JP2000357477A - ディスプレイ用ガラス成形品及びガラス容器 - Google Patents
ディスプレイ用ガラス成形品及びガラス容器Info
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Abstract
できると共に軽量なディスプレイ用ガラス成形品及びガ
ラス容器を提供する。 【解決手段】 ガラス製のフロントプレート10は、矩
形の平坦部11と、平坦部11から凹形状を形成するよ
うに折り曲げられて連なる側壁部(リブ)12と、側壁
部12から外側に折り曲げられて連なるフランジ部13
とを有する。平坦部11はその厚さが2〜4mmであ
り、好ましくは、2〜3mmである。
Description
ラス成形品及びガラス容器に関し、特に、フラット型電
子線励起ディスプレイ用ガラス成形品及びガラス容器に
関する。
イとしては、複数の電子放出素子を配した基板(以下、
「リアプレート」という)と、蛍光体を配した基板(以
下、「フロントプレート」という)とを対向配置し、両
基板の間を減圧状態(いわゆる真空状態)として電子放
出素子から放出される電子ビームを蛍光体に照射して画
像を形成する平板状のディスプレイがあり、X線遮蔽性
が良く、さらに、実用に耐え得る機械的強度を有すると
共に軽量であることが望まれている。このフラット型電
子線励起ディスプレイは、構造上次の2つのタイプがあ
る。
ス製のフロントプレート31とガラス製のリアプレート
32とが複数のスペーサ33を介して対向配置され、且
つフリットガラス34により支持枠(リブ)35を介し
て封着されて減圧ガラス容器30を構成する(例えば特
開平8−190854号公報、特開平8−55589号
公報)。フロントプレート31の内面には蛍光体36が
被覆され、リアプレート32の内面には複数の電子放出
素子37が形成されている。
の平坦部44と、平坦部44から凹形状を呈するように
折り曲げられて連なる側壁部45と、側壁部45から外
側に折り曲げられて連なるフランジ部46とを有するガ
ラス製のフロントプレート41と、ガラス製のリアプレ
ート42とがフリットガラス43により封着されて減圧
ガラス容器40を構成する(例えば特開平3−2288
40号公報、特開平5−163036号公報、及び特公
平6−43253号公報)。フロントプレート41の平
坦部44の内面には蛍光体47が被覆され、リアプレー
ト42の内面には複数の電子放出素子47が形成されて
いる。
1のタイプのディスプレイは、フロントプレート31、
リアプレート32、スペーサ33及びリブ35をフリッ
トガラス34等で接合する工程を必要とし、製造工程が
複雑である。また、第2のタイプのディスプレイは、減
圧ガラス容器40の耐圧強度を高めるためにフロントプ
レート41の平坦部44及びリアプレート42を厚くす
る必要があるのでディスプレイの重量が増すという問題
がある。
ることができると共に軽量なディスプレイ用ガラス成形
品及びガラス容器を提供することにある。
に、請求項1記載のディスプレイ用ガラス成形品は、矩
形の平坦部と、該平坦部から凹形状を呈するように折り
曲げられて連なる側壁部と、該側壁部から外側に折り曲
げられて連なるフランジ部とを有するディスプレイ用ガ
ラス成形品において、前記ガラス成形品の平坦部の厚さ
が2〜4mmであることを特徴とする。
品によれば、少ない数の構成部材でディスプレイを構成
することができるのでディスプレイの製造工程を簡単に
することができると共に、平坦部の厚さが2〜4mmで
あるのでガラス成形品を軽量化することができる。
品は、請求項1記載のディスプレイ用ガラス成形品にお
いて、前記ガラス成形品を構成するガラスのX線吸収係
数が40〜110cm-1であることを特徴とする。
品によれば、ガラスのX線吸収係数が40〜110cm
-1であるので、当該ガラス成形品を電子線励起型ディス
プレイに適用したときにディスプレイの外部へのX線の
漏洩量を抑制することができる。
品は、請求項2記載のディスプレイ用ガラス成形品にお
いて、前記平坦部の厚さが2.5〜4mmであることを
特徴とする。
品によれば、平坦部の厚さが2.5〜4mmのように比
較的厚いときにはガラスのX線吸収係数を40〜110
cm -1のように小さく設定して該X線吸収係数を増加さ
せる組成成分の量を低減させることによりガラス成形品
の重量増加を抑制することができ、同時に当該ガラス成
形品を電子線励起型ディスプレイに適用したときにおけ
るディスプレイの外部へのX線の漏洩量を抑制すること
ができる。
品は、請求項2記載のディスプレイ用ガラス成形品にお
いて、前記ガラス成形品を構成するガラスのX線吸収係
数が70〜150cm-1であることを特徴とする。
