JP2000501626A - 肺インタフェースシステム - Google Patents

肺インタフェースシステム

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JP2000501626A JP09521335A JP52133597A JP2000501626A JP 2000501626 A JP2000501626 A JP 2000501626A JP 09521335 A JP09521335 A JP 09521335A JP 52133597 A JP52133597 A JP 52133597A JP 2000501626 A JP2000501626 A JP 2000501626A
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ポール ジェイ ティロートソン
トーマス ティー テイラー
ティモシー アール タイクマン
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パルモナリー インターフェイス インコーポレイテッド
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    • G01F1/6847Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow where sensing or heating elements are not disturbing the fluid flow, e.g. elements mounted outside the flow duct

Abstract

(57)【要約】 患者の呼吸空気を感知する装置(12)。本装置は、患者が吸息及び呼息を行うベンチュリ管(18)を含み、管は狭窄中間部(20)を有する。管は、吸息オリフィス(48)と、呼息オリフィス(46)と、その間の中央オリフィスも有する。空気質量流量センサが管の中に配設されている。流れ方向ハウジング(24)が管に取付けられ、このハウジングは、吸息部と、呼息部と、その間の中央部を備えたチャンネル(74)を有する。ハウジングはさらに、管吸息オリフィス(88)と中央チャンネル部から離れた吸息チャンネルの端部を連通させる吸息開口(68)と、管呼息オリフィス(88)と中央チャンネル部から離れた呼息チャンネルの端部を連通させる呼息開口(66)と、管中央オリフィス(44)と中央チャンネル部を連通させる中央開口(64)も有する。これにより、患者が吸込む呼吸空気の一部の流れが、管吸息オリフィスを通過し、吸息チャンネル部を通りハウジング中央開口に流れ、患者が吐出す呼吸空気の一部の流れが、ベンチュリ管の狭窄部に戻るために、管呼息チャンネル部を通りハウジング中央開口に流れる。吸息及び呼息チャンネル部を通る呼吸空気の流れに応答する出力を作出し、ベンチュリ管を流れている呼吸空気が吸気であるか、又は呼気であるかを判定するために、流れ方向センサが吸息チャンネル部の中に配設され、流れ方向センサが呼息チャンネル部の中に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】 肺インタフェースシステム発明の属する技術分野 本発明は、肺インタフェースシステムに、詳細には、空気質量及び体積並びに 空気流の方向を測定する呼吸感知装置を有する肺インタフェースシステムに関す る。発明の背景技術 患者が呼吸する空気の量を知っていることが必要又は有益なことが多く、呼吸 空気流を感知することが可能な装置には多数の用途がある。例えば、かかる用途 の1つが、患者が使用する換気装置の監視及び制御である。呼吸空気感知装置の その他の重要な用途としては、肺疾患の存在の確定、さらには、肺疾患の原因及 びその適切な治療方針の確定がある。呼吸空気感知装置から得られる情報は、心 臓リズム及び不整脈、又は医療診断の際のその他の身体機能の評価にも使用する ことができる。例えば、呼吸空気感知装置からの情報は、一定の時間サイクル及 び/又は呼吸シーケンスについて得られ、患者の健康状態の判定のために、特定 の年令及び身体的特徴についての基準と比較することができる。 第1図に示したような、1つのタイプの従来型の呼吸空気感知装置100は、 ベンチュリ管102を(つまり、ベンチュリ横断面を有する)利用し、このベン チュリ管102は、管内の空気流に抵抗を与える直径のより小さな中間部帯域1 04を含んでいる。狭窄中間部帯域104により、ベンチュリ管102の第1端 における患者の呼気流106又は吸気流108は、中間部帯域104において層 状安定空気流となる。マイクロセンサのようなセンサ120がベンチュリ管10 2の中間部帯域104に配設されており、センサ120はベンチュリ管102の 外側にのびるピン122を備えている。センサ120はベンチュリ管102の内 部表面から層状空気流の中に突出し、中を流れる空気流の量を検出する。センサ 120は次に検出信号をピン122及びコネクタ124を通じてマイ クロプロセッサ(図示せず)に送る。 従来型の呼吸空気感知装置100はかさばり、重いことが多く、患者が操作又 は適切に呼吸することが困難である。さらに、従来型の呼吸空気感知装置100 は高価であることが多く、一連の患者が再利用しなければならず、各人が何らか の形の呼吸疾患に罹患する潜在的可能性がある。これが、比較的最近における抗 生物質耐性微生物、並びに治療不能なウイルス性、細菌性及び真菌性呼吸疾患の 出現に関する異例とも言える懸念の源である。従って、従来型の呼吸空気感知装 置100の後続の使用者が以前の使用者の呼吸疾患に暴露されるのを防止するた めに、担当の医療技術者は使用の度毎に従来型の呼吸空気感知装置100のクリ ーニング及び殺菌に過大な時間を費やさなければならない。かかる装置の廃棄は 不経済である。 従来型の呼吸空気感知装置100のもう1つの欠点は、そのセンサ120が正 確な読取りにとって必要な全てのパラメータを提供するわけではないことにある 。例えば、温度、周囲圧力、及び空気流方向は従来型の呼吸空気感知装置100 によっては感知されない。周囲圧力が示されず、周囲圧力は標高及び大気条件に よる変動することがあるので、センサ120により感知される空気流量及び体積 の精度を保証する手段がない。最後に、患者の吸息と呼息を識別するために空気 流方向を判定する手段がない。もし方向指示装置がベンチュリ管102の中に配 設したとすれば、この方向指示装置は乱流を作出すか、又は空気流に対する抵抗 となり、センサ120の読取りに干渉し、場合によっては空気流の壊死組織片に より汚染される。 たしかに従来型の呼吸空気感知装置100は過去の診断医療要件の大部分を満 たしてはいるが、しかし医学が手に入れつつあるより進んだ診断技術が要求する 精度、速度及び感度を提供できなくなっている。本発明はこのニーズを満たし、 その他の関連の効果を提供する。発明の要約 本発明は、気体の流れの方向を感知する装置に、詳細には、患者の呼吸空気を 感知する装置に関する。本装置は、患者が吸息及び呼息を行う第1開放端と、第 2開放端と、その間の狭窄部を含んでいる。ベンチュリ管は、吸息オリフィスと 、呼息オリフィスと、その間に配設された中央オリフィスを有する。 本装置は、ベンチュリ管を流れる呼吸空気に関する空気質量データを提供する ためにベンチュリ管の内部に配設された空気質量流量センサも含んでいる。本装 置は、吸息部と、呼息部と、その間の中央部を備えたコンジットを有する。コン ジットは、管吸息オリフィスと中央コンジット部から隔てられた吸息コンジット 部を連通させる吸息開口を有する。コンジットは、管呼息オリフィスと中央コン ジット部から隔てられた呼息コンジット部を連通させる呼息開口も有する。コン ジットは、管中央オリフィスと中央コンジット部を連通させる中央開口も含んで いる。この配置により、患者が吸込む呼吸空気の一部の流れが、ベンチュリ管の 第2開放端から管吸息オリフィス及びコンジット吸息開口を通り、ベンチュリ管 の狭窄部に戻るために吸息コンジット部を通りコンジット中央開口及び管中央開 口に流れる。同様に、患者が吐出す呼吸空気の一部の流れが、ベンチュリ管の第 1開放端から管呼息オリフィス及びコンジット呼息開口を通り、ベンチュリ管の 狭窄部に戻るために呼息コンジット部を通りコンジット中央開口及び管中央開口 に流れる。 本装置は、吸息コンジット部の中に配設され、吸息コンジット部を通る呼吸空 気の流れに応答する出力を提供する吸気流方向センサを有する。本装置は、呼息 コンジット部の中に配設され、呼息コンジット部を通る呼吸空気の流れに応答す る出力を提供する呼気流方向センサも有する。この配置により、吸気流及び呼気 流方向センサの出力から、ベンチュリ管を流れる呼吸空気が吸気であるか又は呼 気であるかを判定できる。 本発明の好ましい実施の形態では、吸気流方向センサは呼息温度信号を提供し 、呼気流方向センサは吸息温度信号を提供する。呼息及び吸息温度信号は、ベン チュリ管を流れる呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるかを示している。 好ましい実施の形態では、吸息温度信号及び呼息温度信号を使用し、ベンチュ リ管を流れる呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるかを判定するるために、電 子装置が呼気流方向センサ及び吸気流方向センサに電子的に接続されている。 好ましい実施の形態では、流れセンサは、空気質量指示信号を作出す空気質量 センサである。本装置は、空気温度指示信号を作出すためにベンチュリ管の内部 に配設された空気温度センサも含んでいる。本装置はさらに、ベンチュリ管の外 側の周囲空気の湿度を検出し、湿度指示信号を作出すための湿度センサと、ベン チュリ管の外側の周囲空気の圧力を検出し、圧力指示信号を作出すための圧力セ ンサも含んでいる。空気質量指示信号、温度指示信号、湿度指示信号及び圧力指 示信号を使用し、ベンチュリ管を流れる呼吸空気の量を測定するために、電子装 置は流れセンサ、空気温度センサ、湿度センサ及び圧力センサに電子的に接続さ れている。 流れセンサは、コンジット中央開口の中に配設されたプラグにより、ベンチュ リ管の内部のしかるべき位置に保持されている。