JP2000500374A - 人体組織または体液中の物質の経皮的測定 - Google Patents

人体組織または体液中の物質の経皮的測定

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Abstract

(57)【要約】 被検者に光を向ける光源(1)と;光検出手段(10)と;被検者から戻る反射光または蛍光発光を集束させる集束手段(3)、及び、被検者の表面下における選択されたレベル(d)の領域から戻る光だけしか検出手段(10)に伝送されないように、前記集束手段(3)からの光を通す光学的選択手段(6)を含む光学系が含まれている:装置。測定が行われるレベルを選択することによって、他のレベルからの妨害を軽減することができる。ビリルビンを測定するためのハンド・ヘルド式装置について解説される。

Description

【発明の詳細な説明】 人体組織または体液中の物質の経皮的測定 技術分野 本発明は、被検者の人体組織または体液中における所定の物質の経皮的測定に 用いられる装置、及びその測定の実施方法に関するものである。 背景技術 人体組織または血液のような体液内の物質の測定は、一般に、診断するためま たは所定の医療状態をモニタするために実施される。血清中のビリルビンの測定 のような多くの場合に、分析のため、血液標本が採取される。これは、一般に、 新生児の黄疸の査定において、新生児の踵から血液標本を採取して実施される。 しかし、この手法は、新生児に外傷を負わせる可能性があり、感染症を生じる可 能性があり(とりわけ、処置のモニタのため、繰り返し標本を採取する必要のあ る場合)、高濃度のビリルビンでは信頼に足る測定結果が得られない。 ビリルビンのような物質を測定するため、いくつかの非侵襲性の光学技法が提 案されている。これらの技法には、1つ以上の波長で被検者の皮膚を照射し、皮 膚から反射される、または、場合によっては、例えば指のような人体組織を透過 する光を検出し、その結果を分析して、測定すべき物質によって生じる反射光ま たは透過光のスペクトル特性を測定することが必要とされる。しかし、こうした 測定は、皮膚の色素沈着、発育度、光線療法のような処置の影響、及び、血液の ヘモグロビンといった他の物質の存在を含む、いくつかの要素によって妨害され る。これらの困難を克服しようとして、通常はいくつかの波長の複雑な分析を実 施して、所望の測定に対する妨害の影響を軽減する試みがなされる。 本発明の目的は、こうした問題を回避するか、または、大幅に軽減することに ある。 発明の開示 本発明の第1の態様によれば、被検者に光を向ける光源と;光検出手段と;光 学系とが含まれている、被検者の人体組織または体液中における所定の物質の経 皮的測定に用いられる装置である。その光学系は、被検者から戻る光を集束させ る集束手段と、被検者の表面下または表面における選択されたレベルの領域から 戻る光だけしか検出手段に伝送されないように構成された、集束手段からの光を 通す光学的選択手段とから成る。 本発明の第2の態様によれば、被検者に光を向け、その照射の結果として被検 者から戻る光を集束させて、光学的選択手段に通し、被検者の表面下または表面 における選択されたレベルの領域から戻る光だけしか検出されないようにする、 被検者の人体組織または体液中における所定の物質の経皮的測定方法が得られる 。 本発明のある特定の実施態様によれば、ビリルビンの測定装置及び方法が得ら れ、望ましい構成の場合、その装置は、照射によって誘発される蛍光発光を検出 する。 本発明の他の特徴については、以下の説明、及び、明細書を補足する請求項か ら明らかになるであろう。 留意しておくべきは、測定という用語は、定量及び半定量測定だけではなく、 所定の物質の存在を識別するのに十分なだけの測定も含めるように用いられてい るという点である。 図面の簡単な説明 次に、添付の図面に関連して、ただ単なる例示として、本発明についてさらに 説明を加えることにする: 図1には、本発明の実施形態の1つによる装置の概略図が示されている。 図2は、ビリルビンの水溶液に関する発光スペクトルを示すグラフである。 発明を実施するための最良の形態 図示の装置には、第1及び第2のレンズ2及び3と、半銀塗布ミラーの形態を とるビーム分割器4から構成される光学系を用いて、その光が被検者に対して集 束させられる、例えば、発光ダイオードまたはレーザ・ダイオードのような、理 想の点に近い光源1が含まれている。図示のように、光は、被検者の皮膚5を透 過し、皮膚5の表面下における、レンズ3から選択された距離dのポイントに集 束させられる。 照射ポイントから戻る光は、レンズ3によって集められ、集束させられて、ビ ーム分割器4及び空間フィルタ6に通される。