JP2000358093A - 携帯型通信機器 - Google Patents
携帯型通信機器Info
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Abstract
も自国以外の緊急連絡先へ電話をかけることができるよ
うにする。 【解決手段】 内部メモリの緊急電話番号テーブル19
には、各国の緊急電話番号が国別フラグによって当該番
号を使用する国が判別できるように緊急連絡先毎に対応
づけして記憶されている。発信処理部は、ダイヤルされ
た緊急電話番号が使用国情報と同じ国別フラグの緊急電
話番号として緊急電話番号テーブル19に登録されてい
る場合は、ダイヤルされた緊急電話番号のまま発信す
る。一方、登録されていない場合、使用国情報と異なる
国別フラグの緊急電話番号として緊急電話番号テーブル
19に登録されている緊急電話番号を検索して特定し、
その特定した緊急電話番号に対応づけされかつ使用国情
報と一致する国別フラグに対応して記憶された緊急電話
番号でダイヤル発信する。
Description
に自国以外の緊急連絡先電話番号を知らなくても自国以
外の緊急連絡先へ電話をかけることのできる携帯型通信
機器に関する。
情報端末などの通信機器は、メモリダイヤル機能を通常
有している。メモリダイヤル機能というのは、相手先名
と電話番号とを組にして電子電話帳又はアドレス帳と呼
ばれる内部メモリに予め登録しておき、ユーザが電話を
かける際には、携帯電話機の液晶画面に表示した相手先
名リストの中から通話をしたい相手先をユーザに選択さ
せるだけで、その相手先の電話番号をダイヤルすること
なく電話をかけさせることのできる機能である。
おいて統一されていないため、例えば日本で使用できる
携帯電話機を日本と通信方式の異なる米国でそのまま使
用することはできない。しかし、最近では、携帯電話機
の本体に取り付けるRF(Radio Frequency)モジュール
を交換できる機種が検討されており、日本で使用してい
る携帯電話機のRFモジュールを米国仕様のRFモジュ
ールに交換することで、その携帯電話機の本体部分を米
国でも使用できるようになっている。また、従来からあ
る一体型の携帯電話機に複数の無線方式を組み込んだ機
種もある。また、次世代の携帯電話機の世界共通標準方
式として規格化されているW−CDMA(Wideband Cod
e Division Multiple Access)等が実用化されると1台
の携帯電話機で複数の国において使用できることにな
る。
数の国において使用できるようになれば、本体部分の内
部メモリに記憶されたアドレス帳を外国でも利用できる
ことになる。
て何らかの理由により警察署に通報したい場合が発生し
たとする。このとき、日本人は、日本における警察署へ
の緊急電話番号“110”を知っているが、米国におけ
る警察署への緊急電話番号“911”を知っているとは
限らない。また、とっさの場合にあわてて米国内におい
ても“110”をダイヤル発信してしまうかもしれな
い。
携帯型通信機器では、入力した緊急連絡先を他国の緊急
連絡先の電話番号に自動変換して発信してくれるような
機能がなかったため、ユーザは、移動先の外国における
緊急連絡先電話番号を知らなければ緊急連絡先へ電話を
かけることができなかった。
になされたものであり、その目的は、自国以外の緊急連
絡先電話番号を知らなくても自国以外の緊急連絡先へ電
話をかけることのできる携帯型通信機器を提供すること
にある。
するために、本発明に係る携帯型通信機器は、電話回線
を接続して通信を行う携帯型通信機器において、緊急連
絡先毎に各国の緊急連絡先電話番号及び国識別情報を対
応づけして記憶する緊急連絡先記憶手段と、前記携帯型
通信機器が回線接続されている国を認識する使用国情報
認識手段と、前記緊急連絡先記憶手段を参照することに
よって、ユーザにより入力された緊急連絡先電話番号
を、前記携帯型通信機器が回線接続されている国の緊急
連絡先電話番号に必要に応じて自動変換してからダイヤ
ル発信を行う発信処理手段とを有するものである。
急連絡先電話番号が前記緊急連絡先記憶手段に、前記使
用国情報認識手段により認識された使用国情報と一致す
る国識別情報に対応づけして記憶されているときには、
入力された緊急連絡先電話番号のままダイヤル発信を
し、入力された緊急連絡先電話番号が前記緊急連絡先記
憶手段に、前記使用国情報認識手段により認識された使
用国情報と一致する国識別情報に対応づけして記憶され
ていないときには、前記緊急連絡先記憶手段を検索する
ことによって、入力された緊急連絡先電話番号と一致し