品によれば、当該ガラス成形品を電子線励起型ディスプ
レイに適用したときにディスプレイの外部へのX線の漏
洩量を確実に抑制することができる。
品は、請求項4記載のディスプレイ用ガラス成形品にお
いて、前記平坦部の厚さが2〜2.5mmであることを
特徴とする。
品によれば、平坦部の厚さが2〜2.5mmのように比
較的薄いときにはガラスのX線吸収係数を70〜150
cm -1のように大きく設定して該X線吸収係数を増加さ
せる組成成分の量を増加させることにより、ガラス成形
品を電子線励起型ディスプレイに適用したときにおける
ディスプレイの外部へのX線の漏洩量の増加を抑制する
ことができる。
品は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のディスプ
レイ用ガラス成形品において、前記側壁部の高さが1〜
5mmであることを特徴とする。
品によれば、側壁部の高さが1〜5mmであるので、ガ
ラス成形品をフラット型電子線励起ディスプレイに容易
に適用させることができる。
品は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のディスプ
レイ用ガラス成形品において、前記フランジ部の長さが
1〜20mmであることを特徴とする。
品によれば、フランジ部の長さが1〜20mmであるの
で、ディスプレイを形成すべくフランジ部をリアプレー
トにフリットガラス、レーザ等で接合する際に封着性を
向上させることができる。
品は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のディスプ
レイ用ガラス成形品において、前記ガラス成形品を構成
するガラスの比抵抗が、室温において1.0×1012Ω
・cm以上であることを特徴とする。
品によれば、ガラスの比抵抗が、室温において1.0×
1012Ω・cm以上であるので、ガラス成形品の電気絶
縁性を向上させることができる。
品は、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のディスプ
レイ用ガラス成形品において、表面層のナトリウムイオ
ンとカリウムイオンに置換したことを特徴とする。
品によれば、ガラス成形品の表面層を圧縮歪層にしてガ
ラス成形品の機械的強度を向上させることができると共
に、該表面層を電子ビームの照射に対して着色しにくい
組成とすることができる。
形品は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のディス
プレイ用ガラス成形品において、フラット型電子線励起
ディスプレイに使用されることを特徴とする。
形品によれば、フラット型電子線励起ディスプレイに適
したガラス成形品を提供することができる。
載のディスプレイ用ガラス容器は、請求項1乃至10の
いずれか1項に記載のガラス成形品を備えることを特徴
とする。
器によれば、請求項1乃至10のいずれか1項に記載し
たディスプレイ用ガラス成形品を備えるので、上述した
と同様の効果を奏するガラス容器を提供することができ
る。
く鋭意検討を行った結果、矩形の平坦部と、平坦部から
凹形状を呈するように折り曲げられて連なる側壁部と、
側壁部から外側に折り曲げられて連なるフランジ部とを
有するディスプレイ用ガラス成形品において、ガラス成
形品の平坦部の厚さが2〜4mmであるときは、ガラス
成形品を軽量化することができること、平坦部の厚さが
2.5〜4mmのように比較的厚いときにはガラスのX
線吸収係数を40〜110cm-1のように小さく設定し
て該X線吸収係数を増加させる組成成分の量を低減させ
ることによりガラス成形品の重量増加を抑制することが
でき、同時に当該ガラス成形品を電子線励起型ディスプ
レイに適用したときにおけるディスプレイの外部へのX
線の漏洩量を抑制することができること、及び平坦部の
厚さが2〜2.5mmのように比較的薄いときにはガラ
スのX線吸収係数を70〜150cm-1のように大きく
設定して該X線吸収係数を増加させる組成成分の量を増
加させることにより、当該ガラス成形品を電子線励起型
ディスプレイに適用したときにおけるディスプレイの外
部へのX線の漏洩量の増加を抑制することができること
を見い出した。本発明は、上記知見に基づいてなされた
ものである。
る。
成が、重量%で表して、SiO255〜74%、Al2O
31〜15%、B2O30〜11%、MgO1〜5%、C
aO2〜10%、BaO及びSrO合計量0〜29%、
Na2O3〜14%、K2O0〜8%であり、その他、清
澄剤としてAS2O3、SO3、SnO2等を含有する。
の化学的耐久性が劣化し、74重量%を越えるとガラス
の溶解成形性が困難になる。Al2O3が1重量%より少