例示の空間フィルタ6は、ピン・ ホールの形をとり、図示のように、レンズ3から距離dの照射ポイントから戻る 光だけが、ピン・ホールに集束し、従って、ピン・ホールを通過できるような光 学的構成が施されている。ピン・ホールを通過した光は、次に、検出システムに 向けられる。検出システムは、光を平行化するレンズ7と、戻る光の成分波長を 分離する働きをする段階的フィルタ(graduated filter)または透過格子のよう な周波数選択素子または周波数分散素子と、フォトダイオード・アレイまたは電 荷結合素子のようなマルチチャネル検出器の形態をなす検出手段10に分離波長 の光を集束させるもう1つのレンズ9を含む。用途によっては、反射格子が分散 素子として用いられる場合もある。 例えば、最大エントロピまたは最大確率計算によって、それぞれの検出素子に よって検出される波長に関する強度値を表した検出手段10の出力に分析を加え ると、測定される物質の濃度に関する最適化された、最少偏倚の測定が可能にな る。 皮下における所定の距離の領域から戻る光だけしか検出されないように、光学 検出システムを構成することによって、真の経皮的測定を行うことが可能になる のは明らかである。こうして、色素層下の領域の測定を行うことによって、皮膚 の表面またはその近くに生じる皮膚の色素沈着による妨害を回避することが可能 になる。 測定が行われる領域のレベルを選択する能力は、血清中におけるビリルビンの レベルが依然として高い可能性がある場合でも、皮膚組織におけるビリルビンの レベルを急速に低下させることになりがちな、光線療法による処置に起因する問 題の克服にも役立つ。従って、初期スクリーニングでは、真皮における高い領域 の測定を行うことが可能であるが、後で、真皮または皮下脂肪におけるより低い 領域の測定を行うことが必要になる。測定が行われるレベルは、例えば、1つ以 上のレンズ及び/または空間フィルタ6の軸方向調整といった、光学系の調整に よって選択される。 皮膚の厚さは、とりわけ、早産児の場合、かなりの経時変動を生じる可能性が あるので、皮膚の発育度も測定に影響する。上述の装置は、いかなる皮膚の厚さ であろうと、適切なレベルにおける測定を可能にする。 また、測定される物質が集中している選択された領域の測定を行うことによっ て、他の物質の存在に起因する妨害を軽減することが可能である。従って、空間 フィルタリングによって、ユーザは、測定が行われる皮膚、組織、または、血管 のレベルまたは層を選択することが可能になる。測定は、皮膚の表面下数ミリメ ートル以上の領域、または、場合によっては、皮膚の表面自体で実施することが 可能である。測定領域は、用いられる光学装置に応じて、ほぼ、直径20ミクロ ン、深さ20ミクロンのサイズまで縮小することが可能である。 従って、皮膚表面から反射される光だけしか測定しない、または、皮膚のいく つかの異なる層からの平均反射率だけしか測定しない、上述の方法によれば、先 行技術に対してかなりの利点が得られる。同様に、透過技法によれば、光を透過 する組織及び体液に関する平均測定値だけが得られる。 選択された領域から生じる光だけしかピン・ホールを通過できないので、ピン ・ホールによって、単純ではあるが、有効な空間フィルタが得られる。他の領域 からの光は、ピン・ホールから離れたレンズ3によって集束させられ、従って、 ピン・ホールを通過することができない。こうして、光学選択システムによって 、他の領域からの光が排除される。 云うまでもなく、ピン・ホールという用語は、実際のピン・ホール、及び、例 えば、他の手段によって造られた小さい穴、または、不透明領域内における小さ い透明領域といった、その同等物を包含するように用いられている。 ピン・ホールの代わりに、または、ピン・ホールに加えて、他の形態の空間フ ィルタを利用することもできるのは明らかである。また、レンズ3を軸方向に移 動させ、それによって、被検者内におけるいくつかの異なるレベルまたはスライ スのスペクトル・イメージを検出することも可能である。従って、こうしたイメ ージに処理を施して、断層撮影法を用いてその領域の3次元イメージを形成する ことが可能である。さらに、例えば、ピン・ホールをシミュレートするように構 成された、あるいは、選択されたレベルから集束させられる円錐状の光だけしか 透過しないように構成された、液晶光弁を利用することも可能である。空間フィ ルタを設けることは、異なる波長の複数の光源ではなく、単一の光源だけしか用 いる必要がないということを表している。 次に、ビリルビンの測定に関連して、上に概略を述べた方法について詳述する ことにする。 ビリルビンは、青の光を吸収し、蛍光発光によって、固有の黄/オレンジ色を 示すより波長の長い光を放出する、所定の原子団(発色団)を備えた大形分子で ある。