JP2000500831A - 汚染されたパルプ懸濁液を処理するためのプラント - Google Patents
汚染されたパルプ懸濁液を処理するためのプラントInfo
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Abstract
(57)【要約】
いくつかの液体サイクロンを用いて相対的に軽質の不純物及び重質の不純物をパルプ懸濁液から分離する。本発明によれば、まず最初、軽質の不純物を分離するように設計されているいくつかの並列に連結された液体サイクロンを含む第1の多重液体サイクロン装置(6)により軽質の不純物をそのパルプ懸濁液から分離し、かつそのパルプ懸濁液の繊維濃度を実質的に上昇させ、そしてその後で、重質の不純物を分離するように設計されているいくつかの並列に連結された液体サイクロンを含む第2の多重液体サイクロン装置(13)によって繊維濃度の上昇とともに重質の不純物をそのパルプ懸濁液から分離する。
Description
【発明の詳細な説明】
汚染されたパルプ懸濁液を処理するためのプラント
本発明は、相対的に軽質の、及び重質の不純物の含まれたパルプ懸濁液を、こ
のパルプ懸濁液からそれら不純物を液体サイクロンによって除去するように処理
する方法に関する。本発明はまた、そのようなパルプ懸濁液を処理するための、
そのパルプ懸濁液の実質的な濃縮のもとにこのパルプ懸濁液から軽質の不純物を
分離するように設計されている並列に連結されたいくつかの液体サイクロンを有
する第1の多重液体サイクロン装置と、及びそのパルプ懸濁液から重質の不純物
を分離するように設計されている並列に連結されたいくつかの液体サイクロンを
有する第2の多重液体サイクロン装置とを含むプラントにも関する。このプラン
トは更に、その分離されるべきパルプ懸濁液をそれらの各多重液体サイクロン装
置へポンプ給送するための少なくとも1つのポンプを含む。この「相対的に軽質
の、及び重質の不純物」の語は、そのパルプ懸濁液の繊維に比して軽質であり、
また重質であるような不純物を意味する。この関連において、相対的に軽質の不
純物はまた、それ自身では繊維より重いけれどもそれらの形状のために液体サイ
クロンの中でより軽い繊維として挙動するような粒子をも含む。
軽質及び重質の不純物は通常、まず最初、重質の不純物を、いわゆる「正常」
型の液体サイクロンによって除去し、その後で軽質不純物を「逆」型の液体サイ
クロンによって分離することによりパルプ懸濁液から分離される。そのような正
常型液体サイクロンと、この正常型液体サイクロンの下流に配置されたそのよう
な逆型液体サイクロンとを含む液体サイクロンプラントの1つが、例えばカナダ
国特許CA 1,203,778に開示されている。
軽質の、プラスチック類や種々の接着剤断片のような不純物の比重は木材繊維
の比重に接近しているために逆型液体サイクロンによりそのような軽質の不純物
と分離されるパルプ懸濁液の繊維濃度は、分離効率を良好にするために約0.4
ないし0.7%(全明細書を通じて、あげてある繊維濃度は全て重量%による)
と比較的低くなければならない。この理由のために正常型液体サイクロンには通
常は、その逆型液体サイクロンへ供給するのに適した排出されるパルプ懸濁液を
与えるような0.4ないし0.75%の範囲の繊維濃度を有するパルプ懸濁液が
供給され、と言うのは正常型液体サイクロンはそのパルプ懸濁液を若干稀釈する
からである。すなわち、正常型液体サイクロンと逆型液体サイクロンとへ供給さ
れるパルプ懸濁液の流れはほぼ同じ大きさであり、これがそのパルプ懸濁液を正
常型液体サイクロンと後続の逆型液体サイクロンとの両方を通してポンプ給送す
るためにただ1つのポンプを用いるのを有利にする(例えばヨーロッパ特許EP
−0,422,314参照)。
上述の類のプラントの設備費及び運転経費は重大であり、と言うのはそれら多