ないとガラスの化学的耐久性が劣化し、15重量%を越
えるとガラスの溶解時の粘度が高くなり溶解しにくくな
る。B2O3が11重量%を越えるとガラス成型時の粘度
の制御が困難になる。MgOが1重量%より少ないとガ
ラス成型時の粘度の制御が困難になり、5重量%を越え
ると成型時のガラス粘度が大きくなり板状に成形するの
が困難になる。CaOが2重量%より少ないとガラス成
型時の粘度の制御が困難になり、10重量%を越えると
成型時のガラス粘度が大きくなり板状に成形するのが困
難になる。BaO及びSrOがそれらの合計量で29重
量%を越えるとガラス溶融時にガラスを失透させ易くな
る。Na2Oが3重量%より少ないとガラスの粘度が高
くなり、14重量%を越えるとガラスの化学的耐久性が
劣化する。K2Oが8重量%を越えるとガラスの化学的
耐久性が劣化する。
ス中の電子密度に依存しており、より具体的には、ガラ
ス組成成分の中で、SrO、BaO又はPbOのような
重金属酸化物の含有量に関係し、これらの成分の合計量
が増加すると大きくなる。他方、ガラスの比重はとりわ
けガラス組成中のSrO、BaO又はPbOのような重
金属酸化物の含有量に大きく依存する。
について、BaO及びSrOの合計量と比重との関係、
BaO及びSrOの合計量とX線吸収係数との関係を示
す。表1において、ガラスのX線吸収係数(cm-1)と
しては電子線加速電圧が10keVのときの値を示す。
これは、フラット型電子線励起ディスプレイの電子線加
速電圧は通常数keV〜10keV程度であることを考
慮したものである。
スの比重との関係を示すグラフであり、図2は、SrO
及びBaOの合計量とガラスのX線吸収係数との関係を
示すグラフである。
(X線吸収係数(cm-1))を大きくするにはBaO及
びSrOの合計量を増加させる必要があり(図2)、こ
のBaO及びSrOの合計量が増加すると自ずとガラス
の比重が増加する(図1)ことが分かる。
電子線励起ディスプレイの(とりわけ、FED)電子加
速電圧が数kv〜10kv程度であることを考慮して、
ガラス成形品の軽量化と、X線遮蔽性能に関する安全性
及びガラス成形品の耐圧強度とから好ましい態様が存在
することを見い出した。
さい場合は、ガラス成形品の耐圧強度を確保するための
ガラス成形品の厚さは薄くてよいが、X線遮蔽性能を維
持するためにX線吸収係数が大きいガラスを用いるのが
好ましい。一方、ガラス成形品の表示面積が比較的大き
い場合は、ガラス成形品の耐圧強度を確保するためにガ
ラス成形品の厚さを厚くする必要があり、ガラスのX線
遮蔽性能はそれほど大きくなくてもよく、むしろ小さい
比重のガラスを用いるのが好ましい。
収係数が40cm-1以上のガラスを用いるのが画像表示
時に必要なX線遮蔽性能を確保する上で好ましい。
ついて実用的な性能を具備するためには、ガラス成形品
の厚さが2.5〜4mmの場合、X線吸収係数が40〜
110cm-1のガラスでガラス成形品を構成するのが好
ましい。このガラス成形品は、比較的小さい大型の画像
表示に適している。ガラス成形品の厚さが2.5〜4m
mのように比較的厚いときにはガラスのX線吸収係数を
40〜110cm-1のように小さく設定して該X線吸収
係数を増加させる組成成分(SrO、BaO又はPbO
のような重金属酸化物)の量を低減させることによりガ
ラス成形品の重量増加を抑制することができ、同時に当
該ガラス成形品を電子線励起型ディスプレイに適用した
ときにおけるディスプレイの外部へのX線の漏洩量を抑
制することができる。ガラス成形品の厚さが2.5〜4
mmのときに、X線吸収係数が40cm-1より小さいと
ガラスのX線遮蔽性能が許容範囲を下回り、一方、X線
吸収係数が110cm-1を越えるとX線吸収係数を増加
させる組成成分(SrO、BaO又はPbOのような重
金属酸化物)の合計含有量が増加してガラス成形品の重
量が許容範囲を越える。
mの場合、X線吸収係数が70〜150cm-1のガラス
でガラス成形品10を構成するのが好ましい。このガラ
ス成形品は、比較的小さい小型の画像表示に適してい
る。ガラス成形品の厚さが2〜2.5mmのように比較
的薄いときにはガラスのX線吸収係数を70〜150c
m-1のように大きく設定して該X線吸収係数を増加させ
る組成成分(SrO、BaO又はPbOのような重金属
酸化物)の量を増加させることにより、当該ガラス成形
品を電子線励起型ディスプレイに適用したときにおける
ディスプレイの外部へのX線の漏洩量の増加を抑制する
ことができる。ガラス成形品の厚さが2〜2.5mmの
ときに、X線吸収係数が70cm-1より小さいとガラス
のX線遮蔽性能が許容範囲を下回り、一方、X線吸収係
数が150cm-1を越えると、X線吸収係数を増加させ
る組成成分(SrO、BaO又はPbOのような重金属
