JP2000501218A - カートリッジシェルに対し磁気ディスクをクランプするためのカム機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 磁気ディスクドライブ用カートリッジが、このカートリッジをドライブから取出したとき、このカートリッジへのドア（２３）が閉じると作動するクランプ機構を有する。このドアは、読み／書きヘッドがこのカートリッジにアクセスするとき通る開口を覆う。このカートリッジをドライブから取出したとき、本発明の機構（２６）が記録ディスクをカートリッジシェルに対してクランプして、がたつきを防ぎ、そうしなければ、このがたつきが記録ディスクを損傷することがある。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスクカートリッジのがたつき防止機構関連出願 本出願は、ブライアン・シックの“ディスクカートリッジのがたつき防止機構 ”という名称の、１９９５年６月７日出願の同時係属米国特許出願第０８／４７ ７，７６４号（代理人整理番号：ＩＯＭ−８７８７）の一部継属出願である。発明の背景 本発明は、データ記憶ドライブに関し、更に詳しくは、磁気ディスクドライブ 用着脱式カートリッジに関する。 フレキシブル磁気ディスクからデジタルデータを読み書きする磁気ディスクド ライブが広範囲に使われている。“フロッピーディスクドライブ”が、ワープロ 用途等のための、小型の、所謂マイクロコンピュータシステムに広範囲に使われ ている。フロッピーディスクカートリッジは、フロッピーディスクドライブに挿 入する、比較的薄く、柔軟なジャケットを含む。 ＩＢＭ３３５０のような、剛性ディスクドライブは、通常、固定剛性磁気媒体 を有する。磁気ヘッドは、磁気記録面に接触せずに、空気の薄膜に乗る。これや その他の特徴のために、これらのディスクドライブは、非常に精密で高速の動作 ができる。この種のディスクドライブを普通“ウィンチェスタ”ドライブと称す る。剛性の、着脱式カートリッジ、またはシェルに封入した剛性ディスクも使わ れている。米国特許第４，８６４，４５２号（トンプソン他）は、そのようなド ライブの例である。 ウィンチェスタドライブと同様の性能特性を持つが、着脱式カートリッジを備 える“べルヌーイ”ディスクドライブが開発されている。フレキシブル磁気ディ スクが、通常完全に密閉した剛性箱に封入されている。同一譲受人への米国特許 第４，４００，７４８号（バオック外）および関連特許は、ベルヌーイ安定化し たフレキシブルディスクを使用する、そのようなドライブを示す。同一譲受人へ の米国特許第４，９０１，１７３号（ジョン他）および関連特許は、所謂“半値 高”ドライブに関する改良を示す。 これらのドライブ用カートリッジには、それをドライブから取出したとき、カ ートリッジを閉じるドアがある。これは、カートリッジがドライブの中に入って いないとき、異物が磁気記録媒体を汚染するのを防ぐ。カートリッジをドライブ に挿入したとき、このドアは、開位置へスライドして、磁気記録ヘッドが記録媒 体にアクセスし、係合できるようにする。 カートリッジをドライブから取出したとき、それはしばしば手荒な扱を受ける 。取扱中、ディスクとシェルの物理的接触が、特にディスクとカートリッジシェ ルを過度に“がたつかせた”とき、ディスクを損傷することがある。 本発明の目的は、カートリッジをドライブから取出したとき、カートリッジの がたつきを防ぐために、ディスクをカートリッジシェルにクランプする装置を提 供することである。発明の概要 本発明によれば、データ記憶カートリッジをドライブから取出したとき、その カートリッジの中のクランプ機構が作動する。この機構は、がたつきを防ぐため に記録媒体を拘束する。 このクランプ機構は、スライドドアが駆動する。ドアを閉じたとき（カートリ ッジがドライブの外にあるとき）、この機構が拡張し、取扱中、媒体がカートリ ッジの中でがたつくのを拘束する。ドアを開くと（カートリッジをドライブに挿 入すると）、この機構が収縮し、ハブに接触せず、媒体を自由に回転できるよう にする。 