重液体サイクロン装置を非常に大きな流量に対して寸法決定しなければならず、
40,000リットル/分と180,000リットル/分との間が通常的である。
本発明の目的は、ここにあげた類の、上述の従来技術と比較して処理されるパ
ルプ懸濁液の実質的に低い流れがもたらされ、それにより設備費及び運転経費が
実質的に低下するような方法及びプラントを提供することである。
この目的は、まず最初、軽質の不純物を分離するように設計されているいくつ
かの並列に連結された液体サイクロンを含む第1の多重液体サイクロン装置によ
り軽質の不純物をそのパルプ懸濁液から分離し、かつそのパルプ懸濁液の繊維濃
度を実質的に上昇させ、そしてその後で、重質の不純物を分離するように設計さ
れているいくつかの並列に連結された液体サイクロンを含む第2の多重液体サイ
クロン装置によりその繊維濃度の上昇したパルプ懸濁液から重質の不純物を分離
することを特徴とする、最初にあげた方法により達成される。その結果、第2多
重液体サイクロン装置の中の液体サイクロンの数を実質的に少なくすることがで
き、と言うのはその第1多重液体サイクロン装置からの軽質不純物の分離された
パルプ懸濁液の流量が第1多重液体サイクロン装置に供給されるパルプ懸濁液の
流量よりも実質的に小さいからである。この、第2の多重液体サイクロン装置を
通る低下した流量はまた、この流れをポンプ給送するのに必要なエネルギーの低
下をももたらす。例えば、第1多重液体サイクロン装置によってパルプ懸濁液の
繊維濃度を0.4%から0.8%へ上昇させることは十分に可能であり、これは
第2多重液体サイクロン装置の中の液体サイクロンの必要数を50%低下させ、
と言うのはこの第2の液体サイクロン装置を通る流量が半分になるからである。
その高められた繊維濃度のパルプ懸濁液はポンプを介して第1多重液体サイク
ロン装置から第2液体サイクロン装置へ有利に導かれる。
第2多重液体サイクロン装置のそれぞれの液体サイクロンには好ましくはその
液体サイクロンの半径方向外側の液体層の中に繊維の絡み合いの形成を妨げるの
に適した乱流増大手段が設けられており、そしてそのパルプ懸濁液が第2多重液
体サイクロン装置により分離されるのに先立って、そのパルプ懸濁液の繊維濃度
を第1多重液体サイクロン装置によって少なくとも0.9%に上昇させる。驚く
べきことに、そのような乱流発生手段を含む液体サイクロンによって、分離効率
を受容できない程に低下させることなく相対的に重質の不純物をパルプ懸濁液か
ら分離できることが証明された。実際に、繊維濃度を約1.5%まで上昇させた
ときにも分離効率を満足に維持することができる。特に効率的な、国際特許WO
93/10908に示されているような、各液体サイクロンの分離室の中の半径
方向外側を向いたいくつかの段の形の乱流発生手段を備えた液体サイクロンがA
lfa Laval Celleco AB より StepRelease(
登録商標)の名称で市販されている。
本発明の目的はまた、ポンプがその分離されるべきパルプ懸濁液を第1多重液
体サイクロン装置を通してポンプ給送するのに適していること、及びその第1多
重液体サイクロン装置が、軽質不純物の分離された濃縮されたパルプ懸濁液を第
2多重液体サイクロン装置へ供給するようにこの第2多重液体サイクロンに連結
されていることを特徴とする、前に記述したプラントによっても達成される。
好ましくは第2多重液体サイクロン装置のそれぞれの液体サイクロンにはその
液体サイクロンの半径方向外側の液体層の中に繊維の絡み合いの形成を妨げるの
に適した乱流発生手段が設けられており、そしてその第1多重液体サイクロン装
置はそのパルプ懸濁液を少なくとも0.9%の繊維濃度、好ましくは少なくとも
1.0%で、最高1.5%の繊維濃度に濃縮するのに適している。
第1多重液体サイクロン装置は有利には、上記の濃縮されたパルプ懸濁液を第
