JP2000501970A - 椅子シートの傾動抵抗調節装置 - Google Patents

椅子シートの傾動抵抗調節装置

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JP2000501970A JP9522676A JP52267697A JP2000501970A JP 2000501970 A JP2000501970 A JP 2000501970A JP 9522676 A JP9522676 A JP 9522676A JP 52267697 A JP52267697 A JP 52267697A JP 2000501970 A JP2000501970 A JP 2000501970A
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オプスビック,ピーター
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ピーター オプスビック アーエセ
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Abstract

(57)【要約】 椅子を横切って設けられた水平シャフトを介してベースコラム(1)に傾動可能に取り付けられた、椅子シート(6)の傾動抵抗を自動的に調節する装置であって、傾動抵抗およびばね作用は2つのばね要素(13、14)によって決定され、一つのばねは一つの方向の傾動によって圧縮され、他方のばねは逆方向の傾動によって圧縮される。ばねの力は調節可能である。傾動抵抗をシート/背もたれの設定に自動的に適合し得るため、ばね要素(13、14)は、シートおよび/または背もたれの調節によってそれらのばねの力に直接影響する接続要素によりシート/背もたれに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】 椅子シートの傾動抵抗調節装置 本発明は、椅子シートそれ自体、またはシートと背もたれを備える椅子本体の 傾動抵抗を調節する装置に関する。この調節は、長手方向に可動の椅子シート( または高さ方向に可動の背もたれ)に関連して行われ、シートは椅子を横切って 設けられた水平なシャフトを介して、ベースコラムに傾動可能に取り付けられる 。傾動抵抗およびばね作用(springing)は2つのばね要素によって決定され、 一方のばねは一つの方向の傾動によって圧縮され、他方のばねは逆方向の傾動に よって圧縮される。ばねの力は調節可能である。椅子シートの傾動軸とばね要素 との間の距離を変化させる実施形態が、たとえば本出願人のノルウェー特許第1 60406号に開示されている。 上記タイプの椅子、たとえば事務用椅子が以前から知られている。このような 椅子には、シートと椅子フレームとの間に、各ばねを別々に調節するねじ装置に よってばねの力が変化され得る2つのばねが設けられている。椅子に座る人が頻 繁に変わる場合、その都度ばねの力、またはばねの位置を変えるのは難しく、時 間もかかり面倒である。 椅子を何人か、たとえば体格や体重が異なる複数の人が使用する場合、各人が 最適な座り心地を得るためには、その都度個々にばねを調節しなければならない 。そのため、ユーザーが考えたり、または特に何かをすることなく調節できる椅 子シートまたは椅子本体の傾動抵抗の設定または調節機構を実現する必要があっ た。深い椅子シートが必要な背の高い人は、背の低い人に較べて傾動抵抗にかか る負荷がより大きい。これは、体重も重く背も高いため、生じる重量モーメント (weight moment)がより大きくなるためである。浅い(short)シートを好む背 の低い人の方が、体重も軽く生じる重量のモーメントも小さいため、傾動抵抗に かかる負荷が小さい。 本発明は、椅予の寸法をサイズの異なる複数の人に合わせて調整するために、 シートおよび背もたれ(chair back)が調節可能な椅子における使用を意図して いる。椅子シートがその長手方向(または背もたれがその高さの方向)に前後に 押されると、両方の傾動抵抗手段が、それぞれ、シートまたは椅子本体の傾動点 から離れる方向に、または近づく方向に動く。この結果、背が高く深いシート/ 高い背もたれを好む人がそれに応じて椅子を調節すると、より大きな(より強い )傾動抵抗が前方の傾動および後方の傾動の両方に自動的に生じる。