プラグは、中央コンジット部及 び管狭窄部と連通している貫通空気通路を有する。 本装置はさらに、外向きハウジング部及び内向きハウジング部を備えたハウジ ングを含んでいる。外向きハウジング部は、コンジットを画定するためにその内 向き面の上に形成されたチャンネルを有する。内向きハウジング部はベンチュリ 管と外向きハウジング部の間に配設されている。内向きハウジング部は、内向き 面と外向き面を有し、コンジット吸息開口、コンジット呼息開口及びコンジット 中央開口が内向きハウジング部の内向き面と外向き面の間の全体にのびている。 内向きハウジング部の内向き面はベンチュリ管に密封取付けされ、外向きハウジ ング部の内向き面は内向きハウジング部の外向き面に密封取付けされ、チャンネ ルが内向きハウジング部のコンジット吸息、呼息及び中央開口と重なり合ってい る。ベンチュリ管と内向きハウジング部の間にシールを形成するために、プラグ は内向きハウジング部のコンジット中央開口の中に密封取付けされ、ベンチュリ 管の管中央オリフィスのまわりに密封係合している。 本発明は、ベンチュリ管を1方向に流れる気体の一部が管端オリフィスを通っ てコンジットに入り、中央開口から管狭窄部に流れるようにし、コンジットの中 の気体の流れを感知し、それにより、ベンチュリ管の中の気体の流れ方向が第1 方向であることを判定するために、ベンチュリ管の一端の方を向いたオリフィス とベンチュリ管の狭窄部の中央開口の間にのびる単独の側面チャンネル又はコン ジットを使用する気体流感知装置として実施することもできる。ベンチュリ管の 中に配設された気体質量流量センサが方向とは無関係に内部の気体の流れを検出 する。電子装置が、コンジットの中の流れの指示の欠如及びベンチュリ管の中の 流れの存在に基づいて、気体がベンチュリ管の中を第2方向に流れていると判定 する。 代替的な実施の形態では、呼吸空気感知装置はコンジットと連通したサンプル 容器を含んでおり、コンジットの中の呼吸空気の一部の流れをサンプル容器の中 に入れることが可能である。 さらにその他の代替的な実施の形態では、呼吸空気感知装置は可撓性管部とと もに使用され、患者の気管の内部に配設される。 本発明のその他の特徴及び効果は、添付図面と関連づけて行われている以下の 詳細な説明から明らかになろう。図面の簡単な説明 第1図は、従来の技術による従来型の呼吸空気感知装置の側断面図である。 第2図は、呼吸空気感知装置を含む本発明の肺インタフェースシステムのブロ ック線図である。 第3図は、第2図の呼吸空気感知装置の等角図である。 第4図は、第3図の呼吸空気感知装置の分解図である。 第5図は、第3図の呼吸空気感知装置の拡大側断面図である。 第6図は、第4図の線5−5についての呼吸空気感知装置のアダプタの中央ア パーチャの横断面図である。 第7図は、第4図の線6−6についての呼吸空気感知装置のアダプタの端アパ ーチャの横断面図である。 第8図は、アダプタから取外された状態を示した第4図の呼吸空気感知装置の 流れ方向指示器の拡大平面図である。 第9図は、換気装置とともに使用される第2図の肺インタフェースシステムの 概略を示したブロック線図である。 第10図は、呼吸空気サンプルの採取を可能にする本発明の呼吸空気感知装置 の代替的実施の形態の側断面図である。 第11図は、使用中の状態を示した本発明の呼吸空気感知装置の第2の代替的 実施の形態の等角図である。 第12図は、使用中の状態を示した本発明の呼吸空気感知装置の第3の代替的 実施の形態の等角図である。 第13図は、使用中の状態を示した本発明の呼吸空気感知装置の第4の代替的 実施の形態の側断面図である。 第14図は、使用中の状態を示した本発明の呼吸空気感知装置の第5の代替的 実施の形態の側断面図である。発明の詳細な説明 本発明は、矢印14により示された患者の吸気の体積と矢印16により示され た患者の呼気の体積を迅速かつ高精度で測定するための廃棄可能呼吸空気感知装 置12を有する、第2図に示された肺インタフェースシステム10として実施さ れる。呼吸空気感知装置12は第3図に完全組立状態で示されているが、肺イン タフェースシステム10を構成するその他のコンポーネントからは分離されてい る。 第4及び5図に最もよく示されているように、呼吸空気感知装置12は、速度 を上げ、圧力を下げた状態で内部の空気流の層状化を促進するために狭窄ベンチ ュリ形横断面を備えた中間部20を有する剛性ベンチュリ管18を含んでいる。 中間部20以外のベンチュリ管18の内径は、典型的な患者の気管の平均サイズ に近いものにしてある。中を流れる空気の質量を検出するために、熱線風向風速 計22がベンチュリ管18の中間部20に配設されている。呼吸空気感知装置1 2は、内部に配設された呼息サーミスタ26及び吸息サーミスタ26が粘液、凝 血塊等のような壊死組織片により汚染される危険なしでベンチュリ管18の内部 の空気流の方向を検出する際に使用される流れ方向指示器ハウジング24も含ん でいる。流れ方向指示器ハウジング24の使用により、熱線風向風速計22によ り検出される空気の質量の正確な測定の障害となることがある乱流をベンチュリ 管18の内部に発生させずに、空気流の方向が検出される。流れ方向指示器ハウ ジング24は外向きハウジング部30と内向きハウジング部32を含んでいる。 以下にさらに詳細に記載されているように、内向きハウジング部32はベンチュ リ管18の上に直接取付けら、外向きハウジング部30は内向きハウジング部3 2の上に取付けられている。熱線風向風速計22、並びに流れ方向指示器ハウジ ング24の中の呼息及び吸息サーミスタ26及び28により送られる電気信号は 、流れ方向指示器ハウジングに取付けられた電気ケーブル36を通じて、外部マ イクロプロセッサ34(第9図を参照)に送られる。以下に記載するように、ベ ンチュリ管18及び流れ方向指示器ハウジング24を安価な構造にしたのは、使 用後の経済的な廃棄を目指したからである。第3図に示された全呼吸空気感知装 置12は、コネクタ(図示せず)により着脱自由なケーブル36を除いて、患者 の気道と接触する部分の再利用を避けるために、廃棄可能である。 呼吸空気感知装置12の分解図が第4図に示されており、使用後に装置を廃棄 することを可能にし、それにより、患者から患者に呼吸性疾患が伝染する可能性 をなくす安価な構造を図示している。詳細には、ベンチュリ管18は、患者が息 を吹込む第1端開口38と、環境に対して開いているか、又は換気装置42(第 9図を参照)に接続されている第2端開口40を含んでいる。ベンチュリ管18 はその中間部20の位置の第1端開口38と第2端開口40の間のほぼ中央の位 置に中央オリフィス44を有する。ベンチュリ管18は、その縦方向に中央オリ フィス44と実質的に直線配置された呼息オリフィス46と吸息オリフィス48 も有する。中央オリフィス44、呼息オリフィス46及び吸息オリフィス48は 、内向きハウジング部32が配設されているベンチュリ管18の側面上にあり、 内向きオリフィス部は3つのオリフィス全てと完全に重なり合うために細長くし てある。呼息及び吸息オリフィス46及び48は中央オリフィスからほぼ等距離 の位置に隔てられており、呼息オリフィス46は第1端開口38の方を、吸息オ リフィス48は第2端開口40の方を向いている。 中央オリフィス44は、内部に4本の導電性柱52を埋込んだセンサプラグ5 0をぴったりと受取ることができるサイズを有する。柱52はセンサプラグ50 の内向き端50aからベンチュリ管18の中間部20の中に内向きに突出し、2 本の柱が熱線風向風速計22を支持し、それに電気的に接続され、2本の柱が温 度検出器54を支持し、それに電気的に接続されている。ベンチュリ管18の 中央オリフィス44の中に入れられた時には、センサプラグ50の内向き端50 aはベンチュリ管18の内壁と同じ高さであり、柱52、並びに柱52が支持し ている熱線風向風速計22及び温度検出器54だけが、ベンチュリ管18を流れ る空気流の中で、ベンチュリ管18の中間部20の内部にのびている。柱52は センサプラグ50の外向き端50bから外向きに突出し、流れ方向指示器ハウジ ング24の外向きハウジング部30の外向き開口区画室58の内部に配設された 回路盤56に電気的に接続されている。センサプラグ50は、空気を通過させる ために、プラグ50の内向き端50aと外向き端50bの間にのびる軸方向空気 通路60を有する。空気通路60の内向き端はベンチュリ管18の中間部20と 連通している。 流れ方向指示器ハウジング24の内向きハウジング部32は、ベンチュリ管1 8の外壁上に配設し、その形状に合うように成形された凹形内向き側面62を有 する。内向きハウジング部32は、中央オリフィス44から外向きになっており 、直径が中央オリフィス44よりも大きいセンサプラグ50の円筒形上部50c をぴったりと受取るためのサイズにされた、第6図に図示された円筒形中央アパ ーチャを有する。センサプラグ50の上部50cの内向き環状縁部50dは、セ ンサプラグ50から外向きの中央アパーチャ64とベンチュリ管のベンチュリ中 間部20の間の空気流がセンサプラグの中の空気通路60だけを通過するように 、ベンチュリ管18の外壁と接触し、その外壁とともに中央オリフィス44のま わりに気密嵌着を形成するように成形されている。 内向きハウジング部32は、ベンチュリ管18の第1端開口38の方を向いた その一端に向けて配設された呼息アパーチャ66と、ベンチュリ管の第2端開口 40の方を向いたその一端に向けて配設された吸息アパーチャ68も含んでいる 。呼息及び吸息アパーチャ66及び68は内向きハウジング部32の縦方向に中 央アパーチャ64と実質的に直線配置されており、ベンチュリ管18の呼息及び 吸息オリフィス46及び48とそれぞれ同軸整列状態で、中央アパーチャ64か らほぼ等距離の位置に隔てられている。呼息及び吸息アパーチャ66及び68は 、呼息アパーチャ66については第7図に最もよく示されているように、円錐形 であり、ベンチュリ管18の対応する呼息及び吸息アパーチャ66及び68の対 応 する一方と整列させられた広い内向き開口70を有する。呼息及び吸息アパーチ ャ66及び68はそれぞれ、流れ方向指示器ハウジング24の外向きハウジング 部30に形成された細長いチャンネル74と連通している狭い外向き開口72を 有する。