かつ前記使用国情報と一致しない国識別情報に対応づけ
して記憶されている緊急連絡先電話番号を特定し、その
特定した緊急連絡先電話番号に対応づけされかつ前記使
用国情報と一致する国識別情報に対応して記憶された緊
急連絡先電話番号でダイヤル発信を行うものである。
るものとする。
好適な実施の形態について説明する。
型通信機器の一実施の形態である携帯電話機を示した概
略的な全体構成図であり、図2は、この携帯電話機のブ
ロック構成図である。本実施の形態における携帯電話機
1は、無線により回線接続を行う無線通信モジュール
(以下、「RFモジュール」)2と、RFモジュール2
を接続する電話機本体3とで構成されている。RFモジ
ュール2には、図示しない基地局との間でアンテナ4を
介してメッセージの送受信を行う送受信部5と、各国所
定の通信方式に従い無線による通信制御を行う無線通信
制御部6と、電話機本体3に接続するためのコネクタ7
とが設けられている。RFモジュール2は、電話機本体
3から着脱可能に形成されており、図1には、日本仕様
と米国仕様の2つのRFモジュール2が示されている。
9、操作ボタン10及び液晶表示パネル11を有する入
出力手段12、アドレス帳等を記憶する内部メモリ1
3、携帯電話機1としての機能全般の制御を行う本体制
御部14及びRFモジュール2を接続するためのコネク
タ15が設けられている。本体制御部14には、液晶表
示パネル11に表示されたものの中から選択された通信
相手先にダイヤル発信を行う発信処理部16と、液晶表
示パネル11に表示されたガイダンスに従い操作ボタン
10の操作により入力された通信相手先、加入者番号及
び通信相手先の所在国に基づき通信相手先情報を生成し
て内部メモリ13に登録する通信相手先情報登録手段と
して通信相手先情報更新処理部17が含まれている。更
に、通信相手先情報更新処理部17は、通信相手先情報
の登録のみならず更新、削除を行う。
機能を利用して電話をかけるとき、所定の操作ボタン1
0を押下して相手先名をリスト表示し、その中から通話
をしたい相手を選択する。このとき、発信処理部16
は、ユーザによる入力操作に応じて内部メモリ13から
通信相手先名を取り出して液晶表示パネル11にリスト
表示し、その中から選択された相手先の電話番号を内部
メモリ13から取り出して呼設定要求を生成してRFモ
ジュール2へ送る。この呼設定要求の送出がダイヤル発
信に相当する。RFモジュール2は、本体制御部14で
生成された呼設定要求を基地局へ送信し、所定の手順に
従い無線回線を確立する。
13の内部データの構成を示した概念図である。内部メ
モリ13は、通信相手先に関する情報を記憶する通信相
手先情報記憶手段として、更に携帯電話機1を使用する
各国の緊急電話番号を対応付けして記憶する緊急用番号
記憶手段として設けられている。図3に示したアドレス
帳テーブル18は、通信相手先情報記憶手段に相当し、
通信相手先の名前と電話番号、更に本実施の形態におい
て特徴的な国別フラグが対応付けして登録される。国別
フラグは、通信相手先の所在国を識別するための国識別
フラグ情報、すなわちアドレス帳テーブル18に登録さ
れた通信相手先の電話番号をそのままダイヤルしたとき
に回線接続が可能な国を識別するための情報である。図
3には、“0”を日本、“1”を米国、“2”をその他
とした例が示されている。本実施の形態では、日本と米
国とその他の3グループに分けた例を示しているが、そ
れ以外の国にも固有の識別フラグを割り当てたり、各国
に割り当てるフラグ値を変えたりすることは当然ながら
可能である。また、本実施の形態では、通信相手先識別
情報として「太郎」や「トム」などアドレス帳に通常登
録するであろう名前を例にして説明するが、氏名、企業
名、ニックネームあるいは何らかの記号など携帯電話機
1のユーザが通信相手先を識別できるような情報は、全
て通信相手先識別情報に該当する。
署や消防署など各国における緊急用の電話番号を対応付
けしたテーブルである。
ドレス帳テーブル18に登録する電話番号に、その登録
された電話番号をそのままダイヤルしたときに回線接続
が可能な国を識別するための国別フラグを付加して登録
するようにし、メモリダイヤル機能を用いて電話をかけ
る際、携帯電話機1が使用される国を自動判別し、携帯
電話機1が使用される国と通信相手先の所在国との異同
によってアドレス帳テーブル18に登録された電話番号
でそのままダイヤル発信したり、あるいはその電話番号
に国番号等を自動付加するようにしたことである。これ
により、ユーザは、携帯電話機1を使用する国に関係な