同様に、浅 いシート/低い背もたれを好む背の低い人がそれに応じて椅子を調節すると、自 動的により小さな(より弱い)傾動抵抗が生じる。 そのため、本発明の目的は、長手方向に調節可能な椅子シート、および/また は高さ方向に調節可能な背もたれがある椅子シートを備えた椅子における、傾動 抵抗の自動調整を可能にすることである。 しかしこのような調節可能な椅子では、ひとりひとり、たとえば体重が非常に 軽い背の高い人がこの通常の関係を超えた調節を必要とする状況も生じ得る。そ のため、本発明のさらなる目的は、シートが深い位置に設定されても傾動抵抗が 弱い、などの特殊な調節を可能にすることにある。用語「通常の関係」は、身体 のサイズが異なっても満足のいく状態を提供するために、椅子の機能が互いにあ る特定の関係で同時に動くように配置されることを意味すると理解される。 特殊な設定が椅子を次に使うユーザーに不都合になるのを防ぐために、本発明 ではシートの深さが調節されると、機能間の特殊な設定が自動的に通常の関係に 戻るようになっている。 これら目的はすべて、導入部で言及されたタイプの装置によって達成され、こ の装置は特許請求の範囲で示す特徴によって特徴づけられる。 特許請求の範囲に記載の装置により、前後に押し動かすことのできるシートと 、上下に可動な背もたれとがある椅子シート/椅子本体の傾動抵抗が自動的に調 節できる。ここで、傾動抵抗の調節は手動または自動に設計でき、必要であれば 装置を通常の関係に戻す機構を設けることもできる。この結果、椅子の調節操作 を簡素化し、ユーザーが1回の操作動作で多数の機能部を同時に調節すること、 およびシート/背もたれを互いに対して相対的に通常の関係で動かすことを可能 にし、これにより、その椅子を体格が異なる複数の人に適合させる装置が提供さ れる。 シートおよび/または背もたれを調節する際に作動する接続要素は、さまざま な方法で設計することができる。その本質的な特徴は、調節が行われたときにこ の接続体が椅子の傾動抵抗を制御するばね要素に作用し、これにより、自動調節 が行われる。 本発明を、図示するいくつかの実施形態を用いてより詳しく説明する。 図1は、椅子シートに設けられた本発明の第1の実施形態の、底面および側面 概略図である。 図2は、個々の要素の一部をその下の部分を示すために切り取った、図1の装 置の斜視図である。 図3は、本発明による装置内の2本のアームの端部の設計を示す断面図である 。 図4は、図1に対応する主要図であり、シートが前方位置および後方位置にあ る状態を示す。 図5〜図10は、本発明による装置内の接続要素の他の実施形態の原理を示す 側面から見た概略図であり、上図はシートが後方位置にある状態を示し、下図は シートが前方位置にある状態を示す。 図1〜図4の実施形態は、手動操作機構を記載する、同出願人のノルウェー特 許第160.406号に基づいたものである。明瞭化のために、前記特許の手動 調節機構に使用される特徴部も併せて以下に説明する。たとえば曲がった界面を 介して協動する複数の傾動体、さまざまな回転体などを使用した他の設計も可能 であることに留意されたい。 図1は全くの慨略図であり、椅子シートの裏側に設けられた本発明による装置 の操作法を示すための図である。椅子シートは、シートの支持フレームが固定さ れる留め具2を介してコラム1に支持されている。シート下側の前方エッジには 、中にばね要素13および14が取り付けられたハウジング10が装着され、ば ね要素13および14は留め具2に堅固に結合された仕切り板7で分割されてい る。ばね14および15は、上図に点線で示すように、椅子シートの長手方向に 前後に可動なアーム11および12上に取り付けられており、アームは回転取付 具8を中心に回転可能である。留め具40内にロックされ得るロッドを動かして 、ばね13および14をシートの長手方向に前後に動かすことにより、留め具2 を中 心としてシートの傾動抵抗を調節する。 図1は、椅子シート6を前後に、たとえば前方位置にあるときの位置6’と後 方位置にあるときの6”との間で押し動すことができることを示す。ロッド状の アーム11および12は、椅子シートに取り付けられて椅子シートと共に前後に 動き、椅子シートが動くと自動的に傾動抵抗が変化する。さまざまな別の方法を 図2にさらに詳しく示す。 上記のように、椅子の裏側のフレームは垂直なコラム1を有する。