徴とする請求項１０記載の容器 。 12．前記底板（１８）が前記ガセット（６）の各々にそれの下側面で取付けら れていることを特徴とする請求項１〜１１のいずれか１項記載の容器。 13．前記側壁（７、８、１１、１２）の各々は補強材（５）ならびにガセット （６）が折畳まれた１個の軟質材料で形成されて二重壁を提供するようにしてあ ることを特徴とする請求項１〜１２のいずれか１項記載の容器。