黄疸にかかった乳児は、皮膚組織、とりわけ、脂肪中におけるビリルビン の溶解度に従って、この黄/オレンジ色を示す。血液の赤色は、やはり、スペク トルの青部分の光を吸収するヘモグロビンによって生じ、従って、光の吸収また は反射に基づく測定を妨げる。 ビリルビンの存在は、その吸収またはその蛍光発光を測定することによって検 出することが可能である。前者は、肉眼で検出することができるが、周知のよう に、不正確であり、いったん光線療法が開始されると、不可能になる。上述のよ うに、ビリルビンによる皮膚の色のより正確な測定を可能にする各種皮膚反射率 計が提案されているが、これらは、上述のさまざまな妨害要因によって生じる問 題を欠点として有しており、これまで、正確で信頼に足る非侵襲的測定システム の構築を妨げてきたのが、これらの問題点であると思われる。 本明細書に記載の方法は、上述のように、空間フィルタリングを用いて、測定 の行われる皮膚層を選択することによってこれらの問題点を克服または軽減する ものである。さらに、ビリルビンを測定する場合、反射光に加えて、または、反 射光の代わりに、その蛍光発光を検出することが望ましい。さらに、より詳細に 後述するように、得られたスペクトル・データの分析は、残りの妨害要因を克服 するように、統計的に最適化されたデータ処理ソフトウェアが行う。 ビリルビンの測定に用いられる装置は、理想の点光源に極めて近い光源が得ら れる、青色発光ダイオード(LED)を利用する。こうしたダイオードは、ビリ ルビン分子の吸収最大値にちょうど一致する、470nmのピーク出力波長を備 えており、従って、フィルタを必要としない。そのダイオードは、小形バッテリ による電力供給も可能である。 ビリルビンの存在に関してスクリーニングを行う場合、レンズ2及び3とビー ム分割器4から構成される光学系は、ビリルビン濃度が最も高い領域である、皮 膚の表面下約600ミクロンの脂肪層に、LEDからの光を集束させるように配 置される。 皮膚からの後方散乱光及び拡散反射光は、レンズ3によって集められ、ビーム 分割器4を通って、レンズ3の焦点以外のいからなる場所からの入射光も阻止す る働きをする空間フィルタ6に送られる。従って、レンズ3の焦点が合わせられ た皮膚の表面下600ミクロンの領域から生じる光だけが、空間フィルタ6を透 過する。皮膚の色を生じさせるメラニン色素によって散乱する光は、皮膚表面に より近い表皮において発生し、従って、測定から排除される。 空間フィルタ6を通る光は、レンズ7によって平行化され、さらに、透過格子 8によって分散される。900/ミリメートルを超える溝を備えた安価なプラス チック製格子フィルムによって、成分波長の優れた分散を行えることが分かって いる。従って、透過格子8は、たった1つか2つの波長の分析ではなく、真の分 光を実施する。透過格子8の出力は、近接レンズ9によって、例えば、線形アレ イをなす256の素子から構成することが可能なフォトダイオード・アレイ検出 器10に集束させられる。異なる角度で透過格子8から出てくる波長の光は、そ れぞれ、検出器のそれぞれの素子に集束するので、検出器の個々の素子からの出 力によって、個々の波長の強度測定が可能になる。図2には、ビリルビンに関す る典型的なスペクトル発光曲線が示されている。 ビリルビンは、通常、抱合型と非抱合型という、2つの主たる形態で存在して おり、乳児にとって危険なのは、高濃度で存在すると脳に障害を生じる可能性が あるので、非抱合型ビリルビンである。 図2に示すように、可視蛍光発光は、療法の形態のビリルビンから検出するこ とが可能であるが、スペクトル・バンドはかなり広く、ほぼ重なり合う。 検出器10の出力は、限定性、正確度、及び、信頼性を向上させるため、マイ クロプロセッサ・データ整理技法によって分析するのが望ましい。2つの統計的 アプローチ、すなわち、最大尤度法及び因子分析法が望ましい。これらの技法に 関するこれ以上の情報については、1989年にSpringer−Verla gによって出版された、D.J.Gardiner及びP.R.Gravesに よるPractical Raman Spectroscopyと題する書籍 (ISBN 3−540−50254−8)の第4章及びそこで示されている他 の参考文献において知ることが可能である。最大尤度法(最大エントロピ法とし ても知られる)は、(i)解のエントロピ内容を最大にし、(ii)解の成分関数 の和とスペクトル・データ・セットの差を最小にするという制約を受ける、スペ クトル・データのフーリエ再構成を実施する。第2のアプローチ、すなわち、因 子分析法では、既知の成分関数(ビリルビンに関する蛍光発光曲線及びメラニン に関する吸収曲線のような)の最小自乗最適化に依存する。