く常に同じダイヤル発信操作でメモリダイヤル機能を利
用することができる。
て、アドレス帳への登録操作、発信操作に分けて説明す
る。
ボタン操作により図4に示したようなアドレス帳への登
録画面(a)を液晶表示パネル11へ表示する。ここ
で、「1.登録」が選択されると、通信相手先情報更新
処理部17は、入力画面(b),(c)を順番に表示
し、各画面から入力された通信相手先名と電話番号を受
け付ける。更に、通信相手先情報更新処理部17は、続
けて選択画面(d)を表示し、この選択画面から選択さ
れた国別フラグを受け付ける。通信相手先情報更新処理
部17は、このようにして入力及び選択された通信相手
先名、電話番号及び国別フラグを対応付けして通信相手
先情報を生成し、アドレス帳テーブル18に登録する。
なお、このアドレス帳への登録操作処理では、通信相手
先情報を登録するために通信相手先名、電話番号及び国
別フラグを得ることが目的であり、通信相手先情報を登
録するための処理手順は、上述した手順に限られたもの
ではない。
いて図5に示したフローチャートを用いて説明する。ま
ず最初に、携帯電話機1のユーザが日本にいて、日本に
いる「太郎」と通話をする、同一国内の相手先への発信
をする場合について説明する。なお、同一国内に所在す
る相手先への発信を国内宛電話あるいは国内電話と称す
ることにする。
定のボタン操作を行うことでアドレス帳テーブル18に
登録された名前を図6に示したようにリスト表示させる
(ステップ101)。発信処理部16は、リスト表示し
た中から“太郎”が選択された後、通話ボタンの押下と
いう発信操作がされると、アドレス帳テーブル18から
“太郎”の国別フラグ“0”を取得する(ステップ10
2)。そして、発信処理部16は、その取得した国別フ
ラグとRFモジュール2から取得したモジュール使用国
情報とを比較する(ステップ103)。
本体3に取り付けられたRFモジュール2が無線通信可
能な通信方式を採用している国を識別する情報である。
本実施の形態において使用するRFモジュール2の無線
通信制御部6は、電話機本体3の本体制御部14からの
問合せに応じてモジュール使用国情報を返答する。本実
施の形態においては、電話機本体3に接続されたRFモ
ジュール2が日本仕様であれば“0”を、米国仕様であ
れば“1”を出力する。本体制御部14は、RFモジュ
ール2が接続された時点でRFモジュール2に問合せを
し、その結果を内部に保持しておく。なお、本実施の形
態では、携帯電話機1を持ち込んだ国において使用でき
るRFモジュール2がユーザにより電話機本体3に正し
く接続されていることを前提としている。
て、“太郎”の国別フラグ“0”とRFモジュール2か
ら返信されたモジュール使用国情報“0”は一致するの
で、発信処理部16は、アドレス帳テーブル18に登録
された電話番号をそのままダイヤル発信をする(ステッ
プ104,105)。
て、米国にいる「トム」と通話をする場合について説明
する。なお、、国外に所在する相手先への発信を外国宛
発信あるいは国際電話と称することにする。
定のボタン操作を行うことでアドレス帳テーブル18に
登録された名前を図6に示したようにリスト表示させる
(ステップ101)。発信処理部16は、リスト表示し
た中から“トム”が選択された後、通話ボタンの押下と
いう発信操作がされると、アドレス帳テーブル18から
“トム”の国別フラグ“1”を取得する(ステップ10
2)。そして、発信処理部16は、その取得した国別フ
ラグとRFモジュール2から取得したモジュール使用国
情報とを比較する(ステップ103)。ここまでの処理
は、国内宛電話のときと同じである。
モジュール2が接続されているので、“トム”の国別フ
ラグ“1”とモジュール使用国情報“0”は一致しな
い。従って、発信処理部16は、アドレス帳テーブル1
8に登録された電話番号の前に国際電話業者を識別する
国際番号及び国番号を付加してダイヤル発信をする(ス
テップ104,105,106)。なお、本実施の形態
では、国際番号が携帯電話機1の使用前に初期設定され
内部メモリ13に保持されているので、国際番号の指定
を不要としている。
にいる「太郎」に国際電話をかける場合も同様で国際番
号と国番号がアドレス帳テーブル18に登録された電話
番号に自動付加されダイヤル発信されることになる。た
だ、この場合は市外局番の先頭の“0”を削除すること
になる。
形態によれば、メモリダイヤル機能を利用してある特定
の通信相手先に対して電話をかけようとした場合、その
発信が国際電話のときには国際番号及び国番号を自動付