酸化物)の合計含有量が増加してガラス成形品の重量が
許容範囲を越える。
計量に基づいてガラスの比重及びX線吸収係数を評価し
たが、SrO又はBaOを他の重金属酸化物に代えても
よく、他の重金属酸化物を加えてもよい。
レイ用ガラス成形品の構成を図3を参照して説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係るディスプレイ用ガラ
ス成形品(以下、「フロントプレート」と云う)の断面
図である。
矩形の平坦部11と、平坦部11から凹形状を呈するよ
うに折り曲げられて連なる側壁部(以下、「リブ」と云
う)12と、及びリブ12から外側に折り曲げられて連
なるフランジ部13とを有する。平坦部11は厚さが2
〜4mmであり、好ましくは、2〜3mmである。平坦
部11の厚さは、画像表示面の対角長を6インチ程度の
実用的な大きさとするためには、その画像表示面の耐圧
強度を確保する観点から2mm以上とするのが好まし
い。また、装置の軽量化を図る上で4mm以下とするの
が好ましい。
要高さとするが、1〜5mmが好ましい。5mmを越え
ると、ディスプレイ構成時に同時に使用される後述のス
ペーサの強度を低下させる等の問題があり、フロントプ
レートをディスプレイ用として用いるのが困難になる。
ス、レーザ等によりフロントプレートをリアプレートに
接合する際に、封着性を維持できるような長さである必
要があり、1〜20mmであるのが好ましい。フランジ
部13の長さが、1mm未満では封着性を確保すること
ができず、20mmを越えると画像表示面の周辺部まで
画像表示することができなくなる。
トの電気絶縁性の確保の観点から室温において1.0×
1012Ω・cm以上であるのが好ましい。
加熱曲げ加工法によって作製する(例えば特公平6−4
9581号公報)。即ち、後述する組成の原料バッチを
約1450℃で溶解した後公知のロールアウト法で板ガ
ラスに成形し、その板ガラスを研磨加工により所定厚さ
に整えると共に所定寸法に切断した後、切断された板ガ
ラスを凸成形型上に載置し、その外周部を中央部分より
も高温に加熱して凸成形型上に自重で変形させ、その後
凹成形型で板ガラスをプレスすることにより所定深さの
フランジ付きガラス成形品を成形するものである。
約460℃の硝酸カリウム溶液中に3時間浸漬すること
により、表面から約4〜30μmの深さの層でナトリウ
ムイオンからカリウムイオンへのイオン交換を行う。こ
れにより、ガラス成形品の表面層を圧縮歪層にしてガラ
ス成形品の機械的強度を向上させることができると共
に、該表面層を電子ビームの照射に対して着色しにくい
組成とすることができる。
ディスプレイ(FED)、プラズマディスプレイパネル
(PDP)、バックライト式液晶ディスプレイに使用す
ることができる。以下の説明では、フロントプレート1
0を電子線励起型ディスプレイに使用した場合について
述べる。
れたディスプレイを図4を参照して説明する。図4は、
本発明の実施の形態に係るディスプレイ用ガラス容器の
断面図である。
は、リアプレート14と複数のスペーサ15を介して対
向配置され、且つフリットガラス16によってフランジ
部13がリアプレート15に封着されて耐圧ガラス容器
20を構成する。フリットガラス16によるフランジ部
13の封着は、フリットガラス16に代えてレーザ光に
よる封着であってもよい。
し、平坦部11の間隔をその全面に亘って均等に保持す
る。また、スペーサ15の材質は、ガラス、セラミック
ス等が好ましい。このスペーサは、平坦部11の画像が
形成される面に接するが、画面の表示の均一性を確保す
るために、平坦部11において画像が表示されない部
分、具体的には、配線電極部分やRGB画素の継ぎ目の
ブラックマトリックス等の部分に配置する。スペーサ1
5の幅は、これらの幅より小さいことが必要であり、具
体的には0.3mm以下である。
1の内面には蛍光体17が被覆され、リアプレート14
の内面には複数の電子放出素子18が形成されている。
このような減圧ガラス容器20の内部は減圧ガラス容器
20に設けられた図示しない通気管を介して内部が真空
に排気される。
が2〜4mmであるので、フロントプレート10を軽量
化することができ、平坦部11の厚さが2.5〜4mm
のように比較的厚いときにはガラスのX線吸収係数を4
0〜110cm-1のように小さく設定して該X線吸収係
数を増加させる組成成分の量を低減させることによりフ
ロントプレート10の重量増加を抑制することができ、
同時に当該フロントプレート11を電子線励起型ディス
プレイに適用したときにおけるディスプレイの外部への
X線の漏洩量を抑制することができ、且つ平坦部11の
厚さが2〜2.5mmのように比較的薄いときにはガラ