適合させられる関数 の数及び求められる解の信頼性が、成分関数の集合に関する自動相関行列を基準 にして最適化される。 完全なスペクトル情報を分析することによって、他の物質の存在による妨害が 大幅に軽減される。装置及び分析技法を適正に最適化することによって、ビリル ビンの抱合型と非抱合型を弁別することが可能になると思われる(図2に示すよ うに)。 従って、上述の装置によれば、医師、看護婦、及び、他の医療職員によって用 いられる、コンパクトで、ハンド・ヘルド式のマイクロプロセッサ制御装置を提 供することが可能になる。こうした装置によれば、黄疸の診断、スクリーニング 、及び、モニタに用いるために、ビリルビン・レベルの迅速な非侵襲性の測定を 実施することが可能になる。 ビリルビンの測定装置に関連して、より詳細な説明を加えてきたが、明らかに 、同様の装置によって、酸素、二酸化炭素、グルコース、卵白、ヘモグロビン、 及び、コレステロールといった他の物質を測定することも可能である。 また、明らかに、上述のLEDまたはレーザ・ダイオードの代わりに、他の光 源を利用することも可能であるが、その光源は、できれば、上述のように空間フ ィルタリングを可能にする理想の点光源に近いことが望ましい。その光源は、選 択領域に集束することが望ましいが、被検者の拡散照射も可能である。光源が極 めて細い平行ビームを放出する場合、ビーム分割器4の代わりに、レンズ3から 空間フィルタ6に戻る光に対してほんの小さな障害物にしかならない、小形のミ ラーを用いることも可能である。 光学系のさまざまな構成も可能である。例えば、レンズ3は、選択されたレベ ルから受ける光を平行化するように配置し、もう1つのレンズは、光を集束させ て、空間フィルタ6に通すため、ビーム分割器4と空間フィルタ6の間に設ける ことが可能である。 可変フィルタのような、他の形態の周波数選択または分散素子を用いることも 可能である。 複数の個別フォトダイオードではなく、モノリシック・マルチ・チャネル検出 器を用いるのが望ましい。しかし、検知した関連波長を表す出力を送り出すこと が可能な、位置感応検出器または他の形態の検出器を利用することも可能である 。 例えば、128または256の波長または波長バンドの完全なスペクトル分析 を実施することが望ましいが、状況によっては、測定される物質に固有のもので あることが分かる、ある特定の波長を検出することだけしか必要とされない場合 もある。場合によっては、例えば、3つまたは4つの波長を測定すれば、特定の 物質の識別に十分なこともあり得るし、その物質が極めて独特のまたは特に強い 信号を放出する場合には、単一波長の検出だけしか必要とされない場合もある。 一般に、最小自乗最適化の場合、弁別しようとしている成分の数よりも1つ多い データ・ポイントを備える必要がある。従って、理論上は、5成分システムの成 分を弁別するには、少なくとも6つのデータ・ポイントが必要になる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年12月23日(1997.12.23) 【補正内容】 補正明細書 発明の開示 本発明の第1の態様によれば、被検者に光を向ける光源と、1つ以上の選択さ れた波長または波長バンドを検出するための光検出手段と、光学系とを含む被検 者の人体組織または体液中における所定の物質の経皮的測定に用いられる装置で ある。その光学系は、被検者から放射される発散光を集めて、集束させる集束手 段と、被検者の表面下または表面における選択されたレベルに位置する選択され た領域から戻る光だけしか検出手段に伝送されないように構成された、集束手段 からの光を通す光学的選択手段とから成る。これによって、選択された領域から 戻る1つ以上の波長または波長バンドにおける光の強度を測定することが可能に なる。 本発明の第2の態様によれば、被検者に光を向け、その照射の結果として被検 者から放射される発散光を集めて、集束させ、さらに、光学的選択手段に通して 、被検者の表面下または表面における選択されたレベルの選択された領域から戻 る光だけしか検出手段に伝送されないようにし、これによって、選択された領域 から戻る1つ以上の選択された波長または波長バンドにおける光の強度を測定可 能にする、被検者の人体組織または体液中における所定の物質の経皮的測定方法 が得られる。 補正クレイム 1.被検者に光を向ける光源と、1つ以上の選択された波長または波長バンド を検出するための光検出手段と、被検者から放射される発散光を集めて、集束さ せる集束手段、及び、被検者の表面下または表面における選択されたレベルに位 置する選択された領域から戻る光だけしか検出手段に伝送されないように構成さ れた、前記集束手段からの光を通す光学的選択手段から成る光学系とが含まれて おり、これによって、前記選択された領域から戻る前記1つ以上の波長または波 長バンドにおける光の強度を測定することが可能になっている、被検者の人体組 織または体液中における所定の物質の経皮的測定に用いられる装置。 