加するようにしたので、その通信相手先が国内にいよう
と国外にいようと、その所在国に関係なく図6に示した
統一された発信操作で電話をかけることができる。
て、日本及び米国以外の国に所在する「アラン」へ国際
電話をする場合、ユーザは、図7に示したように液晶表
示パネル11にリスト表示された中から“アラン”を選
択した後、通話ボタンを押下する。この操作によりアド
レス帳テーブル18から得られる“アラン”の国別フラ
グは“2”である(ステップ101,102)。そし
て、発信処理部16は、その取得した国別フラグとRF
モジュール2から取得したモジュール使用国情報とを比
較すると一致しておらず、また、“アラン”の国別フラ
グはその他を示す“2”である(ステップ103,10
4,106)。このとき、国際電話をかける際に必要な
国番号が不明なので、発信処理部16は、国際電話業者
及び通信相手国を選択するための画面を液晶表示パネル
11に表示する。そして、発信処理部16は、各画面か
ら選択された国際電話業者及び通信相手国を受け付け
(ステップ108)、それぞれを内部において国際番号
及び国番号に変換した後、アドレス帳テーブル18に登
録された“アラン”の電話番号の前に変換した国際番号
及び国番号を付加し、また、市外局番の先頭の“0”を
削除するなど必要に応じて通信相手国に適応した国際電
話番号を形成してダイヤル発信をする(ステップ10
9)。
うに液晶表示パネル11に表示した画面から国際電話業
者及び通信相手国を選択させるようにしたが、これは国
際番号及び国番号を特定するための一手法を示したにす
ぎず、国際番号及び国番号を直接入力できるようにした
り、相手先毎あるいは相手国毎に国際電話業者を固定的
に設定しておいたりしてもよい。また、前述した日本に
いるユーザが米国にいる「トム」へ国際電話をかける場
合では、国際番号を初期設定しているものとしたが、図
7に示したような選択画面を表示して国際電話をかける
度に国際番号が選択できるようにしてもよい。通常は、
前述したいずれか一方の国際番号選択方式を採用するの
ではなく国際番号を特定するためのモード設定機能を携
帯電話機1に持たせておくことになるであろう。
たように緊急電話番号テーブル19を内部メモリ13に
設けている。これは、次のようにして利用される。
理由により警察署に通報したい場合が発生したとする。
このとき、日本人は、日本における警察署への緊急電話
番号“110”を知っているが、米国における警察署へ
の緊急電話番号“911”を知っているとは限らない。
また、とっさの場合にあわてて米国内においても“11
0”をダイヤル発信してしまうかもしれない。そこで、
米国内において米国以外の国に緊急電話番号がユーザに
よりダイヤルされたとき、発信処理部16は、ダイヤル
された緊急電話番号がRFモジュール2から取得したモ
ジュール使用国情報と同じ国別フラグの緊急電話番号と
して緊急電話番号テーブル19に登録されている場合
は、ダイヤルされた緊急電話番号のまま発信する。一
方、発信処理部16は、その緊急電話番号が登録されて
いない場合、今度はモジュール使用国情報と異なる国別
フラグの緊急電話番号として緊急電話番号テーブル19
に登録されている緊急電話番号を検索して特定する。そ
して、異なる国の緊急電話番号を、当該緊急電話番号に
対応させて緊急電話番号テーブル19に登録されている
モジュール使用国情報と同じ国別フラグの緊急電話番号
に変換する。具体的に言うと、米国内において日本にお
ける緊急電話番号“110”がダイヤルされたとき、発
信処理部16は、RFモジュール2から取得したモジュ
ール使用国情報“1”と同じ国別フラグ“1”の緊急電
話番号のリストの中には“110”が登録されていない
ので、続いてモジュール使用国情報“1”と異なる国別
フラグ“0”の緊急電話番号“110”を特定し、この
緊急電話番号“110”を、“110”に対応したモジ
ュール使用国情報“1”と同じ国別フラグ“1”の緊急
電話番号“911”に変換する。
話番号を知らなくても自国における緊急電話番号をダイ
ヤルすることで、携帯電話機1を使用している自国以外
の国の緊急通報先へ電話をかけることができる。なお、
米国など警察署と消防署との電話番号が同じである国に
居住するユーザが日本に滞在中に緊急通報先へ通報する
ために“911”とダイヤルした場合、発信処理部16
は、“911”を“110”又は“119”のいずれか
に変換しなければならないが、この場合は発信処理部1
6がいずれかを自動選択したり、警察署か消防署か問合
せのメッセージを画面表示して再度入力を促したりする