呼息及び吸息アパーチャ66及び68の円錐形又は「漏斗形状」が、中 を流れる空気流の中の粒状物による閉塞を大幅に減少させる。 以下に詳細に記載されるように、呼息及び吸息アパーチャ66及び68を通る 空気流は常にベンチュリ管18の呼息及び吸息オリフィス46及び48のそれぞ れから幅の広い開口70を経て呼息及び吸息アパーチャの狭い外向き開口72に 向かい、次にチャンネル72に向かう方向にある。その結果、呼息及び吸息アパ ーチャ66及び68の中に入りやすいベンチュリ管18の中の空気流内の壊死組 織片(例えば、粘液、凝血塊)がその広い内向き開口70からその狭い外向き開 口72に向かうことになり、従って、閉塞の発生する可能性が大幅に低下する。 外向きハウジング部30の平面内向き側面76の中の細長い閉鎖端グルーブを 使用して、チャンネル74が形成されており、平面内向き側面76を内向きハウ ジング部32の平面外向き側面78に対して密封する。第8図に示されたように 、外向きハウジング部30は、4本の柱52を受取るためのサイズにされた4つ のアパーチャ80を有する。チャンネル74と連通しないように、柱アパーチャ 80はチャンネル74から外向きに横方向に配設されている。外向きハウジング 30の外向き側面82は、上記のように、回路盤56を保持する区画室58を内 部に有する。柱アパーチャ80は区画室58と連通し、柱52は柱アパーチャか ら区画室の中にのび、そこで回路盤56に電気的に接続されている。回路盤56 は、区画室を満たし、回路盤を包込むエポキシ84により、区画室58の中にし っかりと保持されている。 呼息サーミスタ26は、チャンネル74の内部に、ベンチュリ管18の第1端 開口38の方を向いたその端部の方に向けて、しかも、内向きハウジング部32 の中央アパーチャ64及び呼息アパーチャ66がチャンネル75と連通する位置 の間に配設されている。吸息サーミスタ28は、チャンネル74の内部に、ベン チュリ管18の第2端開口40の方を向いたその端部の方に向けて、しかも、内 向きハウジング部32の中央アパーチャ64及び吸息アパーチャ68がチャンネ ル75と連通する位置の間に配設されている。呼息及び吸息サーミスタ26及び 28はチャンネル74の内部に配置されているが、ベンチュリ管18の内径より もはるかにサイズが小さいチャンネルを完全に遮断するようなサイズにはされて いない。呼息及び吸息サーミスタ26及び28は、それらをチャンネル74の中 にしかるべき位置にしっかりと固定し、回路盤56に電気的に接続するリード線 86を有する。第8図に示されたように、流れ方向指示器ハウジング24の外向 きハウジング部30は、チャンネル74と呼息及び吸息サーミスタ26及び28 のリード線86が貫通している区画室58の間にのびる一対のアパーチャ88を 有する。区画室58を満たしているエポキシ84はリード線86のまわりのリー ド線アパーチャ88を密封する。 ベンチュリ管18の内部の空気流が、呼息時のように矢印16の方向を、又は 吸息時のように矢印14の方向を向いている場合は、ベンチュリ管18の中間部 20のセンサプラグ50の空気通路60の内向き端において圧力低下が起こる。 この圧力低下が、呼息時には呼気アパーチャ66から中央開口64に向かい、空 気通路60を通る方向(矢印16)の空気流を、吸息時には吸息アパーチャ68 から中央開口64に向かい、空気通路60を通る方向(矢印14)の空気流を作 出す。呼息(矢印16)が行われた場合は、呼息サーミスタ26が配設されたチ ャンネル74の部分の空気流の方が多くなり、従って、呼息サーミスタ26を通 過する空気流の方が吸息サーミスタ28を通過する空気流よりも多くなり、吸息 (矢印14)が行われた場合は、吸息サーミスタ28が配設されたチャンネル7 4の部分の空気流の方が多くなり、従って、吸息サーミスタ28を通過する空気 流の方が呼息サーミスタ26を通過する空気流よりも多くなる。呼息及び吸息サ ーミスタ26及び28は自己加熱サーミスタであり、各サーミスタを通過した測 定流量を比較することにより、サーミスタが発した観察温度信号に基づいて、呼 息サーミスタ26又は吸息サーミスタ28のどちらを通過した空気流量の方が多 いのかを、従って、ベンチュリ管18の内部の空気流の方向を高い速度と精度で 判定することが可能である。これにより、空気流が呼気であるのか又は吸気であ るのかが確認される。呼息及び吸息サーミスタ26及び28はベンチュリ管18 ではなくチャンネル74の中に配設されているので、熱線風向風力計22の 読取り誤りの原因となることがあるベンチュリ管の中の乱流の発生がない。さら に、呼息及び吸息サーミスタ26及び28の読取り誤りの原因となるベンチュリ 管18からチャンネル74の中への壊死組織片の浸入の可能性がほとんどない。 ベンチュリ管18を通過中の特定の瞬間に測定中の空気が呼気であるか又は吸 気であるかを知ることにより、患者の肺/呼吸機能を試験及び評価するに際して 、測定がより役立つものになる。疾病、酸素含有率、アルコールの存在、又は炭 酸ガスのような各種の代謝副産物を調べるために呼吸を採取する場合のように、 代謝分析を行うために呼吸空気感知装置12を使用する場合は、採取中の空気が (呼息中に)患者の肺から吐出されているものであるかどうか、又は採取中の空 気が(吸息中に)肺の中に吸込まれる周囲空気であるかどうかを知ることが重要 である。肺機能並びにその他の呼吸及び心臓機能を監視及び分析するために呼吸 空気感知装置12を使用する場合は、呼気と吸気を識別することも重要である。 呼吸空気感知装置12により、得られた体積測定値を時間の関数として作図し、 患者の肺並びに呼吸及び心臓系の能力特性を示すのに使用することができる。意 味のある分析及び診断を行うためには、呼息を表す図の部分と吸息を表す図の部 分を識別可能でなければならないことが不可欠である。 操作中は、第9図に図示されたように、マイクロプロセッサ34が、ケーブル 36を通じて送られた呼息サーミスタ26及び吸息サーミスタ28からの温度変 化信号を比較し、それにより、ベンチュリ管18の中の空気流の方向を判定する 。この情報は、メモリ90に記憶されるか、又はディスプレイ92により医療技 術者に対して表示されるか、又はその両方である。マイクロプロセッサ34、メ モリ90及びディスプレイ92は、ベンチュリ管18及び流れ方向指示器ハウジ ング24に外付けされ、それらが形成する呼吸空気感知装置12から分離可能で あり、呼吸空気感知装置の経済的な廃棄を可能にしている。 第9図に示された肺インタフェースシステム10は、周囲圧力のような、呼吸 モニタにより考慮に入れられたことのないパラメータを直接的かつ自動的に監視 することにより、呼気流体積の高速、高精度読取りを行うことが可能である。ベ ンチュリ管18を流れる空気流の体積を正確に測定するために、空気質量読取り が熱線風向風速計22により行われる。さらに、ベンチュリ管18(つまり、ベ ンチュリ管を流れる空気)の内部温度が温度検出器54により監視される。これ らの数値は、追加回路及びマイクロプロセッサ34により、技術としては公知の 方法を使用して処理される。周囲空気圧力が圧力センサ94により監視され、周 囲湿度が湿度センサ96により監視される。呼吸空気感知装置12の経済的な廃 棄を可能にするために、これらの周囲センサは装置から分離されている。もしこ れらのセンサを呼吸空気感知装置12に組込んだ場合は、センサを装置の内部状 態から保護するために、バルブのシステムを使用しなければならない。 マイクロプロセッサ34は、熱線風向風速計22から空気質量指示器信号を、 温度検出器54から温度指示信号を、圧力センサ94から圧力信号を、湿度セン サ96から湿度信号を受取る。マイクロプロセッサ34はこれらの信号を分析し 、周囲圧力及び湿度についての必要な修正を行い、ベンチュリ管18の中の空気 流の量に関する情報信号を外部コンピュータ(図示せず)に対して、又はディス プレイ92及び/又はメモリ90に対して直接出力する。周囲空気圧力の手動入 力は不要であり、従って、呼吸空気感知装置12は使い勝手がよくなり、ユーザ ーデータ入力誤りが避けられる。 上記のように、マイクロプロセッサ34はベンチュリ管18の中の空気流の方 向も判定する。この方向により、マイクロプロセッサ34が計算に際して周囲湿 度を使用してベンチュリ管18を通る空気流の実際の量を計算するのか(吸息中 )、又は湿度値100%を自動的に使用するのか(呼気は100%湿度の示度に なるのに十分な量の水分を含んでいるので、呼息中)が決まることになる。ベン チュリ管18の中の空気流の方向に基づいた方向信号もマイクロプロセッサ34 により外部コンピュータ(図示せず)に、又はディスプレイ92及び/又はメモ リ90に直接送られる。 呼息中には、温度検出器54により監視されるベンチュリ管18の内部温度は 、呼吸空気感知装置12を使用中の患者の呼気の温度の関数である。呼気の温度 は、患者の中核体温を示すと考えられる。中核体温情報は極めて重要な生命徴候 であり、低体温症、高体温症、ショック発症及びその他の状態の診断に非常に役 立つ。温度検出器54からマイクロプロセッサが受取った温度指示信号は処理さ れ、中核体温に変換され、この中核体温がメモリ90に記憶され、ディスプレイ 92に より医師又は医療技術者に表示される。上記のように、マイクロプロセッサ34 はベンチュリ管18の中の空気流の方向を判定し、従って、マイクロプロセッサ は呼気の測定温度を吸気の測定温度と識別し、吸気の温度は単に周囲空気温度を 表しているに過ぎないので、吸気に基づいた中核体温の測定及び表示の誤りを避 けることができる。 チャンネル74の中と、従ってベンチュリ管18の中における両方向の空気流 の方向を検出するために呼息サーミスタ26及び吸息サーミスタ28を使用する 呼吸空気感知装置12について説明を行った。しかしながら、呼息サーミスタ又 は吸息サーミスタの一方だけを使用する呼吸空気感知装置を製造することもでき るし、あるいは又、サーミスタの一方がチャンネル74の詰まりにより故障した り、動作不能になったりすることがあるが、しかし本装置はそれでは2つの方向 の流れを判定することができる。