コラム1の 上部は2つの取付具またはブラケット2に連結されており、取付具またはブラケ ット2はプレート3に堅固に接続されている。プレート3は、ラグ5を介してシ ート6の裏側に堅固に取り付けられた2つのトラック4のための滑動ガイドを構 成する。これが可動シートを用いた実施形態であり、本発明の主要例として使用 されるのはこの実施形態である。本発明は、シートが固定され、背もたれが真上 に、または上方および後方の斜め方向に動く椅子にも使用することができる。傾 動抵抗手段は、背もたれが上方に動くとき傾動点(シートの下にある)から動く 。 コラム1の仕切り板は、コラムの長手軸に対して実質的に垂直に延びている。 滑動プレートの裏側には、プレートに対して垂直に延びる軸9を中心として回転 可能な回転ブロック8が取り付けられている。さらにプレートの裏側には、断面 がU字形で、クランププレートが中を通って延びるハウジング10が取り付けら れている。ハウジングの壁、すなわちU字形断面の脚部がプレートの裏側に取り 付けられ、そしてハウジングのシーリング、すなわちその断面の底部がプレート の裏面から一定の距離で離れて配置されている。 回転ブロック8には、間隔が軸9の方向にとられている2本のロッド形アーム 11および12が取り付けられている。アームは仕切り板に対して実質的に平行 に、かつその両側に延び、さらにハウジングの側壁中にあり、かつ長いトラック 4に対して垂直に延びるスリット15を通って延びる。アームはわずかに可撓性 を有し得る。また、単一部材として設けられた回転ブロックの代わりに、軸9を 中心として互いに関連して回転可能な2つの同軸回転ブロックを設けることもで きる。ここでは各ブロックはそれぞれアーム11および12を有している。 また、アーム11および12は、仕切り板7を超えてハウジング10を通過す る点において、アームの各々が弾力があり柔軟なばね片13および14を通って 延びる(ばね片13および14は、アームの長手方向に摩擦を伴って可動である )。 上側ばね片、すなわち滑動プレート7の裏面に最も近いばね片の上下端面は、 この裏面または仕切り板7の上側表面に当接し得る。 下側ばね片の上下端面は、仕切り板7の裏面または上面、すなわちハウジング の内面に当接し得る。ハウジング10を動かすと、プレート7はばね片にクラン プ作用を及ぼすので、クランププレートと記載することもできる。 本発明によれば、プレート3の裏側には2つのブラケット20および21が取 り付けられている。ブラケットはトラック4に対して実質的に垂直に延び、トラ ック4の長手方向に間隔をおいて延びている。プレートに取り付けられるブラケ トの表面を参照番号26で示す。各ブラケットのプレートから離れて対面する部 分はフォーク状であり、その突出部22、23、24および25の2つの間の間 隔は、滑動プレートのプレート面に対して垂直な方向にとられている。 各突出部は鋸歯状の端部を備える。歯は、突出部の長手方向に対して垂直に延 びる平面内に延びており、同じフォークの突出部の歯のある位置は、滑動プレー トのプレート面に対して実質的に垂直な方向に互いに離れて対面している。 図3は、各ブラケット20および21のフォークの突出部22および24の、 鋸歯状の端部の断面である。図3に示すように、歯30および31はそれぞれ、 互いに離れて対面する、斜めに延びるフランク27および28を有する。これら フランクは、断面形状において、歯の根元から歯の先端まで直線的に延びている 。 互いに対面する歯の両側面の下部領域には斜めに延びた歯の隣接部があるが、 歯の上部近くでは、歯は、滑動プレートのプレート面に対して垂直に延びる歯の 隣接部になっている。 歯の、先端から離れて対面する各端部の側面に、歯の各々はカラー32および 33を有する。 突出部22、23、24および25は、滑動プレートのプレート面に対して垂 直な方向において弾性可撓性を有する。 突出部の端部において、実質的に下向きに突出した断面形状がU字またはH字 形のプレートまたはブリッジ40が椅子シートの裏側に取り付けられている。ブ リッジの脚41および42のフット部は、ハウジングの脚のフット部のように上 向きである。 ブリッジ40の、滑動プレートに対して垂直な方向に設けられた脚41と42 との間の部分には、ノッチ50〜54および60〜64の列がそれぞれ一定の間 隔を置いて設けられている。これらのノッチの間であって、かつ滑動プレートに 対面するブリッジの側面上に、ブリッジは滑動プレートに向かって突出する接触 部70を有する。