ような処理にしておけばよい。
ュール2の無線通信制御部6が本体制御部14からの問
合せに応じてモジュール使用国情報を返答するように構
成したことで、いずれの国の仕様のRFモジュール2が
電話機本体3に接続されたかを電話機本体3に知らせる
ことができるようにした。本実施の形態における本体制
御部14は、このようにモジュール使用国情報をソフト
ウェア的にRFモジュール2からの返答により認識する
ようにしたが、ハードウェア的に認識するようにしても
よい。例えば、RFモジュール2の電話機本体3との当
接部分をモジュール使用国毎に異なる形状で形成し、ま
た、電話機本体3に取り付けられたRFモジュール2の
当接部分の形状を認識できるハードウェア構成をモジュ
ール使用国情報認識手段として電話機本体3に設けるこ
とで、モジュール使用国情報を認識できるようにしても
よい。例えば、図1に示したようにRFモジュール2の
電話機本体3との当接部分2aに溝、切欠きなどの凹部
の配置、深さ、長さ、本数等が国毎に異なるように形成
して、電話機本体3に設けたモジュール使用国情報認識
手段は、その溝の深さ等の凹部の特徴を検出することで
モジュール使用国情報を認識する。また、複数の通信方
式により無線通信可能な一体型のRFモジュールが存在
するが、この場合、RFモジュール2の無線通信制御部
6は、基地局と無線通信をした結果、特定された通信方
式に対応するモジュール使用国情報を本体制御部14に
返答するようにすればよい。また、世界共通の通信方式
により無線通信可能なRFモジュールが規格化されてい
るが、この場合、RFモジュール2の無線通信制御部6
は、基地局と無線通信をした結果、特定された国情報、
位置情報に対応するモジュール使用国情報を本体制御部
14に返答するようにすればよい。また、携帯電話機1
を使用する国が特定されている場合、例えば、日本と米
国のみでの使用と限定されている場合には、電話番号の
先頭に“0”があるか否かによって日本又は米国の判断
ができるので、この場合は電話番号の先頭の数字が国別
フラグに相当することになるので、アドレス帳テーブル
18に国別フラグを別個に登録する必要はない。
ける内部メモリ13の内部データの構成を示した概念図
である。上記実施の形態1では、電話番号毎に国別フラ
グを対応付けして内部メモリ13に登録するようにし
た。本実施の形態では、図8に示したように内部メモリ
13上において国毎にまとめて登録できるようなエント
リ領域を設けておいて、登録する通信相手先を所在する
国に該当するエントリ領域に追加していくようにしても
よい。これは、例えばNTT移動通信網(株)が提供す
る携帯電話機にはグルーピングという機能が搭載されて
いるが、グループ番号を国別フラグとみなすことで上記
会社が提供するグルーピング機能を有効に利用すること
ができる。
13に通信相手先に対応させて各国の電話番号を登録す
るようにしたが、国際電話番号を登録し、国内宛電話の
ときに国際番号及び国番号を削除するようにしてもよ
い。
機器として無線通信を行う携帯電話機を例にして説明し
たが、電話機能が搭載されたモバイルコンピュータなど
も本発明に含まれる。また、携帯型通信機器が無線では
なく有線により電話回線に接続される場合にも適用する
ことができる。この場合の通信モジュールは、モバイル
コンピュータに装着可能なPCカードにより実現するこ
とができる。更に、携帯型でない通信機器にも図5に示
した発信処理を適用することは可能である。
簡略化のために国際電話番号として各国の電話番号の前
に国際番号及び国番号を付加してダイヤルするように説
明した。しかしながら、現時点においてはまだ携帯電話
機1から直接外国に発信することはできないことになっ
ており、実際には、登録した電話番号を上記のように国
際電話番号に変換しても回線を確立することはできな
い。ただ、本実施の形態は、国内電話か国際電話かを自
動判別して、国内電話であれば登録した電話番号のまま
ダイヤル発信をし、国際電話であれば外国に電話がかけ
られるように登録した電話番号に対して国番号等の何ら
かの必要な情報を自動的に付加しあるいは削除するよう
にしたことを特徴とするものである。従って、例えばN
TT移動通信網(株)が提供するWORLD CALL
というサービスを利用する場合は、前述した国際番号及
び国番号に代えて「0091−30」を自動的にダイヤ
ルし、回線接続後トーン信号(DTMFトーン、プッシ
ュトーン)、国番号、登録した電話番号、更に“#”キ
ー音を発信する処理手順として対応することになる。ま
た、上記説明は、今後、携帯電話機1から直接外国へ電