1多重液体サイクロン装置から第2多重液体サイクロン装置へ移送するための或
る追加的なポンプを備えた連結導管を介してその第2液体サイクロン装置に連結
されている。上記2つのポンプのエネルギー消費量は第1及び第2の多重液体サ
イクロン装置を運転するために用いられるただ1つのポンプのエネルギー消費量
よりも実質的に少ない。
上記追加的なポンプの上流で第1多重液体サイクロン装置の下流において上記
連結導管には有利には、第1多重液体サイクロン装置の受入分画のための出口に
おいて一定の逆圧を維持するのに適した逆圧装置が設けられていてもよい。この
逆圧装置は、その第1多重液体サイクロン装置を回収された繊維の含まれた返送
流で負荷させることなく上記返送流を第2多重液体サイクロン装置の排除分画か
ら第2多重液体サイクロン装置へ戻し移送することを可能にする。
本発明に従うプラントの他の有利な特徴は添付の特許請求の範囲に記載されて
いる。
以下、本発明を添付の図面の参照のもとにより詳細に説明するが、これらの図
面において
第1図は、乱流発生装置を備え、または備えていない液体サイクロンにおいて
その浄化効率がいかにそのパルプ懸濁液の繊維濃度に依存するかを示す図表であ
り、
第2図は、本発明の第1具体例に従うプラントのフローシートを示し、そして
第3図は、本発明の第2具体例に従うプラントのフローシートを示す。
これらの図において同一の構成部分には同一の参照数字が与えられている。
第1図には、1つの例としての図表が示されているが、これには古い従来の正
常型液体サイクロンについてのパルプ懸濁液の繊維濃度Cへの浄化効率ηの依存
性が実線の曲線で示されており、そしてWO93/10908に示されている類
の乱流発生手段の設けられた新規な正常型液体サイクロンについては点線の曲線
で示されている。各液体サイクロンの入口と受入分出口との間の圧力差dPはこ
の場合に120kPaである。この図表から明らかなように、従来の液体サイク
ロンの浄化効率は0.5%の繊維濃度における約92%から0.9%の繊維濃度
において約87%に低下しており、これに対してこの新規な液体サイクロンの浄
化効率は0.9%の繊維濃度においてなお約92%である。このことは、繊維濃
度0.9%を有し、そしてその新規な液体サイクロンにより分離されたパルプ懸
濁液の中には僅かに8%の不純物しか残存しておらず、一方、旧型の液体サイク
ロンにより分離された同じパルプ懸濁液の中には13%の不純物が残留している
ことを意味する。従って、旧型の液体サイクロンは0.9%の繊維濃度のパルプ
懸濁液を分離した場合にこの新しい液体サイクロンよりも60%も多くの不純物
が通り抜けてしまうことを許容する。
添付図より明らかなように、この新しい液体サイクロンの1.0%と言う、よ
り高い繊維濃度における浄化効率がなお約92%であるのに対して古い液体サイ
クロンの浄化効率は更に約85%まで低下している。0.9%よりも高い繊維濃
度においては古い液体サイクロンの繊維の絡み合いによる頂部出口の閉塞の危険
は劇的に上昇し、そしてこの理由のために古い液体サイクロンは実際においては
0.9%よりも低い繊維濃度のパルプ懸濁液に対してしか用いられない。これに
対して、この新しい液体サイクロンは閉塞の危険なく1.5%までの繊維濃度の
パルプ懸濁液を分離するのに用いることができる。ここでの制限因子は閉塞の危
険ではなくて、より低い浄化効率である。
第1図に従う線図が或る特定の種類のパルプ懸濁液に関するものであることは
指摘されるべきである。もちろん他の種類のパルプ懸濁液はこの線図において別
な曲線を与えるけれども、上の例より明らかな実際の差異はそのような他の種類
のパルプ懸濁液についても当てはまる。
第2図には、相対的に軽質の不純物及び重質の不純物を含んでいるパルプ懸濁
液のための供給導管1と、分離されたパルプ懸濁液を受けて脱水するための機械