滑動プレートに対して垂直な方向に互いに離れて対面する接触 部の両側面が、突出部のカラー32および33への接触面として設けられる。接 触面の中心部には、ビーズが収納され得る斜めに延びる側面を有する凹部がさら に設けられている。突出部のばね作用により、突出部はそのカラーで各接触面に 当接しようとする。 この装置は下記の様に動作する。 椅子シート6が一方向に押されると、シートの裏側に取り付けられたブリッジ 要素40も共に動く。凹部50〜54、および60〜64の中心の凹部内にそれ ぞれ配置されて凹部内に固定されたロッドは、調節機構40と共に動き、アーム 11および12は回転体8中心に回転する。それにより、ばねブロック13およ び14は横方向に押されて傾動抵抗を変化させる。傾動抵抗手段が固定されてい る場合、可撓性ロッドは曲げられて張力を受けた状態になる。 シートの前方エッジ75が下に動くように椅子のコラムに対して椅子シートを 傾けると、上側ばねブロック14は、既知の様式で滑動プレートとクランププレ ート7との間で圧縮され、下側ばね片13の圧力は解除される。解放された傾動 抵抗手段は、ばねロッドが真っ直ぐになる際に跳ねて定位置に戻る。逆方向に傾 動すると、上記同様に下側ばねブロック13が作用する。こうしてばね抵抗の自 動調節が行われ、これによりシートにかかる傾動抵抗がシート6の前後の動きに 合わせて調節される。 通常の関係から逸脱したい場合、アーム11および12の端部にある操作ハン ドルを握ってアームを上げる、または下げてアームが入っていたノッチからアー ムを解放してアームを動かし、これによりばねブロックを前後に動かす。図には 、 2つのばねブロックを別々に動かして操作する最も簡単な方法しか示されていな いが、ここで、ばねブロックを同時に動かすことができるように機構を設計し、 アーム11および12を接続し、これにより、ハンドルを1つだけ操作すればい いようにできることは、極めて明らかである。そのため、この装置は手動調節に も使用することができる。 上記で可動シートを備えた椅子で説明したように、装置を傾動抵抗の自動調節 に使用する場合、図示した装置には、両方向においてばね抵抗をさらに「極度に 」調節する機構も組み込まれる。通常の調節は、上記で説明したようにシートの 動きに合わせて自動的に行われる。ユーザーが椅子を、たとえばシートの前方エ ッジ75側にさらに動かしたい場合、ユーザーはレバーまたはアーム12を握り 、アーム12をノッチ52から持ち上げて、アームをたとえばノッチ50まで動 かして、これにより自動調節によって達成された調節を越えてさらなる調節を行 う。 後に「通常の」人がレバーを動かして傾動抵抗を通常にリセットする必要をな くすために、図示した実施形態には、シートの深さが調節されると傾動抵抗を自 動的にリセットする制御機構が設けられている。アーム12がノッチ50、すな わち最も堅い位置にある場合は椅子シート6をさらに前方に引かねばならないが 、そうすることで機構40が突出部22および23に対して前に押される。そし てアーム11および12は端部、または歯30および31の斜めのエッジ(beve ledge)に当接し、持ち上げられて凹部50から出る。次いでアームは、歯の上 部の真っ直ぐなエッジに把持されて、ブリッジ40をさらに動かす間その位置に 固定される。この位置は、突出部22および23がそのカラー33上で機構40 の接触面に沿って滑動して、それがブリッジ中央部分のノッチに達するまでの間 保持される。カラーがノッチに入ると突出部は下がる。これにより、アームは解 放されて中心の凹部52に入る。その後、シートを押し戻すことができ、そして 調節機構はニュートラルに戻る。これに相当するリセット操作が、別の突出部2 4および25を用いて反対側からも行われ得る。 図4〜図10では、本発明のさらなる実施形態をいくつか示す。図中、本発明 の原理の設計を詳述せずに本質的に示す。また、リセット装置などのさらなる例 は示さない。 図4は図1〜3に関連して詳細に説明した原理を示す。ここでは、椅子シート 6がそれぞれ前方位置、および後方の後退位置にある場合の2つの平面図を示す 。この図から、シート6を延ばしたときのコラムおよびジョイント2中の傾動点 からばね要素までの距離aが、シートを後退させたときの同距離bよりも大きい ことが判る。この距離の変化は傾動抵抗を変化させるのに役立つ。