話がかけられるようになった場合には上記説明した処理
をそのまま利用することができる。
電話番号を知らなくても自国における緊急連絡先電話番
号をダイヤルすれば、移動先の自国以外の国における緊
急連絡先へ電話をかけることができる。
である携帯電話機を示した概略的な全体構成図である。
ある。
タの構成を示した概念図である。
作時における画面遷移を示した図である。
ーチャートである。
利用して発信するときの操作手順を示した図である。
利用して発信するときの操作手順を示した図である。
タの構成を示した概念図である。
ール)、3 電話機本体、4 アンテナ、5 送受信
部、6 無線通信制御部、7,15 コネクタ、8 ス
ピーカ、9 マイク、10 操作ボタン、11 液晶表
示パネル、12入出力手段、13 内部メモリ、14
本体制御部、16 発信処理部、17通信相手先情報更
新処理部、18 アドレス帳テーブル、19 緊急電話
番号テーブル。
Claims (3)
- 【請求項1】 電話回線を接続して通信を行う携帯型通
信機器において、 緊急連絡先毎に各国の緊急連絡先電話番号及び国識別情
報を対応づけして記憶する緊急連絡先記憶手段と、 前記携帯型通信機器が回線接続されている国を認識する
使用国情報認識手段と、 前記緊急連絡先記憶手段を参照することによって、ユー
ザにより入力された緊急連絡先電話番号を、前記携帯型
通信機器が回線接続されている国の緊急連絡先電話番号
に必要に応じて自動変換してからダイヤル発信を行う発
信処理手段と、 を有することを特徴とする携帯型通信機器。 - 【請求項2】 前記発信処理手段は、入力された緊急連
絡先電話番号が前記緊急連絡先記憶手段に、前記使用国
情報認識手段により認識された使用国情報と一致する国
識別情報に対応づけして記憶されているときには、入力
された緊急連絡先電話番号のままダイヤル発信をし、 入力された緊急連絡先電話番号が前記緊急連絡先記憶手
段に、前記使用国情報認識手段により認識された使用国
情報と一致する国識別情報に対応づけして記憶されてい
ないときには、前記緊急連絡先記憶手段を検索すること
によって、入力された緊急連絡先電話番号と一致しかつ
前記使用国情報と一致しない国識別情報に対応づけして
記憶されている緊急連絡先電話番号を特定し、その特定
した緊急連絡先電話番号に対応づけされかつ前記使用国
情報と一致する国識別情報に対応して記憶された緊急連
絡先電話番号でダイヤル発信を行うことを特徴とする請
求項1記載の携帯型通信機器。 - 【請求項3】 携帯電話機であることを特徴とする請求
項1記載の携帯型通信機器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041854A JP3701164B2 (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 携帯型通信機器 |
EP00112377A EP1061716A3 (en) | 1999-06-14 | 2000-06-09 | Emergency calling function of portable communication device |
CNB001217526A CN1137593C (zh) | 1999-06-14 | 2000-06-13 | 具有紧急呼叫功能的便携式通信设备 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2000041854A JP3701164B2 (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 携帯型通信機器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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JP3701164B2 JP3701164B2 (ja) | 2005-09-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000041854A Expired - Fee Related JP3701164B2 (ja) | 1999-06-14 | 2000-02-18 | 携帯型通信機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3701164B2 (ja) |
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