2、例えばロータリフィルタと、ボーシーブ、すなわち抄紙機と、及び機械2か
らの水を受けるための容器3とを含む本発明の第1の具体例に従うプラントが示
されている。この容器3からポンプ5の設けられた導管4が多重液体サイクロン
装置6まで延びており、これは例えば Alfa Laval Celleco
AB により市販されている Tripac 90 Reverse (登録商
標)のような、旧型のいくつかの並列に連結されている円錐状の液体サイクロン
を含む。この多重液体サイクロン装置6は、パルプ懸濁液のための入口7と、比
較的軽質の不純物の分離されたパルプ懸濁液を含む受入分画のための頂部出口8
と、及び相対的に軽質の不純物を含む軽質排除分画のための基部出口9とを有し
ている。ポンプ11を備えた連結導管10が頂部出口8から多重液体サイクロン
装置13の入口12まで延びており、この液体サイクロン装置は、国際特許WO
93/10908に示されている型の乱流発生手段を備えたいくつかの、並列に
連結された円錐状の液体サイクロンを含んでいる。この多重液体サイクロン装置
13は、相対的に重質の不純物を含んでいる重質排除分画のための頂部出口14
と、及び相対的に重質の不純物の分離されたパルプ懸濁液を含む受入分画のため
の基部出口15とを有している。この基部出口15から移送導管16が機械2ま
で直接延びている。
分離されたパルプ懸濁液のための返送導管17が移送導管16から導管4まで
延びている。返送導管17にはこの返送導管17の中の返送流を調節するための
弁18が設けられている。
多重液体サイクロン装置13の頂部出口14を通って流れる重質排除分画は若
干の繊維を含んでおり、これは多重液体サイクロン装置13と同じ種類のいくつ
かの並列に連結された液体サイクロンを含む或る多重液体サイクロン装置19に
よって回収される(この排除分画の中の繊維は通常、カスケード状に連結された
多重液体サイクロン装置のいくつかの段階によって回収されるが、ここでは簡単
のためにそのような段階のただ1つだけが示されている)。
導管4と導管17との連結部の上流において導管4に連結されている導管20
が多重液体サイクロン装置19まで延びている。この導管20の中にポンプ21
が存在している。多重液体サイクロン装置13の頂部出口14は導管22を介し
てポンプ21の上流で導管20に連結されている。多重液体サイクロン装置19
における基部出口23は導管24を介して導管4と導管20との間の連結部の下
流において回収された繊維をポンプ5に供給するための導管4に連結されている
。多重液体サイクロン装置19の頂部出口25は分離された重質の不純物のため
の図示されていない容器に連結されている。
多重液体サイクロン装置6の基部出口を通って流れる軽質排除分画は若干の繊
維を含んでおり、これは多重液体サイクロン装置6と同じ種類のいくつかの並列
に連結された円錐状液体サイクロンを含む多重液体サイクロン装置26によって
回収される(この軽質排除分画の中の繊維は通常、カスケード状に連結された多
重液体サイクロン装置のいくつかの段階によって回収されるが、ここでは簡単の
ためにそのような段階のただ1つだけが示されている)。ポンプ28を備えた導
管27が導管20と導管22との連結部の上流で導管20から多重液体サイクロ
ン装置26まで延びている。基部出口9からの抜出し導管29はポンプ28の上
流で導管27に連結されている。多重液体サイクロン装置26の頂部出口30は
は導管31を介して導管4と導管20との間の連結部の下流で導管4に連結され
ている。多重液体サイクロン装置26の基部川口32は分離された軽質不純物の
ための図示されていない容器に連結されている。
第2図に従うプラントの運転の間に供給導管1を経てやって来るパルプ懸濁液
は多重液体サイクロン装置6に供給されるパルプ懸濁液の繊維濃度が約0.6%