この機構は、作動ワイヤによってスライドドアに取付けられ、それがばね継手 となって、ドアがその行程に亘って移動するとき、この機構とスライドドアの取 付け点との間の距離の相対変化を補償するコンプライアンスは勿論、この機構に スライド行程の両端でオーバートラベルを許容する。好適実施例では、記録媒体 の軸の周りに回転可能な部材が、ドアに結合されたアームを有し、スライドドア をこの機構に取付ける。このアームの末端の開口にあるワイヤが、ドアがその行 程を移動すると、この開口に出入りする。 このクランプ機構は、媒体と同一軸内で回転する回転カム、並進カムフォロワ ー、戻しばね、および作動ワイヤを含み、または滑りカートリッジドアの運動に 回転カムを連結するアームを含む。この機構は、カートリッジの上シェルに取付 けられる。それは媒体ハブの内側に作られた空洞内に設けられる。この機構は、 ロック状態と非ロック状態の二つの状態を有する。ロック状態で、並進カムフォ ロワーが媒体ハブに力を加え、このハブをカートリッジの下シェルに効果的に閉 込める。この力は、ドライブの外にあるとき、媒体がカートリッジの上シェルま たは下シェルにがたつくのを防ぐに十分である。非ロック状態では、並進カムが ハブに接触せず、従って媒体が自由に回転できるようにする。 本発明の前記およびその他の特徴、利点並びに目的は、以下の詳細な説明およ び添付の請求項から更に良く理解できよう。図面の簡単な説明 図１は、本発明のカートリッジの平面図を示し； 図２は、このカートリッジの正面図であり； 図３は、上シェルを取除いたカートリッジの等角図であり； 図４は、図３の線Ａ−Ａによる断面図であり； 図５は、スピンドルモータの平面図であり； 図５Ａは、図５の線Ａ−Ａによる断面図で、このモータ上にあるカートリッジ を示し； 図６は、ドアを閉じたカートリッジの破断等角図であり； 図６Ａは、ドアを開いた、図６に類似する図であり； 図７は、カートリッジドアを開いたときのカム／カムフォロワー組立体の側面 図であり； 図８は、図７の平面図であり； 図８Ａは、図８の線Ａ−Ａによる断面図であり； 図９は、カートリッジが開位置にあるときのカム／カムフォロワー組立体の側 面図であり； 図１０は、図９の組立体の平面図であり； 図１０Ｂは、図１０の線Ｂ−Ｂによる断面図であり； 図１１は、カートリッジが開位置にあるときのカム／カムフォロワー組立体の 等角図であり； 図１１Ａは、図８の線Ａ−Ａによる断面の等角図であり； 図１２は、カートリッジドアが開位置にあるときのカム／カムフォロワー組立 体の等角図であり；および 図１２Ｂは、図１０の線Ｂ−Ｂによる断面の等角図であり； 図１３は、ドアが閉位置にある、本発明の好適実施例の破断透視図であり； 図１４は、図１３のカートリッジの断面図であり； 図１５は、ドアが開位置にある、好適実施例の破断透視図であり； 図１６は、図１５のカートリッジの断面図であり;並びに 図１７は、上シェルとディスクを取除いた、カートリッジの平面図である。好適実施例の説明 図１ないし図４は、二つの半分シェルを有し、下半分シェル１１と上半分シェ ル１２が１３で一緒に結合されたカートリッジを示す。このカートリッジには、 ほぼ平坦な平面１８と１９の間に、前面１４、後面１５および二つの側面１６と １７がある。カートリッジの前面にある開口２０が読み／書きヘッドによる記録 ディスク２２、２２Ａへのアクセスを可能にする。カートリッジをドライブから 取出したとき、フレキシブルドア２３がこの開口を覆う。 本発明によれば、ドア２３を開閉したとき、クランプ機構が作動する。この機 構は、ディスク２２と同軸上を回転できる回転カム２４を含む。カム２４は、こ のカムの円周の関数として軸方向に伸びる面２５を有する。カム２４が回転する と、面２５によって並進カムフォロワー２６（図６）が動かされる。この軸方向 運動がディスク２２を下半分シェル１１に対し、図４に示す位置へクランプする 。 図３に示すように、回転カム２４は、作動ワイヤ２７によってドア２３に連結 されている。作動ワイヤ２７は、ドア２３の行程の両端でオーバートラベルを許 容するばね継手となる。