2.光源が理想的な点光源に近いことを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.光源が発光ダイオードまたはレーザ・ダイオードから構成されることを特 徴とする請求項2に記載の装置。 4.検出手段が、受けた光のスペクトル分析を実施するように構成されている ことを特徴とする任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 5.検出手段が、周波数選択または周波数分散手段から構成されることを特徴 とする任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 6.検出手段が、異なる周波数の光を分散させるための透過または反射格子か ら構成されることを特徴とする請求項5に記載の装置。 7.検出手段が、マルチ・チャネル検出器から構成されることを特徴とする任 意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 8.検出手段の出力を分析するための分析手段が含まれていることを特徴とす る任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 9.分析手段が、1つ以上の所定のアルゴリズムを検出手段の出力に適用して 、所定の物質に固有のスペクトル情報を識別するソフトウェアまたはファームウ ェアから構成されることを特徴とする請求項8に記載の装置。 10.光学選択手段が空間フィルタから構成されることを特徴とする任意の先 行請求項のいずれかに記載の装置。 11.空間フィルタがピン・ホールまたはその同等物から構成されることを特 徴とする請求項10に記載の装置。 12.光学系が、被検者の表面から選択された距離だけ下方の前記領域に光源 からの光を集束させるための手段から構成されることを特徴とする任意の先行請 求項のいずれかに記載の装置。 13.光学系が、被検者の表面から前記選択された距離だけ下方に光を集束さ せて、そこから戻る光を受ける働きをするレンズから構成されることを特徴とす る請求項12に記載の装置。 14.選択されたレベルが、光学系の調整によって決まることを特徴とする任 意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 15.前記調整が、レンズ及び/または光学選択手段の軸方向移動によって実 施されることを特徴とする任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 17.前記領域の直径が20ミクロン以下で、深さが20ミクロン以下になる ように、光学系が構成されていることを特徴とする任意の先行請求項のいずれか に記載の装置。 18.前記領域が被検者の表面から数ミリメートル以上下方になるように、光 学系が構成されていることを特徴とする任意の先行請求項のいずれかに記載の装 置。 19.前記光源による照射の結果生じる被検者からの蛍光発光によって放出さ れる光を検出するように構成されていることを特徴とする任意の先行請求項のい ずれかに記載の装置。 20.被検者におけるビリルビンの存在を測定できるように構成されているこ とを特徴とする任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 21.光源が約470nmの波長の光を放出することを特徴とする請求項20 に記載の装置。 22.コンパクトなハンド・ヘルド式装置の形で得られることを特徴とする任 意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 23.ほぼ、図1及び/または2に関連して既述の通りの、所定の物質の経皮 的測定に用いられる装置。 24.被検者に光を向け、その照射の結果として被検者から放射される発散光 を集めて、集束させ、さらに、光学的選択手段に通して、被検者の表面下または 表面における選択されたレベルの選択された領域から戻る光だけしか伝送されな いようにし、これによって、選択された領域から戻る1つ以上の選択された波長 または波長バンドにおける光の強度を測定可能にする、被検者の人体組織または 体液中における所定の物質の経皮的測定方法。 25.請求項1〜23の請求項のいずれかに記載の装置を利用する人体組織ま たは体液中における所定の物質の経皮的測定方法。 26.