になるように容器3からの水で稀釈され、これは頂部出口8を通って流れるパル
プ懸濁液の受入分画において約1.2%の繊維濃度を与える。基部出口9からの
軽質排除分画は導管27の中で水で稀釈され、そしてポンプ28によって多重液
体サイクロン装置26へポンプ給送されるが、これは頂部出口30を通る回収さ
れた繊維を含む受入分画及び基部出口32を通る軽質不純物を含む軽質排除分画
を与える。この受入分画は導管31を介してポンプ5へ送り戻される。
多重液体サイクロン装置13の基部出口15から、相対的に重質の不純物の分
離されたパルプ懸濁液を含み、かつこの場合には約1.15%の繊維濃度を有す
る受入分画が機械2へ送られる。この機械2の容量に依存して弁18はその移送
導管16の中の流れの一部がポンプ5へ戻されるように調節される。
多重液体サイクロン装置13の頂部出口14からの重質排除分画は導管20の
中で水で稀釈され、そしてポンプ21によって多重液体サイクロン装置19へポ
ンプ給送され、これは基部出口23を通る回収された繊維の含まれた受入分画と
頂部出口25を通る重質不純物の含まれた排除分画とを与える。この受入分画は
導管24を介してポンプ5へ戻される。
第3図には、多重液体サイクロン装置19からの回収された繊維の含まれた受
入分画を、ポンプ5及び多重液体サイクロン装置6に負荷を与えることなく、送
り戻すためにいくつかの手段が設けられていること、及び適当なコントロール手
段が与えられていることを除いて第2図に従うプラントと同じである本発明の第
2の具体例に従うプラントが示されている。従って、連結導管10は多重液体サ
イクロン装置6の頂部出口8から溢流部34を備えた第1の開放容器33まで上
向きに延びている第1の部分10aと、及びその溢流部34を介して容器33か
らパルプ懸濁液を受けるように配置された、第2の開放容器35からポンプ11
まで延びる第2の部分10bとを含んでいる。
これら容器33及び35、並びに溢流部34は、頂部出口8の中の一定の逆圧
を維持するのに適した逆圧装置を構成する。
或る液面コントロール手段36が多重液体サイクロン装置6の基部出口9から
の抜出し導管29の中に配置されているコントロール弁37を、第2容器35の
液面水準が溢流部34の下方になるように上記水準に応答してコントロールする
のに適している。返送導管38が導管24から弁39を経て容器35まで延びて
いる。導管24の中に弁40が設けられている。これら弁39及び40によって
多重液体サイクロン装置19からの受入分画の所望の流れの部分を導管38及び
導管24の中で調節することができる。例えば、流れの主要部分、又は受入分画
の全部を返送導管38を介して容器35へ導くことができ、それによってポンプ
運転のためのエネルギーを節約し、かつ多重液体サイクロン6の中の液体サイク
ロンの数を減少させることができる。
或るコントロール装置41がポンプ5の容量を多重液体サイクロン装置6の出
口7における圧力に応じてコントロールするのに適している。頂部出口8の上方
の或る高さ位置に配置されている開放容器33が配置されているために多重液体
サイクロン装置6の頂部出口8の中には一定の逆圧が存在するので、コントロー
ル装置41は入口7と頂部出口8との間に所望の圧力差を維持するようにその入
口7の中の圧力をコントロール必要があるだけである。
或るコントロール装置42が多重液体サイクロン装置13の入口12と基部出
口15との間の圧力差に応じてポンプ11の容量をコントロールするのに適して
いる。或るコントロール弁43が導管22の中に設けられており、そして多重液
体サイクロン装置13の受入分画出口15と頂部出口14との間の圧力差に応じ
てコントロール装置44によりコントロールされる。
多重液体サイクロン装置19からの回収された繊維を含む受入分画は、第3図
に従うプラントの運転の間に多重液体サイクロン装置6からそのパルプ懸濁液に