ばね２７は、カム２４とこの作動ワイヤ２７がドア２３ に取付けられている点２８との間の距離の相対変化にも備える。この距離は、ド アがその行程に亘って移動するとき変動する。 記録ディスク２２および２２Ａがハブ２９に取付けられている（図４および図 ５Ａ）。スペーサ２９Ａがディスク２２および２２Ａを分離する。カムフォロワ ー２６がハブ２９に軸方向力を加えて記録ディスク２２をシェルの底壁１１に対 してクランプする。 保持ばね３０がハブ２９と同軸に配置されている。保持ばね３０がハブ２９に 捻りを加え、それがカムフォロワー２６によって並進された後に、図３に示す位 置へ戻す。圧縮ばね３１がカムフォロワー２６にバイアスを掛けてそれをばね３ １へ戻し、ばね３０と同心であるがその外側にあるばね３１がカムフォロワー２ ６を戻す力を与え、それをその開位置にもたらす。ばね３０と３１を共に図１１ Ａに示す。このカートリッジは、その中心に空洞を有し、その中に本発明のクラ ンプ機構が配置されている。ハブキャップ３２がこれらのばねをこの空洞の中に 保持する。 図１３ないし図１７は、クランプ機構とドアの間の接続が、ディスクの軸の周 りに回転可能な部材３３である、本発明の好適実施例を示す。回転可能部材３３ は、ドア２３の方へ半径方向に伸びるアーム３４を有する。アーム３４の末端は 、ワイヤ３５によってドアに結合されている（図１６および図１７）。ワイヤ３ ５は、アームの開口３６に配置されている。このワイヤは、ドアがその行程に亘 って移動すると、開口３６に出入りする。これは、ドアの行程全体に亘るドアま での半径方向距離の変動に対応する。 このアーム上の突出部３７がばね３８を有し、それは、ドアの行程の最後の部 分でドアを閉じるために必要な閉鎖力を提供する。ばね３８は、アーチ形路４０ の中を移動する、屈曲端３９を有する。このアーチ形路は、その終端に切欠き４ １を有する。屈曲端４１がアーチ形路４０に沿って移動するとき、ドア行程の終 端で切欠き４１に落込む。これは、ドアを閉じるために必要な余分な力を与える 。 アーチ形路４０は、カートリッジの面にあるくぼみである。このくぼみは、カ バー４２を有し、ばね３８とその屈曲端３９が閉じた路を移動する。 この好適実施例に種々の修正が施されよう。従って、添付の請求項は、そのよ うな修正を全て本発明の真の精神および範囲内に包含する意図である。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年１月７日（１９９７．１．７） 【補正内容】 明細書 カートリッジシェルに対し磁気ディスクをクランプするためのカム機構関連出願 本出願は、ブライアン・シックの“ディスクカートリッジのがたつき防止機構 ”という名称の、１９９５年６月７日出願の同時係属米国特許出願第０８／４７ ７，７６４号の一部継属出願である。発明の背景 本発明は、データ記憶ドライブに関し、更に詳しくは、磁気ディスクドライブ 用着脱式カートリッジに関する。 フレキシブル磁気ディスクからデジタルデータを読み書きする磁気ディスクド ライブが広範囲に使われている。“フロッピーディスクドライブ”が、ワープロ 用途等のための、小型の、所謂マイクロコンピュータシステムに広範囲に使われ ている。フロッピーディスクカートリッジは、フロッピーディスクドライブに挿 入する、比較的薄く、柔軟なジャケットを含む。 ＩＢＭ３３５０のような、剛性ディスクドライブは、通常、固定剛性磁気媒体 を有する。磁気ヘッドは、磁気記録面に接触せずに、空気の薄膜に乗る。これや その他の特徴のために、これらのディスクドライブは、非常に精密で高速の動作 ができる。この種のディスクドライブを普通“ウィンチェスタ”ドライブと称す る。剛性の、着脱式カートリッジ、またはシェルに封入した剛性ディスクも使わ れている。米国特許第４，８６４，４５２号（トンプソン他）は、そのようなド ライブの例である。 ウィンチェスタドライブと同様の性能特性を持つが、着脱式カートリッジを備 える“べルヌーイ”ディスクドライブが開発されている。フレキシブル磁気ディ スクが、通常完全に密閉した剛性箱に封入されている。