スのX線吸収係数を70〜150cm-1のように大きく
設定して該X線吸収係数を増加させる組成成分の量を増
加させることにより、当該フロントプレート10を電子
線励起型ディスプレイに適用したときにおけるディスプ
レイの外部へのX線の漏洩量の増加を抑制することがで
きる。
載のディスプレイ用ガラス成形品によれば、少ない数の
構成部材でディスプレイを構成することができるのでデ
ィスプレイの製造工程を簡単にすることができると共
に、平坦部の厚さが2〜4mmであるのでガラス成形品
を軽量化することができる。
品によれば、ガラスのX線吸収係数が40〜110cm
-1であるので、当該ガラス成形品を電子線励起型ディス
プレイに適用したときにディスプレイの外部へのX線の
漏洩量を抑制することができる。
品によれば、平坦部の厚さが2.5〜4mmのように比
較的厚いときにはガラスのX線吸収係数を40〜110
cm -1のように小さく設定して該X線吸収係数を増加さ
せる組成の量を低減させることによりフロントプレート
の重量増加を抑制することができ、同時に当該ガラス成
形品を電子線励起型ディスプレイに適用したときにおけ
るディスプレイの外部へのX線の漏洩量を抑制すること
ができる。
品によれば、当該ガラス成形品を電子線励起型ディスプ
レイに適用したときにディスプレイの外部へのX線の漏
洩量を確実に抑制することができる。
品によれば、平坦部の厚さが2〜2.5mmのように比
較的薄いときにはガラスのX線吸収係数を70〜150
cm -1のように大きく設定して該X線吸収係数を増加さ
せる組成の量を増加させることにより、当該プレートを
電子線励起型ディスプレイに適用したときにおけるディ
スプレイの外部へのX線の漏洩量の増加を抑制すること
ができる。
品によれば、側壁部の高さが1〜5mmであるので、ガ
ラス成形品をフラット型電子線励起ディスプレイに適用
させることができる。
品によれば、フランジ部の長さが1〜20mmであるの
で、ディスプレイを形成すべくフランジ部をリアプレー
トにフリットガラス、レーザ等で接合する際に封着性を
向上させることができる。
品によれば、ガラスの比抵抗が、室温において1.0×
1012Ω・cm以上であるので、ガラス成形品の電気絶
縁性を向上させることができる。
品によれば、ガラス成形品の表面層を圧縮歪層にしてガ
ラス成形品の機械的強度を向上させることができると共
に、該表面層を電子ビームの照射に対して着色しにくい
組成とすることができる。
形品によれば、フラット型電子励起ディスプレイに適し
たガラス成形品を提供することができる。
器によれば、請求項1乃至10のいずれか1項に記載し
たディスプレイ用ガラス成形品を備えるので、上述した
と同様の効果を奏するガラス容器を提供することができ
る。
関係を示すグラフである。
係数との関係を示すグラフである。
ス成形品の断面図である。
ス容器の断面図である。
面図である。
の断面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 矩形の平坦部と、該平坦部から凹形状を
呈するように折り曲げられて連なる側壁部と、該側壁部
から外側に折り曲げられて連なるフランジ部とを有する
ディスプレイ用ガラス成形品において、前記ガラス成形
品の平坦部の厚さが2〜4mmであることを特徴とする
ディスプレイ用ガラス成形品。 - 【請求項2】 前記ガラス成形品を構成するガラスのX
線吸収係数が40〜110cm-1であることを特徴とす
る請求項1に記載のディスプレイ用ガラス成形品。 - 【請求項3】 前記平坦部の厚さが2.5〜4mmであ
ることを特徴とする請求項2記載のディスプレイ用ガラ
ス成形品。 - 【請求項4】 前記ガラス成形品を構成するガラスのX
線吸収係数が70〜150cm-1であることを特徴とす
る請求項1に記載のディスプレイ用ガラス成形品。 - 【請求項5】 前記平坦部の厚さが2〜2.5mmであ
ることを特徴とする請求項4記載のディスプレイ用ガラ
ス成形品。 - 【請求項6】 前記側壁部の高さが1〜5mmであるこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
ディスプレイ用ガラス成形品。 - 【請求項7】 前記フランジ部の長さが1〜20mmで
あることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に
記載のディスプレイ用ガラス成形品。 - 【請求項8】 前記ガラス成形品を構成するガラスの比
抵抗が、室温において1.0×1012Ω・cm以上であ
ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記
載のディスプレイ用ガラス成形品。 - 【請求項9】 前記平坦部の表面層におけるナトリウム