容器35を通して供給されるので、このパルプ懸濁液の繊維濃度は、このパルプ
懸濁液が多重液体サイクロン装置13へポンプ給送されるに先立って約1.3%
に高められる。結果として、相対的に重質の不純物の分離された多重液体サイク
ロン装置13の基部出口15を通り流れるパルプ懸濁液の繊維濃度は約1.15
%になる。
これに加えて、第3図に従うプラントは第2図に従うプラントと同じ態様で運
転される。
これと異なって、第3図に従うプラントのコントロール弁42及び44の一方
又は両方を第2図に従うプラントにおいて採用することもできる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 相対的に軽質及び重質の不純物を含むパルプ懸濁液から液体サイクロンを 用いてこれら不純物を分離する、パルプ懸濁液を処理する方法において、まず最 初、軽質の不純物を分離するように設計されているいくつかの並列に連結された 液体サイクロンを含む第1の多重液体サイクロン装置(6)により軽質の不純物 をそのパルプ懸濁液から分離し、かつそのパルプ懸濁液の繊維濃度を実質的に上 昇させ、そしてその後で、重質の不純物を分離するように設計されているいくつ かの並列に連結された液体サイクロンを含む第2の多重液体サイクロン装置(1 3)によりその繊維濃度の上昇したパルプ懸濁液から重質の不純物を分離するこ とを特徴とする、上記方法。 2. 繊維濃度の上昇したパルプ懸濁液が、第1多重液体サイクロン装置(6) からポンプ(11)を介して第2多重液体サイクロン装置(13)へ導かれるこ とを特徴とする、請求の範囲1に従う方法。 3. 第2多重液体サイクロン装置(13)のそれぞれの液体サイクロンにその 液体サイクロンの中の半径方向外側の液体層の中に繊維の絡み合いの形成を妨げ るのに適した乱流発生手段が設けられていること、及びこのパルプ懸濁液が第2 多重液体サイクロン装置により分離されるに先立ってそのパルプ懸濁液の繊維濃 度を第1多重液体サイクロン装置(6)により少なくとも0.9%に高めること を特徴とする、請求の範囲1又は2に従う方法。 4. パルプ懸濁液が第2多重液体サイクロン装置(13)により分離されるに 先立ってこのパルプ懸濁液の繊維濃度を第1多重液体サイクロン装置(6)によ り少なくとも1.0%、そして最高で1.3%に高めることを特徴とする、請求 の範囲3に従う方法。 5. 軽質及び重質の不純物の分離されたパルプ懸濁液を第2多重液体サイクロ ン装置(13)から直接そのパルプ懸濁液の脱水用の機械(2)へ導くことを特 徴とする、請求の範囲1ないし4のいずれか1つに従う方法。 6. 相対的に軽質及び重質の不純物を含むパルプ懸濁液を処理するための、こ のパルプ懸濁液の実質的な濃縮のもとにこのパルプ懸濁液から軽質不純物を分離 するように設計されているいくつかの並列に連結された液体サイクロンを有する 第1の多重液体サイクロン装置(6)と、このパルプ懸濁液から重質の不純物を 分離するように設計されているいくつかの並列に連結された液体サイクロンを有 する第2の多重液体サイクロン装置(13)と、及びそれら各多重液体サイクロ ン装置によって分離されるべきパルプ懸濁液をポンプ給送するための少なくとも 1つのポンプ(5)とを含むプラントにおいて、このポンプ(5)が、第1多重 液体サイクロン装置(6)により分離されるべきパルプ懸濁液をポンプ給送する のに適合していること、及びその第1多重液体サイクロン装置が、軽質不純物の 除かれた濃縮されたパルプ懸濁液を第2多重液体サイクロン装置へ供給するよう にその第2多重液体サイクロン装置(13)に連結されていることを特徴とする 、上記プラント。 7. 