ほぼ既述の通りの人体組織または体液中における所定の物質の経皮的測 定方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレイブス,ジェーン・アリソン イギリス国・オーエックス14 5ピイデ ィ・オックスフォードシャー・アビンド ン・テニーサン ドライブ・25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.被検者に光を向ける光源と;光検出手段と;被検者から戻る光を集束させ る集束手段、及び、被検者の表面下または表面における選択されたレベルの領域 から戻る光だけしか検出手段に伝送されないように構成された、前記集束手段か らの光を通す光学的選択手段から成る光学系が含まれている:被検者の人体組織 または体液中の所定の物質の経皮的測定に用いられる装置。 2.光源が理想的な点光源に近いことを特徴とする、請求項1に記載の装置。 3.光源が発光ダイオードまたはレーザ・ダイオードから構成されることを特 徴とする、請求項2に記載の装置。 4.検出手段が、1つ以上の選択された波長または波長バンドを検出するよう に構成されていることを特徴とする、請求項1、2、または、3に記載の装置。 5.検出手段が、受けた光のスペクトル分析を実施するように構成されている ことを特徴とする、請求項4に記載の装置。 6.検出手段が、周波数選択または周波数分散手段から構成されることを特徴 とする、請求項4または5に記載の装置。 7.検出手段が、異なる周波数の光を分散させるための透過または反射格子か ら構成されることを特徴とする、請求項6に記載の装置。 8.検出手段が、マルチ・チャネル検出器から構成されることを特徴とする、 任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 9.検出手段の出力を分析するための分析手段が含まれていることを特徴とす る、任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 10.分析手段が、1つ以上の所定のアルゴリズムを検出手段の出力に適用し て、所定の物質に固有のスペクトル情報を識別するソフトウェアまたはファーム ウェアから構成されることを特徴とする、請求項9に記載の装置。 11.光学選択手段が空間フィルタから構成されることを特徴とする、任意の 先行請求項のいずれかに記載の装置。 12.空間フィルタがピン・ホールまたはその同等物から構成されることを特 徴とする、請求項11に記載の装置。 13.光学系が、被検者の表面から選択された距離だけ下方の前記領域に光源 からの光を集束させるための手段から構成されることを特徴とする、任意の先行 請求項のいずれかに記載の装置。 14.光学系が、被検者の表面から前記選択された距離だけ下方に光を集束さ せて、そこから戻る光を受ける働きをするレンズから構成されることを特徴とす る、請求項13に記載の装置。 15.選択されたレベルが、光学系の調整によって決まることを特徴とする、 任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 16.前記調整が、レンズ及び/または光学選択手段の軸方向移動によって実 施されることを特徴とする、任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 17.前記光源による照射の結果生じる被検者からの蛍光発光によって放出さ れる光を検出するように構成されていることを特徴とする、任意の先行請求項の いずれかに記載の装置。 18.被検者におけるビリルビンの存在を測定できるように構成されているこ とを特徴とする、任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 19.光源が約470nmの波長の光を放出することを特徴とする、請求項1 8に記載の装置。 20.コンパクトなハンド・ヘルド式装置の形で得られることを特徴とする、 任意の先行請求項のいずれかに記載の装置。 21.ほぼ、図1及び/または2に関連して既述の通りの、所定の物質の経皮 的測定に用いられる装置。 22.被検者に光を向け、こうした照射の結果として被検者から戻る光を集束 させて、光学的選択手段に通し、被検者の表面下または表面における選択された レベルの領域から戻る光だけしか検出されないようにする、被検者の人体組織ま たは体液中における所定の物質の経皮的測定方法。 23.請求項1〜21の任意の請求項に記載の装置を利用する、人体組織また は体液中における所定の物質の経皮的測定方法。 24.ほぼ既述の通りの人体組織または体液中における所定の物質の経皮的測 定方法。
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