同一譲受人への米国特許 第４，４００，７４８号（バオック外）および関連特許は、べルヌーイ安定化し たフレキシブルディスクを使用する、そのようなドライブを示す。同一譲受人へ の米国特許第４，９０１，１７３号（ジョン他）および関連特許は、所謂“半値 ー、戻しばね、および作動ワイヤを含み、または滑りカートリッジドアの運動に 回転カムを連結するアームを含む。この機構は、カートリッジの上シェルに取付 けられる。それは媒体ハブの内側に作られた空洞内に設けられる。この機構は、 ロック状態と非ロック状態の二つの状態を有する。ロック状態で、並進カムフォ ロワーが媒体ハブに力を加え、このハブをカートリッジの下シェルに効果的に閉 込める。この力は、ドライブの外にあるとき、媒体がカートリッジの上シェルま たは下シェルにがたつくのを防ぐに十分である。非ロック状態では、並進カムが ハブに接触せず、従って媒体が自由に回転できるようにする。 本発明の前記およびその他の特徴、利点並びに目的は、以下の詳細な説明およ び添付の請求項から更に良く理解できよう。図面の簡単な説明 図１は、本発明のカートリッジの平面図を示し； 図２は、このカートリッジの正面図であり； 図３は、上シェルを取除いたカートリッジの等角図であり； 図４は、図３の線Ａ−Ａによる断面図であり； 図５は、スピンドルモータの平面図であり； 図５Ａは、図５の線Ａ−Ａによる断面図で、このモータ上にあるカートリッジ を示し； 図６は、ドアを閉じたカートリッジの破断等角図であり； 図６Ａは、ドアを開いた、図６に類似する図であり； 図７は、カートリッジドアを開いたときのカム／カムフォロワー組立体の側面 図であり； 図８は、図７の平面図であり； 図８Ａは、図８の線Ａ−Ａによる断面図であり； 図９は、カートリッジが開位置にあるときのカム／カムフォロワー組立体の側 面図であり； 図１０は、図９の組立体の平面図であり； 図１０Ｂは、図１０の線Ｂ−Ｂによる断面図であり； 図１１は、カートリッジが開位置にあるときのカム／カムフォロワー組立体の 等角図であり； 図１１Ａは、図８の線Ａ−Ａによる断面の等角図であり； 図１２は、カートリッジドアが開位置にあるときのカム／カムフォロワー組立 体の等角図であり；および 図１２Ｂは、図１０の線Ｂ−Ｂによる断面の等角図であり； 図１３は、ドアが閉位置にある、本発明の好適実施例の破断透視図であり； 図１４は、図１３のカートリッジの断面図であり； 図１５は、ドアが開位置にある、好適実施例の破断透視図であり； 図１６は、図１５のカートリッジの断面図であり；並びに 図１７は、上シェルとディスクを取除いた、カートリッジの平面図である。好適実施例の説明 図１ないし図４は、二つの半分シェルを有し、下半分シェル１１と上半分シェ ル１２が１３で一緒に結合されたカートリッジを示す。このカートリッジには、 ほぼ平坦な平面１８と１９の間に、前面１４、後面１５および二つの側面１６と １７がある。カートリッジの前面にある開口２０が読み／書きヘッドによる記録 ディスク２２、２２Ａへのアクセスを可能にする。カートリッジをドライブから 取出したとき、フレキシブルドア２３がこの開口を覆う。 本発明によれば、ドア２３を開閉したとき、クランプ機構が作動する。この機 構は、ディスク２２、２２Ａと同軸上を回転できる回転カム２４を含む。カム２ ４は、このカムの円周の関数として軸方向に伸びる面２５を有する。カム２４が 回転すると、面２５によって並進カムフォロワー２６（図６）が動かされる。こ の軸方向運動がディスク２２を下半分シェル１１に対し、図４に示す位置へクラ ンプする。 図３に示すように、回転カム２４は、作動ワイヤ２７によってドア２３に連結 されている。作動ワイヤ２７は、ドア２３の行程の両端でオーバートラベルを許 容するばね継手となる。ばね２７は、カム２４とこの作動ワイヤ２７がドア２３ に取付けられている点２８との間の距離の相対変化にも備える。この距離は、ド アがその行程に亘って移動するとき変動する。 記録ディスク２２および２２Ａがハブ２９に取付けられている（図４および図 ５Ａ）。