例えば、もし呼息サーミスタ26だけが動作可 能又は使用中の場合は、チャンネル74の中と、従ってベンチュリ管18の中に おける、第3、4及び5図に矢印16により示された呼息方向だけの空気流を感 知する。矢印14により示された吸息方向の流れをそれでも検出することができ るのは、流れの方向が指示されることはないが、ベンチュリ管14の中のいずれ かの方向の空気流の存在は熱線風向風力計22により検出されるからである。吸 息方向の流れが発生しているという事実は、熱線風向風力計22からの空気質量 信号の存在及び呼息サーミスタ26が発する温度の欠如から、マイクロプロセッ サ34が判定することができる。吸息サーミスタ26が使用されていても、詰ま りにより故障又は動作不能である場合でも、逆方向の流れを判定することができ る。実際には、呼息及び吸息サーミスタ26及び28の両方を利用することによ り、もしサーミスタの一方が故障したり、又は詰まりが起こった場合でも、呼吸 空気感知装置12には冗長性が組込まれていることになる。あるいは又、あまり 高価ではない装置を製造するために、サーミスタの一方を検出することができる が、それでも両方向の流れを検出することができる。 1つの実施の形態では、第9図に示されたように、肺インタフェース10を、 人工呼吸器のような換気装置42と併用することができる。換気装置42の出力 は呼吸空気感知装置12により監視され、得られた情報はメモリ90に記憶され 、 及び/又はディスプレイ92により医療技術者に表示される。好ましい実施の形 態では、マイクロプロセッサ34からの情報及び方向信号はコンピュータ(図示 せず)を通じて換気装置42に送り、患者の監視使用に基づいて換気装置の出力 を調節することができる。 第10図は、本発明の代替的実施の形態を示したものである。呼吸空気感知装 置12はさらに、チャンネル74と連通した流路100に接続された管98を含 んでいる。医師又は医療技術者が汚染物質の混じらない方法で患者の呼吸のサン プルを採取するのを可能にするために、サンプル容器102が一方向取付具10 4を通じて管98に着脱自在に接続されている。サンプルは、その気体組成及び 含有率を測定するためのその他の公知の装置による分析に使用することができる 。 本発明の第2の代替的実施の形態が第11図に示されている。呼吸空気感知装 置12は、 ベンチュリ管18の第1端開口38のところに取外し自在に嵌着された可撓性 管106を有する。可撓性管106は、口から気管の中への挿入の際の呼吸路の 通常の湾曲に適応するためにその一部108に沿って曲げるのに十分なだけの可 撓性を有する。ベンチュリ管18及び可撓性管106は、気管の小さな新生児患 者に使用するために縮径されている。 本発明の第3の代替的実施の形態が第12図に示されている。可撓性管106 はベンチュリ管と一体形成されているが、ただし、ベンチュリ管を形成する部分 は、中間部20のベンチュリ形状を維持するために、若干剛性になっている。チ ャンネル74を含んだ流れ方向ハウジングは、チャンネル74とともに管の端を 気管の中に挿入するのを容易にし、呼気が管の湾曲部108に達する前に測定を 行い、湾曲部に発生することがある乱流により測定値が影響を受けるのを避ける ために、縮小サイズで製造されているか、又は、第12図に示されたように、ベ ンチュリ管18の壁の厚肉部110の中に配設されている。この配置により、回 路盤56上の電子装置は流れ方向ハウジングから分離して配設され、ハウジング のサイズが縮小され、しかも患者の外部に配設され、発せられる電気信号は細い ワイヤ112により回路盤56に伝えられる。 本発明の第4の代替的実施の形態が第13図に示されている。呼吸空気感知装 置12のこの実施の形態では、チャンネル74は、中央アパーチャ64の中に配 設され、センサプラ部50の外向き端50bとチャンネル74の外向き壁の間に のびている中央分割壁118により、呼息部114と吸息部116に分割されて いる。ベンチュリ管18の中間部20とそれぞれが連通するチャンネル74用の 2つの中央チャンネル部が形成されるように、中央壁118はセンサプラグ50 、並びに外向き及び内向きハウジング部30及び32と密封自在に係合している 。中央壁118は呼息チャンネル部114の中の流れと吸息チャンネル部116 の中の流れを分離し、センサプラグ50は2つの空気通路を、つまり、呼息チャ ンネル部114をベンチュリ管18の中間部20と連通させる呼息空気通路60 aと、の中の流吸息チャンネル部116をベンチュリ管の中間部20と連通させ る吸息空気通路60bを有する。空気流の分離の場合を除いて、第13図の呼吸 空気感知装置12は上記と同様に動作する。 空気通路60を備えていないセンサプラグ50を利用する本発明の第5の代替 的実施の形態が第14図に示されている。空気通路がない代わりに、チャンネル 74の中央部が、外向きハウジング部30の側壁部に形成されたコンジット12 0を通じて、ベンチュリ管18の外側の位置で、流れ方向指示器ハウジング24 の外部と連通している。第14図の実施の形態では、医師又は医療技術者が患者 の呼吸のサンプルを採取することを可能にするために、管122により一方向取 付具126を通じてサンプル容器124に連結されたコンジット120が示され ている。ベンチュリ管18の狭窄中間部20は、患者が空気をベンチュリ管の第 1端開口38の中に吐出した時に、又はベンチュリ管の第2端開口40の中に空 気を吸込んだ時に、ベンチュリ管の内部の圧力を上昇させる。空気通路がベンチ ュリ管の中間部20の中ではなく、その外側にある場合を除いて、上記のように 、これがチャンネル74を通る空気の流れを作出す。特に患者の呼気のサンプル を採取するためにサンプル容器124が使用される場合は、呼息中にベンチュリ 管18の内部での十分な圧力上昇を確保するために、取外し自在エンドキャップ 128をちょっとの間配設し、ベンチュリ管の第2端開口40を少なくとも部分 的に閉じることができる。あるいは又、患者の手で使用し、第2端開口40 を部分的に閉じることもできる。 従って、本発明は、より多くのパラメータを使用することにより、患者の呼吸 の体積の迅速かつ正確な測定を可能にする。それに加えて、呼吸空気感知装置1 2は安価で、製造が容易であり、患者が使用した後には経済的に廃棄することが 可能である。最後に、空気流の量を測定するために使用されるセンサに干渉せず に、呼吸サンプルを採取し、呼吸空気の方向を判定するためにも、本発明を使用 することができる。 ここに別段の開示がない限りは、概略又はブロックの形で示された各種のコン ポーネントはそれぞれ公知のものであり、その内部構造及び動作は、本発明の構 成又は使用、あるいは本発明の最良の形式の説明にとって決定的な重要なもので はない。 上記の詳細な説明は特定の例に関して行われたものであるが、当業者は本発明 の目的の達成のためには多くのその他の構造を使用できることを評価するであろ う。従って、本発明の精神及び範囲を逸脱しない限りは、上記の実施の形態に各 種の変更を加えることができることが評価できる。それ故に、本発明の精神及び 範囲を画定することができるのは、以下の請求の範囲だけであるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD, MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ティロートソン ポール ジェイ アメリカ合衆国 ワシントン州 98002 オーバーン ワンハンドレッドアンドシッ クスティシックスス ウェイ サウスイー スト 34202 (72)発明者 テイラー トーマス ティー アメリカ合衆国 ワシントン州 98001 オーバーン フィフティセカンド プレイ ス サウス 29772 (72)発明者 タイクマン ティモシー アール アメリカ合衆国 ワシントン州 98103 シアトル ノース エイティセヴンス ス トリート 2120 (72)発明者 ビンゲル ロナルド ディー シニア アメリカ合衆国 ワシントン州 98273 マウント ヴァーノン メモリアル ハイ ウェイ 1592 【要約の続き】 吸息及び呼息チャンネル部を通る呼吸空気の流れに応答 する出力を作出し、ベンチュリ管を流れている呼吸空気 が吸気であるか、又は呼気であるかを判定するために、 流れ方向センサが吸息チャンネル部の中に配設され、流 れ方向センサが呼息チャンネル部の中に配設されてい る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.患者の呼吸空気を感知する装置において、 患者が呼息及び吸息を行う第1開放端と、第2開放端と、その間の狭窄中間 部を含むベンチュリ管からなり、該ベンチュリ管が、吸息オリフィスと、呼息オ リフィスと、その間の該管中間部に配設された中央オリフィスを有することと、 前記ベンチュリ管を流れる呼吸空気に関する空気流データを提供するために 該管中間部に配設された流れセンサからなることと、 該ベンチュリ管の外部に取付けられた流れ方向ハウジングからなり、該ハウ ジングが、吸息部と、呼息部と、その間に配設された中央部を備えたチャンネル を有し、該ハウジングがさらに、該管吸息オリフィスと整列させられ、該中央チ ャンネル部から隔てられた該吸息チャンネル部の端部と連通した吸息開口と、該 管呼息オリフィスと整列させられ、該中央チャンネル部から隔てられた該呼息チ ャンネル部の端部と連通した呼息開口と、該管中央オリフィスと整列させられ、 該中央チャンネル部と連通した中央開口を含み、患者が吸込む呼吸空気の一部の 流れが、該ベンチュリ管の該第2開放端から該管吸息オリフィス及び該ハウジン グ吸息開口を通り、該ベンチュリ管の該管中間部に戻るために該吸息チャンネル 部を通り該ハウジング中央開口及び該管中央オリフィスに流れるようにし、患者 が吐出す呼吸空気の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第1開放端から該管呼気 オリフィス及び該ハウジング呼息開口を通り、該ベンチュリ管の該管中間部に戻 るために呼息チャンネル部を通り該ハウジング中央開口及び該管中央オリフィス に流れるようにすることと、 該吸息チャンネル部の中に配設され、該吸息チャンネル部を通る呼吸空気の 該部分の該流れに応答する出力を有する吸気流方向センサと、該呼息チャンネル 部の中に配設され、該呼息チャンネル部を通る呼吸空気の該部分の該流れに応答 する出力を有する呼気流方向センサからなり、該吸息及び呼気流方向センサの該 出力を比較することにより、該ベンチュリ管を流れる呼吸空気が吸気であるか又 は呼気であるかを判定できること を特徴とする患者の呼吸空気を感知する装置。 