本実施形態で は、アームとしてばねワイヤーが使用されている。 残りの図5〜図10は、本発明を図示する概略側面図である。 図5はハウジング10内の仕切り板7、ならびにばね要素13および14を用 いた設計、すなわち前の図と同様な構成を示す。しかしこの場合は、ほぞ継ぎジ ョイント(mortise-and-tenon joint)11をシートに装着してばね要素を動か す。シートを動かすと、このほぞと一緒にばね要素13および14が引っ張られ る。同様な作用は上記実施形態でも達成される。 図6は同様な構成を示すが、この場合はばね要素13および14はローラーの 形態であり、このローラーがシートと共に前後に動いて傾動抵抗を変化させる。 図7はばね要素13および14の圧縮を利用した設計を示す。ここではハウジ ング10は、コラム部材1の後方エッジにあるプレートの形態である。ハウジン グの後方部は可動であり、前方部はコラム1に取り付けられている。シートを前 に動かすと、ばねが圧縮されて傾動抵抗が変化する。 この設計の変形例を図8に示す。ばね要素13および14はやはりハウジング 内部に設けられているが、仕切り板7に堅固に取り付けられている。ばね要素の 他端はハウジングのフロアー、またはルーフにそれぞれ取り付けられている。図 示するように、シートを動かすと、ハウジングは、ばね圧縮の変化と、傾動点か らのばね距離の増加およびばね通路(spring path)の変化との組み合わせによ って、傾動抵抗を変化させる。 図9はガスシリンダー、または流体シリンダーを用いた変形例を示す。この方 式では、シートを動かすとシリンダー76にピストンストロークが生じ、これに より膨張式ばね体13および14が持ち上げられ、または内部の圧力を減少させ る。 最後に、図10は、ばね要素13および14がコードドライブ(cord drive) で椅子の背もたれ部78に接続され、取り付けられている設計を示す。背もたれ 部を上方に動かすと、コード77が張り、これによりばね13および14が延び る。もちろん同様な装置をシート部に取り付けることも可能である。 本発明による椅子の機構によって、椅子フレームに対するシートの位置に依存 して、シートの傾動に反作用するモーメントの自動調節が達成される。その一方 、人々の身長と体重の比が、その母集団(population)における標準的または通 常の変動内である場合、シートを身長が異なる複数の人に適合するようにされて いる。 身長/体重比が標準から逸脱している人が椅子を使用すると、カウンターモー メントを改変し得、その変動が通常の変動から逸脱し得る。 身長/体重比が通常から逸脱している人が椅子を使用した後に、身長/体重比が 通常の人が使用すると、新しいユーザーがシートの深さを半回転を超えて調節し た時に、通常の関係に自動的に戻る。 本発明を可動シートに関連して説明したが、本発明は高さが調節可能な背もた れに関連しても適用することができる。この場合、記載した機構は、高さ調節に よって制御される可動プレート要素に接続される。いくつかの改変例が可能であ る。上記のように、さまざまなタイプの傾動体および調節機構を、本発明の範囲 内で使用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.椅子シート(6)の傾動抵抗を自動的に調節する装置であって、該装置は椅 子を横切って設けられた水平シャフトを介してベースコラム(1)に傾動可能に 取り付けられ、ここで傾動抵抗およびばね作用が2つのばね要素(13、14) によって決定され、一つのばねが一つの方向の傾動によって圧縮され、そして他 方のばねが逆方向の傾動によって圧縮され、そしてここでばねの力は調節可能で あって、 該ばね要素(13、14)が、シートおよび/または背もたれの調節によって それらのばねの力に直接影響する接続要素によって該シート/背もたれに接続さ れる、装置。 2.前記接続要素が、前記ばね要素(13、14)と前記椅子の可動部との間の 、該ばね要素(13、14)を動かすためのばねワイヤーまたはアーム接続部( 10、11)である、請求項1に記載の装置。 3.前記接続要素が、前記椅子の可動部と前記ばね要素(13、14)との間の ほぞ継ぎジョイント(11)である、請求項1に記載の装置。 4.前記ばね要素が、前記椅子の可動部と共に動くように接続されたローラー( 図6)の形態である、請求項1に記載の装置。 