スペーサ２９Ａがディスク２２および２２Ａを分離する。カムフォロワ ー２６がハブ２９に軸方向力を加えて記録ディスク２２をシェルの底壁１１に対 してクランプする。 保持ばね３０がハブ２９と同軸に配置されている。保持ばね３０がハブ２９に 捻りを加え、それがカムフォロワー２６によって並進された後に、図３に示す位 置へ戻す。圧縮ばね３１がカムフォロワー２６にバイアスを掛けてそれを戻し、 ばね３０と同心であるがその外側にあるばね３１がカムフォロワー２６を戻す力 を与え、それをその開位置にもたらす。ばね３０と３１を共に図１１Ａに示す。 このカートリッジは、その中心に空洞を有し、その中に本発明のクランプ機構が 配置されている。ハブキャップ３２がこれらのばねをこの空洞の中に保持する。 図１３ないし図１７は、クランプ機構とドアの間の接続が、ディスクの軸の周 りに回転可能な部材３３である、本発明の好適実施例を示す。回転可能部材３３ は、ドア２３の方へ半径方向に伸びるアーム３４を有する。アーム３４の末端は 、ワイヤ３５によってドアに結合されている（図１６および図１７）。ワイヤ３ ５は、アームの開口３６に配置されている。このワイヤは、ドアがその行程に亘 って移動すると、開口３６に出入りする。これは、ドアの行程全体に亘るドアま での半径方向距離の変動に対応する。 このアーム上の突出部３７がばね３８を有し、それは、ドアの行程の最後の部 分でドアを閉じるために必要な閉鎖力を提供する。ばね３８は、アーチ形路４０ の中を移動する、屈曲端３９を有する。このアーチ形路は、その終端に切欠き４ １を有する。屈曲端４１がアーチ形路４０に沿って移動するとき、ドア行程の終 端で切欠き４１に落込む。これは、ドアを閉じるために必要な余分な力を与える 。 アーチ形路４０は、カートリッジの面にあるくぼみである。このくぼみは、カ バー４２を有し、ばね３８とその屈曲端３９が閉じた路を移動する。 この好適実施例に種々の修正が施されよう。従って、添付の請求項は、そのよ うな修正を全て本発明の真の精神および範囲内に包含する意図である。請求の範囲 １． （訂正）読み／書きヘッドが記録媒体上にデータを読み／書きするドラ イブ用カートリッジであって： ほぼ平坦な平面の間に、前面、後面および二つの側面を有するシェル； 上記シェルの中にある上記記録媒体； 上記読み／書きヘッドが上記記録媒体にアクセスするために、上記シェルにあ る開口； 上記カートリッジを上記ドライブから取出したとき、上記開口を覆うドア； 上記記録媒体と同軸上を回転可能なカムで、上記カムは、上記ドアを開閉する ので上記カムが回転されるとき、上記カムの円周の関数として軸方向に伸びる面 を有し、上記カムが並進カムフォロワーを軸方向に動かして、上記ドアを閉じる とき、上記媒体を上記シェルの一つの平面に対してクランプし、および上記ドア を開くために上記カムが回転されるとき、上記媒体を自由に回転するようにする カム； 上記記録媒体を取付けるハブで、上記カムフォロワーが上記媒体を上記シェル の平面壁に対してクランプするために上記ハブに軸方向力を加えるハブ； 上記ハブと同軸に配置された戻しばねで、上記ハブが上記カムフォロワーによ って並進された後にそれを戻すためにそれにバイアスを掛ける戻しばね； を含み、上記ドアが開位置へ動くとき、上記戻しばねが上記ハブを上記平面から 離し、上記ハブの中心に空洞があって、上記ハブ、上記カム、上記カムフォロワ ーおよび上記ばねが上記空洞の中にあるカートリッジ。 ２．（１９条で削除） ３．（１９条で削除） ４．（削除） ５. （訂正）請求項１に記載するカートリッジに於いて、上記ドアがその開 位置と閉位置の間の行程を有し、上記カムが上記ドアに作動ワイヤによって連結 され、そのワイヤが上記ドアの行程の両端でオーバートラベルを許容するばね継 手となるカートリッジ。 ６. （訂正）請求項５に記載するアクチュエータに於いて、上記ばね継手ワ イヤが上記ドア前枠にある点で取付けられ、上記ドアが軌道をスライドし、上記 ばね継手は、上記ドアがその行程に亘って移動するときの、上記クランプ装置と 上記ばね継手ワイヤが上記スライドドアに取付けられている点との間の距離の相 対変化を許容するアクチュエータ。 ７. （削除） ８. （削除） ９. （削除） １０. （削除） １１. （訂正）請求項１に記載するカートリッジに於いて、上記カムが上記 記録媒体の軸の周りに回転可能な部材によって上記ドアに結合されているカート リッジ。 １２. 請求項１１に記載するカートリッジに於いて、上記部材が上記ドアの 方へ半径方向に伸びるアームを有し、上記アームの末端が上記ドアに結合されて いるカートリッジ。 １３. 請求項１２に記載するカートリッジであって、更に： 上記アームの末端を上記ドアに結合するワイヤで、上記アームの末端の開口に 配置され、上記ドアが開閉すると、上記開口に出入りするワイヤ； を含むカートリッジ。 １４. （削除） １５. （訂正）請求項１に記載するカートリッジであって、更に： 上記部材上にあり、上記アームと軸の周りに対向する突出部；および 上記ばね用のアーチ形路で、上記ばねが屈曲端を有し、上記ドアが開位置から 閉位置へ動くとき、上記屈曲端がその中を移動するアーチ形路； を含むカートリッジ。 １６. 請求項１５に記載するカートリッジであって、更に： 上記アーチ形路の端にある切欠きで、上記ドアがその閉位置へ移動する最後の 部分で上記ドアを閉じる力を与えるために、上記ばねの上記屈曲端が落込む切欠 き； を含むカートリッジ。 １７. 請求項１５に記載するカートリッジであって、更に： 上記アーチ形路用のカバーで、上記ドアが開位置と閉位置の間を動くとき、上 記ばねがこのカバーされたアーチ形路の中を移動するカバー； を含むカートリッジ。 １８. （訂正）読み／書きヘッドが記録媒体上にデータを読み／書きするド ライブ用カートリッジであって： シェル； 上記シェルの中の上記記録媒体； 上記読み／書きヘッドが上記記録媒体にアクセスするために、上記シェルにあ る開口； 上記カートリッジを上記ドライブから取出したとき、上記開口を覆うドア； 上記記録媒体と同軸上を回転可能なカムで、上記カムは、上記ドアを開閉する ので上記カムが回転されるとき、上記カムの円周の関数として軸方向に伸びる面 を有し、上記ドアを開位置と閉位置の間で動かすとき、上記カムを回転するよう に上記ドアに連結されているカム： 上記カムによって軸方向に動かされ、上記ドアを閉じるとき、上記媒体を上記 シェルの平面に対してクランプし、および上記ドアを開くために上記カムが回転 されるとき、上記媒体を自由に回転するようにする並進カムフォロワー； 上記記録媒体の軸の周りに回転可能な部材で、上記カムが上記部材によって上 記ドアに結合され、上記部材が上記ドアの方へ半径方向に伸びるアームを有し、 上記アームの末端が上記ドアに結合される部材；並びに 上記アームの末端を上記ドアに結合するワイヤで、上記アームの末端の開口に 配置され、上記ドアが開閉すると、上記開口に出入りするワイヤ； を含むカートリッジ。 １９. （訂正）読み／書きヘッドが記録媒体上にデータを読み／書きする ドライブ用カートリッジであって： シェル； 上記シェルの中にある上記記録媒体； 上記読み／書きヘッドが上記記録媒体にアクセスするために、上記シェルにあ る開口； 上記カートリッジを上記ドライブから取出したとき、上記開口を覆うドア；並 びに 上記ドアを閉じたとき、上記媒体を拘束し、上記ドアを開いたとき、上記媒体 を自由に回転するようにするために、上記ドアが開閉すると作動するクランプ装 置で： 上記記録媒体と同軸上を回転可能なカムで、上記カムの円周の関数として軸 方向に伸びる面を有するカム； 上記媒体を上記シェルの一つの壁に対してクランプするために上記カムによ って動かされる並進カムフォロワー； 上記記録媒体を取付けるハブで、上記カムフォロワーが上記媒体を上記シェ ルの上記壁に対してクランプするために上記ハブに軸方向力を加えるハブ:お よび 上記ハブと同軸に配置された戻しばねで、上記ハブが上記カムフォロワーに よって並進された後にそれを戻すためにそれにバイアスを掛ける戻しばね； を含むクランプ装置； を含むカートリッジ。 ２０. 