2.該吸気流方向センサが、該吸息チャンネル部の中に配設され、吸息温度信号 を提供するサーミスタであり、呼気流方向センサが、該呼息チャンネル部の中に 配設され、呼息温度信号を提供するサーミスタであり、該呼息温度信号の信号強 度に対する該吸息温度信号の信号強度が、該ベンチュリ管を流れる呼吸空気が吸 気であるか又は呼気であるかを示していることを特徴とする請求の範囲1に記載 の呼吸空気感知装置。 3.該管中間部の内部に配設された流れセンサが、空気質量指示信号を作出す空 気質量センサであることを特徴とする請求の範囲2に記載の呼吸空気感知装置。 4.さらに、空気温度指示信号を作出すために該管中間部の内部に配設された空 気温度センサを含むことを特徴とする請求の範囲3に記載の呼吸空気感知装置。 5.さらに、該ハウジングにより支持され、該空気質量センサ、該空気温度セン サ、該呼息サーミスタ及び該吸息サーミスタに電気的に接続された回路盤を含む ことを特徴とする請求の範囲4に記載の呼吸空気感知装置。 6.さらに、該吸息温度信号の信号強度を該呼息温度信号の信号強度と比較し、 該ベンチュリ管を流れる呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるかを判定するた めに、該回路盤に電気的に接続されたマイクロプロセッサを含むことを特徴とす る請求の範囲5に記載の呼吸空気感知装置。 7.さらに、該ベンチュリ管の外部の周囲空気の湿度を検出し、湿度指示信号を 作出するための湿度センサと、該ベンチュリ管の外部の周囲空気の圧力を検出し 、圧力指示信号を作出するための圧力センサを含み、該マイクロプロセッサが、 該ベンチュリ管を流れる該呼吸空気の体積を測定するために、該空気質量指示信 号、該温度指示信号、該湿度指示信号及び該圧力指示信号を受取り、使用するこ とを特徴とする請求の範囲6に記載の呼吸空気感知装置。 8.換気装置と併用され、該ベンチュリ管の該第2開放端が換気装置に接続され 、該マイクロプロセッサが換気装置に信号を出力し、該マイクロプロセッサによ り測定された該ベンチュリ管を流れる該呼吸空気の体積に基づいて、換気装置に より作出され、該ベンチュリ管の該第2開放端に供給される空気の量を制御する ことを特徴とする請求の範囲6に記載の呼吸空気感知装置。 9.該流れセンサがプラグにより該管中間部の内部のしかるべき位置に保持され 、該プラグが該管中央オリフィス及び該ハウジング中央開口の中に配設され、該 中央チャンネル部及び該管中間部と連通した貫通空気通路を有することを特徴と する請求の範囲1に記載の呼吸空気感知装置。 10.該ベンチュリ管と該ハウジングの間にシールを形成するために、該プラグが 該管中央オリフィス及び該ハウジング中央オリフィスの中に密封取付けされてい ることを特徴とする請求の範囲9に記載の呼吸空気感知装置。 11.該ハウジングが、その内向き面に該チャンネルが形成された外向きハウジン グ部と、該ベンチュリ管と該外向きハウジング部の間に配設された内向きハウジ ング部を含み、該内向きハウジング部が内向き面と外向き面を有し、該ハウジン グ吸息開口、該ハウジング呼息開口及び該ハウジング中央開口が該内向きハウジ ング部の該内向き面と外向き面の間の全体にのびており、該内向きハウジング部 の該内向き面が該ベンチュリ管に密封取付けされ、該外向きハウジング部の該内 向き面が該内向きハウジング部の該外向き面に密封取付けされ、該チャンネルが 該内向きハウジング部の該ハウジング吸息、呼息及び中央開口と重なり合ってい ることを特徴とする請求の範囲9に記載の呼吸空気感知装置。 12.該内向きハウジング部の該ハウジング吸息開口及び該ハウジング呼息開口が テーパ付きであり、該管吸息及び呼息オリフィスとの連通のためのベンチュリ管 の方を向いた第1部分と、該チャンネルとの連通のための該内向きハウジング部 の該外向き面の方を向いた該第1部分よりも狭い第2部分を有することを特徴と する請求の範囲11に記載の呼吸空気感知装置。 13.さらに、該流れセンサ、該吸気流方向センサ及び該呼気流方向センサに電気 的に接続された回路盤を含み、該外向きハウジンング部が、その外向き面に該チ ャンネルから外向きに形成され、該回路盤を内部に受取るためのサイズにされた チャンバを有することを特徴とする請求の範囲11に記載の呼吸空気感知装置。 14.さらに、サンプル容器と、該サンプル容器を該チャンネルに接続し、該チャ ンネルの中の該呼吸空気の一部の流れを該サンプル容器の中に入れることを可能 にするコンジットを含むことを特徴とする請求の範囲1に記載の呼吸空気感 知装置。 15.患者の呼吸空気を感知する装置において、 患者が呼息及び吸息を行う第1開放端と、第2開放端と、その間の狭窄中間 部を含むベンチュリ管からなり、該ベンチュリ管が、吸息オリフィスと、呼息オ リフィスと、その間の該管狭窄部部に配設された中央オリフィスを有することと 、 前記ベンチュリ管を流れる呼吸空気に関する空気流データを提供するために 該管中間部に配設された流れセンサからなることと、 該ベンチュリ管の外部に取付けられた流れ方向ハウジングからなり、該ハウ ジングが、吸息部と、呼息部と、その間に配設された中央部を備えたチャンネル を有し、該ハウジングがさらに、該管吸息オリフィスと該中央チャンネル部から 隔てられた該吸息チャンネル部の端部を連通させる吸息開口と、該管呼息オリフ ィスと該中央チャンネル部から隔てられた該呼息チャンネル部の端部を連通させ る呼息開口と、該管中央オリフィスと該中央チャンネル部を連通させる中央開口 を含み、患者が吸込む呼吸空気の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第2開放端 から該管吸息オリフィス及び該ハウジング吸息開口を通り、該ベンチュリ管の該 管狭窄部に戻るために該吸息チャンネル部を通り該ハウジング中央開口及び該管 中央オリフィスに流れるようにし、患者が吐出す呼吸空気の一部の流れが、該ベ ンチュリ管の該第1開放端から該管呼気オリフィス及び該ハウジング呼息開口を 通り、該ベンチュリ管の該管狭窄部に戻るために呼息チャンネル部を通り該ハウ ジング中央開口及び該管中央オリフィスに流れるようにすることと、 該吸息チャンネル部の中に配設され、該吸息チャンネル部を通る呼吸空気の 該部分の該流れに応答する出力を有する吸気流方向センサと、該呼息チャンネル 部の中に配設され、該呼息チャンネル部を通る呼吸空気の該部分の該流れに応答 する出力を有する呼気流方向センサからなり、該吸気流及び呼気流方向センサの 該出力が、該ベンチュリ管を流れる呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるかを 示していること を特徴とする患者の呼吸空気を感知する装置。 16.該吸気流方向センサが吸息温度信号を提供し、該呼気流方向センサが呼息温 度信号を提供し、該吸息温度信号及び該呼息温度信号が、該ベンチュリ管を流れ る呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるかを示していることを特徴とする請求 の範囲15に記載の呼吸空気感知装置。 17.さらに、該吸息温度信号及び該呼息温度信号を使用し、該ベンチュリ管を流 れる呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるかを判定するために、該吸気流方向 センサ及び該呼気流方向センサに電気的に接続された電子装置を含むことを特徴 とする請求の範囲16に記載の呼吸空気感知装置。 18.該流れセンサが、空気質量指示信号を作出す空気質量センサであることを特 徴とする請求の範囲15に記載の呼吸空気感知装置。 19.さらに、空気温度指示信号を作出すために該ベンチュリ管の内部に配設され た空気温度センサを含むことを特徴とする請求の範囲18に記載の呼吸空気感知 装置。 20.さらに、該ベンチュリ管の外部の周囲空気の湿度を検出し、湿度指示信号を 作出するための湿度センサと、該ベンチュリ管の外部の周囲空気の圧力を検出し 、圧力指示信号を作出するための圧力センサを含み、さらに、該空気質量指示信 号、該空気温度指示信号、該湿度指示信号及び該圧力指示信号を使用し、該ベン チュリ管を流れる該呼吸空気の体積を測定するために、該流れセンサ、該空気温 度センサ、該湿度センサ及び該圧力センサに電気的に接続された電子装置を含む ことを特徴とする請求の範囲19に記載の呼吸空気感知装置。 21.さらに、ディスプレイと、該空気質量指示信号及び該空気温度指示信号を使 用し、該ベンチュリ管を流れる該呼吸空気の体積を測定するために、該流れセン サ及び該空気温度センサに電気的に接続された電子装置を含み、さらに、該電子 装置が、該ベンチュリ管を流れる呼気である呼吸空気に対応する場合は、該温度 指示信号を使用することにより、患者の推定中核体温を判定し、該推定中核体温 を表示のために該ディスプレイに提供することを特徴とする請求の範囲19に記 載の呼吸空気感知装置。 22.該流れセンサが、該ハウジング中央開口の中に配設されたプラグにより、該 ベンチュリ管の内部のしかるべき位置に保持され、該プラグが該中央チャンネ ル部及び該管狭窄部と連通した貫通空気通路を有することを特徴とする請求の範 囲15に記載の呼吸空気感知装置。 23.該ハウジングが、その内向き面に該チャンネルが形成された外向きハウジン グ部と、該ベンチュリ管と該外向きハウジング部の間に配設された内向きハウジ ング部を含み、該内向きハウジング部が内向き面と外向き面を有し、該ハウジン グ吸息開口、該ハウジング呼息開口及び該ハウジング中央開口が該内向きハウジ ング部の該内向き面と外向き面の間の全体にのびており、該内向きハウジング部 の該内向き面が該ベンチュリ管に密封取付けされ、該外向きハウジング部の該内 向き面が該内向きハウジング部の該外向き面に密封取付けされ、該チャンネルが 該内向きハウジング部の該ハウジング吸息、呼息及び中央開口と重なり合ってい ることを特徴とする請求の範囲15に記載の呼吸空気感知装置。 