イオンをカリウムイオンに置換したことを特徴とする請
求項1乃至8のいずれか1項に記載のディスプレイ用ガ
ラス成形品。 - 【請求項10】 フラット型電子線励起ディスプレイに
使用されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか
1項に記載のディスプレイ用ガラス成形品。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
載のディスプレイ用ガラス成形品を備えるディスプレイ
用ガラス容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11168196A JP2000357477A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | ディスプレイ用ガラス成形品及びガラス容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11168196A JP2000357477A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | ディスプレイ用ガラス成形品及びガラス容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000357477A true JP2000357477A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15863577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11168196A Pending JP2000357477A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | ディスプレイ用ガラス成形品及びガラス容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000357477A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003112942A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-18 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 電界放射型ディスプレイ用ガラス基板 |
| WO2003092016A1 (fr) * | 2002-04-23 | 2003-11-06 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | Verre de protection contre les rayonnements et article de protection contre les rayonnements faisant appel a ce verre |
| JP2005089286A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-04-07 | Nippon Electric Glass Co Ltd | フラットパネルディスプレイ装置用ガラス基板 |
| JP2008088046A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-04-17 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 支持枠形成用ガラス組成物および支持枠形成材料 |
| JP2012180279A (ja) * | 2005-08-15 | 2012-09-20 | Avanstrate Inc | ガラス組成物 |
| JP2017536574A (ja) * | 2014-11-05 | 2017-12-07 | コーニング インコーポレイテッド | 非平面状の構造的特徴および無アルカリガラス要素を有するガラス物品 |
-
1999
- 1999-06-15 JP JP11168196A patent/JP2000357477A/ja active Pending
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| JP2012254926A (ja) * | 2005-08-15 | 2012-12-27 | Avanstrate Inc | ガラス組成物 |
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