請求項１９に記載するカートリッジに於いて、上記カムの上記面が上 記カムの円周の関数として上記カートリッジの上記壁の方へ軸方向に伸び、上記 ドアが閉位置にあるとき、上記カムが上記ハブおよび取付けられたディスクを上 記壁に押付け、上記ドアが開位置へ動くとき、上記戻しばねが上記ハブを上記壁 から離すカートリッジ。 【図５】 【図６】【図７】【図８】 【図９】【図１０】 【図１１】 【図１２】 【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年７月１５日（１９９７．７．１５） 【補正内容】 【図１】 【図２】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リッチ，エドワード エル. アメリカ合衆国 84403 ユタ州オグデン, オールド ポスト ロード 5173 (72)発明者 サムナー，ウェイン エイ. アメリカ合衆国 84403 ユタ州オグデン, イースト イーストウッド ブールバード 2088

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １. 読み／書きヘッドが記録媒体上にデータを読み／書きするドライブ用カ ートリッジであって： ほぼ平坦な平面の間に、前面、後面および二つの側面を有するシェル； 上記シェルの中の記録媒体； 上記読み／書きヘッドが上記記録媒体にアクセスするために、上記シェルにあ る開口； 上記カートリッジを上記ドライブから取出したとき、上記開口を覆うドア；並 びに 上記記録媒体と同軸上を回転可能なカムで、上記カムは、上記ドアを開閉する ので上記カムが回転されるとき、上記媒体を上記側面の一つに対してクランプす るために軸方向に伸びる面を有し、上記カムが並進カムフォロワーを軸方向に動 かして、上記ドアを閉じるとき、上記媒体を上記シェルの一つの側面に対してク ランプし、および上記ドアを開くために上記カムが回転されるとき、上記媒体を 自由に回転するようにするカム； を含むカートリッジ。 ２．［削除］ ３．［削除］ ４. 請求項１に記載するカートリッジに於いて、上記カムが、上記ドアを開 位置と閉位置の間で動かすと、上記カムを回転するように上記ドアに連結されて いるカートリッジ。 ５. 請求項４に記載するカートリッジに於いて、上記カムが上記ドアに作動 ワイヤによって連結され、そのワイヤが上記ドアの行程の両端でオーバートラべ ルを許容するばね継手となるカートリッジ。 ６. 請求項５に記載するアクチュエータに於いて、上記ドアが軌道をスライ ドし、上記ばね継手は、上記ドアがその行程に亘って移動するときの、上記クラ ンプ装置と上記ばね継手ワイヤが上記スライドドアに取付けられている点との間 の距離の相対変化を許容するアクチュエータ。 ７． 請求項１に記載するカートリッジであって、更に： 上記記録媒体を取付けるハブで、上記カムフォロワーが上記媒体を上記シェル の平面壁に対してクランプするために上記ハブに軸方向力を加えるハブ；を含む カートリッジ。 ８. 請求項７に記載するカートリッジであって、更に： 上記ハブと同軸に配置された戻しばねで、上記ハブが上記カムフォロワーによ って並進された後にそれを戻すためにそれにバイアスを掛ける戻しばね； を含むカートリッジ。 ９. 請求項８に記載するカートリッジに於いて、上記カムの上記面が上記カ ムの円周の関数として上記カートリッジの平面壁の方へ軸方向に伸び、上記ドア が閉位置にあるとき、上記カムが上記ハブおよび取付けられたディスクを上記平 面壁に押付け、上記ドアが開位置へ動くとき、上記戻しばねが上記ハブを上記平 面壁から離すカートリッジ。 １０. 請求項８に記載するカートリッジに於いて、上記ハブがその中心に空 洞を有し、上記カムが上記空洞の中にあるカートリッジ。 １１. 請求項４に記載するカートリッジに於いて、上記カムが上記記録媒体 の軸の周りに回転可能な部材によって上記ドアに結合されているカートリッジ。 １２. 請求項１１に記載するカートリッジに於いて、上記部材が上記ドアの 方へ半径方向に伸びるアームを有し、上記アームの末端が上記ドアに結合されて いるカートリッジ。 １３. 請求項１２に記載するカートリッジであって、更に： 上記アームの末端を上記ドアに結合するワイヤで、上記アームの末端の開口に 配置され、上記ドアが開閉すると、上記開口に出入りするワイヤ； を含むカートリッジ。 １４. 請求項１１に記載するカートリッジであって、更に： 上記カートリッジを上記ドライブから取出したとき、上記ドアを上記閉位置へ 戻すためのばね； を含むカートリッジ。 １５. 請求項１４に記載するカートリッジであって、更に： 上記部材上にあり、上記アームと軸の周りに対向する突出部；および 上記ばね用のアーチ形路で、上記ばねが屈曲端を有し、上記ドアが開位置から 閉位置へ動くとき、上記屈曲端がその中を移動するアーチ形路； を含むカートリッジ。 １６. 請求項１５に記載するカートリッジであって、更に： 上記アーチ形路の端にある切欠きで、上記ドアがその閉位置へ移動する最後の 部分で上記ドアを閉じる力を与えるために、上記ばねの上記屈曲端が落込む切欠 き； を含むカートリッジ。 １７. 請求項１５に記載するカートリッジであって、更に： 上記アーチ形路用のカバーで、上記ドアが開位置と閉位置の間を動くとき、上 記ばねがこのカバーされたアーチ形路の中を移動するカバー； を含むカートリッジ。 １８. 読み／書きヘッドが記録媒体上にデータを読み／書きするドライブ用 カートリッジであって： シェル； 上記シェルの中の記録媒体； 上記読み／書きヘッドが上記記録媒体にアクセスするために、上記シェルにあ る開口； 上記カートリッジを上記ドライブから取出したとき、上記開口を覆うドア；お よび 上記記録媒体と同軸上を回転可能なカムで、上記カムは、上記ドアを開閉する ので上記カムが回転されるとき、上記媒体を上記側面の一つに対してクランプす るために軸方向に伸びる面を有し、上記カムが並進カムフォロワーを軸方向に動 かして、上記ドアを閉じるとき、上記媒体を上記シェルの一つの側面に対してク ランプし、および上記ドアを開くために上記カムが回転されるとき、上記媒体を 自由に回転するようにし、上記ドアを開位置と閉位置の間で動かすとき、上記カ ムを回転するように上記ドアに連結されているカム； 上記記録媒体の軸の周りに回転可能な部材で、上記カムが上記部材によって上 記ドアに結合され、上記部材が上記ドアの方へ半径方向に伸びるアームを有し、 上記アームの末端が上記ドアに結合される部材;並びに 上記アームの末端を上記ドアに結合するワイヤで、上記アームの末端の開口に 配置され、上記ドアが開閉すると、上記開口に出入りするワイヤ； を含むカートリッジ。 １９. 読み／書きヘッドが記録媒体上にデータを読み／書きするドライブ用 カートリッジであって： シェル； 上記シェルの中にある上記記録媒体； 上記読み／書きヘッドが上記記録媒体にアクセスするために、上記シェルにあ る開口； 上記カートリッジを上記ドライブから取出したとき、上記開口を覆うドア； 上記ドアを閉じたとき、上記媒体を拘束し、上記ドアを開いたとき、上記媒体 を自由に回転するようにするために、上記ドアが開閉すると作動するクランプ装 置で： 上記記録媒体と同軸上を回転可能なカムで、上記カムが回転されるとき、上 記媒体をクランプするために軸方向に伸びる面を有するカム； 上記媒体を上記シェルの一つの壁に対してクランプするために 上記カムによって動かされる並進カムフォロワー； 上記記録媒体を取付けるハブで、上記カムフォロワーが上記媒体を上記シェ ルの上記壁に対してクランプするために上記ハブに軸方向力を加えるハブ；お よび 上記ハブと同軸に配置された戻しばねで、上記ハブが上記カムフォロワーに よって並進された後にそれを戻すためにそれにバイアスを掛ける戻しばね； を含むクランプ装置； を含むカートリッジ。 ２０. 請求項１９に記載するカートリッジに於いて、上記カムの上記面が上 記カムの円周の関数として上記カートリッジの上記壁の方へ軸方向に伸び、上記 ドアが閉位置にあるとき、上記カムが上記ハブおよび取付けられたディスクを上 記壁に押付け、上記ドアが開位置へ動くとき、上記戻しばねが上記ハブを上記壁 から離すカートリッジ。