24.該流れセンサが、該ハウジング中央開口の中に配設されたプラグにより、該 ベンチュリ管の内部のしかるべき位置に保持され、該プラグが該中央チャンネル 部及び該管狭窄部と連通した貫通空気通路を有し、該ベンチュリ管と該内向きハ ウジング部の間にシールを形成するために、該プラグが該内向きハウジング部の 該ハウジング中央開口の中に密封取付けされ、該ベンチュリ管の該管中央オリフ ィスのまわりに密封係合していることを特徴とする請求の範囲23に記載の呼吸 空気感知装置。 25.該内向きハウジング部の該ハウジング吸息開口及び該ハウジング呼息開口が テーパ付きであり、該管吸息及び呼息オリフィスとの連通のためのベンチュリ管 の方を向いた第1部分と、該チャンネルとの連通のための該内向きハウジング部 の該外向き面の方を向いた該第1部分よりも狭い第2部分を有することを特徴と する請求の範囲23に記載の呼吸空気感知装置。 26.さらに、該流れセンサ、該吸気流方向センサ及び該呼気流方向センサに電気 的に接続された回路盤を含み、該外向きハウジンング部が、その外向き面に該チ ャンネルから外向きに形成され、該回路盤を内部に受取るためのサイズにされた チャンバを有することを特徴とする請求の範囲23に記載の呼吸空気感知装置。 27.さらに、サンプル容器と、該サンプル容器を該チャンネルに接続し、該チャ ンネルの中の該呼吸空気の一部の流れを該サンプル容器の中に入れることを可能 にするコンジットを含むことを特徴とする請求の範囲15に記載の呼吸空気感知 装置。 28.吸息中央チャンネル部及び呼息中央チャンネル部を形成するために、該中央 チャンネル部が分割されており、該ハウジング中央開口が、該管中央オリフィス と該吸息中央チャンネル部の間を連通させる吸息中央開口と、該管中央オリフィ スと該呼息中央チャンネル部の間を連通させる呼息中央開口を含むことを特徴と する請求の範囲15に記載の呼吸空気感知装置。 29.患者の呼吸空気を感知する装置において、 患者が呼息及び吸息を行う第1開放端と、第2開放端と、その間の狭窄中間 部を含むベンチュリ管からなり、該ベンチュリ管が、吸息オリフィスと、呼息オ リフィスと、その間の該管狭窄部部に配設された中央オリフィスを有することと 、 前記ベンチュリ管を流れる呼吸空気に関する空気流データを提供するために 該管中間部に配設された流れセンサからなることと、 吸息部と、呼息部と、その間に配設された中央部を備えたコンジットからな り、該コンジットが、該管吸息オリフィスと該中央コンジット部から隔てられた 該吸息コンジット部の端部を連通させる吸息開口と、該管呼息オリフィスと該中 央コンジット部から隔てられた該呼息コンジット部の端部を連通させる呼息開口 と、該管中央オリフィスと該中央コンジット部を連通させる中央開口を含み、患 者が吸込む呼吸空気の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第2開放端から該管吸 息オリフィス及び該ハウジング吸息開口を通り、該ベンチュリ管の該管狭窄部に 戻るために該吸息コンジット部を通り該ハウジング中央開口及び該管中央オリフ ィスに流れるようにし、患者が吐出す呼吸空気の一部の流れが、該ベンチュリ管 の該第1開放端から該管呼気オリフィス及び該ハウジング呼息開口を通り、該ベ ンチュリ管の該管狭窄部に戻るために呼息コンジット部を通り該ハウジング中央 開口及び該管中央オリフィスに流れるようにすることと、 該吸息コンジット部の中に配設され、該吸息コンジット部を通る呼吸空気の 該部分の該流れに応答する出力を有する吸気流方向センサと、該呼息コンジッ ト部の中に配設され、該呼息コンジット部を通る呼吸空気の該部分の該流れに応 答する出力を有する呼気流方向センサからなり、該吸気流及び呼気流方向センサ の該出力から、該ベンチュリ管を流れる呼吸空気が吸気であるか又は呼気である かを判定できること を特徴とする患者の呼吸空気を感知する装置。 30.該吸気流方向センサが吸息温度信号を提供し、該呼気流方向センサが呼息温 度信号を提供し、該吸息温度信号及び該呼息温度信号が、該ベンチュリ管を流れ る呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるかを示していることを特徴とする請求 の範囲29に記載の呼吸空気感知装置。 31.さらに、該吸息温度信号及び該呼息温度信号を使用し、該ベンチュリ管を流 れる呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるかを判定するために、該吸気流方向 センサ及び該呼気流方向センサに電気的に接続された電子装置を含むことを特徴 とする請求の範囲30に記載の呼吸空気感知装置。 32.該流れセンサが、空気質量指示信号を作出す空気質量センサであることを特 徴とする請求の範囲29に記載の呼吸空気感知装置。 33.さらに、空気温度指示信号を作出すために該ベンチュリ管の内部に配設され た空気温度センサを含むことを特徴とする請求の範囲32に記載の呼吸空気感知 装置。 34.さらに、該ベンチュリ管の外部の周囲空気の湿度を検出し、湿度指示信号を 作出するための湿度センサと、該ベンチュリ管の外部の周囲空気の圧力を検出し 、圧力指示信号を作出するための圧力センサを含み、さらに、該空気質量指示信 号、該空気温度指示信号、該湿度指示信号及び該圧力指示信号を使用し、該ベン チュリ管を流れる該呼吸空気の体積を測定するために、該流れセンサ、該空気温 度センサ、該湿度センサ及び該圧力センサに電気的に接続された電子装置を含む ことを特徴とする請求の範囲33に記載の呼吸空気感知装置。 35.さらに、ディスプレイと、該空気質量指示信号及び該空気温度指示信号を使 用し、該ベンチュリ管を流れる該呼吸空気の体積を測定するために、該流れセン サ及び該空気温度センサに電気的に接続された電子装置を含み、さらに、該電子 装置が、該ベンチュリ管を流れる呼気である呼吸空気に対応する場合は、 該温度指示信号を使用することにより、患者の推定中核体温を判定し、該推定中 核体温を表示のために該ディスプレイに提供することを特徴とする請求の範囲3 3に記載の呼吸空気感知装置。 36.該流れセンサが、該コンジット中央開口の中に配設されたプラグにより、該 ベンチュリ管の内部のしかるべき位置に保持され、該プラグが該中央コンジット 部及び該管狭窄部と連通した貫通空気通路を有することを特徴とする請求の範囲 29に記載の呼吸空気感知装置。 37.さらに、該コンジットを形成するためにその内向き面にチャンネルが形成さ れた外向きハウジング部と、該ベンチュリ管と該外向きハウジング部の間に配設 された内向きハウジング部を備えたハウジングを含み、該内向きハウジング部が 内向き面と外向き面を有し、該コンジット吸息開口、該コンジット呼息開口及び 該コンジット中央開口が該内向きハウジング部の該内向き面と外向き面の間の全 体にのびており、該内向きハウジング部の該内向き面が該ベンチュリ管に密封取 付けされ、該外向きハウジング部の該内向き面が該内向きハウジング部の該外向 き面に密封取付けされ、該チャンネルが該内向きハウジング部の該コンジット吸 息、呼息及び中央開口と重なり合っていることを特徴とする請求の範囲29に記 載の呼吸空気感知装置。 38.該流れセンサが、該コンジット中央開口の中に配設されたプラグにより、該 ベンチュリ管の内部のしかるべき位置に保持され、該プラグが該中央チャンネル 部及び該管狭窄部と連通した貫通空気通路を有し、該ベンチュリ管と該内向きハ ウジング部の間にシールを形成するために、該プラグが該内向きハウジング部の 該コンジット中央開口の中に密封取付けされ、該ベンチュリ管の該管中央オリフ ィスのまわりに密封係合していることを特徴とする請求の範囲37に記載の呼吸 空気感知装置。 39.さらに、該コンジットと連通したサンプル容器を含み、該コンジットの中の 該該呼吸空気の一部の流れを該サンプル容器の中に入れることを可能にすること を特徴とする請求の範囲29に記載の呼吸空気感知装置。 40.患者の呼吸路の中で使用され、さらに、呼吸路の中に配設するためのサイズ にされた第1端部と、該ベンチュリ管の該第1開放端に接続された第2端部を 有する可撓性管を含むことを特徴とする請求の範囲29に記載の呼吸空気感知装 置。 41.該可撓性管の第2端部が該ベンチュリ管の該第1開放端に取外し自在に接続 されていることを特徴とする請求の範囲40に記載の呼吸空気感知装置。 42.患者の呼吸路の中で使用され、該コンジットが該ベンチュリ管の側壁の中に 該第1開放端の方を向いて形成され、該側壁が呼吸路の中に配設するためのサイ ズにされていることを特徴とする請求の範囲29に記載の呼吸空気感知装置。 43.該中央コンジット部が、該吸息コンジット部と連通した吸息コンジット中央 部と、 該呼息コンジット部と連通した呼息コンジット中央部を含み、該吸息及び呼 息コンジット中央部が、分離した空気流の通路を提供し、該コンジット中央開口 が、該管中央オリフィスと該吸息コンジット中央部を連通させる吸息中央開口と 、該管中央オリフィスと該呼息コンジット中央部を連通させる呼息中央開口を含 み、該吸息及び呼息中央開口が、該管中央オリフィスへの分離した空気流の通路 を提供することを特徴とする請求の範囲29に記載の呼吸空気感知装置。 44.