5.前記ばね要素(13、14)が、固定された壁と、前記シートと共に可動で ある壁との間に配置された圧縮ばね(図7)である、請求項1に記載の装置。 6.前記ばね要素(13、14)が、一端が前記シート部と共に可動であるハウ ジング(10)の上部および下部に取り付けられ、他端が前記仕切り板(7)に 取り付けられているばねである、請求項1に記載の装置。 7.前記ばね要素(13、14)が、流体で充填できる要素(図9)であり、充 填の度合いが、前記椅子の可動部分によって影響されるピストン/シリンダー装 置(76)で調節される、請求項1に記載の装置。 8.前記ばね要素(13、14)が、一端が前記椅子のフレームに接続され、他 端が互いに接続され、該他端が、該椅子の前記シートおよび/または背もたれ部 (78)の動きに影響されるコードドライブ(77)と接続されているばねであ る、請求項1に記載の装置。 9.前記ばね要素が、前記椅子シートの長手軸の一方の側面方向にある回転体( 8)から、該ばね要素(13、14)を超えて該椅子シートの反対側の調節領域 にまで延びるアーム(11、12)にそれぞれ取り付けられ、ここで該アームが 調節機構(40)で終わり、該アームが、前記可動椅子シートまたは背もたれ調 節機構に接続され、これにより該シートを動かすと自動的に調節される、請求項 1に記載の装置。 10.前記ばね要素が、たとえば規定された通常の関係にある傾動点まで、また はそれから押されることにより引っ張られる/緩められるばね要素であって、該 関係は逸脱可能であり、 前記シートの深さ/背もたれ高さ調節機構が、前記傾動抵抗の規定された設定 を通常の設定に戻すように設計された、請求項1、2または9に記載の装置。 11.前記ばね要素が設けられた前記2つのアームがばね作用を有し、これによ り前記シート/背もたれを動かすと前記アームが曲がって張力を受けた状態にな り、前記椅子を傾けると該アームは解放されて該ばね要素が正しい位置に移動す る、請求項2または9に記載の装置。 12.前記椅子シートが該シートの長手方向に可動であり、該シートが該椅子の コラムに堅固に接続された取り付けプレート(3)上に可動に取り付けられ、 前記調節機構(40)が該シート(6)の裏側に取り付けられ、該調節機構( 40)が該アームを収納する少なくとも1つの停止片を有する、請求項2または 9に記載の装置。 13.前記調節機構(40)が、前記椅子シート(6)の裏側に取り付けられる U字、またはH字形状のブリッジ要素として設計され、該ブリッジ部材が前記動 作体を介して所望の調節位置に前記アーム(11、12)をロックするラチェッ ト(50〜54、60〜64)と共に設計される、請求項2または9に記載の装 置。 14.前記取り付け板(3)に2つのアーム(20、21)が取り付けられ、該 アーム(20、21)が前記調節機構(40)に向かって延び、かつ外側領域で 2つの突出部(22、23;24、25)に分割され、該突出部が、該ブリッジ 部材(40)の近傍の領域において、カラー(32、33)を介して該ブリッジ 部材の接触面上にあり、そしてその反対側には前記アームが位置する領域に鋸歯 形状端部(30、31)が設けられ、該鋸歯形状端部の内側には、前記アーム( 11、12)用の傾斜接触面と上部アーム捕捉装置(27、28)とが設けられ ており、該接触面の中央領域には該カラー(32、33)に対応する凹部が設け られている、請求項9または12に記載の装置。 15.前記突出部(22、23;24、25)が、前記接触面に対して張力を受 けた状態である、請求項11に記載の装置。 16.前記アーム(11、12)がばね作用のあるロッド材料である、請求項9 に記載の装置。 17.前記回転ブロック(8)が、共通軸を中心に回転可能である2つの同軸ブ ロックとして設計される、請求項9に記載の装置。 18.前記ばね要素(13、14)が可撓性ブロック材料、好ましくはゴムまた はプラスチックから作製され、前記アーム(11、12)が該ブロックを貫通す る、請求項9に記載の装置。 19.前記ばね要素が互いに関連して回転可能であって、かつ曲がった接触面上 で協働し、該接触面が回転する際に該要素を動かすか、または、該回転機構が、 往復運動を生じるスクリューピッチを備えて設計される、請求項8に記載の装置 。
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