第2多重液体サイクロン装置(13)のそれぞれの液体サイクロンに、そ の液体サイクロンの半径方向外側の液体層の中に繊維の絡み合いの形成を妨げる のに適合した乱流発生手段が設けられていること、及びその第1多重液体サイク ロン装置(6)がそのパルプ懸濁液を少なくとも0.9%の繊維濃度に濃縮する のに適合していることを特徴とする、請求の範囲6に従うプラント。 8. 第1多重液体サイクロン装置(6)が少なくとも1.0%、そして最高で 1.5%の繊維濃度にそのパルプ懸濁液を濃縮するのに適合していることを特徴 とする、請求の範囲7に従うプラント。 9. 第2多重液体サイクロン装置(13)が、重質不純物の除かれたパルプ懸 濁液をこの第2多重液体サイクロン装置からパルプ懸濁液脱水用の機械(2)へ 移送するための移送導管(16)を介して上記機械(2)に直接連結されている ことを特徴とする、請求の範囲6ないし8のいずれか1つに従うプラント。 10. 分離されたパルプ懸濁液のための返送導管(17)が上記移送導管(1 6)から上記ポンプ(5)の吸込み側まで延びていることを特徴とする、請求の 範囲9に従うプラント。 11. 第1多重液体サイクロン装置(6)が、上記濃縮されたパルプ懸濁液を この第1多重液体サイクロン装置から第2多重液体サイクロン装置へ移送するた めの追加的なポンプ(11)の含まれた連結導管(10)を介して第2多重液体 サイクロン装置(13)に連結されていることを特徴とする、請求の範囲6ない し10のいずれか1つに従うプラント。 12. 第2多事優液体サイクロン装置(13)が分離されるべきパルプ懸濁液 のための入口(12)と受入分画のための出口(15)とを含んでいること、及 び或る制御装置(42)が、第2多重液体サイクロン装置の上記入口と上記受入 分画のための出口との間の圧力差に応じて上記追加的なポンプ(11)の容量を 制御するのに適合していることを特徴とする、請求の範囲11に従うプラント。 13. 次容器追加的なポンプ(11)の上流で上記第1多重液体サイクロン装 置(6)の下流において上記連結導管(10)に、第1多重液体サイクロン装置 (6)の或る受入分画のための出口(8)の中で一定の逆圧を維持するのに適合 した逆圧装置(33−35)が設けられていることを特徴とする、請求の範囲1 1又は12に従うプラント。 14. 逆圧装置が溢流部(34)を有する第1の開放容器(33)と、及び上 記溢流部(34)を超えて流れるパルプ懸濁液を受けるように配置された第2の 開放容器(45)とを含んでいることを特徴とする、請求の範囲13に従うプラ ント。 15. 上記連結導管(10)が、第1多重液体サイクロン装置(6)から第1 容器(33)まで延びている第1の部分(10a)と、及び第2容器(35)か ら上記追加的ポンプ(11)を経て第2多重液体サイクロン装置(13)まで延 びている第2の部分(10b)とを含んでいることを特徴とする、請求の範囲1 4に従うプラント。 16. 第1多重液体サイクロン装置(6)が軽質排除分画のための出口(9) を含んでいること、或る制御弁(37)を備えた抜出し導管(29)がこの軽質 排除分画のための出口から延び出していること、及び或る液面コントロール手段 (36)が第2容器(35)の中の懸濁液の液面水準に応じて上記液面が溢流部 (34)より低くなるようにその制御弁(37)をコントロールするのに適合し ていることを特徴とする、請求の範囲15に従うプラント。 17. 第2多重液体サイクロン装置(13)が、重質排除分画から繊維を回収 するための少なくとも1つの多重液体サイクロン装置(19)に連結された重質 排除分画用の出口(14)を含んでいること、及び成る返送導管(38)が、回 収された繊維の含まれている受入分画を繊維回収用の上記多重液体サイクロン装 置(19)から上記第2開放容器(35)へ移送するのに適合していることを特 徴とする、請求の範囲14ないし16のいずれか1つに従うプラント。
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