気体の流れの方向を感知する装置において、 第1開放端と、第2開放端と、その間の狭窄中間部を含むベンチュリ管から なり、気体が該第1開放端から該第2開放端への第1方向と、該第2開放端から 該第1開放端への第2方向に流れることが可能であり、該ベンチュリ管が、第1 オリフィスと、第2オリフィスと、その間の該管中間部に配設された中央オリフ ィスを有することと、 該ベンチュリ管の外部に取付けられた流れ方向ハウジングからなり、該ハウ ジングが、第1部分と、第2部分と、その間に配設された中央部を備えたチャン ネルを有し、該ハウジングがさらに、該管第1オリフィスと整列させられ、該中 央チャンネル部から隔てられた該第1コンジット部の端部と連通した第1開口と 、該管第2オリフィスと整列させられ、該中央コンジット部から隔てられた該第 2チャンネル部の端部と連通した第2開口と、該管中央オリフィスと該中央チャ ンネル部を連通させる中央開口を含み、該第1方向に流れる気体の 一部の流れが、該ベンチュリ管の該第1開放端から該管第1オリフィス及び該ハ ウジング第1開口を通り、該ベンチュリ管の該管中間部に戻るために該第1チャ ンネル部を通り該ハウジング中央開口及び該管中央オリフィスに流れるようにし 、該第2方向に流れる気体の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第2開放端から 該管第2オリフィス及び該ハウジング第2開口を通り、該ベンチュリ管の該管中 間部に戻るために該第2チャンネル部を通り該ハウジング中央開口及び該管中央 オリフィスに流れるようにすることと、 該第1チャンネル部の中に配設され、該第1チャンネル部を通る気体の該部 分の該流れに応答する出力を有する第1気体流方向センサと、該第2チャンネル 部の中に配設され、該第2チャンネル部を通る気体の該部分の該流れに応答する 出力を有する第2気体流方向センサからなり、該第1及び第2気体流方向センサ の該出力を比較することにより、該ベンチュリ管を流れる気体が該第1方向に流 れているか、又は該第2方向に流れているかを判定できること を特徴とする気体の流れの方向を感知する装置。 45.該第1気体流方向センサが、該第1チャンネル部の中に配設され、第1温度 信号を提供するサーミスタであり、第2気体流方向センサが、該第2チャンネル 部の中に配設され、第2温度信号を提供するサーミスタであり、該第2温度信号 の信号強度に対する該第1温度信号の信号強度が、該ベンチュリ管を流れる気体 が該第1方向にあるか、又は第2方向にあるかを示していることを特徴とする請 求の範囲44に記載の気体流感知装置。 46.さらに、該ベンチュリ管を流れる気体についての気体質量指示信号を作出す ために、該管中間部の内部に配設された気体質量センサを含むことを特徴とする 請求の範囲44に記載の気体流感知装置。 47.さらに、気体温度指示信号を作出すために、該管中間部の内部に配設された 気体温度センサを含むことを特徴とする請求の範囲46に記載の気体流感知装置 。 48.さらに、該ベンチュリ管を流れる気体の体積を測定するために、該気体質量 指示信号及び該気体温度指示信号を受取り、使用するマイクロプロセッサを含む ことを特徴とする請求の範囲47に記載の気体流感知装置。 49.該気体質量センサがプラグにより該管中間部の内部のしかるべき位置に保持 され、該プラグが該管中央オリフィス及び該ハウジング中央開口の中に配設され 、該中央チャンネル部及び該管中間部と連通した貫通空気通路を有することを特 徴とする請求の範囲46に記載の気体流感知装置。 50.該ベンチュリ管と該ハウジングの間にシールを形成するために、該プラグが 該管中央オリフィス及び該ハウジング中央オリフィスの中に密封取付けされてい ることを特徴とする請求の範囲49に記載の気体流感知装置。 51.該ハウジングが、その内向き面に該チャンネルが形成された外向きハウジン グ部と、該ベンチュリ管と該外向きハウジング部の間に配設された内向きハウジ ング部を含み、該内向きハウジング部が内向き面と外向き面を有し、該ハウジン グ第1開口、該ハウジング第2開口及び該ハウジング中央開口が該内向きハウジ ング部の該内向き面と外向き面の間の全体にのびており、該内向きハウジング部 の該内向き面が該ベンチュリ管に密封取付けされ、該外向きハウジング部の該内 向き面が該内向きハウジング部の該外向き面に密封取付けされ、該チャンネルが 該内向きハウジング部の該ハウジング第1、第2及び中央開口と重なり合ってい ることを特徴とする請求の範囲44に記載の気体流感知装置。 52.該内向きハウジング部の該ハウジング第1開口及び該ハウジング第2開口が テーパ付きであり、該管第1及び第2オリフィスとの連通のためのベンチュリ管 の方を向いた第1部分と、該チャンネルとの連通のための該内向きハウジング部 の該外向き面の方を向いた該第1部分よりも狭い第2部分を有することを特徴と する請求の範囲51に記載の気体流感知装置。 53.さらに、該第1及び第2気体流方向センサに電気的に接続された回路盤を含 み、該外向きハウジンング部が、その外向き面に該チャンネルから外向きに形成 され、該回路盤を内部に受取るためのサイズにされたチャンバを有することを特 徴とする請求の範囲51に記載の気体流感知装置。 54.該中央チャンネル部が、第1中央チャンネル部と第2中央チャンネル部を含 み、該ハウジング中央開口が、該管中央オリフィスと該第1中央チャンネル部を 連通させる第1中央開口と、該管中央オリフィスと該第2中央チャンネル部を連 通させる第2中央開口を含み、該第1中央チャンネル部及び該第1中央開 口が、該ベンチュリ管への気体流の第1通路を提供し、該第2中央チャンネル部 及び該第2中央開口が、該ベンチュリ管への気体流の第2通路を提供し、該第1 通路と該第2通路が分離していることを特徴とする請求の範囲51に記載の気体 流感知装置。 55.気体の流れの方向を感知する装置において、 第1開放端と、第2開放端と、その間の狭窄部を含むベンチュリ管からなり 、気体が該第1開放端から該第2開放端への第1方向と、該第2開放端から該第 1開放端への第2方向に流れることが可能であり、該ベンチュリ管が、第1オリ フィスと、第2オリフィスと、その間の該管狭窄部に配設された中央オリフィス を有することと、 第1部分と、第2部分と、その間に配設された中央部を備えたコンジットか らなり、該コンジットが、該管第1オリフィスと該中央コンジット部から隔てら れた該第1コンジット部の端部を連通させる第1開口と、該管第2オリフィスと 該中央コンジット部から隔てられた該第2コンジット部の端部を連通させる第2 開口と、該管中央オリフィスと該中央コンジット部を連通させる中央開口を含み 、該第1方向に流れる気体の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第1開放端から 該管第1オリフィス及び該コンジット第1開口を通り、該ベンチュリ管の該管狭 窄部に戻るために該第1コンジット部を通り該コンジット中央開口及び該管中央 オリフィスに流れるようにし、該第2方向に流れる気体の一部の流れが、該ベン チュリ管の該第2開放端から該管第2オリフィス及び該コンジット第2開口を通 り、該ベンチュリ管の該管狭窄部に戻るために該第2コンジット部を通り該コン ジット中央開口及び該管中央オリフィスに流れるようにすることと、 該第1コンジット部の中に配設され、該第1コンジット部を通る気体の該部 分の該流れに応答する出力を有する第1気体流方向センサと、該第2コンジット 部の中に配設され、該第2コンジット部を通る気体の該部分の該流れに応答する 出力を有する第2気体流方向センサからなり、該第1及び第2気体流方向センサ の該出力から、該ベンチュリ管を流れる気体が該第1方向に流れているのか、又 は該第2方向に流れているのかを判定できること を特徴とする気体の流れの方向を感知する装置。 56.該第1気体流方向センサが第1温度信号を提供し、該第2気体流方向センサ が第2温度信号を提供し、該第1温度信号及び該第2温度信号が、該ベンチュリ 管を流れる気体が該第1方向にあるか、又は該第2方向にあるかを示しているこ とを特徴とする請求の範囲55に記載の気体流感知装置。 57.さらに、該第1温度信号及び該第2温度信号を使用し、該ベンチュリ管を流 れる呼吸空気が該第1方向にあるか、又は該第2方向にあるかを判定するために 、該第1気体流方向センサ及び該第2気体流方向センサに電気的に接続された電 子装置を含むことを特徴とする請求の範囲56に記載の気体流感知装置。 58.さらに、気体質量指示信号を作出すために該ベンチュリ管の内部に配設され た気体センサであることを特徴とする請求の範囲29に記載の気体感知装置。 59.該気体質量センサが、該コンジット中央開口の中に配設されたプラグにより 、該ベンチュリ管の内部のしかるべき位置に保持され、該プラグが、該中央コン ジット部及び該管狭窄部と連通した貫通空気通路を有することを特徴とする請求 の範囲58に記載の気体流感知装置。 60.さらに、該コンジットを形成するためにその内向き面にチャンネルが形成さ れた外向きハウジング部と、該ベンチュリ管と該外向きハウジング部の間に配設 された内向きハウジング部を備えたハウジングを含み、該内向きハウジング部が 内向き面と外向き面を有し、該コンジット第1開口、該コンジット第2開口及び 該コンジット中央開口が該内向きハウジング部の該内向き面と外向き面の間の全 体にのびており、該内向きハウジング部の該内向き面が該ベンチュリ管に密封取 付けされ、該外向きハウジング部の該内向き面が該内向きハウジング部の該外向 き面に密封取付けされ、該チャンネルが該内向きハウジング部の該コンジット第 1、第2及び中央開口と重なり合っていることを特徴とする請求の範囲55に記 載の気体流感知装置。 61.該中央コンジット部が、第1中央コンジット部と第2中央コンジット部を含 み、該第1コンジット中央部が該第1コンジット部と該管中央オリフィスを連通 させ、該第2コンジット中央部が該第2コンジット部と該管中央オリフィスを連 通させ、該第1コンジット中央部が、該ベンチュリ管への気体流の第1通 路を提供し、該第2コンジット中央部が、該ベンチュリ管への気体流の第2通路 を提供し、該第1通路と該第2通路が分離していることを特徴とする請求の範囲 55に記載の気体流感知装置。 62.気体の流れの方向を感知する装置において、 第1開放端と、第2開放端と、その間の狭窄中間部を含むベンチュリ管から なり、気体が該第1開放端から該第2開放端への第1方向と、該第2開放端から 該第1開放端への第2方向に流れることが可能であり、該ベンチュリ管が、該第 1開放端の方を向けて配設された第1オリフィスと、該管中間部に配設された中 央オリフィスを有することと、 気体が該ベンチュリ管を流れていることを指示する管気体流信号を作出すた めに該ベンチュリ管の内部に配設された気体流センサからなることと、 該ベンチュリ管の外部に取付けられた流れ方向ハウジングからなり、該ハウ ジングが、該管第1オリフィスと整列させられた第1開口と、該管第2オリフィ スと整列させられた中央開口を有し、該ハウジングがさらに、該ハウジング第1 開口と該ハウジング中央開口の間にのびるチャンネルを含み、該第1方向に流れ る気体の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第1開放端から該管第1オリフィス 及び該ハウジング第1開口を通り、該ベンチュリ管の該管中間部に戻るために該 チャンネルを通り該ハウジング中央開口及び該管中央オリフィスに流れるように することと、 該チャンネルの中に配設され、気体が該チャンネルを流れていることを指示 する信号を作出す第1気体流センサからなり、該第1気体流センサが、気体が該 ベンチュリ管を該第1方法に流れていることを指示することと、 該管気体流信号及び該チャンネル気体流信号を受取り、該第1気体流方向セ ンサにより感知されるような該ベンチュリ管の中の該第1方向の流れを示す該チ ャンネルの中の流れを指示する該チャンネル気体流信号の欠如と、該管気体流セ ンサにより感知されるような該管気体流信号による該ベンチュリ管の中の気体流 の指示に基づいて、気体が該ベンチュリ管を該第2方向に流れていると判定する 電子装置からなること を特徴とする気体の流れの方向を感知する装置。 63.該流れセンサが、気体質量指示信号を作出す気体質量センサであることを特 徴とする請求の範囲62に記載の気体流感知装置。 64.電子装置がマイクロプロセッサであることを特徴とする請求の範囲62に記 載の気体流感知装置。 65.該流れセンサがプラグにより該管中間部の内部のしかるべき位置に保持され 、該プラグが該管中央オリフィス及び該ハウジング中央開口の中に配設され、該 チャンネル及び該管中間部と連通した貫通空気通路を有することを特徴とする請 求の範囲62に記載の気体流感知装置。 66.該ベンチュリ管と該ハウジングの間にシールを形成するために、該プラグが 該管中央オリフィス及び該ハウジング中央オリフィスの中に密封取付けされてい ることを特徴とする請求の範囲65に記載の気体流感知装置。 67.該ハウジングが、その内向き面に該チャンネルが形成された外向きハウジン グ部と、該ベンチュリ管と該外向きハウジング部の間に配設された内向きハウジ ング部を含み、該内向きハウジング部が内向き面と外向き面を有し、該ハウジン グ第1開口及び該ハウジング中央開口が該内向きハウジング部の該内向き面と外 向き面の間の全体にのびており、該内向きハウジング部の該内向き面が該ベンチ ュリ管に密封取付けされ、該外向きハウジング部の該内向き面が該内向きハウジ ング部の該外向き面に密封取付けされ、該チャンネルが該内向きハウジング部の 該ハウジング第1及び中央開口と重なり合っていることを特徴とする請求の範囲 62に記載の気体流感知装置。 68.該内向きハウジング部の該ハウジング第1開口がテーパ付きであり、該管第 1オリフィスとの連通のためのベンチュリ管の方を向いた第1部分と、該チャン ネルとの連通のための該内向きハウジング部の該外向き面の方を向いた該第1部 分よりも狭い第2部分を有することを特徴とする請求の範囲67に記載の気体流 感知装置。 69.さらに、該流れセンサ及び該第1気体流方向センサに電気的に接続された回 路盤を含み、該外向きハウジンング部が、その外向き面に該チャンネルから外向 きに形成され、該回路盤を内部に受取るためのサイズにされたチャンバを有する ことを特徴とする請求の範囲67に記載の気体流感知装置。 70.気体の流れの方向を感知する装置において、 第1開放端と、第2開放端と、その間の狭窄部を含むベンチュリ管からなり 、気体が該第1開放端から該第2開放端への第1方向と、該第2開放端から該第 1開放端への第2方向に流れることが可能であり、該ベンチュリ管が、該第1開 放端の方を向けて配設された第1オリフィスと、該管狭窄部に配設された中央オ リフィスを有することと、 気体が該ベンチュリ管を流れていることを指示する管気体流信号を作出すた めに該ベンチュリ管の内部に配設された気体質量流センサからなることと、 該管第1オリフィスと該管中央オリフィスの間にのびているコンジットから なり、該第1方向に流れる気体の一部の流れが該ベンチュリ管の該管狭窄部に戻 るために該ベンチュリ管の該第1開放端から該管第1オリフィス及び該コンジッ トを通り該管中央オリフィスに流れるようにすることと、 該コンジットの中に配設され、気体が該コンジットを流れていることを指示 するコンジット気体流信号を作出す第1気体流方向センサからなり、該第1気体 流方向センサが、気体がベンチュリ管を該第1方向に流れていると判定すること と、 該管気体流信号及び該コンジット気体流信号を受取り、該第1気体流方向セ ンサにより感知されるような該コンジットの中の流れを示す該コンジット気体流 信号の欠如と、該管気体流センサにより感知されるような該管気体流信号による 該ベンチュリ管の中の気体流の指示に基づいて、気体が該ベンチュリ管を該第2 方向に流れていると判定する電子装置からなること を特徴とする気体の流れの方向を感知する装置。 71.患者の呼吸路の中で使用され、さらに、呼吸路の中に配設するためのサイズ にされた第1端部と、該ベンチュリ管の該第1開放端に接続された第2端部を有 する可撓性管を含むことを特徴とする請求の範囲70に記載の気体流感知装置。 72.該可撓性管の第2端部が該ベンチュリ管の該第1開放端に取外し自在に接続 されていることを特徴とする請求の範囲71に記載の気体流感知装置。 73.患者の呼吸路の中で使用され、該コンジットが該ベンチュリ管の側壁の中に 該第1開放端の方を向いて形成され、該側壁が呼吸路の中に配設するためのサイ ズにされていることを特徴とする請求の範囲70に記載の呼吸空気感知装置。 74.患者の呼吸空気を感知する装置において、 患者が呼息及び吸息を行う第1開放端と、第2開放端と、その間の狭窄部を 含むベンチュリ管からなり、該ベンチュリ管が吸息オリフィスと呼息オリフィス を有することと、 前記ベンチュリ管を流れる呼吸空気に関する空気流データを提供するために 該ベンチュリ管の内部に配設された流れセンサからなることと、 吸息部と、呼息部と、その間に配設された中央部を備えたコンジットからな り、該コンジットが、該管吸息オリフィスと該中央コンジット部から隔てられた 該吸息コンジット部の端部を連通させる吸息開口と、該管呼息オリフィスと該中 央コンジット部から隔てられた該呼息コンジット部の端部を連通させる呼息開口 と、該ベンチュリ管の外部の位置と該中央コンジット部を連通させる中央開口を 含み、患者が吸込む呼吸空気の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第2開放端か ら該管吸息オリフィス及び該コンジット吸息開口を通り、該ベンチュリ管の外部 の該位置に運ぶために該吸息コンジット部を通り該コンジット中央開口に流れる ようにし、患者が吐出す呼吸空気の一部の流れが、該ベンチュリ管の該第1開放 端から該管呼気オリフィス及び該コンジット呼息開口を通り、該ベンチュリ管の 外部の該位置に運ぶために呼息コンジット部を通り該コンジット中央開口に流れ るようにすることと、 該吸息コンジット部の中に配設され、該吸息コンジット部を通る呼吸空気の 該部分の該流れに応答する出力を有する吸気流方向センサと、該呼息コンジット 部の中に配設され、該呼息コンジット部を通る呼吸空気の該部分の該流れに応答 する出力を有する呼気流方向センサからなり、該吸気流及び呼気流方向センサの 該出力から、該ベンチュリ管を流れる呼吸空気が吸気であるか又は呼気であるか を判定できること を特徴とする患者の呼吸空気を感知する装置。 75.該流れセンサが、空気質量指示信号を作出す空気質量センサであることを特 徴とする請求の範囲74に記載の呼吸空気感知装置。 76.さらに、空気温度指示信号を作出すために該ベンチュリ管の内部に配設され た空気温度センサを含むことを特徴とする請求の範囲75に記載の呼吸空気感知 装置。 77.さらに、該ベンチュリ管の外部の周囲空気の湿度を検出し、湿度指示信号を 作出するための湿度センサと、該ベンチュリ管の外部の周囲空気の圧力を検出し 、圧力指示信号を作出するための圧力センサを含み、さらに、該空気質量指示信 号、該空気温度指示信号、該湿度指示信号及び該圧力指示信号を使用し、該ベン チュリ管を流れる該呼吸空気の体積を測定するために、該流れセンサ、該空気温 度センサ、該湿度センサ及び該圧力センサに電気的に接続された電子装置を含む ことを特徴とする請求の範囲76に記載の呼吸空気感知装置。 78.該ベンチュリ管がさらに、該管吸息オリフィスと該管呼息オリフィスの間に 配設された中央開口を含み、該流れセンサが、該コンジット中央開口の中に配設 されたプラグにより該ベンチュリ管の内部のしかるべき位置に保持されているこ とを特徴とする請求の範囲74に記載の呼吸空気感知装置。 79.さらに、該コンジットを形成するためにその内向き面にチャンネルが形成さ れた外向きハウジング部と、該ベンチュリ管と該外向きハウジング部の間に配設 された内向きハウジング部を備えたハウジングを含み、該内向きハウジング部が 内向き面と外向き面を有し、該コンジット吸息開口及び該コンジット呼息開口が 該内向きハウジング部の該内向き面と外向き面の間の全体にのびており、該内向 きハウジング部の該内向き面が該ベンチュリ管に密封取付けされ、該外向きハウ ジング部の該内向き面が該内向きハウジング部の該外向き面に密封取付けされ、 該チャンネルが該内向きハウジング部の該コンジット吸息及び呼息開口と重なり 合っていることを特徴とする請求の範囲74に記載の呼吸空気感知装置。 80.該コンジット中央開口が該ハウジングを貫通し、該ベンチュリ管の外部の該 位置が該ハウジングの外部になるような外部口の中で終わっており、さらに、該 外部口と連通したサンプル容器を含み、該コンジットの中の該呼吸空気の一部の 流れを該サンプル容器の中に入れることを可能にしていることを特徴とする請求 の範囲79に記載の呼吸空気感知装置。 81.さらに、患者が空気を該第1開放端の中に吐出した時に該ベンチュリ管の内 部の圧力を高めるために、該管第2開放端に選択的に配設可能である取外し自在 なクロージャを含むことを特徴とする請求の範囲80に記載の呼吸空気感知装置 。
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